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平成28年2月19日総務消防常任委員会−02月19日-01号
平成28年2月19日島田市の医療を考える特別委員会−02月19日-01号

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  1. 島田市議会 2016-02-19
    平成28年2月19日島田市の医療を考える特別委員会−02月19日-01号


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    平成28年2月19日島田市の医療を考える特別委員会−02月19日-01号平成28年2月19日島田市の医療を考える特別委員会  島田市の医療を考える特別委員会                              平成28年2月19日(金)                              第 1 委 員 会 室 1.地域医療現状について 出席委員(8人)  委員長   清 水 唯 史       副委員長  森   伸 一  委  員  青 山 真 虎       委  員  伊 藤   孝  委  員  村 田 千鶴子       委  員  桜 井 洋 子  委  員  佐 野 義 晴       委  員  福 田 正 男 欠席委員(なし)  職務のために出席した事務局職員  事務局長                      平 川 勝 裕  事務局主査                     根 岸 宣 之
                                   開会 午前10時39分 ○委員長清水唯史) 常任委員会の後、お疲れのところ、引き続き、島田市の医療を考える特別委員会を開催させていただきます。本日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。  去る1月14日、島田医師会藤本会長が見えられて、いろいろ御意見をいただきました。後ほどそちらの要約について、検討させていただきます。  まず、きょう1つ目の議題としましては、かねてからの課題でありました島田市の地域医療を支援する会から条例制定について求められた要望につきまして、議会中に議長に対して中間報告として報告いたしまして、議会としての対応をお願いしたいという形で、報告の原文をつくりましたので、皆さんに見ていただき、御意見をいただきたいと思っております。今、原文を読み上げますので、御検討いただきたいと思います。  地域医療を支援する会から提出された「地域医療を守る条例制定を求める要望について、現在制定を求められている「地域医療を守る条例」は市民医療に対しての深い理解を求めるための条例でありその意義は深いものである。国が今後進める地域包括医療ケアシステムなどを含め医療体制の変革が予想されるが、医療に対する理念は変わるものではない。  委員間討議において、理念条例であり議員発議により制定を求める意見もあったが、条例市民全体に周知、有効なものにするためには、執行当局議会地域医療を支援する会が一体となり実効性のある条例制定を進めなければならないと思われる。  議会として、執行当局条例制定に向け積極的に検討することを求めることを特別委員会意見として報告いたします。とさせていただきました。  議員間討議をさせていただいて、議員発議等の御意見もありましたが、それにつきましては、この報告をさせていただいて、議長議会の中で検討していただくような形で求めたいと思いまして、この文を作成いたしました。皆さんの御意見をお聞かせいただきたいと思っております。  佐野委員。 ◆委員佐野義晴) 私はいいと思います。 ○委員長清水唯史) 御意見は。森委員。 ◆委員森伸一) 僕も基本的には、議員発議でやってもらいたいと思っていたのですけれども、当局を入れてやると、結構基本的な文面がもう出てきている、しかも理念条例だということだから、そこら辺の条文でやれば、議員発議の形でもやれるのではないかと思ったりするけれども、それが何で当局当局を入れることによって、どの程度のいいことがあります。 ○委員長清水唯史) 皆さんとの議論の中でやはり実効性のあるもの、例えば、静岡市の自治基本条例等市民の方がほとんど知らないような条例とか、そういう形で、つくっただけではなく、せっかくつくったのでしたら、市民にしっかり広報し、または条文の中でも、最後のほうにもありましたが、当局は財政的な措置をする等の条例等もありましたので、予算を伴うものとなる可能性もあるので、執行当局に対しての働きかけも必要ではないかというのが皆さん意見の中にありましたので、そういう形でまとめさせてもらいました。  森委員。 ◆委員森伸一) 前に一度この案が出たところで、内容医療だけにちょっと入っているということで、包括ケア的なことでというところになると、もう少し勉強しなければいけないし、当局の協力も得なければいけないということで、ちょっと言ったのですが、また話し合いの過程で、包括とかあまり広い範囲でやってしまうと、非常に大変、複雑になってしまうので、何はともあれ医療に絞りながら、せめて市民病院の医者がしっかり確保できる、または開業医の人たちが市内で働きやすくなるようにという医療のことに絞った形なら、こういう内容ぐらいでも、市民に呼びかけてやる意味もあると思っているのですが、当局が入ると、もう少し広い範囲というか、そんな見込みがあるわけですか。 ○委員長清水唯史) 今の御意見で、議会だけで条文の検討、もしかしたら、当局としてこういうものも入れてほしいという意見が出てくるかもしれません。それもありまして、特別委員会議員だけではなく、全議員の御意見を聞く機会も設けたいと思いまして、議長判断も仰ぎたいと思いまして、こういう文章にさせていただきました。例えば、全員の意見を聞く中で、今後、議員発議でと進める意見が出る可能性もあるかもしれませんので、そちらに対しては、ある程度議長判断を仰ぎたいという形で、中間報告を出させていただきました。 ◆委員森伸一) それではもう一つ、今の返事だと、これからの進め方によっては、議員発議の形で出る可能性もあると。 ○委員長清水唯史) それはあると思います。ですので、議員発議での制定を求める意見もあったというのも中に含めさせていただきました。議長判断の中では可能性はあると思います。  村田委員。 ◆委員村田千鶴子) 私自身も最初は、議員発議でぜひこれを制定したいと思っておりました。しかしながら、これはあくまでも地域医療を支援する会が議長に対してということが出発点なものですから、今、委員長がおっしゃったように、議長判断を仰ぐということも大事だなと私も理解しているところです。  最後に、議会として執行当局条例制定に向け積極的に検討することを求めると、これはいいのですけれども、ただこれだけですと、いつ当局側でやってくれるかというのがすごく不安で、地域医療を支援する会の方から要望されてもう2年たってしまうものですから、そこのところは、早くとか早々とか、早期とか、ある程度そういった言葉をつけないと、積極的に検討することを求めるというだけと、何か本当にうやむやになってしまうかなということがあるし、地域医療を支援する会の方の、1日も早く制定をという熱い気持ちを思いますと、ここのところはもう少し、期間を限定するような文言を入れるべきではないかと私は思います。ぜひそうしていただきたいと思います。 ○委員長清水唯史) 限定的な期間を入れるのか、それとも早急にという言葉を入れるのかにつきましては、事務局と検討させていただきます。年度内とかですと、限定もあると思いますし、今会議中には報告を出す機会を求めたいと思っておりますので、そこの時点で文言としては早急にという形で入れさせていただきたいと思います。  では、この形で出させていただきたいと思います。よろしいでしょうか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長清水唯史) それでは、次に去る1月14日、島田医師会藤本嘉彦会長から見えられまして、現在の島田市の医療現場の声、また今後の地域包括的な医療体制要望とか、市民病院についての意見もございました。  それで、会議録から要約をまとめさせていただきました。会議録だけでも19ページあって、相当の分量になりました。この場で皆さん会議録をお渡ししても、思い出していただくのもちょっと大変だと思いましたので、要約させていただきました。先生は同じことを何回も言っていますので、そちらで見ていただきたいと思っております。特別委員会提言の中で、参考になることが幾つかあったと思います。そちらについて、皆さんの御意見を聞かせていただきたいと思います。  先生お話の後半で、病床数等も具体的に言われておりましたが、基本計画と今後発表されます基本設計等で、450床というのは議会として議決した事項です。先生は350床程度がいいという御意見でした。それにつきましては、特別委員会の中では触れないほうが、医療現場の御意見としては、今後の参考にはできるとは思いますが、これは入れてありませんので、御了承いただきたいと思います。  1ページ目の一番下の項目として、新病院に産科と小児科を充実させることが、島田市が生き残るために必要である。このことも、今後の少子化人口増につきまして参考になる意見だと思われます。  青山委員。 ◆委員青山真虎) ちょっと聞きたいのですけれども、今、清水委員長の450床というのは、この間議会で承認されたのは基本計画でしたっけ。あれは基本設計を立てている中で、建物の形とか病床数というのはまだ変わる可能性があると僕は感じていたのですけれども、変わらないのですか。 ○委員長清水唯史) あれにつきましては、基本計画に基づいて、基本設計がされることになると思います。ですので、数字的なものは基本、変わらないという判断です。それに伴って設計して、配置計画を出して、幾らぐらいの予算かという概算が出てきますので、基本的に変わらないということです。 ◆委員青山真虎) 困るのは私たちですから。 ○委員長清水唯史) 福田委員。 ◆委員福田正男) この前の沼津市立病院ニュースがあって、看護師がどんどん減ってしまって、病床数が維持できなくなってしまって、診療に多大な影響を与えているという事例があったのですが、島田市民病院に関しては、看護師は十分対応されているのかどうか。  きのうの厚生教育常任委員会では、お医者さんが18人やめて、18人入るということでしたけれども、看護師ケアといったものは十分対応されているのか。その辺は、委員長に聞いてもわからないだろうけれども、そういう可能性もなきにしもあらずで。 ○委員長清水唯史) 沼津市のニュースにつきましては、500床あるものを350床ぐらいまで減らすというニュースだと思います。私もそのニュースに関心を持ちまして、資料的なものを用意すればよかったのですけれども、病院の年報で看護師数報告は定期的に出ています。ただし、現状は退職とかが随時ある可能性がありますので、現時点の把握はされていないです。それにつきましても、次回の委員会になると思いますけれども、早急に確認をとって、もし必要でしたら、今回の特別委員会の中で、病院担当者に来ていただいて、質疑応答ができればと思いますので、そちらを招聘したいと思います。 ◆委員福田正男) 看護師不足で、あれだけ病床数が減ってしまって、1階はもうほとんど使っていない。もう10年近く使っていないと言っていた。そういうことが起こり得るということ自体が不思議で、島田市民病院もあってはならないことなのだけれども、起こらないことが不思議でしようがないのだけれども、今まで全然対策をとっていなかったのか。 ○委員長清水唯史) 桜井委員。 ◆委員桜井洋子) 前に、市民病院がどこに移転するかという話で盛り上がって、ジャスコ跡地に移転するかと、そのときに星さんをはじめ、検討委員会ができました。そのときの話で、今、島田市民病院看護学校を持っているから、それはすごく強いです、35名中30名が。  その話の中で、ちょうど熟練してきた看護師が出産、子育てをするときに、院内保育所とか、一般の保育園とかに子供を預けるのだけれども、小学校に入ると、早く帰ってくるから、放課後児童クラブの時間延長をすごく言っていたのです。看護師市民病院で長く勤めていただく、確保するための一つに周りの援助がありました。  今、島田市の看護学校は、全員が国家試験に合格する水準も持っているし、かなり質はいいと思うのですけれども、女性が働き続けるための環境整備は必要だと思うので、もし、看護師不足という問題を考えるのだったら、そういう環境整備の問題もここでも大きく考えなければならないのではないかと思います。  この藤本先生のいろいろなお話の中で、医師不足看護師不足島田市民病院の大変さもあったし、これから地域包括ケアシステムに向かっていくに当たって、介護医療、住まいとかと、切れ目なくと言っていました。だから、人づくりがすごく大事だなと私は思っています。看護師医師もそうですけれども、地域包括支援センターの人材、それから介護人材育成介護職がどんどん離職するというのもあったりして、島田市としては、地域を守るための人材を確保していく手だて手だてというとすごく大きくて、これは国の制度があるので難しいですが、どう育てていくかというところが、今、お話があったように、看護師問題一つをとってもそうなので、そういうのをテーマにしていただきたいと思うので、ぜひ先進事例を見にいきたいと思っています。 ○委員長清水唯史) 福田委員。 ◆委員福田正男) それと2025年に団塊世代が75歳以上になるということで、必ず看護師不足が来るだろうと言われています。今言ったように、今まで看護師は、女性が結婚したり、子育てのために長期離職せざるを得なくなっていました。もちろん今、男性の看護師も若干ふえているでしょうけれども、幅広く看護師を養成する看護学校がありますから、島田市はいいとしても、看護師を養成する、あるいは介護士とか、子育て支援にしても何にしても、これから人づくりをどんどん施策として重点的に考えていかないと、これから人口が減っていく中で、島田市からの流出を防ぐためにも、教育にどんどん力を入れていったほうが減少対策になると私は思うのです。だから、その辺をじっくり検討すべきではないかと思います。 ○委員長清水唯史) 青山委員。 ◆委員青山真虎) 関連で、確保確保と言いますけれども、確保しても、このままの市民病院では逃げてしまうのです。今年度で看護師をやめる僕の後輩がいますけれども、こんなところにはいられない、もっとモチベーションが高いところに行くと言って、やめてしまうのです。  私は前にも議会で取り上げましたけれども、建物を新しくしても、地域医療の目的をしっかり明確につくらないと、今、福田委員桜井委員人づくりと言っていましたけれども、人づくりというのは、目標、目的があった上で人がつくられてくるのではないかと思うので、その目標がぼやけてしまっている状態では、人づくりも難しいような気がするのです。なので、市民病院の目的、本当の地域医療はこうあるべきだというのをもっと全面に出してやっていかないと、それこそ沼津病院みたいになってしまうのかな。  参考までに、静岡市の下川原にある徳洲会病院も、看護師が不足しているということで、開業して五、六年は、6・7階が物置になってしまっていたのです。私は開業したときから、徳洲会を見ていたものですから、そういうイメージが今回の市民病院に当てはまってしまうというイメージを持っています。ですから、病床数についてはいろいろ一人で考えてしまっているのです。そんなところです。 ○委員長清水唯史) 今、青山委員お話の中で、看護師がこんなところにいられないからやめると言うその原因としてなぜ、いられないという原因は。  青山委員。 ◆委員青山真虎) 市民病院に友達がいっぱいいるから、どこまで言っていいかわからないですけれども、まず、職員同士モチベーション、入院した方ならわかると思うのですけれども、藤枝の病院とか、焼津の病院に比べて、裏でどうでもいい普通の会話、医療と全く関係ない会話をして笑っているとか、そういう話も聞いています。結局そういうところなのでしょう。 ○委員長清水唯史) 現場でのプロ意識というか、仕事に対しての姿勢は、多分上に立つ方の指導が中心になると思いますので、御意見とさせていただきます。  平川事務局長。 ◎事務局長平川勝裕) ちょうど1年前、昨年、市民病院労働組合から国へ意見書を出してくれということで依頼があって、採択して国へ送っているのですけれども、その中の項目の1つに、看護職員を増員して、不足を解消してくださいという内容がございます。  これは一応県下の病院労働組合を全県的に回って、県にも採択されたということで、市民病院労働組合看護師代表が来て、依頼があった内容で、また市民病院も同じように不足しているのだなということで来ていると思います。先ほど青山委員が言ったように、不足しているのではないかと思います。  あと青山委員モチベーションの話もそうでしょうけれども、休憩時間が短くてハードなので、きちんと確保してくださいという内容もございます。1日8時間、週32時間以内、勤務間隔は最低12時間あけるようにしていただきたいという内容意見書も去年出されております。ちょうど1年前です。議会として議決して、国へこの意見書を送ってあるという経過がございます。  以上でございます。 ○委員長清水唯史) 今、平川局長から意見書内容につきまして報告がありましたが、現在の看護師数についての資料は。 ◎事務局長平川勝裕) 今はないです。 ○委員長清水唯史) 福田委員。 ◆委員福田正男) 市民病院労働組合から出された意見書に対して、当局側というか、病院側はどういう対応をされていたかはわかる。 ○委員長清水唯史) 平川局長。 ◎事務局長平川勝裕) それは確認していないですけれども、市議会意見書を持ってきたときに、私から市民病院で実際当てはまるのですかと聞いたら、当てはまるというお話でしたので、市のほうへ要望しているのですかと聞いたら、市へは要望していないというお話だったものだから、議会へはあくまでも意見書として国へ送ってくれという要請なので、市のほうへも同じような要望をしたらどうですかということでお話をさせていただいて、市にも言っていると思いますけれども、そこは確認しておりません。 ○委員長清水唯史) 今の福田委員の御質問につきましては、調べる必要もあると思いますので、しかるべき方法をとりたいと思います。それにつきまして、財政的な形で国だけの意見書なのか、病院担当課に直接その内容を伝えて、改善策を求めているのか調べて、その対策がとられているようでしたら、その報告をいただきたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。 ◆委員福田正男) きょうは何を議論するのですか。 ○委員長清水唯史) この間、藤本先生お話しいただいた中で、今後の特別委員会提言書の中で、特にここを入れたほうがいいという御意見をいただきたいと思います。  青山委員。 ◆委員青山真虎) 先生お話で一番印象に残ったのが、医師確保です。これがなければ総合病院としての体制ができないのではないかということで、産科と小児科先生とおっしゃっていました。 ○委員長清水唯史) 1ページの一番下のところですね。 ◆委員青山真虎) あと内科、あときのうのお話ですと、麻酔科先生がいなくなる。これはかなりまずいので、医師確保については、総合病院であるべき最低限の先生たち確保をぜひと思います。 ○委員長清水唯史) 今の青山委員意見も、結局今回全議員に傍聴していただいたために、その内容がわかったということで、特別委員会とはちょっと外れますけれども、分散開催した成果だと思います。ありがとうございます。  福田委員。 ◆委員福田正男) それと地域包括ケアシステムは、医療介護の連携というのがこれから非常に大事になると思うのです。在宅医療から訪問看護からいろいろ問題が提起されてくると思います。医療介護はこれから避けて通れない時代ですので、我々も通ることなものですから、我々はその辺をしっかり議論して、検討して、あるべき医療介護の姿を十分議論していく必要があるのではないかと思います。 ○委員長清水唯史) 地域包括ケアシステムの中で、藤本先生がおっしゃった中で、ケアマネージャーのことで、今までケアマネージャーというのは、看護師の方がやられることが多かったのですけれども、福祉関係から入られた方がいて、わりと医療知識が少ないということで、今後問題になってくる可能性もあるということもおっしゃっていましたので、そういうところも今後の提言の中で必要なことかなと、私もまとめをしている中で感じました。  それで、今の福田委員お話もあって、この次の議題になりますけれども、それを連携している先進事例として、掛川市の視察を今打診しております。介護医療を総括的にやるシステムをとって、藤本先生お話の中でも、最後のところの、島田市の今後の取り組みの必要事項の中の3)です。先進事例として掛川市、森町は行政と包括支援センター訪問看護ケアマネージャー完全一体化、連携されているということでお話もありましたので、これにつきましては、今現在、掛川市と日程調整をさせていただいております。  早急にと言ったのですけれども、ここが全国表彰を受けたので、今全国の大会で発表をしなければならないということで、発表準備をしておりまして、現状として視察が受けられないということで、また後で事務局から日程等現状報告させていただきますけれども、一応先進事例を見せていただいて、現場を見てきたいと思いますので、ちょっと頭に入れておいていただきたいと思います。  村田委員。 ◆委員村田千鶴子) ちょっと戻ってしまうのですけれども、先ほど青山委員から、医師確保ということだったのですけれども、これに付随して、先般藤本先生が、技術を持った指導医を招聘し、研修医を集めることが最重要ということも言われているものですから、そういったことも今後必要ではないかなと、提言の中に一言入れてもいいのではないかと思いました。 ○委員長清水唯史) 伊藤委員。 ◆委員伊藤孝) 私は、藤本先生お話があったとき、大学が来るとそこで医師看護師が持っていかれるという話をされたのが印象的でした。沼津のほうにも看護系の学校ができた関係で、看護師が不足しているという話も聞いているものですから、島田市でも、今後どうしても何かほかのところが近隣にできて、看護師を持っていかれてしまうとか、引き抜かれることもあるので、看護師の養成が非常に大切ではないか。看護師がいないと、医師も来ないという話も聞いていますので、医師と同時に、看護師の養成もしていかなければいけないと思います。  看護師が豊富になってくれば、ケアマネージャーも、医療知識のある方もふえてくるのではないかという2つの面から、もう少し島田看護学校も充実させられるようなことを提言に結びつけていっていただきたいと思います。  島田看護学校も、同じ地区に焼津があって、焼津のほうが施設がいいので、どっちを選ぼうかというと焼津に行かれる方がいらっしゃるという話も聞いていますので、その辺も新設の病院をつくって、看護師がいなくなってしまうというのもさびしいものがありますので、看護学校の充実も話題に入れていただければと思います。 ○委員長清水唯史) 今の看護学校の充実につきまして、例えば、数を確保するためにも、定員増ということも視野に入れるということですか。  伊藤委員。 ◆委員伊藤孝) 定員増にするには、建物を何とかしなければいけないのだろうな。今、普通高校等先生は、どうしても四年制の大学を勧めるものだから、沼津とか、名古屋に行く方が多くなってしまって、島田市民病院は二の次、三の次になっているそうなので、島田看護学校から8割方島田市民病院に来ていただけるという話なので、看護学校をもう少しきれいにして、ついでに増員できるような態勢をとっていただけるようにしなければいけないのかなと私は思っております。 ○委員長清水唯史) ありがとうございます。  青山委員。 ◆委員青山真虎) 関連で、さっきお伝えしたように、大人数を確保しても、今の態勢だと、若い人たちは出ていってしまうと思うのです。もし、毎年30人が市民病院でずっと働いていれば、多分看護師不足はなかったと思うので、やはり中身だと思うのです。建物もいいのですけれども、建てるのはもう決まったものですから、市民病院を建てる際にもう一回検討して、やはり中身、医療をやっている方々がここから出ていかないようにする方法も一つ提案します。 ○委員長清水唯史) きのう質問の中で、医師の離職が質問されていましたけれども、我々も本来はそれに付随して、そこで看護師の離職について聞けばよかったのですけれども、そこまで頭が回らなかったので、そういう現状もつかんで、内部でなぜ離職が多いのかという原因追求も、青山委員のおっしゃるのも一つの要因としてあると思いますので、そちらも当局等で調べていただく必要があると思いますので、考慮したいと思います。  それで、皆さんに今こちらの藤本先生の要約を見ていただいたのですけれども、これにつきまして、我々の特別委員会当局に対して情報の提供というか、公開はしております。そこで、健康づくり課から、先生のいろいろな御意見につきまして、補足説明をしたいということで、要望が来ております。次回の特別委員会の際に招聘して、健康づくり課に同席していただきたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。 ◆委員福田正男) 長寿介護課も。 ○委員長清水唯史) 横田川課長ですので健康づくり課です。  桜井委員。 ◆委員桜井洋子) 健康づくり課が指摘する内容については、どれなのですか。 ○委員長清水唯史) 会議録全体を見て、いろいろ説明したいということで、具体的にはまだ聞いてないです。 ○委員長清水唯史) 青山委員。 ◆委員青山真虎) 自分で調べればいい話なのですけれども、委員会として調べたほうがいいかなというのが、ほかの市立病院とか、総合病院の離職率です。これを比べてみたいなと思うのですけれども、どうですか。
    委員長清水唯史) 事例として先ほどの沼津の市立病院看護師不足がありますので、県内の公立病院看護師数と、可能であれば、その年に入る新規採用と離職の数字がわかれば、各病院で出していただければ、事務局で調べられる範囲でお願いしたいと思いますけれども、よろしいですか。医師看護師両方で、もしかしたら、技師というのもあるのかもしれないです。多分市民病院の年報の中でも技師数と医師数、看護師数、3つあるのだと思います。 ◆委員伊藤孝) 医療職員ですね。 ○委員長清水唯史) 多分年報が出ていると思うのです。新規採用と多分離職があると思うので、問い合わせをしていただきたいと思います。掛川、袋井につきましては、新規に病院ができたばかりですので、どうなるかというのはあると思いますけれども、それを考慮して調べていただきたいと思います。お願いします。  前回の藤本先生お話の中で、皆さんの御意見はほかにございますか。  ないようでしたら、次回健康づくり課が来たときに、またそこで聞きたいことがあれば、この要約の中からまた考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それでは次に、先進事例の視察について、事務局からお願いします。  根岸主査。 ◎事務局(根岸宣之) 今回の視察の関係ですけれども、掛川市にあります希望の丘について視察ができればということで、委員長からもお話がありましたので、掛川市の議会事務局に問い合わせをさせていただきました。  そうしたところ、先ほど委員長からもありましたけれども、その関連で、ふくしあという地域健康医療支援センターがあるのですけれども、こちらが厚生労働大臣優秀賞を受賞したということで、この関係で4月までは視察を受け入れられないということで、お話がありました。5月以降であれば、受け入れはできますということで、お話を伺っておりますので、5月以降で日程が調整できれば、依頼をしたいと思います。  以上です。 ○委員長清水唯史) 事務局、確認ですけれども、特別委員会の任期は5月いっぱいですか。6月の議会特別委員会報告を終えて、終了ですか。  平川事務局長。 ◎事務局長平川勝裕) 特に何月までということは決まっていないと思います。調査が終了するまでということになっております。 ○委員長清水唯史) 可能な限り調査研究して、実のある報告をしたいと思います。5月の早々という形で、連休もありますけれども、連休明け早々で掛川市にアポイントメントをとっていただきたいと思います。特に資料の2枚目の裏とか、福祉医療ゾーンという形で、全てがこのエリアに集まっている先進事例になっております。これは目指す姿だと思うのです。本来でしたら、こういう計画が島田市にあればよかったのですけれども、視察の日程調整をさせていただきます。  先ほど桜井委員からも視察の御希望がありましたけれども、ここでよろしいですね。医療福祉関係が連携している先進事例です。藤本会長もおっしゃられていたところですので、ぜひ視察させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  伊藤委員。 ◆委員伊藤孝) ちょっと質問をさせていただください。ふくしあのみ見学するという形ですか、この一体ゾーン全部ということですか。 ○委員長清水唯史) 一体ゾーンを視察したほうが、充実した視察になると思いますので、ちょっと時間をとってやりたいと思います。ただ、これを見ますと、事業主体がばらばらですので、それを議会事務局でまとめていただきたい。できるようにしたいと思います。この視察につきまして何か御質問等はありますか。  それでは、次回は藤本先生お話内容について、健康づくり課の説明等もいただくということで、担当の中村部長が退職されてしまいますので、次回の日程を、現職中に、年度内にしたいと思っております。もしかしたら、課長も異動がある可能性もありますので。                 〔次回日程調整〕 ○委員長清水唯史) 23日水曜日9時半でよろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長清水唯史) 健康づくり課にお願いします。  それでは、きょう全体を通しまして、何かございますか。  村田委員。 ◆委員村田千鶴子) 確認なのですけれども、先ほどの地域医療を支援する会から提出された地域医療を守る条例要望については、今議会で、議会として何か中間報告するのですね。 ○委員長清水唯史) これは事務局と確認しますけれども、これにつきまして、議長に対して私から意見書を1回出しまして、この議会の中で何かの形で議会運営委員会にかけていただいて、途中での報告の時間をとっていただくのかという形になると思います。これはまた皆さんに御報告させていただきますので、よろしくお願いします。議長から議会運営委員会にかけていただいて、本会議の議場で時間をとって発表になると思いますので、よろしくお願いします。 ◆委員村田千鶴子) 見える形でぜひやっていただきたいと思います。 ○委員長清水唯史) はい。  佐野委員。 ◆委員佐野義晴) 健康づくり課がお見えになるということだけれども、ついでで悪いけれども、その日に病院の医事課あたりも呼んだらどう。1つのことを聞くのに、病院のほうとあちこちになるので、そういうときはいいのではないかと思う。 ○委員長清水唯史) わかりました。今、佐野委員から御提案がありまして、病院の医事課にも。  平川局長。 ◎事務局長平川勝裕) それは先ほどお話があった医師の関係とか、医事課というと、病院の企画とかそういうことではなくて。 ◆委員佐野義晴) というのは、健康づくり課は、藤本先生のことに対して何かコメントを入れるとか、行政としての考え方を述べたいということでしょう。そうした場合に、同じものを病院に渡して、病院側としてどういう見方をするかというと、我々の意見と一体的、病院と行政とが別々ではなくて、一体的なことが図れるのではないかと思う。 ○委員長清水唯史) わかりました。この報告の中で1点あるのですけれども、まとめた中で、長寿介護課と健康づくり課が一体となっていないというのが、先生意見の中でもありましたので、その2課並びに病院関係の3者でお願いしたいと思います。  今回資料の配付がおくれて、皆さんに御迷惑をおかけしましたが、御了承いただきたいと思います。  その他ないようでしたら、以上をもちまして、本日の島田市の医療を考える特別委員会を閉会したいと思います。                                閉会 午前11時38分...