掛川市議会 > 2016-03-22 >
平成28年第 1回定例会( 2月)−03月22日-08号

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  1. 掛川市議会 2016-03-22
    平成28年第 1回定例会( 2月)−03月22日-08号


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    平成28年第 1回定例会( 2月)−03月22日-08号平成28年第 1回定例会( 2月)               平成28年第1回(2月)             掛川市議会定例会会議録(第8号) 〇議事日程      平成28年3月22日(火) 午前9時30分 開議  日程第1    議案第  1号  平成28年度掛川市一般会計予算について                   文教厚生 委員長 報告                  環境産業 委員長 報告                  総  務 委員長 報告  日程第2    議案第  2号  平成28年度掛川市国民健康保険特別会計予算について    議案第  3号  平成28年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計予算について    議案第  4号  平成28年度掛川市介護保険特別会計予算について    議案第  5号  平成28年度掛川市公共用地取得特別会計予算について    議案第  6号  平成28年度掛川駅周辺施設管理特別会計予算について    議案第  7号  平成28年度掛川市簡易水道特別会計予算について
       議案第  8号  平成28年度掛川市公共下水道事業特別会計予算について    議案第  9号  平成28年度掛川市農業集落排水事業特別会計予算について    議案第 10号  平成28年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業特別会計予算について    議案第 11号  平成28年度上西郷財産区特別会計予算について    議案第 12号  平成28年度桜木財産区特別会計予算について    議案第 13号  平成28年度東山財産区特別会計予算について    議案第 14号  平成28年度佐束財産区特別会計予算について    議案第 15号  平成28年度掛川市水道事業会計予算について                  文教厚生 委員長 報告                  総  務 委員長 報告                  環境産業 委員長 報告  日程第3    議案第 16号  掛川市行政不服審査法施行条例の制定について    議案第 17号  行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について    議案第 18号  掛川市障がいのある人の「働きたい」をかなえる条例の制定について    議案第 19号  掛川市消費生活センター条例の制定について    議案第 20号  掛川市吉岡彌生顕彰基金条例の制定について    議案第 21号  掛川市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について    議案第 22号  掛川市情報公開条例及び掛川市個人情報保護条例の一部改正について    議案第 23号  掛川市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について    議案第 28号  掛川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び掛川市職員の退職手当に関する条例の一部改正について    議案第 29号  掛川市部設置条例の一部改正について    議案第 30号  掛川市男女共同参画条例の一部改正について    議案第 31号  掛川市森の都ならここの里条例の一部改正について    議案第 32号  掛川市介護保険条例の一部改正について    議案第 33号  掛川市国民健康保険税条例の一部改正について    議案第 34号  掛川市立保育所条例の一部改正について    議案第 35号  掛川市立幼稚園保育料等徴収条例の一部改正について    議案第 36号  掛川市手数料条例の一部改正について    議案第 37号  掛川市吉岡彌生記念館条例の一部改正について    議案第 38号  掛川市火災予防条例の一部改正について    議案第 49号  東遠学園組合規約の変更について                  総  務 委員長 報告                  文教厚生 委員長 報告                  環境産業 委員長 報告  日程第4    議案第 50号  行政不服審査会事務の受託について(小笠老人ホーム施設組合)    議案第 51号  行政不服審査会事務の受託について(掛川市・菊川市衛生施設組合)    議案第 52号  行政不服審査会事務の受託について(東遠工業用水道企業団)    議案第 53号  辺地総合整備計画の策定について                   総  務 委員長 報告  日程第5    議案第 57号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市二の丸美術館)    議案第 58号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市総合福祉センター)    議案第 59号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市老人福祉センター)    議案第 60号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市ききょう荘)    議案第 61号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市児童館)    議案第 62号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市健康ふれあい館)    議案第 63号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市生涯学習センター)    議案第 64号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市美感ホール)    議案第 65号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市文化会館シオーネ)                  総  務 委員長 報告                  文教厚生 委員長 報告                  環境産業 委員長 報告  日程第6    議案第 71号  平成27年度掛川市一般会計補正予算(第8号)について  日程第7    議案第 71号  平成27年度掛川市一般会計補正予算(第8号)について                  環境産業 委員長 報告  日程第8    議案第 66号  掛川市外2組合公平委員会委員の選任について    議案第 67号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて    議案第 68号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて    議案第 69号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて    議案第 70号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  日程第9    議発第  1号  掛川市健康医療基本条例の制定について  日程第10    議発第  2号  「精神障がい者に対する交通運賃割引を求める意見書」の提出について  日程第11    議発第  3号  議会活性化特別委員会の設置について    議発第  4号  公共交通あり方検討特別委員会の設置について    議発第  5号  子ども・子育て支援特別委員会の設置について  日程追加    特別委員会正副委員長選任の件  日程追加    特別委員会委員選任の件  日程第12    議員派遣について  日程第13    常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項について 〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり
    〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 ………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………… 出席表のとおり                    議 事                  午前9時30分 開議 ○議長(竹嶋善彦君) ただいまの出席議員は24名です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 △日程第1 議案第 1号 ○議長(竹嶋善彦君) 日程第 1、議案第 1号を議題といたします。  本件に関し、これから委員長の報告を求めます。  まず、文教厚生委員長、草賀章吉君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 草賀章吉君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(草賀章吉君) ただいま議長から報告を求められました議案第 1号、平成28年度掛川市一般会計予算について、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算のうち、歳入中、所管部分及び歳出中、第 3款民生費、第 4款衛生費のうち、第 1項 3目のうち所管外部分及び第 2項、第 3項を除く部分、第10款教育費につきまして、審査の概要と結果を御報告いたします。  当委員会は、去る 3月10日午前10時13分から、第 2委員会室において 7名の委員出席のもと開催をいたしました。  冒頭、浅井副市長から挨拶をいただき、その後、当局各担当課から説明を受けた後、審査に入りました。以下、主な審査内容を御報告いたします。  まず、歳出中、第 3款民生費について、委員から、配食サービス事業について、独居老人が 3,367人おり、そのうち利用者が 273名しかいない。全体の 1割にも達していないが、どのようにして対象者を把握しているのかとの質疑があり、当局から、地域包括支援センター等で相談を受け、サービスが必要な方には申請に来てもらい、把握しているとの答弁がありました。  委員から、高齢者生きがい活動支援通所事業委託料高齢者生きがい活動拠点事業委託料の事業内容について質疑があり、当局から、高齢者生きがい活動支援通所事業生きがいデイサービスとして社会福祉協議会に委託し、市内全域で行っている事業である。一方、高齢者生きがい活動拠点事業は、掛川区域でたまりーなを拠点として将棋、カラオケ、ダンス、書道、手芸等を運営している事業であるとの答弁がありました。  委員から、障害児福祉費が前年度比で 6,315万 7,000円増加しているが、その要因について質疑があり、当局から、障がい児の対象者が年々ふえており、それに伴いサービスの受給者がふえている。今実施している各種事業に対して増額しているとの答弁がありました。  委員から、子育て協働モデル事業の実績について質疑があり、当局から、子育て支援や結婚前の自分磨き等の事業を子育て支援団体から御提案をいただき、採択した 6件を委託した。例えば、NPO結び逢いが企画した結婚前のスキルアップ応援セミナーでは、定員30名に対して43名の応募があった。また、使わなくなった子供の古着などの交換会、ママバトンでは、12月に生涯学習センターで開催したところ、約 670名の親子が訪れたとの答弁がありました。  委員から、待機児童対策として 300名程度の定員枠の増加が見込まれる。入園不承諾通知は 190件程度だと思うが、 300名とした根拠について質疑があり、当局から、新設園の規模については掛川市子ども・子育て支援計画の中で今後の子育てのニーズや必要数を勘案している。また入園の条件として親の就労時間が 120時間以上だったが、64時間以上に緩和されたのも要因となっているとの答弁がありました。  次に、歳出中、第 4款、衛生費について、委員から、かけがわ「生涯お達者市民」推進プロジェクトの進捗状況について質疑があり、浅井副市長から、会議を数回開催し、おおむね事業内容がまとまった。内容については 4月に公表し、事業に取りかかれるように考えている。まずは市民からお達者市民宣言を募集し、気運の醸成を考えている。また、既に行っているが、健康応援店認定制度健康づくり実践事業所認定により奨励していく施策や、シニアクラブなどで物をつくることに興味を持ってもらう施策も引き続き必要と考えているとの答弁がありました。  委員から、動物介在療法推進事業の実績について質疑があり、当局から、27年度から補助金を交付しており、本来なら 7月ごろから掛川東病院でセラピードッグを使ってスタートさせる予定でいた。しかし、セラピー犬が幼いため、訓練に時間を要していた。患者との触れ合いは徐々に開始しているが、成果がまとまるところまでは至っていないとの答弁がありました。  次に、歳出中、第10款、教育費について、委員から、中央小学校校舎改築事業について、特色を持たせた校舎にする必要があると思うが、どのような特色があるのかとの質疑があり、当局から、学童保育の部屋を併設したり、多目的スペースとして使えるように廊下を広くしたり、休日には地区活動もできるようなスペースが設置されている。また、図書館については、児童が使いやすいよう 2階に配置され、向かいの部屋にはパソコン室もあり、調べ学習もできる配置計画となっているとの答弁がありました。  委員から、防災教育推進費の目的及び実績について質疑があり、当局から、防災対応能力を目的としている。27年度は原野谷中学校で実施し、28年度は千浜小学校を予定している。地域の自主防災会の人と一緒になり、地震のメカニズムの勉強や地域の特性も含めた防災体制を強めていくとの答弁がありました。  委員から、掛川城御殿修復費の内容について質疑があり、当局から、正面玄関の屋根を支える基礎の石が割れていたり、奥の座敷が部分的に傾く等の傷みが出ている。28年度の工事としては、壁などの修復のための左官工事や耐震補強工事等を行うとの答弁がありました。  委員から、11月の文教厚生委員会協議会で、社会人教育のあり方について協議したが、予算にはどのように反映されているのかとの質疑があり、当局から、予算的には大きな変更はないが、今まで以上に社会教育課と生涯学習協働推進課、文化振興室等との連携を強めて実施していく。また、各種講座等を市民に周知するため、広報かけがわに 1年間のプログラムを一覧表にしたものを折り込んで入れる予定であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第 1号については、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の中で多数の質疑、意見が出されましたが、時間の都合により全てを報告できなかったことを申し添えまして、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 次に、環境産業委員長、榛葉正樹君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 榛葉正樹君 登壇〕 ◎環境産業委員長(榛葉正樹君) ただいま議長より報告を求められました議案第 1号、平成28年度掛川市一般会計予算中、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算のうち、歳入中、所管部分及び歳出中、第 2款総務費のうち所管部分、第 4款衛生費のうち所管部分、第 5款労働費、第 6款農林水産業費のうち所管部分、第 7款商工費のうち所管部分、第 8款土木費のうち所管部分、第11款災害復旧費につきまして、審査の概要と結果について御報告いたします。  当委員会は、去る 3月10日午前10時10分から、第 1委員会室におきまして全委員出席のもと開会いたしました。  冒頭、伊村副市長より挨拶をいただき、その後、各担当課からそれぞれの説明を受け、審査に入りました。  初めに、第 4款衛生費について、委員より、動物死骸処理委託料について、道路に死骸がある旨の連絡を受けた場合の対応はどうなっているかとの質疑があり、当局より、野生動物の死骸は道路管理者が対応しているが、ペットについては県から市が委託を受けて処理しているとの答弁がありました。  委員より関連して、年間を通じ何の死骸が多かったのかと質疑があり、当局より、年間 700から 800頭を回収している。27年度は猫が一番多く、およそ 7割。ほかはタヌキ等の野生動物で、犬は比較的少ないとの答弁がありました。  委員より、富士見台霊園管理費の13号墓域の整備計画について、この計画は従来の発想で整備していくのかと質疑があり、当局より、調査では永代供養墓の需要が多かったため、13号墓域は一般の区画と合葬墓両方を考えていきたいと答弁がありました。  委員より関連して、完成時期と墓域の規模について質疑があり、当局より、供用開始は平成33年度を予定し、一般区画を 300基程度、合葬墓は相当数収容できるものが考えられると答弁がありました。  委員より、不法投棄対策事業費のかけがわ美化推進ボランティア事業について、自治会と一緒に不法投棄を処理するのか、専門業者が処理するのかとの質疑があり、当局より、登録している美化推進ボランティアの方々にお願いし、大規模な場合は市の職員や市からシルバー人材センター等へ依頼し、地元の方と協働して対応をしているとの答弁がありました。  委員より、ごみ減量対策費にあるごみ処理啓発事業について、転勤等で住民票を移さずにアパートへ居住する方に対して何か指導や対策等を行っているかとの質疑があり、当局より、アパート会社へ居住者に対して啓発をお願いをしているが、そういう方にはごみの資料が行き渡らないこともあるのが実情であると答弁がありました。  委員より、環境資源ギャラリー負担金について、施設改修は中長期的に計画しているのかとの質疑があり、当局より、平成17年度から20年間の計画に基づき、なるべく延命化しながら経費を下げている形で進めていると答弁がありました。  委員より、生物循環パビリオン施設改造事業費の改修工事費について、処理能力を 1日当たり 119キロリットルから 150キロリットルに増強することだが、持ち込むのはくみ取り式のものなのか、合併浄化槽の分を持ち込むのかとの質疑があり、当局より、くみ取りトイレのし尿と単独浄化槽、合併浄化槽の汚泥などである。近年、合併浄化槽が普及したことにより、汚泥の発生量が増加しているためであると答弁がありました。  委員より、コミュニティプラント管理費について、歳入は 3団地で 3,830万円で、歳出は約 5,200万円だが、葛ヶ丘団地汚水処理施設改修費の影響で歳出が多くなっているのかとの質疑があり、当局より、例年歳入歳出ともおおむね同じ予算額であるが、本年度は施設修理費の増により歳出が多くなっていると答弁がありました。  委員より、お茶レシピコンテストの開催とあるが、お茶レシピのつくられた内容について伺いたいとの質疑があり、当局より、 2回のレシピコンテストを開催し、 1回が49点、 2回目が24点の応募があり、それぞれを 1冊の本にした。新年度も 1,000冊ほどつくり、お茶は飲むだけでなく料理にも使えることなどを情報発信し、さまざまな角度から消費拡大に努めていきたいとの答弁がありました。  次に、第 5款労働費について、委員より、小笠掛川勤労者福祉サービスセンターの運営体制はどうなっているかとの質疑があり、当局より、運営体制は菊川市の商工会議所に事務局があり、掛川市、菊川市、御前崎市の関係者で理事体制を組んでいる。理事長に掛川市の牧野氏、副理事長に笠原氏がなっているとの答弁がありました。  次に、第 6款農林水産業費について、委員より、環境保全型農業支援対策事業補助金とあるが、どのような事業かとの質疑があり、当局より、この事業は化学肥料や化学合成農薬を 5割以下に軽減する取り組みに対して支援するものであるとの答弁がありました。  委員より、オリーブ栽培導入調査研究委託に 100万円の予算が計上されているが、オリーブ研究会に委託するのかとの質疑があり、当局より、委託先はオリーブの協会などオリーブに関係する業者に委託することであるとの答弁がありました。  委員より、農業振興ビジョン改定業務委託料について、前回農業ビジョンを策定したのはいつごろかとの質疑があり、当局より、現在の農業振興ビジョンは平成19年度から平成28年度のもので、平成18年度に作成したとの答弁がありました。  委員より、GAPの取得支援は予算の中でどう進めていくのかとの質疑があり、当局より、グローバルGAP取得は農林水産省が 2分の 1の補助金を出し、市内の農協とお茶工場、市のホームページ等で紹介していくとの答弁がありました。  委員より、農作物の被害でジャンボタニシの駆除に 120万円の予算がついているが、現状を伺いたいとの質疑があり、当局より、平成23年度から事業を始めているが、年々増加しているとの答弁がありました。  委員より、有害鳥獣対策について、専門家の話を猟友会の皆さんに聞いていただく機会をつくったらどうかとの質疑があり、当局より、有害鳥獣対策協議会という組織があり、イノシシの生態について講演会を開催していただきましたので、猟友会員の方にも研修機会を設けたいとの答弁がありました。  次に、第 7款商工費について、委員より、掛川商工会議所会館建設事業費補助金 8,000万円とあるが、全体の建設費は幾らになるのか、また、工事期間はどのくらいかとの質疑があり、当局より、全体では 2億 6,000万円の工事費で、内訳は建設工事費 2億 2,000万円、解体費 3,000万円、備品費 700万円、予備費 300万円である。また、工事着手は平成28年 8月の予定で、完成は平成29年 3月を予定しているとの答弁がありました。  委員より、買物券で追加された畜電池とHEMSの 2つの補助内容の質疑があり、当局より、蓄電池は規格に合ったもので 6万円を限度額に、またHEMSは 2万円を限度額に考えているとの答弁がありました。  委員より、スポーツ合宿誘致促進事業費補助金の内容について伺いたいとの質疑があり、当局より、市外のスポーツ団体が市内の宿泊所に泊まっていただいた場合、市が経営するスポーツ施設の利用料が免除になる制度であるとの答弁がありました。  委員より、長期的なお茶の展望政策として、海外戦略をどのように考えているのか伺いたいとの質疑があり、当局より、茶業振興計画の大きな柱として、生産振興の柱、輸出と消費拡大、販路の拡大の柱、まちづくりと健康効能の 3本の柱として考えていきたいとの答弁がありました。  次に、第 8款土木費について、委員より、街なか再生推進費の空き店舗の利用について、空き店舗の状況と近年の再生状況を伺いたいとの質疑があり、当局より、図面上で把握しているのは約20件で、 4件を予定しているとの答弁がありました。  委員より、空き家の実態調査で、空き家活用としてステンドグラス工房を設置するなど、政策的に進めるのかとの質疑があり、当局より、空き家の実態調査を行い空き家対策計画をつくり、具体的な実施計画をつくるので、次の段階になるとの答弁があり、委員より、まちづくり協議会から情報を出してもらい調査するのかとの質疑があり、当局より、全て地元に任せると地区によって差が出るので、同じ目線で成果品を集めるため委託し、同じ形でそろえるとの答弁がありました。  委員より、子育て世代向け住宅供給事業についての内容について伺いたいとの質疑があり、当局より、地方創生の補助金を活用し、子育て世代向け住宅の認定制度及び支援制度の創設とともに、子育て世代の住宅供給の仕組みを検討しているとの答弁がありました。  委員より、市単河川整備事業費の富部川の測量設計委託料の業務内容はどうなっているかとの質疑があり、当局より、予備設計の中で、河川の流下能力が足りないことから改修計画を立てるため測量設計を進めているとの答弁がありました。  委員より、富部地区の浸水対策事業の事業内容はどうなっているかとの質疑があり、当局より、既設水路がクランクしており、断面も小さいことから、バイパス水路の新設工事を進めていると答弁がありました。  委員より、市道川向線道路改良事業の事業内容はどうなっているかとの質疑があり、当局より、用地整理ができた後、橋のかけかえも含めた道路整備を計画しており、クランクで狭い部分を直す 150メートル区間の事業になるとの答弁がありました。  委員より、市道掛川高瀬線の工事について、片側通行か通行どめかの工法は決まったのかと質疑があり、当局より、来年度から一部工事に着工するが、現道を少し広げる区間から着工し、片側の交互通行を考えているとの答弁がありました。  委員より、梅橋工事の進捗状況と開通見込みはいつごろかとの質疑があり、当局より、工事は本年 6月から29年 7月の14カ月間で、左岸側の 3スパンを撤去し、橋脚 1基と橋桁をかけかえる予定で、29年 8月に開通できるよう進めているとの答弁がありました。  委員より、公営住宅の入居状況はどうなっているかとの質疑があり、当局より、15団地 548戸を管理しており、 1月末現在の入居数は 413戸で、政策空き家を除いた入居率は87.3%になるとの答弁がありました。  委員より、河川維持の草刈り委託料の内容はどうなっているかとの質疑があり、当局より、菊川と牛渕川堤防で市道が占用している区間、逆川の一部の堤防、旧下小笠川の廃川敷の 3カ所の草刈りを委託しているとの答弁がありました。  委員より、公営住宅の入居者で生活保護をもらっている世帯はどれくらいあるのかとの質疑があり、当局より、生活保護世帯は10世帯あるとの答弁がありました。  委員より、市営住宅に入居される方に対し、区費の支払いなどの説明はどうしているのかと質疑があり、当局より、市の対応は、地域の意見を受け対象の団地に啓発の通知を出し、地域活動やごみの集積への協力などを周知しているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第 1号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、審査の中で多数の質疑、意見が出されましたが、時間の都合により全てを報告できなかったことを申し添えまして、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 続いて、総務委員長、鈴木久男君、御登壇願います。               〔総務委員長 鈴木久男君 登壇〕 ◎総務委員長(鈴木久男君) ただいま議長より報告を求められました議案第 1号、平成28年度掛川市一般会計予算中、当総務委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算のうち、歳入中、所管部分、歳出中、第 1款議会費、第 2款総務費、第 1項33目のうち所管外部分を除く、第 6款農林水産業費、第 1項 2目のうち所管部分、第 3項 2目、第 7款商工費、第 1項 1目及び 3目のうち所管部分、第 8款土木費、第 3項 4目及び第 4項 5目のうち所管部分、 6目、 7目、第 9款消防費、第12款公債費、第13款予備費、第 2条債務負担行為、第 3条地方債、第 4条一時借入金、第 5条歳出予算の流用について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  当委員会は、去る 3月10日午前10時11分から、第 3委員会室におきまして全員出席のもと開会いたしました。  冒頭、市長より挨拶をいただいた後、各担当課長からそれぞれ説明を受け、審査に入りました。  初めに、歳入中、第 1款市税について、委員より、法人の税収見込みについて質疑があり、当局より、課税標準額や法人税率が下がっているため、マイナス要因が大きいと判断している。また、大手企業の決算は見通しをつかみにくい部分があるとの答弁がありました。  次に、歳出中、第 2款総務費について、委員より、人材育成費の研修内容について質疑があり、当局より、基本研修は新規採用者を初め初級、中級、上級及び監督職などステージに合わせた研修とし、特別研修ではメンタルヘルス、危機管理、接遇等の研修をしている。派遣研修は専門の知識を身につけるための研修であるとの答弁がありました。  委員より、選挙常時啓発費に関連して、選挙権年齢の引き下げに伴う啓発対策を伺うとの質疑があり、当局より、高等学校へ出向き、選挙啓発や模擬投票を行うなど学校と調整しながら実施していくとの答弁がありました。  委員より、地籍調査推進費に関連して、現在の進捗状況で30年プランは完了できるのかとの質疑があり、当局より、予定を上回るペースで順調に事業を実施できており、30年で完了できるとの答弁がありました。  委員より、公共施設マネジメント推進費に関連し、推進体制についての質疑があり、当局より、平成27年度に管財課、企画調整課、財政課の 3課体制で事務局を立ち上げ、庁内の推進委員会を組織して推進してきたが、平成28年度は行政改革の観点から事務局の中心を企画政策課として推進していくことになるとの答弁がありました。  委員より、土地鑑定評価委託料 3,625万円について、不動産鑑定士に委託する予定件数について質疑があり、当局より、評価替えに伴う評価箇所として 462点、時点修正箇所として 432カ所を予定しているとの答弁がありました。  委員より、平和推進事業費について、中学生を 6人派遣すると説明を受けたが、市内の中学校は 9校ある。 6人にした根拠を伺うとの質疑があり、当局より、 3校から 2名ずつ派遣し、中学 3年間の在校期間中に一度は派遣した生徒から話を聞くことができる仕組みを考えていきたいとの答弁がありました。  委員より、市民意識調査の調査ポイントについて質疑があり、当局より、人口増、地域創生総合戦略等、市が求められている目標値に対する意識調査に重点を置き実施していきたいとの答弁がありました。  委員より、姉妹都市交流推進事業費に関連して、恵那市へ出向き交流していくことも必要であるとの意見があり、市長より、奥州市の交流と同じような歩調で進めていきたいとの所見が述べられました。  委員より、行財政改革審議会の審議内容について質疑があり、市長より、公共施設のマネジメントについて市民の考え方や民間の考えなどいろいろな意見を吸収していきたいとの答弁がありました。  委員より、希望のまちづくり交付金 4,000万円についての積算根拠について質疑があり、当局より、各地区からの事業計画等に基づき積み上げた金額であるとの答弁がありました。  他の委員より、31地区の要望を満たしているのかとの質疑があり、当局より、福祉バスや他の事業との関連があるものについては他課で予算計上したものもあるが、全体ではおおむね要望どおりの予算を計上しているとの答弁がありました。  委員より、31地区のまちづくり協議会の交流や情報交換の場が必要だと思うが、いかがかとの質疑があり、当局より、平成28年度から奇数月に地区まちづくり協議会の連絡会を開催し、情報共有の場を設けていく。また、市民団体に対しても協働センターの情報を開示していく予定であるとの答弁がありました。  委員より、男女共同参画推進事業費の講師謝礼について、市民を対象とした事業なのかとの質疑があり、当局より、市民を対象とした事業であるとの答弁がありました。  委員より、文化催事委託料について、行政側の要望を取り入れた事業内容になるのかとの質疑があり、当局より、掛川市文化振興計画に沿った催事内容になるよう計画しているとの答弁がありました。  委員より、かけがわ茶エンナーレ開催委託料について、生産者の意見をどのように取り入れながら進めていくのか伺うとの質疑があり、当局より、実行委員会のメンバーに参画していただいている茶商や農協、お茶の関係者に意見をいただきながら進めていくとの答弁がありました。  他の委員より、生産者の意見を取り入れてPRしていくことが大事であり、お茶のまちとしての仕掛けが必要であるとの意見があり、当局より、市南部から北部まで市内全体にわたって事業展開していくとの答弁がありました。  他の委員より、お茶の生産者の利益が上がることを考えていただきたいとの意見があり、市長より、お茶文化という観点からも高級なお茶を飲んでいただけるよういろいろな切り口から茶エンナーレを展開していきたいとの所見が述べられました。  委員より、ステンドグラス美術館と二の丸美術館の相乗効果について質疑があり、当局より、ステンドグラス美術館の開館以降、二の丸美術館の入館者もふえている。昨年に比べ 1万人増を見込んでおり、効果は着実にあらわれているとの答弁がありました。  委員より、果樹公園の売り上げと維持管理費について質疑があり、当局より、平成25年度の果実収入が 270万円、指定管理料が 1,352万円、平成26年度の果実収入が約 340万円、指定管理料 1,366万円、平成27年度の見込みは果実収入が約 270万円、指定管理料が 1,366万円との答弁がありました。  さらに委員より、事業の見直しを考える時期ではないかとの意見があり、市長より、果実収入を上げることと同時に、すばらしい施設であるので多くの市民に見ていただけるよう対策を立てていくとの所見が述べられました。  委員より、ネットワーク管理費のリース料等について、業者選定する上でのチェックポイントを伺うとの質疑があり、当局より、CIO補佐官に入っていただき、業者からの提案を精査した上でさらに業務の精査を行い、業者選定しているとの答弁がありました。  委員より、通知カード・個人番号カード関連事務委託交付金に関連して、マイナンバーカードの登録件数と同姓同名の方に対する交付ミスはなかったか伺うとの質疑があり、当局より、 3月 9日現在、市民からの申請件数は 7,543件、交付した件数は 763件である。県内では同姓同名の方に対する交付ミスが報道されたが、掛川市では適切に処理しており、交付ミスは発生していないとの答弁がありました。  続いて、第 9款消防費について、委員より、防犯施設整備費に関連して、防犯カメラの設置要望や設置を検討していることはあるのかとの質疑があり、当局より、地区集会等での意見をいただき、警察と検討しているとの答弁がありました。  委員より、自主防災組織資機材等整備費補助金に関連して、自主防災会へ必要最小限度の資機材を提示しながら推進しているのかとの質疑があり、当局より、自主防災会会長会議等において整備基準を示して推進しているとの答弁がありました。  委員より、自動車燃料費に関連して、消防本部に新設した自家給油所から燃料を給油していくのかとの質疑があり、当局より、日ごろから自家給油所の燃料を消防車両や救急車両に給油し、タンク容量が 6割になった時点で補充していくとの答弁がありました。
     委員より、消防団に対する交付金等、他市に比べて多いのかとの質疑があり、当局より、掛川市は消防団に対する処遇がよく、県下でもトップクラスであるとの答弁がありました。  委員より、消防団員の充足数について質疑があり、当局より、定員 803人に対し団員数 779人で、24人の不足である。平成28年度は 782人となり、 3人分改善する見込みであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、委員より反対の立場から、市民の暮らしは楽になっていない。市民と職員の信頼関係を構築し、よいまちにしていくことが協働のまちづくりでは大切なことである。平和都市宣言のまちにふさわしい平和事業が必要である。マイナンバー制度が導入され、多額の費用を投資している。国に物申すことが大切であるとの反対討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第 1号は、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  なお、時間の都合により、多くの質疑、意見を報告できなかったことを申し添えまして、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  まず、17番、鷲山喜久君、御登壇ください。                〔17番 鷲山喜久君 登壇〕 ◆17番(鷲山喜久君) 通告に従って、日本共産党市議団を代表して議案第 1号、平成28年度掛川市一般会計予算について反対の立場から討論を始めます。  国の予算は、国民の中に広がる貧困と格差、財界・大企業には利益優先への大盤振る舞いであります。消費税率が 8%の引き上げで消費者物価指数が昨年に 104.6まで跳ね上がり、物価上昇は過去最高の水準となり、総務省の労働力調査では、安倍政権の 3年間で正社員が23万人減った一方で、非正規雇用の労働者は 172万人ふえています。ミニ経済白書では、パート労働者だけでなく一般労働者も実質賃金が低下していることを認めています。安倍首相が言う経済の好循環どころか、国民にとっては悪循環が続いていることです。  したがって、今日の市政は国の悪政から防波堤となって市民の暮らし、福祉の増進に努めなければなりません。その上に立って 5点申し上げます。  反対の 1番目は、市職員を減らし続け、非常勤職員数は年々ふえ続けています。幼児教育士も含めて、総職員数の32%が非常勤の占める割合です。当然人件費は下がりますが、正規職員が非正規の職員に仕事を渡せない、依頼ができない部分が当然公務員ですからあります。正規の職員の仕事が時間内におさまらず、時間外に行うようになり、時間外手当は予算上は対前年比マイナスになっていますが、近年決算傾向を見ていきますと、年々プラス決算になっています。また、非常勤給料は物件費に計上されていますので、人件費としては出ていません。いずれにしても安上がりの行政で市民サービスが向上するかです。福利厚生費はわずかの計上で、本当にストレスをためず十分な知恵を出して仕事ができるか、環境づくりが重要です。   2つ目は、学校給食センター建設事業です。センター化の理由はいろいろありますが、根本は臨調・行革路線に沿った合理化であります。学校給食法は、学校給食は教育の一環であるとの法的根拠が確立されています。給食が栄養補給のための給食にとどまらず、給食を生きた教材として食育を推進する上で重要な観点となります。したがって、自校方式で地産地消で食する生徒の顔が見えることが何よりも重要です。   3つ目は、情報システム管理のマイナンバー制度です。税と社会保障の個人情報を国が一元的に管理し、徴税の強化、給付の抑制を狙うとともに、権力による国民監視とプライバシー漏えいなどおそれが十分あります。また、新たな買い物で使われることがあるポイントカードなどとの一体化も進めています。カードの利用がなし崩し的に利用拡大を考えています。特に、事業者にはカードの読み取り端末の導入など新たな負担が求められることです。委員会ではサーバー等の説明もありましたが、マイナンバーは欠陥制度であり、凍結、注視、廃止を求めるものです。   4つ目は、企業誘致対策費です。28年度は新たな新規工場はないために、企業立地促進事業費は減額されています。企業誘致競争に巻き込まれることなく、企業として掛川市に貢献できる、つまり大企業の地域貢献を求めることです。雇用はもちろんですが、良質な正規雇用の比率を高くするようにすること、また原材料や備品なども地元掛川から購入するように誘導をし、事後チェックをして供給する地域の企業の再投資力を高めるようにしむけることです。   4つ目は、予算額は少額ですが、教育文化施設の中に小中一貫教育研究推進事業がうたわれています。学校と地域は切っても切れない関係で結ばれています。中 1ギャップ、エリート校など言われておりますが、昨年 1月、文科省より公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引が公表されました。そこには、統廃合を行わない選択肢の記載が実に充実していることです。  既に小中一貫校を導入している地域もあります。問題は、一貫校は住民の願いによって設立されていないということです。勉強ができる子は早くから伸ばし、できない子はそれなりに育てるという競争教育を推進する目的で、小中一貫校を推進することが明らかです。そして、小中一貫校と単独校の格差、地域と学校の結びつきが弱まることを指摘しておきます。   5つ目は、子供の貧困化が社会問題となっています。就学支援費の受給要件が、生活保護受給などが下がって減額しています。同時に入学時説明もされていますが、受給件数は他市に比べて低いほうです。受給することで助かる家庭も多いはずです。就学援助を拡充して受給しやすくすることです。  一般会計予算額 468億 7,000万円の中には、常々共産党議員団が要求して実現した項目もありますが、全体として国の悪政から市民を守っているかとの観点に立てば、反対の結論に達しました。主に討論すべき 5点を述べ、反対討論を終わります。 ○議長(竹嶋善彦君) 次に、 6番、野口安男君、御登壇ください。                〔6番 野口安男君 登壇〕 ◆6番(野口安男君) 議案第 1号、平成28年度掛川市一般会計予算について、これを賛成とすべき立場から意見を述べます。  掛川市においては、市税収入の低迷や社会保障関係経費の増大に加え、待機児童解消対策や学校施設の改築経費などの財政需要により、市財政は引き続き厳しい状況にあります。中でも平成20年度決算において 230億円あった市税収入は、リーマンショック以降大幅に減少し、その後若干の回復兆しはみられるものの、当初予算においては 204億円と、いまだに約26億円の減収が見込まれています。  このような厳しい状況下で編成された平成28年度一般会計予算は 468億 7,000万円で、認可保育所等の建設費補助のほか、学校給食センター建設事業の本格化などにより、前年度に比べ17億 1,000万円、 3.8%の増となりました。  歳入の根幹となる市税については、固定資産税の増加などにより前年度比 1億 2,000万円 0.6%増加する見込みとなりました。また、地方交付税については、国の地方財政対策により34億 5,000万円を計上するとともに、財源不足に対応するため財政調整基金18億 7,500万円を取り崩すことなどにより財源確保を図る予算となっています。  先般、松井市長が施政方針の中でも述べられましたが、私はこの予算の中から評価すべき点を挙げ、意見を述べさせていただきます。   1点目は、子育て支援施策の推進であります。こども希望基金の活用による認可保育所等の建設費補助など、待機児童解消対策を積極的に進められたほか、公立幼稚園全園での預かり保育の実施や、延長保育や学童保育の保育料等を軽減するひとり親家庭子育てサポート事業、子育て世代リフォーム支援事業など、子育てしやすい環境の整備や子育ての負担軽減を図る取り組みについて大いに評価するものであります。   2点目は、交流人口の拡大、移住・定住の促進であります。掛川独自の茶文化を創造するためのプロジェクト、かけがわ茶エンナーレのほか、ふるさと応援寄附金やご当地ナンバー交付事業などによるシティプロモーション、外国人観光客誘客促進事業など、掛川市の魅力を高め、人口減少に歯どめをかけるためのさまざまな施策が盛り込まれており、大いに評価するものであります。   3点目は、協働のまちづくりのさらなる推進であります。本年は、全ての地区まちづくり協議会が設立され、まさに協働のまちづくりの開花の年でありますが、これにあわせ、希望のまちづくり交付金及び地域環境整備交付金の充実が図られており、協議会の主体性発揮を促進するものとして評価するものであります。  そのほかにも特筆すべき事項として、現下の雇用・経済情勢を勘案し、低所得世帯に対する支援策として国保会計へ 2億 5,000万円の基準外繰り出しを行うほか、雇用創出と地域経済活性化により定住促進を図るための企業誘致や地域協働経済支援買物券交付事業、防災・災害対策強化のための地震・津波対策アクションプログラムの推進などを挙げることができます。  また、学校給食センター建設事業については、掛川区域 8調理場の施設の老朽化及び学校給食衛生管理基準等に対応するため実施するもので、センター化及び民間委託により、経費削減など効率的な経営が見込まれるものであります。引き続き安全安心な学校給食の提供に努められるよう期待するものであります。  以上、主要施策の中から幾つか評価すべき点を挙げ、意見を述べさせていただきましたが、厳しい財政状況において、財政調整基金の取り崩しなど財源確保には御苦労されたことと思います。そのような状況下の中でも、掛川市の20年後、30年後を見据えた第 2次掛川市総合計画の重点施策や市民生活の負担軽減に配慮した各種施策へ財源を重点配分されたことは、大いに評価するものであります。  予算執行に当たっては、自主財源の確保に努力するとともに、事業のスクラップ・アンド・ビルドなど行財政改革に努められ、限りある財源の有効活用を期待して、私の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(竹嶋善彦君) 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  議案第 1号について採決します。  本件に対する各委員長の報告は可決すべきものであります。本件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(竹嶋善彦君) ありがとうございました。御着席ください。  起立多数であります。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  この際、しばらく休憩といたします。                 午前10時34分 休憩                 午前10時45分 開議 ○議長(竹嶋善彦君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △日程第2 議案第 2号〜議案第15号 ○議長(竹嶋善彦君) 日程第 2、議案第 2号から議案第15号までの14件について一括議題といたします。  本14件に関し、これから委員長の報告を求めます。  まず、文教厚生委員長、草賀章吉君、御登壇ください。              〔文教厚生委員長 草賀章吉君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(草賀章吉君) ただいま議長から報告を求められました議案第 2号から議案第 4号までの 3件につきまして、文教厚生委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本 3件は、議案第 1号に引き続き審査いたしました。  まず、議案第 2号、平成28年度掛川市国民健康保険特別会計予算について御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員から、医療費適正化対策費について、医療費通知を年間で 6回発送しているが、その目的について質疑があり、当局から、本人に通知することでかかった医療費を認識してもらい、抑制につなげていく。また、医療機関の過誤請求などの不正を抑制する。なお、この事業は特別調整交付金の裁定対象となっており、実施しないと交付金の評価で減点されてしまうとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 2号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第 3号、平成28年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計予算について御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員から、特別徴収保険料が前年度比で増額となっているが、高齢者の負担がふえていないかとの質疑があり、当局から、保険給付費の約 1割を後期高齢者から徴収するように保険料が課せられている。 2年に一度、保険料率の見直しがあり、今年度は見直しの年となる。掛川市では約半分の方が保険料の軽減を受けており、静岡県の保険料率は全国と比較しても低いほうであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 3号は賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第 4号、平成28年度掛川市介護保険特別会計予算について御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員から、認知症サポーター養成事業費について、予算額は20万円程度しかないが、予算の内訳はどのようになっているのかとの質疑があり、当局から、シニアクラブや企業から要請があった場合に、主に包括支援センターの職員が出向き、寸劇や資料を使い講座を開催している。そのため、必要な予算は資料作成の費用のみであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 4号は賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 次に、総務委員長、鈴木久男君、御登壇願います。               〔総務委員長 鈴木久男君 登壇〕 ◎総務委員長(鈴木久男君) ただいま議長より報告を求められました議案第 5号、議案第 7号及び議案第11号から議案第15号までの 7件について、総務委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本 7件は、 3月11日、各議案ごとに当局からの説明をいただいた後、審査に入りました。  まず、議案第 5号、平成28年度掛川市公共用地取得特別会計予算について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、公共用地先行取得費 4億 3,800万円について、取得予定地はあるのかとの質疑があり、当局より、取得予定地はないが、取得可能金額を枠予算として計上したものであるとの答弁がありました。  委員より、土地開発基金調書の中で取得した価格と現在の簿価が著しく変動した用地について質疑があり、当局より、商工会議所駐車場用地と旧富田鉄工所跡地などの評価が下がっているとの答弁がありました。  他の委員より、不要な用地は処分していくことも必要であるとの意見があり、当局より、当初の取得目的から外れ民間に売却してよい土地、市として保有しておくべき土地、一般会計で買い戻しをする土地の 3種類に分類し、進めているところであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 5号については賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第 7号、平成28年度掛川市簡易水道特別会計予算について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、水道料金の安い地区及び高い地区について質疑があり、当局より、一番安い地区では 1カ月の使用料金が20立方メートル 1,944円である。高い地区では、上水道料金と同じ 3,240円であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 7号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第11号、平成28年度上西郷財産区特別会計予算、議案第12号、平成28年度桜木財産区特別会計予算、議案第13号、平成28年度東山財産区特別会計予算及び議案第14号、平成28年度佐束財産区特別会計予算について申し上げます。  この 4件につきましては、一括議題として審査いたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第11号から議案第14号までの 4件については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第15号、平成28年度掛川市水道事業会計予算について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、供給した配水量に対し料金徴収の対象となった水量の割合を示す有収率と漏水件数について質疑があり、当局より、平成26年度の有収率は 84.41%、平成27年度上半期では 84.91%である。また、漏水件数は平成26年度が 254件、平成27年度 2月末現在で前年と同じく 254件であるとの答弁がありました。  他の委員より、有収率を上げるために漏水個所を把握する機器の導入や職員の増員など検討していただきたいとの意見が出され、当局より、今後検討していきたいとの答弁がありました。  委員より、議会提案の進捗について質疑があり、当局より、掛川市水道ビジョンの策定は平成28年度にまとめたい。また、大井川広域水道企業団の料金見直しについては、下がる方向で検討されているとの答弁がありました。  委員より、水道料金等徴収業務委託の債務負担を 5年間に設定した根拠について質疑があり、当局より、 1年間では成果が出にくく、コスト削減効果をより見込めるため、 5年間で設定したとの答弁がありました。  委員より、南部の良質な水を有効利用することを考えてはいかがかとの意見があり、当局より、自己水源の確保も必要であるため、調査・検討していきたいとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第15号については賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 続いて、環境産業委員長、榛葉正樹君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 榛葉正樹君 登壇〕 ◎環境産業委員長(榛葉正樹君) ただいま議長より報告を求められました議案第 6号及び議案第 8号から議案第10号までの 4件につきまして、環境産業委員会における審査の概要と結果について御報告申し上げます。  本 4件は、 3月11日、第 1委員会室において、全委員出席のもと審査をいたしました。  まず、議案第 6号、平成28年度掛川駅周辺施設管理特別会計予算について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、質疑を求めたところ、委員より、大手門駐車場施設管理費の修理対象は何かと質疑があり、当局より、自動火災報知機の耐用年数が来ているため更新するものであるとの答弁がありました。
     以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 6号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第 8号、平成28年度掛川市公共下水道事業特別会計予算について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、質疑を求めたところ、委員より、下水道工事区域外から接続要望があった場合、接続条件はあるのかとの質疑があり、当局より、認可区域外からの要望については区域外流入という形で対応できる場合があると答弁がありました。  委員より、総合地震対策計画等策定委託の事業概要と委託先についての質疑があり、当局より、平成 9年までに埋設された重要幹線管渠の耐震化とマンホール浮上防止対策を策定するもので、専門業者に委託していく予定であるとの答弁がありました。  委員より、地方債について 5年間据え置き30年償還とのことだが、ピークはいつごろで、いつまで大きな額の償還が続くのかと質疑があり、当局より、下水 3事業では起債残高のピークは平成25年度の 216億円で、償還は平成38年度まで増加する見込みであると答弁がありました。  委員より、整備率から各処理区ごとの予算づけをどのように考えているかとの質疑があり、当局より、27年度末見込みの整備率は、掛川処理区が24.2%、大東処理区が95.6%、大須賀処理区が51.7%で、掛川処理区が低いため重点的に予算づけをしているとの答弁がありました。  委員より、下水道計画策定委託料の計画構想について、具体的な内容を伺いたいとの質疑があり、当局より、公共下水道事業を平成29年度から10年間で整備する範囲を決め、できないところは合併浄化槽での対応とするとの答弁がありました。  委員より、10年間でどの程度の範囲を見越して整備するのかとの関連質疑があり、当局より、具体的には現在検討中であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 8号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第 9号、平成28年度掛川市農業集落排水事業特別会計予算について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、質疑を求めたところ、委員より、使用料が前年比で減少しているが、受益者が減ったのかとの質疑があり、当局より、使用料が減ったのは上水道の使用水量が減ったためであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 9号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第10号、平成28年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業特別会計予算について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、質疑を求めたところ、委員より、西郷地区と佐束地区が終わることにより、予算規模はどのくらいになるのかとの質疑があり、当局より、浄化槽設置費分が皆減となるが、一般会計繰入金は大きく減ることはないとの答弁がありました。  委員より、将来的には維持管理費と公債費だけになると思うが、一般会計繰入金はどうなるかとの質疑があり、当局より、一般会計繰入金は給与費と公債費に充てるため残ることになるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第10号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  まず、議案第 3号及び議案第 4号について、11番、渡邊久次君、御登壇ください。                〔11番 渡邊久次君 登壇〕 ◆11番(渡邊久次君) 議席番号11番、共産党掛川市議団の渡邊久次です。会派を代表いたしまして、議案第 3号、平成28年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計予算につきまして、反対の立場から討論を行います。  まず、平成28年度におきましても、高齢者の病気発症や重症化を予防するための保健事業として、特定健診診断委託料 3,700人分の受診経費として 3,012万円、また独自事業として、75歳以上の高齢者の人間ドック助成金として 260人分、 260万円の予算計上につきましては評価をしたいと思います。  次に、反対の理由について述べます。  平成20年にスタートした後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者を国保や健保の枠から外し、高齢者医療費の抑制と高齢者の医療費負担増を図るための制度です。その財政構造は、75歳以上の高齢者が負担する保険料対各医療保険者からの支援金対公費負担の割合が 1対 4対 5であり、この負担割合は高齢者医療確保法に明記されております。つまり、後期高齢者の保険料の増加は後期高齢者医療費の増加と直結する財政構造と言えます。  財源構成が法律で決まっていて、収支が赤字になった場合にも投入すべき一般財源を持たない広域連合が実施主体という枠組みの中では、保険料の引き上げを抑制するには医療費を抑制するしかありません。保険料を払い、医療の給付を受ける後期高齢者の立場から見ると、後期高齢者医療制度は、保険料の引き上げか高齢者の医療費の抑制かという過酷な選択を迫る制度であります。  平成26年度、掛川市の保険料の収納状況を見ると、収入済額 7億 6,104万円のうち、特別徴収分が 5億 1,184万円、普通徴収分が 2億 4,940万円となっております。年金月額が 1万 5,000円以上の年金受給者の年金から天引きする特別徴収分が全収納額の中の67%を占めていますが、残りの 3分の 1は普通徴収によって無収入や年金月額が 1万 5,000円未満の低年金の高齢者からも徴収されるようになっており、低所得者ほど負担が重く、逆進性の強い保険料負担と言えます。  政府の調査でも年金受給者の約 4割が年収 100万円以下の低所得者です。女性の場合には受給者の65%以上という数字も出ております。とても暮らせないという悲鳴が上がっているのが事実です。その上に高齢者にとっては高い保険料負担を強いられることによって、高齢者の生活と健康を脅かす要因となっているのが後期高齢者医療保険制度であります。  後期高齢者医療保険制度は速やかに撤廃し、もとの老人保健制度に戻して、国民の合意で国民が安心できる制度への改革を図るべきであると考えます。かつての老人保健制度は高齢者を国保や健保に加入させたままで窓口負担を現役世代より軽くするための財政調整の仕組みでした。老人保健制度に戻した上で、減らされ続けてきた高齢者医療への国庫負担を抜本的に増額し、高齢者の窓口負担の無料化、保険料負担を軽減していくことこそが必要であるということを申し上げまして、反対の理由といたします。  続きまして、議案第 4号、平成28年度掛川市介護保険特別会計予算につきまして、反対の立場から討論を行います。  まず、評価する点でありますが、市長は、健康・子育て日本一を掲げ、希望の丘プランや 5つの健康医療支援センターふくしあの設置等による包括支援事業、地域支援事業の推進や、任意事業として実施している紙おむつ支給事業や寝たきり老人介護者慰労金支給事業など、在宅で要介護の高齢者を介護する家族への支援についても評価をしたいと思います。  次に、反対の理由を申し上げます。  介護保険は、平成12年 4月にスタートいたしました。今年度で16年目を迎えます。この間、サービスの受給者数や介護費用は右肩上がりに増加し続けていますが、制度の改定のたびに被保険者の費用負担がふやされる一方、公的負担は削減され、介護報酬も切り下げられてきました。とりわけ、昨年の医療介護総合確保推進法の制定による新介護保険事業では、特別養護老人ホームへの入所要件が介護度 3以上に変更されたり、要支援 1と 2の要支援者への通所介護、訪問介護が保険給付から外され、自治体事業である地域支援事業に移行されるなど、一層の給付費抑制とサービスの抑制が進められようとしています。  あわせて、介護報酬が2.27%の大幅な引き下げとなり、介護事業所では職員の勤務条件の悪化や人員削減など厳しい状況に追い込まれ、その結果として、介護サービスの低下が心配されています。  一方、掛川市の介護保険料は、平成12年度から始まった第 1期は平均月額が 2,568円のスタートでした。 3年ごとに改定が行われて、第 2期は 2,800円になり、第 3期は 3,800円、第 4期は 4,300円、第 5期は 5,050円となり、昨年から始まった第 6期には 5,850円となって、当初の介護保険料の約 2.3倍という大幅増額の結果、県下で一番高い保険料負担となりました。所得が年金のみの被保険者などは、払える限度を超えています。後期高齢者医療保険と同様に、高齢者にとってとても重たい負担増となっております。  政府が当初掲げていた介護の社会化のための介護保険制度とはほど遠く、保険あって介護なしというような状況が広がっております。国民健康保険と同様、国に対して国庫負担の増額による介護保険財政の健全化を図るよう、強く国に働きかけていただきたいということを要望いたしまして、反対討論といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 次に、同じく議案第 3号及び議案第 4号について、 7番、小沼秀朗君、御登壇ください。                〔7番 小沼秀朗君 登壇〕 ◆7番(小沼秀朗君) 私は、議案第 3号、平成28年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計予算について、賛成の立場から意見を申し上げます。  御案内のとおり、後期高齢者医療制度は、県を単位として全ての市町で組織する広域連合により運営されております。そして、平成28年度は保険給付費の約 1割を賄う保険料の 2年に一度の賦課基準の見直しの年となりますが、広域連合では、依然増加を続ける医療費に対応するため、保険料の所得割、均等割の引き上げと、あわせて低所得者に配慮した保険料軽減の拡充措置の条例改正を行い、さきの 2月 4日に開催された広域連合議会で承認されたところでございます。  なお、各市町においては、窓口業務を中心に対象者の資格管理、保険料の徴収、療養費や葬祭費などの給付申請書の受け付け、保健事業などを行っておりますが、掛川市の取り組みとしては、保険料の徴収では、特別徴収・口座振替の促進を初め、未納者に対しては財産調査を実施した上で滞納処分に当たるなど、適正な債権管理により県内でも上位の高い収納率と保険料負担の公平性を確保しているところでございます。  また、保健事業では、広域連合からの委託による特定健康診査に加え、掛川市として広域連合から全額補助される特別対策事業を活用し人間ドック助成事業も実施しており、前年度からは費用を広域連合が全額負担するジェネリック医薬品の普及促進のための差額通知も実施しており、医療費の抑制及び被保険者負担の縮減への積極的な取り組みは高く評価するところでございます。  最後に、今後も保険者である静岡県後期高齢者医療広域連合と連携し、本制度の適正な運営に心がけ、高齢者の方々が引き続き安心して医療を受けられるよう、円滑な事業運営に努められますことを期待して、議案第 3号の賛成討論といたします。  続きまして、議案第 4号、平成28年度掛川市介護保険特別会計予算について、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。  平成28年度は、第 6期介護保険事業計画の中間年であり、今後、団塊の世代が75歳以上となる2025年に備えて、国では予防、介護、医療、生活支援、住まいの 5つのサービスを切れ目なく一体的に地域において提供する地域包括ケアシステムの構築を促しております。  当市においても、平成27年 4月現在の高齢化率は24.4%と全国平均をやや下回るものの、今後さらに高齢化が進み、認知症やひとり暮らしの高齢者、高齢者のみの世帯の増加も予測されることから、制度の持続可能性の確保や実効性のある介護予防体制の充実など、さらに重要性が高まるものと考えます。  平成28年度介護保険特別会計予算92億 8,021万円は、こうした時代の潮流や本市の現状を踏まえた第 6期介護保険事業計画を推進するものであり、そのうち介護サービス等給付費87億 5,843万円は介護サービス利用者の自己負担分を除く 9割分の給付費でございます。  掛川市では、日常生活圏域ごとに地域健康医療支援センターふくしあを整備し、全国に先駆けた掛川市独自の地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みをしています。この他市に例のない先進的な取り組みにより、地域の身近なところで相談ができ、介護サービスを利用しやすい状況になっています。さらに、平成27年 4月からは、特別養護老人ホーム 100床、老人保健施設 100床と介護保険入所施設が開設され、一定の施設整備が完了しました。  以上のように、介護保険入所施設の充実や介護サービス等の相談にも手厚く対応しているほか、介護慰労金や紙おむつ手当なども他市に比べ充実している状況でございます。  平成28年度予算は、こうした介護保険事業計画に基づいて介護保険サービスを必要とする方が利用しやすいようサービスの充実を図り、要介護者が望むサービス量を低下させることなく、市民ニーズを反映した予算編成であると評価するものでございます。  一方、第 6期介護保険事業計画における65歳以上の第 1号被保険者の保険料の基準額は 5,850円となり、静岡県内では一番高額な介護保険料となっておりますが、これに対して、平成27年度から介護給付適正化システムの導入やケアプランチェックを行う専門職員を配置するなど、適正な給付費の支払いと適切なサービスの給付事業にも取り組み、介護保険制度を持続可能な制度として維持するための施策が行われております。  また、市内 5カ所にはふくしあが整備され、今後も医療、保険、介護、福祉、地域がさらに連携を深め、見守り体制の充実や健康維持・増進について取り組みが期待されます。  平成29年度には介護予防給付の一部が地域支援事業の新しい総合事業に移行されます。これらに向け、平成28年度は生活支援コーディネーターとして職員 1名分の予算措置を行い、市民の力を活用した多様な介護サービスが検討され、協働によるまちづくりがさらに推進されるものと思います。  高齢者が住みなれた地域で安心して生活していけるよう、自助、共助、公助による総合的な生活支援の充実を強力に推進していただくよう期待して、議案第 4号の賛成討論といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 続いて、議案第 5号について、17番、鷲山喜久君、御登壇ください。                〔17番 鷲山喜久君 登壇〕 ◆17番(鷲山喜久君) 通告に従って、議案第 5号、平成28年度掛川市公共用地取得特別会計予算について、日本共産党市議団を代表して、反対の立場から討論を始めます。  そもそも、この掛川市公共用地取得特別会計は、旧掛川地区では昭和44年より、合併した平成17年よりスタートをしております。  目的は、公共用地の先行取得が目的で、一般会計から分離してこの会計を設けています。また、土地の取得によって地域の秩序ある整備と住民福祉の増進に寄与することが目的です。特別会計予算書 184ページの土地開発基金調書には、21の内訳があります。面積の広い上西郷・倉真用地は20万6,353.01平米で、簿価は 3,003万 8,282円です。スポーツ振興会社の倒産などで特別安く購入をしています。平成15年取得をして、鑑定による時価はおおよそ 2億 6,825万 9,000円です。しかし、現在のこの土地の利用計画はありません。とても目的に沿っていると言えません。  また、旧富田鉄工所跡地は、当初4,180.79平米ありました。現在は、 867平米です。簿価は 2,618万 8,960円ですが、固定資産評価の 0.7掛けで計算しますと、 687万 5,913円となります。  このような状況は全国にもあります。総務省から平成21年 8月、平成25年 2月に土地開発公社に抜本的改革や経営健全化対策について通知がされています。いわゆる塩漬け土地の処分などについて通知がされています。  問題は、目的を持って購入したであろう土地が目的を果たしていないことであります。中には貸し付けをしている土地もあります。特段の計画もないのに所有している土地もあり、土地神話は崩れ去っています。自治体によってはこの特別会計を廃止しているところもあります。このような状況下では一般会計で買い戻すことが適切と判断をします。また、会計廃止も検討すべきではないかと考えるところです。  以上、大きく反対をして、反対討論といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 続いて、同じく議案第 5号について、 6番、野口安男君、御登壇ください。                〔6番 野口安男君 登壇〕 ◆6番(野口安男君) 議案第 5号、平成28年度掛川市公共用地取得特別会計予算について、賛成の立場から意見を述べます。  この公共用地取得特別会計は、事業に必要な用地の先行取得を行うために、国の通達に基づき設置された土地開発基金を運用するための会計で、必要な財源は地方交付税により措置されたものです。  経済の高度成長期には、用地の先行取得を行うことにより諸事業の円滑な実施に大きく寄与してまいりました。近年においては地価の上昇は見られませんが、公共事業による用地取得には、急を要する場合や年数がかかる場合などさまざまなケースが想定され、一般会計での予算確保が困難な場合や緊急に取得しなければならない場合に備え、公共用地取得特別会計を活用しております。  掛川市の公共用地取得特別会計の運用状況を見ますと、平成26年度には西部交番用地の一般会計への売却、平成27年度には上西郷工業用地造成事業として上西郷・倉真用地の上西郷分を掛川市土地開発公社へ売却するなど、計画的な処分対策も進められています。  また、処分までの間、西町駐車場入り口用地や旧農協マンモス集荷所跡地のように有償貸付を行うなど、保有土地の有効活用も図られており、会計の運用は適正に行われていると認められます。  さらに、28年度予算においては、平成18年度に取得しこれまで10年計画で一般会計が買い戻しを進めていた子育てセンターさやのもり用地の処分が完了し、大池公園用地、原里大池線用地の処分など一般会計での計画的な買い戻しがこれまで以上に予定されているところです。  以上申し上げたとおり、議案第 5号、平成28年度掛川市公共用地取得特別会計予算については、さらなる用地取得の機動性の発揮と財政負担の軽減を期待して、私の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(竹嶋善彦君) 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  まず、議案第 3号から議案第 5号までの 3件について一括採決します。  本 3件に対する各委員長の報告はいずれも可決すべきものであります。本 3件は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(竹嶋善彦君) ありがとうございました。御着席ください。  起立多数であります。  したがって、本 3件は原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第15号について採決します。  本件に対する委員長の報告は可決すべきものであります。本件は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(竹嶋善彦君) ありがとうございました。御着席ください。  起立多数であります。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  続いて、議案第 2号及び議案第 6号から議案第14号までの10件について一括採決します。  本10件に対する委員長の報告はいずれも可決すべきものであります。本10件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」「異議あり」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議があるようでありますので、議案の番号を言ってください。 〔「議案の番号は、議案第 2号、議案第 6号、議案第 8号、議案第 9号、以上です」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 議案第 2号、議案第 6号、議案第 8号及び議案第 9号の 4件について異議がありますので、起立採決といたします。  本 4件について一括採決いたします。  本 4件について賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕
    ○議長(竹嶋善彦君) ありがとうございました。着席を願います。  起立多数であります。  したがって、本 4件は原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第 7号及び議案第10号から議案第14号までの 6件について一括採決いたします。  本 6件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、本 6件は原案のとおり可決することに決定いたしました。  この際、しばらく休憩といたします。                 午前11時34分 休憩                 午後 1時00分 開議 ○議長(竹嶋善彦君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △日程第3 議案第16号〜議案第23号、議案第28号〜議案第38号、議案第49号 ○議長(竹嶋善彦君) 日程第 3、議案第16号から議案第23号まで及び議案第28号から議案第38号まで並びに議案第49号の20件について一括議題といたします。  本20件に関し、これから委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長、鈴木久男君、御登壇願います。               〔総務委員長 鈴木久男君 登壇〕 ◎総務委員長(鈴木久男君) ただいま議長より報告を求められました議案第16号、議案第17号及び議案第21号から23号まで並びに議案第28号から議案第31号まで及び議案第38号の10件について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第16号、掛川市行政不服審査法施行条例の制定について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、第 3条に規定の委員について、委嘱対象となる委員はどのような方なのかとの質疑があり、当局より、大学の教授や弁護士などを想定している。静岡県でも同様の審査会を設置するため、委員の兼務等について打診していきたいとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第16号については賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第17号、行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、改正前の異議申し立てと改正後の再調査の請求では意味合いが違うと思うが、いかがかとの質疑があり、当局より、行政不服審査法は公正な審議をしてもらうということを踏まえ、異議申し立てから審査請求に言葉が変わったということであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第17号については賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第21号、掛川市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第21号については賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第22号、掛川市情報公開条例及び掛川市個人情報保護条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第22号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第23号、掛川市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、職員の人事評価の状況及び職員の退職管理の状況とあるが、具体的にはどのようなことなのかとの質疑があり、当局より、 1月 1日を基準日とした職員の人事評価を実施しており、その状況を公表するものである。退職管理については、退職者の再就職先など統計的なデータを公表するものであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第23号については賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第28号、掛川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び掛川市職員の退職手当に関する条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第28号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第29号、掛川市部設置条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第29号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第30号、掛川市男女共同参画条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、法令等に定めがある場合とあるが、具体的にどのような法令があるのか伺うとの質疑があり、当局より、現在法令はないが、法令等に定められた際には対応できるという規定であるとの答弁がありました。  委員より、今まで同様に男女共同推進係が推進していくことになるのかとの質疑があり、当局より、暴力の根絶等についてはこども希望部や健康福祉部と連携して全庁的に対応していくとの答弁がありました。  委員より、男女の比率と同時に質の問題も追求すべきであるとの意見が出され、市長より、しっかりと審査していただけるよう、男女の比率と同時に人選は重要なことだと考えているとの所見が述べられました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第30号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第31号、掛川市森の都ならここの里条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、近傍のキャンプ場と比べ料金設定は高いのかとの質疑があり、当局より、低い設定であるとの答弁がありました。  委員より、小さい区画は人気がないとの説明を受けたが、どの程度利用が少なかったのかとの質疑があり、当局より、平成26年度の小区画サイトの利用者数は 2,050人、大区画サイトの利用者数は 3,805人、割合では小区域35%、大区域が65%であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第31号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  最後に、議案第38号、掛川市火災予防条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、この条例施行に伴い基準に満たない家庭が出てくるのではないかとの質疑があり、当局より、従来から火を使用する器具であるため、一定の距離は保たれていると理解しているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第38号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 次に、文教厚生委員長、草賀章吉君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 草賀章吉君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(草賀章吉君) ただいま議長から報告を求められました議案第18号、議案第20号、議案第32号から議案第35号まで、議案第37号及び議案第49号の 8件につきまして、文教厚生委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第18号、掛川市障がいのある人の「働きたい」をかなえる条例の制定について御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員から、第 8条の職業訓練の充実はどのように考えているのかとの質疑があり、当局から、就労移行や就労継続のための各福祉施設での訓練や、特別支援学校高等部 1年生から 3年生の間で一般企業への実習を行っている。今後も積極的に推進していきたいと思うとの答弁がありました。  委員から、第 5条の事業主の責務について、まずはPRしていくことが必要だが、どのように考えているのかとの質疑があり、当局から、既に実施しており、先月、徳育保健センターでハローワークと共同してミニ面接会を実施した。そのときに講演会を開催し、PRも含め、企業への参加を依頼した。また、パンフレットを作成し、商工会議所を通して事業所へのPRを行っている。さらに、事業所の総会にも積極的に参加し、PRを行っているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第18号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第20号、掛川市吉岡彌生顕彰基金条例の制定について御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第20号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第32号、掛川市介護保険条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員から、今回の改正で、対象になる事業の準備期間を短縮し開始期間を早めた理由について質疑があり、当局から、生活支援コーディネーターの配置に対して交付金事業の対象となったこと、また、早期に住民主体のサービスの開発につながることから、今回の改正を行った。コーディネーターは 1名を考えており、多様なサービスの主体や事業については研究を進めていくとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第32号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第33号、掛川市国民健康保険税条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員から、課税限度額の引き上げは納税者にどのような影響があるのかとの質疑があり、当局から、今までは所得の多い人は限度額を超えてしまい、それ以上の課税はかからなかった。一方、中間の所得者は限度額に達していないので、税率が上がるたびに税額が上がっていた。今回、限度額を引き上げることにより、限度額を超えていた人の税額が上がり、中間の所得者層への負担割合が抑制される影響があるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第33号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第34号、掛川市立保育所条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員から、今回の改正により市立保育園と私立保育園の保育料の格差はどうなるのかとの質疑があり、当局から、市立も私立も同じ負担額であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第34号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第35号、掛川市立幼稚園保育料等徴収条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員から、幼稚園についても市立と私立の格差はどうなるのかとの質疑があり、当局から、私立幼稚園は新制度に移行する園と移行しない園がある。新制度に移行しない園については今までどおり差があるが、新制度に移行する園については市立幼稚園と同額の保育料になる。ただし、市立幼稚園は31年度まで激変緩和を実施するため、その間は保育料に差があるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第35号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第37号、掛川市吉岡彌生記念館条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員から、小学生と中学生の利用状況及び学校への利用促進の取り組みについて質疑があり、当局から、過去 3年の平均として有料で入館した小中学生が36名、学校の学習活動など減免で入館した人数は 151名である。各学校を訪問し、授業の一環として団体で利用していただくような取り組みを行っているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第37号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第49号、東遠学園組合規約の変更について御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第49号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、文教厚生委員会委員長報告とさせていただきます。 ○議長(竹嶋善彦君) 続いて、環境産業委員長、榛葉正樹君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 榛葉正樹君 登壇〕 ◎環境産業委員長(榛葉正樹君) ただいま議長より報告を求められました議案第19号及び議案第36号の 2件について、環境産業委員会における審査の概要と結果について御報告申し上げます。  まず、議案第19号、掛川市消費生活センター条例の制定について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、質疑を求めたところ、委員より、審査業務はどのような人が当たるのかとの質疑があり、当局より、規定ではセンター長に商業観光課長、消費生活相談員は非常勤の専任の資格を持った方にお願いし、市の職員 2名を配置するとの答弁がありました。  委員より、条例に基づき審査した際、問題が発生した場合の手続はどうなるのかとの質疑があり、当局より、一般的な流れは電話相談となるが、電話だけで対応できないときは来庁していただき、それでも対応できない場合は消費者庁の相談センターに電話し、解決方法の指示を受けることとなるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第19号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第36号、掛川市手数料条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、質疑を求めたところ、委員より、手数料条例の改正により優良住宅の認定を受けることによる特典は何かとの質疑があり、当局より、優良住宅の認定はローン減税が最高控除額 100万円多くなり、固定資産税の 2分の 1軽減が 5年となる。また、低炭素住宅もローン減税の最高控除額が 100万円多くなり、省エネ建築物においては通常の延べ床面積に対して容積率の緩和があることと、省エネ建築物の認定を受けているという表示ができるとの答弁がありました。  委員より、審査時間はどれくらいとの質疑があり、当局より、木造一戸建て住宅は審査時間をおおむね70分で算出しているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第36号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。
     これから採決に入ります。  まず、議案第16号、議案第17号、議案第21号及び議案第23号の 4件について一括採決とします。  本 4件に対する委員長の報告はいずれも可決すべきものであります。本 4件は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(竹嶋善彦君) ありがとうございました。御着席ください。  起立多数であります。  したがって、本 4件は原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第18号から議案第20号まで及び議案第22号並びに議案第28号から議案第38号まで及び議案第49号の16件について一括採決をいたします。  本16件に対する各委員長の報告はいずれも可決すべきものであります。本16件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」「異議あり」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 鷲山議員。  何番に御異議がありますか。 ◆17番(鷲山喜久君) 議案番号第34号と議案第35号の 2本です。 ○議長(竹嶋善彦君) 議案第34号、議案第35号について異議がありますので、起立採決といたします。  本 2件について一括採決します。  本 2件について賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(竹嶋善彦君) ありがとうございました。御着席ください。  起立多数であります。  したがって、本 2件は原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第18号から議案第20号まで、議案第22号及び議案第28号から議案第33号まで並びに議案第36号から議案第38号まで及び議案第49号の14件について一括採決をいたします。  本14件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、本14件は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △日程第4 議案第50号〜議案第53号 ○議長(竹嶋善彦君) 日程第 4、議案第50号から議案第53号までの 4件について一括議題といたします。  本 4件に関し、これから委員長の報告を求めます。  総務委員長、鈴木久男君、御登壇願います。               〔総務委員長 鈴木久男君 登壇〕 ◎総務委員長(鈴木久男君) ただいま議長より報告を求められました議案第50号から議案第53号までの 4件について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第50号、行政不服審査会事務の受託について、小笠老人ホーム施設組合です、を申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第50号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第51号、行政不服審査会事務の受託について(掛川市・菊川市衛生施設組合)を申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第51号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第52号、行政不服審査会事務の受託について(東遠工業用水道企業団)を申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第52号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  最後に、議案第53号、辺地総合整備計画の策定について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、辺地度点数について 100点以上が辺地債に該当するのかとの質疑があり、当局より、辺地度点数 100点以上に加え、50人以上の人口要件に当てはまれば該当するとの答弁がありました。  委員より、今回の整備計画策定に関連して、本谷周辺でも県道袋井小笠線へスムーズに通行できるよう道路整備を望んでいるとの意見が出され、市長より、掛川市内の道路を通行して中心市街地へ行けることが必要だと思っているので、次期の計画には取り入れて対応していきたいとの所見が述べられました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第53号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 以上で委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  議案第50号から議案第53号までの 4件について一括採決します。  本 4件に対する委員長の報告はいずれも可決すべきものであります。本 4件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、本 4件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第5 議案第57号〜議案第65号 ○議長(竹嶋善彦君) 日程第 5、議案第57号から議案第65号までの 9件について一括議題といたします。  本 9件に関し、これから各委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長、鈴木久男君、御登壇願います。               〔総務委員長 鈴木久男君 登壇〕 ◎総務委員長(鈴木久男君) ただいま議長より報告を求められました議案第57号について、総務委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、運営から経営という感覚が必要であるとの意見が出され、当局より、今までは管理に重きを置いていたが、今後は自主事業を行い、収入を得ながら経営していくことになるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第57号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 次に、文教厚生委員長、草賀章吉君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 草賀章吉君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(草賀章吉君) ただいま議長から報告を求められました議案第58号から議案第61号まで及び議案第63号から議案第65号までの 7件につきまして、文教厚生委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第58号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市総合福祉センター)を御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りましたが、特に申し上げる質疑もなく、討論に付したところ討論なく、採決の結果、議案第58号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第59号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市老人福祉センター)、議案第60号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市ききょう荘)及び議案第61号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市児童館)、一括して御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第59号、議案第60号及び議案第61号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第63号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市生涯学習センター)を御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りましたが、特に申し上げるべき質疑はなく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第63号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第64号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市美感ホール)及び議案第65号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市文化会館シオーネ)を一括して御報告申し上げます。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第64号及び議案第65号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、文教厚生委員会委員長報告とさせていただきます。 ○議長(竹嶋善彦君) 続いて、環境産業委員長、榛葉正樹君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 榛葉正樹君 登壇〕 ◎環境産業委員長(榛葉正樹君) ただいま議長より報告を求められました議案第62号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市健康ふれあい館)について、環境産業委員会における審査の概要と結果について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、事故等があった場合の指定管理者との責任のすみ分けはどうなっているかとの質疑があり、当局より、責任分担表を作成し対応するが、損害賠償の責任は協議事項となっているとの答弁がありました。  委員より、料金改定について考えているかとの質疑があり、当局より、入浴部分は 5年間料金を上げない条件で指定管理者を募集したので、改定する予定はないとの答弁がありました。  委員より、民間が運営することにより、年末等の営業の取り扱いはどうなるのかとの質疑があり、当局より、開館日や営業時間は申請により変更が可能であるので、年末年始のうち元日だけ休館し、あとは営業することも可能であるとの答弁がありました。  関連で委員より、開館日は条例で定めていないのかとの質疑があり、当局より、条例では施設や備品の利用料金等を定めており、休館日は定めていないとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第62号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。  これから採決に入ります。  議案第57号から議案第65号までの 9件について一括採決をいたします。  本 9件に対する各委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。本 9件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」「異議あり」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 鷲山喜久君。 ◆17番(鷲山喜久君) 異議あります。議案第62号 1本です。 ○議長(竹嶋善彦君) ただいま議案第62号に異議がありますので、議案第62号について起立採決します。  本件について賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕
    ○議長(竹嶋善彦君) ありがとうございました。御着席ください。  起立多数であります。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第57号から議案第61号まで及び議案第63号から議案第65号までの 8件について一括採決いたします。  本 8件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議あり」「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、本 8件は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △日程第6 議案第71号 ○議長(竹嶋善彦君) 日程第 6、議案第71号を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました議案第71号について御説明申し上げます。  議案第71号、平成27年度掛川市一般会計補正予算(第 8号)については、歳入歳出それぞれ 3,800万円を追加し、歳入歳出予算の総額を 463億 7,269万 4,000円とするものであります。  今回の補正予算につきましては、国の補正予算による地方創生加速化交付金事業として採択された 2事業について予算計上させていただくものであります。  歳入で国庫支出金 3,800万円を増額し、歳出では掛川茶の海外における販路開拓・拡大のための掛川茶輸出戦略事業費 2,000万円を追加するほか、地方都市間の互産互消ネットワークを形成し、経済、観光、定住の交流を推進するための互産互消推進事業費 1,800万円を追加するものであります。  なお、年度内の事業期間が確保できないことから、それぞれ全額を28年度に繰り越すものであります。  以上、御説明申し上げましたが、御審議いただきますようよろしくお願いを申し上げます。  以上であります。 ○議長(竹嶋善彦君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これから質疑に入りますが、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第71号については、お手元に配付しました議案付託表のとおり所管の常任委員会に付託します。  この際、しばらく休憩とします。                  午後1時43分 休憩                  午後2時50分 開議 ○議長(竹嶋善彦君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △日程第7 議案第71号 ○議長(竹嶋善彦君) 日程第 7、議案第71号を議題といたします。  本件に関してこれから委員長の報告を求めます。  環境産業委員長、榛葉正樹君の御登壇を願います。              〔環境産業委員長 榛葉正樹君 登壇〕 ◎環境産業委員長(榛葉正樹君) ただいま議長より報告を求められました議案第71号、平成27年度掛川市一般会計補正予算につきまして、その審査の概要と結果について御報告申し上げます。  当委員会は、本日 3月22日午後 1時51分から、第 1委員会室におきまして全委員出席のもと開催いたしました。  冒頭、伊村副市長より挨拶をいただき、その後、各担当課からそれぞれ説明を受け、審査に入りました。  歳出中、第 6款農林水産業費について、委員より、日本一茶産地推進事業費の掛川茶輸出戦略策定委託料について、掛川ブランドとして掛川茶の登録商標を検討していただきたいとの意見があり、当局より、輸出戦略の中で検討していくとの答弁がありました。  委員より、海外ではどのような市場調査を行うのかとの質疑があり、当局より、どのようなお茶が好まれるのか、どういうお茶が飲まれているのかなど、姉妹都市等と連携を図りながら検討していくとの答弁がありました。  委員より、国・県との連携について質疑があり、当局より、タスクチームを結成する中で連携は必要と考えており、今後、検討していくとの意見がありました。  委員より、互産互消推進事業費の地域商社設立事業費補助金に関連して、地域商社の設立時期と商社の事業規模について質疑があり、当局より、先駆的な活動をしている団体を中心に地域商社の設立を考えている。会社設立の費用80万円を盛り込んでおり、夏ごろまでに設立していきたい。また、固定費がかからない商社を設立し、お茶や特産品を売り込んでいくことを考えているとの答弁がありました。  委員より、お茶だけを取り扱うのかとの質疑があり、当局より、お茶だけでなく掛川の特産品を取り扱っていくとの答弁がありました。  委員より、大都市圏との交流も考えていただきたいとの意見が出されました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第71号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 以上で委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。  これから採決に入ります。  本件に対する委員長の報告は可決すべきとするものであります。本件は委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第8 議案第66号〜議案第70号 ○議長(竹嶋善彦君) 日程第 8、議案第66号から議案第70号までの 5件を一括議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました議案第66号から議案第70号までの 5件について一括御説明を申し上げます。  最初に、議案第66号、掛川市外 2組合公平委員会委員の選任については、次の方を掛川市外 2組合公平委員会委員に選任したいので、地方公務員法第 9条の 2第 2項の規定により議会の同意を求めるものであります。  今回、同意を求める方は、住所、掛川市城西 1丁目 8番18号、氏名、山本英代、生年月日、昭和27年 3月12日生まれ、63歳であります。  なお、山本英代さんについては、任期満了による再任であります。  以上、御説明申し上げましたが、御審議いただき御同意くださるようお願いを申し上げます。  次に、議案第67号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、次の方を人権擁護委員として推薦したいので、人権擁護委員法第 6条第 3項の規定により議会の意見を求めるものであります。  今回、意見を求める方は、住所、掛川市横須賀1195番地の 5、氏名、小川裕司、生年月日、昭和20年 6月 3日生まれ、70歳であります。  なお、小川裕司さんについては、任期満了による再任であります。  次に、議案第68号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、次の方を人権擁護委員として推薦したいので、人権擁護委員法第 6条第 3項の規定により議会の意見を求めるものであります。  今回、意見を求める方は、住所、掛川市大渕5019番地、氏名、伊藤加代子、生年月日、昭和25年 2月 1日生まれ、66歳であります。  なお、伊藤加代子さんについては、任期満了による再任であります。  次に、議案第69号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、次の方を人権擁護委員として推薦したいので、人権擁護委員法第 6条第 3項の規定により議会の意見を求めるものであります。  今回、意見を求める方は、掛川市中4200番地、氏名、市野千鶴子、生年月日、昭和28年 2月11日生まれ、63歳であります。  なお、市野千鶴子さんについては、任期満了による再任であります。  最後に、議案第70号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、次の方を人権擁護委員として推薦したいので、人権擁護委員法第 6条第 3項の規定により議会の意見を求めるものであります。  今回、意見を求める方は、住所、掛川市沖之須1926番地の 2、氏名、大石良一、生年月日、昭和28年 2月 6日生まれ、63歳であります。  なお、大石良一さんは新任であり、その履歴については議案書裏面に記載したとおりであります。  以上 5件について一括御説明申し上げましたが、御審議いただき御意見をくださるようよろしくお願いを申し上げます。  以上であります。 ○議長(竹嶋善彦君) 以上で説明は終わりました。  この際、お諮りします。  ただいま議題となっております議案第66号から議案第70号までの 5件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、本 5件は、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。  これから採決に入ります。  議案第66号から議案第70号までの 5件について一括採決します。  本 5件は同意することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、本 5件は同意することに決定いたしました。 △日程第9 議発第 1号 ○議長(竹嶋善彦君) 日程第 9、議発第 1号を議題といたします。  本件について、提出者の趣旨説明を求めます。  地域医療基本条例制定特別委員長、高木敏男君、御登壇願います。          〔地域医療基本条例制定特別委員長 高木敏男君 登壇〕 ◎地域医療基本条例制定特別委員長(高木敏男君) ただいま委員会発議として上程させていただきました議発第 1号、掛川市健康医療基本条例の制定について、趣旨説明を申し上げます。  まず、経過でございますが、平成25年に設置された新病院支援地域医療対策特別委員会からの提言を踏まえ、平成26年に設置された中東遠総合医療センター支援特別委員会において、掛川市における安定した地域医療体制の構築を図るため、地域医療支援の条例制定に向けた調査・研究を行い、平成27年 5月の臨時会において地域医療基本条例制定特別委員会を設置し、条例案の検討を行ってまいりました。  この 2年間で計17回の委員会を開催し、小笠医師会の加藤会長や中東遠総合医療センターの名倉企業長、掛川東病院の木村院長、f.a.n.地域医療を育む会の武田会長、静岡県看護協会訪問看護ステーション掛川の赤堀所長などからお話を伺い、地域医療の充実等について検討を行い、議会報告会では市民の皆様へ条例の素案を御説明し、御意見をいただきながら検討を重ね、パブリックコメントを実施するなど、条例へは市民からの意見を反映するよう努めてきたところであります。  続いて、条例案の概要について申し上げます。  本条例は、前文と 8条の条文及び附則で構成されています。  前文については本条例制定の背景と趣旨を明示しています。  以下、条文中、主要な点について御説明申し上げます。  第 1条では、本条例の制定の目的について規定し、掛川市民、子供からお年寄りまでが最期まで健康で、できるだけ住みなれた地域で安心して暮らせるよう、市民、医療機関の役割と市の責務を明確化し、健康と医療に関する施策を総合的に推進して、健康長寿社会の形成と地域医療体制の確立を図ることを目指しています。
     第 2条では、用語の定義を、第 3条では、基本理念について規定しています。  第 4条では、市民の役割について、自己の健康管理に努めることや、地域の医療提供体制を支える一員であることを認識し、健全な地域医療を育むため、エンディングノート等を用いて自らが望む人生の最終段階における医療や過ごし方をよく考え、書き記し、近親者と日ごろから意思疎通に努めていただくことを定め、個人の意思が尊重される環境を整えていきます。  次の第 5条では、医療機関の役割について、かかりつけ医を中心とした医療体制を推進し、在宅医療の充実を図ることで医療機関相互の機能の分担及び業務の連携をさらに強化し、地域医療の充実に努めることを規定しました。また、医療機関の協力が必要不可欠であるため、市が実施する各種事業に協力していただくよう規定しました。  第 6条では、市の責務を規定し、市民の役割が果たされるよう、関係機関等と連携して市民の健康長寿や健康増進に関する施策を総合的かつ効果的に実施することを義務づけ、市民の健康を支えていくために規定しました。また、地域医療に関する施策を推進することを義務づけ、市民の健康長寿を実現させるとともに、良質かつ適切な医療が提供される体制を確保し、超高齢社会においても持続可能な地域完結型の地域医療の体制を目指していくものです。  第 7条では、基本的施策の実施を、第 8条では、財政上の措置について定めています。  本条例の施行については、平成28年 4月 1日より施行するものと附則に定めました。  以上、趣旨説明といたします。 ○議長(竹嶋善彦君) 以上で説明は終わりました。  この際、お諮りします。  ただいま議題となっております議発第 1号については、質疑、委員会付託、討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。  これから採決に入ります。  本件は提案のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は提案のとおり可決されました。 △日程第10 議発第 2号 ○議長(竹嶋善彦君) 日程第10、議発第 2号を議題といたします。  本件は、議員全員による提出でありますので、趣旨説明は省略し、本文について事務局長に朗読させます。 ◎議会事務局長(赤堀哲君) それでは、朗読いたします。  議発第 2号、「精神障がい者に対する交通運賃割引を求める意見書」の提出について  掛川市議会は、地方自治法第99条の規定により、「衆議院議長」「参議院議長」「内閣総理大臣」に対し、「精神障がい者に対する交通運賃割引を求める意見書」を裏面のとおり提出する。  平成28年 3月22日提出。  提出者 掛川市議会議員。  竹 嶋 善 彦   雪 山 敏 行   大 場 雄 三  大 石   勇   窪 野 愛 子   野 口 安 男  小 沼 秀 朗   松 本   均   二 村 禮 一  山 本 裕 三   渡 邊 久 次   山 崎 恒 男  鈴 木 久 男   山 本 行 男   榛 葉 正 樹  桑 原 通 泰   鷲 山 喜 久   草 賀 章 吉  中 上 禮 一   内 藤 澄 夫   高 木 敏 男  大 石 與志登   堀 内 武 治   鈴 木 正 治  裏面をお願いします。           精神障がい者に対する交通運賃割引を求める意見書  障がい者の交通権を保障する上で、公共交通機関が果たす役割は重要であり、身体障がい者は旧国鉄時代の昭和25年から、身体内部障がい者は平成 2年から、知的障がい者は平成 3年から交通運賃割引が実施されてきた。  現在、運賃割引を実施している交通機関等は、JRを始め、民間鉄道、航空、旅客船、バス、タクシー及び、高速道路に及んでいる。  しかし、精神障がい者については、平成 9年から平成10年当時、精神障がい者家族の全国団体が中心となり、JR運賃割引を求めて大規模な署名運動を実施したが実現せず、全国的には一部の路線バス及び民間鉄道などが割り引きを行うようになったものの、精神障がい者と身体障がい者及び知的障がい者との格差は解消されていない。  また、全国精神保健福祉会連合会が実施したアンケート調査の結果にも、経済的に苦しく交通費が負担となっている実態が明らかになった。  平成26年 2月に日本政府が批准した「障害者の権利に関する条約」の第 4条には「障害者に対する差別となる既存の法律、規則、慣習及び慣行を修正し、又は廃止するための全ての適当な措置をとること。」や「この条約と両立しないいかなる行為又は慣行も差し控えること。」さらに、第20条には「障害者自身が、自ら選択する方法で、自ら選択する時に、かつ、負担しやすい費用で移動することを容易にすること。」と明記されている。  よって、この条約に基づき、精神障がい者にも、身体障がい者及び知的障がい者と同等に交通運賃割引制度を速やかに実現するよう、万全の対策を講じるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成28年 3月22日                                 静岡県掛川市議会  以上でございます。 ○議長(竹嶋善彦君) ただいま事務局長朗読のとおりであります。  本件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決します。  本件は提案のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は提案のとおり可決されました。 △日程第11 議発第 3号〜議発第 5号 ○議長(竹嶋善彦君) 日程第11、議発第 3号から議発第 5号までの 3件について一括議題といたします。  本 3件に関し、提出者を代表し、鈴木正治君に提案理由の説明を求めます。  24番、鈴木正治君、御登壇願います。                〔24番 鈴木正治君 登壇〕 ◎24番(鈴木正治君) ただいま上程されました議発第 3号から議発第 5号までの 3件につきまして、提出した24名を代表して趣旨説明を申し上げます。  本 3件は、いずれも特別委員会の設置案件であります。  本年度は、議会活性化に向けた調査研究及び政策形成段階での提言を目標とした公共交通あり方検討並びに子ども・子育て支援をテーマとして取り上げ、地方自治法第 109条第 4項及び掛川市議会委員会条例第 6条第 1項の規定により、 3つの特別委員会を設置するものであります。  以下、それぞれの要旨を御説明申し上げます。  まず、議発第 3号、議会活性化特別委員会の設置については、議員定数を検討するとともに、議会活性化に向けた調査研究を行うため、特別委員会を設置するものであります。  次に、議発第 4号、公共交通あり方検討特別委員会の設置については、地域の特性や利用者にとって適正で、効果及び実効性のある公共交通施策を調査研究するため、特別委員会を設置するものであります。  続いて、議発第 5号、子ども・子育て支援特別委員会の設置については、子ども医療費を初めとする子ども・子育て支援施策について、広域的な見地から調査研究を行うため、特別委員会を設置するものであります。  以上、議発第 3号から議発第 5号までの趣旨説明とさせていただきます。 ○議長(竹嶋善彦君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  本 3件は議員全員による提出でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ります。  本 3件は提案のとおり決定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、本 3件は原案のとおり可決されました。  この際、お諮りします。  掛川市議会委員会条例第 9条第 2項による各特別委員会の委員長及び副委員長の選任の件を日程に追加したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、各特別委員会の委員長及び副委員長の選任の件を日程に追加し、選任を行うことに決定しました。 △日程追加 特別委員会正副委員長選任の件 ○議長(竹嶋善彦君) 日程追加、各特別委員会の委員長及び副委員長の選任を行います。  お諮りします。  選任の方法については、指名推選によることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、各特別委員会の委員長及び副委員長の選任の方法は、指名推選によることに決定しました。  お諮りします。  指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、議長において指名することに決定いたしました。  これより各特別委員会の委員長及び副委員長を指名します。  まず、委員長を指名します。  議会活性化特別委員会委員長、内藤澄夫君、公共交通あり方検討特別委員会委員長、桑原通泰君、子ども・子育て支援特別委員会委員長、高木敏男君、以上のとおり指名します。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、各特別委員会の委員長に、ただいま指名しました諸君が選任されました。  ただいま委員長に選任されました諸君の御挨拶があります。演壇の前にお越しください。   〔議会活性化特別委員長、内藤澄夫君、公共交通あり方検討特別委員長、桑原通泰君、子ども・子育て支援特別委員長、高木敏男君、演壇前に出る〕 ○議長(竹嶋善彦君)  3名を代表し、高木敏男君、御挨拶をお願いします。 ◎子ども・子育て支援特別委員長(高木敏男君) ただいま皆様からの御推薦を受けまして、各来年、28年度の特別委員会の委員長をさせていただきます議会活性化特別委員会委員長の内藤澄夫君です。  次に、公共交通あり方検討特別委員会委員長の桑原通泰君です。 ◎公共交通あり方検討特別委員長(桑原通泰君) よろしくお願いします。
    ◎子ども・子育て支援特別委員長(高木敏男君) それから私、子ども・子育て支援特別委員会委員長の高木でございます。よろしくお願いいたします。  これまでも、このような特別委員会は掛川の市議会では似たような特別委員会がありました。しかし、またこのような特別委員会が28年度も設置されたということは、ここが多分大事だろうなと思います。緊急性とかいろいろ重要性、そういうものがあって皆さんがこういう特別委員会をやっぱりつくらなければいけないと、こういうことだろうと思います。  しかしことしは、議員にとって28年度は 4年目であり、いわば特別な年でもあります。ですから、委員会がやっぱり生産性ある、効率性のある委員会をやっていただかないと、 3月まで引き延ばすというわけにはちょっといきません。できるだけ議員の皆さんの御協力をいただきたい。生産性のある御協力をいただきたい。そして、当局の絶大なる御協力もいただきたい。以上をお願いして挨拶にいたします。よろしくお願いします。 ○議長(竹嶋善彦君) 次に、副委員長を指名します。  議会活性化特別委員会副委員長、中上禮一君、公共交通あり方検討特別委員会副委員長、大石 勇君、子ども・子育て支援特別委員会副委員長、松本 均君。  以上のとおり指名します。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、各特別委員会の副委員長に、ただいま指名しました諸君が選任されました。  ただいま副委員長に選任されました諸君の御挨拶があります。演壇の前にお越しください。   〔議会活性化特別副委員長、中上禮一君、公共交通あり方検討特別副委員長、大石 勇君、 子ども・子育て支援特別副委員長、松本 均君、演壇前に出る〕 ○議長(竹嶋善彦君)  3名を代表し、中上禮一君、御挨拶をお願いします。 ◎議会活性化特別副委員長(中上禮一君) ただいま指名をされました特別委員会の副委員長の 3名でございます。公共交通あり方検討特別委員会の大石 勇議員、子ども・子育て支援特別委員会の松本 均議員、議会活性化特別委員会の私、中上でございます。  今、設置目的がいろいろ説明がございましたけれども、設置目的に沿った議論が積極的に交わされますように、委員長を補佐、補佐するというとおこがましいわけですけれども、その任に当たってまいりたいというふうに思っております。何分にも力不足でございますので、各議員並びに当局の皆さんの御指導をいただかないとできないわけでありますけれども、御指導、御協力をお願い申し上げまして、簡単ですけれども、挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(竹嶋善彦君) なお、お諮りいたします。  各特別委員会の委員選任の件を日程に追加し、選任を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、各特別委員会の委員選任の件を日程に追加し、選任を行うことに決定いたしました。 △日程追加 特別委員会委員選任の件 ○議長(竹嶋善彦君) 日程追加、各特別委員会の委員の選任を行います。  特別委員会委員の選任については、委員会条例第 8条第 1項の規定に基づき、議長において次のとおり指名します。  所属、氏名について、事務局長から朗読させます。 ◎議会事務局長(赤堀哲君) それでは、特別委員会の所属、氏名につきまして、先ほど決定いたしましたので、正副委員長を含めまして朗読させていただきます。  なお、敬称等は省略させていただきます。  議会活性化特別委員会、委員長、内藤澄夫、副委員長、中上禮一、委員、堀内武治、大石與志登、山崎恒男、鷲山喜久、雪山敏行、大場雄三。  公共交通あり方検討特別委員会、委員長、桑原通泰、副委員長、大石 勇、委員、鈴木久男、山本行男、渡邊久次、二村禮一、窪野愛子、竹嶋善彦。  子ども・子育て支援特別委員会、委員長、高木敏男、副委員長、松本 均、委員、鈴木正治、草賀章吉、榛葉正樹、野口安男、小沼秀朗、山本裕三。  以上であります。 ○議長(竹嶋善彦君) ただいま朗読したとおり指名したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、ただいま指名しました諸君を、それぞれの特別委員会委員に選任することに決定しました。 △日程第12 議員派遣について ○議長(竹嶋善彦君) 日程第12、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りします。  地方自治法第 100条第13項及び掛川市議会会議規則第 160条の規定により、お手元に配付のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、お手元に配付した内容のとおり、議員を派遣することに決定しました。 △日程第13 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項について ○議長(竹嶋善彦君) 日程第13、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項について議題といたします。  各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第 104条の規定に基づき、お手元に配付のとおり、閉会中継続調査の申し出があります。  お諮りします。  各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(竹嶋善彦君) 御異議なしと認めます。  したがって、申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに決定しました。  以上で本日の日程全部を終了しました。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君)  2月定例会の閉会に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。  このたびの定例会におきましては、平成28年度一般会計及び特別会計当初予算案を初め、条例の制定及び一部改正など多数の重要案件について御審議をいただき、いずれも原案どおり議決・同意いただき、厚く御礼を申し上げます。  一般質問につきましては、 8人の議員の皆様から、ステンドグラスのビジネス化、子供育成、高齢者支援、かけがわ茶エンナーレ、公共施設等総合管理計画の策定、農業用ため池の草刈り、介護保険事業、観光振興など、市政運営における重要な施策につきまして御質問や御提言をいただき、ありがとうございます。議員の皆様と交わした政策議論の成果につきましては、今後の市政運営に着実に反映をさせてまいりたいと考えております。  また、議員提案による初めての政策条例であります掛川市健康医療基本条例が制定されましたので、協働の精神のもと、条例の基本理念を踏まえ、しっかりした対応を進めてまいりたいと考えております。  ここで、数点御報告をさせていただきます。  初めに、 2月定例会会期中に行われました事業等 4点について申し上げます。  最初に、掛川市津波避難訓練の開催報告について申し上げます。  東日本大震災から 5年が経過し、被災地の早期の復興を心から願うものであります。私は、震災直後から毎年被災地を視察し、現地の状況を自分の目で見てまいりました。幹線道路や港、病院などの復旧は進んでいる一方で、いまだに約17万 4,000人の方が避難生活をされており、被災者の生活や産業の復興・再生はまだ道半ばであります。  私たちは、被災者の方々のことを忘れることなく、東日本大震災を教訓として、私たちの地域やそこに生活する人の命を守るための防災対策を進めていかなければならないと思います。  ことしも、今月 6日に津波避難訓練を実施し、約 2,700人が参加して、家庭の避難計画で定めた場所への避難訓練や避難行動要支援者の支援体制の確認が行われましたが、高齢者や障がい者などが迅速かつ安全に避難できるよう、避難訓練を繰り返し実施し、避難体制を確立することが極めて重要だと改めて実感したところであります。  今後も、自助・共助による防災力の強化を図るとともに、海岸防災林強化事業「掛川モデル」の整備などあわせた防災体制の強化に努めてまいります。   2点目としましては、今月12日にオープンをいたしました掛川森林果樹公園アトリエについて申し上げます。  本施設は、市が所有する資産を効果的に活用したまちづくりを進めるため、森林果樹公園の活性化と収穫果樹の利活用促進事業により、株式会社たこ満が建築し運営を行う体験型菓子工房であります。   6次産業化や土地の有効活用を官民協働で推進するとともに、障がいのある方の就労支援も進める協働のまちづくりのモデルとなるものと思っております。  オープン初日には 400人余が訪れ、自然食レストラン、ショップともに大盛況でありました。また、オープン以降、森林果樹公園には 1日平均で約 100人の来園者があり、例年の約 3倍という状況であります。森林果樹公園との相乗効果により、新たな観光の拠点、名所となることを期待するものであります。   3点目は、ステンドグラス美術館入館 5万人達成について申し上げます。  昨年 6月に開館したステンドグラス美術館は、今月13日に入館者が 5万人に達し、当初の予想を大幅に上回る多くの方々に本物のステンドグラスをごらんいただくことができました。このうち、中学生以下の入館者は 6,000人余で、作品を見た子供たちの驚きや感動など素直な反応に改めて美術館が豊かな感性と想像力を育む場であることを感じた次第であります。  また、二の丸美術館の入館者も、昨年度比で約 1.5倍となっております。  来年度から、二の丸美術館とステンドグラス美術館を掛川市生涯学習振興公社が一体で管理運営いたします。今後も多くのお客様に何度も訪れていただけるよう、掛川城を初め周辺施設と連携し、魅力のある日本一の美術館を目指してまいりたいと思います。   4点目は、子育て協働モデル事業についてであります。  家庭での子育て力向上や結婚前の自分磨き等の事業を行う若い母親を初めとする新しい市民活動団体が生まれました。その活動報告を 6つの団体から受け、子育て中の親が同じ境遇の親を応援したい思いが伝わる報告会でありました。一緒に来たお子さん 2人も、他のグループのお母さんの膝の上でおとなしく報告を聞いていたり、赤ちゃんをだっこひもで胸に抱えて報告する母親もいるなど、大変感動的なシーンでありました。若い団体のすばらしい発想と実行力を見て、協働のまちづくりの息吹を大変うれしく思ったところであります。  次に、各種施策の取り組み状況 3点について申し上げます。   1点目は、掛川市公共施設等総合管理計画の策定についてであります。  一般質問でもお話ししましたが、公共施設等の老朽化対策は、掛川市においても大きな課題であり、公共施設等を現在の量と質のままで維持していくことは、今後のまちづくりに大きな影響を与えるとともに、将来世代にも大きな負担となってまいります。  今回、掛川市公共施設等総合管理計画を策定し、掛川市における公共施設等の総合的かつ計画的な管理を進めるための基本的な方向性を定めましたので、今後、市民や関係者の方々にお知らせしながら、行財政改革と一体的に公共施設等の適正配置や計画的な保全等の公共施設マネジメントの取り組みを進めてまいりたいと考えております。  なお、 4月の全員協議会において改めて御説明をさせていただく予定であります。   2点目は、第 3次掛川市地域福祉計画・地域福祉活動計画の策定についてであります。  第 2次計画の策定から 5年が経過しましたが、地区まちづくり協議会の設立やふくしあの開設など、協働のまちづくりが進むとともに、地域を取り巻く状況も大きく変化してまいりました。この状況を踏まえ、平成28年度から32年度までの 5カ年の計画を策定をいたしました。  この計画は、地域における福祉課題を地域住民、社会福祉協議会、そして行政などのさまざまな主体が協働で解決していくための指針となるものであります。このことについても、 4月の全員協議会において説明をさせていただく予定であります。   3点目は、子育て世代向け住宅供給事業の取り組み状況についてであります。  昨年12月に、産・学・金・民・公・官・市の代表で組織するプロジェクト推進委員会を立ち上げ、計 4回の会議を開催するとともに、関係者等のニーズ把握調査を行い、プロジェクトの推進を図りました。今後は、推進委員会の事業プランを基本に、安心して住める子育て住宅の認定制度や、待機児童を初め、子育て世代が抱える問題・課題を解消できる支援制度の創設、さらには自治区と不動産業界が連携した子育て住宅の流通システム化の構築を図ってまいります。  また、本庁を初め、多くの公共施設等に本事業の紹介コーナーを設け、市民への情報発信に努めてまいります。  次に、今後開催する主な事業 2点について申し上げます。   1点目は、掛川市消防本部・中央消防署落成式の開催についてであります。  掛川市の消防活動拠点施設の役割を担う新消防庁舎が完成し、今月24日に落成式、26日に一般内覧会を迎えることとなりました。  このたび完成した庁舎は、大規模災害に対応した近代的な施設で、従来にも増して地域に密着した活動が展開できるなど、新たな総合防災の拠点であります。  今後も、市民の皆様が安全で安心して暮らせるまちづくりの実現を目指し、消防力の強化に努めてまいります。   2点目は、一般社団法人中東遠タスクフォースセンター開設セレモニーの開催についてであります。  センターの設立でありますが、金融機関や企業の皆様の御支援をいただき、既に 200社近い企業を訪問して、課題の聞き取りを実施するとともに、法人登記も完了し、今月25日に開所式を迎えることとなりました。  このタスクフォースセンターは、企業OBのスキルやノウハウを活用することで中小企業が抱える課題解決を図るなど、企業力を高めるとともに、高齢者の能力活用と雇用を促進する掛川市独自の仕組みであります。  センターの活用・支援によって、創業及び実務支援や未活用特許の活用のためのマッチングなど、中小企業等の支援による地域経済の活性化を図るとともに、生涯ワーキングシステムの構築も図ってまいります。  以上、報告とさせていただきます。  今定例会初日の施政方針でも申し上げましたが、本年は地区まちづくり協議会が市内全ての地区において動き出す協働のまちづくり開花の年であります。協働のまちづくりを基本理念に、向こう10年間のまちづくりを定めた第 2次総合計画を着実に推進し、安定感と安心感のある市政運営にさらなる努力を重ねてまいりますので、議員の皆様の御理解と御支援をこれまで以上に賜りますようお願いを申し上げます。  最後に、今月末をもって退職する幹部職員の挨拶の場を御配慮くださったということであります。この後だと思いますけれど、ありがとうございます。  私からも、議員の皆様のお引き立て、御協力により、それぞれの幹部職員が大変献身的に仕事をなし遂げてくれたことに感謝をし、閉会の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(竹嶋善彦君) 私からも御挨拶を申し上げます。  平成28年 2月定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る 2月23日に開会されました今定例会でありましたが、議会・当局、それぞれ皆様の御協力をいただき、本日ここに無事閉会を迎えることができましたこと、まずもって心から御礼を申し上げます。
     年度末を迎えるに当たり、この 1年を振り返ってみますと、今年度の掛川市は着実に前進を続けた 1年でありました。希望の丘に日本のモデルとも言える医療、保健、福祉、介護、教育ゾーンが民間等の力により誕生したことや、横須賀在住の鈴木政昭先生からの御寄贈をいただいたステンドグラス美術館がオープンし 9カ月間で 5万人の入館者があったことなど、これこそ市民、企業との協働の大きな成果であり、たゆむことなく前進を続ける本市を改めて感じたものでありました。  また、市民の主導による協働のまちづくりが進み、各地区ではまちづくり協議会が設立され、本年 4月には全地区で協議会が設立され、本格的に協働によるまちづくりが始まります。  さて、今定例会は、平成28年度予算案を初め、27年度補正予算、条例、人事案件、さらには議発案件等76件に及ぶ重要案件を審議する最も重要な議会でありました。本会議や常任委員会を初め、極めて慎重かつ熱心に御協議をいただき、また松井市長を初め当局各位におかれましても、誠意を尽くした御説明をいただき、本日全議案を議了することに至りました。  また、一般質問においては、 8名の議員各位が子育て支援や高齢者支援、いじめ対策、公共施設等総合管理計画等々、本市の行財政のあり方、将来ビジョンなど数多くの分野にわたって市長の所信をただされ、極めて真剣にして闊達な議論が展開されましたことは、議長としてこの上ない喜びであり、心から感謝申し上げる次第であります。  また、調査、研究、協議を重ねられた各特別委員会からは、その結果等について委員長報告をいただきましたが、いずれの委員会においても熱心に御審議をいただき、その成果は今後の市政運営、地域医療に大きく寄与するものと確信しております。  市民の行政ニーズが多岐にわたる中、問題・課題は山積しております。松井市長を初めとする当局各位におかれましては、今期定例会における一般質問あるいは各委員会等での開陳されました議員各位の御意見等について十分検討を重ねられ、さらなる市政の向上に向け前進されるよう願うものであります。  最後になりましたが、掛川市職員として長年にわたり市政発展のために御尽力をいただきました13名の部長、課長の皆様が、今年度末をもって勇退されることになりました。  在職期間が約40年、合併前の 1市 2町の時代から今日に至るまで、地方行政の変革に的確に対応されながら、それぞれの市、町の発展に大きく寄与されるとともに、今日の掛川市政の基礎を築き上げられた方々であります。その御功績に対し、心から感謝を申し上げる次第であります。  退職後もまだまだ長い人生であります。志を立てるのに決して遅過ぎるということはありません。くれぐれも健康に留意され、市職員として培われてきました知恵をそれぞれの地域の協働のまちづくりに生かしていただくとともに、新しい分野で新しい自分を発見していただき、さらに活躍されることを心から期待申し上げ、はなむけの言葉とさせていただきます。  結びに、議員並びに市当局の皆様には、年度がわりの大変慌ただしい中ではありますが、健康に十分留意をいただき、「希望がみえるまち、誰もが住みたくなるまち掛川」、この実現に向け、さらなる活躍あらんことを心からお願いを申し上げ、 2月定例会閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  本年度末をもちまして、13名の部課長の皆さんが退職されます。退職される部課長の方々は演壇前にお進みください。  それでは、退職される13名の方を代表されまして、議会事務局長、赤堀 哲君から御挨拶をいただきます。お願いします。              〔議会事務局長 赤堀 哲君 登壇〕 ◎議会事務局長(赤堀哲君) それでは、 2月定例会の閉会に当たりまして、議長のお許しをいただきましたので、今年度末をもって退職します部課長13名を代表しまして一言お礼の言葉を申し上げます。  ただいま市長、議長からそれぞれねぎらいの言葉をいただき、厚く御礼申し上げます。  御紹介いただきましたように、私たちは在職期間が若干の長短はありますけれども、昭和50年を前後しまして旧の市町にそれぞれ奉職をいたしました。以来約40年間勤め、その間、市や町の発展と住民の安全安心な生活の基盤づくりに微力ながら尽くしてまいりました。  市役所の仕事はまさに多種多様でありますし、また時代の変化にも的確に対応し、市民のニーズに応えていかなければなりません。自分自身の来た道を振り返ってみましても、いろいろな職場を経験する中で喜びや達成感を味わわせていただきました。反面、冷や汗が流れるような思い出がよみがえってまいります。  大きな節目として、市町の合併を経験させていただきました。この10年間、新市の基礎づくりの時代にこの行政の中に身を置いてそれぞれの現場で勤務につかせていただいたことは、非常に大きな思い出でありますし、また大きな誇りでもあります。このように大変長い間勤め、きょうこうして無事に勤めを終え、退職の挨拶ができますことは、これもひとえに議会の皆様や市長を初め多くの先輩による御指導と同僚の皆様の御支援・御協力のたまものと深く感謝申し上げます。  また、私は最後の 2年間はこの議会事務局長として議員の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。  私たちは 4月からそれぞれの道に進んでまいりますが、 4月からは本格的に動き出します協働のまちづくりの少しでもお手伝いができればと思っております。  結びに、掛川市が目標とする希望がみえるまち、誰もが住みたくなるまちの実現を目指して、市がますます発展していくことと、皆様方のさらなる御活躍とそして御健勝と御多幸をお祈り申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。本当に長い間ありがとうございました。(拍手) ○議長(竹嶋善彦君) ありがとうございました。自席にお戻りください。  これにて本日の会議を閉じ、平成28年第 1回掛川市議会定例会を閉会といたします。                  午後3時50分 閉会  [ 署  名 ]  以上、地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。           平成   年   月   日                掛川市議会議長    竹 嶋 善 彦                掛川市議会副議長   鈴 木 正 治  [ 署 名 議 員 ]                掛川市議会議員    大 場 雄 三                掛川市議会議員    山 本 行 男...