島田市議会 2018-06-18
平成30年6月18日経済建設常任委員会−06月18日-01号
◎
商工課長(
菊池智博) 商工課から、
官民連携賑わい創出事業補助金について
補足説明します。資料「どうでしょう
キャラバン2018の開催について」をごらんください。
官民連携賑わい創出事業補助金は、イベントどうでしょう
キャラバンの
実行委員会に支出するもので、主な経費としてテント等の設営費、
シャトルバス借り上げ料、
駐車場警備費を見込んでいます。
目的は、市の魅力発信、
商業活性化です。
記載したメンバーで
実行委員会を立ち上げ、現在
開催地オリジナルイベント等の検討を行っています。
開催日時は、7月16日月曜日海の日の午前10時から午後5時で、会場は中央公園ふれあい広場です。島田市で開催されるのは昨年に続き2年連続です。
イベント内容は、
北海道テレビ放送局の番組「水曜どうでしょう」の
人気ディレクターによるトーク、
グッズ販売、ミュージシャンのライブに現在検討中の
開催地オリジナルイベントが加わります。飲食等の店舗は昨年よりも少しふやし、30を予定しています。駐車場と
シャトルバスを用意します。
情報発信については、平成29年度について記載しましたけれども、今年度についても同様に考えております。裏面にポスターを印刷しましたので、ごらんください。
以上です。
○委員長(
横田川真人) 説明が終わりました。
委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。
横山委員。
◆委員(
横山香理) 今の「水曜どうでしょう」の件なのですけれども、昨年度も同様な補助金を出していると思うのですけれども、昨年度はどういった
賑わい創出がそこで行われたのか。また、ちょっとこれを見ると同じなのかなとは思うのですけれども、今年度は昨年度と比べて何か改善される点というのはあるのかどうか、そこら辺を伺います。
○委員長(
横田川真人)
菊池商工課長。
◎
商工課長(
菊池智博) まず1点目の昨年度の成果ですけれども、経済的な部分で言いますと、出店者の売り上げ全体としましては、推定ですけれども420万円程度、平均で16万円。そして、一部のコンビニで飲食物が完売状態。それから、
民間駐車場が満車状態でした。そして聞き取りしたところ、ホテルの宿泊者数がいつもよりふえておりました。そして、中央公園の中にある
ミニ鉄道利用者が、通常の日曜日の1.4倍の1,158人、そしてその他として、
知名度アップということで、市のメール、そしてSNSは平均1,000人以上が見ていますし、
出身地シールというのを張ってもらいましたけれども、44都道府県から来ていただいて、知っていただけたのではないかと思います。それから、インターネ、トの生中継を行いまして、コメントが1万7,000件以上ということで、一定の効果があったと考えております。
そして、去年との違いですけれども、昨年は時間帯が正午から夜7時まででした。ことしは午前10時から午後5時ということで時間帯が変わっていまして、ことしは5時に終わって、6時くらいには
中心市街地に帰ってきて戻ってくるということなので、商業者と一緒になって、ポイントとかサービスをするお店を募って飲食してもらったり、何か買っていってもらったり、そういったことを検討しております。先ほど申し上げたとおり、出店者は26から30にふやして、特に飲食が少なくてかなり行列ができてしまったので、そこを改善したいと考えております。
以上です。
○委員長(
横田川真人)
横山委員。
◆委員(
横山香理) この「水曜どうでしょう」に、当局でこれに付随するようなアトラクション的なものは何か考えていらっしゃるのかどうか伺います。
○委員長(
横田川真人)
菊池商工課長。
◎
商工課長(
菊池智博) 昨年も行いましたけれども、当局でいいますと、島田の逸品をPRしたりとか、あるいは
緑茶化計画のPRということを昨年同様行う予定です。
○委員長(
横田川真人) ほかにございますか。
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) すみません。今回のこの温泉の基金ですけれども、この原資というか補正額のもとになるのは多分温泉の寄附金がなっていると思うのですが、その内訳と、それから、トータルで基金が幾らになったのか、お願いします。
○委員長(
横田川真人)
佐藤観光課長。
◎
観光課長(佐藤修) まず、内訳でございます。2,425万7,000円という金額でございますが、その内訳としましては、
川根温泉の
年間経常利益からの80%としましては、800万円となっております。そして、
川根温泉ホテルにつきましては営業利益の2割ということで、658万7,000円。そして、昨年度からメタンガスの発電を運用しておりますので、それに関しまして、
川根温泉では熱を回収しまして
貯湯ボイラーのほうに灯油を削減できているということで、その部分に関しまして、その分をまたこちらに寄附をしていただいているということで、229万1,000円。そして、
川根温泉ホテルにおきましては、
電気使用料ということで、その発電の電気を使っておりますので、その分をこちらのほうに寄附をしていただいておりまして、それが737万9,000円になっております。その合計が2,425万7,000円ということになっております。
そして、申しわけございません。これまでの金額というものが、ちょっとそこまで私のほうで把握はしておらず、ここ3年でいきますと、ことしが2,425万円、昨年度が2,338万7,000円、一昨年が1,855万7,000円ということで、こうした金額になっているということで御理解いただければと思います。
○委員長(
横田川真人)
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) 最終的にこの基金というのは、やはり施設の更新とか何かに使われていくというのが目的でよろしいですか。
それと、この
川根温泉ホテルと日帰りのほうということで、これは
伊太和里の湯のほうは直営だから関係なく、これはあくまでも
川根温泉ホテルと
日帰り温泉のほうということですね。
○委員長(
横田川真人)
佐藤観光課長。
◎
観光課長(佐藤修) 条例上で申し上げますと、市が所有する
温泉施設及び
温泉宿泊施設の保全修繕、改修等というような形になっておりますけれども、もうここ近年というよりもできたところから、ほぼ川根に投入をしているだけという形になっております。ここ数年は、
川根温泉の日帰りのほうのコテージの屋根がずっとありますけれども、その改修をずっとしているというような形になっております。
以上でございます。
○委員長(
横田川真人)
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) それから、
川根温泉のプールですけれども、建てかえるとなると配管が下に通っているということで、ちょっと大変だということで改修するということですが、天井とか裏とかは安全にできたのですか。
○委員長(
横田川真人)
佐藤観光課長。
◎
観光課長(佐藤修) 先ほど申し上げるのをちょっと忘れてしまいました。昨年、やはりおっしゃるようなことがございまして、バーデ棟の屋根につきましても工事の改修をさせていただいているというところでございます。
○委員長(
横田川真人) ほかにございますか。
横山委員。
◆委員(
横山香理) この基金なのですが、もう一度確認なのですけれども、島田市が所有する先ほどの
伊太和里の
温泉施設に使用されるということはできないということでいいのですか。
○委員長(
横田川真人)
佐藤観光課長。
◎
観光課長(佐藤修) 基本的に寄附をいただいている会社というか、そこが
川根温泉と
川根温泉ホテルになりますので、考え方とすれば、やはり川根のほうに投入するというのが当然かなとは考えております。
以上でございます。
○委員長(
横田川真人) ほかにございますか。
それでは次に、歳出8
款土木費1項1目
土木総務費、2項1目
道路橋梁総務費、2項3目
道路新設改良費、4項2目
街路事業費及び4項4目
公園管理費について審査します。予算に関する説明書は58ページから59ページ、
補正予算概要書は3ページから10ページです。
当局から
補足説明があればお願いします。
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) 8
款土木費について、
補足説明をさせていただきます。
今回の補正の主な内容といたしましては、
社会資本整備総合交付金事業の内示額が要望額に対して少なかったため、
減額補正をさせていただくものです。
道路公園関係の国への
交付金要望額の合計は6億9,463万5,000円に対し、内示額4億7,415万9,000円、2億2,047万6,000円の減額となりました。率としては68.3%で、この数字は昨年度と比べ、10.9%上昇しております。
事業別に見ますと、通学路の
交通安全施設整備費については85.9%、橋梁等の修繕・
耐震化事業費については100%、舗装等の
道路施設長寿命化事業費については9.5%、
幹線道路整備事業については64.6%、
公園施設の長寿命化に事業については80%という状況で、特に舗装等の工事の内示率が少なくなっております。このため、
道路公園関係の
社会資本整備総合交付金事業の当初予算額13億5,907万5,000円を、3億1,177万6,000円減額し、10億4,729万9,000円に変更しようとするものであります。
以上であります。
○委員長(
横田川真人)
補足説明が終わりました。
委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。
八木委員。
◆委員(
八木伸雄)
減額補正なのですけれども、その率が10%上昇というのが、減額した金額がふえたのか、それともそうではなくて、去年より10%少ない減額で済んだのか、もう一回その辺の確認と、それからこの市道の関係の箇所づけ、多分推測するに、市のプロジェクトに絡んでいるところは
計画どおりやらなくてはいけないということで、減額しないでいると解釈しているのですが、箇所づけの考え方をお伺いしたいと思います。この2点。
○委員長(
横田川真人)
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) 先ほどの昨年度と比べての10.9%なのですけれども、これにつきましては、要望額に対する内示の率が、今年度は昨年度に比べて10.9%ふえていたということで、昨年度の内示率につきましては57.4%、今年度は68.3%という数字で、去年よりも内示は多くなっているということになります。
あと、箇所づけについてですけれども、特に舗装につきましては、全体の事業費について内示では9.5%ということで、かなり少なくなっているものですから、今やっている
横井中央線の
舗装事業等につきましては今年度で完成するものですから、そういった完成時期を早く迎えているものを早期に終わるようにということで、重点的にそちらに配分しております。
以上でございます。
○委員長(
横田川真人)
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) 病院の
周辺道路、それから
島田金谷インターチェンジ周辺の関係、それから島竹下線とかもそういうことになってくるし、それから
横岡新田牛尾線などもそういうことかと思うけれども、影響はその病院と
島田金谷インターチェンジ周辺整備について、道路の関係によってオープンしても当座ちょっと大変になるとかいうような懸念もあるのですが、そうならないように、そちらの
道路整備ができていくということでよろしいですか。
○委員長(
横田川真人)
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) 先ほど言いましたように、通学路の
交通安全施設整備等につきましては85.9%という形でかなりよくなっていますので、
島竹下線等につきましては内示率がいい状況で、それほど補正に置かなくてもよいような状況です。
あと、病院等につきましても重点項目ということで、ほかのほうを少なくしてでも、そちらについては本年の事業は推進しなければいけないということで、それほどの補正をかけないようにしているところでございます。
○委員長(
横田川真人)
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) そういう説明いただきました。では、結局国のほうの減額の考え方というのもあると思うのですが、基本的にはこの箇所づけ、島田市が相当ここだけは100%で欲しいと。その分が平均で67%か何%ならば、ここはゼロにして、片方は60%にいってしまうところもあるかもしれないですけれども、そういう形で島田市の意向というのを取り入れてもらっているということでよろしいですか。
○委員長(
横田川真人)
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) それこそ家の補償をするとすると、1軒動かすともう3,000万円、4,000万円かかってしまうものですから、そういったことを当初要望の時にはちゃんと組み入れて、ことしはこの家とこの家ぐらいは用地交渉して行けそうだなというのを入れていたのですけれども、一式その分1軒もうできなくなってしまうなとか、そういったことで調整をしながら、大事な緊急を要する道路、今年度やらなければならないものについては重点的な配分をしております。
○委員長(
横田川真人) ほかにございますか。
平松委員。
◆委員(
平松吉祝)
本通り御仮屋線改良事業、今回の工事で何%ぐらいができて、いつごろ完成するか、わかった教えてください。
○委員長(
横田川真人)
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章)
本通り御仮屋線につきましては、御仮屋の交差点から西に向かって工事を進めております。昨年度はあそこの御仮屋の交差点のところの信号移設となりまして、それに大きなお金を費やしたということで、延長的にはかなり少ない延長でしたけれども、ことしにつきましては引き続き工事を延ばしていくような形でいますけれども、まだ去年とことし2年目だものですから延長的にはまだ、全体的な計画は御仮屋の交差点から七丁目のピノキオの交差点までを計画しています。今、2年目だものですから、本年度行ってもまだ10分の1も行かないような状況ですけれども、これにつきましても早期に全体ができるように、これからは早めに進めていきたいと考えております。
○委員長(
横田川真人)
平松委員。
◆委員(
平松吉祝) 前からその話は知っていたのだけれども、歩道がとにかくあそこはものすごく危険。年寄りにはとても歩けないような危険な歩道がただあるだけであるので、なるべく危険な箇所は解消してあげてください。乳母車というかお年寄りがこうやって、あれなど全然持って長いこと歩けないようなところなので、とにかくその辺でよろしくお願いします。
○委員長(
横田川真人)
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) 御仮屋町の区間につきましては、今おっしゃいましたように、道路と歩道の段差がかなり20センチぐらいあるということで、片側も水路になっていて歩道も狭いということで、歩く時に危険を感じるということで、できる限りその御仮屋の区間につきましても、今、東側を進めておりますけれども、完了できるように進捗を図っていきたいと思っています。
○委員長(
横田川真人) ほかにございますか。
横山委員。
◆委員(
横山香理) 一番上の色尾大柳線なのですけれども、こちらもあそこのラウンドアバウトのところだと思うのです。色尾の交差点が見えているのに、なぜ通れないのだということを本当に地域住民の方から言われまして、耳が痛くなるほど言われるのです。
それに付随して、みどりこども園があそこにあるものですから、そこの前がちょうど狭いのです。だものですから、そこが開通すれば、やはり幼稚園の送り迎えで車が8時前後になると非常に混むものですから、そこが早く開通してほしいという要望が非常にあそこは多いのですけれども、ちょっと進捗状況を教えてください。
○委員長(
横田川真人)
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) 色尾の交差点から計画しているラウンドアバウトを計画している交差点までは、ほぼ形はできてきていると思うのですけれども、今、歩道に水道管を入れる工事を今年度予定しておりまして、それが終われば歩道のほうも舗装できると。あと、市道との取り合い部分の地元のいろいろな線への侵入ということで、市道の交差点も今年度改良する予定です。ラウンドアバウトから東側につきましては用地がまだ買えていない部分があるものですから、そこの部分について、今、用地交渉を進めているるところでございます。
○委員長(
横田川真人) いいですか。
ほかにございますか。
なければ、歳入の審査に入ります。
歳入14款国庫支出金2項4目土木費
国庫補助金について審査します。予算に関する説明書は54ページから55ページです。
当局より
補足説明があればお願いします。
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) 特に
補足説明はございません。
○委員長(
横田川真人)
補足説明はないということです。
委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) なしとのことです。
次に、歳入21款市債1項4目農林業債及び1項4目土木債について審査します。予算に関する説明書は54ページから55ページです。
当局より
補足説明があればお願いします。
堀井農林課長。
◎
農林課長(
堀井直樹) 特に
補足説明はありません。
○委員長(
横田川真人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) なしとのことです。
それでは、議案第41号全体を通して何かありましたらお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) ないようでしたら、採決いたします。
議案第41号 平成30年度島田市
一般会計補正予算(第1号)中、当委員会の所管に属するものについて、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) 異議なしと認めます。
よって議案第41号 平成30年度島田市
一般会計補正予算(第1号)中、当委員会の所管に属するものについては、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第43号 平成30年度島田市
水道事業会計補正予算(第1号)について審査します。議案書は33ページ、予算に関する説明書は65ページから71ページです。
当局から
補足説明があればお願いします。
杉本
水道課長。
◎
水道課長(杉本隆良)
補足説明は特にありません。
○委員長(
横田川真人)
補足説明なしとのことです。
委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) 特別損失の固定資産の売却なのですが、これは土地ですので、簿価割れしたのか、それとも何かどこかのようにごみでも出てきて値引きしたのか、その辺の内容をちょっと説明してください。
○委員長(
横田川真人) 杉本
水道課長。
◎
水道課長(杉本隆良) 説明させていただきます。
まず、うちのほうの簿冊に載っているのが180万円で、ここは地下水源の南3号というところなのですけれども、南町にある井戸でございまして、当時はまだ周辺が空き地というかあまり家が建っていなかったのですけれども、現在はかなりもう周辺に家が建っておりまして、現在は井戸の故障で使っておりません。今後についても、例えば修繕するなり建てかえるとなると工事車両等を入れなければなりませんけれども、そういったものももう入らないような状況でして、正直使い勝手が悪くなっております。それから、囲まれているような場所ですので、売るにしてもなかなか欲しいという買い手も限られてくるというところがございます。
それで、こちらのほうの売買価格を、一応固定資産税評価額をもとにして計算をしたのですけれども、水道用地ということで、まず補正調整率というのがございます。それからあと、昔墓地であったということと、あと、ここの井戸の水源は、井戸をうちのほうで全部とってしまうのではなくて、少し施設が残る部分がございましてて、それを買い手側のほうに買っていただいた後に取り除いていただくというようなものも含めて補正率、これは市の普通財産を売る時の基準があるものですから、その基準に基づいて補正率を掛けたところ、帳簿価格よりも落ちたということで、売る価格と帳簿価格との差を特別損失として上げさせていただいたというところでございます。
以上です。
○委員長(
横田川真人)
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) 普通、前は田んぼとか畑で何もなかったのが、家が建ってきているということなので、単純に土地の価格は、その当時の簿価が下がるということはないのだけれども、何か今いろいろ言われていたそういう特殊事情があって、ただの更地ということでなく、何かその処理をしなくてはいけないというような説明のような気がしたのですが、それを含めた結果、100万円帳簿上の価格よりも安く売却したというような説明だということなのですね。その周辺の土地そのものが下がっていないと思うのです。むしろ上がっていると思うのですけれども、それと、買い手はどなたが買ったのですか。
○委員長(
横田川真人) 杉本
水道課長。
◎
水道課長(杉本隆良) まず、さっき言った帳簿価格がうちのほうで載せてあるのが180万円になっておりまして、今度売る価格が80万円ということで、180万円引く80万円、この差が100万円ということで、特別損失を上げさせていただいたと。簿冊価格と売却の価格の差がある場合には、公営企業のルールとして特別損失に上げるというふうになっています。
すみません、先ほど幾つか補正の話をさせてもらったのですけれども、一応普通財産の処分に関する処分要領というものが旧管財課、今は資産活用課になると思いますけれども、そちらのほうにありまして、雑種地であると50%であるとか、あと用途に制限を受ける、例えば家屋が建てられないもしくは家屋を立てる条件がちょっと厳しくなるといったものによって、50%とか70%という補正率があったりとか、それからさっき言いましたもともと墓地であったというところが50%の補正率になっている。そういった条件によって幾つかの補正率があるものですから、固定資産税の評価額にその基準にある補正率を掛けていった結果、確かに実際の売買価格よりは安くなったのだと思いますけれども、そういった基準に基づいてという形でやらせていただいたというところです。
○委員長(
横田川真人) もう一つ質問で、どちらに売ったかというのはわかりますか。
◎
水道課長(杉本隆良) すみません。お名前まではちょっと言えないと思うのですけれども、すぐ隣の方です。今度増築したいということで、買いたいという声をいただきました。
○委員長(
横田川真人) どうですか。いいですか。
◆委員(
八木伸雄) はい、結構です。
○委員長(
横田川真人) ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) ないようでしたら、採決いたします。
議案第43号 平成30年度島田市
水道事業会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) 異議なしと認めます。
よって、議案第43号 平成30年度島田市
水道事業会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議団第47号 島田市
都市公園の
設置基準等を定める条例の一部を改正する条例についてを審査します。議案書は47ページ、説明書・参考は74ページから75ページです。
当局より
補足説明があればお願いします。
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) 特に
補足説明はございません。
○委員長(
横田川真人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) 確認だけ。これは一般質問で大分細かくやっていただいたのであれですけれども、これによって整備計画で、何か改めてここ近年のうちでやる計画に影響するものはあるのですか。
○委員長(
横田川真人)
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) 国の
都市公園施行令が100分の50ということで、それにならって島田市の条例も、今100分の50とさせていただきました。100分の50を超える運動施設を拡張するとか新設するとかいう計画は今のところないということで、100分の50とさせていただいておりますので、今のところ計画はありません。
○委員長(
横田川真人) ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) ないようでしたら、採決いたします。
議案第47号 島田市
都市公園の
設置基準等を定める条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) 異議なしと認めます。
よって議案第47号 島田市
都市公園の
設置基準等を定める条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第50号 市道路線の認定について、及び議案第51号 市道路線の廃止についての2件を一括して審査いたします。議案書は51ページから52ページ、説明書・参考は91ページから93ページです。
当局より
補足説明があればお願いします。
田崎すぐやる課長。
◎すぐやる課長(田崎武明)
補足説明は特にございません。
○委員長(
横田川真人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) この市道路線の廃止と認定ですけれども、新たな市道路線以外に、廃止した道路は当然市の土地になるわけですけれども、あと市の土地というのは何平方メートルここにあるわけですか。
○委員長(
横田川真人) 田崎すぐやる課長。
◎すぐやる課長(田崎武明) 今度売り払う予定の土地ということでよろしいですか。約2,800平方メートルございます。
○委員長(
横田川真人)
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) それで、その土地の売り払いについての計画をもう少し説明していただけますか。まだ全然?
○委員長(
横田川真人) 田崎すぐやる課長。
◎すぐやる課長(田崎武明) 実際に売り払う手続については資産活用課のほうで行われると思いますけれども、この本議会で御承認を得た後に、速やかに年内中に売り払いを行いたいという手続に入るということは伺っております。
○委員長(
横田川真人)
八木委員、今後の財産のことに関しては総務生活常任委員会になりますので。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) ないようでしたら、採決いたします。
議案第50号 市道路線の認定について及び議案第51号 市道路線の廃止についての2件を一括して採決したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) これより、議案第50号及び議案第51号の2件を一括して採決いたします。
議題の2件は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) 異議なしと認めます。
よって、議案第50号 市道路線の認定について、及び議案第51号 市道路線の廃止についての2件は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第52号 財産の取得について(
消防ポンプ自動車)を審査いたします。議案書は1ページ、説明書・参考は1ページから2ページです。
当局より
補足説明があればお願いします。
天野
危機管理課長。
◎
危機管理課長(天野裕継) 本件につきましては、消防団の分団部に配備してございます車両が42台ございます。この42台を、毎年2台ずつの更新計画に基づきまして更新をしているものでございます。
以上です。
○委員長(
横田川真人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。
平松委員。
◆委員(
平松吉祝) 消防団の消防車を年2台というのは非常にいいことだと思うけれども、形式は全部前のものと同じですか。いろいろ装備も何か、新しい工具とか少しは進化していますか。その辺は。
○委員長(
横田川真人) 天野
危機管理課長。
◎
危機管理課長(天野裕継) 消防ポンプ車そのもの、艤装そのものも変わってくる部分もありますし、あと搭載する備品類もその年によって新しくついたりしてくるというようなものがあります。例えば今回で言いますと、投光器(バルーンライト)を装備をするとか、チェーンソーも今回車両の中で備品で積むとかいうふうに、その年、その年で多少変化があります。
○委員長(
横田川真人)
平松委員。
◆委員(
平松吉祝) いろいろ時代が変わって新しい建物とかアパートの形式もいろいろなものが変わってきている中でそれに合う、どうせ買うなら高いものだから、進化して使いやすく安全でというのを考慮して、高いものですから買っていっていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(
横田川真人) 天野
危機管理課長。
◎
危機管理課長(天野裕継) はい。御助言ありがとうございます。そういった方向で、今後も更新のほうをしていきたいと思います。
○委員長(
横田川真人)
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) 多分、今まで使っていた消防ポンプ車両も使える状態でいると思うのです。それは下取りをしてその額にしているわけですか。下取りを条件にこれをやっているわけですか。それとも、別途その消防ポンプ車は有効な活用の方法、海外の後進国へ譲るとかいう有効な使い方もあると思うのですが、古いものはどうしているのですか。
○委員長(
横田川真人) 天野
危機管理課長。
◎
危機管理課長(天野裕継) いわゆる下取り車ですか、廃車になるほうの車両は、消防ポンプ車のヤフーオークションのほうへかけて処分というか、要するに売却をしております。車両によって売り値が違うのですが、一番高かった時は100万円ぐらい、そうではない時が30万円ぐらいの売却価格になっています。
○委員長(
横田川真人)
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) そうですか。では、歳入のどこかに入っているということですね。見落としているというですね。いちいち項目が書いていないかもしれないので、わかりました。
○委員長(
横田川真人) ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) ないようでしたら、採決いたします。
議案第52号 財産の取得について(
消防ポンプ自動車)を採決したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
これより、議案第52号を採決いたします。議案は原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) 異議なしと認めます。
よって議案第52号 財産の取得について(
消防ポンプ自動車)は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、当委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。
次に、3の政策課題の調査研究に移ります。
前回、5月9日の閉会中常任委員会において、当委員会では政策課題の調査研究として、議会と語る会で出された意見の中から、別紙のとおり
中心市街地活性化策と賑わい交流拠点整備事業について、政策課題として継続して調査研究をしていくものとされました。
そこで、本日は政策調査研究するに当たり、今後の進め方について御意見を伺いたいと思います。
はじめに、今回は委員構成も新たになりましたので、前回の討議内容等について、お手元の課題調査票をもとに説明をさせていただきます。説明について、大石委員のほうからお願いいたします。
大石委員。
◆委員(大石節雄) 前回、
経済建設常任委員会の中で、議会と語る会に出されたまず1点目は、
中心市街地の活性化策でありますが、1枚目と2枚目、裏がありますが、それぞれ1つは
中心市街地が付近に広がっていたと。それから、東海パルプ跡地の利用についてということが、将来像が見えていないのではないかというような市民の意見から、ぜひそこのところをマスタープラン、将来設計をしっかり立てた中で、市としても考えていくべきではないかというような提案がありました。
それはこれから
中心市街地の活性化に有効に生かされるためにも必要なことではないかということで、常任委員会の中で意見を戦わせたというよりも、当局側にいろいろ質問したという形の段階で終わっております。
議員間討議の中では、その7番にございますように、さまざまなソフト事業であるとか、それから活性化につながっていくような施策を行っていくようなものが必要ではないかと。もちろん子育て、教育、市街地の住民等によるというようなことなのですが、そういったことを委員会として検討していくという段階で終わっています。
もう一つのものに関しては、これは蓬莱橋の周辺に関することでありますけれども、蓬莱橋も新しく897.4茶屋ができて、あそこにも人が大勢来ると。あそこに人が来るということは、イコール
中心市街地のほうにも足を運んでいただければ、その活性化につながるのではないかというような意見で、そこには細かいところで、蓬莱橋の擬木等をやったらどうかというような具体的なことも出ていますけれども、そういったことについては実際お金がかかるとかいろいろなことを言ったのですけれども、市民の皆さんからそういった意見が出ていたというようなことで、これも課題として、あわせて広い意味での
中心市街地の活性化を図っていくということが必要ではないかということで、今、話は終わっているところでございます。
以上です。
○委員長(
横田川真人) では、賑わい交流拠点について、杉野委員、お願いします。
○副委員長(杉野直樹) では、私が金谷の会場に出ておりましたので、賑わい交流拠点整備事業について説明させていただきます。
島田金谷インターチェンジ周辺の開発を含めた今後の金谷の整備について、出てきた質問の中で、140万人の根拠という質問が出ておりました。また、車を利用しない高齢者や近隣の客の誘致をどう考えていくかということなどの問題が出ており、前回の委員会でもそれを課題として捉えているようです。
また、議員間討議の中では、多くの客を集客し、JAや市において目玉商品の開発をしていく必要があるのではないか、また旧金谷中学校跡地の関連性、そこをどのように賑わい交流拠点と関連づけて観光としていくかというところが挙がっていたようです。またそのほかに、賑わい交流拠点の整備についてどのような費用負担があるのかを明確にする必要があるのではないかというようなことが挙がっていたようです。
議員間討議においては、進捗状況、新会社についての費用負担、また新会社の設立について、事業内容を明確にしていただきたい、また出資率が決まっていない中、4者(島田市、JA、大井川鐵道、NEXCO中日本)の連携が図れているのか確認したいとの討議がありました。
以上です。
○委員長(
横田川真人) 概要を説明していただきました。
今回の
経済建設常任委員会の中で、昨年度も3人
経済建設常任委員会になっていまして、3名入れかわっている中で、議事録は読んでいただけたと思います。その中で、
島田金谷インターチェンジ周辺については市民への説明をしっかりするようにとか、需要予測とかその内訳、JAの動向はどうなのか。また、出資比率ですね。あと、先ほど説明がありました商品開発等、そういったものが課題になってまいりまして、
中心市街地に関してはマスタープランをつくってほしいとか、民間投資に期待したいとか、期待はするのですけれども、行政の支援の本気度を見せてほしいとか、市内外の組織といったものの報告書を見たいということで、さまざまな意見が前回出されまして、当局のほうに質問してしまっていた部分が多かったと思います。
そこで、今回はそういったもの、課題調査票の方も含めて、前回の会議の内容等も含めた上で、この場で御意見等がありましたらお願いいたします。議員間の中で。
大石委員。
◆委員(大石節雄) たまたま最近、商業者団体連絡協議会といったところで、地元の商工者の皆さんとお会いすることがあって、1つは彼らも一生懸命頑張っていると。かといって、市にいろいろ要望する云々ということよりも、まず現状を知ってもらいたいのだという意見がございました。
この
中心市街地の活性化で周りがやいやい言っても、やはりそこでいろいろな営業をなさっている皆さんであるとか、そこで住んでいる皆さんがどういう思いでどうなりたいのかということも必要なことだろうと思いますので、またこの研究とかをしていく中で市民の声を聞く場をまずこの委員会で、もちろん委員会に限らず議員全員でもいいのですが、ぜひそれをひとつ設けてみていただきたいと。
過去からいろいろな整備もしながらずっとこうやってきても、なかなか歴史的にもいろいろなことで、昔からずっと下り坂だという課題なのですが、ただ指をくわえて見ていれば、そのまま何もしなければ、ただそのまま朽ちていくというだけですので、我々議会としてもぜひ、特効薬が見つかるかどうかはわかりませんけれども、
中心市街地の活性化については先進事例であるとか、我々もいろいろな事業とかそういったものの発想を持ちながら、1つでも2つでも光が見えるような政策が打ち出せるような提案を、短期間ではありますけれども、何かの形で提言をしていくということが必要ではないかなということを感じております。
以上です。
○委員長(
横田川真人) ありがとうございます。
ほかにございますか。また、大石委員の今の意見に関してでも結構です。
では、せっかく今大石委員のほうから
中心市街地の件が出ましたので、
中心市街地のほうを先にお願いいたします。
平松委員、どうぞ。
◆委員(
平松吉祝) 非常に蓬莱橋の地域、店屋もできてこれから観光も来るだろうと思いますが、夜もとてもいいですね。それで一つ、水が汚いのが出て、白く濁っていたという人もいたのだけれども、蓬莱橋の下はほとんど水が流れていないですよね。あの辺にホタルでも飼って、夜はそういうのもいいのではないかという人もいたし、あそこの下の水は多分きれいだと思うけれども、どうですか。濁っている水が出たということを聞いたことありますか。
○委員長(
横田川真人) 先日、森議員の質問だったか、その中でも出ましたけれども、ちょっと藻が発生しているとか、排水の関係でちょっと。
◆委員(
平松吉祝) あの上を渡って、ちょっとの間、下にきれいな水とやはりきれいな環境整備ね。今、水さえきれいだったら、ホタルのヤゴなどはわけないです。エサがあれば、大水が出て流れない限りは多分夜も出ると思うので、人を呼ぶのだったら、多分そういう環境も私は必要ではないかと思うのだけれども。
以上です。
○委員長(
横田川真人) 大石委員。
◆委員(大石節雄) いろいろな発想で、この前も話したのですが、人が来なくては、幾らいいものであってもリピーターが生まれないということだものですから、いろいろな手法を考えて提案して、研究していくということは重要なことだと思います。
何しろ人が来ないところで一生懸命頑張っても、何も商売成り立たないし、活性化にもならないものですから、何とかしていろいろな方法を考えながら、この島田市内に人が来る手法というようなことで、今、
平松委員が言われたような自然の復元という発想もいいだろうし、スポーツという面もあるかもしれないだろうし、おもしろいイベントということもあるから、いろいろな方法があると思いますので、それを調査研究していったらいいのではないかとは思います。
○委員長(
横田川真人) ほかにございますか。
平松委員、どうぞ。
◆委員(
平松吉祝) あの辺は観光ではなくても、県下からスポーツをやりに来る人たちが多くいるわけですね。帰りにあの辺へ寄るとか、車で来た人は、結構観光ばかりではなくて、スポーツの帰りに見て通るとか、多分人を呼ぶのは、来て見ていく人は多いと思います。だから、その辺を考えながら、日曜日などはあの辺車だらけになってしまいますから、考えてみれば私はもっともっと手を入れてもよいと思うのだけれども。
○委員長(
横田川真人) 杉野委員、どうぞ。
○副委員長(杉野直樹) 先ほど大石委員のほうからも、大枠で
中心市街地をどうやって活性化していくかということを研究していったほうがいいのではないかという話で、今、
平松委員がおっしゃったことは、ホタルだとかそういったスポーツなどを利用すれば、
中心市街地の活性化につながっていくのではないかというような、仮説として言っていただいたと思うのですけれども、そういったことことも含めて、どういうことをすれば今後活性化していくのかというのを大きく捉えて研究をした上で、今、おっしゃったことが実際にどれだけ効力があるのかというところも検証していけばいいのかなと思いますので、そういった形で、大枠で研究していく必要があるのかなと私は考えております。
以上です。
○委員長(
横田川真人) まだ発言されていない方、いかがですか。
横山委員。
◆委員(
横山香理) 皆さんと同じなのですけれども、やはり例えばこの賑わい交流拠点整備事業なども、市民の皆さんから聞けばやはり心配だという声も聞こえますけれども、ただ、やはりどうしたら人を呼び込めるかという明るい発想、やはりそういったことをここのところでしっかりと研究して、どうしたら交流人口をふやせるかということを、もう大石委員も
平松委員もおっしゃっていましたけれども、ここのところやはりしっかりと調査研究して、皆さんの声を拾いながら考えていくところではないかと思います。
以上です。
○委員長(
横田川真人)
八木委員、いかがですか。
◆委員(
八木伸雄)
中心市街地活性化というのは、もともと頭が固いので、そういうアイデアとか何か思い当たらないもので、もしやるのであれば、それこそ本当に実績を上げているコンサルタントとかにお願いしてやるのも一つ。
私は議員という立場で考えると、
中心市街地を活性化しようというアイデアを出したやるのもいいのだけれども、基本的にはここに住みたいまちをつくるということが一番だと思っているので、いつも思うのは、島田駅に静岡、清水、あるいは藤枝、焼津、菊川、掛川から、みんな中学生の子供が静岡大学教育学部附属中学校へおりてきますよね。それで、また帰りは帰っていくのだけれども、高校生となると、逆に島田駅から静岡、掛川、藤枝、焼津に行くということで、うちはもう子供も大きくなってしまったので、やはり子供のいるうち、これからもうここには住めないので引っ越そうかなといって島田までと言うけれども、島田へ出ても、またその後、今度高校とかとなるとやはり静岡とか藤枝とか、そこまで行かなければ意味ないよねという話です。
なので、島田が本当にやるのであれば、教育水準の高い、それから行くなら静岡高校、掛川西高校、その次は藤枝東高校、焼津中央高校などと言わずに、行くなら島田高校に入れればすごいねと、島田商業高校に入れればすごいねと、金谷高校に行けば国立一期校に入れるねというようなぐらいの教育水準を高めることが一番定住するしあれだけれども、今はその逆なので、ただ結果だけを求めている。
その一番根本的なところがやはり今、教育とか福祉とか、要は住みよいまちをつくるということが活性化になるので、住みにくいから出ていく話なので、ただ表面的に活性化させてお客さんを呼ぶというのなら、観光とかそういうことがあるけれども、定住ということにつながるかどうかということを考えるとちょっとわからないので、その辺は自分ではとても能力がないので、もしそういうこともあれだったら、コンサルタントとかを頼むのも一つの手かなと思うのだけれども、それよりも、自分は基本的な一番の足元とかそういう生活環境をよくしていくということが、一番のやるべきことではないかなと思っているので、あまりこのテーマに沿わないかもしれないので意見を言わなかったのですけれども。
○委員長(
横田川真人) 大石委員。
◆委員(大石節雄) たまたまこの前、名前を忘れてしまったけれども、
中心市街地の活性化プランだか何だったかを市のほうで300万円だか600万円をかけてつくったと。商業者の意見ですが、そのまま伝えますけれども、こういうようなものをコンサルタントに頼んだところでも中身がこもっていないということで、そこで生活して、そこで商売している人にはあまり意味がないという、我々なら、そこに住んでいる人ならもっと違う発想をするとか、やはりそういう市民の意見を聞くということは、イコール住みやすいんだと。
今、教育ということを
八木委員が言われた。教育という面ももちろん必要であるし、そこに住む人が幸せでなければ人も呼べないだろうと思う。いろいろな方法があるものですから、それを我々がいろいろな角度から研究していくということは大事だろうと思いますので、今回、
中心市街地の面積が広がったものだから、余計これは難しくなってきた。今までは中心地だけだったけれども、すごくエリアが広がったものだから、そこのところも含めて、少し今言うように居住区と商業区であるとか工業区、いろいろなことも考えながら研究していくという必要ではないかなと思うのです。
○委員長(
横田川真人) まとめていただき、ありがとうございます。
私のほうも同じような考えでして、先ほど
平松委員がおっしゃっていた意見というのも、ピンポイントであればそういったのも有効かもしれません。それで、先ほど
八木委員がちょっと関係ないかもとおっしゃっていたのですけれども、私は大変関係があると思います。本当に
中心市街地で何かやるというよりも、島田市全体で何か人が住みやすい環境をつくれば、当然それに波及してまち中もよくなると思いますので、そういったものを短期的・長期的、またピンポイントとか大枠かというのを含めながら、これからそういった視点で
中心市街地をどうやったらいいかというのを考えながら、当委員会で研究していきたいと思いますけれども、こちらの方向性はこれでよろしいでしょうか。
平松委員、どうぞ。
◆委員(
平松吉祝) 大きいことは、
八木委員から言われたもので、非常に島田市は大井川を挟んで難しいと思う。だから、島田市街、六合、初倉、大津とか金谷、五和、川根とか、全部でこういうようにやっていくと難しいものだから、そのように分けて、それでは大津はこういうふうなことだとか、六合はこれが一番だとか、そうはできないのですか。川根からこちらまで全部を一遍に活性化というとなかなか難しいから、分けて、そこはそこの問題があるだろうとやったほうが、私はいいと思う。
○委員長(
横田川真人) 先ほど
八木委員が言っていたのは、地域というよりは、どちらかというと島田の教育をやることで人が住みやすいのではないかという趣旨だと思います。なので、今回テーマになっているのが
中心市街地の活性化ということだものですから、ちょっとほかの地域という、私の住んでいる北部地域もそうですし、先ほどおっしゃった大津とかそういうのとはちょっと外れて、
中心市街地をどうしたいかというのをいろいろな方向性から見て考えていきたいと思いますけれども、どうでしょうか。
八木委員、どうぞ。
◆委員(
八木伸雄) 風が吹けばおけ屋がもうかるというので、要は経済事業が発展すれば自然にそこに人が寄ってくるのです。それは、昔エネルギーが石炭の時は炭鉱が、早い話が夕張などはすごかったのが、炭鉱が閉鎖した途端にもう市の財政が悪化してしまった、日本で一番財政が悪化してしまったというふうになっているもので。
これは静岡銀行の営業の人に言われたけれども、旧川根町が静岡県で一番お茶に依存している割合が高いのだそうです。それはお茶屋さんもあるし、農家もあるし、お茶に関連したあれがあって言われたのですけれども、自分は今は合併したけれども、島田が一番お茶に依存している割合が高いのではないかと思うんです。大手のお茶屋さんもいるし、島田市内には10億円、20億円というお茶屋さんが何十軒とありますね。旧川根町だけでも10億円単位のお茶屋さんが五、六軒あります。島田の土木事務所の予算が10億円ですから、お茶屋さんが五、六軒あれば、そちらのほうがすごくGDPを高く占めています。
そういう製茶機械からそういうのがあって、今、一つこの島田が停滞している、あるいは旧川根町も過疎になっている原因は、そういう産業構造が変わって、お茶がよければトラックを買うよとか乗用車を買うよとか旅行にも行くよというのが、それがなくなってきているのが、今、旧川根町の経済なので、そういう意味で言えば、そういう観点での地域の活性化を考えるということであれば、私はいいけれども、何となく
中心市街地と商店街をどのように盛り上げるかという、そこの直接的なところへ行くような気がしたもので、あまり案が浮かばなかったけれども、本当にまちの活性化をしていくというのはやはり地場産業が発展していかないとだめで、それをもう地場産業を、例えばお茶からほかのものに切りかえるというのもいいし、お茶を復興するというのもいいし、そういう観点で考えていくというのなら、自分もそういう意見は持っているもので、大賛成です。
○委員長(
横田川真人)
平松委員、どうぞ。
◆委員(
平松吉祝) 今の
中心市街地はどこのエリアを言うのですか。今まで、長年
中心市街地をどうにかしようとしたけど、難しくてできなかった。
いかに、例えば六合の場合を言っているのだけれども、こちらに取り寄せるとか、それには何が問題があるのか。それでは初倉も島田市、なかなか大井川を渡ってこちらに来にくいと。そういうので何が問題があるのかとか、大津あたりは近いからいいけれども、それでは五和から、例えばこちらから向こうへ行くかとか、そういう個々にまとめて考えていかなければ、まちを活性化というのはなかなか今の島田市は非常に難しいと思う。それは長年いろいろな人がそれをやってきているのだから、それより、ばらばらにいろいろ考えて、どのようにしていくかと個々に考えて全体をまとめるという。
例えば六合で言えば、なぜ向こうの藤枝がいいか。第一種住宅指定地域で、1軒本屋をつくりたいといっても、住居と一緒でなければできない。高さ10メートル。駅前にできない。藤枝はどんどんできる。そういう問題を抱えて、なかなか市のほうへ言ってもならない。それでは少し走れば藤枝市にはビルができて、いろいろな店がある。それではそちらで宴会をやろう、そちらに行こうとなってしまいます。たとえの話だけれども。
だから、先ほど言ったのはそういう理由もあって、それでは先ほどこれに載っていましたが、私はあとは島田市が買ってしまえというくらいに、それで大きい会社を持ってきて、それでうちなどが建ったといったら、思い切って200万円、300万円ぽんとやれと。思い切った施策、考え方を持たないと、島田市はどんどん衰退していくと思うので、ただ今そういうように思い切ったいろいろな考え方を私は言ったまでだけれども、参考にしてください。
○委員長(
横田川真人) ありがとうございます。
大石委員。
◆委員(大石節雄)
八木委員が言われたこと、
平松委員が言われたこと、総花的なことをやるのだったら、やらないほうがいいと思います。総花的なことをやるのだったらね。
ここで前回からきているのは、
中心市街地の活性化ということを言われてきていると。もちろんほかの要因はいろいろ出てくる。産業が入ってくるし、教育も入ってくるだろうし、ただ、そこのところが全体的なことを言われたら総合計画の話になるし、地域の活性化という話になるし、それは総花的なことです。それだったら、おそらくこの委員会で1年や2年、3年かけてもまとまらないだろうと思う。絞るか絞らないか決めていただければ、そうでなければ、無理だったらこれはほかのところで手を引いたほうがいいのではないかなという思いです。
○委員長(
横田川真人) そうですね。
平松委員、どうぞ。
◆委員(
平松吉祝) けれども、今、大石委員から厳しい指摘だけれども、それでもこれはやりがいがあっておもしろい事業だとは私は思うけれども。島田市をよくしようと全体を思ったらやりがいのある。ただ、一生懸命こちらがやっても、当局が何も取り入れてくれなければ、本当にへのかっぱだけれども。役人会議ではないのだから、取り入れて。
○委員長(
横田川真人) それぞれ委員間で討議を重ねていただければいいので。
八木委員、どうぞ。
◆委員(
八木伸雄)
中心市街地の活性化ということで、ぴ〜ファイブのところをやったわけですよ。子供が集まるようにとか、あるいは藤枝からでもほかからも演奏の練習をしたい人が使えるとか、実際に来ないですね。利用が少ない。それであそこもすごく人がいるかというので、なかなか本当に1年で、
中心市街地というとどうしても島田の本通り、あるいは市役所の中心のことを考えていくもので、その活性化をやっていくというのだけれども、今言ったように自分自身にこういうアイデアというのが出ないし、商店街の人も、そうしたら先ほど私ならもっと現実的なことがあるとあったけれども、こういうことをやってくれというのが出てこないではないですか。
それは、例えば言っていたように、東海パルプのところに企業誘致して操業すれば、社員とかが来るかもしれないけれども、そういうこともあるけれども、なかなかそれも言われているだけで企業誘致も現実的にないもので、なかなか、もしこの1年でそういう結果を出すとか方向づけをするというのは、今までも何回もやってきていてできないし、市当局もそうして施策も実際にやって、ああいった音楽広場をつくったりしてこども館をつくったりしているけれども、やはり基本的にはそういう経済と教育とか、そういう行政がやるべきことをきっちりやっていく。そういう形での話を進めていく。それは1年や2年でできない話で、5年、10年かかってくるけれども、それをやらなくてただイベント的なことをやっても、なかなかその効果が一時だけのものであって難しいと思う。
自分としてそのイメージが挙がってこないのです。誰か具体的にこうすれば市街地が活性化するという、非常に重い宿題だなと思って、あえていろいろな意見を出しながらやっているというのはそれはそれでいいと思うのだけれども、あえてやってもらうのは。何かそういう意見を求められても、そんなので1年間かけて方向を決めるということも、今までの例を見ても非常に今までの例を見ても。
○委員長(
横田川真人) 大石委員、どうぞ。
◆委員(大石節雄) たまたま今までの経済もそうですが、こういう
中心市街地の活性化ということのテーマで、昔はコンパクトシティにということでいろいろ視察したり、なかなかそれも思うようにいかない。いろいろな試行錯誤してきました。
今回は、たまたまこれは議会と語る会から、市民の中からそういった意見が出て、それを重要課題として一つ取り組んでみようかというようなことで取り組んできていると。今、さっき
八木委員がちょっと言われましたが、東海パルプの跡地に1,000人規模の企業が来れば1,000人分だけ人が来るとか、考えてみれば昔ある議員が言っていましたけれども、日清紡があって、それから東海パルプに大勢の人がいて、矢崎総業にも大勢の人がいて、その人が夜勤があったり何だかんだで、それだけでも
中心市街地はいろいろな人が来ることによって活性化された。今はそれが全然なくなってきてしまったら、それは何もしなければそうだよなという話をしたのですが、イベントだとか目先のことだけではなくて、やはりどうしたらこの島田市に人が訪れるかというような方法というのは、今までも特効薬があれば誰かがやっているのだろうけれども、なかなか特効薬が見つからない。難しい問題だからそれはしようがないねということではなくて、自分たちの中で研究をしていくと。
これはいい答えができるかどうかというのはなかなか疑問ですけれども、取り組むことについては、逆を言ったらそういう研究をしていく中で、茶業のことでも教育のことでも、経済的なことを勉強しなくてはならない。それがどこかで生かされるヒントも出てくるだろうと思いますし、そういった意味ではやはりまちの真ん中という、今、エリアはまた後で聞いていただければ、この
中心市街地という言葉をどこまで我々が範囲とするかということも含めて、今後議論はしていくことは別に無駄にはならないだろうと思います。
○委員長(
横田川真人)
中心市街地に関しては、それぞれの委員の中で議論も出尽くしたかと思います。ちょっと方向性に関して、今回の皆様の意見を正副委員長のほうでまとめさせていただいて、次の委員会の時にでもまた示させていただきたいと思いますので、お預かりということで、お願いいたします。
次に、賑わい交流拠点整備事業について、御意見ありましたらお願いいたします。
平松委員、どうぞ。
◆委員(
平松吉祝) 今いろいろ聞くと、割合下降気味な話ばかり聞いて、アイデアも出てこないし、いろいろな人に聞くと「だめだ、だめだ」というような話が非常に多い中で、議論するならば、委員長に言いたいのだけれども、前向きの話ならいいけれども、意見を聞くとなると、こういうふうになる、こうだといって下降気味の話ばかりだから、そういう議題に変えてください。
以上です。
○委員長(
横田川真人) 議題については自由に議員間討議だものですから、どんどん前向きな意見をお聞かせください。
杉野副委員長。
○副委員長(杉野直樹) 賑わい交流拠点整備事業につきましては、また議会の報告会で出された市民からの意見の中、140万人の根拠だとか、その後で出ているのが4者の費用負担についてなどが出ていますけれども、この意見を受けまして、実際にこういった賑わいを生むような拠点を整備しているような市町が先進事例であるようでしたら、そういうところを視察先に選んで、そこに行って、実際どのように民間を活用する、また行政がどういう形で出資して運営しているのかというところを見てきて、その手法がすばらしいと思えば、こういう手法でやったらどうですかというような提言ができればいいのではないのかなと思います。
ちょっとこの140万人については、委員会でも何回も根拠を聞いていると思うのです。なので、当局側に聞いても、その根拠は以前から言っていることと同じことをおっしゃると思うので、実際にそれでは我々委員会でそれができるかというと、かなりちょっと難しいのかなと思いますが、いろいろな事例を見た中で、ここはこれぐらい来ていますよというような数字は示せるのかなと思います。
では、それが実際にあの金谷の地区に置きかえた時に同じことが言えるのかというところは、ちょっとなかなかどこまで研究し切れるかわかりませんけれども、ただ以前の議員間討議でも、JAの中に目玉商品を置いて開発していったらどうだとか、あと、旧金谷中学校跡地との連携だとかそういうことが出ているので、そういうのも含めた上で先進地に行って研究して、それなりの提言ができるのではないかと私は考えますけれども、いかがですか。
○委員長(
横田川真人)
八木委員、どうぞ。
◆委員(
八木伸雄) 交流拠点の140万人というのはどういう調査の仕方をしたのかわかりませんけれども、おそらくいろいろなデータによっては大きなばらつきがあって、その許容範囲が相当広いもので、必ずしもそれができるかわからないし、またそれを上回るかもしれないと思うのです。
旧川根町へウエルシアが来たのです。ところが今、まだ来て三、四年だけれども、今、50%ぐらい売り場面積をふやす工事をやっているのです。ウエルシアはすごくいつ行っても人がいっぱいなのです。まさか、このようなところに来てお客さんがそれほど入らないと思っていたのが。それで、そのもっと前にカーマが来て、カーマ1軒で結構便利なので買っていたら、コメリが来たら、コメリのほうはいつも駐車場へ10台とか何とかとまっているけれども、カーマは二、三台しかいないです。だけどコメリのほうが市街地から離れている。だから、要は商品の置き方とか、何か違いがある。
なので、この島田金谷インターチェンジのマルシェは、やりようによってはすごくお客さんが来るし、それで可能性は島田より金谷のほうがあるのですよね。土地が田んぼまでいっぱいあるから、お米はどこかよそでつくってくれればいいので、本当に金谷は将来、そういう意味ではあそこが
中心市街地というか市の活性化の。新東名、東名、富士山静岡空港、今度のアウトレットも含めて。
だけど、私はさっき言ったようにあまり柔軟な頭を持っていないのでアイデアは出ないけれども、すごく期待はしているのです。なので強いて言うと、あそこを拠点に金谷を大開発するし、できる可能性があると思うのです。今まではコースアクセスが大井川を挟んで島田側だったのが、うんと金谷側へシフトしたので、もう島田は藤枝のほうへ押されてしまって広がる場がないもので、金谷は可能性が非常に高いので、いいと思います。ぜひ頑張ってください。
○委員長(
横田川真人)
平松委員、どうぞ。
◆委員(
平松吉祝) 我々も視察に行っていろいろ見た結果だけれども、JAで物は魚でも肉でも何でもいろいろ研究していいけれども、普通の入っているところのように多分ちゃんとやると思うのです。それはそれでやってもらわなければ困るわけで、あと、普通の曜日というと、普通の日はやはり仕事をやっていない年寄りに来てもらいたい。
そうすると、これは土日は入るのは当たり前。だから、普通の日に年寄りが来るような思い切った施策、例えばタクシー半額面倒見ますよとか、私は例えの話ですよ。何々を10%引きますよとか、20%引きますよとか、やはり普通の日にお客をどれだけ入れての何ぼのものだと思います。土日なら多分結構忙しい。それであと、子供連れの親に来てもらうというのは、島田にあるこども館みたいな安全に遊ぶところがあって、一個大きいのをつくるとか、あそこの金谷でやるには大井川があるということで交通網も悪いし、非常に難しいと思うのです。
もちろんSLはだめだというので、それではそうやってあの周りに公園にあるようなSLの小さいのをずっと走らせるとか、何かそういうように考えて人を呼び込む思い切った商売をやらないと、あそこはだめではないけれども、いくと思います。そういう考え方でないとだめです。普通の日にどれだけ呼ぶかで、勝負が決まる。
以上です。そういう研究をしていきたいと思います。
○委員長(
横田川真人)
横山委員、どうぞ。
◆委員(
横山香理) 似たような意見ですけれども、そうですね、観光客の目線と、その地元の方の来る目線と、両方入れるような方法を研究するのも一つかなと思うのです。
ちょっと
八木委員がおっしゃられたことにすごく共感したのですけれども、やはりプロデュースというのか、商品の置き方だったりとか、プレミアム感を出すとか、そこにない商品、ここに目玉と確かにあったのですけれども、ここでしか買えないみたいなものを置く一方で、そういったプレミアム感を出す一方で、でも地元の方にも来ていただける、愛されるというような、両方からの目線を取り入れたような研究とかはどうかなと思います。
○委員長(
横田川真人) 前向きな意見をありがとうございます。
大石委員、どうぞ。
◆委員(大石節雄) ここは昨年11月の議会と語る会だったもので、いろいろ話は進んでいます。まだ出資比率とかそういったものがわかりませんし、大井川鐵道とNEXCO中日本との関係というのがなかなかはっきりしないと。それと、基本的に決まっていることは、基本設計をつくって、具体的にあそこで建物を建てるのはJAが建てるのだと。それから、運営は新しい運営会社をつくるのだと。もちろん市としてそこに賑わい交流拠点があって、活性化していろいろな農産物とか商品とか、人が来てもらうということはありがたいことで、一つ疑問は、我々この当局側、市議会がどこまでそこにいろいろな提案ができるかなという疑問があるのです。
市の出資比率、もちろん発言力もそうなのですけれども、実質主体は農協やってその新運営会社がやるのだということを前提に、もちろんいろいろな提案をすることはいいと思いますし、これは当局に提案するという形になるのか、直接その運営会社に提案するという形になるのか、そこら辺のところはしっかりと調べた上で、今、皆さんが言ってくれたようなものがしっかりと生かされるような、筋道が見えるような形が欲しいと思います。
○委員長(
横田川真人)
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) これはこの前も質問したお茶の関係ですけれども、農協が碾茶を抹茶にする加工場を今つくろうということで、22億円だかかけてつくりたいということで、場所を探しているといったけれども、抹茶というのは、茶道で使う抹茶はせいぜい何十トン、あるいは何百トンの単位で、もうそのようなものをつくろうと思ってもそこに入っていけない。何々流の会派でもう御用達になってしまって、どれほどいいお茶をつくっても入っていけない。
ところが、海外のそういう食品とか、あるいはそのまま紅茶みたいに飲む、その部分はまだ無限大というかこれから伸びていくので、実際うちのほうが製品にするにも西尾市に持っていくけれども、せいぜい2トン、3トンぐらいしか加工できないので、今、本当に海外に行くには船のコンテナで行くので、相当のロットがないとできないので、もし農協が22億円でつくったとすれば、ここが碾茶の加工用の海外輸出用、それから国内のいわゆる食品の原料となる抹茶のメッカになるかもしれない。本当に西尾市などでやっても、それほどたくさん輸出する量をやれるところはありません。3日後に神戸から輸出したいので、それでは10トンつくってくれとかはできない。すごく引く手間がかかる。なので、そういうのももしやるというのならば、本当に木都であり、お茶のまちだったのが、停滞したのが活性化できるかもしれない。
○委員長(
横田川真人) それを賑わい交流拠点のところで。
◆委員(
八木伸雄) そこの賑わい交流拠点でもそういうのを売ればいいし、だからそういう事業を今農協がやると言っていて、ちょっと停滞しているのだけれども、ぜひバックアップしてほしいと思います。
そうすると、この静岡県というか島田市がその海外用の輸出の、京都とか八女とか、愛知県の西尾市のほうから加工の委託が来るかもしれないです。そうすると一番出てくるのはここだからね。碾茶はかさがあるので、普通のおちゃよりかさばり、それで運賃がかかるので、ここが一番有利になってくる可能性あります。そういう目では未来がある。ちょっと見える話、いい話をしようと。
○委員長(
横田川真人) よろしいですか。前向きな意見も出たところで、この課題についても、先ほどの
中心市街地と一緒のようにこちらでまたある程度まとめさせていただきます。市民のほうからは、こういったものをやってくださいというより、どちらかというと今どうなっているかというのが気になっているようなポイントが議会と語る会からもあったものですから、その点も含めながら、また次回までに皆様にお示しできるようにしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、この件につきましては継続して調査研究していきたいと思いますので、よろしくお願いします。せっかくの機会ですので、委員の皆さん、ただいまの件について、次回の委員会までに当局において調べておいていただきたい点などがありましたら、お願いいたします。
平松委員。
◆委員(
平松吉祝)
中心市街地のエリア、場所、どういうようになっていますか。
○委員長(
横田川真人) これはこの場でというよりは、次回までにまた図をお示しいただければと思います。御用意できますか。
菊池商工課長。
◎
商工課長(
菊池智博) 用意します。
○委員長(
横田川真人) お願いします。
ほかにはありますか。
それでは、次に4のその他に移ります。当局から報告事項等をお願いいたします。
はじめに、
産業観光部農林課から、報告をお願いします。
堀井農林課長。
◎
農林課長(
堀井直樹) 委員のお手元に資料をお配りさせていただきました農林課からの報告資料ですけれども、前回
八木委員から、閉会中の常任委員会におきまして、一番茶の生産状況の報告をということで要請がありましたので、資料を御用意させていただきました。
平成30年度の過去3年間の市内の一番茶の生産状況を取りまとめた表でございまして、
八木委員から一般質問のほうでもお茶の生産状況ということで御質問があったものでお答えをさせていただきましたけれども、特に今年度、平成30年度は対前年比、平均単価で12%減というような厳しい状況でありました。一方、生産量につきましては対前年比14%増ということで、JA大井川のほうで取りまとめている数字を今回提供させていただきました。
以上です。
○委員長(
横田川真人) 続いて、商工課から報告をお願いいたします。
菊池商工課長。
◎
商工課長(
菊池智博) その他の報告はありません。
○委員長(
横田川真人) 先ほど予算の中で説明しましたね。
それでは、次に
農業委員会事務局から報告をお願いします。
鈴木
農業委員会事務局長。
◎
農業委員会事務局長(鈴木高雄) 委員の皆様のところには、きょう、御配付をさせていただいておりますが、こちらも前回の閉会中の常任委員会の席で御要請がありましたものなのですが、平成28年度、同様なものを皆様に御配付させていただいております。これを平成29年度最新版ということで、改めて出ているものですから、再生可能な荒廃農地の地区別一覧表という形でお手元に御用意させていただきました。
平成29年度をまとめたものなのですが、前年度と比較できるように、一番最後の合計欄のところだけですが、平成28年度と比較をできるようにまとめさせていただいております。これによりますと、平成28年度33.5ヘクタールが、平成29年度に至りましては36.18ヘクタールということで、
八木委員の一般質問の時にも御答弁をさせていただいておりますが、2.6ヘクタール増加しているという状況でございます。
説明は以上でございます。
○委員長(
横田川真人)
産業観光部からの報告が終わりました。
ただいまの報告について質疑等がありましたら、お願いします。
大石委員。
◆委員(大石節雄) 単純な質問です。お茶の生産、素人ですので平成29年度は少なくて、平成30年度のほうが多いと。普通去年少なければ、在庫が少ないのでことしは高く買ってくれるかなというのが、逆に安いというのは一体どういうことなのですか。
○委員長(
横田川真人)
堀井農林課長。
◎
農林課長(
堀井直樹) 昨年度生産量がちょっと低かったということですけれども、在庫につきましてはなかなかはけているという状況もない段階で、今回は生産量が非常に多い一方、短期集中ということで価格のほうはかなり悪くなっているというところで、残念ながら、生産量がふえた分だけ、価格が下がっても要は掛け算ですので、それで手取りがよければいいのですけれども、なかなか全体としては厳しい状況かと把握しております。
○委員長(
横田川真人) 大石委員。
◆委員(大石節雄) 別に暗い話をしたくはないですが、今年は多いので、来年は逆に言ったら在庫がもっと多くなるので、一生懸命やっても安くなるなどということが、なかなかこれは本当に難しいことなのですが、どこに行っても言われます。どうしようもないと言われればそれまでなのですが、ことしあたりいいお茶で一生懸命つくっても安いとは、本当に根本的に考えなくてはいけないこと。要はいいものは高く売れるというような、もちろんそういうのはなかなか難しい市場ですから、何とかそういったものにできることも今後研究をすることも大事かなと。悪いものは安くていいのです。いいものは高く売れるというか、おかしいですが、やはりそういう流通体系というのをまた長い目で研究しなくてはならない。お茶だけ特別おかしいような、いつもそのようなことを思っていますので、また意見として言わせていただきます。
○委員長(
横田川真人)
堀井農林課長。
◎
農林課長(
堀井直樹) お茶の需要も高級煎茶といいますか、リーフで飲むお茶の需要が減っていると。一方でドリンク用とかティーパック用の需要は伸びているというところで、そうすると中価格というか低価格というか、割合安い価格帯の需要は非常に多い。今回今の二番茶もそういったところで需要があって、値が比較的下がらないという状況があります。ただし、高級な高い価格帯がなかなかはけないということで、その辺が特に在庫が余っているような状況で、なかなか消費構造がそういうふうに変わってきているというところで、今、その辺も消費者のニーズに対応した生産というのもいろいろ考えていかなくてはならないかなと思っております。
以上です。
○委員長(
横田川真人) ほかにございますか。
続いて、
都市基盤部建設課から、報告をお願いします。
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) 建設課から、大井川「平成の大改修(牛尾山掘削)」の完成について報告をさせていただきます。お手元に配付した資料をごらんください。
平成24年度に着手した牛尾山の開削工事が5月に完成しました。このため、完成式典を国土交通省中部地方整備局、大井川改修促進期成同盟会を構成員とする
実行委員会により催する予定です。
開催日につきましては7月28日土曜日で調整を行っており、ほぼこの日でいけるのではないかということで、今予定しております。市議におきましては、議長、副議長、
経済建設常任委員会委員長、副委員長、あと、関係議員の出席をお願いする予定でおりますので、よろしくお願いします。
下の写真をごらんください。牛尾山開削前は川幅約300メートルでしたが、このたび1.5倍の450メートルの川幅に広がりました。
裏面をごらんください。完成後の写真です。牛尾山から右側に大井川の本川のほうまで延びている牛尾山のあととか基礎とかが見えると思いますけれども、この部分全てが開削工事により取り除かれたところでございます。
以上です。
○委員長(
横田川真人) 次に、水道課から報告をお願いします。
杉本
水道課長。
◎
水道課長(杉本隆良) 水道課からは、平成28年度から2年をかけて取り組みました島田市水道事業ビジョンの策定が終わりましたので、御報告をさせていただきます。お手元に資料を配付させていただきました。
まず、策定までの経緯を簡単に御説明いたします。平成28年度に素案を作成しまして、平成29年度は専門委員による検討会で、協議、検討、審議を行いまして基本案を作成し、11月20日から12月20日までパブリックコメントを実施しました。その結果を含めて、平成30年2月6日に開催しました検討会で最終調整を行った上で、必要な修正を加え、ことしの3月に完成となったものです。
この水道事業ビジョンは、水道を取り巻く環境が大きく変化し、給水人口の減少や老朽施設の増加、災害対策の強化など多くの課題を抱え、水道事業が全国的に大変厳しい状況になることが予想されることから、それらに対応し水道を未来につなぐため、厚生労働省が水道の理想像として安全・強靭・持続を三つの柱とする新水道ビジョンを策定し、全国の各事業体にも策定を求めているものであります。市民生活に不可欠な水道が今後も持続可能となるよう、将来を見据えた理想像を示し認識を共有するとともに、目指すべき方向や実現方策を提示して、理想の実現を図ろうとしております。
なお、島田市水道課としましては、水道事業ビジョンの策定に当たりまして、厚生労働省が水道事業にもう一つ求めておりますアセットマネジメント、それから総務省が公営企業に対し求めている経営戦略も同時進行で策定いたしました。アセットマネジメントは資産管理に関するものでありまして、経営戦略については公営企業の経営に関するものとなっております。この3つは盛り込むべき内容が類似し、関連性もあることから、同時策定したものです。
今回、お手元には水道事業ビジョンの概要版を配付させていただいておりますので、この中身について説明をさせていただきます。ちなみに水道事業ビジョンは、水道事業が今後計画を進めていく上でのバイブル的な位置づけとなります。本編はもっと厚い資料でして、細かな数字や専門用語も多くなっておりますので、一般向けとして、この概要版を作成したものであります。またこのビジョンは、2年後に控えております上水道と簡易水道の統合を踏まえた内容となっております。
では、1ページをごらんください。ここでは、水道事業ビジョンを策定するに当たっての内容を記載しております。
次のページをお開きください。ここからは、水道事業の現状と将来見通しとしまして、まず2ページに人口の見通しと水量の推計に触れております。給水人口が今後減少し、それに伴い給水量も減少することを示しております。
3ページは施設の状況です。水道施設も高度成長期に多くを整備し、集中的に更新時期が来ております。何も手をつけなければ老朽化が進み、10年後には施設の半分が、40年後にはほぼ全部が耐用年数を超過します。簡易水道も同様です。
次の4ページ、5ページをごらんください。今申しました状況を、現状評価と課題としてここに整理しております。
次の6ページをごらんください。こちらには将来像を示しております。目標は、国と同様に安全・強靭・持続の3つを柱としております。
それから、7ページから11ページまでは、浮き彫りになりました課題を解消し、将来像を実現するための施策を3つの目標ごとに記載しております。中身の具体的内容については後でゆっくりごらんいただきたいと思います。
それから、少し飛びますけれども、12ページをお開きください。こちらの表に、今後10年間の事業計画を記載しております。
13ページには、事業を行うための財政見通しを載せております。事業が持続し、安定的に水の供給が可能となるには、公営企業として不可欠な財源、水道収入が一定以上なければなりません。13ページですが、こちらの図6に健全経営に必要な財源確保のための料金改定の案が示されております。ただし、これはあくまで一例であります。この通り決まっているわけではありません。料金改定に当たっては、その都度検討委員会を立ち上げ、最新の状況や収支見通しなどをもとに審議されることになります。
料金改定につきましては、平成27年度に27年ぶりの料金本体の改定をいたしましたけれども、給水収入の減少を押しとどめるだけになっております。増大する老朽化施設の更新や耐震化を進めるためには、今後の料金改定は必要と考えております。
また、ちなみにここに掲載している改定率は、施設の更新整備を今後100年間で平準化して試算したものであります。基準年数どおりに更新しようとしますと、年度ごとに更新費用に大きく差が出るからでありまして、施設の現状からしますと、実際にはもう少し早めに財源確保を図っていく必要があると考えております。また、短期間で多くの施設を更新するには難しいため、一部は延命化をして対応することになります。ただし、その分漏水事故がふえる可能性もあり、施設の状況を常に注視し、必要な見直しを図っていきます。
厳しい運営の中、今後さらに経費節減を図る必要があるため、ハード面では可能な範囲で給水量の減少に見合った施設等のダウンサイジング等を検討し、ソフト面では広域連携や官民連携、業務の効率化などを研究し、なるべく早く更新事業が進むよう努力していきたいと考えております。
また、水道は災害や漏水、水が出ないなどのトラブルがなければほとんど存在を意識されることがない施設であります。蛇口をひねれば水が出るのが当たり前ということではなく、水道の現状を知っていただき、水道の未来について市民の皆様に関心を持っていただくよう、広報の面についても今後考えていきたいと思います。
以上が記載内容の説明となります。なお、この水道事業ビジョンの本編、概要版、それから経営戦略は、後日ホームページに掲載する予定であります。また、水道事業ビジョンの概要版については、本庁や川根支所に置くことを考えております。また、来月の広報しまだのほうに、こういった計画を策定しましたという掲載もする予定です。
以上、水道課から、水道事業ビジョンについて御説明いたしました。
○委員長(
横田川真人)
都市基盤部からの報告が終わりました。
ただいまの報告について質疑等がありましたらお願いします。
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) 簡易水道で会計が一つになるのだけれども、もともとが違う水源で違う会計でやっていたわけですけれども、会計が一つになるけれども、別に水はそこでお互いに融通し合ったりするというような、接続したりするということはやらないのでしょう。どうですか。
○委員長(
横田川真人) 杉本
水道課長。
◎
水道課長(杉本隆良) 全国的に上水道と簡易水道の統合というのはパターンとしていろいろありますけれども、施設の統合というパターンもありますけれども、島田市については施設を統合できるような状況ではないというか、それぞれに離れているものですから、現時点ではあくまで経営、今まで簡易水道が一般会計とか特別会計にありましたけれども、それが公営企業という会計になるということであります。
○委員長(
横田川真人)
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) そうすると、会計が同じになって、使用上の現状はもとのとおりというと、例えば水が不足したりとか、場合によれば濁ったりということがあるかどうかわからないですけれども、節水をするところとしないところと出たりする。それで料金は一緒という、そういうサービスと負担のギャップが出る可能性は、懸念はないですか。
○委員長(
横田川真人) 杉本
水道課長。
◎
水道課長(杉本隆良) 大きく見ると、例えば上水道であっても、今、古いほうから管の更新をしていますけれども、状況によってその順番を変えたりとかしていますし、どうしても短期間で見てしまうと差別というか差が出るようにはなると思いますが、それは簡易水道も同じです。ただ、やはりそういったものをなるべく早く解消できるように、重要度、優先度といったものを判断しながらやっていきたいと思っております。
○委員長(
横田川真人)
八木委員。
◆委員(
八木伸雄) 小さな簡易水道の組合ですと、今ままで何も支障がなかったのに、料金は上がってしまって、それで現状と変わらないのに負担だけがふえてしまうという意識を持たれるところもあるものですから、その辺の説明を十分によくして、トータルでいけば小さなところは水の使用量も少ないので、工事になった場合は、もしリットル当たり幾らで工事費を払うとなると大きくなってしまうので、トータルでいくと一つになったほうが安定的に施設を維持できるという説明をまた丁寧にしてあげてほしいと思います。そういう御意見もありますので、すみません。
○委員長(
横田川真人) 杉本
水道課長。
◎
水道課長(杉本隆良)
八木委員がおっしゃるとおり、これからPRというものが重要だと思っていますので、島田市だけではなくて、ほかのところもあまりその辺については進めていなかったというところはあると思いますので、これからどんどんもう少し市民の方に御理解いただくようにしていきたいと思います。
○委員長(
横田川真人) ほかにございますか。
大石委員。
◆委員(大石節雄) これは全部の水に影響するかどうか、そのようなことを心配してもしようがないと言われるかもしれないけれども、リニアの関係で大井川に水を返していただくよと。もちろんポンプアップするのだけれども、どのような水が出るのかわからないものだから、これはもちろん水質検査をしっかりやってくれるのだけれども、もしそれが大きな問題になった時は大変なことになってしまうと。
これはちょっとアンテナを高くして、その水質に関しては、ずっと下流域は今は井戸水がほとんどですので、表流水を使っているところであるならばその可能性は少ないですけれども、どこまで影響あるかなという心配をするものです。長期のビジョンですから、必ずどこかでそれは絡んでくるものですから、そのようなことがないに越したことはないですけれども、また頭の隅にでも置いておいていただければと思います。
○委員長(
横田川真人) 杉本
水道課長。
◎
水道課長(杉本隆良) それもおっしゃるとおりであります。大井川の川の表面に出てくるのはわかるのですけれども、リニアによって地下にどのような影響が出るかというのがなかなか難しいところであります。それは島田市だけでなくて、特に大井川の西側の地域については地下水を水源としているところが多いところですので、地域住民の方、掛川市とか菊川市とかそういったところを含めて心配しているところだと思いますので、島田市だけではなくて関係する市町で協力して、JR東海に対していきたいと思いますし、これについては県のほうも調整役というか立会人になっていただいていますので、全体で進めていきたいと思っています。
○委員長(
横田川真人) ほかにございますか。
○副委員長(杉野直樹) 委員長。
○委員長(
横田川真人) すみません。先ほど牛尾山の開削の式典の御案内をいただいているのですけれども、予定と書いてあるのでもしかしたらわからないかもしれないですけれども、時間はわかりますか。
○副委員長(杉野直樹)
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) 今のところ、午前10時半から1時間程度を予定しております。よろしくお願いします。
○委員長(
横田川真人) ありがとうございます。
その他、当局の皆さん、何かありましたらお願いいたします。
天野
危機管理課長。
◎
危機管理課長(天野裕継) すみません。あしたの予定の関係です。委員の皆様には文書箱のほうで御通知を入れさせてもらいました島田市のドローン隊の発足式というものを、あすの13時15分から島田球場で行いますので、お時間のほうありましたら、ぜひお願いしたいと思います。またあと、
経済建設常任委員会の委員ではない皆様、議員の方でもし御興味、お時間ありましたら、お願いしたいと思います。
以上です。
○委員長(
横田川真人) ほかにございますか。
なければ、次に閉会中継続審査調査についてお諮りいたします。
委員会条例第37号の規定により、議会閉会中もなお継続して審査調査を行う旨、議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) 御異議なしと認めます。
よって、議会閉会中の継続審査調査について、議長に申し出ることといたします。
次に、本日の常任委員会の委員長報告については、委員長、副委員長に一任とさせていただいてよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
横田川真人) 最後になりますが、次回委員会の開催予定ですが、8月3日金曜日の午前9時30分から行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、以上をもちまして、
経済建設常任委員会を終了いたします。
閉会 午後3時25分...