島田市議会 > 2019-02-15 >
平成31年2月15日厚生教育常任委員会−02月15日-01号
平成31年2月15日経済建設常任委員会−02月15日-01号

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  1. 島田市議会 2019-02-15
    平成31年2月15日厚生教育常任委員会−02月15日-01号


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    平成31年2月15日厚生教育常任委員会−02月15日-01号平成31年2月15日厚生教育常任委員会  厚生教育常任委員会                              平成31年2月15日(金)                              第3委員会室 1.付託議案の審査  ○議案第1号 平成30年度島田市一般会計補正予算(第5号)中、所管に属するもの  ○議案第2号 平成30年度島田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)  ○議案第5号 平成30年度島田市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)  ○議案第6号 平成30年度島田市病院事業会計補正予算(第4号) 2.その他  ○こども未来部   ・子育て応援課  ○看護専門学校   ・教務課  ○所管事務調査について 出席委員(6人)
     委 員 長  村 田 千鶴子       副委員長  藤 本 善 男  委  員  大 関 衣 世       委  員  大 村 泰 史  委  員  桜 井 洋 子       委  員  福 田 正 男 欠席委員(なし) 説明のために出席した者  健康福祉部長                    横田川 雅 敏  福祉課長                      岡 部 隆 祥  長寿介護課長                    杉 本 正 晴  包括ケア推進課長                  酒 井 敏 弘  健康づくり課長                   清 水 寿 道  健康づくり課技監                  天 野 由美子  健康づくり課技監                  紅 林 みな子  国保年金課長                    千 澤   毅  こども未来部長                   孕 石   晃  子育て応援課長                   石 間 幸 典  保育支援課長                    鈴 木 龍 彦  教育総務課長                    平 松 栄 治  学校教育課長                    池 谷 英 人  学校給食課長                    高 橋   淳  社会教育課長                    南 條 隆 彦  スポーツ振興課長                  加 藤 雅 通  図書館課長                     小 澤 弥栄子  文化課長                      太 田 直 樹  病院事務部長                    今 村 重 則  経営企画課長                    大 塚 昌 利  病院総務課長                    杉 山 悦 子  医事課長                      大久保   勉  病院建設課長                    大 畑 英 生  看護専門学校副校長                 松 永 則 子  教務課長                      桑 原 和 恵 職務のために出席した事務局職員  事務局長                      鈴 木 正 敏  事務局担当書記                   山 本 敏 幸                                開会 午前9時00分 ○委員長(村田千鶴子) ただいまから厚生教育常任委員会を開会します。  本会議より当委員会に付託されました議案の審査を、お手元の付託議案審査項目に従って進めてまいります。  初めに、議案第1号 平成30年度島田市一般会計補正予算(第5号)中、当委員会の所管に属するものについて審査いたします。なお、審査につきましては、付託議案審査項目のくくりによって、繰越明許費、歳出、歳入の順番で行いますので、よろしくお願いいたします。  議案と補正予算概要書を御用意ください。  それでは、第3表繰越明許費について審査いたします。議案は6ページ、参考・図面は32ページ、33ページです。  当局から補足説明があれば、お願いします。  平松教育総務課長。 ◎教育総務課長平松栄治) 教育総務課から1件補足説明をさせていただきます。議案の一般会計予算書6ページ、繰越明許費のうち、10款教育費2項小学校費小学校施設管理経費について補足説明をさせていただきます。  今回の補正は、伊久美小学校高圧受変電設備の老朽化に伴う改修工事に要する経費となります。受変電設備につきましては、受注生産となり、工事発注後3カ月程度の制作期間が必要であるということから、3月末までの工事完成が見込めないため、今年度、前払い40%分の支払いを執行し、残金、完成払い分について繰り越しを提出するものでございます。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子) 説明が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたら、お願いいたします。  よろしいですか。ないようですので、次に、第4表債務負担行為補正(変更)について審査いたします。議案は7ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  太田文化課長。 ◎文化課長(太田直樹) 補足説明等は特にございません。 ○委員長(村田千鶴子) 補足説明はないということです。  委員の皆さん、質疑等がありましたら、お願いいたします。                 〔「なし」の声あり〕 ○委員長(村田千鶴子) ないようですので、歳出の審査に入ります。  歳出については、付託項目を分割して審査いたします。お手元の付託議案審査項目で御確認ください。  初めに、歳出3款民生費1項2目障害福祉サービス費から歳出3款民生費1項11目社会福祉振興基金費までを審査します。予算に関する説明書は23ページ、24ページ、補正予算概要書は1ページから4ページです。  当局から補足説明があれば、お願いします。  岡部福祉課長。 ◎福祉課長岡部隆祥) 補足説明は特にございません。 ○委員長(村田千鶴子) 補足説明はありません。  委員の皆さん、質疑等がありましたら、お願いいたします。  大村委員。 ◆委員(大村泰史) ただいまの民生費の関係なのですけれども、こちらに自立支援の関係で1,000万円近い金額の補正予算が出ているのですが、この内容の説明を求めたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子) 岡部福祉課長。 ◎福祉課長岡部隆祥) 今回、障害福祉サービス費として、日中活動介護給付費相談支援給付費日中活動訓練等給付費住居訓練等給付費の4つの障害関係の補正を出させていただきました。日中活動訓練等給付費以外は増額の補正で、日中活動訓練等給付費が減額の補正をさせていただいております。  3つ増額する補正で共通しているものとしまして、増額する理由といたしましては、平成30年4月に国の報酬改定がございまして、報酬単価の増額による1人当たりの給付額の増加等によるもののほか、利用者数または利用日数利用回数が当初予算編成時の見込みを上回ったことによるものでございます。  それから減額する理由といたしましては、利用者数または利用日数利用回数が当初予算編成時の見込みよりも減となったことによるものでございます。  以上でございます。 ○委員長(村田千鶴子) 大村委員。 ◆委員(大村泰史) ありがとうございます。私が思うに、障害の程度というのは、日々改善するというよりは衰えていくと感じられるのですけれども、そういうことにより費用が変動することはあると思うのですが、その辺についてはどんな形で考えられていますか。 ○委員長(村田千鶴子) 岡部福祉課長。 ◎福祉課長岡部隆祥) 障害の程度が改善するということが望ましいことでございますけれども、障害児と障害者、特に障害者につきましては、ある程度、障害が固定されて障害手帳を取得するようになっておりますので、障害程度がよくなっていくというのはなかなか考えにくい状況ではございます。  ただし、障害者の方が日々生活していく中で、少しでもADLとか、そういう動作が落ちないように、キープしていくようにという意味で、生活改善等機能訓練等を図りながら、訓練をして、自立していくことを目指していると。そういうように考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(村田千鶴子) 大村委員、よろしいですか。 ◆委員(大村泰史) はい。 ○委員長(村田千鶴子) ほかにはありませんでしょうか。  では、次に移ります。  歳出10款教育費1項5目学校施設整備基金費を審査します。予算に関する説明書は25ページ、26ページ、補正予算概要書は5ページ、6ページです。  当局から補足説明があれば、お願いします。  平松教育総務課長。 ◎教育総務課長平松栄治) 補足説明は特にございません。 ○委員長(村田千鶴子) 補足説明は特にないということです。  委員の皆さん、何か質疑等がありましたら、お願いいたします。  よろしいですか。  藤本副委員長。 ○副委員長(藤本善男) 今回、基金に2億円の積み立てをするということで、多分今年度の予算全体の中からこういった金額が出てきているのかなということは想像できるのですけれども、2億円をここに積み立てるようになった経過について、少し教えていただけますか。 ○委員長(村田千鶴子) 平松教育総務課長。 ◎教育総務課長平松栄治) 基金の積み立てにつきましては、委員がおっしゃったとおり、全体の収支を見て積み立てていくというふうになるわけですけれども、今後、教育部で計画しています施設改修、大規模改修、耐震化等に充てるために積み立てているということでございます。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子) 藤本副委員長。 ○副委員長(藤本善男) それで、毎年度、取り崩しをしつつ、積み立てをして、運用されていることかと思いますけれども、学校施設を整備するといった意味合いで、基金全体のボリュームといいますか、今回2億円の積み立てですけれども、量的に十分であるのか、その点は現状どんな感じですか。 ○委員長(村田千鶴子) 平松教育総務課長。 ◎教育総務課長平松栄治) 学校施設を整備するときには、国庫補助とか起債のほうもありますので、一般会計をどのくらい補填していくかということになろうかと思いますけれども、これだけあれば満足だというような、担当課としては、たくさんあれば取り崩しが可能で施設の整備が進んでいくと考えておりますけれども、国庫補助、起債等を一般会計とあわせて財源に充当するように考えております。 ○副委員長(藤本善男) わかりました。 ○委員長(村田千鶴子) いいですか、藤本副委員長。
     ほかにはありませんか。  なければ、引き続き、歳入の審査に入ります。  歳入14款国庫支出金1項1目民生費国庫負担金から歳入17款寄附金1項2目民生費寄附金までを審査いたします。予算に関する説明書は19ページ、20ページです。  当局より補足説明があれば、お願いします。  岡部福祉課長。 ◎福祉課長岡部隆祥) 補足説明は特にございません。 ○委員長(村田千鶴子) 補足説明は特になしということです。  委員の皆さん、質疑等がありましたら、お願いいたします。  よろしいですか。  それでは、議案第1号全体を通して何かありましたら、お願いいたします。                 〔「なし」の声あり〕 ○委員長(村田千鶴子) ないようでしたら、採決いたします。  議案第1号 平成30年度島田市一般会計補正予算(第5号)中、当委員会の所管に属するものについて、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 ○委員長(村田千鶴子) 御異議なしと認めます。  よって、議案第1号中、当委員会の所管に属するものについては、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第2号 平成30年度島田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)について審査いたします。議案は9ページ、10ページ、予算に関する説明書は35ページ、36ページ、補正予算概要書は9ページ、10ページです。  当局より補足説明があれば、お願いいたします。  千澤国保年金課長。 ◎国保年金課長(千澤毅) 補足説明は特にございません。 ○委員長(村田千鶴子) 補足説明は特になしということです。  委員の皆さん、質疑等がありましたら、お願いいたします。  よろしいですか。ないようでしたら、採決いたします。  議案第2号 平成30年度島田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 ○委員長(村田千鶴子) 御異議なしと認めます。  よって、議案第2号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号 平成30年度島田市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について審査いたします。議案は15ページ、16ページ、予算に関する説明書は41ページから43ページ、補正予算概要書は13ページ、14ページです。  当局より補足説明があれば、お願いいたします。  酒井包括ケア推進課長。 ◎包括ケア推進課長酒井敏弘) 今回の補正について、簡単に御説明いたします。  今年度新たに創設されました保険者機能強化推進交付金の内示に伴いまして、総合事業通所介護の財源を組みかえるものです。  この保険者機能強化推進交付金とは、各保険者が保険者機能を強化し、地域の課題を的確に把握した上で、実情に応じた地域包括ケアシステムを構築していくために、平成29年度の介護保険法の改正により、国が市町村及び都道府県に対し、自立支援重度化防止等に関する取り組みを支援するため、予算の範囲内において交付金を交付することとしたものです。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子) 補足説明が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたら、お願いいたします。  桜井委員。 ◆委員(桜井洋子) 今、説明がございました。ここに来て予算の組みかえということなので、この金額が決定してきたのはいつなのでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子) 酒井包括ケア推進課長。 ◎包括ケア推進課長酒井敏弘) 年度末から年明けにかけて決定してまいりました。 ○委員長(村田千鶴子) 年末。 ◎包括ケア推進課長酒井敏弘) 失礼しました。年末から年明けにかけてです。10月から県と補助金のやりとりをしておりまして、年明けに内示がございました。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子) そういうふうに交付金が決まってきたからということで、財源の組みかえで、基金の繰り入れのほうから操作しているのですが、先ほど説明のあった地域の課題とか、それから実情に合わせてこの交付金を使うということがありましたので、島田市にとって、強化推進交付金の中身はどんなふうに使われてきたのでしょうか。お伺いしたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子) 酒井包括ケア推進課長。 ◎包括ケア推進課長酒井敏弘) 交付金自体はこれから来るものですから、交付金の中身としましては……。交付金の決定に対する中身ということでよろしいでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子) これは実際に歳入の中に入って、事業は自立支援のほうでやられてきたわけですよね。ですから、実情に合わせてということだったので、特に島田市としてこの交付金を使って、それを自立支援事業のほうにやってきたと思うのですが、特に今年度、強化してきたところはあるのですかという内容をお聞きしているのですけれども、よろしいでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子) 酒井包括ケア推進課長。 ◎包括ケア推進課長酒井敏弘) この交付金の算定につきましては、各市町の今までにやってきました内容ですね、61の調査項目がありまして、その内容につきまして審査され、交付金が算定されているものです。  内容的には、地域包括ケアの見える化システムを利用して、他団体との比較をして、ホームページに公表しているかとか、ケアマネジメントの質の向上に対するものを行っているか、それから多職種連携による地域ケア会議の活性化を行っているか、あとは介護予防の推進をしていっているかとか、介護給付適正化事業を推進しているかなど、そういった項目の調査がございまして、それに対して交付金が交付されたものでございます。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子) 今、内容を伺いました。こういう交付金の中身の事業がありましたので、島田市は介護予防生活支援サービス事業の中でそれを実行してきたというふうに受け取りましたが、それでよろしいですか。 ○委員長(村田千鶴子) 酒井包括ケア推進課長。 ◎包括ケア推進課長酒井敏弘) そのとおりでございます。  特に今年度は自立支援型のケア会議を開いたりということで、自立支援に向けてどのようなケアプランを立てていったらいいかとかというようなところを中心に、ケアマネジャーさんたちの資質の向上だとか、そういうものに努めてきました。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子) この交付金は、今説明のあったいろいろな事業の中で、ある程度ちゃんとやられているかどうかという、中身、これをやりますというようなことで、点数化された内容になっているということで、交付金自体の1,997万1,000円というのは、各自治体によって、点数によっての差とか、そういうところはあるのですか。  国が出す交付金の全体の額がありますよね。かなり頑張ってやっている自治体への配慮がなされているのかどうかということを聞きましたので、そこら辺については、今年度1年間やってきたわけですので、この交付金の目的に沿ったやり方で実際にできてきたのかということをつけ加えてお伺いしたいのですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子) 酒井包括ケア推進課長。 ◎包括ケア推進課長酒井敏弘) この交付金ですが、先ほど説明したところなのですけれども、もう少し詳しく申し上げますと、各自治体がデータに基づく地域の課題を分析して、保険者機能の向上ということで自立支援に向けた取り組み介護予防取り組みをしたことによるインセンティブとして、この交付金が交付されるようになっております。  今年度につきましては、市町に対する交付金の総額は190億円ございます。それに対して、各市町の評点数に第1号被保険者の数を掛けましたものの全体分の当該市町の評点数に第1号被保険者を掛けたもので分配をされるようになっております。  島田市の場合、612点分の567点という状況でした。平均点は、静岡県全体の平均点で507.09点と聞いております。全国的なものは不明です。県内では、島田市は4番目の点数を取ったということです。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子) わかりました。 ○委員長(村田千鶴子) いいですか。 ◆委員(桜井洋子) はい。 ○委員長(村田千鶴子) ほかはございませんか。  それでは、ないようでしたら、採決いたします。  議案第5号、平成30年度島田市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 ○委員長(村田千鶴子) 御異議なしと認めます。  よって、議案第5号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第6号 平成30年度島田市病院事業会計補正予算(第4号)について審査いたします。議案は17ページ、予算に関する説明書は44ページ、45ページです。  当局より補足説明があれば、お願いいたします。  大畑病院建設課長。 ◎病院建設課長大畑英生) 補足説明は特にございません。 ○委員長(村田千鶴子) 補足説明なしということです。  委員の皆さん、質疑等がありましたら、お願いいたします。  桜井委員。 ◆委員(桜井洋子) 17ページの継続費の補正ということで、補正前と補正後に金額が出ております。それで、新病院の建設事業の、これは全体の総額の減額ですので、多分入札の差金というか、実際の事業費の確定が出てきたと思うのですが、今出されているので、平成30年度が年割りで計算してありまして、平成30年度はそのままなのですが、平成31年度から平成34年度までは減るようになっていますが、この説明をお願いします。平成30年度は変更がないのですが、その理由をお願いします。 ○委員長(村田千鶴子) 大畑病院建設課長。 ◎病院建設課長大畑英生) 平成30年度分の減額がないという御質問ですが、今年度の病院建設の工事としましては、新浄化槽棟設置工事と既設の浄化槽棟解体工事を行っておりますが、並行して、病院本体工事に必要な総合図を、医師や看護師などからヒアリングを行い、作成しております。特に医師につきましては、基本設計以降に赴任された方々もおりまして、新たな追加要望をいただいている状況です。  また、2年に一度の診療報酬改定とそれに伴います施設基準の変更がありまして、状況によっては設計変更が必要となってきます。  病院建設工事につきましては、ほかの施設と異なりまして、工事期間中であっても内部要望や外的要因によりまして設計変更が生じる傾向にあります。ほかの同規模病院工事でも、契約額に対しましておおむね3%から5%程度の増額があると聞いております。  このため、内外の変更要因に迅速に対応できますよう、平成30年度分の継続費と契約額との差額であります約3億9,000万円につきましては、減額せずに要求額のままとさせていただいております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子) わかりました。 ○委員長(村田千鶴子) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子) 関連なのですが、今の進捗状況をお聞きしてよろしいですか。 ○委員長(村田千鶴子) 大畑病院建設課長。 ◎病院建設課長大畑英生) 現在の新病院建設工事進捗状況でございますが、現在、工事につきましては、本体の建設工事に入っております。先行して進めてきました新浄化槽棟の工事につきましては、先月末に工事が完了いたしまして、浄化槽の機能の切りかえをしております。  現在、くい打ち工事を引き続き行っております。工事については、3工区に工事を分けて進めておりまして、そのうち、先行して進めております北工区につきましては、くい打ち工事が完了して、現在、根切り工事を進めております。次の東工区につきましては、現在、くい打ち工事を行っております。最後の西工区につきましては、建設予定地の下にあります既設浄化槽解体工事を行っている状況です。  工事の進捗状況につきましては、1月末現在で7.3%の進捗状況になっておりまして、予定どおり進んでおります。  工事の状況は以上です。
    ○委員長(村田千鶴子) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子) 順調に進んでいると。わかりました。 ○委員長(村田千鶴子) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 平成34年度までの支払い予定額、それぞれの年度において、今後、変動する予定はあるのですか。この金額。支払い義務発生予定額。 ○委員長(村田千鶴子) 大畑病院建設課長。 ◎病院建設課長大畑英生) こちらの年割り額につきましては、当初、工事の進みぐあいに合わせて金額を割り振ってありますので、この金額につきましては契約事項ということになっております。契約書でこのような年度割りの支払いをしますということで契約を交わしておりますので、特に進捗状況に大きな問題が生じない限りは、この支払い額に合わせまして、年度払いの支払いをしていく予定でございます。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子) 福田委員。 ◆委員(福田正男) その財源の内訳で、企業債とか勘定留保金、一般会計出資金、この辺の変更はあるかな。 ○委員長(村田千鶴子) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(大塚昌利) 財源につきましても、基本的にはここに掲げてある数字で賄っていくということでございます。 ○委員長(村田千鶴子) 福田委員。 ◆委員(福田正男) それで、当初の予定より30億円近く、入札によって減額されたわけですけれども、これ以上減ることはない。削減可能額は考えられない。もっと安くできないかとか。 ○委員長(村田千鶴子) 大畑病院建設課長。 ◎病院建設課長大畑英生) 今現在、発注した段階でも、設計段階からコスト削減とVE提案等を行いながら、設計をつくり上げてきたものです。  今現在、工事を進める中で、施工会社の竹中工務店より、品質を下げずにコストを下げるようなVE提案を受けながら、コスト縮減に努めておりますが、やはりほかにもいろいろ増額要因等ございますので、2週間に一度、変更調整会議を現場で開いております。そういった中でなるべくコストを抑えながらということで工事は進めておりますが、全てが全て下がる要素のものではございませんので、工事を進める中で、増額要素がないような提案をいただきながら、なるべくコストが上がらないような工夫をしながら工事を進めていきたいと考えております。 ○委員長(村田千鶴子) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 市内業者の発注率というか、50億円ぐらいの発注金額がありますけれども、この辺の状況はどうですか。 ○委員長(村田千鶴子) 大畑病院建設課長。 ◎病院建設課長大畑英生) 市内業者の発注率ですが、平成30年12月末現在で、地元の調達率につきましては8.2%の実績となっております。  目標が30.5%ということですので、そのうちの8.2%の市内企業への発注状況となっております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子) 福田委員、予算の審査ですので、それにかかわることを主にお願いいたします。  ほかはよろしいですか。  大畑病院建設課長。 ◎病院建設課長大畑英生) 先ほど増額要因の関係が出てきたのですが、今現在、減額補正をさせていただいておりますが、今後、増額となる可能性のある要素もございますので、なるべく今の予算の中ではおさめていく予定で進めてはおりますが、その後の病院開院後につきましても、既設建物の解体時や外構工事の際に、例えば想定外のアスベストが出てしまったり、解体後に土壌汚染が出る場合等も考えられますので、その場合については増額補正が必要になってくるということも考えております。  そういったものがなければ、なるべく今の予算の中で工事をおさめていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子) では、ないようでしたら、採決いたします。  議案第6号 平成30年度島田市病院事業会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 ○委員長(村田千鶴子) 御異議なしと認めます。  よって、議案第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。  次に、2のその他に移ります。  当局からの報告事項等がありますので、お願いします。  石間子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石間幸典) 子育て応援課から1件御報告させていただきます。  現在策定作業を進めております子どもの貧困対策推進計画に関しまして、昨年11月21日から12月20日にかけて実施してまいりましたパブリックコメントの結果につきまして、御報告させていただきます。  パブリックコメントの実施につきましては、市ホームページ、市役所、各支所の情報公開コーナーで行いましたが、本計画にかかわる御意見はございませんでした。  この結果を踏まえ、1月22日に開催しました子どもの貧困対策推進計画検討委員会におきまして、本計画案の御承認をいただいたところでございます。  議員の皆様につきましては、昨年12月10日の常任委員会におきまして概要説明及び配付をさせていただきました計画案のとおりとなりますので、この場をおかりしまして御報告させていただきます。  今後は、印刷ができ上がり次第、正式な計画書を議員の皆様に配付させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上、子育て応援課から御報告させていただきます。 ○委員長(村田千鶴子) ただいまこども未来部子育て応援課からの報告が終わりました。  委員の皆さん、御質疑等はございますか。  よろしいですか。  それでは次に、看護専門学校教務課からの報告をお願いいたします。  桑原教務課長。 ◎教務課長(桑原和恵) 看護専門学校から、創立30周年記念講演会について、お知らせいたします。  先ごろ、議長、副議長、厚生教育常任委員の皆様には、記念式典の御案内をさせていただいておりますが、記念講演会が決定いたしましたので、改めてお知らせさせていただきます。  本日配付させていただきましたチラシを御覧ください。記念講演会は、平成31年3月23日土曜日14時45分から、プラザおおるりホールにて予定しております。島田市ふるさと大使でいらっしゃる別所哲也氏に、「夢をカタチにする仕事力」と題し、講演とショートフィルムの上映をしていただきます。  一般の方々にも参加いただくよう、チラシの配布や広報等で紹介させていただいております。議員の皆様には、ぜひ御参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子) 看護専門学校からの報告が終わりました。  委員の皆さん、御質疑等ございますか。  ないようですので、ほかに当局からの報告事項はございますか。  加藤スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(加藤雅通) スポーツ振興課からですけれども、1月17日に開催されました常任委員会にて報告をさせていただきました田代の郷スポーツ・レクリエーション広場にかかわる需要予測調査の結果報告の際に、森委員より御質問いただきました点につきまして、答弁を持ち越しさせていただいた点がございますので、報告をさせていただきたいと思います。  報告の前に、きょう、改めて資料をお分けしておりますけれども、概略をもう一度説明させていただきたいと思います。  田代の郷の需要予測につきましては、結果から申し上げますと、目標年次2030年での広場利用者の推計値は8万4,000人ということで推計をいたしました。  調査方法としては、都市公園利用の手法を用いまして算出しております。1つの方法としては、直接利用ということで、広場誘致圏を設定して、そこからの利用者を予測する方法と、広場の面積当たりの利用者数を利用して予測する方法の2つの方法によって算出しております。もう1つ、周辺施設、例えば隣接しております田代の郷温泉ですね、こういうところに来た方の間接的な利用を予測した方法で積算しております。  結果としまして、直接利用の広域誘致圏からの利用者と周辺施設からの利用者を合わせると、約9万7,000人という結果となりました。もう1つの方法として、公園そのものの面積から出す人数と間接的な利用を合わせた予測が7万2,000人ということで算出しております。  最終的な推計値としましては、この2つの推計値の平均値をとって、8万4,000人ということで算出させていただきました。  簡単ですけれども、推計調査結果につきまして報告させていただきました。  その際に御質問いただきました点で、1点目として、調査業務の受託会社がこのような需要予測をした実績があるかという御質問をいただきました。その点につきましては、需要予測調査の直接の実績はございませんが、公園基本計画策定業務を受託した際に、その中で利用者数の推計をしている項目がございます。その際には、今回の調査方法の都市公園利用の手法を用いて算出しております。また、今回の調査でも協力をしている同社の協力会社が、静岡市の公園拡張計画での推計等の実績がございます。  もう1点でございますけれども、今回の手法での調査実績につきまして御質問をいただきました。全く同様の方法による調査実績はないと聞いております。ただし、公園面積や駐車場の台数を算出する際にはこの方法を用いるということで業者に確認しております。  公園の需要予測としては今回の方法は一般的な方法で、調査に使いました根拠となる資料につきましては、国の実態調査を使うしかないということで、今回、このような方法で調査を実施しております。  以上、報告させていただきました。 ○委員長(村田千鶴子) ただいま、前回の田代の郷事業需要予測請負業者の実績について、報告をいただきました。  この点につきまして、何か御質疑はありますでしょうか。  ないようでしたら、委員の皆さん、委員会として確認しておきたい事項等がありましたら、お願いいたします。なお、発言に当たっては、その問題について、委員会内で共通認識を持ち、委員間討議につなげていきたいと思いますので、発言の趣旨を簡潔に御説明ください。  また、当局への質疑につきましては、委員会として必要と認められるものに限らせていただきますので、まず発言の趣旨を述べていただきますようお願いいたします。必要ではないと判断したものは、後日、担当課に直接お問い合わせいただきますよう、委員の皆様の御協力をお願いいたします。  よろしいですか。  では、ここで当局の皆さんは退席していただいて結構でございます。長時間、ありがとうございました。  暫時休憩いたします。再開は午前9時55分といたします。よろしくお願いいたします。                                休憩 午前9時45分                                再開 午前9時55分 ○委員長(村田千鶴子) それでは、再開いたします。  次に、所管事務調査について御協議願います。この件につきましては、当委員会として、昨年は田代の郷整備事業についてと島田市民病院の医師確保についてということで、皆さんに大変お世話になり、市当局に提言することができました。そのときのテーマについては、一昨年の議会と語る会で市民の皆様から出された意見の中から選定したわけであります。  今回も、昨年11月に実施した議会と語る会で出された意見の中から取り上げるものがあればよかったのですが、正副議長及び議運の正副委員長で精査した結果、本日お手元に配付した課題調査票のとおり、当委員会の政策課題候補として取り上げるものはなかったとのことでありました。  そこで、今後、委員会として所管事務調査を進めるに当たり、ふだん皆さんが議員活動などを行っている中で、当委員会として調査研究してみてはどうかというようなことがありましたら出していただいて、委員間討議をしながらテーマを決めていきたいと考えております。  御意見などありましたら、お願いいたします。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 千葉県野田市の虐待死の関連で、毎日報道されているわけですけれども、その関連で、不登校の問題ですとか虐待の実態把握ですとか、あるいは児童相談所の状況把握ですとか、その辺をやっていかなければいけなくなってきているのかなと。  児童相談所の職員のモラルですとかやり方ですとか、私はよく把握していないもので何とも言えないのだけれども、不登校の原因ですとか、それは桜井委員が専門かもしれないけれども、その辺を厚生教育常任委員会としてこれから調査研究していく必要があるのではないかなと、最近つくづく。  ああいうふうに自分の子供を虐待する、いじめの問題も大変な問題ですけれども、親からの虐待あるいはそういったもので悲惨な目に遭っているお子さんが、島田市内の小・中学校でもいらっしゃると思うのですよね。  さっき、それも聞こうかと思ったけれども、なかなか難しい問題なもので聞かなかったけれども、これをきっかけにして、全国津々浦々どこでも問題になっているでしょうから、虐待の件数がものすごくふえていることを鑑みても、我々として何をやらなければいけないのか、あるいは何を問題視していかなければいけないのか、その辺の課題を挙げていく必要があるのではないかなと思うのです。その辺はどうかなと思います。 ○委員長(村田千鶴子) 今、福田委員から、本当に連日のように報道されております虐待の問題がやっぱり社会問題になっておりますので、そういったこともこの委員会として、今後、実態調査、いろいろなことについて洗い出しをして、課題としてどうだというような御意見をいただきました。  これにつきまして、委員の皆さん、どうでしょうか。御意見をお願いいたします。  藤本副委員長。 ○副委員長(藤本善男) いじめの問題については、例えば総合教育会議等、新しくできた機能もありますし、いじめが発生した場合に行政がどうやって対応するかという行政組織もできてはいると思います。  ただ、それは多分発動したことがないものですから、以前、私も一般質問とかで確認したのですけれども、実効性があるようなものになっているかですとか、そういった点については、一定程度、点検なり調査なりをする必要はあるかなと思いますので、それ以外にも、皆さん、いろいろとテーマを出していただく中で、少し簡単な実態を見たりして、また皆さんにテーマとして判断してもらうことは、重要なことかなと自分も思います。 ○委員長(村田千鶴子) ありがとうございました。  ほかの委員の皆さん、どうですか。  桜井委員。 ◆委員(桜井洋子) 今の話はすごく深刻で、いろいろなことに絡んでくると思うのですが、一つ、毎年やっている民間の保育園長との懇談会がありましたね。それで要望を出していただいたのだけれども、それについて具体的にこの委員会としては動いていなかったと思うので、もう1回、平成30年度に要望書が出ていて、多様な子への支援をふやしていただきたいというので、5歳児健診の実施と、それから臨床心理士を増員し、各園への支援をふやしていただきたいということがあって、それも虐待ともかかわってくると思うのだけれども、やはり今、保育の現場でも、発達障害とか家庭の問題とかを抱えてきて、保育士さんたちが、保育の大変な状況があると思うのです。  だから、そこら辺を議会のほうから、この委員会からそういう要望が出ていることに対して、考えられないかなということが1つで、不登校の子とか発達障害がある子にどう接していいか、親も困ってしまっているぐらいだから、それがしつけという形で非常に強く出たりとか、多分虐待の背景がすごく複雑で、いろいろな問題を抱えていると思うので、そういう問題も含めて、今の多様な子への支援の問題、保育への問題を、どういう形で迫ったらいいかわからないけれども、5歳児健診をしてくださいとかというので、共通した調査票というか問診票というか、そういうものを持って、それを持ってまた小学校に上がったときの接続の問題を出していて、幼保小の交流・連携、統一した考え方で子供たちを育ててもらいたいということも要望に出ているので、もう1回、民間保育園協会から出された意見に委員会で対応できることはないかなというのが一つあります。  あと、それに絡んで、保育士不足なのですが、保育士さんが足らなくて、人材派遣会社に保育士さんの確保を頼むと、そうすると非常に単価が高いというか、費用が高く、でも、現場は保育士さんが欲しいので頼まざるを得ないということで、保育の運営のほうに負担になるということなのですが、昨年は医師の確保の問題をやりましたね。今年度か。やってきましたが、そういう子供を取り巻く、例えば保育士さんの確保について、市が人材バンクをつくってやるとかという話がありましたけれども、もうちょっと、例えばキャリア教育にもなっていくと思うのだけれども、島田で保育士さんになりたいねなんていって、中学生とか小学生とか、子供たちが将来の職業に向けて考えていると思うのだけれども、やっぱり学校がどんどん都会に出ていってしまって、なかなか戻ってこられなくて、ここで仕事ができないとかというのはあるので、キャリア教育みたいなものを、どういう形でやるかはわかりませんが、保育士さんなんかの確保とか、医師の確保にも必要だなということであるのですが、具体的にここでどうやっていくかはわからないけれども、例えば保育士さんは、奨学金を出して、島田市の保育園に勤めていただけると、保育免許を取る学校の奨学金を出そうというような、そういう自治体も生まれているので、さっきの医師確保もそうでしたが、そういう奨学金につなげていくとか、あると思うので、キャリア教育とか奨学金とか、話が広がってしまいますが、私の問題意識は、保育士確保の問題も島田市にとっては大きいのではないかなと。
     特に、来年度から保育料が無償化されて、非常に保育の需要は逆にまた高まっていく方向があって、そこで働く人たちの問題が出てくるのかなという気もします。  すいません、具体的に提案できない。問題意識だけで。 ○委員長(村田千鶴子) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 虐待の現状、実態調査をしていただいて、虐待に至る過程、原因は多種多様で、桜井委員がおっしゃったように、保育の問題もあるだろうし、親の問題もあるだろうし、教育の問題もあるし、先生の問題もあるし、いろいろな原因が絡まってきていますね、虐待の原因というのは。  だから、島田市内の実態調査を最初にしていただいて、原因をいろいろ調べて、そこで、では何を、どういう問題で、原因を追求するすることによって課題というのが見えてくるだろうし、その課題解決に向けてどうしたらいいかというのを政策的につなげていくような、そういう段階を踏んでいただければ、私はこの委員会として政策提言できるのではないかなと思うのです。  だから、まず、実際に今、虐待があるかどうかはまだ把握していないだろうけれども、その辺を委員会として実態調査していただいて、それでいろいろな原因を追求していただいて、そんなサイクルをつくってあげればいいかなと思います。 ○委員長(村田千鶴子) 今、いろいろ御意見も出ましたけれども、子供を取り巻く環境というところが大きなくくりだろうと思うのです。  その中から、やはり調査する中で、今、福田委員から言われましたように、虐待の実態ということ、また、原因を把握して、児童相談所、そこからだんだん洗い出して、まず実態がわからないと、現状がわからないと、そこから課題は見えてこないと思いますので、また課題につなげて、着地点につなげられればいいかなと、私自身もそういうふうに思います。  ほかには、皆さん、御意見はありますか。  大村委員。 ◆委員(大村泰史) 今、病院の関係で、医師の確保が大変だと、保育士もそうなのですが、処遇の改善がやっぱり必要だと思うのだけれども、私が思うには、お医者さんが足りないのは明らかなのだけれども、そういう環境において、看護師さん、要するに支える人たちが離れるような、そういう要因になっていないかなというのが心配で、テーマかちょっとわからないのだけれども、要するに、医師ばかりではなくて、職場の環境が悪くなっていくことによって離れていってしまうような看護師さんとか、そういう人がいないのかなというのを把握しておかないと、医師ばかり確保するよりは、病院の支えている人の動向を知りたいなとは思っています。 ○委員長(村田千鶴子) 大関委員。 ◆委員(大関衣世) 直感的にというと変ですけれども、やっぱり虐待のことがずっと昨年末ぐらいから続いていて、では、うちの児童相談所はどういうふうになっているのかなというところとか、虐待があるのかないのかというのをちゃんと知って、前に進めていくところがなくてはいけないなというのは感じているところですので、子供を取り巻く環境をちゃんと整備していくというところは、やっていかなければいけないのかなと感じています。 ○委員長(村田千鶴子) 藤本副委員長。 ○副委員長(藤本善男) 意見ではないですけれども、先ほど大村委員の言われた内容ですが、この前、医師不足のことをやるといって、きょう用意したのだけれども、幾つか切り口があるので、この中から3つ選んで調査をしてもらったのだけれども、その中の調査していないことで、医師の確保及び経営についてという過去の特別委員会で出した提言の中に、医師をはじめ、看護師並びに医療従事者の定着を高めるため、生活環境の整備・充実にも努めることという提言があって、そのためには他の医療機関との福利厚生レベルの比較調査ですとか課題展開できるようにということも出ているものですから、もしそのテーマに取り組むようでしたら、そのあたりを切り口に進めていただいてもいいかなと思います。  ただ、今、虐待とか子供の環境のことの重要度も無視できないというお話もあるものですから、それはまた次回ぐらいに検討いただければと思います。  参考までに発言させていただきました。 ○委員長(村田千鶴子) わかりました。  桜井委員。 ◆委員(桜井洋子) 今、藤本副委員長がおっしゃったように、医師と看護師、スタッフの確保ですね、今、新病院をつくっていますけれども、箱はというか、建物はきれいになったけれども、お医者さんと看護師さんが確保できるのか、診療科がないよという、本当にそういう不安はすごくあるのです。  だから、引き続き医師や看護師の確保の問題、処遇改善、実態と、その他が必要だなと、私も引き継いで、提言は出しましたけれども、また引き続きこの委員会ではやっていく必要があるかなと思っています。 ○委員長(村田千鶴子) そうですね。やはり提言を出しっぱなしではなくて、検証をすること、チェックは大切だと思いますので、引き続きこれについては、できる限り情報交換を担当課とやっていきたいなと思っています。  ただいま出されました意見を参考に、今後、テーマを決めていきたいと思いますので、ただ、皆さんの御意見を考えますと、子供を取り巻く環境というものを1つの大きなテーマとして、その中でいろいろ、虐待とか、また今後洗い出した課題を調査研究していきたいなと思っております。よろしくお願いいたします。  このことにつきましては、また正副委員長で少しまとめさせていただいてもよろしいでしょうか。                〔「異議なし」の声あり〕 ○委員長(村田千鶴子) させていただきます。  大丈夫です。これは調査票結果でございますので。  では、今後の委員会でまた協議していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは最後に、2月25日に行う委員長報告ですが、作成については委員長及び副委員長に一任させていただいてよろしいでしょうか。                〔「異議なし」の声あり〕 ○委員長(村田千鶴子) それでは、以上をもちまして厚生教育常任委員会を閉会いたします。皆様、御苦労さまでした。                                閉会 午前10時12分...