島田市議会 2019-05-13
令和元年5月13日厚生教育常任委員会-05月13日-01号
◎教育部長(大石剛寿)
博物館課長の又平剛です。
◎
博物館課長(又平剛) 又平です。よろしくお願いします。
◎教育部長(大石剛寿)
スポーツ振興課長の加藤雅通です。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 加藤です。よろしくお願いします。
◎教育部長(大石剛寿)
図書館課長の小澤弥栄子です。
◎
図書館課長(小澤弥栄子) 小澤です。よろしくお願いします。
◎
市民病院事務部長(今村重則) 続きまして、
病院事務部長の今村重則です。どうぞよろしくお願いいたします。
では、
病院事務部の課長職を紹介します。
最初に、
経営企画課長、大塚昌利です。
◎
経営企画課長(大塚昌利) 大塚です。よろしくお願いします。
◎
市民病院事務部長(今村重則)
病院総務課長、杉山悦子です。
◎
病院総務課長(杉山悦子) 杉山です。よろしくお願いします。
◎
市民病院事務部長(今村重則) 医事課長、大久保勉です。
◎医事課長(大久保勉) 大久保です。よろしくお願いいたします。
◎
市民病院事務部長(今村重則)
病院建設課長、大畑英生です。
◎
病院建設課長(大畑英生) 大畑です。よろしくお願いします。
◎
市民病院事務部長(今村重則) どうぞよろしくお願いします。
◎
看護専門学校副校長(松永則子)
看護専門学校の副校長で松永則子でございます。よろしくお願いいたします。
教務課長の桑原和恵です。
◎教務課長(桑原和恵) 桑原です。よろしくお願いします。
◎
事務局担当書記(曽根一也) 担当書記の曽根です。よろしくお願いします。
○委員長(
村田千鶴子) ありがとうございました。
それでは、続いて、2の所管課からの報告に入りたいと思いますが、発言の際には必ずマイクのスイッチを入れていただきますようお願いいたします。
なお、次回定例会の議案にかかわる報告が所管課からあるかと思いますが、質疑等につきましては、定例会開会中の
常任委員会においてお願いいたします。
それでは、最初に、
健康福祉部福祉課から報告をお願いいたします。
岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 福祉課から、6月定例会に提出予定の議案について、あらかじめ報告させていただきます。
まず、
一般会計補正予算についてでございますが、歳出予算3款民生費1項
社会福祉費1目
社会福祉総務費におきまして、
福祉総合システム運用経費について増額の補正を予定しております。これは令和元年10月から実施予定であります就学前の障害児に係る発達支援の無償化及び消費税の増税に伴う報酬改定に対応するため、
福祉総合システムの改修に係る増額の補正をお願いするものでございます。
あわせて、この歳出の補正に伴い、国庫補助金の歳入の補正も予定しております。
また、一般議案といたしまして、島田市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正を予定しております。改正内容につきましては、平成30年6月に公布された地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律及び平成31年1月に公布された
災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部を改正する政令の施行に伴いまして、
災害援護資金に関する貸付利率や保証人等について見直すものであります。
以上、福祉課から報告させていただきました。
○委員長(
村田千鶴子) 次に、
長寿介護課、お願いいたします。
三浦長寿介護課長。
◎
長寿介護課長(三浦隆広)
長寿介護課から、6月定例会に提出を予定しております議案3件につきまして、あらかじめ御報告いたします。特に配付資料はございません。口頭での報告となります。
本年3月29日に公布されました
介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令が施行され、低所得者である第1号被保険者の
介護保険料率の軽減が強化されました。この軽減に伴い、保険料率を引き下げるため、島田市
介護保険条例の一部を改正するとともに、
一般会計補正予算案では、
介護保険事業特別会計への繰出金を予算計上、
介護保険事業特別会計補正予算案では、保険料の軽減に伴う
介護保険料の減額及び一般会計からの繰り入れによる財源の組みかえ並びに
介護保険システムの改修に要する経費等を予算計上するものであります。
以上、
長寿介護課からの報告でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(
村田千鶴子) 次に、
健康づくり課、お願いいたします。
清水健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(清水寿道)
健康づくり課より、6月定例会に提出予定の
特別会計補正予算の概要について、あらかじめ御報告いたします。
補正予算の内容ですが、休日
急患診療所における薬剤の
院内処方方式の導入にかかわる予算でございます。
休日
急患診療所では、処方された薬剤は
島田市民病院周辺の民間薬局において院外処方で対応しておりましたが、民間薬局の撤退等の理由により院外処方の対応ができなくなることから、休日
急患診療所内で薬剤を処方できるよう、必要な経費を補正予算として計上するものでございます。
以上、御報告申し上げます。よろしくお願いします。
○委員長(
村田千鶴子) 次に、
国保年金課、お願いいたします。
千
澤国保年金課長。
◎
国保年金課長(千澤毅) それでは、6月定例会に提出を予定しています
国民健康保険事業特別会計補正予算案について、口頭で報告をさせていただきます。
今回、提出を予定している補正は、今年度の
事業費納付金に係るものであります。先月4月5日に、県知事から正式に今年度の
事業費納付金の額が示されました。この
事業費納付金には、
医療給付費分、
後期高齢者支援金等分、
介護納付金分とありますが、このうち
介護納付金分について不足が生じたため、
補正予算案を提出するものであります。
以上で、
国保年金課からの報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○委員長(
村田千鶴子) 以上で、
健康福祉部からの報告が終わりました。
委員の皆さん、御質疑等ございますか。
質疑もないようですので、続いて、
こども未来部保育支援課からの報告をお願いいたします。
鈴木保育支援課長。
◎
保育支援課長(鈴木龍彦)
保育支援課から、2件御報告申し上げます。口頭による説明になりますので、よろしくお願いいたします。
まず1件目は、訂正事項でございます。平成31年3月12日に行われました
常任委員会の中で、大関委員から、保育園や幼稚園等の防犯カメラの設置率について御質問を頂戴しました。この質問に対しまして、対象施設が35園と回答申し上げましたが、1つの保育園につきまして、建設中の1棟を数に加えていたことから、対象施設について誤った回答をしておりました。正確には、対象施設数は33園の34施設でございました。お詫びして訂正をさせていただきます。
なお、設置率につきましては、アンケートで回答が寄せられました27件のうち14件が設置で、設置率51.85%としました回答に変更はございません。
続きまして、市議会6月定例会に提出予定の
一般会計補正予算について、あらかじめ御報告申し上げます。
補正の内容は、
幼児教育無償化の実施に伴う事務費及び
システム改修に要する経費でございます。3款民生費2項
児童福祉費6目保育諸費において2,080万円を増額させていただくことについて、あらかじめ御報告させていただきます。
なお、この経費につきましては、
全額国庫負担となります。市に対しましては、県から
子ども子育て支援事業費補助金として交付される予定でございます。
以上、
保育支援課から御報告申し上げました。
○委員長(
村田千鶴子) 報告が終わりました。
委員の皆さん、御質問等ございますか。特に大関委員、防犯カメラの設置について、再質問はございますか。
◆委員(大関衣世) ありません。
○委員長(
村田千鶴子) いいですか。
質疑もないようですので、続いて、
教育部教育総務課からの報告をお願いいたします。
平松教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治)
教育総務課から、2件御報告をさせていただきます。
1件目につきましては、6月議会に提出を予定しています
補正予算案についてです。
今回の補正は、10款教育費1項7目
交通遺児育英基金費へ新規に200万円の積み立てを行おうとするものであります。これにつきましては、島田市在住の匿名希望の御夫妻から、交通遺児に対する奨学金、入学支度金として200万円の寄附を受納したため、当該基金に積み立てを行うことから、
補正予算案を提出するものでございます。
2件目ですが、島田第四小学校の校舎本体の建設工事について、御報告いたします。
工事の入札日につきましては、来月6月6日を予定しております。
工事の発注方法は、分離発注とし、建築工事、
機械設備工事、
電気設備工事の3本とし、いずれも
制限付き一般競争入札となります。3本の工事とも地方自治法に基づきまして、議会の議決に付さなければならない予定価額1億5,000万円以上の請負契約となるものでございます。6月議会へ議案を提出する予定でございますので、よろしくお願いいたします。
また、それぞれの
入札参加資格者ですが、建築工事につきましては、共同企業体、JV方式で代表構成員1者と、島田市内の業者1者の計2者の組み合わせ。または、島田市を含む
志太榛原地域の業者1者を加えた計3者との組み合わせとし、共同企業体には、要件を満たす島田市内の業者が入る組み合わせとすることとしています。
代表構成員は県内に営業所を有する者で、
経営事項審査結果の
総合評定値が1,600点以上で、建設業法に基づく
特定建設業の許可を得ていることとし、その他の構成員についても
特定建設業許可を得ていて、総合評点が800点以上であることとしています。
機械設備工事の参加資格者につきましては、島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町のいずれかに営業所を有する者で、
特定建設業の許可を得ていることとし、
経営事項審査結果の管工事に係る
総合評定値が750点以上であることとしています。
また、
電気設備工事につきましても、機械設備と同様の内容を求め、
総合評定値は電気工事で750点以上であることとしております。
教育総務課からの報告事項は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(
村田千鶴子) 次に、
学校教育課、お願いいたします。
鈴木学校教育課長。
○委員長(
村田千鶴子)
鈴木学校教育課長。
◎
学校教育課長(鈴木利弘)
学校教育課から、6月定例会に提出を予定しています補正予算の概要について、口頭で報告させていただきます。
内容は、
学校安全総合支援事業についてです。
文部科学省と県から委託される事業で、目的は、学校安全の推進体制の構築です。モデル地域として、島田第一中学校区の小中学校4校が、自助、共助の育成を目指した防災教育を実施します。災害時における生活手段の確保及び防災食を教材とした実践的な事業を行う予定です。
学校教育課からの報告は以上です。
○委員長(
村田千鶴子) 次に、
学校給食課、お願いいたします。
高橋学校給食課長。
◎
学校給食課長(高橋淳)
教育部学校給食課から、3点御報告いたします。
まず1点目は、学校給食における異物混入について、経過等の御報告をさせていただきます。お手元に配付の資料をごらんください。
発生日、場所は、資料の1、2に記載のとおりです。
3の内容につきましては、6年1組の教室内で給食当番の女子児童が御飯箱の蓋をあけたところ、御飯の上に異物があることに気がつき、児童から連絡を受けた担任は、給食主任とともに当該異物を取り除きました。なお、この異物以外には特に見つかっておりません。また、喫食前であったため、健康被害等の報告は特にございませんでした。
学校給食課でこの異物を確認したところ、磁石につくことから、鉄類の金属片であることを確認いたしました。この金属片につきましては、資料の2枚目の写真のとおりですけれども、大きさは長さ約7ミリ、幅約1.5ミリ、厚さ約0.5ミリとなっております。
4の調査等の対応につきましては、米飯の製造を委託している
公益財団法人静岡県
学校給食会とともに、島田市
学校給食課が、翌日、米飯工場の調査を実施いたしました。
異物混入原因につきましては、蓋を置く
金属製ラックの可能性が高いのではないかとの事業者からの見解もあり、当初はそのように推測いたしました。後日、金属片の成分について専門機関に調査を依頼したところ、ラックは
クロームメッキでありますが、当該異物は亜鉛メッキということで、一致しないことが判明いたしました。金属片の詳細な調査結果につきましては、別紙の3枚目のとおりです。
事業者は、工場内を引き続き検証いたしましたが、当該金属片と一致する箇所は見当たらないとの報告でした。
5の今後の対応といたしましては、万全を期すために、
金属製ラックについては、事業者において全て新品に交換いたしました。
金属探知は御飯箱のみ検査をしておりましたが、今後は、蓋についても金属探知機にかけるよう変更しております。
御飯箱に蓋をする際は、蓋の表裏に異物がないか目視、触手で確認を徹底いたします。
また、工場内を再点検して、整理整頓、異物につながりかねないような不要物については撤去をいたしております。
以上がこれまでの状況報告ですが、原因の特定には至りませんでしたが、先ほどの事業者の対応につきましては、今後も静岡県
学校給食会の定期的な立入検査により確認していくこと、また、当方の
学校給食センターにおいても、発生源となることのないよう徹底をしていきたいと考えております。
委員や保護者、市民の皆さんには、御心配、御迷惑をおかけいたしましたこと、改めてお詫び申し上げます。
次に、2点目は、学校給食における
食物アレルギー対応についてです。お手元のA4、1枚の概要書をごらんください。
学校給食における
食物アレルギー対応は、平成27年度に開設した
中部学校給食センターに専用の調理室を設け、現在は8品目の除去食の提供を行っております。マニュアルについては、この実施時にあわせ、平成27年度に作成したものがあります。今回、
食物アレルギーの概要や国や市の実施基準、認定事務から調理配送までの流れ、緊急時
対応マニュアルなど、内容を充実させ改定を行いました。
マニュアル本書は42ページから成るものと、申請書類を掲載した様式集から成っており、本日は、概要版をお手元に配付させていただきましたので、改めてごらんいただきたいと思います。
まず、概要版の上段の四角で囲った部分につきましては、文部科学省の学校給食における
食物アレルギー対応指針に掲載されている
食物アレルギー対応の大原則について記載してあります。この原則には、
食物アレルギーを有する児童生徒にも、給食を提供する。そのためにも、安全性を最優先とするということになっております。
また、学校内の
食物アレルギー対応委員会により組織的な対応を行うこと。医師の診断による「
学校生活管理指導表」の提出を必須とする。原因食物の
完全除去対応を原則とすること。これについては少しなら食べられる、あるいは加工してあれば食べられるというような曖昧な対応は学校給食においては行わないことなどが記載されております。
その下には、島田市における対応の基本や、実施基準を掲載してあります。国の大原則に沿った内容となっておりますが、この中では(3)の②原因食物(アレルゲン)が特定されていること。医師に定期的に受診し、評価を得ていること。⑥対応ができない場合は、家庭からの弁当持参をしてもらう場合があることなどを記載しております。
島田市における
除去食対応の対象者は、下段、(4)①のとおり、鶏卵・乳・えび・かに・いか・たこ・そば・ピーナッツの8品目を対象としております。
また、これ以外の品目で
アレルギーを有する児童生徒についても、
除去食対応の対象としていくこととしております。
裏面には、緊急時の連絡、報告に関することなども記載しております。
このマニュアルは、令和2年度からの運用を予定しており、また、現在未実施である
南部学校給食センターの施設改修を今年度行い、南部においても令和2年度から除去食提供を開始する予定で進めております。
マニュアル本書は、今後、島田市のホームページにも記載してまいりますので、ごらんいただければ幸いです。
最後に、令和元年度、市関係者の学校訪問、児童生徒との試食会の開催について、お知らせをいたします。資料は特にございません。
既に委員の皆さんには事前に
お知らせ文書を配付させていただきましたが、平成30年度までは、1月の
全国学校給食週間において実施しておりましたが、平成30年度は学校においてインフルエンザが非常に蔓延したことから中止としております。今後は、6月のふるさと給食週間において実施するよう時期を変更いたしましたので、御承知おきください。
なお、令和元年度の実施については、6月27日木曜日、島田第二小学校と島田第一小学校において実施いたします。関係通知は連休明けに配付をさせていただきましたが、御参加のほど、よろしくお願いいたします。
以上で、
学校給食課からの報告を終わります。
○委員長(
村田千鶴子) では、次に、
社会教育課、お願いいたします。
南條
社会教育課長。
◎
社会教育課長(南條隆彦)
社会教育課から、6月定例会に
補正予算案の提出を予定しております文化事業1件について、口頭で恐縮ですが、あらかじめ御報告いたします。
予定しておりますのは、中学生及び一般市民を対象とした映画「二宮金次郎」の上映事業でございます。
この映画は、報徳の精神で多数の地域の復興を成した二宮金次郎の一生を描いた作品で、住民が主体的に地域にかかわっていくことで課題を解決していくことの大切さを訴える内容のものでございます。
人口減少、地方創生の時代にあって、島田市の青少年及び市民の地域参画意欲の向上に資するものとしまして、このたび、谷田川報徳社様から上映経費の寄附の申し出がございまして、市といたしましても、大変有意義なものであると考えまして、実施しようとするものです。
以上、
社会教育課より御報告いたしました。
○委員長(
村田千鶴子) 次に、
スポーツ振興課、お願いいたします。
加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) それでは、
スポーツ振興課から、1点、報告とお知らせをさせていただきます。
田代の郷多目的スポーツ・レクリエーション広場整備事業の進捗状況につきましては、これまで随時、議員の皆様に報告をしてきております。平成30年度から敷地造成を中心とした工事に着手し、現在、それぞれのゾーンの輪郭ができ上がっているところでございます。
今年度は、広場整備工事とアクティブプレイ施設(大型複合遊具)の設置工事、また、市民参加による芝生の植えつけを予定しております。
広場整備工事につきましては、東屋などの施設工と、トイレなどの便益施設工、駐車場等の舗装工事等を実施し、また、アクティブプレイ施設(大型複合遊具)設置工事につきましては、公募型プロポーザル方式により発注をする予定で、現在、提案の募集を行っているところでございます。6月には、企画提案書の審査を行い、受託候補者を選定し、その後、見積もり合わせを行った後、施工業者との工事請負契約を締結したいと考えております。
工事とは別に、芝生広場につきましては、市民参加による芝生の植えつけを実施いたします。実施日につきましては、6月23日午前中を予定しております。多くの皆様に御参加いただきたいと考えておりますので、4月の広報しまだに参加者募集のお知らせを掲載させていただきました。そのほか、地元自治会や伊太小学校、大津小学校の子供たちにも参加してもらえるようお願いをしているところでございます。
議員の皆様にも参加の御案内をさせていただきたいと思いますので、ぜひ御参加をいただければと思います。本日、御案内の通知を配付させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
なお、本広場の完成につきましては、令和2年3月を予定しており、完成次第、3月末ないし4月にオープンをしたいと考えております。
以上、
スポーツ振興課から報告させていただきます。よろしくお願いします。
○委員長(
村田千鶴子) 以上で、教育部からの報告が終わりました。
委員の皆さん、御質疑等ございますか。
桜井委員。
◆委員(桜井洋子)
学校給食課の異物混入についてお伺いします。
今、説明がありましたけれども、異物が混入したときの、混入する可能性です。調査の対応としては、蓋を置く
金属製ラックの可能性が高いと判断していらっしゃるのですが、それに至った経過というか、そういう判断をなされた経過について、ちょっと説明をしていただけますか。
御飯を炊く委託を出していると思うのですが、といだり、炊く工程がいろいろ、御飯は炊飯の過程があると思うのですが、そういう過程での、例えば攪拌する機械の羽とか、そういう劣化とか、いろいろ原因はあると思うのですが、今回、上に乗っていたということで、蓋というような判断をしたようですが、六合東小学校にそういう異物混入が集中しているので、地域としては「またか」という気がしますので、こういうことはあってはならないので、ちょっと1つ、混入時の可能性についての判断はどのようにしたのかということで、その対応があと来ているものですから、お聞きします。
○委員長(
村田千鶴子)
高橋学校給食課長。
◎
学校給食課長(高橋淳) 当初、先ほど申し上げましたとおり、磁石にくっつくということで、鉄類であると断定いたしました。事業者のほうでは、工場内を確認いたしましたが、一般的にアルミのものが多くあります。この鉄に、要は、磁石にくっつくというものを探したところ、このラックが唯一該当するということから、当初はこの金属製のラックが疑わしいということで、事業者からは報告があり、我々もそのように考えたというところです。
以上でよろしいでしょうか。
○委員長(
村田千鶴子) 桜井委員。
◆委員(桜井洋子) わかりました。製品の成分というか、そういうものをいろいろ検査して、そういう結果が出たと思うのですが、また、この異物混入については、今後の対応のところで、新品に交換したというようなこともありますので、劣化の状況とか、いろいろ交換時期とかあると思うのですが、そこら辺を
学校給食課のほうでは指導していただいて、そういう劣化によるようなことがないように、ぜひお願いしたいと思います。
○委員長(
村田千鶴子)
高橋学校給食課長。
◎
学校給食課長(高橋淳) 承知いたしました。主な委託者は静岡県
学校給食会にはなりますけれども、市のほうも給食会と一緒になって、検査また指導をしていきたいと思います。
以上です。
○委員長(
村田千鶴子) ほかには御質疑はございますか。
福田委員。
◆委員(福田正男) 島田第四小学校の入札の関係ですけれども、建築のほうは島田市内の業者とジョイントで3者やるということですけれども、機械と電気工事の関係で、島田市内の業者を限定するのではなくて、近隣の藤枝、焼津、静岡に営業所を置いている業者も参加させているというお話でしたけれども、これは島田市内に業者としてやれる業者はもちろん何社かいるのでしょうけれども、限定するわけにはいかないのですか。
○委員長(
村田千鶴子)
平松教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治) 今回参加のある業者につきましては、先ほど説明いたしましたが、今、福田委員がおっしゃったとおり、川根本町を除く
志太榛原地域の業者ということで、
経営事項審査結果の点数につきましても、750点以上ということで点数を定めさせていただきました。この点数によります島田市内の業者なのですけれども、機械設備のほうで7社、電気工事のほうで4社の業者が参加の資格があるということで、これにつきましては、参加の申し込みが全社あれば、これだけの業者が入札に参加できるわけなのですけれども、金額も1億5,000万円以上の工事になるということで、通常の志太榛原まで地域を広げた中で適切な業者に請け負っていただきたいと考えております。
以上です。
○委員長(
村田千鶴子) 福田委員。
◆委員(福田正男) 前々から言っているけれども、市内の島田市の校舎建築あるいは公共物の建築に関して、藤枝市などは、ほとんど藤枝市内の業者です。発注するのは。よその業者は一切入っていない。なぜ島田市だけ門戸を広げて、門戸を広げるのはいい、広げるのはいいのだけれども、せっかく島田市の校舎を建築するのに、地元の業者をなぜ使わないのか不思議でしようがないです。ましてやそれだけ4社、7社あるわけでしょう。全部その人に参加して……。今回はまだ申し込みは来ていないですか、その7社、4社からは。
○委員長(
村田千鶴子)
平松教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治) 4月26日に公告を行いまして、現段階で、電気のほうでは、3社申し込みがあるうち1社が市内。機械設備につきましては、今のところ2社申し込みがありますけれども、そのうち1社が市内の業者となっております。
以上です。
○委員長(
村田千鶴子) 福田委員。
◆委員(福田正男) 2分の1、3社、2分の1ずつか。
〔「3分の1」と呼ぶ者あり〕
◆委員(福田正男) 3分の1。そういうことであれば、多少は、10社のうち10分の1、7分の1、8分の1よりは可能性は高くなるけれども、その辺で縛りをつけられることはないのですか。
例えば、藤枝市の、この前、これも一般質問で昔やったことがあるのだけれども、藤枝市のいわゆる
制限付き一般競争入札は縛りをかけています。例えば、藤枝市内の業者で従業員が藤枝市内に住んでいる、藤枝市内からその会社に勤務している人が50%以上の会社、それから、藤枝市内の売り上げ、その工事会社の売り上げが藤枝の市内の公共物の50%以上とか、そういういろいろな縛りがあるわけです。そうすると、ほかの業者は参加できないです。いずれにしろ静岡とか焼津の業者は。そういう縛りは設けられないのですか。独占禁止法に引っかかるわけではないでしょう。
○委員長(
村田千鶴子)
平松教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治) 業者の参加資格等につきましては、庁内の入札参加審査委員会で正式に決めますので、そこの事務をとっている契約検査課が主体となるということで、そちらのほうと今後検討はしていきたいというふうに思います。
以上です。
○委員長(
村田千鶴子) 福田委員。
◆委員(福田正男) 管轄が違うのはわかっているのだけれども、いずれにしろ税金を納めてくれるところに、島田市に税金を納めてきてくれるところへ発注するのが筋です。それで税金をもらっているわけだから。ましてや島田第四小学校の建築で市の税金を使うわけでしょう。市の税金を使ってやるのに、なぜ藤枝市、焼津市の業者に発注しなければいけないのか。そういうところへ発注しても税金を納めてくれない。それを考えてもらいたい。もちろん管轄は検査係なのだけれども、
教育総務課として、市内の生徒が通っている、親御さんが、自分の子供の通っている学校建築を、よその町の建設会社、機械業者、電気工事会社にやらせてもいいと思いますか、普通なら。あなたがもし生徒の親御さんだったら、普通、自分たちが通わせている学校を新しくするのに、全く関係のないところで建ててもらって愛着を持てますか、普通なら。そういうことも考えて発注してもらいたいです。
○委員長(
村田千鶴子)
平松教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治) 委員おっしゃることはよく理解できます。ただ、工事の規模とか、工事費もありますので、今後の課題になると思いますけれども、まだ来年度発注の屋内運動場、体育館と通級教室系の工事もまだ二、三本計画をしております。これにつきましては、市内業者での対応が可能であろうかというふうに現在は考えているところでございます。
以上です。
○委員長(
村田千鶴子) よろしいですか。
ほかはどうでしょうか。
それでは、ほかに質疑もないようですので、続いて、
病院事務部病院建設課からの報告をお願いいたします。
大畑
病院建設課長。
◎病院建設推進課長(大畑英生)
病院建設課からは、工事の進捗状況と、新病院に伴います名称の変更の2件につきまして、御報告させていただきます。
最初に、新病院建設の工事の進捗状況について、説明させていただきます。こちらにつきましては資料はございませんので、口頭のみの説明とさせていただきたいと思います。
昨年4月に工事に着手いたしました新病院建設工事が2年目に入りました。現在は、新病院棟の地面より下の基礎工事を中心に工事を進めている状況です。建物は、北工区、東工区、西工区の順に3工区に分けて進めております。先行しております北工区は、基礎の躯体工事を施工しており、あすから免震装置の設置作業を行っていきます。
東工区では、上部に仮設の作業通路がつくられまして、その下では基礎工事が進められている状況です。
また、東工区にも荷吊り用のタワークレーンが設置されまして、あすより稼動する予定となっております。これでタワークレーン3基のうち2基が稼動することになります。
西工区では、杭工事が進められておりまして、6月中旬には建物の杭工事が全て終了となります。また、6月中旬からは鉄骨の建て方が始まっていきます。これから鉄骨が上階に向けて伸び始めますので、建物の形が徐々に見えてくることになります。
工事の進捗状況ですが、平成31年4月末におきます進捗率につきましては、計画が12.5%に対しまして、実績12.3%の進捗状況となっておりまして、おおむね順調に進んでいる状況です。引き続き、安全には十分注意して、無事故無災害で工事を進めてまいります。
続きまして、2つ目の説明をさせていただきます。2つ目は、新病院開院に伴います名称の変更につきまして、説明させていただきます。
お手元に配付させていただきました「新病院開院に伴う名称の変更について」と書かれましたA4縦書きの資料をごらんください。
新市立島田市民病院につきましては、県が策定いたしました「地域医療構想」等と整合性を図りながら、
志太榛原地域におけます中核的病院としての役割を果たすことができるよう計画を進めてまいりました。新病院が島田市民をはじめ、
志太榛原地域の方々にとって、なくてはならない病院であることをより明確化するために、限定的な印象を与えます「市立島田市民病院」という名称を変更していきたいと考えております。
新名称の決定時期は、ことしの8月を予定しておりまして、市内在住または市内に通勤・通学されている方や、病院に勤務する病院職員からも名称を募集していく予定です。
募集方法につきましては、市民の方々には、はがきなどにより応募をお願いして、病院職員につきましては、院内のポータルサイトに専用フォームを作成していきたいと考えております。
応募された名称につきましては、選考委員会にて絞り込みを行いまして、最終的に市長と事業管理者が協議して、新名称案を決定していきます。
選考委員につきましては、病院内より7名、市から2名、市民から2名の計11名を予定しております。
今後のスケジュールとしましては、裏面の8番、新名称案の決定スケジュールに記載のとおり、今月中に第1回選考委員会を開催いたしまして、選考方法等の決定をしていきます。7月より3週間程度、名称募集を行いまして、8月に第2回選考委員会にて名称候補を選考し、市長・事業管理者の協議により、新名称案を決定していきます。決定した名称案につきましては、8月23日の全員協議会にて報告を行っていく予定です。
新しい病院にふさわしい市民や地域に愛される名称になればと期待をしているところです。
募集方法につきましては、6月の広報しまだや、病院広報誌「ちょうしんき」などで改めてお知らせをさせていただく予定です。つきましては、委員の皆様方にも、ぜひ応募していただき、新名称の候補が多く出されますよう、御協力をお願いいたします。
なお、名称を変更する際には、改めまして病院設置条例の改正につきまして、市議会の審議をいただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
また、新名称決定後に新病院建設の設計者からシンボルマークを提案していただき、こちらにつきましても、市長と事業管理者が協議して決定をしていく予定となっております。シンボルマークにつきましても、決定後、市民の皆様方にお知らせをしていきたいと考えております。
病院建設課からは以上です。よろしくお願いいたします。
○委員長(
村田千鶴子) 以上で、
病院事務部からの報告が終わりました。
委員の皆さん、御質問等ございますか。
よろしいですか。
それでは、質疑もないようですので、続いて、
看護専門学校教務課からの報告をお願いいたします。
桑原教務課長。
◎教務課長(桑原和恵) 看護学校から、卒業生と入学生の報告をさせていただきます。
平成30年度卒業生34名は、全員が看護師国家試験を合格いたしました。
なお、全国の看護師国家試験の合格率は89.3%でした。
また、卒業生34名中29名が市立島田市民病院に就職し、1名が助産学科に進学をいたしました。
次に、平成31年度入学生ですが、40名が入学いたしました。このうち県内出身者が39名であり、島田市出身は13名でした。
以上で報告を終わります。
○委員長(
村田千鶴子) 報告が終わりました。
委員の皆さん、御質疑等ございますか。
質疑もないようですので、ほかに当局からの報告事項はありますか。
ないようでしたら、3.政策課題についてに移ります。
当委員会で実施する所管事務調査について、御協議願います。
前回の委員会において、テーマが「子供を取り巻く環境の現状と課題について」に決まりました。本日の委員会では、今後の進め方について、委員間討議をしてまいります。子供を取り巻く環境と大きなテーマとなっております。提言としてまとめられるように、テーマに対する課題や、どのようなことを調査するべきか等、具体的な個別のテーマについて、皆様から御意見をいただきたいと思います。
この件につきましては、事前に皆様に意向をお伝えしてございますので、各委員の御意見を伺ってまいります。
大村委員、どうでしょうか。
◆委員(大村泰史) やはり子供を取り巻く環境というところで私が一番に心配しているのは、スマホとかゲームへの依存が将来的に子供の将来の育ちに影響を受けるということを私なりには思いますので、それについて、より研究というか、勉強して、島田市における子供のスマホとか、そういうところから離れるような、ほかのほうに目を向くような、大人としてそういうものに取り組む必要があるのではないかと私は思っております。
○委員長(
村田千鶴子) それでは、大関委員。
◆委員(大関衣世) 私は、不登校の問題というところで、私の周りにも不登校の子供のある家庭がありまして、今に始まったことではないかもしれないですけれども、実態としてどのような状況があるのかということをもう少し調べてといいますか、わかっていなくてはいけないということと、不登校のお宅の親御さんとお話をしたときに、親御さんの思いとか考えが、学校に行きたくないのだったら、無理に行かなくてもいいというような感覚があるのかなというふうにお話をしていて思ったことがあるのですけれども、やはり小学校、中学校ですので、行きたくなければ行かなくてもいいということではないというようにも思いますし、私は少し周りにいる不登校のお子さんのことが気になりますので、もう少しどのような状況なのかということを見つめていくというのは大事かなと考えました。
○委員長(
村田千鶴子) ありがとうございます。
では、桜井委員、お願いいたします。
◆委員(桜井洋子) 具体的にというと大変なのですが、今、子供を取り巻く現状が非常に悪くなっているというか、子育てが本当に大変になっている現状があると思うのですが、今、話が出た不登校の問題とか、それから、児童虐待の問題とか、貧困、子供の貧困対策とか、いろいろなところから市の計画が出されていたりするのですが、子供を中心にして、生まれてから育っていく過程で子供をどういうふうに育てていったらいいかというようなことで、家庭ができることとか、それから、行政がそれを援助できることとか、それから、市民、地域がやれるようなことがたくさんあると思うのですが、そこら辺を私自身は1つの子供の権利条例みたいなものをつくるような市になってほしいというのが問題意識としてあって、まず現状を知りたいので、今、問題になっている虐待の問題などについて、どういうふうに包括的な市の体制が対応できているのかというところを研究したいし、課題を見つけたいと思っています。ちょっと具体的ではありませんが、子供を取り巻く現状の1つの課題として。
○委員長(
村田千鶴子) わかりました。
では、福田委員。
◆委員(福田正男) 今、桜井委員が言いましたように、子供が生まれてから小中学校、育てていく間に、市の施策としては、子育て環境の子育て支援システムは島田市はほかの市よりも充実はしていると思います。ただ、今、いろいろな問題が多種多様化していまして、不登校の問題からいじめ、あるいは虐待、貧困、桜井委員が言ったように、いろいろな問題が介在しているのです。その辺を現状はどのようになっているのか実態把握をしてもらいたい。現状どうなっているのか。それを調査して、その原因が何かというところから始めて、課題が見つかって、その対策が立てられるのではないかというように思っています。ですから、それは行政も我々もそうだし、地域のボランティアで見守り隊からいろいろな地域の皆さんに活動していただいています。それを子供の成長に生かしていきたいです。子供は地域の宝ですので、それが不登校になったり、いじめを受けたり、目に見えないところであるわけです。我々に見えないところで、いじめとか、そういうことがなされているわけです。それが我々は発見できない。発見できたとしても、それに対応できていないというのが今一番問題になっていますので、それが教育委員会の問題として捉えるのか、あるいは、社会全体、我々が全体として捉えなければいけないのか、その辺をもう少し現状把握、本当に目に見えないところで発生しているところが多々あろうかと思いますので、我々この委員会として、政策提言していく過程で、やっぱりそういった島田市内の現状をとりあえず把握していただいて、本当に多種多様でいろいろなところを、これを現状調査するのは非常に難しいかもしれませんけれども、それを1つのとっかかりとして取り組んでいかなければいけない課題ではないかと思っていますので、これはいい機会ですので、ぜひこの委員会として実態調査、実態把握をしていただいて、その原因を究明して、それに対して課題解決をしていければなというふうに思います。
以上です。
○委員長(
村田千鶴子) 藤本副委員長。
○副委員長(藤本善男) 今の福田委員のお話と似ているのですけれども、私としては、子供を取り巻く環境の中で、最近とみに問題だなと思うのは、虐待のことと、貧困、また不登校もやっぱり問題かなと、この3つくらいは問題と思っていますけれども、福田委員のほうから、ぜひ現状把握をということで、私も賛同するのですが、一方で、市では、いろいろな計画をつくったり、実態調査もしていただいていると思っています。そう思って自分も幾つか見てみたのですけれども、調査をするところまではできるのですが、そこから何が問題かということを、議員の側と調査していただいた当局側でなかなかまだ共有するところまでいっていないと思いますので、自分とすると、まず第一歩は、これまで調査したものがどれだけあって、そこから何が問題なのかというところを整理するところから、この内容を進めたらどうかなというふうに思いました。そのポイントとなる問題意識は、先ほど、自分は3つほどあるかなと思いましたが、複雑に絡み合いますので、結論は出にくいかもしれませんけれども、市が今行っていることの整理と、問題意識を共有するというところが取り組めたらいいかなというふうに思っています。
○委員長(
村田千鶴子) ただいま、それぞれの委員の皆さんから御意見をいただきました。私自身も、やはり今回は大きな子供を取り巻く環境という中で、最終的には政策提言をしていかなくてはならないというところで、なかなか目に見えないところで難しい問題でもありますので、先ほど来から福田委員もおっしゃられたように、まず島田市の子供たちの環境が今どうであるかという実態調査、実態把握から入っていかなくてはいけないかなというように私も思っているところでございます。いじめとか、虐待とか、不登校とかという、そういったものから、まずわかるところから入っていったほうがいいかなと私も考えておるところでございます。
また、そういった中で、大村委員がおっしゃったように、スマホ等のゲーム機による依存症というか、そういったものも、その中から次の段階で見えてくるのかというように私も思っているところでございます。
皆様からの御意見はどれも非常に重要だなというふうに思いますけれども、今の意見をまとめていく中で、そういった実態、まず子供たちの今の現状、不登校とか、いじめとか、虐待とかと、そういったものが、島田市でどうなのかというところをまず実態調査から取り組むというところからのスタートでよろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
村田千鶴子) その中で、今、藤本副委員長から言われましたように、島田市の教育委員会なり、
学校教育課でも、それなりの調査とか、きょうもいじめ対策といいますか、
自殺のそういったものを私たちもいただいたわけなのですけれども、いろいろな施策をしていらっしゃると思いますので、何か調査、私たちがこれからやっていく中での調査の基礎データになるようなものを何かいただけるものがあるのかということを思うわけなのですけれども、この辺はいかがでしょうか。
鈴木学校教育課長。
◎
学校教育課長(鈴木利弘)
学校教育課で今話題になったうちの不登校、それからいじめについては、毎月、学校から件数を上げていただいております。まず、不登校については、1カ月の欠席日数が7日以上の児童生徒を調査しておりまして、その小中学校のそれぞれの学校、合計数を出しております。
それから、いじめにつきましては、いじめとして認識した件数、こちらも月ごとに把握をしております。そして、これにつきましては、毎月、教育委員会のほうで資料を出しておりますので、この資料につきましては、資料として提出できるのではないかというふうに考えております。
以上です。
○委員長(
村田千鶴子) ありがとうございます。
委員の皆さん、ほかにはどうでしょうか。何かこういったものを資料があるかどうかということ。
桜井委員。
◆委員(桜井洋子) 最近いただいた「子どもの貧困対策推進計画」という、こういう冊子が出たのですが、これで子ども子育てに関するアンケート調査をしていて、それに基づいてつくっているのですが、この計画自身も計画を立てて終わりだと困るなというので見てみたら、今、子供を取り巻くいろいろな問題が、貧困から発生するということだけではありませんが、特に発生しやすい虐待とか問題もあるし、だから、私はこういう計画が今いろいろ、子育て支援計画とか、貧困対策の推進計画、いろいろ計画が出ているので、そこら辺には実態があるのではないか、ある程度、実態把握されている資料が出ているので、そういうものも基礎にしながら進めていく必要はあるかなと思って、私たちが学習しなければいけないと思いました。
○委員長(
村田千鶴子) そうですね。
では、またこれは今後、私たちが進めていく中で、こういったものも今、市のほうの施策でいただいている計画、そういったものも踏まえながら進めていく、取り組んでいくということでよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
◆委員(大村泰史) 確認させてください。
○委員長(
村田千鶴子) 大村委員。
◆委員(大村泰史) 済みません、1つ確認をさせていただきたいのですけれども、不登校に関するところで、データ的なものを把握されているという話なのですけれども、保健室登校というところの実態はつかんでいるのでしょうか。
○委員長(
村田千鶴子)
鈴木学校教育課長。
◎
学校教育課長(鈴木利弘) 毎月の調査には、それはありませんが、今後また調査をしていくことは可能だと思いますので、今の時点ではございませんが、確認をしていきたいと思います。
以上です。
○委員長(
村田千鶴子) 大村委員。
◆委員(大村泰史) ぜひそうしていただきたいと思います。
○委員長(
村田千鶴子)
鈴木学校教育課長。
◎
学校教育課長(鈴木利弘) やはり不登校というふうに1つにまとめないで、保健室登校とか学習室登校というのは子供の居場所をつくる上で非常に重要なところになっておりますので、そちらの実態も把握してまいりたいと思います。ありがとうございます。
以上です。
○委員長(
村田千鶴子) ほかにはよろしいですか。
それでは、この件につきましては、意見も出尽くしたようですので、本日はこの程度にとどめ、次回の調査研究につなげたいと思います。
次に、4.その他に移ります。
委員の皆さん、委員会として確認しておきたい事項等がありましたら、お願いいたします。
桜井委員。
◆委員(桜井洋子) 1つ聞きたいことがありますが、学校のエアコン設置のことで、いよいよ夏が近づいてきまして暑い日がありましたが、本当に整備していただいてありがとうございます。その設置の現状と、それから、いよいよ稼動するに当たって、稼動の規定みたいなものはつくられているのでしょうか。そして、学習環境、いい学習環境なので、学校ごとにいろいろ違うと困るというか、共通理解のもとにそれを使って学習環境を整えていくということなので、どのように運用していく規定ができているのか、温度でこういうときには使いますとかという共通理解をしていくのかどうか、運用についてと、今の設置状況をお願いします。
○委員長(
村田千鶴子)
平松教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治) 普通教室の工事の関係ですけれども、現在、先行して行った電気方式、ガス方式、あとオープンスペースを持つ学校、この先行して行った3校につきましては、既に2月27日に完成検査を実施しております。
次に、電気方式で行う10校の第2期分につきましては、現在、進捗率が90%ということで、今週から来週に向けて試運転ができる状況になっております。
残りの11校、電気6校、ガス5校の状況でございますけれども、こちらにつきましては、現在、65%から80%の進捗状況というふうになっております。
長いゴールデンウィークがありましたけれども、この間、学校の先生に御協力をいただきまして、かなり工事が進捗をしたというような状況になっております。
最後の3期分につきましても、5月末から6月の頭には試運転を実施させていただきまして、7月1日からの供用開始ということにつきましては、計画どおり進んでいる状況でございます。
次の運用マニュアルでございますけれども、現在、担当課で素案を作成している状況でございます。今後、各学校の養護教諭も含めまして、温度設定等、各学校によって、昨年の夏も室内の温度を調査したわけですけれども、かなり開きがございます。5度から8度、10度といった感じで学校によって暑くなる場所があります。そういったものも含めまして、市内全校統一したマニュアル及び各学校に適した温度設定等を決めていきたいというように考えておりますが、いずれにしましても、子供たちが昨年の夏同等の暑さになりますと、非常に命にも危険がある暑さになるということでございますので、落ち着いて学習ができるような環境に設定するというようなことを鑑みて運用マニュアルを作成していきたいと考えております。
以上です。
○委員長(
村田千鶴子) 桜井委員。
◆委員(桜井洋子) では、7月1日供用開始ということで、7月から使える状態にはなるということで、あと、運用ですね、今いろいろこれから検討中ということですが、動かす、動かさないとか、我慢しろとか、まだつけなくていいとか、いろいろそういう現場でのあるのかなという気はするので、やはりそれを実施することに対しては、保健室の養護教諭の先生の指導なのですか、担任の指導なのですか、そこら辺で、それを使っていく、自動的に温度設定で入ってしまうのか、そこら辺で指揮系統というか、お願いします。
○委員長(
村田千鶴子)
平松教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治) スイッチを入れるのは、教室ごとにスイッチが入るようになります。あと、マルチ方式、1台の室外機で何台かの室内機の学校と、あと、小規模校につきましては、個別、1つの室外機に対して1つの室内機、家庭と同じような形のところもございます。子供たちに我慢をさせるということは基本的にはないようなマニュアルにはなろうかと思いますけれども、極端に光熱費もかかってきますので、そこだけを注視するわけではございませんが、ある程度の基準は決めさせていただいて運用をしていく。先生の判断だけでスイッチを入れるというようなことではなく、基本的なマニュアルは作成していきたいと考えております。
○委員長(
村田千鶴子) 桜井委員、よろしいですか。
◆委員(桜井洋子) はい。ぜひよい環境のもとで学習できるような、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長(
村田千鶴子) ほかはよろしいですか。
発言もないようですので、最後に、本日の委員長報告については、委員長及び副委員長に一任させていただいてよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
村田千鶴子) では、以上で、厚生教育……。
鈴木学校教育課長。
◎
学校教育課長(鈴木利弘) 先ほど、大村委員の保健室登校に係る答弁で少し訂正をさせていただきます。
毎月の教育委員会では保健室登校の状況は説明していないのですが、毎月、県に報告しております不登校の実態調査につきましては、保健室登校の数も調べておりますので、こちらのデータもまたお伝えすることができると思います。申しわけありませんでした。
以上です。
○委員長(
村田千鶴子) 大村委員、よろしいですか。
◆委員(大村泰史) はい。
○委員長(
村田千鶴子) では、以上で、
厚生教育常任委員会を終了いたします。皆様、御苦労さまでした。
閉会 午前10時51分...