磐田市議会 2019-09-27
09月27日-07号
令和 1年 9月 定例会 令和元年9月
磐田市議会定例会会議録◯議事日程(第7号) 令和元年9月27日(金)午前10時開議 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 認第2号平成30年度磐田市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算 (質疑)以下同じ。 日程第3 認第3号平成30年度磐田市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算 日程第4 認第4号平成30年度磐田市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算 日程第5 認第5号平成30年度磐田市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算 日程第6 認第6号平成30年度広瀬財産区
特別会計歳入歳出決算 認第7号平成30年度岩室財産区
特別会計歳入歳出決算 認第8号平成30年度虫生財産区
特別会計歳入歳出決算 認第9号平成30年度万瀬財産区
特別会計歳入歳出決算 認第10号平成30年度磐田市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算 日程第7 認第11号平成30年度磐田市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算 日程第8 認第12号平成30年度磐田市
水道事業会計決算の認定について 日程第9 認第13号平成30年度磐田市
病院事業会計決算の認定について 日程第10 議案第66号令和元年度磐田市
一般会計補正予算(第4号) 日程第11 議案第67号令和元年度磐田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第68号令和元年度磐田市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第69号磐田市
会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定について 日程第13 議案第70
号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について 日程第14 議案第71号磐田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第15 議案第72号磐田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第73号磐田市
職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について 日程第16 議案第74号磐田市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について 日程第17 議案第75号磐田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について 日程第18 議案第76号磐田市駐車場条例の一部を改正する条例の制定について 日程第19 議案第77号広瀬財産区
管理会条例等の一部を改正する条例の制定について 議案第78号磐田市水道事業及び
下水道事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第79号磐田市学校給食条例の一部を改正する条例の制定について 議案第80号磐田市小中一貫教育の推進等に係る市費負担教員の任用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第81号磐田市消防団条例の一部を改正する条例の制定について 議案第82号磐田市
病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第20 議案第83号磐田市
福田農業振興センター条例を廃止する条例の制定について 日程第21 議案第84号令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(建築)請負契約の締結について 日程第22 議案第85号令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(電気設備)請負契約の締結について 日程第23 議案第86号令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(
空気調和設備)請負契約の締結について 日程第24 議案第87号令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(舞台機構・舞台照明・舞台音響設備)請負契約の締結について 日程第25 議案第88号令和元年度旧
クリーンセンター跡地公園整備工事請負契約の締結について 日程第26 議案第89号令和元年度なが
ふじ学府一体校建設工事(
空気調和設備)請負契約の締結について 日程第27 議案第90号市道の路線認定について 議案第91号財産遺贈に関する
遺留分減殺請求に係る和解について (
上程議案委員会付託)◯本日の会議に付した事件 議事日程に同じ◯出席及び欠席議員 出席議員(25人) 1番 秋山勝則君 2番 小栗宏之君 3番 江塚 学君 4番 小池和広君 5番 戸塚邦彦君 6番 鈴木正人君 7番 鳥居節夫君 8番 小柳貴臣君 9番 永田隆幸君 10番 草地博昭君 11番 芦川和美君 12番 芥川栄人君 13番 虫生時彦君 14番 絹村和弘君 15番 加藤文重君 16番 寺田幹根君 17番 松野正比呂君 18番 寺田辰蔵君 19番 高田正人君 21番 鈴木喜文君 22番 根津康広君 23番 高梨俊弘君 24番 岡 實君 25番 増田暢之君 26番 山田安邦君 欠席議員(なし)◯職務のため議場に出席した事務局職員 事務局長 飯田剛典君 書記 神谷英雄君 書記 野末茂之君 書記 河野順一君◯法第121条第1項の規定による説明のための出席者 市長 渡部 修君 副市長 高田眞治君
病院事業管理者兼病院長 総務部長 鈴木博雄君 鈴木昌八君 危機管理監 井口光芳君 企画部長 酒井宏高君 自治市民部長 袴田浩之君
健康福祉部長兼福祉事務所長 平谷 均君 こども部長 山内秋人君 産業部長 真壁宏昌君 建設部長 鈴木政弘君 環境水道部長 松下 享君 病院事務部長 井下田 覚君 職員課長 佐原直美君 市民課長 鈴木智久君 財政課長 鈴木賢司君
自治市民部参与兼文化振興課長
健康福祉部参与兼国保年金課長 大庭 茂君 大場隆史君
高齢者支援課長 寺田克久君 農林水産課長 鈴木一洋君 都市整備課長 加藤一哉君 ごみ対策課長 仲村美帆子君
上下水道総務課長 高畑知生君
上下水道工事課長 匂坂正勝君
経営改革担当理事兼経営企画課長 教育長 村松啓至君 田邉紀幸君 教育部長 市川 暁君
学府一体校推進室長 川倉彰裕君 午前10時 開議
○議長(寺田幹根君) おはようございます。お待たせしました。出席議員が定足数に達しておりますから、議会は成立しております。
○議長(寺田幹根君) これより本日の会議を開きます。
○議長(寺田幹根君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでありますから報告します。
△
会議録署名議員の指名
○議長(寺田幹根君) それでは日程第1、「
会議録署名議員の指名」を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により 4番 小池和広議員 5番 戸塚邦彦議員 を指名します。
○議長(寺田幹根君) ここで、こども部長から発言を求められていますのでこれを許します。 こども部長。
◎こども部長(山内秋人君) おはようございます。昨日の平成30年度
一般会計決算の質疑の中で、秋山議員からの3款2項4目保育園費、30年度の待機児童解消に向けた取り組みにつきまして、私のほうで64人の保育定員枠を拡大したと回答いたしましたが、ただしくは54人でしたのでおわびの上、訂正をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
△認第2号 平成30年度磐田市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第2、認第2号平成30年度磐田市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算を議題とします。
○議長(寺田幹根君) 本案については質疑の通告がありませんでした。 よって、認第2号は質疑なしと認めます。
△認第3号 平成30年度磐田市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第3、認第3号平成30年度磐田市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算を議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますので、順次質疑を許します。 1番、秋山勝則議員。
◆1番(秋山勝則君) それでは、認第3号全体としてお聞きしたいと思います。
国民健康保険事業全体。制度改正により、保険主体が変わり、新たな仕組みとなりましたが、運営状況と
保険料水準統一と県との協議の状況をお伺いします。 同じく全体です。
保険者努力支援制度。平成30年度より本格導入された
保険者努力支援制度への
取り組み状況と本市の実績をお伺いします。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 秋山議員の質疑に回答します。 制度改正により新たな取り組みとなっての運営状況についてですが、財政運営面では保険給付費は出産費と葬祭費を除く全てが県交付金で賄われることとなり、給付の財源は安定しています。県に納める
国保事業費納付金は財源として国保税と県の特別交付金や
保険基盤安定繰入金に加え、
国民健康保険事業基金の取り崩しとその他
一般会計繰入金により不足分を賄っている状況です。事業運営面では資格管理や
保険給付事務、保健事業、これはヘルス事業のことですが、につきましては、改正前と変わらない運営を進めています。 次に、協議状況ですが、静岡県
国民健康保険運営方針では
医療費適正化の取り組み、
保険料算定方式の統一の取り組み、収納率向上の取り組み、赤字繰入の解消削減の取り組みなどを段階的に行い、保険料水準の統一を目指すこととしており、平成30年度はこのうち収納率目標の設定見直しについての協議が進められました。
保険料水準統一の目標設定の時期については、30年度の実績を分析し、
医療費水準等指標の検討、統一時期決定の条件、目標時期等について令和2年度まで継続して協議を進めることとなっています。 次に、
保険者努力支援制度に対する
取り組み状況と本市の実績についてですが、
保険者努力支援制度では特定健診受診率や
がん検診受診率等共通指標6項目、収納率向上の取り組みや適正かつ健全な事業運営の
実施状況等固有指標6項目で
取り組み状況が評価されます。平成30年度の評価では糖尿病の重症化予防、重複服薬者に対する取り組み等4項目で満点を取得し、
ジェネリック医薬品の促進等6項目が7割を超える得点、残りの2項目においても全国、県平均を上回っている状況です。全体の実績については、得点率で82.8%となり、1人当たり交付金2,428円で比較すると県内順位で高いほうから2番目となっています。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 次に、23番高梨俊弘議員。
◆23番(高梨俊弘君) それでは事項別明細書26ページ、歳入のところですけど、1款1項でお聞きします。
国民健康保険税です。加入世帯の所得状況と
所得階層別滞納世帯数についてお伺いをします。また、短期被保険者証、資格証明書の発行状況と対応についてお伺いします。 以上です。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 高梨議員の質疑に回答します。 歳入1款1項、
国民健康保険税の加入世帯の所得状況は2万2,589世帯のうち、所得なしの世帯が3,863世帯、50万円以下が7,229世帯、100万円以下が3,298世帯、200万円以下が4,337世帯、300万円以下が1,852世帯、500万円以下が1,220世帯、800万円以下が474世帯、1,000万円以下が113世帯、1,000万円超が203世帯です。次に、所得階層別の滞納世帯数ですが、滞納世帯数3,301世帯のうち、所得なしの世帯が1,610世帯、50万円以下が220世帯、100万円以下が267世帯、200万円以下が647世帯、300万円以下が395世帯、500万円以下が134世帯、800万円以下が22世帯、1,000万円以下が3世帯、1,000万円超が3世帯です。次に、短期被保険者証、資格証明書の発行状況についてですが、30年度末で短期被保険者証は548世帯1,007人、資格証明書は23世帯23人へ交付しています。 以上です。
◆23番(高梨俊弘君) ありがとうございました。今のところですけども、ここ数年の状況を見ますと、比較的中間層というんですかね、所得200万円以下から300万以下、500万、この世帯がずっと29年、30年度を見てますとずっと減ってきてるんですよね。ある程度所得の低い方々が大分ふえてきたというんですかね、中間の部分の人たちが減ってきている状況があるのかな。その一方でそんなに1,000万を超える人ってそんなにあるわけではないんですけど、そこら辺の状況が国保の加入世帯で大分変わってきてるというふうに思うんですけど、そこら辺の状況をどういうふうに受けとめられてるかっていう点と、それから滞納世帯がここ28、29、30年を見ますと段々減ってきてるという状況ですね。28年のときには4,032円ありましたが、29年で3,474、30年度で3,301なんですよね、きょうの報告によりますと。そうすると、滞納世帯はその一方で減少してきてるっていう傾向だと思うんですけど、これは国保税のあり方が、払える状況が今、割と、この間、割と努力されててね、国保税県内でも低い状況というふうなお話ありましたけども、そういうことのあらわれなのか、それともあと滞納努力っていうんですか、滞納の対応をする努力をされているのかどうか、その辺お伺いします。 それと、短期被保険者証が今年度は548世帯ということで、昨年875あった、同じ時期に聞いたときに、それを見ますとかなり減っているという状況だと思うんですけど、この辺の対応も努力された中での結果なのか、というような点も思うんですけど、その辺どういうふうに受けとめられてるのかお伺いします。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 1点目の所得状況についてでございますが、29年度と比較をいたしますと、議員がおっしゃられました200万円とか500万円以下については若干数字で見ますとほぼ横ばい、若干の減少で、所得なしとか1,000万円以下の状況で申し上げますと、占める割合が今年度その100万円以下の方が63.7%、昨年63.3%ですので、そういった大きな違いはないというふうな認識を持っております。 それから滞納世帯の数が随分減ったということで、分析ということだというふうに思いますが、滞納整理とかという中で相談に乗るということは丁寧にやっておりまして、そういったことがつながったということと、もう一つ景気の動向なども影響しているのではないかなというような、この辺は推察をしております。 それから、短期保険証の発行につきましても、同様のことが言える、しっかりした相談をする中で対応する中で数が減ってきたのではないかというふうな認識をしております。 以上でございます。
◆23番(高梨俊弘君) ただ、所得なしの滞納世帯は依然として所得なしの滞納世帯というのは28年で1,779、29年で1,590、30年度で1,610っておっしゃいましたかね。若干またふえてるわけですけど、所得なしの人たちが滞納っていうのがやっぱり現実的にずっと続いてるっていうところでのどういった、ない人たちにどうやって支払ってもらうっていうことなんですけど、そこら辺はどういう形で考えてされてるのかなっていうのをお伺いします。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 滞納整理の事務におきましては、一般的には督促状、催告書、そういったことを送ることはもちろんしておりますが、それ以外に相談を年に2回ほど集中して行う時期がございます。そんな中で個別の事情に応じて、事情をよく伺う中で納付計画を立てていただく、そのようなことを行っておりますが、結果としてこういう数字になってるというふうな認識でおります。 以上でございます。
○議長(寺田幹根君) 次に、18番
寺田辰蔵議員。
◆18番(寺田辰蔵君) それでは2点ほどお伺いしたいと思います。1点目が、保険税収入が予算額よりも1億円ほど増加しました。世帯数、被保険者数が減少する中、増収の要因となったものは何か。 2点目が、決算では
法定外繰入金2億5,000万円を実質収支額3億4,232万9,000円が上回りました。これについて会計上の処理をどのように調整がされてるのかお伺いします。
◎
健康福祉部長(平谷均君)
寺田辰蔵議員の質疑に回答します。 歳入1款1項1目の一般被
保険者国民健康保険税の収入額が予算額よりも約1億円増収となった要因ですが、現年課税分の保険税が約4,400万円、
滞納繰り越し分が約6,600万円予算額を上回りました。主な要因は現年課税分につきましては予算作成時に見込んだ収納率94.2%を決算における収納率が96.03%と1.8ポイント上回ったこと。
滞納繰り越し分については、予算時に見込んだ収納率が22.47%を決算における収納率が32.79%と10.32ポイント上回ったことによるものでございます。 続きまして、
法定外繰入金2億5,000万円を実質収支3億4,232万9,000円が上回ってる中、会計処理をどのように調整されたかということでございますが、30年度決算の歳入には翌年度に精算する県からの交付金や一般会計からの法定繰入金、29年度からの繰越金などが含まれているため、形式的には赤字となっていますが、実質的な単年度収支は約3億7,000万円の赤字となり、基金や
法定外繰入金で補填しています。平成30年度の予算作成時には実質的な赤字を約6億4,000万円と見込んでいたため、法定外の繰入金が2億5,000万円必要でしたが、決算においてその必要額は3,000万円となったため、差額の2億2,000万円を令和元年度の補正予算で一般会計に繰り出すこととしております。 以上です。
◆18番(寺田辰蔵君) ありがとうございました。まず1点目のところでちょっともう一度お伺いしたいと思いますが、滞納部分が1億の中の占める割合が6,600万ぐらいということで、収納の率も22から32%に向上したということですが、この滞納の収入の向上について、国民健康の場合には低所得者層が基本的に多いということで、なかなか大変かと思いますが、例えばこの間のきのうの質疑の中でも就労支援とか生活支援を滞納の場合にはそうやってくと。先ほどの高梨議員の中にも年2回ぐらい相談をかけてるということですが、これについて滞納する段階で10%向上したということは数字としてはすごい実績だと思いますが、この10%をクリアするために困ってる方もひょっとしたらいるかもしれませんので、その辺の生活支援、就労支援についてどのような形がされたのかお伺いしたいと思います。 それから、②のところで来年度の精算とかいろいろお話されましたが、例えば基金の繰入がゼロということになってくると予算区分になかなか大変かなという気もするんですが、これについてはこの30年度の実績に基づいてどのような、例えば次年度以降の繰入金についてどんなふうに考えてるのか、お話していただければありがたいと思います。 以上です。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 税収1億円のほうの上げるために滞納者に対して生活支援ですとか就労支援というようなことの問いですが、きのうも税のところで回答を申し上げましたように、生活支援であれば福祉課、それから就労支援であれば経済観光課のほうへというようなアドバイスをしているというような状況でございますので、ここの点についても同じような状況で相談をする中でそういう必要がある方についてはそのようなアドバイスを申し上げてるというような状況でございます。 それから、
法定外繰入金の関係で、基金がなくなった場合の歳入についてはどうするかということでございますが、財政運営面でも先ほど申し上げましたが、秋山議員の中で本当に県への納付金をどのような格好で納めるかというと、国保税が主なものになってくるわけですが、その国保税を不足前は今までは基金とか赤字繰入が一般会計からの繰入がよかったわけですが、その辺が県の運営方針の中でそれを解消していきましょうというふうな動きになりますので、基金についてはまず限りなくゼロに近づけまして、国保財政全体が見える化を図るような格好で一般会計からどのぐらいお金が入ってるのかというふうなことを示す必要があったの、国保財政の局面を知っていただきたい、そのような考えの中で基金は段々減少していく。そういうところを考えますと、あと現状においては一般会計からの繰入金でもって賄うしかないというふうな考えを持っております。 それから、済みません、2点ほどちょっと先ほどの答弁の中で誤りがありましたので修正をお願いいたします。最初の
国民健康保険税の現年分の収納率のところを94.20%と申し上げましたが、94.23%でございます。それから、済みません、もう1点ですが、法定外繰入、実質収支のところで29年度からの繰越金などが含まれているため形式的には赤字となっていますがというようなこと申し上げましたが、形式的には黒字になっております。訂正させていただきます。 以上です。
◆18番(寺田辰蔵君) 2点だけお聞かせください。先ほど滞納の部分のところで1,000万円超の滞納者が3人という件ありました。今回のこの滞納の整理の中で、この1,000万超の解消はどの程度されたのか。1,000万円っていうと見方によってはかなり悪質かなという見方もできるかと思いますが、そうかは言えないとは思いますけども、その辺の1,000万円超の方の対応、それから②のところで考え方だけなんですが、そうすると一般会計からの繰入金、操出金のほうが多くなってくるというふうに考えてよろしいかどうか、そこら辺だけお伺いします。
○議長(寺田幹根君) ただいまの1,000万円超の方の滞納状況という話でしたが、これは増収の要因を聞いておりますので、1,000万超の方からの収納があったかなかったかという側面で返答いただければ結構です。
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 1,000万円を超える方の滞納というのは納税意識の希薄かなというふうには認識をしておりますが。済みませんでした。所得金額が1,000万円を超える方については納税に対する意識が希薄ということですが、実際あったかというと現状では昨年度ありませんで、努力をしているような状況でございます。 それから、2点目の繰入金と基金からの取り崩しですが、一般会計からの繰入金が多くなってまいります。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 次に、3番江塚学議員。
◆3番(江塚学君) 認第3号、明細書48ページ、歳出です。5款1項1目、
医療費適正化対策事業。
診療報酬明細書を活用し、チラシを送付し、予防の啓発を行ったとありますが、啓発の成果を伺います。また、ほかにも
診療報酬明細書の利活用を行ったのか伺います。 以上です。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 江塚議員の質疑に回答します。 歳出5款1項1目、
医療費適正化対策事業。
診療報酬明細書を活用した啓発の成果についてですが、本市においては平成29年度から
診療報酬明細書、レセプトのことですが、のデータをもとに医療費分析を行い、
医療費適正化に活用しています。30年度はロコモティブシンドロームの原因疾患となるレセプトが存在する被保険者に対しチラシを送付し、予防として筋力をつけることの重要性を啓発し、いきいき100歳体操の案内を行いました。本年2月に40歳から74歳までの国保加入者1,285人を対象に発送し、問い合わせなどもあったため、一定の成果はあったものと考えております。他のレセプトデータの利活用では、
ジェネリック医薬品の使用率の低いゼロ歳から9歳の年代に
ジェネリック医薬品の勧奨通知を発送することや、生活習慣病の投薬がありながら治療を中断している方への受診勧奨通知を発送する際、レセプトデータをもとに対象者の抽出を行いました。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、認第3号に対する質疑を終結します。
△認第4号 平成30年度磐田市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第4、認第4号平成30年度磐田市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算を議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますのでこれを許します。 23番、高梨俊弘議員。
◆23番(高梨俊弘君) それでは質疑いたします。事項別明細の66ページ、歳入です。1款1項2目、後期高齢者医療保険料ですが、普通徴収保険料の部分で収入未済額とその滞納者の状況についてお伺いをします。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 高梨議員の質疑に回答します。 歳入1款1項2目の普通徴収保険料の現年度分の収入済み額から還付未済額を差し引いた収入未済額は442万3,900円で、滞納者数は107人、
滞納繰り越し分の収入済み額から還付未済額を差し引いた収入未済額は412万2,778円で、滞納者数は71人です。令和元年度に繰り越した滞納額は854万6,678円で、滞納者数は153人となります。滞納者の状況ですが、78人が所得なし、48人が所得100万円以下で全体の82%を占めている状況です。 以上でございます。
◆23番(高梨俊弘君) 所得なしなり、所得の低い方々の滞納があるわけですけど、こういうこの状況というのは後期高齢者の保険料が払えない状況があるということですけど、30年度で所得の低い方々の軽減のあれが少しなくなったような、だったような記憶があるんですけど、その辺の影響みたいなものもあったのかどうか。そこの点お伺いをいたします。 あと、滞納されてる方への対応というんですかね、滞納していると保険証の資格証がなかったと思うんで、短期保険証みたいなのが発行される状況あったと思うんですけど、その辺の状況も合わせてお伺いします。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 滞納者の軽減がなくなったことによる影響でございますが、滞納者数だけを比べますと29年度189人、30年度153人で、36人ほど減少しておりますが、中にはそういった影響を受けられた方もいるのではないかなというふうには認識をしております。 あともう1点、短期保険者証の関連ですが、滞納者といろいろ相談をする際の一つとして短期証の発行をいたしておりますが、その際には呼び出しをしてこちらに来ていただくようなことを求めまして、納付相談などもしているような状況でございます。 以上でございます。
◆23番(高梨俊弘君) 滞納者には呼び出しをしていろいろお話ということなんですけど、高齢になってくるとなかなか役所に足を運ぶというのは大変だと思うんですけど、そこら辺もう少し丁寧な何か対応というのは考えられているのか、実際やっておられるのか、その点をお伺いします。
◎
健康福祉部長(平谷均君) いきなり先ほどの滞納の事務になりますが、督促とか催告とかをした上で、そういう中で短期証の発行に至ったという方でございますので、十分な丁寧な対応をしてまいりたいというふうに思っておりますが、まずは通知を持ってこちらにお越し願って相談をしたい。実際にはこちらにお越しいただけない方もありまして、そういった方には郵送で短期証を送っているというような実情でございます。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、認第4号に対する質疑を終結します。
△認第5号 平成30年度磐田市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第5、認第5号平成30年度磐田市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算を議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますので、順次質疑を許します。 1番、秋山勝則議員。
◆1番(秋山勝則君) それでは、事項別明細書116ページ、歳出、4款2項1目です。認知症総合支援事業。認知症初期集中支援チーム設置による早期発見、対応体制を整えました。事業の検証と病院や地域包括支援センターとの連携状況をお伺いします。 事項別明細書、同じく116ページ、歳出4款2項1目です。在宅医療・介護連携推進事業。課題抽出及び解決策検討のための検討部会が立ち上げられましたが、目的と内容、構成メンバーをお伺いします。また、30年度の課題解決への
取り組み状況をお伺いします。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 秋山議員の質疑に回答します。 歳出4款2項1目、認知症初期集中支援チームの事業の検証と病院や地域包括支援センターとの連携状況についてですが、チームとして取り組んだケースは1件でした。チームが介入し、専門医への受診につなげ、定期的な医療の提供が可能となり、家族の認知症に対する理解も深まり、在宅生活の充実を支援することができました。そのほか、チームを設置したことにより地域包括支援センターが認知症に関する相談の連携先として確立し、認知症施策の推進に成果があったものと考えています。また、チームが介入する際にはかかりつけ医との情報共有を図り、介入終了後も連携し継続的な支援をすることができました。磐田市立総合病院につきましては、認知症初期集中支援チームの活動の検証及び方針に関することなどを協議をいたします。認知症施策推進協議会に関係職員が参加することで情報の共有を図っております。 次に、在宅医療・介護連携推進事業における課題抽出及び解決策検討のための検討部会の目的と内容、構成メンバー、30年度の課題解決への
取り組み状況についてですが、在宅医療・救急医療及び介護の有機的な連携体制を検討することを目的に磐田市在宅医療
介護連携推進協議会の下部組織として多職種グループワークを活用し、課題解決に向けて地域全体で取り組みを進めています。構成メンバーは、磐田市医師会、介護保険事業所、磐田市立総合病院、磐田市消防本部の代表者のほか、学識経験者など11名で構成しています。30年度は21項目の課題を抽出し、そのうち高齢者の医療・介護全般にわたる本人や家族の意思決定に関する支援と救急搬送時の情報共有の体制整備の2項目について優先的に取り組むことを決定いたしました。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 次に、23番高梨俊弘議員。
◆23番(高梨俊弘君) それではお伺いをいたします。事項別明細書の90ページの歳入です。1款1項1目の2節介護保険料。現年度普通徴収保険料の収入未済額の内容についてお伺いします。 同じく歳入の1款1項1目の3節のほうですね。
滞納繰り越し分の普通徴収保険料の収入未済額と不納欠損の1,445万9,724円についての内容についてお伺いします。 以上です。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 高梨議員の質疑に回答します。 歳入1款1項1目、現年度分普通徴収保険料の収入未済額の内容、
滞納繰り越し分の収入未済額と不納欠損についてですが、現年度分の収入未済額は432人、
滞納繰り越し分は411人の滞納分でございます。収入が少額の年金のみである、ローンの返済等生活困窮により納付が困難になっていることや納付に対する意識が希薄であることが滞納につながっていると考えております。 不納欠損についてですが、1,445万9,724円のうち、1,208万490円は生活困窮等により238名に対して滞納処分の停止を行ったもの。237万9,234円は死亡や転出等により滞納者と接触できない54名の保険料徴収権消滅時効が完成したものでございます。 以上です。
◆23番(高梨俊弘君) 不納欠損その他の今のお話を聞いてもかなり生活困窮というんですかね、所得が低くて払えないという方々が多いわけですけど、こういった方々に対する、当然いろんな対応はされてると思うんですけど、あと、その介護保険を使う、滞納してると使いにくくなってしまうという意識があると思うんですけど、その辺の状況もあわせてどういうふうに対応されてるのかなということをお伺いします。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 保険料の滞納については先ほどありました国保税とか後期高齢者の保険料と同じような対応をとっております。そして、一人一人事情がいろいろございますので、丁寧に相談に乗ってまいりたいというふうに思っておりますが、滞納によりまして給付制限ということにかかってる方もいらっしゃいます。その辺を議員危惧されてサービスの利用の低下につながるんではないかという御心配かというふうに思っておりますが、そういう状況になると一切介護保険が使えないということではなくて、個人で御負担いただく割合がふえるというような状況でございます。 以上です。
◆23番(高梨俊弘君) 今、給付制限されてる方もあるというお話でしたけど、実際どのぐらいいらっしゃるのかお伺いします。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 30年度におきます給付制限の方は17人でございます。そして、翌年度まで継続する方は7人。 以上でございます。
○議長(寺田幹根君) 次に、18番
寺田辰蔵議員。
◆18番(寺田辰蔵君) それでは、2点ほどまたお伺いさせていただきたいと思います。在宅医療について、30年度の現状や課題、また、対象世帯への支援は増減も含めどのように行われているのか。それから、啓発事業も行っておりますが、その成果についてお伺いしたいと思います。 2点目が、多職種連携の体制づくりの強化、取り組みの成果が上げられてると、成果と今後の課題のところで述べられております。具体的な成果は何か。それから、こうしたことがまた在宅医療や介護、地域福祉向上にどのように活用されているのかお伺いしたいと思います。
◎
健康福祉部長(平谷均君)
寺田辰蔵議員の質疑に回答します。 歳出4款2項1目、在宅医療の現状や課題、対象世帯への支援、啓発事業の成果についてですが、平成31年3月末現在、市内医師会加入の内科系医療機関59のうち34医療機関が往診を行っております。また、市内八つの訪問看護ステーションでも自立への援助や療養生活の支援により在宅生活の充実に努めているところです。課題としては、訪問診療、往診を行う医療機関に加えて、在宅医療専門クリニックがあることにより、訪問診療、往診の件数は年々増加傾向にあり、在宅での療養を選択できる人はふえておりますが、かかりつけ医に最後まで依頼することがかなわない場合があることや、訪問看護ステーションの人員の確保と認識しています。30年度は在宅医療の現状や人生会議について、磐田市医師会の協力により、講師を地元の医師が行い、交流センター講座を3カ所で開催するなど、地域に根差した啓発も実施することができました。 次に、多職種連携の体制づくりの強化、取り組みの成果と活用についてですが、磐田市医療介護に係る課題抽出及び解決策検討のための検討部会を開催し、抽出した課題を共有することにより連携を強化することができました。また、地域包括支援センターにおいても地域ごとに専門職の会や認知症フォーラムの開催を地域の多職種と連携して取り組むことにより、連携強化を図りました。これらの取り組みにより、顔の見える関係づくりが進み、実際のケースにおいても相談がスムーズに行われ、適切な専門職によるケアの提供につなげられるものと考えています。 以上です。
◆18番(寺田辰蔵君) ありがとうございます。最初の在宅医療の現状、課題なんですが、家族の負担も結構大きいこともあるでしょうし、また、経済的な負担も結構あるかと思いますが、その辺のことも含めて対象世帯が生活が困ってしまっては在宅医療も在宅介護も何の意味もなくなってしまいますので、その辺のケアみたいなものがどのようなことがあったのかお聞きしたいと思います。 それから、多職種連携のところで、こちらの285ページの報告書によりますと消防関係が入っています。消防が多分救急の関係になるかと思いますが、これは非常によいものだと思いますので、この消防の救急とその医療介護、この多職種連携がどのような話し合いをされて、結果的にどのような成果を、きっと成果出てると思うんです。その成果を少しお話していただきたい。どのような状況だったのかお願いしたいのと、それから在宅医療介護地域福祉向上ということで、当然地域には福祉委員とか民生委員とかいろんな方がいらっしゃいます。そういった方への啓発も情報提供も含めて、先ほど検討部会開いていろんな共有ができたというお話されておりましたので、その共有の部分について本当に地域に根差した活動されている地域の役員さんにどんな浸透、あるいは情報伝達ができたのかお聞きしたいと思います。
◎
健康福祉部長(平谷均君) まず、1点目の在宅で医療をされてる方の経済的な負担とか家族の介護の負担とかということでございますが、本当にそのとおりだなというふうな認識をしておりまして、訪問をしている訪問看護師ですとかドクターも含めまして、そういった方々が集まって多職種で情報を共有をする、そういったところで、少しずつかかわる職員の専門職の認識ですとか知識を上げていく、そのような取り組みをしているような、それが多職種ともかかわってくるですが、そういうような取り組みをしております。 それから、消防が入ったというところですが、この検討部会につきましては、21の課題をというような中で先ほども言いましたが、救急におけるものが課題として出てきまして、グループワークなどを通す中で実際に救急車で現場に到着したときに家族の意思がどうなのかとか、病院との連絡についてその患者さんに対する細かな情報があったほうがいいとか、そういうような話がされる中で、それは緊急発送時の情報ツールが整っていないというような項目一つ、その中では立てて、今後検討していこうというような状況になっております。 それから、多職種連携の中で民生委員ですとかって地域の方のお話がありましたが、いろんなケースでかかわっていただいているですが、一例を申し上げますと地域包括支援センターにおいて地域ごとに専門職が地域のいろんな方、医療職、それから介護職を集めた会合を開いて顔の見える関係づくりをする、そしてその発展形として地域に対してフォーラムですとかっていう開く際には、地域の方を巻き込んで、企画の段階、運営の段階、そういうような取り組みをしている地域も出てまいりました。そういう中に民生委員さんとか地域の役員の方が入っているというような状況でございます。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、認第5号に対する質疑を終結します。
△認第6号 平成30年度広瀬財産区
特別会計歳入歳出決算
△認第7号 平成30年度岩室財産区
特別会計歳入歳出決算
△認第8号 平成30年度虫生財産区
特別会計歳入歳出決算
△認第9号 平成30年度万瀬財産区
特別会計歳入歳出決算
△認第10号 平成30年度磐田市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第6、認第6号平成30年度広瀬財産区
特別会計歳入歳出決算から議案第10号平成30年度磐田市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算までの5議案を一括議題とします。
○議長(寺田幹根君) 議題の5件については質疑の通告がありませんでした。 よって、認第6号から認第10号までの5議案は質疑なしと認めます。
△認第11号 平成30年度磐田市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第7、認第11号平成30年度磐田市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算を議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますのでこれを許します。 14番、絹村和弘議員。
◆14番(絹村和弘君) それでは質疑をさせていただきます。事項別明細書219ページ、歳入2款1項1目1節下水道使用料についてです。①下水道使用料が磐南処理区、豊岡処理区ともに前年、そして予算に対して減少となっています。磐南処理区決算14億328万5,000円は前年比で84.8%、予算比で84.7%、豊岡処理区決算9億98万5,000円は前年比で85.2%、予算比で85.2%、合計14億9,427万1,000円は前年比84.8%で、予算比84.7%であります。この前年比、そして予算対比での減少理由について伺います。 同じく②収入未済額の3億2,428万9,000円、前年度は3,563万7,000円の内容について伺います。また、それは最終的にはどのように会計処理されるのか伺います。 次に、市政報告書293ページ、歳入2款1項1目。建設事業の状況を見ると毎年整備面積は拡大されて普及率も年々上昇し、平成30年度末には84.2%までになっていますが、この普及率拡大に比例して、使用料収入増加とはなっていません。この主たる要因について及び改善対応について伺います。 以上です。
◎環境水道部長(松下享君) それでは、絹村議員の御質問に回答させていただきます。 歳入2款1項1目の磐南処理区及び豊岡処理区の下水道使用料についてでございますが、公共下水道事業会計は平成31年4月からの地方公営企業法の適用により、平成31年3月末をもちまして出納が閉鎖され、歳入の収入済み額は4月以降の収入額を含まない決算額となったため減少しております。仮にですが、仮の計算の中で平成30年度決算額に4月以降に収入された額を含めますと、合計で17億6,490万円となり、前年比予算比ともに上回ってございます。 次に、収入未済額についてでございますが、先ほどの説明と同様に、31年3月末をもって出納が閉鎖されたため、歳入の収入済み額は4月以降の収入額を含まない決算額となっており、4月以降の収入額は歳入の収入未済額に含まれております。この収入未済額3億2,428万9,000円のうち、4月以降に収入された額は2億7,062万8,000円でございます。なお、この会計処理につきましては収入未済額は令和元年度の下水道事業会計へ未収金として引き継がれ、特例的収入として収入されます。 次に、普及率の拡大に比例して使用料収入が増加していない要因とその改善方法についてでございますが、先ほどの説明と同様に収入済み額が減少した要因は3月末で出納が閉鎖されたことによるもので、調定額は増加しております。なお、4月から5月に収入された水道使用料は2億7,062万8,000円となったことから、この額を含めて前年度と比較してみますと0.14%の増額となっております。 以上です。
◆14番(絹村和弘君) わかりました。1点再質問させてください。最初の①のところでございます。私、前年比、そして予算比ともに大きく減少しておりましたものですから聞いたわけなんですが、その今の4月・5月分が入らないと、3月打ち切りで収入が入らないとするなら、予算のときにその収入の入らないというわかっていた概算分は入れなくてもよかったではないかというふうに思うわけなんですが、その点についてはいかがでございましょうか。
◎環境水道部長(松下享君) 議員も御承知のとおり、予算編成の基本は単年度でありまして、4月から3月の間に賦課の決定をする収入につきましては計上することが基本でございます。このような中で今回のように特別会計から企業会計切りかわる時期は非常に特別な例でございまして、この事務処理は特別なゆえに議員のようにさまざまな御意見はあろうかと思いますが、移行については地方公営企業法の定めの中に法適用前年度に限り、一般的に言いますところの議員おっしゃっていただいた打ち切り決算の制度用いることが規定されております。このため、本市にもこれにならった決算処理をいたしたところです。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、認第11号に対する質疑を終結します。
△認第12号 平成30年度磐田市
水道事業会計決算の認定について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第8、認第12号平成30年度磐田市
水道事業会計決算の認定についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますので、順次質疑を許します。 18番、
寺田辰蔵議員。
◆18番(寺田辰蔵君) それでは全体について2点ほどお伺いしたいと思います。昨年度決算と比べて未収金がふえている要因、それから未払い金が増加となっている要因は何かお伺いしたいと思います。これは水道料金が改定されたことや、工事の発注の時期等も要因の一つではないかと思いますが、その辺も含めてお願いしたいと思います。 それから、二つ目として更新計画の中の耐震化について計画書の中で配水本管、それから配水支管1、配水支管2の場合については更新予定年度から一定の期間、例えば配水本管の場合には10年とかというふうに、こういうようなことを定めておりますが、決算年度での状況、実績についてお伺いしたいと思います。 以上です。
◎環境水道部長(松下享君) それでは、
寺田辰蔵議員の御質問に回答いたします。 歳入歳出全体の中の未収金が前年度よりふえた要因でございますが、議員御指摘いただきましたように、料金改定による部分が多いものでございます。これは、4月に納期限となります3月分の水道料金が未収金として計上されるため、料金改定により上昇した分の金額が昨年度より増加したものです。また、未払い金がふえた主な要因ですが、料金改定に伴い老朽管更新工事費を昨年度より増額することができたため、工事完成後の支払いが4月以降となる支払い額も増加したことによるものです。 続きまして、配水本管、配水支管1、配水支管2の耐震化の状況と実績についてですが、上水道管管路更新計画に示す配水本管は計画延長239キロメートルに対し、30年度末までに耐震化を完了した延長は93キロメートルで、耐震化率は38.9%となりました。また、配水支管1は計画延長502キロメートルに対して、耐震化が完了した延長が136キロメートルで耐震化率は27.1%となり、配水支管2は計画延長618キロメートルに対し、完了しました延長が39キロメートルで耐震化率は6.3%となりました。 以上です。
◆18番(寺田辰蔵君) ありがとうございました。2点ほどお伺いしたいと思います。1番のところ、最初のところで、料金の改定も上がって、工事もいろいろたくさんふえたというお話がありましたが、ふえたから未払い金がふえたっていうのもよくわかるんですが、もうちょっと前倒しで工事ができることができないのかなという気もします。その辺の段取りみたいなものがあったら教えてください。 それから、2番目の質疑の中で、この配水本管、配水支管1、配水支管2というのが更新する場合に更新予定年度からおおむね何年、先ほど申し上げましたが本管だと10年、それから配水支管1だと20年というふうに何かその範囲の中でやればいいよっていうのがあると思いますが、実際にその30年度に迎えた予定年月日のものというのがわかればどのぐらいあったのか、それからただ30年度に工事が予定されるよっていうことで、例えば10年の場合だと10年後にやってもいいわけですよね。そういうその考え方の話ですが、予定年度を迎えてから更新工事をやるのに基本的にはその迎えた段階できちんきちんとやってくっていう話なのか、全体を見ながら1年、2年、3年、ちょっと延ばしても工事を少しほかのところへ回すとか、そういった考え方も多分あると思いますけども、その辺はどういうことでやってらっしゃったのかお話聞かせてください。
◎環境水道部長(松下享君) 済みません。順番逆であとのほうの回答からさせてください。まず、考え方ですが議員おっしゃるとおり老朽化が進んでるところは壊れやすい、危ない状況ですので、まずは第一義的にはそれを考えますが、ただし、受容性というのがございます。同じ管の太さでも給水人口が多いだとか上流とかありますので、その辺はよく加味しながら考え方としては複合的に考えて工事場所を決定しております。管種ごとの進捗というか計画だと思いますが、今回の御質問の中にありませんでしたが、もう一個上に基幹管路という部分がございます。そちらにつきましては令和の4年までには完了させるつもりで頑張っているところでございます。そちらについては耐震化率若干おくれ目で計画が83%ですが、今大体78%ぐらいです。これにつきましては、実はからくりと申しますか、大きい管路は、これは延長に対してのパーセントなんですが、太い管路は費用対効果が延長的に悪くございまして、太い管路にたくさんお金使っても延長が伸びない現状があるので、これからは更新スピードが伸びていくと想定していますので、令和4年には完了するつもりであります。その他につきましては計画の中で間に合うようにやってるつもりでおります。 それから、前倒しの話ですが、実はことしも頑張って前倒ししたところですが、料金改定で予算いただきまして、積極的に事業進めてく中で、半分言いわけなんですが、スタッフを増員せずに頑張ってみました。その中でことしはそれでも前倒しできたと思いますが、議員おっしゃるように年度末の工事集中というのは一つの大きな行政の問題だと思ってますので、委託業務前倒しするなどしておりますので、来年度は少しずつ減らしていくつもりでおります。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 次に、22番根津康広議員。
◆22番(根津康広君) 明細書の26ページ、歳出1款1項1目です。受水費は自己水量が増加したことにより前年度に比べて699万2,293円の減額と説明がありました。自己水源の稼働状況について伺います。また、遠州水道受水と自己水道の比率、今後の見通しについて伺いたいと思います。 以上です。
◎環境水道部長(松下享君) 根津議員の御質問に回答いたします。 歳出1款1項1目。まず最初に、自己水源の稼働状況でございますが、市内にございます14カ所の水源から昨年度は1年間に1,094万7,481立方メートル、1日平均ですと2万9,176立方メートルを取水いたしました。これによりまして、遠州水道受水と自己水量の比率は遠州水道が50.7%、自己水量が49.3%となり、ほぼ半分が自己水量となっている状況でございます。なお、現在におきまして自己水源を最大に利用するようポンプの運転調整を行っていることから、今後も昨年度と同程度の受水比率で推移していくものと想定しています。 以上です。
◆22番(根津康広君) 今、言われた中で50.7と49.3という答弁がありました。自己水源の稼働状況について、14カ所でやっておられるということなんですが、この自己水源の数字も先ほど日量の2万九千幾つという数字も言われておりましたけど、この自己水源をどんどん高めて稼働していけば当然遠州水道の受水比が減ってくるわけですが、その辺考えていった場合、自己水源のほうが遠州水道から買うよりも安く済むと思うんですよね。その辺は遠州水道の責任水量というのが今あるのかないのかもわかりませんけど、その辺の考え方についてちょっと伺いたいと思います。 それと、この自己水源の稼働状況、14カ所今言われたんですが、主なところで結構なんですが、よく14カ所全てが稼働しているのかいないのか、あるということなのか、その辺がよくわかりません。よく停止状態になっているとこもあったりするわけですが、その辺の実態がよくわかりませんので、それが今後に影響していきますので、自己水源の稼働状況ですね、停止してるところもあるのか、全てが十分稼働して対応されてるのか、その辺についてもあわせてお聞きしたいと思います。 以上です。
◎環境水道部長(松下享君) 済みません。まず14カ所の自己水源ですが、全て稼働しております。運転全てかけてるんですが、一つ誤解があるのが、例えばフル稼働させればいいかというものではなくて、1時間おきに暖機運転したほうが水を汲み過ぎないとか、そこの水源については豊富なのでずっと回してもいいとかありますので、それは水源の状況によってかけたりとめたりとか能力を調整してるのがありますので、全て14をマックスで動かしてる表現だと少し外れるかもしれませんが、適用する範囲では最大の運転をしてると考えていただいて結構でございます。 それから、自己水源どんどんふやしていけば中遠水道買うよりはいいんじゃないかという考えございますが、実は昨年度実質的な電気料金の改定がございまして高くなりました。そうしますと、その状況をよく見て検討しませんと、自己水源をふやしたことにより高くなる可能性もないではない状況があります。ですので、その辺はよく状況見ながらやる必要があると思いますので、いたずらにふやしていけばいいというような考え方は持っていませんので、立ちどまりながら、要検証しながらよい方向を目指していきたいと思ってます。 以上です。
◆22番(根津康広君) よくこの自己水源の稼働状況について岩田地区にある水源なんかについて1号線から4号線、5号線ってあるじゃないですか。そこら辺のとこをよく説明されたこともあったもんですから、運転停止のとこもあったりということで質問させてもらったわけですが、フル稼働していて能力調整を行ってるんだと、そういうふうな答弁だったと思います。それでちょっとお聞きしたいんですが、私は自己水源がふえていけば、安価だと思ってるもんですから、自己水源のほうが。でも部長の答弁では昨年度でいえば電気料金が改定して高くつくと。いたずらにふやしていくということでは自己水源の価格のほうが高くなるんではないかというような答弁に聞こえたもんですからね。自己水源と遠州水道の料金の比較をされて言われているのか。もしその根拠がわかれば示していただきたいなと思います。 以上です。
◎環境水道部長(松下享君) 私の言い方が悪かったかもしれませんが、昨年は電気料金が上がったので自己水源が高くなったという意味ではなく、昨年は電気料金が上がったので今後は電気料金次第では高くなる可能性があるんではないかと思っているという意味で言いました。ですので、現状においては自己水源は安いという認識を持っております。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 次に、14番絹村和弘議員。
◆14番(絹村和弘君) それでは、決算書25ページ、歳入1款1項1目、水道料金です。料金改定初年度であり、その改定検討時の数値でもある平成30年度予算と比較すると、水道料金収入実績は税込み27億1,212万5,000円で、予算比99.2%と未達の状況となっていますが、給水戸数は6万2,375戸で、予算比1,157戸となっていて、料金改定率推定も改定検討時の10.7%に近い実績値となっているとすると、この未達は何が要因であるのか伺います。 次に、決算書30ページ、歳出1款1項建設改良費についてです。料金改定検討時、料金アップを持って建設改良費を年間12億円投入して管路更新を積極的に行っていく計画ということでありましたが、平成30年度の決算数値は次のとおりとなっています。水道施設費決算12億436万9,000円で予算比マイナス4,441万1,000円、資産購入費決算値3,046万1,000円で予算比マイナス1,424万6,000円、合計で予算比マイナス5,865万7,000円となっている状況です。そこで、①老朽管更新予定とした口径300ミリ以上の基幹管路更新事業を3路線で1.3キロメートル、管路耐震化を含めた老朽管更新を14路線で6.6キロメートル、全体で17路線7.9キロメートルの計画でありましたが、その実績はどうであったか伺います。 ②管路の総延長約1,390キロメートルに対して、平成30年度末までの更新は13.4キロメートルで、進捗計画1%ということでありましたが、実績はどうであったか伺います。 以上です。
◎環境水道部長(松下享君) それでは、絹村議員の御質問に回答いたします。 まず、歳入ですが、料金収入実績が予算額を下回った要因でございますが、最も大きな要因としましては台風24号による大規模な停電に伴い、広域的かつ長期間におきまして洗濯機やお風呂の湯沸かし器などの電化製品が使用できなかった状況が続いたことから使用水量が大きく減少したと推測しております。 続きまして、歳出ですが、管路の耐震化を含めました老朽管更新の実績についてですが、30年度に実施いたしました口径300ミリ以上の基幹管路は見付地区などの3路線で1.2キロメートル、管路の耐震化を含めました老朽管更新は見付や大泉町地区などの16路線で7.4キロメートル実施し、合わせて19路線8.6キロメートルを整備いたしました。 次に、更新実績ですが、30年度に更新した延長は13.9キロメートルで、総延長に対しまして1%の更新となっております。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、認第12号に対する質疑を終結します。
○議長(寺田幹根君) 10分間休憩します。 午前11時10分 休憩 午前11時20分 再開
○議長(寺田幹根君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ここで、
健康福祉部長から発言を求められていますのでこれを許します。
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 先ほど国民健康保険特別会計決算、高梨議員の質疑の中で、滞納世帯の中で所得1,000万円を超える方の納付があるかという問いに対しましてありませんと答えましたが、努力を重ねる中で3件のうち1件は完納、2件は分納していただいている状況でありました。おわびして訂正いたします。
○議長(寺田幹根君) これは高梨議員ではなく
寺田辰蔵議員に対する回答。
△認第13号 平成30年度磐田市
病院事業会計決算の認定について
○議長(寺田幹根君) それでは、次に日程第9、認第13号平成30年度磐田市
病院事業会計決算の認定についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますので順次質疑を許します。 23番、高梨俊弘議員。
◆23番(高梨俊弘君) それでは質疑いたします。決算書の26ページの歳入1款1項1目と、同じく歳入の1款1項2目についてです。入院患者数は前年度比で1.5ポイントふえ、外来は前年度より増加しているとの説明でした。外来患者増によります診療の状況、地域別患者受け入れ状況を入院と外来別にお伺いをします。 同じく決算書の26ページ、歳入です。1款2項6目2節です。医業外収益、その他医業外収益のところですが、売店の営業状況と患者からの要望等に対する改善を何かなされてるのかお伺いをいたします。 同じく決算書の28ページ、歳出です。1款1項1目。平成30年度での医師、看護師の確保策と定着率についてお伺いをします。また、医師の時間外勤務の実態と課題についてお伺いをします。 以上です。
◎病院事務部長(井下田覚君) それでは、高梨議員の質疑に回答をいたします。 初めに、歳入1款1項1目と2目、外来患者増による診療状況についてですが、外来患者数は28万8,148人で前年度比3,696人増加をいたしました。外来患者数が増加した主な診療科は皮膚科と形成外科で、皮膚科は再診の患者さんがふえたこと、形成外科は再診と紹介の患者さんがふえたというふうに考えております。 次に、地域別患者受け入れ状況についてですが、延べ入院患者数は多い順に磐田市約11万7,000人、袋井市約2万1,000人、森町約7,000人、掛川市約5,000人。また、延べ外来患者数につきましては、磐田市約20万3,000人、袋井市約4万6,000人、森町約1万2,000人、掛川市約1万人という状況でございます。 次に、同じく歳入1款2項6目2節、その他医業外収益の売店の営業状況についてですが、売店とレストランは一体的に運営をされております。売店につきましては毎日午前7時から午後9時まで、レストランにつきましては平日は午前8時から午後6時、土日祝日につきましては午前11時から午後4時までの営業となっております。患者からの要望等に対する改善につきましては、売店につきまして商品の補充のおくれや商品名が見にくいというような御意見をいただき、納品回数をふやしたり大きな名札をつけて見やすくするなど、改善をいたしました。また、レストランにつきましては塩分の少ない新メニューやアレルギー、塩分量の表示の要望があり、塩分3グラム以下のヘルシーランチの追加やメニューごとにアレルギーや塩分量を表示するなど対応をしております。 次に、歳出1款1項1目、医師、看護師の確保策と定着率についてですが、医師については関連する大学医局への積極的な働きかけを行うとともに、研修医確保のために東京等で行われる就職ガイダンスや病院説明会への参加を実施をいたしました。また、随時病院見学希望者を受け入れ、優秀な指導医のもとでの充実した研修体制と当院で働く環境のよさを体験してもらっております。平成30年度の初期研修医は19名の応募があり、当院の募集定員であります12名を採用いたしました。また、2年の初期研修を終了したもののうち、5名が専修医、後期研修医ということですが、専修医から6名が正規職員に残り、若手医師の定着が図られているというふうに感じております。看護師につきましては学校訪問や就職ガイダンスへの参加に努め、採用試験を複数回実施するなど、より多くの受け入れ機会を設けました。平成30年度の離職率は全国平均10.9%を下回る4.9%で、また、新卒1年以内の離職率については3.8%でした。 次に、医師の時間外勤務の実態と課題についてですが、時間外勤務は診療科によりばらつきがありますが、平成30年度は平均すると1人当たり月約33時間という状況でした。医師は患者の実態に合わせて勤務するため、夜間や休日に診察したり救急対応のため待機するなど、時間外勤務の発生しやすい状況にありますが、少しでも負担を軽減するため、看護師、医師事務作業補助者など、他の職種に業務をシフトしたり、非常勤医師の確保をするなどの取り組みを一層強化していく必要があると考えております。 以上です。
◆23番(高梨俊弘君) 最初の入院、外来の状況をお伺いをいたします。外来の部分で特にふえているところが形成と皮膚科ということでした。ここでのふえても特別診療に影響あったのか、患者さんが来ていただくということは決して悪いことではないんですけども、診療科によっては大変になる部分もあるのかなと思うんですけど、そこら辺の状況は今の現状の中でどうなのかという点と、市外でも結構病院来ていただいてるわけですけど、今後こういった傾向がまだまだ続くのかどうなのか。きのうほど公立病院の再編の話がありましたけど、そうなってくると大きくまた患者さんの移動も変わってしまうのかなというの、まだ決まったわけではないですけど、そういったことも予想されるわけですけど、そういった状況の中での状況っていうのはどのように受けとめられてるのかもう一度お伺いいたします。 2点目の医業外収益、売店・レストランのところですけど、よくあそこの病院行きますと市民の皆さんから要望の紙がはってあったりもするわけですけど、売店あったりちょっと車いすで入るにはなかなか狭いので大変なのかなと思うんですけど、そういったことも要望としてあるんじゃないかと思うんですけど、そういった点についての改善策は何か考えられているのかどうかお伺いをいたします。 医師の時間外の勤務っていうのはなかなか改善されるのは難しいとは思うんですけども、そういった点で磐田市と、市立病院としての特別な取り組みっていうんですかね、そういったことがあるのかどうか、その点お伺いします。 以上です。
◎
病院事業管理者(鈴木昌八君) ただいまの高梨議員の質問に対してお答えをさせていただきます。 まず最初は、外来患者についてのお話です。これは皮膚科と形成外科、形成外科も後期研修医1名加わることによって受け入れの状況がよくなったということで、そういうことも患者さんの増につながってるものと思います。それから、この医療圏の中で形成外科を標榜している病院としては当院だけということも大いに関係してるものと思います。それから、あと患者の動向ですけども、さっき御指摘があったように昨夜、厚生労働省のほうから非常に大きな発表がございまして、あれはこれからどういうふうに地域で考えていくかということをしっかり検討する一つの指標だと思うんですね。その中で地域医療構想がどのように進んでいくのか、この中東遠地域ばかりではなくて浜松の医療圏でもやはり同じような状況なので、その動向を見ていかないと何とも回答はし切れないところがあると思います。ただ、現状として少しやっぱり機能分化が進んでおりますので、この割合は現状として推移していくのは間違いないんだろうと思います。 それから、あと、医師の時間外について、それに関しても私のほうからお答えします。これに関してはやはり自分たちが抱えている医療職の方々にやっぱり効率的に業務に当たってもらうということがまず第一に重要なこと。それから、厚生労働省がこれから4年先にそれぞれの病院A、B、Cという段階で県のほうが指定することになると思うんですが、その中にどういうふうに入るかによって病院の医師の時間外の許容範囲が決まってくると思うんですね。当然その中でさっき言ったように業務の効率化に努めてもらうとともに、これは医療の現場だけのお話ではなくて、やはり医療ニーズというか患者さんサイド、地域の住民の方々の御理解もいただかなくてはいけないので、そういう面で私自身も地域に出てお話をしている中で、医療の現状、それをお伝えをしながら御理解をいただくということに取り組んでおります。 以上です。
◎病院事務部長(井下田覚君) 売店の車いすの関係でございますけれど、要望としてこちらに上がってるというようなことはございませんが、確かに場所的には大変狭いという中で、お客さん同士、職員も含めてですけれど、譲り合って車いすの方を優先的にというような機運は醸成できているんではないかなというふうに感じています。ただ、それがいいというわけではございませんので、今回、本年度研修棟の建設に合わせて売店等々も少しリニューアルをというふうに考えておりますので、少しその部分については解消されるかなというふうに思います。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 次に、18番
寺田辰蔵議員。
◆18番(寺田辰蔵君) それでは全体として、決算書の11ページのところでお伺いしたいと思います。(1)の②の収益費用の状況ですが、純損失がふえた要因として給与費や材料費等の増加を要因としてます。設備や人材を有効に活用してコスト削減に努めていきたいと述べられていますが、中期経営計画の新しい計画の策定時期も重なってきてると思います。そういう中で改善された点、改善されつつある点、改善しなければならない点についてこの決算を踏まえお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
◎病院事務部長(井下田覚君) それでは、
寺田辰蔵議員の質疑に回答をいたします。 初めに、決算を踏まえた改善された点についてでございますが、30年度は外来患者数の増加により、外来収益が増加し、手術件数や新入院患者の増加により入院収益をふやすことができました。このことは新たな医師の獲得など人材が有効に活用できた成果であり、改善された点だと考えております。 次に、改善されつつある点についてでございますが、検診センターの人間ドックの枠をふやし、新たなドックメニューを提供するなどの取り組みにより、人間ドック受診者がふえていることが改善されつつある点であるというふうに考えております。 次に、改善しなければならない点についてですが、やはり給与費が大幅にふえておりますので、引き続き人材と医療機器等有効活用に努め、収益を伸ばしていかなければならないというふうに考えております。 以上です。
◆18番(寺田辰蔵君) ありがとうございます。公営企業会計の決算審査意見書の中の40ページのところに、財務比率とか収益率があって、これ非常に改善されてきてて、頑張ってられるなという、頑張ってらっしゃるなというふうに感じます。ぜひこれは改善されつつ点、それから改善された点も含めて頑張っていただきたいと思いますが、今の話の中で改善しなければならない、私はよくわからないのが、設備の有効活用と人材の有効活用というところで、特に人材の有効活用というところがどういう有効活用なのかなというのちょっとよくわからないんで、例えば30年度こういう形で活用して、実にさっき人間ドックとかっていう話もありましたけども、そういったことも含めた点だと思いますけども、この人材のところで具体的なことがあればちょっと御説明いただけるとありがたいと思います。
◎病院事務部長(井下田覚君) 人材の中ではコメディカル、医療技術職の方に広報のお仕事を分担をしたりとか、その職種以外のもので動いていただいてるっていうふうな工夫をしながら、少しでも全体の業務をなだらかにしたり、ある程度の広報に力を入れたい部分にその人材を投入する。新たな人を置くということではなく、そういった業務の中で人材を動かしていくというような工夫をしているというところでございます。
○議長(寺田幹根君) 次に、10番草地博昭議員。
◆10番(草地博昭君) それでは、続きまして23項の質疑を続けていきたいと思います。当年度純損失5億3,193万9,390円。平成28年度は9億82万3,000円、平成29年度は3億938万8,000円でございました。これに対する見解を伺いたいと思います。 次に、日本適合性認定協会による臨床検査室認定の評価と、そこで指摘された課題があれば伺います。 次に、日本医療機能評価機構による病院機能評価の評価と指摘事項等を伺います。 次に、9月議会で議決した肝臓内科の設置について、体制や地域との連携や実績とその後の状況を伺います。 最後に、病院長がタウンミーティングをしてという話、先ほどもありましたが、さまざまな周知を図ってきたと思っておりますが、その状況や市民からの評価、課題として感じたところを伺います。 以上、よろしくお願いします。
◎病院事務部長(井下田覚君) それでは、草地議員の質疑に回答いたします。 初めに、当年度純損失5億3,193万9,390円に対する見解についてですが、30年度は収益の伸び以上に給与費など費用がふえたため、29年度よりも赤字がふえる結果となりました。しかし、年度末の現金残高はわずかですがふえておりますので、引き続き赤字であっても現金が残るキャッシュフロー経営を維持していきたいというふうに考えております。 次に、日本適合性認定協会による臨床検査室認定の評価と課題についてですが、臨床検査室認定とは臨床検査室に特化した国際規格で、検体採取から結果報告までの検査サービス全体の品質マネジメントシステムや、臨床検査の種類に応じた技術能力を審査し、臨床検査室の質や能力、検査結果の信頼性を有していることを認定するもので、2019年3月1日付で認定を取得をいたしました。なお、県内の病院では5番目、市立病院では初の取得となっております。この審査は管理上及び技術的要求事項の約750項目に対して行われ、そのうち文書管理や手順書の整備、検査室の環境条件等29件の指摘事項を受けましたが、その後是正措置回答書を提出し適用基準に適合しているというふうに判断をされました。また、院内からも院外からも信頼される検査室になるという目標のもと、臨床検査技術科スタッフ全員が認定取得を意識した取り組みができているというふうな評価もいただいております。今後は内部監査による改善活動に取り組んでいきたいというふうに考えております。 次に、病院機能評価の評価についてですが、当院は今回サードジェネレーションバージョン2.0一般病院2を受審をいたしました。全部で89項目について受審をしましたが、秀でているのS評価が6項目、適切に行われているのA評価が79項目、一定の水準に達しているのB評価が4項目という評価結果を受けました。一定の水準に達しているとはいえないのC評価につきましてはありませんでしたので、指摘された事項もありませんでした。なお、前回の受審と比べS評価を2項目、A評価を20項目ふやすことができました。今後も病院医療機能の向上に努め、地域の皆さんから信頼を得られるよう努力をしてまいります。 次に、肝臓内科の設置についてですが、体制は肝臓病に対する一元的な組織として肝臓疾患センターを設置し、診察部門と相談支援部門により対応しております。地域との連携、実績についてですが、昨年度11月から3月までの入院患者数は32人、外来患者数は426人で、うち近隣医師会の医療機関から50人の紹介患者さんを受け入れました。また、監視機関に関する相談は47件受けさせていただきました。また、当院は患者さんが入院医療費や検査費用の助成を受けることができる肝疾患診療連携拠点病院の指定を受けております。その他センターとして市民公開講座や医療従事者を対象とした研修会に取り組みました。 次に、タウンミーティングの状況、評価、課題についてですが、タウンミーティングは地域医療構想や医師の働き方改革等について地域住民の皆さんに知っていただくことや、病院長みずから地域の皆さんの声に耳を傾けることで地域ニーズを把握しそれを病院運営に生かすことを目的に平成30年度から開催をしています。平成30年度は7カ所の交流センターで開催し、延べ195名の住民の方に御参加をいただきました。参加者へのアンケートではわかりやすい話で今後の日本の医療について考えるいい機会になったなどの感想があり、大変好評であったと認識をしております。また、課題としてはめまぐるしく変わる医療制度改革や限られた医療資源の有効活用への取り組み等がまだまだ市民には十分に浸透しておらず、さらなる啓発が重要であると考えております。 以上です。
◆10番(草地博昭君) 2点伺わせていただきたいと思います。1番最初に質問させていただいた財務分析のところですね。先ほどから話題出てるように、給与費がふえてたというようなこと、それからキャッシュフローが大丈夫だったというようなお話がございました。給与費については昨年から比べると大体4億弱、3億8,000万ぐらいふえているかと思っておりますし、報告書の304ページ見てみますと給与費の医業費用構成比率が56.2%ということになっていて、昨年から比べるとこれ上がっているわけです。先ほど来、出ているところなわけですけれども、この部分、改めてこの給与ってどのぐらい適正なのか、医業費に対してどのぐらい適正なのかみたいな数値目標みたいなところがあれば伺わせていただきたいと思いますし、また、キャッシュフローの部分については最終的に現金残ってたからというようなニュアンスで聞こえたんですが、そんなことはないと思ってるんですけれども、年度の中で当然出入りがあると思いますけれども、なかなか苦しい時期があったのかなかったのか、そこのあたりについて、キャッシュフローについてもう少し詳しく伺いたいと思います。 それから、最後にタウンミーティングのところですね。本当にありがたいなというふうに思っていますし、全体で195名の参加者があったということで、そこからどうやって波及してるか気になるところですが、目的の中で地域ニーズを把握し、というようなところがあったかと思うんですが、御答弁の今の中では課題とかっていうところあったんですが、どんな地域ニーズっていうところが把握できたのかなというところも一つ伺いたいなというふうに思いましたので、以上の部分よろしくお願いいたします。
◎
病院事業管理者(鈴木昌八君) ただいま御質問いただいた草地議員の質問の中で、順番逆になりますけどもタウンミーティングのほうからお答えしたいと思います。地域ニーズどういうものがあったかというお話なんですが、医療関係でお話をしますと、やはり救急の現場での対応がまだまだ住民の方々の思いとずれているようなとこっていうのが私が感じたところです。それ以外の分野は比較的やはり病院の事情というか、以前の磐田病院とはもうガラッと変わってるといううれしいお言葉をいただくこともございます。それから、さっき高梨議員のお答えの中にもちょっと述べさせていただきました地域医療構想に関しての昨日のデータですね。ああいうものも地域の方々全く御存じないので、その中に盛り込んでるんですね。そうすると、これから当院を磐田市民がどういうふうに利用していくのかという話で聞いてみると、地域ごとに高齢者が病院にアクセスする手段、これをちょっと言われた地域がございました。やっぱり自分たちが病院にどうしたらアクセスしやすくなるかと、非常に難しい問題なんですがそういうお話を聞く機会がございまして、病院の中にいたらそういう話はなかなか聞けなかったろうということで、私のほうにとっても有意義な機会でした。 以上です。
◎病院事務部長(井下田覚君) まず、給与費の関係でございますけれど、今働き方改革等々でいろんな議論がされておりますけれど、なかなか給与費が下がるということはもうない、上がるだけだと思っています。その中で、ではどのぐらいの率でというような計画的なものも正直55%ぐらいを確保したいなというふうな思いはありますが、実際のところそこまではちょっと厳しいんではないかというふうに感じてるところです。その中ではできれば57ぐらいで何とか抑えたいというような事務局サイドの思いもございますので、その辺でよろしくお願いをします。 あと、キャッシュフローにつきましては過去の数字的に苦しかったときっていうのは今のところおおむね10億前後で推移しておりますので、大きな変動は今ないという状況で進んでおります。ただ、今の状況がいいかということで考えるとやはり10億ぐらいを目標計画値として持っていたいというような思いでございます。 以上です。
◎病院事務部長(井下田覚君) 申しわけありません。その1年の間でという中でございますので、やはり4月が一番大きなお金の変動があるということでございます。
◆10番(草地博昭君) 確認ですけれども、今4月というようなお話が合ったんですが、キャッシュフロー、問題なかったかということ再度御答弁いただきたいと思います。
◎病院事務部長(井下田覚君) 申しわけありません。問題はございませんでした。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、認第13号に対する質疑を終結します。
△議案第66号 令和元年度磐田市
一般会計補正予算(第4号)
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第10、議案第66号令和元年度磐田市
一般会計補正予算(第4号)を議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますので順次質疑を許します。 2番、小栗宏之議員。
◆2番(小栗宏之君) それでは、議案第66号の質疑をさせていただきます。説明資料10ページ、歳出2款1項8目、海岸堤防整備事業についてです。枯損していない区域におけるモデル整備及び狭小区間における基本設計等に要する経費の増額ということですが、竜洋工区、福田工区、竜洋海洋公園工区の各工区における事業内容の詳細をお伺いいたします。 以上です。
◎危機管理監(井口光芳君) それでは、小栗議員の質疑に回答をいたします。 2款1項8目、海岸堤防整備事業の各工区における詳細な事業内容についてですが、竜洋工区につきましてはスズキ株式会社テストコース南側の海岸保全工区の基本設計業務を行うもので、内容といたしましては土質調査や構造断面の決定、概算事業費の算定を行うものです。福田工区につきましては、県との協議が整い、県内他市に先駆け、モデル整備として実施するものです。場所につきましては、福田公園野球場南東で、松の枯損していない350メートルの区間において、一定の幅で林帯を残しながら松を伐採し、そのうち50メートルの区間について高さ12メートルの築堤を実施するもので、その後県が治山事業を活用し2メートルの盛り土をしながら植栽を行うものです。竜洋海洋公園工区につきましては、汽水湖の埋め立て工事において、汽水湖の水深が想定より深く、予定している区間の完成には埋め立て土量が不足することから、不足分の土量を補うための追加工事を行うものでございます。 以上です。よろしくお願いします。
○議長(寺田幹根君) 次に、6番鈴木正人議員。
◆6番(鈴木正人君) お願いします。議案番号66、説明資料9ページです。歳入21款1項7目臨時財政対策債について。1、補正予算によって減額になった理由及び当初予算で19億円を見積もった理由を伺う。 2、合併特例事業が多く予定されているが、今補正予算で合併特例債を活用した理由。また、これによる今までの合併特例債の総額を伺う。また、あわせて今後の予定についても伺う。 以上です。
◎企画部長(酒井宏高君) それでは、鈴木正人議員の質疑に回答させていただきます。 初めに、歳入21款1項7目の臨時財政対策債についてでございますが、臨時財政対策債は本来交付税として交付されるべき普通交付税算定における財源不足額の一部を起債の発行によって補填するものでございます。当初予算では前年度の発行可能額や地方債計画、地方財政計画も連動しますけど、その伸び率などを勘案をしまして、19億円を見込んだものでございますが、最終的な国の算定結果として臨時財政対策債に振りかえられる割合が本市の見込みよりも少なかったため、普通交付税の増額となり、臨時財政対策債の減額となったものでございます。 次に、同じく歳入21款1項7目のうち、合併特例債を活用した理由及び今までの総額と今後の予定についてでございますが、今回の補正予算では当初予算で合併特例債を財源の一部として計上した事業について事業費の変更に伴い起債限度額を変更したものでございます。また、合併特例債の総額についてでございますが、補正予算成立後の令和元年度末までの起債総額は約289億円を見込んでおります。なお、今後の予定についてでございますが、過度な将来負担を生じることなく、合併特例債の利点を生かせるよう、基金の繰入やその他の一般財源の状況を考慮しながら、可能な範囲で借り入れを行いながら、ながふじ学府一体校や仮称でございますが磐田市文化会館のほか、海岸堤防などの大規模事業の財源として有効に活用をしていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(寺田幹根君) 次に、10番草地博昭議員。
◆10番(草地博昭君) それでは、説明書10ページ、14款1項3目からいきます。小学校費負担金2,172万4,000円の詳細を伺います。 続きまして、同じところの14款2項7目ですが、学校給食施設整備交付金226万円、それから小学校施設整備費交付金54万9,000円、中学校施設整備費交付金529万4,000円のそれぞれの詳細を伺います。 続きまして、14款1項3目と14款2項7目合わせてのところになります。ながふじ学府新たな学校づくり整備に係る国等からの補助におけるこれまでの協議経緯、総計及び今後の見通しを伺います。 続きまして、説明書18ページ、歳出3款1項3目です。地域介護・福祉空間整備等施設整備事業補助金2,032万9,000円、これは介護施設等の非常用自家発電設備の整備における申請に対する採択数、それから採択された介護施設数と特徴、当該補助金の情報発信方法と今後の取り組みにおける本市の見解を伺います。よろしくお願いします。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 草地議員の質疑に回答します。 最初に、歳出3款1項3目、地域介護・福祉空間整備等施設整備事業補助金の申請に対する採択数、採択された介護施設数と特徴、情報発信方法、今後の取り組みにおける本市の見解についてですが、本年3月に国から補助事業の要望調査があり、市内の対象施設である地域密着型施設と小規模事業所に電子メールで希望を募ったところ、グループホーム4事業所、小規模ケアハウス1事業所、小規模多機能型居宅介護事業所の合計6事業所から応募がありました。この全てが採択をされたものでございます。今後も国の動向を注視し、補助事業が継続されれば積極的に周知に努めていきたいと考えております。 以上です。
◎教育部長(市川暁君) 続いて、歳入14款1項3目小学校費負担金2,172万4,000円の詳細についてですが、ながふじ学府一体校のうち、豊田北部小学校の建築立替分の面積4,996平方メートルのうち校舎棟の493平方メートル、屋内運動場の182平方メートルが負担金対象事業の新増築として認定され、令和元年7月16日付をもって国庫負担金7,241万3,000円の交付決定がされ、そのうちの令和元年度分に当たる2,172万4,000円を追加補正するものです。今回の負担金は豊田北部小学校の学級数等から算定される必要面積が保有面積を上回った分について国から支払われるものとなります。 次に、14款2項7目、学校給食施設整備交付金等についてですが、これらの交付金はなが
ふじ学府一体校建設工事に係る交付金で、学校給食施設整備交付金は共同調理場の整備、小学校施設整備交付金は小学校水泳プールの整備、中学校施設整備費交付金は中学校水泳プールと武道場の整備に係る交付金となります。今回国の単価の改定により、当初予算で見込んだ額よりもそれぞれ226万円、54万9,000円、529万4,000円の増額があったため、今回補正をお願いするものです。 最後に、歳入14款1項3目及び14款2項7目ですが、ながふじ学府新たな学校づくり整備に係る国等からの補助の協議経緯、総計、今後の見通しについてですが、協議の経緯については学校施設環境改善交付金事業では建設工事に実施年度の1年前の昨年の6月に基本設計図書をもって静岡県を経由して文部科学省に建築計画を提出し、事業の採択方針により本年4月に内定を受け、令和元年6月3日の交付決定に至っております。総計については、学校給食整備や放課後児童クラブ整備も合わせて国庫支出金として約6億円を見込んでおります。今後の見通しについてですが、引き続き最大限の交付金を獲得できるよう令和2年度分も昨年度同様に本年6月に静岡県を経由して文部科学省に建築計画を提出済みでございます。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 次に、3番江塚学議員。
◆3番(江塚学君) それでは質疑させていただきます。説明資料11ページ、歳出、生活保護事務。システム改修の内容と磐田市への影響を伺います。 説明資料11ページ、歳出、若年がん等支援事業。支援対象者の適用年齢と補助額の制限があるのか伺います。 説明資料12ページ、歳出です。JR新駅設置事業。御厨駅自由通路・エスカレーター設置工事の説明と工期を伺います。 以上です。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 江塚議員の質疑に回答します。 3款3項1目、生活保護システムの改修内容と本市への影響ですが、マイナンバー情報連携、資産調査様式の全国統一化など、生活保護制度の改正に対応するためシステムの改修を行うものです。法改正に伴い創設された進学準備給付金情報をマイナンバー情報連携に追加することで、行政機関で情報連携が行えたり、生命保険会社に対する資産調査が全国的に統一されることで効率的かつ適正な処理が可能となります。 次に、4款1項1目、若年がん等支援事業についてですが、若年がん患者等の社会復帰や療養生活にかかる負担を軽減するために支援制度を創設します。支援内容は3項目あります。一つ目は、がん治療によって生殖機能が低下する可能性のある場合に精子や卵子を凍結保存する妊孕性温存治療支援です。対象者は40歳未満で、補助金額は精子を採取し凍結した場合は2万円、卵子・卵巣組織を採取し凍結した場合は40万円となります。二つ目は、がん治療に伴うウィッグや乳房補整具の購入に対する医療用補整具購入支援です。対象者は年齢や性別に関係なく、補助金額は1人当たりの上限額はウィッグが2万円、補正下着が2万円、人口乳房が10万円となります。三つ目は、終末期がん患者の在宅での療養を支援する在宅療養生活支援です。対象者は40歳未満で、居宅サービス、福祉用具の購入等に係る支援となり、月額4万5,000円が上限となります。 以上です。
◎建設部長(鈴木政弘君) 次に、8款4項2目、御厨駅の自由通路・エスカレーターの工事内容と工期についてですが、今後実施いたします詳細設計をもとに北口、南口に上りのエスカレーターを設置してまいります。なお、工事は年度内に発注し、来年秋ごろの完成を見込んでおります。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 次に、5番戸塚邦彦議員。
◆5番(戸塚邦彦君) 説明資料8ページ、歳入17款1項2目、遺言公正証書に基づく遺贈による寄附金でありますが、遺言の内容は社会福祉事業に関係する事業への寄附であるか、その内容を伺います。
◎
健康福祉部長(平谷均君) 戸塚議員の質疑に回答します。 歳入17款1項2目、遺贈の内容についてですが、遺言公正証書には財産を身体障害者の福祉のために役立ててほしいとの付言があるため、市は被相続人の遺志を尊重して遺贈を受けたものでございます。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、議案第66号に対する質疑を終結します。
○議長(寺田幹根君) 午後1時まで休憩します。 午後0時5分 休憩 午後1時 再開
○議長(寺田幹根君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
△議案第67号 令和元年度磐田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
△議案第68号 令和元年度磐田市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第11、議案第67号令和元年度磐田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第68号令和元年度磐田市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の2件を一括議題とします。
○議長(寺田幹根君) 議題の2件については質疑の通告がありませんでした。 よって、議案第67号及び議案第68号の2議案は質疑なしと認めます。
△議案第69号 磐田市
会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第12、議案第69号磐田市
会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますので順次質疑を許します。 6番、鈴木正人議員。
◆6番(鈴木正人君) 議案番号69、全体です。1、
会計年度任用職員制度の導入の狙いは何か伺う。 2、現在、磐田市に雇用されている臨時非常勤職員のうち、
会計年度任用職員の採用計画を伺う。 3、来年度の新規の
会計年度任用職員の採用計画を伺う。 以上です。よろしくお願いします。
◎総務部長(鈴木博雄君) 鈴木正人議員の質疑に回答させていただきます。 初めに、
会計年度任用職員制度導入の狙いについてでございますが、地方公共団体において厳しい財政状況が続く中、多様化する行政事業に対応するためには常勤職員だけでは公務の運営が難しいことから、臨時・非常勤職員が重要な担い手となっております。しかし、任用・勤務条件等に関する取り扱いが統一されてないという課題もございました。そこで、国では公務の能率かつ適正な運営を推進するため、地方公務員法及び地方自治法を改正し、一般職の非常勤職員である
会計年度任用職員に関する規定を創設したことにより、全国で採用方法や任期等が明確になることに合わせて、懲戒処分など服務に関する規定も適用されることとなりました。本市におきましても、現在の臨時・非常勤職員が円滑に新制度に移行し、適正な任用と勤務条件の確保を図ることを狙い、条例により同制度を整備していきたいというふうに考えております。 次に、現在雇用されている職員の採用計画と来年度新規の採用計画につきましては、相互に関連がございますので一括で回答させていただきます。まず、現在任用している人数ですが、平成31年4月1日現在、磐田市立総合病院を含め臨時職員967名、嘱託職員369名で、全体で1,336名となっております。新制度において任用する人数は今後各事業において真に必要な人数を改めて精査検討し、継続及び新たに必要となる職員数を決定していきたいというふうに考えております。その後、必要に応じまして現在任用されている職員への継続の意向も確認した上で、公募により任用していくという予定でございます。そのため、現在任用されている臨時・嘱託職員全員がそのまま新制度へ移行するということではないというふうに考えております。 以上です。よろしくお願いします。
○議長(寺田幹根君) 次に、21番鈴木喜文議員。
◆21番(鈴木喜文君) それでは、議案第69号全体について、心配している1点だけをお伺いします。嘱託職員の方や臨時職員の方が
会計年度任用職員となるわけですけれども、現在勤めている方々は今回のこの施行期日である令和2年4月1日以降、現在と同勤務、例えば同時間、同仕事の内容ならば給与が下がることはないのかどうか、それだけお伺いします。
◎総務部長(鈴木博雄君) 鈴木喜文議員の質疑に回答させていただきます。 初めに、現在勤務している臨時職員・嘱託職員の給与についてですが、
会計年度任用職員の給料または報酬水準の決定について、国のマニュアルでは
会計年度任用職員の職務と類似する職務に従事する常勤職員の属する職務の級の初号給の給与月額を基礎として、職務の内容や責任、程度、在勤する地域の実情等を考慮して定めることが原則とされています。このことを踏まえますと不合理な待遇差とならないよう、
会計年度任用職員の職務と類似する職務に従事する常勤職員の職務の初号給である1号給を基礎として設定していきたいなというふうに思っております。その結果、現在と同じ勤務内容となる場合は、報酬や手当を含めた年収ベースでは現在の額を下回らない制度としていきたいと考えております。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 次に、22番根津康広議員。
◆22番(根津康広君) 全体でお聞きします、まず。①国からの財政措置と市の経費負担について伺いたいと思います。 ②当事者や職員組合との説明、協議はこの間どのように行ってきたか。意見、要望についても伺いたいと思います。 ③一会計年度を超えない範囲として原則2回の任期更新ができるとしております。任期ごとの客観的な能力実証は必須としていますが、どのように行うか伺います。 次に、5条、パートタイム
会計年度任用職員の報酬、手当について定めておりますが、扶養の範囲で働く対象者をどの程度見込んでいるか伺いたいと思います。 以上です。
◎総務部長(鈴木博雄君) それでは、根津議員の質疑に回答いたします。 初めに、国からの財政措置と市の経費負担についてでございますが、本年度の普通交付税の需要額を算定する際の基礎となる単位費用の一つに追加されていることから、制度導入に要する経費の一部に対して国からの一定の財源措置が行われるというふうに考えております。 次に、当事者や職員組合との説明、協議についてですが、当事者では制度の詳細が決まり次第説明を行ってまいりたいというふうに考えております。職員組合からは労働条件と給料の引き上げを要望されており、
会計年度任用職員制度の準備状況等に関する県からの調査結果を提供するなど、情報の共有を図ってまいっております。今後も引き続き職員組合とは情報を共有しながら、組合の皆さんの御意見を伺い、協議を重ねていきたいというふうに考えております。 次に、
会計年度任用職員の能力実証の方法についてですが、現在も客観的な能力や勤務成績の状況を確認するために、本人との面接による人事評価を嘱託職員及び臨時職員に対しても実施しております。国から示されている制度マニュアルでは
会計年度任用職員の採用に当たっては、平等取り扱いの原則や成績主義の観点から、面接や書類選考等による客観的な能力実証の方法により採用することが求められておりますので、面接を主体とした現在の人事評価の方法を参考にして、より客観的な評価の具体的な内容についても検討してまいりたいというふうに考えております。 次に、5条の扶養の範囲で働く対象者の見込みについてですが、現在、扶養の範囲内で働いている職員を正確に把握するというのは困難でございます。一つの判断材料として、社会保険への未加入者の状況を調べますと、平成31年4月1日現在の磐田市立総合病院を含む全体の臨時・嘱託職員1,336名のうち、社会保険未加入者は393名であり、約3割を占めてございます。新制度の移行後も同程度の人数を見込んでいるところでございます。ただし、この未加入者の中には任用された期間が短時間であるだけの職員や、配偶者がいない職員等も含まれておりますので、実際にはもう少し少ない数字になるかなというふうに思っております。 以上です。よろしくお願いします。
◆22番(根津康広君) ①のところでまず伺いたいと思います。よくわかりませんので伺いますが、この国からの財政措置というのは普通交付税の収入のほうですね、単位費用で導入して入ってくるということなんですが、単純に単位費用と言ってもよく理解できませんので、ここで言っている単位費用はどの程度示されておられるのかわかりません。地方交付税の場合はこのお金に色がついているわけではありませんので、明確な形で財政措置ということではないと思います。そうした面では地方交付税がふえればいいんですが、そういう現状が見えてこない中でどうなのかなと思うんですが、この単位費用の点についてもう少し詳しく説明していただきたいと思います。 それから、②のところでありますが、職員組合とは労働情報共有してやっていきますよということなんですが、その際労働条件と賃金のことについて要望とか意見があったということであります。その辺についても内容について伺いたいと思います。 以上です。
◎総務部長(鈴木博雄君) 初めに、財政措置についてのお話ですが、単位費用の一つに
会計年度任用職員制度導入に伴うシステム改修経費というのが今年度設けられました。この内容につきましては標準団体で500万円という単位費用が設けられております。これを仮に磐田市ベースでいきますと一本算定ベースで約750万円という形で計算上はできるという形になります。ただ、これがそのままふえるかふえないかということについては、地方財政計画上全体の交付税の中でどういう上がり下がりがあったかということにも影響しますので、一概には申し上げられませんが、これについては算定対象として見込まれているということだけは確かでございます。 それから、もう1点。国の財政措置について来年度以降総務省から
会計年度任用職員の給与を含む国庫補助負担金等について所要の財源を確保することということで、各省庁に申し入れがされておりますが、現状ではまだ具体的なものは出ておりませんので、現時点、来年度以降どうなるかということは不明でございます。 それから、職員組合の要求内容ということになると思いますが、先ほど労働条件のものがメインになって給料を引き上げということの中で、先ほども御質疑にございましたように、現在の手取り給料を下回らないこと、そういうこともございました。それに対して我々からは、原則的に国から示されたマニュアル等に沿って独自のことはやらずに運用していくよと。それから、労働条件については今後も組合の皆さんと意見を伺いながら検討していきますよというふうなことを回答させていただいて一緒に組み立てていこうというスタンスでおります。 以上です。
◆22番(根津康広君) ①のところで伺いたいと思いますが、国からの財政措置、今後まだはっきり見えませんけど、各省庁への要求もしてるということでありますが、そこがはっきり見えてこないと市の経費負担というのもはっきり定まってこないかなと思うんですが、今現在この市の経費負担という、これから予算やってくもんですから、同時に国から予算が来るか来ないかわかりませんけど、予算編成していく中で当然その点は考えておられると思うんですが、市のこの経費負担についてはさっき一次質問のときに答弁なかったのかなと思うんですが、その点について答弁していただければと思います。
◎総務部長(鈴木博雄君) 先ほども申し上げましたとおり、現在、来年度の任用については今後まだ詰めていくことがございますが、現状の臨時・嘱託職員をそのまま会計年度に移行すると仮定した場合に約3億円程度の増額になるというふうに踏んでおります。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、議案第69号に対する質疑を終結します。
△議案第70号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第13、議案第70
号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますのでこれを許します。 6番、鈴木正人議員。
◆6番(鈴木正人君) 議案番号70、この2条です。臨時・非常勤職員から
会計年度任用職員に採用され身分が変わるとパートタイム
会計年度任用職員は正規職員とは計上されないとのこと、フルタイム
会計年度任用職員が正規職員と計上されることとなると分けた理由を伺う。 以上です。
◎総務部長(鈴木博雄君) 鈴木正人議員の質疑に回答させていただきます。 まず、
会計年度任用職員の身分についてですが、
会計年度任用職員はパートタイム、フルタイムとも正規職員ではないものとして扱われることになります。本条例でフルタイム会計年度職員を公表の対象としたことは改正後の地方公務員法第58条の2の規定でフルタイム
会計年度任用職員については任用、人事評価、給与、勤務時間、その他勤務条件などを公表しなければならないとされたためでございます。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、議案第70号に対する質疑を終結します。
△議案第71号 磐田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第14、議案第71号磐田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますのでこれを許します。 6番、鈴木正人議員。
◆6番(鈴木正人君) 議案番号71、この2条です。臨時・非常勤職員抜きでは地方行政の運営が困難な現状において、
会計年度任用職員において正規職員と同様な育児休業が認められないとした理由を伺う。 以上です。
◎総務部長(鈴木博雄君) 鈴木正人議員の質疑に回答させていただきます。 正規職員と同様な育児休業が認められないとした理由についてですが、
会計年度任用職員を含む非常勤職員の育児休業について規定する地方公務員の育児休業等に関する法律におきまして、正規職員と同様な育児休業が認められていないためでございます。しかし、同法律では一定の条件を満たす非常勤職員は条例で定めることで育児休業を取得できると規定されており、今回の改正で第2条に追加した任命権者が同じ職に引き続き在職した期間が1年以上、子が1歳6カ月に達するまでの間に任用期間が終了し採用されないことが明らかでないなどの条件を満たせば育児休業を取得することができるということになります。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、議案第71号に対する質疑を終結します。
△議案第72号 磐田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
△議案第73号 磐田市
職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第15、議案第72号磐田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第73号磐田市
職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定についての2議案を一括議題とします。
○議長(寺田幹根君) 議題の2件については質疑の通告がありませんでした。 よって、議案第72号及び議案第73号までの2議案は質疑なしと認めます。
△議案第74号 磐田市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第16、議案第74号磐田市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますので順次質疑を許します。 6番、鈴木正人議員。
◆6番(鈴木正人君) 議案番号74、全体です。1、条例の制定の背景を伺う。 2、旧氏あるいは通称と住所、生年月日の記載された印鑑登録証明書の契約締結上の有効性を伺う。 以上です。
◎総務部長(鈴木博雄君) 鈴木正人議員の質疑にお答えいたします。 初めに、印鑑条例改正の背景でございますが、旧氏を使用しながら活躍する女性等がふえる中、さまざまな場面で旧氏が使用しやすくなるよう旧氏を公証、公に認めることを趣旨とした住民基本台帳への旧氏登録を可能とすることなどを主にいたしました住民基本台帳法施行令の一部改正が行われております。これに伴い、住民基本台帳に登録された旧氏は住民票や個人番号カードへも併記されることになります。あわせて、国の印鑑登録証明事務処理要領が改正され、印鑑登録について旧氏使用を可能とするように改められたことなどから、本市条例も改正するものでございます。 なお、印鑑登録証明には住所、生年月日のほか、旧氏登録者の日本人については戸籍上の氏名に加えて旧氏が記載されます。また、外国人については本名となる氏名に加えて、登録された通称、または片仮名名が記載されることとなります。また、これらの証明による契約上の有効性についてですが、これにつきましてはさまざまなケースが想定されますが、現時点での国での説明では実際の民間事業者等の契約相手方の判断によるものというふうにされております。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 次に、21番鈴木喜文議員。
◆21番(鈴木喜文君) それでは、議案第74号全体について確認をさせていただきます。まず、印鑑について、大きさ、形、材質などに制限があるのかどうかお伺いします。 もう1点は条例が改正されますと、その改正にのっとった形でいけば登録等がしやすくなるのに、それにのっとらないと逆にこれまでよりも申請手続等が煩雑になるようなことがありますので、そうした登録をしない場合、これまでのことに比べてさまざまな申請手続に負担増にならないのかどうか、その点をお伺いいたします。
◎総務部長(鈴木博雄君) 鈴木喜文議員の質疑にお答えいたします。 初めに、登録印鑑の制限についてですが、本印鑑条例第5条においてゴム印などの印鑑の形が変化しやすいもの、印影の大きさが1辺8ミリメートルの正方形におさまるもの、1辺25ミリメートルの正方形におさまらないものは除く。つまり、8ミリ以上25ミリ以下であれば大丈夫というような規定がされております。こちらにつきましては条例改正後もそのままの規定で特に変更等はございません。 次に、印鑑登録をしないことによる申請手続の負担等についてですが、日本人における旧氏、外国人における通称及び片仮名名での登録は、登録できる印鑑の選択肢を広げるための措置であり、登録手続の負担は従来とは変わりませんが、登録した印鑑証明による契約や公的手続の場合は旧氏や通称、片仮名名の使用を民間事業者等の提出先が採用することにより負担の軽減につながるものと思います。なお、通常どおり、今までどおりであれば影響は全くないというふうに考えております。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、議案第74号に対する質疑を終結します。
△議案第75号 磐田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第17、議案第75号磐田市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) 本案については質疑の通告がありませんでした。 よって、議案第75号は質疑なしと認めます。
△議案第76号 磐田市駐車場条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第18、議案第76号磐田市駐車場条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますのでこれを許します。 21番、鈴木喜文議員。
◆21番(鈴木喜文君) それでは、議案第76号について1点お伺いします。豊田町駅北駐車場が廃止されるわけですけれども、これまでありました豊田町駅南駐車場、これは場所をあらわす意味でも南という言葉が入ってたと思います。これを今回の条例改正でなぜその南をとって豊田町駅駐車場にするのか、そこには何らかの理由があると思いますので、それをお伺いします。
◎企画部長(酒井宏高君) それでは、鈴木喜文議員の質疑に回答させていただきます。 豊田町駅南駐車場の豊田町駅駐車場への名称変更についてでございますが、豊田町駅北駐車場の廃止に伴い、豊田町駅の市営駐車場が1カ所になるため、場所の表記を変更するものでございます。なお、利用者に不便、御迷惑をかけないよう、利用者の皆さんへの周知につきましては豊田町駅北駐車場を廃止する際に合わせて広報いわたや案内板等で案内をしていきたいと思ってます。また、定期券及び回数券につきましては、事務の効率化等を考慮しまして、以前から磐田市豊田町駅駐車場や豊田町駅駐車場と表記をしておりまして、利用者の皆さんに名称変更による手続等は必要ない現状にあります。 以上でございます。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、議案第76号に対する質疑を終結します。
△議案第77号 広瀬財産区
管理会条例等の一部を改正する条例の制定について
△議案第78号 磐田市水道事業及び
下水道事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について
△議案第79号 磐田市学校給食条例の一部を改正する条例の制定について
△議案第80号 磐田市小中一貫教育の推進等に係る市費負担教員の任用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
△議案第81号 磐田市消防団条例の一部を改正する条例の制定について
△議案第82号 磐田市
病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第19、議案第77号広瀬財産区
管理会条例等の一部を改正する条例の制定についてから議案第82号磐田市
病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの6議案を一括議題とします。
○議長(寺田幹根君) 議題の6件については質疑の通告がありませんでした。 よって、議案第77号から議案第82号までの6議案は質疑なしと認めます。
△議案第83号 磐田市
福田農業振興センター条例を廃止する条例の制定について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第20、議案第83号磐田市
福田農業振興センター条例を廃止する条例の制定についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますのでこれを許します。 23番、高梨俊弘議員。
◆23番(高梨俊弘君) それでは質疑いたします。磐田市福田農業振興センターを廃止するに至った経緯についてお伺いをします。また、地域との話し合い、また合意についてお伺いをします。 以上です。
◎産業部長(真壁宏昌君) それでは、高梨議員の質疑に回答します。 福田農業振興センターを廃止するに至った経緯についてですが、同センターは昭和54年に建設され、年間を通じて地元自治会の利用が主である施設ですが、平成23年に策定した公共施設見直し計画において施設の廃止、または地元への無償譲渡を検討するよう方針が定められました。これに伴い、地元との協議を平成24年度から重ねた結果、地元自治会による公会堂建設に向けて同センターを解体し、土地を地元自治会に無償で貸し付けることで同意を得ているところです。 以上です。
◆23番(高梨俊弘君) この地元が主に利用してたっていうことですよね。どういった利用の仕方がされていたっていう点と、廃止の後に自治会に無償で譲渡するっていうことですけど、こういった後自治会が公会堂とかたてるときには以前だと自治会が所有しててそこで使ってた施設であったりしたときに、そのまま無償でっていうふうにあるのはあるんですけど、今回の場合その無償譲渡するっていうのに至った何か主な理由、要するに地元がずっと使っていたからっていうことなのか、それとも過去の経緯でここの農業振興センターをつくった経緯の中でそういったこともあわせてあったのかどうか、その点お伺いします。
○議長(寺田幹根君) ただいま無償譲渡という話でしたが、土地を無償で貸し付けるというように聞きましたが、産業部長。
◎産業部長(真壁宏昌君) まず、利用形態についてですが、合併前より地元の南田自治会の公会堂のかわりとして使われてたという経緯がございまして、ほとんど外部の方は、もう少なくとも合併以降については外の方は使っていないという形態でございました。それから、今議長のほうもおっしゃっていただきましたけど、無償で貸し付けるという形で、経緯ですが、やはり過去地元自治会が持ってた土地を旧福田町に無償で譲渡したっていう経緯があったもんですから、ですので無償で貸し付けるというような形をとらせていただきたいと考えております。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、議案第83号に対する質疑を終結します。
△議案第84号 令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(建築)請負契約の締結について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第21、議案第84号令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(建築)請負契約の締結についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますので順次質疑を許します。 22番、根津康広議員。
◆22番(根津康広君) (仮称)磐田市
文化会館建設工事(建築)請負工事は、1社が辞退し、1社のみの入札となっております。辞退の理由について把握しているか伺います。 予定価格、調査基準価格、失格基準価格、落札日についても伺います。 以上です。
◎自治市民部長(袴田浩之君) それでは、根津議員の質疑に回答いたします。 議案第84号令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(建築)請負契約の締結についてのうち、辞退の理由についてですが、本市では辞退理由を求めていないため把握はできておりません。 また、予定価格、調査基準価格、失格基準価格についてですが、全て税込み価格で、予定価格は36億3,330万円で、調査基準価格は32億6,920万円、失格基準価格は26億1,580万円です。なお、落札率については99.3%となっております。 以上です。
◆22番(根津康広君) 私の質問の中で辞退したことによって1社のみの入札となっていると。辞退の理由についてはその詳細は求めてないということなんですが、辞退することによって1社のみになったということあるもんですから、別にこの求めてはいけないということではないと思うんです。そういう規定があるかどうかわかりませんが。こうしたことが繰り返し結構あるもんですから、これはやはり辞退の理由をしっかりと記載していただくとか、そういうことも今後考えていくべきではないかなと思うんですが、その辺について伺いたいと思います。
◎総務部長(鈴木博雄君) 入札において辞退されるということで、入札の広告をかけて入札の意向調査して、この場合ですと2社が意向があったということ。実際の入札に際しては、1社は辞退で1社しか札を入れなかったという形になります。したがいまして、そこでの判断は辞退した事業者についていろいろな条件が本市だけの発注をしてるわけではないもんですから、いろいろな場合があったとは想像されますが、それについて現状では事情を聞くというようなことはいたしておりません。ただ、場合によってになりますけども、例えば今回の場合1社が落札していただけましたので入札自体は成り立つということになりますが、不落になってしまったというふうな状況については確認も必要になると思いますから、その状況に応じて対応していくというふうに考えております。
◆22番(根津康広君) 最初に入札の意向があったわけですから、それで辞退してるわけですから、その辺の事情とか理由ははっきり、初めから入札の意向なければ別にいいんですが、意向があってそういうふうな事態してるわけですから、当然一般的に考えてもそこの理由というのはしっかり示すべきだと、何かの形の書類の中で記載してもらうというのは当たり前じゃないかなと私思うわけですね。今回そういう中で1社になったということですよね。やはりその点、特段この辞退したことについて求めてはいけないと、理由を、そんなこと書いてある条件はないと思うんですが、当然。それは今後そういうことをはっきり記載をしてくべきじゃないかと思うんですが、その辺についての見解を伺います。
◎総務部長(鈴木博雄君) 記載というのがどこにというのがちょっと判断しかねるのですけども、今回の場合につきましても参加の意向はあったということで手を挙げていただいた、事前に手を挙げていただいたことは事実であり、その中でいろいろ内容を検討して、最終的には札を入れなかったという判断をしたわけでありますので、それについて私どもがあえてその内容を聞くということは現状考えてはおりません。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 次に、5番戸塚邦彦議員。
◆5番(戸塚邦彦君) 議案番号84、令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事は建築1社、電気設備3社、
空気調和設備2社、舞台機構・舞台照明・舞台音響設備1社で入札を行っていますが、全て制限付き一般競争入札であります。制限付きにした理由と、どのような基準でどのような制限をしたのかお伺いいたします。 以上です。
◎自治市民部長(袴田浩之君) それでは、議案第84号に対する戸塚議員の質疑に回答いたします。 令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事の入札を制限付き一般競争入札にした理由と基準、制限についてですが、本市では磐田市制限付き一般競争入札実施要綱に基づき、基本的には全て制限付き一般競争入札としております。この議案第84号に付した制限については、2社による特定建設工事共同企業体を結成することや、客席数が1,200席以上あるホールの施工実績などの参加資格要件を求めています。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、議案第84号に対する質疑を終結します。
△議案第85号 令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(電気設備)請負契約の締結について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第22、議案第85号令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(電気設備)請負契約の締結についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますのでこれを許します。 22番、根津康広議員。
◆22番(根津康広君) (仮称)磐田市
文化会館建設工事(電気設備)請負工事の予定価格、調査基準価格、失格基準価格、落札率について伺います。
◎自治市民部長(袴田浩之君) それでは、議案第85号令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(電気設備)請負契約の締結についてのうち、予定価格、調査基準価格、失格基準価格についてですが、全て税込み価格で予定価格は7億3,161万円、調査基準価格は6億5,835万円、失格基準価格は5億2,668万円となります。なお、落札率は72.0%です。 以上です。
◆22番(根津康広君) 落札金額なんですが、税込みで今全部答弁されていると思うんですが、私の見たこの税抜きのところで言いますと、落札金額が4億7,880万円。それで、今予定価格、調査基準価格、失格基準価格言われました。これ税込みで言われたもんですからあれなんですが、これ失格基準価格が4億7,880万円。この失格基準価格という意味合いがよくわかりませんが、この失格基準価格と落札決定金額と同額ということは、失格基準価格の意味合いがわかりませんので、何か本来ならこの落札してはいけないというふうに受け取れるわけですよね。その辺についてはどのようなお考えで入札をして、こうした落札を決定してきたのか、その辺について伺いたいと思います。
◎総務部長(鈴木博雄君) 入札にかかわることですので、私のほうから回答させていただきます。まず、失格基準価格というのは計算方式は調査基準価格というものを求めますが、その価格の80%というふうに我が本市では決定しております。その中でこの価格を下回った場合、同額まではいいんですが下回った場合はもう失格だよという形になりますので、今回の場合は下ぎりぎりでオーケイだったという形で考えております。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、議案第85号に対する質疑を終結します。
△議案第86号 令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(
空気調和設備)請負契約の締結について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第23、議案第86号令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(
空気調和設備)請負契約の締結についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますのでこれを許します。 22番、根津康広議員。
◆22番(根津康広君) (仮称)磐田市
文化会館建設工事(
空気調和設備)請負工事の予定価格、調査基準価格、失格基準価格、落札率について伺います。
◎自治市民部長(袴田浩之君) それでは、議案第86号令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(
空気調和設備)請負契約の締結についてのうち、予定価格、調査基準価格、失格基準価格についてですが、全て税込み価格で予定価格は6億5,560万円、調査基準価格は5億9,004万円、失格基準価格は4億7,201万円となります。なお、落札率は78.7%です。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、議案第86号に対する質疑を終結します。
△議案第87号 令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(舞台機構・舞台照明・舞台音響設備)請負契約の締結について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第24、議案第87号令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(舞台機構・舞台照明・舞台音響設備)請負契約の締結についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますのでこれを許します。 22番、根津康広議員。
◆22番(根津康広君) (仮称)磐田市
文化会館建設工事(舞台機構・舞台照明・舞台音響設備)請負工事の予定価格、調査基準価格、失格基準価格、落札率について伺います。 また、入札は1社のみとなっている理由について伺います。 以上です。
◎自治市民部長(袴田浩之君) それでは、議案第86号令和元年度(仮称)磐田市
文化会館建設工事(舞台機構・舞台照明・舞台音響設備)請負契約の締結についてのうち、予定価格、調査基準価格、失格基準価格についてですが、全て税込み価格で予定価格は8億3,204万円、調査基準価格は7億4,877万円、失格基準価格は5億9,906万円となります。なお、落札率は99.8%です。 また、舞台設備工事の入札者1社の理由についてはわかりかねますが、施工できる業者が少ない中で1社が入札に参加したというふうに思っております。 以上です。
◆22番(根津康広君) 落札率は予定価格が公表されているもんですから、事前公表になっているということもあって、1社で高どまりするという、こういう状況が続いてると思います。それで、入札は1社のみになっている理由なんですが、これを見た場合、舞台機構とか舞台照明とか舞台音響設備、ある面専門性というか特殊だということは誰が見てもわかることだと思うんですが、こういう工事というんですか、これは皆さん方も全国各地いろんなとこ調べたと思うんですよ。全く1社だけということでもないのかなと思うんです。その調べた入札にかかる前に当然調べたと思うんですが、その辺の状況について御説明していただきたいと思います。関係する工事とのいろんな連携とかあるかもしれませんけど、全国的に1社だけとは限らないと思うもんですから、その辺調査した結果も踏まえて御説明していただきたいと思います。 以上です。
◎自治市民部長(袴田浩之君) 舞台機構設備の工事の施工可能業者ですけれども、客席1,200席以上で調査しましたところ、全国で4社のみということです。施工数も7カ所であったり6カ所であったり2カ所であったり1カ所というような調査はしております。 以上です。
◆22番(根津康広君) そうした中で4社全国的にある中で、今回1社になったということです。これは応募してこなかったっていう結果かもしれませんけど、その辺は入札との関係でいろいろあるかもしれませんけど、その1社のみ参加してきたという、その辺の事情というんですかね、その辺どのようにわかる範囲で結構ですが、お答えしていただければと思います。
◎自治市民部長(袴田浩之君) 詳細設計に入るまでは2社ほど問い合わせとか聞き取りにきた経緯はございますが、実施設計を進める中でこういうふうに1社に段々絞ってきたのかなというふうには思っています。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、議案第87号に対する質疑を終結します。
△議案第88号 令和元年度旧
クリーンセンター跡地公園整備工事請負契約の締結について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第25、議案第88号令和元年度旧
クリーンセンター跡地公園整備工事請負契約の締結についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますのでこれを許します。 3番、江塚学議員。
◆3番(江塚学君) 議案番号88、令和元年度旧
クリーンセンター跡地公園整備工事請負契約の締結について、総合評価落札方式の制限付き一般競争入札とした理由と評価点の算出方法を伺います。
◎環境水道部長(松下享君) それでは、江塚議員の質問に回答いたします。 総合評価落札方式にした理由と評価点の算出方法についてですが、価格だけの評価ではなく、工事の品質向上、低価格入札防止の観点から総合評価落札方式といたしました。また、評価点は企業の施工能力や配置予定技術者の能力、企業の地域貢献度などの項目を採点し、100点を基準に加点して算出しております。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、議案第88号に対する質疑を終結します。
△議案第89号 令和元年度なが
ふじ学府一体校建設工事(
空気調和設備)請負契約の締結について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第26、議案第89号令和元年度なが
ふじ学府一体校建設工事(
空気調和設備)請負契約の締結についてを議題とします。
○議長(寺田幹根君) これより質疑を行います。本案については質疑の通告がありますのでこれを許します。 23番、高梨俊弘議員。
◆23番(高梨俊弘君) それでは質疑をいたします。なが
ふじ学府一体校建設工事(
空気調和設備)請負契約の締結についてです。
空気調和設備の工事箇所別の工事内容、それから入札資格要件、入札予定価格、低入札調査基準価格などについてお伺いをします。 以上です。
◎教育部長(市川暁君) それでは、高梨議員の質疑に回答します。 工事箇所別の工事内容については、校舎棟では普通教室、職員室、校長室などの管理諸室、音楽室や理科室などの特別教室、ランチルームや地域連携室など、体育館棟では図書館のほか併設している放課後児童クラブや共同調理場に空調設備を設置いたします。入札要件については、磐田市入札参加資格格付表に登録されている管工事業者、静岡県西部地域内に主たる営業所、または営業所を有し、年間の平均完成工事高、または平成21年度以降に1工事に予定価格の2分の1以上の工事を元請として施工した実績などが資格要件となっております。予定価格については税抜きで4億8,100万円で、調査基準価格は税抜きで4億3,290万円であります。 以上であります。
◆23番(高梨俊弘君)
空気調和設備の工事箇所別なんですけど、今回このながふじ学府においては結構共同調理場だとか、それからランチルームだとか図書館、ながふじ図書館ですか、結構広い場所もやってるわけですよね。そうすると各教室のそういう設置方法とか割とかなり違うんじゃないかということでちょっとお聞きしようと思ったんですよね。そうすると工事の内容も大分違ってるんじゃないかな。特に共同調理場当たりだと一般の教室当たりの設置のやり方とはまた少し違うのかな、そういったことで今回ちょっと細かいかもしれませんけど、そこのところの内容について聞いたわけですけど、そこの現状はどれぐらいになってるのか、予算規模でいうとやっぱり大きいとこがかなりこの全体の中では予算もかかるんじゃないかなと思うんですけど、そこら辺もわかる範囲で結構ですけど教えてください。
◎教育部長(市川暁君) それではお答えします。今例に挙がった共同調理場、ランチルーム、図書館でありますが、大きな施設になりますので、全体のコストを有効に使わせていただくために建物全体をガス系統の空調と電気系統の空調に分けて使用しております。ランニングコストがガス系統のほうが安いもんですから、そちらを中心にしているということで、その前提で共同調理場はガスによるもの、ながふじ図書館もガスによるもの、ランチルームにつきましては使用が時間が限定的ということもありまして電気という形で施工を予定しております。 以上です。
○議長(寺田幹根君) 以上で、通告による質疑は終了しました。 ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) これにて、議案第89号に対する質疑を終結します。
△議案第90号 市道の路線認定について
△議案第91号 財産遺贈に関する
遺留分減殺請求に係る和解について
○議長(寺田幹根君) 次に、日程第27、議案第90号市道の路線認定について及び議案第91号財産遺贈に関する
遺留分減殺請求に係る和解についての2議案を一括議題とします。
○議長(寺田幹根君) 議題の2件については質疑の通告がありませんでした。 よって、議案第90号及び議案第91号の2議案は質疑なしと認めます。
○議長(寺田幹根君) 次に、去る9月11日及び9月12日に本定例会へ上程しました議案第65号、認第1号から認第13号まで及び議案第66号から議案第91号までの40議案はお手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。各委員会は十分なる審査を願います。
○議長(寺田幹根君) 以上で、本日の日程は終了しました。 次の本会議は10月16日午前10時から再開しますので報告します。
○議長(寺田幹根君) 本日はこれにて散会します。ありがとうございました。なお、引き続き全員協議会を開催しますからよろしくお願いします。 午後1時51分 散会...