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  1. 島田市議会 2019-06-28
    令和元年6月28日議会運営委員会-06月28日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    令和元年6月28日議会運営委員会-06月28日-01号令和元年6月28日議会運営委員会  議会運営委員会                               令和元年6月28日(金)                               第1委員会室 1.開会 2.挨拶 3.議題  (1)令和元年6月島田市議会定例会について   ①委員長報告後の議案の取り扱いについて   ②追加を予定しているもの【当局側の事項】    ア 報告第15号 専決処分の報告について(物損事故に係る和解及び損害賠償の額の決定)    イ 議案第50号 教育委員会委員の任命について    ウ 議案第51号 公平委員会委員の選任について    エ 諮問第5号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて    オ 諮問第6号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   ③追加を予定しているもの【議会側の事項】    ア 議会だより編集に関する調査・研究について
       イ 議案の審査方法等に関する調査・研究について    ウ 特別委員会の設置について(議会だより編集に関する特別委員会)    エ 特別委員会の設置について(若者のまちづくり参画等に関する特別委員会)    オ 特別委員会の設置について(予算・決算特別委員会)    カ 主要農産物種子生産にかかわる県条例の制定を求める意見書について    キ 諸般の報告    ク 議員派遣について    ケ 議会閉会中の継続審査・調査について   ④追加議案取り扱いについて  (2)全員協議会について  (3)次回定例会令和元年9月)の予定について  (4)議会基本条例の見直しについて 4.その他 5.閉会 出席委員(7名)  委 員 長  藤 本 善 男        副委員長  佐 野 義 晴  委  員  齊 藤 和 人        委  員  伊 藤   孝  委  員  曽 根 嘉 明        委  員  大 石 節 雄  委  員  山 本 孝 夫 欠席委員(なし) 正・副議長  議  長  村 田 千鶴子        副 議 長  杉 野 直 樹 説明のために出席した  行政経営部長                     北 川 博 美  行政総務課長                     中 野 和 志 職務のために出席した事務局職員  事務局長                       鈴 木 正 敏  次長兼議事調査担当係長                浅 岡 秀 哉  庶務担当係長                     曽 根 一 也  議事調査担当                     岡 田 ちな美  議事調査担当                     井 口 隼 輔                                開会 午前9時30分 ○委員長藤本善男) 皆さん、おはようございます。6月定例会最終日前の議会運営委員会を開催いたしますので、よろしくお願いします。  それでは、挨拶ということで、議長からお願いいたします。 ○議長(村田千鶴子) 改めまして、皆さん、おはようございます。大変お天気を心配しまして、おかげさまで幸いにもこの辺も大きな被害もなく通過されてよかったかなと思っております。  また、昨日、給食試食会も大勢の皆さんに御参加していただきまして、まことにありがとうございました。7月からクーラーが全教室に入るということで、大変子供たち、先生も喜んでおりました。たまたまきのう、島田第一中学校の理科の授業参観をさせていただきましたら、2年生の生徒さんから、ぜひ理科室にもクーラーを入れてほしいというような声を生で耳に届いておるものですから、またこれも喫緊の課題かなと思っております。  いずれにいたしましても、皆さんそれぞれ思いを市政のほうにつなげていただければありがたいかと思っております。  きょうは、今、委員長が申されましたように、令和元年6月定例会最終日を迎えるに当たりましての議会運営委員会の開催で、滞りなく議会が運営できますように、多くの当局側の事項、また議会側の事項がございますので、きょうは、御協議をよろしくお願いいたします。 ○委員長藤本善男) それでは、議題に入らせていただきます。お手元のレジュメに従いまして進めてまいりますので、お願いいたします。  (1)の令和元年6月島田市議会定例会についてであります。順次、内容の確認をしてまいります。  ①委員長報告後の議案の取り扱いについて、資料に基づいて、事務局より説明をお願いいたします。  事務局長。 ◎事務局長鈴木正敏) それでは、7月1日、来週の月曜日になりますが、本会議最終日に行われます報告第9号から議案第49号までの19件の委員長報告後の取り扱いについて、御説明をさせていただきます。資料1をごらんいただきたいと思います。  初めに、報告第9号から報告第11号までの専決処分した事件の承認につきましては、3件を一括で議題としまして、委員長報告に対する質疑を行った後、討論の通告はありませんでしたので、採決は3件一括で簡易採決となります。  次に、議題第34号、令和元年度島田市一般会計補正予算(第1号)につきましては、単独で議題とし、委員長報告に対する質疑を行った後、討論の通告はありませんでしたので、採決は簡易採決となります。  次に、議案第35号から議案第37号までの特別会計補正予算につきましては、3件を一括で議題とし、委員長報告に対する質疑を行った後、討論の通告はありませんでしたので、採決は3件一括で簡易採決となります。  次に、議案第38号、令和元年度島田市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、単独で議題とし、委員長報告に対する質疑を行った後、討論の通告はありませんでしたので、採決は簡易採決となります。  次に、議案第39号から議案第42号までの条例案4件につきましては、4件を一括で議題とし、委員長報告に対する質疑を行った後、討論の通告はありませんでしたので、採決は簡易採決となります。  次に、議案第43号及び議案第44号の一般議案2件につきましては、2件を一括で議題とし、委員長報告に対する質疑を行った後、討論の通告はありませんでしたので、採決は2件一括で簡易採決となります。  次に、議案第45号から議案第49号までの工事請負契約についての5件につきましては、5件を一括で議題とし、委員長報告に対する質疑を行った後、討論の通告はありませんでしたので、採決は5件一括で簡易採決となります。  以上でございます。 ○委員長藤本善男) ただいま説明がありましたけれども、委員長報告後の議案の取り扱いについては、ただいまの御説明のとおりとさせていただきたいと思います。この点についてはよろしいですか。               〔「異議なし」と呼ぶあり〕 ○委員長藤本善男) それでは、次に、追加を予定しているもののうち当局側の事項について、説明をお願いいたします。  行政総務課長。 ◎行政総務課長中野和志) それでは、7月1日月曜日の議会最終日において、当局側から追加の予定をしております事項、議案等につきまして、御説明をさせていただきます。  追加予定ということで、これまでさきの議会運営委員会におきまして説明をさせていただきましたが、新たに1件の報告案件追加予定として上がってまいりましたので、御報告をさせていただきます。  内容は、物損事故に係る和解及び損害賠償の額にかかります専決処分の報告でございます。したがいまして、最終日には専決処分の報告が1件、人事案件が4件で、合わせて5件の追加となります。  追加議案等の内容でございますが、物損事故につきましては、ごみ集積所において、回収作業中の塵芥収集車から、ごみに紛れていた硬質プラスチックが飛び出し、走行中の相手方車両の左側扉を損傷させたものでございます。  人事案件につきましては、教育委員会委員の任命について、それから公平委員会委員の選任についての議案が1件ずつ、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての諮問が2件となっております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○委員長藤本善男) 説明が終わりましたけれども、委員の皆さんから、この件につきまして何か御質疑等はございますか。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 済みません。こういった車両の関連の事故のときに、過失割合というものを記載するわけにはいかないのか確認をさせてください。 ○委員長藤本善男) 行政総務課長。 ◎行政総務課長中野和志) 示談書にそういった割合等が明記されていれば、議案のほうにも提出させていただくということになっておるようです。今回につきましては、その記載がなかったということで、今回は載せていないということで、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長藤本善男) 伊藤委員、何かございますか。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) やはりどれだけの過失があったのかということを明確にしないと、この金額が妥当なのかどうかということが判断しづらいのではないかと私は思います。こういうことはどこでやるのか、議案質疑で1回1回聞かなければいけないのか、その辺を記載していただけるように、こちら側からお願いするのか、必ず示談書にはその辺を明記するようにお願いするのか、その辺はどういう扱いになるのか、またこちらで研究をして質疑させていただきたいと思います。 ○委員長藤本善男) ただいまの件につきましては、議案ということにはならないものですから、それについてどこまでこちらの求めが有効なのかというところがございますので、議会側としても一度検討する必要があると思います。  当局側は何かございますか。特になし。                〔「はい」と呼ぶあり〕 ○委員長藤本善男) では、そのほかにつきまして、何かございますか。  それでは、当局側の事項については以上といたします。  次に、追加を予定しているもののうち議会側の事項についての説明をお願いいたします。  事務局長。 ◎事務局長鈴木正敏) それでは、アの議会だより編集に関する調査・研究についてでございますが、議会だより編集に関する調査・研究につきましては、議会だより編集に関する特別委員会で調査・研究を行ってきました。そのまとめとして、杉野委員長に御報告いただき、調査の終了を議決させていただくという内容でございます。  続きまして、イの議案の審査方法等に関する調査・研究につきましてですが、これにつきましても議案の審査方法等に関する特別委員会で調査・研究を行ってきました。そのまとめとして、佐野委員長に御報告いただき、調査の終了を議決させていただくという内容でございます。  以上でございます。 ○委員長藤本善男) この件につきましては、皆さん、特段ございません、大丈夫ですね。  それでは、続きまして、特別委員会の設置について、説明をお願いいたします。  議長、お願いします。 ○議長(村田千鶴子) まず資料2から、特別委員会の設置につきまして、名称「議会だより編集に関する特別委員会」につきましては、委員定数が6人以内で、裏面に委員のメンバーを記載しておりますので、御確認くださいませ。  なお、この6人のメンバーですけれども、それぞれの常任委員会から2名ずつ選任をさせていただきました。  委員長、これ、続けていいですか。 ○委員長藤本善男) 続けて、はい、どうぞ。 ○議長(村田千鶴子) 続きまして、「若者のまちづくり参画等に関する特別委員会」、委員定数は8人以内でございます。同じく裏面に委員のメンバーを記載しておりますので、御確認くださいませ。  なお、この調査事件でございますが、これは新しく私のほうから、ぜひ設置していただきたいということで皆様にお諮りしたところ、賛同をいただきましたものですから、今回、「若者のまちづくり参画等に関する特別委員会」を設置することになりましたので、よろしくお願いいたします。  一応、めどといたしましては、3月をめどに、選挙年齢引き上げ等が行われる中、若者に政治やまちづくりに参画してもらうための調査・研究ということで、特に高校生をまず対象にやっていただければというふうに私の思いでございます。ですから、まず学校側の理解を得られるかどうかという、そこら辺から学校のほうに出向いていただきまして、また、高校の学生さんに来ていただくのではなくて、私たちのほうから出前講座、そういった方向でやっていただければよろしいかというふうに思っております。あとはまた委員会の中でその辺について仕組みづくりにつきましてはもんでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、資料4、「予算・決算特別委員会」、委員定数は17人以内ということで、これも議長以外、裏面の委員のメンバーを御確認ください。  この予算・決算特別委員会につきましては、議案の審査方法等に関する特別委員会の提言に基づくもので設置のはこびとなりましたので、委員長報告も既にございますので、詳細につきましては省略させていただきます。  以上でございます。 ○委員長藤本善男) 特別委員会3件の内容を説明いただきましたけれども、この件につきまして、皆様のほうから何かありましたら、お願いいたします。
     山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 予算・決算特別委員会メンバーですけれども、これは議案の審査方法等に関する調査・研究の特別委員会でやったことに基づいて、実はメンバーを議長以外の人を全員集めてやる形にするのですが、決算をした結果の報告を監査委員が報告をすることになっているわけですね。監査をした結果、こういう決算になりましたということの報告があります。そのことを実際に森議員が監査をやっているので、森議員がそれを審査するということは、ちょっとおかしな話にならないかと。つまり、その委員会の中で個人的な発言を言うことができないということになるので、その辺の取り扱いについてどうなのだろうかということも本人も心配をしています。その辺のことをどのように考えたらいいかということを、ちょっと皆さんとお話をしたいなと思っています。  以上です。 ○委員長藤本善男) 提案は議長が今お話をいただきましたけれども、特別委員会で議論されてきた内容でございます。この場で発言される方もそこの流れがわからないと、なかなか発言もしにくいと思いますけれども、いかがいたしましょうか。もし説明、こういうことだということでお話ができる方がいれば。  では、曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 特別委員会の中でもその話があったときに、あのときは私が、監査委員だから、ここに入って意見を言うということは、自分が認めたことなので、そこへ入るのはいかがなものかと言ったときに、その委員会の中で、いや、議員だから、それは構わないというような意見が出て、そうなってきたのですが、やっぱり私は、思うには、今、山本委員がおっしゃったように、監査委員で自分が認めたものを、またそこで質問するということ自体が、ちょっとイレギュラーかなという気はずっと持っているのですけれども、あのときは議員だからそれはやるべきだというような方向の話が出て、そこでそのままの状態でいって入ってきたというような、今、記憶があるのですけれども、やはりそこら辺はどうしたらいいかというのは、ちょっと私にも疑問はあります。 ○委員長藤本善男) そのほか、ありますか。  村田議長。 ○議長(村田千鶴子) 確かに私自身も、監査委員のことにつきまして、この委員会の中で発言させていただいたと思うのですけれども、そういった監査委員の方であっても、監査委員を踏まえて、良識を持ってそこに参加していただくという意味で、監査委員も入ってもいいのではないかということになったように私は記憶いたしております。  以上です。 ○委員長藤本善男) 佐野副委員長、何かありますか。 ◆委員(佐野義晴) ちょっと補足しますけれども、今、議長から経過について案内がありました。これに関しては、今いう自分の職責を踏まえた中でということで、あとは自己判断という格好になろうかと思います。  以上。 ○委員長藤本善男) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 監査委員あり方と、それからこういう決算の審査のあり方というのはなかなか難しいなと思って、特別委員会がいろいろな議論をした中で結論を出していただいた。1つには、今現在、議員数が20人だと、6つの分科会を設けるわけですが、議論をより深くする意味でも、先ほど副委員長が言われたように、監査委員という立場でなくて、一議員という立場で本人の判断の中でいろいろな審査を深めていただくということで発言いただいたら、委員としてということは別にやぶさかではないと思います。  ただ、1つには、これはまた皆さんもこれから考えていただきたいですけれども、一般質問も一議員でということでいろいろなことではしますけれども、では、監査委員という立場で一般質問、これは個人的な発言になりますが、それは誤解を招く可能性があるだろうと。十分監査をしながらも、その背景にということは、本人はそういったことをやっていないわけですが、周りから見た場合は、そういう疑念というか、監査委員がなぜそのようにいろいろなことを、事情も知りながらそういう一般質問をするのかという疑問も周りから持たれるということはあるだろうと思っています。  そういうところも十分これは考えていただきながら、今回、この予算・決算特別委員会、特に決算特別委員会に関しましては、よかったか、悪かったかということの次の段階を見つけ出すために、政策提言というものをつくり出すための委員会ですので、より議論を深めるという意味では、森議員監査委員であっても、委員の一人としていろいろ発言していただくということは、特にそれはそれで本人の判断によりながら、議長のほうから出されたことに関してはいいのではないかと思っています。 ○委員長藤本善男) 齊藤委員。 ◆委員(齊藤和人) 私も今回の特別委員会に最初からずっといたわけではないですが、途中から今までの経過を聞く中で、現状の20人の定員が18人になっている。その中で議長が抜ける、そうすると残り17人、17人の中で6人、6人、6人の審査体制ができなくなるわけで、そうすると、さらに監査委員を抜いてしまうと、また人数が減ってしまうというような経過があったように記憶しています。その中で監査委員は加わってもいいのだろうと、今、大石委員からお話がありましたように、あくまでも議員個人としての形式でするのであれば、それを認めないと人数的にも大変であろうというような議論であったかと記憶しています。そういうことを踏まえれば、監査委員が加わることは認めるべきであろうと、そういう認識を持っております。  以上です。 ○委員長藤本善男) 山本委員、いかがですか。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 確かに分科会を設けてやるということになって、監査委員が抜けると、非常に少ないメンバー分科会をやらなくてはいけないという事態にも陥ることが予想されます。今回、監査委員森議員が心配されていることももっともな話だと思います。今回のこの予算・決算特別委員会は、これをやってみようということで、大石委員がおっしゃったように、議員提案につなげていくための1つのステップとして今回やるということなので、森議員には、これ、実際に加わっていただいて、それがどうだったのだろうかということの検証といいますか、修正点等あれば、御意見をいただいて、それをこの委員会の中で修正するところは修正するということで、今回は試行ということの意味を踏まえて入っていただくということで本人に言うのは構わないのですけれども、そのような形で1年間、1サイクルやった後に御意見を伺って、それを検討材料にするということで皆さんが了承していただければ、本人からもそういう御意見をいただいて、この場でまたお話をするというふうにしたいと思いますが、それでよろしいですか。 ○委員長藤本善男) 基本的にはそういう考えでよろしいかと思いますが、この予算・決算特別委員会の設置については、それ以前の今皆さんから御意見があった議案審査等に関する特別委員会での議論がなかったわけではなくて、そこでの議論があった上での結論でございます。本来であれば、そこの議論をする中に各会派に持ち帰っていただく中で、異論、意見等があれば、お持ち寄りいただく中で、その特別委員会の中で御議論をいただけたら、いろいろなそこでの検討ができたのではないのかと思います。  その特別委員会最終報告をもう既に控えておりますので、この内容について、当議会運営委員会でその是非について判断するという段階には、私自身はないと思っておりますので、予定どおり、この内容を提出させていただくということで進めさせていただきたいと思います。  いかがでしょうか。よろしいですか。 ◆委員(大石節雄) 委員長、1点だけ。 ○委員長藤本善男) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 今回は議員数が少なくなったということで、いろいろな特別委員会で議論していただいて、より深めるということでこういう判断をしていただいて、議長から提案をいただいているということですけれども、本来、監査委員あり方自体が、近隣の市町が別に正しいというわけではないですけれども、一般質問を含め、いろいろな委員会に関しても監査委員が特別な立場であるということで、いろいろなものが制約を受けているという現状もあったり、本来、監査委員あり方というものも、我々も議会選出監査委員あり方も考えなくてはいけないということも含めて、また今後、皆さん、頭の中に入れておいていただければと思っています。  今回は、特別委員会の答えを聞きながら議長の提案を受けるということは、逆に言ったら、議員定数も少ないし、議論を深めるという特例であるということで確認をさせていただきたいと思います。 ○委員長藤本善男) それでは、以上で意見等も出尽くしたと思いますので、特別委員会の設置につきましては、この3件を上程させていただくということで進めさせていただきます。  事務局浅岡次長。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) 特別委員会の設置につきましては、議会運営委員皆さんの発議となります。代表しまして、副委員長に慣例で提案説明をしていただいております。この後、もしよろければ、また御署名もいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長藤本善男) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 済みません、もう1つ確認させていただきたいのですけれども、若者のまちづくり参画等に関する特別委員会に、森議員が入っていないのは、監査委員だから外したという解釈ではないということでよろしいわけですね。 ○委員長藤本善男) これにつきましては、議長のほうで人選等をしていただいているので、そこの趣旨について御説明いただけますか。 ○議長(村田千鶴子) 委員定数8人以内ということにつきましては、今回の特別委員会の設置が3つございます。そういった中でやはり議員の皆さんにもそれぞれその委員会の中でしっかりと審議をしていただきたいということで、私自身、ある程度、平均に皆さん方にやっていただきたいという気持ちから、8人という人数を選任させていただいたわけなのですけれども、これにつきましては、正副議長と議運の委員長、それと議会だよりの委員のメンバー、それと監査委員の方も抜かしていただいたということで、そうしますと、ちょうど6人が議会だよりの方ということで、8人が人数的には皆さんの負担がちょうどよろしいかなということで、8人ということでさせていただきました。 ○委員長藤本善男) 伊藤委員、今の説明で内容がわかりましたか。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 今、議長から説明があったのは、8人ということが先に決まっていて、では、8人を誰にしようかということで考えたのか、今、議長と、副議長と、議運の委員長と、議会だより、それと監査委員を抜かして、四役を抜かして、議会だよりの編集を6人やったから8人になったのだということですね。8人という、そのときの監査委員を抜かしたというのは、8人ということが初めからルール上決まっていてではなくて、監査委員を抜かしたほうがいいだろうということで8人ということを決めたということでよろしいですか。抜かすメンバーを誰が抜けたほうがいいだろうかということを決めて、残りが8人になったから8人……。 ○議長(村田千鶴子) そうです。 ◆委員(山本孝夫) 8人を入れたということですね。 ○議長(村田千鶴子) はい、そうです。 ○委員長藤本善男) 議長、今の件は、そのとおりということでよろしいですか。 ○議長(村田千鶴子) そのとおりです。 ○委員長藤本善男) この件につきましては、議長が提案するという形ですので、どちらが先かというところもありますけれども、総合的な御判断かと思いますが、よろしいですか。 ◆委員(山本孝夫) はい。 ○委員長藤本善男) それでは、後ほど、署名の御依頼を出させていただくということで、事務局のほうから書類が回りますので、この場で書いていただくことになりますので、よろしくお願いします。  それでは、次のカの事項に入りますので、この説明をお願いします。意見書についてです。  浅岡次長。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) それでは、私のほうから、意見書について説明をさせていただきます。  6月17日の議会運営委員会で、各会派から意見結果を集約した表を配付させていただきましたけれども、全て丸、採択ということでありました。また、そのときにも、資料5になりますけれども、意見書(案)を提示させていただいておりました。きょう、皆様に見ていただいている意見書は、前回のものと同じものであります。特に御意見もありませんでしたので、7月1日の最終日に提案することとしまして、お願いしたいと思います。  流れを簡単にですけれども、発議に当たりましては、あすの本会議中に休憩をとっていただき、全員協議会におきまして御審議をいただいた後、本会議に提案するという形をとらせていただきます。全員協議会終了後に全議員の皆様から署名をいただきまして、この場合の提案説明は副議長という形で進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  意見書につきまして、確認のために、意見書(案)を再度朗読させていただきます。資料5をごらんいただければと思います。  主要農産物種子生産にかかわる県条例の制定を求める意見書(案)。  戦後の日本の農業と国民の食生活を支えてきた主要農作物種子法(以下「種子法」)が平成30年4月1日をもって廃止された。  種子法は、平成27年に戦後の食料増産という国家的要請を背景に、国・都道府県が主導して、優良な種子生産・普及を進める必要があるとの観点から制定された。  同法に基づき、これまで静岡県は高品質な原種・原原種の生産・供給や県の主要農産物である米・麦・大豆の品種開発、品質の向上など、地域農業の振興に大きな役割を果たしてきた。  種子法の廃止は、米・麦・大豆の種子を100%国産で賄うことを維持してきた法的根拠と、その財源が失われることになる。  とりわけ基幹作物としての米は、価格面、優良品種の維持や開発、品種の多様性などの面で危機的な影響を受けることが懸念される。  さらに、本案廃止法と並行して成立した「農業競争力強化支援法」においては、種苗に関する知見と施設を全て民間に積極的に提供すること、また、銘柄の集約の取り組みを促進することも定められている。  このことは、大手資本参入による品種の淘汰、独占が起こることを危惧している。また、長期的には世界の種子市場を独占する遺伝子組み換え企業が日本の種子市場を支配していく懸念も指摘されており、それらは日本の食の安全、食料主権が脅かされることであり、静岡県の農業・農家、そして消費にとって重大な問題である。  種子法廃止法案の可決に当たっては、種子法が主要農作物種子の国内自給及び食料安全保障に多大な貢献をしてきたことに鑑み、優良な種子の流通確保や引き続き都道府県が種子生産等に取り組むための財源措置のほか、特定企業による種子の独占防止などについて、万全を期すことを求める附帯決議がされている。  よって、静岡県においては、今後も現行の種子生産・普及体制を生かし、本県農業の主要農産物の優良な種子の安定供給や品質確保の取り組みを後退させることなく、農業や消費の不安を払拭するために、主要農作物の種子生産にかかわる条例を制定するよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。令和元年7月1日。静岡県島田市議会。静岡県知事様。  以上であります。 ○委員長藤本善男) 以上、説明いたしましたが、意見書の元号について、1カ所、私も聞かれなかったですけれども、従前に確認してください。上から3段目、「平成27年」とございますが、これは多分「昭和」ではないかと思われます。これは請願からの原文がミスプリのようでございますので、今、確認できれば今確認したほうがいいです。  暫時休憩します。                                休憩 午前10時04分                                再開 午前10時06分 ○委員長藤本善男) 再開いたします。  意見書の文面について疑義がございました。事務局のほうで確認をしていただきましたので、報告をお願いします。  浅岡次長。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) 訂正をお願いいたします。「昭和27年」ということで訂正をお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長藤本善男) 意見書文面中の上から3段目、「種子法は、平成27年に」とございますが、この元号を「昭和27年に」ということで訂正させていただきます。その上で意見書を作成したものを最終日に御提示するということになります。  そのほか委員の皆様から、この件につきまして何かございますか。                〔「なし」と呼ぶあり〕 ○委員長藤本善男) それでは、この内容に基づきまして、意見書取り扱いをさせていただきます。  それでは、キ以降のことにつきまして、説明をお願いいたします。  事務局長。 ◎事務局長鈴木正敏) 諸般の報告につきましては、議長会永年勤続表彰の伝達についてであります。6月11日に開催されました第95回全国市議会議長会定期総会におきまして、島田市から20年以上の在職をもって桜井洋子議員及び福田正男議員、15年以上の在職をもちまして平松吉祝議員、佐野義晴議員、村田千鶴子議員、10年以上の在職をもちまして清水唯史議員、藤本善男議員が表彰されましたので、議長から表彰状の伝達をお願いできればと考えております。  なお、被表彰を代表しまして、桜井洋子議員と福田正男議員に御挨拶をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長藤本善男) 表彰につきましての御提案がありました。対象及び発言の対象のお話がありましたが、事務局の説明のとおりということですけれども、皆さん、よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶあり〕 ○委員長藤本善男) では、そのとおりで進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。  では、続きまして、議員派遣についてです。よろしくお願いします。  事務局長。 ◎事務局長鈴木正敏) それでは、議員派遣について御説明いたします。資料6をごらんいただきたいと思います。  最初に、令和元年7月6日に市内3カ所の会場で開催いたします第1回議会報告会への全議員の派遣、次に、令和元年7月12日に藤枝市で開催されます静岡県中部四市議会議長協議会並びに同協議会議員研修会に、杉野副議長並びに全議員の派遣、次に、令和元年7月25日に、牧之原市で開催されます志太榛原五市二町議会議長連絡協議会への杉野副議長の派遣、次に、令和元年8月9日に静岡市で開催されます静岡県市町議会議員研修会へ全議員を派遣させていただきますので、よろしくお願いいたします。  なお、急遽、議員派遣の必要な案件が出ましたら、議長権限で行わせていただきますので、よろしくお願いいたします。  議員派遣につきましては以上でございます。 ○委員長藤本善男) 議員派遣についての説明が終わりました。委員の皆様から何かありましたら、御発言をお願いします。特にないですか。                〔「なし」と呼ぶあり〕 ○委員長藤本善男) それでは、特になしということですので、次に移りたいと思います。議会閉会中の継続審査・調査についてです。  事務局長。 ◎事務局長鈴木正敏) それでは、議会閉会中の継続審査・調査でございますが、3常任委員会及び議会運営委員会議会閉会中であっても継続審査・調査ができる旨の申し出について、本会議に諮らせていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長藤本善男) この件につきましても、御了承いただけますでしょうか。
                   〔「はい」と呼ぶあり〕 ○委員長藤本善男) それでは、追加議案の取り扱いに移ります。説明を求めます。  事務局長。 ◎事務局長鈴木正敏) それでは、追加議案の取り扱いについて御説明いたします。資料1の裏面、追加議案等取り扱いについてをごらんいただきたいと思います。  最初に、議案第49号の採決終了後になりますが、報告第15号から諮問第6号までの5件でございますが、これにつきましては、市長から一括して提案理由の説明があります。その後、暫時休憩をとりまして、休憩中に質疑の通告を受けます。再開後、質疑を行います。  最初に、報告第15号の専決処分の報告につきましては、地方自治法第180条第2項の規定に基づく報告ですので、質疑までということになります。  次に、議案第50号から諮問第6号までの4件につきましては、4件を一括で議題とし、質疑を行った後、委員会付託を省略します。その後、暫時休憩をとりまして、休憩中に討論の通告を受け付けます。再開後、討論、採決となります。採決につきましては、1件ずつ行い、討論があった場合には起立採決となります。  次に、議会側の事項となります。  最初に、議会だより編集に関する調査・研究について、杉野委員長から調査・研究についての報告があります。続きまして、議案の審査方法等に関する調査・研究について、佐野委員長から調査・研究についての報告がございます。その後、暫時休憩をとりまして、休憩中に委員長報告に対しての質疑の通告を受け付けます。再開後、委員長報告に対しての質疑を行った後、調査終了の採決となります。  次に、特別委員会の設置についてですが、先ほどの特別委員会委員長報告の後、暫時休憩をとりまして、全員協議会を開催いたします。この全員協議会では、特別委員会の設置及び特別委員の選任、意見書の提出について御協議をいただきます。全員協議会終了後、本会議を再開し、議会だより編集に関する特別委員会の設置についてを発議案第1号として、若者のまちづくり参画等に関する特別委員会の設置についてを発議案第2号とし、予算・決算特別委員会の設置についてを発議案第3号として、議会運営委員会の委員による議員発議で進めさせていただきます。  なお、この特別委員会の設置につきましては、3件を一括で議題としまして、議会運営委員会の佐野副委員長から、3件一括で提案説明をしていただきます。説明の後、質疑を行った後、委員会付託を省略し、討論、採決となります。採決につきましては、1件ずつ行います。  その後、追加議案として特別委員会委員の選任を日程に追加して、議長発議、議長の指名により委員を選任し、採決いたします。その後、暫時休憩をとりまして、議会だより編集に関する特別委員会を第1委員会室で、若者のまちづくり参画等に関する特別委員会を第2委員会室でそれぞれ開催し、正副委員長の互選を行います。両特別委員会が終了後になりますが、予算・決算特別委員会を開催いたしまして、正副委員長の互選を行います。再開後、各特別委員会の正副委員長の互選結果を報告いたします。  次に、主要農産物種子生産にかかわる県条例の制定を求める意見書についてを、発議案第4号として議員全員による発議で進めさせていただきます。杉野副議長から提案説明をしていただき、質疑、委員会付託、討論を省略し、採決となります。  次に、再開後の諸般の報告についてですが、議長から、桜井議員、福田議員ほか5名の議員の皆様に対して、表彰状の伝達を行っていただきます。議長への表彰状の伝達につきましては、副議長にお願いしたいと思います。  次に、議員派遣についてですが、議長発議で本会議に諮り、採決となります。  次に、議会閉会中の継続審査・調査につきましても、3常任委員会及び議会運営委員会について、本会議に議長発議で諮って採決となります。  以上が、7月1日、来週月曜日の6月定例会最終日に追加で行われます議案等取り扱いになります。 ○委員長藤本善男) 説明が終わりました。  追加議案等取り扱いについての流れが説明されましたけれども、この流れに対しまして、何か委員の皆様からありましたら、お願いします。  齊藤委員。 ◆委員(齊藤和人) 質問があります。日程追加で特別委員会委員の選任のところで、議会だより編集に関する特別委員会は第1委員会室、若者のまちづくり参画等に関する特別委員会は第2委員会室、予算・決算特別委員会のところで会場の指定がございませんでしたが、これはどちらでやられるのですか。 ○委員長藤本善男) 事務局長。 ◎事務局長鈴木正敏) まことに申しわけありません。終了後、第1委員会室で行います。よろしくお願いいたします。 ○委員長藤本善男) 齊藤委員、よろしいですか。 ◆委員(齊藤和人) はい。 ○委員長藤本善男) そのほか、ありますか。  それでは、そのほかにはないということですので、この内容で進めさせていただきます。よろしくお願いします。  それでは、(2)の全員協議会について、この内容についての説明をお願いいたします。  行政総務課長。 ◎行政総務課長中野和志) 全員協議会でございますが、会計年度任用職員制度及び包括業務委託に係る全員協議会の開催につきまして、御説明をいたします。会計年度任用職員制度及び包括業務委託に係る全員協議会につきましては、さきの総務生活常任委員会の場で委員からいただいた御意見を踏まえ、改めて開催をさせていただくものでございます。  日時につきましては7月1日月曜日の本会議終了後に開催をさせていただきたいと存じます。本会議の進行状況によりましては、午後にまたがる、もしくは午後からの開催となることが考えられます。まことに恐縮ではございますが、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長藤本善男) 全員協議会の開催について、当局から説明をいただきました。委員の皆様、この内容に沿って進めるということですけれども、いかがですか。  よろしいですか。それでは、御対応をよろしくお願いいたします。  それでは、次に、次回定例会令和元年9月)の予定をお願いいたします。  事務局長。 ◎事務局長鈴木正敏) 資料7の令和元年9月島田市議会定例会日程(案)の資料をごらんいただきたいと思います。最後になります。  8月30日の金曜日を初日、9月30日の月曜日を最終日の会議幅32日間を予定させていただいております。事前の議会運営委員会、議員連絡会、それから会議中の本会議の予定、常任委員会の予定につきましては、あくまでも案ということで御承知いただきたいと思います。また、常任委員会は、分散方式で開催する予定となっております。  なお、正式日程につきましては、8月16日、2週間前の議会運営委員会で最終決定となりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長藤本善男) 説明が終わりました。委員の皆様から何かありますか。 ○副委員長佐野義晴) 委員長。 ◆委員(藤本善男) 9月議会から、予定では、予算・決算特別委員会が設置されることで進めていますけれども、本日程にはその内容が少し明確に書かれていないかと思いますけれども、この点は、例えば分科会があって、全体会があるとか、日程が若干漏れている部分もあるかと思いますが、この点はいかがでしょうか。特別委員会設置前なので書けないという事情はあるかと思いますけれども、その点だけ……。 ◎事務局長鈴木正敏) 日程につきましては、先に分科会の旨だけは記載させていただいてあります。今、委員長がおっしゃいましたように、まだ特別委員会が設置されていないものですから、正式に決まりましたら、また、今後2週間前の議運の際には記載ができるかと思います。よろしくお願いいたします。 ○副委員長佐野義晴) それでよろしいですか。 ○委員長藤本善男) その場合ですと、分科会も消すか、全体会を書くか、どちらかでないと、半分しか書いていないことになってしまいますので、統一をしていただくことが望ましいかと思いますが。 ○副委員長佐野義晴) 事務局長。 ◎事務局長鈴木正敏) 統一はさせていたただきます。1日に特別委員会設置をされますので、1日以後の行事予定等につきましては、全て載せるという方向で考えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○副委員長佐野義晴) それでよろしいですか。 ◆委員(藤本善男) はい、済みません、事前の確認が不十分で申しわけございません。お手数をかけますが、お願いします。 ○副委員長佐野義晴) それでは、もとに戻します。 ○委員長藤本善男) それでは、今の予定については、御確認いただいたとおりということで、一部訂正もありますけれども、よろしくお願いいたします。  それでは、まだこれ以降も日程がございますけれども、これ以降は議会側の事項となりますので、当局につきましてはここで御退席いただいて構いません。特にこの場で何か御発言等があるようでしたらお伺いしますけれども、いかがですか。             〔「特にございません」と呼ぶあり〕 ○委員長藤本善男) ありがとうございました。それでは、またよろしくお願いいたします。御退席ください。  それでは、この後、議会基本条例の見直しとその他とございますけれども、先にその他をやらせていただいて、暫時休憩をとりまして、基本条例の見直しをさせていただきます。  その他ということで、何か発言がございましたら、お願いします。  村田議長。 ○議長(村田千鶴子) 済みません。では、私のほうから報告をさせていただきます。  会計年度任用職員制度、包括業務委託に関する議員間の情報交換会の実施について、前に皆様方のほうにお諮りしたところ、皆様からの賛同をいただけましたものですから、来る7月22日の月曜日、皆様のところにも御案内がいっていると思いますけれども、リノベーションによるまちづくり講演会終了後に、第3委員会室にて開催を予定させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  一応、時間的には、午後1時30分からリノベーションのほうが始まりますので、おおむね午後3時ごろには終わるのではないかと思っておりますので、おおるりから第3委員会室のほうに移動ということで、午後3時半ごろから始めさせていただければありがたいかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長藤本善男) 議長より、議員間の情報交換会の案内がありましたので、よろしくお願いいたします。  そのほか。議長。 ○議長(村田千鶴子) 1点、皆様にお聞きしたいのですけれども、このときの当日の進め方についてもまた少し考えてまいりたいと思っているのですけれども、あくまでも情報共有を目的といたしまして、共通認識をもってまた9月議会に臨んでいただきたいということは1つの目的でございます。そういった中で、私自身は、大阪市と池田、また日南市の取り組み状況、そこら辺の視察に行っていらっしゃるということは把握しているのですけれども、またほかの会派の皆さん、また個人的にそういった情報を持っていらっしゃる方がおられれば、事前に言っていただければありがたいかと思っておりますけれども。  ちなみに、どうでしょうか。お聞きしていただければありがたいかと思いますけれども。 ○委員長藤本善男) はい、わかりました。  今、議長のほうから、これまでの間、行政視察等、または研修等行われた方がいらっしゃるようでしたら、情報をお寄せいただきたいということですが。山本委員伊藤委員はいかがですか。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) うちの会派で、近隣の市町のあり方について聞こうとはしたのですが、なかなか近隣の市町については、具体的に外部にお話しすることができない。当然、内部では検討はしているのでしょうけれども、外部に対してお話しするようなところまで至っていないということがわかったので、特にうちの会派としてどこかを視察したということはございません。個人的に知り合いを介して、どのようなふうかという非公式なお話は聞いていますけれども。 ○委員長藤本善男) はい、わかりました。伊藤委員も同様ということでよろしいですか。  あと、そのほかの委員の皆さん曽根委員は同じ会派ですね。  では、齊藤委員はいかがですか。 ◆委員(齊藤和人) 清風会としては、特にそれ以外のところには行っていないので、現状で情報は持ち合わせておりません。 ○委員長藤本善男) はい、わかりました。  では、私どものほうで。 ○副委員長佐野義晴) 委員長。 ◆委員(藤本善男) 会派ということではありませんけれども、こういった業務委託を研究している東洋大学の研究センターというところがありまして、そこには4月に行っておりますので、その情報は、ある程度、提供できるのではないのかと思っております。  では、おおむね以上のようですけれども、議長、よろしいですか。 ○議長(村田千鶴子) はい、ありがとうございました。 ○委員長藤本善男) それでは、その他ということで、ほかに御発言がなければ、暫時休憩をとらせていただきます。再開は午前10時半からといたします。その間で、もし署名等の準備が御用意できるようであれば、手のあいたところから署名をいただきたいと思います。  では、暫時休憩いたします。                                休憩 午前10時26分                                再開 午前10時35分 ○委員長藤本善男) それでは、休憩前に引き続きまして、会議を再開したいと思います。  それでは、(4)の議会基本条例の見直しについてを議題といたします。この件につきましては、先日の議会運営委員会でも少しお話をしましたが、前議長の大石議長から、議会基本条例で定められています1期4年間の中で、基本条例に基づく見直しを行うようにという条文があるのですけれども、今期の見直しについては、議会運営委員会でその見直しを行ってほしいという要請がございましたので、改正前の議会運営委員会において、その見直すべき内容についての抽出まで行ったというところで議会構成が変わっています。したがいまして、現在ここに出席していただいている委員の皆さんも、その内容については十分把握していないと思いますので、本日のこの会には、どのような内容が出たのかということをまず認識していただくということが1点、それから、時間の猶予があれば、それについて議員間の討議をさせていただく中で、この中から全てをやることにはならないと思います。この中で協議すべき点、見直すべき点を絞り込みをかけていくと、そういったような進め方をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、きょう、お手元に、議会基本条例に基づく検討表と議会提要の御持参をお願いしてあります。検討表に基づきまして、内容の再確認をさせていただきたいと思います。この表の一番左側に議会基本条例の条文がありまして、3つの列がありますけれども、一番右側に前の議会運営委員会で出された意見を記載していますので、この部分について、基本条例の条ごとに事務局のほうから読み上げをさせていただくということで進めていきますので、よろしくお願いします。  それでは、前文及び第1条については、特に意見はありませんでしたので、次に、第2条の議会の活動原則、この点から読み上げをお願いします。  浅岡次長、お願いします。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) 第2条、議会の活動原則についてです。該当する部分につきましては第3号で、左側になりますが、議会における意思決定その他の活動の過程において市民が参画することができる機会を確保すること。  右にいきまして、出ました意見としましては、第3号について、この案に対して市民の皆様はどう考えていますかという問いかけを議会報告会で入れて行ってはいいのではないかという意見がありました。  これにつきましては、委員会の中で出た意見を記載してございます。議会基本条例第7条第2項がそのことを言っているのではないか。ただ、開催に当たっては、片方だけの意見を聞くだけの会にならないように慎重に行う必要があると思われる。  以上であります。 ○委員長藤本善男) 今、第2条について意見が1つありまして、委員のほうからの発言が記載されています。まずは内容についての理解ができているかということで、この点について、ここに書いてある内容は理解できますでしょうか。大丈夫ですか。  特になければ次に進みますけれども、何かありますか。  曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) これは、こちらの委員の意見を入れて、この条文をこのような形に変更するという方向でいくのですか。 ○委員長藤本善男) この内容については、そうしたらどうですかということを言われていますので、これについては、当時の私が発言しましたが、私の発言は、別のところでその趣旨に沿うようなことは用意されているので、私の意見は条文の見直しをしなくてもいいのではないかということを書きました。  きょうのこの会は、1つ1つ結論出しまではいかないと思いますから、どういう問題が出ているのかということを認識していただく第一段階ということで、賛否は問わないということで御理解ください。  意見があれば言っていただいても構いませんが。
    ◆委員(曽根嘉明) 個人的な意見でいいですか。 ○委員長藤本善男) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) ただ、案件によっては、市民の皆さんの受けとめ方も違うと思うのです。それと、予算のあり方も今の市の財源のあり方も、市民の皆さんは余り理解されていないものですから、ただ、この案件に対して市民の皆さん、どう考えますかというと、極端な話、物すごい反対の意見と、まあ、いいじゃないかという意見が出てくる場合があると、議会としてどちらに向かって議会側の話をしていいのかというのはすごく心配になるのですけれども。  これを1つの例で言うと、以前、瓦礫受け入れの問題で、我々、議会報告会の中でいろいろなことを言われたのですけれども、やはり反対の方は一方的に反対だということで、議員に対してつるし上げるようなことまで、我々はその当時は言われた経緯があるものですから、ここに関してはオブラートで包んだような言い方のほうがいいかなという気はしたものですから、意見として言わせてもらいます。 ○委員長藤本善男) ありがとうございます。  参考までに、私が発言しましたこの基本条例の第7条第2項というのは、議会報告会を開催するという中に、「議会は、市政に関する課題について、市民と議員とが意見を交換する機会を設けることができる」ということで、マストではなくて、それはできるということですので、議会側が開催の権限は持っているというような書き方になっています。この点は、いろいろと今言ったような御意見もあると思いますので、案の意見どおり、活動原則そのものに入れるのかどうかというのは、今後、また意見交換をさせてもらえたらと思います。  この点については、この程度でよろしいですか。  では、次にいきたいと思います。議会報告会の開催等、第7条についてであります。事務局のほうで読み上げをお願いします。  浅岡次長。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) 第7条です。議会報告会の開催等について。  第7条、議会は、議会の活動の動向を市民に伝え、並びに市民と議員とが自由に意見及び情報を交換するため、定期的に、議会報告会を開催するものとする。  2項です。議会は、市政に関する課題について、市民と議員とが意見を交換する機会を設けることができる。  3項です。議会は、第1項の議会報告会及び前項の市民と意見を交換する機会において市民から得た意見及び情報を、議会の活動に反映させるものとする。  右にいきまして、意見であります。「定期的に」という条文を「必要に応じて」と緩めたら、議会報告会がやりやすくなるのではないかという意見が会派の中で出た。  また、①市民が興味関心を持てるような名称はないか。②テーマを掲げ、それぞれの議論、意見交換の場とする。③地域の問題を事前に出してもらい、それについて考える場をつくる。  もう1つですけれども、議会報告会、第7条第1項と、意見交換会、第7条第2項の違いが曖昧である。また、第7条第2項については、意見交換会などの開催方法を具体的に示した規則が定められていない。議会報告会等を開催する場合に、根拠となる議会基本条例の条文を明示することが有効と考える。  以上であります。 ○委員長藤本善男) これにつきましても、最近、議会報告会の開催につきまして、会の規則で地域ごとの開催のルールについて、一定程度緩和するということを昨年あたりたしかやられているかと思います。そういった流れもありまして、意見が幾つか出ているということで御理解いただきたいと思います。  さらに、「定期的に」を「必要に応じ」という形で緩和したらやりやすくなるという考えが1つ意見としてあります。  もう1つは、報告会の開催等ということで、報告会だけではない、先ほど話題になりました市民から意見を聞く場、これは私の言った意見ですけれども、少し曖昧で、議会報告会の後段でやっている意見を聞く場と見る考えもあるのですけれども、このあたりを少し整理したらどうかということです。  きょう結論は出しませんので、こういった意見が出ているということで御認識いただけたらと思いますが、補足するような御意見とか、森議員から、会派の中で出たということですので、これに関連することがあれば、御発言いただきたいと思いますが。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 人によってというのは、例えば、場所、たしか条文では年に2回、3カ所でというのはたしかあったと思いますけれども、例えば、場所についても、もうちょっと状況に応じてやる必要もあるでしょうし、回数を多くしても別にいいと思います。そのようなことで、これからどういう話題がこの地域に出てくるかによって、意見をいろいろお聞きする場ということで、柔軟に開催できるというような形のほうが、前向きな意見が聞けるのではないかと思うということで、話し合いの中で出ました。  それとあと、一般的に今まで我々が経験するのは、今はいろいろ変わってきましたけれども、どうしても議会でこういう話が出ましたという一方的な説明に終わってしまう。そうすると、参加された方の思いというものが強くて、そのようなことはどちらでもいいから、これはどうなっているのだという、先ほど、曽根委員からも出ました議員をある意味、つるし上げるような問答ということもまだまだありますので、そういうことではなくて、やっぱり問題提起であるとか、あるいは市民の方からこういう問題を話し合いを持ってほしいという前向きな意見を取り入れてやるような、そういう形の内容にできたらという思いで、このような表現になったということです。 ○委員長藤本善男) ありがとうございます。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 3つの地区というのは、前回変えたわけですね。合併によって島田市が大きくなった場合ということがスタートで、合併してからこの基本条例をつくったのですけれども、そのときには、対等合併の金谷地域、それから編入合併の川根地域というところの、そういった市民の意見をしっかり聞いて反映しなければならないし、そこでもしっかりと議会の立場を報告するということで、その地域の3カ所ということが記載されていた。それから流れの中で、今、山本委員が言われたように、もちろん一方的な報告だけでなく意見交換会もしたのですが、やっぱり一方的な報告、議会だよりの報告をただ読むだけで、聞いていてもおもしろくもなんともないという、そういった意見が出てきた中で、テーマを設定して、地域の課題を設定して、それについても意見交換会をしようではないかというような形、そして、次の段階でいくと、最近でいういろいろな意味での自由な意見交換会ということで、我々の政策提言をするという流れに変わってきて、報告会のあり方自体も変わってきたと私は思います。  そういった意味において、まず1つは、当時、なぜ2回以上と決めたのかというと、これはどうかわかりませんが、基本条例をつくっていく中で、基本条例とは何ぞやと言ったときに、自分たちの活動をしっかりと責任と義務というものを定着させるのだというようなことで、大変戒め的に重たいものだなと、自分たちがつくったルールにしっかりと従わなければならない、そのためには、場所であるとか、回数であるとか、しっかりと位置づけしましょうということで、そういったものが載ってきたと、当時、委員会に出ていて大変重たいもの、それをやらなければならないと自分たちで決めた、自分たちでやらなければならないという条例だったものですから、大変厳しいなと思っています。  そういった中において、今の議会構成も、議会の議員の皆さんもそうですが、しっかりと市民との対話を、当時は個人でやればいいではないかという意見もあったのですが、やはり個人の議員というよりも、議会としてどうなのかということをしっかりやるという意味では、できれば必要に応じてということが確実に行われる受けとられになるのか、定期的にというのがきちんとしっかりやるべきことの重しになるのか、またこれから議論すればいいですけれども、ぜひそういった意味も含めて、今までよりも少し緩和したところをさらに回数をふやすためということは別に反対ではないですが、回数をふやすために簡単な表現をすることによって、必要がなければやらなくてもいいということになると、通常のいろいろな活動の報告もできなくなってくる、意見交換ができなくなってくるというケースもあるかという逆の発想があるかと思って、今、感じました。あくまでも基本条例は自分たちの活動をしっかりと責任と義務とか、そのようないろいろなものを戒めるのだということになると、硬い表現で位置づけをしておくことも大事かなというような今の感想です。 ○委員長藤本善男) そのほか、ありますか。  大石委員が言われました、山本委員のほうから先にお話があった3地区で年2回以上、これは昨年の8月31日付で規定が変わりまして、年2回以上開催するものというふうに変わっています。当時、これも議運だったと思います、議論したときに、私もかかわっていて、年2回はいいけれども、場所を限定するのをやめるのだから、6カ所という箇所数は残すべきではないのかということも言ったのですが、開催方法も地域に出るものだけではなくて、集中的に1カ所でやる可能性もあることから、そこまで規定はしない。ただ、今までやってきた市民とのかかわり合いの度数を減らすということではないというようなお話があったように記憶しています。その点を踏まえて、報告会のあり方については、今後もう一度、協議はやはりすべきことかなというふうに自分は思っています。いろいろやり方も変えていますから、これを機会に御意見がいただけたらと思っています。  きょうのところで何かそのほか意見等がありましたら、お願いします。いいですか。  それでは、次にいきます。第8条につきまして、お願いします。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) その前に1つ、事務局からよろしいでしょうか。 ○委員長藤本善男) はい。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) 今、3地区というところを削ったということがありましたけれども、島田市議会報告会の開催方法についてで、そこの第1の(1)に「原則として3地区とも同日に開催する」と、当時の名残がまだありますので、そこの改正を今後、また御提示できればと考えております。 ○委員長藤本善男) わかりました。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) それでは、第8条に移ってよろしいでしょうか。 ○委員長藤本善男) はい、お願いします。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) 事務執行の監視です。  第8条、議会は、市長その他の執行機関の有する権限を尊重しつつ、その権限に属する事務が公正に、かつ、効率的に執行されているかどうかを監視するものとする。  出された意見としまして、事務執行の監視が確実に行われているか議会自身が判断する基準が不明確である。監視すべき事務と検査方法等を明確化する必要がある。  以上であります。 ○委員長藤本善男) これは私のほうから出させていただいたもので、理念は当然だということは皆さん御理解いただけると思うのですけれども、具体的に今、我々がかかわっている議会活動のどこがこれを満たしているのか、もしくはできていないのかというようなことを感じたところがありましたので、意見として言わせてもらいました。  議会の議案の審査方法等もかなりこれから変わっていきますから、そういったものがこれに該当するという考えもあろうかと思いますので、そういう意味で、前に出ているということであれば、あえてそのことについて新たなものをということはなくてもいいのかと思いますが、一応、そのような見方をさせていただきましたということです。  御意見があれば。  曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) ここのところについて、やはり今回の包括業務委託もそうなのですけれども、我々は、出されたものは議論してきたわけだけれども、今の状況を見ていると、計画と予算の整合もとれていない部分については、議会としてもしっかり調査したり、いろいろな先進地を見たりして、正しい判断というのは、議会としてこれから議員力を高めるという意味でも必要だと思うものですから、そこら辺を含めて検討をお願いしたいと思います。 ○委員長藤本善男) はい、わかりました。そのほか、御意見ございますか。  それでは、今後の取り扱いについて、また改めて皆さんに御提示するということでお願いします。  では、第9条にいきます。事務局、お願いします。  事務局次長。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) 第9条、市長が立案する政策の調査についてであります。  第9条、議会は、市長が立案する政策が市民の福祉の増進に資するものであるかどうかについて、必要な調査を行うものとする。  出された意見としまして、会議規則に定めた資料請求の分類は、政策の将来を判断する観点から作成されているが、事業成果に関する資料を求めることも多数ある。会議規則第35条の2を見直すべきでは。  以上であります。 ○委員長藤本善男) これは、かなり具体的なことで、意識しましたのは、これから行われる決算の審査におきまして、求めることができる資料の中に過去の実績というものが項目出ししていないものですから、最後には、そのほか議案の審議を受ける論点を明らかにするために議会が必要と認める事項というもので、今は逃げができますので、すぐこれを直すということはなくても大丈夫ですけれども、定例化すれば、やはり条建ての中に明確なものが、事業シートを求めるですとか、そういったものが必要かなと思いまして、記載をさせていただいたところです。  御意見等がなければ、そういう御理解をいただく中で、取り扱うかどうかは、また後ほど御意見をいただくということにしたいと思います。  では、次に、第11条、会派の結成につきまして、お願いします。  事務局。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) 会派の結成。第11条、議員は、市政の調査研究、政策の立案及び提言その他の議員としての活動を行うに当たり、会派を結成することができる。  出された意見としまして、政策課題は議員個人の問題意識に左右され、政務活動費が個人に支給されていることから、会派単位で政策立案には無理が生じている。議案に対する判断も議員個人を尊重する傾向があり、会派について共通認識を持つ必要がある。  委員会に出たところでは以上であります。 ○委員長藤本善男) これも会派という名称がございますけれども、会派制というものをどう考えるかというのは、決まっているようで決まっていないような感じもするということで書かせていただきました。特段、今の現状が悪いということではないですけれども、政務活動費の支給も以前は会派だったものが個人になったりとか、そのときどきの状況で変わっているようですので、改めて考えてみる必要もあるかなということの提言であります。  御意見等がなければ、次に移ります。第13条をお願いいたします。  事務局次長。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) 調査制度等の活用。第13条、議会は、地方自治法に定める学識経験等による専門的事項に係る調査その他の市政に関する調査等の制度を、十分に活用するものとする。  第2項、議員は、前項の規定による制度の活用によって知り得た事項を、討議に反映させなければならない。  出された意見としまして、地方自治法第100条の2、「普通地方公共団体の議会は、議案の審査又は当該普通地方公共団体の事務に関する調査のために必要な専門的事項に係る調査を学識経験を有する等にさせることができる」が活用できていない。どのようにして運用するか。  以上であります。 ○委員長藤本善男) この点は、皆さん、どういうふうにお感じになりますか。  ただ、私、こういうふうに書かせていただきながらも、議会改革のそういった事例の勉強会をして、そこに意見、質問等を投げたりすることもありますし、今回の会計年度任用職員の移行についても、業務委託をしている調査研究機関のアドバイスをいただけることができているので、全くできていないというふうには思いませんが、積極的にできているかというと、もう少し頑張らなければいけないのかなということがあります。もし制度化できるようなルール化が何かできたらということで上げさせていただきます。これもすぐにやらなければいけない、できていないということでもないですけれども。  では、次に政務活動費の活用に移りたいと思います。第14条です。  次長、お願いします。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) 政務活動費の活用。第14条、議員は、市政の調査研究その他の活動に資するため、必要な経費の一部として交付された政務活動費について、更に政策の立案及び提言のために活用しなければならない。  第2項としまして、議員は、政務活動費を使用したときは、その使途を明らかにしなければならない。  出された意見としまして、「更に政策の立案及び提言のために活用しなければならない」としているが、執行状況に個人差がある。  以上であります。 ○委員長藤本善男) この点、毎年報告をされていまして、使い方自体は問題は多分そんなに大きくはないと思います。以前いろいろと指摘されたこともありましたけれども、使い方のクリーン度は上がったので、今度は多分、オンブズマンも含めて、その使った結果、アウトプットを当然求めてくるだろうと。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 先ほど、会派のところとかぶってくるかなと思うのです。個人の調査研究した能力で、今、執行状況ばかりではなくて提案までとか、いろいろなところまでいくというのは、本当に個人の力は小さいものですから、何かこの政務活動費のあり方、もちろん会派中心にいろいろなところへ行っていますが、その中で答えを出すというような、そのような形も、特に条文がどうのこうのということではないですが、そういうことを考えていかないと、なかなか大変だろうと。逆に言ったら、個人の意見であって、いい意見であっても議会に受け入れられない、反対に、個人の意見だからといって却下されたり、それに振り回されたりということも逆にあったりするものですから、やはり合議制の中で会派で提案するとかというような形も、この政務活動費の使い方も研究、考えていったほうがいいだろうなと思います。 ○委員長藤本善男) そのほか、御意見ありますか。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 政務活動費ですが、やはり会派として認められていて、政務活動費はこうこう出ているのですが、会派としていろいろなことを活動した報告を政務活動費を使って報告することに関して、いろいろ縛りがあります。人数割でして、自分の書いた部分のところだけ活動報告を計上しなさいとか、そういった運用がもう少ししっかり定める必要があるかと思います。こちらの文面についてどうこうということがなかったので、私は意見としてこのたびに上げなかったのですけれども、運用としてもう一度見直すということも全体的に必要ではないかと思っています。  以上です。 ○委員長藤本善男) 今の件の報告書をつくった分だけとか、そこのところはどういった内容ですか。もう1回教えてください。 ◆委員(伊藤孝) 済みません。うちの会派で書くと、私も書いた、報告を市民に配るようなものをつくったときに、会派として会派だよりみたいなものをつくったときに、私の書いた部分のところと共通の部分のところの面積比で政務活動費を支出することになります。私と山本委員とか、ほかの議員の書いた、山本委員の書いた部分のところに書いた経費は出ないという解釈になっているので、その辺をいかがかなと思う運用の面があるので、こちらの文面というか、条例に対して書いてある内容としては問題ないものですから、そのときには提示はしなかったですけれども、運用面に関してもやはり見直しをしていく必要がこの件に関してはあるかと思います。 ○委員長藤本善男) ありがとうございます。  今のお話は何となくわかりました。執筆の比率で経費が分配、負担額が変わるということで、でも、執筆が誰と書いていないのであれば、会派の名前で発表されているものであれば、1人は1人ですから、5人いれば5分の1でもいいのではないかとか、そういうようなお考えですか。 ◆委員(伊藤孝) 要は、会派だよりなので、山本さんの意見はこれ、私の意見がこれということが当然あってもいいのだと思うのです。ここの視察に行ったときに、紙面上、全員の分の意見を載せることができないので、分担して書くということが当然出てくると思うのです。そうすると、この分は誰が書いたと書いてしまうと、もう既にそれは比率として求められてしまうので、そういった運用面を、会派であれば、10万円かかったら10人いれば1万円ずつでいいとか、そういう運用方法をとったほうがいいのではないかということです。 ○委員長藤本善男) ありがとうございます。事務局なりの判断もおありかと思います。きょうは細かいところまで議論はできないですけれども、そういう問題もあるということで認識をさせていただければと思います。  そのほか、委員の中から御発言があれば、お願いします。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 確認したいことがあるのですが、藤本委員長が書かれている執行状況に個人差があるというのは、今、20万円の費用が出ています。これを半分しか使わない人がいる、あるいはオーバーして自己負担で調査研究をした人がいるという差なのか、勉強してきたことを自分の政治活動の中で活用している差があるという、どちらのことを言っているのですか。 ○委員長藤本善男) ここは単純に、どれだけ使ったかというところを記載してございます。まずはです。 ◆委員(山本孝夫) それともう1つ。 ○委員長藤本善男) はい。 ◆委員(山本孝夫) 政務活動費を使うときに、A地点からB地点まで行く方法が幾つかあって、時間的な制約と、あと、お金を使う制約と、どちらを優先するかということで、合理的に考えれば、今はいろいろな交通手段がありますし、場所によってはレンタカーを借りたほうが合理的だという考えがありますが、公共機関を使ってということにのっとっていけば、えらい時間を割いて行くのも非常に時代に即していないということがありますので、そのようなところの改善がもしできればいいのかなとは思います。 ○委員長藤本善男) 御意見ありがとうございます。  多分、各議員ともいろいろと出張する際の手続を踏むに当たって、同じようなこともお感じになっている方も多いと思います。一方で、この旅費計算が他の規則といいますか、市の職員さんの規則に準じているというところが、やはりどうしても乗り越えられない壁としてあるわけですけれども、そういう中でどこまでできるのかというところはあります。個別具体的な話になってしまいがちなのですが、この基本条例の見直しの中で、どういう見直しができるのかといったところは、また御意見をいただきながら協議させていただければと思います。
     それでは、次に、それ以外に御意見がなければ、第15条に移りたいと思います。議会図書室の管理運営等についてであります。  では、事務局次長、お願いします。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) 議会図書室の管理運営等。第15条、議会は、議員が行う市政の調査研究に資するために設置する議会図書室について、これを適正に管理し、及び運営するとともに、議員による政策の立案及び提言に資するため、その内容を充実させるものとする。  出された意見としまして、議会図書室への充実ができていない。図書の更新ができていないので、活用されない資料が多数ある。市が作成した計画書や過去の新聞記事などの閲覧をできるようにしてはどうか。閲覧機能の強化。  以上であります。 ○委員長藤本善男) これも少し思いつきに近いのですけれども、議会図書室は自治法での定めがあるということでつくられているところが大半だと思います。少しでも活用できるようにという、新たな庁舎の建設もあるものですから、そういう問題として投げさせていただきました。現時点、どうだこうだということではありませんが、問題提起ということで受けとめていただけたらと思います。この点について、何か御意見があれば、お願いします。  よろしいですか。  それでは、最後、六、七ページに、その他ということで、この議運の中で幾つか意見をいただいているものがあるものですから、それについてここにまとめて記載をさせていただいております。一部、出された意見に対して意見交換などもされているものもありますけれども、とりあえず項目だけ事務局のほうで読み上げてください。 ◎次長兼議事調査担当係長浅岡秀哉) 出された意見としまして、①議会日程における議会人事の時期の確認。これについては臨時会でという意見だったかと思います。②一般質問取り扱いについてで、くじ引きでの順番決めについて、また調整のための事前通告について、③特別委員会の設置にかかわる確認、提言の性格的な内容といいますか、取りまとめにかかわる確認という意見だったかと思います。  以上であります。 ○委員長藤本善男) これにつきましては、ほかの条文から来た意見ではないですけれども、同様な議会の運営にかかわる内容と思いましたので、ここにあわせて記載をさせていただきました。これについては、委員からの意見ということもありますので、出された意見は議論が一定程度必要かなと思います。きょうはこの議論についてはしないで、次回にまたそういう場を設けたいと思いますけれども、委員長の私とすると、少しお願いしたいことで、②の一般質問取り扱いについて、順番決めについては、私としては他の条例とか規則の中で、こういう理解でどうだろうかという考えがあるので、それをまた日を改めてお話ししたいと思いますが、調整のための事前通告ですが、これは1年くらいやっていただいた実績がありますので、どういうような結果だったのかというのは、事務局とかそれを実際に見ていただいた議長、副議長から、少し状況について次回以降で報告をいただけたらと思いますが、事務局並びに当時議長でありました大石委員のほうから何かあれば、御発言いただきたいと思います。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 自分がお願いした立場、まず時期的なもので、3日早くしても3日前に、要は、締切を厳禁、ずるいもので、締切があればそれに間に合わせるということで、今回の場合は3日前で、最終的に締切の日を書いているわけではなかったと。事前に皆さんのいろいろな質問の趣旨を見せていただく中で、全てがとは言いませんが、中には調整ができて、よりいい質問の内容に変わったところもあったのではないかと思うし、これは過去の事例で、今回は本当に珍しいくらい、この1年間の中でそんなに重なったものが少なかったと。過去の事例では、同じ会派で同じ病院の質問を3人もやるなどともったいないことをしていたな、せっかく我々に与えられた発言時間、個人で50分ですが、それを有効にする意味でも、なるべくそういったことがないようにしていただきたいということで、皆様にお願いしてやってきたということであります。もし作成に関して議員の皆さんに負担がかかるようであるならば、これはまた考えることも別に結構ですが、新議長、副議長がどういう考えかということにお任せしますけれども、我々に与えられた一般質問に対して、より深く、また議員間の連携をとって、当局に対していろいろな質問が深くできるのであるならば、これもまたやぶさか、いいことではないかとは思っておりますが、これは新議長、副議長に判断をお任せすればと、また皆さんからいろいろ御意見をお聞かせいただいて、それを参考にしていただければと思います。 ○委員長藤本善男) それでは、この件については、今のところは、少し事務局とも協議して、皆さんにどういう形でお諮りするか考えたいと思います。  あと、①から③とここに記載してありますが、次回くらいで、もし御了解いただければ、少し自分なりの考えもありますので、それをたたき台としてお示しいただくということで御了解いただければ準備させていただきたいと思います。  よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶあり〕 ○委員長藤本善男) それでは、一通り確認をさせていただきました。これ以外にも、また改めて皆さんから御意見が出るかもしれませんが、それを否定するものではありませんので、お出しいただきたいと思います。  今回読み上げた内容に基づいて、各委員のこれに対する考えを何らかの形で事前にお諮りして、次回以降の協議の中で重点思考でこれについて協議すべきというようなことを絞り込みをさせていただけたらと思いますので、またその際には御協力をいただきたいと思います。  お時間の都合もございますが、きょうはこのあたりで基本条例の見直しについては閉じさせていただきたいと思います。委員の皆様から特に何かございましたら、御意見をください。よろしいですか。  事務局はいかがですか。よろしいですか。  それでは、特に皆様からの御意見等もないということですので、以上をもちまして議会運営委員会を閉会したいと思います。どうもありがとうございました。                                閉会 午前11時16分...