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令和元年9月18日経済建設常任委員会−09月18日-01号
令和元年9月18日予算・決算特別委員会経済建設分科会-09月18日-01号

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  1. 島田市議会 2019-09-18
    令和元年9月18日予算・決算特別委員会経済建設分科会-09月18日-01号


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    最終取得日: 2021-10-01
    令和元年9月18日予算・決算特別委員会経済建設分科会-09月18日-01号令和元年9月18日予算・決算特別委員会経済建設分科会  予算・決算特別委員会経済建設分科会                              令和元年9月18日(水)                              第3委員会室 1.付託議案の審査  ○ 議案第52号 令和元年度島田市一般会計補正予算(第2号)中、所管に属するもの  ○ 認定第1号 平成30年度島田市一般会計決算の認定について 2.その他 出席委員(5人)  分科会長  清 水 唯 史        副分科会長  河 村 晴 夫  委  員  大 関 衣 世        委   員  福 田 正 男  委  員  森   伸 一 欠席委員(1人)  委  員  村 田 千鶴子
    説明のために出席した者  危機管理部長                    眞 部 和 徳  危機管理課長                    天 野 裕 継  産業観光部長                    谷 河 範 夫  農林課長                      堀 井 直 樹  商工課長                      中 村 広 史  商工課参事                     菊 池 智 博  内陸フロンティア推進課長              田 中 義 臣  観光課長                      佐 藤   修  文化資源活用課長                  太 田 直 樹  都市基盤部長                    田 崎 武 明  都市政策課長                    大 畑 和 弘  すぐやる課長                    須 藤 嘉 久  建設課長                      菅 沼 克 章  建築住宅課長                    秋 山 尚 弘  水道課長                      木 村 浩 之  下水道課長                     大 石 智 浩  農業委員会事務局長                 鈴 木 高 雄 職務のために出席した事務局職員  事務局長                      鈴 木 正 敏  事務局担当書記                   井 口 隼 輔                                開会 午前11時30分 ○委員長(清水唯史) ただいまから予算・決算特別委員会経済建設分科会を開催いたします。  全体会から当分科会に付託されました議案の審査を、お手元の付託議案審査項目に従って進めてまいります。  なお、今定例会から、予算・決算特別委員会の設置を受けて、一般会計については所管に関係なく議案質疑できるようになり、先週の13日には議案質疑が行われたところであります。こうしたことを踏まえた上での質疑としていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、議案第52号 令和元年度島田市一般会計補正予算(第2号)中、当分科会の所管に属するものについて審査します。  議案、補正予算概要書を御用意ください。  審査は、付託議案審査項目のくくりによって、付託項目を分割して行います。  初めに歳出予算の審査を行います。  歳出2款総務費7項2目交通安全施設費を審査します。  予算に関する説明書は60・61ページ、補正予算概要書は5・6ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  須藤すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(須藤嘉久) 補足説明はございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見がありましたらお願いいたします。  河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 交通安全対策についての500万円の緊急対策ですけれども、これは一般質問でもなされた内容ですけれども、園児の事故防止のために国が自治体を支援するという施策がありまして、歩行空間を確保する、車のスピードを抑えるという対応なのですけれども、こういった国が自治体を支援するものと、今回やるものというのはタイアップと考えていいのか、そうではなくまだその前段階の、いろいろやらなければならないものなのか、確認したいと思います。 ○委員長(清水唯史) 須藤すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(須藤嘉久) 国の助成とか補助金を出すということは、現段階では至っておりません。ただ、国のほうは技術指針、こういった場合はこうすればいいのではないかとか、通達文書のようなものは来ております。  以上です。 ○委員長(清水唯史) よろしいですか。  ほかに委員の皆さん、御意見等ございませんか。  よろしいですか。  ないようでしたら、次に、歳出4款衛生費2項6目し尿処理費を審査いたします。  予算に関する説明書は62・63ページ、補正予算概要書は7・8ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 補足説明はありません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見がありましたらお願いいたします。  ないようですので、次に、歳出6款農林業費1項3目農業振興費から2項2目林業振興費までを審査します。  予算に関する説明書は62・63ページ、補正予算概要書は7ページから10ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 今回4件の補正の概要につきまして、補足説明を若干したいと思います。  まず1件目の荒廃農地再生集積推進事業につきましては、議案質疑でも御説明したとおり、国の助成制度がなくなったことを受けて、県が新たに市と協調して2分の1ずつ負担する新たな助成制度を設けました。今回その補助金3件の94万1,000円を計上いたしました。  2件目の茶生産施設等整備事業につきましては、五和地区の3軒の茶農家の方が、産地パワーアップ事業という国庫補助事業の採択を受けて、乗用型茶業管理機械トラックコンテナを導入する計画がございます。その補助金1,200万7,000円を計上いたしました。  3件目の農道整備事業につきましては、蛭川農道の整備に係る事業費の財源組み替えの補正でございます。国の指針の見直しがありまして、記載の対象経費のみ充当率が変更されまして、減額することになりました。その減額分1,210万円を一般財源に組み替えるものでございます。  最後4件目、森林施業補助事業につきましては、市内の林業事業体2社が国庫補助事業の採択を受けまして、高性能林業機械、グラップルという機械ですけれども、導入する計画がございます。その2台分の補助金1,802万8,000円を計上いたしました。  以上、補足説明です。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見等ありましたらお願いいたします。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 森林施業補助事業の2台の機械は、どういう機械なのですか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) グラップルという機械は、ベースマシン油圧ショベルの先端で木をつかむような機械でございまして、そのままつかんで玉切り、例えば5メートルとか4メートルという形で切り分けて、それをトラックに積み込む、そういったアーム式の機械でございます。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) この前、視察で見た機械ですか。 ○委員長(清水唯史) 先日、北五和の高熊の、林業機械を視察させていただきまして、そこで見させていただいた機械と同じではないかと思いますが、いかがですか。              〔「一緒に行った人いないんだ」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 同行していなかったものですから。そのとき、あった機械だそうです。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 1台1,900万円ですね。もっとすると聞きましたよね、この前。2,000万円ぐらいと言っていましたよね。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 2台ございますけれども、規格が0.25立方メートル用と0.45立方メートル用と、機械の大きさが違いますので、事業費が異なります。少々お待ちください。  0.45立方メートルの機械は、事業費で2,650万円ほどです。0.25立方メートルの機械は1,320万円ほどの事業費になります。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) そのうちの、補助金は2台で1,800万円。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) はい。税別ですけれども、2分の1補助になっております。 ○委員長(清水唯史) ほかは、御意見等ございませんか。  ないようでしたら、次に、歳出7款商工費1項4目観光費を審査します。  予算に関する説明書は64・65ページ、補正予算概要書は9・10ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  太田文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(太田直樹) 補足説明はございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、御意見等がありましたらお願いいたします。  森委員。 ◆委員(森伸一) 具体的にはどういう経費で、どのようなことでかかるか。例えば何人のためにどのようなことで使うとか、そこら辺を教えてください。 ○委員長(清水唯史) 太田文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(太田直樹) 具体的な内容ですが、令和2年1月10日から19日、モンゴル国のボクシング代表チームの事前合宿ということで、ローズアリーナで開催されますが、それにかかる必要経費でございます。主な内容は、まず委託費、旅費、消耗品、リングの運搬費等々になります。覚書協定書等により、日本までの渡航費はモンゴル国側が負担する、成田に着いた後については、こちら側で負担するという取り決めになっておりますので、そのこちら側の負担分の予算ということになります。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) このことは、既に新年度の予算を決めるときに予想されていたことで、最初の予算に入れていなかったけれどもここでふえるのか、急に出てきたことなのか、どちらですか。 ○委員長(清水唯史) 太田文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(太田直樹) 当初の予定では、令和2年度に入ってからオリンピック直前合宿という形で、やる予定の調整をしていたということでございます。そのことについて5月にモンゴルへ渡航して事前調整した際、モンゴル国側からその事前合宿の予定を1月にしたいという御要望がございました。その御要望に従った今回の補正となります。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) 私が不勉強で悪いのかもしれませんが、補助の人数のことで、選手だけが対象で、例えば旅費とか出すのか、コーチまでとか、一緒についてくるその他もろもろまでか、どこら辺までかという取り決めはありますか。
    ○委員長(清水唯史) 太田文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(太田直樹) 今回およその人数としては、選手、コーチ等含めて20人程度ということで、モンゴル国側の参加者を予定しております。先ほども申しましたように、成田空港に着いてから、成田空港に届けるまで、食事と宿泊等含めて全てこちらで、選手、コーチ分もみることになります。  また内容についてですけれども、日本人の練習相手が必要であるということになりますと、今回もそのパターンなのですが、その練習相手の日本人の費用等もこちらでみることになります。  以上でございます。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) そうすると、確認ですが、モンゴルの人は選手とコーチだけですね。その他役員などはないですね。 ○委員長(清水唯史) 太田文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(太田直樹) 基本的には選手、コーチになりますが、先日モンゴルのボクシングチームが来られたときは、スポーツ省のスポーツドクターが帯同していたということで、そのドクターもスタッフメンバーに入るという形で、こちらで負担をしております。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) 令和2年度になってやる予定が前倒しになったということで、そうするとこれは令和2年になったら、ここでやるようなものはやらないと考えてよろしいですか。 ○委員長(清水唯史) 太田文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(太田直樹) 令和2年度に予定して調整していた合宿についてですけれども、打撃を伴う事前合宿については、直前はやらないということでモンゴル国側から聞いております。したがいまして、今回の合宿については、その打撃、スパーリングを伴う合宿をやりたいということで御要望を聞いております。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) これ、いろいろやれば予算がふえていって、先ほどのハーブではないですが、その辺を心配していて。ボクシングチームは今度シンガポールもあるのですが、市のお金がない時期に、こういうことで幾らまで出すという、上限は何か決めているのですか。 ○委員長(清水唯史) 太田文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(太田直樹) 特に上限の設定というのは決めてございません。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) やり出すと、これも、あれもと要求されて、島田がとにかくやりますということで、予算が膨らむというのが非常に心配なわけで。来年度は本番の年になりますので、それほど練習もわかりませんが、そこら辺も調べながらというか、上限どこまで島田は出すのかというのも、少し算段しながらやっていただきたいと思います。お願いいたします。いかがですか。 ○委員長(清水唯史) 太田文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(太田直樹) これまでも調整の中で、外国といいますか日本人とまた違った特性のところと交渉していくという形で、だめなものはだめという形で交渉の中ではしっかり断っている部分も、数多くございます。その辺も含めまして、オリンピックまでに、このモンゴルの合宿1回、シンガポール1回、最低でもやらなければいけないという形になりますので、その辺の調整はしっかりとしていきたいと考えております。 ○委員長(清水唯史) 大関委員。 ◆委員(大関衣世) 今の合宿のことで伺いたいのですが、この同じのをやることで、島田への影響といいますか、見込んでいる人の数とかいうことを、どのような感じでお考えになっているか、伺います。 ○委員長(清水唯史) 太田文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(太田直樹) 合宿をやることによって、例えば宿泊ですとか旅費、いろいろな形で金額的なものも落ちているかと思います。今、文化資源活用課の担当のほうで、そちらの数字の積み上げの検討に入っておりますので、そちらの結果が出たところで、また御報告させていただきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(清水唯史) ほかに御意見等、ございませんか。  ないようでしたら、次に、歳出8款土木費2項2目道路維持費から5項3目建築指導費までを審査します。  予算に関する説明書は64・65ページ、補正予算概要書は9ページから12ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 私のほうから閉会中の常任委員会でも御説明申し上げましたが、委員長から再度の御説明という要請をいただきましたので、改めて今回、資料をお示しして御説明申し上げます。内容につきましては、通学路沿道ブロック塀等安全対策事業で、資料は「通学路沿いブロック塀等安全確保対策について」というカラー刷りのA3の資料となります。ごらんください。  まず、資料の項目1、国の制度創設の背景と目的でございます。こちらは皆様の御記憶にも新しいと思いますが、昨年6月18日に発生いたしました大阪府北部を震源とする地震におきまして、ブロック塀等の倒壊により重大な被害が発生いたしました。市では、従来からブロック塀等の撤去費用の一部を補助する制度を設けておりました。この地震をきっかけといたしまして、市民の皆様からブロック塀の撤去の補助申請がふえまして、昨年度はその件数が81件、前年度の16倍となっております。  こうした傾向は全国的であったため、国では避難路、通学路の沿道に存在する現行基準に適用しない塀を除去、または改修することによって、沿道の安全を確保することを目的として、3年間の緊急対策事業を新たな制度として創設いたしました。  以上が、制度の創設の背景と目的でございます。  次に、項目2、制度の概要でございます。左の欄が今回新たな制度、右の欄が従来から市で持っている補助制度となっております。  2つの事業を比較いたしますと、大きな違いは交付率と交付金額となります。新たな制度は国、県、市が補助していくことに加えまして、補助率が高くなっております。また交付金額でも、1メートル当たり2万円と9,200円と差がありまして、新たな制度のほうが従来の制度と比較しまして、ブロック塀等を撤去する所有者などの皆様にとって有利な点となっております。  項目3、右側のほうでございます、対象路線の検討につきましては、大阪府北部地震に伴うブロック塀等の倒壊によって重大な被害を受け、この教訓を生かすため、一部の小学校区の自治会の皆様、PTAの皆様、さらには自主防災組織の皆様が、通学路沿いブロック塀等の調査に加えまして、所有者に危険なブロック塀の撤去を促すという、我々としては大変ありがたい働きかけが行われております。こうした通学路を対象路線にすることによりまして、小学校を初めとしまして地域の皆様に御理解を得やすいという判断をしたところが、1点目でございます。  中学校を対象としないのは、登校班での登校がないことに加えまして、高いブロック塀等に対する危険を認知する、知見を有しているだろうといった判断をしてございます。  次に事業量の把握でございます。我々建築住宅課の職員が校長会での説明、通学路の確認ということで市内18の小学校に出向きまして、学校に保管されている図面を転記することで、通学路をまずは把握させていただきました。資料のほうにも記載させていただいておりますが、学校の敷地境界からおおむね300メートルという通学路とさせていただいた点がありますが、その理由といたしましては3つございます。1つは、全ての通学路を対象としたとき、対象範囲が広過ぎて、当然、事業費が増大するといった点が懸念されるところでございます。  2点目といたしまして、通学路というのは、当然、小学校の周辺で、各登校班が合流する、いわゆる交点があるということを我々は推測いたしまして、より多くの児童を危険なブロック塀等から守るといった点、そうしたところを一定の距離を設けるといったことで優先度の高いブロック塀の撤去が可能になり、補助金の投入効果が高まるといった判断した点がございます。こうした点を踏まえまして、モデルケースで通学路を実施した結果、大体300メートルほどのところで通学路が合流するという点が見られております。  裏面にいきまして5番、通学路の調査結果をごらんください。こちらは対象範囲を100メートルから300メートルまで、100メートルピッチで切ったものをお示ししております。仮に300メートルとした場合、316カ所で延長は約2,900メートル、1カ所当たりの平均延長は9.2メートルとなっております。  その下は、小学校からの100メートル、200メートル、300メートルとピッチを切った点線と、ブロック塀を図示しているものになります。どこの小学校かわかってしまうかもしれませんが、この図面で赤色で示しているのが、倒壊のおそれがある塀、緑の印は、倒壊のおそれが少ないであろう塀でございます。この割合は、赤い倒壊のおそれのある塀が約7割、倒壊のおそれが少ない塀が約3割となっております。  こうした調査結果を踏まえまして項目6、事業費の算出を行っております。小学校敷地からおおむね300メートルの範囲にあるブロック塀等を対象といたしまして、先ほどの赤い印の7割、これが補助対象になるであろうと見込んでおります。  それから、ブロック塀等の撤去につきましては、所有者の御意向というものが第一義的にございます。こうした御意向は今の段階では判断つかないので、仮に7割とさせていただきました。そうしますと、7割掛ける7割で49ということで、おおむね50%が実施されるであろうという仮定のもとに、300メートルの範囲内の316カ所の半数、158カ所を事業量として見込み、総事業費では約2,900万円という見込みを立てさせていただきまして、この金額を10月から3月、令和2年度、この1年半で担っていきたいということでございます。  項目7、自治体の実施状況はまたごらんいただければと思います。参考で示させていただいてございます。  今後のスケジュールは項目8、最後になりますが、この内容につきましては8月、太字で書いてありますとおり、閉会中の経済建設常任委員会で説明させていただきました。それから9月に補正予算案ということで提出させていただいてございますが、この補正予算を御承認いただければ、我々といたしましてはまず10月初めにある校長会、全18校の校長が出席をする中で報告させていただき、学校のほうからもPTA等に協力要請をかけていきたいと思います。それから10月後半に自主防災会長委員長会議が開催されます。危機管理課に協力要請いたしまして、この会議の冒頭でも我々から事業の御案内をさせていただきたいという予定にしております。  この事業を進めていくにあたりましては、ある程度ブロック塀の所有者が特定されておりますことから、広報等ということは当然でございますが、ポスティング、ダイレクトメール、さらには戸別訪問といった形で、ピンポイントで撤去に向けた協力要請を我々では考えておりまして、児童の通学時の安全確保を図っていきたいところでございます。さらに来年度の予算獲得に向けまして、国への要望等も並行して進めてまいりたいと思っております。  以上、建築住宅課から御説明申し上げました。 ○委員長(清水唯史) これにつきましては議案質疑等でもありましたので、考慮いただきたいと思います。委員の皆さん、御意見等ありましたらお願いいたします。  河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) この資料の中で項目6ですけれども、実施率50%として、300メートル以内の範囲316カ所の、2分の1である158カ所を対象とすると。あと残りの部分に対しては、判断がつかない部分があるでしょうし、今後のあれはあると思うのですけれど。こういう方針でもって残りの箇所は、令和2年度までに極力実施していく方向でいるというふうに考えてよろしいでしょうか。 ○委員長(清水唯史) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 我々といたしましては、当然、危険なブロック塀が残るという事実がございますので、継続して粘り強く、所有者の皆様にはお願いしていくことになります。議員質疑のほうでもいろいろ部長から答弁させていただいたのですが、300メートルにピッチを切ったということもございます。当然、御要請があれば300メートルに固執することなく、若干範囲が広がる可能性もありますが、300メートルの範囲内については、我々も、非常に危険性が高い、特に児童が多く通学するといった点を踏まえれば、早急に対応していただきたいということを、所有者の皆様に御理解いただけるよう働きかけを続けていきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(清水唯史) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) これは令和2年を過ぎてしまったら、予算措置がなくなってしまうと。ブロックの改修をしていないところは、そのまま危険度が残るということなのですけれど、そうした場合には、現行制度に戻った形の補助対象になってしまうというふうに判断してよろしいですか。そうなると、その期間中にやったほうが補助がたくさんあるからお得ですよねという、推進も必要かなと思うのですけれど。いかがでしょうか。 ○委員長(清水唯史) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 副委員長おっしゃるとおりでございます。期間限定というか、時限的な制度でございます。国のほうも、令和2年度以降についてどのような方針を持っているかというのはまだ、我々のほうでは情報をつかんでおりません。そうした中で考えますと、我々といたしましては、この助成制度があるうちに最大限活用していただいて、撤去というものを推進してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(清水唯史) ほかにございませんか。  ないようでしたら、次に、歳出9款消防費1項3目消防施設費を審査します。  予算に関する説明書は64・65ページ、補正予算概要書は11・12ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 今回の補正につきましては、該当する国庫補助の採択の見込みが立ったため、計上したものでございます。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見等がありましたらお願いいたします。  よろしいですか。  ないようでしたら、続いて、歳入の審査に入ります。歳入15款国庫支出金2項5目土木費国庫補助金から22款市債1項4目土木費までを審査します。  予算に関する説明書は56ページから59ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 補足説明はありません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見等がありましたらお願いいたします。  よろしいですか。  ないようですので、それでは、議案第52号全体を通して何かありましたらお願いします。  よろしいですか。  ないようでしたら、当分科会のまとめをします。これまではここで採決をしていたわけですが、採決は特別委員会の全体会で行うことになります。こういったことから、ここでは各委員からの議案第52号に対するお考えを述べていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  各委員から御意見を、賛否で結構ですので。よろしいですか。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) いろいろ説明を受けましたし、いいのではないかと思いました。 ○委員長(清水唯史) 次に大関委員、よろしいですか。 ◆委員(大関衣世) いいのではないかと思います。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 特に問題ないと思います。 ○委員長(清水唯史) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 先ほども質問しましたけれど、費用によっては予算がある期間が限定されているものもあるのですけれど、それに固守しますと危険箇所とかいったものがフォローできなくなってしまうということもございますので、これはどこにどういったものが出るか、わからないのですけれども、300メートル以上のところでも当然ブロック塀はあるものですから、そういったことで末永く、継続的にやっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さんから、議案第52号に対するお考えを述べていただきました。ありがとうございました。  以上の意見を全体会にて報告したいと思います。  暫時休憩といたします。                                休憩 午前11時57分                                再開 午後1時00分 ○委員長(清水唯史) 休憩前に続き会議を開きます。  認定第1号 平成30年度島田市一般会計決算の認定について、当分科会の所管に属するものについて審査いたします。  初めに、当局から提出されました重要案件から選定した5つの事業について審査します。  まず初めに、森林業施業補助事業について審査します。  決算にかかわる重要案件資料は6ページ、決算書は131ページから134ページ、成果に関する報告書は195ページです。
     委員の皆さん、何か御意見がありましたらお願いいたします。  河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 6ページの事業成果の中で、平成29年度と平成30年度はしずおか林業再生プロジェクト推進事業の予算配分がなく、実施できなかったということですけれども、この予算が取れなかった理由は何かあるのですか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) しずおか林業再生プロジェクト推進事業というのは、県の補助事業でございます。3分の1補助で、特に間伐や機械への県の補助事業でございまして、市も3分の1つけ増しをして、最終的に3分の2を補助しておりますけれども、平成29年度、30年度と予算要望は出しているのですけれども、ほとんどつきませんでした。これは、県内の森林整備に係る緊急重要案件が別の地区であるということで、そちらに予算の配分を向けているということで、一般的な間伐事業等の補助分まで削られているという状況です。  平成28年度以前は、この補助事業は割合小回りが利くといいますか、小規模な間伐事業でもかなり使うことができまして、30ヘクタールから40ヘクタール分ぐらいは実施しておりました。それが29年度、30年度と県の予算の配分の関係で少なくなったということで、間伐の実施面積が減って、目標達成に届いていないという状況でございます。 ○委員長(清水唯史) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 2年間続いて配分がなかったということですけれども、これはまた継続される予算なのですか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) この事業につきましては、我々も県に予算配分を継続して要望しております。県のほうも事業を中断するということではないのですけれど、今、別事業に予算を重点的に配分しており、そちらが終われば、また一般的な事業への配分が回るというふうに考えております。 ○委員長(清水唯史) ほか、御意見ございませんか。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 森林事業の国の方針というか、これから森を守っていかなければいけないという国の政策に対して、市はどういう対応をしているのですか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 環境保全とか国土の保全という面で、日本は山林の割合が非常に大きいものですから、CO2削減とか、そういった面でも森林の果たす公益的役割が非常に大きいと、国は言っております。  市のほうも、島田市は3分の2が森林ということで、木都島田ということで林業が盛んだったこともありまして、島田市の重要な産業だと考えております。  最近は、材価の低迷で衰退したところでありますけれども、環境保全という意味から、それから、これからは成長産業という位置づけで国は考えておりまして、TPP対策や直接支援事業補助金もつけて拡大しております。また森林環境税の導入も考えております。島田市では林業事業体、森林組合も含めまして頑張ってやっていらっしゃいます。そういったことからも、島田市の重要な事業ということで位置づけをして、森林環境税の活用をこれから考えながら充実させていきたいと考えております。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 堀井課長の熱意のある答弁を聞いていると、いかにも重点施策として市の予算を森林施業、森林環境、整備にかけているというふうに思われがちなのですけれど、実際はそうではないですよね。島田市の山林は2万ヘクタールありますよね、その実態が、森林台帳をまず整備しなければ進まない事業ですよ。森林台帳から、森林所有者の意向から、今の森林、山林がどういうふうになっているのか、全く実態把握をしていませんよね。  荒れたところがどのぐらいあって、実際に整備されているのはどのぐらいと、すみ分けできていないでしょう。できていますか、ここ10何年か。ずっと森林施業でお金をかけていて、ただ国からの予算ができたからやるだけであって、市独自の森林に対する施策を打っているかというと、全然打っていないですよ、見ていて。  だから重点施策として堀井課長がおっしゃるように、地球温暖化を防ぐには森林を守らなければできないですよ。そういったいろいろな観点から、市の重点施策を考えるのでしたら、何かしら独自の政策を打ってもいいのではないかと私は常々考えているのですけれど、その辺はどうですか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 市として独自に力を入れている施策がないのではないかという御指摘です。国、県の補助事業を中心にやっておりますけれども、国、県の間伐事業につきまして、市のつけ増しをしております。それから間伐搬出奨励も県と同額、1立方メートル当たり2,000円というものもつけております。それから小規模な作業道路は市単独の助成制度もございます。  これで十分かというとなかなか、森林所有者全て把握して、全て網羅するというのはなかなか難しいところであります。荒廃しているところの実態把握というのも、広大なものですから全て把握しているような状況ではございません。全体として荒廃が進んでいるということでありますけれども、実態の把握は非常に困難な状況であります。  その中で、林地台帳の整備というものを昨年度行いました。それは林班図というものを、樹種とか樹齢ごとに林班というものがありまして、それを図面化したものですけれども、それと公図は今まで連動していなかったのですけれども、それと公図と合わせて、所有者と森林の分布状況を重ねた図面を整備しました。これによって、境界確認の一つの目安にはなってくるかと思います。  地籍調査を実施されているか否かで違いはありますけれども、それをベースに今度、森林関係の整備計画を今年、森林環境譲与税のほうを活用して計画を策定します。これからは国・県補助金活用も含めて、十分に実施していきたいと考えております。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 十分その辺は進めていっていただければありがたいですし、昨今はJA大井川の森林組合ですとか、あるいは島田の木協の人たちといろいろ交流を、我々少しずつでもさせていただいているのです。その中で、皆さん危機感を持っていて、島田はこれから木都復活をもう一度掲げようじゃないかという若手の人がいるのです、木協の関係の中で。ですからそういったものを、行政としていかにサポートしていったらいいのかというのを、もう一度新たに考えていかなければいけないのではないかと思うのです。民間の活力と行政の施策がマッチングして、初めて成果というのはあらわれるものですから、その辺について、今後、農林課長としてどういうふうに進めていきたいのか、行政として。その辺の考えを聞かせてもらいたいのです。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 特に島田市の木協さん、林業事業体さん、若手の方もいらっしゃってかなり頑張っていらっしゃいます。木材産業界をリードしてもらっている方々はたくさんいらっしゃいます。その方々と連携しまして、意見交換会とか陳情というのも、木協さんと話をしたりする中で、木都島田の復活というところで、市の公共施設を木造あるいは木質化を進めていただきたいという御要望も伺っております。島田市としては、木材需要促進事業を初め、これからも力を入れていきたいと思いますし、そういった木材の公共施設を重点的にということで、島田市の木材を活用するという指針もありますので、それに従って市も、林業関係者と連携して取り組んでいきたいと思っております。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 最後に1つだけ聞きたいのですが、間伐や作業道整備とありますね。当然、伐採して木材の搬出をするには、作業道が必要ですよね。それを整備しなければいけないところというのは、市内でどのぐらいあるのですか。把握していますか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 林道整備計画というものがございまして、市内で計画的に整備する計画はございます。  それから、島田市森林整備計画の中で作業路網の整備方針がありますが、手元に資料がないのでお答えはできませんけれども、そういった林道計画はございます。事業によって、県営事業だったり、県の補助金をもらったりという形で進めております。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) 今、福田委員からも質問で出たのですが、先ほど出てきた森林環境整備計画をことしはやるということで、進行状況というか、ことしのいつごろまでにおよそつくるのか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 森林環境整備計画につきましては、森林組合おおいがわに委託の発注をかけております。完成は年度内を目指す予定でお願いをしてあります。その中で、現在の森林の整備状況、例えば林業事業体が森林経営計画を立てて、計画的にやっているような場所、あるいは急峻な場所とか手が入らない場所、ここは森林組合さんがやっている場所とか、いろいろなゾーニングがされてきます。それによって、どこを森林環境税で森林管理システムを導入して整備していくかというような順番とか場所を、その中で明確にしていきたいというふうに考えております。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) 時期を聞いたのは、こんな整備計画をつくりますよということになると、来年度の予算のもとにはならないというか、時間的に。もうそろそろ来年度を考えたとき、そのもとになるデータというのは、今聞いていると今年度の終わりぐらいに計画がまとまってくるということになると、時間的にずれてしまうのかなと思ったものですから。今度これからつくる予算のもとのデータというのが何かあればいいのですけれど、これをもとにしてやるとなると、ちょっとずれるかなと思って、そこでお聞きしたのですが。  来年度の計画、これはことしの認定でいろいろやっていますが、これからのつながりでちょっとお聞きしたいのですが、それはどのような感じで考えていますか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 予算の要求時期に森林環境整備計画の内容に基づいて、計画的にというか具体的に提示できるかという御意見だと思いますけれども、確かに今、計画策定に着手したところですので、予算編成の時点ではまだ計画の内容は明確になっていないということでありますけれども、来年度の事業につきましては、その中で意向調査とか、そういったものをある程度のことをやっていきたいと考えております。それは今策定している、森林組合との相談でやれる事業につきまして、別途どのように進めるかというのを、策定作業と並行しながら検討していければと考えております。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) そうすると、今のアンケートをとったり山の持ち主とのあれというのは、まだ来年度に続けてやる可能性もあるのですか。ことしだけでなくて。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 整備計画を策定するときに、森林所有者のアンケートを実施するということで、その計画書をもとにどこの地域からアンケート調査、意向調査をかけようかという順番を決めているのが整備計画ですので、意向調査は来年度以降になります。 ○委員長(清水唯史) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 2点確認したいと思います。千葉の電力供給が止まった理由に、倒木が原因としてあるわけですけれども、電線にかかるようなところを事前に切っていかなければいけないということは、この実施概要の①から⑧には当てはまらなくて、⑨になってしまうのかなと思うのですけれど、そういうことになるのかどうか。その事業はどうかということと。  森林環境譲与税ですけれども、話を聞いているとハード的なところを使わざるを得ないというのは結構あるのですけれども、ソフト的な使い方というのも検討してもらえないかという部分があるのですけれども、そういった試案はどうでしょうか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 沿道の森林伐採といいますか、災害防止という観点からの伐採につきましては、国・県の助成制度はございません。防災上の話ですので、本来は事業者、所有者の問題かと思います。ただ、被害が大きくなりますと森林管理の問題も出てきますけれども、今までの事業の中ではそういった災害防止の伐採という事業はございません。  それから、森林環境譲与税の事業はハードが中心かということでございます。ソフト事業の対象にはなります。木に関する教育とか、あるいは人材育成的なものも幅広く対象にはなります。当面は間伐を中心とした森林整備のほうで活用を予定していますけれども、人材育成につきましては県の森林環境譲与税事業で実施するということも計画されておりますので、市はそれ以外のソフト事業のほうも取り組んでいきたいと思っております。  この森林環境譲与税事業は未来永劫続く事業ですので、当面はハードですけれども、時期とかタイミングによってソフト事業を入れていくことは、十分考えられます。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 眞部危機管理部長。 ◎危機管理部長(眞部和徳) 2つの御質問で、関連するので補足します。  事前伐採の事業は、まだ今回2地区、120本ほど伐採したのですけれども、その効果が明確にこうだといことは示されていませんが、一定程度の効果があるというふうには確信しております。  当面は、県として組織的に、今は島田市と中部電力株式会社島田営業所の間でやっている限定的なモデル事業なので、そうではなくて中部電力本社と県と連携してやるという組み立てを検討してほしいということは、ずっと要望しています。その財源としてどういうふうに使っていくのかというのは、いろいろなやり方があるので、我々もいろいろ策を練りながら、県にも意見を出しながら、実現に向けて進めていきたいと。  そのとき、今は森林環境譲与税ですが、これは移行期なのでこういう呼び方になっていますが、いずれ森林環境税という正式な交付税になったとき、今は森林保全のための、例えば林道整備とかいうところを重点にやっていくのだけれども、いわゆる防災上の停電対策や道路阻絶対策といったとき、使い道をある程度間口を広げてやっていくことが必要だと思っていまして、その辺の担当レベルでの意見交換などを実はやり始めています。課長は正式にそういうことをやりますと言い切れないので私が補足しますが、できるだけ柔軟な使い方に、当面のニーズに適合した使い方は考えていきたいということは、もう話を始めていますので、今後議論を進めていきたいと思っています。 ○委員長(清水唯史) ほかにございませんか。  ないようですので、次に、企業誘致事業について審査いたします。  決算に係る重要案件資料は8ページ、決算書は137・138ページ、成果に関する報告書は207ページです。  委員の皆さん、何か御意見がありましたらお願いいたします。  河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 事業実施の中で2社、ハラダ製茶株式会社さんと杉本製茶株式会社さんがあるのですけれども、決算額が1億2,339万円ですけれども、この内訳はどうなっているのでしょうか。どのぐらいの配分でいっているのか。 ○委員長(清水唯史) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) まずハラダ製茶株式会社さんですけれども、交付決定額として1億235万2,000円でございます。次に杉本製茶株式会社さんでございますけれども、交付決定額は2,103万8,000円でございます。  以上です。 ○委員長(清水唯史) ほかに御意見、質問等よろしいですか。  ないようですので、次に、賑わい交流拠点整備事業について審査いたします。  決算に係る重要案件資料は9ページ、決算書は151・152ページ、成果に関する報告書は243ページです。  委員の皆さん、何か御意見等がありましたらお願いいたします。  この事業につきましては、先日、現地視察させていただき、そのときの確認したいこと等ももしございましたらお願いしたいと思いますが、よろしいですか。  ないようですので、次に、防災対策事業について審査いたします。  決算に係る重要案件資料は10ページ、決算書は155・156ページ、成果に関する報告書は252・253ページです。  委員の皆さん、何か御意見がありましたらお願いいたします。  大関委員。 ◆委員(大関衣世) ちょっと教えていただきたいと思います。この重要案件資料の10ページにあります懸案事項、申請時の総事業費が3,420万4,830円で、半分は出なかったのでというお話が書いてあるのですが、この3,420万4,830円というのは、市内の自主防災のほうから出た予算の積算で、それに対して半分出なかったので連絡してくださいという形で、不用額が生じましたという内容だと思うのですけれども、それでよろしいかということ。  それから、成果に関する報告書の253ページを見ますと、交付先が河原町自主防災会ほか93団体というふうに書いてあり、重要案件のほうの10ページの対象となるところは133団体と書いてあるので、出なかった40団体というのは対象とならなかったのか、それとも全く活動として上がってこなかったのかということを教えていただけたらと思います。 ○委員長(清水唯史) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) まず1つ目ですが、最初の申請時の3,400万円強の総事業費というのは、申請のあった98自主防のいわゆる総事業費でございます。これは補助金の予算が1,500万円ですので、実質の補助率がここに書いてあるとおり43%ぐらいの交付決定しかできなかったということでございます。  その50%もらえるつもりが43%しかないということは、持ち出しが当初の予定よりふえるので、事業を縮小しようかと考えられる自主防さんがいらっしゃったのではないかというのが一つです。それから当初予定していたにもかかわらず、事業全てを取りやめてしまったという自主防さんも実際に4つございます。ということで、実際に実績報告が上がってきた段階では、総事業費が縮小されまして、2,700万円ぐらいの事業費になったということで、補助金額も減って、不用額が生じたということがあります。  133あるうちの94ですので、ほかのところはその補助事業を活用した事業を実施しなかったということでございます。対象外になったとか、そういうことではないです。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 大関委員。 ◆委員(大関衣世) 自主防として全く機能していないというか、活動していないとかいう心配があるようなところではなく、という判断でよろしいでしょうか。 ○委員長(清水唯史) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) この補助事業は活用されていませんが、別に自主防災活動をやっていないとかいうことではございません。それぞれの組織の規模によって、小さい自主防災会さんですと、1つの部品を買うのも1件1件の負担額がどうしても多くなるという事情も当然ございます。その辺でそういった判断もあったり、ことしはやらないけれど来年やるとか、そういったこともあるかと思います。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 大関委員。 ◆委員(大関衣世) もう少し教えていただきたいと思います。自主防災から上がってくる予算で、一番占める割合の多い項目を教えていただけますか。 ○委員長(清水唯史) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 資機材の整備ですね。例えば可搬ポンプを買うとか、防災倉庫を整備するとかいうハード面のほうが、一番多いと思います。  以上です。 ○委員長(清水唯史) ほかに御意見、御質問等ございますか。  よろしいですか。  ないようでしたら、次に、文化芸術推進計画策定事業について審査いたします。  決算に係る重要案件資料は11ページ、決算書は169・170ページ、成果に関する報告書は293ページです。
     委員の皆さん、御意見等がありましたらお願いいたします。  ただいま、皆さんのお手元に市民意識調査結果が用意されていますが、この補足説明はございますか。  太田文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(太田直樹) 本日お手元に資料を配付させていただきましたので、その資料につきまして御説明させていただければと思います。  文化芸術推進計画につきましては、前年度、平成30年度から本年度の2年間で策定を予定しております。前年度には主に文化芸術を取り巻く現状の整理、市民意識調査等の基礎調査で、骨子案までを策定しております。本年度につきましては、計画素案の作成から素案に対するパブリックコメントの実施、市民ワークショップの実施やシンポジウムの開催などの行動を経て、年度末に計画を公表する予定となっております。  お手元の資料の1ページが、市民意識調査結果の概略となります。これと同様の調査を事業者等意識調査として、事業者の皆様に実施しております。この調査につきましては、市民が日ごろから携わっている文化芸術に関する活動についての把握、当市の文化芸術の推進に必要なこと、文化芸術とまちづくりのかかわりについての意識を把握して、計画の策定の参考とするということを目的に、実施しております。  ページをめくっていただきまして2ページにつきましては、該当者の属性を円グラフにしたものを掲載しております。ごらんになってわかるように、高齢層からの回答率が高く、若者層からの回答率が低いという傾向でありますとか、女性の回答率が男性を大きく上回っているというような傾向がございます。  次に、3ページにつきましては、アンケート調査の用紙の一例を提示しております。  1枚めくっていただきまして4ページをごらんください。市民の過去1年間の文化芸術に対する活動や興味、関心についてのアンケート結果です。ほぼ全ての項目で「興味はあるが特にしなかった」という回答が多く、文化芸術に関心があるものの、参加、活動していない状況がうかがわれる結果となっております。  これらの結果を踏まえまして、副市長を会長とした庁内部長で構成される文化芸術推進計画策定委員会、また庁内の関連課長で構成される策定ワーキング、学識経験者や市民代表の皆様で構成される島田市文化芸術推進協議会で検討を重ね、意見を集約し、調査結果報告書とともにお手元の資料の5ページ、6ページにあります骨子案までを作成し、平成30年度事業として取りまとめてございます。ここまでが平成30年度事業ということになります。  続きまして7ページからが、4月以降、本年度やっている事業の内容になりますので、そちらも少し補足させていただければと思います。  7ページ、文化芸術推進計画施策の体系案は、現在作業中のものでございますけれども、前年度の骨子案をベースにいたしまして、施策の柱と施策が加わったものになります。現在この施策の柱と施策に関する具体的な事業の洗い出しを行いながら、11月初旬をめどに計画素案の作成を進めているところでございます。  次に8ページになりますが、スケジュールを掲載させていただいております。今年度の策定スケジュールですが、今お話ししたとおり、4月以降、具体的施策の検討等を進めておりますが、資料の中央にございますように、11月初旬までには計画素案を完成させまして、シンポジウムや市民ワークショップで計画についての事前周知、意見集約等を図り、パブリックコメントの実施を経て、計画の作成へと進めてまいりたいと考えております。  11月の素案ができた段階で、市議会の皆様には御報告させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  また最後にチラシを1枚つけさせていただきました。これは11月に推進計画の広報、周知のための事業としてシンポジウムを開催する予定でおります。皆様方におかれましてはぜひともごらんいただき、シンポジウムに御参加いただければと思います。  以上、資料の説明をさせていただきました。よろしくお願いいたします。 ○委員長(清水唯史) ありがとうございました。事前に御準備いただきまして、推進計画の進行、また本年度に入りましての案の作成まで、御説明いただきました。  何か御意見等ございますか。  今、事前に御提出いただきました資料については、事前の打ち合わせの際にも求めたいと思っていた資料ですので、これに沿ったもので皆さん御理解いただいたと思います。  ほかに御意見等ないようですので、以上で重要案件の審査は終了いたします。  この件に関しましては、委員間の討議を分科会の最後、当局退出後に行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、認定第1号 平成30年度島田市一般会計決算の認定について、当委員会の所管に属するものについて審査いたします。  一般会計決算書及び成果に関する報告書を御用意いただきたいと思います。  なお、審査につきましては、付託議案、審査項目のくくりによって、区切って行います。  まず歳出から審査いたします。歳出2款総務費1項2目戦略推進費中、政策推進事業費川根温泉ホテル次期指定管理者グループ経営ホテル視察事業、川越街道賑わい創出可能性調査事業から7項2目交通安全施設費までを審査します。  決算書は75ページから78ページ、83ページから86ページ、93・94ページです。成果に関する報告書は40・41ページ、47ページ、89ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 補足説明はございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さんから御意見がありましたらお願いいたします。  よろしいですか。  ないようでしたら、次に、歳出4款衛生費1項8目簡易水道費、及び2項7目浄化槽設置推進費までを審査します。  決算書は119ページから126ページまで、成果に関する報告書は161・162ページ、172ページから175ページまでです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  木村水道課長。 ◎水道課長(木村浩之) 補足説明は特にございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、御意見等がありましたらお願いいたします。  よろしいですか。  ないようでしたら、次に、歳出5款労働費1項1目労働諸費、及び1項2目雇用対策費までを審査します。  決算書は125・126ページ、成果に関する報告書は176ページから178ページまでです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 補足説明は特にありません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見がありましたらお願いいたします。  河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 成果に関する報告書の177ページで、雇用対策事業費ですけれども、その中で若者の就職支援並びに保守業務委託とか、志太3市合同企業ガイダンス等、就職していただきたいという方に対しての説明を行ったのですけれども、実際にこれを経て島田に戻ってきたというか、働きに来たというか、実績というのはあったのでしょうか。 ○委員長(清水唯史) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 今お話しいただきました中で、まず若者の就労支援は、主にひきこもりやニートの方などを対象にした就労支援というのがまず1つあります。こちらについては、サポーターの方に対するセミナーであったり、企業さんへの訪問、企業さんにブースを設けていただきまして、業界研究会のような形で参加いただくということを行いました。  こちらについては、企業訪問の中でお一方、面接に行かれた方はいらっしゃったのですけれど、採用まで至ったという報告は受けておりません。藤枝のほうでサポートステーションというものが県の事業であるのですが、そちらで若干、就職に結びついた事業があるということで、伺ってはおります。  あと、合同企業ガイダンスということで、島田、藤枝、焼津の市と商工会議所、商工会、こちらが連携して年1回、合同企業ガイダンスを開催しております。平成30年度につきましては、5月11日に、藤枝にあります県の武道館で行いました。ここには67社の企業さんがブースを設けられまして、当日100人の大学4年生が来ています。この3市の中で内定が出た方というのが、14人ほどいらっしゃいます。ですので、こういった中から採用に実際結びついて行かれた方がいらっしゃるという形になります。この辺が12人ぐらいの採用になってくる形になります。  あとは、高校生向けの合同企業説明会ということで、こちらは採用に直接ということではないのですが、昨年度新たに、市内と周辺の高校も含めた主に高校2年生、今度3年生になる学生を中心にして説明会をしました。これはプラザおおるりでやりまして、69の企業さん、参加学生としては570名にお越しいただいております。こちらにつきましては、大体高校3年生の秋ごろに就職活動をします。これに向けて、企業さんを知っていただくということでやりました。おおるりが本当に一杯になるぐらい、ホールではなく1階の展示ブースであったり、大会議室、第3多目的室、3部屋ほど使ったのですが、本当に一杯になる感じの状況でありました。  こういった中で、若者に支援をしております。  もう一つ、3市でUIJターン就職の事業というものもやっております。これは首都圏から学生に戻っていただきたいという中でやっている事業でございます。夏場とかにまた3市の中で、業界説明会、企業説明会というものをやっておりまして、主に大学3年生を対象にしています。大体事業に参加していただいた中で、フォローアップで聞いていくのですが、島田市でいうと2人ぐらいの方が市内で内定を受けていると。藤枝等含めましても10名行かないぐらいの方が内定を受けているという状況でございます。  以上です。 ○委員長(清水唯史) ほかに御意見、質疑等ございませんか。  よろしいですか。  ないようでしたら、次に、歳出6款農林業費1項1目農業委員会費から1項6目地籍調査費までを審査します。  決算書は125ページから132ページ、成果に関する報告書は179ページから194ページまでです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  鈴木農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鈴木高雄) 特に補足説明はございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見、御質疑等ございますか。  河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 成果に関する報告書の183ページですけれども、真ん中あたりに、米の需要量の目安2,644トンに対して、結果として作付けした面積が86.7%ということで、換算しますとマイナス351トンぐらいになるわけですけれども、この部分に関しては、少なくともいいという状態で目標というのがある、目安があるのか、それでいいのかというか、そこを確認したいのですけれど。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 米の生産調整につきましては、平成30年度より目標というものが目安というふうに変わって、自主的に取り組むという政策転換がございました。したがいまして、生産数量と作付面積が配分されていたのですけれど、一つの目安ということで、これは県が策定するのですけれども、それに対して実施した実績を載せています。この2,644トン、501万平方メートルという面積に対して、実際に生産したのは435万平方メートルということで、目安より生産数量が少ないという状況です。たまたま島田市は少ないですけれども、全国的にはほぼ目安程度でおさまったということで、市町村で作付けの多い、少ないもございますけれども、これによって何かペナルティーがあるとか、メリットがあるとかいうことはございません。自主的に取り組む目安ということで、そもそも島田市は自給的な農家が多いものですから、作付け目安の配分によって農業所得に大きく影響することはございません。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 同じく190ページですけれども、多面的機能支援支払交付金事業というのがあるのですけれども、市内で14カ所を選定した中で行われています。ほとんど去年もこの地区が、継続的にやっている事業が多いのですけれども、その事業の内容の中で、草刈り、水路の泥上げ、道路補修等に対して、ということなのですが、これは自分の田畑とあるので公共の土地でないと思うのですけれど、そういったところに対してやっていると。この内容を確認したいです。  もう一つ、ここの繰入金に水と緑のふるさと基金というものを350万円入れているわけですけれども、水と緑のふるさと基金がここに来る結びつきというのは何でしょうか、これに該当するのか、一致しているのかどうか。基金というといろいろなものにあって、もともと水と緑のふるさと基金という主の目的があって、それに該当するものがこれだという結びつきがちょっと、不自然ではないのでしょうけれども、明確なのかなというのもあって。これしかないのですよね。  自治会が68あって、14地区に限られている、これをもっとふやしてもいいのかどうか。そうするとまた、県の補助で75%は補助されるので、そういった事業をふやすことによって、市の負担もふえるのでしょうけれども、活性化されるのならもっとふやしてもいいのかなという気も、しないでもないのですけれど。その辺の増減といったところも聞きたいのですけれど。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) この多面的機能支払交付金事業ですけれども、まず地区は、東町とか、抜里とか地区名が書かれていますけれども、これは町内会というレベルではなく、そこで活動に取り組んでいる農業者の地区名です。その地域の農地を守る、保全する、土地改良施設、水路とか農道を自主的に維持・保全して、長寿命化を図ったり、農地の荒廃を防ぐ取り組みということで、その地域の農業者が協定を結びまして、この活動をやっていく単位が協定地区であって、事業に取り組んでいる町内会ということではないです。  ただ、その協定の中には、町内会長やPTA、消防団とか、地区のいろいろな方も入っている協定もあれば、農業者だけで結んでいる協定もございます。それによっていろいろな活動、草刈り活動とか、農業体験をする活動とか、その協定の内容によっていろいろな活動を農業に絡んだ形でやりますけれども、それに対して交付金が支払われます。  この根拠となる協定面積というものですけれども、その地域の参加した農業者の所有、耕作している田んぼあるいは畑の面積で、私有地でございます。そこを保全して地域で守っていこうというような協定でございます。  財源ですけれども、繰入金で水と緑のふるさと基金ということで、たしかこれは平成7年度ごろに国のほうの提唱で、農地を保全する活動のために交付税措置がされて、それで市町が基金を設置するということでできた基金です。それは農地を保全しよう、農村環境を守ろうという活動について基金から充当していくという趣旨でございます。したがいまして、この多面的機能支払交付金事業は、地域ぐるみで守っていくという活動ですので、市の一般財源、この交付金の4分の1は市が持ち出すことになっていますけれども、その部分にこの基金を充当させていただいております。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) これは申請すれば、今は14地区ですけれども、増加してもいいという判断なのでしょうか。それとも枠があって、島田市はこのぐらいの金額しかだめなので、その中でやってくださいというものなのか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 地元地域の方が協定をつくって、農地を守っていこうということでまとまれば、新規で締結は可能ですし、そういった相談があれば、我々も県のほうへ要望し、新規採択を目指すようにしております。金谷地区、初倉地区は最近設置されたものでございますし、また新規で追加していくのは可能でございます。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) 187ページのグリーンティツーリズムの実施というのを昨年2回やったようですが、この事業の成果に、第1回目からのリピーターが7割というのは、19人の16人の7割が入っていますよという意味なのかということと、地域ファンの創出というのは、どこから来た人で、どうなったのか、この辺を説明してください。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 茶草場農法の体験や、あるいはその製茶作業の体験をするというグリーンティツーリズムを実施しております。昨年の2回はいずれも株式会社いくみ村という伊久美地区の、お茶を生産している法人ですけれども、ここで実践しました。ここでは茶草場体験、あるいは釜入り茶とか、烏龍茶とかいろいろなお茶づくりの体験ができる形で、非常に参加者に好評でございまして、1回目に参加した方がまた、株式会社いくみ村さんで体験したいということでリピーターがございます。  この事業は続けておりますけれども、株式会社いくみ村以外にも、切山地区や菊川地区などでも実施しております。遠いところは東京あたりからも、ホームページを見ていらっしゃった方もございます。  地味ですけれども、こういった作業体験を通じて、株式会社いくみ村ですとか、切山の製茶農家の、自園自製で販売したりしているものですから、人数的にはわずかではありますけれども、そういったファンづくりには貢献しているかなと思っております。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) これもちょっとあるようですが、今年も計画しているのですよね。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) これは茶草場農法の啓蒙、啓発体験事業ということで、ことしも継続実施していく予定でございます。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) もう一つ、次のページの188ページですが、Asia-Pacific Tea Expo 2019 in Japanの関係ですが、これは平成30年度の新規事業でしたけれども、これから何回か続けてやるような予定になっているのですか。1年限りなのか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) Asia-Pacific Tea Expo 2019 in Japanは、第1回は台湾で2016年に開催されました。それに島田市も呼ばれまして出展したという経緯で、第2回は静岡でということで、台湾茶協会から依頼がありまして、今回、2019年に開催いたしました。  新しい事業といいますか、我々は2回目でございました。主導は台湾のお茶協会の方がされていまして、次回の予定につきましては未定ということで、どうなるか、いつやるかというのはまだ伺っておりません。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) こういうのをまたやりたいねとか、今のところ未定ということは、成果などはどのような感じで、本当はやりたいなという感じで終わったのか、大変だったのか、そこら辺はどうなのですか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長
    ◎農林課長(堀井直樹) 国際的な学術会議ということで我々も初めてで、ノウハウもない中で非常に大変な思いをしましたけれども、中心となった台湾のお茶協会の方は非常に熱心で、友好的でございました。そういった交流は、海外ということもありますけれども、今後も続けていきたいと思っています。  多分また、この成果を経まして、次回の検討がされるのではないかと思っていますけれども、今のところまだ具体的な話は伺っておりません。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) お茶を海外にとか、連携をつくったと思うのですけれど、そこら辺の海外戦略というか、そういうことも役に立ったのか、そういう意味ではどのような感じですか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 島田市茶業振興協会の事業で、海外見本市の出店というのも、平成30年度にアメリカと台湾で行っております。台湾にも出店しまして、そういう意味でいうと台湾茶協会の方が向こうでいろいろ面倒みていただいたり、何かしていることもあります。  その見本市でも、市内から台湾には2社出店いたしましたけれども、例えば焙じ茶の輸出200キロ、向こうの業者と商談が成立したとかいうことで、実績がありますけれども、台湾との交流、あるいは見本市に出展、輸出等も徐々に進んでいるかと思っております。 ○委員長(清水唯史) ほかに御意見、御質問等ございますか。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 183ページの荒廃農地対策事業ということで、これは平成30年度は2件だけだったのですか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 補助金を使って活動実施された方は2団体です。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 解消面積は24.68アールと39.09アール、63.77アールと。これは荒廃農地全体の何%ですか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 少々お待ちください。  平成30年度末で、再生可能な荒廃農地が36.9ヘクタール、約37ヘクタールです。それで今のは0.6ヘクタールぐらいですので、2%程度になるかと思います。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 市として、これは目標数値などは立てているのですか、毎年。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) これは補助事業を使った再生事業です。あと、農業委員会のほうでやる自主的な指導、自分で自主解消している方もいらっしゃいます。そういったことで、総合計画等では再生可能な荒廃農地面積を減らすということで、目標設定はしておりますが、補助事業で何ヘクタールという形では設定されておりませんけれども、全体として自主解消も含めて、再生可能な荒廃農地面積の目標数値は設定してございます。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 目標数値を設定しているのでしたら、毎年の進捗状況がありますよね。  今回はこの2件だけですよね、やってくれた人は。これはPRはどうやっているのですか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 再生可能な荒廃農地事業につきましては、農政協力委員会といいますか、農業者の団体のほうに補助制度の内容を周知して、こういった制度があるという形で提示をしたり、いろいろな説明会等、あるいは荒廃農地対策で問い合わせ等があったときに、こういった事業の紹介はさせていただいております。  ただし、採択要件について、当初は予算枠を県がたくさん持っていて、やりたい人があればどうぞという、農業者であれば誰でもよかったのですけれども、最近、認定農業者であることと、前年度に事業計画をしっかり立てて、予算要求していくこととなり、非常にハードルが上がりまして、その辺で取り組みがしにくくなってきたということで、以前ほど解消事業が進んでいない状況でございます。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 農地中間管理機構の制度も大分進んでいるみたいですけれど、37ヘクタールも荒廃放棄地があって、2%しか解消できない、ほかのところもいろいろやっているのでしょうけれど、何かそのまま放置状態、耕作放棄地を放置しているというふうにしか思えないのですけれど。その辺はどうですか。 ○委員長(清水唯史) 堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 解消事業が0.6ヘクタールで、ちなみに農業委員会の資料のほうで自主的解消指導をしている面積も含めますと、おおむね2ヘクタール前後ございます。それにしても全体からいえば微々たるもの、わずかだということで、とても追いついていない状況であります。確かに後継者不足でやる方が減って、耕作放棄地が非常にふえているという実態に対しまして、対策が追いついていないといいますか、減らすということは非常に困難な状況でございます。佐野議員の一般質問もございましたけれども、全ての農地を守っていくというのはなかなか難しい状況でございます。守るべき農地とそうではない農地を分けていきまして、非農地化の判断をするというのも、状況によっては農業委員会のほうでしていくということで、すみ分けといいますか、本当に山の中の厳しいところは諦めて、平坦でこれからまだどんどんやっていかれるような,優良な農地はぜひ守っていきたいというところで、中間管理機構等を活用して、耕作ができない方は担い手に集積していくということも進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(清水唯史) ほかに御意見、御質問等はございませんか。  ないようでしたら、次に、歳出6款農林業費2項1目林業総務費から2項5目林業地域振興基金費を審査します。  決算書は131ページから134ページまで、成果に関する報告書は195ページから200ページまでです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 特に補足説明はございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見がありましたらお願いいたします。  よろしいですか。  ないようでしたら、次に、歳出7款商工費1項1目商工総務費から1項6目温泉施設基金費までを審査します。  決算書は135ページから140ページ、成果に関する報告書は201ページから219ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 特に補足説明はありません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か質疑等がありましたらお願いいたします。 皆さんからないようですので、私から1件。 ○副委員長(河村晴夫) 清水委員長。 ○委員長(清水唯史) 成果に関する報告書214ページ、蓬莱橋周辺整備事業で、物販所と観光トイレをつなぐ休憩所兼渡り廊下の建設及び駐車場の整備を行ったとあるのですけれど、河川敷に今、駐車場が整備されているのですけれど、あの駐車場が現在使われておりません。その使われていない理由について、お願いしたいと思います。 ○副委員長(河村晴夫) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) まず、昨年度の事業としまして、駐車場を約50台ほど整備させていただいたところでございます。周辺の整備に関しましては、国交省と島田市とで区分けをしまして整備をすると。お金のこともございますし、験の分担として、市が手をつけられない堤防敷ですとか、そういうところもございますので、分けながら整備を進めていったところでございます。  昨年度は、その駐車場とあわせて897.4茶屋とトイレを結ぶ屋根をつけるのを、島田市で行いました。あわせて国のほうでは、堤防天端のところをきれいにしていくことと、そこから駐車場におりる坂路を整備していきましょうということで、2つに分けて工事を進めていたところでございます。  ところが、国のほうが予算のつけぐあいがうまくいかなくて繰り越し事業になってしまったという状況になりまして、今現在、取水期になっておりますので工事がとまっている状況になっております。昨年度から工事をして、今後10月になればまた工事が再開される形になりますけれども、坂路の格好は一応ついているのですけれど、まだ工事中ということで、国交省とすればあそこはまだそういう状況だから、使うことは許されるものでないという判断をいただいたところでございます。  ただ、先日も観月会がございました。やはりお客様がお見えになるところで、ああいう形で下に駐車場がきれいにできていて使えないというのは、委員長がおっしゃったようにおかしいのではないかということも、御意見でいただきました。少しお話しさせていただいて、国交省と、まだ工事事業者のものになっておりますので工事事業者にもお話しさせていただいて、先日は限定で使わせていただいたところでございます。  そうした状況になっておりまして、まだ御不便をおかけする形になっておりますけれども、今しばらくお待ちいただければというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(清水唯史) ほかに。  大関委員。 ◆委員(大関衣世) 成果に関する報告書の218ページで、川根温泉ホテルの運営事業のことが載っておりまして、改修修繕工事、ユニバーサル室トイレ折戸改修工事と書いてあるのですが、これは障害を持つお子様のいる御家族の方から伺ったのですけれども、ユニバーザルデザインとして整ったホテルで、バリアフリー、温泉ということでヒットするような宿よりも、川根温泉ホテルははるかに障害を持った方に対して優しいつくりで、重度の障害を持った車いすでも、浴室までしっかり入れるとか、エレベーターもそうですけれども、そういう設備になっていて、いいと思いましたというお話を伺いました。  ホームページを見ると、さくさくっと見ただけですけれども、そのようなことがもう少しうたってあってもいいかなという感じを私も受けましたので、その辺何か工夫していただければという提案をさせていただきます。 ○委員長(清水唯史) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) ありがとうございます。そちらの指定管理者であります大井川鐵道株式会社にお話しさせていただきまして、対応してもらえるかどうか、言っていきたいと思います。  参考としまして、今、大関委員がおっしゃっていただいたことは毎年、これはホテルがオープンしてからずっとやっていますけれども、重度の障害を持たれた方が1泊2日で、8月第1週目の土日を使って貸し切りにしまして、重度の障害をお持ちの子供さん、御家族の方をチームでまとめ上げて、体験したり、楽しんでいただいたりというイベントが行われております。そこは必ず川根温泉ホテルを使ってもらう形で、優先的に予約できる形にさせていただいています。  そのようなところから、今の御意見をいただいたのかなと思いますので、そうしたことを受けまして、さらに励みにしてPRして、受け入れ体制を充実していく形になればいいかなと思った次第でございます。ありがとうございます。 ◆委員(大関衣世) よろしくお願いいたします。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 202ページの島田の逸品事業ですけれど、平成30年度に18品が新たに認定したようですけれど、この18品は売れているのですか。 ○委員長(清水唯史) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 具体的な数というところはあれですが、その逸品の中で一番多く販売できたという事例は、「好きだっ茶」と聞いております。これはペン型のお茶でして、逸品になる前は、基本的には事業者さんの努力というところが大きいのですが、逸品になった以降、東京でのバイヤーとの商談会等も経まして、現在ではロフトであったり、東急ハンズといったところでも全国的に扱われるようになっております。  またほかの産品につきましても、事業者さんにアンケート形式で聞きますと、やはりこの商品については売り上げがよくなったという傾向は、伺っているところです。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) このPR内容ですとか、販路拡大実績ですとか、いろいろお手伝いしているようですけれど、せっかく認定してもなかなか宝の持ち腐れで、本当に売れているのと思いたくなるのですね。だから、行政でどのぐらいこれをバックアップできるのか、バックアップしたおかげでどの程度の効果があったのかとか、18品を1品ずつ、販売数とか把握するつもりはないのですか。 ○委員長(清水唯史) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 現在、イベント等で販売されたときには、当日の販売金額であったり販売数量というところは、イベントごとにお伺いするようにしております。全体としまして、どれぐらい売り上げたり、商品として売り上げ個数があったかということについては、今のところ具体的にお聞きするまでの予定はないです。私どもも市として事業者さんに会いに行くとき、各お店ごとだとなかなか会っていただけないところが、行政だと会っていただけるということもありまして、そういった面での販売に協力させていただいております。  そういった中で販売ができているのが、例えばキヨスクさんに以前、議会からもお話をいただきましたけれど、ああいったところで販売したらどうかという中で、行動を起こさせていただきまして、ああいう形で今、島田のキヨスクでも販売していただいている状況でございます。そういったことをしながら、いただける情報を範囲の中で聞きながら、やっていきたいということで、現時点では考えております。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 島田駅のキヨスクで販売しているというのはわかりましたけど、駅の下におりても、駅南におりても、いわゆるお土産屋さんがないですよね。せっかく18品も選定して、販売するところがないですよね。だから島田駅で、それぞれ個店で清水屋さんもあちこち本通で売っているのでしょうけれど、お土産屋さんを行政で整備するとか、民間委託してやるとか、そうしていかないとせっかく選定しても、また何年か後に入れかえするとか、今までで何品あったか私も知りませんが、そういうふうに忘れ去られるような逸品ではしょうがないですから。  だから常にあそこへ行けば手に入るというところを、常備設置してもらいたいですよね。 ○委員長(清水唯史) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 島田の逸品につきましては、今、2年に1回変えていくということで、それまでの逸品を全てリセットしまして、これまでの逸品、また新たな商品というものを応募いただいて、審査の上、逸品決定していくという形をとっております。  現在の逸品18品は、2回目の大きな入れかえの中で決まっているものになりまして、2回目には緑茶部門ということで、お茶を新たに普通煎茶、深蒸し煎茶を1点ずつ追加したというところが、大きな変更点となりました。  販売する場所についてですが、今、蓬莱橋897.4茶屋で、逸品で扱えるものについては扱っていただくということで、買っていただける場所として御用意している状況です。ただ、そこでどうしても、手押し車のカタカタであったり、積み木であったり、展示はさせていただいているのですけれども、なかなか商品として置きにくいものも、特性としてはあります。あと、息吹というお茶については、高価なお茶になりますけれども、賞味期限という面もあるものですから、全てが置けているわけではないですが、一応897.4茶屋をメーンとして、常時販売しているという考え方でやっております。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 駅北に観光案内所がありますよね、観光協会が管理している。あそこはそういうことはできないのですか。 ○委員長(清水唯史) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 今、観光案内所のお話をいただきましたので、私からお答えさせていただきたいと思います。  あの場所に関しましては、案内をする部門とバスの案内も有していて、非常に手狭な部分がございます。そのため、商品の簡単な展示はさせていただいているところですけれども、販売となりますと手狭な部分があって、取り扱いがなかなか難しいかなと考えているところでございます。  ただ、今、福田委員がおっしゃっていただいたような場所は、どこか必要だろうなということは考えているところでございます。今、思うと、来年度整備をする、駅前ではございませんけれども、大井川流域観光拠点におきましては、島田の逸品はやはり取り扱うべきだろうと考えております。そこでは何かしらの形で、897.4茶屋とは別のやり方で扱うことは可能かなと思っているところでございます。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) ほかのところでいいですか。206ページの企業誘致経費ですが、訪問等回数が全部で176件で、折衝企業件数38件とありますけれど、何か成果はあったのですか。 ○委員長(清水唯史) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 成果といわれるとなかなか難しいところがありますけれども、今主にやっているところは、やはりふじのくにフロンティア推進区域であります、金谷地区の堤間、それから牛尾山地区、そちらに誘致する企業さんをどうしたらいいかということを、これは昨年度からずっと重点的に回っていると。ですので、件数としては、この中に実は今回、堤間第1期工区に誘致が決定した企業さんも含まれていると。そういう点ではその部分が成果になるかなと思います。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) フロンティア関係のほかの地域で、工場を誘致できる土地はまだ残っているのですか。 ○委員長(清水唯史) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 重要案件で選んでいただいたほうにも書かせていただいているのですけれど、現実的にはないというところです。今のふじのくにフロンティア推進区域以外には、企業を誘致するような大きな一団の土地がない、それが今ものすごく課題だと、ここにも書かせていただいたところです。  ただ、企業さんの中では、新たなところを選んでもっと大きくしたいという事例も、聞いてはおります。そうしたところを含めて、堤間地区、牛尾山地区も、もちろん外から企業を誘致することも大切でしょうけれども、市内で頑張ってくださって、拡大しようとしている企業さんの支援というのも大切だろうと。という中で、いろいろな企業さんのお声を聞きながら、場合によっては新しいところというか、牛尾山地区に移ることによって、今までいたところがあくというケースも出てくるかもしれないと思っていますけれども。なかなかそれがタイミングとしてうまくいくかどうかということも、いろいろ訪問活動を重ねる中で、我々なりに整理をして、誘致活動をしている状況でございます。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) これ、市内、県内、県外といろいろ分けてありますけれど、どういう方法で企業を回っているのですか。
    ○委員長(清水唯史) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 市内に立地していらっしゃる企業さんの中でも、本社が県外にあったり、あるいは市内にある企業さんからお声がけいただいて訪問したり、ということで、ターゲットをこちらから絞ってというよりは、今ある企業さんを中心にして、将来の展望等を確認する中で、市内企業の本社が県外にあるところも訪問させてもらっています。逆にお声がけいただいて、それがたまたま市外、あるいは県外の企業さんという場合はそちらに実際の様子を伺いに行く、というようなことを繰り返しております。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 例えば東部のナノファイバーだったか、先端企業が今、ものすごくありますね。企業を選択するのに、どういう方法で、こういう関係の企業を誘致したいとか、そういう方針などは決まっているのですか。 ○委員長(清水唯史) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) この地域の最大の売りは、やはり大井川の水です。今はいろいろ問題になっていますけれども。地下水も豊富にあるということで、我々としては製造業をメーンに、ターゲットを絞って訪問活動を続けさせていただいております。 ○委員長(清水唯史) ほかはよろしいでしょうか。  ないようでしたら、次に、歳出8款土木費1項1目土木総務費から3項2目河川維持改良費までを審査します。  決算書は139ページから146ページまで、成果に関する報告書は220ページから235ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  須藤すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(須藤嘉久) 補足説明はございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、御意見等がありましたらお願いいたします。  河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 成果に関する報告書の222ページの一番上、清掃委託費ですけれども、島田駅南北の通路と、南北の広場の清掃、2つ分けてあります。作業内容が違うのでこの金額だと思うのですけれども、主に何が違うのか。 ○委員長(清水唯史) 須藤すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(須藤嘉久) 上段の南北自由通路の清掃業務は、建物の中の清掃業務であります。下段の広場の清掃業務は、通路をおりて外の平らの部分といいますか、屋外の清掃業務であります。  以上です。 ○委員長(清水唯史) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 通路の中ですけれども、基本的に清掃という一般的なことに、何か特殊なことをやるのですか。普通に考える清掃と何か違うことがあるのですか。 ○委員長(清水唯史) 須藤すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(須藤嘉久) 建物の中の清掃のほか、トイレの清掃業務も行っております。  以上です。 ○委員長(清水唯史) ほかに御質疑等ございませんか。  ないようでしたら、次に、歳出8款土木費4項1目都市計画総務費から5項3目建築指導費までを審査します。  決算書は147ページから154ページまで、成果に関する報告書は136ページから148ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 補足事項はございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、御意見等がありましたらお願いします。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 238ページの横井中央線電線共同溝整備事業ですが、区域はどの辺に当たるのですか。 ○委員長(清水唯史) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 平成30年度に実際行ったところは、扇町祇園線、市役所の前と大津通りの交差点よりも南側の舗装工事を行ったのが、主なものです。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) これは進めていくわけですか。電線地中化ですよね、これ。 ○委員長(清水唯史) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 前年度に電線地中化をやったところについて、最終年度舗装を復旧したという事業です。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) これは進めていくのですか。広げていきますか。 ○委員長(清水唯史) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 横井中央線は線路から旧国道1号線まで、全て電線地中化がこれで完了しました。ただ、広域避難地域のほうに向かう、線路から南の第三小学校のところにはまだ電柱があります。そこについては計画の中に入れている状況で、まだ未実施となっております。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 千葉の件があるものですから、電線があれだけ倒れてしまうと心配になってしまいますよね。この辺もこれで終わりなのか、あるいは市内全域に広げていくのか、その辺はどういう考え方があるのですか。 ○委員長(清水唯史) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 電線共同溝につきましては、先ほど言った横井中央線の南側と扇町祇園線、今度市役所が建てかえるものですからそこについても、市役所が災害時の拠点になるということで、そこの接道する扇町祇園線については、電線共同溝をする必要があるということで計画は立てているところですけれども、なかなか、実施計画などのところでお金がすごくかかるものですから、なかなか認められない状況でございます。 ○委員長(清水唯史) 福田委員。 ◆委員(福田正男) ちなみに電線の地中化は、予算はどのぐらいかかるのですか。 ○委員長(清水唯史) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) メーターあたり50万円ぐらいかかるということです。 ○委員長(清水唯史) 暫時休憩いたします。                                休憩 午後2時42分                                再開 午後2時50分 ○委員長(清水唯史) 休憩前に引き続き会議を開きます。  歳出9款消防費1項1目常備消防費から1項4目防災費までを審査します。  決算書は153ページから156ページまで、成果に関する報告書は249ページから256ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 補足説明はございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見、御質問等がありましたらお願いします。  河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 254ページですけれども、避難所用資機材の購入ということで、いろいろな物資を買っているわけですけれども、この振り分けというのは、本部のほうに置いておくのか、各避難所に分けるのか、その辺はどうなのでしょうか。 ○委員長(清水唯史) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) それぞれの避難所に設置してあります防災倉庫とか、体育館とか教室をお借りしていまして、そこへ配備してございます。 ○委員長(清水唯史) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 例えば、どこかが災害に遭って、市で緊急に毛布をやるとか、ブルーシートをあげるとかした場合、またそこに補給しないといけない部分というのも、この中に入っているのでしょうか。 ○委員長(清水唯史) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) ほかの被災地へ支援した場合には、またそれを補充することになります。 ○委員長(清水唯史) ほかに質疑はよろしいですか。  ないようでしたら、次に、歳出10款教育費5項8目文化事業費中、文化芸術推進計画策定事業を審査します。  決算書は169・170ページ、成果に関する報告書は293ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  太田文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(太田直樹) 補足説明は特にございません。 ○委員長(清水唯史) 重要案件でやっていますので、よろしいですね。  次に、歳出11款災害復旧費1項1目農林業施設災害復旧費、及び2項1目公共土木施設災害復旧費までを審査します。  決算書は173ページから176ページまで、成果に関する報告書は304ページから306ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 特に補足説明はございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、御意見、御質疑等があればお願いします。  よろしいですか。  ないようでしたら、次に、歳出13款諸支出金1項1目大井川広域水道事業支出金を審査します。  決算書は175ページから178ページまで、成果に関する報告書は307ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  木村水道課長。 ◎水道課長(木村浩之) 補足説明は特にございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、御質疑等があればお願いします。  ないようでしたら、続いて歳入の審査を行います。歳入12款分担金及び負担金1項分担金、及び2項3目土木費負担金までを審査します。  決算書は19・20ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  木村水道課長。 ◎水道課長(木村浩之) 補足説明はございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、御意見等ありましたらお願いします。  ないようでしたら、次に、歳入13款使用料及び手数料1項3目2節清掃使用料中、伊太住宅団地第一汚水処理場使用料から2項5目土木手数料までを審査します。  決算書は21ページから28ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 補足説明はありません。
    ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、御意見等あればお願いします。  よろしいですね。  ないようでしたら、次に、歳入14款国庫支出金2項3目2節清掃費補助金から3項4目消防費委託金までを審査します。  決算書は29ページから34ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 補足説明はありません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見、御質疑等あればお願いします。  よろしいですね。  ないようでしたら、次に、歳入15款県支出金2項3目2節清掃費補助金から2項9目災害復旧費県補助金までを審査します。  決算書は37ページから42ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 補足説明はありません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見、御質疑等あればお願いします。  よろしいですか。  ないようでしたら、次に、歳入15款県支出金3項2目農林業費委託金から3項5目1節権限移譲事務交付金中、地球温暖化防止条例施行事務交付金までを審査します。  決算書は43・44ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 特に補足説明はありません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、御意見等ありましたらお願いします。  よろしいですか。  ないようでしたら、次に、歳入16款財産収入1項1目1節土地貸付収入中、行政財産土地貸付収入(危機管理課)から1項2目1節利子及び配当金中、温泉施設基金利子までを審査します。  決算書は45・46ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 補足説明はございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、御意見等ありましたらお願いします。  よろしいですか。  ないようでしたら、次に、歳入17款寄附金1項3目商工費寄附金を審査します。  決算書は47・48ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 補足説明はありません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見等あればお願いいたします。  よろしいですね。  ないようでしたら、次に、歳入18款繰入金1項3目ふるさと創生基金繰入金から1項8目温泉基金繰入金までを審査します。  決算書は49・50ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 補足説明は特にございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、御意見等があればお願いします。  よろしいですか。  ないようでしたら、次に、歳入20款諸収入4項3目1節一般廃棄物処理受託事業収入中、し尿処理受託事業収入から5項3目13節消防雑入までを審査します。  決算書は53ページから66ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 補足説明はありません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見等がありましたらお願いします。  よろしいですね。  ないようでしたら、次に、歳入21款市債1項2目1節保健衛生費中、過疎対策事業債(飲料水供給施設)から、1項8目災害復旧債までを審査します。  決算書は67ページから72ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  木村水道課長。 ◎水道課長(木村浩之) 補足説明はございません。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さん、何か御意見等がありましたらお願いします。  よろしいですか。  ないようでしたら、認定第1号 平成30年度一般会計決算の認定について、全体を通して何かありましたらお願いします。  よろしいですか。  ないようでしたら、当分科会のまとめをしたいと思います。  これまでは採決をしていたわけですが、採決は特別委員会の全体会で行うことになります。そういったことから、ここでは各委員からの認定第1号に対するお考えを述べていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  順に意見を伺いたいと思います。福田委員、御意見よろしいですか。 ◆委員(福田正男) 私どもが予算で、執行で議決した予算ですので、認定でいろいろ申し上げましたけれども、問題なく執行されていたと思っておりますので、賛成の立場でございます。 ○委員長(清水唯史) 次に大関委員。お願いします。 ◆委員(大関衣世) 同じく賛成の立場で言いたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(清水唯史) 森委員。 ◆委員(森伸一) 認定します。 ○委員長(清水唯史) 河村副委員長。 ○副委員長(河村晴夫) 去年、台風の影響もあったのですけれども、災害がほとんどこちらに来ていないという部分が結構ありまして、割合平穏に過ごされた中、該当している委員会の中で防災とかいろいろなものが絡んでいますので、何かあった場合にはすぐ臨機応変に、期は別としても、作業がすぐにできるような形で対応ができればと思いますので、今回に関しては承認させていただきます。ありがとうございます。 ○委員長(清水唯史) 委員の皆さんから、認定第1号に対するお考えを述べていただきました。ありがとうございました。  以上の意見を全体会に報告したいと思います。よろしくお願いします。  次に、重要案件についての委員間討議を行いたいと思います。当局の皆さんは退出して結構ですので、御苦労さまでした。  当局の皆さんが退出後、再開したいと思いますので、暫時休憩いたします。                                休憩 午後3時06分                                再開 午後3時08分 ○委員長(清水唯史) 休憩前に引続き会議を開きます。  重要案件につきまして委員間討議を行いたいと思います。  今回、森林施業補助事業、内陸フロンティア推進課の企業誘致事業、及び賑わい交流拠点整備事業、防災対策事業、文化芸術推進計画策定事業、以上、5点を選びました。  この中で、提言書に結びつくような意見として、皆さんの御意見をお聞きしたいと思います。お願いいたします。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 森林施業補助事業について、まだまだやり切れていないところがいっぱいあると思いますので、もう少し市にハッパをかける意味で、これを選んで提案をしていきたいと思っています。 ○委員長(清水唯史) ほかに御意見はございませんか。同じ御意見でも結構ですので、補足があればお願いしたいと思います。  大関委員。 ◆委員(大関衣世) 同じく森林施業補助事業ですけれども、先ほど危機管理部長のお話の中で、災害用の伐採という窓口を広げてというお話もありましたので、今度の千葉の被災を見ましても、倒木による電柱の倒壊などを考えますと、やはり森林を抱えている地域として、伐採に力を入れていただくことはとても有効なことではないかと思いますので、森林施業を提言していったらどうかと考えます。 ○委員長(清水唯史) ただいまお二人から森林施業補助事業について、今後、市当局に対して提言をする中で、これを中心に経済建設分科会では進めていきたいということで御意見がありました。これでよろしいでしょうか。              〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(清水唯史) また、分科会長報告につきましては、分科会長及び副分科会長に一任させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。              〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(清水唯史) ありがとうございました。  それでは、分科会長報告については一任させていただきますが、今回の分科会は分散開催となりますので、全体会における分科会長報告につきましては簡略化しますので、あらかじめ御了承ください。  以上をもちまして、予算・決算特別委員会経済建設分科会を終了いたします。長時間御苦労さまでした。                                閉会 午後3時11分...