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平成29年3月15日地域活性化に関する特別委員会−03月15日-01号

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  1. 島田市議会 2017-03-15
    平成29年3月15日地域活性化に関する特別委員会−03月15日-01号


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    平成29年3月15日地域活性化に関する特別委員会−03月15日-01号平成29年3月15日地域活性化に関する特別委員会  島田市議会地域活性化に関する特別委員会                              平成29年3月15日(水)                              第 1 委 員 会 室 1.最終報告について 出席委員(8名)  委員長   福 田 正 男       副委員長  森   伸 一  委  員  青 山 真 虎       委  員  横田川 真 人  委  員  清 水 唯 史       委  員  村 田 千鶴子  委  員  仲 田 裕 子       委  員  大 石 節 雄 欠席委員(なし) 職務のために出席した事務局職員  議会事務局長                    鈴 木 正 敏  主査(担当書記)                  根 岸 宣 之
                                   開会 午前9時26分 ○委員長福田正男) ただいまより地域活性化に関する特別委員会を開催いたします。  今回はお手元にレジュメを渡してありますけれども、最終報告についてということでまとめに入りたいと思います。  第1回が平成28年6月28日から第6回ということで、皆さんに議論していただく回数もそんなに多くはなかったですけれども、いろいろとこの地域に、島田市の地域活性化に関する皆さんからいろいろな熱い思いを議論していただきまして、本当に短い、そんなに回数は多くないにもかかわらず、非常に中身の濃い議論ができたのではないかというふうに思っております。その点については感謝を申し上げる次第でございます。  一応、調査報告書につきましては皆さんのお手元に配ってあります。一通り目を通していただいたかと思いますので、最後のまとめだけをちょっと読み上げますので、また皆さんからそれについて御意見、また、ここはちょっと足りないのではないかというものがありましたらお申し出をいただければと思います。  8ページのまとめ(提言)ということでまとめさせていただきました。  まず、この地域活性化に関する特別委員会まとめとして、観光に特化し、目標を観光入り込み客数300万人に設定したと。島田市議会地域活性化に関する特別委員会において議論した内容について、下記のとおり提言いたします。  提言1 既存の観光資源の整理と発掘  市民でも市内のことを全て知っているわけではないため、今まである観光施設地区別で、それぞれの地区の特色を出せるよう整理し、どの観光資源を光らせていくかというような選択と集中を行うこと。  近年では「御手杵の槍」のように新たな観光資源が生まれている。新しいものに目を向け、新たな観光客を呼び込むよう広報していくこと。  整理や発掘した観光資源は、市民に知られるよう取り組むこと。  提言2.広報(PR)について  インターネットから情報を収集しやすいように、観光資源をデータベース化し、すぐに閲覧できるようにすること。  市内高等学校と連携して、ルート検索アプリなどの作成に力を入れること。  パンフレットは官民が連携し、散策やドライブ、食べ物といった形で3種類程度に整理すること。  視察を行った際、観光資源への看板が少なく感じた。観光客を誘導できるよう看板を設置すること。  提言3.観光資源を結ぶ  観光資源観光資源を結ぶ観光ルートの作成に取り組むこと。  市内のタクシー業者と連携し、観光タクシーを運行し、ガイドができるようなおもてなし運転手の育成をすること。  滞在時間やテーマを考慮した観光ルートの設定に取り組むこと。  周遊バスを設置し、観光資源をつなぐこと。  島田駅南口からのレンタサイクルの設置に取り組むこと。  提言4.組織の醸成  観光を基軸として、稼ぐまちの要になるよう組織のあり方を考え、観光協会事務局長をスカウトしてくるなど、専門性を持たせて事業の開拓を行うこと。  観光協会が駅を降りてすぐの場所にあり、1年を通じて開所するよう働きかけること。  駅前にお土産や島田の逸品の販売店観光案内所を設置すること。  提言5.民間活力  地域の人たち観光客に対する意識を高めて、みんなで盛り上げようという意識の醸成を図ること。  島田への愛着を小さいときから育てていくよう努めること。  地域を活性化させようと努力している団体同士のネットワークに取り組むこと。  提言6.観光資源  蓬莱橋オリジナルの商品の開発を進めること。  市内高等学校の生徒がオリジナルでデザインしたパッケージのお茶をお土産として取り上げるよう努めること。  観光客を滞在させるような施策に取り組むこと。  大井川鐵道のSLという観光資源を生かせるよう、沿線である川根本町大井川鐵道株式会社との連携を強化すること。  2台ある、ピアノ世界三大名器と言われる「ベーゼンドルファー」を観光資源として活用するよう努めること。  以上、市当局へ提案するというような提言の内容でございます。  大分盛りだくさんの提言にさせていただきましたけれども、皆さんから御意見をいただいたのを忠実にここへ反映しようという思いを込めまして、ちょっと事細かく書かせていただきました。皆さんのほうからこの件に関して何か御質疑・御質問等ありましたらお願します。  では、こちらから。  仲田委員。 ◆委員仲田裕子) 蓬莱橋も今非常にあそこの整備を中心として、これから観光の目玉となり得る資源だと思うのですけれども、金谷にも石畳もありますし、それから川根には桜並木もあるということで、これは蓬莱橋オリジナル商品というふうに決めつけずに、蓬莱橋等というか……。 ○委員長福田正男) まあ、ほかのそういったところも入れて。 ◆委員仲田裕子) ええ、入れて言っていただければ、合併した3地区を平等に入れていただければ幸いでございます。  以上です。 ○委員長福田正男) はい、わかりました。  では、青山委員は。 ◆委員(青山真虎) まず意見からなのですけれども、僕自身もずっと旅人をやっていたもので、よくわかるのですけれども、旅行者のピークは多分、今から、今と5年後、10年後、それ以上になると旅行者が減ってくると思うのです、相当に。高齢者はあまりあれなものですから。そういう意味で、ここに事務局長をスカウトしてくるとありますけれども、将来を見据えた観光施策というのも、これは目先ではなくて将来を見据えてやっていくというのも大事かと。日本人の旅行者は本当に減ってくる可能性があるので、そうしたときの対策、外国とかで、外国の方が興味のあるもの、日本の文化、あとは例えばミャンマーで言うとアウンサン将軍記念碑が浜松市の浜名湖にありますけれども、あそこにミャンマー人がすごく行っているのです。そういったものをちょっと開拓してもらってやる必要があるのかと、将来を見て、それは感じました。  全体のこの提言については大賛成、いいと思います。 ○委員長福田正男) はい、ありがとうございます。  それでは、清水委員。 ◆委員清水唯史) まず、視察に行った屋台村のことを何か入れられたほうがいいかと思ったので、たしか六丁目あたりの駐車場が大きなものが2つぐらいありますし、おび通りを初めは考慮されたと思うのですけれども、今回の視察では空き駐車場をうまく利用した形で屋台村というものがありましたので、そこは何とか何か提言の中に入れられないかと一瞬思ったのです。  それともう1点、あとやはりお茶が基盤産業ですけれども、今、お茶を体験とした観光も京都なんかは結構あるので、何かちょっとそちらのほうも一つ入れられないかと。今回、緑茶化計画ロフトのやつを見ていたら、外国人の方も結構お茶に興味を持っていますので、そこで今、青山委員も言われましたけれども、外国人の……。 ○委員長福田正男) お茶は入れていないよね。 ◆委員清水唯史) そうですね。お茶もやはり緑茶化計画をやっているので、お茶はちょっと何か入れられないかと思いましたので、その2点です。お願いします。 ○委員長福田正男) きょう新聞でどこかの駐車場の中で移動式の店舗を開業しようという、常駐できないもので、移動式店舗をやろうというのが新聞に載っていましたけれども、トレーラーで、あれなら税金がかからないので。(「どこですか」と呼ぶ者あり)どこだったか。  事務局。 ◎議会事務局主査根岸宣之) 浜松市のビルです。ビルの中でそういったことを。 ○委員長福田正男) 駐車場の中でということでやっていました。  では、大石委員。 ◆委員大石節雄) 御苦労さまです。まとめの提言の最初のところですが、地域活性化に関する特別委員会というものが、いろいろな活性化の要因はあるけれども、観光に特化したということがすごく重要だと。ということは、このまちが、島田市がシフトしていくことなのです。まだまだ足りないという、だから最初に観光に特化しというよりも、我々の委員会として観光に特化したという、その文章が。 ○委員長福田正男) 文章がちょっと弱いということですね。 ◆委員大石節雄) そう、したほうが強いかと。中身をずっとやると、よっぽど力を入れないとできないと思うものだから、なぜそこにしたのかというようなことを入れていただければと思いました。 ○委員長福田正男) はい、わかりました。  では、村田委員。 ◆委員村田千鶴子) 本当に今回、観光に特化してのあれですので、内容もすごく提言が具体的な提言になっているということで、本当にありがとうございました。私はこの間、議会だよりのほうで取材へ河原町のほうへ行ってまいりました。今、天下三名槍で大変にぎわっておりまして、その中でたまたま見えていた方が、音に聞こゆる島田刀鍛冶でしたか、あの旗が本当に中にいっぱいあったのです。それですごく感激していて、やはりにぎやかしの一つにはああいった旗の効果というのが非常に大きいかと思ったものですから、またそういったものもぜひPRの中に今後取り入れてくるのではないかということを強く感じました。のぼり旗です。  それと先ほど仲田委員もおっしゃいましたけれども、確かに蓬莱橋だけではなくて「等」ということが必要だということは私も感じています。そういった意味で、観光資源を結ぶ島田駅南口からのレンタサイクル設置に取り組むこととなっているのですけれども、南口、北口もいわゆるばらの丘公園とか、そういったところに行く方々も、やはりそういうことも将来的には呼び込むことも必要かと思うものですから、そこも「南口等」とか、「北口・南口」というふうに入れたほうが。そうしますと金谷もあれですか。そうですね。私もそういうふうに思いました。(「各駅ですよ」と呼ぶ者あり)そうですね。「各駅」ですね。 ○委員長福田正男) 「島田市各駅」ですね。3つあるもので、六合・金谷ね。 ◆委員村田千鶴子) 私もそれは同感です。 ○委員長福田正男) では、それをちょっと変えさせていただきます。  レンタサイクルだけでいいですか、それは。  仲田委員。 ◆委員仲田裕子) レンタサイクルもそうなのですけれども、観光の案内所というふうな設置が、駅前というところを、3つ駅があるわけですから、各駅前にというふうにしていただければいいのではないかと思うのです。 ○委員長福田正男) いや、これはその次の、「駅前にお土産や島田の逸品の販売店観光案内所を設置すること。」と書いてあるではないですか。だから、3つあるわけだから、これは特定していないものですから。 ◆委員仲田裕子) それで3駅という解釈で。 ○委員長福田正男) ええ、もちろん3つの駅と入れればいいけれども。 ◆委員仲田裕子) そうですね。 ○委員長福田正男) それはそれでいいですか。  では、横田川委員。 ◆委員横田川真人) 提言として今まで議論された内容がしっかり入っているものですから、すごくありがたいと思いました。先ほど清水委員も言ったのですけれども、せっかくなので視察に行ったことをまた入れてもらえればと思いました。屋台村なんて実際行ってみてすごくよかったと思ったものですから、あれはどこかに入れてもらえればと思いました。 ○委員長福田正男) 仲田委員。 ◆委員仲田裕子) これは提言の中には入っていないのですけれども、報告の中にはもちろん入っているのですよね。 ○委員長福田正男) 入れてあります、もちろん。視察の報告書に書いてありますので。 ◆委員仲田裕子) それでは、提言の中にも入れたほうがいいので。 ○委員長福田正男) もちろん入れてありますので。  ほかはいいですか。  では、副委員長はどうですか。 ◆委員森伸一) ちょっと質問だけれども、先ほどの駅前の、観光協会が駅をおりてと、これは金谷の駅の観光協会は、あそこのは。 ○委員長福田正男) 金谷の駅前に観光協会はありましたか。 ◆委員森伸一) 駅をおりてすぐの場所にあるという、これはどこなのですか。事務局があるのでしょう。 ○委員長福田正男) 島田の駅前はあるけれども、観光案内所は。金谷の駅もあるのですか。六合の駅前はないですよね。 ◆委員清水唯史) 観光協会が月曜日にお休みという定休日があるのです。ですから、それもほかの観光協会というのは年中無休が基本なのです。観光客は365日来るはずなので、そういうところも観光協会機構改革になると思います。実際、観光協会にそれを聞いたところ、費用対効果で、そんなことを言われたのですよね。ちょっとそれはあまりにも観光客の目線に立っていないと思いました。 ○委員長福田正男) 観光客目線に立っていないよね。自分目線だからね。  大石委員。 ◆委員大石節雄) 昔、前の話だけれども、伊太和里の湯を年末年始休むと、何を考えているのかと言ったらやるようになったけれども、やはり直営で公務員だとそうなるの。今もその観光協会というものがどういうものかといったときに、お客様相手だと思ったら、普通、日曜日は仕事だというのは当たり前、そういうのがやはりないというのが。だから、案内所を見つけるというのが、あれは何のためにあるのかと、金谷の駅の。我々はああ、あると思って気がつくけれども、人もいるのかいないのかわからないし、あそこを誰か頼りする観光客はいるのというようなものなのです。それは観光協会案内所を設置したのだろうけれども、やはりそういった見直しもしっかりしないと。 ○委員長福田正男) これはだから1年を通じて開所するよう働きかけるということですよね。年中無休にしてと。観光協会が駅をおりてすぐの場所にありと、これは。だから、これは金谷の駅もあるのですよね。 ◆委員仲田裕子) 目立たないけれども、ありますので、その改善もできたら、提言が多くなってしまうので。 ○委員長福田正男) だから、あまり細かいとあれですけれども。
     ほかにあとは。  森副委員長。 ◆委員森伸一) あと観光資源を結ぶというところで、この前も言っているのだけれども、いわゆる空港バスを有効利用してもらって、それでせっかくならアピタと橋を渡った向こうぐらいに停留所をやれば周遊にもなるものだから、それもちょっと県に市から働きかけるということは入れてもらいたい。このほうがまだ現実的だと思うから。 ○委員長福田正男) それは前から提案しているのだけれども、だめですよね。富士山静岡空港バスですね。 ◆委員森伸一) あれだけ空気だけ運ぶのでは、もったいないです。 ○委員長福田正男) 逆に藤枝市とか掛川市とか浜松市からも直行便を出しているではないですか。そっちのほうが利用客は多いのではないですか、逆に、島田の駅から出ているから、空港バスは。 ◆委員森伸一) 静岡からのほうがいっぱい使っているけれども、ただ、あれは東名のバス停もとまっているもので。 ○委員長福田正男) では、それを少し入れますか。空港バスを利用してもらうように県に働きかけると。  大石委員。 ◆委員大石節雄) 反対に、空港バスを利用できるのだということが周知されていれば、島田市まで来てくれるということですよね、遠い人も。 ○委員長福田正男) ああ、そうですよね。 ◆委員大石節雄) それがあまりにも周知されていないし、利用勝手もあまりよくないかということで、逆に言ったら島田市の活性化にも利用できるバスなのですよね。 ○委員長福田正男) 仲田委員。 ◆委員仲田裕子) それを言ってしまうと、私は前から提言している金谷からも出せと。何でかというと、金谷の駅から空港までが一番近いのです。それでアピタへとまるのであれば、お茶の郷のところに今度できる、ふじのくに茶都ミュージアム、あそこへも寄ればいいし……。 ○委員長福田正男) 奥の観光にもつながるしね。 ◆委員仲田裕子) そうそう。ですから、私は金谷の駅から出していただければ、急いでいる人は一番早いです、こっちから回るよりは。 ○委員長福田正男) 清水委員。 ◆委員清水唯史) 実は、多分、島田発ということはJRの本数にも相当影響していると思うのですよね。今、東からは島田どまりで、西からは掛川どまりで、ちょうど金谷と菊川にJRが途中来なくなっている。これも観光客の収入についても相当の弊害があると思いますので、そこは今回、入れられるかどうかなのですけれども、JRに対しても金谷……。 ○委員長福田正男) 菊川どまりはありますよね。 ◆委員清水唯史) 夜、最終が菊川どまりです。 ◆委員森伸一) 要するに昔は島田・掛川間というのは1時間に4本入れていたわけです。それで何年か前の時刻改正で1時間3本にしたもので、1本減らしたわけです。そのかわり、掛川・浜松はそれを使ってもらうから、また1時間に4本あるのだけれども、そういうふうに3本が4本に、4本が3本に減ったものだから。 ○委員長福田正男) 青山委員。 ◆委員(青山真虎) 話の腰を折るようで申しわけない。今、観光案内所とかバスとかありましたけれども、正直言って島田市に観光客はよっぽどじゃないと来ないと思うのです。正直、今、何の変哲もない、どこのまちか言われても、ぱっと見ではわからないようなまち、観光施策、目立つものはない。これを、今あるものを発信、どうにかしっかりやらないと、これは幾らやってもあまり効果がないかと思います。なので、やはり発信しなければと、すごい強く感じます。 ○委員長福田正男) PR不足というか、島田市にこれだけ観光資源があって、島田市の魅力を発信できていないという、なかなかそのジレンマがあるもので。  仲田委員。 ◆委員仲田裕子) こんな発言をしていいかどうかわからないのですけれども、渋谷のロフトへ行ってきたのです。私は東京に友達がいっぱいいるものだから、行くと言ったら呼びに来てくれて、あるところへ集まってくれて、いろいろなことを話しました。私ぐらいの年代ですので、どこかに定住したついの住みかを、東京ではなくて探しているという人たちが多いのです。それでうちへもしょっちゅう遊びに来る。金谷は死んでいると言うのです。裕子が住んでいてそんなことを言っては悪いけれども、死んでいると。おいしいものがない。食べるものが。見るところがない。それと空港をあんなところにつくったって赤字空港だろうと。何であんなところにつくったのだと。東京目線です。それでホテルができたから泊まれ泊まれと言ったから行ったと、川根温泉ホテルに。安いなと思ったけれども、食べ物がまずい。全くまずいと。魅力が全くないと、あれというふうなことをばんばん言われてがくっとして帰ってきたのですけれども、それが正直な意見かと思うのですよね。 ○委員長福田正男) そうですね。 ◆委員仲田裕子) そうすると、やはりそこで何かやっていかないと、島田も金谷も死んだまちと思われるようでは困ってしまうということで、ぜひこの提言、力強く言っていただきたいと思います。 ○委員長福田正男) それで緑茶化計画大分力を入れているわけでしょう。私は意味がよくわからないのだけれども。  清水委員。 ◆委員清水唯史) ロフトの関連で、ロフトで島田市をPRという形でいろいろな方と話をさせていただきました。島田市ってどこにありますかということをまず言われました。話しているうちに、SLの走っているまちですと言ったら、ああ、わかりましたという形で、やはり全国的にというか、関東近辺方たちとかにはSLで島田市の話をするとすぐわかるということで、やはり島田市イコール何とかというイメージをやはりPRする際にはアピールしないと難しいかというのは、ロフトというか今回の視察で感じましたので、ぜひそういうことで、提言の中にも相当入っていますけれども、アピールをしていただきたいということは感じました。 ○委員長福田正男) 大石委員。 ◆委員大石節雄) 全く同じで、同じことを言おうとしたのだけれども、この島田市を説明するときに、我々も視察に行ってよく向こうの人と話すときに、どこにあるのから始まったときに、大井川を言ったり、五十三次を言ったり、SL、ああ、トーマスというぐらいあれは効果が大きいのです。ああいうようなものを先ほど青山委員が言ったように、そういう島田が、SLももちろんPRの大きな材料だけれども、やはりそういうものがないと、よいにつけ悪いにつけ何か目立つものがあるのは必要だと。先ほどの東京の人の話ではないけれども、空港の建設委員会を開設するときに、やはり東京の人は何で静岡に空港が必要なのという感覚なわけです。要は通過点としか見てくれていないというか、それなもので、その意識を、周りの意識も変えていかなければならないけれども、やはり静岡の中に富士山静岡空港富士山静岡空港の近くに島田ありということがしっかりと位置づけられるPRの部分というのはすごく重要だと思います。 ○委員長福田正男) 私も30何年前にこっちへ来ましたけれども、それまでは一切知りませんでしたから、島田ってどこにあるのと。富士山静岡空港ができても、島田というのはあまり浮き彫りにされないのですよね。島田市に富士山静岡空港ができたと全然知らないのですよね、どこへ行っても。  仲田委員。 ◆委員仲田裕子) 島田市は合併したさががあって、お茶にしても島田茶金谷茶川根茶をやらなければいけないということで、だからよけいわかりにくいのです、外から見ると。 ○委員長福田正男) 一つのブランドになっていないものね。 ◆委員仲田裕子) そう。それで観光の目玉というと、蓬莱橋、SL、石畳というものだから、何が本当なのと。それだったらどこか一つを、SLの走るまちでもいいし、SLは死んだまちと言われた私の同級生もスイスみたいだと言って褒めるのです、その奥が。スイスイメージだということですごく褒めてくれるのです。だからそういうふうなことで、お茶も川根茶というとわかるのです。島田茶金谷茶と言ってもわからないという、そこら辺がもう合併して12年、そろそろ何か島田市はこうだというものをまとめないと、いつまでも合併の余韻を引きずっていると、よけい薄くなってしまうというのはこのごろ、金谷に住んでいる者としても、金谷をなくしたくないけれども、だけれども島田市という名前になったのだから、オギャーと生まれた人ももう12年たって島田市民ということで生まれてきているわけだから、何かそこら辺を変えていかないと、なかなかアピールが難しいのかというふうにも感じます。 ○委員長福田正男) そういうことで島田市緑茶化計画というのを売り出して、シティプロモーションで力を入れているではないですか。なかなかその捉えどころがないではないですか、緑茶化計画というのは。例えばSLのまちと言えばわかるではないですか。全国津々浦々見ても、SLが今走っているところはないでしょう、ほかに。毎日走っているところはないでしょう。我々は例えば蓮台越しを復活させたいと思ったのです。あんな籠に乗ってふんどしで川を渡る、全国津々浦々見ても、ここしかないのです。それを何でPRしないのかといつも思っているのだけれども、私は保存会の会員だけれども。 ◆委員(青山真虎) よきにつけ悪きにつけと大石委員が言われていましたけれども、死んでいると、僕が聞いている島田市の外からのうわさは、ここは三途の渡し場だと。藤枝市から来ると真っ暗になるではないですか、急に六合から。それで渡し場なのです。つまりここは底地だと。本でも読んだことがあるのですけれども、島という地名がつくところというのは因縁深いそうなのです。これは単なるあれかもしれないですけれども、何かそういう自虐ネタでもいいし、今、静岡新聞、超ドSとか言っていますけれども、何かそういうゆるい、それこそソフトなものでPRしてもいいのではないかと。とにかく目立たないと埋もれて終わりますね。 ○委員長福田正男) そうですよね。悪口稲荷コンテストだって長くやっているけれども、(「結構おもしろいと思うけれども」と呼ぶ者あり)あれはおもしろいよね。おもしろいのだけれども、あれは全国から応募しているのだけれども、公募しているのだけれども、全国から応募があるではないですか。その割には何かあまりPRされていないというのが。 ◆委員(青山真虎) 結局、これは大変失礼なのですけれども、金谷とか川根にあまりないけれども、島田の飲み屋に行くとよくあるのが、人の悪口をすごいみんな言うのです、それぞれが。友達の悪口、これというのはいいことではないですけれども、でもそういった、先ほど言ったマイナスを、悪口コンテストを何でやっているかというと、そういうまちだからだと思うのです、本当に。何かそういう自虐でもいいのかな。 ○委員長福田正男) 清水委員。 ◆委員清水唯史) ちょっと悪口コンテストでぱっと思い浮かんだのは、伊藤園がペットボトルにいつもサラリーマン川柳というのを載せていますよね。それだったら島田のお茶のパッケージの中に入れてもらうとか、やはりコラボレーションがないと思うのですよね。お茶はお茶の業界、いろいろな業界さんとばらばらだというのがあるので、そういうところの業界の連携というのも必要ではないかと思います。  それと1点、私の近所にフジテレビの役員をやった方が住んでいまして、その方が10年ぐらい前からこちらへ住んで定期的に東京へ行っているのですけれども、友達を島田市に、金谷に呼ぼうとしても、中途半端な田舎だからおまえのところへ行ってもおもしろくないと言われるそうです。ですから、極端に田舎だったら田舎、都会の風がちょっと入って何か中途半端な田舎という、それだったら逆に自虐ネタで、中途半端な田舎と言って売ってもいいのかというのもちょっと感じたところです。 ○委員長福田正男) 大石委員。 ◆委員大石節雄) だから、そういうものがあって、そういう発想で取り組まないと光らないというのはすごく感じることで、でも中途半端なところだけれども、とことん田舎もあるのです、島田には。ちょっとした都会だけれども、全部そろっているのはそろっているのだけれども、そういったものを感じてもらえたりとか、先ほどの悪口コンテストなんかも、よくあるけれども、例えば笹間で国際陶芸フェスティバルというのをやったでしょう。国際陶芸フェスティバル、もうよそはまねができないと。悪口コンテストの日本大会、全国大会をやればいいのです。ちょっと金をかけて、例えばだけれども、テレビでぼんとやったら、もう笑えるネタには欠かさないおもしろいと。島田市で募集ではなくて島田市が中心になって全国大会という名前を先につけてしまうとか、何かそういうことをしないと何も光らないというか、ここだけの自己満足だけで終わってしまっているという感じがするものだから、何かそういう発想も欲しいということです。まとめにわざわざ入れるようなことでは。 ○委員長福田正男) だからメディアをもう少し活用してやってくれればいいのです。悪口コンテストにしても、その先ほどの国際陶芸フェスティバルにしても、テレビで、新聞が取り上げたってあまり、静岡新聞で取り上げてもらったってあまり意味がないのです。やはりメディアで、先ほどのフジテレビの人がいれば、フジテレビで取り上げてもらうとか、それも単発ではなくてシリーズで1カ月間なら1カ月間、取り上げてもらうような働きかけをしてくれれば、それで島田市はある程度売れると思う。それはぜひ、このPR、メディアには働きかけたいという、それは入っていなかったか。  仲田委員。 ◆委員仲田裕子) 金谷は住みやすく明るいまちではなくて、真逆な中途半端で住みにくいまちだというのをアピールしたらどうだろうかと。全国からそんなに住みにくいまちへちょっと行ってみようかと。 ○委員長福田正男) おもしろいね。逆に。 ◆委員仲田裕子) おいしいもののないまちとか、見るところのないまちとか、そうすると本当ないのかと言って来るのではないかと、逆な発想のイメージも何か発信していったら。 ○委員長福田正男) それもおもしろいね。メディアが飛びつきたくなるような。 ◆委員仲田裕子) そうそう。何かおもしろい、だって日本一暑い市とかとあるではないですか。 ○委員長福田正男) 日本一おもしろくないまちとか。 ◆委員仲田裕子) そうそう。 ○委員長福田正男) そうしたら島田市民は怒るのではないか、そんなことを言われたら。  清水委員。 ◆委員清水唯史) 金谷のすべらず地蔵なのですけれども、今、全国に、各都道府県に吉本のお笑い、みんな常駐しているのです。すべらず地蔵はお笑いの人たちにとっては、すべらない話がうけるのですよね。ですから、やはりマスコミとコラボするのだったら吉本に働きかけて、すべらず地蔵、またはすべらず坂で月に1回ライブをやるとかというようなマスコミを使うという方法も一つの発想ではないかと。 ○委員長福田正男) 悪口コンテストもね。 ◆委員清水唯史) そうですね。ですから、そこでやはりやればいいのではないかと。マスコミの力というのは大きいと思いますので、全国的なものを。 ○委員長福田正男) その辺はちょっと、ここにメディアの力をかりるということを少し入れさせていただいて、タレントだけではなくて。  青山委員。 ◆委員(青山真虎) 結局、メディアを使うのは大事なのですけれども、そのアイデア次第ですよね。前、何かで見たのですけれども、道の駅の壁を毎日、落書きをしていいというところもあるのです。落書き日本一のどうのこうのという。これは日本一とうたっているだけで、すごい繁盛しているそうです。例えばこういうアイデア次第で、メディアは勝手についてくるものだから、やはりアイデアなのですと思いました。 ○委員長福田正男) 村田委員。 ◆委員村田千鶴子) 私も前から思っていたのですけれども、川根のほうに稲荷さんの何かこういうのができませんでしたか、何か立ち上げて。何か川根いなりとかと。 ○委員長福田正男) ああ、川根いなりといういなり寿司でしょう。 ◆委員村田千鶴子) ええ。それで何か立ち上げたのだけれども、そのわりにあまり浸透してこないというか、普及されていないし。 ○委員長福田正男) 島田汁もそうではないですか。おいしくないし。 ◆委員村田千鶴子) そうです。今、それを言おうとしたのです。島田汁も具だくさんで、あれはコマーシャルもできているのですよね。そのわりに何か、イベントのところには一生懸命、健康づくり課の推進協議会の方がやってくださっているのだけれども、だったら、それを何か一つの食べ物だったらそれをもう全体的に市があれして、例えば商店街の食べ物屋さんでも島田汁、具だくさんのというものを何かメニューに、富士宮市の焼きそば学会と同じような、そういったものにまで上げないとなかなか発信できないかと思うのです。非常に残念だと思っています。 ○委員長福田正男) 仲田委員。 ◆委員仲田裕子) ちょっと揚げ足を取るようで申しわけないのですけれども、まずいからやはり発信できないのです。食べてみて感動が薄いから。それを幾ら思ったって、食べてみて、ああ、おいしいね。また食べようという気がなければ、幾ら市がお金を出して、いなり寿司がある、あれがあると言ったってだめだと私は思うのです。ということを東京の友達に学んだのです。おいしければ高くても食べに来ると。だからもっと開発しろと言われたのです。その人たちもビジネスをやっている人で、国際的に世界中をぐるぐる回った人たちなのです。だから、日本中、貧乏人ばかりではなくて、ある程度、セレブの人も生きているのだから、そういう人たちが行ったときに、多少お金を出しても、ここに来るとこんなにおいしいものがあるというものが島田市にはないと。だから、うちへ遊びに来ても、ご飯を食べに行くのは藤枝市とか静岡市へ行ってしまうのです、彼らは。 ○委員長福田正男) おいしいところへね。 ◆委員仲田裕子) ないからと。だから、そういうところにいくと、やはり島田市もちょっと考え直して、それだったら逆にまずいいなり寿司とか、日本一まずいとかと逆な発想でいくと、どんなにまずいのだろうというのがいいのかもしれない。そうすると商店街は怒ってしまうから、だから何か発信を。 ○委員長福田正男) だから、前にB級グルメ大会の島田大会を催して、島田で本当にB級グルメに全国の大会に出せるような島田市の食を開発したほうがいいのではないかと。島田大会を各地域から出してもらって、島田市で本当にこういうものがあるということを、B級グルメ大会をやったらどうかと。  大石委員。 ◆委員大石節雄) よく田舎だと過疎対策と言うけれども、田舎を都会にしようと思ってこの過疎対策をやっているわけではないのだと。田舎を都会にしたら、田舎のよさが何もなくなってしまう。では、ここが今言うようにいろいろなニーズを求めて、おいしいものばかりあっても、これまたおもしろくないものだと。まずくてもいい。まずくてもいいと言っても、少しはうまくなければまずいですけれども、特徴、ここにしかできない、まねできないものでないと、やはり勝負できないと。ロフトへ行っても、行った人間は、僕は行っていないものであれだけれども、どこかいいと思ったら、ほかのまちがやったら、島田市なんかはすぐ打ち消されてしまって、ほかのところがやったら、もう同じようなレベルになってしまうわけです。1回目は挑戦もいいのだろうけれども、だから、次から次へと変化も必要だし、やはりここにしかないものというのを食のほうでも、お稲荷さんも何が悪いかといったら、問題はあの大きいお揚げなのです。お稲荷さんはどこにでもあるけれども、あの川根の豆腐屋でつくっているお揚げが大きくて、肉が厚くて、あれでくるむものだから、それが特徴的な、ものすごく大きくつくるのだけれども、中にご飯もいろいろ変えたりとか、そばを入れたりとかとやっているけれども、やはりそれは、お稲荷さんはどこにもあるけれども、あのお揚げの大きさが違うというところが一番特徴的には特徴的なのだろうけれども、やはりそういったもので勝負して、ここにしかないもので、ちょっとまずくても珍しければ、行こうかというような、そういう切り口かと。  目標はやはり島田市が中心という感覚でもって、よそのまねをしたって、これは勝てっこないという、基本的にはそういうふうに思っていないとだめかと思います。 ○委員長福田正男) 浜松は餃子で売っているしね。吉田は鰻だし、やはり。  はい、どうぞ。 ◆委員清水唯史) 実は自分はフィルムコミッションでいろいろな方が島田市へ宿泊してもらって、夜、どこへ食事に行けば、何がおいしいと聞かれるのです。島田市は何でもおいしいですと言うしかないのです。何がいいのですかというと、やはり何でもおいしいですと。どこがおいしいと言ったら、どこでもおいしいですしかないのです。ですから、あそこで、どこのお店に行ってもこれがおいしいですという、やはり今、大石委員が言われたような形で。 ○委員長福田正男) やぶやのどじょうを紹介しないと。 ◆委員清水唯史) そういう特徴のあるものはあるのですけれども、島田市だからというところもやはりないので、もう少し、これは行政が中心でやるのではなくて、やはり民間の方たちの発想でそういうのを考えようとか、グルメサミットとか、もしかしたら島田市はラーメン屋さんの数というのが相当多いのですよね。だから。 ○委員長福田正男) ラーメン屋ね。藤枝市が朝ラーで売っているから。 ◆委員清水唯史) 売られてしまって、あれだって発想の転換なのです。朝早くからやっているということで、特にこのラーメン屋がおいしいというのでもないので、ですからやはり民間の方たちがもう少し頑張っていただけるような形で火をつけるのが行政のきっかけかと思いますので、提案の中にどうやって入れるのかはあれですけれども、お願いします。 ○委員長福田正男) ほかはどうですか。  青山委員。 ◆委員(青山真虎) 今、ご飯の話が出ましたけれども、B級グルメというのは島田市にはないのですか。 ○委員長福田正男) ないです。 ◆委員(青山真虎) ないのですね。それは今さらかもしれないですけれども、ラーメンは多分、これは全国的にもかなり激戦区だと思うのです。味が相当いいです。どこから客を連れてきて連れていっても、もう、あとグリーンズもこれは全国レベルです。お好み焼き、キタムラ食品、さくらい、これは2軒しかないのですけれども、これもレベル的には相当高いと思います。今、ほかのまちのやっていることをまねしてもしようがない。B級グルメをまねしてもしようがないのであれですけれども、何か自虐しつつも、本当は実はおいしい、C級グルメとか、何かやはり工夫は必要ですね。商店の人にもう少し背中を押してあげてやる必要があるかと思います。もったいないです。 ○委員長福田正男) 大石委員。 ◆委員大石節雄) 私はシマアツの皆さんが頑張っている姿を見たときに、こういう力はすごいなと思う。ああいったところに火付け役の根源があるだろうと。どこでもあちこち視察に行ったときに、やはり青年たちが立ち上げて、その彼らが10年、15年頑張って…… ○委員長福田正男) そうです。若手の人が立ち上げないとだめです。 ◆委員大石節雄) そういうのをすごく大事にしないといけないだろうし、そういう発想が、正直言って我々は思っていても、なかなか体が動かない。別に弁解するつもりではないけれども、そういう発想を持った人はどんどんふやすべきだし、それを理解する人間がふえれば、そういう若い人の意見もどんどん前へ出てくるという、やはりこういう新しい、稼ぐまち、観光でという切り口の場合は、やはりそういう感性をしっかりと持たせるということも大事だろうと思いました。 ○委員長福田正男) いかに人を呼ぶかだもので、題材は別に何でもいいのです。食であったって、観光であっても、仕事であっても、地域おこし協力隊なんて4人今やってもらっているけれども、あれを5人、10人にふやせば、島田市をもっとPRできるし、協力隊で来てくれた人が定住する可能性だってあるもので、あれにもっと力を入れてあげれば、これはもっともっと島田市はよくなると思います。だから、本当の田舎なら田舎に特化して、先ほどの大石委員ではないけれども、田舎らしさをもっと、島田って、ここは田舎だよね、ここも。都会から見れば田舎なのです。ところが、何か都会化しているみたいな感じがしているけれども、ここは東京から見れば田舎だよ。  大石委員。 ◆委員大石節雄) 田舎で、もう限界集落で、最後のおじさんが亡くなってしまって、出たというのがあるのです、湯島というところが。まだ家は建っていますけれども。限界集落を見たいですかと言ったら、限界集落を見に行ってくれればいいのだけれども、でもときどき行って、うちもこっちへつくってあるから、いるけれども、本当にゼロになったところがあるのです。寂しいですけれども、でも、我々はそこのところをよく知っているものだから、それを逆に言ったら、限界集落になったまちを見に行くツアーではないけれども、見に行くという発想があってもいいのだけれども、でも、そこにはすごい歴史があって、いいものもたくさんあるのだと。でも、なぜ限界集落になったかというのは、それはまた我々の責任をいろいろ突き詰めてはいないけれども、やはりそういうのを逆に言ったらおもしろいものもあると。おもしろいと言ったら怒られてしまうかもしれないけれども、でも、向こうに住み続けられなかった理由、でも、もったいないという気持ちがどこかにあったら、そこは里山風景そのものだから、都会から来た人が、そこよりちょっと横のところ、ああ、仙人が住むようなところだと。嫁さんを連れていったら、峯なんか仙人が住むようなところだというわけです。雲が下にあると。自分もそう思ったのは、雷が下に、山の上で稲光が横に走るとかというすごいところなのだけれども、そんなのもいろいろ、もし田舎に特化するのなら、そんなのも材料はたくさんあるという。 ○委員長福田正男) 古民家を見たいという人は結構いるのですよね。だから、古民家ツアーなんて組んだら、結構人が集まるのだって。だから、せっかく川根とか伊久美とか奥にそういうものがあるのだから、そういうものをやはり利用したほうがいいと思います。 ◆委員(青山真虎) 気づいた、どうでもいい情報かもしれないですけれども、若い人、ちょっと変わり者かもしれないですけれども、廃墟探訪というのが一時相当はやったのです、北海道で特に。全国から相当人が来て、炭鉱の終わったところ、おばけが出るというので、そういう意味でもすごい人が来ていたのを思い出しました。湯島、僕もときどき遊びに行くのですけれども、いや、いいところですね。(「もうゼロでしたね」と呼ぶ者あり)ゼロですね。変わり者だから好きなのか、それともこういう時代だから求めたくなるのか、そういう背景もあるとは思うのですけれども。  以上です。
    委員長福田正男) 仲田委員。 ◆委員仲田裕子) いろいろなものがあって、材料はあると思うのです。例えば諏訪原城にしたって、山城の跡ということですごい今、ブームで、いろいろなところのお城の跡を回っているとかというのがあるのだけれども、先ほども言ったように、あれもこれもというのではなくて、一つ特化したものをばんと出さないと、これもある、あれもあるというと、見ているだけで何か疲れてしまってということなので、やはり一つ、一本、SLの走るまちでもいいし、何かアピールしたほうが、来てもらって、その来たついでに、ああ、あそこもある、ここもあるという感じのほうが何かいいような気がするのですけれども。 ◆委員(青山真虎) そうすると、やはりストーリー性というのが欲しいと思うのですよね。先ほどの自虐も含め、何でここまで島田市がこうなっているのか。ストーリー性、それでもって一本バツンと何か欲しいかと感じました。 ○委員長福田正男) 清水委員。 ◆委員清水唯史) 今、浜松市はほぼ直虎だけで売っていますね。これは時代劇とか歴史的なブームがあるので、それに島田市はなぜ乗らないのかという、諏訪原城だって歴史的に相当すごいものですから、やはりそういうところに着目するのが観光協会の力だと思うのです。では、浜松市がこれから上げるのだったら、島田市もそれに便乗して乗るには何をすればいいかと発想するのが観光課なり観光協会の役目だと思うので、やはりこの観光協会の充実というのは本当に必要だと思います。今、観光協会の局長、花火大会の寄附金集めで俺はもう忙しいのだと。それはお金を集めることが仕事だということでやってしまっていますから、やはり本来の仕事ができるような環境をつくらせてやらないと無理ではないのかと思います。 ○委員長福田正男) はい。  ほかにどうですか。  大体、皆さんから御意見も御要望も出していただきました。きょう出された御意見は、少し集約してまとめに載せられれば載せていきたいと思います。  あと、そのまとめはいいですか、こちらのほうに一任させていただいて。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長福田正男) それでは、最終日に御報告させていただくようにいたします。  本当に短い間、半年間ちょっとでしたけれども、皆さんに貴重な御意見いただいて、充実した特別委員会にさせていただきました。拙い委員長で大変申しわけないと思っております。今定例会で一応、私どもの任期も切れますので、またぜひ皆さん、それぞれの立場で頑張っていただければと思いますので、以上できょうの地域活性化に関する特別委員会、終了させていただきます。いろいろありがとうございました。                                閉会 午前10時14分...