島田市議会 2019-10-25
令和元年10月25日経済建設常任委員会−10月25日-01号
○
下水道課
2.その他
3.
所管事務調査について
出席委員(6人)
委 員 長 清 水 唯 史 副委員長 河 村 晴 夫
委 員 大 関 衣 世 委 員 村 田 千鶴子
委 員 福 田 正 男 委 員 森 伸 一
欠席委員(なし)
説明のために出席した者
危機管理部長 眞 部 和 徳
危機管理課長 天 野 裕 継
産業観光部長 谷 河 範 夫
農林課長 堀 井 直 樹
商工課長 中 村 広 史
商工課参事 菊 池 智 博
内陸フロンティア推進課長 田 中 義 臣
観光課長 佐 藤 修
文化資源活用課長 太 田 直 樹
都市基盤部長 田 崎 武 明
都市政策課長 大 畑 和 弘
すぐやる課長 須 藤 嘉 久
建設課長 菅 沼 克 章
建築住宅課長 秋 山 尚 弘
水道課長 木 村 浩 之
下水道課長 大 石 智 浩
農業委員会事務局長 鈴 木 高 雄
職務のために出席した
事務局職員
事務局担当書記 井 口 隼 輔
開会 午前9時30分
○委員長(
清水唯史) ただいまから
経済建設常任委員会を開会いたします。
本日の委員
会は、お手元に配付してありますレジュメにより進めていきますので、よろしくお願いいたします。
なお、11月定例
会の議案にかかわる報告が所管課からあると思いますが、その議案にかかわる質疑につきましては、11月定例
会の開会中の
常任委員会においてお願いしたいと思います。
また、2のその他における委員からの質疑等につきましては、委員
会として必要と認められるものに限らせていただきますので、まず発言の趣旨を述べていただき、待つようお願いいたします。必要でないと判断したものは、後日、担当課に直接お問い合わせいただきますよう、委員の皆様の御協力をお願いいたします。
それでは、1.所管課からの報告に入ります。
本日、所管課からの報告が多くありますので、御協力をお願いしたいと思います。
最初に、
危機管理部危機管理課からの報告をお願いします。
天野危機管理課長。
◎
危機管理課長(
天野裕継)
危機管理課からは、お手元に配付しました資料の大きく5点、御報告をさせていただきます。資料をごらんください。
まず、1つ目の台風19号についてということです。先日、既に15日に議員の皆様には速報という形で、台風の概要について文書箱に資料を入れさせていただいております。本日は、その後また数字等々が変わった部分で、18日時点のもので御報告をいたします。
それでは、資料の2ページをごらんください。まず、1です。今回の台風では、
人的被害は把握しておりません。次に、
建物被害ですが、表のとおりで、多くが初倉地区で発生しております。なお、これにつきましては、現在、課税課で調査をしており、この数字については今後動きがあると思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、その下の道路の関係です。道路の規制につきましては資料のとおりでございます。それから、道路の被害の関係につきましては、その表に記載しているとおりで、道路の冠水が多く見受けられました。
次に、3ページをごらんください。河川では、尾川、沢川での越水を把握しております。なお、
氾濫注意水位を越えた河川、大代川、
大津谷川、それから、それと同等の水位となった河川が
東光寺谷川と
伊太谷川でした。堤防を越える越水、あるいは堤防の
天端付近まで増水した河川が多くありました。
なお、道路、河川、農業の関係の被害につきましては、後ほど担当課から報告をしていただきます。
2の
避難状況の部分ですが、まず、(1)の
避難情報です。今回は、前日11日金曜日の16時に、市内の全ての
指定避難所39カ所ございますが、そこを開設して、
自主避難の呼びかけを
市内全域に行いました。この時点では、
大雨警報もまだ発令されておりませんし、雨もほとんど降っていない状況ではありましたが、接近する台風の大きさが非常に大きいということが言われておりましたので、早目の避難の呼びかけを行う必要があるということで、
自主避難の呼びかけを行ったものです。
そして、翌日12日土曜日の早朝、朝6時に、
市内全域に
避難勧告を発令しております。これは、この日の9時ごろから大雨、暴風になる見込みであったというようなこともありましたので、この
タイミングでの発令ということにさせていただきました。
次に、4ページをごらんください。
避難者数の表になっております。一番上の部分に文字で書いてありますが、最も多いとき、18時30分時点、これが一番のピークでしたが、419世帯963名の方が避難をされております。ちなみに、資料には記載がありませんが、12時30分、お昼の段階では500人を超えるような避難、それから、夜の19時過ぎ、雨が峠を越えたかなといったころで、21時半現在、もう峠が越えたところでは26名まで減ったということで、皆さんそれぞれお帰りになられたということです。
この4ページの表のものにつきましては、あくまでも
指定避難所での
避難者数ということですので、今回は、それぞれの自治
会、自主防災組織が地元の
公会堂等を避難所として開設していただきました。そこへの
避難者数は現在把握をしている最中ですので、何人いらっしゃったかというようなことは今後わかりますが、現在では把握ができておりません。
次に、5ページをごらんください。当日の気象の状況です。雨量につきましては、
島田地区が434ミリという
積算雨量でございます。時間雨量では、17時から18時の1時間の時間雨量50ミリというとても強い雨が降っております。
次に、6ページをごらんください。今回の台風19号における市の体制のことを記載しております。11日金曜日の13時に、
危機管理課に
情報連絡室を設置しました。それから、12日の朝8時には、萬屋副市長をトップとして
関係部長等とで構成する
水防警戒本部を設置いたしました。その日の20時には、大雨が峠を越えたこともあり、
警戒本部は解いて、
水防対応室へ移行をしております。引き続き、
被害状況等の把握を務めてまいりました。最終的には、13日日曜日の17時に
水防対応室は解除し、通常の業務の中で所管課が対応するというような形に移行しております。
今回の台風における今時点の総括で言いますと、
避難者数がすごく多かったということを感じております。それから、自治
会、町内
会、自治防災組織が
自分たちの公会堂を積極的に避難所として開設をしていただいたことは、
危機意識とか共助の意識というものが高くなってきたあらわれではないかなというふうに感じております。
ただ、一方で、避難の
タイミングという部分では、時間雨量50ミリ降っているような時間のところでの避難がすごく多かったということも感じております。そういう意味では、もっと早い避難が必要だったのかなというふうに感じております。これについては、市も、あるいは
自主防災会などとも話をしながら、もっと啓発をしていくとか、どのような方法があるかということは考えていきたいと思います。
それから、避難された方の中で、いわゆる手ぶらで避難をされる方も散見します。自分が食べる食料ですとか、水とか、この辺は最低でも持って避難をするという辺がまだ周知されていないのかなというふうに感じております。
あと、今回、不幸中の幸いと言いますか、当初は暴風雨のことをすごく警戒しておりましたが、当初予想されていた風速からすると、半分以下くらいのことだったものですから、倒木が少なかったこと、それによって道路が閉鎖されるようなことも少なかった、それから、民家に影響するような停電がなかったというあたりが、本当に幸いしたと言いますか、被害が少なく済んだというふうに感じております。
あと、河川の増水の関係で言いますと、あの夕方の雨が、またあと2時間、3時間降り続いていたら、もっと大きな冠水であるとか、浸水であるとか、そういった被災があったのではないかというふうに想像されます。あと、大井川の上流部での降雨量が、こちらの下のほうに比べると少なかったということがあって、大井川が増水しなかったということも、いい方向へ動いたと言いますか、例えば、大代川などが大井川へ流れ込む、そこがうまく流れてくれて、何とかあそこの水位で終わってもらえたというふうに感じております。
1つ目の台風19号の関係については以上です。
資料1ページに戻っていただきます。2の自衛隊による
行進訓練についてということです。来週になりますが、28日、29日の月、火曜日で、
陸上自衛隊の34
普通科連隊の隊員40名くらいが、ここの島田市とか、担当する
志太榛原地区の地形を調査するということで、隊員がいわゆる迷彩服、自衛隊の活動服を着て市内を歩きますので、びっくりしないでくださいというか、別に何もないですよということをお知らせしたかったということです。
具体的には、
島田市内に関係するのは、その下に経路を書いてありますとおり、28日朝8時半に蓬莱橋のところに来てそこを出発する形になります。蓬莱橋を1回渡って戻ってくるというふうに聞いていますが、左岸側から1回右岸へ行って、また左岸へ戻ってくる。その後、市役所のほうに向かって歩いて、最終的には旧国道1号をずっと藤枝に進んでいくというルートで、11時半にはもう藤枝の総合庁舎へ行くということですので、午前中ぐらいに市内を通過するということでございます。もし、そのようなところを見かけたら、激励していただければ大変ありがたいです。
なお、この
行進ルート上の
自治会長には通知を発送しておりますし、昨日の
自主防災会長委員長会議でもこうしたことについてはお知らせをしております。
次に、3の
防災チャレンジ運動会の開催についてでございます。資料に書いてあるとおり、11月2日、土曜日ですが、9時半から12時、
金谷体育センターで子供たち向け、小学生を対象に、防災を楽しく学ぶということで、運動
会をしながら防災のことを勉強してもらうということを予定しております。ことしで4回目、4年目の開催になります。
次に、4の
防災フェアの開催についてです。11月9日に
産業まつりの中で、土曜日9時半から15時で
防災フェアを開催いたします。
防災フェアの中では、
防災標語コンテストというのを実施します。市内の小・中学生945名から
防災標語の応募がありました。その中から1次選考をパスした49点をそのテントの中へ掲示をいたします。来場された方に投票していただいて、優勝、金賞といったものを選んでいただくということになります。もしお時間ありましたら、投票のほうもぜひお願いしたいと思います。
最後に、5の
地域防災訓練の実施についてということです。12月1日、
地域防災の日に
地域防災訓練が行われます。この日は、9時ちょうどに地震が発生したということを想定して、同報無線や
エリアメールでその発生をお知らせいたします。それぞれの地域では、それぞれの地域で
防災訓練の計画を立てて、それで実施をしていくということになります。市では、本部員の
参集訓練を実施いたします。
あと、資料にはその他の訓練については未定というふうに書いておりますが、今回は伊久美の
犬間地区で、静岡市消防局に御協力をいただきまして、
消防ヘリを使って、孤立したときの緊急のヘリポートの開設とか誘導、この辺を地元の人たち、あるいは
消防団員と一緒に訓練を実施する予定でございます。あと、
孤立予想地区に配備してあります
衛星携帯電話の
通信訓練もこのときに実施をしたいというふうに考えております。
委員の皆様には、地域での
防災訓練への御参加をよろしくお願いします。
危機管理課からは以上です。
○委員長(
清水唯史)
危機管理部危機管理課からの報告が終わりました。
委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。
森委員。
◆委員(森伸一) 台風19号のことで質問したいと思いますが、結構たくさんの方が避難されたということですが、この人たちがどういう理由で避難してきたかというような、こういう調査というのは、そういう時期だからなかなかやれないかもしれないですけれども、終わってからなど、何か分析というのはやっているのですか。
○委員長(
清水唯史)
天野危機管理課長。
◎
危機管理課長(
天野裕継) 避難された方に理由を聞いたことは今までなくて、その調査の仕方も今イメージできていませんので、そこは検討したいと思います。
○委員長(
清水唯史) 森委員。
◆委員(森伸一) なぜ聞いたかと言うと、要はこの
避難情報が、レベル4などと出て、テレビなどで言っていて、それを聞いてびっくりしたと、だから来たという人とか、それから、僕も
中小河川というのは最近のこういう雨だとあふれる可能性があるので、ちょうど家が川のそばにあるものだから、心配して来たというのと、それから、大井川が氾濫するのではないかと思って来た人とか、いろいろな理由で来ていると思うのですよ。ところが、この時代はすごく情報が多過ぎてしまって、しかしそれが整理されていないと。だから例えば、この
ハザードマップを見て、これは100年に1回と書いてあるのですが、これが例えば、僕などが住んでいる六丁目とか横井などはそれほどでもない状態で、これを信じれば、100年に1回ぐらいだったら自分のところは大丈夫でないはないかと言えば、
避難情報が出てもうちにいればいいんじゃないかなと思ったりするのだけれども、どちらを信じて判断すればいいかというようなことがあったりするものだから、今回の
避難情報を見るとどうだったのかなという疑問もあって、どの情報が一番いいのかという、その取捨選択が非常に難しい時代になっていないかなと思うものですからこのような質問をしたのですが、いかがでしょうか。
○委員長(
清水唯史)
天野危機管理課長。
◎
危機管理課長(
天野裕継) まず、自分の身を守るということが大前提です。ですので、まずはそれぞれのお宅が、いわゆる安全な場所か、安全ではないのかとかいうことを、どれだけ自分が、あるいは家族と、あるいは地域でそういったことを把握できているかというのは非常に大事なことだと思います。そうした意味で、地域では地区の
ハザードマップなどをつくってくださいねということを、ずっと
危機管理課ではやっています。
避難のことで言うと、例えば、避難所に行くことが必ずしも避難じゃないですよということもずっと言っています。今回も、すごくニュースではそういった報道をしてくれているなと感じていました。家にいることのほうが安全、それが避難ということもありますし、それこそ公会堂に行くことのほうが安全だということもありますので、もう完全にケース・バイ・ケースだとは思います。つまり、自分の家や道がどういう状況なのか、どうなったら危険なのかということをやはり考えてもらうというか、イメージしてもらうということが一番大事だと思います。
答えになっていないと思いますけれども。
○委員長(
清水唯史) 森委員。
◆委員(森伸一) 3年前に、平成28年の9月議会で僕は
ハザードマップについて質問をしました。これは、100年に1回で、今のところ島田はつくっているのだけれども、その年の6月ぐらいに、国交省か何かが1,000年に一度のあれをつくりましょうという話だったけれども、伊久美とか、あの辺の県が管理している河川に関するデータしか出ないので、1,000年に1回まではいかないということで、あれからもう3年たっているのですが、その1,000年に1回用に書きかえることが近いうちにあるのか、それともしばらくこれを使うのかということはいかがですか。
○委員長(
清水唯史)
天野危機管理課長。
◎
危機管理課長(
天野裕継) 県の
管理河川で、まずは、いわゆる想定ができていないところがあるので、今の
タイミングでつくると、また少ししたらつくり直さなければならないということがあるので、そこは全部できたところでやりたいというふうに思います。ですので、あと2、3年後ということになるかと思いますが、それぞれの、国が出している1,000年に一度のものはホームページなどで見られるようにしてはございます。
○委員長(
清水唯史) 森委員。
◆委員(森伸一) あともう1つ。あと、僕は例の牛尾山の掘削について質問もしました。結局答えは、牛尾山を削れば、1,000年に一遍の大水でも大井川は大丈夫だという、それがあるということで、そうすると、もう牛尾山を削ってしまったのだから、もう1,000年に1回、大井川に関して言えば1,000年に1回ということだから、よほどのことがない限り、大井川に関する氾濫はないと自分は思うのですが、そういうふうに何かものをつくるときは1,000年に1回と、そういう理由だと言って、こういうことになると短く、もう危ないよとか、その辺の意味でのずれというのも何かあるなと思うものですから、それだけ気になって最後言わせていただきました。これについていかがですか。
○委員長(
清水唯史)
天野危機管理課長。
◎
危機管理課長(
天野裕継) 大井川に関して言いますと、牛尾山の対策で安全が確保された方向に相当向いたことはもう間違いないです。
島田市で言うと、大井川へ流れ込む河川のほうのことのほうが逆に心配だというふうに感じています。大井川の河川の整備の具合も、ほかの、この前の台風などで、東北や北関東で破堤されたような、ああいったことに比べたら、もう十分整備もされているということで、そこについては、大井川については心配の少ないというふうに感じています。
一方で、その流れ込む河川とか
内水氾濫、そちらはやはりずっと注意する必要はあるというふうに感じています。市のほうでは、避難であるとか、そういった情報は、本当に的確に出す、出しているつもりでいますので、そういった情報を正しく伝えていくというやり方を引き続きやりたいというふうに考えています。
○委員長(
清水唯史)
眞部危機管理部長。
◎
危機管理部長(
眞部和徳) 課長が的確に答えてくれましたので、少し補足します。
わかりやすいほうから、まず
ハザードマップの話で、あのときに
国土交通省が出した1,000年に一度というのは、牛尾山の
開削工事が完了していない段階での計算値です。だからかなり浸水します。
大津谷川一帯まで、島田が水浸しになるような、そのようなことになっています。今。それで、完成した後はどうなるのですかというのは、まだ出ていません。計算上は1.4メートル、牛尾山の上流部の水位が下がります。ですから、かなりコントロールされるのだと思います。大井川のいわゆる
治水工事というのは全国で一番進んでいて、もう95%を越していると思うのですけれども、ただ、大井川でも下流部の話と上流部の話は全く違い、上流部は、これは県管理になっていますが、もうかなり厳しい状態だというふうに、
ハザードマップを見ればわかります。その大井川の最新の状況がどうなのかということと、先ほど課長が言った、まだ県が全ての河川の浸水深というのを出していません。出しておらず、今からやっていくのは
伊太谷川です。2年くらいデータをとらないと出せないのだそうです。そのデータを今とっています。
結局我々は、先ほど課長が言ったように、大井川が氾濫する前に
中小河川が氾濫するので、もう大井川が氾濫する前に避難しているはずなのです。それがどういう
タイムスケジュール、どういうふうな時間の流れの中でなっていくかというのを、我々は知りたいわけです。それは、
河川ごとに
ハザードマップで、あれは
河川ごとにやっているだけなので、全部が組み合わさったときの浸水がどうなるかなどというのは、どこにも出ていません。だけれども、我々はそれを知りたいということがあります。
もう1つは、今回の浸水は、別に
ハザードマップの浸水ではなくて、例えば、南原のところなどは、あれは言ってみれば水路です。川という名前がついていません。そのようなものは
ハザードマップに載っていないのです。だけれども、本当はそれも載せないといけないわけですね。ですから、そのようなもろもろのことを考えながら、我々は一番住民に必要なものにしていきたいという考えを持っています。
ハザードマップの更新は、今、計画上は実施計画に挙げています。それが、いろいろな条件が整ったときに効率よくやっていきたいという思いもあるし、それでは間に合わないではないかという話もあるので、地区の
防災マップづくりという取り組みの中で、個別にリスクを周知していくということをやっているわけです。それが大きく1つ。
それから、どの情報を信じていいかという話は、今の話とも関連するのですが、それは、最後は自分のところでもう見てもらうしかありません。気象庁が言うのは、島田市という大くくりで言いますでしょう。我々は、町内
会レベルまで落とし込んで言おうとしています。だけれども、最後は自分のうちがどうなるかという話で、それこそ住んでいる中で、あそこの水路がここまでなったら2階に上がるとか、道路に冠水したら公会堂に行くとかというのは、それぞれの家で決めてもらわないといけない。それで、それをやるかどうかという話になるので、今回避難された方は、そういう思いで避難された方、もしかしてうちの家は古いからと思って避難された方、隣の声かけで避難された方、いろいろな方がおられると思いますが、とにかく、何らかの
きっかけを
自分たちでしっかり持って、
きっかけをつかんだらとにかく安全確保の行動をとってもらうということが大事だと思っています。
以上でした。
○委員長(
清水唯史) ほかはございませんか。
福田委員。
◆委員(
福田正男) 関連して。
部長の話から今大体わかったのですが、この
避難情報が出たのが、
自主避難の呼びかけが、10月11日の夜ですね。
避難勧告が12日の朝6時ということで、それぞれこれをもとにして、次のページに避難者が、6時半がピークだということですよね。これは、39カ所の避難所に避難した方ですよね。
天野課長の話ですと、私どもの避難所の公会堂にも避難した方がいらっしゃるのですけれども、そういったそれぞれの地域の公会堂へ避難された方はまだ把握はされていないということなのですけれども、予測としてどのくらい、予想としてはあったのですか。
○委員長(
清水唯史)
天野危機管理課長。
◎
危機管理課長(
天野裕継) 本当にイメージでしかないですが、おそらく500名程度はいたのではないかというふうに思っています。全然根拠があるというのではなく、イメージの問題ですが。
○委員長(
清水唯史)
福田委員。
◆委員(
福田正男) その避難される方の過程ですけれども、10月11日の4時に避難を呼びかけてどのくらい避難したとか、それから、12日の朝に
避難勧告が出てからどのくらい避難し始めたのか、その辺の経過というのはわかるのですか。
○委員長(
清水唯史)
天野危機管理課長。
◎
危機管理課長(
天野裕継) 済みません。今、手持ちで持っていなくて。
○委員長(
清水唯史)
福田委員。
◆委員(
福田正男) 私が聞きたいのは、今、部長から話があったのだけれども、避難する時間、判断、いつどこでどのようにしたらいいかということなのですよ。大井の話をすることはないと思うのですけれども、例えば支流の、市内にたくさん河川から用水から張りめぐらされているわけですよね。それが氾濫して、床下から床上へ浸水して、もう危険だとそれぞれ個人で判断して避難するのか、または防災無線で流して、この地域はもう氾濫するから避難してくださいよという市の呼びかけによって避難したほうがいいのか。全く個人の、先ほど部長の説明のとおり、個人が本当に命の危険が、もちろん自分の命が危なくなったら避難するのは当然ですけれども、それをいつどこでどう判断したらいいのかというのは、なかなかわからない人が多いですよね。ですから、その辺をどういうふうにして、市として、避難の仕方と言ったらおかしいけれども、その被害、例えば一番、1時間に50ミリも降っているときに避難したらかえって命の危険が増しますよね、当然。今回の例でも、避難しなければいいのにわざわざ外へ出て命を落とされた方が何人もいらっしゃる。自宅の2階に避難していればいいものを、外へ出てしまったものだから、一番激しいときに。そういったものを、判断の仕方というか、どういう判断で、基準で我々は避難したほうがいいのか。朝6時に
避難勧告が出て、一斉に、では皆避難したほうがいいのか。全世帯、全戸に
避難勧告が出たわけでしょう。12日の朝、3万6,000世帯、9万8,000人の。その人たちが
避難勧告を防災無線で流されて、全部避難されたら避難所などはとても運営できないわけで。そういうことも想定して考えると、では、いつどこでどう判断して我々は避難したほうがいいのか。福田さん、
避難勧告出たから避難したほうがいいんじゃないですか、何回も電話があって、どうしたらいいのって。いやいや、自分のところが安全なら別に避難しなくたっていいですよという話はしてありますけれども、でも、わからないではないですか。やはりね。そう言っても、いつどういうふうにして隣に、
大津谷川の、
伊太谷川の隣に住んでいる人は、氾濫してしまって床上浸水して、どんどん危険が及ぶようになったら、もうその前に避難しなければいけないのでしょうけれども、その辺の判断の仕方が、どうも皆さんに、市民の皆さんに徹底していないのではないかなという気がしたものですから、今回。島田市はそれほど被害がなくてよかったのですけれども、ほかのところを見ていると、どのときに避難したほうがいいのかというのは、非常に危ぶまれるのですよね。その辺をどういうふうにして今後対策として打っていったらいいのかというのは、1つ気がかりなものですから、その辺をぜひ教えていただければと。
○委員長(
清水唯史)
眞部危機管理部長。
◎
危機管理部長(
眞部和徳) いい御指摘をしていただきました。繰り返し、もう私ここに来て、ずっと繰り返し言っていて、今回、きのうから会長、委員長
会にしていますが、そこでも必ず紙に書いて配って説明していることは、まず各家庭の判断なのですと。市の
避難勧告、
避難情報は最後通告なのですよ。
自分たちで避難していない人がまだいるではないかと。あなた方、何しているのと。もう、これが最後通告だよと。これで動かなかったらもう終わりだよということなのですよ。市の
避難情報。それで、その前提は、先ほどおっしゃったように、避難所に行くことではないのです。安全を確保できるようにしてくださいという意味なのですよ。避難というのは。それは、自宅の2階にいてもいいし、公会堂に行ってもいいし、隣のうちにいてもいい。それが避難なのです。そういうことなのですよと。実際、では、近年の大きな災害で助かった人と亡くなった人の違いは何ですか。
避難勧告が出てから外に出てしまった人か、出ても動かなかった人。では、助かった人は誰、どういう人ですかと言ったら、自分で避難した人、勧告が出る前にですよ。隣から声をかけられて地域で逃げた人、その人たちが助かっているのですよ。そういうことが実際に起きているでしょうと。そういうことなのですということを、今、いろいろなところで啓発をしておりますが、今おっしゃったようになかなかまだ理解されていないというところがあるので、そこはいろいろな形で啓発していきたいと思っています。
○委員長(
清水唯史)
福田委員。
◆委員(
福田正男) 毎年2回、
防災訓練をやっていますよね。各地域で。私もその都度いつも、身の危険を感じたらすぐ逃げなさいと話はしているのですけれども、なかなか危機感がないのですよ。皆さん。そういう被害がないものですから。ですから、毎年2回やっている
防災訓練で、いかに、いかに本当にこの
防災訓練が必要かということを知らしめるためにはどうしたらいいかというのを、いろいろな各地域で
防災訓練、いろいろな方法でやっているのですけれども、なかなかまだ周知徹底していないのかなというのを感じるのですよ。ですから、ものすごく大勢の皆さんが、市民の皆さん大勢集まって
防災訓練をやっているのですけれども、いざというときにそういうものが発揮できるのかどうかというのは、非常に、ものすごく危機感を私は感じているのですけれども、その辺を、これはなかなか難しい問題ではあるのでしょうけれども、もう少し、何かしら訓練の仕方を変えて、あとは突発的にやるとか、いろいろあるのでしょうが、なかなかこれも難しいかなと思いますけれども、もし部長のほうで何かいい方策がありましたら教えていただければと思いますけれども。
○委員長(
清水唯史)
眞部危機管理部長。
◎
危機管理部長(
眞部和徳) もう大分ここで時間を使っているので端的に申します。新しい、例えば夜間訓練をやるとか、そういったことはやっています。あとは、いわゆる訓練の手引きというのを全ての
自主防災組織に配っているのですよ。訓練の中身と、あとは手順。どういうふうな手順で訓練をやったら効果的になりますかという。ぜひ、そういったものを活用してもらって、もう既に去年などは20個以上の自主防がそれを使って訓練をやっていますし。とにかく、地道に手を変え品を変えやっていくという、そういうことが大事だと思うのですけれども、一方で、そのような大それた訓練が本当に必要なのかというと、私はそうでもないなと。もっと地道に、地道に当たり前の、誰でもができるようなことをしっかり積み上げることのほうがむしろ大事であって、それができていないのに、ほかの何か大げさなことをやってもしようがないという思いもあります。そこは毎回毎回、
自主防災組織の会長・委員長
会の意見交換
会というのをやっているのですけれども、彼らもやはり問題意識を持っているので、彼らと呼吸を合わせながら、本当にやらなければいけないこと、やって本当にためになることというものを考えながら進めていきたいと思っています。
○委員長(
清水唯史) ほか、ございませんか。
ないようでしたら、次に、
産業観光部からの報告をお願いします。
初めに、農林課からお願いします。
○委員長(
清水唯史) 堀井
農林課長。
◎
農林課長(堀井直樹) 農林課からは、口頭にて2件御報告申し上げます。
まず1件目、最初は、台風19号による10月23日現在の農林関係の被害状況でございます。当市が復旧すべき農道や林道、土地改良施設への被害件数につきましては、27件ございます。内訳は、路肩崩壊や土砂堆積、倒木、崩土などであります。ほとんどが小規模で、国の災害査定を受けて復旧するようなものはなく、現期予算における役務費や修繕費、工事費などで対応していく予定でございます。
それから、農作物及び農業施設被害につきましては、主に初倉地区におきまして、レタスの定植地約4ヘクタールでの一部が損傷や、イチゴやカキのハウス6棟で冠水やビニール破れの被害があり、推定被害総額は約323万円となっております。
個々で見ますと、それぞれ比較的小規模な被害でありますが、全国的には大規模な農業被害が発生しております。国では被災農業者向けの補助事業を検討していると伺っておりますが、現時点では、市内のその対象になる案件があるかどうかはわかりません。
台風被害につきましては以上です。
次に、野生イノシシにおける豚コレラ感染事例発生にかかる対策についてです。10月18日に藤枝市において発見された死亡野生イノシシの検体を調査したところ、豚コレラの感染が確認されました。県では、関係団体と防疫対策会議を開催して、その対策を協議し、農場での消毒の徹底のほか、有害捕獲や狩猟における野生イノシシの移動の制限、血液検体検査、経口ワクチンの散布などを行うこととなりました。
発生地点から半径10キロ以内が感染確認区域に指定され、イノシシ捕獲時の消毒や移動制限などの規制がかかっております。島田市では、伊久美の大平地区東側、藤枝市境の一部区域がこの10キロ圏に含まれております。このほか、半径30キロ圏内で防疫対策が実施される予定で、猟
友会などの協力が求められております。
島田市内では、養豚場はありませんが、野生イノシシの血液検体検査や経口ワクチン散布などの対策につきまして、10月23日に市内猟
友会3団体へ説明と協力依頼を行いました。
なお、豚コレラは、豚やイノシシ特有のウイルス性疾病で、豚やイノシシ以外には感染しませんし、人にも感染はいたしません。
以上、豚コレラ対策について御説明申し上げました。
農林課からの報告は以上です。
○委員長(
清水唯史) 次に、商工課からの報告をお願いします。
中村
商工課長。
◎
商工課長(中村広史) 商工課から、口頭にて2件御報告させていただきます。
1点目は、中心市街地活性化基本計画の策定について御報告申し上げます。中心市街地活性化基本計画の策定につきましては、平成31年1月の
経済建設常任委員会において、平成30年度までの経緯とともに、まちづくり関係者と合意形成に至っていないこと、また、他の計画との調整も必要なことから、計画策定時期を今年度末に延期することを報告させていただきました。その後も引き続き、今年度末の契約策定に向けて取り組んでまいりました。課題となっておりましたまちづくり関係者との合意形成につきましては、平成31年1月以降も継続しながら検討を重ね、本年5月に基本的な考え方について合意しました。
それを受け、7月には、市民の皆さんに御参加いただいた「まちなかについて考えるワークショップ」を3回にわたり開催し、8月には商店街連合
会の皆さんとの意見交換を実施しました。さらには、市が作成する計画について協議を行う中心市街地活性化協議
会が、まちづくり会社である株式会社まちづくり島田及び島田商工会議所が共同で8月に設置され、計画の方向性について検討いただきました。11月にも第2回の協議
会の開催を予定しております。また、内閣府とも協議を行っており、5月に事前相談、7月にヒアリングを受けております。また、庁内につきましては、関係課長で組織する庁内策定委員
会を開催しながら、原案についての検討や、他計画との調整などを行っております。
このような経過を経まして、中心市街地活性化基本計画の原案を作成しており、中心市街地活性化のテーマを、まちなかで趣味、遊び、働く拠点づくりとして、まちなかぐらしの促進、過ごしたくなるまちなかづくり、まちなかの働き場づくりを3つの基本方針に掲げることとしております。この計画の概要につきましては、11月15日に開催が予定されていらっしゃいます全員協議
会の場においてお時間をいただき、御説明させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
続きまして2点目、島田
産業まつりの開催について御案内させていただきます。本年度の島田
産業まつりにつきましては、島田
産業まつり実行委員
会の主催によりまして、11月9日土曜日と10日日曜日に開催いたします。開催時間は午前9時30分から午後3時までとなっており、会場は本通三丁目、四丁目、おび通りということで、昨年と同じ場所で行います。内容につきましては、商工業製品の展示販売、地場産品、特産物、加工品の販売、ステージのイベントが行われるほか、合わせて国際交流フェスティバル、先ほど御報告がありました
防災フェア、地震体験車による地震体験が行われ、出展者数は昨年度よりも6店増えて93店となっております。
また、昨年度に引き続き、スタンプラリーを実施することとしており、9日土曜日は島田駅南口周辺地域まちづくり推進会議の皆さんが開催されます「えきなんフェスタ」もスタンプポイントとして、まちなか利用性向上に努めることとしております。
また、アピタ島田店と会場を結ぶシャトルバスも運行する予定です。
さらに、今年度の新たな取り組みとしまして、子供向けお仕事体験イベント「キッズおしごとフェスタ」を行います。キッズおしごとフェスタは、出展いただいている各企業さんのブース9つの中を訪問し、大工さん、自動車整備などのお仕事を体験し、当市の将来を担う子供たちが市内にあるお仕事を体験する機会を提供します。現在、チラシを作成しておりまして、11月頭ごろに完成する見込みで、11月7日木曜日に新聞折り込みをする予定であります。またチラシができ次第、議員の皆様の文書箱に入れさせていただきたいと考えておりますので、チラシにつきましてはそちらをごらんいただき、ぜひ御来場いただければと思います。どうぞよろしくお願いします。
商工課からは以上です。
○委員長(
清水唯史) 次に、観光課からの報告をお願いします。
佐藤
観光課長。
◎
観光課長(佐藤修) 観光課から第11回しまだ大井川マラソンinリバティにつきまして、御協力とお願いでございます。資料はございません。口頭のみで話をさせていただきます。
マラソン大会につきましては、いよいよ明後日27日に迫りました。先週の今ごろは天候が心配されまして、きょうの雨が抜ければ比較的安定した天気予報となっておりまして、大雨の対策は必要ない感じで安心しているところでございます。が、天候がよすぎる場合は、ランナーの脱水などにより、給水業務が大変重要になってくることも注意すべき点で、別の意味での心配事が増えているところでございます。
議員の皆様には、昨年に続き、大エイドステーションの前の第12ステーションにおきまして給水業務の活動に従事していただくことになっております。どうぞよろしくお願いいたします。
そして、今回は、日本のスポーツイベントに直接かかわる研修のため、本日来日されますモンゴル国のスポーツ省の職員12名の方々と、現在市内の小・中学校で交流を図っておりますナラン外国語学校の学生6名と引率教師1名の皆様にも、第12ステーションにおいて給水業務に一部従事していただくというようなことを予定しております。御承知いただければと思います。
また、ゴール会場のおもてなし広場「しま旨っ!」には、54の店舗、事業所が出店することとなっております。そのうちの1つにモンゴルブースもございます。モンゴルの皆様はそちらのブースにおいても活動するということになっております。議員の皆様も、ボランティア活動と合わせて、「しま旨っ!」や駅前等における「しまだ乾杯タウン」でもお楽しみいただければと思います。
そして、そのほか御承知いただきたい事項がございます。大会当日、NHKのBS1の「ラン×スマ」というマラソン番組の取材が入るということになっております。全国区のマラソン専用番組でありまして、しまだ大井川マラソンや島田市を広くPRしてもらうことができるのではないかと思っているところでございます。この放送の日時につきましては、現時点では11月27日水曜日夜9時からの予定ということで伺っているところでございます。
そして、前回の
常任委員会におきまして、先頭のランナーがゴールする際、盛り上がりに欠けているのではないかという御指摘をいただいたところでございました。通常、先頭のランナーがゴールする際には、マイク、拡声器によるDJの案内をしているところでございますけれども、よりわかりやすくするために、ゴール直前、1分ぐらい前になるのかもしれませんけれども、あたりに花火を打ち上げることにさせていただきました。なお、花火につきましては、これまでどおりフルマラソンのスタート9時と、制限時刻の午後4時にも打ち上げをする予定でございます。よろしくお願いいたします。
改めまして、当日の運営につきまして、御理解、御協力を賜りますようお願いいたします。
そして、この委員
会にもいらっしゃいます出走される議員の皆様、完走を目指して頑張っていただきたいと思います。応援をしております。
以上、観光課からの報告でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(
清水唯史) 次に、
文化資源活用課から報告をお願いいたします。
太田
文化資源活用課長。
◎
文化資源活用課長(太田直樹)
文化資源活用課から、口頭にて、島田市文化芸術推進計画の策定状況について御報告いたします。
本計画につきましては、9月議会の予算・決算特別委員
会で重要案件として説明をさせていただきましたが、今後11月1日に開催予定の文化芸術推進計画策定委員
会での協議を経て、11月中旬ごろまでには計画案を取りまとめるように、今、作業を進めているところでございます。なお、この計画案につきましては、本事業が教育委員
会の権限に属する事務の委任事業として執行していることもございまして、11月29日金曜日に開催されます教育委員
会の定例
会で協議事項としてまずお諮りをして、御承認をしていただいた上で、議員の皆様にお届けをする予定でございます。
以上、よろしくお願いいたします。
○委員長(
清水唯史)
産業観光部からの報告が終わりました。
委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。
よろしいですか。
森委員。
◆委員(森伸一) 島田大祭のことを、どうなったかと言うのかなと思ったけれどもなかったのですが、1日中止になったりして大変だったと思います。その辺のことを、何か報告があればお願いしたいと思います。
○委員長(
清水唯史) 佐藤
観光課長。
◎
観光課長(佐藤修) ありがとうございます。島田大祭、御報告をしていなかったですね。申しわけございませんでした。
今おっしゃられたとおり、台風19号の影響がございまして、祭りとすれば12日、13日、14日と3日予定をしておりましたけれども、12日は台風の影響で全てをキャンセルさせてもらったという状況です。そうした中で、天候を踏まえながら運営を進めたという状況になっているのですけれども、このときの状況で申し上げますと、とにかく台風が来る前の11日と12日に関しては、もう全てキャンセルすべきだというようなお声もいただいておりました。そのようなことを踏まえて今回の結論に至ったところですが、ただ、その結論に至るまで、保存振興
会であるとか、運営の実行委員
会では、青年の方々とも話し合いをしながら、こういうことで進めていきたいということで、朝早くから集まっていただいて協議をいただいたところです。
やはり、台風の影響で大きな被害が生じた場合のことであるとか、今後の雨の状況がどうなのかということを、皆さん本当に深刻に受けとめていただいて、この大祭が、もしかして大きな被害が出ればできないのではないかというようなところまで皆さんで一緒に共有をさせていただいたところでした。幸いにして、大きなというか、床上浸水、床下浸水ということも報告をさせていただきながら、市内ではそういうような被害に遭われた方もいらっしゃるということも踏まえて、青年の方々も、この祭りに携わろうという心意気で当日を迎えていただいたという状況かなというふうに考えております。
さらに、青年の方々は、大きな被害があったら、じゃあ祭りどころではないねということで、被害があったところに出向いて、救助であるとか、災害の手伝いをしていこうではないかとおっしゃった方もいらっしゃいまして、そうした、別の意味での意識の統一というか、危機管理の思いが出てきていたのかなという思いを持っております。
一応、今のところそのような状況です。
○委員長(
清水唯史) 森委員。
◆委員(森伸一) 保存
会とか、そうしたところの正式な反省というか、課題とかいうような話をするようなスケジュールというのは、何かもう決まっているのですか。
○委員長(
清水唯史) 佐藤
観光課長。
◎
観光課長(佐藤修) これも、遠い向こうに行ってしまうと記憶が薄れてしまいますので、近々こうしたものをやっていきたいということで意思の統一を図っております。ただ、実際のところ、日はいつということはまだ決めておりませんが、11月中には終わらせたいと思っております。
それと、そうした保存
会だけではなくて、警察であるとか、いろいろな関係者の方々との反省、交通規制も含めてなのですけれども、そうした反省
会も毎回実施しておりますので、そうした要請もございますので、それも実施していく予定でおります。
以上でございます。
○委員長(
清水唯史) 森委員。
◆委員(森伸一) 今、課長がおっしゃられている、今回はいろいろ大変なハプニングもあってと思いますので、ぜひ早目に、覚えているうちに反省をやってもらいたいと。
あと、細かい話なのですけれども、これは確認で、位置情報アプリでやろうかと言ったのが、今回作動しなかったという話も聞いたのですが、実際はどうだったのですか。
○委員長(
清水唯史) 佐藤
観光課長。
◎
観光課長(佐藤修) これに関しましては、島田商業の皆様の御協力を得て実証したところです。初日は雨でだめだったのですね。中日ですね。中日と本日の日に動かせていただきました。それは、アプリを動かしていながら、本部の横に常駐をしていただいて、画面を見ながら対応していたところですが、実際のところ、中日の初日になるのですけれども、アプリを動かした初日は、午前中の段階はなかなか手際が悪くてというか、持っている、各街でお持ちいただいている方もいらっしゃるものですから、こちらの本部とのやりとりがうまくいかなくて、データがうまく飛んでこなかったというようなことで、地図に、地図上のアプリの位置情報がうまく動かなかったというようなことは聞いていますし、見ていたところです。午後あたりから、直接現場のほうへ学生が出向いていったりなどして、機器をセッティングし直したりして動き始めたようでした。最後の3日目、14日月曜日に関しましてはお渡りですから、一直線に動いてしまうという形で、それがとまっている状況が多かったものですから、動いていないという状況になったのかもしれませんが、比較的14日はうまく動いていたのではないかという感じで見ておりました。
以上です。
○委員長(
清水唯史) また、大祭の反省
会等終わった後、総合的な報告をお願いしたいと思います。
ほか、
産業観光部への質疑等ございませんか。
ないようでしたら、次に
都市基盤部からの報告をお願いします。
初めに、
都市政策課からの報告をお願いします。
大畑
都市政策課長。
◎
都市政策課長(大畑和弘)
都市政策課からは、都市計画マスタープラン原案の全員協議
会での御説明について口頭で御報告申し上げます。
昨年度から策定を進めております都市計画マスタープランにつきましては、本年5月27日の全員協議
会におきまして、同計画のうち全体構想案の部分につきまして、その概要を御報告させていただきました。その後、地域別構想案について、外部委員
会であるまちづくり市民会議及びアドバイザー会議、外部委員
会の都市計画マスタープラン等策定委員
会などでの検討を行い、また、市内7地域についてワークショップやタウンミーティングを実施し、市民の皆様の御意見を反映させながら取りまとめを行ってまいりました。
これらの策定作業を通じまして、都市計画マスタープラン全体としての原案がおおむねまとまってまいりましたので、その概要につきまして、来月開催を予定されていらっしゃいます全員協議
会の場においてお時間をいただき、御説明をさせていただきたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
以上、
都市政策課から御報告申し上げました。
○委員長(
清水唯史) 次に、建設課からの報告をお願いします。
菅沼
建設課長。
◎
建設課長(菅沼克章) 建設課から、口頭にて台風19号による道路及び河川の被災状況について報告させていただきます。
倒木、崩土、道路への土砂流出、水路・河川への土砂堆積等が41カ所で発生しました。全て小規模であったことから、すぐやる課の現業及び災害協力協定を結んでいる業者の協力により、道路の警戒は1カ所を除いて完了しております。現在も通行どめとなっている箇所につきましては、阪本の沼伏の集落から牧之原台地に上がる市道谷口原長池線です。路肩も崩壊していることから、設計を行い工事発注する予定です。これにつきましては、近くに迂回路があることから、地元の了解は得られております。
また、水路・河川につきましては、土砂が堆積したことにより、浚渫を緊急性が高いところから逐次進めている状況です。
台風19号による被災状況については以上です。
あと、もう1点、済みません。11月9日に藤枝バイパス起工式が開催されます。市議の方全員に招待状を配付しております。よろしくお願いします。
建設課からは以上です。
○委員長(
清水唯史) 次に、
建築住宅課からの報告をお願いします。
秋山
建築住宅課長。
◎
建築住宅課長(秋山尚弘)
建築住宅課からは、1件御説明を申し上げます。お手元の資料の市営住宅の管理代行業務の実施についてというA3の資料をごらんください。
資料の1、経緯ですが、平成28年ごろから、静岡県住宅供給公社から県内各市に対して、市営住宅の管理にかかる業務を住宅供給公社が受託したい旨の提案がございました。このため、島田市では、焼津・藤枝両市と共同して、管理委託できないか検討を重ねてまいりました。
こうした中、平成30年度に3市と住宅供給公社と事前協議を進める中、藤枝市は人事異動等に伴う事務引き継ぎについて内部調整ができていなかったため、令和2年度からの委託が日程的に厳しいという理由から、導入に消極的になったところです。ただ、島田市と焼津市は、令和2年度当初からの管理委託をすることを前提として協議を継続しておりまして、当市では平成30年度の実施計画において、新規事業とし900万円の事業費を計上させていただいたところです。
次に、2、現状の課題と必要性ですが、当市の住宅施策は、第2次島田市総合計画の策定に伴う市民アンケートの結果から、満足度、重要度ともに平均値付近に位置し、継続取組エリアに該当することから、市民意識として特段の課題はないと判断をしているところです。
一方、戦略課題の認識につきましては、少子高齢化に応じた公共施設ストックの適切な維持・管理及び整備の推進が掲げられております。市営住宅においても、需要と供給のバランスを考慮した必要な供給量の住宅を長寿命化することで、施設の効率的かつ効果的な維持を図っていくことが求められているところです。
3、管理代行業務の概要につきましては、現在、
建築住宅課で行っている市営住宅の管理を、静岡県住宅供給公社に管理代行、いわゆる委託をするものです。委託をする根拠は、公営住宅法の第47条の規定に基づき行うものですが、公営住宅を管理代行できる相手方は、法の規定に基づきまして住宅供給公社から自治体のみとなっているため、住宅供給公社に委託をしていくというところです。
なお、管理代行は、他の公共施設の事例で見られる指定管理者制度とは全く異なるものですので、契約方法は随意契約となってまいります。対象の市営住宅は、10月1日現在では316戸、全ての住宅を対象とするところです。
目的は、入居者サービスの向上と、より効率的かつ安定的な施設管理を図るためで、その詳細は後ほど御説明を申し上げます。
管理代行する範囲は、表の右の欄に掲げる家賃の決定、家賃の収入管理、滞納整理といった家賃の関係以外の全ての管理業務の委託を予定しているところです。
次に、4、予算措置のイメージですが、表のとおりです。令和2年度の当初予算案として、当該委託経費を計上する予定ですが、市営住宅の運営経費、こちらは全額委託費として計上いたしまして、市営住宅維持管理修繕経費のうち修繕費を計上いたします。
国費の財源とする改修費用、工事請負費につきましては別計上といたしまして、市の直営工事とする予定です。
子育て世代型住宅につきましては、公営住宅法の適用外の住宅となりますので、今までどおり市の直営で行っていく予定です。
裏面をごらんください。
5、経費削減効果です。管理代行の効果ですが、市営住宅のおおむね7割を管理代行することによって、約500万円程度が削減されると試算をしているところです。管理をする市直営業務と、管理代行を予定する業務は表のとおりです。また、参考までにごらんいただければというふうに思っております。
6、導入の効果、メリットにつきましては、今申し上げました540万円程度の経費の削減効果に加えまして、住宅供給公社が警備会社と提携することによりまして、入居者及び施設の緊急修繕等が24時間の対応となること、入居者へのサービスの向上に、こうしたことがつながるということがまず1点ございます。それから、公営住宅という1つのくくりの中では、住宅供給公社が県営住宅の管理も受託していることから、市内の県営住宅、市営住宅を比較して、市民の方がライフスタイルに応じた選択ができるといったサービスのワンストップ化も実現できるというふうに考えております。さらに、建築住宅職員が1人工減じることができるといった点がございます。こうした減じられる人工につきましては、新たな空き家対策事業等への業務に振り分けることを想定しているところです。
7、県内の自治体への状況です。こちらは参考までにごらんいただきたいと思います。
導入スケジュールです。こちらは表のとおりですが、手続き、事務手続きについては確実に進めてまいりたいと思っております。この中で、来年1月に入居者への説明、それから地元自治
会への説明
会を行っていくといった点がありますので、本日、所管委員
会であらかじめ委員の皆様に御説明をさせていただいているところです。
9、静岡県住宅供給公社の概要、こちらのほうは、また後ほどごらんいただければというふうに思っております。
こちらの事務につきましては、スケジュールのところにもありますとおり、2月議会の定例
会の中で予算案、条例の改正案といった形で我々のほうからまた御審議をお願いするところです。その節はまたよろしくお願いしたいと思います。
以上、
建築住宅課から御説明申し上げました。
○委員長(
清水唯史) 次に、水道課からの報告をお願いします。
木村
水道課長。
◎
水道課長(木村浩之) 水道課からは、台風19号により断水となった熱海市に対する給水支援について口頭で御報告させていただきます。
水道課では、日本水道協会静岡県支部の要請を受けまして、台風19号の影響で断水となった熱海市に対し、4トン給水車1台と水道課職員2名を派遣いたしました。派遣期間は当初16日水曜日の早朝から20日までの5日間の予定でしたが、復旧工事が順調に進み、1日早い19日土曜日までとなりました。一時、函南町と熱海市の一部で最大9,400戸が断水し、県内13の市が給水支援をしておりましたが、20日に断水は全て解消され、支援活動は終了しました。
以上、水道課からの報告は終わります。
○委員長(
清水唯史) 次に、
下水道課からの報告をお願いします。
大石
下水道課長。
◎
下水道課長(大石智浩) それでは、
下水道課から、11月定例
会の議案案件としまして、2件の条例改正予定につきまして口頭で報告をさせていただきます。
初めに、1つ目ですが、対年度から地方公営企業法を適用するため、島田市水道事業に関する条例に、設置等に関する条例、職員の給与の種類、基準に関する条例を追記し、一部改正を行う予定で計画しております。また、2月定例
会の当初予算説明は、企業会計での予算説明をさせていただく予定で進めております。
次に、2つ目ですが、成年被後見人等の権利制限に関する法律が公布されたことによりまして、
国土交通省の定める標準下水道条例が改正され、島田市下水道条例も順じて改正を行う予定で計画しております。
以上、
下水道課から口頭で2件の条例改正予定につきまして報告をさせていただきました。
○委員長(
清水唯史)
都市基盤部からの報告が終わりました。
委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。
よろしいですか。
それでは、以上で所管課からの報告は終わりました。
当局の皆さん、所管課からの報告、その追加事項等ございませんか。よろしいですか。
委員の皆さん、その他、所管課についての質問。
河村副委員長。
○副委員長(河村晴夫) 台風19号の後の水害、各地区の水害に対して、粗大ごみがたくさん各地区で出ているのですけれども、島田市として受け入れて処理するとかという案はございますか。
○委員長(
清水唯史)
天野危機管理課長。
◎
危機管理課長(
天野裕継) 災害ごみの処理の担当が環境課ですので、ごめんなさい。お答えができません。
○副委員長(河村晴夫) 済みませんでした。
○委員長(
清水唯史) 大関委員。
◆委員(大関衣世) 台風の被害のことで教えていただきたいのですが、冠水をした地域で阪本の地域があるのですが、そこにものをつくっている工場があります。そこで具体的に被害が出ているということを聞いているのですけれども、被害の金額とかそういうことは、商工課かどこかで掌握はされるのか、受けていないのか、これからなのかというところで教えていただきたくて。私が2つくらいの工場に聞いたところでは、かなりの被害の金額と、それから、もう少し掌握してみないとわからないけれども、二、三百万円だろうとかというところが伺っているので、その辺がわかったら教えていただきたいです。
先ほど、農作物の被害は伺ったのですが、その辺を教えていただけたらと思います。
○委員長(
清水唯史) 中村
商工課長。
◎
商工課長(中村広史) 商工課のほうに、企業さんからの被害の報告というのは受けていない状況です。商工会議所、また商工
会のほうにも確認をとりまして、そちらのほうも、それぞれ会員企業さんのほうにそういう被害状況の確認というところを確認された上での御報告ということを聞いたのですが、その中からも上がってきていないという状況になります。
一部、大津のほうにあります株式会社ジャパン・スリーブという工場があるのですが、そこの中で、浸水ということではないのですが、向かい側の斜面のほうから水とともに土が入り口のほうまで流れ込んできたというような形の報告というのは受けているのが1つあるという状況になります。
以上です。
○委員長(
清水唯史) 大関委員。
◆委員(大関衣世) おととい1つ会社の方に、訪問して伺ったときには、消毒の関係もあるので環境課のほうに出した被害の報告がありますということで承っていて、そこにやはり被害を受けた金額等も載せたと。多分、そのお隣にもう1つ工場があるのですが、プレスの板をつくっている工場なのですけれども、そこも出したのではないかなということを伺っていて、そこのプレスの工場に関しては大変な、多分被害を受けているのではないかなというふうに、台風の次の日の朝、私が現場に行ったときに、何人かでもう片づけだしていたときに、たまたま会長さんがいてお話を伺ったのですけれども、2回目の、昭和57年以来2回目の浸水で、もう数千万円だろうかというようなことを伺っていたのでお話をしてみました。ありがとうございます。
○委員長(
清水唯史)
眞部危機管理部長。
◎
危機管理部長(
眞部和徳) 念のため。工場は私も見に行きました。工場の人からもお話を伺いました。一通り、今回被害を受けたところは、平地部から山のほうまでずっと見て回って、ああ、こういう状態なんだねというのは、
危機管理課としても掌握しております。
先ほど、災害ごみの話がありましたが、もうそれは動いています。環境課と自治
会と町内
会のほうの調整で、もう環境課が動いていますので、そういったところは我々も全体を掌握しながら対応はしているところです。
具体的な被害の金額とかは、まだ承知はしておりませんが、全体としては連携をとりながら対応していると、そういったところです。
○委員長(
清水唯史) 河村副委員長。
○副委員長(河村晴夫) きのう、今朝かきのうのニュースで、台風19号で静岡県の中でも2人亡くなっているのですね。1人は車で長野のほうへ行っていて落ちてしまったという人と、もう1人は水災に遭って、1人で住んでいる人が1階から2階に、九十何歳だったか、上がろうとしたら滑って落ちて亡くなってしまったということで、先ほど、1階から2階に上がろうということでの避難なのですけれども、要はひとり住まいの高齢者でなかなか動けない人が、2階があるのだけれども、なかなかふだん行かないということもあると思うのですけれども、昔の家づくりは急な階段もありますので、そういったことも含めて何かそういう対応もあったらいいかなと。
私は島田工業の中にいたのですけれども、ひとり暮らしの人に対して民生委員の方がすごく動いていました。それで、民生委員の人が動いて、一緒に連れてくるというのは非常に困難な状況ですので、そういったときには、民生委員の指導のもとに動く人、別動
隊がいて、うまくそういう人たちと連携してやるほうが、民生委員に負担がすごくかかっていましたので、うまく連携できる形がいいかなと、その辺も何か別のルートで組み合わせていただければと思いましたので、よろしくお願いします。
○委員長(
清水唯史)
眞部危機管理部長。
◎
危機管理部長(
眞部和徳) 今回、郡山でも、全く上に上がれなくて亡くなった方がいっぱいおられます。真備町もそういう方がおられました。
島田市は、おそらく島田市だけこの取り組みをやっていると思うのですが、いわゆる避難準備情報のレベルがありますね。あのときに、避難行動要支援者で、家族も誰も支援ができない人を、それは個人情報の公開・非公開かかわらず、
自主防災組織に公開をして、あそこにこういう人がいますよと。ふだんは、我々と福祉課と民生委員の人しか知りません。けれども、そのときはあえて必要最小限の情報を公開して、個別計画で誰がその人のところへ行くと、もう決まっています。そういう仕組みになっています。ただ、個別計画をつくりたくてもつくれない人もまだ何人かいます。何人かいますが、基本的には、島田市はそういう状況になったら、個別計画で誰が助けに行くという人が決まっていて、例えば今回の場合であれば、前の
自主避難を呼びかけたときに、その人たちが行って助けてあげる、もしくは、民生委員の方から、今あそこにああいう人がいるのだけれども、きちんとやってくれていますかと
自主防災組織のほうへ連絡が行って動いてくれるという、基本的な仕組みはできています。
ただ、それが完全に機能しているかどうかという話はまた別の問題なのですが、そこはしっかり、個別計画をつくっていないところはつくっていく、動けていないところはしっかり動く。実は、きのうもその個別計画をつくる説明をやりました。
自主防災組織に。来年度の更新のための。そのようなことで、島田市は先進的に取り組んでいるというふうに思っております。
○委員長(
清水唯史) よろしいですか。
村田委員。
◆委員(村田千鶴子) 今回は、公会堂は本当に積極的に各
自治会長さん、または
自主防災組織の方々が開設してくださって、本当に、私も自分の地元の公会堂に行ったときには、もう既に
自主防災組織の方が大勢いまして、対応しておりました。本当にありがたいかなというふうに思っているところなのですけれども、先ほど来から、今回、地震とか何とかいうのであれば、第一避難所というところになるのですけれども、やはり今回の場合は、本当に雨とか風とかというところで、地元の近くのところで避難するということが一番安心感があるかなというふうに思いました。そういった中で、地区の公会堂は、避難所のあれには指定されていないというか、本当に、公会堂の中でも新しく新築されて、うちの横の公会堂ももうしっかりとしているところなものですから、そういった公会堂の中でも安心であってというところには、何か位置づけを、これから本当に温暖化で頻繁にこうした台風も来て、甚大な被害がこれからもあるだろうと想定されるものですから、そういった意味で、公会堂にもある程度、毛布とかそういった備蓄を何かして、必要ではないかなとすごく感じたところでございます。
やはり、うちのところでも、確かに本人が自分の食べるものは持ってくるということはわかっていても、でも、しかしながら、本当にとっさ的に逃げたときには、食べ物よりはほかのものというか、優先順位があるものですから、そういった中で、
自主防災組織の方が、いち早くラーメンとか何とか買いに行ってくれたということもありますので、本当に自助・共助・公助というところで、皆さんが全員それぞれの立場でよくやっていただいたなということで、私も本当に感謝の気持ちもあるのですけれども、そういったところも行政としてもしっかりと対応を検討すべきではないかと思いました。
それともう1つは、第一次
指定避難所、特に体育館で、今後停電とか何かあった場合のことを考えるとあれなのですが、避難の情報をそれぞれ聞いているのを、目で見える大きなテレビなどに。皆さんラジオで聞いていたのですが、雨の音などでなかなか聞きにくかったものですから、公会堂にはテレビがそれぞれ設置されているので、テレビでいち早くいろいろリアルタイムにわかるので、置く場所や停電になったらどうするのだということもあるかもしれませんが、検討課題の中に入れていただければと強く感じましたのでよろしくお願いいたします。
○委員長(
清水唯史)
天野危機管理課長。
◎
危機管理課長(
天野裕継) 委員の御指摘の公会堂、本当に避難所としていいですね。特に、お年寄りの方には、体育館にいるよりは畳とか、冷暖房があったりとか、知っている衆が多いし、そういう意味で、本当に安心できる場所だと思います。そういう意味で、いわゆる地元の
自主防災組織とか自治
会がああして開設してくれることは本当にありがたいことですし、これからもやっていただきたいと思っています。
町内での備蓄の関係ですが、それぞれ取り組んでらっしゃる
自主防災組織がたくさんございます。市のほうでは
自主防災組織の補助金を活用してお願いしますというような形でやっております。
あと、体育館でのテレビ、情報の関係ですね。それぞれの
指定避難所には、今回ちょうど夜のところの過ごし方とか、休日だったというのもあるのですが、学校なら学校のテレビを一応借りることになっているのです。それから、アンテナも、何アンテナと言うのか。〔「室内アンテナ」と呼ぶ者あり〕室内アンテナの、屋根などにつけずに置けるアンテナが避難所には置いてあって、それをつないで情報をとってくださいということにはしてあるのですが、ちょうど学校の休みとかいろいろなことが重なっていて、その辺がうまくいっていない部分は聞いていますので、またそこは現地避難地班の職員とも情報を交換したいと思います。
○委員長(
清水唯史) ほか、よろしいですか。
副委員長、1点いいですか。
○副委員長(河村晴夫) 清水委員長。
○委員長(
清水唯史) 台風19号の関係で、私は函南町のほうにボランティアで入りまして、そこのコミュニティセンターがボランティアセンターとなっていたのですけれども、そこは、洪水時は使用不可の
ハザードマップの中に入っていて、洪水時は函南町の田方農業高校に逃げるという、
ハザードマップの中で指示が出ておりました。実際、地震のときは避難所になるために、防災のいろいろな簡易トイレとか水とかが、そこのコミュニティセンターの倉庫の中にあったのですけれども、そこが水没して、やはり水で浸かって使えない状態になっておりました。ですので、今、公民館などは御提案があったのですけれども、洪水時には使えない公民館、それと地震のときとか、きちんとした区分けの、函南町がつくっているのは洪水避難マップというのを作っていまして、どこに避難してくださいというのが公開されているのですね。島田市は、探したのですけれどもそれが見つからなかったので、ぜひ、そういう避難、洪水時に逃げるマップを、
ハザードマップに合わせてつくられたほうがいいのではないかと思いまして、参考にしていただきたいと思いました。お願いしたいと思います。
○副委員長(河村晴夫)
眞部危機管理部長。
◎
危機管理部長(
眞部和徳) そうして行っているところもあります。ただ、島田市の場合は850カ所の、例えば土砂災害の危険個所、19本だったかの溢れそうな
中小河川、それは、そのようなルートを特定することがかえって危ない、避難する方向を。鬼怒川などはまさにそうでしたものね。行ってはいけない方向に皆避難して、あそこにはまってしまってと。小貝川のほうに逃げたほうがよかったのにと、そのようなことがあるので。函南町はそういうことでいいのかもしれませんが、島田市の場合は、ルートを特定してしまうというのが、私は問題があると思っています。そのときに使えるルートをふだんから、いわゆる地区の
防災マップづくりの中で、我々も一緒に現場を見ながら、3経路ぐらい選んでおくというのはやっているのですよ。そのときに使えるルートを使っていくと。もしかしたらそれさえも使えないかもしれないので、まさに生の状況をしっかり把握をして避難してもらうという、それが大事だと思っています。
○副委員長(河村晴夫) 清水委員長。
○委員長(
清水唯史) わかりました。
ほか、ございませんか。
それでは、2のその他についてです。
当局から連絡事項等、先ほど伺いましたがないようですので、委員の皆さんから、委員
会として確認しておきたい事項等がありましたらお願いします。
なお、発言に当たりましては、その問題について委員
会内で共通認識を持って委員
会の討議につなげていきたいと思いますので、発言の趣旨を簡潔に説明していただきたいと思います。
特にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
清水唯史) それでは、特にないようですので、次に移ります。
次に、3の
所管事務調査について入りたいと思います。
これ以降は、当局の皆さんは退席して構いませんが、ここで済みません。
眞部危機管理部長が11月14日に退任され、今回の
常任委員会が最後の議会となりますので、部長から御挨拶をいただきたいと思いますので、
眞部危機管理部長、よろしくお願いいたします。
◎
危機管理部長(
眞部和徳) ありがとうございます。残り3週間ありますが、せっかく機会をいただきましたので御挨拶をいたします。
議員の皆様方には、11月15日の全員協議
会が終わった後、控室のほうで改めて私の後任者と一緒に御挨拶をいたします。委員
会のほうですけれども、とにかく委員の皆様が活発に議論、討議ができるようにということで、意を用いながら務めてまいりましたが、不十分な点も多々あったかと思います。話が長過ぎるというのも御迷惑をおかけしたかもしれませんが、私自身、この場でいろいろな勉強ができましたし、いろいろな情報も伝えることができ、また、議員の皆様の、委員の皆様のお考えも知ることができて、本当に5年間ありがたかったなというふうに思っております。引き続き、課長以下、それから私の後任者を含めてよろしく御指導をお願いしたいと思います。
ありがとうございました。(拍手)
○委員長(
清水唯史) ありがとうございました。
それでは、暫時休憩といたします。
再開は11時5分といたします。
休憩 午前10時55分
再開 午前11時5分
○委員長(
清水唯史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、3の
所管事務調査についてに入りたいと思います。
所管事務調査の日程につきましては、各委員から日程調整の報告をいただきまして、皆さんの調整で可能な日程で、1月20日、21日を候補といたしたいと思います。
現在、視察先につきましては調整中でありますが、一応、関東地区を候補と挙げております。
その調整によりましては、もしかしたら日帰り1日を、県内で先進的にやられているところが1カ所ありますので、そこも入る可能性がありますので〔「20日、21日」と呼ぶ者あり〕20日、21日です。お願いいたします。〔「氷見市だね」と呼ぶ者あり〕連続です。お願いいたします。議会運営委員のメンバーにつきましては、氷見市の視察がその週にあると思いますが、大変でございますがよろしくお願いいたします。
その他、11月8日、議員研修
会が行われ、これにつきましては、先日、年度初めに行きました上下水道につきましての先生、国安先生が見えられて講演
会を行いますので、よろしくお願いします。
以上、皆さんからの、特にございませんか。日程の調整のほうはぜひお願いいたします。また、議会運営委員
会のメンバーにつきましては、少しハードな1週間になると思いますが、よろしくお願いいたします。
では、よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
清水唯史) それでは、ほかに特にないようでしたら、本日の委員
会の報告につきましては、委員長並びに副委員長に一任させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
清水唯史) それでは、そのようにさせていただきたいと思います。
以上をもちまして、
経済建設常任委員会を終了いたします。
閉会 午前11時8分...