• 田中忍(/)
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  1. 島田市議会 2013-01-24
    平成25年1月24日経済建設生活常任委員会−01月24日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    平成25年1月24日経済建設生活常任委員会−01月24日-01号平成25年1月24日経済建設生活常任委員会  経済建設生活常任委員会                              平成25年1月24日(木)                              第 2 委 員 会 室 1.所管課からの報告 2.その他 出席委員(7人)  委員長   曽 根 嘉 明 君     副委員長  星 野 哲 也 君  委  員  佐 野 義 晴 君     委  員  原 木    君  委  員  清 水 唯 史 君     委  員  冨 澤 保 宏 君  委  員  坂 下   修 君 欠席委員(なし) 説明のために出席した者  生活環境部長                    久保田   正 君
     市民安心課長                    高 木   歩 君  防災課長                      松 田 茂 和 君  環境課長                      田 中 一 彦 君  水道課長                      大 村   彰 君  下水道課長                     山 下 利 昌 君  スポーツ経済部長                 前 田 勇 夫 君  スポーツ経済部次長観光課長           守 谷   久 君  観光課参事                     椎 野 良 助 君  スポーツ課長                    北 川 雅 之 君  商工課長                      鈴 木 俊 雄 君  農政課長                      三 浦 俊 夫 君  建設部長                      佐久間 章 次 君  建設部参事川根地域総合課参事兼務)        高 橋 敏 夫 君  都市計画課長                    牛 尾 伸 吾 君  建設課長                      安 原 正 明 君  建設課参事                     鈴 木 成 幸 君  市街地整備課長                   佐 藤 昌 宏 君  市街地整備課参事                  白 松 洋 一 君  市街地整備課参事                  福 代 正 博 君  すぐやる課長                    上井戸 和 男 君  農業委員会事務局長                 大 倉 宣 郎 君 職務のために出席した事務局職員  事務局主査                     中 山 和 彦                                開会 午前9時25分 ○委員長曽根嘉明君) ただいまから経済建設生活常任委員会を開催いたします。  本日の委員会はお手元に配付してありますレジュメにより進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  発言につきましては、委員長発言許可を求めてからお願いいたします。  また、発言の際にはマイクのスイッチを必ず入れていただきますようお願いいたします。  なお、次回の2月定例会の議案にかかわる報告が所管課からあると思いますが、それらの議案にかかわる質疑につきましては2月定例会開会中の常任委員会においてお願いいたします。  それでは、1.所管課からの報告、最初に生活環境部から報告をお願いいたします。  防災課松田防災課長。 ◎防災課長松田茂和君) 防災課から原子力防災対策重点区域の設定について御報告させていただきます。お手元の資料をごらんいただきたいというふうに思います。  1にありますこれまでの原子力防災対策を重点的に充実すべき範囲を原子力発電所からおおむね半径10キロメートルとしていましたが、これにかわるものとして次の2にありますように昨年10月31日に原子力規制委員会が決定しました原子力災害対策指針で、半径5キロメートルまでをPAZ、半径30キロメートルまでをUPZUPZ圏外のPPAの3つの区域が設けられました。PPAの範囲については今後示されることになっております。2番目にありますUPZについてでありますが、島田市のほかに10の市町が関係する区域で、原子力施設の状態と放射線量等の測定結果から屋内退避や避難の緊急時防護措置を準備する区域としています。静岡県はこのUPZの設定に当たり、浜岡原子力発電所からおおむね31キロメートルを目安とすることを先月19日に決定をいたしました。この31キロメートルの距離については、昨年10月に原子力規制委員会が発表した浜岡原子力発電所で一昨年の福島の事故と同じ事故が起きたことを仮定した場合の放射性物質拡散予測の結果、UPZ国際基準であります7日間で100ミリシーベルトの線量となる最大距離が30.9キロメートルになったことから31キロメートルとしました。  この31キロメートルラインが島田市のどこになるのかについては、資料の裏面をごらんください。上の線、ピンクのところが浜岡原子力発電所から31キロメートルになる距離であります。このラインは西から言いますと福用から鍋島、川口、長島、相賀、千葉を通ることになります。県はUPZの区域は自治会町内会、大字などの単位で線引きすることとしております。福用のある北五和自治会と鍋島などがある伊久身自治会については集落の中に31キロメートルラインが入っておりますので、UPZの設定については地元の皆さんに説明をさせていただき、意見をお聞きする中で決めたいというふうに思っております。実は本日夜、北五和会館、来週28日には川口公会堂でこの説明を開く予定となっております。  現在、防災課が考えている範囲でありますが、福用は高熊、神尾と3つの町内会北五和自治会自主防災会を構成しておりますので、高熊までを含めた区域を考えております。左岸の鍋島、丹原、川口、長島は伊久身自治会ですが、伊久身自治会は南北に長いため、犬間以北を除いた区域を考えております。この4地区は町内会自主防災会をそれぞれで構成をしており、避難所も同じ山の家であることから、伊久身についてはこの4地区をUPZの区域にしたいと考えています。相賀と千葉については31キロメートル圏外の面積が小さいので、それぞれ全域をUPZの区域に含めたいと考えております。  これまで市はUPZの設定について県に対して市の全域を希望しておりました。これは31キロメートルラインが入る他の市も同じでありました。理由は、UPZの内と外での防災対策に違いを生じさせたくないということが理由でありました。県はこれに対しUPZ圏外への対応として、市と広域避難計画を策定すること、安定ヨウ素剤購入経費県費補助の対象とすること、避難を判断するために可搬型測定器や測定車による放射線の測定を実施することを関係市に示したことから、昨年12月19日に県が31キロメートルを目安とすることに関係市は同意をしたところであります。  以上、防災課から報告させていただきました。 ○委員長曽根嘉明君) 生活環境部からの報告は終わりました。  委員の皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。ただいまの件、よろしいですか。  ないようですので、次にスポーツ経済部から報告をお願いいたします。  それでは農政課三浦農政課長。 ◎農政課長三浦俊夫君) 農政課からは、2月議会に上程予定補正予算について御報告いたします。  国では日本経済再生に向けた緊急経済対策として平成24年度補正予算案が閣議決定され、平成25年度予算を前倒しするいわゆる15カ月予算として切れ目のない経済対策の実行が打ち出されております。こうした動きを受け、静岡県は緊急経済対策の趣旨を踏まえ、農村の国土強靱化、農業の競争力強化に向け積極的に対応を図る方針のもと、島田市へ補正予算対応の要請がありました。要請されている事業は、県に負担金を支出し、県が実施している土地改良事業であります。具体的には川根家山川地区の中山間地域総合整備事業東光寺岸地区農地整備事業湯日鎌塚地区基幹農道整備事業、この3事業であります。いずれの事業も平成25年度当初予算計上を予定した事業であり、前倒しをして2月補正で対応するものであります。また、今回の経済対策による地方負担に対する特別な措置として、地域の元気臨時交付金が創設されると伺っております。  以上、農政課から報告させていただきます。 ○委員長曽根嘉明君) スポーツ経済部からの報告は終わりました。  委員の皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。よろしいですね。  続いて建設部から報告をお願いいたします。  初めに都市計画課牛尾都市計画課長、お願いします。 ◎都市計画課長牛尾伸吾君) 都市計画課からは、2点報告をさせていただきます。  1つ目が、景観計画の策定に係る住民説明会等の状況について説明をさせていただきます。2点目が、新東名高速道路の開通後6カ月間の状況、整備効果等についてお手元に配付いたしました資料に基づきまして説明をさせていただきます。  それでは、1点目の右肩に「都市計画課」と書かれた「景観計画の策定に係る住民説明等実施状況について」という資料をごらんいただきたいと思います。  この件につきましては、昨年の11月15日の議員連絡会におきまして3枚ほどの資料をもちまして議員全員の方にこれまでの経過と島田市の景観計画の概要、今後の予定等について説明をさせていただいた経過がございます。本日は、その後に開催をいたしました住民説明会等の状況についてこの資料によりまして説明をさせていただきます。  大きく2点、住民説明会等の状況について初めに、それから2つ目としてパブリックコメントの状況について説明をさせていただきます。1点目の住民説明会開催状況でございますが、(1)としましてこれまで説明させていただきましたとおり市内を4地区の大きなブロックに分けて検討の段階から入っておりますので、その地区に対しまして表のとおり4回の開催をいたしました。(2)として重点地区としておび通りを挙げておりますが、おび通りの皆さんに対しまして、ここは個別に訪問いたしまして具体的に説明をしてまいりました。(3)としてその他の住民説明会でございますが、議員連絡会でももう少し積極的にやったらどうだというような御意見をいただいたものですから、初倉、金谷、それから川根と都合3回の説明会を追加で当方出てまいりましてやってまいりました。  以上、延べ8回、参加人員は全体で165人になりましたけれども、説明をいたしまして御意見をいただきました。  (4)として、この間いただきました主な意見についてそこへ掲載させていただきました。1つ目のポツとして、もう少し具体的に記載したほうがいいのではないかというような御意見もございました。それから1つ飛んで道路の整備などについてはどのように配慮されていくのか。3点目として、川越街道あたり重点地区にしていったらどうだというような積極的な御意見もいただきました。  一番下ですけれども、これまで参画していただいた方ですけれども、私たちが2年間かけて一生懸命やってきたことが反映されていて大変よかったというような御意見もいただいております。  大きな2点目でございますが、パブリックコメント実施状況でございます。実施期間は昨年の12月17日から今月の16日までを実施いたしました。公表した資料は、景観計画の案、それに関係する概要、策定の経過、これはアンケート結果、カメラリレー等、全て公開をしてございます。それから最終目標でございます条例案、規則案につきましても一緒に公表してきております。意見の募集結果でございますが、残念ながら具体的に意見をいただいたものはございません。  書いてございませんが、今後の予定でございますが、2月末に都市計画審議会に諮りまして、必要に応じまして手直しを行った上で、内部決裁等の処理を経まして、関係条例とあわせて6月から施行したいというふうに考えております。  裏面をごらんください。これまでのこのことに関する周知の概要を書いてございます。1点目として、広報へパブリックコメントのお知らせをしております。2点目として、ホームページで目を少し下にやっていただきますと破線の囲みがありますが、景観計画について情報を全て公開してきております。3点目として、FM島田におきましてパブリックコメント等を実施していますと、策定状況についても公開していますということをお知らせしてきております。1点目の景観計画につきましては以上でございます。  2点目、お手元のカラー刷りのとじ込みをごらんいただきたいと思います。新東名の開通から6カ月がたちましたので、その概要について御説明をごく簡単にさせていただきます。  新東名につきましては、昨年の4月14日に開通をしております。その直後の5月8日の常任委員会におきまして、開通直後の状況については私のほうから説明をさせていただきましたが、本日は6カ月間の状況、概要について説明をさせていただきます。1枚めくっていただきたいと思います。6カ月間の平均交通量の状況でございますが、囲みの1つ目のポツですけれども、全日4万1,000台、平日3万8,000台、休日4万7,000台ということで、これは新東名交通状況でございますが、すぐ下の棒グラフの青い部分を示しております。新東名交通量はこの程度だということです。薄緑の部分が旧来の東名の交通量ということで、大きくは2つに分かれておりますが、全体で十五、六%、7%ぐらいの増加をしているというような状況です。  右側のページに行きます。断面交通量を紹介いたします。大きく1)2)3)と図面のところに大きな断面がございますが、一番近いところですと中部の2)のところで、新東名、東名、国道の全体の交通量について計測をしております。目を1つ下にやっていただいて棒グラフの中ほど2)のところ、静岡県中部断面ということで見ていただきますと、14%ほど開通前と後で交通量が増加しております。先ほどのとおり青色の部分が新東名交通量でございまして、白抜きの部分が国道1号でございまして、現道については交通量がほとんど変わってございませんで、新東名が開通したことによって、全体で十四、五%の増加をしているというようなことでございます。上の棒グラフが全日の平均、下が平日、休日の状況でございます。  1枚めくってください。3番として、6カ月間のインターチェンジ利用状況についてでございます。上の囲みの1つ目のポツですけれども、新東名インターチェンジ利用交通量は全日で3万4,000台、平日で3万台、休日で4万2,000台となっております。すぐ下の棒グラフを見ていただきますと、青い部分が供用を開始した新東名インターチェンジ利用交通量でございます。開通前と後で青い部分が供用開始によってふえているわけですが、全体に占める新東名インターチェンジ利用割合は少なくなっております。見てのとおりです。このことを少し覚えておいてください。あとで関連の説明をいたします。  下に下がりまして4番ですけれども、渋滞状況は9割ほど減少しているというような状況になっております。右側のページに行きまして5番ですけれども、旅行速度交通事故の変化ということで、言葉はちょっと難しいですけれども、早く走れるかどうかということですが、開通前の東名は平均時速90キロ、開通後の東名は分散された関係で90キロから95キロに5キロ平均速度が上がっているということです。それに対しまして新東名は走りやすさが証明されておりまして、100キロ近くで走れているということです。下は交通事故が全体で1割減っている、人身事故は3割減っているという状況でございます。  1枚めくっていただきまして6番のところですけれども、ここはタイトルがちょっと難しいのですけれども、定時性という言葉が出ております。新東名・東名の所要時間に関する定時性ということで、目的地まで行くのに、例えば1時間で行けるときもあるけれども、倍かかってしまうときもあるというのは定時性が低いということになるわけですけれども、大体いつも同じ時間で目的地まで行けるということについて定時性が図られたというふうに一般的には言われます。開通によって定時性が図れてきたという話なのですけれども、上のグラフを見るとちょっとわかりにくいのですが、水色で塗った部分が従来の東名の状況ででこぼこしております。供用開始した状況が青い実線で描いてあるわけですが、まだ多少でこぼこしていて、区間によって速く走れるところと遅くしか走れないところがあるということです。新東名のほうが赤い線で描いてあります。簡潔に言いますと、横一線で直線に棒が引かれたほうが一定の速さで走れるということを言っております。その横の線の位置が高いほど高速で走れるということを示しております。下のグラフですけれども、これもちょっとすぐには理解できないかもしれませんが、子供の学校の勉強で標準偏差というのがあるのですが、ばらつきが大きいとこのグラフの下の幅が広がっています。早く走れるときもあれば、遅く走ってしまうときもあるということですけれども、開通によって両方ともある区間にまとまってきているということなので、定時性が図られたと、一定速度一定区間を走れるというようなことです。グラフの右側に「グラフの見方」というふうに書いてございますが、狭くて高いほうがばらつきが小さく、いつも同じ到達時間で走れますと。広くて低い場合が、ばらつきが大きくて、到達時間が不確定ということで、統計学で言うと偏差が大きい、小さいというようなことになります。  右側のページへ行きます。7ページですけれども、これは利用者の満足度をグラフにしたものでして、上が新東名の状況、下が東名の状況です。両方とも好評いただいております。説明は省略します。  次のページ、8ページですけれども、新東名開通による県内の高速道路交通動向の変化ということで、上の図面と円グラフですけれども、左側と右側と円グラフがありますが、新東名を走る車は通過交通が大半であるということです。旧の東名を走るものについては「内々交通」と書いてありますが、域内から域内へ走るという状況が見てとれるということです。  で、先ほど少し覚えておいてくださいと言った話とここでつながるわけですけれども、新東名のほうは通過交通がほとんどですので、インターチェンジを利用する車の台数が少ないという話につながってきてまいります。右のページ、9ページですけれども、集中工事による渋滞状況につきましては9割減、それから工事期間中も東名、新東名とも時間の遅れがかなり改善されているという状況を示しております。  もう1枚めくっていただきまして、16番のインターチェンジからのアクセス圏域の拡大ということで、川根温泉の例が出ておりましたので説明をさせていただきます。図面の中ほどに「道の駅「川根温泉」」とありますが、赤ポツの周辺がウグイス色で着色されております。新東名の開通によりまして新たに30分で到達できる圏域が拡大されました。その中に川根温泉地域も入っているということです。これから市のほうで大きな事業を展開してまいりますが、誘客に効果があるのではないかということの資料でございます。  右側の資料を見ていただきますと下に川根温泉の状況がありまして、これは割合を示しておりますが、県外の利用者がふえているというような資料になっております。  新東名整備効果等の説明については以上です。 ○委員長曽根嘉明君) それでは、次に建設課お願いします。  鈴木建設課参事。 ◎建設課参事鈴木成幸君) 建設課から2月定例市議会への上程を予定しています議案について御報告申し上げます。  平成23年に公布されました地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる地域主権推進一括法の施行によりまして、道路法、高齢者、障害者の移動の円滑化の促進に関する法律、河川法の一部が改正され、これまで国が定めていた市道及び準用河川の構造の技術的指針等を市が定めることとなったため、島田市が管理する市道の構造の技術的基準等を定める条例及び島田市準用河川に係る河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例の2件の議案上程を予定しておりますので、よろしくお願いします。  建設課は以上です。 ○委員長曽根嘉明君) 次に、建築住宅課からお願いいたします。  佐久間建設部長。 ◎建設部長佐久間章次君) 建築住宅課のほうからも2月に予定しております上程案件を2件報告させていただきます。  まず1件が今の建設課から上程案を言わせていただきましたが、同じく建築のほうにつきましても市営住宅等整備基準を定める条例という形でこれを1件制定をしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。  もう1件は一般会計補正予算でございます。住宅建設についての補正をお願いしたいと思っています。  以上です。 ○委員長曽根嘉明君) 続きまして、市街地整備課からお願いいたします。  佐藤市街地整備課長。 ◎市街地整備課長佐藤昌宏君) 市街地整備課からは2件の報告事項がありますので、よろしくお願いします。  まず1点目につきましては私のほうから説明をさせていただきまして、2点目のほうにつきましては白松参事のほうから説明をさせていただきますので、よろしくお願いします。  まず私のほうからは、今、建設課建築住宅課と同様に地域主権推進一括法の施行により、都市公園設置基準等を定める条例案をこの2月議会に上程しますので、よろしくお願いいたします。  私のほうからは以上です。 ○委員長曽根嘉明君) では次に、続きまして白松市街地整備課参事。 ◎市街地整備課参事白松洋一君) 続きまして、ショッピングビルおび・りあ1階テナントの出店事業者の変更について報告をさせていただきます。現出店予約事業者株式会社高田薬局は、薬、調剤販売業であるものの、スーパーマーケットに類似した新店舗展開を行うということで昨年4月4日、貸主である島田ショッピングビル株式会社との間で建物賃貸借予約契約を締結し開店に向けて準備を進めてまいりましたが、新店舗の展開に不可欠な生鮮三品、これは生鮮野菜とか精肉、鮮魚を取り扱う業者の選定誘致ができませんでした。一方、当該おび・りあにおきましては、既に御承知のとおり1階の商業施設を除き公共施設賃貸住宅及び駐車場については既に供用が開始されており、1階への商業施設早期開店がますます期待されている状況であります。  したがって高田薬局としてはこの店舗の早期開店がますます迫られる事態となっておりましたが、これまでの経過を踏まえれば生鮮三品を取り扱う業者の誘致は大変困難であると判断し、出店の辞退を決断し貸主側に申し入れることとなりました。この申し入れに対しまして、貸主としては生鮮三品を取り扱う業者の入らない可能性のある店舗では、市民の強い要望である期待でありますスーパーマーケットに類似した店舗の誘致に応えることはできないと判断をしたことから、この申し入れを受け入れることといたしました。  こうした中で、以前、誘致活動をしたことのある生活協同組合コープ静岡が出店の意向を示してまいりました。具体的には、貸主に対して昨年の10月30日に当該スーパーマーケットより書面による出店申し込みがされ、これに対して貸主からは、同11月5日にこの事業者に対して出店承諾書が出され、以降、建物賃貸借に係る協議が行われてきましたが、この協議も合意に達して、昨日1月23日ですが、建物賃貸借契約が締結されております。  市といたしましては、この変更につきまして一つとして当建物は既存の地元密着型の商業施設であるスーパーマーケットの建てかえと、中心市街地の活性化に資することを目的として、優良建築物等整備事業の採択を受け、市が手厚い支援を行い建設されたものであり、当該商業施設は市民の強い要望であるスーパーマーケットか、またはスーパーマーケットに類似した店舗以外の出店では目的が達成されないとともに、市民の理解を得てその要望に応えることはできない。それから2つ目として、現出店予定事業者においては、建物予約契約締結後おおむね9カ月を経過した現在に至っても、スーパーマーケット類似店開店に必要不可欠な生鮮三品を取り扱う業者を選定することができない。今後誘致活動を重ねても、これらを取り扱う業者の選定誘致には相当な期間を要するとともに、運営を継続していくことはきわめて困難であるというふうに判断をいたしました。それから3つ目に、今回の出店事業者は業種自体がスーパーマーケットであり、開店時期が延びることが予想されるものの、確実に建物の建設目的を達成し、さらに市民の期待に的確に応え、理解を得られるものと判断をする。こうした理由から、店舗開店時期の再遅延、それから店舗改装費補助金に係る予算措置、それから国庫補助金の変更交付申請措置等が必要となるものの、スーパーマーケットを本業とする当事業者に変更することはやむを得ず、むしろ適切な判断であるというふうに考えております。したがって、貸主である島田ショッピングビル株式会社としては、前の出店予約事業者である株式会社高田薬局との円満な建物賃貸借予約契約の解除を図るための協議を進め、協議が成立しまして昨年12月中旬に建物賃貸借予約契約解除通知を送付したというふうに聞いております。  以上、ショッピングビル1階商業テナント出店業者に変更があり、生活協同組合コープ静岡となった経緯について御報告をいたしました。  なお、生活協同組合コープ静岡からは2月の上旬までに設計、積算作業、それから建築確認の変更手続、さらには市への店舗改装工事に係る補助金交付申請書の提出、同交付決定の取得を済ませて、2月の中旬からは店舗改装工事に着手し、早期の開店に向けて努力していくとの報告を受けております。  以上でございます。
    委員長曽根嘉明君) 建設部からの報告は終わりました。  委員の皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。  佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 牛尾課長にちょっとお尋ねしたいのですけれども、先ほどの説明の中で15ページ、16ページになると思うのですけれども、新東名にある地域内への経済効果、あるいは交通量の変化ということで、幹線道路についての説明はあったわけですけれども、市内における具体的に言うとはなみずき通りとか昔で言う本通りとか、さらには横井の通り、それとあと南北の通りの車の変化というのはあったのでしょうか。 ○委員長曽根嘉明君) 牛尾都市計画課長。 ◎都市計画課長牛尾伸吾君) 具体的に今御指摘いただきましたはなみずき通り、本通り、横井地区等について、直近では交通量の調査はしてございません。ただ、都市計画としましては都市基礎調査、都市計画の基礎調査というものを県が音頭をとって全県的に調査をしております。その結果につきましてはもう1年ぐらい解析に時間がかかりますが、全体的な都市計画としての調査は都市基礎調査の中でとり行っておって、個別の市道についてまでは手が及んでいないと。全体の状況変化につきましては、そこで把握をしていく形になっております。  以上です。 ○委員長曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) そうした場合に、市の独自で云々ということは考えていないですか。 ○委員長曽根嘉明君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長牛尾伸吾君) 今時点では考えておりません。全体的に人口減少とかの時代なものですから、大きく交通量が生活道路の中でふえるということは予測しておりません。 ○委員長曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) それともう1点、今具体的な事例として川根温泉の話が出たわけですけれども、そうした面で全体的な経済効果云々ということに関しても、今までと今後を比較した動向とか、そういう調査とか、そういうのはしていきますか。 ○委員長曽根嘉明君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長牛尾伸吾君) 先ほどお話しさせていただきました全県として取り組んでいる都市計画基礎調査の中で傾向を捉えていく以外には、具体的に市独自で取り組む予定は今のところございません。 ○委員長曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 最後に、今言う新東名は通過道路であってインターチェンジの活用はあまり期待できないか、できていないということなのですけれども、それは今の結果はそうなのでしょうけれども、島田市としてそれを導くための経営努力というのは今後していくのですか。 ○委員長曽根嘉明君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長牛尾伸吾君) それは全市の取り組みとしていろいろな担当部署と連携をしてやっていくということになると思います。大きなインフラ整備がここ5年間ぐらいで特に金谷地区を中心に行われてまいりますので、そういったことをどのように活用していくかということについては、いろいろな行政の役割分担の中でそれぞれの部署が連携しながらやっていくということになろうかと思います。 ○委員長曽根嘉明君) いいですか。  そのほかございますか。  星野委員。 ◆委員(星野哲也君) おび・りあ1階のテナントの件でちょっとお伺いしたいのですけれども、ここに生協さん、コープ静岡さんが入る、条件的にはこのコープ静岡さん場合は会員制、株主が今まで会員の形で会員証を見せないと買うことができないと。この新しいおび・りあでも条件的にやはり締めつけというのですか、あるのですか。 ○委員長曽根嘉明君) 白松市街地整備課参事。 ◎市街地整備課参事白松洋一君) 今おっしゃったとおりで会員制のスーパーマーケットということの基本的なことは変わらないというふうにコープのほうからも聞いております。ただ、店の形態上、やはり入って買ってしまえば、その人に会員証を見せてくださいとは恐らく言うとは思いますけれども、売りませんという話にはならないというふうには思っております。基本的には会員制ですので会員の入会を勧めるというふうには聞いております。 ○委員長曽根嘉明君) 星野委員。 ◆委員(星野哲也君) もう1点、おび・りあの場合、駐車場を使うケースがあると思うのですけれども、島田のスーパーは全体的に1店も駐車に対して有料はありません。その点はどういうような考え方を持っているのでしょうか。 ○委員長曽根嘉明君) 市街地整備課参事。 ◎市街地整備課参事白松洋一君) 基本的には今のおび・りあの中に入っている公共施設の対応と同じで、30分は無料という取り扱いをするというところまでは聞いております。それ以降の話は今後の中で貸主のショッピングビル株式会社との間で駐車場の料金のことについては話し合いがされるのではないかというふうに思っております。 ○委員長曽根嘉明君) いいですか。  ほかにございますか。  原木委員。 ◆委員(原木君) 今の関連で補助金の変更等について説明があったと思うのですが、その辺はどういうことか、もう少し詳しく。 ○委員長曽根嘉明君) 市街地整備課参事。 ◎市街地整備課参事白松洋一君) 補助金の変更につきましては、この店舗改装費の補助金につきましては国のほうから国費をいただいております。そういった形の中で今の執行の時期等によってその書類のやりとりがされてくるということで、そのことに関して少しつけ加えさせていただいたところでございます。 ○委員長曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 補助金の額が変更とか、そういうことではないということですね。手続上の問題だけですか。 ○委員長曽根嘉明君) 市街地整備課参事。 ◎市街地整備課参事白松洋一君) 金額の問題等も出てくると思います。御存じのとおり、この補助金につきましては内装整備の実績に合わせて交付をすると、規定の要綱に基づいた交付をするということになっておりますので、それについての変更のことも今後、交付申請が市のほうにされれば、その内容によって出てくるというふうに思っております。 ○委員長曽根嘉明君) いいですか。  ほかにございますか。  ないようですので、所管課からの報告は終わりました。  委員の皆さん所管課からの関係についてはよろしいでしょうか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明君) それでは、2のその他に移ります。  当局の皆さん、委員の皆さん、発言がありましたらお願いいたします。  田中環境課長。 ◎環境課長田中一彦君) 環境課からは昨日の1月22日に静岡新聞の朝刊に掲載された報道内容について報告をさせていただきたいと思います。1月22日に静岡新聞朝刊に掲載された内容につきまして、終了するという報道がされております。これにつきましては、正式に国及び静岡県で公表されておりませんが、今後、国からの広域処理見直し量が公表された後、静岡県で受け入れ市に対し処理計画を提示すると聞いております。国及び静岡県の情報を今精査しますと、今年度末、3月末で終了するのではないかと推察しております。残量が減った理由としましては、広域処理を行う木材チップの残量の減及び富士市が受け入れする可能性がある。また、多くの自治体が広域処理に賛同し処理を進めていることが減になる理由であると考えております。  なお、静岡県から改正された処理計画が示されれば、直ちにホームページで終了のお知らせをいたしたいと考えております。  以上、環境課から災害廃棄物の広域処理の終了報道についての報告をさせていただきます。 ○委員長曽根嘉明君) ほかに報告はございますか。  委員の皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 瓦れきの処分の問題で2点ほどお聞きしたいと思います。  1点は、これも1月9日の新聞報道で瓦れき処分場の問題の仮処分申請を検討中ということで載って、この記事によれば1月中にも法的措置を検討しているということなのですが、きょうは24日なのですが、その後、この件についてはどうなっているかということが1点。  それから今の瓦れきの関係、ホームページにいろいろ載っていると思うのですが、瓦れきの処理とか数量等については幾日にどれくらい処理したとかということについてはホームページには報告をされていないと思うのですが、この辺についてちょっとお聞きしたいと思うのです。2点。 ○委員長曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長田中一彦君) 仮処分につきましては、弁護士等と相談しまして準備のほうは進めております。ただ、今言えるお話を報告しましたように、災害廃棄物の終了が近々考えられるということから、その部分も含めて反対地権者のほう、また賛成地権者、自治会等のほうに報告をしていきたいと考えております。  それと処理量につきましてはホームページ等については掲載をしておりませんが、今後の処理計画等が出たところで、実績のほうを、今、計画としては載せてあると思うのですけれども、実績が載せていない、検査結果だけだと思うのですけれども、今後の計画の中で処理実績も一緒の表にしていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 今の処理の実績についてはぜひホームページでまた公開をしてほしいということで要望しておきたいと思います。それから瓦れきの仮処分申請、これは仮処分申請というのは多分、通行どめにしているロープを取り払えということではないか。それ以外に何か賠償、いわゆる仮設の道路をつくったことについて費用についての弁償を要求すると、そういうことについては検討されていますか。 ○委員長曽根嘉明君) 環境課長。 ◎環境課長田中一彦君) 損害賠償につきましては、この仮処分申請を行った後、裁判所から裁定が出ますので、そういうものと、あと仮処分を行うことによって、一部反対地権者の中でも災害廃棄物が終わるならいいよという人もいるかもしれませんので、そういう動向を踏まえた中で検討していきたいと考えております。 ○委員長曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 私は今回のこの仮処分申請について非常に残念、広域処分申請することそのものについて残念だと思っています。今までずっと長い間、地権者の方には提供していただいて最終処分場として使っているわけですから、この辺のことを考えれば、もう少しこういうことについては慎重にやるべきではないかということで、できればこういうことをしないように、できる限り話し合いでやっていくというふうにするのが市民に対しての対応ではないかかと私は思いますので、ぜひこういう仮処分申請することそのものについてはやはりもっと慎重を期してやってほしいと思います。 ○委員長曽根嘉明君) よろしいですね。  ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明君) ないようですので、最後になりますが、本日の常任委員会委員長報告につきましては委員長一任とさせていただきます。  以上をもちまして、経済建設生活常任委員会を終了いたします。                                閉会 午前10時12分...