• 長崎市議会(/)
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  1. 島田市議会 2018-03-15
    平成30年3月15日総務生活常任委員会−03月15日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    平成30年3月15日総務生活常任委員会−03月15日-01号平成30年3月15日総務生活常任委員会  総務生活常任委員会                              平成30年3月15日(木)                              第 3 委 員 会 室 1.付託議案の審査  ○議案第6号 平成30年度島田市一般会計予算中、所管に属するもの  ○議案第9号 平成30年度島田市土地取得事業特別会計予算  ○議案第20号 島田市新庁舎等整備基本計画審議会条例について  ○議案第24号 島田市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例について  ○議案第25号 島田市税条例等の一部を改正する条例について  ○議案第26号 島田市コミュニティバス条例の一部を改正する条例について  ○議案第31号 第2次島田市総合計画の策定について  ○議案第32号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について 2.その他  ○市長戦略部   ・戦略推進課  ○地域生活部
      ・協働推進課 出席委員(7人)  委員長   横田川 真 人       副委員長  桜 井 洋 子  委  員  齊 藤 和 人       委  員  曽 根 嘉 明  委  員  福 田 正 男       委  員  森   伸 一  委  員  清 水 唯 史 欠席委員(なし) 説明のために出席した者  市長戦略部長                    鈴 木 将 未  秘書課長                      三 浦 隆 広  戦略推進課長                    田 中 義 臣  広報課長                      佐 藤   修  地域生活部長兼支所長                杉 村 嘉 弘  地域づくり課長                   小 澤 英 幸  協働推進課長                    渡 辺 武 資  市民課長                      久保田   誠  生活安心課長                    松 村 竜次郎  環境課長                      秋 山 尚 弘  行政経営部長                    北 川 博 美  総務課長                      大 石 剛 寿  経営管理課長                    原 田 啓 二  経営管理課参事                   高 橋 拓 志  人事課長                      小松原 智 成  財政課長                      鈴 木 明 宏  契約検査課長                    大 石 智 浩  課税課長                      北 川 善 巳  納税課長                      落 合 昭 之  金谷南地域総合課金谷北地域総合課長        浅 田   敦  川根地域総合課長                  栗 原 尚 巳  会計管理者兼会計課長                森 下 庸 雄  監査委員事務局長                  大須賀 正 行 職務のために出席した事務局職員  議会事務局長                    鈴 木 正 敏  事務局担当書記                   根 岸 宣 之                                開会 午前9時29分 ○委員長(横田川真人) ただいまより総務生活常任委員会を開会します。  早速、議事に入りたいと思います。  初めに、付託議案の審査を行います。審査につきましては、お手元のレジュメ及び付託議案審査項目に従い進めていきたいと思いますので、御協力をお願いします。  それでは、議案第6号 平成30年度島田市一般会計予算中、当委員会の所管に属するものについて審査いたします。  なお、13日の厚生教育常任委員会、14日の経済建設常任委員会の審査においては、それぞれの所管に属するものについて、両委員会ともに原案のとおり可決すべきものと決しております。あらかじめお知らせいたします。  それでは、条文から第4表地方債及び総括を審査いたします。  予算書1ページから7ページ及び35ページ、36ページです。当初予算概要書は1ページから46ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしということです。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 予算書の7ページに、地方債の一覧があります。それで幾つかお伺いしたいと思うのですけれども、よろしいでしょうか。  地方債の限度額起債が全体で37億円近くになっています。この起債の大きさというのは、大きい額だと私自身は感じているのですけれども、その中で合併特例事業、それから合併推進事業とあります。  最初に合併特例事業のほうの16億2,000万円なのですが、この後、各事業の中で合併特例債を使うものがいろいろ出てきて、光ファイバー網とか病院建設、新東名のインターチェンジ周辺整備事業とか、総合スポーツセンター、それから田代の郷多目的スポーツ施設南部学校給食センター等々あって16億2,000万円なのですが、この中で病院建設のほうが内訳としては5億5,500万円ということで常任委員会の中で出ていたのですが、これについては全体の事業の縮小ということで、この合併特例債に影響があるのでしょうか。それをまず1点お伺いしたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 今のお尋ねにつきましては、設計段階の事業費、それから現状予算としては継続費として議決をいただいたものがございますので、そこから入札の結果が出て事業費が少なく済みそうだということにつけてのというお尋ねだと思うのですが、まず、平成30年度の事業に関しての計上につきましては、本体の建設工事の一部ではあるのですが、まず下回りから入っていくということでして、入札結果が例えば年割の案分で事業費が下がってくるということの予算計上にはなっていないです。今後、上物が建ち上がってくる部分で、次年度以降のものにそういう影響が出てくるのかというふうに見てございます。  それから、まだこれは正確に病院のほうと入札結果を受けて今後の事業費の全体像がどのようになるかということまでの精査がまだし切れていないというところではございますけれども、この建設事業全体で設計のベースで合併特例債の対象事業がどれぐらいあるかというところにつきましては、おおむねですけれども45億円弱というところが設計段階では見ていた数字がございます。そこから事業費が下がってきておりますので、合併特例債が受け持つ部分というのがおおむね36億円ぐらいということで見ております。  ですので全体的には、合併特例債を起こす金額としましては、8億5,500万円程度下がってくるのかなというところが、大まかではございますが、今計算をしているところでございます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) ありがとうございます。  今、合併特例債が下がってくるというお話を伺いました。それでは、これまで合併特例債は幾ら平成29年度末で使ったのか、決算はまだですが。196億円の限度額の中で132億円ぐらいは使っていくという話でしたが、それについてはまだ病院建設のほうもわかりませんので、あと残り幾らとか、そういうところの予想というのか、わかりますでしょうか。今幾らまで使ってきているのかということと、今後どうなのかというところで、この事業以外に向けていく、その辺の考えはあるのでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 先ほど数字を申し上げた部分はございますけれども、今後、病院の事業におきましては、まだ何分にも大きな事業であり3カ年事業ということで、特に病院の場合は細かいつくり込みの過程でいろいろ変更も生じる可能性もあるということで、予算につきましても継続費という形でお願いをしたという部分がございます。  現時点の数字ということで、先ほど申し上げた数字が確定的なものではないというところは御了解をいただきたいと思います。  それから、今のお尋ねでございますけれども、2月補正をしていただきました現在のところで、予算として上げさせていただいた額を全て借入をした場合ですけれども、借入の累計、平成20年度以降のものになりますが、75億8,300万円というのが今年度末の見込みという数字になってまいります。平成30年度、今、予算のほうを特例債16億2,000万円お願いしておりますので、92億300万円というのが、平成30年度末の今現在の見通しということでございます。  それから、残り2カ年ということで、平成31年度、平成32年度がございます。こちらでございますけれども、まだ計画段階の事業もございます。そうしたことから、新病院の今の見通し的なものを入れた中で、新東名の周辺の事業等、全て計画ベースで積み上げていきますと、今、手元で試算をしてある数字としましては、借入の累計153億2,900万円というような数字が計算上は出ているというところでございます。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 196億円の限度額で、積み上げていったら153億円ちょっとになるような計画ということで、まだ決定ではありませんので、わかりました。  それで、その下に合併推進事業があるのですけれども、これはクリーンセンターの長寿命化に使われるという内容を持っていますが、これは90%事業費充当で40%が元利償還に当たるという事業なのですが、これについては今後使う予定はあるのでしょうか。この合併推進事業債の性格というのか、使い方について。今回、クリーンセンターの長寿命化ですが、この使い方について教えてください。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) まず、この合併特例債、推進債の何が違うかというところになりますけれども、まず、合併特例事業につきましては、旧島田市、旧金谷町の合併、そこが対象になるということで、合併に関する法律の旧法と言っている部分、古い年度のものに対する措置というのが合併特例債であります。  それから、平成18年以降のものということで、合併の法律が変わっておりまして、それ以降のもの、現状の合併新法に基づくものというところの起債措置につきましては、合併推進事業債ということで適用になるということでございます。  それから、この起債をとれる根拠と言いますのは、本市の場合でいきますと、島田市川根町のまちづくり計画というところのもの、そこの計画に登載されている事業が、合併後のまちづくりに資する事業ということで認められるということでございます。  クリーンセンターのことに関しましては、昨日もいろいろ議論がございましたけれども、川根地区のし尿につきまして現況の施設の中で受け入れをしていくというところについて、機能を強化していきたいということでございますので、旧川根町との合併に基づく事業に沿ったものであるというところで、この起債が適用になるということを現状判断しております。  それからもう一点、11月の定例会の中でも答弁等ございましたけれども、この本庁舎の事業の部分というところが平成32年の特例債の期限には非常に厳しいということの中で、平成35年までこの起債措置がとれるということがございます。  それから交付税措置の部分につきましては、今、委員おっしゃっていただいたとおり、原則は元利償還金の40%が需要額算入されるというところが交付税措置となりますけれども、公共施設の統廃合等に伴うものにつきましては、50%まで算入が認められるというようなルールがございますので、そうしたところも重ねまして、庁舎の事業ということに関しましては、平成35年度までの目途の中でこの起債をとっていきたいというところを今、考えております。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 少し発展していってしまうのですけれども。その合併推進事業債というのは、旧法のほうでは何か合併したところの1自治体、だから島田と川根が合併したから、そうすると今、クリーンセンターは金谷のあそこにあるという関係なのでというふうに考えると、またこの合併推進事業債というのは、旧島田、そういうところで合併に関係して何か事業を進めていく、合併後のまちづくりを進めていくというところでまた使えるということなのでしょうか。この限度額等はあるのでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) クリーンセンターの所在地につきましては、金谷東町にあるということで、金谷地区にある施設、そこにこの起債を充てるということを行おうとしておりますので、あくまで現行の島田市の市域にあるもので川根とのまちづくり計画において登載をされた事業が、新市のまちづくりに寄与する事業ということでございますので、事業の箇所等が厳しく制限を受けるということではないというふうに御了解をいただきたいと思います。  それから、限度額のところでお尋ねをいただいたものなのですけれども、この点、我々もいろいろ調べをしておりますけれども、まず特例債のことにつきましては、合併した市町の数であるとか、それぞれの財政の状況等によりまして限度額というのが定められているというところでございますけれども、この推進事業債の部分に関して、特例債と同様の決めはないというのが今、承知をしているところでございます。  ただ、あくまで起債のお話になりますので、その枠がどうのこうのということもございますけれども、市の財政として借金していけるかどうかというところが、まずは要点になってまいりますので、そのように御理解をいただければと思います。  以上です。 ○委員長(横田川真人) あとはよろしいですか。 ○副委員長(桜井洋子) はい。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) それでは、続いて歳出の審査を行います。  歳出1款議会費1項1目議会費を審査します。  予算書は81ページ、82ページです。当初予算概要書は47ページ、48ページです。  補足説明があればお願いします。  鈴木議会事務局長。 ◎議会事務局長(鈴木正敏) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしです。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。
                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) では、質疑等もありませんので、次に移ります。  歳出2款総務費1項1目一般管理費から歳出2款総務費1項3目広報費までを審査します。  予算書は81ページから84ページ、当初予算概要書は47ページから52ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 補足説明は特にありません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) それでは、概要書の51、52ページのところの広報費の中でシティプロモーションについてお尋ねをしたいと思います。  この中で、ことしは委託料が平成29年度より98万円増額となっておりますが、この辺のことについて説明をお願いします。 ○委員長(横田川真人) 佐藤広報課長。 ◎広報課長(佐藤修) まず、シティプロモーション推進事業の委託料530万円につきまして御説明をさせていただきたいと思います。  まず、大きくこの委託料につきまして、2つの事業に分かれる状況になります。1つは名称で申し上げますと、具体的に後ほど説明させていただきます緑茶化協働促進事業というものと、緑茶化計画のメーンビジュアルデザイン作成業務との2つになってまいります。  緑茶化協働促進事業でございますけれども、今年度取り組みを始めております、一般質問の中でも出てまいりました体験プログラムというものを現在実施をして、来週ぐらいにはそれができ上がってくるというものがございますけれども、そうした体験プログラムの構築を始めました。その第1弾として、島田駅周辺の飲食店に呼びかけをして、グルメの部分に関しての体験プログラムを行ってまいりました。  平成30年度に関しましては、そうしたものをもう少し拡大をしていきたいと、グルメと言っても夜のグルメがあったり、昼のグルメがあったり、あとは緑茶でいろいろなことを体験できるであるとか、そうした市民・事業者・団体の方々が緑茶化を楽しめる、遊べる、体験できるというようなものを開発していきたいということで、その委託事業として300万円を予定しているところでございます。  そして、メーンビジュアルの関係でございます。これまで緑茶化計画としてプロモーションに取り組んでいるのですけれども、緑茶化計画というメーンのビジュアル的なデザインがなかったなと。ロゴであるとかメッセージはございました。今回、遅ればせながらそのメーンビジュアルの作成をしていこうということで、230万円の予算を計上させていただいているところでございます。  あわせて、このメーンビジュアルの作成に関しましては、もともと緑茶化計画のロゴメッセージを発案してくれたトコナツ歩兵団に業務委託をしようと考えておりますけれども、その部分とあわせて、毎年お願いをしていますけれども、緑茶化計画のアドバイザー委託もお願いをして、トータル230万円というような予定をしております。  以上でございます。 ◆委員(曽根嘉明) わかりました。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。  いいですか。 ◆委員(曽根嘉明) もう少し。  この件に関して、予算も全年度より380万5,000円減額になっているのですが、この理由は何か。何か行うことが減ったのですか。 ○委員長(横田川真人) 佐藤広報課長。 ◎広報課長(佐藤修) 大きくいきますと、シティプロモーション事業が今年度は広告ということで15秒動画を昨年つくりました。その活用としまして、映画館であるとか、テレビでの放映であるとか、あとは来週予定しております新聞広告、1面に広告を打っていくということで700万円程度の予算をとってございました。  平成30年度におきましては、その広告も、外へ向かって打っていくということもいいのですけれども、もう少し内向きのことをしたいということで、緑茶化協働促進事業というところに振り向けているのですけれども、その広告料が700万円あったものが、今回は100万円に減じているというところが大きな影響かと考えております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) そうした中で、去年までは一般財源で行っていたわけですが、ことしは地域づくり推進事業助成金ということで220万円ほど入っているのですが、これは国の助成金をもらうに当たっては、何か特別なメニューを行っているのかお聞かせください。 ○委員長(横田川真人) 佐藤広報課長。 ◎広報課長(佐藤修) この地域づくり推進事業助成金につきましては、県の市町村振興協会からのメニューの1つでございます。こうしたシティプロモーション事業を行うに当たって、市民・事業者等を巻き込んで、協働で推進する場合のものとしてこうしたメニューが使えるということで、活用していきたいという考え方を持っております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) それから、多分、平成29年度は緑茶化の動画コンテストを実施したと思いますが、今の動画コンテストの進捗状況を教えてください。 ○委員長(横田川真人) 佐藤広報課長。 ◎広報課長(佐藤修) ありがとうございます。今年度、動画コンテストを200万円程度かけて実施をしました。おととい審査会を行って、現在取りまとめ作業をしているところでございます。  具体的に申し上げますと、やはり一昨年15秒動画を制作しました。こうした市としてつくったものも含めて、いろいろ動画をつくられている方が多くなっていると。これはスマホの普及であるとか、デジタル技術の発展で、容易に動画を作成するということになりまして、発信手段の1つになっているなということで、今年度、動画コンテストを実施していきたいということで開催をしたところでございます。  今回は、島田の魅力や緑茶化を表現した印象に残るPR動画を募集するということでコンテストを開催しまして、募集期間は昨年10月から平成30年1月までだったのですけれども、応募がいまひとつでしたので、2月末までとしたところです。1カ月間延ばしました。その結果、37個人・団体から61作品の応募がございました。非常にたくさんのものを応募していただいたという印象を持っております。テーマであるとかストーリー性であるとかPR力であるとかを評価項目としまして、先日審査をしまして、いろいろな賞を与えるということになっておりましたので、そうした賞に組み込むということで作業を進めたところでございます。  今後、入賞作品を市のホームページであるとか、市の広告であるとか、いろいろな場面で市民に知らしめて楽しんでもらえる、動画もつくってもらえるというような素材としてPRをしていきたいということを考えているところでございます。  この表彰に関しましては、3月25日に刀剣展の会場におきまして表彰式をとり行う予定で今考えております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) このようなものを使って島田市のPR、ぜひ積極的に行ってもらいたいと思いますが、そのような中で、ことしは島田市を知り好きになってもらうというようなキャッチフレーズもありますし、それから緑茶化協働推進事業としては市民参加型のプロモーションも展開してまいりますというようなことがございます。  そうした中で、この緑茶化計画が発表されてから3年目ぐらいになると思うのですが、今から非常に財政も厳しくなり、非常にそういうところで難しい面がございます。そうした中で、やはりこの緑茶化計画という計画がある以上、ある程度事業計画を、計画書を作成して、いろいろな事業にとりかかって、そこに予算をつけるということを行っていくべきだと思うのですが、いろいろなところでも縮充という言葉も出ているわけですが、やはり少し場当たり的に事業を行っているというよりは、ある程度しっかりした計画を立てて、こうした緑茶化計画はこういう計画書でこういうふうにこれから進んでまいりますというような方針は、しっかりぼちぼち示したほうがいいと思うのですが、その辺についてはどう思いますか。 ○委員長(横田川真人) 佐藤広報課長。 ◎広報課長(佐藤修) ありがとうございます。御提案という形かと考えております。  おっしゃることは当然かなと思います。ただ、シティプロモーションに関しましては、やはり市全体に及ぼすものであるかと思います。一概に計画書と言ってもいろいろあろうかと思います。大きなものでいけば総合計画であるとか、国土強靭化計画であるとか、いろいろな何とか事業計画というようなもので、大きなものから小さなものがあるというようなことで、大きなものになりますと、非常に労力を要して時間もかかったりということもありまして、ハードルが高いものになるかと思うのですけれども、それはいろいろ考え方があるかなと思います。  ただ、大きなものを、小さな計画としても、実効性の確保の部分をどうしていくのか。持たせるということは非常に、特にシティプロモーション事業に関しては必要なのかなと考えております。  広報課の事業におきましては、実施計画がありますけれども、こうした3カ年の計画を持って行っていきたいというものはありますけれども、ただ、先ほど委員もおっしゃられましたように、予算の都合というものもあって、できるもの、できないもの、取捨選択をしないといけないことになってくるのです。  広報課におけるシティプロモーション事業においては緑茶化というものをすごく意識をして行っているのですけれども、他の部署に及ぼすものに関してというものは、いや、これはちょっと関係ないだろう、いや、これは関係するねというようなことで、その課がそれぞれ考えて緑茶化にかかわるような部分というものを捉えてもらえればと思うのです。  ただ、その視点というものが、これであると緑茶化には関係ないのだけれども、こうした側面で見ていくと緑茶化に関係するねというようなこともあるのではないかなと思うのです。  そうした視点に立つというのはいろいろ職員の気づきであるとか、意識の醸成であるとかというものが重要になってくるかと思います。そうしたものというのは、計画の中だけでは難しいところかと思っているのですけれども、そうした中でコンセプトブックを製作させていただいて、緑茶化というものはこういうものだということで、抽象的なものをこういうものだということで表現をさせていただいて、紹介をさせていただいています。  これは小さいことなのかもしれません。ただ、こうしたプロモーションを根づかせるためには、地道に根気強く続けていくことによって、市民であるとか事業者、団体の皆さんが、緑茶化を意識した事業展開につながっていくのかなと考えております。  コンセプトブックをうまく使って、地道にやり続けていくことが、コンセプトブックが1つの作戦書になるのかなと思います。  ただ、今、曽根委員がおっしゃったように、計画書というものと合わせて、このコンセプトブックの活用と、その計画書をつくっていくかということも含めて、少し研究をさせていただければと思う次第でございます。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) シティプロモーションの緑茶化は広報課だけれども、お茶の販売とか、台湾へ行くとかというのも、緑茶化の中にも一部農林課のほうとかかわっているものですから、そうした部分での、やはりある程度の計画という、先の計画というのはしっかり立てて、それぞれ所管が違うかもしれませんが、ある程度のめどというものは示したほうがいいような気がするものですから、意見として言わせてもらいます。 ○委員長(横田川真人) 佐藤広報課長。 ◎広報課長(佐藤修) ありがとうございます。確かにおっしゃるとおりだと思います。私どもも縦だけではなくて横の連携をとりながら集約をさせていただきながら、この緑茶化計画というシティプロモーション事業を推進させていただいておりますので、その辺御理解いただければと思います。 ○委員長(横田川真人) 鈴木市長戦略部長。 ◎市長戦略部長(鈴木将未) 御意見ありがとうございます。単年度的には例えば平成30年度の予算の説明の中でも、緑茶化計画関連予算ということで、特出しでお茶の関連も含めて表示をさせていただいております。ただ、将来的にこうしていくよという計画は、確かに今なかなか難しいところがあるものですから、そこについては今も広報課長が言ったように、ある程度、農林課だけでもないと思いますので、あとは全庁的にどうしていくかというのも含めて、課題として研究していきたいと思います。  ありがとうございます。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) 今のシティプロモーションで、やはり一番自分が思っているのは、いかに市民にこのシティプロモーションがあるということを知ってもらうかということだと思うのですが、先ほどの動画コンテストについて関心はどうだったかと聞こうと思ったら、今、曽根委員が聞いていまして、そのお答えがありました。  ただ、予定よりは少し応募者が少なくて1カ月延びたという話で聞いていると、やはり動画とか、15秒動画、若い人がやはりスマホ等を使っていると思うのですが、若者がどの程度こういうものに関心を持つかということで、ここの対応も変わってくると思います。  今回、また来年度予算でメーンビジュアルとかいろいろ計画していますが、今回の動画コンテストに対する反応の様子を見て、何か工夫して来年度行おうかと、これを行うに当たっての何か工夫点、今いろいろ幾つかはおっしゃっていただきましたけれども、今しゃべったこと以外で何か、特に若者向けとか、そういう形での紹介の仕方、また普通の市民に対する紹介の仕方で何考えていることがあったら教えてください。 ○委員長(横田川真人) 佐藤広報課長。 ◎広報課長(佐藤修) 御質問ありがとうございます。  動画コンテストでございますけれども、実は私、61作品、先ほど集まったということをお話しさせていただきましたが、何人かの方が複数で応募していただいているのですけれども、少なかったから1カ月延ばしたという印象になってしまったのですけれども、61作品は事務局からすると集まったなというような、まずは印象でございます。少し誤解があったかなというふうに思いました。  今回、作品として集まったものに関しましては、島田商業高校の生徒の方々がいろいろ動画を、やはりスマホが普及しているということで、専用のアプリを活用してくれました。今回、そのアプリも使ってもいいですよということで、応募の中には書かせていただいて、高校生の方々からも応募をいただきました。それ以外に、一般の女性の方が7、8人の方々が、賞に入りましたけれども、一緒に踊りをして島田のPRをしてくれているというような動画もありまして、やはりこうした動画コンテストというものは、若者に向いているのかなと思いました。  ただ、今回15秒動画とそれ以外のものというふうに分けたのですけれども、15秒動画というものの中で島田市を表現するというのは非常に難しいなという印象が1つございました。  そうしたこともあって、今後どうしていくかということはこれから考えていきたいと思うというところと、あとは、この作品を、やはり先ほど委員がおっしゃったように、緑茶化というか、島田市に関心を寄せてもらえるツールの1つにしないといけないだろうというふうに考えております。それを紹介するのはホームページであるとか、そうしたことしか今のところ考えてはいないのですけれども、もう少しそれを広く知っていただけるような場所というものを確保していきたいと思っております。  そうしたツールの手段として動画というものを使っていきたいと思っているところです。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 昨年も千葉山の鬼払いの映像が入ったような動画もつくられていると思うのですけれども、そういうのを例えば福祉大会の開会する前に会場で流すとか、市民の方がたくさん集まるところで、公の場所で映像を見せてあげるということで、市民への周知、今、森委員が言われましたけれども、そういうところでぜひ使って、インターネットとかスマホとかを見られない方にもしっかり見られるような形で、平成30年度、そういうような動画を、動画なりいろいろな形でぜひ使っていただきたいなと、今お話を聞いていて思いました。意見です。 ○委員長(横田川真人) ありますか。  佐藤広報課長。 ◎広報課長(佐藤修) ありがとうございます。確かに自分たちもそうしたことを意識しないといけないと思う次第であります。  イベント等でブースを出展する場合もございます。例えば、先日沼津の駿河湾サービスエリアに行ったりですとか、笹間の陶芸フェスがあったりなどして、そうしたブースの出展をする場合は、パソコン、モニターを持ち込んで、動画をずっと流していたり、そうした耳につくようにさせるという部分も必要かなと思います。福祉大会等、いろいろなイベントで活用していくということも参考にさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 概要書の49ページ、50ページ、戦略推進費中の空港周辺プロジェクト推進事業で、2月28日に優先の提案者の決定ということで新聞に載られて、今後この業者さんと交渉の上、いろいろな展開をされていくと思うのですけれども、実はこの金谷中学校の跡地利用につきましての事業者募集についてのスケジュールが公表されているのですけれども、この優秀提案者への通知が3月中旬、それと優先交渉者の決定公表が3月下旬、あくまでもこれは括弧で予定になっていたのですけれども、これが1カ月前倒しになった理由につきまして教えていただきたい。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 当初は選定委員会が終わってから、もう一度確認の作業をしなければいけないのではないかということで3月中旬という形のスケジュールを設定させていただきました。しかし、実際に選定委員会終了後に、選定委員会自体も速やかに終わりまして、特に異議なしという形での結論になったものですから、選定委員会の開催後、速やかにやはり公表したほうがいいのではないかという事務局の判断から、早めさせていただきました。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) この優先提案者が市外の業者さんに決定ということで、業者さんとのやりとりの中で、市内の業者さんもいろいろな形で参入も考えられていた、時間的な余裕を持ってそういうところへの参入をしようかなと思っていいたところもあるようなのですね。ですので、公表されたスケジュールがある程度前倒しになることによって、市内の業者さんも、優先業者さんほのアプローチというのは、前倒しになることによってスケジュール的なものも変わったという情報を聞いていましたので、こういうスケジュールが変わる時点では、何かの形で少し広報も必要であったのではないかと思ったところであります。これについては、御答弁は結構です。  それと、今回の公表された優先的交渉者の提案内容が、この金谷中学校の跡地につきましては、民間活力を生かしたPFI方式を使うということで、前々から言われていましたけれども、このPFIの方式に合致しているものであるかお答えいただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) PFI方式ということで表明したことはないと思いますが、PPPのほうはありますけれども、PPPということで、民間活力ということで、公共事業の場合にはPFI方式を使うと思うのですけれども、今回は当初から民間事業者による開発ということを想定しておりましたので、PFIの想定はしておりませんでした。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) これは私の勘違いだと思いますので、訂正させていただきます。  それと今後、平成30年度、これから優先的交渉者との事業展開が進むと思うのですけれども、この場合、大体大きい流れとしてはどのような形で交渉者との交渉をしていくのか、教えていただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 一応、優先的交渉権者としては八ヶ岳モールマネージメント様に決定したわけでございます。
     この先のスケジュールとしましては、実は後から少しお話をしようかと思っていたのですけれども、3月22日に実は基本協定の締結式を行うということを、後ほど、その他のところで説明させてもらおうかと思っていたのですけれども、その後、基本協定を締結しますと、具体的に事業者さんとどのような事業を展開していくかということを詰めることができるようになります。事業者さんのほうと、大方、市のほうが内容について合意を得たところで、土地の賃借料の中身も決定してくると思いますので、そのことにつきまして、市議会のほうに議案として提出させていただいて、御議決をいただきたいと考えております。  早ければ平成30年の市議会6月定例会あたりにその議案が出せればという想定はしておりますけれども、これから交渉に入るので、そこのところはわかりませんが、それが終わりますと事業者さんと土地の賃貸借契約の締結をしていくという形になります。そうしますと、事業者さんのほうに基本的にはもう土地をお貸ししてしまいますので、あとは事業者さんの都合で開発をしていくという形になろうかと思います。  ただし、その時点では、おおむねのスケジュールというものは皆さんにお示しができるのかなというふうに思っております。要綱上は、2021年3月までに事業を開始してくださいということでお願いをしてありますので、遅くともそこまでには事業が開始されるものというふうに思っております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 流れとしては、御説明いただいたもので理解させていただきました。  これからいろいろな形で事業の協定を結ばれていくとは思いますけれども、市民の方から心配されていることが、今インターの周辺にできます賑わい交流拠点、それとこれは競合するのではないかという心配、また相乗効果を生むとしては茶の都ミュージアム、それと富士山静岡空港のお客さんをいかにして取り込むのかということで、これは相乗効果だと思うのですけれども、こういうような競合的なもの、相乗効果的なものというのはどのようにお考えになっているのですか。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 一般質問でしたか、委員長のほうからも実はいただいていたところだと思います。基本的には相乗効果が生まれてくるだろうというふうに思っております。  商品が競合するのではないかというようなことだと思いますけれども、コンセプトはもう明らかに違っているので、そこでの競合というものは考えておりませんけれども、商品が、例えば並べるものが競合してしまうのではないかということだと思います。しかし、競合しても、私たちはそれでいいのではないかなというふうに思っております。  例えば、今回の提案者の優先的交渉権者のほうからも、地域のものを売りたいというお話もいただいております。地場産品の販売という言い方になっておりますけれども、市内至るところでいろいろなものが買える、そこで商品が競合していても、結果的には消費の行動につながっていくということで、市内の事業者さんにとってはいろいろなメリットが生まれてくるというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 何回もこれに関連して、済みません。  議員の中でも、先週、八ヶ岳のアウトレットモールに行かれた議員も何人かいらっしゃると思います。八ヶ岳は今、山梨のほうに行くと、感じるのが、その周辺に道の駅があったりして、そことの相乗効果、お客様を引っ張ってきて、そこにアウトレットのお客さんがまた入ってくるというような形で相乗効果があると思いますので、ぜひそれをうまく利用して、今回できるアウトレットモールの中だけではなくて、その周辺にお客さんが広がる、またよそからお客さんを引っ張り込めるような形で、総合的にぜひデザインを描いていただきたいと思います。  あと1点だけ、済みません。  インフラの件で、これだけ大きなものが今、大体予想されますけれども、給水については大井上水道企業団からヒアリングしたところ、十分、水の確保はできるということなのですけれども、排水については、これは以前も若干この件につきまして質問したこともあるのですけれども、具体的にこういう店舗的なものが提案されてきたことで、排水の問題は十分クリアできるのでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 具体的に、まだ事業者さんがどの規模で展開するかということの想定ができておりませんので、明確なお答えというのはできませんけれども、平成21年度から平成25年度にかけて、まちづくり交付金ということで国の交付金をいただきながら周辺整備を行ってまいりました。  その際に、敷地の南側に走っている牧之原中講線というものも道路改良をさせていただきました。そこの道路側溝のところに大き目の排水路を兼ねるものも設置しております。それから、そこの水というのは湯日川のほうに流すことになっているのですけれども、これまでは1本しか湯日川に流せるところがなかったのですけれども、途中で唐沢というところがあるのですけれども、もう1本途中でその湯日川に落とす水路をつくりました。  そちらのほうは容量を大きくとってありますので、あのエリアで発生した水というのは、そちらを流れて湯日川に放流されるという形で、面積的にはそこで発生する水というのは十分クリアできるものを今備えてあるということでございます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) いいですか。 ◆委員(清水唯史) はい。 ○委員長(横田川真人) 森委員。 ◆委員(森伸一) 今のことで1つ聞きます。僕も先週見に行ってきましたけれども、1つ聞きたいのは、今回のこの金谷中学校跡地の場所ですが、ここの面積だけで、駐車場と今言ったアウトレットの施設とか、もう面積的にはこの中で行うという形になりますか。それとも、相談の上では、もう少し広げるとか何かあるのですか。それはどうなりますか。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 現状では、敷地の中で納めるということでのお話はいただいております。ただ、何分にもまだこれからのお話になってくるかと思います。 ○委員長(横田川真人) 森委員。 ◆委員(森伸一) そういう話と、あとは周辺の道路、今あるところにもう少し広くしなければいけないとか、そのような話も出るかもしれませんが、そういうお話は先ほど出てきた土地の賃借料などが決まって、早ければ6月と聞きましたけれども、その議会のところにそういうお話も一緒に出てまいりますか。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) その時点では、明確に明示ができるかどうかという確約は、今は済みません。できません。事業計画と、それから開発するに当たっては県の許可も必要となってきます。その点で、今想定している中では、恐らく計画をつくってから開発の許可がおりるまでおおむね1年かかるのではないかという想定をしております。ですから、その中で明らかになってくることと思っております。 ○委員長(横田川真人) いいですか。 ◆委員(森伸一) はい。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 関連して。この金谷中学校跡地の問題は、種苗センターを買ったりとか、敷地を5.5ヘクタールにするということで、大きいお金を投入して広げてきたのがあるのですが、市が土地を用意する、それで建物は県が行うという経緯の中で、今回、民間にというふうに動いてきたのですが、今お話を伺ったスケジュール的な問題で、この空港周辺プロジェクト推進事業は今回平成30年度は建物を壊したりいろいろ整備するのですが、もうこれはこれで平成30年度で終わりなのですか。どういうふうに続いていくのですか。お願いします。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 空港周辺プロジェクト事業自体は大きい枠でくくっているので、確かに今までは中心として旧金谷中学校の跡地の活用ということに力を注いでまいりました。  ただ、御承知のとおり、まだ空港を核としたこれからのこと、例えば新幹線新駅のお話等々もございます。そうしたものをくくって、富士山静岡空港と関連があるものを、この空港周辺プロジェクトの中にこれからも位置づけていくということでございます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) そうすると、まだ続くということですね。  それで、5.5ヘクタールの土地を買うのには市もお金を出して、そして県からもいろいろな補助金が出ているのですが、金谷中学校跡地の5.5ヘクタールを中心とした土地取得に対しての、そこは市の財源と県などというその他の財源、その辺のこれまでのトータルの事業費というのはわかりますか。半々ぐらいなのでしょうか。どれだけ投資してきたのかということをお聞きしたいのですが。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 済みません。すぐに数字で出てこないのですけれども、種苗管理センターさんの土地を購入させていただいたときには、あのときは実はまちづくり交付金の1年目の年でして、100%国のお金が入っております。東側の土地を買い足したときには県のほうから約3分の1いただいているというふうに記憶しております。ですので、実質的な土地を購入するために市の持ち出しをしたお金というのは、東側の用地を買うときの3分の2のお金という形になっています。  資料を用意したほうがよろしいでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 後でお願いしたいと思います。土地取得というのにいろいろなお金が絡んでいるのだけれども、これから賃借料の話もありますので、ぜひ出してください。時間は構いません。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) それでは、お時間をください。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  では、少し。  先ほどの土地取得に関しての細かい内訳ですね。これは委員会として当局に資料要求するということでよろしいでしょうか。              〔「いいです」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) では、課長、よろしくお願いします。  済みません。関連で。 ○副委員長(桜井洋子) 横田川委員長。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長から土地取得に関する事業の財源ということで、その答弁を待っているのですけれども、種苗センターが100%国ということは、これは交付金ということだと思うので、一応、市が申請して行っていると思うのですけれども、先ほど話がありました、市が土地を用意して県が建物という、その流れなのですけれども、今回、PPPという形で民間事業者が行うということで、県が実際に最初の約束のものとどのように今回もかかわっているのか。  土地に関しては、結構、東側の土地で3分の2ということですけれども、土地に関してはこれだけなのかという形。今回は上物に関して行っているので、市と一緒に行っているよという、私の一般質問の中でもいろいろと答弁いただいたのですけれども、今回の事業費を見ても、県が半分出して、市も出しているわけですけれども、実際は結構、市が主導で行っているように見えてしまうのですけれども、県はどのようにかかわっているでしょうか。 ○副委員長(桜井洋子) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) ここ2年、アイデアコンペというものを実施させていただいたのが一昨年だと思います。昨年度、基本計画を策定しました。今年度は市場調査と市場対話、それから今回のプロポーザルというところまでは、全て県と一緒に動いてきました。どちらかというと、県のほうにお願いをしていたことが多かったというふうに思っております。御承知のとおり、うちの職員、体制としては2人しかいませんので、実質的には県は3人体制をとって、いろいろ全国を回っていただいていたというのが現状でございます。  今後のこともあろうかと思うのですけれども、先ほども少しお話をしようかと思ったのですが、今回のプロポーザルの選定委員会の委員長が、実は熊倉先生でした。茶の都ミュージアムの、今度、館長です。そうしたことから選定委員会が終わった後のお話になりますけれども、熊倉委員長のほうからも茶の都ミュージアムができると、空港もあると、それから賑わい交流拠点もできる、それからここに八ヶ岳さんが出てくるという中で、県と市の枠を超えた運営委員会のようなものを設けたいなという御発言をいただきました。  それにつきましては、県のほうも承知をしていただいているというところでございます。ですので、こういったものを立ち上げて、ますますこのエリア一帯を、にぎわいを生んでいくために、県と市でこれからもますます協力体制をとっていくという形になるかと思っております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) はい。頑張ってください。  ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) 済みません。なければ。 ○副委員長(桜井洋子) 横田川委員長。 ○委員長(横田川真人) 2款1項2目の戦略推進費の中のICT推進プロジェクト、これは毎年出ているのですけれども、この1億2,000万円余り使っているその内容というのはどのようなことを行っているのでしょうか。 ○副委員長(桜井洋子) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) これは、国のほうに計画書を出しておりますので、今それに合わせた形での予算というものを組ませていただいております。  平成30年度におきましては、今年度と同じなのですけれども、大きくは4つの部会に分けて事業を推進してもらっています。1つが人材育成部会、それから産業ICT導入促進部会、それからクラウドソーシング推進部会、あとは事務局経費という形で分けております。  来年度は大きい事業として、人材育成部会のほうではICTロボット教育推進事業というものを計画していただいておりまして、さらにICTエキスパート創生事業という、この2つの大きな事業を計画していただいております。  それから、産業ICT導入促進部会においては、地元企業のICT導入促進事業というものを計画しております。  クラウドソーシングの部会におきましては、そのままなのですけれども、クラウドソーシングの推進事業ということで、ワーカーさんの育成等々を図っていくということです。  それから、事務局としては、これも28日か29日を予定しておりますけれども、島田商工会議所の1階の部分をお借りしまして拠点を設けます。そこを中心としていろいろな方にかかわっていただくということで計画をしておりまして、そこに必要な事務局経費等々を考えております。  以上です。 ○副委員長(桜井洋子) 横田川委員長。 ◆委員(横田川真人) それで、今4つ内容を挙げていただいたのですけれども、節区分を見ると委託費で1億2,450万円という、主な内容がこれなのですけれども、どういったところにどういった内容で委託されているのか。また、人材育成とか産業のICT導入ということですけれども、どういったところが対象になっているのか、細かいところを教えてください。 ○副委員長(桜井洋子) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 委託料として1億2,450万円ほど上げさせていただいておりますけれども、これはそのままICTコンソーシアムというのを立ち上げておりますので、そちらへの委託料としてそのまま行きます。そのICTコンソーシアムが中心となって、各部会と調整をしながら事業を執行していくという形になっております。  以上です。 ○副委員長(桜井洋子) 横田川委員長。 ○委員長(横田川真人) まず、そのICTコンソーシアムというのは団体の名称ですか。事業の内容ですか。 ○副委員長(桜井洋子) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) ICTコンソーシアムというのは、昨年度末に事業を推進するために立ち上げたものになりますけれども、市内の事業者さんを中心にして、手挙げ方式でこの事業にかかわってくれる方はいませんかという形で募集をして、応募のあった方たちで組織をしている団体になります。  ただ、コンソーシアムという形ではありますけれども、関係者としては、例えば島田商工会議所であるとか、商工会も関与しております。それから市内の5つの高校もメンバーに入っていただいております。そうしたもので運営をするに当たっては、総会等を開いて事業を推進していただいているということでございます。  以上です。 ○副委員長(桜井洋子) よろしいですか。 ◆委員(横田川真人) はい。 ○委員長(横田川真人) では、ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) なしですね。  それでは、次に、歳出2款総務費1項4目地域振興費から歳出2款総務費1項6目市民相談費までを審査します。  予算書は83ページから86ページです。当初予算概要書は51ページから58ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) 補足説明は特にございません。
    ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  質疑等ありましたら。  齊藤委員。 ◆委員(齊藤和人) 53ページの地域おこし協力隊派遣に要する経費、報償費975万円、これについての詳細を少し教えてください。 ○委員長(横田川真人) 小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) 地域おこし協力隊の報償費の関係でございますけれども、地域おこし協力隊員につきましては、月額でございますけれども、報償費が1人15万円でございます。活動経費が4万5,000円、合計19万5,000円ということになります。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 齊藤委員。 ◆委員(齊藤和人) これは4人でしたか。 ○委員長(横田川真人) 小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) 川根地区に2人、伊久身地区に2人の4人でございます。 ○委員長(横田川真人) 齊藤委員。 ◆委員(齊藤和人) これは昨年から始まったのですか。 ○委員長(横田川真人) 小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) 実際に始まりましたのは平成25年6月から採用をしております。 ○委員長(横田川真人) 齊藤委員。 ◆委員(齊藤和人) ありがとうございます。これはどのくらいの計画で引き続き行われる予定なのですか。 ○委員長(横田川真人) 小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) こちらは現在、先ほど申し上げましたように4人の地域おこし協力隊を地域に派遣しております。財政措置といたしまして、1人400万円を上限に国の財政支援がございます。そうした財政支援が続く限りは、こういった地域おこし協力隊の派遣を続けていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) よろしいですか。  齊藤委員。 ◆委員(齊藤和人) ということは、国のほうの助成がなくなった時点でやめるという計画なのですか。 ○委員長(横田川真人) 小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) 計画といたしましては、そういった財政支援がある限りは進めてまいりますけれども、こういった地域おこし協力隊におきましては、当然、地域の活性化に大きく役割を担っております。その時点で、庁舎内でまた検討を進めてまいりたいと考えております。 ◆委員(齊藤和人) はい。わかりました。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 地域おこし協力隊の2つ下、移住定住促進事業、平成30年度、昨年平成29年度と比べて352万8,000円の増額となっております。これにつきまして、増額の理由、また新規でどのような事業を行われるのか、教えていただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) 増額の件でございますが、本予算は県外から市内に転入いたしました新築住宅を建設・建築または購入した方を対象に補助を交付している、島田市に住む応援奨励金に要する経費でございます。  平成30年度の増額理由でございますが、平成29年度の実績に応じまして、今年度、交付世帯を10世帯と見込んだものでございます。ちなみに、平成29年度2月末現在で、住宅取得費8件で530万円、通勤費が1件ございまして40万円の、計570万円を現在のところ支出しております。  なお、平成29年度においては、9月補正においてこの390万円について補正をしたものでございます。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 53ページの同じくその下、平和祈念事業についてお伺いします。  5万円の増額になっておりますので、この理由をお願いします。 ○委員長(横田川真人) 小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) こちらの5万円の増額でございますけれども、5万円につきましては、現在、市役所庁舎のベランダに掲示してあります平和都市宣言の横断幕がございます。そちらの色が大分はげてきておりまして、再三、委員及び市民の方からも御指摘を受けております。そちらの張りかえを計画しております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 横断幕の取りかえができるということで、うれしいです。  それで、7月、8月に平和祈念事業をいろいろ行われます。それで多分、実行委員会形式で、いつも130万円くらいの予算で行われているのですが、平和を伝える、引き継ぐ、そして後世に伝えていくというところでは、若い人たちの参加がとても大事なのですが、特に8月に行われる平和祈念式典等々で、いつも献花の後に、事業でいろいろな取り組みをしていますが、ことしについてはそのような若い人たちとか、後世に引き継ぐという視点からどのような企画を、計画しているものも、もしありましたらお願いします。 ○委員長(横田川真人) 小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) あくまで現段階の計画ということで御説明をさせていただきたいと思います。  平和祈念式典には若者世代の参加を促すため、先ほど桜井委員がおっしゃったように、第2部のアトラクションにできるだけ小・中・高生の年齢層、そういった若者世代の参加をしていただいて、アトラクションを計画していきたいと考えております。  平成30年度、来年度でございますが、あくまで計画ということで、現在、市内の高校の演劇部に打診をしておりまして、おおむね了解ということで内諾の回答を得たという段階でございます。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) わかりました。  それで、この平和事業の事業費も限られているのですけれども、市民の方からも実際に、広島・長崎の平和祈念式典参加等々で、実際に体験してくる、学習してくるということが大事ではないかということで、中学生を派遣したらという、各市町も行っているような事業があるのですが、副市長が引率して行っている自治体もあるのですね。学校の先生だととても負担が、休暇中であるというようなこともあって、副市長が引率している場合もあって、ぜひこのような内容もまた検討していただきたいなと、これは要望です。 ○委員長(横田川真人) これは要望ということでよろしいですか。  答弁がありますか。  小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) 小・中学生の若い世代に、そういった被爆地、現場を見せる、見学させるということは大切なことだとは思います。しかしながら、現在、教育委員会のほうへ振るというわけではございませんけれども、教育委員会の協力を得ながらそういったことも進めなくてはいけない。でも、現在はそういった小・中学生の意識啓発のために、平和祈念式典の千羽鶴を折っていただいたり、戦争体験の感想文を寄せてもらったり、そういった形で今、小・中学生には平和への意識づけ、参加をしていただいているというのが現状でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(横田川真人) 齊藤委員。 ◆委員(齊藤和人) 平和祈念式典、例年8月15日に行われていると思うのですが、今年度につきましては、今年度からと言うのか、義務教育、小・中学校では教職員は学校が完全に休みになると。8月15日のお盆の時期は休みになるということで、小・中学生のこの式典に対する参加というのは、どういうふうな考え方でしょうか。 ○委員長(横田川真人) 小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) 小・中学生の参加につきましては、8月15日のお盆ということでございますけれども、今現在も小・中学校に直接お願いをして参加動員をかけているというものはございません。したがいまして、今、小・中・高生に参加していただいている、あるいは少年合唱団、ボーイスカウト、そういった団体からの協力をいただいているというもので、大きな影響というのはないと思います。逆に、休みになったということで、もしかして参加者がふえていただければ幸いかなと考えております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 概要書55ページ、56ページ、人権男女共同参画費におきまして、来年度、昨年度と違って計画策定が多分含まれていて増額になっていると思うのですけれども、これは第3次男女共同参画の行動計画の策定の準備をするということでよろしいでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) 第3次行動計画の策定でございます。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 実は、今ここに第2次の共同参画の行動計画がございます。この計画の中に、毎年開催されています女性議会の開催の要項が一切、単語としては入っていないのですね。この計画の中、第1次、第2次とあったと思うのですけれども、この第2次行動計画の中に、男女共同参画の中で女性議会が入っていないのに女性議会を毎年行われているという、この意味は何ですか。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) 第2次男女共同参画行動計画は5年間の計画ですので、これを策定した時点では、まだ女性議会という、そういった事業というのは計画されていなかったと。その後、女性の人材育成その他の必要性から、女性議会を開催させていただくようになる、そのような経緯でございます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) ということは、これは染谷市長になられる前に、これは作成させていたということで判断されるのですか。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) 染谷市長が就任した年に計画の策定を行ったものと思われます。平成25年、確か。就任の年ですね。染谷市長になってからです。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) これは、発行年月日が平成26年3月の作成ですよね。ですから、平成25年からつくられた、策定をされていたということでいいのですか。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) 平成25年度中の策定でございます。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) この女性議会の開催につきましては、議員の中でもいろいろ御意見があると思います。女性のみに限った議会形式で行われるということに対して、一般質問等でも言わせていただいたことがあると思うのですけれども、若い方たちの参画も、議会に対しての興味を持っていただくという形での若者議会を行ったり、女性だけに限って、議場を使っていただくというような形で、議場を使っての、この議会形式で行うということに対しての賛否というのもいろいろあると思うのですけれども、そのような御意見というのは当局に対して今まで来たことはございませんか。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) そういった意見は承ったことはございます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) これは、女性議会を行うということに対しては、市長は、予算的なものは、これについてはつけないという御答弁を、過去においてされております。男女共同参画社会推進事業の経費の中でそれを行いますということで、あると思うのですけれども、本年度委託費の中で、女性議会ポスター作成費が委託費の中に入っているのですけれども、これについてはどのようにお考えですか。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) その事業費、予算をつけないとおっしゃったというのは、私も存じ上げていないのですけれども。ポスターの委託ですか。以前は役所の中でいろいろ行っていたのですけれども、なかなか思うようなポスターができないということで、昨年からポスターの作成については外部へ委託させていただいているところでございます。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) ぜひ、過去においての市長答弁を調べていただいて、お約束と違う予算立てをされているということがあると思いますので、そちらのほうをぜひ調べていただいて、予算の計上をお願いしたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) 一度調べてみて、予算の執行をさせていただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) ほかにありますか。  曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 関連で。ことしもこの概要書には行うということで載っているわけですが、ことしで4回目かな。そうですね。そうした中で、この募集をかけたときの応募状況というのはどうなっているのですか。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) 当初は大変、1年目は多かったですけれども、なかなかその後は伸び悩んでいて、最近は募集を8人かけているのですけれども、8人の応募はない状況でございます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。
    ◆委員(曽根嘉明) この男女共同参画の事業としては理解できないわけではないのですが、こうして応募をかけて、なくて、多分、担当課がお願いしますと言ってあちこち手を回して何とか女性の議会の人数を集めていると思うのですが、そこでも担当課がそのためにいろいろな仕事をやめて、と言っては語弊があるわけですが、すごいエネルギーを使っています。  それから、その議会を行うことについて、いろいろな質問についても各所管課が一生懸命答弁の答えを書いたり、いろいろな調査をしたりということで、役所の人たちもそうしたところへ時間を割いて行っているわけです。  募集をかけてもいないようでしたら、女性議会ではなくて女性会議の形にして、それぞれの女性の、テーマを決めてもいいのですが、意見を伺った中でそれを反映させるというようなことを行ったらいかがかなと思うのですが、そのような考え方はないのですか。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) せんだって3月8日に女性議会のOB会を行いました。今まで32名の方が女性議会に登壇したのですけれども、そのうち約10人集まりましたけれども、女性議会というのは非常にハードルが高かったと。あそこの議場、壇上でしゃべるのは大変緊張したというような意見をいただいています。女性の人材育成というか、そういったものがまだ進んでいないのかなと、そのようなことがあります。  来年度以降、そういった女性の人材育成、いろいろな研修であるとか講習を積み重ねながら、そういったところでも話ができるような人材を育てたいと思うと同時に、またその意見で、やはり女性議会ではなくてもう少し下のレベルのところでいろいろな話ができたら、そういった場が欲しいという御意見もございましたので、今、曽根委員からおっしゃられた意見も参考にしながら、今後の進め方を検討していきたいと、そのように考えます。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 確かに、あの壇上へ上がるということは、我々もものすごく緊張してしまうのですよ。そういうことも含めて、余りプレッシャーがかからないような状態で盛んな意見を聞いたり何かして人材育成をするということも、一つのやり方だと思いますので、特に去年、おととしは土・日の開催で、部長さんたちもあそこに座って土・日を使って行っているわけですので、たとえ半日でもそこにいるということで、そういうこともありますので、職員の働き方も考えた中でそのようなことを検討してもらいたいと思います。  意見です。 ○委員長(横田川真人) 答弁はよろしいですか。 ◆委員(曽根嘉明) はい。 ○委員長(横田川真人) では、ほかにございますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) 今の場所の上で、人権の関係ですが、人権啓発とかいろいろな予算が、上の2つは少し減って、その下で人権啓発活動受託事業で、新規事業というのがありますが、この内容とか、その人権関係の活動の中身を少し紹介してください。 ○委員長(横田川真人) 松村生活安心課長。 ◎生活安心課長(松村竜次郎) 人権啓発活動受託事業につきましては、これは志太地区の市町によりまして、持ち回りで開催しているものです。  内容としましては、島田市においては産業まつりに啓発グッズの配布であったり、ヒマワリの種の配布、そういったことを行って人権問題について啓発をしていくというような内容になっております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 森委員、よろしいですか。 ◆委員(森伸一) はい。いいです。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) その上の、いじめ問題調査委員会委員という、総務管理費の人権男女共同参画費の中にあります。これは、市長部局の直属の委員会と解釈してよろしいでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 松村生活安心課長。 ◎生活安心課長(松村竜次郎) おっしゃるとおりでして、教育委員会のほうでいじめ問題対策専門委員会というものがありまして、それから重大事案だという判断が起きたときに、市長部局のほうで第三者機関としてこのいじめ問題調査委員会を立ち上げるという流れになっております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ◆委員(桜井洋子) そうすると、起こったときにということで、予定が2回とかになっておりますが、これはゼロ回のときもあるということですか。 ○委員長(横田川真人) 松村生活安心課長。 ◎生活安心課長(松村竜次郎) 重大事案というふうに判断をされたときですので、それ以外は立ち上がらないというようなものです。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) この委員の方たち5人なのですが、教育委員会との関係というのは全くないのか。教育委員会でいじめのケース会議とか対策委員会の中で、専門委員会の中で、どういうふうに動いているかはわからないわけですが、それに参加してケース会議をするとか、そういうことはないのでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 松村生活安心課長。 ◎生活安心課長(松村竜次郎) 実際にまだ立ち上がったことがないものですから、どのような動きになるかというのはこれからなのですけれども、ケース会議というようなものはこの調査委員会の中では行わずに、その中で話し合われて重大事案だということで判断されたものについて、第三者の検証というような内容になっております。  以上です。 ○副委員長(桜井洋子) わかりました。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) 少し前へ戻って53ページですが、一番下のまちづくりの支援事業交付金ですけれども、最近3、4年、これが出ていまして、この事業が進んでいますが、内容については少し変わって、例えば、初めは何か行事を行って、100%の補助金が今は7割とか、中身も変わっていますが、来年度は内容的なものはことしと同じなのか、少し変えるのか、教えてください。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) 来年度は変更の予定はございません。 ○委員長(横田川真人) 森委員。 ◆委員(森伸一) 少し予算がふえていますけれども、これはことしの実績等で、もう少しふやそうかということで決まったわけですか。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) この制度は6年間のスパンで団体の育成を行う事業でございます。今年度、平成29年度で2年目になります。最初の1年目、2年目が上限10万円で、次の3年目、4年目が上限30万円、5年目、6年目が上限50万円の、そのような補助制度になっておりますので、来年3年目ということで、上限30万円の団体も出てくるということで、そういった理由で予算をふやしていただいてございます。 ○委員長(横田川真人) よろしいですか。  森委員。 ◆委員(森伸一) そうすると、4万7,000円で30万円になって大丈夫かなと急に思いましたけれども、大丈夫ですか。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) 今年度も上限10万円でしたけれども、何とか行けましたので、大丈夫ではないかと。  あと採択のほうは、1年目、2年目はなるべく多くの団体を採択していたのですけれども、3年目以降は補助金もふえてくるということで、上限30万円の採択を全て行うという、それぞれの事業をよく吟味しながら、予算を執行していきたいと考えます。 ◆委員(森伸一) はい。いいです。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 53ページの空き家バンク事業について、今の状況を少し教えてください。 ○委員長(横田川真人) 小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) 空き家バンク事業でございますけれども、空き家バンク事業を実際に運営しているのは市のポータルサイトの不動産バンクということでございます。最初のスタートが空き家バンクということで、川根地区の不動産だけを対象にしておりましたが、その後、市内の不動産全てを対象とするような形で、現在登録がされております。  現在のところ、平成29年度末での登録数でございますけれども、建物につきましては、市内で3件、川根地区で1件の計4件が建物で登録されております。  土地につきましては、川根地区を除く地区で48件分の土地が登録されておりまして、川根地区には1件、計49件の土地が登録されているという状況でございます。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) この状況を見て、当局ではどのように考えていますか。 ○委員長(横田川真人) 小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) やはり、本来の目的が不動産の流通でございます。川根地区につきましては大変供給が少ないという状況で考えております。したがいまして、川根地区につきましては今年度、まちづくり川根の会におきまして、川根地区の空き家状況調査を実施したところでございまして、現在16件が対象となって、新たに空き家ではないかということで対象物件となっておりますが、ただ、そのうち9件が連絡先不明等で、なかなか登録も難しいという状況でございます。  いずれにいたしましても、不動産バンク、たくさん登録をされないことには閲覧数もふえていかないという状況がございますので、不動産バンクへの登録を推進していきたいと考えております。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 空き家の不動産流通の目的ではないものですから、これは。御存じのように空き家対策なのだよ。要は。基本的に。その空き家対策をどうするかについて、抜本的な施策を打っていかないと、もう足元をすくわれるから、これは。それについてどう考えているのかを少し聞きたいのです。 ○委員長(横田川真人) 小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) 空き家対策と言われました。特定空き家の対策もございます。荒れた空き家ということですね。そういったものをふやさないための空き家対策という考え方もございます。私どもの実施しております空き家バンクにつきましては、地域の活性化を図るための空き家バンクで、特定空き家といった荒れた住宅物件を対象にしているものではないというものでございます。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 観点が違うと言えばそこまでなのでしょうけれども、今後、当局というか市として、その空き家対策をどのように解決していくかというのは、これは全国津々浦々1,800以上ある議会、自治体の問題として、これから大きく取り上げられるし、その人口減対策にも当然ひっかかってくることなのです。ですからその辺を、いろいろ第2次島田市総合計画とか立てているようですけれども、抜けているところが結構あるのではないかと思うのです。だから、この辺をもう少し重点的に対策をとってもらいたいのです。私どももあちこちに研修に行ったりして、いろいろな対策、政策を今、立案しています。自分自身としても、どうしたらいいかというのを。だから、その辺をもう少し当局として、市として、どのようにこの対策を練っていくのか、全体として考えていただければありがたいと思います。  課長に話をしてもしようがないことなので、市全体として取り上げてもらいたいということなのです。 ○委員長(横田川真人) 杉村地域生活部長。 ◎地域生活部長兼支所長(杉村嘉弘) 済みません。今、福田委員のほうからお話があった、特に特定空き家の関係が一番問題になってくるのかなということだと思います。  この特定空き家につきましては、都市基盤部の建築住宅課が主管となって、今、始めているわけなのですけれども、去年、1年間かけて各自治会、68自治会の皆さんに御協力をいただきながら、市内に特定空き家に将来なりそうなもの、案件についてどのくらいあるかということも調査をしております。  その調査結果を現在まとめてくれていると思いますけれども、その調査結果も踏まえながら、今、御指摘のあったことについては検討していくという考えを持っていると思いますので、平成30年度以降になりますけれども、何らかの形で報告や、どのような対応をしていくかということが出てくるかと思っております。  いずれにしましても、この空き家対策の問題につきましては、どんどんこれから減っていくことではなくて、ふえていくという状況でございますので、何らかの方策は考えていかなければならないと考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  なければ、暫時休憩いたします。                                休憩 午前11時04分                                再開 午前11時14分 ○委員長(横田川真人) 休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、歳出2款総務費1項7目行政経営費から歳出2款総務費1項12目会計管理費までを審査します。  予算書は85ページから88ページです。当初予算概要書は57ページから66ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 財政課から、歳出2款1項10目財産管理費について説明させていただきます。  予算書は87ページ、88ページ、概要書は63ページ、64ページをごらんいただきたいと思います。  平成30年度財産管理費につきましては、増額となった事業が多いものですから、主な内容について説明をさせていただきたいと思います。一部、議案質疑をいただいた内容もございますけれども、若干重複する説明もあろうかと思いますけれども、御了解をいただきたいと思います。  初めに、概要書63ページの一番上になります。新庁舎等整備基本計画審議会委員でございますが、これは新たに設置をする審議会の委員15人の報酬を計上させていただいたものでございます。本件につきましては、後ほどまたお願いするわけなのですが、第20号ということで、設置条例案の審議もお願いをしております。  よろしくお願いをいたします。  次に、概要書63ページの上から3番目になります。  普通財産管理費でございますが、こちらが前年度に比べまして約620万円増額となっております。  こちらにつきましては、金谷地区の市有地の中にあります既存の施設の撤去費、それから市有地売り払いに伴います測量ですとか登記の関係、そうしたものの委託費を計上したというところが主な要因となっております。  続きまして、63ページの上から4番目になります。公共施設マネジメント実施経費でございますが、こちらは前年度に比べて約1,850万円増額となっております。こちらにつきましては、旧金谷庁舎跡地の利活用を進めるために、国庫補助金を活用した調査事業、こちらに要する経費を計上したというところが主な要因でございます。  旧金谷庁舎跡地の利活用の方針でございますけれども、平成27年度の実施計画、こちらに登載をされて以降でございますが、行政機能の集約、健康福祉に資する機能を持たせるということで、なっております。  なお、事業を進める上で民間の力を活用し、公共性が高い機能を持たせた施設整備を目指すということが実施計画にあらわされております。  今回、計画している調査の内容でございますが、先ほど申し上げました利活用方針に沿った施設整備を進めるために、国土交通省が所管をしております先導的官民連携支援事業という事業がございます。補助率が10分の10の補助事業でございますけれども、こちらに応募をしたいというふうに考えてございます。  この調査事業の組み立てでございますが、旧金谷庁舎跡地の周辺を含めた一帯を地域の方々の生活交流拠点というような位置づけをさせていただきまして、主な内容ですが、行政機能を集約していくと。そのための施設につきましては、こちらはPFIによります整備・管理・運営ということを土台ということで考えております。この施設に組み入れていきます他の行政機能であったり、民間機能、これらを選定する、それから当該事業への民間の方々の参画意向の確認であったり、一旦組み立てをした事業を、これが、事業性があるかどうかというところの精査、そうしたものを調査事業の中で行っていきたいと考えております。
     それから、こちらの拠点を中心といたしました交通ネットワーク、こちらの構築につきましても、調査の中で検討させていただきたいと考えております。  続きまして、その下になります上から5番目ですが、市役所周辺整備事業でございます。こちらにつきましては、新庁舎等整備基本計画の策定に要する委託料が主な内容でございます。この市役所周辺整備の状況でございますが、外部有識者等によります基本構想検討委員会、こちらが1月に立ち上がりまして、本庁舎が有すべき機能についての基本的な考え方、本庁舎の周辺において本市が保有し、または保有していた施設の機能の維持、及び再生についての基本的な考え方について、検討が始まったというところでございます。  こちらの構想の検討委員会で検討された事項につきましては、市が意見具申を受けまして、構想に反映するということで考えております。  この基本構想の役割でございますけれども、現状の課題の整理、それからこちらへの対応策、それから事業の必要性の確認を行うということでございます。あと、事業の基本方針を確認して、整備しようとする施設の機能、性能、規模を設定し、次のステップ、これは基本計画ということになりますけれども、この計画における指針を示すということが、まず構想の役割だというふうに承知しております。  当該構想を受けまして、敷地の条件、事業費、事業期間といった現実的かつ詳細な条件に照らしまして、実現可能な計画に落とし込んでいくというところが基本計画の役割となってまいります。  土地利用、それから土木建築、これらの設計にかかる業務というところが相当量を占める業務となってまいりますので、外部に委託をする予定にしております。  続きまして、概要書63ページ、下から2番目になります。庁舎等管理経費でございますが、こちらが前年度に比べますと約1,300万円増額となっております。こちらにつきましては、旧金谷庁舎の横にあります金谷防災センターという建物がございますが、こちらに設置をしております電話交換機、これが大分老朽化が進んでおりまして、こちらを新たに庁内LANネットワーク、これはインターネット回線でございますが、こうしたものを利用した施設間、施設と施設を結ぶ内線電話、それから交換システムというものを導入させていただきたいというところが主な要因でございます。  この電話交換機のお話なのですが、平成17年3月、旧島田市、旧金谷町の合併に際しまして導入された設備でございます。この本庁舎と金谷地区を結ぶ必要がどうしてもあったということで、この機械を導入しております。この交換機にぶら下がるといいますか、その系統にある施設といいますのが、主なところでいきますと、金谷公民館みんくる、それから当時、例えば博物館であるとか、稲荷浄水場の水道事務所、それから阿知ケ谷の旧清掃センター、こうしたところには内戦が通っておりませんので、これらの施設を内線で結ぶことができるようにということで、この合併のときに入れた交換機で内線を結ぶということを行わせていただいたというものでございます。  今回、それらの親機となります交換機のほうが年数がたちまして、もう保守の対応をしていただけないという状況がございますので、これを廃止いたしまして、横文字になりますが、ゲートウェイと呼ばれる機械がありまして、それをLANのネットワークに組み入れて内線の接続をしていこうということで、小さい機械なのですが、それを複数台導入させていただいて機能を保っていこうというところでございます。  こちらの費用でございますが、今持っている交換機と同等のものを更新するということになったものと比較をいたしますと、600万円程度、今考えている方式のほうが安いということがございますので、今回、この計上させていただいた方法を選択したというところでございます。  以上、簡単でございますが、1項10目財産管理費についての説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(横田川真人) 説明が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 概要書の59ページでございますが、行政経営費の中の職員研修費、ここに「内閣府防災スペシャリスト養成研修など」という項目があるわけですが、多分これは防災マスター育成とか、そういうものに関連していると思いますが、内容について少しお聞かせください。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) こちらにつきましては、まさに内閣府のほうに職員を派遣しまして、内閣府の職員の1人のような形で業務に当たりながら、実践的に防災のことを学んでもらうというものであります。そういうことなものですから、全国のそういった防災の現場へ行き、あるいは災害が起きればそういったところにも派遣されるというようなことで研修を受けてくるというものでございます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) そうすると、何回か研修に行くのではなくて、内閣府のほうへ、国へ派遣で職員が常駐するという意味合いですか。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) おっしゃるとおりです。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) この職員は1名ですか。それとも数名行くのですか。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 本年度1名ということで派遣を予定しております。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) わかりました。 ○委員長(横田川真人) 関連でよろしいですか。 ○副委員長(桜井洋子) 横田川委員長。 ○委員長(横田川真人) この職員研修経費なのですけれども、予算立てされていて、この中に5つ挙げられていますけれども、「など」と書いてありますのでほかにもあると思います。この予算、今後は年度内に新しくこういった研修をやりたいということがあった場合は、予算的にはどうなのでしょう。これでまだ遊びがあるのか、それとも補正で行われるのか。 ○副委員長(桜井洋子) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) この「など」という中で、こちらのほうでまた年度の細かい計画を立てる中で、新しいメニューでこちらのほうがということがあれば、また見直しをしていきます。基本的には、この予算の範囲内でおさめようということで考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) では、結構です。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 関連で。平成28年度の成果に関する報告書を見たのですけれども、自主研修とか職場実務研修、階層別研修、特別研修、派遣研修、それと講演会というような形でいろいろな職員研修事業があるのですけれども、以前にも少しお聞きしたことがあるのですけれども、職員みずからこのようなセミナーを受講したいという形で提案して、予算をいただいて研修に行くということは、この自主研修の中に含まれるのですか。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 自主研修ということで、その中で国内ですとかそういったところへ研修に行くというものについて手当てするというような体制になっております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 平成28年度の報告の中ですと、先進都市の調査研究活動と通信教育で、海外派遣はいなかったのですけれども、ほかの例えば自主的に研修を受けたいと上司に対して提案して、それを受講するということで、自主研修をしたいという場合、この予算の中から出してもらえるものなのか。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 年度の途中で、思いついたようにという形ではあれなのですが、例えば研修施設ですとか、そういったところ、アカデミーなどにあるメニューを受けたいということで、あらかじめ計画してそれに申し込むというものについては、それには対応しております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 森委員。 ◆委員(森伸一) 先ほどの内閣府の防災スペシャリストのことですが、1年間1名の職員を派遣すると。それで、来年はまた別の人、先々までの計画はどうなっていますか。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 来年度、計画はとにかく1年ということなのですが、できれば複数年派遣できればと思っております。これも内閣府のほうが受け入れということがありますので、この折り合いがつけばということにもなるかと思います。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 森委員。 ◆委員(森伸一) そうすると、これは予算が出ているから、来年度はしっかり内閣府が受け付けてくれると。来年以降のことはまた相談しないと決まらないということになりますか。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) できれば複数年、送らせてもらいたいというような打診はしてあります。内閣府のほうも、こういった形で広く自治体の職員を受け入れて研修を受けさせたいということで、いろいろその間に独自のセミナーなどの研修を企画したりなどということで、受け入れ態勢をつくってくれておりますので、相談にはなるかと思うのですが、前向きには検討していただけるのではないかと考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 森委員。 ◆委員(森伸一) 全部の自治体が希望したら大変な数になってしまうわけで、案外うまく当たったという感じになるのですか。島田市は。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) この件につきましては、内閣府のほうから、こういった制度があるのでどうですかということで、最初にお話を、今回についてはいただいたということであります。全国からはやはりいろいろ来ているということも伺っております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。 ◆委員(清水唯史) 次に行っていいですか。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 概要書61ページ、情報管理費中、光ファイバ網整備事業、これは委員長も一般質問等でされていまして、ほぼ100%を目指すという形で整備されると思うのですけれども、市内全域に光ファイバー網、インターネットが使えるような環境になった後の施策として、今、市がどのような形で考えているのか。  例えば、観光でどういうふうに使う、移住定住で使う、または産業においては企業誘致に使うという形で、全市的に光ファイバー網が整備されることによって、いろいろな施策ができると思うのですが、そういったところを総合的に今、考えられているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 大石総務課長。 ◎総務課長(大石剛寿) 来年度、こちらのほうが整備されることによって、100%という環境が整えられます。とりあえずはまずこちらから提供するところということで、第1段階が終わりまして、今、情報化推進計画というのを来年度、計画を立案する予定でございますので、その中で今、清水委員がおっしゃったような移住定住あるいは観光、そういったものにいろいろ活用できるようなものがあれば、またそちらのほうも取り込んでいきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 今、富士山静岡空港を使った海外の方たちを誘客しようというようなインバウンドの施策も行われていると思います。市内各地においてもWi−Fiの環境を整備しようとする場合に、やはり光のインターネットもなかったら、それはできないことですので、兵庫県豊岡市あたりは観光地全てにWi−Fiの環境があって、そこのWi−Fiを使うと、観光客がどこに移動したかというのが全てわかるようなアプリを使って行われているということで、観光客の動向を調べているという、そのような施策もありますので、ぜひそのような先進事例を研究して、横の連携をとって、ぜひそのようなところでこの光ファイバー網が整備されたら、行っていただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 大石総務課長。 ◎総務課長(大石剛寿) 今、清水委員がおっしゃられたように、横の連携というのは非常に大切なことだと思っておりますので、情報化推進計画を立てるに当たって、こちらのほうも他の所属にあるいは照会などかけて、そういった形で取り込んでいきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 同じページ、61ページで情報セキュリティ強化対策経費というのが減になっております。そして、一般財源の費用になっておりますが、これまでセキュリティー対策を行ってきて、国などなかなか費用を対応していただけないということがあったりして大変だったのですが、今、セキュリティー対策で減になった理由というのは、もう既にそろっているということでよろしかったですか。 ○委員長(横田川真人) 大石総務課長。 ◎総務課長(大石剛寿) 今年度、平成29年度に仮想デスクトップでありますとか、そういった形で非常に費用がかかる部分を整備しましたので、これで来年度以降はそこまで大きな費用がかからずに整備ができるというところでございます。  あと、国からの補助につきましては、残念ながらまだ今のところそういったものは特にございません。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 関連して、その下のシステムのほうも大石課長のほうなのですか。 ◎総務課長(大石剛寿) はい。 ◆委員(桜井洋子) 社会保障のほうが、厚生労働省分というのもわかりますか。情報連携というので、その中身についてお願いします。 ○委員長(横田川真人) 大石総務課長。 ◎総務課長(大石剛寿) こちらのほうを載せてありますのは、昨年の市議会11月定例会で補正をいただきまして、マイナンバーに関する旧姓併記、こちらにかかる経費でございます。この旧姓併記につきましては、今、スケジュールがことしの3月までに一応システムの改修を行いまして、来年度いっぱいテストを、あとは情報連携、そういったものにつきまして確認をしていって、最終的に平成31年4月から旧姓併記の対応をしていく予定でございますので、そういったもろもろの費用を今こちらで見ております。 ○委員長(横田川真人) いいですか。 ◆委員(桜井洋子) はい。 ○委員長(横田川真人) それでは、ほかにございますか。  田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 先ほど、清水委員のほうから、Wi−Fi等の環境が整ってくると観光等でどこをどういうふうに動くかという調査ができるというようなお話をいただきました。その前に、ICTコンソーシアムのお話が少しあったと思いますけれども、実は来年度の事業の中で、ICTを活用した賑わい創出実証事業というものを考えております。  これは観光とICTを組み合わせたもの、まさしく先ほどの話の中で、市内の各観光地にそういったものを設置していって、これを活用してもらうと、訪れた方がどういう動きをしたかということが把握できるようになります。それを新たな戦略に今度つなげていこうという実証実験を、平成30年度、ICTコンソーシアムのほうで予定をしております。  そういった形で、今、総務課のほうでは市内の環境を整えると、我々が持っておりますICTコンソーシアムではそれを活用して何ができるかということを考えていくという組織で、双方で検討していく部会があるということで、報告させていただきます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 私のメモのほうにも、このICT推進プロジェクトの中にGPSと観光という形でメモがあったので、多分その件だと思います。その観光地にWi−Fi環境がないとそれは使えないという形もあると思うのですけれども、これはGPSでやられるのか、それともWi−Fi環境でそこに接続したらできるのかというのは、情報を把握されているかどうか。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) これから仕掛けていく形になりますけれども、まずは接続をしていただく仕掛けをつくります。そこからがスタートになるというふうには理解をしております。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) これは観光のほうに入ってしまうのでわからないと思うのですけれども、観光地、主要なところですけれども、そこにWi−Fiの環境があるのかというのも調べていただかないと、行ったけれどもただ普通のスマホのデータ通信だけで、Wi−Fiでないと大きなデータが入らないということもあると思うので、ぜひ今の環境の状況の調査、また今後の整備計画も一緒に行っていただきたいと思うのです。お願いします。
    ○委員長(横田川真人) いいですか。要望ということで。 ◆委員(清水唯史) はい。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) それでは、63ページの例の新庁舎のほうへ、少し聞かせていただきます。  スケジュールのことですけれども、例の検討委員会が6月ぐらいをめどに提言書を出して、こうだという話を前から聞いています。そして、6月ごろに市の内部の庁舎の委員会でそれを聞いて、どうするかとやっていくというのを前から聞いていましたが、今回、この審議会というようなことも出てきて、これは諮問機関だということも、この前の議案質疑等でお聞きしました。  そうすると、その後の基本計画、委託料を出して基本計画をつくってもらうという話に行くと思うのですが、この基本計画をつくってもらいたいという話は、その審議会が行われている時期との兼ね合いというか、こちらの諮問機関に出して、こちらのほうの諮問がしっかりした段階でこうするのだと決まってから基本計画を出すのだと、結構遅くなると思いますが、その辺のスケジュール的なことはどうなっていますか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 基本計画の審議会としては、最終的には計画そのものの御審議をお願いするという格好になりますので、順番としましては、まず構想がまとまったものを持って、審議会としては立ち上がっていただきたい。これからこのような方向でということがあって、その間、委託のほうが進んでいって、その進捗に合わせて、出てきたものを見ていただきながら審議をつなげていっていただくというところで、若干、委託が先行しながら審議で締めていただくといったような時間の流れになろうかと思います。 ○委員長(横田川真人) 森委員。 ◆委員(森伸一) そうすると、今言ったように、では最終的に決定しない、大体6月ぐらいの提言というか、その辺をもとに委託のほうも少し行って、様子を見ながら詰めていくと、今おっしゃったこと、そういうふうに理解してよろしいですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 構想がまとまる前に委託を発注するということはないと御了解をいただきたいと思います。その構想をもとに計画をつくるということになりますので、構想とその計画の委託とは、明らかに線を引くということになります。  それから、6月ということに関しては、当初そのように申し上げておりますし、検討委員会の中でもそうしたスケジュールというのはお示しをしているわけですけれども、現実に検討が始まった中では、さまざま課題もありまして、時間的にはもう少しかかるのかなというようなところもございます。  あと、委員会の中ではアンケート的なことのお話もございました。そうしたものを行っていきますと、今おっしゃっていただいた6月というのは少し状況としては、そこまでに議論が完結するというところの見通しとしては、非常に厳しいというふうに考えております。 ○委員長(横田川真人) 森委員。 ◆委員(森伸一) 検討委員会が1月から始まって、6月、それは少しずれるかもしれない、そういう話があって進んでいると思うのですが、検討委員会、一番初めに出たときには、審議会ができるような話は余り出てこなかったわけですが、検討委員会の委員の方には、この審議会は、6月、自分たちの答申というか提言が終わった後、こういう形になりますよという話は、いつしたかということと、何か委員の意見があったかということ。  それから、検討委員会の、特に専門家等のメンバー、この前、第1回目に自己紹介等を聞かせていただきました。結構しっかりした人たちというか、よく知っている方だなと思ったりしたのですが、そのような人たちがまたこの審議会の委員にもなる可能性があるのか、全く審議会の委員は、現在の検討委員とは別の方になっていただくのか、それはどのように考えているか言ってください。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 第1回の構想の検討委員会、1月22日に開催させていただきまして、この委員会の役割についてということで資料をお渡しして、事業全体から見た基本構想の位置づけというものを図式を交えて説明をさせていただきまして、この構想の策定の後に基本計画の策定を行いますということの御説明をさせていただいております。  この構想の委員の皆様に、計画の審議会をこのように行うということの詳細の説明というのはしてはございません。ただ、委員長をお願いしております名城大学の海道先生とは、前段の中で、少し全体的な進め方といったようなものについては御相談をさせていただいている部分もありまして、その審議会の位置づけ等については、委員長のほうからも、他の事例等を見た中で御助言をいただいたというようなことがございます。  それから、あと何点かありましたですね。  委員のことでございます。この構想の検討委員会としては、こちらとしていろいろな分野の方を選ばせていただいたというところでございます。計画の審議会のほうですけれども、当然、扱っていただく内容というのは同じ問題についてということになってまいります。いろいろな経過を御承知していただいている方がそこに入っていただけるということに関しては、大変ありがたいと考えておりますので、現在の構想の検討委員会の委員の方が、審議会の委員になっていただく場合もあるということでは考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 森委員。 ◆委員(森伸一) 今の答弁で1つ。そうすると、委員長には内々にはこのような審議会があるよという話はしてあるけれども、普通の委員に対しては、今回のこの議会等でこうして議論がされていますが、それが終わって、これからこのような形で審議会もできたのだよという話を、次の検討委員会ぐらいに説明をするということになりますか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 今回、審議会の条例と予算を、今、議会のほうへお諮りをしているという状況でございますので、議会の御判断をいただいた後のタイミングの中で、委員会に報告をするということは考えられることだと思います。 ○委員長(横田川真人) 森委員。 ◆委員(森伸一) そうすると、先ほどの答弁だと、新しい審議会の委員は、今の検討委員会の委員に、また何人かの方はなってもらう可能性もあるようですが、ゼロかもしれませんが、そういう可能性もあるような審議会だということも、今度の会合では言うわけですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 今度のということはあれなのですが、いずれかのタイミングでは御相談をするタイミングはあろうかと思います。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 今の関連で、いろいろ聞いているわけですが、これは1月19日のときの常任委員会でもいろいろ議論があったわけですが、いきなり市民にワークショップをして、それから意見を伺うというような、ここのところにも図があるわけですが、今回の審議会のというか、基本構想の中の。そうした中で、少しこのやり方が、市民協働のまちづくりを意識し過ぎてしまっているような気がものすごくするのです。そうなると、余りにも消極的な市政運営にしか、われわれにはとれないのです。  やはり、市としてはある程度、自分たちはこうしたいのだというものを見せた中で、仮にその後、市民のワークショップで構想に対しての意見を聞くのならわかるのですけれども、その前に聞いているということ自体が、少しどうかなという思いがします。やはり、こうした大事業については、市というか行政のほうがしっかりした方針を持って行わないと、何も決められないような今、市役所になりつつあるような、非常に危険な思いがするわけです。  ですので、その辺のやり方も、始まってしまったもので今さら言ってもしようがないのですけれども、ある程度、自分たちが責任を持って計画がつくれるようなことをしていかないと、ではその後、できてしまって、また議会のほうへかかったときに、これではこの辺がおかしいだ何だになってしまったときに、また混乱する可能性があるものですから、その辺のところを、やり方の手法をもう少ししっかり慎重に行っていただきたいと思うのですが、部長、その辺の考え方はどうでしょう。 ○委員長(横田川真人) 北川行政経営部長。 ◎行政経営部長(北川博美) 消極的という形で、今、私もメモさせてもらったのですけれども、決して消極的ということではございませんで、あくまでも皆さんの意見、新しい発想を聞くという意味でのワークショップだと思っています。ですので、そこの部分が大きく占めるかというとそういうものではないだろうということです。  検討委員会につきましても、構想をつくる段階で方針的なものをつくっていくのだと。議会の答弁でも申し上げましたけれども、最終的にはやはり市のほうで決めるという姿勢を全く崩しておりませんので、その点については一貫性を持っていると思っております。  ですので、ワークショップとの関係につきましては、市民の皆様のいろいろな御意見を反映するというより、新しい発想をいただきたいという形で御理解いただければと思っております。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 市民の御意見を伺うのはいいのですけれども、やはりそこで、当局はそういう方針でいるので、そういう答弁しかできないかもしれないのだけれども、余りにも先に市民の意見を聞いてしまって、では、我々が言ったから何も入らないとなると、何のために我々が行って意見したのだという、市民協働のまちづくり自体がおかしくなってくるし、やはり重要な事項は市民協働のまちづくりで行うのはいいのだけれども、ある程度、最終段階の意見を伺うなら市民協働のまちづくり、それでほかのことについて、地域の各自治会の、地域のまちづくりは市民協働できちんと市民がやるべき、その辺の住み分けはしっかり行っていただきたいなと思います。 ○委員長(横田川真人) 北川行政経営部長。 ◎行政経営部長(北川博美) そういう意味で、検討委員会のメンバー等をごらんいただいても、皆さん見識を持って、いろいろな知識を持って構成されていると、またバランスも最大限考慮しているというメンバーでございますので、その点についてはぶれないといいますか、形で進めていただきたいというふうに期待しているところでございます。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 最後に。べつに検討委員会の委員を批判するのではなくて、手法について意見を言わせてもらっていますので、よろしくお願いします。 ○委員長(横田川真人) 御意見ということで。  ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 我々議会としても、総務の委員会を中心に、過去においても秩父市、青梅市、志木市の3市の新庁舎の建設に対していろいろな研究もしております。そこの先進事例的なものを、この検討委員会の中で、他市の先進事例でどのようなことを考慮して新庁舎をつくったとか、その周辺を整備したかというのを説明されているのかどうか。少し検討スケジュールを資料で見ますと、どこでされているのかなと、わからないのですけれども、どこでされていますか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 今、御指摘のありました先進事例等の報告ということに関して、これまで2回の検討委員会の中では、まだそうした話題には触れておりません。今後、議論を深めていただくと、収束に向かっていく中では、当然、他市の事例というものについては承知をしていただきたいと思っておりますので、今後の委員会の中でそうした情報提供をさせていただきたいと考えております。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 私は、先進事例的なもので、庁舎のあり方を過去においては、他市ではこういうことを考慮して整備を行ったということを、まず基本的な知識の中に入れていただいて、それをベースにワークショップで市民の皆様から出てきた意見を、そこにどのように取り入れるのかということを検討するのが検討委員会なのかなと思ったのですけれども、進め方としては、先ほど曽根委員が言われているのですけれども、先にワークショップの意見を提案されていますよね。会議録を見ますと、2月の会議録の中にはワークショップでどういう意見が出たかということも、最初から提案されているので、ベースとして、まず先進事例とか市役所のあり方についてのものを、まずベースを知っていただいてからそういうものにするということが基本ではないかと思うのですけれども、いかがですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 2月27日の検討委員会に資料としてワークショップはこのような様子でしたという報告はさせていただいたというところでございます。ワークショップで皆さんから出していただいているものと言いますのは、我々、言い方としてはアイデアの種ということで見させていただいています。  現実的な議論の中で、当日出していただいたものが直ちに具体的に検討が進むというものではないということで、特に施設のあり方、活用の仕方といったところで、市民の皆さんがどのような考え方を持ってらっしゃるかということを聞いていきたいということで、行っております。  ですので、よその先進事例がこのようなものがあるというものの次元と、ワークショップで出していただいた本当の提案の部分ということに関して、そこは少し差があるのかなということでは思っております。  当然、よその事例というものが参考になるところは大いにありますので、そのことに関しては、先ほど申し上げましたけれども、今後の委員会の中で紹介をさせていただくということで考えております。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) ワークショップの中の意見の中でも、市民会館の機能、また防災機能を持った複合施設とか、コンビニエンスストアや郵便局などの公共施設、公共的なものも併設したものがいいなどと、割とすごくいい意見も出されていて、取り入れるべき意見もあると思いますので、そのようなところもやはり参考にしながら、基本的な市役所の持つべき機能というのも、しっかりこの検討委員会の中でぜひ行っていただきたいと思います。  いいです。 ○委員長(横田川真人) 御意見ということで伺います。  ほかにございますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) 例の市民会館機能、再生等にかかわる民間基金等活用事業の基本調査の報告が、もう3月になりましたのでそろそろあると思うのですが、その報告書の内容は、我々議員に対しては、何かその書類を提出してくれるとか、どこかで説明してくれる、そのようなことは計画していますか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 調査の成果品としましては、期日において受領をしております。ページ数が大変膨大な部分がございまして、本編と概要版ということでもいただいておりますけれども、概要版におきましても相当な量がございます。わかりやすいものを見ていただくために、その辺少し調整をしているところでございますので、それができ次第、配布等考えさせていただきたいとは思っております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。       〔「話が長くなるから、続けてもいいですか」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) 休憩後にしますか。           〔「休憩後にしましょうか」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) 暫時休憩いたします。                                休憩 午前11時57分                                再開 午後0時58分 ○委員長(横田川真人) 休憩前に引き続き会議を再開します。  午前中に引き続き、1項7目から1項12目までです。  御質疑がありましたらお願いします。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 市議会11月定例会で、染谷市長が庁舎建てかえを表明しました。その後の庁舎内の動きとしては、どういうものがあったのですか。 ◎財政課長(鈴木明宏) その後の動きということであれなのですが、当課の中で今立ち上がったところの構想の検討委員会等を立ち上げて、そうした方々の御意見もというようなことで答弁をいたしておりましたので、検討委員会の立ち上げ等に向けて準備を進めてきたというところでございます。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 市役所建てかえに関して染谷市長の基本方針というか、そういうものは庁内に指示があったのですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 庁舎の機能のことに関しては、本会議の答弁の中でも目途を定めて取り組んでいきたいということでお考えがある。それから、文化施設に関しては既存の施設の問題もあるので、一体的な検討の中で今後検討していきたいということで、我々も承知をしております。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 基本構想検討委員会ですとか、審議委員会を立ち上げるわけですよね。その立ち上げについて、例えば市の基本構想というものがあります。普通なら、いわゆる市長がこういう建物を建てたいというものがあって、それを具現化するのがあなたたちでしょう。それをはなから市民の意見を聞いて、あるいは先に検討委員会に投げかけてしまって、出てきた資料をもとにしてそれを検討するのではなくて、この前も言ったけれども、そうではなくて、当然何にしても首長の考え方というものがあるでしょう。それが庁舎内に意思統一されているのか、その辺はどのような考え方なのですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 行政経営部財政課におきまして、公共施設全般のマネジメントを担当するというところで、私どもが今現在この問題にもかかわっておるところでございますので、窓口が一本化されておりまして、意思統一がなされていると考えております。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) この前、佐野議員の一般質問で、萬屋副市長が突然数字的なことを発表したでしょう。あれはどのような根拠から発表したのですか。突然1万1,500平方メートルで52億円の予算だと。あのようなものが出てしまうと、ひとり歩きしてしまいますよ。  昔、私が一般質問で、それこそ1万1,000平方メートルで金額を提示して、もう合併特例債が始まる前にすぐ着工すべきだという話をしたことがあるのですけれども、それに沿って出してはいるのだけれども、そういうものはどのように我々は理解したらいいのかわからないのです。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) まず、順番といたしましては、先ほど午前中に森委員からも御質問をいただきました、今年度取り組みました民間資金等活用調査ということの中で、市として整備の想定をつくったというところが前提にございます。  その中で、庁舎のことに関しましては、先ほど福田委員からもございましたが、総務省の旧の起債許可基準というものがあって、職位別の必要面積であるとかいうことで、おおむねこの庁舎としての基本的な考え方が出てくるところがございまして、それに沿って組み立てをさせていただいて、積み上げたものから1割程度面積を減じた仕様の発注をしたところでございまして、その数字的なことに関しましては、11月の定例会の答弁の中でも触れさせていただいたところでございます。  それから、ではそれが幾らでできるのかということに関して、我々が調査の仕様の中で組み立てをしたものに関しましては、1平方メートル当たり40万円程度の単価というところで、これは官庁等、国土交通省等の単価を引用してやったものでございます。あくまでPFIの可能性ということの中で、実際に事業者においても積算をするということの中で出てきた数字が、1万1,500平方メートルの庁舎であれば52億円でしたでしょうか、そうした数字が出たということで、午前中の私のお答えの中で、成果品は受領したけれども、まだお見せできるものがということで、お伝えをしたその成果品をいただいた中には、当然その数字としては入っておりましたので、そこの数字を答弁の中で御紹介させていただいたところでございます。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。
    ◆委員(福田正男) それでは、ちょっと視点を変えますけれども、この事業の計画年度というか全体の流れ、タイムスケジュールを教えてもらいたいのです。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 構想等がまとまった段階で正式に公表するということになります。それから、今現在やっております構想の検討委員会のほうに、事務局の考えとしてはこういうスケジュールを考えたいということで、御報告をしたような経過はございます。構想の策定ということで、今年度、それから来年度の前半、来年度の後半には基本計画の策定に着手をしたいということで、それが平成30年度になります。  それから、平成31年度・平成32年度におきまして設計作業、これは2段階ございます。基本設計の部分と実施設計の部分、それらの作業が入ってまいります。期間的には、よその事例とか病院等の事例を考えますと、基本設計・実施設計におきましては18月程度の期間を要するものと考えております。  そこから平成35年度の推進債の期限ということで組み立てていけば、平成33年度・平成34年度におきまして建設工事を進めていきたいと。この工事につきましては、24月までを一応見込むというようなスケジュール感がありまして、平成35年度におきまして、既存のものの解体ですとか外構工事というようなことで、平成35年度からの逆算といったようなスケジュール立てをすると、そのような進行になってくるところでございます。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) それは検討委員会に出した資料なのでしょう。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) はい。第1回の会議の中でそのようなものを資料として出させていただいております。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) そうすると、これはこの市長の構想の中でこういう計画(案)ができたわけですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) はい。平成35年度を目途にということの御指示でございますので、そこから逆算をして組み立てていったスケジュールということでございます。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) これは何で我々議員に公表しないのですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 議会への公表ということでございますけれども、平成35年度を目途にして整備をしていきたいという答弁を本会議でさせていただいたところで、まずはスケジュール感の本当の大枠のところはお伝えをさせていただいたところでございます。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 何でもかんでも今までの事業をやる上で、いつも小出しにしますよね。例えば事業全体の大枠などわからずに出すでしょう。今回の総合計画にしても、総合計画が出て初めて予算編成するわけでしょう。総合計画のときにまたしますけれども、では実施計画はどうなのだと。普通はお金が伴わないと、めざそう値など出ないでしょう。役所の建築に対して、もう去年から検討しているわけでしょう。平成35年度末に完成しなくてはいけないという、それに対して、ではどうしたらいいか。予算はどうするのだ、財源をどうするのだと。そのようなことははなから計画をして、もう普通ならできているはずですよ。  だって、3年の実施計画などはこれから出るのでしょう。総合計画は8年のうち、前期計画は最初の4年でしょう。今年度の平成30年度の予算は出たけれども、では来年度、再来年度の実施計画はどうなるのか。実施設計書は、きのうの話ではこれから出るというのでしょう。普通なら事前に出すべきですよ。この事業には3年間かけて、来年度はこういうお金がかかります。こういう経過でやります。3年後完成を目指しています。誰が考えたって、それを出して我々議会として議論するのが普通ですよ。  それを、第二次総合計画と同時に予算書が出て、3年後の実施計画がまだ出ませんと。そのようなことは普通あり得ないでしょう。では我々どうやって議論するのですか。検討委員会でこのような資料を出して、実際検討してもらっているでしょう。我々には資料が何もなくて検討しろといっても、普通なら無理な話ですよ。普通の議会なら本当に怒りますよ。私は怒らないけれどもね。それはどうですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 今、周辺整備の基本構想の検討委員会のことに関しては、私の所管ということでお答えをさせていただきたいのですが、この周辺整備ということを今やっている中で、庁舎の部分と、それから文化施設の部分、これを総称して周辺の市有地の活用も総称した中の周辺整備ということをやっております。  あくまで庁舎のことだけを捉えればなのですが、この周辺整備としての目的・内容の構想の中では、何をどこまでという絞り込みも出てまいります。それができて初めて具体化するというようなことになりますので、今、資料の中で報告をしたという中では、あくまでその市議会11月定例会の答弁に沿ったものを報告させていただいたというところでございます。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 最後にしますけれども、それで、先ほど私が話をしました実際の新庁舎建設に関するタイムスケジュールを出してもらいたいのです。それぞれに、例えば検討委員会の役割はこうですよ、審議委員会はこういう役割ですよ、基本計画はどこへ出して、それを策定して出てくるのはいつで、それをもとにして、庁舎内でどこが、誰が検討するのか。タイムスケジュール。一体何年までにそれをつくるのか。それぞれの役割、予算、財源、内訳。そのタイムスケジュールを出してもらいたい。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 今、御指摘をいただいた点につきましては今後準備をさせていただきます。 ○委員長(横田川真人) ただいま福田委員から提案がございましたタイムスケジュール、今後の庁舎の関係のスケジュールに関して、この委員会として資料要求するということで、よろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) 森委員。 ◆委員(森伸一) それを出す場合、まだはっきり決まっていないのだけれども、例えば市庁舎だけつくる場合はこうだとか、ホールも一緒につくる場合はこうだとか、幾つかの案でのそれぞれをつくっていただきたいと思いますけれども、いかがですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) その資料をおつくりするタイミングによる部分もあろうかと思います。今、検討していただいている最中でもございます。ですので、いつをめどに、今のものを御用意するかというところによって、つくりも変わってくる点があるかと思いますので、いつごろまでをめどに、今御依頼のあったものを御用意すればいいかというところにつきまして、御教示願えればと思います。 ○委員長(横田川真人) 財政課長のほうから、そのスケジュールに関して、時間によってできばえ具合が違うということですけれども、早急に欲しい場合でしたら、財政課長、どの程度のものができ上がるでしょうか。一番早くてどのぐらいででき上がるでしょうか。  鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 建てるものの大小によって、建設のスケジュール、コストとかいうものに関して数字的なものを見ることはできるかと思いますので、例えば今定例会の会期ですとか、そういうことでありましたら、それに間に合わせるだけの情報はお出しをするということで努めたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 福田委員、それでよろしいでしょうか。 ◆委員(福田正男) はい。今定例会中ですね。出せるものでいいですよ。 ○委員長(横田川真人) 今定例会中ということでございますので、よろしくお願いします。  ほかにございますか。  それでは、次に、歳出2款総務費1項14目財政調整基金費から歳出2款総務費1項23目過疎地域自立促進基金費までを審査します。予算書は87ページから90ページです。当初予算概要書は65ページから70ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆様、質疑がありましたらお願いします。  よろしいですか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) それでは、次に、歳出2款総務費2項1目税務総務費から歳出2款総務費2項2目賦課徴収費までを審査します。予算書は89ページ、90ページです。当初予算概要書は69ページから72ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  北川課税課長。 ◎課税課長(北川善巳) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆様、質疑等ありましたらお願いします。  齋藤委員。 ◆委員(齊藤和人) 71ページの一番上、市税過誤納付金払戻金についてですが、平成29年度、平成30年度同じ金額の予算なのですが、これは実績として平成28年度、平成29年度はどうだったのでしょうか、教えてください。 ○委員長(横田川真人) 納税課長。 ◎納税課長(落合昭之) 市税の過誤納付金の払戻金の関係でございます。平成28年度は決算1億3,409万3,948円です。1億3,400万円ほど。それから、前の年が一気に減っておりまして、これが7,077万4,813円ということです。市税の過誤納付金のうちのほぼ6割近くが還付金でございます。それからもう一つが還付加算金、残りの4割になっております。  以上です。 ◆委員(齊藤和人) はい、わかりました。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 69ページから72ページで、徴収事務費があります。1点聞きたいのが、静岡地方税滞納整理機構というところに、毎年、徴収困難な事例の案件を送って、そして滞納整理機構に依頼しているということで、これは負担金を払っているので、72ページの19節の負担金というのがそれなのでしょうか。平成29年度はまだ成果に関する実績は出ていないかもしれないのですが、平成29年度は何件を移管して、そして今現在どのくらい回収できているのか、わかりましたら教えてください。 ○委員長(横田川真人) 落合納税課長。 ◎納税課長(落合昭之) ただいま御質問のございました静岡の滞納整理機構の関係でございます。こちらのほうは、委員の御指摘のとおり、負担金のところ、負担金補助及び交付金の19節にございます。額とすると、72ページにあるように491万5,000円ということで、前年度が64万8,500円になっています。  この考え方が、移管のほうの件数と、それから前々年度の実績をもとにカウントをいたします。平成29年度は12月の時点で機構へ移管したのは15件でございます。平成28年は15件ですが、滞納の徴収、つまり成功報酬の1割ほどを取るのですが、その部分が前々年度の決算をベースにやりますので、今回減ったということで減額にはなっております。平成29年度も平成28年並みの件数の移管を予定しております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) そういう困難な事例の滞納整理についての話なのですが、市民が市民税とかいろいろ納入して、国保税もそうですが税を納入して、なかなか今生活が厳しくて払えない、滞納を続けていく。そうすると差し押さえ等々に入っていく。でも、税金を払えないというところの実態は、非常に複雑な環境がいろいろ納税者にあると思うので、そういうところに対応しようということで、債権管理委員会が発足したと思うのです。  それで、ちょうど徴収事務のこの賦課徴収のところなので、直接関連があるかわからないのですが、やはり債権、滞納をきちんと整理していくやり方を本人にアドバイスしたり、税だけではなく料金も、給食費とか保育料とかいろいろ発生してその家庭を取り巻くわけですので、せっかく発足した債権管理委員会の現在の活動内容、それから平成30年度に向けての活動方針をちょっとお聞きしたいのですが、大丈夫でしょうか。わかりますでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 高橋経営管理課参事。 ◎経営管理課参事(高橋拓志) ただいまの質問ですが、こちらでお答えさせていただきます。  まず、債権管理委員会とは何かということから少しお話しさせていただきますと、全く外部の方はお招きしない、あくまで市役所の職員だけで結成された組織です。  基本的には大きく2つの目的を掲げておりまして、1つは債権の管理のあり方の適法性であったり効率性といった、要するに債権管理の適正、その強化。もう一つが、先ほど桜井委員のおっしゃいました生活困窮者の支援ということで掲げてやっております。  先ほど委員のおっしゃってくださったとおり、発足自体は昨年2月で、実質的に今年度が債権管理委員会の1年目ということですけれども、まずことしは、先ほど挙げさせていただいた目的以外にも、その一つ手前の段階として、債権管理に携わる人間の人材育成の部分、それから債権管理委員会で議論をする、あるいはこのような案件をどうしようかという相談をする、あるいは先ほど生活困窮者への支援というお話がありましたけれども、そういう案件を持って話をできるような体制づくりということを中心に整備をいたしました。  ですので、ことしの段階ではまだ具体的な個別の生活困窮者の支援という形ではなく、まだそれぞれの職員もしくは課によって債権管理に対する考え方ですとか習熟度が違いますから、そこのところのならしの部分。それから、それぞれの各課が管理している債権がどのようになっているかという透明化に力を置いておりまして、まだそういう意味ではしっかりとした成果というのはないのですけれども、ただ、ことし1年かけてそれをやらせていただきましてある程度めどが立ちましたものですから、来年度はそういったもう少し本来的な目的である2つ適正化、それから生活困窮者の支援の手がかりの一歩という形で進めていきたいと思っております。  済みません、以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 税金を納めるということは当然なのですけれども、それに今、経済状況が非常に厳しくなっている中での滞納者等々にただその滞納通知を送って、何も連絡がないから放っておくということではなくて、そういうことに対して手だてをどのようにとっていくかという生活困窮者への支援ということもありまして、今始まったばかりですが、ぜひこれを発展させていただきたいというのは、納税課長が委員長になっているのですよね。  ですから、そこら辺がすごく納めてもらうというところに力点が行くのですが、やはり債権として起こっている事実を上手に納税課と、あといろいろな各課が横断的に協力していただいて、島田市で少しでも滞納者が生活を立て直していけるような、それが大事だと思いますので、よろしくお願いします。  それで、納税課長にお伺いしますけれども、差し押さえ等々がありますが、納税猶予という制度が今活用されてきておりまして、猶予の換価というか、差し押さえがあっても、その生活を続けていくのに大変な方たちに猶予をかけていくというのが、申請していくことによってそれができていくということがありますので、そこら辺の周知とか徹底については、納税課としてはどのようにやっていらっしゃいますでしょうか。そういう権利を知らないのではないかと思うのです。そういう滞納して差し押さえされた人たちの生活を保障する権利。 ○委員長(横田川真人) 落合納税課長。 ◎納税課長(落合昭之) 御指摘ありがとうございます。まず、債権管理委員会。今、高橋参事からお話がありましたけれども、高橋参事は副委員長兼事務局と、それから法律のスペシャリストということで討議しました。私は委員長をやらせていただいております。  まず、もともとこの債権管理委員会の着眼点というか、生活弱者のフォローというのもあるのですが、この債権管理委員会のもう一つの大きな目的というのは、税に対する公平さというのがあって、これは静岡の滞納整理機構もそうなのですけれども、国のほうの方針として、債権管理を徹底しろと管理の方向性が打ち出された。  これは税に対する公平性であったり、それから社会的な平等であったり、払っている方との平等をいけということで、とにかく他市町村においては、差し押さえ等をやらなかったことによって職員が訴えられるということがあり、これは他人事ではないことで、それぞれのレベルアップをして法律に基づいたものをやるということになります。特に税のほうについては、先ほど言いました猶予というのはもう重々承知しております。ただし、それは財産があるかないかを徹底して調べなくてはいけないところです。  それから、生活困窮者は、債権管理委員会でも非常に理想的なものを求めてはいるのですけれども、あくまでも私債権と、それから私どもの公債権の法律の準拠というのが違っているので、レベルをまず上げて、払う段階と、それからあるところでは執行停止をしてやめる部分というのを、もう同じレベルに上げましょうというところがあります。先ほど言いました猶予、換価の猶予とか担保を出して猶予というのはもう重々知っておりますけれども、あくまでも納税相談をしていただいた中の財産があるかないかの調査があってあることだと認識はしています。  今後は、先ほど高橋参事のお話があったとおり、今のところはそのレベルを上げていって、将来的には生活困窮者の何らかの支援というのは私どもの眼中にはありますけれども、今、公務員として必ずやらなければいけないことの徹底というものをことし1年やってきたと思っています。平成30年度につきましては、生活困窮に基づく支援というのも眼中には入れていきたいと思っています。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) ありがとうございました。ぜひその債権管理委員会の活動の中身を充実させていただいて、次の課題が見えてくると思いますので、お願いしたいと思います。 ○委員長(横田川真人) よろしいですか。ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) それでは、次に歳出2款総務費3項1目戸籍住民基本台帳費から歳出2款総務費4項廃目金谷土地改良区総代選挙費までを審査します。予算書は89ページから92ページ、当初予算概要書は71ページから74ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  久保田市民課長。 ◎市民課長(久保田誠) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  質疑等がありましたらお願いします。  桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 71ページの個人番号カードの交付事務費があります。マイナンバーカードが発行されて、1階のところに交付を取りに来ている市民の方が見られるようになりまして、実際、実績を直近でお聞きしたいと思います。個人番号カードの交付数と交付率ですね。市民の中で何%くらいか、数字をお願いします。 ○委員長(横田川真人) 久保田市民課長。
    ◎市民課長(久保田誠) 本年の1月31日までの実績ですけれども、交付率が9.3%ということで、本年度平成29年の交付は合計で1,332枚となっております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 個人番号カードを使って実際に住民票をとるとか、そういうカードを利用したほうに移っていくわけなのですが、コンビニ交付も始まっていますが、その実績はどうですか。 ○委員長(横田川真人) 久保田市民課長。 ◎市民課長(久保田誠) 本年度4月1日から1月31日までの10カ月間で、コンビニで交付しておりますのが住民票の写し、それから印鑑登録証明書、戸籍の証明書、戸籍の附表の写しということでなっておりますけれども、合計で860件の交付がありました。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) コンビニ交付の傾向を教えてください。ふえているのか、利便性ということが取り柄だと思うのですけれども。 ○委員長(横田川真人) 久保田市民課長。 ◎市民課長(久保田誠) 昨年度、全体の中で占めるコンビニの交付が1.19%ということでありましたけれども、本年度10カ月間でのコンビニ交付が1.23%ということで、ごくわずかですけれどもふえております。  コンビニ交付に関しましては、以前にも市民の方にもお伝えをするようにしておりますけれども、朝の6時半から夜の11時まで、土・日も含めて交付ができるということで、その利便性を訴えているつもりではありますけれども、なかなか大きな上昇にはなっていないというところが実態でございます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 実際に使う方は、それほど住民票とか印鑑証明とか、私たちも日常それほど使う回数があるわけではないので、そういう使い方ができるということで、このマイナンバーカードの持つ利点が多分、今、本人確認証明書のようになっているのではないかという気はするのですけれども、今後、島田市として、このマイナンバーカードに入れ込む情報等々の検討はあるのでしょうか。図書カードと一緒にするとか、何かそういう方向の検討はあるのでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 大石総務課長。 ◎総務課長(大石剛寿) マイナンバーカードそのものは情報連携というのが今始まっております。現在のところは、今言ったように住民票とかそういったもののコンビニ交付に利用する程度しかないわけなのですけれども、これは今後国のほうがどう考えるかというところがございます。例えば保険とか、あるいはその患者の情報とかいうものも、うわさではいろいろと話が出ておりますので、今後そういったところを国の動きを見ながら対応していきたいと考えております。  以上です。 ○副委員長(桜井洋子) わかりました。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) それでは、次に、歳出2款総務費5項1目統計調査費から歳出2款総務費7項4目自転車等駐車場費までを審査します。予算書は91ページから96ページ、当初予算概要書は73ページから78ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  大石総務課長。 ◎総務課長(大石剛寿) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 議案質疑等でも、バス運行対策のコミュニティバス運行管理経費につきまして質問に出たりとかしているのですけれども、ちょっと入手したのですが、現在案として、伊久身線の川根に行くのと伊久身線のほうが、午前7時台と午後4時台で5分ぐらいの差で2台が縦列して走っているような状態になったりとかして、バス路線が合理的に走っていないような時間帯があったりとか、乗り継ぎが不便であったりというようなところを考慮して、バスの路線の見直しはされているのですか。 ○委員長(横田川真人) 松村生活安心課長。 ◎生活安心課長(松村竜次郎) 今、御指摘があったように、バスが並列するような時間帯が実際に発生しています。といいますのも、もともとは相賀線への伊久身線と川根温泉線の乗り継ぎというものを重視しておりますので、どうしても伊久身線、川根温泉線、同じような時間帯になってしまうというものがあります。ただ、運んでくる人たちが伊久身地区、川根地区と違いますので、そういった意味で近い時間が設定されているということであります。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) それで、この2路線で、あと市内に入ってきてから駅に行きたい方とか、いろいろ途中で乗りかえが発生すると思うのですけれども、その乗りかえのときにバス停が離れているということはありませんか。 ○委員長(横田川真人) 松村生活安心課長。 ◎生活安心課長(松村竜次郎) 多分、今おっしゃっていただいたのが、川根温泉線と、今度新設します伊久身線の向谷系統ですね。そこのことではないかと思います。  ここのところは少し離れていますので、乗り継ぎということは実は考えておりません。ただ、なぜこういうことが起きているかといいますと、もともとは川根温泉線の経路を変更したというところで、具体的なバス停で言いますと向谷四丁目から島田駅まで、この時間帯が4往復空白になってしまいます。そこでもやはり使っている方がいるというところで、川根温泉線が走っていた同じ時間を設定しているというところであります。どうしてもそういう形でつくっていますので、全てが乗り継ぐというような形にはできておりません。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 運行した後、利用者にまたいろいろな御意見を聞いて、乗り継ぎの方があるようでしたら、またそういう形で考慮していただいて、見直しの際にいろいろやっていただきたいと思いますので、お願いします。 ○委員長(横田川真人) 松村生活安心課長。 ◎生活安心課長(松村竜次郎) ありがとうございます。微調整ということでいろいろ言わせていただいております。  つけ足しで少しお話しさせていただきますと、この時間が川根温泉線が走っていた部分の補完という形で4往復になります。乗り継ぎということで、川根温泉線との乗り継ぎを考えますと、同じ時間内で時間を設定しますと、実はこれは運行本数が3本になってしまうという実態があります。ですから、サービスの面で少し落ちるのではないかというところでこういう形になっておりますけれども、やはり要望等多数ございましたら、それについては検討していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) この前の議案質疑の確認になりますが、やはりバスについては幾らいろいろ調整してもどこかが結局不便になるとかいうことで、なかなか全ての人が満足できるようなコースとか時間割はできないわけで、この前、山本議員が、4年の間に抜本的な改革を検討するという質問があって、コミュニティバスを運行しながら、新しいスタイルを考えていきますという答弁だったと思います。  これについてはぜひいわゆるコミュニティバスではなくて、例えばタクシーのほうに移行するとか、やはり大きな考え方を変えていかないと、いつまでも何億円も毎年出してやるというのはなかなか大変だと思いますので、ぜひそれに取りかかってもらいたいと思いますけれども、確認の意味でそういう取りかかりで大丈夫でしょうか。 ○委員長(横田川真人) 松村生活安心課長。 ◎生活安心課長(松村竜次郎) ありがとうございます。私たちもそのように考えておりまして、タクシーであるとか、あと自治会やNPO、それから福祉団体、そういったいろいろな方法での運行というのが可能性がありますので、そちらについては、バスではなくという形で検討していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) それでは、次に、歳出4款衛生費1項5目環境対策費から歳出4款衛生費2項4目一般廃棄物最終処分場運営費までを審査します。予算書は109ページから114ページ、当初予算概要書は117ページから126ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 戦略推進課から、歳出4款1項10目病院費、病院事業会計繰出金中、新病院建設事業分、及び歳出4款1項11目新病院建設基金費、新病院建設基金積立金について説明させていただきます。  予算書は111ページ・112ページ、概要書は121ページ・122ページをごらんください。  まず、病院事業会計に対する繰出金につきましては、歳出予算の目的別計上の原則から、保健衛生費を所管する健康福祉部が担当してまいりました。一方、新市立島田市民病院の建設につきましては、非常に重要な政策課題として、市長部局においては市長戦略部が庁内調整を担当し、平成29年度から広域連携病院支援室を設置しております。  平成30年度からいよいよ建設工事に着手し、病院周辺の道路、水路等の関連整備工事が始まる中で、病院事業会計繰出金のうち、新病院建設事業に係る繰り出しにつきましては起債による財源手当てを伴うため、他の繰り出し項目と区分して管理する必要があること、大規模事業に係る庁内調整を担当する市長戦略部が予算執行を担当することが適当と考えたことから、予算の所管がえを行ったものでございます。  次に、新病院建設基金積立金につきましては、新病院建設という特定目的のため、繰出金と同様に予算の所管がえを行ったものです。  以上で、歳出4款1項10目病院費、病院事業会計繰出金中、新病院建設事業分、及び歳出4款1項11目新病院建設基金費、新病院建設基金積立金についての説明を終わらせていただきます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 補足説明が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 123ページの旧清掃センター解体事業です。阿知ケ谷にある旧清掃センターの解体事業で、これは委託料ですよね。委託料の計上があります。それで、旧清掃センター解体に係る調査・設計に要する経費ということですが、720万円というのは大きいのかなという気がするのですけれども、特殊な施設ですので、前に平松議員も質問をされておりましたが、この解体に当たってダイオキシン対策と、それから建物自体がアスベストが使われているのかどうかとか、そういう内容があるかもしれませんので、これについてやはり調査・設計等々にかかるのかなという気はするのですが、その調査・設計の中身についてお願いします。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 旧清掃センター解体事業の委託料720万4,000円の中身というか業務の内容でございます。  まず1つ目は、ダイオキシン類等の事前の調査ということで、基本的には焼却炉本体、それから煙道・煙突に、付着物としてダイオキシン類がどの程度まだ残っているかといったところを再度確認をしていきたいと思っております。  それから2番目といたしまして、アスベストのほうは、建設当時の設計といったものから、工場棟、それから排水処理施設のほうに使われていることがわかっておりますので、こちらのほうの分析を行ってまいります。  さらに土壌中、要は土の中にダイオキシン類等が浸透はしていないか。その辺も周辺の4カ所において検体をとっていきたい。そのほかに低濃度のPCB、それから堆積物中の重金属、水銀とかヒ素とかカドミウム、こうした健康被害を及ぼすようなものを事前調査をまずはさせていただきます。その事前調査の結果に基づきまして、解体工事の見積り仕様書の作成を委託業務の中で行っていただく予定になっております。  こうした健康被害を及ぼすような物質につきましては、当然のことながら解体をするに当たっては水を常時まいて、その中で要は飛散をしない、または密閉をした中で要は大気中にそうした物質が広がらない、そうした特殊な解体作業ということになりますので、そうしたものも仕様書の中に盛り込んで、最終的には翌年度の解体工事費ですね。予算にかかわる解体工事費等を概算で算出をしていただくといったものが主な委託業務の内容になっております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) なかなか特殊な施設なので、そういう残留物の安全対策と解体を一緒になってやっていくということで本当に大変だと思うのですが、解体工事費、平成31年ということは、この解体が終わって更地になる完了年度というのはいつごろなのでしょうか。そして、住民の皆様にも説明していかなくてはならないので、そういうことは、今年度ではないかもしれませんが、最終的なスケジュールをお願いします。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) この解体工事のほうのスケジュールでございますが、来年度1年度をかけまして、先ほど申し上げたこの調査を行ってまいります。その工事費が概算で出てきた段階で、当然のことながらその工事費が要はどの程度かということによっては、1年度で工事を終わらせる、あるいは2年度で工事を要は2年間かけて行う。これは財政負担等々といったものも考慮しないといけない部分がございます。そうしたことから、その工事費の概算が出た段階で、平成31年度、平成32年度まで工事を行うか、あるいは平成31年度1年間だけで工事を終了させるか、その辺につきましてはある程度判断をしてまいりたいと思います。  なお、御質問のありました住民への説明につきましては、本年度の調査が終了した結果に基づきまして、地元選出の議員の皆様をはじめ、自治会長等にも御説明を申し上げていきたいと考えております。  以上です。 ○副委員長(桜井洋子) はい、わかりました。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) この調査・設計に基づきまして、この解体費に対しての財源的なものは全て自主財源になるのか、補助事業があるのかどうか、そういうのはどうなっていますか。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 結論から申しますと、国・県の補助金はございません。唯一、補助ではございませんが、一般財源の負担を軽くする、後年度に負担を先延ばしするといった意味では除去債と言いまして、要は起債を起こして充当するといったところが方法としては一つございます。  こうしたことから、現段階では補助制度がないといったことで、先ほど申し上げましたとおり、その財源が非常に厳しい中でございますので、1年度で行えるものか、また2年度で行えるものかといったところの判断はさせていただきますが、少なくとも工事開始の年度、仮に2年度間で工事を行うことになったとしても、煙突は要は優先順位が非常に高い、除去をしていかなければいけない構築物でございますので、初年度に行ってまいりたいといった方向性は持っております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 平松議員の質問の中で市長が答弁して、田代の環境プラザをつくるときに同時にやれば何か補助メニューがあったのに、そのときの議員さんが認めないためにやらなかったというような、市長は何かそのような御答弁をされていましたけれども、やはり各市町においても残ってしまっているというところ、解体できずに困っているというところはありますよね。そういうところに対しても国のメニュー、または県のメニューはないかということをぜひ御相談いただいて、副市長あたりのルートで調べていただくとかお願いしていただいて、これから大きな事業が重なりますので、なるべく一般財源の負担が少なくできる方策をぜひ考えていただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 委員おっしゃるとおり、我々も環境省等、そういった補助メニュー等での検討または照会をかけさせていただきまして、精査はいたしております。できるだけ一般財源の負担を軽減するといったことから、今後も環境省等にこういった補助メニュ-の要望もさることながら、そういった何らかのいい方法がないかといったところの御相談はかけさせていただこうと考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 概要書117ページ・118ページ、太陽エネルギー利用促進事業。今、いろいろ再生可能エネルギーとか、再生可能エネルギーを使った事業に対しまして、市がこれから取り組むということをやっていますけれども、今、伊東市で問題になっています大きなメガソーラーを山の中につくってしまって、行政的な手続は国に対して書類等が全てそろっていれば可能だということで許可が出てしまった後、伊東市の中でいろいろな景観のもの、またその下流にある水の問題等で大きな問題になっています。  そういういろいろな形で、今太陽光エネルギー事業を促進していますけれども、島田市においても例えば山の中に大きなものをつくってしまって、今後問題になるということを想定しているかどうか、お考えを聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 今の御質問はメガソーラーということで、事業者が大規模な太陽光パネルを設置いたしまして、効率のよい発電をして、要は売電をして収入を得るといった方式になろうかと思います。  イメージといたしましては、私どもが執務を行っております田代環境プラザの前にありますソーラーパーク島田のようなものであると認識をしておりますが、こういったものにつきましては、当然のことながら市の土地利用の審議を受けて、当然、開発行為を行いますので、その中で水の処理、要は表面に降った水が下流域へ及ぼす影響、それから周辺環境への影響といったものを組織横断的に課長級が判断をさせていただいた中で許可をするか、それがいいのか悪いのかの適否を判断させていただいております。
     以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) これは民間の土地に対しましても、同じことをお考えですか。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 市有地、民間の土地問わず、これにつきましては土地利用の中で審議をしていくといった形になっております。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 今いろいろなところに出かけますと、このようなところにまで太陽光パネルがあるのかということを、新東名高速道路を走っているだけでもいろいろなところに、沿線にあったりとかしておりますので、景観的な問題もあると思いますし、あと下流域の問題があると思いますので、市内にそういう話があった場合、ぜひ後々問題にならないような形でしっかり許可申請をお願いしたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 環境課だけの所管ではなくて、全庁挙げての各部署での判断というものもございますが、そうしたものは考慮させていただきます。あと、当然のことながらこの太陽光パネル、当然投資をしてそれに対する収入で利益を得るという形になりますので、おおよそ20年とかいったスパンの中で、いずれそこの土地から太陽光パネルを要は撤去するといった時期が来ようかと思います。そうした跡地利用も含めまして、どういった考えを持っているかというものの視点も必要ではないかと思っておりますので、そういった点も開発事業者等には確認をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 関連でお聞きしますが、この太陽光パネルは大概20年ぐらいをめどにやっているわけですが、もう早いものについては、屋根とかに載っているものも10年ぐらいたっているのですけれども、この太陽光パネルの処理がまだ完成されていないので、やはりそういうところも含めて10年はすぐ来てしまうものですから、そういう対応はどうなるのかというのは国としっかりと話をして、それを処理する場所がなかったら、取っても行くところがないという廃棄物になってしまうから、そこら辺の処理の仕方もぜひ検討をこれからしていただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 今、曽根委員から御質問いただきましたこの太陽光パネルの廃棄の方法につきまして少し御説明を申し上げます。  太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドラインというものが、環境省から平成28年3月に発出をされております。この中で、概要を申し上げますと、まず結論から申しますと、この太陽光発電設備、これは従来の普通の一般家庭用に売っている太陽光パネルも全て同じでございますが、こちらのほうは産業廃棄物として取り扱うというふうに環境省のほうからの指示が出ております。  産業廃棄物ということになりますと、例えば設置者、要は住宅の屋根に太陽光パネルを載せたその方々は、廃棄をする際にどこに御相談をするかと申しますと、一つはハウスメーカー、もう一つは施工業者、あるいは太陽光発電設備のメーカーといったところに依頼をして、そのハウスメーカー、施工業者、太陽光発電設備のメーカーが、産業廃棄物としてこれを責任を持って廃棄をしてくださいといった内容になっております。  このことにつきまして、環境課サイドとして、まだ市民の皆様に要は御案内というか、そういった広報をしてございません。こうしたものにつきましては、今年度のごみのカレンダーのほうにはタイミング的に載せられなかったといったところで反省をしておりますが、ごみカレンダー、それから何らかの方法で、広報等を使いまして周知を図ってまいりたい。  それからもう一つは、現在、補助金をこちらから太陽光パネルを設置する際には出しております。そうした際に、今後廃棄をする際にはこういう方法になっていますよということもアナウンスをしてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) どこに捨てるかわからないのですけれども、やたら捨てられると有害物質などもあると思うので、その場所の確保とか、そういうものもしっかり決めないといけないのですが、まだそこら辺のことの環境省からの指示はないのですか。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 基本的なところから申しますと、アルミですとか鉄といったもの、あとグラスウールといったものは、中間処理をしていただく業者のほうが分別をして、再利用しなさいといった形になっております。当然のことながら、有害物質につきましては最終処分業者に渡して、それが最終処分される、要は埋め立てられるといった状況になっております。そうしたことから、できる限り再利用できるものは再利用していくといった中で、再利用できないものについては最終処分をしていきなさいといったスキームは環境省からは出されております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) 今の環境のところの一番下ですが、例の「エコアクション21」、この前ちょっと聞きそびれましたので、現状どうか、ちょっと紹介を。費用も上がっていますので、どういう内容ですか。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) エコアクション21のこの予算でございますが、こちらのふえた理由でございます。こちらのほうは更新審査、これは毎年まず暦年になりますけれども、更新審査と中間審査を毎年順繰りに行っているといったところでございます。来年度はこの更新審査に当たりますので、その更新審査の手数料分が要はふえているといった内容でございます。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 森委員。 ◆委員(森伸一) 今、これをやっているのは幾つぐらいでしたか。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) こちらの経費につきましては、市が一事業者として行っているエコアクション21の更新審査といった形になりますので市の分になりますが、市内の事業者さんで現在エコアクション21の認証を受けている事業者は58事業所となっております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 125ページの一般廃棄物最終処分場の土地返還及び廃止に向けた埋立作業に要する経費ということで大きな減額になっておりますので、減額理由と、そして13人の地権者がいらして、埋立を進めているわけですが、進捗状況というか、スムーズに事は運んでいるのか、状況をお伺いしたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) それでは、今までの経緯も含めまして、この減額になっている理由もお答え申し上げたいと思います。  まず、地権者の方々には、今年度10月に全員の皆様にお集まりいただきまして、今後のスケジュール、それから市の最終処分場の最終的にお返しする際の考え方といったものをお示ししたところでございます。ただ、地権者の方全員でお集まりいただきますと、なかなか個別事情等お話しできない方もあろうかということから、その10月以降に個々に環境課の職員が地権者の皆様にお会いをさせていただいて、今後の要は使い方、それから皆様にお返しする土地の御意見、それから市からお示ししたスケジュール、そうしたものに対する御意見を頂戴したところでございます。  こうした中で、市といたしましては、今年度、現在、大分土が入っております。あと何立方メートルぐらい最終処分場に土を入れなければいけないかという測量を行っております。その測量結果が出た後、来年度、予算も計上させていただいておりますけれども、最終的なその形質、どういった形というか、要はお返しする土地の形、それから、当然、あれだけ広い土地でございますので、水処理、要は雨水、最近もかなり時間雨量が多く降った日もございましたが、要はそうしたものの水がしっかり処理できるかどうか。そうしたものも含めまして設計を行ってまいります。  それを来年度終了いたしましたら、ここからがあと2年間、最終処分場から出る水でございます。こちらのほうは現在もモニタリングをしておりまして、異常値は見られませんが、これを最低2年間は行います。これはもう定められておりますので、行わなければなりませんので、こちらのほうで何も有害物質等排出基準を満たしていれば、皆様に土地をお返しできるといった状況でございまして、現段階で最短で平成33年の秋口ごろには地権者の皆様に最終処分場の土地を返還できるのではないかといったスケジュール感で進んでおります。  なお、先ほどの予算の減額の内容でございます。今年度も最終処分場に土を入れております。そうした重機は当然のことながら予算でお認めをいただいて、今年度の中で重機を賃借しておりました。この賃借料が、来年はもう建設機械、ブルドーザー等の賃借料は必要ないといったことを我々は想定しておりますので、その分が約1,650万円ございますが、こちらのほうが減額になっております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) この最終処分場を返還するということで、新しい処分場についての予算等が今回計上されていないように思うのですけれども、これにつきまして、新しい処分場のほうの調査費等、どのようになっているのですか。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 新最終処分場につきましては、現段階で清水委員からもさきの委員会の中でもお話をいただいておりますが、現段階では要は調査費等を計上させていただく状況にないといったところで、今回は調査費等は計上はしておりません。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) ということは、市の大きな方針だと思うのですよね。最終処分場をつくる、外出しでずっとこれからいくのかということ、そういう方針もしっかり決める時期に来ているのかということはいかがなのですか。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 当然のことながら、外部委託を現在させていただいております。これを継続するのか、または新処分場を建設するのか、その辺の判断は余り猶予はないなと環境課としては考えておりますので、そうした点は内部での意思決定というものを我々のほうから克明な資料等を提示した中で、判断をしていきたいと考えております。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) この件について、最後に。  大規模災害の際、やはり自治体はその廃棄物については自分の自治体で処分することを方針として出していますよね。そういうときに最終処分場がないとした場合に、仮の置き場はいろいろなところにあるかもしれませんが、最終的な処分場というのをやはり確保することが必要であるということは国のガイドラインで言われているので、トップ判断になるとは思うのですけれども、しっかりそういうことも考慮して、方針を早目に出していただく。我々も今後の経費がかかるのかどうか、大きな事業費がかかるのかどうかという判断材料になってくると思いますので、お願いしたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 今、委員のほうがおっしゃったような状況であることは十分承知をしておりますので、当然自前で処理をしていくという原則に立った中で、今後判断をしてまいりたいと考えております。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 1点細かいことで済みません。125ページの上のところ、回収乾電池等再資源化事業の中で、乾電池・蛍光灯の再資源化に対しての委託料というのが615万1,000円という大きな金額が出ているのですけれども、こういう乾電池と蛍光灯の再資源化というのはどのようにされているのですか。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) こちらのほうは、乾電池と蛍光灯につきましては、の全国土地清掃会議という、要は全土清と略しておりますが、その一つの一定のルートがございます。そうしたルートに基づきまして、島田市のほうでは配送して再資源化をしていただいているといったところでございます。この乾電池と蛍光灯につきましては、それぞれその処分をする処理委託料、運搬委託料双方、それからあと事務費のほうも合わせて委託料として計上させていただいております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 1点、蛍光灯の処理につきまして、蛍光灯は中に水銀が入っていると思うのです。これは市民の方たちは普通に出すときに割ってしまったりとかして、本来これは割らないでそのままの現状の形で回収するのが本来だと思うのですけれども、そういう周知はされているのですか。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 蛍光灯の中には、当然、低濃度のPCB等、そういったものが含まれているものも製造年月日によってはございますし、破損をしていますと、それが気化したときに水銀というものは健康被害というか、微量なものであれば大丈夫だと思いますが、そうしたものが健康に及ぼすというようなお話がございます。  こうしたことから、我々のほうといたしましてはそうした周知はできていないのかなといったところでございますので、その辺につきましてはまたごみカレンダー等を活用いたしまして、周知を図ってまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) ちょっと1点、確認だけです。この蛍光灯を収集するときには、破損しないでそのままの現状の形で持ってきていますか。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 現状のままでございます。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) それでは、次に移ります。  歳出12款公債費1項1目元金から歳出14款予備費1項1目予備費までを審査します。予算書は149ページから152ページです。当初予算概要書は209ページ・210ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) なしとのことです。  ほかになければ、引き続き歳入の審査に入ります。  歳入1款市税1項1目個人から歳入1款市税廃項特別土地保有税までを審査します。予算に関する説明書は37ページから42ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  北川課税課長。 ◎課税課長(北川善巳) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) それでは、次に移ります。  歳入2款地方譲与税1項1目地方揮発油譲与税から歳入9款地方特例交付金1項1目地方特例交付金までを審査します。予算に関する説明書は41ページから44ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。
     委員の皆様、質疑等ありましたらお願いします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) では、次に移ります。  歳入10款地方交付税1項1目地方交付税から歳入13款使用料及び手数料2項3目2節清掃手数料中、一般廃棄物処理業許可手数料(環境課)までを審査します。予算に関する説明書は43ページから52ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 説明なしとのことです。  委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 47ページの衛生使用料、ここで市営霊園の永代使用料とか納骨堂の永年使用料、この納骨堂の永年使用料というのは、永代使用料とはまた解釈が違うのですか。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 納骨堂の永年使用料につきましては、こちらのほうは納骨堂を要は永年使うために負担をしていただく部分でございますので、それが永代使用料というか、要は寺院で言われる一般的な永代使用料といったものと合致するかどうかというのはちょっと御答弁しにくい部分がございますが、基本的にはこの納骨堂を永年使っていただくといったものとなっております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 納骨堂ですので、例えば満杯になってしまう可能性があるのだけれども、そういう対応は考えてはいないのですか。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 現在、納骨堂の永年使用料で、要は納骨堂を御使用いただく方につきましては、年間を通しまして、昨年度でいきますと実績ベースで6体となっております。この納骨堂に要は許容量はどれだけあるかということなのですけれども、おおよそ3,000体と我々のほうは考えておりますので、そういった中では問題はなかろうと判断をしているところでございます。  以上でございます。 ◆委員(曽根嘉明) わかりました。 ○委員長(横田川真人) 齊藤委員。 ◆委員(齊藤和人) 済みません。関連質問ですが、その霊園納骨堂は、遺骨はどういう形で中に入れているのですか。例えば骨つぼのままなのか。お寺によっては納骨のときに全部南京袋に入れかえて入れるところがあるのですよね。教えてください。 ○委員長(横田川真人) 秋山環境課長。 ◎環境課長(秋山尚弘) 納骨堂に焼骨を納めていただく方法でございますが、骨つぼ等ではございませんで、大変申しわけございませんが、そのまま骨を納骨堂の中に入れていただくといった形をとっております。  以上でございます。 ◆委員(齊藤和人) わかりました。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) それでは、次に移ります。  歳入14款国庫支出金2項1目総務費国庫補助金から、歳入15款県支出金3項5目1節権限移譲事務交付金中、計量法事務交付金までを審査します。予算に関する説明書は53ページから66ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) ないようですので、次に移ります。  歳入16款財産収入1項1目1節土地貸付収入中、土地貸付収入(資産活用課)から、歳入19款繰越金1項1目繰越金までを審査します。予算に関する説明書は65ページから70ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 67ページの財産売払収入の不動産売払収入2億537万4,000円。これの内訳はどのような形で不動産の売り払いがされているのですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 民間の土地利用が進んだ際に、いわゆる昔の旧道敷とかといったものが用途の廃止をされて売り払いをするといった、法定外公共物の売り払いがございます。それから、金谷地区の管理組合から引き継ぎをいたしました往還下地区の保留地を市のほうへ引き継いだものがございますので、そちらの売り払い。あと、金谷高校の裏手に1つ市有地がございまして、以前にも一度売り払いをかけ、実際にはそれはまだ売れなかったというのがありますけれども、そうしたものを計上しております。 ◆委員(清水唯史) わかりました。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) それでは、次に歳出20款諸収入1項1目1節延滞金中、延滞金(納税課)から、歳入20款諸収入5項3目9節衛生雑入中、有価物売払収入(田代環境プラザ)までを審査します。予算に関する説明書69ページから76ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  落合納税課長。 ◎納税課長(落合昭之) 補足説明等はございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) では、次に移ります。  歳入21款市債1項1目総務債から歳入21款市債1項7目臨時財政対策債までを審査します。予算に関する説明書、77ページから80ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) 補足説明等は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) それでは、次に給与費明細書から地方債に関する調書までを審査します。予算に関する説明書153ページから169ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆さん、質疑がありましたらお願いします。  桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) お願いします。154ページに一般職の給与の総括が載っていますので、それを見て質問します。  その給与費の中で、職員手当が8,523万7,000円減額になっておりますが、この理由をお願いします。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) こちら総括の下の段のところで見ていただくと、諸手当の内訳ということで出てございます。その中で大きく下がっているものといたしまして、まず一番最後のところの退職手当でございます。こちらにつきましては、退職者数の見込みが平成29年度予算につきましては18人と見込んでおりました。それが平成30年度末には職員の今の状況からいきますと15人というところで計上させていただいております。  それから、時間外勤務手当になります。こちらにつきましては、平成29年度は市長選、市議会議員選といった大きな選挙がございました。そちらについての時間外勤務を見込んで計上しておりました。それがなくなったということで減額ということになっております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) わかりました。退職数が3人減ったということで、それで職員の数については定員管理計画によって進めていると思うのですけれども、平成29年度から平成30年度の予算ベースで正規の職員全体、一般職ですが、数としてはどのような変化があるでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) これからの退職と採用というところの増減でございますが、人数としては、今、同等程度で見込んでございます。これにつきましては途中退職ですとか、そういったことでございましたので、結果的に平成30年度の予算ベースでは同等程度という数字で計上させていただいております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 今までいろいろ審議してまいりましたけれども、非常に事業の中身が複雑で濃く、またたくさんになってきている一般会計の事業です。予算がありました。それで仕事量もとてもふえているし、女性の職員もふえていて、これから結婚し、出産し、育児休暇とかという、そういう途中で入れかわりのことがあったりすることもありますし、また専門職の職員の不足というのは、仕事の継続性からいって問題なので、職員の定員管理計画というのは平成31年まででしたか、ありましたけれども、見直す必要があるのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。  小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 現在の定員管理計画というのは平成31年度まで、平成32年4月1日時点での職員数を目指してということになっております。こちらが718人という数字で、今計画をしているところです。年度によっては退職者数が多かったり少なかったりするというところがございますので、途中年度ではそれを上回ったり、下回ったりというところで推移しているというところでございます。  全体の今後の見通しということでございますが、確かに業務量は複雑多様化しております。一方で育児休業等を取得する職員数ということも、現在の定員管理計画でも何人かはそういった職員が出るであろうということを見込んで、この数字が必要だということで計算しております。  そうは言いましてもやはり限られた財政の中、それから長期的に見ますと人口が減少して税収もだんだん減ってくるという中では、無尽蔵に職員をふやしていくというのはなかなか難しいという中で、職員数についてはやはりある程度絞られてくるのかなと、長期的に見ればそういった傾向にならざるを得ないかなというところで、今後は一人一人の働き方の改革ですとか、一人一人のモチベーションのアップというようなところで全体の組織としての機動力を上げていくというところで対応していく必要があるのではないかと考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) ここに載っているのは正規職員の状況について書かれているので、それを非正規職員、臨時職員とか嘱託職員等の皆さんが協力して、市の行政を一生懸命進めていくわけですけれども、直接今指示されたページではないのですが、当初予算の概要書の中には人件費が前年度より1.2%減っているとか、それから非正規職員の方は物件費の中に入って、これが少しふえているとかありますけれども、今、正規職員のほうの数字は出ていますが、臨時職員や嘱託職員の平成30年4月1日以降の働く人数については、もう毎年やっていることなので人数確保は予想がついていると思うのですが、それについては何人くらいを予定しているでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 申しわけございません。予算ベースでは積み上げて査定しておるのですが、人数ということになりますと臨時的任用の職員、嘱託員につきましては、1年間通して雇われる職員と、季節的に1カ月、2カ月で終わる職員ということでございますものですから、人工としましてはそういった形で積み上げたりするのですが、いつの時点で何人いるかというのにつきましては、申しわけありません、その時点になって数えるというのが現実のところでございます。いつも資料として出させていただいているのは、4月1日時点で何人雇いましたと把握しているというところで、そういったような形になっております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) それでも例年どおりに大体予測はつくと思うのですけれども、全体を10としたら、6割が正規で4割が非正規というような数字がこれまで4月1日現在でちょっと出ていたのですが、これは人数ですけれども、そこら辺はわからないということなのですか。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 済みません。そういった意味では例年並みというところで、予算措置はしてございます。  以上です。
    ○委員長(横田川真人) いいですか。 ○副委員長(桜井洋子) はい。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) それでは、議案第6号全体を通して何かありましたらお願いします。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 1つだけ確認したいのですけれども、概要書51ページのICT推進プロジェクト事業で、これは組織をつくってやるということなのですけれども、このICT推進プロジェクト事業で商店街とか飲食店でキャッシュレス化ができるかどうか、そういうシステムをつくれるかどうか。それを確認したいのですけれども。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) お答えに非常に困るところですけれども、コンソーシアムのほうには今後少し話をしてみたいとは思います。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) モンゴルの人が今後オリンピックにかけて来るでしょう。そうすると、やはりモンゴル通貨が何かわからないけれども、要はカードで払ったり電子マネーとかいろいろな決済方法があるでしょう。それを市内の飲食店だとか商店街で今どれぐらいキャッシュレス化しているかわからないけれども、ほかのところでやれればいいのだけれども、商工課とかいろいろなところで補助金を出してやってくれればいいのだろうけれども、そういったものを導入することによって、両替してやるよりは使いやすくなるし、売り上げも上がるのではないかと思ったので、ICTをせっかくつくるのだったら、そのようなことができないものかなと、ふとある議員からのアドバイスを受けて聞いてみたのですけれども、どうですか。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) そこら辺がICTという分野かどうかというところがちょっと難しいかなという気はするのですけれども、恐らく海外の方が来られるときには、当然カードとかはお持ちだと思うものですから、商店街でのそういったものの導入率とかは、恐らく商工課とかではかれるのではないかと思っています。  ただ、やはり全ての小売店でカードで決済ができるというふうにはなかなかいかないのかなとは思っているのですけれども、そうするとどこかでそれを負担しなければいけないのだろうなという想像はつきます。ですので、それが、ではICTコンソーシアムでというのはまたちょっと違うような気がするので、また商工課等とも話をしてみたいとは思いますいますけれども。 ◆委員(福田正男) よろしく御配慮のほどをお願いいたします。 ○委員長(横田川真人) では、ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 午前中に男女協働参画の質疑等をさせていただきましたけれども、きのうの労働費の中で、企業内子育て環境アップ事業で、この奨励金の支給事業体が少ないため減額されているというような形、これは男女協働参画の計画の中等で企業の男女協働参画の啓蒙を図っていくとかいうような形で、いろいろ女性に限らず男性も育児休業をとりましょうというような形で書かれているのです。  しかしながら、こういう結果が生まれていないということがありまして、男女協働参画推進の事業全体で、しっかりとしたそういう成果の評価をしているのかどうか。ただ男女協働参画の推進事業をやるだけではなくて、その成果が生まれてくるということがずっと事業全体やっていると思いますので、そういうことについては評価をしておりますか。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) 評価につきましては、第2次島田市男女共同参画行動計画の各事業ごとに庁内の関係課に数値を出していただきまして、それを推進委員会のほうでいろいろヒアリングとかして御意見をいただいたりといったことをしております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) その評価したものの成果品につきましては、公表されていますか。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) ホームページ等で公表しております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 我々も教育委員会の場合は評価の結果というのは知らされますけれども、こういう事業につきましても、今後、総合計画の中でまた言わせていただきますけれども、全ての事業に対しまして、こういうような計画をつくったのだったらその成果の指標というのをしっかり示していただいて、それを今後の予算づけの評価の中にも生かしていきたいと思いますので、またホームページで公開したらなら、しましたという形でお知らせしていただきますとまた参考になると思いますので、お願いします。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) はい。今の御意見、受けとめました。  それと、市内の事業所の理解がなかなか得られないのではないかというお話ですけれども、実は男女協働参画宣言事業所というのがございまして、島田市内では124の事業所で宣言をいただいております。124事業所というのは県内でも結構多いほうの部類でございます。例えば藤枝市が49カ所、焼津市が42カ所とか、そういった数字でございます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 宣言するだけではなくて、それが結果に生まれていないというのが現状だと思うのです。宣言するだけだったらどこでもできると思うので、先ほど言った奨励金の取得企業が少ないとか、男性の育児休業数が市役所の中でも何人とれるのかというのもあると思うので、そういう結果をやはりやっていただきたいと思います。  先ほどの男女協働参画の行動計画の53ページに、内部評価結果というのは一覧表で1から9あって、推進会議と推進委員の評価がありますけれども、全部これBのプラスかまたマイナスしか載っていなくて、Aという評価もないので、やはりそういうのがあらわれていないのかなということで、しっかりした形でまた見せていただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) 今後さらなる男女協働参画の啓蒙に努めていきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) それでは、全体を通してほかにございますか。 ○副委員長(桜井洋子) 横田川委員長。 ○委員長(横田川真人) この予算全体を通してなのですけれども、きのう経済建設常任委員会があって、一昨日、厚生教育常任委員会がありまして、それらも私たち傍聴しているものですから、その中でよく耳にしたのが、予算要求はしているのだけれども、なかなか予算が通らないというのがございました。  では、どういった基準でやるのかなというのが結構気になっているのですけれども、特に気になったのが、厚生教育常任委員会の中でありました金谷小学校の体育館の雨漏りの工事です。そういったものは本当に最低限必要なものだと思うのですけれども、当然それも予算要求していたという内容でございまして、その中で、では財政課のほうでどのようにして振り分けをしていって、例えばきのうの経済建設常任委員会の中で、島田駅の南北自由通路がございました。その照明をLDE化するというものなのですけれども、別に暗いわけではないのだけれどもという感じがあります。  そういったので、では本当に最低限必要なところ、小学校の体育館だとか、ほかの小学校の耐震化とかもあります。そちらはやっていただけるようですけれども、どのようにしてそうやって予算のほうの要求の基準を分けているのでしょうか。 ○副委員長(桜井洋子) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 今、個別に事例として挙げていただいたものの経過につきましては、御説明をさせていただきたいと思います。  金谷小学校の体育館は長らく雨漏りがしているという状況は、承知をしております。何回か対策をしてあるけれども、なかなか原因が突きとめられないということで、今回まず原因を突きとめるためにしっかりした調査をして、そこの対策をするのに幾らかかるというところのまず設計委託費を予算づけをしました。  要求の中では本当に概算も概算、そうしたような工事費の要求があったわけなのですが、まずは本当に必要な事業費を精査していただく意味合いで、まず設計費のほうを計上させていただいたところでございます。  それから、島田駅の南北自由通路の照明のLED化でございます。蛍光灯の寿命が迫っているということの中で、それから消費電力を低減するということで、LEDのものについては各施設等の所管課からたくさん要求が出てくるということでございます。  その中で、ではなぜあそこをやったのかということになりますけれども、やはりついている時間が一番長いということで、消費電力が一番大きいということがございます。それから、暗くないけれどもということの中では、実は間接照明を本来やるべきところが既に蛍光管が切れてついていないところもあるという状況がございました。  もともと要求の中では、複数年度に分けて何回かに分けましょうかという話もありましたけれども、今回あそこについては、とにかく電力も大きい、それから時間も長いということでございましたので、短期的に効果を発現させたいということがございましたので、そこに集中をする形で、LEDのものはほかのところをやめて、全部あそこへ計上するといったような措置をさせていただいたところでございます。  今回、一般質問の中でも杉野議員からも御質問をいただいたところでございます。要求いただく総額に対して、財源とのギャップがとにかく大きいということの中で、取捨選択をしていかなければいけないという状況はございます。必要というところの解釈が非常に難しいということでございますので、答弁の中では公共性・緊急性というお答えをさせていただいたところでございます。それに尽きるということでございます。  それから、あまたある案件を全て並べてみた中で、やはりそういう判断をしていかなければいけないということになりますので、各所管の見ているものと、それから我々の立場として全体を見させていただくところは目線が違うところもございます。ただ基本的にはやはり総合計画を具現化していくための予算だという、その見ている方向だけは違わないということでございます。  ですから、限られた財源の活用ということに尽きるわけなのですが、ただ、そうした要求と財源との差額が出ているところにつきましては、それだけ課題が山積しているところは認識をしておりますので、やはり今後一つ一つを効率的に執行させていただく中で、そうしたものを解消していく努力をしていきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○副委員長(桜井洋子) 横田川委員長。 ○委員長(横田川真人) 個別の事例になってしまって申しわけなかったですけれども、公共性とか緊急性という面から見ても、金谷小学校は地域の子供たちは毎日使っているわけですし、緊急性は高いのではないかと思うものですから、ぜひともそれはやっていただきたいと思います。  今回、調査ということだものですから、厚生教育常任委員会の中でその所管課から、できれば補正予算でも組んで早期にやりたいという答弁もありましたので、そういったことをやっていただければと思います。先ほど総合計画のお話をされましたけれども、公平な教育環境とかいった文言もたしか総合計画の中にはあったと思いますので、対応をしっかりお願いしたいと思います。  何かありましたら、お願いします。 ○副委員長(桜井洋子) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 現場の状況につきましては、全く我々も承知をしていないということではございません。必要な経費が精査をされたということでありましたら、早期の事業化について、もともと査定の段階でもそれを否定しているものではございませんので、今の個別の案件に関しましてはそのような承知をしてございます。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 各常任委員会を総括して行う総務生活常任委員会ですので、きのうの経済建設常任委員会でも内陸フロンティア全体の事業内容、また今後の計画、財源的なものを資料要求したりとか、きょうも緑茶化計画の今後のスケジュール的なものの大きな展開、また市役所周辺整備の今後のスケジュールを資料要求したりとかしています。  やはり、大きな多年度にわたるいろいろなプロジェクトにおいては、まず全体像が見えるような計画、あとは予算的な概算でもいいので、そういうものをしっかり出していただいて、その後実施計画、また単年度での予算の審議というのを我々はしていくと思います。どこがそれを所管するのか、財政課なのか市長戦略部なのかわかりませんけれども、そこをしっかり出していただくような今後の方針を出していただきたいと思うのです。  各常任委員会でばらばらで資料要求したりとかする前に出せるような、今後、総合計画の中でそれが出てくるかもしれませんけれども、総合計画の中ではめざそう値とか、そういう数字だけしか出てこないので、やはりやっていただきたいと思うのですけれども、いかがですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 計画サイドのお話の視点になろうかと思いますけれども、今年度、総合計画の策定において、例年やっております3年ローリングの実施計画のところが、計画本体の作業ということの中で、それがはっきりとお示しをすることができていなかったというところがまず一つあろうかと思います。その点に関しましては、次年度以降、従来の形ということで、3年ローリング計画が事業費を伴った形で一本一本ごらんいただくというものが出てまいりますので、ある程度今のことに関してはお答えができるのかなとは承知をしております。  また、個別、特に重要性の高い注目の多い事業ということの情報提供のあり方に関しましては、また計画サイドとも相談をさせていただきながら取り組んでまいりたいと考えます。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) ないようでしたら、採決いたします。  桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 挙手採決でお願いします。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長より挙手採決という発言がありましたが、反対の理由についてお聞かせください。 ○副委員長(桜井洋子) 反対理由を述べます。  平成30年度の一般会計の予算は382億1,500万円ということで、新市誕生以来最大規模になっております。新病院の建設や新東名島田金谷インターチェンジ周辺整備など、大型事業に重点配分されています。そのため、歳入では合併特例債を初め市債の増額や、財政調整基金を16億円取り崩して繰り入れるなど財源を確保していますが、大変窮屈な財政になっています。  多くの事業予算については、住民要求を反映した予算だと考えますが、私の反対の理由の一つは、職員の皆さんの働きに対して、やはりきちんと正規職員をふやしていくべきだということを申し上げたいと思います。実際そうなっていません。これまでも皆さんが一生懸命働いて、政策の実現に向けて頑張ってきていることはわかります。けれども、行政経営戦略のもと、職員の年齢構成がアンバランスで不安定な現在、定員管理計画を平成27年度から進めておりますが、新規採用を思い切ってふやす必要があります。  それからその反面、民営化を見据えて、現業職員とか保育士の退職不補充も進められてきています。それから、正規職員ではなくて、嘱託や臨時職員などをふやすことも進められてきました。全職員の4割が非正規雇用になって働いている実態を見ると、やはりサービスを向上させていく、そして今この間審議してきたいろいろな政策を本当に一生懸命やるとしたら、やはりきちんとした公務労働を推進する正規職員をふやすべきだと考えます。  福祉のほうの話になりますけれども、公立保育園の臨時保育士さん、また教育の現場では業務員さんとか、それから支援員をふやすということでは、やはり非正規の方をふやさざるを得ない状況がどんどん膨らんできております。改めて非正規雇用で働く方の待遇改善を一緒に求めていきたいと思います。  2つ目の理由なのですが、私は今回の予算の審査の中で強く感じたことは、今、国のほうが医療や年金や介護、生活保護などの社会保障費削減を進めています。一方で大企業減税を進めていますが、国民には負担増で、貧困と格差が一層広がっています。私たちの暮らしは痛めつけられております。  そんなときこそ、国の悪政の防波堤となって、市民の皆さんの命と暮らしを守る施策の充実が求められると思います。例えば平成30年4月から始まる介護保険制度改悪の中では、65歳以上の介護保険料の引き上げや、後期高齢者医療保険料も引き上げです。年金は上がらず、高齢者の生活を圧迫します。高過ぎる国保税にも悲鳴が上がっています。これらに対して、市独自の減免の制度や、それから一般会計から繰り入れて引き下げのために対策をとることも必要ではないでしょうか。そうなっていません。ひとり親家庭の支援とか、子供の医療費の高校生までの無料化など、子育てを応援する施策の充実も必要です。  大型事業が目白押しの予算ですが、その中身を精査して無駄を削り、市民の暮らしや福祉の向上に役立つ事業の充実を求めて、反対意見といたします。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長より反対の御意見がございました。  これに対しての御意見がある方、いらっしゃいましたらお願いします。  曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 今、桜井委員からいろいろ説明がございました。やはり職員をふやしたりするにしても、今まで減らしてきた分を一挙に上げるというのは非常に無理なところがありますので、これはまた職員の定員管理でしっかり少しずつそれを改善していけばいいと思います。  そして介護保険、また後期高齢者医療制度についても、特に後期高齢者医療制度については、県のほうの広域連合議会でしっかり審議された中で決定されております。そしてまた国の法律改正によって、2割軽減、5割軽減などの所得基準などを引き下げることで一定の配慮はされております。そうしたことを踏まえると、やはりここはさまざまな事態にも備えた中で、こうした準備を進めていくということもよく見えております。  そして、無料化の話がございました。それを今ここで言うと、前に言われたことの財源がない中でそちらだけをやるというと、また大変な財源不足にもなってくると思いますので、やはりここのところは今のところ、できる範囲の中での政策を実行していけば問題はないと思いますので、私は賛成したいと思います。 ○委員長(横田川真人) ほかに意見はございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 桜井委員の御意見の中で、大型プロジェクトがある、新病院の建設、また市役所の老朽化に対しての周辺整備も今後行わなければならない中、やはり限られた財源の中で使わざるを得ないということで、適正な予算の編成がされているのではないかということはあると思います。我々議会としても、今後いろいろな時点でチェック機能はしっかり発揮しなければならないとは思いますが、本年度の予算については賛成としたいと思います。 ○委員長(横田川真人) ほかに御意見ございますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) この前の代表質問でも質問しましたけれども、賑わい交流拠点のこととか、大型プロジェクト、やはり削れるところはチェックをして、身の丈に合った計画になるように、田代の郷のこともそうですが、それぞれ我々がしなくてはいけないと思っております。  それから職員の定数についても、どのようなもとで定員が決まるかということも私も疑問を持ったりしていますけれども、今回のところはこの予算でやらざるを得ないかなと思って、こちらは賛成したいと思います。 ○委員長(横田川真人) ほかに意見ございますか。  ないようでしたら、御異議がありますので、挙手により採決したいと思います。  議案第6号 平成30年度島田市一般会計予算中、当委員会の所管に属するものについて、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。                 〔賛成者挙手〕
    ○委員長(横田川真人) ありがとうございます。挙手多数により、議案第6号中、当委員会の所管に属するものは、原案のとおり可決すべきものと決しました。  暫時休憩いたします。                                休憩 午後3時01分                                再開 午後3時11分 ○委員長(横田川真人) 休憩前に引き続き会議を再開します。  特別会計予算に移ります。  議案第9号 平成30年度島田市土地取得事業特別会計予算について審査します。  予算書は14ページ、15ページ、予算に関する説明書は206ページから210ページ、当初予算概要書は225ページ、226ページです。  当局より補足説明があればお願いします。  鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  ありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) ないようでしたら、採決いたします。  議案第9号 平成30年度島田市土地取得事業特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) 異議なしと認めます。よって、議案第9号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、条例案、一般議案に移ります。  議案第20号 島田市新庁舎等整備基本計画審議会条例について審査します。  議案は、13ページ、14ページです。  当局より補足説明があればお願いします。  鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) ちょっと確認させてください。第4条で委員の任期でございますが、最終答申書を市長に提出する日までとなっているのですが、これは庁内とかで検討されて変更になるとか、そういうものが出た場合は、この審議会にもう一度意見を聞くというような場面はないのでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 大変申しわけございません。今、お尋ねいただいたようなところまでまだ思いが至っておらないというのが現状ではございます。ただ、審議会からいただいた答申に対して庁内でということは基本的にはないのではないかというふうには考えております。  以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) ないのではないかでは、ここで審議もできないし、賛成もできないことになってしまうのだけれども、ある程度これは最新の答申書をいただいたから、この審議会にも、変更があっても、単なる説明で終わりますとかという約束か何かしておかないと条例をつくった意味がないと思うのですが、そういう考えはないのですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 計画案を審議して市としてお諮りをしたものに対して意見として答申をいただくということでございまして、その段階で双方十分協議があっての形ということで、それが形式的に答申をいただいたものをまた差し戻すみたいなことはないと考えます。何としてもこれは、答申をいただいて、最終的に計画として責任を持つのは市でございますので、答申をいただいたものに対して最終的には市がそれを計画として判断するということでございます。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) そこら辺の確信だけは我々も含めて採決していきたいと思いますので、差し戻してまた審議をしていただくということのないような形でやっていただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 14ページの附則のところの説明をちょっといただきたいのですけれども、この条例は公布の日から起算して6月を超えない範囲内において規則で定める日から施行するということの、6月を越えないというこの意味はどういうことですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) これは今後の進め方のスケジュール感のところにもあるわけなのですが、条例の公布というのは議決を頂戴した後、行われていくということで、この審議会が立ち上がるところを見て規則で施行日を定めるということでありまして、それは6月以内にはそれが発効されるということをあらわした条文でございます。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) もう一度確認なのですけれども、この審議会がつくられるのはいつか決定していないということですか。まだはっきりしていないということですか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 予算の御審議の中で今お答えをさせていただいたものなのですが、実質的な審議のスタートといいますのは基本構想がまとまってからということになりますので、そこのところをあらわしたということで、では4月早々にこれが立ち上がるかということであれば、また構想の審議中でありますので、それはないということでございます。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 万が一この構想が6カ月以内でできない場合、これは条例が改正されるということになりますか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 万が一を想定したということになれば、必要な改正をお願いすることになろうかと思います。  以上です。 ○委員長(横田川真人) いいですか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 万が一の条例の改正も含めた中での条例を審議するという先ほどの曽根委員の御意見ではないのですけれども、やはり不確定のものを出すというのもちょっと腑に落ちない点もありますが、御説明いただいたもので一応、終わります。 ○委員長(横田川真人) 齊藤委員。 ◆委員(齊藤和人) 公布の日というのはいつになるのでしょうか。検討委員会の傍聴を2度ほどさせていただいたのですが、あの雰囲気からすると6カ月以内に結論が出るような感じは受けないのですが、いかがなのでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) まず条例の公布の日につきましては、議決をいただければ速やかにということで今月、3月中の下旬のどこかの日ということになろうかと思います。それから、傍聴をいただいた構想検討委員会の様子からということでございましたけれども、立ち上がりの時期のまだ導入部の段階で報告事項が多いという状況でもございますので、今の検討委員会の状況としては、まだ立ち上がり直後ということで御了解をいただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) よろしいですか。  齊藤委員。 ◆委員(齊藤和人) すっきりしないのですけれども、ここでこの公布の日は速やかにということであれば、6カ月とすると9月ですよね。9月までに検討委員会の結論が出るのかということが私はすごく気になります。その点はいかがなのでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 鈴木財政課長。 ◎財政課長(鈴木明宏) 検討委員会としての結論をいただきたいということのおおむねのスケジュール感というのはお伝えをして入っていただいているところでございますので、そこに沿って今後も進めていくということでございますし、委員各位にもそういうところはまた御了解をいただいた上で審議に臨んでいただくというふうにしてまいりたいと思います。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 反対はしないのだけれども、すっきりしないもので、もう予算も通してしまったから、これについては速やかに何かあったときには変更の手続をしっかりします、説明しますということだけは約束してというか、確認をして賛成したいと思います。 ○委員長(横田川真人) 答弁はいかがでしょうか。  北川行政経営部長。 ◎行政経営部長(北川博美) 答申をすることを目的としていますので、そこのところで答申について差し戻すとか何とかということについては、一度、答申をしたら任期が切れますということであったとすれば、その場で終わるわけですので、その後、変更ということを想定されること自体がちょっとよくわからないところでございます。  ですので、一度答申するまでは任期だと申し上げていると。公布の日は議決の日だということで、構想が出れば審議会に入っていきますということですので、その構想の出る日がいつか不明確なので、施行がなかなか確定できていないという事実もございます。  ですので、そこの答申の行為があって、その後にもし差し戻すとしても、そこの場ではもう終わっていますので、ですから、そこのところの条例案を変更するということ自体がなかなか物理的な問題として難しくなるのではないかというふうに私は聞いていたのですけれども。  ただ、そうは言っても議員の皆さんの御意向等があるということで、そういう場合が想定されるというふうにおっしゃっていたのですが、検討委員会自体は、まずは意見を具申するということが目的でやっていますので、そのことにとにかく邁進していただくということがまず一つだろうということです。  ですので、その目的自体をはっきりさせるということ自体がまず何かしなければいけないのではないかと思っていますので、ですので、そこのところでいろいろな御意見をいただくとは思うのですけれども、まずは検討委員会自体の仕事はそういうことだろうというふうに思います。  ちょっとまとまりのない意見になってしまいまして、申しわけございません。 ○委員長(横田川真人) 曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 今、私が言ったのは、附則のところで6カ月が期限になっているものですから、それに間に合うのですかという話をして、どういう考えだというのを今言ったつもりなのですけれども。 ○委員長(横田川真人) 北川行政経営部長。 ◎行政経営部長(北川博美) あくまでも公布の日から6カ月を超えない範囲と書いてありますので、そのつもりで私どもはやっていくということですので、そちらのほうで守るように進めていくということでございます。特にそこのところで迷いがあるとかということではございません。 ○委員長(横田川真人) よろしいですか。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第20号 島田市新庁舎等整備基本計画審議会条例について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) 異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第24号 島田市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例について、審査いたします。議案は30ページ、説明書・参考は8ページから11ページです。  当局より補足説明があればお願いします。  小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 人事院勧告を遵守するということですが、人事院の見解をお願いします。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 今回の件につきましては、人事院の勧告ということではございませんで、平成29年4月に人事院の見解ということで出されております。その中で50人以上の民間企業を抽出して、そういった中で国家公務員の退職金の水準と比較したというものでございます。その結果、平均しますと78万1,000円程度の差が、国家公務員のほうが水準が高いということでございましたので、この水準を合わせることが妥当ではないかということで見解が出されたというものであります。  それを受けまして国のほうが退職手当に関する法律を改正しまして、既に1月1日から国は施行されているということで、国のほうからも地方公務員もこれに準拠していただきたいというような形で通知が出ているというものでございます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 国にあわせてということなのですが、国家公務員が民間を78万1,000円上回っているということなのですが、国家公務員の給与を100とすると、その給与水準に合わせたラスパスレス指数というのがあるのですけれども、直近で島田市は100以下だと思います。それはどのように把握していらっしゃいますか。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 速報値でございますが、今、島田市のラスパイレス指数が99.5というところでございます。
     以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ◆委員(桜井洋子) 100にはいっていないし、そして島田市は給与はいつも人事院勧告どおりにやっていますが、地域手当というのがついていないです。これは職員も要求しているようですが、地域手当もなくてやはり島田市の実情があると思うのです。それで78万1,000円、国家公務員が民間より上回っているという基準をやられるのですが、では具体的にどのくらい島田市職員の退職手当が減るのかというのは、何かモデルケースで試算がありましたらお示しください。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 地域手当等について、島田市については水準としてはついていないというところでございます。実際の手当の改正につきましては、ここでお示ししてあるとおり78万円を引くということではなくて、あくまでパーセンテージとして比率で引くということになっておりますので、そのあたりで平均的定年退職までいったというところで想定しますと、大体72万円から73万円ぐらい減るのではないかということです。35年勤務して定年退職をされたという場合で想定しますと、そのぐらいということでございます。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 35年勤務でやっと定年を迎えようとすると、これだけ減るというのは人生設計にかなり大きく影響があると思います。 ○委員長(横田川真人) いいですか。 ○副委員長(桜井洋子) いいです。 ○委員長(横田川真人) 森委員。 ◆委員(森伸一) 参考に、これは職員にも組合があると思う。職員の組合とはどんな話になっていますか。 ○委員長(横田川真人) 小松原人事課長。 ◎人事課長(小松原智成) 職員組合に対しましては、国の動きがかなり表面化したのが昨年の年末に近い時期でございました。法案が提出されるというような情報が入りまして、そこから動き出したというところでございまして、組合のほうには11月30日に事務折衝を行いまして、このときに初めて組合にはこういった形でやらせていただきたいというような話をさせていただきました。その後、12月中、市議会11月定例会中もずっとそういった話で進めさせていただきまして、2月9日に一応、職員組合連合会と妥結ということで回答をいただいております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) よろしいですか。  ほかにございますか。  ないようでしたら、採決いたします。  桜井副委員長。 ○副委員長(桜井洋子) 挙手採決でお願いします。 ○委員長(横田川真人) はい。  桜井副委員長より挙手採決でという発言がありましたが、反対の理由についてお聞かせください。 ◆委員(桜井洋子) 今、35年勤務で72万から73万円減額になるということで、公務員労働者の皆さんの生涯設計に大きな影響を及ぼす引き下げだと思います。2012年にも約400万円引き下げたことに続くもので、これは非常に大きな影響があると思います。官と民の均衡の確保ということですが、公務員は公務運営というのが公正中立を確保しなければならないという制約もあります。それは当然ですが、そして厳しい再就職の規制等もあります。退職後も守秘義務が課せられると、公務労働の中身が非常に厳しい内容になっております。雇用保険の適用もありません。  ですから公務員の特殊性を考えると、単に民間と官を官民格差として引き下げるということは私自身は納得できないので、この引き下げには反対いたします。 ○委員長(横田川真人) 桜井副委員長に反対の理由がございました。これに対して意見のある方はいますか。賛成の意見でも構いません。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 今回のこの公務員給与の算定の場合、50名以上の企業を参考にされていると思うのですけれども、島田市内、50名以下の企業というのはたくさんあると思うのです。そういう民間の方たちは退職金もないようなところもありますし、本当に民間企業の方、中小零細企業の方たちのことも考えれば、ある程度の御理解をいただいて、削減については、今回の条例改正については賛成させていただきたいたと思います。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) 公務員のあれと民間との比較ということで、今までもいろいろやられてきました。だから、やはりそういう比較はちょっと間違えているのではないかと思いますので、反対します。 ○委員長(横田川真人) ほかに意見がございますか。  曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) これはやはり国からの指示もございますし、島田市だけが単独でこれを認めるというのもおかしな話になると思います。これから定年を迎える皆さんには本当に辛い話だと思いますが、ぜひそこら辺は御理解をいただいて、組合とも妥結したということですので、私は賛成します。 ○委員長(横田川真人) ほかに御意見ございますか。  齊藤委員。 ◆委員(齊藤和人) 私もやはり市内の民間の企業が50人以上社員のいる企業というのは大きい企業です。それと比較してということであれば、これはやむを得ないだろうと思います。 ○委員長(横田川真人) ほかによろしいですか。  それでは、御異議がありますので挙手により採決したいと思います。  議案第24号 島田市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。                 〔賛成者挙手〕 ○委員長(横田川真人) 挙手多数により、議案第24号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第25号 島田市税条例等の一部を改正する条例について審査します。  議案は31ページ、32ページ、説明書・参考は12ページから15ページです。  当局より補足説明があればお願いします。  北川課税課長。 ◎課税課長(北川善巳) それでは、改正内容につきまして補足説明をさせていただきます。  まず、国の法改正に基づく改正につきましては、平成29年3月に公布された地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する等の法律の施行に伴う改正としまして、固定資産税の納税義務者等の規定に係る条ずれの修正、個人市民税の所得割の非課税の範囲等に係る控除対象配偶者の定義の変更に伴う規定の整備などを行うものです。  次に、国の法改正と直接的には関連がない改正として、個人市民税の均等割について税率の軽減を廃止しようとするものです。均等割は市民が受ける行政サービスに対し応益性の面から一定の税金を広く負担していただく意味合いがあり、一定の所得がある人については平等におさめていただく必要があるものです。  具体的に申し上げますと、所得が28万円を超える人、収入に換算すると93万円を超える人には均一に課せられるものですが、所得が28万円を超えていても、38万円以下、収入に換算すると103万円以下の人で、かつ扶養されている人は均等割が年額で800円軽減されています。  この軽減を受けている人は扶養控除の対象にもなっているため、共働きの世帯と比較すると優遇されているということができ、今後、引き続き軽減措置を適用していくことは均等割の趣旨に反すると考えられます。  また、国の平成29年度税制改正において配偶者控除及び配偶者特別控除が見直され、妻、配偶者の就労が拡大されることにより均等割の税率の軽減の適用者が当然減少することが予想されます。  こうしたことから、この改正が適用される平成31年度課税にあわせ税の公平性を確保するため、均等割の税率の軽減を廃止しようとするものです。  補足説明は以上でございます。 ○委員長(横田川真人) 説明が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) ないようでしたら、採決いたします。  議案第25号 島田市税条例等の一部を改正する条例について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) 異議なしと認めます。よって、議案第25号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第26号 島田市コミュニティバス条例の一部を改正する条例について審査いたします。  議案は33ページ、説明書・参考は16ページ、17ページです。  当局より補足説明があればお願いします。  松村生活安心課長。 ◎生活安心課長(松村竜次郎) 生活安心課から島田市コミュニティバス条例の一部を改正する条例についての補足説明をさせていただきます。  今回の条例改正は、道路運送法上の運行区分が第78条の自家用有償旅客運送の登録から第4条の一般旅客自動車運送の許可に変更したことによる改正ですけれども、少しわかりにくいものですから、資料を配付させていただきました。  この道路運送法の区分という資料をごらんいただきたいと思うのですけれども、これは以前、全員協議会の中でも御説明させていただいた資料であります。  今回の改正につきまして簡単に申し上げますと、この表の図の下の「自家用」とある区分から上の「事業用【旅客】」と書いてある区分に変更するものであります。現在、夢づくり会館線と金谷循環線は、この図の自家用から【有償】、登録対象とずっと右のほうに行っていただきますと、自主運行バス(委託)夢づくり会館線、金谷循環線、笹間渡笹間線とありますけれども、ここの区分を上のほうの事業用から【有償】と一般と右のほうへまた行っていただきますと、一番右に自主運行バス(委託)で伊久身線、相賀線と入っているところ、ここの区分に変更するものです。  自家用有償運送の場合は、市が運賃を使用して直接収入とするので条例の規定というものが必要になりますけれども、一般旅客自動車運送、いわゆる事業用の場合は、一旦、事業者の収入となりまして、運賃は雑入として市におさめられておりますので、条例の規定の必要がありません。  そのため今回の改正で金谷地区で運行する自家用有償運送がなくなりますので、条例で金谷地区を削るわけですけれども、夢づくり会館線、金谷循環線は、経路、時間、運行本数等、変更ありません。  コミュニティバスがまたなくなるのではないかというような御心配をいただく声はありましたけれども、そういったことはございませんので御安心いただきたいと思います。  以上、生活安心課から御説明させていただきました。よろしくお願いいたします。 ○委員長(横田川真人) 補足説明がありました。  質疑等がありましたらお願いします。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) コミュニティバスの名称が今、金谷の場合、いろいろおでかけバスとか何とかといいますけれども、このコミュニティバスの呼称というのは、本来、条例上、決まっていますよね。それについて説明いただけますか。 ○委員長(横田川真人) 松村生活安心課長。 ◎生活安心課長(松村竜次郎) コミュニティバスの定義というのは明確なものはございませんけれども、今申しましたように、例えば、上の事業用のほうでジャストラインとありまして、その後、自主運行バス、伊久身線、相賀線とあります。ここの路線についても自主運行バスについてはコミュニティバスと言っております。そういったことで、その夢づくり会館線、金谷循環線についてもコミュニティバスと言ってもいいのではないかと。  今、金谷地区でお出かけバスとありましたけれども、まだそういうふうに呼ぶ方もいらっしゃいます。ここでコミュニティバスとかお出かけバスとかという呼称についてもし変えるとまた混乱する可能性をあるものですから、今のところその変更は考えていないのですけれども、もし逆にコミュニティバスという名称が混乱させるようなものであるならば、また今後、検討していきたいと。  そのような御意見があるのであれば、また情報提供をお願いできればと思っております。もし変えるとしたら、この表の中にもありましたけれども、自主運行バスという名前がもしかしたらいいのかなとはちょっと思いました。  以上です。 ○委員長(横田川真人) いいですか。  ほかにございますか。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第26号 島田市コミュニティバス条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」「委員長、1点済みません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) 清水委員、どうぞ。 ◆委員(清水唯史) 今、条例のほうはこれは認めさせていただきましたが、先ほど休憩時間に議会事務局の前のポストに島田市バスマップが配付されておりました。本日、予算とかこの条例の改正の議論をする際に、このマップを事前に配付していただければ我々ももう少ししっかり議論はできたのですけれども、もしかしたら皆さんまだ引き出しを見ていない方は、全てが終わってからこのマップを見るような形になると思いますので、配付のタイミングというのはもう少し考えていただかないと我々も困ると思うのですけれども、いかがですか。 ○委員長(横田川真人) 松村生活安心課長。 ◎生活安心課長(松村竜次郎) 大変申しわけございません。ちょっと言いわけになってしまうのかもしれませんけれども、マップがきのうの夕方届きまして、以前に間違いが結構あったものですから、これについてまずチェックをしなければいけないということで、チェックに大分時間がかかっておりました。  多分、大きな間違いというのはないと思うのですけれども、そういったことで、あと文章、そういうようなものをつけなければいけないだろうということでちょっと入れさせていただきました。大変申しわけございませんでした。 ○委員長(横田川真人) よろしいですか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) ぜひ今後、いろいろな議案と絡む資料というのもあると思いますので、それは生活安心課だけではなくてほかの課におきましても、資料の提供につきましてはしっかり考えた上で配付をお願いしたいと思います。意見でいいです。 ○委員長(横田川真人) それでは、改めまして、議案第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第31号 第2次島田市総合計画の策定について審査いたします。  議案及び参考は別冊です。  当局より補足説明があればお願いします。  田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) それでは、議案第31号 第2次島田市総合計画の策定について説明をさせていただきます。
     まず、本来ならば市議会11月定例会に提出させていただき御審議をいただく予定であったものが、さまざまな事情があったにせよ、策定作業がおくれてしまったことにより今議会での提出になってしまったことについて、お詫び申し上げます。  また、議会の皆様には1月にこの計画策定のためだけに全員協議会を開催していただいて、細部にわたるチェックとさまざまな御意見をいただきありがとうございました。おかげをもちましてよりよい計画が策定できたと感謝申し上げます。  さて、第2次島田市総合計画では、基本構想において「笑顔あふれる安心のまち島田」という将来像の実現を目指し、7つの政策分野や施策の柱を定めました。そして、基本計画では施策の目標指標となるめざそう値の数をこれまでの100項目から137項目にふやし、アウトプットからアウトカムを優先した指標を設定することで施策の効果がはかりやすいものにしております。  さらに地域別のまちづくりの方向性を位置づける地域別計画を設けたことで、この計画が市民の皆様に身近なものに感じてもらえるものと考えております。  この場での細部にわたる計画内容の御説明は改めていたしませんが、多くの市民の皆様にこの計画を知っていただけるよう周知方法についてはしっかり検討してまいりたいと考えております。  以上で、議案第31号 第2次島田市総合計画の策定についての説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長(横田川真人) 説明が終わりました。  この件につきましては、全員協議会などにおいて詳細な部分について確認しております。それを踏まえた上での質疑をお願いいたします。  曽根委員。 ◆委員(曽根嘉明) 今回、総合計画が示されたわけですが、これは平成25年12月27日、条例第42号 島田市総合計画の策定等に関する条例というものがつくられております。そこで第8条では、市長は毎年、総合計画の進捗状況について評価するとともに、その結果を公表するものと条例にうたわれているのですが、この進捗とかその結果を公表された記憶が毎年行われていたというのがないのですが、今後、大きな事業があって、非常に多額なお金も使われます。  そうしたことによってこの総合計画の進捗状況とかその評価、結果は毎年出せというのは大変かもしれないのだけれども、条例にうたってある以上、これは実施されてないとおかしいと思うのですが、その辺どうでしょうか。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 曽根委員からの御質問ですが、まず、計画の推進に当たっては目標指標であるめざそう値を、評価シートなどを活用して進捗管理、評価をしてまいりたいと考えております。それから、市民満足度を指標としているものについては、引き続きアンケート調査による市民の視点を取り入れた経年比較による評価を実施してまいります。そうしたことは評価ができ次第、速やかに公表していきたいと考えております。  それから補足ですけれども、別冊参考の152ページをごらんください。こちらにも明記してありますけれども、4 計画の推進に向けてということの(2)PDCAサイクルに基づく進行管理・評価「総合計画に基づいて実施される施策・事業について、PDCAサイクルに基づく進行管理を行います。なお、評価にあたっては、最終的にどうなることを目指すかという「目標指標」を設定した進捗管理を行うとともに、施策・事業の担当課による評価だけでなく、市民や有識者などの複合的な視点を取り入れた評価を行います。」と書かせていただいております。  この方策についてはしっかりと検討した上で、いい評価ができるように考えていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 代表質問の中でもさせていただいたのですけれども、このめざそう値に対しましての達成率、進捗率の評価につきましては、やはり毎年、後期基本計画の中には平成28年度の評価を御提出いただいておりますが、これは事業別で全て1枚ずつの、例えば教育委員会などで事業評価シートがありますよね。ああいうような事業評価シートというのは作成は可能ですか。  今、137のめざそう値があります。これに対しまして何をやって、どれだけの経費をかけて、どれだけの成果が生まれた。また何人工使ったというような形の評価シートというのは、一度つくればそれをローリングでずっとやっていけるのでいいと思うのですけれども、そういうのの作成は可能かどうかお願いしたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 実は、経営管理課と戦略推進課におきまして方針管理制度というものを取り入れようということで今試行しております。これは事業の進捗、達成度をはかる仕組みとなっております。こういったものを用いて事業の進捗状況を管理しているわけですけれども、これがこの総合計画のめざそう値等においても事業評価シートに近い形としてできないものかというイメージで考えてはいるところです。今後また検討していきたいと考えております。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 議会運営委員会で視察いたしました那覇市、また南城市の場合は、全ての事業において毎年、事業報告書、事業シートを提出して、たしか600から700ぐらいあるそうなのですけれども、それを各議員に配付し、その事業評価をして決算に結びつける、また翌年度の予算に結びつけているそうです。これは紙ベースでいくと相当な厚さになるので、タブレットでデータで配付しているという形があるそうです。  これは初年度に一度つくればずっとローリングなので、そんなに苦労しませんという当局の話というか、議会事務局の話でありましたけれども、今回そこまでは求めませんが、やはり総合計画のめざそう値においては、最低でもそれぐらいの資料の提出をしていただけるように、ぜひ検討をしていただきたいと思います。 ○委員長(横田川真人) 原田経営管理課長。 ◎経営管理課長(原田啓二) 評価制度のことについてですので、関連でお話をさせていただきたいと思っております。  今、総合計画のものについて事業評価シートが設けられないかというようなお話がありましたけれども、事業の評価の関係につきましては、例えば決算における成果に関する報告書でありますとか、既存のさまざまな報告書が既につくられておりまして、それに加えて新たなものをつくっていくことについては、職員の負荷も非常に多くなるということもございます。  なので、総合計画あるいはそれに関連した個別計画、それから事業の評価、あるいは予算の要求だとか査定だとか、あるいは決算の審査だとか人事だとかさまざまなマネジメントがある中で、既存のものを使いながら関連づけができないかと。今はそれぞれのところでそれぞれに報告書をつくってやっています。  それは別に機能していないわけではないですが、同じようなことを二度三度やるというふうなことが非常に負荷がかかってしまうことになりますので、そこをもう少し研究していきたいと思っています。  そのためにはやはり戦略推進課、あるいは財政課、人事課、私どもの経営管理課、あるいは監査委員事務局、この辺がチームを組んでその様式を新たに考えていかなければならないと。例えば、成果に関する報告書を刷新するということになると、これまで議員の皆様に審議していただいている様式が一度がらっと変わるというふうな場面が出てきますので、そこでまた少し時間がかかったりだとかとなりますので、いろいろな調整をしなければならないことが多々ございますので、もう少し研究をさせていただきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) ぜひ研究をしていただき、どこでも使えるような形のものができればいいと思いますし、いつかはそういう形でがらっと変わる時期はあるかもしれないと思います。それと我々が審議する中で、見える化というのもきのうからも言われていますけれども、各事業の関連性というのもそこで見られると思いますので、そういうのをぜひお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) 今、お話がありましたけれども、せっかく事業評価をやるならば、決算とか来年度予算に生かすという意味での形にしなければいけないものですから、時期的なものも評価してそれを発表するのに、やはり6月とか前年度が終わったところで、8月ぐらいまでには出して、それが先ほど出た決算報告のあれに重なる部分だったらどうするか、これから研究すると思います。  市によってはそういう決算報告の中にこのそれぞれの評価を入れているまちもありますので、また工夫していただいて、ただ評価して、例えば12月ごろもらったって余り意味がないわけで、時期も意味があると思いますので、せめて決算に合わすぐらいには出してもらって、来年の予算にも参考になると、そういうことでぜひやってもらいたい。 ○委員長(横田川真人) 原田経営管理課長。 ◎経営管理課長(原田啓二) 既存のいろいろな評価報告書の関係、パソコンのシステムの中で動いているようなものもございますので、そこの調整だとかというのも少し時間がかかるかというのがまずあります。それから今お話ししているのが事後の評価についてお話をさせていただいておりますけれども、事前の評価についてもやっていかないと、きょうもいろいろな予算の審議をいただいたわけですけれども、多種多様な行政ニーズに対応していくのに限られた資源を有効に活用していくのには、やはりスクラップ・アンド・ビルドをしなければならないのですけれども、スクラップするということが行政は余り得意ではないので、ビルド・ビルドになって業務がふえていって、結局人が足らない、お金がないということに陥りかねない状況があります。  なので、スクラップしなければならないものがどんなものがあるかということ、それが評価だと思いますけれども、新規の事業が生まれたときに、それを分析して本当に費用対効果を見たりだとか、類似の事業があるかないかだとか、あるいはそれをやるなら何をやめるのかとかということをきちっと精査できるような評価書というか計画書を、様式をつくって実施計画のヒアリングに臨むとか、そういう体制で戦略推進課、あるいは財政課と連動がとれていければということで、その試行的なことは今年度始めたのですけれども、来年度から本格的にその辺についても、新規事業の事前分析ですけれども、やっていきたいと思っています。  以上です。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 今、原田課長のビルドの話の中で、民間の活力もというか、民間に出せば行政がやらなくてもいいということも一つ視野に入れてもいいのではないかと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。本来、行政がやらなくてもいいのではないかと。 ○委員長(横田川真人) 原田経営管理課長。 ◎経営管理課長(原田啓二) 経営戦略の中でもその辺の民間能力の活用というのは十分うたっていますので、個別の取り組みについても推進していきたいと思います。  以上です。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 27ページの将来像ですけれども、この「笑顔あふれる安心のまち島田」という島田市の将来像があるけれども、これから何かイメージできるものはありますか。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) イメージできるものというお話でしたけれども、その下に「将来像に込めた思い」というものを注釈として書かせていただいております。最終的にはその下の将来像に込めた思いの枠の中の一番下、「島田への愛着や誇りを抱きつつ、安全・安心にいきいきと笑顔で過ごしていくことを実感できるまち」ということで、物質的なもので満たされるというものではなくて、一人一人の市民が本当に安心できるまち、そしてそこに笑顔がついていなければいけないということを将来像として込めているということでございます。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 桜井市政のときの都市像、将来像というのは何でしたか、都市計画、総合計画の10年前につくったものは。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 「人と産業・文化の交流拠点 水と緑の健康都市 島田」です。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) それは継続しているわけですか、一応。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) いえ、基本理念のほうを継続しております。基本理念は、「ここにしかない「個性」を大切に どこよりも「元気」に ともに支え合い「協働」して」というところは継続しています。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) これは私は昔から言っているのだけれども、どこにでもあるような将来像を掲げたって意味ないのです、これからは。だって、笑顔あふれる安心のまちというのは、どこのまちだってこれが基本だから、普通なら。これから選ばれるまちを目指していくのに、これは一体どこの将来像だかわかりません、これでは。  昔は議員研修でいわゆるそれぞれの自治体の将来像、キャッチフレーズ、本当に普通のどこにでもあるようなキャッチフレーズなのです。ところが、ある自治体にはとにかくあることに特化した夢づくり、目標を掲げているまちがあるのです。ここはこういうことをやっているのだというようなものが私はぜひ欲しかったと。  これは皆さんの総意でつくったのでしょうから、別にこれから私がどうこう言うわけではないのだけれども、これが本当に島田市を思い浮かべるか。この言葉を聞いて、どうですか。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 実は、ここのところは総合計画の審議会でかなりもんでもらってこう結論づけたところでございます。やはり安心ということは一つのテーマにしていきたいと我々は思っておりました。では、どうしたものが安心なのかというのは、そこはやはり笑顔だろうということでこういう形に審議会では落ち着いたという形で、ここに掲げさせていただいているところです。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 余りくどくど言わないけれども、安全・安心というのは基本です。役所の使命だから。市民の生命、財産、安心というのは、それが使命ですから。その上に何かしらないとほかのまちへ行ってしまいます、市民の皆さんが。だからそれを、余り言ってもあれですので。これは4年後に後期計画を立てるわけですか。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) これは基本構想部になりますので、これは8年間引き継がれます。 ○委員長(横田川真人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) もう一つ、この行政の継続性ということを前々から言われているのだけれども、この総合計画を立てて3年後にまた選挙があるわけです。その首長がかわった場合、これを踏襲してやっていくわけですか。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 基本構想は変わらないと思っております。今の市長も当選したときは、前の市長のときにつくったものを一応、踏襲していただきました。ただし、基本計画の部分は仮に市長がかわった場合には、新しい考え方を途中から盛り込むことは可能にはなってこようかと思います。 ◆委員(福田正男) はい、結構です。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 今の福田委員の話に関連するのですけれども、この総合計画の策定のつくり方なのですけれども、大きなやりたいことをまずトップが決めていただき、その下に各部門で何をやりたい、そのためにはどういう施策でどういうめざそう値をつくるという上から流れるのが本来だと思うのです。  何かこのつくられ方は、各部署でつくりたいことをたくさん集めて、その上に何かつくったような形でやられているような気がどうしてもして、細かい最終的な各部門のめざそう値の柱のみんなでめざそう値、後でつけたような形がどうしても感じられるので、ぜひ8年後なのか4年後なのか、今回つくる場合はやはり大きな柱をしっかりとした形で示して、その柱でめざそう値をしっかりつくって、その下に施策で何が必要なのかというめざそう値をつくっていただきたいと思います。  今回、何かその逆のつくり方を、もしかしたらこれは委託した業者さんのつくり方があるのかと思って、業者さんのいろいろな過去においた計画を見たのですけれども、総合計画をつくった例がないのです。そこでこのつくり方について若干疑問があり、また会派の中でもそういう疑問がありましたので、今回、意見として言わせていただきました。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 委託業者については、直近では隣の菊川市のものをつくっていると思います。それから基本計画の部分で施策の柱を含めて7つの政策分野を設けたわけなのですけれども、これは実は最初に決めました。その上で、確かに各課に今後どのような事業を考えているのかというものは全て調書として集めました。それを振り分ける中で、どういったものがいいかということも含めてまずこの政策分野というのは決めていって、それにぶら下げる形をとってはいます。  この部分については実は早い時期から市長のほうとも話をさせていただいた上で、大枠でこの7つの政策分野を決めてから細かい作業に入っていっております。また基本計画を4年後につくり直しになりますけれども、そのときに今いただいた御意見等をまた参考にしながらやっていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(横田川真人) そのほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) ないようでしたら、採決いたします。  議案第31号 第2次島田市総合計画の策定について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) 異議なしと認めます。よって、議案第31号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第32号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について審査いたします。  議案は41ページ、42ページです。  当局より補足説明があればお願いします。  小澤地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(小澤英幸) 補足説明は特にございません。 ○委員長(横田川真人) 補足説明なしとのことです。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。ないですか。
                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) ないようでしたら、採決いたします。  議案第32号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) 異議なしと認めます。よって、議案第32号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。  次に、その他に入ります。  当局の皆さんから報告事項等がありますので、お願いします。  最初に、市長戦略部戦略推進課からお願いします。  田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) 戦略推進課から旧金谷中学校跡地活用事業における優先的交渉権者との基本協定の締結について口頭でお知らせをさせていただきます。  午前中の予算の審議の中でも少し触れさせていただきましたけれども、皆様御承知のとおり旧金谷中学校跡地活用事業における優先的交渉権者については、代表企業である株式会社八ヶ岳モールマネージメントとなりました。このたび3月22日木曜日午後1時から市役所において基本協定の締結式を行うことが決定いたしましたので、御報告させていただきます。  基本協定とは、別途、締結を予定しております事業用定期借地権設定契約に向けて必要な事項を定めるとともに、市と事業者の双方が円滑に事業を実施するために必要な双方の協力及び諸手続について定めたものでございます。この協定の締結後は、事業の実施に向けての話し合いを進めていくことになります。  また、今後予定しております事業用定期借地権設定契約の締結に当たっては、地方自治法に基づく普通財産の貸し付けの対価について市議会の御議決をいただくことが前提条件となります。またその時期が参りましたら改めて御説明をさせていただき、普通財産の貸し付けの対価についての議案を提出させていただく予定でございます。  以上、戦略推進課から旧金谷中学校跡地活用事業における優先的交渉権者との基本協定の締結についてお知らせをさせていただきました。  以上です。 ○委員長(横田川真人) 市長戦略部からの報告が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 今、議決事項の中で借用の対価、結局、賃借料だと思います。これは最初の土地貸付条件の中で最低貸付料1カ月当たり120万円という、これが最低貸付料として明示されておりました。これについては変更の可能性もあるのですか。交渉によっては安くなるということが。 ○委員長(横田川真人) 田中戦略推進課長。 ◎戦略推進課長(田中義臣) それを下回るということは想定しておりません。 ◆委員(清水唯史) いいです。 ○委員長(横田川真人) ほかにございますか。  それでは、次に地域生活部協働推進課からお願いします。  渡辺協働推進課長。 ◎協働推進課長(渡辺武資) 協働推進課から、静岡福祉大学との包括連携協定についてお手元に配付させていただきました資料により御報告させていただきます。  島田市と静岡福祉大学とは、これまでも図書館同士の相互協力を初め、主に市の福祉、健康関係の協議会などにおいて福祉大学の教授等に委員を委嘱したり、また研修会、講座、シンポジウムなどの講師を依頼するなど、相互の連携を図ってまいりました。  このたび、これまでの協力関係を一層進展させ、相互の知的・人的・物的資源を活用しながら地域の課題解決や活性化に資するため、包括連携協定を締結する運びとなりましたので御報告させていただきます。締結式は、来る3月26日月曜日市役所において行われます。  島田市としては大学との包括連携協定は今回が静岡県立大学に次いで2校目となります。また、静岡福祉大学においては、焼津市、藤枝市に次いで3自治体目になります。静岡福祉大学の設置学部は社会福祉学部と子ども学部の2学部、学科は資料のとおり4学科となります。  今回の協定の締結により今後、福祉、健康、保育部門以外の分野でも連携を図り、相互の発展に役立てたいと考えます。  また、資料の裏面に、庁内に照会をかけまして、今後、協定により実施が考えられる事業が載っております。こちらも参考にしていただきたいと思います。これはあくまでも実施が考えられる事業ということで、必ずしも実施する事業というわけではございませんけれども、参考にしていただければと思います。  以上、協働推進課から御報告申し上げました。 ○委員長(横田川真人) 地域生活部からの報告が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) それでは、ほかに当局の皆さんから報告事項等がありましたらお願いします。  ないようでしたら、それでは委員の皆さんから委員会として確認しておきたい事項等がありましたらお願いします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) なしとのことです。  続いて、閉会中、継続審査・調査についてお諮りいたします。委員会条例第37条の規定により閉会中もなお継続して審査・調査を行う旨、議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) 御異議なしと認めます。よって、議会閉会中の継続審査・調査について議長に申し出ることといたします。  次に、次回委員会日程についてです。閉会中における総務生活常任委員会を5月9日水曜日午前9時30分から開催します。会場は第2委員会室です。関係の皆様の御出席をお願いします。  最後に本会議に行う委員長報告ですが、作成については委員長及び副委員長に一任させていただいてよろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(横田川真人) 以上をもちまして、総務生活常任委員会を閉会します。                                閉会 午後4時17分...