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  1. 島田市議会 2019-12-09
    令和元年12月9日厚生教育常任委員会−12月09日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    令和元年12月9日厚生教育常任委員会−12月09日-01号令和元年12月9日厚生教育常任委員会  厚生教育常任委員会                               令和元年12月9日(月)                               第3委員会室 1.付託議案の審査   ○議案第68号 令和年度島田国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)   ○議案第71号 令和年度島田介護保険事業特別会計補正予算(第3号)   ○議案第72号 令和年度島田介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)   ○議案第76号 島田災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例について   ○議案第80号 島田病院事業設置等に関する条例の一部を改正する条例について   ○議案第81号 指定管理者指定について(島田こども館)   ○議案第82号 指定管理者指定について(島田川根介護予防拠点施設) 2.所管事務調査 3.その他   ○こども未来部    ・子育て応援課   ○教育部
       ・学校給食課    ・社会教育課 出席委員(6人)  委 員 長  曽 根 嘉 明       副委員長  山 本 孝 夫  委  員  齊 藤 和 人       委  員  桜 井 洋 子  委  員  佐 野 義 晴       委  員  杉 野 直 樹 欠席委員(なし) 説明のために出席した者  健康福祉部長                    畑   活 年  福祉課長                      岡 部 隆 祥  長寿介護課長                    三 浦 隆 広  包括ケア推進課長                  酒 井 敏 弘  健康づくり課長                   清 水 寿 道  健康づくり課技監                  紅 林 みな子  国保年金課長                    千 澤   毅  こども未来部長                   孕 石   晃  子育て応援課長                   石 間 幸 典  子育て応援課参事                  佐 藤 博 之  保育支援課長                    鈴 木 龍 彦  教育部長                      大 石 剛 寿  教育総務課長                    平 松 栄 治  学校教育課長                    鈴 木 利 弘  学校給食課長                    高 橋   淳  社会教育課長                    南 條 隆 彦  博物館課長                     又 平   剛  スポーツ振興課長                  加 藤 雅 通  図書館課長                     小 澤 弥栄子  病院事務部長                    今 村 重 則  経営企画課長                    大 塚 昌 利  病院総務課長                    杉 山 悦 子  医事課長                      大久保   勉  病院建設課長                    大 畑 英 生  看護専門学校副校長                 松 永 則 子  教務課長                      桑 原 和 恵 職務のために出席した事務局職員  事務局長                      鈴 木 正 敏  事務局担当書記                   曽 根 一 也                                再開 午前9時28分 ○委員長曽根嘉明) 引き続いて、厚生教育常任委員会を開会いたします。  本会議より当委員会に付託されました議案の審査を、お手元の付託議案審査項目に従って進めてまいります。  初めに、議案第68号 令和年度島田国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について審査をいたします。  議案書は8・9ページ。予算に関する説明書は51ページから57ページです。補正予算概要書は13・14ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  千澤国保年金課長。 ◎国保年金課長(千澤毅) 補足説明は特にございません。 ○委員長曽根嘉明) 補足説明はないということですので、委員皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。  よろしいですか。  ないようでしたら採決いたします。  議案第68号 令和年度島田国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) 御異議なしと認めます。よって、議案第68号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第71号 令和年度島田介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、審査いたします。議案書は14・15ページです。予算に関する説明書は70ページから76ページです。補正予算概要書は19・20ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  酒井包括ケア推進課長。 ◎包括ケア推進課長酒井敏弘) 補足説明はございません。 ○委員長曽根嘉明) 補足説明はないということですので、委員皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第71号 令和年度島田介護保険事業特別会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) 御異議なしと認めます。よって、議案第71号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第72号 令和年度島田介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)について審査いたします。  議案書は16・17ページです。予算に関する説明書は77ページから82ページです。補正予算概要書は21・22ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  紅林健康づくり課技監。 ◎健康づくり課技監紅林みな子) 補足説明はございません。 ○委員長曽根嘉明) 補足説明はないということですので、委員皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第72号 令和年度島田介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) 御異議なしと認めます。よって、議案第72号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第76号 島田災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例について審査いたします。  議案書は21ページ、説明書・参考は11・12ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  岡部福祉課長。 ◎福祉課長岡部隆祥) 補足説明は特にございません。 ○委員長曽根嘉明) 補足説明はないということですので、委員皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。  よろしいですか。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第76号 島田災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) 御異議なしと認めます。よって、議案第76号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第80号 島田病院事業設置等に関する条例の一部を改正する条例について審査いたします。  議案書は26・27ページ、説明書・参考は25ページから36ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  大塚経営企画課長。 ◎経営企画課長大塚昌利) 補足説明はございません。 ○委員長曽根嘉明) 補足説明はないということですので、委員皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。  山本委員。 ◆委員山本孝夫) 今回、名前を変えるということで、島田市民病院から総合医療センターという名前に変える。診療科の名称が変わるということは置いておいて、名前を変えるのは全然問題がないのですが、通称名ですか、「センターと改める」という文章があります。今まで島田市民病院皆さんが呼ぶときに、あそこのことを「病院」とは言わなかったと思うのです。「市民病院」と言ったと思うのです。それで、ここへ来て「医療センター」でなく「センター」と呼んでしまうのは何か意味があるのですか。 ○委員長曽根嘉明) 大塚経営企画課長。 ◎経営企画課長大塚昌利) 条例の例文につきましては、行政総務課と打ち合わせをした結果で「センター」といたしております。「センター」といたした理由につきましては、センターというのはあくまでも条例の中で略称を何と言うかということでございまして、委員がおっしゃるように、通常、日常会話の中では「医療センター」と呼ばれる方が多数であろうと思いますが、当市では条例で「センター」とついている設置条例等々がございまして、そこでも略称は「センター」ということで、例えば給食センターかも略称を「センター」として使っていて「給食センター」とは言わないというようなことで、条例上は統一した「センター」という名称が適当であろうということで、この条文に至りました。 ○委員長曽根嘉明) 山本委員。 ◆委員山本孝夫) これは「医療センター」と呼ぶのに何か支障があるのかないのかということもあろうかと思いますが、条例上「センター」と呼ぶのは通称なので「センター」とやりますよと。この資料皆さんちょっと見てください。  条例の中で、これは全部ではないかと思いますけれども、「センター」と呼ばれるところがたくさんあります。条例だったら全部これは「センター」と呼べばいいのに、体育センターですとか地域センター、何とかセンターと呼ぶのもあるわけです。そういうことからすれば、統一性を図るということならば、全て「センター」と呼べばいいし、今回だったら「医療センター」と言うほうが理にかなっていると思うのです。
     ですから、今回のこの件だけではなく、条例等を整備する課とも相談をして、この辺の整備をしっかりしていくということのほうが、条例を整備する上では今後いいのかなとは思います。そんなことを考えているのですが、難しいですか。 ○委員長曽根嘉明) 大塚経営企画課長。 ◎経営企画課長大塚昌利) 私の説明が足らなくて申しわけなかったですが、平成21年度以降改正等があった例規については「センター」という呼称で統一をしているということで、行政総務課からお話をいただいております。今、委員のおっしゃった経緯につきましては、総務のほうで審議されて適切な方向に行けばいいと考えております。  以上です。 ○委員長曽根嘉明) 今村病院事務部長。 ◎病院事務部長今村重則) 少し山本副委員長の理解が違うのではないかと思うのですけれども、これは呼称としてこういうふうにつけるということではなくて、一つの条例の中で同じ言葉を繰り返すときにわかりやすくするために「センター」というふうにするだけなのです。だから、法律とかも法律名が長いときに「以下、法という」とかと、法の何とかというふうに言うだけであって、ここの呼び名を「センター」とするという意味ではないです。  先ほど御指摘のあった体育センターとかは、私が推測するに、金谷と合併直後だったので多くの条例を一度に変えたと思うのです。その中で同じ体育センターとかと分けたほうがわかりやすいので、そういう名前が残っているということで、現在は例規のほうでは何とかセンターというときには、条例中に同じ言葉を繰り返すときには「センター」を使うというだけなので、呼び名を変えるわけではないので、ちょっとその辺の御理解をお願いしたいと思います。 ○委員長曽根嘉明) 山本委員。 ◆委員山本孝夫) 別に反論するわけではないのですけれども、いずれにしろ今のお話でわかりました。条例上に沿った文言の中で使うということだけで理解をしておきます。  ただ、こんなことでばらばらになっているので、こちらのほうから総務のほうにぜひその辺の統一を今後してくださいというお話だけしておいていただければ結構です。  以上です。 ○委員長曽根嘉明) ほかにございますか。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第80号 島田病院事業設置等に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) 御異議なしと認めます。よって、議案第80号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第81号 指定管理者指定について(島田こども館)を審査いたします。議案書は28ページ、説明書・参考は37・38ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  石間子育て応援課長。 ◎子育て応援課長石間幸典) 補足説明は特にございません。 ○委員長曽根嘉明) 補足説明はないということですので、委員皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。  桜井委員。 ◆委員桜井洋子) 議案質疑でもしたのですが、指定管理者募集範囲のことでお伺いします。  しまだ音楽広場の場合は非公募としました。それで、このこども館管理運営委託は2社が乗ってきましたが、募集範囲指定というのは静岡県内とか全国にかけるとかいろいろありますが、株式会社東海ビルメンテナンスは浜松市に本社がありますので県内なのかと思ったのですけれども、事業を担う適当という募集の範囲をどう考えているかということをお聞きしたいので、募集範囲指定はどのようになさったのでしょうか。 ○委員長曽根嘉明) 石間子育て応援課長。 ◎子育て応援課長石間幸典) 募集の範囲につきましては、基本的に一般的な条件はつけさせていただいた中で、静岡県内に本店、支店、営業所等を有する者というふうに条件をつけさせていただいて公募をしているところでございます。 ○委員長曽根嘉明) 桜井委員。 ◆委員桜井洋子) それで、資料のほうで、説明書・参考の38ページにこども館の2つの団体の選定委員会における評価表の点数が載っています。それで、議案質疑でもそうだったのですが、3点未満の点数がある場合には指定管理者候補者選定対象としないということですが、これはこのままここにも適用していっていると考えてよろしいですか。収支計画の3番のところが2.80になっています。 ○委員長曽根嘉明) 石間子育て応援課長。 ◎子育て応援課長石間幸典) 今度の指定管理者の候補の選定につきましては、この規則どおりということになろうかと思います。3以下については対象から外れるようなお話があります。実際には、評価の内容につきましては、各委員御本人にお聞きしているというわけではございませんので、評価点につきましてはそれぞれの考えられた点数で評価されていると聞いております。  例えば、収支計画の中の収支予算の内容は適正であるかという点につきましては、評価で2をつけた方が5人ほどございます。また、安定的な収入を得るための計画かという項目につきましても、評価項目に2をつけた方がお二人いらっしゃったということで、このような点が大きく3未満になったと考えておるところでございます。 ○委員長曽根嘉明) 桜井委員。 ◆委員桜井洋子) この収支計画のところなのですが、この中に多分、収支計画書というのを出してくると思うのです。それで、私はこども館管理運営の委託で、そこで働く職員の皆さんの、子供にかかわる大事な仕事ですので、資格とか、そこで働く職員の皆さんは例えば保育士経験がある、保育士の免許を持っているとか、児童支援のそういう免許を持っているとか、その方が持っている仕事の資格、そういうのがこの収支計画人件費の中で話されたかどうかというのがとても大事だと思うのでお聞きしたいのですが、児童センター的機能とか子育て支援健全育成の目的を持ってこども館を運営されていますので、どういう方を受ける応募団体が職員として採用するかというのがとても気になるのです。  その点でこの収支計画のほうの低く出たのに、事業計画を含めて人件費とかそういう働く人の職員の内容が含まれているか、そういう話が出されたかどうかお伺いしたいと思います。点数で切ってしまうのは簡単なのですけれども、そこに出てくるところがわからないので。事業計画及び収支計画で、そこで働く職員の皆さんの問題が話の中で出てきたかどうかお伺いしたいと思います。部長が出ていらしたので。 ○委員長曽根嘉明) 孕石子ども未来部長。 ◎こども未来部長孕石晃) 今回の中では、募集要綱の中で保育士資格に準ずる人を選定するとなっておりますので、この中では資格については特には話題にはなっておりませんでした。 ○委員長曽根嘉明) ほかにございますか。よろしいですね。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第81号 指定管理者指定について(島田こども館)は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) 御異議なしと認めます。よって、議案第81号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第82号 指定管理者指定について(島田川根介護予防拠点施設)を審査いたします。  議案書は29ページ、説明書・参考は39・40ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  三浦長寿介護課長。 ◎長寿介護課長三浦隆広) 補足説明はございません。 ○委員長曽根嘉明) 補足説明はないということですので、委員皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。  ないようでしたら採決いたします。  議案第82号 指定管理者指定について(島田川根介護予防拠点施設)は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) 御異議なしと認めます。よって、議案第82号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。  次に、2の所管事務調査についてですが、これは後ほど行うこととし、初めに3のその他に入りたいと思いますので、お願いいたします。  初めに、子ども未来部子育て応援課からお願いいたします。  石間子育て応援課長。 ◎子育て応援課長石間幸典) 子育て応援課より1件御報告をさせていただきます。  本年度策定を進めております第2期子ども子育て支援事業計画パブリックコメントの実施について御報告いたします。  期間は、令和元年12月16日月曜日から令和2年1月15日水曜日までの1カ月間です。計画原案につきましては、市のホームページ、市役所本庁舎及び各支所の情報公開コーナーに配置いたします。パブリックコメント終了後にいただいた御意見をもとに、計画を修正、今年度末までに計画を完成したいと考えております。委員の皆様におかれましては、ぜひごらんになっていただきまして御意見等いただければありがたく存じます。  以上、御報告いたします。よろしくお願いします。 ○委員長曽根嘉明) 報告が終わりました。  委員皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。  よろしいですね。  次に、教育部学校給食課からお願いいたします。  高橋学校給食課長。 ◎学校給食課長高橋淳) 教育部学校給食課から、令和2年度の学校給食費の額の改定について御報告いたします。お手元の配付資料をごらんください。  まず、配付資料1つ目の過去の改定経過を御説明いたします。平成18年度には、旧島田市、旧金谷町の合併に伴う制度統合として、当時額の低いほうの島田市に合わせ改定をしております。その後、平成21年度には平成18年度からの物価上昇分として約7%程度の改定をしており、また平成26年度には当時の消費税率改定に合わせ、3%増の改定を行っております。物価上昇分については、平成21年度から今年度までの11年間改定を行っておりませんでした。  次に、資料2の改定の理由ですが、一つには、学習指導要領の改訂に伴い授業時間や日数が増加することから、島田校長会から給食実施回数について3回増加するよう要望があり、そのようにしていきたいと考えております。仮に給食費単価改定がなされない場合でも年間給食費は増額となります。ただ、弁当持参の日数も減り、保護者負担は軽減されます。  次に、(2)の材料費の高騰があります。これは主食(米飯、パン、めん)と牛乳になりますが、この主食の価格はこの11年間で小学校で1食当たり平均15.29円、中学校では平均17.38円増加しております。一方、この主食価格の増加は、副食、これはおかずやヨーグルトなどのデザート類となりますが、この副食費を抑制、圧迫し、それにかける金額は減少してきております。  裏面(3)の改定の時期ですが、先ほども申し上げましたとおり、学習指導要領の改訂に伴い、給食実施回数を3回増加する対応を契機として、令和2年4月からの改定を予定いたしました。なお、令和元年10月からの消費税率改定時期と重なり、保護者の立場からは経済的に負担が重なるとの御意見も想定されますが、今後、食材が消費税率改定の影響を間接的に受ける可能性があり、将来的に学校給食の質を維持していく観点からも、改定は必要であると考えております。  次に、2の(4)の改定額についてですが、裏面資料中段の表をごらんください。先ほどのここ11年間の主食の増加額を考慮し、1食当たり小学校では15円増額し、単価を259円から274円に、中学校では17円増額し310円を327円に増額させていただきます。月額当たりでは、年間183回とした場合、小学校で328円、中学校で370円の増額となります。市民、保護者の皆様には、将来にわたり児童生徒に楽しみを与え、豊かな給食を維持していくため御理解をいただきたいと思います。  次に、スケジュールといたしましては、資料3のとおり、今後は本日の説明以降、校長会への説明保護者には通知により御理解と御協力を得ていきたいと考えております。  最後に、県内23市の動向は資料4のとおりですが、既に御殿場市は本年10月から10%程度増額改定を実施しており、同時に4分の1の補助を実施しております。また、先日の報道では、御前崎市では令和2年度から給食費完全無償化を予定しているとの報道があったところです。そのほか、全体で16市が現在改定を検討していると聞いております。  以上で、学校給食課からの報告を終わります。よろしくお願いします。 ○委員長曽根嘉明) 次に、社会教育課からお願いいたします。  南條社会教育課長。 ◎社会教育課長南條隆彦) 社会教育課から、令和2年島田成人式について御案内申し上げます。お手元の資料実施概要をごらんください。  令和2年1月12日日曜日、13時30分から島田総合スポーツセンターローズアリーナにて令和2年成人式を実施いたします。今回招待状を発送いたしました対象者は、資料の6のとおり、合計で1,011人です。アトラクションにつきましては、三味線奏者のハレルヤさんに加えまして、今回はフルート演奏で数々の賞を受賞している高校1年生の榛葉心梨さんの演奏を予定しております。  委員の皆様には、御多忙のところ大変恐縮ではございますけれども、御臨席を賜り、次代を担う新成人の門出を祝っていただきたくお願いを申し上げます。  以上、御案内申し上げました。 ○委員長曽根嘉明) 教育部からの報告は終わりました。  委員皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。  桜井委員。 ◆委員桜井洋子) 学校給食の額について2つ質問します。  今、来年4月から引き上げの提案がなされましたが、他市の状況のお話の中で、御前崎市が無償化の話も出ているとか、それから御殿場市が給食費の4分の1の補助をしているとか、そういう保護者の軽減を図る話が出ておりましたが、この給食費の話を進めていく中で、一つはこれ以上費用を上げないための保護者負担を軽減する話が出ていたかどうか、そういうことについて話を上げたかどうかということをお聞きした。  あと、給食内容で、デザートとか牛乳なんかも毎回出ておりますが、栄養面からいったり嗜好面からいって、子供たちはデザートがついたら楽しみで楽しい給食。デザートもプラスアルファでお金が全体であります。それから、牛乳もみそ汁とか汁物が出ていて、そういうのがあるときに牛乳がつくということなのですが、栄養面からそうしなければならないのか。みそ汁の中でほかの食材でカルシウムを補充するようなことを考えて、牛乳の毎日飲む単価を下げていけば、給食費全体の影響は少ないかといろいろ考えるわけですけれども、そういう話が実際にこの委員会の中で出ていたのかどうか伺いたいと思います。 ○委員長曽根嘉明) 高橋学校給食課長。 ◎学校給食課長高橋淳) まず、軽減策のお話ですけれども、これにつきましては、栄養教諭が実際には献立を2カ月前に編成をしております。そうした中で食材の例えば野菜の高騰、そうしたものに対しては野菜を振りかえる、そうした中で軽減策を立てております。必要な栄養価を考えた中で軽減策を図っていると。あるいは、肉ですと部位を調整することによって軽減策を図るというようなことを献立編成の中でしております。ただ、それも大分厳しい状況になっている状況です。  あと、牛乳のお話がありました。これにつきましては、牛乳はやはり鉄分、カルシウムを摂取するのに有効なものとなっております。汁物と重なるという話もありましたが、やはりこうした学校給食においては栄養摂取基準が決められておりますので、それをクリアしていく中で牛乳は必須なものであるということで毎日つけております。  以上です。 ○委員長曽根嘉明) 桜井委員。 ◆委員桜井洋子) 軽減策について。給食費自身の負担の軽減策についての話が出たかどうか。 ○委員長曽根嘉明) 高橋学校給食課長。 ◎学校給食課長高橋淳) 今回、決定させていただく前の手続として、学校給食センター運営委員会というものがあります。この中には保護者代表、PTAの会長、あるいは校長、教頭、栄養教諭等いらっしゃいます。そうした中では、軽減策の話は特になかったと思います。軽減策というよりは、補助金あるいは無償化という話だと思いますが、そうしたお話は特に出ておりませんでした。どちらかといいますと、今の主食が上がってきており、副食費にかける割合が減少しているということについて御理解をいただけたと考えております。 ○委員長曽根嘉明) ほかにございますか。いいですね。  ほかに当局から報告事項等がありましたら、お願いいたします。  ないようでしたら、委員皆さん委員会として確認しておきたい事項等ありましたらお願いいたします。なお、発言に当たっては、その問題点について委員会内で共通認識を持ち、委員間討議につなげていきたいと思いますので、発言の趣旨を簡潔に説明ください。ありますか。  杉野委員。 ◆委員(杉野直樹) 最近、子供たちがSNSを利用して事件に巻き込まれるような話が多々上がっています。そのことについて、ちょっと私のほうから聞きたいことがあるのですけれども、皆さんどうでしょうか。 ○委員長曽根嘉明) よろしいですね。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕
    委員長曽根嘉明) お願いします。 ◆委員(杉野直樹) 最近、SNS上で書き込みがあったものに誰か第三者というか犯人というかそういった方が答えてというか、それに対して返事をして、そのまま誘拐してしまうという事件があったりしました。子供たちについては、現在スマートフォンを持っている子供たちも多い中で、容易にSNSを使える環境にあると思いますが、現在学校ではこのことについてどのような教育を行っているのか、何かそういう教育をしているのかお聞きします。 ○委員長曽根嘉明) 鈴木学校教育課長。 ◎学校教育課長(鈴木利弘) SNSにつきましては、今、委員おっしゃった非常に大きな問題を抱えております。そういった中で学校では、特に専門の業者あるいは警察、専門機関を呼んでの講義、講演というものをやっております。また、情報教育というところで各学校でやっていたりとか、あるいは冬期休業前につきましては、やはりSNSについてのいろいろな注意喚起等をしております。  以上です。 ○委員長曽根嘉明) 杉野委員。 ◆委員(杉野直樹) クラスの中で、例えば担任の先生が自分の受け持っている子供たちがSNSを利用して何か書き込んだときに、先生自身でそれを監視するというか、そういった何か不穏な動きがあるのではないかというところは、担任の先生は近いので子供たちから話を聞いてみたりすると思うのですけれども、実際に第三者的な担任ではない人間がそういったものを監視するようなことはしているのでしょうか。 ○委員長曽根嘉明) 鈴木学校教育課長。 ◎学校教育課長(鈴木利弘) 社会教育課で、夏休みになるのですが、特に中学校についてはそういったSNSの状況についてチェックする、そういったものを予算化して確認をしております。そういった中で、客観的にこういった状況であるというのは各学校に伝え、それで対応しているという状況でございます。  以上です。 ○委員長曽根嘉明) 杉野委員。 ◆委員(杉野直樹) ニュースになるほど大きな事件がこれまで島田ではなかったのかもしれませんが、何かそれに近いところまで問題になったようなことというのは何かあるのでしょうか。 ○委員長曽根嘉明) 鈴木学校教育課長。 ◎学校教育課長(鈴木利弘) 現在のところ、大きな問題というものはありませんが、小さなところでSNSの中では、例えば不用意に個人情報を載せてしまったりだとかそういったところは出てきております。  以上です。 ○委員長曽根嘉明) 杉野委員。 ◆委員(杉野直樹) 残念ながら、子供だけにとどまらず親御さんもSNSを使う中で、親御さんによっては学校での出来事を子供から聞いて、それを親御さんがSNSに書き込んでしまって、それがちょっと問題発言になることもあるという話を聞いていますけれども、そういったことで子供だけではなくて取り巻く保護者までも関係するのかと私は考えています。こういったことがその辺の何か対策を市でも打っていかなければいけないのではないかと考えるのですけれども、そういった考えは何かあるのでしょうか。 ○委員長曽根嘉明) 鈴木学校教育課長。 ◎学校教育課長(鈴木利弘) 今、委員おっしゃったように、保護者への啓発は非常に重要だと考えております。そういった中で、一つは教育長のほうから携帯、SNSについての注意喚起を保護者宛てに出しております。それから近く保護者宛てにさらにSNSも含めた注意喚起の文を出す予定でございます。  あと、例えば新入生説明会とかそういった折に警察の方に来ていただいて、それで保護者に対しての注意喚起等をしている場合もあります。  以上です。 ○委員長曽根嘉明) 杉野委員。 ◆委員(杉野直樹) あと、技術的な問題で、SNS自体が子供の持っているスマホから見えなくなるだとか、そういうことも実は設定でできるのではないかと思うのですけれども、どこまで市というか教育委員会が介入できるかわかりませんが、できるだけ注意喚起というよりも、使えなくするような方向でいけないかと私は考えていますけれども、なかなかそれぞれの権利があったりするので難しい中で、その辺の対策をこれからも啓発活動としてやっていただいて、できるだけ島田市からそういったことが起こらないようにしていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長曽根嘉明) 鈴木学校教育課長。 ◎学校教育課長(鈴木利弘) ありがとうございます。引き続き、なかなか保護者の協力なしにはできないところもありますので、ぜひ保護者の方にも協力あるいは啓発をお願いしていきたいと思います。ありがとうございました。 ○委員長曽根嘉明) それでは、この件につきましては、ぜひ学校現場でいろいろ子供たちを守る方策をやっていただきたいと思います。  ほかにございますか。  いいですね。  次に、所管事務調査に入りたいと思いますが、これ以降は当局の皆さんは退席していただいて結構です。  なお、次回の委員会の開催予定ですが、あらかじめここで決めておきたいと思います。  2月定例会前の委員会令和2年1月17日金曜日の午前9時30分から行いたいと思いますので、関係の皆様の御出席をお願いいたします。  それでは、暫時休憩といたします。再開は午前10時15分といたします。                                休憩 午前10時07分                                再開 午前10時15分 ○委員長曽根嘉明) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  2の所管事務調査に入りたいと思います。島田市の子供を取り巻く環境について調査のまとめを行いたいと思います。  私たちもこの件につきましては、保育園の園長さんとの8月の懇談会、それから11月に柏市、それから明治学院大学、それと学校教育課からのいじめの問題についてのいろいろな説明を受けております。そうしたことを踏まえて、それぞれ皆さんのお考えをお聞きしたいと思いますので、お願いいたします。  杉野委員。 ◆委員(杉野直樹) 今、委員長からこれまでどんなことをしてきたのかという話がありました。私の中では明治学院大学の教授からお話を聞いたことがすごくわかりやすく残っておりまして、さまざまな施策をやっていく中で、確かに国のやっていること、県のやっていること、市のやっていること等それぞれあるのですが、その中でやはり市にいろいろな権限がないというか、一番近いところにいる機関が権限を持っていろいろなことが、対策ができないということがすごく問題かと感じております。そういった権限については、やはり児童相談所はかなり強い権利を持っている中で、それでは市の職員が直接、何か虐待に逢っている子供がいたとしたらその場で対応できないとか、そのままそこから保護できないということを考えると、やはりそういうところが少しまだおくれているのかなと、そこも追いついていないのかと感じておりました。  あと、必ず虐待するに当たっては理由があって、大体、全てにストレスが関係しているという話もありました。親にかかっているストレスが原因で子供の虐待につながってしまうと。そういったストレスをどういうふうに緩和するかというか、ストレスのないというか、子供の虐待につながらないような環境に親御さんを置いておけるかというところもすごく必要なところ、大事なところだと感じております。  いずれにしろ、虐待について研究するということで決めていますので、そのところをどういうふうにしたらいいのかというところを、議会がきちんと精査した上で、最終的には市のほうに何か提言できればと考えております。  以上です。 ○委員長曽根嘉明) 桜井委員。 ◆委員桜井洋子) すごく大きいのですけれども、やはり当事者、いじめとか虐待とかいろいろあるのですが、そういう当事者が自分の考えとか声を上げられるような環境づくりが一つは必要かなということと、それから虐待が小さい子供に向かっていくので、親学と言っていましたけれども、どういうふうに親を支えていくかということの施策がいろいろ子育て支援の中でもあると思うのですが、それをさらに進めていって、杉野委員が言ったようなネットワーク化というのがとても大事だと思うので、ネットワークの体制をしっかりさせていくということが大事だと感じていますので、そういう観点から引き続き実態を把握して対応していきたい。  何か提言できたらいいと思いますが、ちょっと具体的ではありませんが、そう思いました。済みません、ちょっと具体的ではないですけれども。 ○委員長曽根嘉明) 杉野委員。 ◆委員(杉野直樹) 済みません、一つ言い忘れました。  それと、話の中で虐待としつけの違いというところの話が出ていまして、実はこの間新聞に、国のほうでどういったことが虐待でどういうことがしつけかということを明文化するということが載っていました。そのときまで私もそこのところが、どこまでがしつけでどこからが虐待なのかというところがわかりにくいということで話を聞いてみたのですけれども、その先生の話ですと、例えばスポーツで、野球、サッカーなんかでコーチだとか監督がやっていることは、保護者から見て虐待みたいなことがあったときに、そういったものをきちんと先進的なところでは、虐待というかそういうのがなしできちんと子供たちをスポーツ選手として育てられるようなプログラムがあるよという話を聞きました。そういうのは先進事例だと思うので、そういったところも取り上げてはどうかと思います。  以上です。 ○委員長曽根嘉明) 齊藤委員、ありますか。 ◆委員(齊藤和人) 私は、一番最初にすごく驚いたのが、保育園の園長さんとの座談会をしたときに、スマートフォンが子供の子守りの役をしているという実態が、保育園の園長さんから見た場合に、保護者の対応の仕方が、スマートフォンを子供に与えて画面を見させていくことで、それで時間を保つというのかそういうことが日常的に行われているというのにすごくショックを受けました。それが子供の環境にとって悪いほうに向いているのではないかという思いがしてなりません。  島田の教育委員会の命題としているところで先日もいろいろ聞いている中で、ひきこもりと不登校、そのことが盛んに言われていますけれども、その辺に対する対策という仕方でいくと、これは原因の根っこのところのことが解決する方向に向かわないと、表面に出てくるひきこもり、不登校というものがなかなか解決しないのではないかと。その原因となることが虐待の一つの理由でありましょうし、それから、スマートフォンに頼らざるを得ない保護者の立場といいますか、それがまた大きな要因ではないかと思います。  それと、もう一点、スポーツ指導者の虐待というのか、しつけというのか、教育というのか、そういうことについてですが、きのうお聞きした話だと、サッカーの場合は国際基準があって、指導者を養成するシステムができているのだけれども、それ以外のスポーツというのはなかなかそこに至っていないと。どうしてもしつけというか教育というのが、虐待にすごく近いことがあるのだろうと、そういう気がしていますので、私は、やはり根っこのところの虐待、しつけというのがもっとオープンな形でわかりやすいような教育、指導方法というのですか、そういうことが必要になるのではないかと、そんな気がしています。  以上です。 ○委員長曽根嘉明) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴) 今、杉野委員並びに齊藤委員のとりまとめみたいな言い方ですけれども、たまたまきのうメモをつくっているのだけれども、そのときにしつけと虐待はどうして差をつけるかといった場合に、ルール化ということでした。それを具体的にいうと、座禅のときに、態度がその基準の中で外れた場合には肩をたたくと。これに対して罰になるのかしつけになるのかという課題がちょっと書いてありましたけれども、今のように、基本的には先ほど桜井委員が言ったように、各親とかの問題ばかりではなくて、これは自治体としてはそうだけれども、やはり全国的とか国レベルでルール化というのを、今、齊藤委員が言うように、サッカーの世界では一つはそうしてルール化をかけて、簡単に言うと信頼関係があるかないかということだけですね。その辺をこれからの課題にしてということで、今自分で文章を書いたのがあります。 ○委員長曽根嘉明) 山本委員。 ◆委員山本孝夫) 私はいろいろな話を聞いていて前から思っているのは、連鎖なのです。幼いころにどういう環境で育てられたかということがわかっていても、大人になったときにそれが出てしまうということは恐らく誰にでもあるような気がするのです。スポーツの世界でもそうですが、教えられた方法で次の世代の人を教えるという感じでずっと来て、私もサッカーの指導はしたのでそのことから考えると、スポーツの種類によってどこかで変革をしないといけないということをどこかでスタートさせないといけないと思うのです。これは普通の生活の中でも連鎖ということをどこかで断ち切るような動きがスタートしないと、いろいろなことをやってもずっと続いてしまうことではないかと思います。  したがって、もし我々がこの島田市で何かやろうとするならば、そういったところのアクションを、島田市はこういう取り組みをしているのだという、あえて派手なアクションでなくてもいいのだけれども、そういうアクションを一回起こしてどうだろうかというのも一つの手かなとは思います。連鎖を断ち切るようなことの取り組みをしてもらいたいなと私は思います。 ○委員長曽根嘉明) 今それぞれの委員皆さん5人からいろいろな意見を出してもらいました。その中でまたほかの委員皆さんもこういうことがどうだという意見があったらお願いしたいと思いますが。  杉野委員。 ◆委員(杉野直樹) 虐待ってどういうものだという話の中で、夫婦げんかも子供に対する虐待だという話がありました。正直、夫婦げんかをするときがあるので虐待かなと最近思うようになったのですけれども、そういったことも含めて、虐待に対してもう一度定義というか理解というか、どういったものが虐待なのかというのはある程度わかるようにしたほうがいいのかと思っております。  それと、齊藤委員がおっしゃいました子供のスマートフォンの件なのですけれども、僕も2歳児がいるので泣いていると本当にびっくりするぐらいスマートフォンを渡すとぴたっと泣きやんで、ずっとスマートフォンを確かに触っています。それをやっていると妻に怒られるのですけれども、それはだめだよというふうに言われるのですが、実際何がだめなのというところが私の中にあって。それを見せると泣きやむ、昔、子供をあやすためにあったおもちゃと一緒で、それを渡すと泣きやむというふうに考えると、こんな便利なものはないなと思うのですが、それが虐待だと言われてしまうと、そういったものが本当に虐待なのかというところはきちんと、今の時代がつくった新たなものですので、そういったものが本当にそうなのかと。私が子供のころはファミリーコンピュータが出たばかりでずっと家でそれをやっていた。  それは本当におとなしく、勉強もしないでということで怒られたのですけれども、それが本当に虐待だったかというとちょっとどうなのかなというところもありますので、なかなかそこを虐待と定義づけるのは難しいのかと思います。  以上です。 ○委員長曽根嘉明) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴) さっきの続きですが、私、そこのスタートが戦前と戦後の教育の差にあるというのが自分の結論です。それで、昭和の初め、明治は遠くになりにけりといって、明治から昭和8年にそういって、今、令和の時代に入って、戦前教育と戦後教育を一回検証というか、どこまでが虐待になるのか、どこまでがさっき言ったようにしつけになるのか、その辺、明確な進め方はできないながらも、一つは時代の検証というのも、私はこれはもう国家レベルでやる必要があると感じます。 ○委員長曽根嘉明) ほかにございますか。  先ほど杉野委員からあったのですけれども、やはり児童相談所というのは静岡のところにあって全部を網羅しているわけで、では島田市がこれは大変な事案だからと児相に言っても、児童相談所が動くまでに時間がかかる間にとんでもない事案になったりする場合もあるし、我々が明治学院大学に行った日にエアガンで福岡で子供さんが亡くなったというのもありますし、今月に入ってか先月の末だか、小さい子供が風呂の中でなくなっていたという。それも親が多分その子を蹴ったり殴ったりしてそういう事案があったわけで、本当に児童相談所と市の権限というもののあり方というのは非常に重要と思う。  市のほうがこれが重要だと思っていても児童相談所へ上げてそれから動きがあるという、そこら辺の空白の時間というのが子供さんを守るための重要な空間というか期間になると思うのですが、それを長々、では市が単独で一時保護してきちんとその子と親を離すとかして何かのアクションを起こす権限というか、そういうものがもう少し市側にもあってもいいような気がするものですから、そうしたもののあり方、それから先ほども言っているように、それぞれのルール化、自治体のしっかりしたルールの持ち方とか、そうしたことが虐待への連鎖を断ち切る可能性もあるものですから、それに関して、虐待といじめ、それから不登校、これは提言してもなかなか、では提言が果たしてどこまで生きるかというのもあるものですから、何かほかに方法がないかという気がするのですが。委員皆さん、そういうことについてはどうでしょうか。  杉野委員。 ◆委員(杉野直樹) 今、皆さんの話を聞きますと、未然にできること、防ぐためにできることと、そうなってしまったときにどのように素早く対応するかというこの2つの対応なのかと思います。その中で、未然に防ぐことに関してはそれほど、予防活動ですのでいろいろなことを自由度を持ってやっていいと思うのですけれども、その後の対応をどういうふうにするかとなってくると、やはりそこは法律だとかいうのがかかってくるものが多いものですから、議会として条例みたいな、そこまで研究は進んでいませんが、例えばそれを何かなってしまったときに議会条例、議会のほうの提案で何かそういう条例ができたらすばらしいなと思うのですが。  これはあくまで私としての、そういうところを目指してやったらどうかという話です。 ○委員長曽根嘉明) これはまだまだもう少し議論をしていかなければいけない問題ですので、今、杉野委員のおっしゃったような、市としてある程度権限を持って守るべき命は守るというような条例づくりとかそういうことまで含めて、3月ごろまでにある程度の、うちの厚生のほうで意見をまとめていきたいと思いますので、そういう形でよろしいでしょうか。              〔「いいのではないか」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) では、そういう形で、今からまたこの件についてはまだ調査をしたり研究していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  では、意見も出尽くしたようですので、今回はこの程度におさめたいと思います。  ほかにございますか。 ◆委員桜井洋子) 済みません。今度、島田議会だより72号の編集のことについて皆さんにお願いしたいのですが、厚生教育常任委員会が今度担当となりましたので、私たちは齊藤議員と2人で編集委員なので少し先回りさせていただいて、表紙の写真とインタビュー記事、この掲載がありますので、事前にコンタクトをとって、プリントにありますしまだ紙芝居倶楽部の皆さんにお話を伺ってきました。社会福祉協議会のボランティア活動をきっかけにして、高齢者施設とか、障害者施設とか、デイサービスとか、老人会とか、そういうところに紙芝居を持って訪問して交歓している、楽しんでいる、そういうグループです。もういろいろ質問をしてこの前定例会のときに、12月5日にあったのですが、インタビューをしてまいりました。  事後報告になって申しわけないのですが、進めさせていただいたということで了解をいただくとともに、今度24日に実際に交流の場面を初倉の南原公民館で午後2時からありますので、写真も撮ったり、また様子も聞いてきたいと思いますが、皆さんよろしいでしょうか。                〔「いいよ」と呼ぶ者あり〕 ◆委員桜井洋子) 報告ですが、済みません。 ○委員長曽根嘉明) ありがとうございます。2人にお任せで申しわけないのですけれども、よろしくお願いしたいと思います。 ◆委員桜井洋子) 事後報告で済みません。 ○委員長曽根嘉明) それでは、続いて議会閉会中の継続審査・調査についてお諮りいたします。  委員会条例第37条の規定により、議会閉会中もなお継続して審査・調査を行う旨、議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) 御異議なしと認めます。よって、議会閉会中の継続審査・調査について、議長に申し出ることといたします。  次に、12月20日に行う委員長報告ですが、作成については委員長及び副委員長に一任させていただいてよろしいでしょうか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) ありがとうございます。  それでは、委員長報告については一任とさせていただきますが、今回の委員会は分散開催となりますので、本会議における委員長報告につきましては簡略化させていただきますので御了承願います。  それでは、以上をもちまして厚生教育常任委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。                                閉会 午前10時37分...