ツイート シェア
  1. 島田市議会 2018-08-03
    平成30年8月3日経済建設常任委員会−08月03日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    平成30年8月3日経済建設常任委員会−08月03日-01号平成30年8月3日経済建設常任委員会  経済建設常任委員会                              平成30年8月3日(金)                              第 1 委 員 会 室 1.政策課題の調査・研究 2.所管課からの報告   〔危機管理部〕   ○ 危機管理課   〔産業観光部〕   ○ 農林課   ○ 観光課   〔都市基盤部〕   ○ 都市政策課   ○ 建設課
      ○ 建築住宅課   ○ 下水道課 出席委員(6人)  委員長   横田川 真 人       副委員長  杉 野 直 樹  委  員  横 山 香 理       委  員  大 石 節 雄  委  員  八 木 伸 雄       委  員  平 松 吉 祝 欠席委員(なし) 説明のために出席した者  危機管理部長                    眞 部 和 徳  危機管理課長                    天 野 裕 継  産業観光部長                    谷 河 範 夫  農林課長                      堀 井 直 樹  商工課長                      菊 池 智 博  内陸フロンティア推進課長              田 中 義 臣  観光課長                      佐 藤   修  都市基盤部長                    三 浦 洋 市  都市政策課長                    大 畑 和 弘  すぐやる課長                    田 崎 武 明  建設課長                      菅 沼 克 章  建築住宅課長                    秋 山 尚 弘  水道課長                      杉 本 隆 良  下水道課長                     大 石 智 浩  農業委員会事務局長                 鈴 木 高 雄 職務のために出席した事務局職員  事務局担当書記                   岡 田 ちな美                                開会 午前9時27分 ○委員長横田川真人) それでは、ただいまから経済建設常任委員会を開会いたします。  本日の委員会は、お手元に配付してありますレジュメにより進めていきますので、よろしくお願いいたします。  また、3、その他における委員からの質疑等につきましては、委員会として必要と認められるものに限らせていただきますので、まずは発言の趣旨を述べていただきますようお願いします。必要でないと判断したものは、後日担当課に直接お問い合わせいただきますよう、委員の皆様の御協力をお願いします。  それでは、1の政策課題の調査・研究に入ります。  前回6月定例会の時の政策課題の調査・研究に関しては、ここで出された意見としまして、中心市街地活性化については商店街の意見を聞く機会を設けること、また蓬莱橋の水際をきれいにして環境整備すること、どうしたら人が来るようになるか、交流人口定住人口をふやすことを考えるべきだという意見が出されました。賑わい交流拠点については、地元の人と外から来る人の両方の目線が必要であること。どこまで委員会、市議会として意見してよいかなどの意見が出されました。前回この両テーマについては、正副委員長まとめ方向性を出すこととしました。  そして本日ですけれども、中心市街地については商店街の意見を聞くということでありましたけれども、これについてただいま日程の調整中でございます。また、交流人口の増について、またこの両中心市街地賑わい交流拠点について、8月9日、10日と視察に行く予定になっております。そこでまた改めて皆様で視察・勉強していただいて、このテーマについてのまとめをさせていただきたいと思います。  そういう方向性でよろしいでしょうか。その他、今この場で何がございましたら、お願いします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長横田川真人) では、まずはこれから視察と商店街との意見交換会、それでその後でまとめに入らせていただきますので、よろしくお願いいたします。  では、次に2の所管課からの報告に入ります。なお、今回の報告事項の中には次回定例会の議案にかかわる事項も含まれていますので、議案にかかわる質疑につきましては、開会中の常任委員会においてお願いいたします。  それでは、最初に危機管理部危機管理課からの報告をお願いします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) 危機管理課からは、2点御報告をいたします。  まず1つ目ですが、お手元に配付しました平成30年度島田市総合防災訓練実施計画についての御説明となります。お手元の資料をごらんください。  まず1つ目訓練目的2つ目訓練日時、3つ目訓練想定につきましては、そこに記載のとおりでございます。  4番目の訓練内容等の部分でございますが、本年度は従来実施してきました会場型訓練とよく呼ばれているもの、昨年度で言いますと五和小学校を会場にして実施したわけですが、今年度はそういう会場型という訓練の形式はとりません。それぞれの自主防災会自主防災組織機能強化とか、あとは地区の連携といったものに重点に置いた計画となっております。  それぞれの訓練内容になりますが、まず1つ目として地区本部運営訓練ということで、今回は3つの自主防災組織と連携をする形で実施をいたします。それぞれの自主防災組織はそれぞれの地域内の被害状況等々を把握をしていただいて、市のほうへ報告をするといったような流れを検証していただきます。  次に、2つ目金谷地区物資集積所訓練でございます。昨年、この物資の集積・配送の関係の訓練は、ローズアリーナを会場に実施をいたしました。今回は金谷体育センター、これも同じく物資の集積所となっておりますので、そちらで物の受け入れから搬送について、食料物資班であります産業観光部が中心になりまして、民間の業者の御協力をいただいて実施をするということでございます。今回は搬送先を便宜上神座小学校ということに設定をしてありますが、本来だったら金谷地区のということになるのですが、今回その搬送先を暫定的に訓練用として、神座小学校へ配送をするという計画になっております。  3つ目の取水・給水訓練でございます。水が断水したというような設定で、上下水道班水道課を中心に、陸上自衛隊にも来ていただいて、まずは取水場所で水をとってもらう。それから、要請があった三ツ合町の公会堂へその水を給水するといった訓練を予定しております。  4つ目応急手当・搬送(準備)訓練ということですが、今回は幸町の公会堂で、救護班であります健康づくり課と、あと自衛隊のほうにも来ていただいて、身の回りにあるものでとりあえずの応急手当てをするといった訓練をしていただきます。  裏面に行きまして、5番目の瓦れきの搬入・集積訓練でございます。災害瓦れき受け入れ・集積についての、これは衛生班環境課のほうが中心となりまして、その対策あるいは実際の物の動かしを、田代環境プラザを中心に実施をいたします。  5番目の訓練の中止の関係につきましては、そこに記載してあるとおりでございます。  それから、6番のその他でございますが、今まで説明したのは市の総合防災訓練の一環として実施をするものですが、それぞれの市内の自主防災会がそれぞれの訓練計画に基づいて、この日にやるところもありますし、違う日にやるところもございますので、こうしたものが行われているということを御理解いただくとともに、議員の皆様には、それぞれ地元の訓練のほうに御参加をいただけたらと思います。  なお、遺体措置訓練も実施する予定ではおりますが、斎場の日にち、友引とかそういった関係があるものですから、この日にはちょっとできないので、これは別に9月中旬に設定をして実施をする予定でございます。  市の総合防災訓練については、以上です。  2つ目につきましては口頭で御報告を申し上げます。西日本豪雨における被災地への職員派遣についてでございます。  島田市では、県のほうが実施しております広島県呉市への職員派遣に職員を送っております。第一次から第四次がちょうど終わろうとしております。その中で、第二次のほうで建設課の技師を派遣しております。それから、本日から第五次の派遣が始まっておりますが、課税課の職員をちょうど派遣したところになります。あと、今後ですが、8月下旬からになります第八次のほうで、職員をまた1名派遣する予定でございます。それからあと、保健師の派遣がございまして、昨日から子育て応援課保健師1名を派遣しております。  危機管理課からの報告は、以上でございます。 ○委員長横田川真人) 危機管理課からの報告が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  八木委員。 ◆委員(八木伸雄) ありがとうございました。西日本の洪水の支援について、もう少し具体的に、危機管理課でやられていないかもしれません。行政総務課かどこかになっているのかもしれませんけれども、被災地への支援の状況をもし危機管理課のほうで掌握しているようであったら、その説明と、それから職員派遣は、建設課というのは十分理解できますが、課税課が行ったりまた何かその要望、当初は災害の現場のほうで、その次は今度は事務的なこととかいう要請があって職員がかわってくるのか。それと、あとは被災後の対策とか今後の市の防災対策を考える上で、何か視察とかを予定していればお聞かせください。その3点をお願いします。物資とか義援金とか、その関係も、もしわかれば。 ○委員長横田川真人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) まず、被災地への物資の支援の関係ですが、新聞とかマスコミの報道でもありましたが、7月7日土曜日に、被災地の一つであります倉敷市のほうへ物資の支援ということで、夕方からトラックに積み込みをして、その夜、ここにもいますが眞部危機管理部長危機管理課職員が1名、合計で2人が物を、アルファ米を約1万6,000食と水等をそのまま積み込んで、被災地のほうへ物資を届けてございます。それが物資の支援の関係です。  それから、職員派遣の関係ですが、これは基本的には人事課のほうで窓口になって、県からの要請を受けています。 ○委員長横田川真人) 八木委員。 ◆委員(八木伸雄) こういう事務職とか技能者とかいう要請があるのですか。 ○委員長横田川真人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) 職種の要請は特にございません。その中で職員の希望、自分が行きたいというようなことです。 ○委員長横田川真人) 眞部危機管理部長。 ◎危機管理部長眞部和徳) それでは補足します。業務のニーズがあって、課税課の人が行ったのは、いわゆる罹災証明の発行のための支援です。それは2つあって、現場の住宅被害調査をやる部分と、実際窓口で書類を書くというので、課税課の人は基本的に事務のほうをやるのですが、要は県の中で人の回し方をやるので、もしかしたら現場で被害調査も携わるということはあり得ます。保健師の派遣も、いわゆる避難所だとか被災者戸別訪問ニーズがあったので、それで行っている。基本的にはニーズに基づいて、希望者を募って出すということでやっています。  物資の支援は、今後、市として何か支援をやるということは考えていません。ニーズがあればまた別なのですけれども、市として市が備蓄しているものを出したというもののほかに、今回大きかったのは、うちはウエルシア包括協定を結んでいるということもあって、要は染谷市長ウエルシアの会長さんの信頼関係みたいなことで、もうその日の朝、会長に要請をして、夕方4トントラック2台分、例えばおむつだとか生理用品だとかすぐ使いたいものの支援の段取りをしたと。これは極めてまれなケースというか、量的にもタイミング的にも非常に早い段階で、そのニーズは、やはり向こうの倉敷市の行政の市長さんから染谷市長にこんなものが欲しいのですというのがあって、すぐ段取りをしてやったと。  もう一つはローソン支援物資も、実は島田市が段取りをして、ニーズの聞き取りから、それからローソンとの調整、それから搬送まで島田市が全部段取りをして、倉敷市のほうに支援してあげたという、ちょっと異例と言いますか異質なやり方で、できるだけ迅速に物資を送るというようなことは今回やりました。  今後、教訓収集のために調査をするかというようなことについては、こちらから直接調査チームを派遣してということは考えておりません。既にいろいろなところからの、ついこの間県の会合がありまして、課長が参加をして情報収集しましたし、私自身も調査をしてきましたし、きょうの夕方に議員の皆様方に、では島田市はどのような教訓を得て、今後どうしようとしているかというペーパーをお渡ししようと思います。そこの中で大体整理をしてありますので、細部についてはごらんいただきたいと思います。 ○委員長横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 先ほどちょっと伺いましたが、まず、8月26日日曜日の防災訓練です。特に今年は非常に暑いので、その時にやるというと、くどくは言わないけれども、やはり全員出てくると何かが起こる可能性が十分あると思うけれども、その辺はどう考えていますか。 ○委員長横田川真人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) 今、委員御指摘のとおりで、本当に危ないような暑さというところもありますので、自主防災会長委員長会議の場でも、防災訓練実施中の熱中症対策は本当に気をつけてやってくださいということでお願いをしております。人の集め方とか、やる場所の設定とか、そういったところで工夫をしていただくとか、短時間に濃い訓練をしていただくとか、そういったことでお願いをしたいと考えております。 ○委員長横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 特にふだん家にエアコンがかかっている年寄りが出てくるということになると、普通で安全に対策を立てる何々といっても、何か起こりそうな気がするのだけれども、だから、その辺は十分いろいろ検討して、各地域で打ち合わせをして、十分な対策をとってやられるようお願いします。  それと、被災地に職員が支援派遣して、非常に結構なことでいいと思います。また何人も派遣して、それで、そこで島田市は海の近くでなく、海に近いところはほとんどいろいろ対策を行っていますよね。けれども、島田市はおかげで海がない。あるのは水と川と山。いろいろそこへ派遣して勉強してきたと思うけれども、島田市にもそういう危険なところがいっぱいある。派遣して、その後島田市の地理に対しての勉強とか討論とか、見てきたことで、このようなところは危険だというようなことを島田市に当てはめて、いろいろ議論しましたか。 ○委員長横田川真人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) 派遣した職員からは、その行った業務のことの報告をいただいて、今後に取り込んでということになるので、直接それで対策をという話し合いみたいなことはしておりません。今、御承知のとおり、ハザードマップとかを作成しておりますので、そういったものを中心に、あるいは地域は地域で防災マップをつくっていただいたりして、それぞれが自分たちの周りの危険な場所を把握してもらうといったことを、また進めていただきたいと思います。 ○委員長横田川真人) 眞部危機管理部長。 ◎危機管理部長眞部和徳) ちょっと補足します。今、非常にいい指摘をしていただいたのですけれども、後ほどお渡しするレポートにもそのことは触れてあります。  いわゆる千年に一度の洪水になった時に、神座などはもう完全に水没します。市内も大津谷川まで浸水します。それはもうわかっています。沿岸部のどの家屋が流されるというのもハザードマップに載っています。もう一つは土砂災害ですね。レッドゾーンに240戸くらいのお宅が入っています。それをやはり個別に当たらないといけないと私は思っていて、実際我々が現場に行って、そこに自主防災組織とそこに実際住んでおられる方が現地を見て、どこがどのように危ないか。  さっき八木委員からもお話がありましたが、今回気象警報だとか避難情報が出てから行動したのではもう間に合わないというのが最近の災害の特性です。もう警報が出てから行動しても、そんなの絶対間に合わないです。それは地域住民の人方が自分で危険を察知して、自分らで先行的に安全確保の行動をしないといけないというのは、去年の九州北部豪雨、今回の被災でもうはっきりしました。ということは、それを察知できる能力、体制を行政がいかに支援してやるかという仕組みづくりをしないといけないのです。  その一つが、さっき言った防災マップづくりの中で、しっかり現地現物でそれを知ってもらうことと、今度水位センサーの配置をもう既に始めています。それを設置する範囲を広めていく。土砂災害センサーも、今、実証実験を始めようとしています。そんな取り組みを進めていくということを考えています。 ○委員長横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 今、部長の話で間に合わないと。確かに大きなお金を払って間に合わないのはあるのだけれども、いつもハザードマップだ何だかんだと言っても個人がなかなか、そこの地域で川が破裂しそうな地域とか大きく分けて、マップでなくて説明をしていく必要があるとは思う。それで、確かに大変なのはわかる。お金がかかるのもわかる。だけど、人の命が一番大事だと常々市長も言っている以上は、予算をとって進めていくべきではないかと私は思う。  その中で、前にも一般質問で私は質問したのだけれども、最終処分場が、今、検討していますと。これは前から長いこと最終処分場をつくる、つくると言って、土地がない、土地がないと言っている。それであれだけの地震が来たら、この辺が一括になってよそに頼んで処分をしてくださいということはできないと思う。せめで自分のところで出たごみは自分のところで処理をする最終処分場。島田市は最終処分場がないので、これは多分大井川に置きっ放しになってしまうと思いますよ。臭くて病気になる。本当に大変なことですよ。だから、前にも最終処分場はどうなっているのだと。何も進んでいない。答えが出るか。  だから、そういうことと阿知ケ谷処理場の煙突……。 ○委員長横田川真人) 平松委員、ずれていますので、防災のほうでお願いします。 ◆委員(平松吉祝) 防災ですよ。今のを見ましたか。よけい傾いてきている。あれのタイムスケジュールがいつになるか教えてください。 ○委員長横田川真人) 平松委員経済建設常任委員会では環境課がございませんので、防災の答えられる範囲で結構ですので、お願いします。 ◆委員(八木伸雄) ちょっといいですか。平松委員委員間討議というか、ちょっと誤解しているようなので、私はそう感じたので、いいですか。
    委員長横田川真人) では委員間ということで、八木委員。 ◆委員(八木伸雄) 間に合わないと言ったのは、市の予算とか対応が間に合わないのではなくて、今の災害というか豪雨というのは、気象庁とかいろいろなデータが出てからではもう間に合わないよという意味だから、そういう意味の間に合わないだから、市の対応が間に合わないという意味ではないので、少しその辺をよく見てやらないと。 ◆委員(平松吉祝) はい、わかりました。ありがとうございます。お金も間に合わない。 ◆委員(八木伸雄) 処理場のほうはわからないですよ。 ◆委員(平松吉祝) それでは、それはいい。 ○委員長横田川真人) ちょっと待ってください。先ほどの最終処分場に関して、環境課はいないのですけれども、危機管理部のほうで何かありましたら。  眞部危機管理部長。 ◎危機管理部長眞部和徳) 最終処分場のことについては鋭意検討を進めています。独自の処分場を市が持つべきなのか、外出しをするのかということは、まだそれは両方のオプションは持った状態で検討しているのです。  じゃあ、当面はどうするのですかといった時に、外出しがいろいろな意味で、コストの面も、実際確実に処理をできるということからしても、いろいろな意味でいいのですねということはあるのですが、では未来永劫外出しでやるのですかということを決めたわけでもないし、最終処分場を自前で持つということをやめたわけでもないし、それは鋭意検討を進めているということです。最後は私が答える立場にないのであれです。  阿知ケ谷のほうも、早く処理できるように具体的なことも進めているというふうに私は理解しています。 ○委員長横田川真人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 余分なことを聞いたかもわからないけれども、危機管理課にも私が今言ったことは関係あると思うのです。向こうに倒れたら、市の職員があそこに四十何人いるのですよ。 ○委員長横田川真人) 平松委員、そこの部分はやはりちょっとずれていますので、控えていただきますようお願いします。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 防災訓練。大地震ばかりではなく、このごろは集中豪雨もあったりしているのですが、一つ、この前眞部危機管理部長にも出てもらって、川根地区でたまたま防犯会議をやった時にすごくショックなことが2点あったと。  1点は、若くもない人なのですが、こんなハザードマップがあったのを僕は知らなかったですという市民の意識。各戸に配布してあると。こういう機会だものだからそういう意識を高めてもらって、自分の地域がイエローなのか、レッドなのか。レッドの人はもちろんよくわかっている。どういう位置にあるかということをしっかりと把握するその意識を高めてもらうというのが、ひとつ大事なのかなと。  それから、そこの中で話をしている中で、同報無線が聞こえないのだと。それは聞こえなければ、すぐ言ってもらえれば何とかしますよという話はしていたのですが、防災メールのことも伝えたら、私はスマホじゃないから入らないと。このごろは普通のガラケーでも入るようになっているようですが、要するにそういった手段、同報無線、それから防災メールがあるのですが、私も年寄りとかそういった方々に言うのですが、まず防災の意識が受け身過ぎる。先ほど言ったように、準備情報が出てもわからない。もう周りの状況を見たら、普通人間はこれは危ないよねと思ったら、近所の人に聞くとか班長に聞くとか自治会長に聞くとか、それを自分の身は自分で守るのだというのをどこかで伝えておかないと、いつまでたっても、さっき役所が言っても気象庁が言っても間に合わないと。それはあくまでも他人頼りであって、特に市民の皆様、今回の西日本豪雨でもそうですが、ある地域では全然被災者が出なかったという地域もございました。  まずそういう市民の意識を高めることもこういった訓練の中のどこかに入れないと、行政が言ったから逃げたとか、言わなかったから逃げなかったとか、聞こえなかったから何もしなかったという意識の人が少なからずいるのだなということを感じたものですから、そこのところは何かどこかでこういう防災訓練とかほかの時も含めてやっているとは思うのですが、もう一歩やらないと、実際の時に大きな被災者がでるのではないかなという危機を感じたものですから、ということで、もしあれば。 ○委員長横田川真人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) 委員御指摘のとおりで、防災に限らず、市民の皆様の意識を高めるというのが何においても非常に難しいと思っています。  住民の皆様については、しっかり正しく恐れてもらって、正しく避難する行動を直ちにとってもらいたいということは、ずっとこちらも言っております。逆にそのために、市のほうがどういう伝達の仕方があって、どうやって情報をお知らせすればいいかという市のほうの問題ももちろんございますので、その両方を、意識を高めるためのこれだというものが具体的にないのですが、機会あるごとにという言い方しかありませんが、高めていけるように、結果として高まるようにはしていきたいと思っています。 ○委員長横田川真人) 眞部危機管理部長。 ◎危機管理部長眞部和徳) そういう意味で、今、課長が言ったとおりで、例えば今回台風12号で避難情報を出さなかったのは島田市だけです。周辺市町はもう全部出しています。市長のところにも、何で島田市は出さないのだと住民の方からすごくあったそうです。私のところにもありました。だけど、それは出さなくてもいいというか、出す必要がないと明確な根拠があって、見通しを立てて、実際にずっと追いかけていって出さなかった。  私はそういうことが大事なのだと思うのです。何でもかんでも実績づくりというか、後から責任を問われないように、出せばいいというものではないだろうと。本当に危ない時に出す。本当に言わなくていけない時は「逃げろ」と。私が直接逃げろというか、市長が直接逃げろと呼びかけるぐらいのことをやって、やはり効果を高めていくということになると思うので、だから私は、大石委員から今、本当にいい御指摘をいただいたのですけれども、そういったことをやりながら、意識を高めていくということを取り組んでおります。 ○委員長横田川真人) ほかにございますか。 ○副委員長(杉野直樹) 横田川委員長。 ○委員長横田川真人) では、私のほうから。  先ほど、眞部危機管理部長ハザードマップの件のお話の中で、神座の地域を例に出されたのでちょっとお伺いをしたいのですけれども、洪水時に大体沈むところがあるというお話なのですけれども、その洪水というのは、例えば雨で水がたまった洪水なのか、例えば大井川ないしその地域の短い川が氾濫して水が出るのか、どういうふうな洪水を想定されているのでしょうか。 ○副委員長(杉野直樹) 眞部危機管理部長。 ◎危機管理部長眞部和徳) 千年に一度の国交省が出している浸水は、決壊というか越水した結果、堤防が破堤をするというシナリオで浸水するということを言って、実はあれの出し方というのは、結果として千年に一度と言っているのです。今は百年に一度ですよね。  要は堤防が決壊をするといった時に、どのような雨が降るのでしょうかと。それというのは、計算してみたら千年に一度の雨ですねということになります。要は鬼怒川の時の教訓を得て、決壊をしたということになった時にどのような状態になりますかというのが、千年に一度のハザードマップです。ですから、前提は決壊するという。  どこが決壊するのですかというのは幾つかポイントがあって、それはちょっとコンピューターの世界でやっているので、実際そうなるかわかりませんけれども、そういったことでシナリオができている。 ○副委員長(杉野直樹) 横田川委員長。 ○委員長横田川真人) 後ほど説明があると思うのですけれども、牛尾山の開削が完了したと思うのですけれども、そうなった場合でも、やはりその大井川の堤防の越水もしくは決壊というのが想定されているのでしょうか。 ○副委員長(杉野直樹) 眞部危機管理部長。 ◎危機管理部長眞部和徳) 結論から言うと想定されています。では、何のために牛尾山を広げたのか。細かいことを言うと、実は牛尾山の工事が完了する前の去年の7月ぐらいの状態でのシミュレーションなのです。ですから、今完全に広げ終わって、ではどうなるのですかというと、ちょっとハザードマップも変わってくると思いますが、いずれにしてもあのハザードマップの狙いは、ハードでは追いつかないので、ソフト対策で安全を確保しましょうということのためのハザードマップです。だからその前提は、決壊を常に前提にしてハザードマップをつくるということになっています。  当然、牛尾山を開削したことで、そのリスクというのはかなり低くなっていますが、今、まだ不十分なのは神座の護岸。今、延ばそうとしていますが、あそこができない限りは、まだリスクとしては残っていると思っています。 ○副委員長(杉野直樹) 横田川委員長。 ○委員長横田川真人) もう一つ、防災訓練についての何かあった時の中止に関してなのですけれども、警報が発表された場合というのが1つありますけれども、1つでも警報が出たらやめるのか。  またそれの連絡方法ですけれども、何年か前、防災メールとかで個人に来たものですから、それで自治会にそういう情報を流して中止と決めたのですけれども、午前7時だとちょっとどうなのかなというのがあります。連絡方法とか、どのようにして周知するのか、その2点をお願いします。 ○副委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) 市のほうの総合防災訓練の中止の決定というのは、ここに記載したとおりでございます。関係する自主防災会、今回で言うとここにある3つの自主防災会には、会長、委員長にも電話連絡等々で周知をしたいと思っています。その他の要は独自にやってくださる自主防災会については、中止とか何かの判断はそれぞれでしていただくということになります。 ○副委員長(杉野直樹) 横田川委員長。 ○委員長横田川真人) 警報は1個だけ出ても、もう中止という判断でいいですか。 ○副委員長(杉野直樹) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) そこは基本的に大雨洪水警報は、もう1つ出てももちろんします。暴風警報はちょっとその時の判断にもよるかと思います。 ○委員長横田川真人) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長横田川真人) それでは、次に産業観光部から報告をお願いします。  初めに農林課からお願いします。  堀井農林課長。 ◎農林課長(堀井直樹) 農林課からは、9月補正で計上を予定しております2件の事業概要につきまして、あらかじめ口頭で御説明させていただきます。  まず、9月補正の1件目としまして、大代川農地防災ダム管理経費の増額を予定させていただいております。このダムは県が設置・管理の主体となっている施設ですけれども、これを市が維持管理を委託されております。この管理経費は市と県で2分の1ずつ負担することになっており、予算上は市が全額を計上し、その半額を県委託金として受領していきます。今年度の当初予算におきましては1,167万6,000円を計上し、主にダム管理兼諸経費や通信施設保守経費、堆砂量調査などの支出をしております。  このたび、本年3月に実施した堆砂量調査におきまして、基準値を16%ほど超えていることが報告されました。近年の全国的な豪雨災害、渇水などを踏まえまして、県より災害防止の観点から、早急に土砂の排出に着手すべきとの指示を受けまして、この9月補正で予算計上しようとしております。除去すべき土砂の量が約2,000立方メートルということで非常に大量ですので、処分場の確保が問題になったら、今年度と来年度、半分ずつ実施するものとしまして、今回の補正として1,130万円分の計上を予定させていただいております。  2件目としまして、農地中間管理機構関連、農地整備事業負担金の新規計上を予定しております。昨年9月に改正土地改良法が施行されまして、農地中間管理機構に農地を預けて基盤整備を行う場合、一定の要件を満たせば、地元負担金なしで実施できるようになりました。これを受け、県と市町で牧之原地域の茶園基盤整備を進めるための検討会が行われ、長期的に取り組んでいく方針が提案されております。そして、今年度から具体的なアプローチ手法や全体的な整備の考え方などの茶園基盤整備構想を県が策定することになりましたので、今回、9月補正でそのための策定費用200万円の2分の1、100万円の負担金を計上する予定であります。  また、落合地区の水田につきましては、昨年度から国営大井川農業水利の受益地となり、安定した用水の供給を受けるようになりましたが、水田の圃場整備が長年の懸案となっております。以前より地元農業者を中心に圃場整備の検討会を重ねてまいりましたが、今回土地改良法の改正を受け、農地中間管理機構を利用した圃場整備事業を進めるという構想を県が策定することとなりました。今回、9月補正でそのための費用300万円の2分の1、150万円の負担金の計上を予定しております。  県負担金も含めて、その2つの事業を予定しております。  農林課からの報告は以上です。 ○委員長横田川真人) 続いて、観光課からお願いします。  佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) それでは、観光課から1点御案内をさせていただきます。お手元にお配りしてあります「鵜山七曲パラグライダーオープンカップ2018の開催について」をごらんください。  平成27年にパラグライダーの愛好家によりまして、川根町葛籠の朝日段公園付近にオープンしました鵜山七曲パラグライダーパークを会場に、初めての大会を8月25日土曜日と26日日曜日の2日間開催をいたします。  この大会は愛好家による鵜山七曲オープンカップ実行委員会が主催で、全国から約80人の選手を募集し、開催いたします。記載はございませんけれども、市と観光協会においては後援をさせていただきます。  大会初日の8月25日土曜日は、午前10時から川根文化センターチャリムで開会式を行った後、選手はスタート地点となる鵜山七曲パラグライダーパークに移動して、10時半過ぎ、準備が整い次第ということですけれども、競技が始まるというようになっております。  競技方法はGPSを利用したレースで、その日の気象状況などによって決定されたチェックポイント「タスク」と呼ばれる地点を回り、スタート地点からゴールまでにかかった時間を競い合うタイムレースとなっております。  ゴール地点は、資料には記載がございませんけれども、やはりこれも当日の気象条件により決定されることになるということでございます。現時点での候補地としましては、川根中学校近くの稲荷スポーツ広場と、現在も使われている葛籠のスポーツ広場、そしてもしくは川根本町のくのわきキャンプ場のいずれかを予定しているというようなことでございます。  コースの設定については、プロライダーにより安全面を十分に配慮した設定となっており、当日にならないと決定しないというようなことでございます。山並みの青空に色とりどりのパラグライダーの飛び交う大会は、見ていただくにも楽しいスポーツであると感じております。このパラグライダーオープンカップは市としましても新たな観光資源と捉えていることから、大会期間中、観光課からも職員を派遣し、選手受付や公用バス、公用車で選手の送迎を行うなど、大会の運営をサポートしてまいりたいと考えています。  8月26日日曜日、防災訓練の開催日でございますけれども、ぜひとも議員の皆さんにおかれましては25日も開催しておりますので、今大会のPRをお願いするとともに、観覧もしていただき、地域のにぎわいの創出にお力添えを賜りますようお願いを申し上げます。  以上、観光課から報告をさせていただきました。 ○委員長横田川真人) 産業観光部からの報告が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 今日、初めてこれを聞いたのだけれども、全国的にやるというので、どのように大きく宣伝をやるのか。ただ配り物を配って終わるか、宣伝はどのぐらいの規模予定ですか。 ○委員長横田川真人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) やはり初めての大会でございますので、うちのほうもチラシを用意をさせていただきながら、当然ホームページ、チラシ、そしてマスコミをやはりうまく使いながらPRさせていただく点は十分考えております。  そして、最初に言い忘れました。これは今回初めての大会になりまして、さらに10月13日、14日におきましても、よりレベルの高い選手たちによる大会も開催をしたいというようなことを伺っているものですから、そうしたことも含めながら要するにPRしていきたいと考えています。 ○委員長横田川真人) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長横田川真人) それでは、次に都市基盤部からの報告をお願いします。  初めに都市政策課からお願いします。  大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 都市政策課からは、策定作業を進めております都市計画マスタープランの改定に係る市民アンケート調査の実施について御報告申し上げます。本件につきましては、お手元に資料を配付させていただきましたので、あわせてごらんいただきたいと存じます。  今回の市民アンケート調査の目的でございますが、都市計画マスタープランにおいては、都市計画的な視点からの都市の将来像やまちづくりの方向性、総合的な土地利用の方針や都市施設の整備方針など、市の都市計画に関する基本的な方針を定めてまいります。そのための参考として、まちの現状、課題、目標とする将来の都市像などについて、市民の皆様の御意見を伺おうとするものでございます。  実施概要でございますが、市内外から広く本市の現況等に関する御意見を伺うため、郵送方式に加え、ウエブ方式を利用して実施してまいります。まず、郵送方式につきましては、20歳以上79歳までの市内在住者2,000人を対象に調査票を郵送し、御回答いただくこととしております。またウエブ方式につきましては、本計画の策定支援を委託している委託会社を通じまして、楽天リサーチ株式会社の志太地域のモニター会員5,735人にメールを送りまして、アンケート調査を実施してまいります。いずれも平成30年8月10日金曜日に発送いたしまして、2週間後の8月24日金曜日を回答期限として進めてまいります。  次に、質問項目でございますが、お手元の資料の3番目をごらんいただきたいと存じますが、郵送方式では、性別、年齢、職業等の属性をお尋ねし、まちの現状や将来の都市像、今後の居住意向、将来に向けた都市の課題などを伺います。またウエブ方式につきましては、資料裏面に記載のとおり、島田市のイメージ、魅力、課題などについて、近隣市にお住まいの皆様を含めて御意見を伺ってまいります。  なお、本アンケートの実施につきましては、事前に市ホームページにて実施概要をお知らせするほか、8月10日開催の自治推進委員連絡会議においても御連絡をしてまいります。  また、調査結果につきましては内容を整理した上で、市ホームページにおいて公表するとともに、委員の皆様にも御報告させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上、都市政策課から御報告申し上げます。 ○委員長横田川真人) 続いて建設課からお願いします。  菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 建設課から、大井川の牛尾山開削工事、平成の大改修の完成披露式典について、口頭で説明させていただきます。  以前、7月28日土曜日10時半から披露式典を行うということでお知らせしたことでありますが、台風12号により延期とさせていただきました。延期日につきましては、8月25日土曜日午後2時半からを予定しております。委員長、副委員長につきましては御出席くださいますようお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○委員長横田川真人) 続いて、建築住宅課からお願いします。  秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 建築住宅課からは、9月補正を2件予定しております。そのほか、島田市手数料条例の一部を改正する条例案を9月議会へ提出する予定をしておりますので、口頭で御説明申し上げます。  まず、9月補正の1件目といたしまして、6月18日に発生いたしました大阪府北部を震源とする地震では、ブロック塀、石塀の倒壊によって、お2人の命が失われました。地震発生後、ブロック塀等を設置している市民の皆様から市に、ブロック塀の撤去に関する補助制度の内容のほうが多く御相談をいただいております。このため、当初予定しておりました予算額を上回る補助申請が見込まれることが判明いたしましたので、見込まれる金額を今回の補正予算に計上する予定でございます。  2点目といたしまして、既存建築物耐震性向上事業及び木造住宅耐震補強助成事業、いわゆる昭和56年5月以前に建築された木造住宅の耐震補強計画書の作成費、それから耐震補強工事に対する補助金につきまして、当該補助金の財源を一部としている社会資本整備総合交付金の内示に伴いまして、財源の組み替えを行わせていただきます。それとともに、当初予定しておりました予算額を上回る補助申請が見込まれることから、所要額を今回の補正予算に計上する予定でございます。  次に、島田市手数料条例の一部を改正する条例案につきまして、御説明申し上げます。平成30年6月20日に、建築基準法の一部を改正する法律案が国会において可決・成立をいたしました。これに伴いまして、建築基準法第43条の規定に基づく建築行為に係る接道規制の特例許可手続が簡素化をされました。  この法律の改正に伴いまして、市において法令に適合する道路の認定を行うことに伴いまして、その認定行為に係る手数料を徴収をいたします。このため、島田市手数料条例の一部を改正することにより、徴収する根拠を規定するものでございます。
     以上、建築住宅課から御報告申し上げます。 ○委員長横田川真人) 続いて、下水道課からお願いします。  大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 下水道からの報告ですが、お手元の「島田市公共下水道事業計画区域の拡大について」の資料ををごらんください。  下水道課では、昨年度の2月に経済建設常任委員会で報告させていただきましたアクションプランに基づき、整備を進めております。資料の1枚目の両面が委員会用報告資料で、2枚目の両面が関係地区への回覧、お知らせ通知となります。  1枚目の委員会報告資料につきましては、背景として、アクションプランの大きな目的、概要、今までの経過、今後の予定が記載されております。その中で、拡大する区域につきましては、裏面の図面の赤塗りされたところの中河町、中央町、中溝町、若松町、三ツ合町、稲荷三丁目、四丁目、向島町の一部区域で、合計で62ヘクタールとなります。下水道ニーズの拡大につきましては、昨年3月にアクションプランが策定され、委員会への報告後、事業計画の縦覧期間を設け、県の許可がおりました。その後、指定工事店やし尿処理組合への周知、関係する自治推進委員への回覧通知の応諾をいただきまして、今回経済建設常任委員会への報告と地元への回覧通知を配付させていただくことになりました。  これからの予定としましては、図面で灰色で塗られたところが平成29年度までの事業計画区域224ヘクタールとなります。現在までの整備された区域は214.5ヘクタールで、整備率96%となります。今後、赤塗りされたところですが、おおむね平成35年までに62ヘクタールの区域を整備し、その後平成38年までに38ヘクタールを整備する計画です。アクションプランは、ホームページで掲載していきます。今後、各年度で整備をすすめる地区や、整備状況により予算や進捗状況を精査しながら、地元と調整を図りながら、事業説明会、工事説明会を開催していきます。  2枚目の回覧通知ですが、計画区域となった地区への区域拡大のお知らせ本となります。主な内容ですが、1では拡大となった計画区域で、2では下水道区域内において単独浄化槽から合併浄化槽へ変更する場合に、補助金の交付を受けられなくなることや、3では平成35年までに整備を進め、受益者負担金、宅内配管の個人負担や下水道料金が必要となることが記載されております。1枚目の委員会資料でも話をさせていただきましたが、今後各地区の整備計画を立てながら精査し、段階的に事業説明会や工事説明会を開催していきます。  それから、資料はありませんが、現在の下水道事業の状況です。現在本通五丁目から六丁目にかけて工事を進めております。事業説明会は、6月から7月にかけて本通五丁目、六丁目、七丁目、高砂町を対象に、整備予定、受益者負担金、下水道使用料、排水設備につきまして説明会を開催いたしました。今後、本通六丁目、七丁目、高砂町につきましては、工事説明会を8月23日、27日に開催し、交通規制や騒音、出入り口の確保、駐車場等、請負業者を交えて地元に御理解・御協力をいただき、工事を進めてまいります。  以上、下水道課から報告させていただきました。 ○委員長横田川真人) 都市基盤部からの報告が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 区域が広がって、これからまだ旧の区域に、今説明があったように説明をしていると。新しい区域は今後計画的にやっていくということですが、あまりこういうお金の話をしたくない。要は総合的にここを全て配管というか、全てやった場合の試算というのはされていますか。 ○委員長横田川真人) 大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) アクションプランで10年間の計画というのが示されているかと思います。それで、今後につきましては、企業会計に移行する平成32年、経営戦略自体をまたこちらのほうで台帳整理と整備計画を立てながら照査していきたいと考えております。 ○委員長横田川真人) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) その経営戦略の中でこれだけ広げるということは、全部が加入していただければ、少しは財政が楽になるという判断でよろしいか。 ○委員長横田川真人) 大石下水道課長。 ◎下水道課長(大石智浩) 経営戦略健全化ということで、当面1日の処理量というのが今現在6,900トンございます。今現在1日3,000トンから3,300トンということで、量自体は安定しております。区域拡大というのが、平成35年までに60ヘクタール、その後38ヘクタールと全体で100ヘクタール拡大していく範囲内につきましては処理できるとうちのほうで判断しておりまして、効果性を考慮し、計画しております。  以上です。 ○委員長横田川真人) ほかにございますか。  杉野副委員長。 ◆委員(杉野直樹) 都市計画マスタープランのアンケートのことですけれども、アンケートのとり方として、今回楽天リサーチにお願いするということで、そういった会社にお願いするということなのですけれども、これまでこういったインターネットというかIT企業にリサーチをお願いしたという例は、島田市としてはあるのでしょうか。 ○委員長横田川真人) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 私が知っている限りでは、これを使ってやっているとか、これをメーンにやっていることはなかったかと思います。今回はこういう時代になっていますので、回答しやすさということがありましたのでやってみようということです。ただし、信頼度といったところはちょっと弱いのかなというふうには受けとめていますので、結果も見ながら、これからもこういう展開ができたらいいかと考えています。 ○委員長横田川真人) 杉野副委員長。 ◆委員(杉野直樹) このリサーチ会社なのですけれども、今回楽天にお願いするという話ですけれども、ほかの会社もあるということですか。そういうところも検討はされたのでしょうか。 ○委員長横田川真人) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 今回については、市の仕様で業務委託会社にお願いしたのではなく、業務委託会社からのプロポーザルの際の提案として、こういったことをやりたいということでしたので、その後の会社選定については、委託会社のほうに任せたというのが実情でございます。 ○委員長横田川真人) 杉野副委員長。 ◆委員(杉野直樹) では基本的な話を聞きたいのですけれども、こういうのをお願いすると、どれぐらい費用がかかるのでしょうか。 ○委員長横田川真人) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) きのうも来たものですから、それを聞こうとしたのですが、委託料の中の一部ですというふうにしか答えてもらえなかったので、ちょっとまた独自に調べてみたいとは思っています。あまりかからないとは聞いております。 ◆委員(杉野直樹) またわかったら、教えてください。 ◎都市政策課長(大畑和弘) はい。 ○委員長横田川真人) ほかにございますか。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 今のアンケートのことで、対象等が郵送方式で20歳以上79歳までと。まだ18歳は成人と認められていませんが、18歳以上の検討はされたかどうか。 ○委員長横田川真人) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 最初に年齢設定については少し議論をいたしました。18歳が成人になるのは2022年の4月からと聞いておりますので、学校にお断りを入れたりとか、あるいは未成年ですので親を通してとか、そういったこともあろうかということで、今回はちょっと複雑になるのでやめようということにいたしました。  それから、79歳のほうについても、高齢の方のウエートは重いものですから、やはりその辺ぐらいまでは聞かなければということで、75歳までとするか、79歳までとするかというのをしましたけれども、79歳であっても大体平均余命というのが10年くらいあると聞いておりまして、80歳でもあと10年くらいは御健在だということを聞いておりましたので、79歳までとしようということにいたしました。 ○委員長横田川真人) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 将来的なことを立てる計画、これは私も別に高齢者に聞くのは意味がないというつもりではなくて、逆に言ったら若い人の意見を多く聞くという考え方のほうがいろいろな意味で今後に役に立つかなということを思ったものですから、ちょっと質問させていただきました。  以上です。 ○委員長横田川真人) ほかにございますか。  それでは、以上で所管課からの報告が終わりました。  委員会の皆さん、当局の皆さん、所管課からの報告についてはよろしいでしょうか。  八木委員。 ◆委員(八木伸雄) 時間があればと思ったのですけれども、時間があるようですので聞きたいのですが、パラグライダーの件ですけれども、参加人数が80人……。 ○委員長横田川真人) パラグライダー、すみません。では、その他でいきます。今から入りますので。 ◆委員(八木伸雄) その他でいいですか、さっきのところで言おうと思ったけれども、時間が。いいですか。後で言うということでいいですか。 ○委員長横田川真人) はい、いいです。 ◆委員(八木伸雄) すみません。さっき聞けばよかったのですが、あまり長くなってはいけないと思ったのですけれども、パラグライダーの大会が80人を予定しているということで、これだけ来てもらえると非常に交流人口、観光に役立つなと思っているのですが、8月25日、26日という日が夏休み中の最後の土日ということで、通常夏休み、もう今から普通の宿泊施設ですと、きょう頼んでもなかなか25日、26日の土曜日というのはネットで調べても空きがないのです。これは宿泊とかの関係をどのように考えているのかということと、それからよくわからないですけれども、この競技ということからいくと……。 ○委員長横田川真人) 八木委員、1個1個お願いします。 ◆委員(八木伸雄) 1つずつ、じゃあ、先ほどの宿泊の関係はどのように考えているか。 ○委員長横田川真人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) まず、宿泊の件でございますけれども、選手の皆様方に関しましては、山の家を活用していただくということで、押し込むという言い方は悪いですけれども、そこのところで懇親会も含めて夕飯、朝食もということで、車で来る方もいらっしゃると思いますので、そういったところで対応させていただきたいと思っているものでございます。 ○委員長横田川真人) 八木委員。 ◆委員(八木伸雄) それは大変山の家にとってもありがたいことです。笹間のほうもまた不足だったら使っていただくようなことを考えていただいても。川根温泉とかはおそらく満杯だろうと思ってお聞きしたのですけれども、そういった施設を先に予約しておけばいいかなと思います。  それから、この競技の内容がよくわからないのですが、多分こういうのだと全く初めて来たところでフライトするというのは、もし上位を目指している人はちょっと大変なので、事前にも来るかと思うので、そういう効果というのも非常に期待できると思って、その辺は大会を開くだけでなくて、まちとか、あるいは事前のフライトの練習でも非常に効果があるのではないか。その辺の効果というのか見込みというのはどのように見ていますか。 ○委員長横田川真人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 申しわけございません。私も初めてこうした大会を決めるというようなことで、いろいろお話を伺いました。  まず、80人の件なのですけれども、多分80人満杯になるのではないかなとおっしゃっていたのですけれども、ただ今回は、先ほど10月13日、14日はもっとより高いレベルの選手がお見えになると言ったのですけれども、今回はちょっと1ランクか2ランクぐらい下の大会になるようなのですけれども、飛ばれる方は一流の方もいるのだけれども、そこまで行かないような方々が来てくれているよというような形になります。  そうした中でその地勢というか、簡単に言うと空のオリエンテーリングというようなものになろうかと思うのですけれども、GPSを持って飛ばれる。これまでなれた方々が飛ばれるというものですから、そうしたような知識を持ち合せた方々で経験を積んだ方というようなこともありますので、その辺はリサーチが事前に必要なのか、必要ではないのかというのは、ちょっと聞かれると私は認識がないものですからお答えできないのですけれども、そんなには難しいようなことは、主催者側はおっしゃっておりました。事前準備として来ていただくというようなのがあれば、非常にありがたいお話だなと思いましたので、今後そういうようなことも主催者側とお話をさせていただきながら、また活用できるところは活用させていただたいと思います。 ○委員長横田川真人) 八木委員。 ◆委員(八木伸雄) それから、情報として全く知らないものですからお聞きするのですけれども、参加者募集とか、あるいは見学者をより来てもらうための情報発信ということをどのように考えているという話はあったのですが、チラシをつくるということですけれども、これは何かマニアの人の情報誌みたいなものがあるのですか。その辺とか、あと、パラグライダーそのもののショップみたいなものは県内とかにあるのですか。その辺の情報としてもしわかれば、教えてもらいたいと思います。 ○委員長横田川真人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 情報誌につきましてはございます。そうしたような情報誌を主催者側は、費用の面があろうかと思うのですけれども、要するに載せていただけるかどうかちょっとわからないのですけれども、一応あるのかなとは思います。ただ、実際できるのかというのはちょっとまた別の問題になるかなと思います。  それとあと、ショップの件でございますけれども、やはりそうしたようなショップ、専用のショップはあると思いますので、そうしたところの部分もうまく利用しながらPRしていこうかなと考えています。 ○委員長横田川真人) 八木委員。 ◆委員(八木伸雄) ぜひそういったショップ、あるいは情報誌等も利用して、この際ですのでぜひ情報発信をして、費用対効果を高めるような、このメッカになるように、それぐらい大いに頑張っていただきたいと思います。 ○委員長横田川真人) 佐藤広報課長。 ◎観光課長(佐藤修) ありがとうございます。やはり最初のお話でもさせていただきましたけれども、新しい観光資源になり得るものだと認識しておりますので、そうしたような情報発信というところをうまく活用しながら、にぎわいの創出に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○委員長横田川真人) それでは、3のその他に入ります。  執行当局から連絡事項等がありましたら、お願いします。  それでは、委員の皆さんから、委員会として確認しておきたい事項等がありましたら、お願いします。なお、発言に当たっては、その問題について委員会内で共通認識を持ち、委員間討議につなげていきたいと思いますので、発言の趣旨を簡潔に御説明ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長横田川真人) それでは、なしということで、最後に本日の委員会委員長報告につきましては、委員長・副委員長に一任とさせていただいてよろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長横田川真人) それでは、そのようにさせていただきます。  以上をもちまして、経済建設常任委員会を終了します。                                閉会 午前10時38分...