島田市議会 2018-08-03
平成30年8月3日厚生教育常任委員会−08月03日-01号
委 員 森 伸 一
欠席委員(なし)
説明のために出席した者
健康福祉部長 横田川 雅 敏
福祉課長 岡 部 隆 祥
長寿介護課長 杉 本 正 晴
包括ケア推進課長 酒 井 敏 弘
健康づくり課長 清 水 寿 道
健康づくり課技監 天 野 由美子
健康づくり課技監 紅 林 みな子
国保年金課長 千 澤 毅
こども未来部長 孕 石 晃
子育て応援課長 石 間 幸 典
保育支援課長 鈴 木 龍 彦
教育部長 畑 活 年
教育総務課長 平 松 栄 治
学校教育課長 池 谷 英 人
学校給食課長 高 橋 淳
社会教育課長 南 條 隆 彦
スポーツ振興課長 加 藤 雅 通
図書館課長 小 澤 弥栄子
文化課長 太 田 直 樹
病院事務部長 今 村 重 則
経営企画課長 大 塚 昌 利
病院総務課長 杉 山 悦 子
医事課長 大久保 勉
病院建設課長 大 畑 英 生
看護専門学校副校長 松 永 則 子
職務のために出席した
事務局職員
事務局担当書記 山 本 敏 幸
開会 午前9時28分
○
委員長(
村田千鶴子) それでは、ただいまから
厚生教育常任委員会を開会します。
なお、本日、
桑原看護専門学校教務課長が公務のため欠席するとの連絡がありましたので、御報告いたします。
それでは初めに、1、
政策課題の
調査・研究についてです。まず、田代の
郷整備事業からです。さきの7月24日の
委員会で
事業スケジュールが静岡県
ワシタカ類保護対策検討委員会の
意見を踏まえて入札が8月中旬から下旬になり、工事も9月からと着手が少しおくれるとの報告がありましたが、その後何か
報告事項がありましたら、お願いいたします。
加藤スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(
加藤雅通) それでは、資料をお配りさせていただきましたけれども、7月24日の
常任委員会におきまして御
意見をいただきました田代の
郷整備地の気温の状況につきまして
調査をしましたので報告をさせていただきたいと思います。
調査につきましては、比較をするため、
大井川緑地、
中央公園、田代の
郷整備地の3カ所で3日間の
調査を行いました。
調査項目は、気温、湿度、
暑熱指数(
WBGT・暑さの厳しさの程度)について、午前11時前後、午後3時前後の2回、土及び芝生の箇所について測定を行いました。なお、田代の郷については、アクティブプレイゾーン及び憩いのゾーンの箇所、いずれも
雑草地になりますけれども、こちらの測定をしております。天候につきましては、曇りの日と晴天の日をそれぞれ測定しております。
測定の結果につきましては、配付しました資料のとおりでございます。詳細な分析はしておりませんので、
調査結果のみ報告をさせていただきます。なお、今回の
調査につきましては、3日間のみの
調査であることと、風の状況や天候、測定する場所によって数値は変動してくると思われます。また、田代の
郷整備後の地面の状況によっても変わってくると思われますので、参考の数値として御承知おきいただければと思います。
それでは、
調査結果ですが、今回の
調査では曇りの日の数値につきましては3カ所ともそれぞれ大きな差はございませんでした。晴天の日の気温につきましては、全般的に
中央公園、田代の郷に比べ、
大井川緑地が若干低い状況でした。田代の郷は
中央公園より若干低い気温でありました。河川敷は風があるということから気温が若干低いのではないかという推測はしているところでございます。また、
WBGTでは、晴天の日はやはり高くなっており、いずれの場所も
厳重注意レベルとなった時間帯がございます。
中央公園では若干高い状況でございました。表の一番右側にありますけれども、温度を平均で見てみますと、
大井川緑地が30.3度から30.6度。田代が30.7度から30.8度とほぼ同じくらいで、
中央公園が31.3度から32.4度と若干高めでありました。結果につきましては以上ですけれども、いずれにしましてもあずまやなどの日陰は十分に確保する必要があるのではないかと思っております。
以上、田代の
郷整備地の
気温調査の結果について、報告をさせていただきました。よろしくお願いします。
○
委員長(
村田千鶴子) 説明が終わりました。
委員の
皆さん、何かございますか。
森委員。
◆
委員(
森伸一) このことについて私が質問して、早速やっていただいてありがとうございました。
それで、この前の説明を聞いてやはりああいうところに行く人が多い時期は
長期休みのときかと思ったら、夏だと気温が高くてなかなか人を集めるのは大変かなという心配もあって、ちょっとそんなことを質問したわけです。この前例のグランシップの横の
池田東静岡公園にものすごく暑い日に行きましたけれども、5人とか10人ぐらいの人が来ていて、人がいたのだなというぐらいで思いました。
それで、気温とか温度とか湿度、それから雨量とか風というのは常時観測していないとある日だけを決めてやってもなかなか
データはとりにくいと思います。僕は10万円ぐらいで自動的にパソコンで全て気温と風速とか気圧とか雨量とか全部調べることができるシステムがついた
気象器具を持っていますが、最近潰れて余りはかっていませんけれども、20年ぐらい家の
データをとりました。額としては、本当の意味での正式な
データまではいかないと思うが、
参考程度には10万円ぐらいのそういう装置がありますので、もしよければ田代の温泉かどこかのところに置いて常時的に、例えば1年とか2年これからはかることもできると思いますので、10万円ほどお金があれば、そんなものをつけて
データをとっていただけたらありがたいなと思います。
○
委員長(
村田千鶴子) これに対して
担当課から何か。
加藤スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(
加藤雅通) そういう機械があるのは私は承知をしていなかったものですから、御紹介ありがとうございます。予算との関係もありますので、その辺につきましてはまた内部で少し相談をさせていただきたいと思います。
○
委員長(
村田千鶴子) ほかの
委員の
皆さんはどうですか。
ないようですので、この件については終わります。
先般の静岡県
市町議会議員研修会の後に、
今森委員からもお話がありましたように、大変暑い中を
池田東静岡公園の視察をしていただきました。規模的には当市に比べて6分の1ぐらいでしょうか、現地を見て遊具の大きさや金額の
規模感のイメージがつかめたかと思いますけれども、そのときの感想や
意見等もあれば、ぜひ
委員の
皆さんから聞かせていただきたいと思います。
大村委員。
◆
委員(
大村泰史) 先般の公園を見てですけれども、やはり御家族で見えている方がいまして、大人の
方たちはあそこに一つしかなかったのですが、屋根があるちょっとした休むところにいて、子供さんは暑い中でも
水遊びをしていたような感じで過ごされていたのですけれども、その親御さんに聞いたところ、よく来るのですかと聞いたら、たまに来ますよという話で、ここに何があったらいいですかと聞くとやはり木陰が欲しいということが出ました。あそこに植樹というかまだたって間もないものですからまだ
余り木が育っていないのですけれども、やはり木陰があれば暑い中でも涼しさを感じるような公園という形で希望的な話をされていたものですから、田代の郷も今予定している、本当に大人が座っていられるようなところがあれば、より利用される方も出てくると思って、そういう形でお話を聞きましたので、それをまた参考にしていただければと思います。
○
委員長(
村田千鶴子)
桜井委員。
◆
委員(
桜井洋子)
水遊びをしている
子供たちがいて、やはり夏は水が必要なのかなと思ったのですが、そういうような水に触れるようなところが。でも、田代の郷のほうは水の関係は大変だと思うのですが。
遊具のことなのですけれども、
滑り台があったのですが、長いローラーみたいな
滑り台のほうはそんなに高温にはなっていなかったのですが、板のような
滑り台、小さい年齢の子が滑るような低い
滑り台の
滑り板が
大変高温になっていたので、そういう遊具の材質みたいなものも夏の高温になる時期についてはそういうものも検討していく必要があるかなと思いました。それは塗料が塗ってあるとか塗っていないとかいろいろあると思うのですが、材質とかそういう遊具のほうも少し
材質等の検討を考えていただきたいなということを思いました。感想です。
○
委員長(
村田千鶴子) ありがとうございました。
ほかの
委員の
皆さんはどうでしょうか。できたら一言ずつ何か言っていただければ。
福田委員。
◆
委員(
福田正男)
大分規模が違うものですからちょっと参考にはならなかったのですけれども。要は、遊具の関係で
桜井委員も言っていましたけれども、熱いところはとてもさわれなかったです。だから、そういう
危険性を少し伴うのではないかと思ったものですから、その辺は少し対策を、今度はどういう大きな遊具を入れるかわかりませんけれども、その
辺対策はとられるのかどうか、その辺ちょっと確認だけしておきたいなと思いますが。
○
委員長(
村田千鶴子)
加藤スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(
加藤雅通) 多分、材質的にはいわゆる鉄製、鋼製のものになろうかと思いますので、どうしてもひなたにあれば熱くなるというのはやむを得ない部分があろうかと思いますけれども、何か対策ができたらどうかというのは、これから発注に向けて準備をしていきますので、そういうことも含めて少し考えていきたいと思っております。
○
委員長(
村田千鶴子) ありがとうございました。
それでは、規模的には少し参考にならなかったかもしれませんけれども、イメージ的には何とかそういったことができるのだなというのがつかめたのではないかと思います。やはり、今
委員の
皆さんから御
意見が出ましたように、暑さ対策、やはり木陰とか今後の遊具、そういったものの
材質等、またそういったものもぜひ検討していただきたいと思います。参考にして事業を進めていただきたいと思います。
では、続きまして、
島田市民病院の
医師の確保についてに移ります。進め方については、
前回資料でお示ししました5
項目について
調査・研究をすることに同意をいただいております。具体的に何をという
活動方針の案を藤本副
委員長から説明を願います。
では、資料の
活動方針の案を配付していただきたいと思います。
藤本副
委員長。
○副
委員長(
藤本善男) それでは、今皆様のお手元に資料を1枚お渡ししました。内容は、
医師不足に対する
厚生教育常任委員会の
活動方針(案)というタイトルにさせていただいております。この内容につきましては、過日7月24日ですけれども、
病院及び医療に関するこれまでの
島田市議会で
特別委員会が何度か設置されております。過去5年間の
特別委員会の
活動状況を
委員の皆様にお示しをした中で、そこで
調査・研究の課題であるとか当局への提言といったような
項目が幾つかございまして、これまで
市民意見として寄せられました
市民病院の
医師不足に対する議会としての活動を知ってほしいというようなことに対する答えとして取り組むべきではないのかという
項目を5
項目取り上げました。その5
項目取り上げた中で、具体的に当
委員会としてどのようなことをしていったらいいだろうかということについて、本来であれば各
委員の皆様にも御協議をいただいて、その内容をこの場で揉んでいくのが正しいやり方かとは思いますけれども、この件について、活動の期間がおよそ10月には
一定程度の成果も出していきたいということがありましたので、
委員長と相談する中で副
委員長の私が具体的に何をやればいいかということの取りまとめさせていただきましたので、これを提案して
皆さんから御
意見をいただきたいと、こんな思いの資料として受けとめていただきたいと思います。
それから、先ほど5
項目と言いましたけれども、取り上げた5
項目のうちの
4つ目の提案については、1つの文書ではありましたが、その文書をひもときますと大きく3つのことに分けられた内容になっていましたので、改めて4−1、4−2、4−3ということで細分化してあります。したがって、この
項目の数でいきますと、この内容でいけば7つということになりますので、そういうふうにお読み取りいただけたらと思います。
1つずつ読み上げますか。
○
委員長(
村田千鶴子) そうですね。
○副
委員長(
藤本善男) それでは、1
項目ずつ読み上げますので、
皆さんで内容を御確認いただきたいと思います。1点目から3点目は、平成25年6月に設置された
委員会の、今後
調査・研究すべき内容から抜粋したものであります。1点目は、地方の
医師確保に向けた
行政機関に対する行動をとるべきということですが、これについては、これも24日の
常任委員会で
病院事務部のほうからも少しお話しいただいていますが、新
専門医制度のことですとか県内の
修学金の
貸与制度に関して少し
調査が必要だというお話もいただきました。こういったところに潜んでいる課題を
調査することで、そこから出た結果について
意見書等で
関係機関に投げるべきではないかというのが1番目になります。
それから、
2つ目が
施設利用者への
サービス向上に向け、
市立島田市民病院にも議会として提言を行っていくべきではないのかという
項目がありますが、これについては、
病院でもいろいろと
アンケート調査をされているようですが、議会としても
市民満足度の
調査をして、問題とか課題があればその実態を
市民病院へ提言していったらどうだというのが
2つ目になります。
それから
3つ目は、
市内外の
医療関係機関と
市立島田市民病院との
医療連携に関する
調査・研究でありまして、この活動をした時点では、
地域包括ケアですとかそういったのがまだ具体的になる少し前でしたが、当時から
病院の休診の科目が幾つかございました。そういったことを踏まえまして、
市民病院休診科目の他市との
連携状況の
調査ですとか病診連携の実態を把握したらどうだということで、取り上げさせていただきます。
それから、4番ですけれども、4−1・2・3を順次お話しします。これは連続した言葉にはなっていますが、区切ってあります。
1つ目は、
医師は、
大学医局であっても不足するなど非常に厳しい状況ではあるが、今後も引き続き
関係大学並びに
関連機関へ積極的に
訪問等を行い、
医師の確保に努めることとなっていますが、過日の
常任委員会の
意見交換の中でも、大学に訪問はしているけれども実態が伴っているのかという御指摘も出たところでありますので、
訪問活動の実態はある程度お聞きしていますが、それと
医師確保との
相関性についても議会としても当
委員会が
調査をしたらどうだという内容です。
それから、4−2は、
病院を安定的に運営・維持していく上では、
医師を初め、
看護師並びに
医療従事者がスキルアップできる
環境づくりのほか、働きやすく、地域に根差した魅力ある
病院づくりに努めることとなっています。これについては、他の
医療機関と
労働環境であるとか
賃金レベルについて
比較調査ができるのであればそういったことを
調査し、当
市民病院が劣っている点があれば、その点を
課題提言したらどうかということであります。
それから、次が4−3ですが、
医師を初め、
看護師並びに
医療従事者の定着を高めるため、
生活環境の整備・充実にも努めることとしていますので、これについても
福利厚生といった切り口で他の
医療機関との
比較調査をし、
課題提言をするという活動になります。
それから5番目ですが、議会として、
執行当局に早急に
条例制定に向けた検討を積極的に行うよう求めるということですが、これについては既に条例は平成29年3月に「島田市
地域医療基本条例」が制定されていますので、この制定された条例がどれだけ
実効性があったかということについて
効果検証を行ったらどうかというような内容にしてみました。
以上、7
項目がありまして、これを全て取り組むというのは非常に期間から見て難しい点はありますけれども、できましたら
優先順位をつけるですとか
グループ分けをして個別に取り組むですとかそういった工夫に対する
意見をいただきながら、当
委員会として進めることを検討していただきたいと思い、ここに提案させていただきます。
以上です。
○
委員長(
村田千鶴子) ただいま藤本副
委員長より
活動方針の案について説明をしていただきましたけれども、この点につきまして何か
皆さん、
質問等はございますか。
森委員。
◆
委員(
森伸一) 確認ですけれども、日程的なものがこの前もちょっと話が出たと思うのだけれども、要するに次の
議会報告会のときにはしゃべることができるようにということだよね。その次が11月か何か大ざっぱに言えばということは、10月ぐらいまでにある程度この中の幾つかは
委員会としてまとめようと思って考えなければいけないと思ってよろしいですか。
○
委員長(
村田千鶴子) はい、そのとおりです。
ほかはよろしいですか。
今、藤本副
委員長のほうからもありましたように、全てやり切るというのも今の日程的にも難しいというところで
優先順位をつけて
グループ分けをして対応していくという方法もやっていきたいなと思っております。今申し上げました
活動方針の案について、
皆さん御承認いただけますか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
村田千鶴子) では、今説明のとおり、今後この
活動方針に沿ってやっていきたいと思いますので、皆様よろしくお願いいたします。
では、これからは
委員間討議にて進めさせていただきます。
皆さん御承知のように
政策課題は市民から議会に対していただいた課題でございます。
担当課にお聞きすることが必要な場合もあるでしょうが、当局に対しての質疑にならず、議会として何ができるのか、みずからやれることに取り組んで
調査・研究をし、結果を出して成果、すなわち提言できるように考えておりますので、よろしくお願いいたします。
では、今から
委員間討議に入ります。よろしくお願いいたします。
活動方針について、何か
皆さんの御
意見がありましたらお願いいたします。
藤本委員。
◆
委員(
藤本善男) 私のほうで、こうやったらどうだという
意見を挙げさせてもらいましたが、できましたら
皆さんのほうからは、私はこの中で簡単なものからやっていただいたほうがいいと思うのです。これは簡単だと思うよということ、もしくはこれは重要だしできると思うよということについて、
項目ごとというかこれだったらやれそうだというところを主に
意見をもらえたらありがたいなと思います。
○
委員長(
村田千鶴子)
福田委員。
◆
委員(
福田正男) 1番目の新
専門員制度と
修学金貸与制度ということが、各
病院でどのようにされているのか、この辺やっぱり早急に
調査をすべきだし、どの
程度修学金制度を利用して
島田市民病院に就職をしているのか、あるいは焼津、藤枝の
病院はどの程度の
修学金貸与制度を使って医者が養成されてそこに赴任しているのかどうか、この辺はある程度早急に、近隣の
病院なものですから
調査・研究もスムーズにできるだろうし、この辺をやはり最初に
調査・研究したほうが、10月までに出すには手っ取り早いのではないかなと思いますが、その辺はどうかなと思います。
○
委員長(
村田千鶴子) ありがとうございます。
今、
福田委員から
優先順位ということからいくと1番からではないかとの御
意見をいただきました。私も全てをやるつもりはないですけれども、しかしながらあと10月までまとめると
常任委員会とかそうした
委員会も2回程度なものですから、全員で一つのものに取り組んでいくというとなかなか大変かなと思うものですから、少しこの
委員会の中で
グループ分けして担当して3つぐらいやって提言と結びつけたいと思うのですけれども、この点については
委員の
皆さん、いかがでしょうか。
桜井委員。
◆
委員(
桜井洋子) 今、その提言はいいと思うのですが、期間がすごく迫っているものだから、今
福田委員から1番の問題が出ました。
実態把握というのが3番にもあるから、私は提言するには実態がわからなければできないし、提言というのは非常に内容が濃いものだから、3番の
市民病院休診科目の他
市連携状況及び病診連携の
実態把握というのは、今後にこれはとても役立っていくと思うので、なかなか今
診療科が全てあるわけでもないし休診しているところがあるし、連携しなければ維持できないところがあるので、それが
医師不足と関係してきているし、どう補っていけるのかということも含めて、これを
実態把握していくことが大事だと思います。
病院が出している「
ちょうしんき」の裏に
一覧表が載っていて、どういうふうに今
診療科が展開されているかというのが載っているのですが、見ただけではわからないのでその
内容自身ももう少し勉強したいなということがあるので、ぜひ3番も加えていただきたいと思います。
○
委員長(
村田千鶴子) わかりました。
ほかの
委員の
皆さんはどうでしょうか。
森委員。
◆
委員(
森伸一) 今、簡単なところからやろうという話なら、5番の島田市
地域医療基本条例をつくったばっかりで、この
効果検証って1年、2年でどうだったのかとか関係の人は実際にやってみてどう思っているかぐらいは1カ月あれば調べられると思うので、簡単な順なら5を入れたらいいということです。
○
委員長(
村田千鶴子) いいと思います。
◆
委員(
森伸一) それから、きょうちょうど朝日新聞の
静岡版に遠州の
医療事情が載っていて、
皆さんも御存じのように浜松市だけが静岡県の平均で
医師の数が多くて、その隣の中東遠地区が一番低いという西部の事情が載っていて、各市の
一般会計から
補助金のお金だとか、特に中東遠の袋井と掛川が一緒になったあの話など載っているものですから、そういうのを見て僕も特に
医師の不足ということであれもその
解決方法をやった一つだと思いますけれども、ここで1番と3番のとこら辺でもうそれも結びつけながらやれたらいいかなと思いました。
○
委員長(
村田千鶴子) わかりました。
では、ほかの
皆さんはよろしいでしょうか。
それでは、今
委員の
皆さんから1番と3番、そして5番というところを
優先順位でまず先にこの3つをやってみましょうという
意見がございましたので、私たちはこれから
調査・研究していくにはこの3つに対して取り組んでいくという姿勢でよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
村田千鶴子) それで、先ほど申しましたように、7人全員でこの3つの問題に取り組むのではなくて、少し
グループ分けで、ちょうど3つなものですから2人ずつぐらいという形でやっていっていただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。1番につきましては、
福田委員から御
意見をいただきましたので
福田委員、3番につきましては
桜井委員から御
意見をいただきましたので
桜井委員、5番目は
森委員が中心となって、あとお三方の
委員の方に入っていただきたいのですけれども。
大村委員はどちらをやって。
◆
委員(
大村泰史) 私は特にどこということはありませんので、
皆さんと分けていただければと思います。
○
委員長(
村田千鶴子) 大関
委員は、何か。
◆
委員(大関衣世) これからのことを考えますと、人員なり休診科目等の他市の連携というところで私も少し大事だなと思うので、ここを
桜井委員と一緒にやらせていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
○
委員長(
村田千鶴子) よろしくお願いします。
〔「
委員長が指名してくれれば」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
村田千鶴子) そうですか、わかりました。
それでは、5番の地域医療の基本条例に
大村委員、お願いいたしたいと思います。1番につきましては
福田委員と藤本副
委員長で対応していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、次回の
委員会までに当局において調べておいていただきたい点などがありましたら、お願いします。自分たちの担当する中で、こういったものを用意してほしいということがありましたら。
〔「また相談して」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
村田千鶴子) いいですか、相談でよろしいですか。
〔「相談しながら」「当局に協力をお願いしていただければ」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
村田千鶴子) 言います。わかりました。
それでは、今
グループ分けということでこれからは3つのテーマでやっていくということが確認できました。そこで
委員の
皆さんにお願いがあります。まとめまでに、先ほどから申し上げておりますように、もう
委員会も2回ぐらいと時間的な余裕がございませんので、9月の定例会の開会中の
常任委員会にそれぞれの
調査結果を持ち寄って報告していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
最後になりますけれども、
担当課となりますスポーツ振興課及び
病院総務課を初め、関係課におかれましては、
調査の中で対応をよろしくお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〔「今村事務部長にもしあれだったらコメントをもらってもいい」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
村田千鶴子) そうですね。
今村
病院事務部長、いかがでしょうか。
◎
病院事務部長(今村重則) 私たちとしても
医師不足等は最重要課題として取り組んでいるところなのでありがたいところではございますが、何分通常業務をやりながらですので、その仕事を
調査してくれというのが短期間にお話があってもなかなか対応しかねる場合もありますので、
調査あるいは
調査範囲についてはまた御相談いただきたいと思います。よろしくお願いします。
○
委員長(
村田千鶴子) わかりました。では、よろしくお願いいたします。
では、
意見も出尽くしたようですので、今回はこの程度にとどめたいと思います。
次に、2、所管からの報告に入りたいと思います。なお、今回の
報告事項の中には次回定例会の議案にかかわる事項も含まれていると思いますが、議案にかかわる質疑につきましては定例会開会中の
常任委員会においてお願いしたいと思います。
それでは初めに
教育部教育総務課からお願いいたします。
平松
教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治)
教育総務課から9月定例会に提出を予定しています補正予算案について御報告をいたします。
今回の補正は小学校施設管理経費による金谷小学校の屋内運動場屋根改修について増額補正を提出するものです。これにつきましては、平成30年度金谷小学校屋内運動場屋根改修工事設計業務により、施工方法、工事費等が算出されましたので、学校運営や
施設利用者が安心して施設を使用することができるよう、早期の工事実施が必要であると判断をし予算措置をお願いするものであります。なお、工事につきましては、平成31年3月から運用できるよう計画をしております。
教育総務課からの報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
委員長(
村田千鶴子) 次に、
学校教育課からお願いいたします。
池谷
学校教育課長。
◎
学校教育課長(池谷英人) 島田市子ども読書100選アンケートについて、お願いします。
見直しの目的は、島田市では平成20年より島田市の
子供たちが本に出会い、本に親しみ、本を生かすことができるように、島田市子ども読書100選として良書を100冊選書し、さまざまな教育活動の場で活用することです。また、今回の見直しでは、島田市子ども読書100選ならではの特色を出すために、「地域再発見」をサブテーマとさせていただきました。市議会議員の皆様に依頼させていただくことは、今回の見直しで新たに50冊程度選書し、新しい本に差しかえることです。サブテーマ「地域再発見」の視点から、島田市の文化・伝統・自然・歴史・人・産業等について書かれた本を手にとることにより、地域を誇りに思う気持ちを育てていきたいと考えています。つきましては、市議会議員の皆様にもお力をおかしいただきたいと思い、アンケートを依頼することとしました。回答は任意ですが、可能な範囲で御協力いただければ幸いです。
対象となる子供は、乳幼児から中学生です。選書リストを提示させていただきますけれども、これを読んでくださいということではありません。必要ならば参考にしていただきたいと思います。選書の視点は、子供の豊かな心を育てる良書、地域のよさを再発見できる良書、「お話」だけに捉われることなく、科学や伝記の分類も可とします。御回答いただく期限は、平成30年9月29日金曜日とさせていただく予定です。お手数ですが、御記入いただいたアンケートは、同封させていただく封筒で御返送をお願いしたいと思います。
以上です。
○
委員長(
村田千鶴子) 以上で
教育部からの報告が終わりました。
委員の
皆さん、御質疑等ございますか。
森委員。
◆
委員(
森伸一) 100選のことで。この本はあれですか、今
一覧表というか50の候補というかこれがいいよとなったのが各学校に行くと思うのですが、本自体は市の図書館かどこかに入っていて生徒が借りに行くのか。学校ごとにこれが用意されるのか、そこら辺はどのような状況ですか。
◎
学校教育課長(池谷英人) 少し調べますので時間をください。
○
委員長(
村田千鶴子) 藤本副
委員長。
◆
委員(
藤本善男) 2点ほど確認ですが、このアンケートは当
委員会の議員以外20人の議員全てが対象かということと、このリストの提示はいつごろになるかということを教えてください。
○
委員長(
村田千鶴子) 池谷
学校教育課長。
◎
学校教育課長(池谷英人) 9月の
常任委員会でも重ねてお願いをしたいと考えております。それと、リストの提示についてはできるだけ早く議員全員の方に提示をしたいと思っております。
以上です。
○
委員長(
村田千鶴子) まだ時間がかかるようでしたら、後ほど報告していただきたいと思います。
では、ほかの
皆さん、いかがですか。
それでは、質疑もないようですので、続いて
病院事務部病院建設課からお願いいたします。
大畑
病院建設課長。
◎
病院建設課長(大畑英生)
病院建設課からは、新
病院建設工事の進捗状況と、当建設工事の契約事項となっております地元活用の状況につきまして、報告させていただきます。
まず、工事の進捗状況ですが、先行して進めております新設の浄化槽の杭工事が予定どおり完了いたしました。浄化槽は現状の地盤面より地下に7メートル掘り下げることから、山留工事という土が崩落しない作業を行いまして、現在土を掘りだす作業を行っているところです。7月末におきます工事進捗率は2.3%となっており、工事は計画どおり進んでおります。作業はこれから浄化槽の基礎工事、躯体工事に進んでいきまして、年内の新設浄化槽への接続切りかえを目標に工事を進めていきます。
続きまして、契約事項となっております工事の請負契約に対しまして、その30.5%を地元企業と契約いたします地元活用の状況につきまして、報告させていただきます。
竹中工務店の6月末におきます地元への発注状況につきましては、30.5%の目標の達成率を100%とした場合、5.6%の達成状況となっております。この履行状況につきましては、7月30日に
島田市民病院のウエブサイトに掲載を行っておりまして、今後は3カ月ごとに掲載していく計画です。なお、竹中工務店の作業場ウエブサイト内にあります「工事かわら版」をお手元に配付させていただきましたが、左下部分に市内の業者の活躍している様子が載っておりますので、参考にごらんいただきたいと思います。
最近猛暑が続いていることから、事故やけががないよう慎重に工事を進めております。特に、炎天下で働く現場作業員につきましては、45分に一度給水時間を設けまして、熱中症対策を行いながら作業を進めているところです。引き続き安全には十分注意し、無事故、無災害にて工事を進めてまいります。
病院建設課からは以上です。
○
委員長(
村田千鶴子) 以上で、
病院事務部からの報告が終わりました。
委員の
皆さん、御質疑等ございますか。
桜井委員。
◆
委員(
桜井洋子) 今、地元活用のお話がありました。30.5%の地元活用で、それを100にすると5.6%ということなのですが、まだ工事が始まったばかりなのですけれども、具体的にどんな内容でしょうか。地元活用の内容について、5.6%の説明をお願いします。
○
委員長(
村田千鶴子) 大畑
病院建設課長。
◎
病院建設課長(大畑英生) 地元活用の状況ですけれども、確かに今
桜井委員が言うように工事が始まったばかりですので、そんな多くの地元の活用がされているものではありませんで、これからまた工事が進むにつれまして、その下請業者はふえていくと思います。
今現在入っています下請業者につきましては、今こちらの「かわら版」に載っています東海フォレストさん、あと墨出しを行っている(株)トリエさんという会社が入っております。その他として、建設工事の保険、警備会社への契約、印刷会社への発注、その現場の作業員が食事をする給食、あとクリーニング等について市内業者を利用していると聞いております。
○
委員長(
村田千鶴子) ほかの
委員の
皆さんは。
福田委員。
◆
委員(
福田正男) この杭工事というのは「建物の荷重を地盤が支持できるように杭を立て込む工事の事です」と書いてありますよね。当初からこの地域は軟弱地盤ということで、当初の計画で杭を何本打つとかとかそういうことをいろいろ議論したことがあると思うのですが、この辺の計画で杭工事の計画は、これはこっちが懸念することはないとは思うのだけれども、その辺はどうなのか。本当に予定されている杭の工事で何本入れることによって地盤が安定するかというのは、これは本当に大丈夫なのか。その辺をもう一度確認したいのですが。
○
委員長(
村田千鶴子) 大畑
病院建設課長。
◎
病院建設課長(大畑英生) 今
福田委員からお話がありました杭のほうの状況ですが、こちらの杭につきましては当初の設計の段階でもちろん地盤が悪いということは当初から言われておりましたので、杭を打つ計画で杭の本数、そして杭の径、あとは長さ関係、そちらについては構造計算等で計算をされて、所定の建物がもつような杭の計画がされているところです。そちらの構造につきましては、確認申請等で審査もされておりまして、今回建物が大きくて特殊な構造になりますので、杭の計算も含めまして日本建築センターの性能評価と国土交通大臣の構造認定を受けております。
○
委員長(
村田千鶴子)
福田委員。
◆
委員(
福田正男) 心配することはないとは思うんですけれども、実際に計画した設計工事と設計した計画書と、実際に現場に入ってみたら当初の計画よりもっと軟弱だった、入れてみたら、いやいや、これではもたないのではないかと、実際そんな想定外のこともあろうかと思うのです。なければいいのでしょうが。その辺を実際に見きわめながら工事を進めてもらえばありがたいと思うのだけれども。
○
委員長(
村田千鶴子) 大畑
病院建設課長。
◎
病院建設課長(大畑英生) 杭の工事につきましては、今現在先行して浄化槽工事を進めておりまして、浄化槽の杭も今20本ほど打っております。その中でもやはり杭が適正に支持地盤に到達しないと機能はいたしませんので、杭の電流計等、その杭が地盤に届いたかどうか、そういった確認作業は設計事務所、そしてうちの監督員も確認しながら進めておりますので、杭は適正に支持地盤に届いているということは確認しながら進めております。
○
委員長(
村田千鶴子) ほかにございますか。
藤本副
委員長。
◆
委員(
藤本善男) 今回御説明いただいた「工事かわら版」というものを見させていただいたのですが、これは下に竹中工務店さんの名前がありますが、市といいますか
市民病院もしくは島田市としてこういったような工事進捗を示すものは、ホームページなんかは当然やられると思うのですが、こういった形で市民にお知らせするような御予定はありますか。
○
委員長(
村田千鶴子) 大畑
病院建設課長。
◎
病院建設課長(大畑英生) 工事の進捗状況につきましては、「工事かわら版」につきましては、竹中工務店さんのホームページにアップしておりまして、こちらについては3カ月に1度アップをしていて、工事の状況、そして市内で活躍している下請さんの情報等を掲載していく計画で進めていっていただいております。島田市のほうのホームページにつきましては、工事の進捗状況につきましてはフェイスブック、ブログに一応工事の状況の写真等を掲載いたしまして、今このぐらいまで工事が進んでいますよということを写真等を撮影したものを掲載させて、状況については
皆さんに周知するような掲載方法をとっております。
○
委員長(
村田千鶴子) 藤本副
委員長。
◆
委員(
藤本善男) 参考ということで聞いていただければと思いますが、先日習志野市に市役所建設のことで少し視察に行ったのですが、そのときの説明の中で、建設が完了するまで10回くらいこれに似たような進捗を示した情報を市民にお伝えしたということをお聞きしました。そこには、工事の費用をどういうふうに捻出したのかということも含めまして記載されていたわけですが、これは大きなお金を使うことから市民への理解を得るためにそういったものをやらせてもらいましたという御説明でした。経費のこともあるかと思いますけれども、今やられている方法以外にも市民にこの
病院の工事を知っていただいたり、内容について理解していただいたり、もしくは先ほど
福田委員が言われました、思わぬような工事の変更とかがあった場合、やはり定期的に出しているものにそういった情報を載せることで信頼感といいますか、困ったときだけ出すというのは信頼感を損なう部分にもなりますので、御検討いただけたら大変ありがたいなということで
意見として述べさせていただきます。
○
委員長(
村田千鶴子) 大畑
病院建設課長。
◎
病院建設課長(大畑英生) 今、お話がありました情報の発信なのですが、一つは
病院で出しています「
ちょうしんき」というところにも前回も工事の工程を出させていただいております。また、引き続きそういった
病院の出している情報紙にもそういった
病院の建設工事の状況を載せていきたいと考えています。また、さまざまな情報はなるべく出していこうということで私ども考えておりまして、今現在考えているものにつきましては、
病院の工事の進捗状況をやはり
皆さんにわかっていただきたいということで、今危機管理課のドローン、危機管理課と連携しまして、これから毎月一度上空から建物の進捗状況がわかるような写真を撮りまして、毎月アップしていきたいと考えております。
○
委員長(
村田千鶴子)
病院建設課の報告に対しての質問はよろしいですか。ございませんか。
それでは、先ほど
教育部の図書100選の場所等についての御質問がありましたけれども、答弁ができますでしょうか。
池谷
学校教育課長。
◎
学校教育課長(池谷英人) 先ほど蔵書の質問がありましたが、選書は市内図書館各館全てに蔵書しています。報告いたします。
○
委員長(
村田千鶴子)
森委員。
◆
委員(
森伸一) あと、学校の図書館にはある程度、例えば50のうちの半分とかそういう形でも置いてありますか。これも持っていくのですか。
○
委員長(
村田千鶴子) 池谷
学校教育課長。
◎
学校教育課長(池谷英人) 正確な数は把握しておりませんが、多少なりとも蔵書に入れるように呼びかけはしているところであります。
○
委員長(
村田千鶴子)
森委員、よろしいですか。
ほかにはよろしいですね。
では、ないようですので、3、その他に移ります。
当局の
皆さん、連絡事項等はございますか。
ないようでしたら、
委員の
皆さん、
委員会として確認しておきたい事項等がありましたら、お願いいたします。
福田委員。
◆
委員(
福田正男) きょうの新聞に焼津市さんは小・中学校の全教室にエアコンを設置するという計画を発表いたしました。島田市にとってもこれだけ猛暑というか災害、この酷暑は災害と位置づけてもいいのではないかというぐらいなものですから、小・中学生の教育の環境を整備するためにも、当然それは整備する必要があるのではないかと考えられますけれども、島田市はどういうスタイルなのか、その辺をちょっとお聞きしたいなと思っております。
○
委員長(
村田千鶴子) 平松
教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治) 島田市としましては、8月2日の報道の記事にも載りましたけれども、市長の定例記者懇談会で、国で補助を検討する考えを官房長官が示しましたので、国の動向を見て検討する意向を市長が記者発表でしております。
現在、当課としての動きですけれども、7月の夏休み前に各小・中学校の普通教室で学校の中で一番暑くなる普通教室、これは学校の判断になりますけれども、その教室についての温度と湿度を午後2時ということで基本的なものを統一させていただきまして、3日間ほど
調査をした経緯がございます。
焼津市さんも新聞報道としてきのうの夕刊と今日の朝刊を見ましたけれども、来年の夏までに整備すると。きょうの朝刊には来年の6月をめどに
調査をして、9月の定例会で
調査費を計上していくということで拝見させていただきましたけれども、9月に
調査を始めて来年の5月までに工事を実施終わるという非常にタイトなスケジュールだなということを感じました。
以上です。
○
委員長(
村田千鶴子)
福田委員。
◆
委員(
福田正男) 今現在、市内の設置率というのはどの程度ですか。
○
委員長(
村田千鶴子) 平松
教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治) 市内の普通教室につきましては、全307教室のうち特別支援学級に3教室設置しています。設置率につきましては1%ということになります。特別教室、理科室とか音楽室、家庭科室等につきましては、340教室中93教室に設置をしております。管理室等全てを含めますと933室あります。そのうち227室に空調を設置させていただいております。設置率としましては、24.3%ということになります。
以上です。
○
委員長(
村田千鶴子)
福田委員。
◆
委員(
福田正男) これは全教室にエアコンを設置する場合どのくらいのお金がかかりますか。
○
委員長(
村田千鶴子) 平松
教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治) 全普通教室につけた場合は、約10億円。特別教室等を含めまして全教室706室につけた場合は約20億円と試算をしております。
○
委員長(
村田千鶴子)
福田委員。
◆
委員(
福田正男) それで、焼津市さんだけではなくて、隣の藤枝市さんも全教室にエアコンを設置するという考えを市長が表明したと聞いておりますけれども、その辺は把握してありますか。
○
委員長(
村田千鶴子) 平松
教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治) エアコンの設置を表明している市につきましては、焼津市も含めまして藤枝市、富士宮市、静岡市、浜松市といったようなところが全教室設置についての表明をされていますけれども、その設置の完成年度は各市によってさまざまでありますけれども、平成33年度までにはつけますというような形で報道されていることは承知しております。
○
委員長(
村田千鶴子)
福田委員。
◆
委員(
福田正男) それで、国のほうの補助率というかそういったものは今どの程度と考えているのですか。
○
委員長(
村田千鶴子) 平松
教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治) 現在の国庫補助ですけれども、学校施設改善交付金で3分の1という補助率の国庫補助が実際あります。ただ、この補助につきましては、設置する教室の部屋に補助単価を掛けての3分の1の補助ということになっております。実際の工事費と比べてみますと、実工事費に充てますと大体6分の1ぐらいの補助額になるということです。
○
委員長(
村田千鶴子)
福田委員。
◆
委員(
福田正男) そういった予算の関係とか市長方針とかいろいろ鑑みて、市としては今後どういう方針でいくつもりなのですか。
○
委員長(
村田千鶴子) 平松
教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治) 6月定例会の一般質問で、河村議員から質問をいただいた答弁としましては、前期の総合計画の期間中に整備方針を決定すると、計画を策定すると御答弁させていただきましたけれども、先ほど申しましたように、7月の各学校の温度・湿度の
調査、あと最近の気温の上昇、災害級であるというような報道を受けまして、当課としましても設置手法であるとか、それに伴った金額であるとかというのは施設係のほうで既に
調査は始めております。
以上です。
○
委員長(
村田千鶴子)
福田委員。
◆
委員(
福田正男)
調査を始めるのはいいのだけれども、どういう方針なのか聞きたいのだけれども。今後の方針。
○
委員長(
村田千鶴子) 畑
教育部長。
◎
教育部長(畑活年) 明確な方針につきましては、現在まだ固まっておりません。
教育総務課長からお話がありましたとおり、こちらのほうとしましても、新しい環境基準が以前と比べて本年4月1日から17度以上28度未満という形でより厳しい教育環境を達成しなさいとの国の方針も変わってきておりますので、その実現に向け鋭意どういった工夫というか、どういった工法があるのかということについては
調査を今真剣にやっているところであります。
最初のころはそれこそこうした異常な気象という話が出る前には、市民の方、保護者とかいろいろな
意見を聞きますと、やはりエアコンばかりがいいものではなく、風通しを良くするなど、子供の体調への配慮というところから空調がベストな選択ではないというような御
意見等もいただいておりましたので、アンケートをやったり実態
調査等をやって、しっかりとした整備方針、計画をつくっていきましょうということで考えていたのですが、やはりこうした事態を受けまして、そうした時間的な余裕はなかなかないよということと、近隣の関係のスピーディーな動き、こういったものを把握しておりますので、当市といたしましてもそうした焼津市が行う予定の緊急的な導入に向けた
調査が可能な限りできるかどうかというところを今早急に検討しているところであります。御心配いただいているのは非常によくわかりますし、こちらのほうとしましてもそれにといいますか、
子供たちの体調管理は非常に心配しておりますので、鋭意可能な限り全力でやっているというところでございますので、もうしばらくいろいろな方針ができるまでお待ちいただきたいという状況でございます。
○
委員長(
村田千鶴子)
福田委員。
◆
委員(
福田正男) 先ほどの市内スポーツ広場、公園の温度、湿度、
暑熱指数で
WBGTという気温のレベルが出ています。7月に各教室の2時の時点での
調査結果はまだ出ていないのかどうかわからないけれども、その辺を見ますと、とてもではないけれども勉強できる環境ではないというふうに判断された場合は、やはり命にかかわることですので、これは早急に対策を講じないと、全教室に早急にエアコンを設置しろと、それは無理な話なことですので、例えばある程度そういった
調査をしながらどの学校のどの教室が一番暑いのか、建て方によって全然違うと思いますので、その辺を
調査しながら緊急に対策を講じていただければありがたいかなと思いますけれども。
○
委員長(
村田千鶴子) 畑
教育部長。
◎
教育部長(畑活年)
福田委員からそういったお言葉をいただいたとおり、こちらのほうとしましても、普通教室というのがふだんよく使う教室でありますので、基本的には普通教室は全教室ということを想定しております。それ以外の教室は特別教室等ありまして、既にコンピュータ室だとか音楽室だとかそういったエアコンを整備しているところは当然ありますので、それ以外のところの特別教室なんかもございますが、常時使われる教室となりますとやはり普通教室ということになりますので、それについては整備を図っていきたいということで考えています。
あと、地区によっていろいろと風通しだとかそういったことを考慮しまして、やはり
優先順位がさらに高いようなところもございますので、そうしたところは
調査等をかけていきたい。空調を整備するということになれば、当然のことそれに向けた
調査をかけて、公平性とかもろもろ考えますと本来であったら1カ年度で整備するのがいいかなと思うのですけれども、やはり普通教室だけで10億円等もかかります。そういったことを考えますと、市の財源等もありますので、
優先順位というところも考えなければならないですが、加えて、
調査の結果を見て基本的には工法等も考えなければならないとは思っています。国の
補助金等もありますが、他市ではリース方式だとかいろいろな整備の仕方も考えているところということで聞いております。リース方式だとなかなか
補助金がないというのが今の実情であります。国のほうがどういった形の財源を検討しているのかについては、県を通して聞いているのですけれども、県のほうも把握していないという状況でありますので、そうしたところも全部合わせて、なるべく費用がかからなくて一律にできるような方向があればベストだと思うのですけれども、そうしたところも検討しながら早急な対策は図っていきたいと考えているところであります。
以上です。
○
委員長(
村田千鶴子) よろしいですね。
ほかにございますか。
森委員。
◆
委員(
森伸一) それでは、別件ですけれども、
市民病院関係のことでちょっとお聞きしたいと思います。
先ほど
委員会の
活動方針の中に市民の
意見を聞き、
市民満足度なんていうのがありましたけれども、市民の方から
市民病院に入院していて盗難に遭うというかそこら辺のこと、貴重品の管理のことで聞かれました。そこで、実態はどうなのかなというか盗難のようなことが何回か入院患者にとってあるのかなということと、それに対する対策というのはどんなことをやっているか。ちょっと会ってそういう話を聞いた。
市民病院に入院すると盗難に遭って心配だなんていう話も聞くと、また入院する患者の数も減ると思いますので、そこら辺の実態だけちょっと教えていただきたい。どんなふうになっているでしょうか。
○
委員長(
村田千鶴子) 杉山
病院総務課長。
◎
病院総務課長(杉山悦子) 今の盗難のことに関してですが、実態ということですが、ここ最近盗難の報告書というのは特に提出されていないので、実際にはそれほどないと思います。職員のほうに確認しても、年に一、二件あるかどうかというところで、件数自体はそれほどないというふうには思っております。ただ、入院している方、あと、外来の方、お見舞いの方、いろいろな方が
病院に見えられるので、貴重品の管理については御注意いただくようにということでアナウンスを入れたりですとか、あと廊下や病室入り口等に張り紙をしたりして注意をするようには促しております。
それから、入院される方については入院の御案内にも書いてありますが、なるべく貴重品を持ってこないように、現金も多く持ってこないようにということでお願いし、また、貴重品を管理するカードキー式の簡易金庫もありますので、そういったところを御利用いただくようにはお願いをしているところです。
一応、いろいろなところに張り紙とか、あとアナウンスもしていたりするのですが、抑止の意味もありまして、すごく頻繁にそういう盗難事件があるからということではなくて、未然にそういったことを防ぐという意味と、抑止力ということ、それから
皆さんが荷物をお忘れになったりとかそういうこともないようにということで御注意いただくように、そういったことで張り紙、アナウンス、金庫の設置等いろいろやっているところです。
あと、出入り口付近には防犯カメラがあったりそういったところもやっておりますので、そういった対策をとっております。
以上です。
○
委員長(
村田千鶴子)
森委員。
◆
委員(
森伸一) それでは、大体わかりましたけれども、一応確認で。
この最近というかこの半年ぐらいでは盗難に関することの申し出というか、そのことはないと理解してよろしいですか。
○
委員長(
村田千鶴子) 杉山
病院総務課長。
◎
病院総務課長(杉山悦子)
病院総務課のほうには特にそういった届け出の記録はここ半年ぐらいありませんが、病棟のほうにも聞いてみないとあれですけれども、特に報告は出ておりません。
あと、患者さんがここに置いたと思うけれどもとか勘違いの場合もありますので、いろいろなケースがあると思いますが、事件になったというようなケースは特に最近では聞いておりません。
○
委員長(
村田千鶴子)
森委員、よろしいですか。
ほかにはありますか。
桜井委員。
◆
委員(
桜井洋子) 済みません、ちょっと先ほどエアコンの話が出たので、お聞きしたい点があるのですが。
特別教室のエアコンの整備率が340室中93室ということだったのですが、図書室にはもう既にどの学校にもエアコンが入っているのでしょうか。この暑さで市立図書館というか島田図書館などに行きますと、ちょうど夏休み中もあって学生さんたちとか親子連れの
子供たちとか親子でとか、大変図書館が利用されております。学校のほうの図書室というのは夏休みも解放されるのかどうかや、そこのエアコンの整備、100%になっているのか、特別教室の図書室についてお伺いしたいと思います。
○
委員長(
村田千鶴子) 平松
教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治) 小・中学校の図書室の整備率でございますけれども、小学校につきましては47.4%の設置率になっております。中学校につきましては85.7%ということで7校のうち6校、1校が未設置という状況になっております。
以上です。
○
委員長(
村田千鶴子)
桜井委員。
◆
委員(
桜井洋子) 多分小学校はオープンスペースみたいな形の図書室というか形式があって、教室になっていないようなところがあるので低いのかなと思うのですが、先ほど普通教室の進め方もありましたが、図書室についてもまだ未設置のところはぜひこれは進めていただきたい。要望なのですけれども、考えていただきたいということを伝えたいと思います。
○
委員長(
村田千鶴子)
意見でいいですね。
◆
委員(
桜井洋子) はい。
○
委員長(
村田千鶴子) 平松
教育総務課長。
◎
教育総務課長(平松栄治)
桜井委員のおっしゃるとおり、小学校の設置率の低さにつきましてはオープンスペースであるということと、あと中学校につきましても1校未設置の学校につきましては川根中学校になりますけれども、川根中学校につきましてもワークスペースに図書室があるということで、個室になっていないということで設置を見送っている状況です。
以上です。
○
委員長(
村田千鶴子)
桜井委員、よろしいですか。
ほかの
委員の
皆さん、よろしいですか。
大村委員。
◆
委員(
大村泰史) 子ども読書100選のことなのですけれども、いいですか。
先ほどちょっとアンケートについてというお話がありましたけれども、子ども読書100選という、要するに大人のほうから子供に読んでいただきたいということで選ばれた100選ということだと思うのですが、大人のほうでそういう選んだのを
子供たちが読んでいただいているかどうかという把握というのはできるのでしょうか、またされているのでしょうか。教えていただけますか。
○
委員長(
村田千鶴子) 池谷
学校教育課長。
◎
学校教育課長(池谷英人) 特にそういう
調査は行っていませんが、この子ども読書100選に選ばれた本については、国語の授業や読書の時間というのがほとんどの学校で1日のカリキュラムの中で設置しておりますので、そういう中で本を提供したり推奨したり扱ったりということは積極的にしております。
○
委員長(
村田千鶴子)
大村委員、よろしいですか。
では、発言もないようですので、最後に本日の
委員長報告については
委員長及び副
委員長に一任させていただいてよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
村田千鶴子) では、以上で
厚生教育常任委員会を終了します。皆様、御苦労さまでした。
閉会 午前10時42分...