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  1. 島田市議会 2019-09-19
    令和元年9月19日予算・決算特別委員会総務生活分科会-09月19日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    令和元年9月19日予算・決算特別委員会総務生活分科会-09月19日-01号令和元年9月19日予算・決算特別委員会総務生活分科会  予算・決算特別委員会総務生活分科会                              令和元年9月19日(木)                              第3委員会室 1.付託議案の審査  ○議案第52号 令和元年度島田市一般会計補正予算(第2号)中、所管に属するもの  ○認定第1号 平成30年度島田市一般会計決算の認定について中、所管に属するもの 2.その他 出席議員(6名)  分科会長  平 松 吉 祝        副分科会長  大 村 泰 史  議  員  伊 藤   孝        議   員  横 山 香 理  議  員  藤 本 善 男        議   員  大 石 節 雄 欠席委員(なし) 説明のために出席した者
     市長戦略部長                     鈴 木 将 未  秘書課長                       山 田 敏 雄  戦略推進課長                     駒 形 進 也  広報情報課長                     森 川 利 久  地域生活部長兼支所長                 三 浦 洋 市  市民協働課長                     松 村 竜次郎  市民課長                       久保田   誠  生活安心課長                     天 野 一 彦  環境課長                       橋 本   孝  行政経営部長                     北 川 博 美  行政経営部参事                    高 橋 拓 志  行政総務課長                     中 野 和 志  行政総務課参事                    藪 崎 勝 哉  人事課長                       小松原 智 成  財政課長                       前 島 秀 基  資産活用課長                     鈴 木 明 宏  契約検査課長                     木 村 義 幸  課税課長                       杉 本 正 晴  納税課長                       落 合 昭 之  金谷南地域総合課長金谷北地域総合課長        小 澤 英 幸  川根地域総合課長                   清 水 基 之  会計管理者兼会計課長                 中 村 正 昭  監査委員事務局長                   大須賀 正 行 職務のために出席した事務局職員  事務局長                       鈴 木 正 敏  事務局主査                      岡 田 ちな美                                開会 午前11時30分 ○分科会長平松吉祝) それでは、ただいまより、予算・決算特別委員会総務生活分科会)を開催いたします。  早速議事に入りたいと思います。初めに1、付託議案の審査を行います。審査につきましては、全体会より当分科会に委嘱された議案の審査を、お手元のレジュメ及び付託議案審査項目に従い進めていきたいと思いますので、御協力をお願いいたします。審査・付託議案項目のくくりに従って行います。  それでは、議案第52号 令和元年度島田市一般会計補正予算(第2号)中、当分科会の所管に属するものについて審査いたします。審査につきましては、付託議案審査項目のくくりによって区切って行います。  それでは、条文から第3表地方債補正を審査いたします。予算書15ページから19ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) 補足説明はございません。 ○分科会長平松吉祝) 補足説明がありませんとのことですが、委員の皆様、御意見等がありましたら、よろしくお願いいたします。  ありますか。どうぞ。大石委員。 ◆委員(大石節雄) 債務負担行為の中に窓口業務包括委託があるわけで、4年間あります。さまざまな懸念があるというようなことでよく取り沙汰されていますけれども、今回この債務負担行為を我々が審査する、それを通り過ぎると来年の4月から4年間そのまま自動的にその事業に取り組まれるということになりますけれども、さまざまな懸念がいろいろ議論されています。その対処方法について少しだけお伺いできればなと。  俗に言う、例えば偽装請負とかそういったときには、そういったものの対応とかどういうふうにこれからされるのか。これから時間もありますけれども、そういったもの。それから、一つはもしかのことなのですが、事件、事故が起きた場合の受ける委託業者との関係。例えば、賠償の問題も含めてそういったことはどのように進めるのか。この前の議案質疑の中で仕様書が10月ごろできるということだったのですが、そういった内容が含まれているかどうかも含めて、また確認をさせていただきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 今御指摘いただいた懸念ということで、一つは偽装請負についてということでございますが、これにつきましてはやはり現場だけではなく職員全体がこのことについて理解が必要ではないか、共通認識しなければならないと考えております。これは発注する側、それから請け負い側両方で共有しなければならないというところで、まずは統一した、単に法令を渡すだけではなく、わかりやすいチェックできるようなマニュアルというのですか、そういったものを整備する必要があるのではないかということで、日常的にしかるべき立場の職員が偽装請負になっていないかということを監督するというのですか、そういった形、システムが必要なのではないかと考えております。それから、実際に事件が起こってしまったということ、これは事例によっていろいろ考えられるかと思います。ただ、賠償ということになれば、あくまでこれは委託している市の事業でございますので、一義的には市が賠償責任を負うということでございますが、それに対して請け負った業者がそれにどれだけ起因しているのかということで、さらに業者に対して賠償を請求するですとか、そういった形で二次的な責任負担というのが出てくるのではないかと考えております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 一々市民サービスがとまっているわけにはいかないものですから、毎日毎日チェックをしながら確認するということは大事なことだろうと思います。問題は、こんなことを言ったら失礼ですが、職員側の意識の問題で、そこのところをどのようにしていくのかなと。もちろんよかれと思って市民サービスのためについつい口が出てしまったり指示してしまうということは想像できる。それは無視できないというか、これは職業のさがですので、そういうところも含めて、職員側に対する偽装請負に対する考え方なんていうのはどのようにされていくのかなということが一点と、先ほど言いました事故というか、いろいろな事故がございます。もちろん障害的なものもございます。それは委託会社の責任とかいろいろな、市がやる業務に対しての事故というのは、例えばですが、漏洩の問題であるとかいろいろな問題がございます。そういった予想できるものに対しての対処というものは、もちろん市が責任を負うことはあれなのですが、委託側にしっかりと、これは委託側が意識を高める意味も含めて、仕様書の中にはそういったものが強くうたわれるのかどうなのかということを確認させてもらいたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 職員の意識ということに対しては御指摘のとおりだと思います。この点については、やはり委託業務をできるだけきっちり分けて、そもそもそういう指示等が必要ない状態をつくるということが必要だと思います。そうはいっても、最初からそれが全部想定どおりできるどうかはわからないということもございますが、それは例えば定例会のようなものを設けて、今後指示が必要なものについてはそういう場合で改善を求めていくというようなことが一つ考えられるかと思います。あとは、現場の社員に直接は指示できないのですが、何らかの形で合法的に指示できる体制ということを、またこれも研究の余地が考えられると思います。  それから、情報漏洩ですとかそういった事前に予想されるトラブルについては、その対処法について仕様書にあらかじめ考えられる限りのものを記載するということで考えております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 前回の議案質疑の中で、10月には発注の仕様書ができるよと。12月には委託者を決定したいということの流れで、我々が閉会中の10月25日に常任委員会がありますけれども、仕様書はその時点でもし出して――そのときはできていると思いますけれども――出していただけるかどうかだけ確認をさせていただきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) その時期までにはもう公表できるレベルでのものをつくるようには目指しております。詳細な部分の詰めというところで今やっているところでございます。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかにありますか。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 同じく窓口業務委託の件でお伺いをしたいと思います。  先ほどもちょっと陳情の審査のときにも申し上げましたけれども、偽装請負なり住民へのサービスの低下、個人情報漏洩とか前々から騒がれていることに関しては、これだけ騒がれているので、まずないということを前提にお話をしたいと思います。これはあってはいけないことなので、これは絶対にないと信じておりますが。  やはり、請け負った側からの情報漏洩はないであろうとは思うのですが、職員が個人的に情報漏洩に対する意識がちょっと低いのではないかと思います。職員が低いと請け負った側もなあなあになる可能性もあるので、いま一度請け負い業者を決定する前に、もう一度市の職員全体の情報漏洩に対する考え方をもう一度はっきり徹底する必要があると思いますので、特に私が思うには、いろいろな資料というか案内文書の中に職員の個人の携帯電話が載っている場合があります。この辺もしっかり検討していただきたいと思います。一般の企業ではもう個人所有の携帯電話を業務に使うということがなくなってきている会社も多いものですから、その辺を一度再確認をしていただいて、やはりその辺がなあなあになると、委託された会社のほうに対してもなあなあになってくるのではないかなと思いますので、その辺のラインを、個人のものをどの辺まで使用するのかというものを、職員側もはっきりさせる必要があると思います。その辺よろしく検討できるものかどうか、確認をさせてください。 ○分科会長平松吉祝) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) これはそれこそ情報セキュリティ上の全体の話ということになるかと思います。委託するしないにかかわわらず、これは職員の意識として重要かと思います。これは関係部署とまた協議をして、人事研修の中で進める、あるいはルールづくりが必要ということで協議したいと思います。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 今いろいろと出ています中に、偽装請負の話がありまして、以前もどこかで言ったことがあると思うのですが、業務委託先との違いは何で示すかといったときに、名札とかユニホームということでしたが、一部ユニホームで誤解するようなものを着用している事例が見られますが、こういった点はどうされるのかというお考えがあればお示しいただきたいですけれども、おわかりになりますか。 ○分科会長平松吉祝) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 基本的に考えているのはやはりユニホーム、制服を着用させて、職員との、目視的に見てわかるというような状況をつくりたいと考えております。あと、名札もあわせて。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) あともう一点、これもちょっと指摘させてもらいましたが、今回も債務負担行為窓口業務等包括委託放課後児童クラブ運営委託と2つに分かれていまして、これが分かれたことによって包括業務委託の定義が非常にわかりにくいなと思っていまして。対象の案件ではございませんが、放課後児童クラブは複数の箇所を一括でやる、それと複数の業務を一括でやる。担当課は一つです。どこが複数だったらそれをまとめる包括と呼ぶのかという定義については、この点は確固たるものが定まったでしょうか。 ○分科会長平松吉祝) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 確固たるということでは、今現在の状況から申し上げますと、やはり所管する所属をまたいで幾つかがまとまる、直接的に全く同じ業務ではないのだけれども、関係性の深いものがまとまるといったようなときに包括というふうに今現在運用上使い分けているというところでございます。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 窓口包括業務委託の件でもう一つ確認をさせてください。  これは4年になっているのですが、これを短くするという検討は一回もなされたことはないのか。今回いろいろな問題があって、ここを4年とか5年というふうに期間を検討したことがあったのかないのかだけ確認をさせてください。 ○分科会長平松吉祝) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 委託に出すときのメリットということで考えまして、特に短くするというほうの検討はしませんでした。今回、もともと2月のときまでは3年というのをめどに考えておりましたが、庁舎の移転等のスケジュールとの兼ね合いで4年が妥当ではないかということで、4年に今回はさせていただいているというところでございます。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 先ほどの包括業務委託の定義で再度お伺いしますが、今水道事業の包括化ですとか施設管理の包括ということがありまして、それは多分担当課をまたがないと思いますが、包括というくくりの中で検討されているかと思いますが、その点はいかがですか。 ○分科会長平松吉祝) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 水道課については、済みません。今回の考えの外に出ている部分があります。水道課のほうがこういった業務全体を委託するという考え方についてはむしろ先行していたところがあって、一般的にも水道業務等につきましては、部をまたいでいないのですけれども、やる業務ごと全て委託を出す場合に包括業務委託というのが一般的に使われているかと思います。そういったところで水道課については課をまたいでいないのですが、そこのところは包括ということを通例に従って使っているのではないかというところでございます。このところについては明確なすみ分けということはされていません。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 非常に混乱も生じますので、改めてその定義については庁内でぜひ御検討いただきたいということをお願いいたします。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかに、委員の皆様。  ないようですので、続いて歳出の審査を行います。  歳出2款総務費1項4目地域振興費から7項3目バス交通対策費を審査いたします。予算に関する説明書は60ページ・61ページ、補正予算概要書は1ページから6ページです。  当局からの補足説明があれば、お願いいたします。  松村市民協働課長。 ◎市民協働課長松村竜次郎) 補足説明等ございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆様、意見等がありましたら、よろしくお願いします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 概要書の1ページ、一番上段ですけれども、ふるさと寄附金の推進経費が増額となっております。これに絡んで、寄附金の積み立て及び、後で審査になりますが歳入のほうの変化もございますので、ここら辺の一連の流れについて、概要をちょっと教えてください。 ○分科会長平松吉祝) 松村市民協働課長。 ◎市民協働課長松村竜次郎) それでは、まず歳入のほうなのですけれども、こちらはポータルサイトの増設ということで寄附金額が増額するということで計上させていただいております。これにつきましては、昨年度までは2つのポータルサイトを持っておりました。それによりまして、昨年11月ですか、さとふるというところのポータルサイトをふやしたところですけれども、それによって寄附額が増額したというところで、頑張って寄附額をまた今年度も上げようということで、ポータルサイトを新たにつくるといったところです。  この額につきましては、3,500万円というのは実績に応じてつくったというようなところです。それに伴いまして、返礼品等の経費がかかるというところで、これは3割の返礼品というところであったり、発送料の委託料であるというところを積み上げたところで1,700万円余の計上をさせていただいています。この収入、寄附額から経費を引いたものの残りを基金として新たに積み立てたいというところでありますので、これは差引きという形になっております。
     以上です。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 概要はわかりました。ポータルサイトということは、人目にたくさんつくからふえたという理解で、返礼品の割合を下げるという影響もマイナス側であると思うのですが、それを差し引いてもなおかつふえるというふうに御判断した根拠といますか見通しだけどんな感じなのかというところだけ教えてください。 ○分科会長平松吉祝) 松村市民協働課長。 ◎市民協働課長松村竜次郎) 去年、新たにポータルサイトを増設したときに、既存のポータルサイトの寄附額が下がらずにこの分がふえたと。要するにふえたという実績がありますので、そこを、計算上ですけれども、新たにふやせば寄附額もふえていくだろうというところを見込みまして計上をしたというところであります。 ○分科会長平松吉祝) ほかにありますか。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) その次ですけれども、1ページの行政経営費の中で、デジタルマーケティング施策の推進に要する経費の増額と。どこかで説明されたかもしれませんが、この内容について説明をしていただきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 藪崎行政総務課参事。 ◎行政総務課参事(藪崎勝哉) 今回の補正予算のまず内訳なのですけれども、先般テストマーケティングということで、50万回視聴を目指してやった結果が、約92万視聴がとれたという状況になります。今回はこれを今後本格的にやっていこうというものになります。  今回の補正予算の内訳ですけれども、今1本動画があるのですが、もう1本動画を作成する費用です。それは前回つくったのが春・夏バージョンで作成させていただきました。今度は秋・冬バージョンで作成して、2本の動画を配信していくという中身です。  その動画の作成費ですけれども、約230万円ぐらい。それから広告を配信する作業です、動画を配信する作業。それに約1,300万円。その結果を分析するという形のものに約200万円ぐらい。あと、動画を配信した結果、いわゆる市に引き込むためにランディングページというホームページを、簡易なバージョンを作成しております。その費用が約70万円という形で1,800万円。あと、もう一個やらなければいけないのが、実際今島田市がどれだけ全国あるいは世界で認知されているのかという認知度調査をしなければいけないと。まずそこが起点になると思います。現状の認知がどれだけされているのかということを分析した上で、広告を実際に配信してこれだけ認知が上がったよという結果を求めていきたいと思います。その費用が約230万円、計2,000万円の費用を補正予算として計上させていただいております。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 内容は理解できました。すごく重要な認知度調査も効果がなければ全然意味がないものなのですから、92万回という回数に評価が出たのか、要は50万回ぐらいのところに92万回だと、これはもう続けて、今倍の予算ですが、もう1本、2本つくろうかという流れだったのか。その92万回の動画再生回数というものが数の評価ではなくて実際具体的に島田市の何かいいプラスになってくるということが、評価があったからこの補正予算になったのか。それとももう一本やらないとまだまだ本物は、逆に言ったら見えてこないという考えだったのか。そこをお伺いしたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 藪崎行政総務課参事。 ◎行政総務課参事(藪崎勝哉) もともとの計画としてみれば、春・夏バージョンの動画と秋・冬バージョンの動画をつくるつもりでいました。あくまでも今回テストマーケティングをやって、我々も初めての試みでございましたので、その結果を受けて補正予算ということを考えておりました。今御質問の成果という部分でございますけれども、実際やはり広告動画を配信した中でこんなすばらしい景色がよかったということをYouTube上のコメントとして残していただいております。そういったものもやはり信憑性があると思っておりますので、より効果を、島田市の認知を高めて島田市を知っていただくという取り組みにこのデジタルマーケティングの政策は有効だと思っております。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 話に聞いています。すごく期待をしたいと思います。ただ、考え方として、本当に固いものですからいきなり大きな予算を取れないという背景があるでしょうと。今回は倍の予算なのです。普通ならば倍の予算というのはよほどの評価があったからつくのだということを考えざるを得ない。本来ならば、当初からこれを一発勝負するではおかしいですけれども、それぐらいのものがあってもよかったかなということを感じておりますので、従来を倍にしたということに対する評価というよりも、今後の成果というか、それをすごく期待するものだと思っています。意見です。 ○分科会長平松吉祝) ほかに。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 確認をさせていただきます。波及効果の確認方法なのですが、このビデオをYouTube上で見て、そこからその後そこに出てきた各名所に飛んで――飛んでというか、検索を視聴者がかけていたのを評価をしているのか、何かほかの評価項目があるのか。ホテルの予約が急増したとか、そういった何か目に見えてデータがあるかどうか、ちょっと確認をさせてください。 ○分科会長平松吉祝) 藪崎行政総務課参事。 ◎行政総務課参事(藪崎勝哉) 今までやったものはあくまでテストマーケティングとしてやっております。2つの方法、インストリーム広告ディスカバリー広告インストリーム広告というのは何かというと、皆さんも御存じのとおり、YouTube上で広告動画が突然配信されてきますよと。それで8秒後とか11行後にスキップができますよというもの。あともう一個、ディスカバリー広告というのは、YouTube上の右上の方に何か気に入った画像が浮き出されている。それをクリックするというパターンがあります。  その中で、先ほどのコメントがいっぱいつくというのは、ディスカバリー広告のほうです。それは興味を持って自分でわざわざクリックしていますから、そういったものがまずありますと。それをクリックした人たちが何に興味を持っているのかというのが、今伊藤委員から話がありましたウエブサイト上の、例えば七曲であり島田のお茶でありというふうに引き込んでいきますよという部分。それがまず今回の分析結果でわかっております。これから実際にやっていこうとすると、今観光戦略の部分でもありますけれども、宿泊状況であるとかエアの状況とか、そういったものを絡めて複層的に情報を分析したりすることができていきます。ただ、今回はそこまではやっておりません。これからの展開になります。あとほかに、例えば年代層。こういう国のこういう年代層が見ているというところまでは大体の分析はこれから細かくやっていくということになります。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) それで細かく分析していただくということなのですけれども、それはいつごろ目に見えてこちらに情報がおりてくるのかどうか、そこだけ確認をさせてください。 ○分科会長平松吉祝) 藪崎行政総務課参事。 ◎行政総務課参事(藪崎勝哉) これで補正予算の御審議をいただいて、議案が通りましたら、一応認知度調査というものを1月にやっていきたいと思っております。それから、動画配信につきましては、年度末になってしまいますけれども、2月ぐらいに先ほど言った2つの動画配信をしていきます。その結果につきましては、1カ月後ぐらいには多分ある程度出てくると思います。簡易速報は出てくるのですけれども、完全な報告書としてみれば1カ月ぐらいの経過が必要かと思っております。その段階で皆様方に情報提供はできるかと思います。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  それでは、ここで暫時休憩して、再開は1時からにいたします。よろしくお願いします。                                休憩 午後0時01分                                再開 午後0時59分 ○分科会長平松吉祝) それでは、委員会を始めます。  それでは、先ほどの続き、歳出を。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 午前中の最後にデジタルマーケティングの施策推進事業に触れていただいておりますが、午前中のお話の中で、動画の再生回数が50万回のところ91万回だったというようなお話がありました。一般的に言う再生回数でいけば回数が多いほど興味を持っていただいたというふうに数字をそのまま受け取れるのですが、今回は広告を投げたというところになりますので、少しその数字の受けとめ方も一般的なそういう理解とは違うのかなと思われますけれども、少しその50万回が91万回だったということの中身を詳しく教えていただきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 藪崎行政総務課参事。 ◎行政総務課参事(藪崎勝哉) 今の御質問でございますけれども、まず50万回視聴を最初に目指しましたということでございます。それというのは、委託契約を結ぶ中で、視聴単価というものがある程度想定されます。そのときの視聴単価を大体1つの動画で30秒以上見ると有料広告になるのですけれども、それが1.53円でした。ただし、それはアメリカであるとかイギリス、タイあるいは日本、それぞれ視聴単価が違うのです。見てくれた方の国あるいは地域で多少前後します。例えばアメリカだと30秒以上動画を確認すると3.3円動画にかかります。最も安いインドネシアだと0.7円です。逆に、東南アジアとかそちらの関係の方々が今回多くの動画に興味を示していただいたことになります。その結果、91万回あるいは92万回まで視聴数が伸びたということになります。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) なぜそういう回数になったかということは理解しました。予算の中でそこまで見せることができたということで理解いたしましたが、今回の補正予算では2,000万円の額を確保して、そのうちの配信料は1,300万円です。この単価は50万回ということを目指すのであれば以前の予算の約半分ぐらいで済むことかと思いますけれども、予算を同額としてやはり90万回くらいを目指しているのか、目標の回数が50万回をやればサンプリングとして十分なので予算は安く済んでいるということか。その点はいかがですか。 ○分科会長平松吉祝) 藪崎行政総務課参事。 ◎行政総務課参事(藪崎勝哉) 先ほど説明をしていませんでしたけれども、今回の補正予算に伴う動画配信は300万回視聴を目指すつもりでおります。ただ、先ほど言ったように、視聴単価によって400万回あるいは500万回近くになるかもしれませんけれども、目指すべきところの数字は300万回を目指していきたいと思っております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  横山委員。 ◆委員(横山香理) 今300万回を目指すということなのですが、配信するターゲットといいますか、それを例えばこの時間帯だったり、ここに絞って配信してみようとか、そういったようなこちらからの希望といいますか何というか、そうしたものは出しているのかどうなのか、ちょっとお聞きしたい。 ○分科会長平松吉祝) 藪崎行政総務課参事。 ◎行政総務課参事(藪崎勝哉) 最終的に日本に来ていただく、島田市に来ていただくというようなことをターゲットにしております。ということを考えますと、外国で言うと訪日に興味を持っている方々、あるいは外国で言う旅行好きの方々、そういった方々をターゲットにしまして、広告を配信するという形になっていくと思います。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。 ◆委員(横山香理) どういった国に配信しているのか、ちょっと教えてください。 ○分科会長平松吉祝) 藪崎行政総務課参事。 ◎行政総務課参事(藪崎勝哉) 前回のテストマーケティングのときには、アジアで言うと台湾、韓国、タイ、シンガポール、インドネシア、あるいは欧米だとテストマーケティングでしたのでイギリス、アメリカでやっていきました。それから国内につきましては、関東圏あるいは中部圏、関西圏、23都道府県をターゲットにしてきました。今度本格的にやるに当たって、就航先をより強化するであるとか、そういったことを考えながら改めて配信先は決定していきたいと思っております。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 別の事業になりますけれども、補正予算概要書に大井川流域観光拠点整備基金の利子積立と整備基金の新規積立が計上されておりますので、この内容を少し、もう一度触れていただきたいと思います。概要説明をお願いします。 ○分科会長平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(駒形進也) まず、大井川流域観光拠点整備基金新規積立金については、これは地方創生拠点整備交付金を国から収入いたしまして、そのまま一旦基金のほうに積むお金というか金額でございます。今年度大井川流域観光拠点の整備事業が終わったときに、基金からその事業費を一般会計に繰り入れます。その繰り入れる日までの利子を計上したのが大井川流域観光拠点整備基金利子積立金の7,000円でございます。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) この基金、積み立てる国からいただける交付金をどこの事業に使うのかということと、おおよその完了の目安、令和2年度中なのか、そのあたりを計画があれば教えてください。 ○分科会長平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(駒形進也) 大井川流域観光拠点整備事業については、内陸フロンティア推進課のほうで所管しております。今回も歳出の補正で計上はされていると思います。  その事業は、令和2年4月以降に完了を予定しております。年度をまたぐということで、今回基金ということで2カ年使えるように基金を創設したということでございます。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 済みません、議案質疑もさせていただきましたけれども、交通安全推進事業の運転経歴証明書の発行手数料全額助成についてちょっとお伺いさせていただきます。  議案質疑のところで最後のほうにちょっと触れましたけれども、全額助成ということで、何をするにもただより高い物はないと昔から言いますけれども、民間であればただで試食をさせたらアンケートがついてくる、これを買えばこれをやってくださいねみたいなものがついてくるとか当たり前なのですけれども、今後こういったものに対して全額助成とかかなり高額の助成をしたときに、ほかで推進をしていかなければいけないものでやっていただく側に金額がかからないものとか、かなり持っていたほうがお得になるのではないかと思われるものに対して、一緒に抱き合わせで推進するようなことを市として考えていかないのか、検討する余地があるのか、再度確認させていただきます。 ○分科会長平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 今回の運転経歴証明書の発行の手数料の関係なのですが、返納される方がほとんどの方が65歳以上の高齢者ということもありまして、その申請するときに対していろいろな案件を重ねるとなかなか高齢者の方も覚えるのも大変ということがありますので、今のところ運転経歴証明書の助成のみの申請にさせていただきたいと考えています。 ○分科会長平松吉祝) いいですか。ほかには。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 5ページのコミュニティバスの運行経費について、再度ちょっと詳しく増額の理由を御説明いただきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 増額の86万9,000円の関係なのですが、現在契約済み額がありまして、実際、済みません、向こうから提示されている金額が全体で2億8,000万円あるのですが、その未契約となっている5,900万円について、既に契約しているところの入札差金を利用しまして、その差額分として86万9,000円を提出させていただきました。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) そこが入札の差金でというとあれなのですが、何でそこが増額になってきているのかということをもう一度確認をさせていただきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 現在、バス事業者の人件費の高騰や燃料費の高騰、施設等にかかる施設費等について、業者のほうがかかっているということで、予定していた金額よりも高額になっているというところが理由の一つです。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 三浦地域生活部長。 ◎地域生活部長兼支所長(三浦洋市) 少し補足をさせてください。  このバスの委託契約につきましては、主にしずてつジャストラインさんにかかわる部分におきまして、昨年度の年度末、新年度に向けての委託契約を結ぶに当たりまして、見積額が非常に高騰な提示を受けまして、契約がそのままではできないという状況に陥りました。これは、しずてつジャストラインさんにお世話になっている近隣では藤枝市、焼津市、どこも同じでした。その中で、当面、運行をとめるわけにはいかないものですから、予算で賄える1月から12月までの期間ということで当初契約を取り交わしました。その後、近隣市町と合わせて、しずてつジャストラインさんとの交渉等進めてまいりましたけれども、結果としてその後の部分に対しても減額というか値引きは少しできないというような結果になりまして、トータルとして不足する部分、今回で言うと86万9,000円になりますけれども、その部分を補正計上させていただいて、残り未契約となっています1月から3月までの期間の分について、契約をさせていただきたいというのが今回の補正の流れでございます。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 再度確認をさせていただきます。しずてつジャストラインはほかの地域、遠鉄さんとか、ほかの東部のほうでは富士急さんがやられていると思うのですけれども、そういったところに比べて今まで非常に安い金額でやられていたから、そちらの水準くらいまでに合わせるという考え方で解釈していいのか。それとも、しずてつジャストラインさんはほかの遠鉄さんとかそういった事業者さんよりは同等、それ以上の金額の運行経費を払っているにもかかわらず、こういった料金を要求――要求というか言ってきたのかどうか、その辺をちょっと確認させてください。 ○分科会長平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) バス事業者の単価の推移として、平成28年ごろなのですが、先ほど言われた遠鉄さんなのですが、営業キロ単価が345円のところ、しずてつジャストラインさんが377円と。平成30年のときに遠鉄さんですと373円のところ、ジャストラインさんは439円ということで、5年前ぐらいは大体一緒ぐらいだったのですが、今急激にしずてつジャストラインさんが上がっているような状況です。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) それでは、1月から3月までの金額を補正を上げていたということなのですけれども、それ以降、来年度に向けてどのような準備を考えているのか、あればお聞かせください。 ○分科会長平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 路線の中で、例えば日曜・祝日の朝・晩のところが1車当たりの人数が大分少ないところがございますので、そういったところは運行を休止すると。あと、年末年始の運行の際に乗車数が少ないものですから、そういったところで削減ができないか検討させていただきたいと考えています。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 市民サービスの低下を検討していることですよね。そうではなくて、島田市には大井川鐵道さんがバス運行していると思います。島田市の事業者にそういったことを検討していただくような話し合いはなされてないのかどうか、確認をさせてください。 ○分科会長平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 路線の区域の関係で、例えばタクシー屋さんとかのところに、今大型の路線が市内を走っているのですが、それを例えば10人乗りのワゴンで走ることができないか等について、今タクシー業界さんとかにお話をさせていただいている状況です。  以上です。
    分科会長平松吉祝) 三浦生活部長。 ◎地域生活部長兼支所長(三浦洋市) 済みません、また少し補足をします。  今、大井川鐵道さん初めほかの事業者はどうなのかというお話だったと思います。現状では金谷地区のコミュニティバスの運行について、今大井川鐵道さん、大鉄アドバンスさんに委託をしています。車の台数の関係とかいろいろなところを考えると、今しずてつジャストラインさんにお願いしている部分をお願いするというのはちょっと厳しい部分もあろうかと思っています。  そうした中で、少しでも違う方法で切りかえていくことができないかということで今いろいろな方面と協議を進めているというところです。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  前に進みます。いいですね。  それでは、歳入に入ります。続いて歳入の審査を行います。  歳入10款地方特例交付金2項1目子ども・子育て支援臨時交付金から20款繰越金1項1目繰越金までを審査いたします。予算に関する説明書は56ページから59ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。 ◎財政課長(前島秀基) それでは、財政課から歳入10款地方特例交付金中、2項子ども・子育て支援臨時交付金について、説明をさせていただきます。議案の冊子16ページの予算書、第1表歳入歳出予算補正、それから説明書の56・57ページの歳入の事項別明細書をごらんいただきたいと思います。  子ども・子育て支援臨時交付金につきましては、令和元年10月1日から国が実施する幼児教育・保育の無償化にかかわりまして、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律、こちらが令和元年5月に改正されたことを受けまして、創設された交付金でございます。国の幼児教育・保育の無償化の実施に伴う経費負担につきましては、原則国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1というふうになっておりますけれども、制度が開始される令和元年度につきましては、経費の全額を国で負担するということになっております。令和元年度は消費税引き上げに伴う地方の増収がわずかであるということから、地方負担分について国がこの交付金を創設し、財源を措置するというものでございます。  なお、本市の当初予算編成時には、令和元年度の経費について全額を国が負担するという情報は把握しておりましたけれども、その具体的な国の負担方法は示されておりませんでした。よって、当初予算ではこれまでの国の財政支援の方法を踏まえて、15款の国庫支出金で予算を計上したところでございます。  今回、歳入予算に子ども・子育て支援臨時交付金を計上しているのは、5月の法改正によりまして臨時交付金が創設されたこと、それからこの市議会9月定例会の補正予算の中で民生費において給食費の補足給付費の拡大に伴い、歳出予算の計上をすること、これに合わせて当初予算で財源として計上していた国庫支出金について、臨時交付金へ予算の組み替えを行うものでございます。  なお、補正額の8,136万7,000円につきましては、今回予算の組み替えなど行うことで生じます一般財源の総額と同額を計上しているところでございます。これは国の幼児教育・保育の無償化の実施に伴う本年度の経費は、全額を国が負担するという考えに基づき積算をしたものでございます。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆様、御意見等がありましたら、お願いいたします。  いいですか。  次に、総括から地方債に関する調書までを審査いたします。予算に関する説明書は55ページから69ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) 補足説明はございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆様、御意見等がありましたら、お願いします。  いいですか。  それでは、議案第52号全体を通して、何かありましたらお願いいたします。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 先ほど債務負担行為でいろいろ議論させていただきました。我々もいろいろな意味で市に対して要望を出したり、市の皆さん、当局側もさまざまな努力をされてきていると。ただ、一つ崩れたことによって今まで積み上げてきたものが何だったのだということになるものですから、ぜひともそれに関しては職員教育も含めたり、今後のいろいろな委託者に対してもそうなのですが、ぜひ最大限の注意を払って取り組んでいただければということを要望として言わせていただきます。 ○分科会長平松吉祝) ほかに。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 今回の補正予算ですけれども、事業は幾つかありますけれども、それについてはこの時期として出していくべきものとして判断させていただきました。一番はやはり窓口業務の包括業務委託を4年分の債務負担をどうするかというところでございますけれども、これまでの間いろいろな形で当局とも情報のやりとりをさせてもらいながら、ここまでのものを用意していただきました。これが完璧かといいますと、やはりまだ将来のことなものですから不安があることも事実ですし、本当にここで答弁いただいていますが大丈夫かなという点も全くないわけではありませんけれども、この時点で物事を決めませんと事業が前に、準備が進まないということもありますので、自分は今後の不安払拭に引き続き当局に御尽力いただくということを期待して前に進むよう判断したいと思います。 ○分科会長平松吉祝) ありがとうございます。  続いて、大石委員。 ◆委員(大石節雄) 済みません。先ほど言ったように、そういった要望を言いながら一歩前に進めたいと思います。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 先ほども窓口業務の包括に向けて言いましたけれども、仕様書も今できてきて、私たちに提示がないところであります。4年間も債務負担行為を判断していいのかと悩むところではあるのですが、もしものときにはどうするのかなと思いながら今考えているのですが、仕様書が本当にいいものをつくっていただけるということを前提にするしかないのか、わざと悪い方向に行くものをつくることはないだろうなとは思っていますので、その辺をまた判断していきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 次に、横山委員。 ◆委員(横山香理) 私も同じように、ここでとまっているわけにはいかないので、やはり一歩前進していただきたいなと思います。 ○分科会長平松吉祝) 大村副委員長。 ◆委員(大村泰史) 今回の議案第52号全体ということなのですけれども、今回の補正予算については、私なりには前向きな補正が組まれたということで評価させていただきます。包括業務委託につきましては、先ほど来皆さんのお話に出ていますけれども、今後よりいい方向で検討、協議していくということを前提にして、今の時点ではこれから先を進んでいくという形で考えておりますので、今回についてはよろしいのではないかと思います。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆様から、議案第52号に対するお考えを述べていただきました。出た意見については、全体会に報告させていただきます。  それでは、次に認定第1号 平成30年度島田市一般会計決算の認定について中、当分科会の所管に属するものについて、審査いたします。  審査につきましては、付託議案、審査項目のくくりによって区切って行っていきます。  それではまず、当局から提出された重要案件の中から選定した5事業について審査いたします。  最初にICT推進プロジェクト事業を審査いたします。決算にかかわる重要案件資料は12ページ・13ページ、決算書は75ページ・76ページ、成果に関する報告書は36ページから38ページです。  委員の皆さん、御意見等がありましたら、よろしくお願いします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 今回重要案件資料のナンバー11ということで、資料の御提示をいただいております。成果に関する報告書にも詳細を記載してございますけれども、この事業は5年間の事業ということで、当該年度は3年目の中間年です。自分が思いますに、この決算額が1億1,300万円、当初の予算としては1億2,500万円ですから、ほぼほぼ予定どおりということですけれども、内容を見ますと、その全てが業務委託費ということになっております。1億円を超える額を委託して事業推進をしたということで、その事業全体を、担当となる窓口の課はどのように把握されて事業の評価をされたか。その点をまず伺いたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(駒形進也) まず、委員からこの事業の成果というお話がございました。この重要案件資料の13ページの懸案事項としても、目に見える形で事業成果あるいは効果を情報発信していかなければならないということで、こちらのほうも考えてやっているところではございます。成果が見えにくいというところでは、やはりそういうふうに所管課としても思っているところです。成果の確認なのですけれども、もちろんICTコンソーシアムから実績報告書を提出していただいて、平成30年度については特に最後の3月25日に事業報告会ということで、その成果を広く周知する形を今年度初めてとらせていただきました。国も地方創生を進めておりますけれども、非常にまだ始めたばかりで目に見えるようなところには進んでいないのだけれども、時間がかかるよと。かつ、それでも切れ目なく進めてほしいということは国のほうも、今第2次の総合戦略の説明会等の場で国の内閣府の職員がよく話をしております。  そういったところで、平成26年度から島田市は30代人口、あとゼロから9歳の人口というのがふえております。このICTの取り組みの成果としては、そういったところが一部担うところがあると思いますので、そういったところで見えるような形をもっとはっきり出していきたいと思っております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 今おっしゃったように、投資したお金を結果でリターンが見えるというのはなかなか難しいことだと思います。お願いしたいのは、やはり1億数千万円かけているものは、ややもすると相手方にわたると本当にそれだけのお金をかけて教育なりそういった事業をやったかということが、本来何人の人数をかけるべきところ、かけなくてもできてしまったり、やったことになってしまったりということは絶対にないようにしていただきたいということが一点ございます。  それから、この事業で少し気になることが、ICTの人材育成で高校生のアシスタントを69人投入していただいていますが、一つはその方々が本来賃金を支払わなければいけない対象であるとすると大問題なので、そういった点が問題ないかということと、もう一つはこういった教育は今後の学校のカリキュラムの中でもやっていかなければいけないものになるということでいくと、今回のICTの推進プロジェクト事業がその一翼を担っているのだとすると、時限立法で事業は終わっても受け入れる側からすると引き続きのサービス提供を求められたときに、これだけの高校生を投じて、事業費を投じてやっていかなければいけないということも懸念されるのですが、そういった将来見通しがどうなのかというところは気になるところですので、その点を踏まえた事業推進がされてきたかどうかということをお聞かせください。 ○分科会長平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(駒形進也) まず、このICTコンソーシアムの活動への高校生の参加については、主に島田商業高校と、あと島田工業高校の生徒が主になって、授業の枠内で参加いただいているということは確認はしております。  あと、委員が御懸念されている、この事業が終わったときの高校生のあり方については、市は平成30年2月に市内5高校と島田市、3経済団体で包括連携協定を結んで、今各高校とさまざまな取り組みが行われていることは御存じかと思います。例えば、島田商業高校のアプリの開発とか商品開発、あるいは先日も平和祈念式典でありました島田工業高校の平和の関係の動画の撮影、そういったことでいろいろな活動が続いております。そういったところで担保されていくかと思いますし、かつ今高校からは、そういったさまざまな活動が逆に多過ぎてちょっと整理してほしいという声が聞かれるほど活動が盛んになっていると思います。このICTの活動は終わってもそういったところでうまくつながっていくのではないかと思っております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 多過ぎるというほどの取り組みをしていただいているということは、裏を返すとやはり心配なのですね。これは自治会と行政との関係のようなことになることが心配ですので、協定を結んでいる、それはわかりますけれども、どのあたりまでというのは双方立場がありますので問題がないようにしていただきたいのと、特に小学生、中学生のプログラミング学習にどういうふうに取り組むのかということは教育委員会とよく将来設計をしていただきたいということを、この事業評価として述べさせていただきます。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(駒形進也) 今のを踏まえ、高校とまた協議のときにお話はさせていただきます。今、第2期の地方創生では高校を核にしていくような動きがございます。高校のほうも地域に出ていく教育活動、探求的な教育活動ということで、いろいろな力、地域に出ていくということに力を入れていくようなカリキュラムになっております。そういったことを踏まえながら、しっかりと境目をはっきりするようなことで話をしていきたいなと思っております。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) ほかに。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 13ページは今言っていたところなのですけれども、上から2つ目のポチです。その中に「地域総がかり」という言葉があるのですが、高校生アシスタント69人、大学生が5人、市民ボランティア5人という人数が提示されているのですが、これをもって地域総がかりという判断を私たちはしていいものかどうか気になるのですが。地域総がかりというともっとたくさんの市民ボランティアが出て、各小学校区に、何人もボランティアがいてというのが地域総がかりではないかと私は思うのですが、この人数で地域総がかりと判断した理由を、私たちが納得できる理由を教えてください。 ○分科会長平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(駒形進也) このボランティアの数で地域総がかりということではまだないと思っています。これからももちろん目標を高く持って進めていくことが必要であると思っております。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) どれぐらいの人数を目指しているのかどうかということがもしあるようだったら、ちょっとお教えください。 ○分科会長平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(駒形進也) 済みません、数字を探しますのでお待ちください。 ○分科会長平松吉祝) 時間がかかりますか。  駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(駒形進也) 数字は特段設定はしておりませんが、それぞれの事業を進めていくものにとっての目標というものは定めてやっていくというようなことで考えていただければと思います。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) ほかに。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 事業成果の一番最後のところに、こういったICT導入・利活用によって課題の解決だとか地域経済の底上げにつなげることができたと。具体的にどういうことなのかお伺いしたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(駒形進也) このICTの関係の、いわゆる企業、事業者へのかかわりとしては、新たに8件ICTを導入しまして、例えば金谷の製茶工場さん、あるいはお菓子屋さんなのですけれども、テレビ会議システムを導入して、効率的な会議運営――製茶会社さんは海外にも営業所を持っていまして、そういったところと会議システムで効率的な会議を運用するような体制をICTで組んだということをやっております。  地域経済の底上げという表現なのですが、具体的に数字ということは、申しわけありません、つかんでおりません。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 数字がどうのこうのというよりも、そういったものが顕著にあらわれてくるということが一つはこれの事業の成果になりますし、最終的にはやはりそこがしっかり見えてこないと、あともう少しありますので、何とかそれは頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 答弁はいいですか。  大村副委員長。 ◆委員(大村泰史) 今回、ICT推進ということなのですけれども、この交付金が地方創生の推進というところで、教育とかは今お話を聞いたのでいいですが、産業づくりというところで、この地方創生の交付金というのは全国的に取り組んでいることなのですけれども、私が思うに結構お金を使うというところで、本当に行政の考え方というか方向性が間違ってしまうと、ただお金を使った形になってしまった結果を生み出すというのが怖いものですから、本当にここの、例えば静岡県の内部とか近隣市町のICTの関連の交付金を使う使途とか成果、その辺の投資との違いとか、そういうところは確認されているのでしょうか。それを確認させていただきたいです。 ○分科会長平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(駒形進也) 今委員がお話になりました他市町の状況の確認なのですが、特段確認は今の段階ではしておりません。ただ、隣の藤枝市につきましては、実はこの地方創生交付金を藤枝市と島田市連名で一緒になって申請をいたしました。藤枝市と島田市でICTの推進協議会を設けまして、一緒になってやっていく部分もございます。例えば、小学生、中学生のITキャンプというところでは、島田市では山の家で昨年末開催したのですけれども、藤枝市の子供たちも参加できるような形で一緒にやっております。その事業の中身というのは、藤枝市と情報交換しながら進めているところでございます。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) 副委員長。 ◆委員(大村泰史) 今のお話で、そういうところに取り組んでいるのはわかるのですけれども、やはり産業づくりというところでいきますと、島田市でそういう産業が、これでいくとICT関連なのですが、そういうのが新たに起こるということを目標にしていただきたいと思うのですけれども、その辺については、私が思うに、島田市の今のICTの取り組みはちょっと範囲が狭いなと思っていて、本当にお金を使ってこれを交付金としていただけるものだったら、ちょっと冒険ではないですけれども、将来本当にここの市が繁栄するような、例えば大学生の今本当にICTとかそちらのほうにたけている方を取り入れて、そういう研究所みたいなそういうのを立ち上げるようなものを求めるような方策というか、それはとれてないのでしょうか。 ○分科会長平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(駒形進也) この推進交付金の申請上、委員がおっしゃったようなスケールが大きい形での申請内容はしておりません。市内の産業の活性化というところはやはりかなり大事な部分でありまして、そのためにも今いる小・中・高校生、そういった人の人材育成を、ICTに関する人材育成にまず力を入れるのだと。その子供たちが将来島田市に戻ってきてICTを活用しながら市内の産業を高めていく、そういったことがこの事業の組み立ての骨格の部分でもあります。そういったところで市内の産業を生かしつつ、人材もしっかりと育てていくというような形で今事業を進めているところでございます。  以上でございます。
    分科会長平松吉祝) ほかには。  それでは、ないようですので、次に移ります。  続いて、政策推進事業費、新庁舎整備木造・木質化先進事例視察事業を審査いたします。決算にかかわる重要案件資料は14ページ、決算書は75ページ・76ページ、成果に関する報告書は40ページ・41ページです。  委員の皆さん、御意見等がありましたら、お願いいたします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) この事業は、政策推進事業費で出されております。時期的には平成30年度の途中でそういった方針が決まったことかと思います。実際に事業を行った、視察をしたのは平成31年になってからということですけれども、時期的なことがどのような経過だったのかということを教えていただけますか。 ○分科会長平松吉祝) 鈴木資産活用課長。 ◎資産活用課長(鈴木明宏) 政策推進事業の枠を使わせていただいて視察をさせていただいたということでありますので、まず当初予算にこのような視察の経費は備えがなかったというところでございます。  振り返りますと、昨年の第1回定例会、市議会6月定例会から庁舎の関係でこうした木材の利活用につきまして要望的な御意見等を頂戴する中で答弁をさせてきていただいたというところでございました。主にはその内装等の木質化というところを答弁させていただいて、実際に答弁をさせていただく中では事例としてある程度情報をつかんできたというところがございました。そういう先が今回視察先ということになっております。  日程的なものにつきましては、当然こういう市議会とのスケジュール、それから私どもの業務日程等を見る中で、何とか日程が組めるところと。なるべく早くというところで、この視察で得た情報を次の意思決定へ反映させたいというところで調整をしたタイミングというところで御理解をいただきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 経過については了解いたしました。  それで、視察は大きく分けて①と②とございました。最初のところで宮崎県に2カ所、後のほうで山口県に1カ所ですが、成果に関する報告書で見ますと、事業の成果というところでいきますと、いずれの視察先でも得られた結果は同様の内容であったということでございます。考えますに、①の2カ所の視察である程度導入にいろいろと難しさがあるということはわかっていたかと思いますけれども、あえて②の視察先まで伺った目的、そのあたりは特に問題等はなかったのか、政策推進事業費の使い方として適切であったのか、この点はいかがでしょうか。 ○分科会長平松吉祝) 鈴木資産活用課長。 ◎資産活用課長(鈴木明宏) 視察を2回させていただいて、3カ所庁舎を拝見してきたというところでございます。その3カ所とも木の使い方というのは内容が異なっておりまして、まず1月に行かせていただいた宮崎県の2つの市でございますが、小林市につきましては成果に関する報告書の40ページに書かせていただきましたが、分棟ということで棟を2つ建てて、片方が鉄筋コンクリート、もう片方が木造の建物ということで2つ建物を並べるやり方、あと、鉄筋のほうも内装等は木を使っている状況でした。それから、日向市に関しては、鉄筋コンクリートで建物をつくった中の内装の木質化というところを重点的にやられていたというところになります。  それから、山口県の長門市でございますが、こちらのやり方につきましては、木の使い方としましては加工した材料、まず通常の柱の外側に石膏ボードを巻いて、それが燃えないということの耐火のものになります。それとあとは集成材、かなり大きな断面でございましたが、はりを集成材でつくるというところのやり方をされていて、その柱もはりも耐火構造――3,000平方メートルを超える大きな建物というのは、燃えてはいけないということで耐火の定めがあって、30分なり1時間なりは木を使っても耐えられるというものをやらなければいけないということになっています。この長門市の建物は7,000平方メートルを超える建物でありました。これに木の構造を使ったということで、この耐火の手続にはかなり苦労をして工夫をされたというものでございました。  一方、小林市の木造の建物は、2,000平方メートルのものです。なおかつ、防火壁で区切りをして1,000平方メートルいかないような形をとって、その耐火の決め事をある意味すり抜けるというやり方をして、小林市の建物というのは極端に火が出るとまともに燃えてしまうといったような建物でございました。それぞれ特色がございましたので、本市にどうした形で取り入れられるかということからしますと、3カ所それぞれ違うものを見させていただいたということに関しては、情報としては非常に有効であったと思っております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかに何かありますか。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) ちょっと確認をさせていただきます。  先日の庁舎の建設で、鉄筋並びに鉄骨の工法がまだ決まっていないというお話だったですけれども、今からでももし木造でずいぶん安い工法があるようであれば、その辺は可能かどうかということをひとつお聞かせください。 ○分科会長平松吉祝) 鈴木資産活用課長。 ◎資産活用課長(鈴木明宏) 今回、この重要案件資料をおつくりした時点は、8月5日以降通知を受けてつくらせていただいたものになっていまして、一番下の解決方策のところに書かせていただいたものというのは、8月4日、二次審査の後に書かせていただいた内容でございます。5者参加をしていただいて、このプロポーザルの提案要件の中には木を積極的に使っていただきたいという趣旨のものをテーマとして掲げて、なおかつ構造に関しては提案者に任せるということまでして、木造・木質化に対する提案を促したというものでございました。出てきたものとしましては、木造でいこうという提案をされた会社は1者もなかったというところを受けて、このような記載をさせていただいたというところでございます。  やはり、1万平方メートルを超える建物の計画をしている中で、木造というものに関しては非常に厳しい条件がございます。小林市の分棟の事例におきましても、差としましては4%程度でございましたが、木造の方がやはりどうしてもコストが高くつくというところであって、耐用年数、税法で言うところの年数でいけば、木造はコンクリートの半分ということになってまいりますので、そういった費用対効果ということに対して非常に難しい面もあるのだろうということで思っております。  ですので、書かせていただいたとおり、内装の木質化等、それから提案のあった木造の分棟というところ、この可能性というのは引き続き追求をしていくわけですけれども、構造材へ木を取り入れていくというところにつきましては、非常に難しい、ある意味不可能であろうと考えております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  ないようですので、次に移ります。  続いて、シティプロモーション推進事業を審査いたします。決算にかかわる重要案件資料は15ページ、決算書は75ページ・76ページ、成果に関する報告書は43ページ・44ページ。  委員の皆さんの御意見等がありましたら、お願いいたします。  横山委員。 ◆委員(横山香理) 重要案件資料の事業成果の中に、「のぼり旗5種類」とあるのですが、細かいことを聞くようで申しわけないのですが、こののぼり旗ですが、これは実はあるイチゴ農家さんのつくっているハウスの前に島田市緑茶化計画のマークが入った非常に目立つのぼり旗が立っていて、かなりこれは目立つのです。それはとてもいいことなのですけれども、こののぼり旗自体を知らない農家さんが実はすごくいて。私のところであったりそのイチゴ農家さんのところであったり、どうやったらのぼり旗をこういうふうに立てられるのかと。本当に基礎の基礎なのですけれども、それを実は知らない方が非常に多いのですが、ちょっとその基礎中の基礎で、ごめんなさい、どうやったらそういったのぼり旗がまず手に入るのかというのを教えてください。 ○分科会長平松吉祝) 森川広報情報課長。 ◎広報情報課長(森川利久) 今、横山委員からのぼり旗の件につきまして御質問がありました。ここに記載したのぼり旗自体は島田ブランドデザイン制作業務の委託事業の中で「島田DEいっぷく」という駅前に来たお客さんがお茶を体験できる、こうしたものをビジュアル的に、効果的に発信していこうというもので製作したものです。これとは多分別にイチゴ農家さんが掲げていたものは、多分大畑さんという――吉田町になりますか、初倉地区ですか。〔「初倉です」と呼ぶ者あり〕初倉のイチゴ農家さんなのですけれども、緑茶化補助金を使ってロゴを入れてつくっていただいたということを覚えています。  そうしたことで、今緑茶化補助金は平成30年度事業で終了してしまったのですけれども、そうした自分たちの事業に必要な物品に緑茶化のロゴを入れていただいて、平成28年度、平成29年度、平成30年度と補助金事業を実施してきましたけれども、そういったやり方で自分のところのイチゴハウスに飾っていただいていると。ちょうど補助金の話が出ましたので、今後そうしたロゴの使用については、事業者とか市民の方がみずから自発的に入れていただくように呼びかけを行っていまして、一応ロゴ申請を申請していただいて、緑茶化のロゴを形とか色を崩さないようにぜひ使っていただきたいということで、そうしたものの啓発に努めておりますので、もし委員のお知り合いの方、農家さんがいらっしゃいましたら、ちょっと補助金は出ないのですけれども、広報情報課に御相談いただいて、ぜひロゴマークを取り入れたようなPRを市民の方みずからやっていただけたら、こちらとしては大変心強い限りでございます。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 横山委員。 ◆委員(横山香理) 例えばなのですけれども、イチジクだったりアスパラだったり、そういったのでイチジクとかアスパラとかいった文字が入っていて、例えば絵が入っていて、そこに島田市緑茶化計画のマークが入ったりとか、そういったことで使い方はオーケーということでいいですか。 ○分科会長平松吉祝) 森川広報情報課長。 ◎広報情報課長(森川利久) 今、イチゴ以外にイチジクとかほかのフルーツ、いろいろなものに使っていけるかどうかということの御質問ですけれども、こちらとしては、広くいろいろなところで目にしていただくことが効果的な発信につながると思いますので、何ていうか、これはまずいぞというもの以外なら、物産販売にかかるものならこちらとしては極力相談に応じて使用を促していきたいと考えておりますので、多分イチゴののぼり旗はデザインを見て赤と緑がすごく映えて目立つのだろうということでとてもよかったなと思って、その大畑さんという方ともお話したのですけれども、またどんどんやっていって広めていってほしいということで、それも口コミで伝えていただくことも必要だと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  以上です。 ◆委員(横山香理) その方のところは、ハウスにもあるし、路地販売というのですか、そこのところにも立ててあるので、非常に本当によく目立つものですから、問い合わせが非常に多いのです。ですから、私のところにもどうやったら、先ほどもあれですけれども、ああいうのをつくりたいとかという方が何人かいらっしゃるものですから、また相談させていただこうかと思いますけれども、そうしたところで本当にそういうのを目にして初めて知る方だったりいらっしゃいますので、このシティプロモーションの根源のところになると思うのですが、地道にそういった広めていくというのは広めていくほうもなかなか大変ですし、情報をもらうほう、もらい方にもよるといいますか、やはり常にアンテナを張っていないと、やはりそういったところ、結局補助金もなくなってしまったというところがあるものですから、やはり情報の拾い方、もらい方というところにも、双方の問題があるとは思うのですけれども、そうしたところでやはり力を入れていきたいという農家さんはいっぱいいらっしゃるものですから、これからも発信力を強めていっていただけたらなと思います。 ○分科会長平松吉祝) 森川広報情報課長。 ◎広報情報課長(森川利久) 横山委員のおっしゃるとおり、やはりこちらとして伝えていますというだけではやはり受け取る側にそれを認知してもらってそれをどう生かすかということが大変重要だと思います。そうした農家さんの集まりだったら農業経営振興会とかそういったチャンネルとか、いろいろな団体もありますので、あとほかに商工会議所とか商工会、そうしたところも市内事業者の団体として、チャンネルとして発信をしていくということで、そういったところに目を向けて積極的な情報発信に努めていきたいと考えていますので、またぜひよろしくお願いいたします。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) シティプロモーション推進事業ということで、島田市緑茶化計画ということを旗印で取り組んできて、今内向きで自分たちの今後の懸案事項も含めてですが、市民の参加というのが必要になってくるということですが、先ほどのデジタルマーケティングの話もありますけれども、この発信事業、とりあえずいろいろなことを委託していろいろ外に発信すると。島田市のイメージアップを図れたかどうかということは、どういうふうに評価されているかをお伺いしたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 森川広報情報課長。 ◎広報情報課長(森川利久) 発信に係る部分は、やはり先ほど午前中から午後にかけてデジタルマーケティングの取り組みについても説明がありましたけれども、いかにターゲティングをしっかりと見据えてといくか、広告を打っていくにもやはり財源としては限りがあるので、効果的にやっていくことというのは常々念頭において取り組んでおります。そうしたことで、この委託事業の中でも、例えば「島田DEいっぷく」、先ほどちょっと言いましたけれども、島田の駅前でお茶割りとかお茶を楽しんでいただける体験をということで、駅前を中心とした12店舗の飲食店に協力をしていただいて、こうした大奴と島田髷のデザインの外向けの、どちらかと言えば市内の人もそうなのですけれども、外向けに食いつきのいいようなコンテンツを使いながらやっていくと。  あと、もう一つの委託事業でやっている「茶の本」ということで、これもお茶体験だったり動画とか市内のお店を紹介した本でありますけれども、ウエルカムブックとして製作をしております。こうしたもので外向けに知っていただく、しかも内向けにも市民が改めて島田市のお店、こんなところがあるのだよとかいいものを再認識してもらう、そういったことの効果が得られるように取り組んでいきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 他市町と比べて一歩前に出たという感触を持っているのか、まだまだだと思っているのか、お伺いします。 ○分科会長平松吉祝) 森川広報情報課長。 ◎広報情報課長(森川利久) 他市町との比較ということで、いろいろな見方ができるとは思うのですけれども、島田市の場合、平成27年11月から島田市緑茶化計画というブランドメッセージを外に伝えていくことによりまして、市内外に効果的に発信するということで、シティプロモーションの取り組みを行っています。近隣で見ればいろいろな形で他市のよいところ、例えば焼津市であったり藤枝市、切磋琢磨でやっていますけれども、外に行って話をする中では、聞いたりする中ではやはりこうした島田市緑茶化計画というフレーズでちょっと引っかかるところがあるよということで、そうした評価はいただいています。ただ、一歩そこが先んじているかどうかという評価は、自分たちは当然そうしたことも感じながらやっておりますけれども、そうした外部評価につきましては、先ほどあった認知度の調査だとかそうしたものではかっていく必要があると考えていますので、今後もそれにつなげられるような取り組みをしていきたいと考えています。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 鈴木市長戦略部長。 ◎市長戦略部長(鈴木将未) 一歩先んじてイメージアップが図れたかどうかというような御質問で、これに取り組み始めてから市外向けに例えばいろいろな会議で島田市緑茶化計画の資料を出したり説明をしたり、2年前には市長みずから全国都市問題会議の中で全国の首長向けにパネラーの中で緑茶化計画の紹介をしたり、「自治しずおか」という雑誌には緑茶化計画を載せていただいたり、教科書の副本に載せていただいたりとかということで、少しずつですが全国的には使われるようになってきたという認識ではいます。認知度はまだまだこれからだというところもありますけれども、先んじたかどうかということでは、決しておくれてないというか、少し自分たちの評価では出てきたという認識で今います。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 一挙にいきなりというのはなかなか難しい、時間のかかることだろうと思いますが、これは自分たちに当ててみてもそうなのですが、外に一生懸命発信して、それを見て期待してよし島田市に行ってみようと思ったら、この前からの議論ではありませんけれども、島田の駅、玄関口に外の人がどれだけ来るかというのは別なのですが、玄関口にお茶を売ってないではないかという議論もございました。このシティプロモーションで一生懸命売ったときの、今度内部の施策として、お茶に関しても荒廃農地の話もございました。お茶のことに関しても、これからインター周辺のあそこが入り口ですのでいろいろな方がおりてきたときのあそこの賑わい交流拠点というか、そこもそういった大きな需要になるだろうし、いろいろな施策が絡んでこないと、せっかく楽しみにして来た人が何だということにならないようなことを一緒に政策として考えていかなければならないということを感じます。  そういった意味でいくと、例えばなのですが、川根筋の人間はSLが通ったら手を振らなければならないという暗黙の了解があって、来る方々は一生懸命手を振れば手を振って返すと。これは大したことではないと言ったら大したことはないのですが、来た人は、ああ、みんなで迎えてくれているのだという気持ちになるのだと。これはお金のかからないことなのです。もう今はありませんけれども、どこか山の奥の温泉村に行ったら誰も道を聞いてもみんな親切にその人たちが教えてくれて、物すごくおもてなしというか親切な村民だったという方がいるとかという。これはあくまでも人間的なものなのですが、これだけよそに訴えることを発信することをやるならば、それに対する市内の、ここで一番大事なのが市民参加型のシティプロモーションというところがすごく重要になってくるだろうと思います。人が人を呼ぶということではないですが、外に発信して来た人が喜んでいただけると、そういったことも必要ではないかと思うのですが、そういったことに関しては懸案事項が出ていますけれども、どのようにお考えかお伺いします。 ○分科会長平松吉祝) 森川広報情報課長。 ◎広報情報課長(森川利久) 大石委員のおっしゃる、やはり市民の方たちが外の人に自分たちのよさをどう伝えていくか、そうしたところについては懸案事項でもありますし、これまでもそうした内向きの発信ができるように、ユニホームのロゴだったりそういったものの啓発で島田市緑茶化計画の認知と発信に努めてきました。まだまだ足りてない部分が多分にあると思います。先ほど横山委員からも御提案ありました、そうした市内の市民だったり市内の事業者だったりが、もうちょっとこれを広く知っていただくということもまだまだ必要ですし、先ほどSLに手を振るとか島田市に来たらお茶を感じていただけるような、そうしたサイン的な取り組みも必要だと思います。そして、897.4茶屋などでお茶のドリンクを飲んでいただいて、お土産でこんなにおいしいのだったら買っていこう、そういったもののいいサイクルができるような取っかかりを、やはりシティプロモーション中心になってつけていけたらと考えていますので、そうしたことでこれからも取り組んでいきたいと思います。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 15ページの下のほうに、広告事業でブランドデザイン委託業者が「トコナツ歩兵団」と書いてあるのです。成果に関する報告書の44ページには、同じ内容だと思うのですが、そこには受託者が「マイロックチョコレーツ」となっているのですが、一体ここのところの受託事業者の説明をしていただきたいと思うのですが。ホームページを見てもよくわからない団体なので、ちょっと御説明をいただきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 森川広報情報課長。 ◎広報情報課長(森川利久) 今、伊藤委員から御指摘のありました受託業者の名称の関係です。重要案件の資料につきましては、決算審査資料をそのまま使っているということで、記載が成果に関する報告書と統一性がなかったことについてはこの場でおわび申し上げます。  実際に今どういった関係性があるかということにつきましては、マイロックチョコレーツという、こちらの委託事業を受託している会社につきましては、島田市緑茶化計画のスタートからかかわっていただいている渡部祐介氏が代表を務める会社であります。こちらの会社と契約を島田市はしております。トコナツ歩兵団というのは、その渡部祐介氏が団長としてグラフィックデザイナーとかイラストレーター、カメラマンとかそういった多彩なクリエーターを組織してこういった情報発信をするようなプロデュースをする集団ということでトコナツ歩兵団というのを組織されているということで、マイロックチョコレーツとして市の委託事業を受けていただいて、そうしたデザイナーの方たちを集めて実際の業務としてはトコナツ歩兵団として動いていただいている、そういった関係性で事業を進めております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 何となくわかったのですけれども、ここでこういった表記にされるという書き方がわからない。本当の受託業者というのはマイロックチョコレーツということでよろしいかと思います。なので、15ページに書かれているものは、ここにこの言葉が出てきてしまうことが間違いだったという判断をさせていただきます。  別の件でいいですか。済みません、ここから別件になります。事業成果としてその下に新聞850万部と書いてあるのですけれども、これは事業成果ではなくて事業の内容だと思うのです。その前の上のほうにもウエルカムブックを4,000部つくったのは成果ではなくて、これは事業をした内容ではないかと思います。成果というのは、この4,000部をどこにどれだけ配布して、どれだけの方に興味を持っていただいたか。下の新聞に850万部宣伝を載せて、その850万部を見た方でどれだけ島田市に問い合わせがあったとか、ホテルの予約が上がったとか、何かそういうことが成果ではないかと思うのですけれども、何かそういったもので目に見えてデータとしてあるものがあれば、ちょっと御提示をいただききたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 森川広報情報課長。 ◎広報情報課長(森川利久) 伊藤委員のおっしゃるとおり、成果という捉え方では実際にやった数字であるということは否めないのですけれども、その先にどういった本当の成果というものが得られたかということにつきましては、ちょっと数字的には捉えてはいないのですが、例えば読売新聞の全国版朝刊に載せた広告ですけれども、一部ではありますが、市内の茶業の事業者のところに問い合わせがあって購買につながったとか、ウエルカムブックにつきましては、市内の観光施設、あと宿泊施設ですね、ホテルとか旅館、こうしたところで外の人がどちらかというと多く来られるようなところで配架して情報発信に努めたということで、そうしたところで市内のいろいろなお店、スポットに回っていただけているものと考えております。ちょっと数字的には申しわけないのですけれども、説明はできません。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 総合計画でいくと、そういったものの集大成というのは認知度をはかる指標があって、地域ブランド調査のランキングの順位を上げていくということが、最終的にその指標だと思うのです。1年に1回の発表なので、多分平成30年度の成果はまだ出てないと思うのですが、それが傾向としてこれだけの期間やっているので、そろそろ出始めているのではないかと思うので、その点を伺えばいいのではないか。いかがですか、おわかりになりますか。 ○分科会長平松吉祝) 森川広報情報課長。 ◎広報情報課長(森川利久) 今、藤本委員から地域ブランド調査にどんな評価が得られているかということで、毎年約3万人に対するインターネット調査をブランド総合研究所という調査会社が行っています。後期総合計画の中でもそちらのほうの指標であります都市の魅力度、また島田市の認知度ということで、そうした指標を掲げていますけれども、目標値としては2021年度、令和3年度にともに400位ということで、約1,000ある中の400位、ちょっと中途半端な感じはするのですけれども、半分より上は目指していこうよということで設定をさせていただきまして、毎年本が出るのですけれども、それを購入しているわけなのですが、一応昨年に比べて魅力度・認知度とも順位は上がっています。魅力度ですけれども2017年の660位から2018年の調査では405位、認知度は621位から562位ということで、魅力度のほうは400位に大分近づいたかなということで、これも調査項目が3万ということでいろいろな調査項目においてやっているものですから、一応の目安としてこうしたもので島田市のシティプロモーションの成果を捉えているところです。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  ないようですので、続いて次に移ります。  続いて、バス交通対策費を審査いたします。決算にかかわる重要案件資料は16ページで、決算書は93ページ・94ページ、成果に関する報告書は90ページから94ページです。  委員の皆さんの御意見等がありましたら、お願いいたします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) バスの件については、先ほどの補正予算の件でもありましたように、運営が大変厳しいという状況の中で、運行については予定したものをやっていただいていると認識しております。事業成果がそこに書かれております年間利用者数25万が25万1,000人ということで、目標はクリアしているということなのですが、成果に関する報告書にも記載がありますが、平成27年度くらいまでは多分30万人ぐらいだったと思います。これはいろいろと路線の平準化とかバランス取りをしたということで御説明いただいているのですが、その結果、人数を追うものではなくて、やはりどれだけの人にサービスが提供できるかということに軸を切っていくという説明があったかと思います。  そういう意味でお伺いしたいのは、人口カバー率とかエリアカバー率がここに記載がございませんけれども、そういったことは把握されているか、その点についてお伺いいたします。 ○分科会長平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 済みません、カバー率は把握していません。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) わかりました。なかなか人口カバー率かエリアカバー率の計算は難しいと聞いておりますけれども、先ほど鍋島地区でやった事業をやるというのも、人口はカバーできるということになっていくので、そういったことにかじを切っているのだということは目標設定で理解はできます。したがって、そういったものをそういう数値で示していただくということがやはり事業の評価になっていただきたいということで、今お示しいただけなければ、また今後どこかでそういったことをぜひ広がったということで教えてください。平成28年、人口カバー率は64.5%を平成33年、令和3年までに9割にするという目標ですので、相当大変かと思いますので御努力をいただきたいと思います。  それと、あわせてちょっとお伺いしたいのは、成果に関する報告書のほうにエの記載があったのですが、92ページにコミュニティバスの乗り継ぎの件がございます。これまで相賀線が市民病院との連絡をしていただいておりましたが、川根線ができたことからそこだけでは要求を満足できないということで、向谷郵便局から走らせているということで、その実態は316人でございます。バスのダイヤを見ますと1日1便しか対象がないのですけれども、長い距離になったわけですが、こういった事業をどう評価されているかということと、実は市民病院から戻る人は極端に少ないので、そのあたりをどう分析されているかをお伺いしたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 市民サービスの観点を考えますと、やはりはなみずきのみならず向谷の郵便局で乗りおりするというところがあって、市民サービスには貢献をしているのではないかと考えています。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) もともとこれをやったのが病院のすぐ近くまで来ているのでということでやったと思うのですが、向谷から病院まで行くとなると、では同じ距離でそういった方がいたときに、私のところはサービスがないのという声ももしかしたら出るやもしれません。そういったことも考えていただいた中で、乗車の人員がいることは事実ですので、こういった事業がどうあるべきかということはまた来年度予算の編成に当たりまして十分御検討いただきたいなと感じたところがございましたので、意見を述べさせていただきました。
     以上です。 ○分科会長平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 来年の予算の関係がありますので、検討していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○分科会長平松吉祝) ほかに、委員の皆様、何かありましたら。次に進んでいいですか。  それでは、ないようですので、次に移ります。  続いて、旧清掃センター解体事業を審査いたします。決算にかかわる重要案件資料は17ページ、決算書は121ページから122ページ、成果に関する報告書は165ページです。  委員の皆さんの御意見等がありましたら、お願いいたします。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) これは解体事業にかかわって施設の調査及び設計委託をしたということで報告がされておりますが、その後、ここにはもちろんその後はどうするかということは書いてないわけですけれども、解決方策としては「複数年での解体等、一般財源の負担を極力軽減できる方法を検討していく」ということになっていますが、実際その調査、設計研究したことについてどういう評価をされているか、お伺いしたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) 昨年の委託の中で、工法の検討であるとか、工期であるとか、事業費であるとかそこら辺を検討した上で、業者のほうからは成果品として解体事前調査業務であるとか解体工事見積仕様書作成業務であるとか、見積図書比較資料作成業務、解体撤去発注仕様書作成業務、これを成果品として上げていただいてあります。その中で、今後、今それこそ旧清掃センターは建築後37年たつ工場ですので、解体する方向で進むこと、これは事業の重要性、あと本当にやらなければならない事業であることは認識しております。ですので、今後予算化を図れる形で解体工事には着手できるように考えていきたい、このように考えております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 前向きな御発言だと思います。ここまで調査研究して細かい仕様書からいろいろな段取りまでできていると、予算的には高額になると思いますけれども、着実に一歩前へ進むという前段階として前年度こういった調査をしてきたというのは私は評価をさせていただきたいと思います。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 事業成果のところにアスベストの有無についてとか、ピット内にたまった水質の分析の結果の把握とか書いてあるのですが、その後にアスベストがあったとかないとか、水質が非常に危険なものがあったとかないとか書いてなくて、複数年で解体を、一般財源の負担を極力軽減できる方法で検討していく必要があるとかみたいなことが書いてあるということは、それほど急いで解体をする必要はないと読み取れるのですが、それで間違いはないのか確認をさせてください。 ○分科会長平松吉祝) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) 昨年委託を出した業者からは、老朽化が進んでいる施設であることは報告を受けております。ですので、全てではないのですけれども、アスベストも若干やはり含まれている部分はありました。ただ、飛散をするアスベスト、いわゆる石綿ではなかったものですから、処理のほうも廃棄物の処理及び清掃に関する法律及び建設リサイクル法に基づいて処理ができるものとなっております。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 今の解体のことなのですが、平成30年度の予算を進めるに当たって、この平成30年度にどこまで事業をやっていくかということの工程の中に、その年度の中で解体費の概算を出して、それを平成31年度、平成32年度で工事を行うか、1年でやるのかということを判断していきたいということは、工事費を提起するところまでは平成30年度事業の中で行うということが予定されていました。予算要求とかそういったことを考えると、前半でそういった概算が出ないと事業進捗が難しかったと思うのですけれども、結果として平成31年度にはその予算は計上されておりませんので、事業は予定通りやったのだけれども、予算編成時の何かしらの要因で事業費がないのか、そこを出すまで至らなかったのか、その点はどちらだったのですか。 ○分科会長平松吉祝) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) 工事については、さまざまな形で検討させていただいております。昨年度の設計業務委託の中では、工場と煙突を合わせて全て解体する方式。あと。工場棟のみの解体の方式、あとは煙突のみの解体の方式、この3つに分けて検討しております。私どもも当然予算のなかなか平準化を図る意味で、できる範囲の中で今年度ずっと検討してまいりました。当然煙突だけの解体においても、工期がやはり11カ月から16カ月かかる、このような形で報告を受けております。ですので、なかなか土木技術的にも難しい部分があるのですが、なるべく平準化を図れるような形、あと、地元の自治会を初め近隣の事業所もあるものですから、そちらに御迷惑をかけない形での丁寧な地元説明も必要かと思いますので、なるべくそういう形で皆さんに納得していただいた形で工事ができるように進めていきたい、このように考えております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) せっかく平成30年度でそれを進めるための基礎調査を終えたわけですので、実施が先延ばしになればなるほど、そこで出した成果物をもう一度やり直すことにもなりかねないということを考えますと、やはり今、令和元年度、このままになりますけれども、そこについては計画的にやはり担当される方におかれましては、事業進捗を図っていただきたいということを感じましたので、意見として述べさせていただきます。 ○分科会長平松吉祝) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) 令和2年度に予算化が図れるように、現在実施計画の中で調整を図っておりますので、そういう形で進めていきたい、このように考えております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかにはありませんか。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 済みません、煙突だけで11カ月から16カ月と言ったのですけれども、全体を一括に解体をすると10カ月か11カ月で済むのかどうか、確認をさせてください。 ○分科会長平松吉祝) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) 工場と煙突をあわせての解体の中で、5者の見積もりをとっているのですが、その中で工期としては17カ月から24カ月かかる、このような形で報告を受けております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) そうすると、もう間違いなく複数年かかるのですね。一番下の解決方策の中で、「複数年での解体等」と書いてあるのですが、これはどういうふうに解釈したらいいのでしょう。 ○分科会長平松吉祝) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) 先ほど申しましたとおり、煙突だけでも最低11カ月かかるということであれば、必ずもう複数年でないとできない形にはなっているかと思います。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) それは理解しておりますけれども、ここで4年かけてとか5年かけてとかいう解釈をしていいものなのかどうなのかということを確認をしたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) 先ほどケースに合わせた形での大手のゼネコンさんから見積もりをとっている中で、工場棟のみの解体でもやはり15カ月から22カ月かかります。ですので、先に煙突をやってその後工場棟になるにしても、最低でも3年はかかるような見通しにはなっております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかに、委員の皆様、ありますか。いいですね。  以上で、重要案件について審査を終了します。この件に関する委員間の討論は分科会の最後、当局退席後に行います。  それでは、引き続き決算審査を行います。なお、審査につきましては、歳出歳入の順番で行い、付託議案審査項目のくくりによって行います。決算書及び成果に関する報告書を御用意ください。いいですか。  初めに、平成30年度一般会計歳入歳出決算書を審査いたします。決算書は1ページから12ページ、成果に関する報告書は1ページから21ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) 補足説明はございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見がありましたら、お願いいたします。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 議案質疑の中でも、同僚議員から財政状況についての質問がございました。いろいろな部分において、財政指標の中にもわかっているところ、わからないことがありますけれども、現状を含めて、我々は一般企業とはちょっと違う、営利を目的とするような、行政というのはそういうものではございませんので、こういう税収を中心に国、県の補助金等を加味しながら、前も言いましたけれども、我々市民の福祉の増進を図るということが本分であるということは理解をしております。そういった意味では、厳しい予算の中で最大限の効果をあらわすということをしなければならないわけですが、一般会計の決算を見て、これが効果的な財政運営になっているかどうかという、はかる指標という意味で、3ページのところに3カ年の推移等が載っております。実質収支比率がそこで取り上げられておりますけれども、実質収支の観点から本市の決算状況ということは一体具体的にどういうことかということを御説明をしていただければと思います。 ○分科会長平松吉祝) 前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) まず、実質収支でございますけれども、黒字、プラスの額が大きいほどいいと言えるものではございません。こういったものが通説となっております。  収支が大きくなる要因としまして、予算編成時の歳入の見積もりが過少であった場合を考えますと、見積もりがもう少し正確であったならば、もう少し事業をふやすことができただろうというような考えが出てまいります。  一方で、歳出の見積もりが過大であったという場合を考えますと、見積もりがもう少し正確であったならば、事業の量ももう少し、もしくは種類もふやすことができただろうという考えとなります。実際には、もう少し複雑な要素が絡み合って収支というものが決まってまいりますけれども、このような理由だけをもって、収支の額が大きいということだけでこれを是と考えるというところの捉えはしておりません。  こうしたことから、標準財政規模に対する実質収支額の割合であります実質収支の比率、こういったものは一般的には3%から5%程度が適当であるとされております。成果に関する報告書にもありますけれども、本市の実質収支の比率は、3カ年の推移で年々比率が低下している状況ではございますけれども、先ほど申しましたように、一般的な比率というのが3%から5%程度というところからしますと、平成30年度の決算におきます5.9%という数字、こういったものにつきましては、本市の財政運営は安定に進んでいるというところ、決算に当たりましては、年度間の財源を調整する、そういったところも見て決算を打ちたいというところもございますので、繰り返しになりますけれども、平成30年度決算の5.9というパーセンテージにつきましては、適当な値であったと捉えているところでございます。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 黒字ならばもうかっていいねと、営業ならばそういった感覚を持つわけですが、今の説明において予算立ても含めて収入のこと、バランスも踏まえて予測もなかなか難しいわけですけれども、今島田市の現状としては適当な数字であるということはお伺いしましたが、例えば近隣であるとか全国的に見てこの数字はどうなのだろうかというようなことをお伺いしたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) 政令市を除きます県内21市の平成30年度決算におけます実質収支比率、こちらの情報はつかめておりますので、そちらについて説明をさせていただきたいと思います。  速報値で言いますと、今申しました県内21市の実質収支の平均値でございますけれども、6.9%となっております。それから、全国の市の平均でございますが、こちらについては平成30年度の決算については今後集計されるというところでございますので、参考に平成29年度の決算におけます全国の市の平均、こちらを申しますと5.1%となっております。  今申し上げましたように、県内や全国の市の平均値と大きく乖離はしていないというところが本市の実質収支の値であるというふうに捉えておりますので、本市の平成30年度決算につきましては、財政運営に調整余力を持ったものというふうに捉えております。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 今のことに少し絡みますが、前のページで、先ほど予算との比較ということで余りぶれがあるとやはりよくないという中で、予算現額対比がございますが、これがB/Aというところで96.2%から95.2%ということで、要は比率が、数値が少なくなっているということは、予定していたものに対して結果がぶれているということになるのですけれども、こういった傾向が出ていますけれども、このあたりはその下にもC/Aという数値も同じく下がっていますけれども、歳入・歳出ともそういった予算と離れ始めているという傾向がございますので、この点はどのように分析されていらっしゃるか、お考えをお聞かせください。 ○分科会長平松吉祝) 前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) 今の御質問で、歳入決算のお話と、それから歳出決算のお話がございましたので、少し分けてお話をさせていただきたいと思います。  まず、歳入決算の予算現額対比につきましては、報告書のとおり95.2%で、前年度と比べまして低下をしている状況でございます。要因につきましては、主に2つございまして、まず1つ目は事業の進捗状況によりまして、繰越明許費が事業費ベースで約9億円生じております。こうしたことから、歳入の面で言いますと、その財源となります国県支出金、それから市債、こういったものが未収入となっている状況でございます。それから、2つ目の要因としましては、財政調整基金の繰り入れ、取り崩しでございますけれども、予算に計上させていただいただいたものが約16億6,000万円ございましたけれども、決算で取り崩しをさせていただいたものが3億円というところでございます。こうしたところが予算現額対比が前年度と比べて低下した要因でございます。  それから、歳出決算の予算現額対比の件でございますけれども、こちらも報告書にございますように、比率は91.3%ということで、前年度と比べて低下をしている状況でございます。こちらについては主に3つ要因がございます。1つ目としましては、歳入決算と同様に事業の繰り越しによりまして歳出の予算が未執行となったものがございます。主に、内陸フロンティア推進区域の整備事業、それから賑わい交流拠点整備事業、東町御請線改良事業、こういったものが主に繰り越しの大きな要因となっているところでございます。2つ目の要因でございますけれども、新病院の建設事業の進捗状況によりまして、病院事業会計、こちらで継続費の予算を組んでおりましたが、こちらの中で予算繰り越し、逓次繰り越しでございますけれども、こちらが発生をしたこと。一般会計では病院事業会計のほうへ繰出金ということで出資金の予算を準備しておりましたけれども、先ほど申しましたように、病院事業会計側で繰り越しがあったということで、一般会計の予算、繰出金の一部が未執行になったというところが2つ目の要因でございます。  それから、3つ目の要因でございますけれども、民間保育所への助成事業の見積もりというところで、当初予算に見込んでいた実績、決算が少なく終わったというところでございます。こちらにつきましては、平成30年4月に認定こども園へ移行したところが4園ございましたけれども、こちらについて予算の見積もりのときに利用者数、それから給付額、こういったものの見積もりに当たりまして初めてであったというところもございましたので、そこら辺がなかなか決算を打ってみて少し見込みが違っていたというところでございます。  まとめさせていただきますと、歳入・歳出、お話させていただきましたけれども、事業の進捗状況によりまして、翌年度へ予算を繰り越しをして事業を実施させていただくものがあるということ、それから、2月補正の中で予算を減額をして翌年度、令和元年度でございますけれども、こちらで新たに予算を組んで実施させていただくもの、こういったものは一部ございますけれども、大規模事業を始めまして、おおむね平成30年度の当初予算に計上していた事業は執行できたと捉えております。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 状況についてはわかりました。またその内容を踏まえまして、質問をこの後続けたいと思います。ありがとうございます。 ○分科会長平松吉祝) 暫時休憩いたします。開始は3時5分。                                休憩 午後2時52分                                再開 午後3時04分 ○分科会長平松吉祝) ただいまから、休憩後、引き続き審査を行います。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) いろいろ聞いて、済みません、勉強のためにも教えていただきたいと思います。  義務的経費というのは、基本的に人件費とか扶助費とか、それから公債費の合計というかそれの占める割合の比率となっているわけですけれども、ここ3年間若干上がっているとはいえ、安定をしているのだと。これについてどのように評価されるか、お伺いしたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) 義務的経費でございますけれども、人件費、それから扶助費、公債費となっておりますので、それぞれについて少しお話をさせていただきたいと思います。  人件費につきましては、単価の面では人事院勧告の動向に左右される部分がございますけれども、正規職員の人数、こういったことについては定員管理計画の中でコントロールされているというところでございます。それから、公債費に関しまして、財政の健全性に関する比率を出すことがあるのですけれども、この算定等に大きくかかわる項目でございますので、償還時の財政負担を十分に考慮し、借り入れを行っているという状況でございます。それから、扶助費につきましては、制度要因、社会、経済の動向によるところが大きく、市町、自治体の裁量が働く部分はそれほど大きくない費目と捉えております。  先ほど委員からお話がありましたけれども、成果に関する報告書の3ページに記載をさせていただいているとおり、3カ年の比率は47%程度で推移をしておりまして、義務的経費が本市の財政運営を大きく変動させているということはないと捉えておりまして、そうしたことから安定的に財政運営が行われていると捉えているところでございます。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 今のところで、人件費とか扶助費については適用も含めたりしてなかなかコントロールできるものではございませんけれども、公債費については今後考えると市役所の建てかえ、市民病院等も大きな起債が予想されると。今、償還時の財政負担を十分考慮して借り入れを行っているということですけれども、それについてこれから借り入れが必ず多くなるという予測の中で、いろいろなものにおいて財政計画というか、そういったものは考えているか、お伺いしたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) 大規模事業につきましては、実施計画の中で登載をされるというところが前提にございます。そうしたところから我々のほうは実施計画に載ってくる、登載される事業においてそれぞれ個別にまずシミュレーションをして、今後どのくらいの借り入れを行うのか、それから年度ごとの市債の残高はどうなるのか、それから返済、公債費がどうなるのかというところはシミュレーションをしております。  ただ、遠い将来、島田市がどういった大きな事業をやっていくのかというところはまだ財政課では見えていない部分もございます。そうしたことから、基本的には実施計画に載ってくる事業については積み上げをして、先ほど申しましたように計画をつくっていると。こちらにつきましては、中期財政計画として各議員の方にも配付させていただいておりますし、市のホームページで公表していると。こちらを見ていただきますと、実施計画の期間の範囲内でございますけれども、公債費の今後の推移、それから市債残高、借入額、こういったものを御確認いただけるものとなっております。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) ほかに何かありませんか、委員の皆さん。  藤本委員。
    ◆委員(藤本善男) 5ページに市税の推移がございますので、その点で1点伺いたいことがあります。  文章の上から2段目ですけれども、法人市民税の記載がございまして、個人市民税はふえているのだけれども、法人市民税は減っていると。その要因として、昨年度連結化で多額納税がされたので、そのことがなくなったことしは減っているよということで記載がございますが、平成28年度の実績を見ますと7億8,100万円ということで、その連結による増額というのは1,000万円程度なのですが、平成30年度の落ち込みはそれ以上に落ち込んでいますので、今の特定法人のもの以外に何かしら法人が落ち込む要因があったのではないかと思います。このことが自主財源の将来的な悪化の要因になるのだとすると、少しそれを意識しなければいけないかと思いますが、この点については何か分析とかされていますでしょうか。 ○分科会長平松吉祝) 杉本課税課長。 ◎課税課長(杉本正晴) 法人市民税の推移について、平成29年度と平成28年度を比較したこと、それから平成30年度と平成29年度、それぞれの比較をして御説明したいと思います。  全般的に言いますと、法人市民税につきましては、ここ数年横ばいから減収の傾向にございます。それで平成29年度は委員から御説明があったとおり、市内の有数の製造業者の連結、親法人の変更に伴う確定申告によって一時的に多額の法人市民税が納税されたという経過があります。それに加えまして、資本金等の金額が1億円を超える法人の納税義務者が平成29年度については8者ふえたというのも一つの要因ではないかと思います。それと、平成30年度と平成29年度を比較しますと、景気が緩やかな回復をしつつも、資本金等の金額が1億円を超える法人の納税義務者が2者減少しまして、資本金等の金額が1億円以下の法人の納税義務者が6者減少しているということ、それから、全体としまして、法人市民税を構成しております均等割と法人税割の両方を納めている法人が50法人減少しまして、均等割のみ納める法人となっている。こういった状況でございます。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 状況はわかりました。数字からだけではなくて、細かい内容の会社の数を見ても大変厳しい状況であるということを認識させていただきました。ありがとうございます。 ○分科会長平松吉祝) 杉本課税課長。 ◎課税課長(杉本正晴) それでもう一つ委員から御質問があった、個人市民税がふえているのに法人市民税が減っているような形だということで、その要因ということでありますが、一つには個人市民税がふえた要因としましては、県内の景気が緩やかに回復をしているということで、個人がもらう給与所得が伸びているということがまず一つの原因。それから、一方で法人市民税が減収の傾向にある要因としましては、個人への給与をふやしていること、それから法人が消費税増税前の設備投資を積極的に行っているということで、経費に計上する額が大きくなって法人の課税所得金額が減少しているというのが要因として挙げられるのではないかと考えております。 ○分科会長平松吉祝) ほかに。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) そういった部分でいくと、今市税のことのお話がございましたが、地方自治体の財政力の、財政の基盤の強さというものをあらわす指標としては財政力指数というのがあるとは、前からそういった説明がございます。現状、島田市のこの指数をどのように捉えておられるか、お伺いしたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) 政令市を除いた県内の21市の平成30年度の決算の財政力指数の平均、こちらは持ち合わせておりますので紹介させていただきたいと思いますけれども、速報値としては0.86となっております。  本市の平成30年度の決算におきます財政力指数でございますけれども、報告書のとおり0.75というところで、県内の21市の平均と比較すると低い値となっておりますが、3カ年の値は報告書のとおり0.75台で推移をしております。こうしたことから、本市の財政基盤は安定して推移していると捉えているところでございます。  平成30年度の全国の自治体のお話はまだできませんけれども、平成29年度の決算におきます全国自治体の財政力指数、こちらを参考にお話をさせていただきますと、平均値は0.51でございます。平成30年度のこうした全国の自治体の値と比較することがすぐには今できませんけれども、この平成29年度の全国の自治体の状況を参考にお話しさせていただければ、現在の島田市の財政基盤というのは弱いというふうには捉えてはいないというところでございます。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) もう一点だけ。一番下のところで経常収支比率というのがございますけれども、これは我々が自由に使えると言ったらおかしいけれども、どれだけ財政に弾力性があるかということをあらわすものだろうと思うのですが、近来、よそと比べないとなかなかわからないのですが、経常収支比率の平均値と比べて島田の状況はどういう値なのかということをお伺いしたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) こちらも今情報を把握しておりますのは、政令指定都市を除いた県内21市の平成30年度の決算におきます経常収支比率の値ということになります。平均値でございますけれども、速報値としましては87.0%となっておりまして、県内の21市の中では3番目に高い値となっております。  経常収支比率は、財政構造の状況を示す値となっております。つまり、財政運営が健全であるかということをいうものではございませんで、財政構造上、経常的な経費がどの程度を占めているかというものを示すものでございます。これも参考でございますけれども、平成29年度の決算のお話でございます。島田市は当時の値としまして経常収支比率が90.1、報告書のとおり、昨年の数字が載っておりますけれども90.1でございます。これに対しまして、全国自治体の平均値は92.8。類似団体につきましては、平均は91.6でございまして、全国の自治体の半分以上が経常収支比率90%以上で財政運営をしているという状況でございます。  こうした状況からも、本市の経常収支比率の状況をもって財政運営が深刻な状態であるということの捉えはしておりません。  以上でございます。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) どうしてもこういう数字を見ると、我々は数字だけ追ってしまって大丈夫なのかという懸念をするわけですが、決してよそと比べていいからどうのこうのということではなくて、いろいろな意味で先の予算の執行、財政のいろいろな使い方も含めて、安定したものを現在やっているということは評価いたしますけれども、今後についてはまだまだわからない要素もたくさんございますので、ぜひ努力をしていただければと思います。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。いいですか。  ないようですので、次に移ります。  続いて、歳出の審査を行います。歳出1款議会費1項1目議会費を審査いたします。決算書は73ページ・74ページです。成果に関する報告書は22ページから27ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  議会事務局長。 ◎事務局長(鈴木正敏) 補足説明は特にございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見等がありましたら、お願いいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○分科会長平松吉祝) なしということですので、次に移ります。  次に、歳出2款総務費1項1目一般管理費から歳出2款総務費1項3目広報費までを審査いたします。決算書は73ページから76ページ、成果に関する報告書は28ページから44ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  中野行政総務課長。 ◎行政総務課長(中野和志) 補足説明は特にございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見等がありましたら、お願いします。  ないようですので、次に移ります。  次に、歳出2款総務費1項4目地域振興費中、委員報酬から歳出2款総務費1項6目市民相談費までを審査いたします。決算書は75ページから80ページ、成果に関する報告書は44ページから58ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  松村市民協働課長。 ◎市民協働課長松村竜次郎) 補足説明は特にございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆様、意見等がありましたら、お願いいたします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 50ページからあります自治推進費の中に、51ページ、成果に関する報告書で自治会役員に女性に参画していただこうということで事業をやっていただいておりますが、過去の実績を見ますと、岡田自治会さんがずっと頑張っておられます。それ自体は問題はないと思いますけれども、同じところに同じようなものを出し続けているということは、多分努力もされていると思いますが、そこの自治会の仕組みづくりができ上がっているのかなと思うと、これをよそに展開して新たな自治会が出てくるなり、違う目線で取り組む姿勢がそろそろあってもいいのかなと思いますが、この点はいかがですか。 ○分科会長平松吉祝) 松村市民協働課長。 ◎市民協働課長松村竜次郎) 少し岡田の自治会がそういう仕組みがあるかどうかというのは把握してないのですけれども、いつも女性の役員さんを出していただいてこの補助金をもらっているという状況です。今委員がおっしゃったように、これからやはり女性の役員をふやしていきたいという思いがありますので、そういった仕組みがもしあればこちらのほうも取り入れて普及させていただければと思っております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 成果に関する報告書49ページの一番下段ですけれども、30歳の同窓会実施事業が、昨年度よりもふえたということなのですか。対象人数が何人で、53人参加したのかわかりますか。 ○分科会長平松吉祝) 松村市民協働課長。 ◎市民協働課長松村竜次郎) 対象になっている人数というのはちょっと今現在把握していないものですからお答えできないのですけれども、日をかえてお正月にやったということで人数がふえたという状況ではありました。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 要は、どこまで、参加してくれる人はありがたいと思いますし、ここに書いている成果でふるさとに帰ってくるということを促すのもいいと思うのですが、何かやり方、方法を考えたほうがいいかなと。あ、終わりですね。〔「31」と呼ぶ者あり〕31、済みません。そういったことを思っていて、実は先日、自分の学校ではありませんけれども、年代を区切ってそれで大分たくさん集まったというような方法をやっている学校があるということを聞きました。できれば、そういった意味ではそういう方法を今後検討するということも必要ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 ○分科会長平松吉祝) 松村市民協働課長。 ◎市民協働課長松村竜次郎) この事業につきましては、昨年度最後に終了しているという状況です。といいますのも、参加した方たちにとっては、やはりこういう成果はあったとは思うのですけれども、先ほど委員がおっしゃったように、全体どれくらい人数がいて、これくらいの参加者だというような結果からすれば、余り参加率としては低かっただろうということで中止をしたとは聞いているものですから、今後各地区でこういったものをやっていくということは、各自でやっていただくというような方針では今のところあります。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。何かありますか。ないようですので、次に移ります。  歳出2款総務費1項7目行政経営費から歳出2款総務費1項9目情報管理費までを審査いたします。決算書は79ページから82ページ、成果に関する報告書は58ページから67ページです。当局から補足説明があれば、お願いいたします。  中野行政総務課長。 ◎行政総務課長(中野和志) 特に補足説明はございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆様、御意見等がありましたら、よろしくお願いいたします。  何かありますか。  大村副委員長。 ◆委員(大村泰史) 高度情報化推進費の中に、光ファイバ網の整備事業があるのですけれども、ここでブロードバンドの世帯カバー率が平成30年度末で100%になったのですが、実際にこの環境がそろったところで使われている方のその辺の把握というのはされているのでしょうか。ページ数は成果に関する報告書の67ページの中段です。 ○分科会長平松吉祝) 森川広報情報課長。 ◎広報情報課長(森川利久) 平成29年度、平成30年度と北部地区のほうに光ファイバの整備を行ってきました。それで事業者につきましては、TOKAIケーブルネットワークへお願いして、補助事業という形で平成29年度は2分の1補助、平成30年度が3分の2補助ということで整備を終えてきました。実際加入の、件数的にすぐ数字が出ないのですけれども、TOKAIケーブルネットワークに確認するところでは平成29年度にやった北部地区のエリアでは予想よりも多く加入していただいているということで、川根の家山地区とか北部、相賀とか神座ありますけれども――という状況を聞いております。そうした整備済みのところで、やはり生活の利便向上のためにこれからもいろいろな生活の足とかも、先ほど交通の話が出ましたけれども、やはりそういった買い物をするにも自分で足を運ぶのではなくて宅配で、少しお金がかかる部分もありますけれども、そうしたものも利用できるという生活の利便の向上をやはり市民の方に訴えながら、こういったものをぜひ活用していただきたいということで推進をしてまいります。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 大村委員。 ◆委員(大村泰史) この世帯の具体的な数値というか、それは把握されていますでしょうか。 ○分科会長平松吉祝) 森川広報情報課長。 ◎広報情報課長(森川利久) 世帯数で申し上げますと、加入世帯ということではないですよね。 ◆委員(大村泰史) 加入世帯でいいです。数字でつかんでいる値でいいです。 ◎広報情報課長(森川利久) それは今手元の資料で確認できなかったものですから。加入の世帯につきましては、TOKAIケーブルネットワークでつかんでいますので、また別途報告させていただきます。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 今のところ、この67ページの光ファイバの件なのですが、これは一通り終わったと解釈していいと思うのですが、次の状況でやはり山間部等、こういったところに住んでいる方に人をふやすためにこういうことをしていたわけですけれども、今後、携帯電話の5Gが必要になってくるのではないかと思うのですが、今の状況の携帯電話のカバー率を把握しているのか、今後いち早く5Gに着手しないとまた置いていかれてしまうと企業が来てくれなくなったり、そういうことなので、そういった政策的なもので今考えているものがあれば、ちょっとお知らせいただきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 森川広報情報課長。 ◎広報情報課長(森川利久) 携帯電話の不感地区というのはまだ実際にはございます。数字的には、申しわけございません、今出ませんけれども、また5Gの整備だとかそうしたものにも、生活利便向上のために具体的に市としてそれに対してこういう事業をやっていこうというのは特にありませんけれども、そうした環境の変化に応じて市として生活の向上に資する部分での事業等を考えられるものがあれば、やはりやっていかなければならないということで考えております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 成果に関する報告書の62ページに、人事管理の内容が載っています。そこの一番下に表がありまして、公務災害の状況があります。この1年間の中でもいろいろと職員さんの車両を使った事故等の記載もあって、公務災害ではないと思うのですけれども、特に自動車に絡む事故がこの中にあったのかどうかということと、今社会問題化しています車を運転しているところに対して、外部から威圧的に妨害をするというようなことから職員を守るためにも、記録装置、ドライブレコーダー等が有効ではないかと思います。過去の決算状況を見させていただくと、昨年だと思いますが、報告の中では平成28年に公用車を6台つけて、平成29年度には予算としてバス2台分を措置していただいているという報告が見られますが、平成30年度においてそういった点での取り組みはどのような状況でしたでしょうか。おわかりになれば教えてください。 ○分科会長平松吉祝) 鈴木資産活用課長。 ◎資産活用課長(鈴木明宏) 平成30年度にもドライブレコーダーをやらせていただきました。結果といたしまして、私ども所管をしております集中管理車両32台につきましては100%ドライブレコーダーを完了したという状況です。それから、それ以外、各課で保有する状況がございますので、今の32台を足した合計が全部で315台になります。そのうち、ドライブレコーダーが設置できたのが85台。ですので、まだ230台ついておりませんで、設置率が27%というのが昨年末ということで御了解いただければと思います。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) それで、この取りつけの費用は、特別計上ではなくて車両を購入する余ったお金ですとかそういったものでやられるようなお話も過去ございますが、今はどんな状況ですか。ある程度確保して職員の安全を守っていこうという意識でおられるのか。その点、いかがですか。 ○分科会長平松吉祝) 鈴木資産活用課長。 ◎資産活用課長(鈴木明宏) 今委員おっしゃっていただきました集中管理車両につきましては購入時の差金等の活用で3年かけてやらせていただいたという状況でございます。今回、県のほうで交通安全施設の関係で整備していきますよという補正が上がったわけなのですが、あれは県がやるに当たりまして市町の要望というところがございました。なかなか予算化が難しい点があったものですから、県のそういうお金を使って市町に対して少し助成をお願いできないかというような働きかけは市長会を通じてやっていただいたというところですが、まだお返事がいただけていないというところでございます。  ドライブレコーダーの設置費を積極的に予算化できたというところは、現状他課の状況は承知はしておりませんけれども、環境課の収集車等につきましては完了しておるというところでありますので、頻度の高い車両につきましては、まずまず設置ができているというところだと思います。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 前向きに取り組んでいただいているということを確認できました。引き続きこの件についてもよろしくお願いいたします。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかに何かありますか。  広報情報課長
    広報情報課長(森川利久) 済みません。先ほど大村副委員長からの御質問で回答できなかった部分なのですけれども、一昨年度、昨年度の光ファイバ網の整備の加入世帯数ですけれども、平成29年度は対象が2,773世帯中1,330世帯に加入していただいたということで、47.96%ということで、非常に高い加入があったということで報告を受けています。昨年度、平成30年度の整備部分につきましては、伊久身地区の一部と笹間地区でしたけれども、193世帯中43件、22.28%ということで、加入のほうになります。この数字につきましては、6月末現在ということで今後も加入促進に向けて、市のほうも働きかけをしていけたらと考えております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 何かありますか。  ないようですので、次に移ります。  次に歳出2款、総務費1項10目財産管理費から歳出2款総務費1項23目過疎地域自立促進基金費までを審査いたします。決算書は81ページから88ページ、成果に関する報告書は68ページから72ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  鈴木資産活用課長。 ◎資産活用課長(鈴木明宏) 補足説明は特にございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆様、御意見等がありましたら、お願いいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○分科会長平松吉祝) ないようですので、次に移ります。  次に、歳出2款総務費2項1目税務総務費から歳出2款総務費2項2目賦課徴収費までを審査いたします。決算書は87ページ・88ページ、成果に関する報告書は73ページから78ページです。  当局から補足説明があれば、お願いします。  杉本課税課長。 ◎課税課長(杉本正晴) 補足説明はございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見等がありましたら、よろしくお願いいたします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 成果に関する報告書の77ページ、一番上の表が不納欠損の処分の税目別の内訳です。平成28年からこの不納欠損の数が個人市民税等極端に減っていて、何らかの手を打っていただいておりますので、そのことをお知らせいただきたいのと、固定資産税と都市計画税のみ4件ずつ出ておりますが、この状況を少し教えてください。 ○分科会長平松吉祝) 落合納税課長。 ◎納税課長(落合昭之) 不納欠損の御質問でした。固定資産税にかかりましては、不納欠損の処分による法律の地方税法の18条の1、5年間行使をしていかないということで減っている部分が183件のうちの1件はあります。ただ、この不納欠損の中には、執行停止をして3年間全くやらない、継続して動きがなかった資産に対して補填するものがなかったと。そういうようなことで、固定資産税のものに対して不納欠損をしているということです。  それから、不納欠損が減少しているということでございます。これは、不納欠損が減少しているということはいいことであると考えていただきたいと思います。つまり、滞納額が減ってくるということです。決算書の中でも歳入のところの2ページのところで、収入未済額というのが翌年度の繰越額になってきて、その中で欠損額が入ってくるわけなのですが、欠損を全く徐々に減らしていくということは、こちらのほうは減っていくということはだんだん圧縮していくということですので、こちらのほうは現年に収納のほうが力が行くということですので、こちらのほうはいいことであると思います。  それから、できるだけ納付を進めていきたいということなので、こちらの不納欠損については多い少ないはありますけれども、大半の繰越額が徐々に減っていくということは収納率がふえていくということで、こちらのほうは同じく8年連続でこの収納率が市税は上がっていますが、こちらの滞納額が圧縮していくこと、それから不納欠損額が徐々に減っていくようなことが非常に傾向的にはいいことであるということで、市税の確保が非常に公平性が保たれているというふうな見方をしていただければいいかと思っています。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  ないようですので、次に移ります。  次に、歳出2款総務費3項3目戸籍住民基本台帳費を審査いたします。決算書は89ページ・90ページ、成果に関する報告書は78ページから85ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  久保田市民課長。 ◎市民課長(久保田誠) 補足説明は特にございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見等がありましたら、お願いいたします。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 85ページの個人番号カード交付事務費の件なのですけれども、交付が2,299通とか書いてありますが、当市はどんな状況なのか、平均的にほかの市と比べてこんな感じなのか、当市は非常におくれているとか、そういった何かあれば教えていただきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 久保田市民課長。 ◎市民課長(久保田誠) 個人番号カードの交付の状況ということでよろしいでしょうか。島田市の平成31年3月31日までの交付率ですけれども、こちらは12%になっております。県の交付率が11.9%ということになっておりまして、国の交付率は13.0%です。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) この間もそういったことをたしか聞いた記憶があるのですが、それで余り県とも国とも差が大きくないので、この辺で満足をしていくという考えなのか、もっとどんどん積極的にやっていかなければいけないとかそういったものをお持ちであればお聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 久保田市民課長。 ◎市民課長(久保田誠) ことしの6月に国のほうからマイナンバーカードの普及を図るということで、令和4年度中にほとんどの住民がマイナンバーカードを保有することを想定しということで、国のほうが力を入れるようにこれからなっていきますので、島田市も当然それに合わせまして交付の拡充を図ってまいります。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。いいですか。  ないようですので、次に移ります。  次に、歳出2款総務費4項1目選挙管理委員会費から歳出2款総務費6項1目監査委員費までを審査いたします。決算書は89ページから92ページ、成果に関する報告書は86ページ・87ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  中野行政総務課長。 ◎行政総務課長(中野和志) 特に補足説明はございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、意見等がありましたら、お願いいたします。  ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○分科会長平松吉祝) ないようですので、次に移ります。  歳出2款総務費7項1目交通安全指導費から歳出2款総務費7項4目自転車等駐車場費までを審査いたします。決算書は91ページから94ページ、成果に関する報告書は87ページから95ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 補足説明は特にございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見等がありましたら、お願いいたします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 成果に関する報告書の89ページに、放置自転車の対策事業の結果が載っています。これについては、放置された自転車を撤去するというような内容で、全体で145件の撤去が行われたのですけれども、最近自転車による事故とかが多発していることから、自転車を持つ人の責任は今すごく重くなってきていると思います。実際には、ことしの4月から保険に入らなければいけない、こういった義務化とかも推進されている中で、この撤去ということをするのみだと思うのですけれども、そういった環境の変化に対してこういった自転車のマナーというか持つ人の責務をどのように指導していくかという観点で何か平成30年度に取り組まれたようなことはございますか。 ○分科会長平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 自転車の安全運転については、特に高校生の通学で使われているということもありまして、高校生に対して自転車マナーの関係とかをやらせていただきました。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) それで、放置自転車をそのまま保管しておけないので、これでリサイクル事業ということで売り払いをしているのかなと思うのですが、その売り払いもどんな自転車でもいいというふうにはなり得ないと思うのですが、今、こういった一定の基準とかを設けてこういった事業に取り組まれておられますか。 ○分科会長平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 放置自転車については、ある一定期間うちのほうで保管をさせていただいて、持ち主がわかる場合はお返しをさせていただくのですけれども、出てこない場合は状態を見させていただいて売り払いをさせていただくような状況です。  中には、自転車屋さんがお買いになられて、修繕をして使うというところもあります。そういうような状況です。 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) それこそ取りまく環境は変わっておりますので、保険に入るためには自転車の車両整備ができてないと入れないというような状態もございますので、このあり方についてはまた次年度に向けてぜひ検討を進めてください。お願いします。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかに何かありますか。  ないようですので、次に移ります。  歳出4款衛生費1項5目環境対策費から歳出4款衛生費2項4目一般廃棄物最終処分場運営費までを審査いたします。決算書は117ページから124ページ、成果に関する報告書は155ページから172ページまで。  当局から補足説明がありましたらお願いします。  橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) 補足説明は特にございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆様、御意見等がありましたらお願いします。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 議案質疑でも聞かせてもらいました。今、外部委託でも経理的には安いんだよ、ということは理解できました。ただ、災害時とかには、そういうことを将来的に考えていくときには、神座興産の21万ヘクタール。ページ数は予算書の122ページ、成果に関する報告書は171ページです。13年から15年というと、逆算をすると今回検討委員会の中で、例えば候補地を探すのが何年、それを申請するのに何年かかって、許可がおりて造成をして何年かかると、逆算すると余り時間がないかという感想を持ったものですから、その点についての話がされたかどうか、またどう考えているか、お伺いしたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) 当面、神座興産の今の残余容量の中では議案質疑のほうで答弁させていただいたとおり、13年から15年となっております。ただ、神座興産のほうでも、まだ増設をする計画もあるようなことも聞いておりますので、いずれにしても市ができる、要は候補地が見つかればすぐにでも取りかかるような形で進めていきたい、このように考えております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) さまざまな経営的なこともあれだと思いますが、将来的なことを考えたときに、自分の正直な感想ですが、今のうちからいろいろなことをやっていい候補地が見つかって申請を出して造成して、造成なりそれなりの構造物をやってということになると時間がないという感想を持ったものですから、今後もこの検討委員会の中でもぜひ議論していただきたいし、調査をしていただければと思います。 ○分科会長平松吉祝) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) 委員から御指摘のとおり、最終処分場をつくるには用地からさまざまな時間がかかることは承知をしております。そういうことも踏まえまして、今後進めていきたいと思います。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかには。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 成果に関する報告書159ページ・160ページの市営霊園の件でお伺いします。159ページのアは田代霊園と書いてあって、イが納骨堂と書いてありますが、これは田代の郷にあるもののことなのか。その下に斎場が書いてあるのですが、納骨堂は書いていないようですが、斎場にある納骨堂はどこに含まれるのか、確認をさせてください。 ○分科会長平松吉祝) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) 斎場にあるものは納骨堂ではありません。あくまでも骨を一時置いてあるだけのものになりますので、正式には成果に関する報告書の160ページにあります納骨堂、これが田代霊園にある納骨堂で、現在使われているものになります。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) そうすると、島田の斎場のほうにあるものはどういう扱いで、納骨されているとお聞きしましたが、その辺のあれはどうなっているのか、詳しく教えてもらえますか。 ○分科会長平松吉祝) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) 以前からお預かりをしているものが、行旅死亡人であるとか事故で亡くなられた方の骨が入っている、このようなことを聞いております。ですので、まだ当時納骨堂を島田市では持っていなかったものですから、とりあえず今斎場のところで安置をしてあるような形になっております。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) そうすると、島田の斎場のほうにあるそういった遺骨は今後田代のほうに安置というのか、埋葬というのか、されるのかどうか。随分老朽化をしていてその辺が心配をなされていた方がいらっしゃいますので、その辺をどういう扱いにするのかわかれば教えていただきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) 確かにお名前もわからない方の骨もあったりもするものですから、今後どういう形で田代のほうに入れるか、この辺を含めて私どもも研究をしていきたい、このように考えております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) よろしくお願いします。仏教会さんのほうでもかなり心配をなさってて、改修をしてほしいとか改修を手助けしてもいいようなことをお聞きしていますので、その辺よく仏教会並びに関係の宗教団体さんとかとよく協議をして、埋葬できればしてあげていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
    分科会長平松吉祝) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本孝) また仏教会さんであるとかそういう方たちと協議をしながら進めていきたい、このように考えております。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ほかにはありませんか。  ないようですので、次に移ります。  歳出12款公債費1項1目元金から歳出14款予備費1項1目予備費までを審査いたします。決算書は175ページから178ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) 補足説明はございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見等がありましたら、よろしくお願いいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○分科会長平松吉祝) ありませんか。  なければ、引き続き歳入の審査に入ります。  それでは、歳入1款市税1項1目個人から歳入1款市税6項1目入湯税までを審査いたします。決算書は13ページ・14ページです。  当局から補足説明があれば。  杉本課税課長。 ◎課税課長(杉本正晴) 補足説明はございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見等がありましたら、お願いいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○分科会長平松吉祝) ないようですので、次に移ります。  次に、歳入2款地方譲与税1項1目地方揮発油譲与税から歳入11款交通安全対策特別交付金1項1目交通安全対策特別交付金までを審査いたします。決算書は13ページから18ページ。  当局から補足説明があれば、お願いします。  前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) 補足説明はございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見等がありましたら、よろしくお願いいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○分科会長平松吉祝) いいですか。  次に、歳入12款分担金及び負担金2項1目総務費負担金から歳入13款使用料及び手数料2項3目2節清掃手数料中、一般廃棄物処理業許可手数料(環境課)までを審査いたします。決算書は19ページから26ページです。当局から補足説明があれば、お願いいたします。  中野行政総務課長。 ◎行政総務課長(中野和志) 補足説明は特にございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見等がありましたら、よろしくお願いいたします。  いいですね。  次に、歳入14款国庫支出金2項1目総務費国庫補助金から歳入15款県支出金3項5目1節権限移譲事務交付金中、計量法事務交付金までを審査いたします。決算書は29ページから44ページです。当局から補足説明があればお願いします。  駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(駒形進也) 補足説明はございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見等がありましたら、よろしくお願いします。  ありますか。次に行っていいですか。  次に、歳入16款財産収入1項1目1節土地貸付収入中、土地貸付収入(資産活用課)から歳入19款繰越金1項1目繰越金までを審査いたします。決算書は45ページから52ページです。  当局から補足説明があれば、よろしくお願いします。  鈴木資産活用課長。 ◎資産活用課長(鈴木明宏) 補足説明は特にございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見等がありましたら、お願いいたします。  いいですか。  ないようですので、次に移ります。  歳入20款諸収入1項1目1節延滞金中、延滞金(納税課)から歳入20款諸収入5項4目違約金及び延滞利息までを審査します。決算書51ページから68ページです。  当局から補足説明があれば、よろしくお願いします。  落合納税課長。 ◎納税課長(落合昭之) 補足説明等は特にございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見等がありましたら、お願いします。  先に進んでいいですか。  次に、歳入21款市債1項1目総務費から歳入21款市債1項7目臨時財政対策費までを審査いたします。決算書67ページから70ページです。  当局から補足説明があれば、よろしくお願いいたします。  前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) 補足説明はございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆さん、御意見等がありましたら、お願いいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○分科会長平松吉祝) いいですね。  次に、実質収支に関する調書から財産に関する調書までを審査いたします。決算書179ページから202ページです。当局から補足説明があれば、お願いいたします。  前島財政課長。 ◎財政課長(前島秀基) 補足説明はございません。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆様、御意見等がありましたら、よろしくお願いいたします。  ありませんか。  ないようですので、次に移ります。  それでは、認定第1号全体を通して、何かありましたらお願いいたします。  ないようでしたら、当分科会でのまとめをします。  これまではここで採決をしていたわけですが、採決は特別委員会の全体会で行うことになります。そういうことから、ここでは各委員からの認定第1号に対するお考えを述べていただきたいと思います。よろしくお願いします。  最初に、藤本委員から、よろしくお願いします。 ◆委員(藤本善男) 一般会計の決算をさせていただきました。総務生活分科会は会議全体のこともありますので、そういった質問もあっていろいろ御対応いただきありがとうございました。  いろいろと数字的には将来を見ますと厳しい状況はありますが、そういった環境の中でいろいろな予算の組み立てをしていただいて執行していただいているということを確認しました。一部数字的に悪い方向に行っているかなと思うものもありましたけれども、おおむね良好であると思います。  個別の事業につきましては、重要案件で審査もございます。次年度に託したいものもありますが、私自身はおおむねどの事業についても内容について御報告もいただきましたので、適当かと判断させていただきました。 ○分科会長平松吉祝) ありがとうございます。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 今回、平成30年度の決算の審査をさせていただきまして、通常財政状況であるとかそういったことについては意外と長くやらなくて今回しつこく――しつこくというよりも質問させていただきました。山本議員が議案質疑をしていただいた中で、我々総務生活分科会としてもこのことについてはしっかりと審査をしなければいけないという意識でいろいろ説明をしていただきました。財政のなかなか厳しい状況は把握できましたが、ただ、平均的なもの、いろいろなものについては健全性を保つ努力をされているし、危機ということは、一切そういったことは感じませんけれども、そういう財政運営をされているということは確認ができました。また、個別の事業につきましては、それぞれ今回初めて分科会ということで5つの事業について皆さんと審査をさせていただきましたが、今までは見過ごしていたことと言ったらおかしいですが、この決算にかかわる議論がなかなかできなかったことがしっかりと調査できたり議論できたということについては大変よかったと。そして、おおむね平成30年度の決算内容を私は認定していきたいと思っております。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 審査をさせていただいたわけですが、やはり大切なお金を預かって執行していただく、そのことを一生懸命考えていただいているとは思うのですが、いま一度民間に任せるところは任せてもいいと思うのですが、民間のノウハウを市の職員の方が吸収するということも大切ではないかと思います。大切なお金をただ補助金として出すだけはなくて、その補助金を出すことに対してもう少し有効に補助金の使い方とかを検討していただけるようにやっていっていただきたいということをつけ加えて、この認定をしていきたいと思います。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) 横山委員。 ◆委員(横山香理) 非常に厳しい状況はよくわかりましたが、その中でも一生懸命前向きに努力されているのではないかと思います。また、今回初めてこうして特別委員会を設けてさせていただいた中で、大石委員からもありましたけれども、深く今回追及させていただいたのですが、その内容がよくわかりました。厳しい状況の中で個別の事業に対して本当に前向きのその中で努力をされているということがよくわかりましたので、それを踏まえて私も判断させていただきたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 大村副委員長。 ◆委員(大村泰史) 今回決算の協議とかをさせていただいたのですけれども、やはり予算があっての決算だということで、平成30年度の決算的には勉強させていただきましたし、ある程度の成果を出しているというのは確認させていただきました。その旨で、平成30年度については、満足する内容ばかりではないのですけれども、皆さん頑張っていただいているということがわかりましたので、今回については良好だという判断をさせていただきます。 ○分科会長平松吉祝) 委員の皆様から、認定第1号に対するお考えを述べていただきました。出た意見については、全体会に報告させていただきます。いかがでしょうか。              〔「お願いします」と呼ぶ者あり〕 ○分科会長平松吉祝) 以上で、当分科会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。  暫時休憩します。  再開後は重要案件について委員間討議を行います。当局の皆様は退席していただいて構いません。再開は午後4時25分。                                休憩 午後4時18分                                再開 午後4時24分 ○分科会長平松吉祝) 休憩前に引き続き、分科会を開催いたします。  ただいまから、重要案件についての委員間討議を行います。委員間の提言をよろしくお願いいたします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 5つの事業を現状も踏まえて担当課にお伺いしましたが、私は15番の清掃センターの解体事業、これが調査まで終わっていて、どれだけの期間が必要かということもお話いただいて、単年度で終わる事業ではないということもわかりました。せっかくの調査費を無駄にしないためにも、しっかりと次年度予算にそのあたりの考えを予算措置していただかないとやはりこの事業が進まないということから、議会としてもその後押しが必要だということで、15番が重要であると判断しております。 ○分科会長平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 私も具体的な話を聞く中で、ここまで調査をしてあるよと。過去にもそうなのですが、先送り先送りしてきていると。大体財政的にも厳しいことはよく理解できますけれども、一度ここまで調査費をかけた限りは、これが無駄にならないように、迅速に、また一気にできるできないは別にしても、年度に分けるにしても、これはぜひ解体の事業化をしていただけるような提言をしたらいかがかと思います。 ○分科会長平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) いろいろなところがかかわってきていて、5案件出ているわけですが、例えばバス交通対策費もやらなければいけないかなとは思っていたのですが、しずてつジャストラインさんがどんどん言い値を上げてきていることに対してもっと研究をする必要もあるかと思ってはいたのですが、それよりやはり旧清掃センター解体に数年かかるという話でしたので、早くやらないと、実際にやろうといったときにもうかなり向こうに行ってしまって、解体が終わるのも10年後とかになってしまうおそれも出てくるのではないかと思いますので、今のうちにせっかく調査をしたのを有効に生かすために、せっかくつけた予算、かなりの金額がついているので、それを有効に使うためにはやはり旧清掃センター解体事業を積極的に進めるようなことを提言していければなと私も、私の前の2人の賛成をしたいと思います。 ○分科会長平松吉祝) 横山委員。 ◆委員(横山香理) 私も最初はシティプロモーションのほうを考えていたのですが、今いろいろお話を伺う中で、やはり皆さんおっしゃいますように、旧清掃センター解体事業のほうではないかと思いました。やはり皆さんそれぞれお話の中でありましたように、調査費用で400万円ほどかかっている、これはやはり無駄にしたくないと思いますし、いつまでもやはりああいった施設を本当は解体しなければならないのにほったからしにしているというところもありますので、どれくらいかかるかわからないですけれども、少しずつでもやはり前へ進んでいけるように、私たちも重要案件として一番に挙げて提言していかなければならない案件かと思いました。 ○分科会長平松吉祝) ありがとうございます。  それでは、大村副委員長。
    ◆委員(大村泰史) 私も清掃センターの解体ということなのですけれども、やはりこの5つの中では目標というか目的が明確になっているということと、あと緊急性を要するという点で私はこちらの清掃センターの解体について取り組むべきことだと思いますので、提言をさせていただければと思います。  以上です。 ○分科会長平松吉祝) ありがとうございます。  本日の分科会の分科会長報告については、分科会長及び副分科会長に一任とさせていただいてよろしいでしょうか。              〔「お願いします」と呼ぶ者あり〕 ○分科会長平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 重要案件の絞り込みは15番だということを宣言していただけるといいですけれども。 ○分科会長平松吉祝) それでは、総務生活分科会の重要案件は15番の旧清掃センター解体事業といたします。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○分科会長平松吉祝) よろしくお願いします。ありがとうございます。  それでは、以上をもちまして、予算・決算特別委員会総務生活分科会)を終了いたします。長時間御苦労さまでした。                                閉会 午後4時28分...