掛川市議会 > 2013-03-22 >
平成25年第 1回定例会( 2月)−03月22日-08号

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  1. 掛川市議会 2013-03-22
    平成25年第 1回定例会( 2月)−03月22日-08号


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    平成25年第 1回定例会( 2月)−03月22日-08号平成25年第 1回定例会( 2月)               平成25年第1回(2月)             掛川市議会定例会会議録(第8号) 〇議事日程      平成25年3月22日(金) 午前9時30分 開議  日程第1    議案第 1 号  平成25年度掛川市一般会計予算について                文教厚生 委員長 報告                環境産業 委員長 報告                総  務 委員長 報告  日程第2    議案第55号  平成24年度掛川市一般会計補正予算(第6号)について                環境産業 委員長 報告                文教厚生 委員長 報告                総  務 委員長 報告  日程第3
       議案第56号  平成25年度掛川市一般会計補正予算(第1号)について                文教厚生 委員長 報告                環境産業 委員長 報告                総  務 委員長 報告  日程第4    議案第 2 号  平成25年度掛川市国民健康保険特別会計予算について    議案第 3 号  平成25年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計予算について    議案第 4 号  平成25年度掛川市介護保険特別会計予算について    議案第 5 号  平成25年度掛川市公共用地取得特別会計予算について    議案第 6 号  平成25年度掛川駅周辺施設管理特別会計予算について    議案第 7 号  平成25年度掛川市簡易水道特別会計予算について    議案第 8 号  平成25年度掛川市公共下水道事業特別会計予算について    議案第 9 号  平成25年度掛川市農業集落排水事業特別会計予算について    議案第10号  平成25年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業特別会計予算について    議案第11号  平成25年度上西郷財産区特別会計予算について    議案第12号  平成25年度桜木財産区特別会計予算について    議案第13号  平成25年度東山財産区特別会計予算について    議案第14号  平成25年度佐束財産区特別会計予算について                文教厚生 委員長 報告                総  務 委員長 報告                環境産業 委員長 報告  日程第5    議案第15号  平成25年度掛川市病院事業会計予算について    議案第16号  平成25年度掛川市水道事業会計予算について    議案第17号  平成25年度掛川市病院事業清算特別会計予算について                文教厚生 委員長 報告                総  務 委員長 報告  日程第6    議案第18号  掛川市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について    議案第19号  掛川市市道の構造の技術的基準等を定める条例の制定について    議案第20号  掛川市準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例の制定について    議案第21号  掛川市立総合病院の閉院に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について    議案第22号  掛川市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について    議案第23号  掛川市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について    議案第24号  掛川市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について    議案第25号  掛川市職員定数条例の一部改正について    議案第26号  掛川市都市公園条例の一部改正について    議案第27号  掛川市老人福祉センター条例の一部改正について    議案第28号  掛川市介護保険条例の一部改正について    議案第29号  掛川市障害者自立支援法施行条例の一部改正について    議案第30号  掛川市公共下水道条例の一部改正について    議案第31号  掛川市農業集落排水処理施設条例の一部改正について    議案第32号  掛川市排水設備指定工事店条例の一部改正について    議案第33号  掛川市営住宅管理条例の一部改正について    議案第34号  掛川市立保育所条例の一部改正について    議案第35号  掛川市簡易水道条例の一部改正について    議案第36号  掛川市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について    議案第46号  中東遠地域5消防本部消防通信指令事務協議会規約の変更について    議案第47号  掛川市外3組合公平委員会共同設置規約の変更について    議案第48号  東遠学園組合規約の変更について    議案第49号  太田川原野谷川治水水防組合規約の変更について    議案第51号  第三セクター等改革推進債の起債の許可の申請について                文教厚生 委員長 報告                環境産業 委員長 報告                総  務 委員長 報告  日程第7    議案第57号  掛川市外3組合公平委員会委員の選任について  日程第8    議案第58号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて    議案第59号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて    議案第60号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて    議案第61号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  日程第9    議案第62号  掛川市佐束財産区管理委員の選任について    議案第63号  掛川市佐束財産区管理委員の選任について    議案第64号  掛川市佐束財産区管理委員の選任について    議案第65号  掛川市佐束財産区管理委員の選任について    議案第66号  掛川市佐束財産区管理委員の選任について    議案第67号  掛川市佐束財産区管理委員の選任について    議案第68号  掛川市佐束財産区管理委員の選任について  日程第10    議発第 3 号  掛川市議会基本条例の制定について  日程第11    議発第 4 号  「国民健康保険に対する国庫負担の見直し・増額を求める意見書」の提出について    議発第 5 号  「国民健康保険療養費国庫負担金の調整(減額)廃止を求める意見書」の提出について  日程第12    常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査申し出事項について 〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 ………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………… 出席表のとおり                     議 事                  午前9時30分 開議                     開 議
    ○議長(大石與志登君) 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 △日程第1 議案第 1号 ○議長(大石與志登君) 日程第 1、議案第 1号を議題といたします。  本件に関し、これより委員長の報告を求めます。  まず、文教厚生委員長、豊田勝義君、御登壇願います。豊田勝義君。              〔文教厚生委員長 豊田勝義君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(豊田勝義君) 改めまして、おはようございます。  ただいま議長より報告を求められました議案第 1号、平成25年度掛川市一般会計予算について、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算のうち、歳入中、所管部分及び歳出中、第 3款民生費、第 4款衛生費のうち第 1項保健費、第10款教育費につきまして、審査の概要と結果について御報告します。  当委員会は、去る 3月13日午前10時40分から、第 2委員会室において、全委員出席のもと開催をいたしました。  冒頭、浅井教育長から挨拶をいただき、その後、当局各担当課から説明を受けた後、審査に入りました。  以下、主な審査内容を御報告いたします。  まず、歳出中、第 3款民生費について、委員より、両親が亡くなったり保護者がいない場合の障害者がふえてくると思うが、入所基準を定めているのか。どうしても入れてあげないと生活できない場合があると思うが、そういう人たちが入れる状況があるのかとの質疑があり、当局より、入所基準は、障害程度区分が 1から 6まであり、基本的には区分が 4以上、その区分以外にも生活レベルに評価点があり、順番が入れかわることがある。1人で生活できなければ、後で申し込みしても前にくる場合もあるが、そうはいっても、あきがなければ入れない。その場合、ショートステイでつないでいくという状況であるとの答弁がありました。  委員より、老人クラブ育成事業費について質疑があり、当局より、クラブ数の実態は、掛川が89、大東が22、大須賀が21、計 132クラブ数である。クラブ数は減少ぎみだが、掛川市は39%の加入率で、県内市の中では加入率 1位である。現在では減少しているので、老人クラブの連合会の中では若手加入促進の提言書を作成して努力しているようであるとの答弁がありました。  委員より、配食サービスについて質疑があり、当局より、 3業者は、シルバー人材センター社会福祉法人大東福祉会、民間業者の株式会社シニアライフクリエイトである。シルバー人材センターは、高齢者の仕事の場としてやっており、掛川地区の昼食を担当している。大東福祉会は昼食と夕食を担当している。シニアライフクリエイトは、掛川の夕食と大須賀区域の昼食と夕食をやっているとの答弁がありました。  委員より、人間ドック助成金について、 170人の予定だが、どのようにして出したかとの質疑があり、当局より、今年度の予定人数の 104人に上乗せしているとの答弁がありました。  次に、歳出中、第 4款衛生費のうち第 1項保健費について、委員より、不妊治療助成費について、今年度90人分の予算措置だが、治療の成果はどのように捉えているかとの質疑があり、当局より、平成18年度から 8年目になる事業であるが、成果は子供が生まれることだと考えている。平成24年度に交付したうち 3割が妊娠したと聞いている。ここ数年そのような傾向を保っているとの答弁がありました。  委員より、肺炎球菌ワクチンの実施日について質疑があり、当局より、副反応が非常に心配なため、しっかり接種間隔をみて対象者に助成するような方式をとりたいと思っている。管理システムの準備が必要であり、周知等の期間をとると 4月 1日の実施は難しいが、遅くても 7月 1日には実施できる体制をとりたいと思っているとの答弁がありました。  委員より、在宅医療推進事業委託料について、在宅診療をやってくれている先生は何人いるのかとの質疑があり、当局より、公式な調査ではないが、市内の開業医63医療機関のうち、往診に対応してくれているのは27医療機関と伺っているとの答弁がありました。  次に、歳出中、第10款教育費について、委員より、掛一小トイレ修繕工事に関連して、今、和式トイレを使えない子供がいて我慢していることを聞いたが、市全体としてはどのくらい洋式に変更しているのかとの質疑があり、当局より、何%か把握していないが、徐々に和式の便器を洋式に変更している。予算内でなるべく変更していきたいとの答弁がありました。  委員より、校医との関係について、どのようなシステムでやっているのかとの質疑があり、当局より、学校保健なので児童生徒の健診が主な業務となる。その他ではインフルエンザ等の発生で学級閉鎖のアドバイスなど、学校にかかわる保健の部分で相談している。各学校には校医が決められており、その校医と養護教諭、校長が相談して学級閉鎖等を決めていくことになっているとの答弁がありました。  委員より、学校サポーターについて 5名増ということだが、配置する学校事情はどのような状況かとの質疑があり、当局より、学校サポーター・支援員について、普通学級の中で指導の要する児童・生徒の数が年々増加しており、学校からたくさんの要望が出ている。担当課としても県にも支援員配置の要望を出すなど、支援体制整備を進めてきており、平成25年度については、24年度以上派遣できるように考えているとの答弁がありました。  委員より、心の教室相談事業費について、ここに通っている生徒はどのくらいいるのか。また、小・中学校には不登校の生徒・児童は何名いるのか伺うとの質疑があり、当局より、平成24年12月までの相談人数は 364人、相談件数は 489件である。月 7日以上欠席した不登校の児童・生徒については、 2月現在、小学生 7人、中学生59人、合わせて66人であるとの答弁がありました。  委員より、市町対抗駅伝大会について毎年成績がよくないが、どのように考えているかとの質疑があり、当局より、市町対抗駅伝大会については近年成績が振るわないが、今年度強化コーチを招き練習を重ね、問題点を明確に確認できたので、今年度走った選手が来年度走れば、さらに順位が上がっていくと思っている。今までのことを踏まえて、この 3月にも体協、陸協含め、今後の対応について打ち合わせを持つようにしている。新年度に入ってから、なるべく早くから選手の発掘、練習を進めていきたいと考えているとの答弁がありました。  委員より、現在使用禁止になっている体育館について、今後の予定はどうかとの質疑があり、当局より、当面進めている中では新築が主になっているので、これから解体という形で考えていかないといけないが、概算で解体に 6,000万円くらいかかるので、一番最短でも平成26年になってくるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第 1号については、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、審査の中で多数の質疑、意見が出されましたが、時間の都合により、全てを報告できなかったことを申し添えまして、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 次に、環境産業委員長、鈴木正治君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 鈴木正治君 登壇〕 ◎環境産業委員長(鈴木正治君) ただいま議長より報告を求められました議案第 1号、平成25年度掛川市一般会計予算中、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算のうち、歳入中、所管部分及び歳出中、第 2款総務費のうち所管部分、第 4款衛生費のうち所管部分、第 5款労働費、第 6款農林水産業費のうち所管部分、第 7款商工費、第 8款土木費のうち所管部分、第11款災害復旧費につきまして審査の概要と結果について御報告いたします。  当委員会は、去る 3月13日、第 1委員会室において、全委員出席のもと開催いたしました。  冒頭、伊村副市長から挨拶をいただき、その後、当局各担当課から説明を受けた後、審査に入りました。  以下、歳出款項目順に主な審査内容を御報告いたします。  まず、歳出中、第 2款総務費、第11款災害復旧費については質疑なく、次に、第 4款衛生費について、委員より、東遠地区聖苑の古い建物の解体費はどのようになっているのかとの質疑があり、当局より、 4月 6日から新火葬場施設の供用を開始する。 4月 6日以降に古い建物を解体撤去して、駐車場の整備をしていく。年内11月ごろまでに整備する計画で進められている。解体と整備に要する経費については、当初予算の建設経費の中に含まれているとの答弁がありました。  委員より、環境首都創造自治体全国フォーラム開催の費用はどれくらいかとの質疑があり、当局より、総事業費は 168万 3,000円で、開催市である掛川市が全額負担することになっている。内訳としては、会場借り上げ料、講師謝礼などを予定しているとの答弁がありました。  委員より、環境実態調査事業に関連して、放射能関係の調査に対する市民の要望はあるか。市内に放射能測定機器は、モニタリングポストを含めどこにあるのかとの質疑があり、当局より、昨年、空間線量率をはかる装置を購入し、市の処分場において毎月空間線量率をはかっている。0.05マイクロシーベルトから0.08マイクロシーベルトであるので、数値に異常はない。モニタリングポストは大東支所に設置されている。セシウム関係は、教育委員会で給食について毎月調査を行っている。市民からの放射能調査に関する要望はないとの答弁がありました。  次に、第 5款労働費について、委員より、緊急雇用対策事業について、有害鳥獣対策で免許取得者より捕獲技術を学ぶとのことだったが、猟友会との関係で取り組んでいくということかとの質疑があり、当局より、主目的を資格取得者の育成に置いている。現在のところ、無資格者であっても、緊急雇用期間内に狩猟免許、できれば銃の免許を取得していただきたい。地域の中で活躍できる人材を確保したいと考えているとの答弁がありました。  次に、第 6款農林水産業費について、委員より、農地相談員の仕事内容と雇用人数について質疑があり、当局より、農地所有者に対する農地の管理、利用状況、将来の経営意向や後継者の有無の調査、農地の有効利用を促進するための掘り起こし活動に加えて、農地の権利取得や相続、贈与及び有効利用、農業経営に関する相談に応じるなど、農業委員会の行う事務の補助を予定している。雇用人数は1人を予定しているとの答弁がありました。  委員より、耕作放棄地意識調査は何を目的として調査を行うのか、その結果をどのように活用していくのかとの質疑があり、当局より、毎年、農業委員が耕作放棄地の市内全筆調査を行っている。新たに耕作放棄地になったところ、改善がなされなかったところについて、今後、貸したり、売ったり、自分での再生の意向があるか等の調査を行うとの答弁がありました。  委員より、茶草場世界農業遺産推進協議会負担金として16万円が計上されているが、どのようなことを行うのかとの質疑があり、当局より、構成する 5市町で16万円ずつ、県の市町村振興協会から 160万円で、計 240万円の事業費を考えている。協議会として、ポスター、ロゴマーク等の作成、フォーラムを開催するなど地域での普及を図っていく。仮に認定されれば、東山等の地元が混乱しないように、訪れる方に十分な情報提供をするため、市単独で案内看板、説明パンフレット等を作成する必要がある。認定された場合には別途お願いさせていただきたいと考えているとの答弁がありました。  次に、第 7款商工費について、委員より、地域協働経済支援買物券交付事業について、話を聞いたところによると、複雑な事務手続と聞いている。申請者と市と商工会議所、商工会の三者での事務手続で時間がかかるのではないかとの質疑があり、当局より、市と商工会議者、商工会とのやりとりがあるので、全体の流れの中ではややこしく感じるかもしれないが、申請者本人については商工会議所、商工会とのやりとりのみで済むので、実際に市民の方々が不便になるということはない。市民の方は申請を一度していただき、完了報告後に買物券は郵送されるとの答弁がありました。  次に、第 8款土木費について、委員より、街なか再生、まちづくり事業などで合併以降 8年ずっとやってきているが、シャッターがおりた店はふえたし、商店街を歩いている人は少ない。 8年間やってきた事業効果はどうなのか。空き店舗はどれくらい減ったのかとの質疑があり、当局より、現実にはシャッターが閉まったり、取り壊されて青空駐車場になっている比率のほうが高いと思われるが、いろいろなイベントを通してまちへの関心は高まっており、若者が街なかで起業したいというリクエストもかなりあるとの答弁があり、また、再開発について当局より、東街区の再開発も安心・安全が確認され、リスクを極力ゼロに近くして実施すれば、続いて西街区の開発もできるようになり、人口もふえ、日常品の買い物需要等も生まれる。そうなれば、街なかで商売をする人たちが出てきて、空き店舗対策上、有効な連鎖反応が期待できるとの答弁がありました。  委員より、弁護士訴訟報償費について、市営住宅賃料の滞納徴収はその後どうなっているかとの質疑があり、当局より、滞納については、 5,000万円ほどある。督促状、電話指導など行っている。昨年末には課員全員で滞納指導を行った。低所得者が多いため、新たな滞納を生まないように、早目早目の指導を心がけている。本年 4月から債権管理条例も施行され、納税課に収納対策室もできるので、アドバイスをいただきながら進めていきたいと考えているとの答弁がありました。  委員より、盛りだくさんの道路、河川の事業があるが、施工業者は掛川市内で全て対応するのは難しいのではないかとの質疑があり、当局より、平成24年度は33億円くらいの工事があったが、ほとんど市内業者が施工した。公共事業が少なくなっているため、 7,000万円以上の大口の工事については 2社のジョイントベンチャーで、 1億 5,000万円を超えると 3社のジョイントベンチャーで行うような入札方式を管財課で考え、今年度においても、大きな事業はできるだけ市内業者同士ジョイントベンチャー方式でやれるようにしている。24年度の段階で市内業者で処理し切れない状況はなく、むしろまだ公共事業が少ないという状況であるとの答弁がありました。  委員より、信号機の設置について、市内で年間 4基くらいしか設置できないとのことだが、環境資源ギャラリー南側のT字の交差点は交通量も多く必要ではないかと思うが、信号機設置の状況はどうなっているのかとの質疑があり、当局より、信号機の設置については、今まで年 3基から 4基だった。信号機は警察の公安委員会が管理するので、設置を公安委員会が行う。ことしについては、市内で 2基ということだった。満水の交差点については、掛川市の要望としては 1番だったが、新病院開設に合わせて 2基の信号機を設置することになり、 1年先送りとなった。信号機設置箇所については、地域の皆さんの要望をお聞きし、現地確認を行った中で必要であるという判断をしたものについては、順位づけをして県の公安委員会に要望している。満水については一番上位にあると考えているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第 1号につきましては、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、審査の中で見識の高い多数の質疑、意見が出されましたが、時間の都合により、全て報告できなかったことを申し添えまして、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 続いて、総務委員長、松井俊二君、御登壇願います。               〔総務委員長 松井俊二君 登壇〕 ◎総務委員長(松井俊二君) ただいま議長より報告を求められました議案第 1号、平成25年度掛川市一般会計予算中、当総務委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算の歳入中、所管部分、歳出中、第 1款議会費、第 2款総務費(第 1項32目のうち所管部分)、第 6款農林水産業費(第 1項 2目のうち所管部分、第 3項 2目)、第 8款土木費(第 3項 4目のうち所管部分、第 4項 5目のうち所管部分、 6目、 7目)、第 9款消防費、第12款公債費、第13款予備費、第 2条債務負担行為、第 3条地方債、第 4条一時借入金、第 5条歳出予算の流用について、その審査の概要と結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る 3月13日、午前10時43分から、第 3委員会室におきまして、全委員出席のもと開会をいたしました。  冒頭、市長より挨拶をいただいた後、各担当課長からそれぞれ説明を受け、審査に入りました。  まず、歳入中、使用料及び手数料について、委員より、総務手数料の地縁団体台帳記載事項証明手数料について質疑があり、当局より、ここで言う地縁団体とは法人自治会のことである。法人自治会の登記所の役割を市役所が担っており、地縁団体台帳と名づけている。現在、市内には79の法人自治会があり、毎年自治会代表者が変わるときなどに証明をするが、その手数料であるとの答弁がありました。  次に、歳出中、第 1款議会費、第 9款消防費及び第12款公債費については、特に申し上げる質疑なく、第 6款農林水産業費所管部分、第 8款土木費所管部分、第13款予備費及び第 2条債務負担行為、第 3条地方債、第 4条一時借入金、第 5条歳出予算の流用については質疑なく、続いて、第 2款総務費について、委員より、人事管理費の人材育成派遣研修費と特別研修費の内容について質疑があり、当局より、派遣研修は、基本的には県外、滋賀県、千葉県にある市町村アカデミー、国際文化アカデミーに職員能力を高める研修を 1週間程度行うもので、特別研修は、県内等の研修を中心に行い、具体的には人事考課研修、部課長対象の評価者研修、評価を受ける側の研修、メンタルヘルス、接遇研修等を行っている。今年度は、新規研修としてヒューマンエラー研修を行い、事務のミス防止を図りたいとの答弁がありました。  委員より、公共施設管理費の車両管理費、軽自動車の保有率について質疑があり、当局より、市長の公約でもある庁舎で管理している車の半数を軽自動車にするということで、今年度末で57%を達成している。引き続き軽自動車の導入を図り、また、中古車のリースも検討しているとの答弁がありました。  関連して委員より、市のバスを市民がもっと使用できるようにできないか質疑があり、市長より、自治基本条例も制定され、市と行政がさまざまな取り組みをする中で、可能な限りバスの提供をする検討をしていきたいとの答弁がありました。  委員より、賦課徴収費の民間コールセンター催告業務委託料に関連して、コールセンターのシステムについて質疑があり、当局より、民間委託による税の徴収については、委託できる範囲が限られるが、コールセンターからの電話による呼びかけについては、総務省通知でも認められている。システムについては、静岡、浜松市では、庁舎内に自前のコールセンターを配置し、そこに業者から職員を派遣してもらい対応しているが、掛川市は業者のコールセンターから電話をすることになる。市から業者に渡したデータで業者が電話することになるが、催告の内容も納付の呼びかけだけになり、督促状を送付した後、何日か後に電話をすることになる。納税の相談等も必要があれば市役所に連絡をいただく内容であり、納め忘れの方に滞納がふえないうちに御案内して、現年度分の滞納額圧縮を図るものであるとの答弁がありました。  さらに委員より、個人情報保護の観点から心配がないか質疑があり、当局より、データを外部に出してお願いすることになるので、個人情報保護の面から慎重に扱う必要があり、データも暗号化する、また個人が特定できない対応となっているとの答弁がありました。  委員より、男女共同参画推進費の男女共同参画女性登用促進事業について、地域によっては女性登用が進まないことがあるが、地区の区長会等に出前講座等を実施すれば前に進むのではないかとの意見があり、当局より、25年度においては、各地区の地域生涯学習センターの女性部あるいは女性学級等と連携をして出前講座を実施したり、地域の男女共同参画の啓発の役割をセンター専門部に担ってもらうような企画をしているとの説明がありました。  委員より、公共交通対策費のデマンドについて質疑があり、当局より、掛川市として初めて導入するシステムであり、和田岡地区、曽我地区、大須賀区域で 4月 1日から実施をする。デマンドについては、バスのように常時走っているわけではなく、必要に応じて、需要に応じて走るものである。例えば大須賀区域では、大須賀第 1と第 2を 1つのブロック、第 3と大渕をもう一つのブロックとしてそれぞれ行き先についてもエリアを指定している。利用するには登録が必要であり、運行便数については、行きが 2便、帰りが 3便である。これは、先進地等の状況調査を行い、費用対効果的にも、あるいはそれを利用される市民皆さんの満足度も含めて検討する中でセッティングしたものであり、新病院までのバス運賃については、最高 1,000円くらいで、デマンドについてはドア・ツー・ドアで目的地の玄関先まで行けるというメリットも考慮して、バス運賃の約 2倍という形で設定したとの答弁がありました。  さらに委員より、問題は金額であり、デマンドタクシーの往復料金が大須賀から 2,000円というと特にお年寄りの利用があるのか懸念するとの意見があり、市長より、定期バスもデマンドも課題がある。特に新しい病院に行くという前提で考えると、遠いところの方の支払う料金の負担が大きいというのは、御理解が得られにくいということがある。ただし、料金を安くすると、今現在、定期に走っている民間のバスが撤退してしまうことがあっても困るので、今後、福祉バスのようなところに改めて力を入れていくことも必要と考えるが、 4月からはこの形でスタートしたいとの説明がありました。  委員より、政策推進費のその他文化事業開催費について質疑があり、当局より、生涯学習の推進を図ることはもちろん、地方都市だと目に触れたり体験できないような一流の全国規模の音楽家、あるいは芸術家を呼んだ催しを行うということで生涯学習振興公社に例年委託をしている。24年度は、 9事業が行われた。25年度は、代表的なものとして、来年度が掛川城開門20周年になるので、そのプレイベントとして薪能を予定しているとの答弁がありました。  委員より、情報化推進費の光ファイバー網整備事業補助金に関連する事業について、市民への特別なPRを計画しているか質疑があり、当局より、ことしの 5月以降、倉真、西郷、東山口、日坂、東山、原泉地区の区長会に出向き、光ファイバー網整備について整備スケジュールや有効利用による効果等説明を行う。また、各地区で開催される行事等の機会に、光ファイバー網整備についてのPRを行っていく。今後のスケジュールとしては、 4月に入り、事業者の選考や県への申請手続等を行い、工事に入るのは 7月ごろの見込みで、整備が完了するのは来年 2月から 3月ごろの予定となる。なお、サービス開始前には、再度、地元説明会を開催していくとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第 1号は、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、時間の都合により多くの質疑、意見を報告できなかったことを申し添えまして、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  まず、議案第 1号について、 8番、柴田正美君、御登壇ください。                〔8番 柴田正美君 登壇〕 ◆8番(柴田正美君) それでは、通告に従いまして議案第 1号、平成25年度掛川市一般会計予算について、反対する立場から討論をいたします。  まず、評価する諸々の点について申し上げます。  住宅リフォーム助成制度の創設、高齢者肺炎球菌ワクチン接種助成制度の創設、国保会計への法定外 2億 5,000万円の繰り出し、各公民館へのスマートコミュニティ推進事業補助金、障害者新規就労 500人サポート事業費、イノシシ被害防止対策事業、小・中学校耐震補強、光ファイバー網整備、デマンド交通事業、太陽光等新エネルギー普及促進、一連の農業振興施策等々、当然市民から歓迎するものと考えます。松井市長を評価し、職員の皆さんに敬意を表したいと思います。  さてしかし、掛川市の開発路線、大型事業中心の路線は、本予算でも同様であります。それでは、主な反対理由について申し上げます。  まず、統合病院について、旧自民・公明政権から続く構造改革、社会保障削減路線のもとでの公立病院再編を先取りし、耐用年数が半分も残っているのに 225億円、利子を含めれば 280億円もの巨費が投ぜられます。平地20ヘクタールを造成し、 8ヘクタールでいいのに差し引き12ヘクタールを売り抜く開発路線、病院の前には住宅や商店でなく、工場群が並ぶという異様な光景です。新しい病院ができれば、医師が確保できるわけではありません。先般の議員全員協議会で名倉院長が、「もう見通しはついた。医師の数は大した問題でない」と述べましたが、名倉院長に求められた最大の仕事は医師の確保、なかんずく優秀な医師の招聘ではなかったでしょうか。当初言われた 100名から 120名には遠く及ばない現状であります。  また、病床数は 850床から 500床へと 350床も減ってしまう。しかも、二次救急に特化されます。市が誘致した後方支援病院でリハビリが機能するのか、入院費用が高く、例えば国民年金受給者では利用できないのではの懸念が消えません。統合病院は、もともと袋井市から病院統合が呼びかけられたものであります。ところが、今になって袋井病院を聖隷病院に委託し、総合内科を含む 150床確保の聖隷袋井市民病院では、一体何だったのかと疑問を持たざるを得ません。最初から委託すればよかったのではないでしょうか。  前回も申し上げましたが、「二階に上げてはしごを外す」に等しく、これによる新統合病院への影響が危惧されます。さらに、病院事業の財務、予算決算契約のみに適用してまいりました公営企業法一部適用の経営形態から、全てを適用する企業団へ移行します。政府の公立病院改革ガイドラインでは、これによっても経営黒字化が達せられなければ、独立行政法人への移行が適当と言っています。全部適用は独立行政法人化への第一歩であります。当局提示の総合病院収支シミュレーション、23年 8月提出では、開院25年目に初めて 1,800万円の黒字なのに、昨年 8月提出資料では 7年目で 3億 5,186万 7,000円の黒字と中身は収入をふやしているのですが、まさにいいかげんな内容、再び現掛川、袋井病院の二の舞にならない何の保証もありません。  次に、当局は、昭和31年から不当な都市計画税の課税を50年余も続けてきました。昭和29年から自治省、そして総務省からの農業振興地域の農地や遠く離れた山林への課税は適切でない旨の通達・通知が毎年あったにもかかわらず、無視し続けました。都市計画税は目的税であるにもかかわらず、都市計画事業や区画整理事業が一切行われない地域にも課税され、全面積の70.9%、農振地域の農地にまでの課税は掛川市だけでありました。  その後の課税除外は総額 2,000万円ですが、このうち戸塚市長の見直し、農振青地と用途地域外の森林除外での約 1%に対して、松井市長の見直し、これは白地の農地、用途地域外ですね、それから辺地 3地区、これはわずか 0.2%であります。大東、大須賀地域には、松井市長が街頭や集会で都市計画税の見直しを表明したため、大きな期待があったにもかかわらず、いまだ本谷除く全戸の宅地建物に課税されています。松井市長の公約違反であります。掛川市は、事業の計画のないところ、今後も全く事業を行わないところにも課税するということですから、地方税法 702条の本来の目的に反する課税であり、市民を納得させられないものです。線引き自治体で田舎への課税はわずか 4%の自治体なのに、非線引き自治体ではそうでない、明らかな不公平が厳然と存在しています。これは、必ず正されなければなりません。  次に、この都市計画税財源の駅前東街区開発も問題です。遠州鉄道に続いて、バロー、パシオスが撤退し、行財政改革審議会からも全国に成功例なく、間違いなく成功するという確証・証明がなければ推進すべきでないと言われながら、いまだにこの事業にしがみつこうとしています。市による公共床取得断念は当然でありますけれども、この際、白紙撤回すべきであります。  また、木造駅舎も問題です。市税は使わないと言いながら、市有地を売却したお金 2,000万円充当では、税金を使うことと何ら変わりありません。さらに、海洋公園線は隣に道路が走っており、無駄遣いであります。不当な課税でやるべき事業ではありません。  その他反対する諸々の理由について申し上げます。  まず、議会関係では、議員研修費 2泊で11万円ということで、北海道、九州、沖縄への研修が多くなっておりました。もっと節約して近くで同様の研修効果を追求すべきであります。請願者の議会への出席と発言を保障すべきであります。市長の議会初日、施政方針報告は、議会開始 7日前までに配付すべきであります。議員の海外研修制度補助金半額公費、上限20万円は、静岡県の他市にこうした制度はありません。24年度は執行停止しましたが、制度そのものを廃止すべきです。議会最終日の常任委員会報告は、発言委員名が明らかにされず、中身も省略されるため、市民に正しく伝わらず、議員の評価もできません。議員必携に明示されているように、委員会報告はその写しを配付し、詳細化が必要です。議会特別委員会が議会運営委員会の諮問機関のような扱いは、違法性が濃厚と言わなければなりません。議会だよりには、いまだ各議案に対する賛否が公表されません。議員報酬は、旧掛川市の水準にすべきであります。また、費用弁償は、本予算案時まだ84万 6,000円計上されていますが、全てやめるべきです。さらに、掛川市議会は通告質問が近隣市に比べて非常に少なくなっており、改善が必要であります。  続いて、総務部関係について申し上げます。市役所非正規職員の増加で、一般行政職42.8歳 603万円の平均給与に対して、非正規職員、一般事務系は 211万円と役所がワーキングプアをつくり出す問題、特に教育委員会関係は非正規職員のほうが多くなっています。非正規職員の給与を改善することが必要です。残業が県下の市で一番多くなっていますが、家庭に早く帰し、人間らしい生活に導くべきであり、これ以上の職員削減、アウトソーシングは慎重にすべきであります。将来負担比率は平成23年度、県下ワースト 6位でしたが、24年決算見込みでは 131.5%と、ワースト 1位はほぼ確実であります。  次に、地籍調査が大東・大須賀区域は 100%なのに、掛川区域は20%と、固定資産税、都市計画税がまともに課税されていません。30年かけて完了ということですが、明治時代の絵図面根拠の不公平課税が今後30年続くことになります。小規模事業登録制度が直近の決算指標で発注率 1.5%と機能していません。原発広報・安全対策交付金を使った原発評価の回覧板がいまだに出回っています。担当者答弁では、差し押さえ件数 150件、換価の猶予30件、誓約書による分納 300件、交付要求30件、そして、静岡地方税滞納整理機構への委託15件予定しているとのことであるが、債権管理条例制定で機械的・画一的取り立てになり、つい最近も市民から「牧之原に比べて血も涙もないのか」なる苦情が寄せられているところであります。まさに苛斂誅求をつくり出しています。  危機管理部関係では、原子力立地交付金 755万 5,000円と交付・広報安全対策交付金 178万円が交付されていますが、原発推進に使われるこうしたお金は返上すべきではないでしょうか。  続いて、企画政策部関係について申し上げます。市民意識調査は相変わらずであり、原発関係も調査項目に含めるべきであります。地域環境整備調査費、いわゆるどぶ板予算が 3億 3,000万円で不十分であります。  健康福祉部関係では、生活保護受給率が2.24パーミルと、県平均7.59パーミルと比べても大変低くなっていますが、不十分な対応であります。申請書は窓口に置いて、生活保護法第 4条にあるように扶養は保護開始の要件ではありません。生活保護適正化事業が全額国庫負担約 600万円で行われますけれども、とんでもないことだというふうに思います。お年寄りを差別する後期高齢者広域連合への多額の拠出は問題です。高齢者への通院支援事業が不十分です。松井市長は、健康医療日本一を標榜しながら、人間ドック自己負担金を平成22年度から掛川医療センターで 9,000円、聖隷病院では 1万 3,900円も増額してしまいました。  環境経済部関係では、燃えないごみの出し方について、掛川区域と大東・大須賀区域では違いがあり、分別をやらない旧掛川分では 350万円ほどの費用を払って分別してもらっているようですが、分別する方向で統一すべきです。有料化の検討を表明しましたが、有料化理由の第一にごみの減少が掲げられています。掛川市は 1人当たりごみ量が日本最低であり、市民負担増 1世帯 1,430円、市の収入 5,600万円と試算する有料化はやめるべきであります。太陽光発電への助成金が 6万円と貧弱なものになっています。例えば湖西市は 1キロワットにつき 3万円で、上限12万円です。下水道接続率が大須賀地区63.6%ですけれども、さらに普及が必要です。都市下水、農集排、合併浄化槽の使用料の不均衡が問題です。少なくとも公平に、合併浄化槽は若干低く設定調整すべきなのが、一番高いのでは問題であります。住宅リフォーム助成は評価できますが、サービス券利用が商工会議所、商工会のみは問題であります。市内の商店・業者であるならば、みんなに門戸を開くべきであります。先般、質疑で指摘しましたけれども、道の駅への 2,000万円余の補助についても、よく精査すべきであります。  都市建設部関係では、津波避難道路の整備が急がれます。地震と原発の複合災害を想定した避難計画をしっかりと打ち立てることが必要であり、津波避難タワーも再検討すべきであります。  消防本部関係では、消防署が遠くて消火が間に合わない地域が依然として存在する問題、東遠地域の消防統合問題の解決が必要です。消防団員への報酬では、団長から団員までは国基準と同額でありますけれども、出動手当は国基準 6,900円に対して、掛川市は 1,000円から 1,100円であります。  教育委員会関係では、まず保育料の値上げ、税金の拠出を減らして、 3歳未満で 1,000円から 2万 1,000円の値上げとなりました。県下 3番目に高かった軽減率、 43.44%から県下 6番目の 34.80%に大幅に引き下げられたのであります。今、例えば東京都の杉並区等で異議申し立てが相次いでおります。保育園待機者の問題では、本年 2月で 159名に上っております。保育所入所基準では、正社員の子供が入所しやすく非正規が排除される、こういう問題を解決すべきでございます。  それから、大東町が頑張って最高に近かった軽減率、これが引き下げられ、大変残念だと思います。また、学童保育も、職員の待遇や環境など問題が山積しています。大東町で時給 1,000円であったのに、 920円に引き下げられました。学童の指導員は、働く時間もほんのわずかであり、至急解決すべきではないでしょうか。上内田小を除く掛川地域の小学校と保育園給食の自校方式を残し、14園はセンター方式化、こうしたものを避けるべきであります。就学援助金の援助率が4.89%と改善されたとはいえ、県下平均の5.60%よりまだまだ低くなっています。新しく導入されたクラブ活動費など新 3項目も実施し、普及に努力すべきであります。十分使える園を放棄しての幼保一元化に70億円を投入し、市では借金できないため、元利を債務負担行為はまさに特異な掛川方式と言わざるを得ません。吉岡彌生記念館管理費で、東京女子医大派遣職員に 641万 9,000円、館長報酬84万円など、大学関係者にまで給与支給はいつまで続けるおつもりでしょうか。22年度行われた地区活動推進交付金など、補助金の減額には容認できないものが多々あるのであります。  水道会計への繰り出しに関連し、長島ダムの建設費まで現下の大井川広域水道企業団への拠出の問題、そして、住民サービス券が温泉会計に影響する分についてのみの繰り出しでなく、収支差額への際限ない一般会計からの繰り出しは問題であります。  最後に、原発の問題を指摘したいと思います。プルサーマルの導入、 5号機の再稼働、全て国・県に追随して賛成をしてきた掛川市政であります。先般の一般質問でも指摘しましたが、市長は、真摯に反省し、住民に判断を委ねる前に、永久停止・廃炉に対するみずからの考えを表明すべきであります。牧之原、西原市長が永久停止・廃炉に踏み込んだ理由は、残余のリスク、幾ら対策を立てても 100%の安全性はあり得ない、それは政府や電力会社も認めている残余のリスクが存在するからでございます。市長の従来の立場から一歩踏み込むことを期待申し上げ、以上申し上げまして反対の討論といたします。 ○議長(大石與志登君) 次に、議案第 1号について、 9番、鈴木久男君、御登壇ください。                〔9番 鈴木久男君 登壇〕 ◆9番(鈴木久男君) 柴田議員は、 4年間の集大成とも言うべき常日ごろの持論を含めて長々と反対討論が行われたわけですが、私は、議案第 1号、平成25年度掛川市一般会計予算について、これを賛成すべき立場として意見を述べさせていただきます。
     現下の社会経済情勢は、世界経済の減速などによる景気低迷や生産年齢人口の減少など、先行きを見通すことのできない状況であります。市税収入の低迷や社会保障関係経費の増大に加え、現病院の清算への対処など、市財政は非常に厳しい局面を迎えています。中でも、平成20年度決算において 230億円あった市税収入は、リーマンショック以降大幅に減少し、その後、回復の兆しが見られず、当初予算においては、 202億円と約28億円の減収が見込まれております。このような厳しい状況下で編成された25年度一般会計予算は 437億 5,000万円で、中東遠総合医療センターへの運営支援費や緊急地震津波対策、将来の成長に向けた投資などにより、前年度に比べ 9億 2,000万円、 2.1%増となりました。歳入の根幹となる市税については、個人及び法人市民税の増加などにより前年度比 2億 6,167万円、 1.3%増加する見込みとなりました。  先般の松井市長の施政方針の中でも述べられましたが、私は、この予算の中から評価すべき点を申し上げ、意見を述べさせていただきます。   1点目は、安全・安心なまちづくりであります。 5月に開院する中東遠総合医療センターに対する支援を初め、(仮称)南部体育館建設や地震津波対策など総額17億 9,500万円の防災対策予算については、市民の生命・財産を守るため、まさに時宜を得た効果的な投資であり、その対応を大いに評価するものであります。さらには、交通安全対策やイノシシ被害防止対策についても、市民生活の安全・安心に配慮し、予算額が大きく増加しております。   2点目は、「 3つの日本一まちづくり」の取り組みであります。健康・医療、環境、市民活動の各分野において、それぞれ効果的な特筆すべき事業が多く、「誰もが住みたくなるまち」の実現に向けた継続的な取り組みを評価したいと思います。   3点目は、将来の成長に向けた各種施策の推進であります。市内全域への光ファイバー網の整備、企業誘致対策など、本地域の定住化促進と雇用拡大、そして経済発展に向けた取り組みは、掛川市の将来の発展を見据え、厳しい財政事情の中であっても成長への投資を決断したもので、その姿勢を大いに評価したいと思います。  そのほかにも特筆すべき事項としては、現下の雇用経済情勢を勘案し、低所得世帯に対する支援策として、国保会計へ 2億 5,000万円の基準外繰り出しを行うこと、子育て支援では、保育定数40人の拡大と子ども医療費の助成、そして人づくりでは、「中学校区学園化構想」の推進などを挙げることができます。また、地域協働経済支援買物券交付事業による地域経済の振興策や障害者新規就労 500人サポート事業などの取り組みについては、いずれも市民生活に配慮し、限られた財源を有効に活用できていると評価いたします。  以上、主要施策の中から幾つか評価すべき点を挙げ、意見を述べさせていただきましたが、中でも緊急地震津波対策については、市民の安全・安心を最優先するため、事業計画を前倒しして、小・中学校校舎や中央消防署など耐震化事業を一気に推進するものであります。その機動的な対応を高く評価したいと思います。  予算編成にあっては、厳しい財政状況の中、市債の増発や財政調整基金の取り崩しなど、財源対策には大変苦労されたことと思います。予算執行に当たっては、自主財源の確保に努力するとともに、事業の選択や集中、費用対効果の検証など行財政改革に努められて、限りある財源を有効活用することを期待して私の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(大石與志登君) 以上で通告による討論は終わりました。  そのほか討論はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第 1号について採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は可決すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(大石與志登君) ありがとうございました。起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。 △日程第2 議案第55号 ○議長(大石與志登君) 日程第 2、議案第55号を議題といたします。  本件に関し、これより委員長の報告を求めます。  まず、環境産業委員長、鈴木正治君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 鈴木正治君 登壇〕 ◎環境産業委員長(鈴木正治君) ただいま議長より報告を求められました議案第55号、平成24年度掛川市一般会計補正予算(第 6号)中、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入中、所管部分及び歳出中、第 6款農林水産業費、第 8款土木費について、審査の概要と結果について御報告いたします。  本件は、議案第 1号の審査後、続けて審査を行いました。  歳出中、第 6款農林水産業費については、特に申し上げるべき質疑はなく、第 8款土木費について、委員より、15メートル以上の橋の耐用年数は何年くらいかとの質疑があり、当局より、基本的には耐用年数は50年と言われている。絶対50年で使えなくなるわけではないので、あくまで目安だが、これをもう少し延ばすために始めたのが長寿命化計画で、50年を倍の 100年にするため、点検を 5年に 1回行って、状態を把握しながら適正な修繕を行い、寿命を延ばしていくとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第55号につきましては、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、環境産業委員会の委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 次に、文教厚生委員長、豊田勝義君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 豊田勝義君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(豊田勝義君) ただいま議長より報告を求められました議案第55号、平成24年度掛川市一般会計補正予算(第 6号)中、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算のうち、歳入中、所管部分及び歳出中、第10款教育費につきまして、審査の概要と結果について御報告いたします。  本件は、議案第 1号に引き続き審査いたしました。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  特に申し上げるべき質疑なく、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第55号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 続いて、総務委員長、松井俊二君、御登壇願います。               〔総務委員長 松井俊二君 登壇〕 ◎総務委員長(松井俊二君) ただいま議長より報告を求められました議案第55号、平成24年度掛川市一般会計補正予算(第 6号)中、当総務委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入中、所管部分、歳出中、第13款予備費、第 2条繰越明許費の補正、第 3条地方債の補正について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本件は、議案第46号に引き続き審査をいたしました。  まず、委員より、平成24年度一般会計補正予算の 3月補正である第 6号と 2月補正である第 5号との違いについて質疑があり、当局より、 2月26日に国の補正予算が成立したことにより、25年度当初予算に計上していた事業を24年度予算に前倒しをして計上するものであり、 2月補正に比較して12億 2,000万円の増額補正であるとの答弁がありました。  次に、歳出中、第13款予備費、第 3条地方債の補正については質疑なく、第 2条繰越明許費の補正については、特に申し上げる質疑なく、以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第55号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。本件に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。  これより議案第55号について採決いたします。  本件に対する各委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。 △日程第3 議案第56号 ○議長(大石與志登君) 日程第 3、議案第56号を議題といたします。  本件に関し、これより委員長の報告を求めます。  まず、文教厚生委員長、豊田勝義君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 豊田勝義君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(豊田勝義君) ただいま議長より報告を求められました議案第56号、平成25年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)中、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算のうち、歳入中、所管部分及び歳出中、第 3款民生費、第10款教育費につきまして、審査の概要と結果について御報告いたします。  本件は、議案第55号に引き続き審査いたしました。  当局から説明を受けた後、直ちに審査に入りましたが、特に申し上げるべき質疑なく、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第56号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 次に、環境産業委員長、鈴木正治君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 鈴木正治君 登壇〕 ◎環境産業委員長(鈴木正治君) ただいま議長より報告を求められました議案第56号、平成25年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)中、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入中、所管部分及び歳出中、第 6款農林水産業費、第 7款商工費、第 8款土木費のうち所管部分について、審査の概要と結果について御報告申し上げます。  本件は、議案第55号の審査後、続けて審査を行いました。  まず、歳出中、第 6款農林水産業費、第 7款商工費については質疑なく、第 8款土木費について、委員より、浸水対策について、宅地から流れる出る水の排水能力が不足している。U字溝が小さいなどの理由で浸水してしまうのかとの質疑があり、当局より、城北地区などは区画整理事業で宅地基盤を整えてきたが、当時は調整池を設ける必要がなかった。当初は半分以上が水田だったが、だんだん宅地化が進み、舗装されて水の出が早くなった。一気に雨が降ると現在の側溝では処理し切れないという状況がそれぞれの地域で発生している。それを改修するため、浸水対策事業を行うとの答弁がありました。  さらに、委員より、この事業を行えば、ゲリラ豪雨の場合でも浸水は避けられるということかとの質疑があり、当局より、市が管理する河川では、およそ 7年に一度の頻度で発生する大雨に対処できるよう改修をしている。雨量で言うと、時間雨量57ミリ、58ミリの雨には対処できる。昨年 7月に降った86ミリの雨には対応できない。仮に上流部分を改修したとしても、下流の河川の断面が足りないため、処理できなくなってしまう。それ以上降ったときには、ある程度水がたまります、という説明をさせていただいているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第56号につきましては、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、環境産業委員会の委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 続いて、総務委員長、松井俊二君、御登壇願います。               〔総務委員長 松井俊二君 登壇〕 ◎総務委員長(松井俊二君) ただいま議長より報告を求められました議案第56号、平成25年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)中、当総務委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入中、所管部分、歳出中、第 8款土木費(第 4項 7目)、第13款予備費、第 2条地方債の補正について、その審査の概要と結果について御報告申し上げます。  本件は、議案第55号に引き続き審査をいたしました。  まず、歳入に関連して、委員より、特定財源の元気臨時交付金の使途について質疑があり、当局より、国で公共事業を大幅にふやしたことに伴い、地方が事業費を大きく膨らめると、地方は国からもらう補助金の裏財源を用意しなくてはならないが、今回は規模が大きく、地方の負担が大変であるということで、国は今回の補正に限って地方負担の平均 8割を臨時交付金として分配し、その交付金を使って事業を膨らめて実施するように臨時交付金が交付されている。使途については、原則があり、何に充ててもよいということではなく、基本は地方単独事業、建設事業で、しかも起債を充当できる事業に限ることになっている。今回の臨時交付金は、その原則に従って充当可能な建設事業に充て、もともとそこに充てていた一般財源を他の事業に使うとの答弁がありました。  次に、歳出中、第 8款土木費(第 4項 7目)、第13款予備費、第 2条地方債の補正については質疑なく、以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第56号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。本件に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。  これより議案第56号について採決いたします。  本件に対する各委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。  この際、暫時休憩といたします。                 午前10時55分 休憩                 午前11時04分 開議 ○議長(大石與志登君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第4 議案第 2号〜議案第14号 ○議長(大石與志登君) 日程第 4、議案第 2号から議案第14号までの13件について一括議題といたします。  本13件に関し、これより委員長の報告を求めます。  まず、文教厚生委員長、豊田勝義君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 豊田勝義君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(豊田勝義君) ただいま議長より報告を求められました議案第 2号から議案第 4号までの 3件について、文教厚生委員会における審査の概要と結果について御報告申し上げます。
     本 3件は、議案第56号に引き続き審査いたしました。  まず、議案第 2号、平成25年度掛川市国民健康保険特別会計予算について御報告いたします。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、人間ドック助成事務費について、対象者が 3,400人となっているが、今までの実績はどのくらいかとの質疑があり、当局より、平成23年度は 3,026人、平成24年度については 1月末現在で 2,508人である。三、四年前は 3,600人ぐらいだったが、特定健診が始まり、移行した部分があるとの答弁がありました。  委員より、賦課基準の引き上げについて質疑があり、当局より、平成20年度、23年度と 3年に一度改正をさせていただいている。今後の検討になるが、国保財政は非常に厳しい状態である。平成26年度は改正したい年度である。 8月21日に社会保障・税の一体改革に係る保険者支援をするかどうか発表されるので、その結果を含め検討していくことになると思うとの答弁がありました。  委員より、一般被保険者高額療養費について、高額医療費の基準はどのようになっているかとの質疑があり、当局より、高額医療は、基本的に所得や住民税が課税・非課税により限度額が決まっている。限度額は住民税非課税世帯 3万 5,400円、一般 8万 100円、上位所得者15万円となっている。それから、年 3回高額療養費の対象になると、 4回目から安くなるとの答弁がありました。  委員より、医療費適正化対策費の医療費通知事業費は、どのような効果があるのかとの質疑があり、当局より、患者本人に対しては医療費制度のお知らせになっている。また、医療費通知をやることにより医療機関の不正請求がなくなり、医療費の適正化につながると考えているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第 2号は賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第 3号、平成25年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計予算について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、普通徴収の収納率について質疑があり、当局より、普通徴収は 98.68%、滞納繰越分は 55.83%を見込んでいるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第 3号は賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第 4号、平成25年度掛川市介護保険特別会計予算について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、過去10年くらいの間で、市の持ち出し分はどのくらいふえたのかとの質疑があり、当局より、給付費でお答えするが、平成12年から介護保険が始まっており、平成12年の給付費は25億 3,184万 7,000円、平成24年度の給付費の総額は77億 7,465万円で約 3倍になっているとの答弁がありました。  委員より、家族介護継続支援事業の支給基準について質疑があり、当局より、紙おむつ支給事業は、市内に住所を有し、65歳以上の方で自宅で寝たきり、もしくは認知症で常時紙おむつを必要とする方に、月額 3,000円のおむつ券を支給している。寝たきり老人等介護者慰労金支給事業費は、市内に住所を有する65歳以上で要介護認定が 4以上で、在宅寝たきり老人と同居をし、かつ生計を同じくする者に月額 1万円を支給しているとの答弁がありました。  委員より、施設入所待機者について質疑があり、当局より、特別養護老人ホームの待機者は 573人、緊急を要する方は 242人であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第 4号は賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 次に、総務委員長、松井俊二君、御登壇願います。               〔総務委員長 松井俊二君 登壇〕 ◎総務委員長(松井俊二君) ただいま議長より報告を求められました議案第 5号、議案第 7号、議案第11号から議案第14号の 6件について、総務委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本 6件は、 3月14日、各議案ごとに当局から説明をいただき、審査をいたしました。  まず、議案第 5号、平成25年度掛川市公共用地取得特別会計予算について申し上げます。  委員より、土地開発基金調書記載の上西郷・倉真用地の現在の状況について質疑があり、当局より、台帳面積が約36ヘクタールの用地であり、以前、ゴルフ場の経営者が土地を買ったが、会社が破綻をしたため、平成15年にいろいろな意味を含めてこの取得会計で用地を取得したものである。エリアは、西郷地区が滝ノ谷の法泉寺温泉の東側と倉真地区が戸沢地区等で新東名より南側の50ヘクタールと80ヘクタール、全体で約 130ヘクタールほどの用地がおおむねのエリアである。そのスポーツ振興が買った土地を掛川市が購入したが、全部が掛川市でなく、農地は買えないことから、区域内に虫食いのように民地があるという状態である。現場は、イノシシの対策にも苦慮しているが、区域内には農道があり、地元である西郷の方たちが協働で草刈り等を実施して、イノシシの捕獲数も減ったという報告もある。西郷地区地元の協働に基づく土地の管理がされている。現在は、土地の状況を精査しており、最終的にはその土地を民間への売買も含めて土地の活用を考えているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第 5号については賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に、議案第 7号、平成25年度掛川市簡易水道特別会計予算について申し上げます。  委員より、給水戸数の変化について質疑があり、当局より、簡易水道の平成14年の給水戸数は、 238戸、24年は 231戸で 7戸の減少である。人口は14年が 808人、24年が 643人で 165人の減少である。本谷地区については、現在戸数24戸、人口88人で大きな変化はないとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論はなく、採決の結果、議案第 7号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号、平成25年度上西郷財産区特別会計予算、議案第12号、平成25年度桜木財産区特別会計予算、議案第13号、平成25年度東山財産区特別会計予算及び議案第14号、平成25年度佐束財産区特別会計予算について申し上げます。  この 4件につきましては、一括議題として審査をいたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第11号から議案第14号の 4件については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 続いて、環境産業委員長、鈴木正治君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 鈴木正治君 登壇〕 ◎環境産業委員長(鈴木正治君) ただいま議長より報告を求められました議案第 6号及び議案第 8号から議案第10号までの 4件につきまして、環境産業委員会における審査の概要と結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る 3月14日、第 1委員会室において 7名の委員の出席のもと開催いたしました。  まず、議案第 6号、平成25年度掛川駅周辺施設管理特別会計予算について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、駐車場への放置車両はないかとの質疑があり、当局より、四輪車の放置車両は、街づくり会社が管理している駐車場では年一、二台くらいあって対応に苦慮しており、弁護士にも相談していると聞いているが、市営駐車場ではないとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第 6号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第 8号、平成25年度掛川市公共下水道事業特別会計予算について御報告いたします。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、大東処理区の管渠工事は、今年度で完成予定だったはずだがおくれているのかとの質疑があり、当局より、平成23年度に下水道計画の見直しを行い、平成28年度に完成予定となっているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第 8号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第 9号、平成25年度掛川市農業集落排水事業特別会計予算について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、公共下水道事業、農業集落排水事業と浄化槽市町村設置推進事業とでは料金体系が異なるが、使用料を統一することはないかとの質疑があり、当局より、公共下水と農業集落排水は同額であるが、市町村設置の合併浄化槽については、事業化の際に従量制ではないという説明をさせていただいている。使用料を定額で払いたいという方もかなりいるため、当面、定額使用料をいただくつもりであるとの答弁がありました。  委員より、農業集落排水事業の新規の認可の動きはないかとの質疑があり、当局より、掛川市としては、平成23年度に下水道計画の見直しを行い、新規の農業集落排水事業は行わないこととした。全国的な動きとしては全くないわけではないが、非常に少ない状況であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第 9号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第10号、平成25年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業特別会計予算について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、事業が完了した地区の合併浄化槽の設置率について質疑があり、当局より、中地区が78.7%、倉真地区が51.6%であるとの答弁がありました。  委員より、 100%に近い数字にしないといけない。もう少し取り組みやすい方法の検討と、事業所、集合住宅についても、持ち主に対し推進してほしいとの意見がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第10号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  まず、議案第 2号について、 8番、柴田正美君、御登壇ください。柴田正美君。                〔8番 柴田正美君 登壇〕 ◆8番(柴田正美君) 議案第 2号、平成25年度掛川市国民健康保険特別会計予算について、反対する立場から討論をいたします。  まず、評価する点を申し上げます。  国保税の引き上げ、これを回避するために一般会計の法定外繰り入れ 2億 5,000万円、基金の取り崩し 4億 9,000万円、合計 7億 4,000万円でありますが、この拠出については率直に評価いたしたいと思います。  さて、反対する理由について申し上げます。  まず、第 1に、国保制度の認識の問題であります。  市長は、この問題についての私の質問に当初は「国保制度は相互扶助の制度」と答弁しましたが、その後、「社会保障と相互扶助の両方を持ちあわせた制度である」というふうに答弁を変えました。そうであるならば、市発行のパンフレット「みんなで助け合う制度」の文言の訂正が必要ではないでしょうか。いまだ訂正されたという話を聞きません。  相扶共済の精神にのっとりと規定されていたのは、1938年制定の旧国保法で、主体は保険組合でありました。1958年、昭和33年、憲法第25条を医療面で具体化した現国保法が成立し、社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とするとされ、市町村が運営し、社会保障の制度だからこそ、第 4条で国の負担と県の指導が明記され、第44条で一部負担金の減免、そして第77条で保険料の減免がうたわれ、疾病と貧困から、貧困者も全部受け入れる国民皆保険制度へと発展していったのであります。  ちょっと古くて恐縮でございますけれども、21年 4月の資料によれば、市町村国保の加入者は 4,688万人加入しております。そして、建設業者や医師、歯科医師等が入っている国保組合が 384万人、大企業中心の健保組合が 3,086万人、そして旧政府管掌保険でありまして2008年10月からの協会けんぽが 3,631万人、公務員の共済組合 937万人、さらに船員組合16万人となっております。過去には自営業者や農業者が主な加入者であった国民健康保険は、今や無職者、これは55%を占めております。それから、年金生活者が主になってきております。60歳以上が52%を占めております。所得に占める保険料割合、国保は11.6%、協会けんぽは 7.4%、大企業の健保組合は 5.1%なのであります。  市長は、国保広域化、とりあえず県が担うことに賛成の立場を明確にされましたが、そもそも国保財政の危機は小規模だからでしょうか。日本で最も困難なと言われている大阪市国保を見れば、一目瞭然ではないでしょうか。大阪市は人口 266万人、日本で 2番目に人口が多い政令市であり、まさに実質的な広域国保ですが、どうでしょうか。累積赤字は 2年前で 364億円に上っているのであります。  国保会計の困難の原因は明白であって、国庫負担の減少にあります。1984年50%であった国庫負担は、現在は24%まで減らされているのであります。国保広域化の方向では、国保の困難が解決できないことは明らかではないでしょうか。  次に、掛川市の国保について述べます。  合併前の10年前、2003年、平成15年 7月時点で旧大東町の国保税は、所得 300万円、固定資産税10万円、親子 4人家族のモデル世帯で25万 6,100円でした。旧大須賀町は26万 8,300円、旧掛川市は28万 6,100円でありました。それが現在はどうでしょうか。同様のモデル世帯で実に40万 6,100円、 1.5倍化しているのであります。所得に対する割合は13.5%で、応能割59.3%、応益割40.7%であります。ちなみに所得 200万円、固定資産税 5万円、親子 4人世帯では31万 1,600円であります。所得に対する割合は15.6%で、応能割46.9%、応益割53.1%であります。所得が低い人ほど高い割合で国保税を負担し、応益割もより高くなっているのであります。まさに払える限度を超えているのではないでしょうか。  そして、国保加入者の平均所得も年々低くなってきています。平成21年は 159万円、平成22年 135万円、ついに本年は 104万円となりました。これでは滞納者がふえて当然であります。前年度分滞納で短期保険証の交付、前々年度分を滞納すれば資格証明書が交付されます。 2月の末の指標では、短期保険証交付は 694世帯、資格証明書交付世帯 501世帯とのことであります。余りの高額のために国保が貧困をつくり出し、受診率を比べれば明らかですが、病気になっても医者にかかれない事態を引き起こしています。先ほど一般会計で紹介した世帯も、実は国保の滞納でありまして、相談に出かけたら、延滞税14.6%払え、さもなければ担保を差し出せ、とても払えなくて困ったということであります。  参考までに申しますと、公務員共済への市税の拠出、いわゆる利用者負担分であります。市長は 191万 2,538円、副市長は 163万 5,052円、教育長 160万 1,121円、職員のトップの方で 148万 822円だそうであります。これは皆さんの血税から出されている。こうしたことを勘案したとき、基金の繰り入れ、一般会計法定外繰り入れ、これはやって当たり前ではないでしょうか。磐田市は、毎年毎年 7億円ずつずっと繰り入れてまいりました。22年は 9億 7,000万円、23年は11億 1,000万円、本年も11億 300万円繰り入れております。先ほどの 300万円あるいは 200万円世帯で、掛川市より約 3万円安くなっております。  市長は、「 3年は上げない」などと言っておりますけれども、23年 4月に引き上げですから、来年はなどとお考えなら、ぜひ選挙の公約にはっきりとうたうべきではないでしょうか。もう払える限度を超えている。基金が底をついて、この25年度末の見込みは 215万円、だからといって上げることなど、この状況を見ればできないということを申し上げたいと思います。  そして、掛川市の具体的な対策は、攻めの国保への転換、保健師もふやしながら早期発見・早期治療で医療費を減らす、人間ドック負担金ももとに戻す、ジェネリック医薬品への転換の推進、レセプト点検の徹底。私は過去、文教委員会で名倉院長に確認しましたけれども、療養担当規則の改定によって、例えば高血圧の薬などは 3カ月あるいは 6カ月の処方も可能と答弁されました。症状が安定している方にはこうしたことも可能であります。お医者さんは、処方せんを打ち出すだけで、私などは大体 5,000円です。 3割ですから 1,500円払わねばいかん。これをぜひ、 3カ月あるいは 6カ月の処方ができれば、恐らく国保の拠出 1億円、 2億円は必ず減るんじゃないかというように思います。  最後に、国に、そして県にしっかり拠出するように意見を言っていただきたいというふうに思います。議会でも、今議会でこの意見書を上げます。この 4年で 2回目であります。市長の格別の努力を要請し、過去の一般会計法定外繰り入れ 7億円の繰り入れ、そして今回、合計 7億 4,000万円の繰り入れ、こうしたものは率直に評価するけれども、余りに高くて払える限度を超えた国保会計については、到底賛成できかねることを申し上げて、反対の討論といたします。 ○議長(大石與志登君) 次に、議案第 2号について、 4番、草賀章吉君、御登壇ください。               〔4番 草賀章吉君 登壇〕 ◆4番(草賀章吉君) 私は、議案第 2号、平成25年度掛川市国民健康保険特別会計予算について賛成の立場から意見を申し上げます。  現在、市町村国保を取り巻く環境は、年金生活者などの無職の方、非正規労働者などの低所得者の加入割合がふえ、あわせて加入者の高齢化、医療の高度化などにより医療費が増加傾向にあり、後期高齢者支援金や介護納付金の急激な増加もあって、極めて厳しい財政運営を強いられている状況にあります。  そのような中で、平成25年度当初予算における特記事項を何点か挙げますと、 1点目は、被保険者の急激な負担増を避けるために、一般会計法定外繰入金として 2億 5,000万円、保険給付等支払準備基金から 4億 7,000万円の繰り入れ、国保税賦課基準を 2年連続して据え置き、 1人当たり 2万 4,957円の国保税軽減に努めていること。   2点目は、選択制となった軽減割合を納税者に有利な 7割・ 5割・ 2割軽減を継続していること。   3点目として、病気の早期発見・治療を目的とした人間ドック助成事業は、国が目標とする国保税収入の 1%を大きく上回る県下トップクラスの 1.9%相当の予算を確保していること。   4点目として、特定健診の受診率を向上させるため、がん検診との同時受診をさらに推進して受診者の利便性を図るなど、高く評価すべきものであると考えております。   5点目として、納税課内に収納対策室を設け、収納対策をさらに強化し、収納率を現年課税分で 0.5%、滞納繰越分で2.26%引き上げ、自主財源の確保に前向きに取り組んでいることであります。  最後に、国保税の収納率向上に努め、医療費削減のために医療費適正化事業をさらに推進していただき、医療のセーフティーネットとして今後も被保険者が安心して病院にかかれますよう、安心した事業運営が図られることを要望し、賛成討論といたします。 ○議長(大石與志登君) 以上で通告による討論は終わりました。  そのほか討論はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず、議案第 2号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(大石與志登君) ありがとうございます。起立多数であります。
     よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第 3号から議案第 5号までの 3件について一括採決いたします。  本 3件に対する各委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。本 3件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(大石與志登君) ありがとうございます。起立多数であります。  よって、本 3件は原案のとおり可決することに決しました。  続いて、議案第 6号から議案第14号までの 9件について一括採決いたします。  本 9件に対する各委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。本 9件は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」「異議あり」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 何号に異議ありますか。             〔「 6号、 8号、 9号、10号」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 異議がありますので、起立採決といたします。  一括採決とさせていただきます。  議案第 6号、 8号、 9号、10号について異議があります。起立採決といたします。  議案第 6号、 8号、 9号、10号について採決いたします。  本件について賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(大石與志登君) ありがとうございました。起立多数であります。  本件は原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第 7号、議案第11号から議案第14号まで、 5件について一括採決いたします。  本 5件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。 △日程第5 議案第15号〜議案第17号 ○議長(大石與志登君) 日程第 5、議案第15号から議案第17号までの 3件について一括議題といたします。  本 3件に関し、これより委員長の報告を求めます。  まず、文教厚生委員長、豊田勝義君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 豊田勝義君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(豊田勝義君) ただいま議長より報告を求められました議案第15号、平成25年度掛川市病院事業会計予算について及び議案第17号、平成25年度掛川市病院事業清算特別会計予算について、文教厚生委員会における審査の概要と結果について御報告申し上げます。  まず、議案第15号、平成25年度掛川市病院事業会計予算について御報告いたします。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、固定資産売却について、マルチスライスCTとあるが、他の機器の売却はないのかとの質疑があり、当局より、新病院に売却を予定している医療機器については、総額 2億 9,700万円ほどあるが、このCTについては非常に主要な機器であり、移設に作業期間や準備期間が相当かかるため、この機器のみこちらの予算に計上しているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第15号は賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第17号、平成25年度掛川市病院事業清算特別会計予算について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、今後の清算所要額としての賞与の引当金について質疑があり、当局より、 4月末の閉院で職員は掛川市・袋井市病院企業団の職員として任用されることになるが、 6月のボーナスについて、新病院では 5月の 1カ月間だけ働くのみであることから、掛川の病院で働いていた分、平成24年12月から25年 4月にかけての 5カ月分に相当する賞与については、掛川市で持ってもらいたいという要請を受け、新病院の経営を支援するという観点から、 6カ月分のうち 5カ月分については引当金として出すことになったとの答弁がありました。  委員より、 5億 100万円の起債の残高は残っていく理解でいいのかとの質疑があり、当局より、これまで持っていた 9億 4,200万円ほどの残高については繰上償還するが、その財源として新たに 5億 100万円の借り入れを起こすので、この起債は25年度末以降に現在高として残るとの答弁がありました。  委員より、今後の所要見込み額24億 8,700万円に対して、清算特別会計の20億 2,400万円の関係はどのように捉えればいいのかとの質疑があり、当局より、今後の所要見込み額を本年度の清算関係の予算で全て飲み込んでいるものではない。所要額のうち企業債残高の部分、建物解体費用部分などについては、この会計で見ている。その他、退職給与引当金については、今後15年間で分割して新病院に対して負担していくことになっている。逆に、資産処分の収入は 3億 7,700万円であるが、このうち機器等については10年間の分割で代金を新病院からいただくことになるとの答弁がありました。  委員より、清算特別会計については、これからどのように継続していくのかとの質疑があり、当局より、現病院を閉院することに伴い、未収金や未払金等の収支会計処理を受け持つことと、閉院後に必要となる建物の解体といった経費等をこの会計で見ようということでつくられているので、25年度中に目的の大半は達成できるが、未収金等が一部残ることもあるので、それらについて特別会計を26年度以降も設けて取り扱うかどうかについては、25年度中に検討して決めていくことになるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第17号は賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 次に、総務委員長、松井俊二君、御登壇願います。               〔総務委員長 松井俊二君 登壇〕 ◎総務委員長(松井俊二君) ただいま議長より報告を求められました議案第16号、平成25年度掛川市水道事業会計予算について、総務委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、漏水の状況について質疑があり、当局より、年間 365件くらいの漏水修理を実施している。道路等の官地や民地で同じぐらいの数が発生しており、対策としては漏水調査を実施している。昨年は、 300万円の予算で調査距離45キロメートル、調査戸数 3,000戸を実施し、25年度は、予算 400万円で51キロメートル、 3,500戸の調査を予定しているとの答弁がありました。  委員より、給水可能な量は全て使用されているのか質疑があり、当局より、基本水量が 4万 4,900立方メートルであるが、最近は給水量が減っており、年間 1日の平均給水量は 4万 1,000立方メートルほどであり、全て使用されている状態ではないとの答弁がありました。  さらに委員より、大井川企業団からの受水と自己水源とのバランスについて質疑があり、当局より、現在使用する90%の水を大井川企業団から受水しており、残り10%が自己水であり、自己水は原野谷、大須賀等でくみ上げ、浄水しているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論はなく、採決の結果、議案第16号については賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 以上で両委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  本件に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第15号から議案第17号までの 3件について一括採決いたします。  本 3件に対する各委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。本 3件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(大石與志登君) ありがとうございました。起立多数であります。  よって、本 3件は原案のとおり可決することに決しました。 △日程第6 議案第18号〜議案第36号、議案第46号〜議案第49号及び議案第51号 ○議長(大石與志登君) 日程第 6、議案第18号から議案第36号まで、議案第46号から議案第49号まで、及び議案第51号の24件について一括議題といたします。  本24件に関し、これより委員長の報告を求めます。  まず、文教厚生委員長、豊田勝義君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 豊田勝義君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(豊田勝義君) ただいま議長より報告を求められました議案第18号、議案第21号、議案第27号から議案第29号まで、議案第34号、議案第48号及び議案第51号の 8件につきまして、文教厚生委員会における審査の概要と結果について御報告申し上げます。  まず、議案第18号、掛川市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、このような設置は過去にもあるのかとの質疑があり、当局より、平成21年度の春に新型インフルエンザが流行した際、市としては対策本部を立ち上げて行動計画も作成しているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第18号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第21号、掛川市立総合病院の閉院に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  質疑を求めたところ、質疑なく、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第21号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第27号、掛川市老人福祉センター条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  特に申し上げるべき質疑なく、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第27号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第28号、掛川市介護保険条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、市町をまたがって介護を受けることについて、制約を受けることになるのかとの質疑があり、当局より、地域密着型サービスは認知症に対応するもので、原則利用者は市町をまたぐことはなく、掛川市では掛川市民しか利用することができないとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第28号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第29号、掛川市障害者自立支援法施行条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、条例名が変わったが、具体的に実施されると特別変更になることがあるのかとの質疑があり、当局より、内容的には大きく変更はないが、新たに障害者の範囲に難病等が加わったことであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第29号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第34号、掛川市立保育所条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、定員を40人ふやすために、スタッフは何人ふやしたのかとの質疑があり、当局より、スタッフは給食職員 1人と幼児教育士の合計 8人ふやしたとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第34号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第48号、東遠学園組合規約の変更について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りましたが、特に申し上げるべき質疑なく、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第48号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第51号、第三セクター等改革推進債の起債の許可の申請について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  質疑を求めたところ、質疑なく、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第51号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、文教厚生委員会委員長報告とさせていただきます。 ○議長(大石與志登君) 次に、環境産業委員長、鈴木正治君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 鈴木正治君 登壇〕
    環境産業委員長(鈴木正治君) ただいま議長より報告を求められました議案第19号、議案第20号、議案第30号から議案第33号及び議案第49号の 7件につきまして、環境産業委員会における審査の概要と結果について御報告申し上げます。  本件は、特別会計当初予算の審査後、続けて審査を行いました。  初めに、議案第20号、掛川市準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例の制定について、議案第30号、掛川市公共下水道条例の一部改正について、議案第31号、掛川市農業集落排水処理施設条例の一部改正について、議案第33号、掛川市営住宅管理条例の一部改正について、議案第49号、太田川原野谷川治水水防組合規約の変更についての 5件について報告申し上げます。  この 5件は、当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  質疑を求めたところ、質疑なく、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第20号、議案第30号、議案第31号、議案第33号、議案第49号の 5件は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第19号、掛川市市道の構造の技術的基準等を定める条例の制定について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、この条例により用地買収の面積は広くなるのかとの質疑があり、当局より、今までは一番狭い路肩の場合、外側線から側溝までが50センチだった。通常は75センチとるようにしている。これに25センチを追加して 1メートルとするので、条例を適用する場合については用地買収する面積は広くなるとの答弁がありました。  委員より、第 2条第 3項の「高齢者及び身体障害者の移動の円滑化を図る必要がある場合」とはどのような場合かとの質疑があり、当局より、高齢者が多く通行するところ、中心市街地を想定しているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第19号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第32号、掛川市排水設備指定工事店条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  委員より、事前審査で暴力団に関係しているかいないかの判断をどのように行うかとの質疑があり、当局より、市の暴力団排除条例では、許認可、登録に関する事務の指針として、暴力団関係企業等に該当すると疑われる場合については、警察署長に照会を行い、署長からの回答により当該許認可予定者が暴力団関係企業等であると判明した場合には、許認可の決定を行わない措置を講ずるものとされているので、これに従って行う。現在、指定されている工事店は約 200社あるが、該当するような業者は確認されていないとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第32号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、環境産業委員会委員長報告とさせていただきます。 ○議長(大石與志登君) 続いて、総務委員長、松井俊二君、御登壇願います。               〔総務委員長 松井俊二君 登壇〕 ◎総務委員長(松井俊二君) ただいま議長より報告を求められました議案第22号から議案第26号まで、議案第35号、議案第36号、議案第46号及び議案第47号の 9件について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本 9件は、予算案件審査終了後、各課長からそれぞれ説明を受け、審査に入りました。  まず、議案第22号、掛川市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について申し上げます。  質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第22号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第23号、掛川市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について申し上げます。  委員より、退職金を17%引き下げるのに 3年をかけるというが、他市も同じやり方か質疑があり、当局より、県内の多くの自治体と同じやり方であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第23号については、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第24号、掛川市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について申し上げます。  質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第24号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第25号、掛川市職員定数条例の一部改正について申し上げます。  委員より、教育委員会の数の変更について質疑があり、当局より、前回、教育委員会の定数を変更したのは平成18年度で、その後、西保育園の閉園による保育士の減員、あるいは学校事務員、給食調理職員を非常勤職員に変更してきた経過があり、現在の実数に合わせて変更するものであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第25号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第26号、掛川市都市公園条例の一部改正について申し上げます。  委員より、条例の一部改正により障害者等の移動に影響があるのかとの質疑があり、当局より、新たに設置する場合あるいは改造する場合に、入り口やトイレ、駐車場等についてもバリアフリーにするということであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第26号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第35号、掛川市簡易水道条例の一部改正について申し上げます。  委員より、この料金改定によって公平性の確保が達成されるのかとの質疑があり、当局より、萩間、居尻については、1カ月20立方メートルの水道使用をした場合、上水道使用料金の使用料 3,150円と同額とした。これよりも安価である地区では、中山間地域の生活基盤の観点から、行政が支援していくことで安い水道料金で運営することにより、公平性は保たれていくと考えるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第35号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第36号、掛川市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について申し上げます。  質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第36号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第46号、中東遠地域 5消防本部消防通信指令事務協議会規約の変更について申し上げます。  質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第46号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第47号、掛川市外 3組合公平委員会共同設置規約の変更について申し上げます。  質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第47号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石與志登君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  本24件に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず、議案第23号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(大石與志登君) ありがとうございました。起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第18号から議案第22号まで、議案第24号から議案第36号まで、議案第46号から議案第49号まで及び議案第51号の23件について一括採決いたします。  本23件に対する各委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。本23件は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、本23件は原案のとおり可決することに決しました。  この際、暫時休憩といたします。                  午後0時16分 休憩                  午後1時18分 開議 ○議長(大石與志登君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第7 議案第57号 ○議長(大石與志登君) 日程第 7、議案第57号を議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。  市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました議案第57号について御説明申し上げます。  議案第57号、掛川市外 3組合公平委員会委員の選任については、次の方を掛川市外 3組合公平委員会委員に選任したいので、地方公務員法第 9条の 2第 2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  今回、同意を求める方は、住所、掛川市塩町 5番地の14、氏名、西尾繁昭、生年月日、昭和24年 7月30日生まれ、63歳であります。  なお、西尾繁昭さんは新任であり、その履歴については、議案書裏面に記載したとおりであります。  以上、御説明申し上げましたが、御審議いただき、御同意くださるようよろしくお願いを申し上げます。  以上であります。 ○議長(大石與志登君) 以上で説明が終わりました。  この際、お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第57号については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。  これより採決に入ります。  議案第57号を採決いたします。  本件は同意することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は同意することに決しました。 △日程第8 議案第58号〜議案第61号 ○議長(大石與志登君) 日程第 8、議案第58号から議案第61号までの 4件を一括議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。  市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました議案第58号から議案第61号までの 4件について一括御説明申し上げます。  最初に、議案第58号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、次の方を人権擁護委員として推薦したいので、人権擁護委員法第 6条第 3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。  今回意見を求める方は、住所、掛川市横須賀 166番地、氏名、山本捷子、生年月日、昭和18年12月 7日生まれ、69歳であります。  なお、山本捷子さんにつきましては、任期満了による再任であります。  次に、議案第59号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、次の方を人権擁護委員として推薦したいので、人権擁護委員法第 6条第 3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。  今回意見を求める方は、住所、掛川市横須賀1195番地の 5、氏名、小川裕司、生年月日、昭和20年 6月 3日生まれ、67歳であります。  なお、小川裕司さんについては、任期満了による再任であります。
     次に、議案第60号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、次の方を人権擁護委員として推薦したいので、人権擁護委員法第 6条第 3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。  今回意見を求める方は、住所、掛川市大渕5019番地、氏名、伊藤加代子、生年月日、昭和25年 2月 1日生まれ、63歳であります。  なお、伊藤加代子さんは、新任であり、その履歴については議案書裏面に記載したとおりであります。  最後に、議案第61号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、次の方を人権擁護委員として推薦したいので、人権擁護委員法第 6条第 3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。  今回意見を求める方は、住所、掛川市中4200番地、氏名、市野千鶴子、生年月日、昭和28年 2月11日生まれ、60歳であります。  なお、市野千鶴子さんは、新任であり、その履歴については議案書裏面に記載したとおりであります。  以上、 4件について一括御説明申し上げましたが、御審議いただき、御意見くださるようよろしくお願いを申し上げます。  以上であります。 ○議長(大石與志登君) 以上で説明が終わりました。  この際、お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第58号から議案第61号までの 4件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、本 4件は質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。  これより採決に入ります。  議案第58号から議案第61号までの 4件を一括採決いたします。  本 4件は同意することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、本 4件は同意することに決しました。 △日程第9 議案第62号〜議案第68号 ○議長(大石與志登君) 日程第 9、議案第62号から議案第68号までの 7件を一括議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。  市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました議案第62号から議案第68号までの 7件について一括して御説明申し上げます。  最初に、議案第62号、掛川市佐束財産区管理委員の選任については、次の方を掛川市佐束財産区管理委員に選任したいので、掛川市佐束財産区管理会条例第 4条の規定により、議会の同意を求めるものであります。  今回同意を求める方は、住所、掛川市高瀬1536番地、氏名、栗田廣明、生年月日、昭和21年10月31日生まれ、66歳であります。  なお、栗田廣明さんは新任であります。  次に、議案第63号、掛川市佐束財産区管理委員の選任については、次の方を掛川市佐束財産区管理委員に選任したいので、掛川市佐束財産区管理会条例第 4条の規定により、議会の同意を求めるものであります。  今回同意を求める方は、住所、掛川市高瀬1836番地の 3、氏名、原川 武、生年月日、昭和17年10月12日生まれ、70歳であります。  なお、原川 武さんは新任であります。  次に、議案第64号、掛川市佐束財産区管理委員の選任については、次の方を掛川市佐束財産区管理委員に選任したいので、掛川市佐束財産区管理会条例第 4条の規定により、議会の同意を求めるものであります。  今回同意を求める方は、住所、掛川市高瀬2012番地、氏名、堀川狼司、生年月日、昭和10年 3月 6日生まれ、78歳であります。  なお、堀川狼司さんについては、任期満了による再任であります。  次に、議案第65号、掛川市佐束財産区管理委員の選任については、次の方を掛川市佐束財産区管理委員に選任したいので、掛川市佐束財産区管理会条例第 4条の規定により、議会の同意を求めるものであります。  今回同意を求める方は、住所、掛川市小貫 643番地、氏名、山下貞省、生年月日、昭和16年10月27日生まれ、71歳であります。  なお、山下貞省さんは新任であります。  次に、議案第66号、掛川市佐束財産区管理委員の選任については、次の方を掛川市佐束財産区管理委員に選任したいので、掛川市佐束財産区管理会条例第 4条の規定により、議会の同意を求めるものであります。  今回同意を求める方は、住所、掛川市中方 953番地、氏名、石川文夫、生年月日、昭和11年 7月26日生まれ、76歳であります。  なお、石川文夫さんについては、任期満了による再任であります。  次に、議案第67号、掛川市佐束財産区管理委員の選任については、次の方を掛川市佐束財産区管理委員に選任したいので、掛川市佐束財産区管理会条例第 4条の規定により、議会の同意を求めるものであります。  今回同意を求める方は、住所、掛川市中方 372番地の 4、氏名、石川憲一、生年月日、昭和21年10月27日生まれ、66歳であります。  なお、石川憲一さんは新任であります。  最後に、議案第68号、掛川市佐束財産区管理委員の選任については、次の方を掛川市佐束財産区管理委員に選任したいので、掛川市佐束財産区管理会条例第 4条の規定により、議会の同意を求めるものであります。  今回同意を求める方は、住所、掛川市岩滑 830番地、氏名、鈴木正治、生年月日、昭和10年 5月14日生まれ、77歳であります。  なお、鈴木正治さんは新任であります。  以上、 7件について一括御説明を申し上げましたが、御審議いただき、御同意くださるようよろしくお願いを申し上げます。  以上であります。 ○議長(大石與志登君) 以上で説明が終わりました。  この際、お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第62号から議案第68号までの 7件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、本 7件は質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。  これより採決に入ります。  議案第62号から議案第68号までの 7件を一括採決いたします。  本 7件は同意することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、本 7件は同意することに決しました。 △日程第10 議発第 3号 ○議長(大石與志登君) 日程第10、議発第 3号を議題といたします。  本件について、提出者の趣旨説明を求めます。  議会基本条例制定特別委員長、雜賀祥宣君、御登壇ください。           〔議会基本条例制定特別委員長 雜賀祥宣君 登壇〕 ◎議会基本条例制定特別委員長(雜賀祥宣君) ただいま委員会発議として上程させていただきました議発第 3号、掛川市議会基本条例の制定について、趣旨説明を申し上げます。  まず、経過でございますが、平成22年の 5月に設置された議会改革検討特別委員会の提言により、平成23年 5月の臨時会において議会基本条例制定特別委員会を設置し、平成23年度と平成24年度の 2カ年をかけて条例案の検討を行ってまいりました。この 2年間で計18回の委員会を開催したほか、 2度のパブリックコメントの実施や 3回にわたる議会基本条例の制定に関する市民意見交換会を行い、条例への市民意見の反映にも努めてきたところであります。特別委員会では、本日上程した条例案のほか、条例解説文並びに議会報告会実施要綱、議会政策討論会実施要綱を作成しました。  続いて、条例案の概要について申し上げます。  本条例は、前文と10章、20条の条文及び附則で構成されています。  前文については、本条例制定の背景と趣旨をうたうとともに、本条例が議会における最高規範であることを明示しています。  以下、条文中、主要な点について御説明申し上げます。  第 1章、総則のうち、第 1条では、本条例の制定の目的について規定しています。  第 2章、議会及び議員の活動原則では、第 2条で議会の活動原則を、第 3条で議員の活動原則について規定しています。  第 3章、市民と議会との関係では、第 4条で市民との関係について積極的な情報発信を行い、市民との情報共有を進めることなどを定めています。特に第 2項で議会の行う会議を原則公開とするとともに、次の第 5条では、市民の意見を把握して議会活動に反映させるために議会報告会を開催することを定めています。  第 4章、議会と市長等との関係では、第 6条で市長等との関係を規定し、第 2項において市長等に反問権を認めています。  第 5章、議員相互の自由討議等では、第10条で議員間の自由討議に努めること、第11条で議員間討議の実践の場として、議会政策討論会を開催することを規定しています。  第 6章では、政治倫理について定めています。  第 7章、議員定数等では、第13条で議員定数について、第14条で議員報酬について定めています。  第 8章、会派活動等では、第15条で会派について、第16条で政務活動費について定めています。  第 9章、議会機能の充実では、第17条で議員研修の充実強化について、第19条で議会事務局の組織体制の整備について定めています。  最後に、第10章では条例の見直しについて定めています。  本条例の施行については、平成25年 4月 1日より施行するものと附則に定めました。  以上、趣旨説明といたします。 ○議長(大石與志登君) 以上で説明が終わりました。  この際、お諮りいたします。  ただいま議題となっております議発第 3号については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は質疑、委員会付託、討論を省略することに決しました。  これより採決に入ります。  本件は提案のとおり決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は提案のとおり可決されました。 △日程第11 議発第 4号及び議発第 5号 ○議長(大石與志登君) 日程第11、議発第 4号及び議発第 5号を一括議題といたします。  本 2件は議員全員による提出でありますので、趣旨説明は省略し、本文について事務局長から朗読いたします。  事務局長。 ◎事務局長(鈴木直君) 議発第 4号
     「国民健康保険に対する国庫負担の見直し・増額を求める意見書」の提出について  掛川市議会は、地方自治法第99条の規定により、「衆議院議長」「参議院議長」「内閣総理大臣」「副総理・財務大臣」「総務大臣」「厚生労働大臣」「内閣官房長官」に対し、「国民健康保険に対する国庫負担の見直し・増額を求める意見書」を裏面のとおり提出する。  平成25年 3月22日提出  提出者  全員でございます。  裏面をお願いします。         国民健康保険に対する国庫負担の見直し・増額を求める意見書  国民健康保険法第 1条では「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする」と定め、国民皆保険制度を実現するものとして制度化された。  現行の国民健康保険法が発足した時代は、自営業者・農林漁業者が加入者の中心を占めていたが、産業構造の変化や高齢化に加え、最近では非正規雇用者の加入も増加している。本来なら、高齢者や所得なし層が増加する中で、国庫負担率を増やして国保の安定運営を図ることに全力を挙げるべきだったにもかかわらず、むしろ国庫負担を削減してきたことに現在の国保をめぐる問題の根本原因がある。  国保に対する国庫負担率は、「窓口負担を含めた国保医療費の45%」だったものが1984年に「給付費の50%」に変更された。給付費の50%は、国保医療費全体の38.5%に相当するもので、国庫負担は大きく引き下げられた。国は「医療給付費の43%を国が負担し、 7%を都道府県が負担しており50%を負担している」と説明するが、これは窓口負担を除いた額であり、1984年対比で 6.5%も引き下げられている。  さらに、市町国民健康保険の事務負担金の国庫補助が廃止され、国保会計の安定的運営が困難となっている。  これは、市町国保の保険料を増大させている。国民の命と健康に責任を持つ主体は、本来、国にある。  こうしたことから、政府においては、国保に対する国庫負担率を引き上げ、国保財政の安定化を図るよう強く求めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。    平成25年 3月22日                                     静岡県掛川市議会  議発第 5号  「国民健康保険療養費国庫負担金の調整(減額)廃止を求める意見書」の提出について  掛川市議会は、地方自治法第99条の規定により、「衆議院議長」「参議院議長」「内閣総理大臣」「副総理・財務大臣」「総務大臣」「厚生労働大臣」「内閣官房長官」に対し、「国民健康保険療養費国庫負担金の調整(減額)廃止を求める意見書」を裏面のとおり提出する。  平成25年 3月22日提出  提出者  全員でございます。  裏面をお願いします。        国民健康保険療養費国庫負担金の調整(減額)廃止を求める意見書  住民の命と健康を守るため、各種医療費助成制度を各市町村が単独事業として実施している。  子ども医療費助成の拡充をはじめとした各種医療費助成制度は、本来は国が制度として創設すべきところ、市町村が厳しい財政状況の中で、大変な苦労をしながら実施しているものである。  ところが、医療費助成について窓口での支払が不用な「現物給付」にした場合には、国民健康保険の国庫負担金が調整(減額)されており、「現物給付」にしている市町村では、財政運営上の大きな支障となっている。  患者さんが窓口で一旦一部負担金を支払い、償還されるのが 2カ月後になる「療養費払い」としている市町村では、受診抑制が発生し、経済的格差によって必要な医療が受けられない状況が見受けられる。  政府は少子化対策に取り組んでいるが、国民健康保険に対する国庫負担金の調整(減額)は、これに矛盾する措置である。  よって、政府におかれては、各種医療費助成制度等に係る国保国庫負担金の調整(減額)を廃止されるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。    平成25年 3月22日                                     静岡県掛川市議会  以上でございます。 ○議長(大石與志登君) ただいま事務局長朗読のとおりであります。  本 2件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたします。  本 2件は提案のとおり決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、本 2件は提案のとおり可決されました。    日程第12 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項について ○議長(大石與志登君) 日程第12、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項についてを議題といたします。  各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第 104条の規定により、お手元に配付のとおり閉会中継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。  各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査に付することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、申し出のとおり、閉会中継続調査に付することに決しました。  以上で本日の日程全部を終了いたしました。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。  市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君)  2月定例会の閉会に際し、御挨拶を申し上げます。  本定例会におきましては、平成24年度の補正予算を初め、平成25年度の当初予算並びに補正予算や人事案件など、重要案件につきまして議了、お認めをいただき、本当にありがとうございます。  今回は、緊急経済対策に呼応した補正予算として国の予算を最大限有効利用するため、新年度の本予算成立前にその補正をするという、初めての上程をさせていただきました。これにより、市民の皆様の安全・安心のための防災・安全対策など、緊急性の高い事業を前倒しをして実施できることとなりました。重ねて厚く御礼を申し上げます。  また、一般質問につきましては、 9名の方から災害対策、橋梁長寿命化、通学路問題など、安全・安心に関する質問が多く出され、熱心な御議論をさせていただきました。そのほか、教育関係につきましては、体罰、いじめ問題や中学校区学園化構想への取り組み、幼児教育のあり方などの質問をいただき、さらに、幹線道路の整備や市街地活性化施策などについても広く貴重な御意見を頂戴いたしました。ありがとうございました。  なお、再開発事業につきましては、今月末には準備組合から計画が提出される予定でありますので、計画の内容を精査でき次第、市議会に御報告する所存でありますので、よろしくお願いをいたします。  さて、本日をもちまして議員の皆様と同様に私も任期最後の定例会を終えることができました。私が市長に就任した平成21年 4月は、リーマンショックの影響が最大のときでありまして、世界的な大恐慌と言われるほど、金融を初めとした全ての経済が停滞しておりました。当然のこと税収は激しい落ち込みとなり、逆に経済政策や社会保障政策への財政需要は高く、大変厳しい台所事情でありました。  このような中、追い打ちをかけるようにあの東日本大震災と原発事故が発生し、日本全体を大きく揺るがす大惨事となりました。そんな社会情勢の中で安定した市政運営を継続させるためには、徹底した行財政改革が不可欠でありました。  まず最初に、市職員定数の削減を初め、市役所内の経常的な経費を可能な限り削減しました。第三セクターの見直しやさまざまな団体への補助金も減額せざるを得ませんでした。これほどの行財政改革は初めてのことでありましたので、これには多くの市民の皆様から不満の声も上がりましたが、節約した経費を市民の健康、安心・安全、将来の成長施策に活用するという説明をして御理解をいただくよう、誠意を持って努めてまいりました。  また、多くの市民や関係者の御理解と御協力をいただき、任期中に達成できた事業といたしましては、医療福祉関係では、中東遠総合医療センターの開業、昨日、竣工式を行いました。ふくしあの開設、「希望の丘」構想、掛川スタディ、子ども医療費の支援。市民活動、行財政改革関係では、自治基本条例の制定、行財政改革審議会の設置、市役所内の徹底した経費の削減、まちづくり塾の実施。環境面では、ごみ減量日本一、全小・中学校への太陽光発電設置、 8基の風力発電設置、東遠地区聖苑の完成。安全・安心関係では、小・中学校の耐震化、命を守る森の防波堤づくりの実施、津波避難施設の建設、地域防災計画の見直し。建設・産業関係では、南北幹線大東及び大須賀ルートの整備促進、新エコポリス等への優良企業 6社の誘致、光ファイバー網の整備、茶草場農法世界農業遺産登録申請。教育文化関係では、中学校区学園構想化の確立、幼稚園・保育園の 8園化の完了、仮称でありますが、南部体育館の着手、かけがわ教育の日の制定など、実に多くの成果を上げることができました。  同時に、市民の皆様から市民力を強く感じさせられたのが、ごみの分別、マイバック運動、ごみ減量日本一のほか、被災地支援、木造駅舎保存募金、掛川茶 8年連続産地賞、とうもんの里の内閣総理大臣賞などでありました。  企業関係では、菖蒲ヶ池や新エコポリス 2期工業団地へ 6社の優良企業の立地をいただき、多くの雇用の拡大が期待されております。  また、防災対策に関しましては、津波避難施設の設置や災害時の物資提供など、次々と協力企業がふえております。  私にとりましては、この 4年間は市政経営に厳しい環境の中ではありましたが、これを補う市民・企業との協働が実現でき、議会との両輪のもと、市民との強いきずなを結ぶことができました。  以上のようなことから、協働のまちづくり元年にふさわしい土壌ができ上がってきたと強い手応えを感じております。  議員の皆様には、これまで掛川市の発展のためにさまざまな方向から貴重な御意見、御提言を頂戴いたしました。この 4年間の成果は、市議会と当局の努力の上に花開いたものであり、心より御礼を申し上げます。  特に、自治基本条例と議会基本条例の制定、また被災地支援、瓦れきの受け入れ、浜岡原発関連などについても、いち早くお取り組みをいただき、大変な御尽力をいただきましたことは、議会の歴史にしっかりと刻み込まれることと思います。  本年度で御勇退される議員の皆様も大勢いらっしゃると思いますが、健康には十分御留意をいただき、引き続き、掛川市の発展に御尽力を賜りますようお願いを申し上げます。また、再度審判を受けられる皆様には、御健闘をお祈り申し上げます。  続いて、部課長16名を初め、勇退する職員の皆さん、長年の勤務、まことに御苦労さまでした。この激動の時代を市民との協働、知恵と工夫、やる気と情熱、選択と集中により、私とともに苦難を乗り越えていただき、言い尽くせないほどの感謝でいっぱいであります。本当にありがとうございました。これから始まる新しい門出が人生の円熟へと続くように御期待をいたします。  最後に、私は 2期目に挑戦をいたしますが、今後は市民、企業との協働にさらに磨きをかけ、元気で活力に満ち、希望とぬくもりあふれる、「誰もが住みたくなるまち掛川」を実現するよう、一途一心、ひたすら、ひたむきに、情熱を持って邁進する所存であります。皆様の御理解と御支援を心よりお願いを申し上げます。  以上、最後の議会を終了するに当たり、皆様への感謝と私の決意を申し上げ、挨拶とさせていただきます。 4年間どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(大石與志登君) 私からも御挨拶申し上げます。  平成25年 2月定例会を閉じるに当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る 2月26日に開会されました今期定例会でありましたが、議員、当局それぞれの皆様の御協力をいただき、本日ここに無事閉会を迎えることができましたことは、議長としてまことに喜びにたえないところであり、まずもって心からお礼を申し上げます。  今定例会は、平成25年度予算案を初め、24年度補正予算、条例、人事案件、さらには議発案件等73件に及ぶ重要案件を審議する最も重要な議会であり、また、私ども任期の最後を飾る、まことに意義深い議会でもありました。審議に当たっては、本会議、常任委員会を通じ、極めて慎重かつ熱心に御協議いただき、また松井市長を初め、当局各位におかれましても、誠意を尽くした御説明をいただき、本日、全議案を議了するに至りました。  また、調査、研究協議を重ねられた各特別委員会からは、その結果等についての委員長報告をいただきました。まず、新病院建設・地域医療対策特別委員会においては、平成21年 5月の設置以来、足かけ 4年に及ぶ検討をいただき、その結果は中東遠総合医療センターの開院に大きく寄与したところであり、また、議会基本条例制定特別委員会の検討結果は、議会基本条例の制定に結びつき、これまた本市議会の改革に大きく寄与する、このように確信いたすものであります。  さて、議場において、皆様と顔を合わせることも本日をもって今期最後になろうと思います。顧みますと、この 4年間、本議場において松井市長を初めとする当局各位におかれましては、非常に厳しい議論もあったと思いますが、これも皆、12万市民の福祉と本市の繁栄を願う一念からのことであり、ぜひ御了解賜りたい。また、本市議会の運営が円滑に、円満に本日までまいりましたことを皆様とともに喜びたいと存じます。  来る 4月23日をもって私どもの任期も満了いたしますが、再出馬されない議員各位におかれましては、今後ますます健康に留意され、掛川市発展のため御指導、御協力あらんことを切にお願い申し上げる次第であります。  また、再出馬を決意されている各位におかれましては、くれぐれも御自愛、御自重の上、奮闘され、来る 4月21日の選挙において見事に当選の栄位を勝ち取られ、全員そろって再び本議場で相まみえますことを心から念願いたす次第であります。  また、松井市長におかれましては、 4年間にわたり 365日、24時間、寝食を忘れ、掛川市政発展に尽くされてまいりました。その結果、福祉の充実、企業の進出を初めとして、掛川市が大きく前進を遂げてきたことは、火を見るよりも明らかであります。数々の御功績に対し、心から敬意と感謝を申し上げる次第であります。松井市長には再度出馬を決意されていると聞いております。くれぐれも健康には御留意の上、御健闘いただき、再度本議場において相まみえ、議論を闘わせる日が来ることを心から願うものであります。  最後になりましたが、掛川市職員として長年にわたり市政発展のため御尽力をいただきました川隅理事兼総務部長を初め、16名の部長、課長の皆様が今年度末をもって勇退されると聞いております。在職37年から42年、合併前の 1市 2町の時代から今日に至るまで、地方行政の変革に的確に対応されながら、それぞれの市町の発展に大きく寄与されるとともに、今日の掛川市政の基礎を築き上げられた方々であります。その御功績に対し、心から感謝申し上げるものであります。退職後は、くれぐれも健康に留意され、市職員として培われてきました知識をそれぞれの地域社会の振興に生かしていただくとともに、新しい分野で新しい自分を発見していただき、さらに御活躍されることを心から期待申し上げ、はなむけの言葉とさせていただきます。  結びに、市当局の皆様には、年度がわりの大変慌ただしい中ではありますが、健康には十分御留意をいただき、誰もが住みたくなるまち掛川、この実現に向け、さらなる御活躍あらんことを心からお願い申し上げ、 2月定例会閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。  今期をもって勇退される議員を代表して、佐藤博俊君からも発言を求められております。どうぞ、御登壇ください。               〔23番 佐藤博俊君 登壇〕 ◆23番(佐藤博俊君) 私たち11名は、任期残り約 1カ月となりました。代表して私からこの場をおかりして退任の挨拶を申し上げます。  我々の大半は、明るい未来を念じ、 1市 2町合併にかかわってきました。平成17年 4月、新掛川市誕生を迎え、この 8年間、新掛川市の繁栄・発展に努めてまいりましたが、私どもの力不足もあり、決して市民の満足には至っておりません。特に反省すべきは、この 4年間に人口がわずかとはいえ 177人が減少した。私は隣の袋井市が 1,150人以上ふえた、これは大変重大な我々は反省をしなくてはいけない、そう思っております。人口の増は税収の増、人口の減は税収の減につながるのです。非常に大事なこと。少子化で世の中がそういう状況ではあるが、そういう中でも人口がふえているまちがある、地域があるということを私は深く反省をしております。  また、南北道、東西環状線道路等が遅々として進んでおりません。急がないと、企業誘致、あるいは産業の活性化、あるいは口では言いますが、雇用創出のおくれにつながるからなのです。いろいろ羅列して大変素晴らしいことができたといって、満足しておれないと私は今、この場で自分に対して叱咤しているところございます。  きれいごとを並べていられない、それは、皆さん方はつい知らずにいますけれども、新幹線の駅、東名のインターが中心市街地にあるというのは、大変珍しいのです。一回調べてみてください。我々と一緒にできた富士市、安城市、全部中心に新幹線の駅がないのです。あるいは東名のインターでも、こんな近くにあるところというのは大変珍しいのですが、掛川市に住んでいるとそれが当たり前だと思っているんです。いわゆるそういった中に、しかも今度は新東名のインターが北部に設置された。まさに掛川市は、天竜川から大井川の間、いわゆる中東遠の中心として、中心都市となる条件の整ったすばらしいまちだと私は思っています。  また、昨日は待望の中東遠総合医療センター竣工式が行われました。 5月 1日には開院です。夢も広がります。市長を初め、次期市議会に対し、情熱を持って誇れる市政運営を築いていただきたい。そして、市民に夢、未来ある掛川市、本当に住みたくなるまち、人口が減ってはだめなんです。住みたくなるまち、人口がふえるまち、それをつくるように、やめる者がお願いで申しわけありませんが、今後、御努力願って、掛川市の発展に皆さん方に御寄与していただきたいことをお願いして退任の挨拶にします。(拍手) ○議長(大石與志登君) 次に、本年度末をもちまして16名の部課長の皆さんが退職をされます。退職される部課長の方々は、演壇前にお進みください。  それでは、退職される16名の方を代表されまして、総務部長、川隅庄一君から御挨拶をいただきたいと思います。               〔総務部長 川隅庄一君 登壇〕 ◎総務部長(川隅庄一君) それでは、 2月定例会の閉会に当たりまして、議長のお許しをいただきましたので、本年度末を持ちまして退職いたします部課長16名を代表して、一言お礼の言葉を述べさせていただきます。  ただいまは、松井市長、大石議長からそれぞれねぎらいの言葉をいただき、一同大変ありがたく感激しております。お話にありましたように、私たちは37年から42年にわたり、大東町、大須賀町、掛川市の職員として勤めさせていただきました。この間、議員の皆様や市長を初め、職員の皆様に支えられて、その職責を全うすることができました。  顧みますと、私たちは、昭和40年代後半から50年代前半に就職をいたしましたが、第 1次石油ショックにより店頭からトイレットペーパーが消えた時代からその後のバブル時代、そしてバブル崩壊後の低成長時代、さらには平成の大合併時代と激動の時代に籍を置く中で、常に住民の福祉の向上を目指して職務に励んでまいりました。就職した当時、この地域は水資源の不足などから、県内ではややおくれをとった時代もございましたが、その後の市長、町長のリーダーシップと議員皆様の活躍により、さまざまな事業が展開される中で、市政・町政は飛躍的に発展してまいりました。その中で、私たちもその時々に直接担当者として、あるいはサポート役としてかかわらせていただきました。  これまでの職務への思いは、職員個々に違うとは思いますが、それぞれ充実感、満足感を持ってこの場に立たせていただいているのではないかと思います。これもひとえに議員の皆様や市長を初め、職員の方々の御支援と御協力があったからこそだと考えております。改めて深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。  さて、私たちはこれから一市民となりますが、生涯学習都市宣言にある、いつも問いかけ合いながら生涯学び続けていく気持ちで、市が進める協働の担い手となれるよう努力するとともに、自身の健康にも気遣いながら、それぞれの地域において掛川市の発展にお手伝いができればと考えております。  折しも、ことしは 4年に一度の統一地方選挙が予定され、 4月になれば市長選挙と市議会議員選挙が行われます。市長を初め、議員の皆様は多くの方が御出馬をされると伺っております。どうかお体に御留意され、今まで培ってこられたまちづくりの理念を成就されますよう、御祈念を申し上げます。  結びに、掛川市のさらなる御発展と本日御出席の皆様方の御健勝、御多幸をお祈りいたしまして、お礼の言葉とさせていただきます。本当に長い間ありがとうございました。(拍手)
    ○議長(大石與志登君) ありがとうございました。自席にお戻りください。  これにて本日の会議を閉じ、平成25年第 1回掛川市議会定例会を閉会といたします。                  午後2時13分 閉会  [ 署  名 ]  以上、地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。           平成   年   月   日                掛川市議会議長    大 石 與志登                掛川市議会副議長   高 木 敏 男  [ 署 名 議 員 ]                掛川市議会議員    鈴 木 正 治                掛川市議会議員    佐 藤 博 俊...