• 田中忍(/)
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  1. 島田市議会 2012-10-30
    平成24年10月30日議員連絡会−10月30日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    平成24年10月30日議員連絡会−10月30日-01号平成24年10月30日議員連絡会  議員連絡会                              平成24年10月30日(火)                              市 議 会 議 場 1.一般会計補正予算(第3号)の専決処分について 出席議員(23名)        藤 本 善 男 君           八 木 伸 雄 君        村 田 千鶴子 君           曽 根 嘉 明 君        橋 本   清 君           仲 田 裕 子 君        星 野 哲 也 君           桜 井 洋 子 君        杉 村 要 星 君           佐 野 義 晴 君        紅 林   貢 君           原 木    君        清 水 唯 史 君           平 松 吉 祝 君        小 澤 嘉 曜 君           中 野 浩 二 君        冨 澤 保 宏 君           大 石 節 雄 君        溝 下 一 夫 君           松 本   敏 君
           坂 下   修 君           福 田 正 男 君        河原崎   聖 君 欠席議員(なし) 当局からの出席者(2名)  生活環境部長                    久保田   正 君  環境課長                      田 中 一 彦 君 職務のために出席した事務局職員(4名)  事務局長                      村 田 達 己  次長兼庶務係長                   北 川 博 美  議事調査係長                    小 澤 英 幸  主査                        中 山 和 彦                                開会 午前10時30分 ○議長溝下夫君) ただいまから議員連絡会を開催いたします。  本日の案件は、お手元に配付してあります印刷物のとおり一般会計補正予算(第3号)の専決処分についてであります。一般廃棄物最終処分場搬入用仮設構台を設置するための賃借費用専決処分することについて当局からの説明を受けるものでございます。  それでは、当局からの説明をお願いします。  久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) ただいまから一般会計補正予算(第3号)専決処分によりますことにつきまして御説明させていただきますけれども、その前に地権者等々の方との状況について若干御説明をさせていただきます。  処分場反対地権者の方は、土地賃貸借契約を更新していないのでもう本年3月31日で契約は切れていると、あるいは島田市のごみは100ベクレル以内でなければだめ、また、東北のごみ処理は一切だめというような契約でないと契約を更新しないというような主張をされております。また、市といたしましては説明をしてまいりましたけれども、3年ごとに契約している賃貸借契約につきましては、主に賃借料の見直しによる契約ということでさせていただいておりますということで説明しておりますけれども、多額の費用を費やした施設でもございますので、長期の契約であるということでの認識を市はしております。まだ用途のほうが終了していないということでありますので、契約はまだ継続しているということで判断をしております。  また、島田市のごみの100ベクレル以内につきましては、たしか6月の検査のときに112ベクレルと、これは島田市だけの家庭のごみですけれども、112ベクレルというような飛灰の濃度の結果も出ていることから、100ベクレル以内に全てをおさめるということは非常に難しいことであるということと、試験溶融をして広域処理ごみについても島田市のごみと濃度もほとんど変わらない状況であるということでありますので、市としましては広域処理ごみと一般のごみにつきましてはセットで考えてほしいということで地権者の方々とお話をさせていただいてきておりましたけれども、なかなかそれぞれの意見の相違ということがありまして、新聞等皆さん御存じかと思いますけれども、今月の11日に最終処分場入り口のところをロープでつないで進入禁止ということで行動を起こされております。そういったことによって溶融飛灰あるいは島田市民の方の直接搬入いたしますブロック等々、そういった土とか不燃物のものがありますけれども、そういったものも今、搬入されていない、処理ができていないというような状況にございます。  また、地元谷口自治会等、あるいは今回専決をさせていただきます暫定の搬入路の周辺の茶園の地権者、あるいはその耕作者から、その道を使うことについては農作業に非常に重大な支障を来すということ、あるいは事故が心配、あるいはまた周辺の方たちへの説明がされていないというような状況などによりまして、市の認定道路の使用については反対であるというような抗議文も提出されております。これについても既に新聞等御存じかと思いますけれども、そんな処分場反対地権者あるいは周辺の谷口の自治会皆さん方等とは現在そういうような状況でおります。  そういったことを踏まえまして、市としましては反対地権者土地を通らないで、また反対地権者のところへ埋め立てをしないようにということで、賛成してくださっている地権者のところへ埋め立てをさせていただくと、そういう方向性をさせていただいて、また現在、搬入路が封鎖されておりますので、新たな入り口を設けて搬入をしていきたいと、仮設搬入路を設置していきたいということ。それから、先ほども言いましたように賛成者土地にこれについては埋め立てること。あるいは短期間で完了しなければならないということもありますし、また安価な方法で工法を考えなければいけないということ。あるいは予算については緊急性があるということで専決をさせていただいて、後ほど議会のほうへ報告すると、そういったことについて市の組織の中で方向性を決定させていただいたところであります。  契約につきましては賃貸借契約という形になりますけれども、10月26日に契約を締結いたしまして、リース期間につきましては国の広域処理期間に合わせて来年の12月31日までという契約期間とさせていただいております。契約金額につきましては、月額40万4,250円ということで13カ月分を賃借する合計で525万5,250円という契約にさせていただいております。  補正につきましては、平成24年度分につきましては4カ月間の来年3月までの使用料として163万8,000円を専決させていただきまして、なおかつ平成25年度分もありますので、それにつきましては9カ月分の使用料及び賃借料として368万6,000円を債務負担行為としていただきたいというものでございます。  あと、きょうの資料に基づきまして仮設搬入路の位置あるいは工法的なことにつきましては田中環境課長から御説明させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○議長溝下夫君) 田中環境課長。 ◎環境課長田中一彦君) それでは、私のほうから仮設搬入路の位置について御説明いたします。  別紙資料航空写真をごらんください。上部側が大井川になります。ほぼ中央に赤く位置してあるところがあると思うのですけれども、それが本来の搬入口であります。そこから処分場の中にある道路搬入用場内道路であります。今回設置する仮設搬入口につきましては航空写真の左上になるのですけれども、方向で言うと西側になります。そこに設置するものであります。この搬入口から賛成している地権者土地へおりる搬入路を設置していきたいと考えております。  なお搬入口から場内仮設道路についても、使用する借地は賛成していただいている地権者土地であります。  道路に赤く線を記入してありますが、この道路が市道認定されている幅員4メートルの道路であり、この市道を使って搬入しようとするものであります。また、この処分場に接するフェンスのところについては舗装幅が2メートルなのですけれども、構造幅は4メートルということで、この舗装との段差を解消して4メートルの幅員いたします。  次に工法でありますが、緊急性が必要なため短期間での設置が必要であり、また一般市民コンクリートがらブロック片などの直接搬入がありますので、市道からの勾配を緩やかにする必要があります。また、借地であるため使用後は撤去を必要といたします。また、場内についても反対地権者土地がありますので、大型車両による工事ができないなどの諸条件から、静岡県新技術に登録してありますPC構台システムを採用し、斜度11%で搬入路を設置するものであります。設置後は、入り口部に門扉を設置し施錠することで管理を行っていきます。  以上です。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 先ほど私の説明の中で専決をこれからするような表現の仕方をしたようでありますが、お手元の資料にありますように10月24日に専決処分をさせていただいてありますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長溝下夫君) 説明は終わりました。  ただいまの件につきまして質問がございましたらお願いします。  松本議員。 ◆20番(松本敏君) きょうの新聞記事に載っておりましたけれども、「地権者ら二度目抗議文」ということで書いてあります。それで、この文章をずっと読んでみますとこういうのがあるのです。資料でもらったその図面の中で赤い線が引いてあって、これは茶園の中をこういう道が通るということなのですが、いわゆる地元自治会周辺茶園耕作者、農家、こういうところを通るのだけれども、こういう通る関係者耕作者に対して一切説明がないとそういうふうに書いてあるわけです。これはいろいろな大きな車が通るということで、本当に茶園の管理に支障が出るという心配も当然あるわけで、このことに関して近隣の農家などに対して説明をすることが当然必要だと思うわけです。その説明状況と、また、どの程度の御理解を得たか、その点の説明をお願いします。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 自治会の方には説明もしておりませんし、また耕作者方たちにも説明はしておりませんが、実際に飛灰を運搬するようになりますと1日4回か5回の往復という程度になりますので、これが何十台もの車が通るというような経過がございませんので、特に支障は生じないというふうに考えております。 ○議長溝下夫君) 松本議員。 ◆20番(松本敏君) 今の発言は非常に重大な発言なのです。要するに説明していない、そのすごく心配している耕作者、あるいは地元自治会説明していないのです。きのうも夕方民放のテレビですけれども、谷口の自治会の方が出ていて、非常に厳しい口調で言っておりましたけれども、市が仕事をする際には特にこの件の問題では住民の御理解を得ることがまず第一に必要なのではないでしょうか。なぜ説明地権者にも自治会にもこの搬入に対してしなかったのか、その理由を聞かせてください。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 一つは、先ほど説明させていただいておりますけれども、本当に緊急性であるということがまず1点はございます。そして、工事のほうも当然、通行には十分注意していくということで業者のほうにも周知しておりますし、公衆道路ということで一般の市の認定道路ということでの御理解をいただきたいということで、自治会あるいは耕作者等にも説明は特に現在のところしておりません。 ○議長溝下夫君) 松本議員。 ◆20番(松本敏君) 本当にとんでもない話です。  それでもう一つ伺いたいのは、18日からでしたか、日量8トンを週5日焼却するということで静岡県と契約を結んで、もう多分、搬入が始まっていると思うのです。そういうこれからずっと入れ続けるということを行政はやっておきながら、地元とか、あるいは地権者などの理解を得ないでこの問題を残しているわけです。その結果こういうことになっていると思うのですけれども、私がよくわからないのは、こういった問題があるにもかかわらず県と契約をした。これは県に対してやはり島田市がとるべき態度は、この問題が解決しないと灰が処分できないので、やはり契約は難しい、そういうのが市の普通の態度ではないでしょうか。どんどん受け入れてしまったらますます困ってしまう、そういう状況になってしまうと思うのです。私はその県と契約したそういうことが非常におかしいと思いますが、その点はどうですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) この広域処理につきましては最初の説明になってしまうのですけれども、岩手県と静岡県の契約に基づくものが基本になっております。その中で、静岡県の中でこういった処理について協力してもらえるところはという形の中で島田市が手を挙げさせてもらったということでありますので、県との契約はそれを再委託というような形の中で県と契約をさせていただいております。 ○議長溝下夫君) 八木議員。 ◆2番(八木伸雄君) まず確認をしたいのですが、議会でもこの受け入れを可決いたしました。そしてここの事業名としても一般廃棄物、市内のとは書いてありませんが、一般廃棄物ということで処理していただくということです。で、本来であれば、お茶が終了した時点でもうとっくに受け入れている時期であったわけでございます。試験溶融はしたもののコンクリートの破片が入っていたというような問題もあったのですが、本来であれば、予定からいくと受け入れがもう既に7月あるいは8月あたりから開始されている時期だったのです。それが現在に至って地主の反対でできないと。先ほどお話の中では契約上は市のほうの契約理解は3年契約というのは借地料の価格であって、その受け入れを拒否するとかしないとかという契約ではないという判断をしているのですが、その辺の法的な問題というのがいま一つ理解できないのですが、これは相手方というのですか、その反対者地権者はもう切れたという解釈をしていますか。まず、その辺の契約の内容についてもう一度説明していただきたいと思います。 ○議長溝下夫君) 田中環境課長。 ◎環境課長田中一彦君) 今の契約の問題なのですけれども、当時の3年前に契約した契約書があるのですけれども、その中に期間については確かに3年という期間賃貸借期間として契約をしております。ただし、第7条のところに「当該土地の用途が終了後、速やかに」ということで、「当該用地の用途の終了」というのは最終処分場の終了だということがここで市のほうが主張をしている部分でありまして、また、この賃貸借契約を3年ごとに更新していくときに、口頭ではありますが、これについては今後も使っていきますということは口頭では了解を得ています。それがずっと続いてきていて、賃貸契約書の中では期間が3年となっていますけれども、「当該土地の返還」というところで「用途の終了後」と。最終処分場をここを使うに当たっても、最終処分場というものはそういうものだと。最後まで埋め立てが終わったところで用途が終了するということは理解はされていたと思います。 ○議長溝下夫君) 八木議員。 ◆2番(八木伸雄君) 法的には市のほうの見解というのは受け入れが可能だったと、するべきだというふうな見解のようですが、当事者のほうが反対したということでございます。その間に議会で決議をして、多分、受け入れたいという市長が表明したときからずっと初倉地区の方は反対をされていたわけですので、議会が決議した後、その方たち理解を得る努力はされたのか。あるいは、一旦合意をしたにもかかわらず、ここへ来ていざ、廃棄物搬入の時点で急に反対に心変わりしたのか、それとも一度も理解をされないまま現状に至っていたのか、その辺の経緯はどうですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 当然、この広域処理島田市がやることにつきましては、自治会連合会あるいは伊太の地区の皆さん地権者、そしてまた谷口の皆さんにずっと説明会はさせていただいておりました。ずっと市の考え方自治会連合会のほうにつきましても推薦していただいたり、また先ほど八木議員からありましたように、議会からも決議をいただいたと。そういうことで後押しがあるということの中では説明はさせていただいておりますけれども、最初のころはどうしても皆さん不安に感じますので、反対という考え方はあったかとは思うのですけれども、木材チップといいますか、そのもの現物を見たりとか、あるいは試験溶融をやって問題ないというようなことが出てきたり、あるいは全国的に市町のほうで受け入れが広がってきている、そういったことを踏まえますと、不安というものが少しずつ減ってきて、中には御理解いただいた方もいらっしゃいますけれども、中には一部どうしても最初から賛成できないというような方がいらっしゃることは事実でございます。 ○議長溝下夫君) 八木議員。 ◆2番(八木伸雄君) 瓦れきそのものは当初の瓦れきというのは一時期よりも経過するとボリューム的に相当減ってくる、収縮というのですか落ち着いてくると。ですから当初の見込みより少なかったということと、それから地元での対応、それから民間業者が相当入ってきて、実際には10年と言っていますが、恐らく3年かからないだろうと。ですから、島田市が受け入れなくても恐らく3年以内で処理できるのではないかというふうに推測はするですが、私は重要なことは、島田市がそうして瓦れき受け入れるということが、いろいろなほかの自治体に影響して、そういった被災地の復興を助けようという機運が非常に高まってきたということで、非常に意義のある判断をしたと実は誇らしく思っていたわけでございますが、実際にもう既に東京は早くからやっていたのですが、浜松市もやっているという中で、ここでつまずいたということは私は非常に残念なのですが、一つには契約の切れたことを今に至るまで理解をしていただかなかったという市の努力が、決議を受けたわけですからもう実行しなければいけない。これが受け入れの決議を受けていないのならともかく、決議後にもう最大限の努力をして受け入れ契約の更新をしなければいけない。または、その時点で契約がもうできないとなったら、今この時点ではなくもっと早い時点で別の搬入路とか対策をとるべきであったように考えるのですが、こういうこと一つには市の怠慢であったのか、あるいはここへ来て私が推測でいくと、来年の市長選に向けてそういった政局絡みでこういうことをやられているのかと。その地元反対された方たちの見識を疑わざるを得ないような感覚にもなってくるわけなのですが、当局の理解としては、本当にただ一般廃棄物搬入そのものを単純に危険性があるから、放射能の影響があるから反対というか、むしろそういうところでない反対の運動になっているような気がするのですが、その辺はどういう理解をしていますか、この地元理解が得られないことに対して。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 更新のできなかった、もっと早く対策はというのがありましたけれども、やはり事務方としましては地権者の方々と何回か協議をする中で、そこで契約できればと、ずっとなるべく誠意を持ってやったつもりでありますけれども、8月9日ですか、最終的な打ち合わせをしたときに、もう一切地権者の方は考えが変わらないと、そういう状況になったものですから、これはもう話がなかなか難しいかということになってきておりました。現在は反対されている方々が、純粋に広域処理について反対をされているのかどうかちょっと把握は難しいところがありますけれども、ただ市といたしましては、危険であるものはそれはもう持ってくる必要は当然ないし、島田市民のことを考えますと、それはもう持ってくることはできないはずであります。そういった中で岩手県と静岡県が100ベクレル以内のものを契約でして持ってくるのだということでありますので、安全であるということと、先ほど来言いましたように試験溶融をやって、結果的には島田市のごみと変わらないということでありますので、市としましてはその辺をずっと説明させていただいてきておりますけれども、なかなか理解を得られないわけですけれども、来年のことについての思惑があるかどうかは当局としてはちょっと把握はしておりません。 ○議長溝下夫君) 紅林議員。 ◆11番(紅林貢君) 幾つか質問をさせていただきます。  まず、今度新しく搬入路として使用しようとする道路、この総延長は何メートルありますか。 ○議長溝下夫君) 田中環境課長。 ◎環境課長田中一彦君) 総延長はちょっと、どの道を使うかというのがまだ、市道が幾つもありますので、一番効率のいい広い道路を使おうと思っていますので、総延長についてはちょっと把握しておりませんでした。 ○議長溝下夫君) 紅林議員。 ◆11番(紅林貢君) 総延長を把握していない。どの道路を使うかまだわからないということですけれども、では、この写真で示されているこの道路、これは何なのですか。 ○議長溝下夫君) 田中課長。 ◎環境課長田中一彦君) 赤く示されているのが市道の認定道路です。この認定道路が、ここの写真だとちょっと見にくいかもしれないのですけれども、小屋のところから下のところが段差があるということで、この小屋のところへ行くまでの市道というのが3本ありますと。その3本につきましては市道の延長というか、そこまではちょっと把握していなかったのですけれども、今この3つのルートの中で道路的に一番広いのが一番北側の道路、これが一番広いです。市道の沼伏原鎌塚線ファームポンドのところから入ってくる道路なのですけれども、これが一番広い道路だと考えております。 ○議長溝下夫君) 紅林議員。 ◆11番(紅林貢君) 道路の質問で終わるということでは考えておりませんけれども、まだどの道路ルートとして使うのか決まっていないのにどんどん専決処分をしてそういう工事をしよう、これはちょっと理解できないですけれども。確かにもう差し迫った問題ですから、そういう仮設道路をつくろうということは全然わからないというわけではないのですけれども、どこを通ろう、これが決まらない、それでもって仮の道路、これを使います、認定道路を使いますと、少し無責任ではありませんか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 今回の専決処分につきましては、その施設内に入るための仮設の構台をつくってのものということでありますので、その道路にかかわる拡幅するとかいうところはまだすることはありませんので、ただ、どこを通るかはまだはっきり決めていないというだけでありまして、この専決につきましては先ほど来言いましたように処分場搬入する仮設のことについての専決をさせていただくものでございます。 ○議長溝下夫君) 紅林議員。 ◆11番(紅林貢君) それはわかります。でも、これは仮設搬入路をつくるにも、当然工事車両が通るわけでしょう。その道路だってどこを通るかわからないということですか。 ○議長溝下夫君) 田中環境課長。 ◎環境課長田中一彦君) 済みません。自分の言い方がちょっと悪かったのですけれども、今この道路搬入というのは、この小屋から真っすぐの直線の一本道、これを使う予定で今、工事のほうもこれでやっています。道路もこれを使う予定なのですけれども、曲がり角とかお茶の仕事とか、そういうものがあったときに、迂回路として一番北側が広いからそこを使うと、そういうふうに考えております。あくまでもここのところへ道路が狭いですので、茶仕事とか、そういうものがあれば、その安全なルートを使いたいと考えております。 ○議長溝下夫君) 紅林議員。 ◆11番(紅林貢君) 全く考え方というのが私は理解できないのです。どこを使うのかわからないのに、では当然それだと地元皆さん理解というのは得られないですよね。どこの道路を使うかわからないのに、耕作者への説明もこれは当然できないですよね。地元自治会へも理解をしていただきたいというような説明はこれでは当然できないです。していないということですけれども、搬入路をいろいろ地元へも説明をしていって、市の基本的な考え、この道路を使うということが、そういう考えが示されないと、仮に地元の人たちが、ではその道路を使う新しい搬入路を使用して搬入をするということを認めてくれたという段階であっても、いろいろ地元の人たちの考えがあると思うのです。この道路よりこっちを使ってください、そういうときには、どれを使うかわからないということで話し合いにもならないではないですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 先ほど冒頭、私のほうからお話をさせていただきましたけれども、周辺の耕作者あるいは地権者からの抗議文があると。そういう中で農作業に重大な支障を来すというような懸念をされているということがありますので、もし農作業中であれば、そういう支障を来さないように、またルートとしてはこういうルートがあるということでありますので、その辺も配慮しながらのことでございます。 ○議長溝下夫君) 紅林議員。 ◆11番(紅林貢君) 課長、部長とここで押し問答していてもしようがありませんので、議長にお願いですけれども、今のような状況でとても我々として専決処分ではありますけれども、議会の態度も問われている問題だろうと私は思っています。ですので、これは委員会でやるのか、あるいは議会運営委員会でやるのかわかりませんけれども、そこら辺はぜひ検討をしていただいて、議会としてしっかり地元理解を得るまでこの工事をやらないということを申し入れをしていただきたいと思います。 ○議長溝下夫君) ただいまの御意見ですが、その前に紅林議員、若干私から部長にちょっと質問させていただいてよろしいでしょうか。 ◆11番(紅林貢君) はい。 ○議長溝下夫君) この赤い線の部分は農道になるのでしょうか、市道になるのでしょうか。  久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) この赤い線につきましては、いずれも市道でございます。 ○議長溝下夫君) もう1点だけ、環境プラザからここまで最終処分場に来る道というのは、原則的には決まっておると思いますけれども、何らかの工事とか渋滞の場合、変更する場合もあるのでしょうか。  久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 今まで田代環境プラザに飛灰を持ってくる車は10トン車でございますので、大きな車ということでありますので、そこでどこかで工事等がされていれば当然回避をしたルートになりますが、通常は広い道路を通っていくような形で今搬入をしているところです。 ○議長溝下夫君) もう1点、そういった場合、公道を走ってくるその市民の方への説明というのは、特別は今まではやっていないということですね。  久保田生活環境部長
    生活環境部長久保田正君) 田代環境プラザを出てからのことにつきましては、いろいろなところを通ってきて、茶畑の間も通ってくることがありますけれども、特にその方たち説明をしたということはありません。 ○議長溝下夫君) 済みませんでした。  先ほど紅林議員のお答えになるかあれですけれども、紅林議員も御承知のように、専決に関しては当局側の専権事項であるということであります。とにかく先ほど説明もありましたように、ストックの期間環境プラザは1カ月、しかも本来はそこに置けないものをお願いして置いてあるということで、それ以上たつと市民生活に支障を来すということなものですから、やはりこういったいち早く工事に着手していただいて、市民の生活に影響のないように専決をするということは、私は専決条件を満たしておると思いますので、そのようにやっていただきたいと考えております。  紅林議員。 ◆11番(紅林貢君) 私も市民生活へ影響を及ぼす、これは非常に心配をしておりますけれども、でも地元へも説明をしていない、自治会へも説明をしていない、専決処分だから、どんどんやっていいということではないと思うのです。  それで議会としてこれは申し入れはできないということでしたら、部長にお伺いしますけれども、では地元への説明、あるいは使用しようとする道路、その周辺の耕作者への説明、これはどのようにして、どのように理解を得るつもりですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 実はあした自治会の役員さんと市長と面談をするようになっております。 ○議長溝下夫君) 紅林議員。 ◆11番(紅林貢君) それで、そういう中で理解を得られなくても、もう市としては粛々と工事を進めるということですか。それとも、ある程度その話し合いが進むまで工事を見合わせるというお考え、どのようなお考えですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 市の方針といたしましてはもう安全なものであるという認識は変わりありませんので、それにつきましては島田市のごみと一緒ということの理解の中で工事を進めさせていただきたいと考えております。 ○議長溝下夫君) 原木議員。 ◆12番(原木君) 3点ほど質問したいと思います。  まず最初に専決処分についてであります。もう既に専決処分をされているので、私はこの専決処分については抗議をしたいと思いますが、地方自治法179条でこの専決処分のことがうたわれているのですが、特に緊急を要するために議会を招集する時間的余裕がないことが明らかということで、今回このことに関して新聞報道では10月に私も知ったのですが、その後、いわゆる議会を招集するための時間的な余裕がないとどういうことで判断したのでしょうか。私は期間があるものですから、当然、開くための行為をしなければならないと思っているのですが、この辺についてはどういうふうに判断したのでしょうか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) この仮設道路といいますか搬入路のことにつきましては、10月11日に封鎖をされて以降、どのように搬入するかというのはいろいろな方法がございまして検討してまいりました。その中でこういう方法がベターだろうというのを先ほど冒頭お話しさせてもらいましたけれども、市の幹部の中での方針が決定されたということで、議会を開催していただく必要がなかったということで思っております。 ○議長溝下夫君) 原木議員。 ◆12番(原木君) 私が聞いているのは、開催する必要がないとかそうではなく議会と相談をして招集するということについて努力をしたかどうかということをお聞きしたのです。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 議会のほうでも相談はさせていただきましたけれども、今言ったような状況の中で、工法が決まるまでにはちょっと時間がかかったということでございます。 ○議長溝下夫君) 原木議員。 ◆12番(原木君) このことについては総務省の指導では、阿久根市の問題もあって、専決処分についてはもうできるだけやるなというような指示が出ています。今回のことについては私は、この専決処分については非常に問題があると思います。  次に、きょうの静岡新聞、中日新聞でも掲載されて、私も実はきのう地元地権者自治会長さんから依頼があって、県のほうに質問に行ってまいりました。その内容というのは、今回の道路仮設について軽微な変更届が必要ではないかと地元の方々、地権者は考えて、それについて県のほうに問い合わせに行ったのですが、その前に環境課長に問い合わせをしたところ、これは課長から返事をもらったのは12時ごろだったのですが、県のほうでそういう届け出は要らないと、そういう話があったもので出してありませんということでした。そこで私は県のほうに何で軽微な届け出が必要ないのかということで問い合わせに行ったのですが、担当の課長、責任者がいないということで回答をもらえませんでしたので、一応、申し入れだけをして帰ってきたのですが、きょうの中日新聞にこういうふうに載っています。「軽微な変更届、住民の指摘で提出。県が方針転換」、要は軽微な変更届を出すようにということで県が記者に対して答えたということで、この辺について県のほうからは連絡が入っているのでしょうか。 ○議長溝下夫君) 田中環境課長。 ◎環境課長田中一彦君) 軽微な変更につきまして、当初、先ほど部長から言いましたようないろいろな方向性を探っていく中で、軽微な変更についても県の担当者といろいろ相談をしていました。その中では、仮設入り口については、ただ入り口を1個ふやしただけだから軽微な変更にならないということで返事をいただいたのですけれども、きのうの夕方、軽微な変更として扱ったほうが県もその内容を理解するからということで話がありまして、届け出を提出したらどうかということで指導というか、アドバイスがありました。 ○議長溝下夫君) 原木議員。 ◆12番(原木君) 軽微な変更届の変更内容に3つあります。省令第5条に関することと、法第8条第2項第1号に関すること、それから省令第5条第9項のこの3つ内容が分かれているのですが、このどれに該当するのでしょうか。 ○議長溝下夫君) 田中環境課長。 ◎環境課長田中一彦君) 省令のほうの第5条の4の4項、「当該一般廃棄物処理施設にかかわる一般廃棄物搬入及び搬出の時間及び方法に関する事項」ということで、方法、入り口が変わったと。この方法に該当したらどうかということでアドバイスをいただいております。 ○議長溝下夫君) 原木議員。 ◆12番(原木君) この書類は当然、県の指導で提出するようになると思うのですが、この届出書の写しについては資料としていただけるでしょうか。 ○議長溝下夫君) 田中環境課長。 ◎環境課長田中一彦君) 今、手続を進めていますので、手続が終わりまして、県のほうから受領印をいただけると思いますので、その時点で資料を提供したいと思います。 ○議長溝下夫君) 原木議員。 ◆12番(原木君) 私はこの件については幾つか県のほうに問い合わせをしてありまして、県のほうからまだ返事がありませんので、県のほうには問い合わせをしたいと思っていますので、この件については打ち切りたいと思います。  先ほど松本議員のほうからも質問がありましたが、地元説明なしに工事を進めた、これについては私も非常に問題があると思っております。何でやらなかったことについては先ほども答弁を聞いておりますが、このことについては私も抗議をしたいと思います。  以上です。 ○議長溝下夫君) 桜井議員。 ◆8番(桜井洋子君) 説明責任が果たされていないというのは、もう瓦れき受け入れると市長の判断が先にあって、ずっとこの間の経過を見てみますとあります。説明責任をきちんと地元自治会や市民に果たすということをしてこなかった結果がこんなにこじれてきたのかという感じがします。それで、県は当初は7万7,000トンの受け入れが、最近では2万3,500トンへ変更されてきているわけですけれども、1つ質問は、平成24年度には市は何トンの受け入れを予定しているのでしょうか。静岡市は1,600トン受け入れというような話をして新聞紙上に載っておりましたが、島田市は8トン受け入れということが、週5日、約8トンずつ燃やす、溶融するということですが、平成24年度の予定は幾つでしょうか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 島田市の受け入れ、来年の3月までは約800トンという形になります。 ○議長溝下夫君) 桜井議員。 ◆8番(桜井洋子君) それでこの間、その受け入れに対してずっと反対されて不安を持っている市民の方や地元の方、この間もいろいろな申し入れをしてきたのですが、その中に100ベクレルという基準の数値を非常に、この受け入れに対して問題視、問題を持って運動して声を上げてきた人たちは出していました。最終処分場埋め立てる飛灰の1キログラム当たり100ベクレル、それは今までの低レベル放射性廃棄物100ベクレル以上は別に処分するということがありましたので、国が基準を8,000ベクレルに変えたわけですよね。それで100ベクレルということを非常に重要視していて、100ベクレル以上だったら受け入れたくないというようなことを何度も市のほうに申し入れていたと思うのですが、先ほど説明の中では6月あたりに112ベクレル出たというような、これは一般ごみ島田市のごみだけですが、こういうところでもう少し、国の基準は8,000ベクレルということでしたけれども、市として市民の皆さんのそういういろいろな不安、そういう運動、疑問、そういう中でこの100ベクレルはクリアできなかったということが非常に大きいと思うのですが、これについては今後もこの100ベクレル以上あっても安全、問題ないということで受け入れていくのでしょうか。そこをもっと地元の方と話をきちんとしてくる必要があったかと思いますが、その辺はもう話にならないのでしょうか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 100ベクレルのことにつきましては、地権者の方、あるいは谷口の方、そして伊太地区の皆さんとずっとお話をさせていただきました。伊太地区の皆さんとは覚書を結んでありまして、飛灰500ベクレル以内ということしてありますけれども、当然そこまでいくことはほとんどないと思います。そういった中で今、桜井議員がおっしゃったように8,000ベクレルが国のガイドラインでありますので、500ベクレルというのは本当に、反対する方にとっては高いと思われるかもしれませんけれども、500ベクレルまでいかないという形の中で覚書をさせていただいておりますし、また100ベクレル島田市のごみが112ベクレル出たということにつきましては、これはいろいろ考えますと、ちょうど台風が来たところで、その台風の倒木とか、あるいは家庭の皆さんの木の剪定したものとか、そういったものが入ったということで臆測されるわけですけれども、島田市のごみだけで100ベクレルを保つということは非常に難しい話です。ただ、収集したものを処理しただけですので、この100ベクレルとか数字はちょっと調整できないのが現状であります。ただ、広域処理のものにつきましては混合割合を15%、あるいは10%、あるいは7%、8%とか、そういうことによって濃度の少ない飛灰をつくるといいますか、そんな形のものは操作できますけれども、自然の通常の運搬で運んできたものはちょっと調整はできない状況でありますので、これは非常に難しいところかと思います。 ○議長溝下夫君) 桜井議員。 ◆8番(桜井洋子君) これは私の意見ですが、やはり100ベクレルを超えたというところに非常に問題視している最終処分場の周りの方々、市民の方々があったら、やはりそこを対応するようなことをしていただきたかったと思っています。それは島田市のごみだけの飛灰の中でも、剪定枝等のそういう入る条件があればそれを除いてやっていくということでできるわけですから、そこはもうちょっと市のほうの譲歩が必要だったのではないかとこの間の経過を見て思いますが、とにかく説明責任をきちんと果たしてから、この専決処分も実行してどんどんいく、こういう姿勢が一貫して貫かれてきたのです。市長自身がもっときちんと説明をしていく、地元に丁寧な説明をしていくということで部長や課長は最前線でいろいろ対応して大変だったと思うのですが、やはりトップがきちんと地元の方と向き合った丁寧な説明が必要だったし、そこら辺のこじれが来ているかと思いますので、今の説明責任が果たされていないこの専決処分に関して、非常にこれはこのまま執行していく、今、工事をしていくというのはちょっと、説明をきちんと果たしてからにしていただきいと思います。これは意見です。 ○議長溝下夫君) 河原崎議員。 ◆23番(河原崎聖君) 3月の質問のときにも言ったのですけれども、やはり今回これだけこじれたというのは、先ほど来部長が数値のことを言われていますけれども、やはり感情的なしこりというか、そこのところが大きいのではないかと思います。最初の谷口上の説明会についても、地元のほうから要請があって初めてやったということで、最初にその不信感を持つもとをつくったということがありまして、3月の質問でも強引なやり方については、まずきちっと謝罪をすべきだと言いました。ところが、その後の展開を見ますと、例の借地料を一方的に振り込んだとか、今の地元説明もしないでこういった道路の話を進めるといったようなことから見ますと、穏やかに解決しようというよりも、かえって何か事を荒立てようとしているというふうにしか見えないのです。だから、まずやはり今までのやり方についてきちっと謝罪すべきところは謝罪するということをしないと、地元との話というのはこれから先進まないと思うのですけれども、謝罪をしてから話を進めるという考え方は市のほうにはありませんか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) いろいろなお考えがあろうかと思いますけれども、市としましても昨年の12月以降、大臣、副大臣まで来たりしていただいたりということで説明は市長も出席してみずから説明をさせていただいたりしておりますし、担当、事務レベルですけれども、夜間、説明を何回かしておりますけれども、そういった中で非常に、今反対されている方は、言い方は申しわけないですけれども、一部の人がもう決められているというような状況の中で、なかなかそこの人たちとの合意に至らないのが現状であります。地元との話し合いということでありますけれども、謝罪につきましては市長のお考えでありますので、また市長のほうが、ちょっと私はとわかりませんけれども、地元との話し合いにつきましては一応、6月の終わりごろですか、谷口の皆さん自治会のところにお会いして、伊太ではこういうふうな覚書をさせてもらって了解いただきました。ですから、谷口の皆さんもこういうふうな内容で、これは伊太地区の内容ですけれども、こういう条件の中で何か歩み寄りのことはできませんかというようなお話もしっかりさせてもらって、自治会長もそこは覚えています。ただ、それが谷口の自治会皆さんに伝わったかどうか私は知りません。しかしながら、市としてはそういう提供をしているにもかかわらず、3カ月間何も音沙汰なしだというようなこともあったりして、それも自治会の人たちのお考えがどういうお考えがあったかわかりませんけれども、市としましては一応、一応といいますか、できる限り説明をさせてもらったり、あるいは資料提供をさせてもらって、谷口の自治会の人たちも田代環境プラザの出た飛灰ことについても、水の検査についても定期的に数字は報告させていただいてありますし、そういったこともしていただいておりますので、決して市に落ち度があったということ、説明の仕方が下手だったと言えばそれまでかもしれませんけれども、いずれにしても、市としては事務方として誠意を持って対応させていただいたということは言えると私は思っております。 ○議長溝下夫君) 坂下議員。 ◆21番(坂下修君) 今、質疑を聞いていまして職員の皆さんは気の毒だというのですか、大変だとつくづく思います。専決は首長の権限ということで、もうどんどん進めていっているということで、確かにそのとおりかもしれませんけれども、非常に上から目線で荒っぽい手法、これはやはり協議をするには本当に無理ですよね。これはもうつくづく思います。  質問をしますけれども、前回の3年前の契約というのですか、更新があったということで、この3年ごとの更新はもう何回されていますか。 ○議長溝下夫君) 田中環境課長。 ◎環境課長田中一彦君) 済みません。しっかり資料を見て計算をしたわけではないのですけれども、平成9年当時、拡張工事をしたときに、1年契約だったものを翌年から3年契約にして、それで今まで3年ごとに契約をしたというふうな記憶があるのですけれども、その最初の9年だったか10年かというのはちょっと覚えがないのですけれども、済みません。 ○議長溝下夫君) 坂下議員。 ◆21番(坂下修君) いいです。何回、それはいいのですけれども、ということは、やはり今回の3年目に当たっても、これは当然、契約というか、そういった今、何か食い違いがあると言っているのですけれども、あるとはいうものの、やらなければならなかったのですよね。だから、その契約が結ばれないということで地権者反対しているということですよね。そういう意味では、ちょっと市の対応が甘かったのかという判断をせざるを得ないのです。  それを横へ置いて、これだけ一般市民皆さんにも不安を与えてしまった。東北の瓦れきは本当に助けてやりたい。これは恐らく市民の方、いいという声が多かったと私は思うのですけれども、そのことでこういう一般市民ごみ処理までできなくなってしまった。これはやはり一般市民としたら、本当に不安だと思いますし、困ったと思っているのです。で、正直、新聞報道だけが先へ出て、新聞報道によって議員がこれを聞いて、今度10日に私たちは初倉で議会報告会があるのです。私はその会場なのですけれども、これはどう説明したらいいですか。説明のしようがありません。恐らくそういう方が来て質問されて、議会は知らないと言って、知らないとはおまえら何をしているのだと言われますよね。私は正直、もうフォローする気はありません。だから、うまくやってほしいのです。だから、最初に手を上げたときに、先ほど政局絡みのことを言いますけれども、この瓦れき受け入れは、私らが感じるのは、政局絡みで手を挙げてしまっているのです。仕掛けというのはそこから仕掛けているのです。だから反対する人が政局絡み反対するなんて、そんなことはないと私は思います。  この一般市民に対する不安、そしてこういった経過、これは心配しているのを新聞報道だけに任せているのではなくて、市としても毎月の広報紙、この経過説明、そういったものをしたらどうですか。そういった考え方はありますか。 ○議長溝下夫君) 田中環境課長。 ◎環境課長田中一彦君) 当初、災害廃棄物を受け入れようとしたときに、広報紙等で状況等を報告していったという経緯があります。この後、仮設道路がいつまでも仮設ということでは考えていませんので、こういうものについては広報のほうでまた災害廃棄物の受け入れだったときと同じようなものができればというか、できるようにしていきたいと考えております。 ○議長溝下夫君) 坂下議員。 ◆21番(坂下修君) そうすると、これはまだ協議して解決できると思っているのですか。仮設ということなのだけれども、契約がこれは平成25年12月31日までこれは仮設ですよね。それ以降ももとに戻るという予測をされているのですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 来年の12月末までの借用になっていますけれども、そのころについては本当に、先ほどお話ししたように地権者ともいろいろ話をさせていただいた中で、歩み寄りの方法、例えば何ベクレルまではどうでしょうかと、そういう歩み寄りの方法を提案させていただいたのですけれども、そこもままならぬと。一切だめだということでありますと、なかなか先へ進むことも難しくなってしまいますけれども、やはり反対されている方々も市のごみをとめているというのはもう十分承知しておりますので、その辺の中でお話ができるものであれば、して解決させていただきたいと思ってはおります。 ○議長溝下夫君) 清水議員。 ◆13番(清水唯史君) 私はけさ、この最終処分場まで実際に行ってきました。この中で何人の方がその最終処分場へ行かれたかというのは疑問ではありますが、現在、本日その工事を差しとめるように実力行使されている方がいらっしゃいますね。その方と私は実際、朝お話ししまして、まず感情論で今これをとめているということをおっしゃっていました。市長が変われば、俺は賛成するというような話をされていますので、本当に政局絡みでこれをやられているということがあります。それと実際に最終処分場の正規の入り口のところの看板、平成29年3月までですか、ちょっとはっきり、平成29年ということは実際確認してきましたけれども、平成29年までは最終処分場は使うということをもとの地権者もこれは理解している。ただ、経済状況並びにその賃貸契約のみ、その借りる価格の更新ということで判断されている。平成29年まではそこの処分を認めているということで私はあそこに書いてあった期限は判断したのですが、そちらはいかがですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 拡張したときに処分場のほうを延長していきたいということで県のほうへ届けをさせていただいた。それで県のほうから平成29年3月までということでの許可はいただいております。当然そのときには市独自判断でなく、地権者との話をした中で、御理解いただいた中で延長の申請をしたものと思っておりますので、地権者の方もそこは承知をしているかと思われます。 ○議長溝下夫君) 清水議員。 ◆13番(清水唯史君) そのように最終処分場の使用を地権者の方がもうそこで認定しているということで、今回なぜこじれたかというのは本当に金銭的な問題なのか、ただ3年ずつの支払いの金額を見直す、または3年ごとでないとその賃貸契約ができなかったのか、そこを、なぜその平成29年という、最終までの契約がされなかったのか、ちょっとそこを疑問に思うので御説明いただけますか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 実質的には処分場を利用できるのが県の許可で、平成29年3月というふうに許可をいただいているところなのですけれども、契約についてはもう、先ほど田中課長からも話があったように、契約を今までするときにも、その話をさせていただいた中で、あくまでも少しでも地権者の方に有利といいますか、価格が変動しているにもかかわらず、低い単価で契約してもらったのでは申しわけないというような意思で、3年という形の見直しの中で契約をさせていただいているということで地権者皆さん方に説明をしながら、今までも印鑑をいただいていたという経緯はございます。 ○議長溝下夫君) 清水議員。 ◆13番(清水唯史君) これを最後にさせていただきますけれども、やはりその最終処分場も毎日、地権者の方があそこで平成29年までということをうたっているのにかかわらず本年で契約打ち切りということで、何かすごく理不尽ではないかというように本当に感じられました。実際、私も何回か行っていますけれども、その平成29年という期間を見て、それを訴えていなかったということも、地権者の方も何かちょっと理不尽ではないかということを痛感しております。  それとやはりきょう地権者の方とお会いして、向こうを助けたいという気持ちは本当にあるということで、ただ、市長の手法または当局の手法が気に入らないというような形でありますので、今回は仮設で設ける、それに対して仮設専決でやっていただいて、それと本格的に現在の反対地権者の方のところが通れないようでしたら、賛成されている方の土地を使って搬入ができるような形の前向きな対応をしていただきたいと思いますけれども、いかがですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) ありがとうございます。先ほど来申しましたように、その埋め立てにするものについては、言ってはあれですけれども、県内でも本当に一番低いぐらいの飛灰の量でありますし、ほかの市町へ行きますと200ベクレル、300ベクレルが出ていますので、そういったことを考えますと、数的なこと、数字だけで言いますと、また反対地権者が怒られますけれども、低いほうだと思っていますので、安全性はあるということの中で埋め立てをさせていただきたいというふうに市は考えております。 ○議長溝下夫君) 八木議員。 ◆2番(八木伸雄君) 本件が専決で行われるということについての自治法上の問題というのはちょっと私はわからないのですが、ただ、議会では瓦れきが一般ごみであるというそういった理解というのですか、その搬入についての議論はもうし尽くして、決議をして受け入れるのだということで決まったのです。それで私はそのときの一番の判断というのは、当然、地元の方の処分場受け入れ反対があることは知っていました。ただ、その点の努力をしていただけるものと思っていましたが、結果的にできない。ですが、法的には搬入できるという、ある第三者、そういった少し法律的に詳しい方にお聞きして、仮にそのための損失が当局に生じた場合は賠償してもらえるのだというようなことも聞いて実は賛成をしたのですが、この仮設の工事について賠償を求めるかどうか、あるいは受け入れない契約が途中でストップしたことに対する、その賠償責任を求めるかどうかということは、それはどういうふうにお考えになるか、当局の判断ですからわかりませんが、一応、法律にのっとってやっていただきたい。この仮設についても受け入れるということを決めた以上は、受け入れるべく最善の努力をするということも、仮設搬入路ですから、これはやっていただきたいと思います。  それから道路のほうですが、先ほど経路のことを言いましたが、道路ですから公衆道路であれば、だれがどういうふうに通ろうが、これは道路交通法上、問題ないのです。ただ、幅員が4メートルということですと、農家の方、実際は作業をすると、消毒等あるいは作業をするときに車をとめるのです。そうすると、そこで通れなく、すれ違いできなくなってしまうということがあるので、その辺の話を、これは当然、道路交通法にかかわらず、その辺の理解を得るために話し合いをぜひしていただきたい。場合によれば運行する時間帯、そういうことで御理解をいただくように努力をしていただきたいと、そんなふうに思います。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 4トンのトラックで運ぶ形になろうかと思いますが、先ほど申し上げましたように1日4往復か5往復と。多いところで5往復程度になろうかと思いますけれども、今、議員がおっしゃられましたように、バッティングを避けるために、例えば飛灰の車は何時から何時までここを通りますというような時間設定をして、それを周知させていただいて、なるべく農作業の方の車との接触を避けていく方法も考えておりますので、そこはまたいろいろ内部のほうで協議をして、接触が少ない形の中で進めていきたいと考えております。 ○議長溝下夫君) 福田議員。 ◆22番(福田正男君) この専決処分に至った経過をまず教えてください。 ○議長溝下夫君) 久保田部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 専決処分に至った経緯ということでありますけれども、先ほど来ありますように、ごみ搬入が現在ストップしていると。市民の不燃物搬入がストップされている状況で、市民にいろいろ御迷惑をかけているということで不安もあろうということの中で、市民のそういった生活について少しでも早く解決をしたいということの中で専決をさせていただいたものだと。 ○議長溝下夫君) 福田議員。 ◆22番(福田正男君) この反対地権者入り口を封鎖したのが10月11日です。専決処分したのが24日、この13日間、一体何をしたのですか。何をしていたのですか、これは13日間。議会を開く余裕は十分あったではないですか。市民が心配しているのだったら議会に諮るべきではないですか。議員連絡会で濁すだけで、後から事後説明して、一体何のための議会ですか。13日間。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 先ほど申しましたように、11日に封鎖されたということで、その後、市の中でも方法をいろいろ協議していたところであります。そういった中で方法が決定したのがもう少し後になったということの中で、専決をさせていただいたということで御理解いただきたいと思います。 ○議長溝下夫君) 福田議員。 ◆22番(福田正男君) では、その方法を決定したのはいつですか。22日ですか。23日ですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 庁議ということがありまして、役所の中で市長ほか部長までの会議、庁議がありますけれども、ここで私のほうで今までの経過を報告させていただいた中で、今後の方針について10月24日の庁議、朝ですけれども、緊急にこのことについて協議をさせていただいた結果、市の方針が決定したというところでございます。 ○議長溝下夫君) 福田議員。 ◆22番(福田正男君) 24日に決定したわけですね。では、24日に議会を招集すればいいではないですか。何で24日に招集しないのですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長
    生活環境部長久保田正君) 24日に方針が決定されましたけれども、まだ業者の関係、どういう業者がいるかというようなことは県のほうに登録してある新工法というような業者がありましたけれども、なかなか24日に招集をさせていただくというまでは内容的にまだ、方法、方針については24日に決定させていただきましたけれども、中身について具体的なものはまだ決定されていないということの中でございましたので、御理解いただきたいと思います。 ○議長溝下夫君) 福田議員。 ◆22番(福田正男君) 工事は29日からでしょう。月曜日から入ったのでしょう。25日、26日、27日、28日、庁議で方針が決定してから4日間あります。何で議会を開く余裕は、あるではないですか。業者の選定なんて、その間にやればいいことでしょう。何でこんな大事なことを議会に諮らないのですか。いくらお茶所だと言ったって、何で事後説明でお茶を濁すのですか。そんなことが許されますか。では、議会なんて要らないではないですか。そんな専決ばかりやっていたのでは我々議会は要りませんよ。市民生活に大事なことではないですか。庁議で決定してから4日間もあるではないですか。何で議会に説明しないで専決するのですか。部長、そう思いませんか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) このことにつきましては専決をさせていただいて、後で御報告をさせていただく方法につきましては、議会とも協議をさせていただいた中での結論でございます。 ○議長溝下夫君) 福田議員。 ◆22番(福田正男君) それで私が思うのは、先に市民の皆さんに新聞報道されてしまって、我々議会に何も説明がなくて、我々は市民から問いがあったらどう説明したらいいのですか。その工事をここに搬入口を変える。この予算はどのぐらいかかるのか。どうしたらいいのか。どこから搬入するのか。道路のこととかいろいろあるでしょう。それを市民の皆さんから問い合わされて、全議員が何も答えられない。中には内部情報でもらっている人がいるかもしれないけれども、この大事なときに、そんなことが本当に許されていいのですか、言いたいのはそこです。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 専決の時期の問題ですけれども、方法につきましては先ほど答弁させてもらいましたけれども、新聞報道は確かに契約の内容についてあったときに報道させていただきまして、いち早く議員の皆様方に御報告をしなければならないことでありましたけれども、なかなか皆さんの全員が集まるところがない、機会がないということの中で、一応後日、なるべく早い機会の中で、皆さんがお集まりの中で機会を捉えて御説明させてもらうという方向で決定をさせていただきました。 ○議長溝下夫君) 福田議員。 ◆22番(福田正男君) その議員が全員集まるとか集まらないとか関係ないのです。そんな重大なことがあったら、我々は議会招集があったら、視察先から飛んで帰ります。それが我々議員の宿命です。わかりますか。いいですか。行政視察でどこへ行ったって、あちこち行ったって、こんな大事なことをなぜ議会招集かけないのですか。そんな新聞報道する前に、なぜ議員に説明しないのですか。予算がかかることでしょう。予算がかかることを、何で簡単に専決処分するのですか。だったら我々は要らない。そうではないですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 専決につきましては法的根拠ということで、先ほどの179条ということでさせてもらっていると。これに合致しているということで判断をさせていただいて、議員の皆様方にいち早くお知らせしなければならないというのは本当に事務方としてあったわけですけれども、それがままならなかったことについてはおわび申し上げますけれども、いずれにしても根拠につきましては自治法に基づいての適正な専決であるという形の中で判断をさせていただいたものでございます。 ○議長溝下夫君) 佐野議員。 ◆10番(佐野義晴君) 今、部長は2つ同じ答弁があったと思うのですけれども、先ほど原木議員と今の福田議員の質問の中で、専決にかかわる質問をしている中で、議会のほうにもある程度理解が得られたような、聞き方がちょっと悪かったと思うけれども、理解が得られたと言ったのか、議会に事前に言ってあるのか、その辺をちょっと具体的に言ってみてください。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 議会に得られているということは私は申したつもりはございません。そういう形でとられたのだったら私の説明不足でしたけれども、決して皆様方から専決について賛同を得たというふうには思っておりません。 ○議長溝下夫君) 佐野議員。 ◆10番(佐野義晴君) 今それとあなたはおわび申し上げますと、専決に対して言わなかったことを、職員でおわびして済むことですか。庁議で決めていないでしょう。あなたが今言うように、おわび申し上げると部長の地位で言える言葉ですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 私がおわび申し上げますと言ったことにつきましては、私の説明の中で議員が議会で承認を得ているというような発言があったというようなお話があったものですから、そんな誤解を招くような表現をしたのであればおわび申し上げますという形で申し上げたつもりでございます。 ○議長溝下夫君) 佐野議員。 ◆10番(佐野義晴君) それと今言う10月11日から29日の間なのですけれども、議会のほうには、議長とか事務局のほうには一切そうしたことはなかったですか、しなかったですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) 専決の関係とか、今までの経緯につきましては、議長さんと副議長さんと常任委員会の委員長さんには事前に報告をさせていただきました。 ○議長溝下夫君) 佐野議員。 ◆10番(佐野義晴君) 今、部長のほうから議長と副議長それと常任委員会の委員長と言いましたけれども、いつの日にどういう話があったのですか。これは議長に確認します。 ○議長溝下夫君) ちょっと待ってください。 ◆10番(佐野義晴君) それと相談している間に部長に確認したいのです。この今の専決の金額というのは、補正の金額に賃借料が入っているのですけれども、工事費というのは一切入っていないのですよね。実は私このニュースは皆さんが発表する前にある人から、ある業者に云々ということで、ある金額というのを聞いていました。そういう情報が世間に出ている中で、今回これに技術的に書く必要はないと言えばそれまでになるけれども、なぜ説明会の折にこのくらい工事にかかるというのを一切触れていないのですか。 ○議長溝下夫君) 久保田生活環境部長。 ◎生活環境部長久保田正君) これにつきましてはあくまでも仮設の橋とか物を借りるというような工事となって、その工事をするためには当然、整地、盛り土をしなければならないと。そのために、それをして後で橋等をかけるということの中で、一連の作業ということで賃貸借の中でその工事も業者が行ってしまうということでございます。 ○議長溝下夫君) 先ほど佐野議員の話ですけれども、実際、議長室で伺ったわけではないものですから、時間的なことがちょっとわからないものですから、日のほうが。  佐野議員。 ◆10番(佐野義晴君) だったら、どういう説明を受けたのですか。 ○議長溝下夫君) 今回のこの件についての専決の方法でとにかくやりたいというような、これは電話ですか。これは議長室で、すみません。私の勘違いで、議長室で専決をするというようなことで伺っておるそうです。  佐野議員。 ◆10番(佐野義晴君) それでは、そのときに一つの手法として議会運営委員会とか開こうというような発想とか考え方議長としてなかったのですか。 ○議長溝下夫君) 全くないわけではないですけれども、今回のこの件については軽微な部類に入るということで判断しました。  佐野議員。 ◆10番(佐野義晴君) それと今言う今回の自治法改正でにわか大工でちょっと資料を調べましたけれども、要するに臨時会の招集権というのは議長が招集することができるというできる範囲になっていると思うのですけれども、その辺に対して議会運営委員会で諮るような算段ということも、これは一切なかったということで解釈していいですか。 ○議長溝下夫君) 今回に関してはそのとおりです。  佐野議員。 ◆10番(佐野義晴君) あとは自分の裁量で考えます。 ○議長溝下夫君) 原木議員。 ◆12番(原木君) 私も最初に質問したときには突っ込まなかったのですが、今回の専決については非常に問題があります。それで今までの話を聞いていると、議長にも相談をした、常任委員長にも相談をした。ところが、議長なり委員長からは全然報告がないということについては問題でありますので、やはりこの専決の扱いについて私は議会運営委員会の中で一つのテーマとして当然、今後検討すべきだということで議長に申し入れしたいと思います。 ○議長溝下夫君) ただいまの件については、また議会運営委員会の正・副委員長、正・副議長でもって検討をさせていただきます。  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長溝下夫君) 質問もないようですので、この件につきましては以上で終わります。  それでは、これをもちまして議員連絡会を終了いたします。                                閉会 午前11時56分...