掛川市議会 > 2014-11-27 >
平成26年第 4回定例会(11月)-11月27日-01号
平成26年第 4回定例会(11月)−11月27日-目次

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  1. 掛川市議会 2014-11-27
    平成26年第 4回定例会(11月)-11月27日-01号


    取得元: 掛川市議会公式サイト
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    平成26年第 4回定例会(11月)-11月27日-01号平成26年第 4回定例会(11月)               平成26年第4回(11月)             掛川市議会定例会会議録(第1号) 〇議事日程      平成26年11月27日(木) 午前9時30分 開会  日程第1    会議録署名議員の指名  日程第2    会期の決定  日程第3    議案第 95号  平成26年度掛川市一般会計補正予算(第5号)について    議案第 96号  平成26年度掛川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について    議案第 97号  平成26年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)について    議案第 98号  平成26年度掛川市介護保険特別会計補正予算(第2号)について    議案第 99号  平成26年度掛川市簡易水道特別会計補正予算(第1号)について    議案第100号  平成26年度掛川市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について
       議案第101号  平成26年度掛川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について    議案第102号  平成26年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業特別会計補正予算(第1号)について    議案第103号  平成26年度掛川市水道事業会計補正予算(第1号)について    議案第104号  掛川市ステンドグラス美術館条例の制定について    議案第109号  掛川市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について    議案第110号  掛川駅木造駅舎整備基金条例の廃止について    議案第111号  新市建設計画の変更について    議案第112号  和解について    議案第113号  市営住宅明渡し等請求事件の提訴について    議案第114号  市営住宅明渡し等請求事件の提訴について    議案第115号  字の区域の変更について(逆川地区)    議案第116号  字の新設について(杉谷二丁目地区等)    議案第117号  東遠学園組合規約の変更について    議案第118号  掛川市道路線の認定について  日程第4    議案第105号  掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について    議案第106号  掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について    議案第107号  掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について    議案第108号  掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正について  日程第5    議案第105号  掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について    議案第106号  掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について    議案第107号  掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について    議案第108号  掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正について               総  務 委員長 報告  日程第6    議案第119号  専決処分の承認を求めることについて(平成26年度掛川市一般会計補正予算(第4号)) 〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 ………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………… 出席表のとおり                    議 事                  午前9時30分 開会 ○議長(大石與志登君) ただいまの出席議員は23名であります。所定の定足数に達しておりますので、これから平成26年第 4回掛川市議会定例会を開会します。                     開 議 ○議長(大石與志登君) これから、本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大石與志登君) 日程第 1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定に基づき、議長において、 5番、窪野愛子さん、20番、内藤澄夫君を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(大石與志登君) 日程第 2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から12月25日までの29日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  したがって会期は、本日から12月25日までの29日間と決定しました。  なお、会期中の会議予定につきましては、お手元に配付しました会期日程表のとおりでありますので、御承知おき願います。 △日程第3 議案第95号~議案第 104号及び議案第 109号~議案第 118号 ○議長(大石與志登君) 日程第 3、議案第95号から議案第 104号及び議案第 109号から議案第 118号までの20件について、一括議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) 改めまして、おはようございます。  11月定例市議会の開催に際しまして、行政報告を申し上げます。  初めに、台風18、19号の被害状況とその対応について申し上げます。  特に台風18号の被害は甚大でありましたが、この 2つの台風で床上・床下浸水等住宅被害が 105件、市道・河川の路肩崩壊、倒木、護岸崩壊等の被害が 106件、農道・水路の土砂堆積のり面崩壊などの農業被害が94件、ビニールハウスの破損等の農業施設被害が31件発生し、市民生活に大きな影響を与えました。  このうち、緊急を要する箇所については応急対応をとり、既に復旧しております。  また、特に被害の大きかった市道 2カ所、橋梁 1カ所については、現在、国の補助による災害復旧事業採択を受けるため、現況測量、被災原因の調査、復旧工法についての検討を実施しております。被災を受けた和田岡地区の吉岡橋では、橋脚が沈下、橋桁も大きく傾き、通行が不能となっております。今後 1月に災害審査を受け、一日も早い復旧を目指してまいりますが、復旧にはしばらく時間がかかります。なお、県の管理河川の被害についても、復旧に向けて作業を進めております。  曽我地区の梅橋については、河床が洗堀、橋桁にずれが確認されたことにより、10月30日より当分の間全面通行どめとさせていただいております。現在点検及び調査を実施しており、その結果により今後の修繕計画を策定してまいります。  避難勧告等の対応につきましては、通常、土砂災害及び河川氾濫による避難準備情報避難勧告等の発令については、河川水位土壌雨量指数などによる発令基準があり、台風の最接近や局地的大雨などの情報が確かな場合は、日没前に早期に発令することとなっております。  今回の台風では、広域避難所の立ち上げ、地域の一次避難所の開設依頼、その後の避難準備情報などの周知等、一連の行動につきましてはほぼ適切にできたものと考えております。敷地内への浸水により避難所の開設が多少おくれた箇所につきましては、新たに安全な地域に一次避難所を設けました。  今後は、災害時要援護者の避難対策として、個別避難計画の運用を充実させることが必要であると考えております。  いずれにしても、災害対応の第一は早期の自主避難であるため、各種災害に対応した家庭の避難計画策定について、更に推進をしてまいります。  次に、掛川市総合計画基本構想の策定について申し上げます。  現在、市民意識調査やシンポジウムの開催、市民委員会での意見集約などにより策定作業を進めているところであります。  本年 5月に日本創生会議が発表した人口減少問題に対し国は、9月に地方創生を打ち出してまいりました。掛川市では、国の地方創生施策の情報をいち早く捉え、掛川市の特徴を生かした多様な施策に結びつけていくため、10月 1日、庁内に創生本部会議を立ち上げたところであります。今後国としての戦略も徐々に明らかになると思われますが、掛川市としては、国の動きを見据えた中でかなめとなる将来人口推計等の重要指標を決め、将来戦略を固めたいと考えております。このため、 3月末までは基本構想の検討に充て、来年 2月の全員協議会中間報告をさせていただきたいと思いますので、御理解とお願いをいたします。  続いて、この総合計画の策定の中で目標として位置づけております「 3つの日本一」につきまして、説明させていただきます。  第 1次総合計画後期基本計画では、掛川市の将来像「希望が見えるまち、誰もが住みたくなるまち掛川」の達成目標として、「健康・医療」「環境」「市民活動」の三つの日本一を位置づけました。  第 2次総合計画では、これらをさらに深化させるため、「健康・医療」「環境」は引き続き目標として定め、「市民活動」につきましては自治基本条例や、仮称でありますが、まちづくり協働推進条例が整備されていくなど体制が整いつつあることから、三つの日本一を支える土台として位置づけ、新たに「教育・文化」を目標に加えたいと考えております。これら次期計画の基本となる骨組みや方向性につきましても、中間報告時に御説明させていただきますので、よろしくお願いをいたします。  次に、平成27年度当初予算の編成方針について申し上げます。  当初予算は、協働のまちづくり基本理念とし、また、掛川ならでは地方創生施策を進めるため、次の 7項目の編成方針に基づき予算編成に当たるよう職員に指示をいたしました。   1つ目は、市民の生命・財産を守る地震・津波対策アクションプログラムの推進であります。 2つ目が三つの日本一を目指すそれぞれの分野の事業推進。 3つ目として、協働による掛川版地方創生施策を推進し、人口減少、高齢化社会など社会情勢の変化に対応してまいります。 4つ目は、子育て支援、教育の充実と文化・芸術の振興であります。 5つ目が地域経済持続的発展と雇用の拡大。 6つ目として、市制10周年を機に、次なる10年の飛躍に向けた施策を推進いたします。 7つ目として、行財政改革基本方針に沿った見直しを実施してまいります。  次に、JR東海リニア中央新幹線建設事業について申し上げます。  東海道新幹線はことしで開業50周年を迎え、掛川市にも大きな恩恵をもたらすなど、日本の高度経済成長を支えてきた一つの象徴と言えます。一方で、リニア中央新幹線建設事業につきましては、10月に工事実施計画が国に認可されましたが、さまざまな懸念は依然として払拭されていません。  広い目で見ますと、品川-名古屋-大阪間を結ぶことにより大都市間の移動の利便性は高まり、効果は多大であると判断しておりますが、反面、ますます大都市への集中が進み、地方が置き去りになる危険性もあると思っております。  掛川市にはリニア開通後の東海道新幹線の利便性の向上が期待されますが、それ以上に大井川の流量が減少すると予測されていることに対して、強い懸念を抱いております。  11月10日には、大井川流域の 9市 1町の首長と議長等で環境大臣地元住民の懸念を一掃していただくよう要望活動をしてまいりました。今後も市と市議会が足並みをそろえて、将来に禍根を残すことがないよう責任を持って対応してまいりたいと考えております。  JR東海による説明会は 3回が計画されており、11月18日の県民向け、25日の静岡市井川地区住民向けは終了し、27日には大井川流域自治体関係者向けの説明会が予定されております。  大井川流域市町住民への説明は当然であると考えておりますので、JR東海に対し流域市町へ個別に直接説明するように強く要望してまいります。  次に、市民総代会地区集会の総括について申し上げます。  ことしは、 7月22日から10月30日まで全25会場で開催いたしました。参加総数は 2,026人で、昨年度より 298人、約17%の増となりました。  今年度は、共通テーマとして、各地区での「まちづくり協議会」設立に向けた取り組みや今後のスケジュールなどについて報告や発表をしていただきました。  また自由討議では、道路、河川の整備や防災関係の要望・意見などに加え、独自の地域の活性化案課題解決案が提案されるなど、地区の将来を前向きに考える発言が多く、市民の意識変化が感じられました。  今後も各地区へ積極的に情報発信を行い、より多くの市民の皆さんの「協働のまちづくり」への意識向上につなげていきたいと考えております。  次に、協働のまちづくりモデル地区進捗状況について申し上げます。  本年度、西山口、南郷、大渕の 3地区を協働のまちづくりモデル地区として選定をし、地区まちづくり協議会の設立や計画策定など、 4つのテーマについて取り組んでいただいております。  この取り組みの中で、既存事業の内容充実にはさまざまな住民や団体が参加する話し合いの場の確保が有効であることや、協働のまちづくりを推進するためには市職員の意識改革も必要で、地区に担ってほしい取り組みテーマ等を例示しながら、積極的に地区と話し合いの場を持つことが必要と改めて認識をしたところであります。  これらを現在検討中の、仮称でありますが、まちづくり協働推進条例に反映するとともに、年度末には当該 3地区とも協議会が発足しますので、追従する他地区の実践モデルとして取り組み成果をまとめてまいります。  次に、国の消費税対策として実施をした臨時福祉給付金子育て世帯臨時特例給付金の支給実績について申し上げます。  掛川市では、当初の集中受付期間を 1カ月間延長し、 7月 1日から10月31日まで申請受付を行いました。その後も窓口で随時受付を行っておりますが、その結果、11月19日時点で、臨時福祉給付金につきましては 9,269件、 1万 4,255人で、総額 1億 8,435万円、給付率は86.5%であります。子育て世帯臨時特例給付金につきましては 8,756件、 1万 5,095人で、総額 1億 5,095万円、給付率は98.9%であります。低所得者や子育て世帯経済的支援になったと考えております。  次に、希望の丘整備事業進捗状況について申し上げます。
     静岡県を初め 6つの事業者による施設建設工事がほぼ計画どおり順調に進み、各施設とも内部や設備の工事が着々と進められている状況であります。  来年 4月の全施設グランドオープンを目指して、円滑な工事を促してまいります。  場内の沿道には、掛川桜を初め 5種類 100本の桜を市民の献木により植栽を行います。この献木は、地域の実行委員会が主体となって行われ、12月中旬から募集が始まります。  また、完成後の希望の丘を多くの市民が集い交流できる場とするため、地域と事業者との組織、希望の丘運営委員会を10月30日に設立いたしました。今後は、この運営委員会を通じて交流事業等の推進を図ってまいります。  次に、お茶の振興について申し上げます。  10月31日、11月 1日の 2日間、第68回全国お茶まつり宮崎大会が開催され、全国茶品評会の深蒸し煎茶の部で10年連続通算18回目となる産地賞の優勝旗を受領してまいりました。  また、11月 7日、 8日には、全国茶サミット静岡大会が藤枝市で開催されました。  大会宣言では、東京オリンピック・パラリンピックに訪れる全世界からのお客様に日本茶を日本のおもてなしのシンボルとして提供し世界へアピールすること、「茶手揉技術」がユネスコ無形文化遺産に登録されるよう歩みを進めること、お茶の持つ健康機能性や効能、日本茶の織りなす豊かなコミュニケーションで世界をつなげることを宣言し、世界に向けてお茶の情報発信を行いました。  また、掛川市の茶振興策の一環として、緑茶効能による健康増進を主題とした出前講座を計画し、事前準備のため、岩手県内13市を訪問し、あわせて掛川茶のPRを行ったところであります。第 1回目の出前講座を10月30日に陸前高田市で実施したところ、健康への関心が非常に高く、効能だけでなくおいしいお茶の入れ方や茶葉を使った料理にも興味を持っていただき、掛川茶の消費拡大の足がかりができたと感じております。今後は奥州市、盛岡市などにも出前講座を計画しており、さらに来年度は秋田県への進出も考えております。  次に、掛川市中心市街地活性化基本計画策定状況と今後の予定について申し上げます。  掛川市中心市街地活性化基本計画は、中心市街地のにぎわいを取り戻すために、平成21年 3月に内閣総理大臣の認定を受け、活性化に取り組んでおります。  第 1期では、市内の若手事業家が進めている掛川本陣通りのような民間活力の事業手法を積極的に取り入れるとともに、かけがわ街づくり株式会社商工会議所等によるテナントミックスの働きかけにより店舗数も増加しております。  また、中心市街地若手事業者地元市議会議員の皆様による勉強会も開催され、11月 4日には活性化に向けたすばらしい提言をいただきました。  市街地の活性化は継続した取り組みが大変重要であり、新たに平成27年 3月から始まる 5年間の計画を策定するための作業を進めております。  今後は、関係機関で構成する中心市街地活性化協議会の御意見等も伺い、年明けには全員協議会で報告をさせていただき、内閣府へ申請する予定で進めてまいります。  次に、ステンドグラス美術館の状況について申し上げます。  建築主の鈴木氏からは、破産管財人による債権処理が進み、11月11日に美術館の建築工事請負契約の解除がなされたとの報告をいただいております。これを受けて鈴木氏は、早々に建築工事の再開ができるように市内の建築業者と再契約について協議中であり、来年 4月 1日の開館に向けて努力されております。なお、ステンドグラスの評価につきましては、先日、イギリスへの 2回目の調査を委託しましたステンドグラス作家の志田政人氏からは、英国の研究機関から最高級のステンドグラスである内容の推薦文をいただけるとの報告を受けております。  年明けには調査結果報告会の開催を予定しておりますので、御出席をお願いいたします。  最後に、本日追加配付をいたしました韓国横城郡郡守来訪について申し上げます。  11月25日から26日まで、横城郡から韓郡守を団長とする友好訪問団 5人が掛川市を訪れました。今回の訪問では、本年 7月 1日に就任した韓郡守と両都市間の友好関係について改めて確認し、相互の信頼関係をより深めることができました。今後の交流については、産業経済、観光やスポーツなど幅広い分野の民間交流を積極的に進めるとともに、両市の発展につなげていくことを確認し合いました。  以上で、行政報告とさせていただきます。  続きまして、ただいま上程をされました議案第95号から議案第 104号まで及び議案第 109号から議案第 118号までの20件について、一括して御説明申し上げます。  最初に、議案第95号、平成26年度掛川市一般会計補正予算(第 5号)については、歳入歳出それぞれ 1億 7,680万 8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 453億 9,058万円とするものであります。  補正の主な内容としましては、職員人件費の補正のほか、台風関連災害復旧費の追加 1億 5,475万 8,000円、地域環境整備調整費の増 3,800万円、交通安全施設整備事業費の増 2,960万円などであります。  なお、今回の補正財源の主なものは、市税の増 1億 848万 9,000円、諸収入の増 9,321万 3,000円などであります。  次に、議案第96号、平成26年度掛川市国民健康保険特別会計補正予算(第 2号)については、歳入歳出それぞれ 416万 3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を 117億 3,024万 4,000円とするものであります。  補正の主な内容は、職員人件費及び電算システム改修に係る補正であります。  次に、議案第97号、平成26年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第 2号)については、歳入歳出それぞれ 826万 3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を10億 5,175万 5,000円とするものであります。  補正の主な内容は、職員の実配置数に合わせた職員人件費の補正であります。  次に、議案第98号、平成26年度掛川市介護保険特別会計補正予算(第 2号)については、歳入歳出それぞれ 273万 5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を88億 9,328万 4,000円とするものであります。  補正の主な内容は、職員の実配置数に合わせた職員人件費の補正であります。  次に、議案第99号、平成26年度掛川市簡易水道特別会計補正予算(第 1号)については、歳入歳出それぞれ 704万 6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 2,431万 5,000円とするものであります。  補正の主な内容は、前年度決算に基づき繰越金が確定したことなどによる補正であります。  次に、議案第 100号、平成26年度掛川市公共下水道事業特別会計補正予算(第 2号)については、歳入歳出それぞれ 1,275万 1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を26億 1,043万 3,000円とするものであります。  補正の主な内容は、公共下水道事業における人件費の減額と償還利子額が確定したことによる減額であります。  次に、議案第 101号、平成26年度掛川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第 1号)については、歳入歳出それぞれ48万 2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を 2億 3,724万 7,000円とするものであります。  補正の主な内容は、台風18号による施設修理費の増額と消費税額が確定したことによる公課費の減額であります。  次に、議案第 102号、平成26年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業特別会計補正予算(第 1号)については、歳入歳出それぞれ 480万 3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を 3億 8,800万 3,000円とするものであります。  補正の主な内容は、浄化槽市町村設置推進事業における人件費の減額と償還利子額が確定したことによる減額であります。  次に、議案第 103号、平成26年度掛川市水道事業会計補正予算(第 1号)については、水道事業収益 2,664万 1,000円を増額し、水道事業収益の総額を31億 2,535万 7,000円とし、水道事業費用 3,401万 4,000円を増額し、水道事業費用の総額を30億 4,846万 4,000円とするとともに、資本的収入 362万 7,000円を増額し、資本的収入の総額を 5億 1,536万 7,000円とし、資本的支出を25万 8,000円減額し、資本的支出の総額を12億 8,772万 6,000円とするものであります。  次に、議案第 104号、掛川市ステンドグラス美術館条例の制定については、掛川市ステンドグラス美術館を平成27年 4月 1日から供用開始するため、新たに制定するものであります。  次に、議案第 109号、掛川市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、児童扶養手当法の一部改正に伴い、同法の改正箇所を引用する条文について字句の整理を行うため、条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第 110号、掛川駅木造駅舎整備基金条例の廃止については、掛川駅木造駅舎が完成をしたことにより基金の目的が達成されたため、廃止するものであります。  次に、議案第 111号、新市建設計画の変更については、東日本大震災に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部改正に伴い、合併特例債の発行可能期間が延長されましたので、制度を有効に活用するため計画期間を延長し、必要な事業を追加するものであります。  次に、議案第 112号、和解については、地方自治法第96条第 1項第12号の規定により、静岡県知事と和解することについて、議会の議決を求めるものであります。  事件の概要は、県の不適切な事務処理により平成25年度の静岡県大井川広域水道企業団の水道施設整備費国庫補助金が不交付になったことに伴い、市がこうむる損害の賠償を求めるものであります。  和解の内容としましては、県が市に対し、本件損害賠償金として 2,151万円を支払うものであります。  次に、議案第 113号、市営住宅明渡し等請求事件の提訴については、市営住宅家賃を長期間滞納し、かつ居住実態がない者に対し、住宅の明け渡し並びに滞納家賃、共益費、駐車場使用料及び損害賠償金の支払い請求の訴えを提起することについて、地方自治法第96条第 1項第12号の規定により議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第 114号、市営住宅明渡し等請求事件の提訴については、市営住宅家賃を長期間滞納し、かつ居住実態がない者に対し、住宅の明け渡し並びに滞納家賃、駐車場使用料及び損害賠償金の支払い請求の訴えを提起することについて、地方自治法第96条第 1項第12号の規定により議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第 115号、字の区域の変更について。逆川地区については、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業・逆川地区の施行に伴い、新しい区画に合わせて字の区域を変更するため、地方自治法第 260条第 1項の規定により議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第 116号、字の新設・杉谷二丁目地区等については、民間宅地開発区域に紅葉台の字を新設し、住所地番の明確化及び行政区画の適正化を図るため、地方自治法第 260条第 1項の規定により議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第 117号、東遠学園組合規約の変更については、児童福祉法の一部改正に伴い、同法の改正箇所を引用する条文について字句の整理を行うため、条例の一部を改正するものであります。  最後に、議案第 118号、掛川市道路線の認定については、民間宅地造成事業に伴う道路の路線認定で、今回認定の対象とするのは 1路線であります。  以上、20件について、一括して御説明を申し上げましたが、議案第95号、議案第 104号及び議案第 111号の 3件については、引き続き、担当部長が補足説明をいたしますので、よろしく御審議くださるようお願いを申し上げます。  私からは以上であります。 ○議長(大石與志登君) 次に、補足説明を求めます。  まず、議案第95号について、廣畑総務部長。               〔総務部長 廣畑雅己君 登壇〕 ◎総務部長(廣畑雅己君) 私からは、議案第95号、平成26年度掛川市一般会計補正予算(第 5号)について、補足説明を申し上げます。  平成26年市議会11月定例会議案の 1ページをお願いします。  第 1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出それぞれ 1億 7,680万 8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 453億 9,058万円とするものです。  第 2条は、地方債の補正ですが、第 2表により説明させていただきます。   7ページをお願いします。第 2表 地方債補正です。  今回の地方債の補正は、農林水産債で20万円の増額をお願いするもので、遊家・家代地区及び沖之須地区の土地改良総合整備事業における県事業費の増額によるものです。  以下、事項別明細書により説明させていただきます。別冊になります、平成26年度掛川市一般・特別・企業会計補正予算事項別明細書をお願いします。  最初に歳入です。   5ページをお願いします。   1款市税、 1項 2目法人市民税 1億 848万 9,000円の増は、本年度上半期までの調定実績などから増額を見込むものです。   7ページをお願いします。  14款国庫支出金、 1項 1目民生費国庫負担金 6万 6,000円の増は、平成25年度の福祉施策にかかる決算が確定し、国から精算金が交付されるものです。  下段の 2項国庫補助金 1目総務費国庫補助金 1,093万 9,000円の減は、社会保障・税番号制度に係るシステム整備に対する補助金で、当初予算では、事業費の全額が国から補助される見込みでしたが、今回国から示された補助率及び補助限度額に合わせ、減額するものです。   2目民生費国庫補助金 908万 6,000円の増及び、 1枚めくっていただいて、 3目衛生費国庫補助金 254万 7,000円の増につきましては、説明欄記載の子育て支援関連の各種事業について、補助単価の増及び国・県の負担割合が変更になったことにより増額するものです。   4目土木費国庫補助金 5,945万 7,000円の減は、国の内示額に合わせ、社会資本整備総合交付金の減額を行うものです。   5目教育費国庫補助金 182万円の増は公共発掘調査費補助金で、吉岡下ノ段遺跡区域内の茶園所有者から改植の申し出があったことから、歳出において、発掘調査を実施するための作業員等賃金などの増額をお願いするもので、事業費の 2分の 1が国から補助されるものです。  11ページをお願いします。   7目子育て世帯臨時特例給付金国庫補助金 1,784万円の増は、国が示した算出基準により当初算定した給付金の給付対象者数が増加する見込みとなったことから、歳出において給付金が増額となることによるもので、全額が国から補助されます。   8目がんばる地域交付金ですが、25年度の国の補正により、国の経済対策における公共事業等の追加に伴う地方負担額に応じて国が新たに交付金を交付するもので、 520万 5,000円を追加するものです。  13ページをお願いします。  15款県支出金、 1項 1目民生費県負担金35万円の増につきましては、平成25年度の福祉施策にかかる決算が確定し、県から精算金が交付されるものです。  下段の 2項県補助金、 2目民生費県補助金 430万 1,000円の減及び、 1枚めくっていただいて、 3目衛生費県補助金 127万 5,000円の減の主なものは、国庫支出金で御説明しましたとおり、各種子育て支援事業について、補助単価及び国・県の負担割合が変更になったことによるものです。   5目農林水産業費県補助金、 6節老朽溜池等整備事業費県補助金 390万円の増は、老朽ため池の耐震対策として行う一斉点検調査に対する補助金で、今回補助金の追加割り当てが見込まれることから、歳出において点検調査委託料を増額するものです。事業費全額が県から補助されます。   7節森林機能保全費県補助金80万円の増は、歳出において、掛川市森林組合に対して材木の積み込み作業に使用するフォークリフト購入費の 3分の 1、80万円を補助するもので、全額県から補助されるものです。  17ページをお願いします。  17款 1項寄附金、 6目教育費寄附金 950万円の増は、歳出において、松ヶ岡の耐震診断、耐震補強計画などの委託料等を追加するもので、事業費全額を寄附金により賄うものです。  19ページをお願いいたします。  18款繰入金、 2項 1目基金繰入金のうち、説明欄の 1つ目、掛川駅木造駅舎整備基金繰入金36万 6,000円の減は、歳出において、JR掛川駅木造駅舎周辺整備負担金が工事完了に伴う精算により減額となったことに合わせ、繰入金を減額するものです。   2つ目のこども希望基金繰入金 213万円の増は、歳出において、待機児童解消対策の一環として、園児受け入れ増加を図るための保育室改修を行う民間保育所に対して補助金を交付するもので、補助金相当額を基金から繰り入れるものです。この改修により、 1歳児の受け入れ人数が 6人増加する見込みです。  21ページをお願いします。  20款諸収入、 4項雑入につきましては、今回の人件費補正により、一部事務組合等に派遣している職員人件費の補正が必要となりましたので、 1目総務費雑収入及び 3目衛生費雑収入において、派遣職員人件費雑入の補正を計上させていただきました。  また、それ以外の主なものを申し上げますと、 1目総務費雑収入、17節財政管理費雑入 2,151万円の追加は、大井川広域水道企業団の国庫補助金不交付に伴い、市がこうむった損失に対する県からの損害賠償金です。  18節国際交流推進費雑入21万 1,000円の追加は、地域づくり推進事業助成金で、韓国横城郡で開催された「韓牛祭」の掛川ブース出展にかかる費用に対して、静岡県市町村振興協会から助成されるものです。   2目民生費雑収入、 6節後期高齢者医療事務費雑入 5,572万 1,000円の追加は、平成25年度の後期高齢者医療費と事務費が確定し、県内市町負担金の精算を行うことによる静岡県後期高齢者医療広域連合からの返還金です。  23ページをお願いします。  21款市債ですが、第 2表で説明した理由によるものです。  以上が歳入であります。  続きまして、歳出について申し上げます。25ページをお願いします。  最初に、各款に出てまいります人件費の補正につきまして、全般的なことを申し上げます。今回給与改定及び人事異動等による一般職の人件費補正は、 1億 414万 2,000円の増額です。  主な内容としましては、人事院勧告に準じて給与改定を実施し、月例給等を平均で0.33%引き上げること、また、期末・勤勉手当の0.15月の引き上げを実施することなどです。  なお、人件費と同じく非常勤職員賃金及び保険料につきましても、実配置人数等により年間所要額を計上させていただいております。  以下、各費目におきまして人件費及び賃金等に係る補正が出てまいりますが、これらの説明及び歳入と重複する部分につきましては、説明を省略させていただきます。
     また、本補正予算においては、台風災害の復旧にかかる修理費等の予算を各所に総額で 1億 5,475万 8,000円計上いたしましたが、これらの個別の説明は省略させていただき、その他主な補正内容について御説明させていただきます。   1款議会費、 1項 1目議会費、説明欄 1の (1)市議会議員 172万 8,000円の増は、期末手当を年間で0.15月引き上げるものです。  少し飛びまして、29ページをお願いします。   2款総務費、 1項24目地域環境整備調整費 3,800万円の増は、地区集会などにおいて要望のありました道路の補修や側溝の改修に対応するため、緊急性を考慮して施設修理費を増額するものです。  最下段の31目情報システム管理費 624万 6,000円の増は、社会保障・税番号制度に対応するためのシステム整備にかかる機器購入費の追加などによるものです。  少し飛びますが、39ページをお願いします。   3款民生費です。  今回の補正では、平成25年度の障害者福祉費等の各種福祉事業の精算に伴う国・県への精算返還金を総額で 6,475万 4,000円を追加計上いたしました。民生費及び衛生費の各所に返還金の追加が掲載されておりますが、個々の説明は省略させていただきます。   7目介護保険推進事業費、 1枚めくっていただいて、説明欄 3の (1)特別会計繰出金費 283万 5,000円の減は、介護保険事業特別会計の人件費等の補正による減額です。  11目国民健康保険特別会計繰出金費及び12目後期高齢者医療事務費の補正につきましては、いずれも特別会計の人件費補正などによる繰出金の補正です。  少し飛びまして、55ページをお願いいたします。  下段の 4款衛生費、 2項、一番下の 8目上水道費 289万 5,000円の増は、水道事業会計繰出金で人件費補正のほか、老朽管更新事業に係るがんばる地域交付金について増額するものです。  57ページをお願いします。  下段の 3項清掃費、 1目ごみ減量対策費のうち、説明欄 2の (1)適正なごみ処理啓発事業費 288万 2,000円の増は、平成27年 4月から開始するごみ処理有料化に向けて 1月から 3月の準備にかかる経費として、非常勤職員賃金や郵便料等を追加するものです。  59ページをお願いします。   5目浄化槽設置推進費 601万 8,000円の減は、浄化槽市町村設置推進事業特別会計の人件費等の補正に伴い、繰出金を減額するものです。  61ページをお願いします。   6款農林水産業費、 1項 4目農業振興費のうち、説明欄 1の (1)日本一茶産地推進事業費の茶品評会出品対策事業補助金 150万円の増は、本年度の全国茶品評会において本市が10年連続となる産地賞を受賞したことから、掛川茶のブランド力を高め、さらなるPR活動を進めるため、補助金を増額するものです。  63ページをお願いします。   2項農地費、 4目農業集落排水事業費48万 2,000円の増は、農業集落排水事業特別会計の人件費等の補正に伴い、繰出金を増額するものです。  少し飛びまして、69ページをお願いします。   8款土木費です。  下段の 2項道路橋梁費、 2目道路新設改良事業費、 1枚めくっていただいて、説明欄 4の (1)交通安全施設整備事業費 2,960万円の増は、地区集会などにおいて要望のありました区画線の引き直しや防護柵の設置など交通安全施設工事費を増額するものです。  73ページをお願いします。  下段の 4項都市計画費、 4目下水道費 1,275万 1,000円の減は、公共下水道事業特別会計の人件費及び長期債償還利子の補正などにより繰出金を減額するものです。  75ページをお願いします。   9目街なか再生推進費のうち、説明欄 2の (1)城下町風景観形成事業費 100万円の追加は、対象地区において 1件の新築が予定されたことから、城下町風街並みづくり事業費補助金 100万円を追加するものです。  77ページをお願いします。   5項住宅費、 1目市営住宅管理費のうち、説明欄 2の (1)施設管理費 200万円の減は、建築年数の古い市営住宅への新たな入居者が増加したことにより、不足が見込まれる改修費用を増額するほか、十九首団地の改修計画の見直しにより、給水設備の補修工事費を皆減するものです。   1つ下の説明欄 3の (1)建設事業費 663万 9,000円の増は、平成20年度に市営住宅和田団地の建てかえを進めるため実施した基本設計業務等委託料に対して、国の地域住宅交付金の交付を受けておりましたが、建てかえ計画の見直しにより当団地10棟を用途廃止することとなったため、国との協議により交付金を返還するものです。  少し飛びまして、83ページをお願いします。  10款教育費、下段の 3項中学校費 4目魅力ある中学校づくり推進費 429万 9,000円の増は、県大会など中学校体育大会が遠方で開催されたことやバスの借り上げ単価の上昇により、賞賜金及びバス借上料が増額となったことなどによるものです。  少し飛びまして、89ページをお願いします。   5項社会教育費、 8目ステンドグラス美術館開館準備費 233万 8,000円の増は、来年春の美術館開館に向けて 1月から 3月の準備にかかる経費として、非常勤職員賃金や郵便料等を追加するものです。  最後に、99ページをお願いします。  13款予備費です。今回 1億 4,443万 9,000円を減額し、本補正予算の財源の一部とするものです。  以上で、議案第95号、平成26年度掛川市一般会計補正予算(第 5号)の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石與志登君) 次に、議案第 104号について、平出教育次長。               〔教育次長 平出行良君 登壇〕 ◎教育次長(平出行良君) 私からは、議案第 104号、掛川市ステンドグラス美術館条例の制定について、補足説明をさせていただきます。  市議会11月定例会議案の39ページを御覧ください。  本条例は、平成27年 4月の供用開始に伴い、掛川市ステンドグラス美術館条例を新たに制定するものであります。  40ページを御覧ください。  本条例は、条文18条と別表により構成されております。  条文の主な内容について御説明いたします。  第 1条は条例の趣旨、第 2条は設置目的及び設置箇所、第 3条は美術館の行う事業、第 4条は開館時間等を定めたもので、具体的な開館時間等につきましては、教育委員会規則で定めることといたしました。第 5条では、美術館の管理を指定管理者に行わせること及び施設の使用許可など、管理業務の内容について定めました。  41ページをお願いします。  第 6条から第10条までは、美術館の入館の制限や使用の許可及び不許可、許可の取り消し、ステンドグラス等の利用許可など、指定管理者が行う使用等に関する手続について定めました。  42ページをお願いします。  第11条から第13条までは利用料金の額、減免など、美術館の利用料金の徴収等に関し必要な事項を定めました。第14条では損害賠償の義務について、第15条ではステンドグラス美術館協議会の設置について定めました。  43ページをお願いします。  第16条は指定管理者の指定の手続について、第17条は指定管理者が行う管理の基準について定めました。  附則では、条例の施行日を平成27年 4月 1日とするとともに、条例の施行に関し必要な経過措置について定めるものです。  最後に、別表について御説明いたします。  44ページを御覧ください。  別表では、入館及び施設の利用料金について定めました。なお、これらの利用料金の額は、別表に定めた額を上限として指定管理者が定めることといたしました。  以上で、議案第 104号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石與志登君) 続いて、議案第 111号について、中山企画政策部長。              〔企画政策部長 中山雅夫君 登壇〕 ◎企画政策部長(中山雅夫君) 私からは、議案第 111号、新市建設計画の変更について、補足説明をさせていただきます。  市議会11月定例会議案書の73ページをお願いいたします。  本計画の変更につきましては、合併特例債を有効活用するため、新市建設計画の期間延長と見込まれる事業に関し必要な文言等を追加するものであります。なお、新市建設計画に基づく事業には合併特例債が充当でき、元利償還金の70%相当額が基準財政需要額に算入されるというものであります。  議案書の75ページをお願いいたします。  本計画書につきましては、平成16年 5月18日に策定されました計画書を変更修正したものでありまして、このページ以降変更箇所にアンダーラインを引いてあります。  めくっていただきまして、78ページをお願いいたします。  まず、78ページ、最下段の (3)の計画の期間につきましては、これまでは合併日の属する年度及び続く10カ年とされておりましたが、法改正によりまして、合併年度及び続く15カ年までと延長されたため、計画期間を最長までの平成32年度までとするものであります。  次に、82ページをお願いいたします。  中段の表でありますが、新市の将来人口であります。  人口推計につきましては、合計特殊出生率及び社会移動率を国・県等の目標値を目安として推計し、今後も緩やかに減少するものと想定をいたしました。なお、現在策定作業中の第 2次掛川市総合計画におきましても、おおむね同様な考え方で推計する予定であります。  次に、本計画に搭載します追加事業の関係であります。  追加事業につきましては、現行の新市建設計画に記載がなく、合併後の総合計画において位置づけがされた事業としております。具体的な追加記載をする事業項目につきましては、大きく 4項目であります。まず、95ページをお願いいたします。  教育環境の充実に関し、学校給食の充実につきましては、現行計画書の 3の①、「子供たちの教育環境の充実」の項目には、給食センターを具体化する事業は記載されていなかったため、新たに95ページの表の最上段にあります文言を加えるものであります。給食センターは、学校に併設されている共同調理場の老朽化に対応する案として、現在検討中であります。  同じく95ページ、表の一番下になりますが、 3城跡等の保全再生活用の推進につきましては、現行計画書に 3つの城跡については記載がされておりますが、この 3城跡以外の歴史建築物等についても今後において保全・活用を図るということを想定したものであります。  次に、96ページをお願いいたします。  項目 4の (3)中段少し上でありますが、世界農業遺産の維持・活用につきましては現行計画書の産業に関する事項には記載がなかったため、新たに加えるものであります。  次に、99ページをお願いいたします。  表の一番下段でございますが、全市的な防災機能の強化につきましては、津波対策施設の整備は現行計画書の防災に関する項目中に所要の記載がなかったため、文言を加えるものであります。また、消防施設だけでなく設備につきましても記載を加えてあります。  次に、 107ページをお願いいたします。  財政計画についてでございますが、財政計画につきましては平成32年度までの新たな歳入歳出の額を見込むものであります。  次ページの 108ページ、 109ページを御覧ください。   108ページが歳入、 109ページが歳出表でありますが、それぞれ25年度までは決算額、平成26年度以降は計画額を記載してございます。健全な財政運営を行うことを基本としまして、行財政改革の着実な推進に配慮をしつつ、社会保障関係経費の増大や将来人口の推移等を勘案して、計画額を見込んであります。  以上、新市建設計画の変更に関する補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石與志登君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  本20件の議案に対する質疑は、12月12日開催の本会議で行います。 △日程第4 議案第 105号~議案第 108号  日程第 4、議案第 105号から議案第 108号までの 4件について、一括議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました議案第 105号から議案第 108号までの 4件について、一括して御説明申し上げます。  最初に、議案第 105号、掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正については、人事院勧告に鑑み、市議会議員の期末手当の支給割合を引き上げるための改正を行うものであります。  次に、議案第 106号、掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正については、人事院勧告に鑑み、常勤特別職の期末手当の支給割合を引き上げるための改正を行うものであります。  次に、議案第 107号、掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正については、人事院勧告に鑑み、教育長の期末手当の支給割合を引き上げるための改正を行うものであります。  最後に、議案第 108号、掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正については、人事院勧告に鑑み、職員の給料月額、通勤手当額の改定及び期末手当、勤勉手当の支給割合を引き上げるための改正を行うものであります。  以上、 4件について、一括して御説明申し上げましたが、引き続き、担当部長が補足説明いたしますので、御審議くださるようよろしくお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(大石與志登君) 次に、補足説明を求めます。廣畑総務部長。               〔総務部長 廣畑雅己君 登壇〕 ◎総務部長(廣畑雅己君) 私からは、議案第 105号から議案第 108号までの 4件の条例の一部改正について、補足説明を申し上げます。  定例会議案書45ページをお願いします。  まず、議案第 105号、掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につきましては、本年度の人事院勧告等に鑑み、議員の期末手当を国の特別職同様に改定するものです。
     次のページを御覧ください。  第 1条は、本年12月期の期末手当の支給割合を 100分の15引き上げ、 100分の 175とし、第 2条は、本年度以降の期末手当に再配分して、 6月期を 100分の 147.5に、12月期を 100分の 167.5に改定するものです。  49ページをお願いします。  次に、議案第 106号、掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正につきましては、人事院勧告等に鑑み、市長及び副市長の期末手当を国の特別職同様に改定するものです。  次のページを御覧ください。  第 1条は、本年12月期の期末手当の支給割合を 100分の15引き上げ、 100分の 220とし、第 2条は、本年度以降の期末手当に再配分して、 6月期を 100分の 197.5に、12月期を 100分の 212.5に改定するものです。  53ページをお願いします。  次に、議案第 107号、掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正につきましては、議案第 106号の特別職と同様に、教育長の期末手当を改定するものです。  次のページを御覧ください。  第 1条、第 2条とも特別職と同様、教育長の期末手当の支給割合を 100分の15引き上げるよう改定を行うものです。  57ページをお願いします。  次に、議案第 108号、掛川市職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、人事院勧告制度を尊重し、国家公務員の給与改定に準じて職員の給与を改定するためのもので、次のページを御覧ください。  第 1条は、平成26年12月 1日から適用される条例改正で、通勤手当について、交通用具使用者に係る通勤手当において現行の手当額が民間における支給額を下回っていることから、使用距離の区分に応じ手当額を引き上げるための改正を行うとともに、平成26年12月期の期末・勤勉手当の支給割合を 100分の15引き上げ、一般職で 100分の82.5、課長職以上の職員で 100分の 102.5にそれぞれ改めるものであります。あわせて、別表の行政職給料表の給料月額について、世代間の給与配分の見直しを民間の実情に合わせて行い、新規採用職員の初任給について 2,000円引き上げることとし、若年層についても同程度の改定を行うものです。  第 2条は、平成27年 4月 1日以降に適用される条例改正で、勤勉手当の支給割合を 100分の15引き上げ、 6月期と12月期に 100分の 7.5ずつ再配分するよう改定するものです。  第 3条は、掛川市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について、特定任期付職員の給料月額を一般職同様に改めるものです。  附則につきましては、改正条例の施行日とその運用をするための必要な事項を定めたもので、第 2条については、民間の実質的年間給与との均衡を図るため、平成26年 4月にさかのぼって実施することなどを定めています。  以上、 4件の条例一部改正につきまして補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石與志登君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これから質疑に入りますが、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認め、これで質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第 105号から議案第 108号までの 4件については、お手元に配付しました議案付託表のとおり所管の常任委員会に付託します。  この際、しばらく休憩とします。  再開は予鈴でお知らせします。                 午前10時42分 休憩                 午前11時40分 開議 ○議長(大石與志登君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第5 議案第 105号~議案第 108号  日程第 5、議案第 105号から議案第 108号までの 4件について、一括議題とします。  本 4件に関し、これより委員長の報告を求めます。  掛川市議会委員会条例第12条、委員長の職務代行規程により、総務委員会副委員長、雪山敏行君、御登壇願います。              〔総務副委員長 雪山敏行君 登壇〕 ◎総務副委員長(雪山敏行君) ただいま議長より報告を求められました議案第 105号から議案第 108号までの 4件について、総務委員会における審査の概要と結果につきまして御報告申し上げます。  当委員会は、本日午前10時53分から第 3委員会室におきまして 7名の委員出席のもと、開会をいたしました。冒頭市長より挨拶をいただき、担当課長から説明を受け、審査に入りました。  まず、議案第 105号、掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、議案第 106号、掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について、議案第 107号、掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正についての 3件について御報告いたします。  本 3件は一括議題として審査をいたしました。当局説明の後質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第 105号から議案第 107号までの 3件につきましては全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第 108号、掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正について、御報告申し上げます。  当局説明の後質疑を求めたところ、委員より、行政職給料表の再任用欄は今回新たに設けたものなのかとの質疑があり、当局より、従来から定めているものであるとの答弁がありました。さらに委員より、再任用の給料月額は改正されたのかとの質疑があり、当局より、再任用の改正は据え置きであるとの答弁がありました。委員より、大学卒業者の初任給は給料表のどの部分に当たるのかとの質疑があり、当局より、 1級29号の18万 800円であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終了し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第 108号につきましては全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 以上で、委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 質疑なしと認め、これで質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これで討論を終結します。  これから採決に入ります。  本 4件に対する委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。  本 4件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  したがって、本 4件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第6 議案第 119号  日程第 6、議案第 119号を議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました議案第 119号について御説明申し上げます。  議案第 119号、専決処分の承認を求めることについては、地方自治法第 179条第 1項の規定に基づき、平成26年度掛川市一般会計補正予算(第 4号)について、平成26年11月21日をもって専決処分したので、同条第 3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。  平成26年度掛川市一般会計補正予算(第 4号)については、平成26年11月21日の閣議において、第47回衆議院議員総選挙が同年12月 2日に公示、12月14日に執行されることが決定されたことに伴い、関係経費を緊急に予算計上する必要が生じたことから、準備期間等を考慮し、平成26年11月21日をもって専決処分したものであります。  以上、議案第 119号について御説明申し上げましたが、引き続き、担当部長が補足説明をいたしますので、御審議くださるようよろしくお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(大石與志登君) 次に、補足説明を求めます。廣畑総務部長。               〔総務部長 廣畑雅己君 登壇〕 ◎総務部長(廣畑雅己君) 私からは、議案第 119号、専決処分の承認を求めることについて、補足説明申し上げます。  今回御承認をお願いするのは、衆議院の解散に伴い、12月14日に衆議院議員総選挙が執行されることとなりましたので、その執行経費について、一般会計補正予算(第 4号)を11月21日付で専決処分させていただいたことによるものです。  定例会議案書 141ページをお願いします。  第 1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ 4,326万 1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 452億 1,377万 2,000円とするものです。   148ページをお願いします。  事項別明細書の歳入ですが、14款国庫支出金、 3項 1目総務費委託金、 3節衆議院議員選挙費委託金 4,326万 1,000円の追加につきましては、第47回衆議院議員総選挙の執行経費として国から委託金を収入するものです。  めくっていただいて歳出ですが、 2款 4項 4目衆議院議員選挙費 4,326万 1,000円の追加です。  主なものを申し上げますと、投開票の管理者及び立会人等をお願いした方へお支払いする選挙執行管理者等報酬 245万 3,000円のほか、投開票事務従事者手当 1,511万 3,000円などです。  なお、今回の選挙経費につきましては、補正財源内訳欄に記載のとおり、全額が国からの委託金で賄われることになっております。  以上で、議案第 119号、専決処分の承認を求めることについての補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石與志登君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これから質疑に入りますが、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認め、これで質疑を終結します。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第 119号については、会議規則第37条第 3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思います。  これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は委員会付託を省略することに決定しました。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これで討論を終結します。  これから採決に入ります。  本件は承認することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は承認することに決定しました。  以上で、本日の日程全部を終了しました。  この際お諮りします。  議事の都合により、11月28日から12月 9日までの12日間は休会としたいと思います。  これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  したがって、11月28日から12月 9日までの12日間は休会することに決定しました。  来る12月10日は午前 9時から本会議を開き、一般質問を行います。  本日はこれにて散会します。                 午前11時52分 散会...