• 不登校(/)
ツイート シェア
  1. 島田市議会 2019-03-15
    平成31年3月15日厚生教育常任委員会-03月15日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    平成31年3月15日厚生教育常任委員会-03月15日-01号平成31年3月15日厚生教育常任委員会  厚生教育常任委員会                              平成31年3月15日(金)                              第3委員会室 1.付託議案審査  ○議案第7号 平成31年度島田一般会計予算中、所管に属するもの 2.その他 出席委員(6人)  委 員 長  村 田 千鶴子       副委員長  藤 本 善 男  委  員  大 関 衣 世       委  員  大 村 泰 史  委  員  桜 井 洋 子       委  員  福 田 正 男 欠席委員(なし) 説明のために出席した者  健康福祉部長                    横田川 雅 敏
     こども未来部長                   孕 石   晃  教育部長                      畑   活 年  学校教育課長                    池 谷 英 人  病院事務部長                    今 村 重 則  看護専門学校副校長                 松 永 則 子 職務のために出席した事務局職員  事務局長                      鈴 木 正 敏  事務局担当書記                   山 本 敏 幸                                開会 午前9時26分 ○委員長村田千鶴子) ただいまより厚生教育常任委員会を開会いたします。  本会議より当委員会に付託されました議案審査を、お手元のレジュメ及び付託議案審査項目に従って進めてまいります。  初めに、議案第7号ですが、第7号を審査する前に、ここで暫時休憩をいたします。                                休憩 午前9時26分                                再開 午前11時32分 ○委員長村田千鶴子) お待たせいたしました。休憩前に引き続き、再開いたします。  早速、前回の委員会で保留となっております議案第7号 平成31年度島田一般会計予算中、当委員会の所管に属するものについて審査を続けます。  前回の委員会において、10款教育費中、資料要求した件につきまして、当局より資料が提出されましたので、説明を求めます。  畑教育部長。 ◎教育部長畑活年) さきの常任委員会におきましては、委員の皆様からの御質問に対しまして説明不足の点がございまして、申しわけございませんでした。今回、包括業務委託人員配置の想定、そして予算積算の方法、及び各委託予定業務仕様につきまして、資料を御用意させていただきましたので、簡潔に説明をさせていただきます。  まず、平成31年度の当初予算額の算出の根拠といたしました委託人員配置予定図でございますが、下の表のとおりであります。基本的には管理責任者、そして現場責任者、そして、その下に支援員配置ということになります。そしてその支援員のところには人数を記載させていただいております。  まず、具体的な①の行政サービスセンター窓口業務委託から右下のスクールバス運行委託、この9つの種類の業務につきまして、これらを統括して管理する管理責任者配置し、その下に各業務が行われる体制、こうしたものを整備する予定でございます。その中でも教育委員会に関係するところといたしましては、学校教育支援員、全56人おります。例えば「ア地区7人」と書いてありますが、基本的にはこの表でいきますと、A校は支援員が3人、B校支援員現場責任者という形で1人、そして現場責任者の下に支援員が2人、C校支援員1人という形になっておりまして、このアの地区につきましては、例えでありますが、合計7人の学校教育支援員配置する形になります。それで、この中でB校配置しております現場責任者につきましては、他の先進地の実績等を勘案いたしまして、おおむね10人に1人と。支援員でありましたら10人の支援員に対して兼務という形で1人という形の現場責任者を設けている事例がございますので、これにつきましては、こういった地区がほかにもあと地区あり、合計としまして6人の現場責任者配置する形になります。  続きまして、左下の図書館支援員でありますが、これは全体で11人雇用することにしております。こちらの例でいきますと、いの地区、これはA・B・C校ということで3校兼務支援員が1名、そしてD・E校ということで2校兼務支援員、これは現場責任者兼務しております。そしてF・G校、これは支援員という形で2校兼務の方が1名ということで、いの地区につきましては3人の支援員配置されます。そして現場責任者という形では1名で配置されますが、現場責任者につきましては、図書館支援員につきましては全校25校、それぞれ2校兼務、3校兼務ありますけれども、全校で1人という形になります。  続きまして6番のことば教室でありますが、こちらにつきましては指導員の方が2人という形で予算化をしております。これにつきましては現場責任者配置しないので、基本的には最上位にあります管理責任者、こちらの直接指揮命令系統に入りますので、そこからの指揮命令に基づいて動くという形になります。  横の教育センター7人につきましては、センター長、これは現場責任者兼務いたします。その下に6人の相談員がつきます。  横のサタデーオープンスクール、こちらにつきましては2人でありまして、1人が兼務現場責任者指導員、その下に指導員がつきます。  スクールバス、こちらにつきましては、運行は1人を予定しております。鍋島・丹原地区運行でありますが、こちらについてもことば教室同様に現場責任者というものを配置しないため、管理責任者が直接指揮命令を行う形になります。  下の2番目の当初予算積算方法につきましては、この表に記載してあるとおり、まず人件費という形で、現場責任者現場責任者以外という形で人件費をまず積算しております。現場責任者につきましては、今の学校教育支援の例によりますと、合計6人の責任者配置いたしますので、単価掛ける6人工という形で金額が出されます。そしてその下の現場責任者以外の者につきましては、今の学校教育支援の例でいきますと50人という形になりますので、単価を掛けて金額がはじき出されまして、それぞれ距離に応じて通勤手当相当額をお支払いいたしますので足されます。そして、その人件費に対しまして、管理費という形でパーセンテージを掛けて金額を出しますが、この管理費につきましては、管理責任者、先ほどの最上位にありました管理責任者配置するための経費、諸費用等でございます。委員会の中ではパーセンテージも出ておりましたが、設計等の関係で、そこのところの発言はちょっと今回は差し控えさせていただきます。そして下の間接経費、これにつきましては福利厚生費、いわば健康診断に係る費用等でありますが、そうしたものや委託事業者学校支援員研修費事務用の服などの被服費等を含めます。そして合計金額が出されまして、10月1日からということになりますので、消費税を10%加算いたしまして金額が出される、このような形になります。  続きまして3つ目の、次のページになりますが、包括業務委託に関係する仕様という形になりますけれども、これは萬屋副市長が全協の中でも説明いたしました仕様という形で、それぞれ支援員なり指導員、あるいは相談員運転手等、こうした業務内容を示したものであります。この詳細につきましては、過日答弁いたしました平成31年10月からのものにつきましては、3月までに仕様を固めていくと。平成32年4月以降のものについては平成31年、ことしの9月までに固めていく予定になっております。  まずこの学校教育課スクールバスにつきましては、記載のとおり北部の学校登下校に合わせた運行業務ということで、伊久美小学校特認校制度を行っておりますので、特別な日程等が重なったときに、そうした子供たちを駅まで送迎したりする、そうした業務も含めて行っていただくという形で仕様を組んであります。細かなものについては、1番からここに記載したとおりの内容を行う予定でおります。  続きまして、次のページ教育センター運営・維持という業務につきましては、記載のとおりチャレンジ教室、そして不登校児童生徒指導並びに所属学校及び保護者との連絡調整電話面談等による教育相談やカウンセリング、こうした業務予定しております。細かな内容につきましては1番から26番に記載のとおりで、主にはそうした各事業の企画運営であったり、通ってくる児童生徒指導支援、面談、教育相談など、そうした業務を行っていただく予定になっております。  続きまして、3枚目のことば教室につきましては、業務の概要といたしまして未就学児の「ことば教室」の企画、運営、これは現在、第一小学校のところに併設しておりますが、そこの運営言語障害児指導教育相談等を主な業務としておりまして、1番から11番に記載のとおりであります。お話ししました言語指導など、そうしたことにかかわる業務と関連する事務予定しております。  続きまして、サタデーオープンスクールでありますが、こちらはサマーも含めまして、自然体験教室など、そのようなものの企画や運営、そして参加児童の送迎、あと移動教室も行っておりますので、そちらに対する指導支援を行っていただくものであります。1番から15番にはそれぞれ記載してありまして、計画をつくってそれを実行するという、そういったところの各事務手続も含めて行っていただく予定であります。  あと、次のページ学校教育支援員ございます。これはもう皆さんにも何度となく中身を説明させていただいております。そうした業務内容につきまして行っていただくということでありまして、主立ったものとしては1番から5番ということで、授業中あるいは学校生活において学習、また特別な配慮が必要な子供への支援や個別の支援であったり、校外学習支援であったり、長期休業中等の補習に対する支援であったり、このような業務をやっていただく予定になっております。  そして最後に図書館支援でありますが、これは児童生徒読書活動調べ学習等授業、このようなもの、あるいは学校図書整備等を行っていただきます。業務内容といたしましては、1番から12番に記載のとおりの業務予定しております。  簡単に説明させていただきました。よろしくお願いいたします。 ○委員長村田千鶴子) 説明が終わりました。  この件について御質疑等ありますでしょうか。  桜井委員。 ◆委員桜井洋子) 今、説明をいただきました。まず、人員配置のところなのですが、現場責任者お話を伺いました。それで、下の予算積算方法というところにもかかわるのですが、この現場責任者が別にあるのではなくて、その業務を行う人を現場責任者兼その業務を行う人にしているというような受け取りでよろしいですか。 ○委員長村田千鶴子) 畑教育部長。 ◎教育部長畑活年) 現場責任者、単独で置く場合もありますが、今回の教育委員会の関係する業務につきましては、兼務という形にさせていただいておりまして、これはしっかりと現場責任者仕事、そして支援員だったら支援員仕事もやっていただくという形を想定しております。 ○委員長村田千鶴子) 桜井委員。 ◆委員桜井洋子) そうしなければ、教育内容ですので、すごく事務的な仕事だけではなくて教育の中身に入っていく仕事なので、兼務しなければならないとは思いますが、賃金に格差をつけているので、その現場責任者仕事、特に学校をまたがって25校を図書館支援員現場責任者は1人でその仕事をしていく部分があるものですから、この賃金格差もつけながら仕事をさせていく内容、それはどう違うのかというか、現場責任者の持つ仕事のプラスの面です。賃金に上乗せする仕事の上乗せの面、指導をどのようにしていくのかということで、例えば研修日を設けるなど、そのような特別にほかの方たち指導のための日を設定するなど、その辺が少し見えないのですが。 ○委員長村田千鶴子) 畑教育部長。 ◎教育部長畑活年) この現場責任者を設けているのは、これまでも議論になりました偽装請負という形を排除するということが第一の目的であります。やはり直接教員から委託業者である支援員等に指示ができないというところで、現場責任者を通してという形で、まずは会社同士でやって、その現場責任者から支援員のほうに指示が行くという形で、偽装請負にならないような対策のために設けております。そして、やはりそれだけではなくて、それぞれ支援員配置されておりますので、そうした支援員のいろいろな情報を聞いたりして、困り事の集約やそれに対する対応、そのようなものをやはり現場責任者現場にいるこの責任者が把握し、対応を考えていくというような面もございますので、そうしたことに取り組んでいただく予定であります。  研修等につきましては、今のところ現場責任者のための研修といいますか、それは業務委託の中で業者現場責任者に対して研修を内部でやっていくのではないかとは考えております。そういった対応ができる形でやっていくのではないかと考えております。 ○委員長村田千鶴子) 桜井委員。 ◆委員桜井洋子) 続いて仕様書の件なのですが、この仕様書が具体的に書かれています。作業の、業務内容が。これは教育総務課など、そちらのほうでつくったのですか。この仕様書を作成した、作成者はどなたですか。 ○委員長村田千鶴子) 畑教育部長。 ◎教育部長畑活年) やはりこの業務委託を考えるとき、あるいは会計年度職員でいくのかというときには、漫然と今の業務をそのまま移行するわけではなくして、そこではしっかりと切り分けといいますか、市がやるべき、正規職員がやるべきもの、そして委託に出すもの、あるいは会計年度職員がやるべきものということの切り分けをする段階の作業が必要となります。それはこの業務委託の方針が決定された8月以降、それぞれの各業務の手順というものがありまして、それを細かく、それは市がやるべきものなのか、先ほどの委託に出しても可能なものなのか、要するに定型的な繰り返し作業というようなものであれば、委託に出してできるのではないかとか、そうした、個々に具体的に判断をする段階で、私たち教育委員会の出したものをその中から精査して、それをこの仕様のところ盛り込んできたという形になっております。  あとはその共通にかかるものについては、人事課等相談をしながらやってきているところであります。 ○委員長村田千鶴子) 桜井委員。 ◆委員桜井洋子) 引き続きですが、幾つかちょっと学校図書館支援のほうと、学校教育支援のほうで、特にこの2つの分野は学校の場で行われる教育活動支援員仕事をするということで、包括業務委託になると担任や学校指示系統はできませんということで仕様書ができてきているわけですけれども、例えば学校図書館支援員のこの仕様書を伺いますと、仕事がいろいろ書いてあります。でも実際は、非常に仕事自身学校司書としての仕事が任されているということで、例えば学校図書館支援の5番目の学校図書館使い方オリエンテーション補助補助とありますけれども、では実際現場ではどうなのとお聞きしたら、補助ではなくてほとんどもう任されてしまう。例えば小学校では全クラスの図書館の本の貸し出しや使い方、そういうものをもう図書館支援員の方にお願いせざるを得ないということで、2週間かかってそのようなオリエンテーションをする、補助ではなくてもう中心になってしまうなどということを伺いました。中学でも1年生に2日間かけて行うということを伺ったりして、非常にもう一覧表をつくって20分説明して、実際借りてみることをしたりして、非常にこれも補助的な仕事というよりも中心的な仕事になっているということを伺ったり、それから授業で使う本の選書、10番がありますね。また、12番の調べ学習等での児童・生徒支援というところがあるのですが、突然やはり授業の中で調べてきなさいということで、1つのグループはパソコン教室パソコンのある部屋に行って調べ学習をする、あと半分は図書室へ行ってきなさいということで、そこは別に教員がついてくるわけではないといったことで、そのような任された仕事、それから授業で使う本の不足で、ないものはやはり島田図書館やみんくると連携してリストを送ってもらったりする、そういう仕事もあるということで、この図書館支援仕事というものは本当に大変だということを、話は日ごろ伺っております。問題なのはその他の仕事で、ここに書かれているような仕事ではないけれども、実際は休んだ先生授業かわり図書室子供たちが来てそこで読書をするとか、それから保健室に行っている子供たちがたくさんになってしまって図書室で預かるとか。預かるというか、図書室に来て子供たちを見ている支援員、でも支援員は独自の仕事がありますから、ちょっと大変な面もあるということで、非常にここに書かれているマニュアルどおりには仕事ができない実態もあるし、今お話ししたことはもう少し整理する必要もあるかなと思いますが、ちょっとこの仕様書内容も、やはり教育現場の日々の活動にとってはマニュアルどおりにいかないということを感じました。  それから学校教育支援のほうでは、2番の学校生活生活支援というものがありますが、例えば1年生に入った子の下校が最初は心配なので、下校コースをいろいろ、あちら方面、こちら方面とありますね。そのようなものも支援員の手が欲しくて支援員仕事になってしまうとか、水泳指導などもやっている。実際に支援員特別支援学級の子と一緒にプールに入るような指導をしているということもあります。また、担任の先生情報交換をするということで、特に記録簿をつけて、先生たち忙しいのでそこに附箋を張っておいてくるなど、授業のすれ違いに情報交換をする。廊下で、きょうはこのようなあらわれがありましたとか、そういうこともあったりして、非常に親との懇談会で残っている子を指導するなど、いろいろ本当に教育現場で、このマニュアルどおりにいかないことを感じましたので、それはやはりこの包括委託には、私はなかなか難しい面があるということを今感じております。  ちょっと意見です。済みません。 ○委員長村田千鶴子) 答弁はお願いします。         〔「その辺が精査されて出てきていますか」と呼ぶ者あり〕 ○委員長村田千鶴子) 池谷学校教育課長。 ◎学校教育課長池谷英人) 今、委員からおっしゃったことについては、この仕様書もまだ案でありますので、そこのところもできるだけ対応できるような仕様書に、さらに精査していきたいと思っております。  それと、休んだ先生かわりに面倒を見るという、これは助勤に値する可能性もありますので、これについてはやはり教員がきちんと面倒を見なければいけないことだと思っております。  下校コースの決定や水泳指導なども、あくまでも補助ということでなければ授業は持てませんし、責任が伴うものについては学校教員でなければできませんので、この辺のところはしっかり指導していきたいと思っています。議員のおっしゃるとおり、難しい部分はあるかもしれませんけれども、できる限り仕様書の中で努力していくということになると思います。 ○委員長村田千鶴子) 福田委員。 ◆委員福田正男) この仕様書を案としてつくっていただいたのだけれども、これが包括業務委託された業務請負業者が、そのとおりやってくれるかどうかという担保はどこにあるのですか。今の桜井委員の指摘のとおり、そのとおりできるかどうか、どこで把握してチェックできるのですか。ですからそれが担保できない限り、我々はこれに対して賛成はできないのです。だって請負業者がまだ決まってもいないのに、その請負業者がこのとおりやれるかどうかもわからない予算に対して、どのようにして我々は判断できるのですか。教育指導のレベルが担保できない限り、なかなかこれ、本当に難しい問題だろうと思いますけれども、その辺がはっきりしないと、我々としては包括業務委託に賛成することはなかなか難しいかなと考えるのですけれども。 ○委員長村田千鶴子) 畑教育部長。 ◎教育部長畑活年) 福田委員がおっしゃるとおり、担保できるかという面におきましては、しっかりと担保できる業者が複数ございます、その中でしっかりとやっていきますというところまでの断定はできません。今回こうした業務包括委託に上がってきたということは、人事課がいろいろなところで先進的な事例を調査する中で、学校教育支援に当たるような業務につきましてもやっている、実績を上げている業者があるというところも踏まえて、今回上げてきたのかと思います。それはこうした仕様を固めて全国にプロポーザルを出せば、そうした業者が手を挙げてくるのではないかと思います。そこは実績も上がってやっているということでありますので、ある程度というか、私たちの要求には応えられるものとして、恐らく出てくるのではないかとは思っております。担保まではいきませんが。 ○委員長村田千鶴子) 福田委員。 ◆委員福田正男) だからその辺をもう少し、全協でもお話ししましたけれども、調査研究というか、ある程度、性急にこれを導入するのではなくて、もう少し調査研究して納得のいく内容にしていただいて、それでそのような受ける業者もシミュレーションしていただいて、プロポーザルで参加できる企業はこれぐらいの企業が出てきて、こういう打ち合わせをしてありますと。それについてはこのような予算がかかりますというような内容を精査していただいて、それで予算として上げていただければ、そこで我々は議論して、審議して、賛成するかどうかはそこで判断することであって、今の段階では難しい判断を強いられているもので、その辺を理解してください。 ○委員長村田千鶴子) 畑教育部長。 ◎教育部長畑活年) 御意向というか、お話はよくわかります。今回こういった、そこまでの、例えばこうした業務というものを全て盛り込んで、仕様が詳細まで固まっている状態ではございませんでして、そうした業者に照会をかけてできるかどうかということにつきましても、この仕様の骨格的なものとして紹介して、細部にわたっていろいろなケースが想定されます、こういったこともできますかと、全てその業者情報交換することが今の段階ではできておりません。そこにつきましては現段階では、予算に上げたこの仕様で御判断していただくものと思っております。 ○委員長村田千鶴子) ほかには質疑はございませんか。  大村委員。 ◆委員大村泰史) この資料で2番のところの予算積算方法なのですけれども、2つお尋ねします。  (2)の管理費のところの管理責任者配置経費や諸費用等ということで摘要に書かれているのですけれども、この単価がパーセンテージという形なのですが、これは何に対するパーセントなのかを確認させていただきたいということと、(3)の間接経費のところで、先ほど研修費については現場責任者等への研修費ということでお話があったのですけれども、ここでうたっている福利厚生費被服費、これについてもう少し内容を教えていただけますか。 ○委員長村田千鶴子) 畑教育部長。 ◎教育部長畑活年) 最初の御質問の、この管理費積算に当たりましては、上で人件費金額を出します。人件費計というところの金額が出てまいります。その金額に対しましてパーセンテージを掛けて、要はパーセンテージを掛けて加算していくというような項目であります。その管理責任者等も配置することについては、人として配置するというか、いろいろと配置の仕方は各業者が考える話でありますが、当然のことここにも経費が見込まれますので、その部分をパーセンテージとして掛けて費用を追加するというようなものであります。  そして2つ目の間接費につきましては、ここに摘要に書いてありますとおり、先ほど私が話をしました健康診断等の費用につきましても、こちらのほうで福利厚生費という形で経費に盛り込んでいくというものであります。研修費につきましては、先ほどお話ありました現場責任者以外にも、いろいろな業種に分かれた業務をお願いするに当たっては研修を伴うものもありますので、そうした現場責任者、そして現場責任者以外の方の研修費等もこの中に盛り込んでいくものであります。被服費につきましては、基本的には先ほどのお話でありました、どういった形の服を着て、どういった形の身なりでやるというようなことは、場合によっては特にふだん着でいいよという話になれば、この被服費につきましてはそれほどかからないのかと思いますが、そのようなところの服に関係する費用についても、間接費として今のところ見込んでおります。 ○委員長村田千鶴子) 大村委員。 ◆委員大村泰史) 今の説明で、今回予算を計上していただいて、包括業務委託という形で数字が出ていたのですけれども、それは一応これ全部、今のお話のところをある程度設定した上での数字という形で、それぞれの、今のお話だとこの管理費などについてもパーセンテージというものはある程度見込んだ数字でやられているということで数字が出ているということなのでしょうね。 ○委員長村田千鶴子) 畑教育部長。 ◎教育部長畑活年) 大村委員がおっしゃるとおり、各それぞれの職種に応じて細かく積み上げ計算されております。その積み上げ計算のやり方につきましては、ここに書いてあります積算の方法に基づいて上げて、合計金額という形で予算のほうには計上させていただいております。 ○委員長村田千鶴子) よろしいですか。ほかはよろしいですか。よろしいですか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長村田千鶴子) ただいま問題となっております、当委員会付託議案されました10款教育費中、包括業務委託の検討対象業務教育支援事業、教育センター運営事業、サタデーオープンスクール事業、スクールバス運行事業の4事業が挙げられ、前回委員間討議の中で、説明不足であり理解しがたいということから、今回資料請求をし、ただいま質疑が終わりました。  この件につきましては、この辺でとどめたいと思いますが、よろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長村田千鶴子) また、議案第7号についての論点は、包括業務委託と承知しておりますが、これでよろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長村田千鶴子) それでは採決に入ります。  桜井委員。 ◆委員桜井洋子) 挙手採決でお願いします。 ○委員長村田千鶴子) 桜井委員より挙手採決でとの発言がありましたが、反対理由をお聞かせください。 ◆委員桜井洋子) 今、平成31年10月から、子供たち教育包括業務委託の前倒しとして予算が組まれております。携わる嘱託員の包括業務委託料ですが、この計上は容認できません。学校教育支援員、それから図書館支援員教育センター教育相談員、サタデーオープンスクール指導員、幼児ことば指導員、それからスクールバスの運転手など79名の方々は、子供たち一人一人の成長発達にかかわる仕事をしてきています。支援員として働くには、教職員と、それから指導支援のための話し合いがどうしても不可欠です。それから情報交換や連携活動がとても大事になってきます。子供たちも、どうして子供たちがこのような指導が今必要か、このような相談に乗りたい、子供たちの生育歴や、それから生活家庭環境なども共有する必要があります。子供を真ん中にした成長発達への支援をしている、この支援員の皆さんですが、包括委託ではそれは十分できません。偽装請負になるため、担任からの直接的な指示ができないからです。逆にこちらから指示を仰ぐこともできません。ですから、仕様書に今書き込まれる限定的な、案として仕様書に書き込まれる仕事が書かれておりました。非常にマニュアル的な内容になっているし、その担保が今話の中では、できるのかということも明確です。ですから、今回この子供たちが本当に安心して頼ることのできる職員として働くことは難しくなる、この包括委託予算、それに反対します。 ○委員長村田千鶴子) ただいまの御意見に対し、全員からの御意見を伺いたいと思います。  福田委員。 ◆委員福田正男) 全協でもお話ししましたように、市長答弁で教育分野について包括業務委託することに全く何も決まっていないという答弁がありました。その点について、一緒に予算を出した当の本人が、この教育部の教育に関する包括業務委託内容を全く知らないと。内容は決まっていないというようなことについて予算を出すこと自体、私は納得できません。ですから、内容が明瞭でもないということで、もう一度1年間研究し直して予算を出し直してもらいたいということで、反対をさせていただきます。
    委員長村田千鶴子) 大村委員、どうですか。 ◆委員大村泰史) 私は前回も言ったのですけれども、子供に対する教育というところで、本当に管理できるという条件でないと、なかなか外に出すということが難しいと考えるし、そうあってほしくないという意見から、今回のこの予算については教育面のところが全面に入っているというところで、ちょっと時期尚早というか、もう少し詰めていただいて、検討をしていただくという趣旨もありまして、こちらについては時期尚早ということもありまして、反対という形でさせていただきたいと思っています。 ○委員長村田千鶴子) 大関委員。 ◆委員(大関衣世) 何のためにということは、やはり市民のために安心して暮らせるように市民が過ごせるかどうかというところに向いているべきものであると思います。これだけのものを出していただきましたが、まだまだ、これで本当に大丈夫だろうかというところがたくさんあります。これでいきますよということをしっかり自分の中で市民の皆さんに言えるかどうかというところも、考えていかなければならないところがたくさんあるという中で、このたびのこのものについては反対をします。 ○委員長村田千鶴子) 藤本副委員長。 ○副委員長(藤本善男) 本日、この教育委員会にかかわる包括業務委託、これを中心に詳細な資料を御提出いただきました。こちらの資料をいただいたことによって、ようやく管理責任者現場責任関係はどうなるのかということが見えましたし、この仕様書を見る中で、どういった分野をどのような文言で業務委託しようとするのかということはわかりました。しかしながら、そういったものが明らかになればなるほど、特にこの教育分野については、業務を分ける難しさというものも、また明らかになってきているというふうに感じます。  また、今回このようになることの発端については、嘱託員のやっている仕事業務委託するということをお考えになったものですから、どうしても正規職員と嘱託員ということで、連携が必要な部門ですね。それが全て対象になっているということを考えますと、独立して業務委託するという、この手法については、手法全体ですけれども、大変また課題が多いと思います。市がお考えになっていらっしゃる、現在働いていらっしゃる方のお仕事の保障やその生活の保障、このようなことをお考えになっていることは理解できますけれども、包括業務委託が果たしてそれの回答となるのか、これについてはまだもう少し、これから委託する内容について我々も研究する必要があると思います。  そのようなことを踏まえますと、現段階において、御努力はいただいていろいろと御説明いただきましたけれども、十分な納得を得るまでに至っていないということが私の今の現状ですので、申しわけございませんが、今回は反対ということで自分の意見を述べさせていただきます。  以上です。 ○委員長村田千鶴子) では、意見も出尽くしたようですので、挙手により採決したいと思います。  議案第7号 平成31年度島田一般会計予算中、当委員会の所管に属するものについて、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕 ○委員長村田千鶴子) 挙手なし。よって、議案第7号中、当委員会の所管に属するものについては、全員一致で否決すべきものと決しました。  以上で当委員会に付託されました議案審査は全て終了いたしました。  ここで当局の皆さんは退席していただいて結構です。  準備ができ次第始めさせていただきますので、傍聴議員の皆様はそのまま自席でお待ちください。  では、再開いたします。  次に、所管事務調査について御協議願います。  2月15日の委員会において、虐待、いじめ、不登校問題について、保育士不足対策、5歳児健診や幼稚園・保育園と小学校との連携について、看護師並びに医療従事者の医療現場の福利厚生についてなどの意見が出され、正副委員長にて調査研究テーマについてまとめさせていただきました。何分調査研究期間も限られておりますので、1つに絞っていきたいと考えました。皆さんからの御意見は、子供を取り巻く環境という大きなくくりの中で対処できるのではと考えまして、島田市の子供を取り巻く環境の現状と課題についてとしますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長村田千鶴子) 御異議なしと認めます。  それでは、当委員会調査研究テーマは、島田市の子供を取り巻く環境の現状と課題についてと決定しました。具体的な内容につきましては、皆さんからの御意見をもとに弾力的に進めてまいります。  続いて、閉会中継続審査・調査についてお諮りいたします。  委員会条例第37条の規定により、閉会中もなお継続して審査・調査を行う旨、議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長村田千鶴子) 御異議なしと認めます。よって、議会閉会中の継続審査・調査について、議長に申し出ることといたします。  次に、3月26日に行う委員長報告ですが、作成については委員長及び副委員長に一任させていただいてよろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長村田千鶴子) それでは、以上をもちまして厚生教育常任委員会を閉会いたします。皆様、御苦労さまでした。                                閉会 午後0時15分...