委 員 長 曽 根 嘉 明 副
委員長 山 本 孝 夫
委 員 齊 藤 和 人 委 員 桜 井 洋 子
委 員 佐 野 義 晴 委 員 杉 野 直 樹
欠席委員(なし)
説明のために出席した者
健康福祉部長 畑 活 年
福祉課長 岡 部 隆 祥
長寿介護課長 三 浦 隆 広
包括ケア推進課長 酒 井 敏 弘
健康づくり課長 清 水 寿 道
健康づくり課技監 天 野 由美子
健康づくり課技監 紅 林 みな子
国保年金課長 千 澤 毅
こども未来部長 孕 石 晃
子育て応援課長 石 間 幸 典
子育て応援課参事 佐 藤 博 之
保育支援課長 鈴 木 龍 彦
教育部長 大 石 剛 寿
教育総務課長 平 松 栄 治
学校教育課長 鈴 木 利 弘
学校給食課長 高 橋 淳
社会教育課長 南 條 隆 彦
博物館課長 又 平 剛
スポーツ振興課長 加 藤 雅 通
図書館課長 小 澤 弥栄子
病院事務部長 今 村 重 則
経営企画課長 大 塚 昌 利
病院総務課長 杉 山 悦 子
医事課長 大久保 勉
病院建設課長 大 畑 英 生
看護専門学校副校長 松 永 則 子
教務課長 桑 原 和 恵
職務のために出席した
事務局職員
事務局担当書記 曽 根 一 也
開会 午前9時28分
○
委員長(
曽根嘉明) ただいまから
厚生教育常任委員会を開会いたします。
初めに、1の
所管課からの
報告に入りたいと思います。
なお、今回の
報告については、
報告事項のうち次回
定例会の議案にかかわる質疑につきましては、
定例会開会中の
委員会においてお願いいたします。
それでは、
健康福祉部福祉課からお願いいたします。
岡部福祉課長。
◎
福祉課長(
岡部隆祥)
福祉課から、2月
定例会に
提出予定の議案について、あらかじめ
報告させていただきます。
まず、主な
一般会計補正予算についてでございますが、
歳出予算3
款民生費1項
社会福祉費2目
障害福祉サービス費におきまして、
居住訓練等給付費、
補装具給付費及び
日常生活用具給付事業の3
事業の
扶助費について、増額の
補正を
予定しております。これは各
事業の
給付費に係る
決算額の
見込みが
予算額を上回ることが予測されるため、増額の
補正をお願いするものでございます。
あわせて、この歳出の
補正に伴い、国及び
県支出金の歳入の
補正も
予定しております。
また、
一般議案といたしまして、
島田市小
集落改良住宅管理条例の一部改正を
予定しております。
改正内容につきましては、平成29年6月公布、
令和2年4月施行の民法の一部を改正する法律に伴いまして、小
集落改良住宅使用料が未納となった場合に、入居時に納付していただいた敷金を充てることができる規定を追加して、
令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。
以上、
福祉課から
報告させていただきました。よろしくお願いします。
○
委員長(
曽根嘉明)
健康福祉部からの
報告が終わりました。
委員の
皆さん、
質疑等がありましたら、お願いいたします。
よろしいですね。
次に、
こども未来部保育支援課からお願いします。
鈴木保育支援課長。
◎
保育支援課長(
鈴木龍彦)
保育支援課から、1件、
市議会2月
定例会に
提出予定の
一般会計補正予算について、あらかじめ御
報告申し上げます。
提出させていただく
補正の内容は、
決算見込みによる
保育に係る
給付費の増減で、3
款民生費2項
児童福祉費7目子ども・
子育て支援費のうち、
民間保育所等給付事業及び
子育て支援施設等利用事業における
給付費でございます。
また、
給付費の
歳出補正に伴いまして、国及び県からの
支出金につきましても、
児童福祉費負担金及び
児童福祉費補助金として歳入において計上させていただく
予定でございます。
以上、
保育支援課から御
報告申し上げました。
○
委員長(
曽根嘉明)
こども未来部からの
報告が終わりました。
委員の
皆さん、
質疑等がありましたら、お願いいたします。
よろしいですね。
次に、
教育部教育総務課からお願いします。
平松教育総務課長。
◎
教育総務課長(
平松栄治)
教育総務課から、2件、御
報告をさせていただきます。それぞれ部長以上の方に配付をさせていただきました
資料に沿って御
説明をさせていただきます。
まず1件目ですが、
島田第一
小学校の
校舎耐力度調査の結果について御
報告をさせていただきます。
資料の前文のほうにも記載をしてございますが、第一
小学校校舎につきましては、経年による
施設の
老朽化や
東海地震に対する
耐震性能が
県基準でランクⅡと位置づけられている
建物が6棟ありました。
校舎の
改修等が必要ということになっていました。
今年度、
建物の
劣化等の現状を把握するために、
校舎の
耐力度調査業務を実施し、
県教育委員会へ
国庫補助事業での選択肢についての
確認等が済みましたので、その結果につきまして御
報告をさせていただきます。
まず、
業務委託の
委託業者、
契約金額、
契約期間につきましては、
資料に記載のとおりとなります。
耐力度調査を実施した
校舎7棟の結果ですが、表中No.1から7ということになります。
建物名のA棟からG棟の位置につきましては、別紙の
配置図とあわせて御
確認をいただきたいと思います。
資料の1の表をごらんください。
一番右の欄に
耐力度点数を記載してございますが、構造上、危険な状態にある
建物とされるものは、
鉄筋コンクリート造(
RC造)では、1万点満点で4,500点以下になった
建物のことをいいます。
今回の調査結果では、No.1、A棟、
床面積1,302平方メートル、
配置図でいきますと、上の
校舎の
北校舎の一番右の棟、この棟が4,109点で該当ということになります。
そのほか地域や
学校種別等によっては
耐力度を
一般値より500点緩和して取り扱うことができる
特例対象建物が幾つかございます。そのうちの1つで、
全面改築または
適正配置のための
危険改築を実施する
建物について、
緩和措置の
対象とされています。5,000点以下の
建物、No.6のF棟、
配置図では斜線を引いてある
建物以外の5棟についても、構造上、危険な状態にある
建物として加算されますので、
校舎5,304平方メートルのうち、4,574平方メートルが
国庫補助金の
対象保有面積ということになります。
この結果を踏まえまして、2の
校舎等改修方針(案)として、第一
小学校については、
北部地区4
小学校との統合後、
児童数が約700
人となり市内で一番の規模となることもございますので、現在、
校舎で囲われている場所に位置をしています
屋内運動場、体育館になりますけれども、それも含めまして、適正な
建物配置になるよう、
全面改築事業として実施することといたしました。
3の今後の
改築事業スケジュール(案)については、
令和2年度に
基本設計業務を行い、
令和5年度末までに
建物を完成、グラウンドや
外構工事につきましては、
校舎完成後の工程になろうかと思いますけれども、
令和6年4月から新
校舎で統合後の
学校運営をスタートするという
スケジュール案としております。
次に、2件目ですが、
校内通信ネットワークと
児童生徒1人1台
端末の
整備について、御
説明をさせていただきます。
まず、国の動きとして、安心と成長の
未来を拓く
総合経済対策、この対策におきまして、
学校における高速大容量の
ネットワーク環境の
整備を推進するとともに、特に
義務教育段階において、
令和5年度までに、全学年の
児童生徒一人一人がそれぞれに
端末を持ち、十分に活用できる環境の実現を目指すこととし、
事業を実施する
地方公共団体に対し、国として継続的に財源を確保し必要な
支援を講ずることとする。あわせて
教育人材や
教育内容といった
ソフト面でも対応を行うということが12月5日に
閣議決定をされました。
整備等のための経費としましては、
令和元
年度補正予算案に2,318億円が計上されたところでございます。
なお、12月23日には、
文部科学省におきまして、都道府県の
担当者向け説明会が開催されたところでございます。
当市におきましては、
小・中学校へのパソコンの
整備率が他市町に比べまして低いということもありまして、今回の国の
補正での
事業執行を計画したところでございます。
資料の1、方針として、
令和2年度から
令和5年度にかけて、全
小・中学校の
校内通信ネットワーク及び1人1台
端末を段階的に
整備するため、表で示しているとおり、各年度の
整備計画を作成しております。
まず、
校内通信ネットワークの
整備事業ですが、
令和3年3月に閉校する
湯日小学校と
北中学校を除く23校について、
令和2年度中に実施し、
端末については、
令和2年度から
令和5年度までの4年間での
整備を目指します。台数につきましては、
算出基準日が
令和元年5月1日現在となりますので、7,417台ということになります。
なお、この計画につきましては、国で示す
整備事業計画に合わせて作成したものということになります。
2の
GIGAスクール構想に記載していますが、国からの
補助を受けるためには、国の
令和元
年度補正予算で
校内通信ネットワークを
整備する必要があります。そのため、3の
事業概要になりますが、(1)の
校内通信ネットワークの
整備事業。
事業費7億4,445万1,000円について、2月
補正予算を提出する
予定でございます。
国庫補助対象経費7億4,324万8,000円の
財源内訳ですが、国が2分の1を
補助するため、
国庫補助金が3億7,161万円、
資料では「
市負担額」と記載してございますが、
補助金以外の残りの部分につきましても
補正予算債が充てられる
見込みということになっております。
また、(2)の
児童生徒1人1台
端末の
整備事業につきましては、
端末1台当たり4万5,000円までは国が100%
補助をするということとなります。
予算は各年度の当初
予算での要求となりますが、
令和2年度中に
整備を計画しています
小学校五、六年生と、
中学校1年生の
端末につきましては、現在、
導入機種や
ソフト等について検討をしておりますので、
令和2年6月
補正予算での提出を
予定しております。
なお、ただいま
説明をさせていただいた
事業費等につきましては、現在、国から示されている
標準仕様書や手引きに基づいて試算をしているものでございます。
今後、
国庫補助事業での実施に当たり、最終的な要綱や
標準仕様書等が提示され、各自治体において独自に
仕様書等を作成する段階では、精査できる部分につきましては精査をして
事業費等を抑制していきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
なお、本日配付させていただきました
資料につきましては、本
委員会以外の
委員会の議員の方にも配付をさせていただきます。
また、この
事業実施に係る詳細につきましては、2月7日に開催されます
市議会全員協議会で御
説明をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
教育総務課からの
報告事項は以上でございます。
○
委員長(
曽根嘉明) 次に、
教育部社会教育課からお願いします。
南條社会教育課長。
◎
社会教育課長(
南條隆彦)
社会教育課から、1月12日に開催いたしました
成人式の
出席状況について御
報告をいたします。
令和2年
成人式には、御多忙の中、御臨席を賜りましてまことにありがとうございます。
新
成人の
出席数につきまして、お手元の
資料をごらんください。
出席者数は、男性が378人、女性が358人、計736人です。
招待状を発送いたしました
対象者1,011人に対する
出席率は72.8%となりました。
資料の一番下に前回の
状況を記載してございます。
出席率は、前回に比べまして2.5ポイント増加いたしました。
地区別の
出席状況等につきましては、
資料の中ほどを御参照ください。
今後も新
成人の
皆さんに喜んでいただける
成人式となるよう努めてまいりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。
以上、
成人式の
出席状況について御
報告いたしました。
○
委員長(
曽根嘉明) 次に、
教育部スポーツ振興課からお願いします。
加藤スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(
加藤雅通) それでは、
スポーツ振興課から、
田代の
郷多目的スポーツ・
レクリエーション広場に関しまして、2点、
報告をさせていただきます。
まず1点目でございますが、次回
市議会定例会へ
提出予定の
条例改正案につきまして、あらかじめ御
報告をさせていただきます。
平成30年度から工事に着手してまいりました
田代の
郷多目的スポーツ・
レクリエーション広場が、今年度、完成いたします。つきましては、本
施設の設置に関しまして、
条例に規定する必要がありますことから、
島田市
普通公園条例に規定したいと考えており、
島田市
普通公園条例の一部を改正する
条例を、次回
市議会定例会へ提出する
予定でおります。
本
条例への規定につきましては、
島田球場をはじめとした
横井運動場公園及び大井川河川敷の
施設が
島田市
都市公園条例、また、川根にあります家山ふれあい
スポーツ広場が
普通公園条例に規定されておりますことから、
田代につきましても
公園関係の
条例への規定をするため、
都市計画区域外にありますことから、
島田市
普通公園条例に規定するものでございます。
次に、2点目でございますが、完成いたします
田代の
郷多目的スポーツ・
レクリエーション広場の
オープニング式を3月29日日曜日の午前中を
予定しております。つきましては、議員の皆様にも
オープニング式への御臨席をお願いしたいと考えております。改めて御案内をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上、
スポーツ振興課から、2点
報告させていただきました。よろしくお願いします。
○
委員長(
曽根嘉明)
教育部からの
報告が終わりました。
委員の
皆さん、
質疑等がありましたら、お願いします。
佐野委員。
◆
委員(
佐野義晴)
平松課長に教えてもらいたいのだけれども、今の
ネットワーク云々だけれども、簡単に言って、3の四角の黒いところの
国庫補助金云々と書いてあります。今言う市の
負担の3億7,000万円に対して2分の1が実際には交付措置されるということは、市とした場合に、簡単に言って、3億7,000万円の半分というと、約1億8,000万円くらいか、そうですね、それに対して6割が出るということですね。
○
委員長(
曽根嘉明)
平松教育総務課長。
◎
教育総務課長(
平松栄治)
補助対象経費の7億4,320万8,000円に対しまして、2分の1が
国庫補助ということで3億7,161万円、ここに
市負担額3億7,163万8,000円とありますけれども、これにつきましては、国の
補正予算債が充てられるということになります。その
補正予算債に対する60%が
交付税措置をされるということになります。なので、実質、市の
負担としましては1億5,000万円弱ということになります。
○
委員長(
平松吉祝) いいですか。
◆
委員(
佐野義晴) いいです。
○
委員長(
曽根嘉明) ほかにございますか。
山本副
委員長。
○副
委員長(
山本孝夫)
田代の郷の
スポーツ・
レクリエーション広場のことなのですが、今期中に完成するということなのですが、今後、ここの愛称などはつける
予定があるのですか。
○
委員長(
曽根嘉明)
加藤スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(
加藤雅通) 昨年の8月から市民の皆様に
愛称募集をしております。今現在、検討しておりまして、できましたら2月に記者発表したいというふうに考えておりますけれども、今現在、検討して、愛称をつけていく
予定でおります。
○
委員長(
曽根嘉明)
山本委員。
◆
委員(
山本孝夫) この
オープニングのときには、それが決定されているということで理解してよろしいですか。
○
委員長(
曽根嘉明)
加藤スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(
加藤雅通) はい、
オープニングの時点では一般に
公表済みで、当日は、選ばれた方の
表彰等も実施していきたいというふうに思っております。
以上です。
○
委員長(
曽根嘉明) ほかにございますか。
桜井委員。
◆
委員(
桜井洋子)
成人式のことでお伺いしたいのですけれども、今年度、
成人式がありまして、
成人が18歳になっていく方向がありますので、
島田市の
成人式をどういうふうにしていくのか、18歳でやるのか、二十歳でやるのか、検討がなされているかどうか伺いたいと思います。
それから、今は
ローズアリーナで全体でやっていますが、
中学校区で分かれてやっていたときもあったのですが、そこら辺のこともあって、今後どういうふうに考えているのかお伺いしたいと思います。
○
委員長(
曽根嘉明)
南條社会教育課長。
◎
社会教育課長(
南條隆彦) 民法の
成人年齢が18歳になった後の
成人式につきましては、既に
市長決定をし、議員の皆様にも御
報告してございまして、「はたちの集い」というような名称に変更した上で、これまでと同様に、
ローズアリーナで、開催時期も同じ時期に1カ所で開催するということで決定し、公表してございます。
◆
委員(
桜井洋子) わかりました。
○
委員長(
曽根嘉明) よろしいですね。
◆
委員(
桜井洋子) はい。
○
委員長(
曽根嘉明) ほかにございますか。
佐野委員。
◆
委員(
佐野義晴) 第一
小学校の耐震のことだけれども、これ、もう1回
確認というか、下から2番目の2の
校舎改築云々と書いてある一番最後に、
全面改築として
事業云々と書いてあります。この
全面改築は、例えば骨組を残すのか、どの程度のレベルを言うのですか。
○
委員長(
曽根嘉明)
平松教育総務課長。
◎
教育総務課長(
平松栄治) ここに記載しています
全面改築というのは、第四
小学校と同様に、取り壊しをして新たに
校舎を建築するというような
予定をしております。
○
委員長(
曽根嘉明) いいですか。
◆
委員(
佐野義晴) はい。
○
委員長(
曽根嘉明) ほかにございますか。
桜井委員。
◆
委員(
桜井洋子) 第一
小学校の建てかえの件で、関連しているのでお伺いしたいのですが、
北部4
小学校と一緒にということで、これから建てかえられるのですが、1つ、
放課後児童クラブのことについて伺いたいのですが、この図面を見ると、
放課後児童クラブが外に出ていて、今、G棟の中にも入っていると思うのですが、
放課後児童クラブのことは、今後の
改築事業スケジュールの中で、それが
校舎の中に入るのか、出ていくのか、別棟に建てていくのか、ほかの
北部のほうもありますので、
北部のほうとの関係でほかの場所を使うのかとか、そういうことが第一
小学校の建てかえの関連で考えられているのか、
教育委員会なのか、ちょっとわからないのですけれども、そこら辺はどういうお話がされていたかお伺いします。
○
委員長(
曽根嘉明)
平松教育総務課長。
◎
教育総務課長(
平松栄治) まず、
教育委員会からとしては、それこそ統合後、大規模な
校舎になるということで、
校舎の面積と、あと、敷地全体を考えての
配置等につきましては、今後、
基本設計を行う中で検討していくということになります。
放課後児童クラブにつきましても、
子育て応援課と話をしながらになりますけれども、現在、
校舎の中に入っているものを外に出すのかどうかというのも今後の話し合いになると思います。
○
委員長(
曽根嘉明)
桜井委員。
◆
委員(
桜井洋子) いつごろその結論というか、まだこれからなのですか。
○
委員長(
曽根嘉明)
石間子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(
石間幸典) 第一
小学校の
放課後児童クラブにつきましては、今後の検討という形にはなりますが、現在は第一
小学校の中に定員85名、それと、
北部4
小学校で45名ということで、130名ほどの定員を抱えているような
状況でございます。今後の
利用者の傾向を見ながら、現状の
定員数が必要であろうか、それ以下なのか、以上なのかを考えた上で、これからの建設する
学校内におさまる人数かどうかということを考えた上で、
状況に応じては、外に出して新設ということも考えていきたいというふうに思っております。
○
委員長(
曽根嘉明) ほかにございますか。
齊藤委員。
◆
委員(
齊藤和人) 今の第一
小学校の建てかえの件で少し関連でお聞きしたいですが、
校舎の
改築工事の
基本設計にかかわって、地域の方の意見を取り入れるような、そういう場というのは設けられるのでしょうか。
○
委員長(
曽根嘉明)
平松教育総務課長。
◎
教育総務課長(
平松栄治) 第一
小学校の建設に当たりましても、
建設準備委員会等を開催しておりますので、それに準じたような形にはなろうかと思います。
以上です。
○
委員長(
曽根嘉明) よろしいですか。
◆
委員(
齊藤和人) 結構です。
○
委員長(
曽根嘉明) ほかにございますか。
よろしいですね。
それでは、以上で、
所管課からの
報告は終わりました。
次に、3のその他に移ります。
当局の
皆さん、
報告事項等ありましたら、お願いします。
よろしいですね。
それでは、ないようでしたら、
委員の
皆さん、
委員会として
確認しておきたい事項等ありましたら、お願いします。
佐野委員。内容を先にお願いします。
◆
委員(
佐野義晴) 今朝も新聞に載っていたけれども、
島田に空港があります。そうした中で、例の新型の
ウイルス性肺炎のことに関して、
島田に空港があるもので云々と出ていました。その場合、
病院として県のほうから、例えばそういう
準備体制をとるとか、何かそういう指示がありましたか。それと、それに対して市として何かやることはありますか。
○
委員長(
曽根嘉明)
杉山病院総務課長。
◎
病院総務課長(
杉山悦子)
病院の中で
院内感染対策委員会という
委員会が月1回開かれているのですけれども、昨日開かれた中で、患者さんが出た場合にどういった受け入れをしていくかということで体制の
確認をしているというような
状況です。
これとは別ですけれども、2月に国の指示で、そういった患者さんの受け入れの訓練も行っていくということで聞いています。
○
委員長(
曽根嘉明)
佐野委員。
◆
委員(
佐野義晴) 自分のあれを否定してしまうかもしれないけれども、余り心配しなくてもいいということも書いてあるのだけれども、新聞記事に載っていたので質問しました。
○
委員長(
曽根嘉明) 答弁はそれだけでいいですか。
◆
委員(
佐野義晴) いいです。
○
委員長(
曽根嘉明) ほかにございますか。
ないようですので、それでは、次に、2の
所管事務調査に入りたいと思いますが、これ以降、当局の皆様は退席していただいて結構ですので、御苦労さまでした。
暫時休憩いたします。再開は午前10時といたします。
休憩 午前9時55分
再開 午前10時00分
○
委員長(
曽根嘉明) それでは、休憩前に引き続き会議を開会いたします。
所管事務調査において、
島田市の子供を取り巻く環境についての調査をしてまいりました。ここからいろいろの取りまとめをしていきたいと思うわけですが、過去の皆様のいろいろな意見を総合しますと、虐待としつけに対するルール化とか、親を支えるネットワークが必要ではないかというようなお話がございましたし、虐待の連鎖をなくすために、親の
支援の対応のあり方も必要ではないかということ、それから、虐待から子供を守るための市の体制づくりというか、児童相談所と市の開きがあるものですから、そこに対して市がしっかりした権限を持って、そうした重要事案になりやすい子供を保護するにはどういうことをしたらいいかというような話もございました。それから、いじめに対しては、早期発見と対応、そうしたことも必要ではないかということと、不登校に対しては、やっぱり子供を守るというか、子供に寄り添って、子供をいかに
学校に行って勉強ができる環境づくりが必要ではないかというような話がありました。
こうしたさまざまな意見を出して、これからこの
委員会として、ある程度、まとめなくてはいけないのですけれども、このことについては、やはり市の対応、
教育委員会なり、
子育て応援課等がしっかりした対応をすることを我々がバックアップする意味でも、何らかの提言とは言わなくても、意見というか、そういうものを総合的に出していったほうがいいのではないかという考えがございます。そうしたことを踏まえて、
委員の
皆さん、どのようなお考えを持っているかお聞かせください。
非常に重たいことなので……。
山本委員。
◆
委員(
山本孝夫) 提言という形になると、実際、我々が大学の先生などにも教えを請うて勉強してきた内容で、特効薬のようなものがあれば、ぜひそれをやってほしいという提言に結びつけられると思うのですけれども、なかなかそういうものが現実問題としてないし、一人一人の
状況も違うということを、何か1つ、こういうことをしたらいいのではないかというようなこともなかなか言えないという
状況になるので、我々が今この
委員会で学んできたこと、見てきたことをまとめるためには、こういう問題があるということは、この前の議会で中間
報告を
委員長のほうからしていただきましたけれども、その延長で、議会としてはこういう目線で、こういうことで物事を見ていきたいというような姿勢を示すようなことを
委員会では話し合って、議会全体としてそういう方向で進んでいきましょうというような、そのようなお話でまとめるしかないかなと思うのですけれども、特に具体的にこれということはないので、うちの
委員会としてはそういう取りまとめの仕方しかないのかなと思うのですが、いかがですか、
委員の
皆さん。
○
委員長(
曽根嘉明) 杉野
委員。
◆
委員(杉野直樹) そもそも課題があって研究を始めたわけですけれども、ただ、その話、そういった形で副
委員長が言ったように残すのであれば、一応、課題はちゃんと明確化して引き継いだほうがいいかなと思いますので、
委員会が変わったらどうなるかわからないですけれども、今後も継続して誰かが調査していくのであれば、こういった課題があるというところだけはきちんと示した上で
報告したほうがいいかなと思います。
一任します。
○
委員長(
曽根嘉明)
山本委員。
◆
委員(
山本孝夫) 今、杉野
委員が言っていただいたように、我々が勉強した中で、こういう問題点が浮き彫りになったという形の、この前の中間
報告に重なりますけれども、そんな形の文言でお話をしておいてまとめとするということで検討したいと思いますけれども、いいでしょうか。
○
委員長(
曽根嘉明)
佐野委員。
◆
委員(
佐野義晴) 私、たまたまつくった
資料を
皆さんに、
資料ではなくて、営業をやるので、どこからが体罰とか何かというのを書いてある一番最初のページ、よく勉強してください。要するに、しつけと体罰の差を自分ながらにまとめました。
結局、私、思うけれども、私の持論として、前にもよく言うのだけれども、家庭の中でルールがない。それは家族が信頼してやっているからです。答えがないもので、どこか落ち着けなければならないので、そういう文書を書いたけれども、まとまったらいい。
〔「信頼関係がない」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
曽根嘉明) 杉野
委員。
◆
委員(杉野直樹) 確かに信頼関係があれば、そこは子供が体罰と思わなければいいのかというところの話になってきますけれども、ただ、第三者から見て、それが虐待かどうかというところをルール制にすると国が言っているので、例えば正座させるとか、廊下に立たせるとか、体罰だと指定された場合、それはいくら信頼関係があっても体罰と見ていくしかないのかなと思うので、そこの部分は
佐野委員の考えているような精神的なところの話が通用しなくなってくるのではないかというような気もします。
○
委員長(
曽根嘉明)
桜井委員。
◆
委員(
桜井洋子) 虐待は身体的な問題だけではなくて、精神的な言葉の暴力とか、いろいろ虐待の内容もすごく複雑で、育児放棄なども虐待に当たるし、世話をしないとか。今、虐待というものの捉え方がだんだん浸透してきたとは思うけれども、しつけという名の体罰とか虐待というのは、もうそれは法律上は禁止になってきているので、やはり根本は子供を親の所有物とか、親がその子供に責任を持つというのはどういうことなのか、育てるとはどういうことなのかというと、1人の人格者として、権利を持った人間として育てていくということの、そういう考え方を広めていかないと大変かなと思うので、やっぱり今、国がちゃんと法律で体罰禁止、そういう法律改正をしているということを踏まえた上で、
島田市は子育てを応援していくいろいろな体制がちゃんと整ってきているか、オギャーと産まれてから子供が
成人するまで子供を育てる体制ができているかという、その子育て
支援の内容がどうなのかというところを応援していくというか、そういう立場で提言したらいいと思います。
それで、やっぱり親自身の子育ての親学というのがすごく大事だなと思うので、親の考え方というのか、そこら辺はぜひ市も行政としても、家庭の問題だからと任せておかないで、援助していくという立場からいろいろな施策を打っていってもらいたいと思います。
まとまらない。
○
委員長(
曽根嘉明) 子育て
支援ということで、本当に子供を健やかに育てるための
支援はできると思うけれども、では、そこの育て方の内容までの
支援というと、なかなか難しいところがある。それなので、そこら辺の子育て
支援のあり方も、どういう形でやったらいいかということが1つあるのと、もう1つは、去年、イチローが自分でずっとイチロー杯という、愛知で野球の大会をやっていて、ことしでやめるときに言っていた言葉が、今は
学校が、先生が子供を指導するに当たって、そういう昔のような指導、体罰等も含めて、子供と先生の逆転したようなことが今の教育の中にはあるというようなことを言って、では、何を誰が教育するかと言ったら、自分が自分を教育しないと、これからの社会は生き抜けませんよというような、そういう難しい話を子供にしていたことをインタビューの中で聞いたけれども、だから、これからの時代は誰かに何かを教わるのではなくて、自分が自分を教育するのだというような話もあって、では、子供が人に対して何をしたらいいのか、これをやってはいけない、これをやったらいじめになるとかということを判断できるのは自分で判断しなさいというようなことを言っている。
それともう1つは、
スポーツもそうだけれども、指導者があれをしなさい、これをしなさいと言うことも必要だけれども、自分で努力して成長しなさいというようなニュアンスだと思うけれども、そういうことも言っていたので、ちょっと難しい話だけれども、これからの生き方としては必要かなという、そういうことも感じたのだけれども。
とりあえず、いじめ、それから虐待、不登校にしても、やっぱり
教育委員会なり
子育て応援課が、そのサポートをどういうふうにするか。それともう1つは、ここまでは虐待です、夫婦喧嘩も虐待になりますので、子供の前ではそういうことを見せないように、子供が傷つかないようにというような教育というか、情報発信をどういうふうにするかということも1つだと思うのだけれども。
フリートークにしたいと思います。
〔「暫時休憩」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
曽根嘉明) 暫時休憩します。
休憩 午前10時12分
再開 午前10時29分
○
委員長(
曽根嘉明) 再開します。
皆さんと話し合ったことを煮詰めていかなくてはならないと思います。ここでは結論がでないと思いますので、もう少し検討させていただきたいと思います。それでよろしいでしょうか。いいですね。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
曽根嘉明) 最後に、本日の
委員長報告については
委員長及び副
委員長に一任させていただいてよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
曽根嘉明) それでは、以上で
厚生教育常任委員会を終了します。御苦労様でした。
閉会 午前10時29分...