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  1. 島田市議会 2012-09-14
    平成24年9月14日民生病院教育常任委員会−09月14日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    平成24年9月14日民生病院教育常任委員会−09月14日-01号平成24年9月14日民生病院教育常任委員会  民生病院教育常任委員会                              平成24年9月14日(金)                              第 3 委 員 会 室 1.付託議案の審査 2.その他 出席委員(8人)  委員長   八 木 伸 雄 君     副委員長  仲 田 裕 子 君  委  員  村 田 千鶴子 君     委  員  橋 本   清 君  委  員  紅 林   貢 君     委  員  小 澤 嘉 曜 君  委  員  松 本   敏 君     委  員  福 田 正 男 君 説明のために出席した者  市民福祉部長兼支所長                甲 賀 房 江 君  市民福祉部次長長寿介護課長            原 田 啓 二 君  市民課長                      中 林 惠 子 君
     国保年金課長                    石 川 桂一郎 君  福祉課長                      杉 本 隆 良 君  児童課長                      横田川 雅 敏 君  健康づくり課長                   千 澤   毅 君  金谷南地域総合課長                 濱 田 三 郎 君  金谷北地域総合課長                 杉 本 昇 次 君  川根地域総合課長                  鈴 木 博 志 君  病院事務部長                    中 野 恵 之 君  病院事務部次長兼医事課長              森 田 智 之 君  経営企画課長                    落 合 昭 之 君  管理課長                      村 松 正 幸 君  看護専門学校副校長                 深 澤 淑 子 君  教務課長                      松 永 則 子 君  教育長                       松 田   宏 君  教育部長                      北 川 清 美 君  教育総務課長                    中 村 盛 高 君  学校教育課長                    小 木 正 隆 君  学校教育課参事                   浅 田   敦 君  社会教育課長                    中 村 好 男 君  文化課長兼博物館長                 渡 辺 武 資 君  金谷図書館長兼川根図書館長             高 原 正 造 君 職務のために出席した事務局職員  担当書記(議会事務局次長兼庶務係長)        北 川 博 美                                開会 午前9時27分 ○委員長(八木伸雄君) ただいまより民生病院教育常任委員会を開会いたします。  本会議から付託を受けました議案の審査に入る前に、先に当局から報告事項がございましたら、お願いをしたいと思います。  村松管理課長。 ◎管理課長(村松正幸君) それでは管理課より1件御報告させていただきます。  既に新聞等でも報道されて御存じのことと思いますが、市民病院職員の不祥事について御報告いたします。  事件の内容ですが、市民病院看護部所属の男性看護師が先月、8月20日の午前1時半ころ、市内のマンションの1階のベランダに干してあった下着を盗もうとした疑いで逮捕されたものです。逮捕後の警察の捜査で、報道された事件の前にも下着を盗んだ事実が判明したため、追送検されておりました。先週9月8日の金曜日に略式起訴となり、罰金刑の判決を受け、即日納付しております。病院としての処分につきましては、本人から直接事実関係の説明をさせた後検討することと考えております。  たび重なる不祥事により、市民の方の信頼を損ねることとなり、大変申しわけありませんでした。  以上でございます。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、本日は議事日程が大分ボリュームが多いものですから、早速審議に入りたいと思います。  初めに8月31日に上程されました補正予算等の議案を審査し、次に平成23年度決算の審査という順序で進めてまいりたいと思います。お手元にレジュメが行っていると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  なお、補正予算、決算の審査につきましては、お手元の付託議案審査項目に従い、歳出、歳入の順序で行います。効率的な進行を進めていきたいと思いますので、ぜひとも御協力のほうお願いをいたします。  なお、審査につきましては、委員同士の活発な討議、意見交換をお願いしたいと思います。そうしたことで、議事進行にぜひとも御協力いただくようお願いいたします。  なお、発言の際には、お手元のマイクのスイッチを入れていただきたいと思います。  それでは、初めに、議案第61号 平成24年度島田市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会の所管に属するものについて審査いたします。  なお、審査につきましては、歳出、歳入の順番で行いたいと思います。  それでは、歳出2款総務費1項総務管理費13目諸費までです。総務費の1項総務管理費、諸費ということで、議案書が、予算に関する説明書52・53ページ、概要書は1・2ページです。  当局から説明をお願いいたします。  原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(八木伸雄君) 特に補足説明はないとのことですが、委員の皆さん、質疑がございましたらお願いいたします。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 概要書の1ページなのですけれども、返還金がずらっと並んでいますよね。その中で、上から3番目の生活保護費国庫負担金返還金というのがあります。これについて、昨年、平成23年度の事業費確定でこういう金額が出たということなのですけれども、この生活保護費国庫負担金について、内容をわかりやすく説明していただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 今、御質問にありました生活保護費の国庫負担金の返還金についての説明でございます。  まず、県は国に生活保護費の負担金がこれぐらいかかるということで確定をいただきましたのが3億496万6,759円でした。これにつきまして、受入額が3億3,002万2,000円歳入がありましたので、最終的に確定額、先ほど言いました3億496万6,759円のところから既に受け入れておりました金額を引きまして出た数字であります。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 生活保護を受給する人に対する保護費は、国の制度ですから国のお金と、そして島田市のお金を一定の割合で支給するということになっていて、これは多分、国からのお金、県を通して国からのお金の保護費で、金額が確定して、余ったという表現が適切かどうかわからないのですが、それを返還しようとするものだと思うのですが、私がこれを取り上げたのは、こういうことがあるのですね。生活保護を受けている人が就労する、働くと、収入がもちろんありますね。そうすると、保護費というのは一定の金額が決まっているものですから、保護を受けている人の収入があると、支給金額が減らされるということがあるのですね。そうすると、当然、支給しようと思ったのだけれども、それが支給する必要がないので余った。だから、返還金になったという現象なのかと思って伺ったのですが、この点、どうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 国に申請をするに当たっては、見込みで出しております。見込みを出したところで、最終的に今、お話しさせていただきました3月末まででこれくらい支給をしましたということで確定するということで、決して収入があったから返してもらったとか、減らしたということのための理由で返還金が生じたのではありません。  松本委員がおっしゃるとおり、確かに生活保護費というのはあくまで収入があれば、収入は差し引くということで、それについては当初生活保護費が決まるときに審査させていただいておりますので、その後もし就労とかが決まって収入が新たに発生すれば、そこでまた変更とかになりますけれども、通常は最初決まった生活保護費の支給額が、もし状況が変わらなければそのまま行くということになりますので、変更とかで返却したのではないということになります。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 見込みで国に申請して、最終的に決算みたいな形で余ったものだから国に返すということなのですが、そういうことであれば、多分、毎年同じように見込みをするものだから、必ずこういうことで負担金の返還金が大なり小なり生じると思いますよね。そういうふうに想像をするのです。ですので、ちょっと前年の、これは平成23年度確定したから、では、平成22年度確定したから、これだけ返還しますよというその金額はちょっと、去年のを見ても見当たらないのですね。ということは、全然返還していなかったのではないのかと思って、では、見込みだったら、今年外れて、今年というか、平成23年度は外れて、平成22年度はちょうどぴったりという、そういうことが本当にあるのでしょうか。それが疑問に思ったものですから。今すぐ、平成22年度資料が課長の手元にあるかどうか、よくわからないのですが、少なくとも私が見た限りでは、平成22年度はなかったものですから、ちょっと不思議に思ったのですけれども。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 平成22年度につきましても、返還金は生じております。もちろん額は毎年同じというわけではないですけれども、平成22年度生活保護費の返還金が186万1,000円ということで、返還金は出ております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) それは国庫補助金ではないですか。負担金ですか。もう一度正確に教えてもらえますか。私が言っている生活保護、国庫負担金の返還金なのですが、今言った186万1,000円というのは国庫負担金ですか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 申しわけない。今ちょっと調べています。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、後ほどその確認をしていただくということで、この総務費について、ほかに何か質疑ございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) なければ、次に移りたいと思います。  3款民生費1項社会福祉費2目障害福祉サービス費から4款衛生費1項保健衛生費3目感染症予防費までを審査したいと思います。予算に関する説明書は52ページから55ページ。概要書は1ページから4ページです。  では、当局から説明をお願いいたします。  杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 特に説明するものはありません。 ○委員長(八木伸雄君) では、補足説明もないということでございますので、委員の皆様、この範囲で質疑ございましたら、お願いしたいと思います。  紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 障害福祉サービス費の中の障害福祉事務費補正額548万3,000円ですけれども、これは補助金となっているわけですが、この施設整備に対して総事業費は幾らになっているでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 総事業費、主体工事費が6億7,289万6,000円となっておりまして、これが補助対象事業費としましては9億4,975万7,000円、それから用地費とか造成費とか、これは補助対象にはなっておりませんけれども、そういったものを含めると、10億8,998万1,000円となっております。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) これは島田市が助成を、補助をするということですけれども、ほかの市町はどのようになっているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 今回のこの施設は、天竜厚生会と県との協議の中で志太榛原地区に施設を建設するということで、入所の対象が志太榛原地区がまず優先されるとなっております。そういった意味で、島田市以外で各市町で補助を今予定しているところが焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町になっております。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) それで、それぞれの市町で金額が決まっていると思うのですけれども、その金額を決める基礎、基準は、基準が何で、金額が幾らというのはわかりますか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 現時点でもらっている資料によりますと、施設の整備補助金については、通常、建てかえの施設でありますと、入所者の各市町が対象となります。そういった形で、対象となる各市町の人口割りと人数の入所割りという形で計算されますけれども、今回は天竜ワークキャンパスの移転という形でありますが、形としては新設という形になります。  そうした形で、現在入所者がいないということで、先ほど関係市町の人口割り、それから法人のほうとしましては、ここは50人定員の施設でありますので、その50人の定員も入所見込みという形で各市町で人口割りというふうな形で希望を出してきましたけれども、島田市としましては、まだ入所があくまで見込みであって、その50人定員を人口割りで割るのは計算上いかがなものかという考えもありまして、島田市から入る可能性がある入所者で割ったもので計算をしました。ほかの市町につきましては、法人が希望してきた50人定員を人口割りでという形で考えています。そういった形で、島田市はほかの市町よりも少し補助額が少ないという形になっております。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) そうしますと、これは新しくということですけれども、今、島田市の現状はどのようになっていらっしゃるのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 待機者ということかとは思いますけれども、障害を持つ方であっても、在宅、家で介護ができるという方もいらっしゃいます。また、多少症状が軽い方でも、やはり親御さんとかが高齢で将来的なことを考えると、施設に入所したいという形で希望を出している方もいらっしゃいます。そういった意味で、待機の程度というのがなかなか難しいところでありますけれども、例えば、今回、この建設する施設というのが知的の対象となる施設でございまして、ここについては現在、うちのほうでは5名程度で入所したいけれどもということで待っていらっしゃるという形で考えています。ほぼそのような人数で、あと、障害の方とかもいらっしゃいますけれども、人数的には同じくらいだと考えております。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。 ◆委員(紅林貢君) はい。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかに質疑ございませんか。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 概要書の3ページの一番上に家庭児童相談室運営事業というものがあるのですが、この備品購入について説明をお願いします。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) それでは、説明させていただきます。  このたび社会的養護入所者環境改善事業費補助金、これは補助率が10分の10という補助率でございますけれども、この採択を受けまして、児童虐待の一時保護移送時に必要な、これは車で移送する際のチャイルドシート、それから夜間、道がわからないような状況でスムーズに保護所までたどり着くようにということで、カーナビゲーションシステムを整備する予定です。それから、もう1点は児童相談施設にさすまたを設置しまして、不審者から児童等の身の安全を確保するという目的での備品整備を予定しております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。
    ◆委員(松本敏君) 児童を保護するということは、虐待を受けた児童を保護するということになるわけですが、これは、例えば、島田市の施設にそういった子供たちを保護する、宿泊してもらうようなことを想定しているのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 市内にはそうした保護施設というものは特に想定をしておりませんので、少し遠方になる保護施設への移送がこれまでの例ですので、そうしたカーナビゲーションシステム等の必要性が出てくるということでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) そういった施設があって、そういった子供を移送する、そういうことだということがわかりましたけれども、ここのところは完全に子供が対象なのでしょうか。ちょっと確認で。例えば、DVなんかもありますよね。そういった対応についてはどうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 今、御指摘がありましたDVの場合も、児童虐待と重複しているケース等もございますので、親子、母親と子供の保護というようなケースも出てくると思います。今回は補助メニューが児童虐待の補助メニューを使わせていただいての備品整備というようなことでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) そういった場合は非常に厳しい状況なわけですよね。なかなか島田市だけではということもあって、やはり警察との何らかの連携とが必要になるのですが、やはり、かなり密に警察との連携を行っているのか、状況といいますか、現状を教えていただきたいと思うのですが。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 児童虐待等にかかわります、要保護児童にかかわる対応につきましては、関係機関で組織しております要保護児童対策地域協議会という組織を立ち上げておりまして、もちろんそれには警察等にも入っていただいております。そうした対応の中で連携をとるような形をとっております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。この件ですか。 ◆委員(松本敏君) ほかの件でいいですか。 ○委員長(八木伸雄君) はい。いいです。どうぞ。 ◆委員(松本敏君) 今の件はわかりました。ほかの件に行って、1個間を置いて下の4款衛生費で1項1目の保健衛生総務費で、保健衛生事務費です。地域の支えあい活動立ち上げ支援事業を行う団体に対する交付金ということなのですが、61万3,000円補正額がありますよね。これについて説明をしていただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 今、松本委員からお話のありました支えあい事業の関係ですけれども、このたび地域の活動組織であります島田市の高齢者を地域で支える会が高齢者のためにいろいろな活動をやっていただけるということでお話をいただいています。その内容といたしましては、なかなか高齢者というのは仲間づくりの機会が少ないものですから、その横のつながりを持たせるために、それぞれの合同事業を立ち上げようとするものです。それに必要となります需用費とか、またはその会議を開くときに小さなものですけれども講演を行いますので、その報償費とかを組んでおります。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) ということは、この事業は市として何かしらを起こすというよりも、そういった団体に、支える会に支援をしていくための予算という考え方でいいのでしょうか。確認の意味で、もう一度聞いておきますが。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) それで結構です。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) もう1点。この財源なのですけれども、ふじのくに安心地域支え合い体制づくり事業費補助金というのが財源としてありますよね。この名称は、いろいろなところにぽこぽこっと出てきているのですね。これは県の事業かと思うのですが、この事業での補助金だと思うのですが、この県の事業について簡潔に説明をしていただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) この地域支え合い体制づくり事業ですけれども、事業内容の例といたしましては、地域の支え合い活動の立ち上げ支援、それとか、地域活動の拠点整備、それとかあと、人材育成、そういうものに対して補助金が交付されているところとなっておりますので、それぞれの事業に該当されるところがあれば対象となってまいります。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 多分、今後の審議の中でまたこの表現が出てくるかもしれませんので、また出てくれば個別の事業について伺いたいと思います。いいです。 ○委員長(八木伸雄君) ほかに質疑がございせんか。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) 先ほどの紅林委員の質問の社会福祉法人天竜厚生会が建設する施設の整備概要をちょっと教えてください。私はこれを全然知らなかったものですから。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 整備内容ということですが、経緯から説明いたしますと、天竜厚生会、これは浜松市に本部がある法人なのですけれども、そこが天竜ワークキャンパスという施設を持っております。これは授産所の機能になりますけれども、天竜ワークキャンパスが築30年以上、36年を経過するということで、老朽化と、あと耐震化の関係で、手直しをしたいということで法人が意向を持っておりました。ただ、法人側としましては、なかなか建てかえの財源が確保できないということで、将来的にはしたいけれども、すぐには無理だという形で県といろいろ協議をしてきたわけですが、その中で県から国の補助金の関係もあって、今年度建てかえのチャンスだという形になって、申請というか、計画が具体化したということです。  それに当たっては、先ほど申しましたけれども、志太榛原に障害の支援施設が少ないということで、天竜ワークキャンパスを志太榛原に移転したらどうだということで、県からもアドバイスを受け、それについて天竜厚生会で検討した結果、志太榛原地区に移転をしたいということで、土地を探したところ、藤枝市のちょっと奥になりますけれども、そこに土地があるということで、そこに移転をする計画を進めたというところです。それに当たっては、授産施設というよりも、知的障害者の施設が少ないということで、知的障害者施設を建設するということで計画を立てたということになります。  先ほども言いましたとおり、定員については50名を予定しておりまして、あと、ショート、短期の一時預かりを定員として20名を予定しているというような施設であります。建物については、それでも新しい建物を建てますので、障害施設にふさわしいような余裕のある面積といいますか、空間にしたいということで、鉄筋コンクリート造の施設を考えているというような内容でございます。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) これ、天竜浜名湖から、天竜から藤枝へ移転するについては何ら問題はなかったのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 天竜厚生会と県との協議でありますけれども、それについては特に問題はないと聞いております。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) それで、事業概要費が10億8,998万円で、この事業の内訳、事業費の内訳はどうなっているのですか。それから、参加自治体の負担金の割合はどうなっているのですか。その2点、わかれば教えてもらいたい。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。事業の概要。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 事業費の内訳から御説明をいたします。  まず、本体工事費が6億7,289万6,000円。これは先ほどお話をさせていただきました。それから、工事事務費ということで、設計費等がかかります。これが2,610万7,000円。あと、空調関係になりますけれども、細かく言うと冷暖房の工事費が7,559万3,000円。あと、浄化槽工事費が1,567万2,000円。あと、エレベーターがつきます。これが809万9,000円。あとスプリンクラー等の工事、消防工事が2,698万9,000円。あと、備品関係が7,000万円。その他外構工事が2,185万1,000円。これにはさっきのワークキャンパス、古いほうの既存の施設の解体も含まれております。これが3,255万円。工事費というか、工事の全体として9億4,975万7,000円です。補助対象外となりますけれども、用地費、造成費、それからその造成のほうの基本設計費等を全部含めて1億4,022万4,000円で、あわせまして10億8,998万1,000円という状況です。  あと、もう一つの御質問は各市町の内訳ということでございましたので、それについて御説明をします。関係市町が4市2町になりますけれども、先ほど言いましたとおり、人口割りと、あと見込み割りといった形で率が少し変わりますので、金額でもよろしいでしょうか。            〔「金額でいいですよ」と呼ぶ者あり〕 ◎福祉課長(杉本隆良君) はい。先ほど、島田市のほうは、この補正に出させていただいた金額になりますけれども、おおよそになりますが、焼津市が1,000万円ほどで、藤枝市が1,100万円ほど。牧之原市が550万円ほど。それから吉田町が150万円ほど。あと、川根町が70万ほど。おおよその数字ですけれども、これが今見込まれているというところであります。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。そのほかに。  橋本委員。 ◆委員(橋本清君) 3ページの保健衛生費ですけれども、2目の母子保健衛生費ということで、乳児の事業で、備品購入ということですけれども、125万1,000円。この内容を教えてください。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) この乳児健康診査指導事業の備品購入費ですが、バンタイプの乗用車を購入しようとするものです。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 橋本委員。 ◆委員(橋本清君) わかりました。それで、この乳児家庭全戸訪問事業とあるのですけれども、これは乳児の場合、4カ月、10カ月健康診査。7カ月が相談事業ということなのですけれども、これは全戸というのはどういう意味なのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 島田市の場合ですけれども、出生してから2カ月前後で各家庭に訪問いたしまして、その乳児の状態とかを確認させていただいております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかに質疑、ございませんか。  村田委員。 ◆委員(村田千鶴子君) 確認なのですけれども、先ほどの松本委員への説明の中で保健衛生費、地域の支え合い活動のことなのですが、先ほどの説明を聞いていますと、今回の補正額というのは、島田市の高齢者を支える会の方に助成するというような説明だったのですけれども、では、具体的にこの島田市の高齢者を支える会というのが既にできているわけですか。確認させてください。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) こちらの会ですけれども、島田市の高齢者を地域で支える会、代表者の方もいらっしゃいまして、既に今年の4月1日に立ち上げを終了しております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 村田委員。いいですか。 ◆委員(村田千鶴子君) それで、今、各地域でそれこそ高齢者ふれあいサロンとかというものをやっているわけなのですけれども、先ほどの説明ですと、そういう会の方々が合同事業を立ち上げるということは、いわゆる全体の島田市のそういった高齢者の活動を一生懸命支えていらっしゃる活動の方々の調整役というか、コーディネーター的なことでこれからは主導してくださるというような位置づけでよろしいのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) この高齢者を地域で支える会の加入されている方々ですけれども、以前老人クラブといっておりましたが、いきいきクラブの参加者の方とか、健康づくり課事業であります地域ふれあい事業のスタッフの方々に参加をしていただいております。それぞれの地域の方々の交流の場をこの会でつくっていこうと考えているところです。 ◆委員(村田千鶴子君) 了解いたしました。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかに質疑ございませんか。  紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 単純なことで申しわけないですけれども、感染予防費の嘱託員は仕事というか、何をされる方ですか。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 今度のポリオの、不活化ワクチンの予防接種につきましては、集団接種を行うこととしております。その集団接種の会場で看護師としての仕事をしていただきます。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 直接補正とは関係ありませんけれども、今まで生が今度は不活化ということですけれども、まれに感染をしてしまうということで、今度はワクチンが変わるわけですけれども、島田市で今まで過去にそういう事例というのはございましたでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) なかったと聞いております。 ◆委員(紅林貢君) はい。 ○委員長(八木伸雄君) いいですね。ほかに質疑ございますか。ないようでしたら。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 委員長、すいません、福祉課長です。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。返還金の関係ですね。 ◎福祉課長(杉本隆良君) はい。先ほどの生活保護の返還金の関係です。  まず流れから御説明いたしますと、生活保護の場合、年度ごとに県を通して国に見込み額を提出するわけですけれども、その時期が大体1月ごろにその年度の見込み額を提出します。それに基づいて確定するわけですけれども、1月に提出するわけなものですから、4月から12月の受給件数が対象となります。したがいまして、最終的にまた6月にその年度、その前年度という形になりますけれども、ときに最終的な3月までの実績を清算金を申請として提出しますけれども、したがいまして、1月から2月、3月までの増減が見込みよりも多少狂ってくるということで、返還があったりとか、場合によっては追加で出したりというか、そういった形があります。  平成22年度につきましては、見込みで出した数字があったのですけれども、見込みによって国庫負担金が入ってきたわけですが、最終的に入ってきた金額よりもまだ足りなかったということで、もう一度市から請求をさせていただいたということで、支出よりも歳入があったということで、平成22年度につきましては49万4,560円を再請求したという形になっております。これは過年度収入ということで、今年度の決算になりますけれども、決算書の66ページになりますが、66ページの諸収入の雑入、過年度収入のところの生活保護費国庫負担金49万4,560円、これが平成22年度において再度追加請求させていただいて、今度入ってきた数字ということになります。ですから、年度ごとに多少見込みと実績が狂って、払う場合もあるし、入ってくる場合もあるということで、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 年度ごとに変わるということはわかりましたが、この補正予算の金額、2,505万6,000円という返還金の金額というのは年度ごとに変わるのですけれども、どういうふうに見ればいいのでしょう。僕は非常に大きい金額だなと見ているのですが、これは年度ごとに変わって、ちょっとずれの範疇だというようにすらっと考えればいいのでしょうか。ちょっと大きいような気がするのですが、それはどうですか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) そうですね。確かに2,500万円という数字が額的には大きいかと思いますけれども、正直に言いまして、見込みとその後の先ほど言いました増減がちょっと大幅に変化していれば、数字がそういった形で出てしまうということになります。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。松本委員。 ◆委員(松本敏君) とりあえず。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかにございませんか。  では、続いて10款教育費に入りたいと思います。5項社会教育費2目の文化財保護費6目図書館費。説明書が56・57ページ、概要書が7・8ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  渡辺文化課長。 ◎文化課長兼博物館長(渡辺武資君) 補足説明は特にありません。 ○委員長(八木伸雄君) 委員の皆さん、質疑ございますか。  松本委員。
    ◆委員(松本敏君) 概要書の7ページの10款教育費の図書館費というところで、この内容は施設開放試行日に嘱託員1名を雇用する経費が載っています。それで、図書館職員の皆さんの顔ぶれを見ますと、非常に嘱託員の方が多いですね。何人ぐらいいるのでしょうか。多分30人ぐらいの規模でいるのではないでしょうか。新しい仕事とは言え、その中で回すことができないのかという疑問を持つのですが、その点、どういうふうに考えているのか教えていただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 北川教育部長。 ◎教育部長(北川清美君) 本来月曜日は休館日なのですが、そこを試行日ということでやります。今、何人ぐらいにしようかということで、2階、3階あるのですが、2階の一般書のフロアを開放しようと考えておりますが、おおむね4人ぐらい職員がかかるだろうということで、ローテーションを組んでいくのですが、どうしても今のメンバーでは足りないものですから、1人増員をしてローテーションを組み直すということで1人の増員を要求したということでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 1人足りないということは仕事がそれだけ、仕事量から見て多いという判断ですよね、足りないということは。それでは4人で体制をつくって開放日に一体何をやるのかということですね。私が非常に気になるのは、この開放日のときに本の貸し出しを行わないのです。ということは、お客さんといいますか、市民の方が来て、2階のフロアでいろいろ読んで、それで帰って行くということだけなのですね。それで職員もふやして4人体制にしなくてはいけないというのがちょっと理解できないのですね。貸し出しをするのだったら、いろいろな事務があるでしょうから、わかるのですが、逆の質問をすれば、なぜ貸し出しをしないのかということにもなるのですが、その点はどうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 北川教育部長。 ◎教育部長(北川清美君) 本来休館日であるところで、市民からあけてほしいという要望がありました。そうした中で、市民サービスからすれば本当は365日あけるのがいいのだろうと思いますが、そうも行かない部分もありまして、どの程度の利用があるかということで、まさに試行ということで、サービスをどこまでやろうかということもいろいろ検討したのですが、とりあえず施設の開放、そして本を読んでいただくというところで、その後、もっと貸し出しもしてほしいとか、要望がどれくらいあるかということを見定めて今後の参考にしていきたいと考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。いいですか。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 試行についての説明資料はもらいました。ずっとあけていって、ふだんは閉まっている月曜日もあけようということなのですよね。それで、このあけることによって、ここに書いてある将来の図書館サービスのあり方を検討する際の基礎資料とするということで書いてあるのですが、ふだんあいているわけで、この月曜日をあけて資料にするというのがよくわからないのですね。いろいろな基礎資料だったら、ふだん業務をしているのではないですかと言いたくなるのですが、一体月曜日に、サービスだったらわかるのですよね。では、基礎資料とすると書いてあるのだけれども、一体どういう資料をこの事業で得たいのか、もう一度伺います。 ○委員長(八木伸雄君) 北川教育部長。 ◎教育部長(北川清美君) 月曜日にしかひょっとしたら来られない方もいらっしゃるかもしれませんし、月曜日にどれくらいの来館者があるか、その来館者の人たちがどういったサービスを希望するかということを調査してまいりたいということです。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) ということは、そういった調査をして将来につなげていくということだろうと多分思います。わかりました。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかにございませんか。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) その上の駿河山遺跡発掘調査経費の790万と出ていますけれども、これは埋蔵文化財が出るということで、経費を出しているのですが、どういう埋蔵文化財が出ているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 渡辺文化課長。 ◎文化課長兼博物館長(渡辺武資君) この大井上水道企業団の五和配水池の工事施工箇所でございますけれども、ここは駿河山遺跡としてこれまで縄文・弥生時代の住居跡やお墓が確認されております。昨年度確認調査を行ったところ、住居跡と土器の破片が発見されたことから、今年度、本調査を行うものです。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうすると、その縄文土器は相当価値のある文化財として見ているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 渡辺文化課長。 ◎文化課長兼博物館長(渡辺武資君) 昔から文化財として残ってきたものですから、市としてはこういったものを保存してきたいと思っておりますけれども、今後、本調査でどのようなものが発見されるかはわかりませんが、一応、確認調査でそういったものが出ましたので、本調査の確認が必要ということになっております。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 期間はどのくらいの調査期間を設けているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 渡辺文化課長。 ◎文化課長兼博物館長(渡辺武資君) 約2カ月です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) では、これは特定財源で、受託事業収入って、これは国、県ですか。 ○委員長(八木伸雄君) 渡辺文化課長。 ◎文化課長兼博物館長(渡辺武資君) 当調査につきましては、市が大井上水道企業団からの委託により実施しまして、市が支出します790万円分については大井上水道企業団から市の受託事業収入のほうへ納入されることになっております。原因者の負担ということになっております。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうしますと、今回790万円ですけれども、本調査が入って、本格的に埋蔵文化財が出た場合、当然、もっともっとかかるわけですよね。 ○委員長(八木伸雄君) 渡辺文化課長。 ◎文化課長兼博物館長(渡辺武資君) 昨年度に確認調査をやりまして、今年度は本調査なものですから、それ以上の調査を行うとなると、よほどの物が出ない限りは行わないと思います。ですので、本調査を行って、現場がいろいろ報告書とかをまとめまして、そうなれば、埋め戻して配水池の工事を施工すると、そのような形になります。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうしますと、よほどの物が出ない限りというのですけれども、今、出そうな、貴重な文化財、縄文土器がもし発見されて出た場合は、今後、どういうふうな、そういった市民の皆さんにそれを知らしめるのですか。博物館に展示するとか、そういったことも計画されているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 渡辺文化課長。 ◎文化課長兼博物館長(渡辺武資君) そうした発掘されました土器等は博物館の収蔵品として長く収蔵していき、折において展示していくという形になっております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そういった歴史的な貴重な価値のあるものでしたら、市民の皆さんにとってすぐ見たいというのは大体普通では。こういうものが発掘されましたという、皆さん、ものすごく関心のある方いらっしゃると思いますので、そういったものが発掘された場合は、すぐ市民の皆さんに展示なり、いろいろな紹介をしてあげていただければいいかなと思いますので。 ○委員長(八木伸雄君) いいですね。では、お願いします。  それでは、以上、教育費の審査が終わりまして、歳入に入りたいと思います。  歳入15款県支出金2項県補助金2目民生費県補助金から5項雑入4目の過年度収入までで、議案の48ページから51ページまでです。  この中で補足説明がございましたら、お願いいたします。  いいですね。それでは、委員の皆さんに質疑がございましたら、お願いいたします。歳入についてはいいですか。橋本委員、いいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) それでは、次に、第61号、この全体を通して何かございましたら、お願いいたします。全体を通していいですか。ないようでしたら、採決をいたします。  議案第61号 平成24年度島田市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会の所管に属するものについて、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 異議なしということで、議案第61号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、特別会計予算のほうに入りたいと思います。  初めに、議案第62号 平成24年度島田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について審査をいたしたいと思います。議案書の16・17ページ、説明書の61ページから65ページ、概要書は9・10ページです。  まず、当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  石川国保年金課長。 ◎国保年金課長(石川桂一郎君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さん、質疑がございましたら、お願いいたします。  よろしいですか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 特にないようでございましたら、採決いたします。  議案第62号 平成24年度島田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第62号は原案のとおり可決すべきものと決します。  続いて、議案第64号 平成24年度島田市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について審査をいたします。議案書の21ページ、説明書の72から76ページ、概要書の13・14ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) それでは、少し説明させていただきます。  初めに、歳出から説明します。議案書の75、76ページ、概要書は13、14ページをごらんください。  1款総務費1項総務管理費1目一般管理費のげんきアップシニアサポーター養成事業は、元気な高齢者が元気をなくした高齢者を支援する仕組みづくりの一つとして新たに始める事業です。プラザおおるりに専用室を設置し、筋肉への負荷が高齢者向き、比較的弱いトレーニング機器を配置して、元気な高齢者が自分自身の運動機能の維持を図るとともに、トレーニング機器を使ったリハビリテーション知識を習得して、元気をなくした高齢者のマシントレーニングをサポートする組織づくりを進めるものです。養成講座は週1回、全部で12回で、募集人員は20人を予定しています。当該事業の財源は県のふじのくに安心地域支え合い体制づくり事業の10分の10の補助金を活用してまいります。  次に、5款諸支出金1項償還金及び還付加算金3目償還金については、平成23年度の介護給付費県負担金や地域支援事業費の確定に伴う支払基金交付金等の返還金です。  次に、5款2項操出金1目一般会計操出金は、平成23年度の事業費確定に伴う一般会計への操出金です。  次に、歳入について御説明します。議案書の73、74ページをごらんください。  3款国庫支出金4款県支出金1項2目地域支援事業交付金及び5款支払基金交付金は、平成23年度事業費確定に伴う補正です。  4款1項3目介護保険財政安定化基金交付金は、介護保険制度の財政安定化のため、県の基金を取り崩しをして、その3分の1を市町に交付するもので、県の通知によって交付額が確定したために補正するものです。  4款県支出金2項2目ふじのくに安心地域支え合い体制づくり事業費補助金は、歳出で御説明しましたげんきアップシニアサポーター養成事業を実施するための10分の10の補助金です。  7款繰入金2項1目保険給付等支払準備基金繰入金は、今回の補正での国庫等収入や介護保険財政安定化基金の交付を受けて、基金の取り崩し額の減額をするものです。  8款繰越金は、実質収支に基づく前年度繰り越し額の計上です。  以上、御説明申し上げました。 ○委員長(八木伸雄君) はい。ありがとうございました。では、委員の皆さん、質疑ございますか。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 議案書の75、76ページで、今説明をいただいたげんきアップシニアサポーター養成事業について伺いますけれども、今、詳しく話があって、大体わかったのですが、もう少し。この事業なのですが、おおるりの1階の部屋を借りて、451万5,000円のいろいろな備品を購入して、高齢者がそれを使って元気になるという説明だったと思うのですが、ただ、これは養成講座、養成事業ということで、実践的に、さあ、立ち上がって、実際にやるよというその前段の指導者を養成する、そういうイメージがあるのですが、その点はどうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) この事業の目的は大きく2つあると考えております。一つは高齢者の方々の介護予防ということ。それからもう一つが老人団体、とりわけ老人クラブ等の会員数が伸び悩みが非常に多いというのが、65歳から高齢者というふうな言い方をしておりますけれども、なかなか65歳の段階で老人クラブに加入する方というのは今そうはいないと。  そういう中で、先ほど言いました65歳から74歳ぐらいまでの方の中で、比較的元気なお年寄りの方々にこのマシンでの筋力のトレーニング等の技術を習得していただいて、もう少しお年を召した方々にそのマシントレーニングをするときにサポートするような形をとると。  そういう老人クラブ等の団体との交流の機会を設けることによって、そういう団体への理解を深めていただいて、徐々にではありますけれども、そういう団体への加入を促進していくというふうな狙いをもっている事業と理解しております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) なかなかちょっと抽象的でよくわからなかったのですが、一つは講師となる人に来てもらっていろいろ覚えてもらうということと、もう一つは、実際にその講師のもとで多くのお年寄りに来てもらって、実際に行う人たちがいると思うのですが、まず、講師の人たちってどういう人なのでしょうか。先ほど高齢者を支える会とかいう話もあったのですが、そういうものと何か関係があるのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 私どもで考えている今回の募集の対象というのは、65歳から74歳ぐらいまでの元気な高齢者の方々に広く呼びかけをして、そういうサポーターとしてやっていっていただけないかという働きかけをしていくつもりでおります。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 講師は、集め方はわかりました。そうすると、あと、会員といいますか、その人たちはやっぱり同じように、例えば老人クラブに声をかけて、おおるりに来てもらう。これもまた募集する。そういうことでいいのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 今回はサポーターとしての養成ですので、今言いました65歳から74歳ぐらいまでの方の中で広く募集をかけて20人ぐらいの方にまずは集まっていただいて、その方々、基本的には私どもの考えとしては、各中学校区から3名ずつぐらい集まっていただいて、その人たちが将来的に各地域のリーダーというふうな形になっていけばいいなと考えておりまして、その方々がまずマシントレーニングの技術を習得していただくと。これが今年度の事業として考えております。次年度以降についても、またこういう講座をやっていくつもりでおりますけれども、講座がないときに、その講座を受けた方がおおるりの専用の部屋を使って、みずからの体力維持のトレーニングをやっていただいても結構ですし、地域のお年寄りの人たちを誘って、そこのところでその方々に教えていただいても結構だと考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) イメージは大体わかりました。もう少しこの事業、多分こういった備品も購入するわけですから、当然、長期的にやると思うのですよね。そういうふうに長い、何年かというスパンを見たときに、どこかで会員さんを集めるということもやっていかなければならないかなというときもあると思うのですが、それはその対象としてはどうなのでしょうか。広く市民の高齢者の方に声をかけるだとか、あるいは老人クラブの中で声をかけるとか、その募集の仕方についてはどうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 御本人の体力維持ということと、本当に元気をなくした方、サポートを受ける側とサポートする側というふうな考え方があろうかと思いますけれども、当然そのサポートをする、サポーターの養成というのも継続的に続けていきますし、サポートを受けたいというふうな、もう少しお年を召した方々に対するアプローチというのは各地域の老人クラブに働きかけをしていきたいと考えています。 ◆委員(松本敏君) はい。
    ○委員長(八木伸雄君) いいですね。そのほかに。  はい。いいですね。  それでは、議案第64号 平成24年度島田市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決すべきことに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) なしということでございますので、異議なしと認めます。よって、議案第64号は原案のとおり可決すべきものと決します。  続いて、議案第65号 平成24年度島田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について審査いたします。議案書は22・23ページ、説明書は77ページから81ページ、概要書は15・16ページです。  当局に補足説明がありましたら、お願いいたします。  石川国保年金課長。 ◎国保年金課長(石川桂一郎君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) では、委員の皆さん、何か質疑ございましたら、お願いいたします。  いいですね。ないようでしたら、採決いたします。  議案第65号 平成24年度島田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第65号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第70号 島田市立幼稚園に関する条例の一部を改正する条例について。議案書は31ページ、説明書・参考は5ページから8ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  中村教育総務課長。 ◎教育総務課長(中村盛高君) それでは、若干の補足説明をさせていただきたいと思います。  本議案は島田市立幼稚園、いわゆる五和幼稚園の平成24年度の保育料の減額または免除の基準を改定する条例の改正であります。これは平成22年3月に交付されました地方税法等の一部を改正する法律において、年少者に対する扶養控除の廃止にかかわる部分が平成24年4月1日から施行され、平成24年度分の市民税から適用されたことを受けて、幼稚園の保育料の減額または免除の基準について改正前の条例と整合性を図るため、今回、条例の一部を改正し、公布の日から施行しようとするものであります。  この住民税の改正で控除がなくなることにより、市民税が大きく上がることになるため、それにあわせてスライド的に別表区分の基準額を上げるものであり、対象者を広げるという改正でございます。したがいまして、対象の収入の免除額そのものを変える改正ではございません。  よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございました。それでは、委員の皆さん、質疑ございますか。  仲田副委員長。 ○副委員長(仲田裕子君) 少しお伺いしたいのですけれども、この幼稚園は平成25年度には変わりますよね。そうしますと、この5,400円という対象者というのは現在何人なのでしょうか。それと、民間保育園との整合性を図るための措置という解釈も含まれているのでしょうか。その点を伺いたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 中村教育総務課長。 ◎教育総務課長(中村盛高君) 5,400円の対象者は平成23年度0人でございます。それとあと、平成25年4月1日をもって民営化されますので、この島田市立幼稚園に関する条例については一応廃止になりますので、この1年間の適用ということになります。これにかわりまして、私立の就園奨励費の補助金交付要綱というのがございますので、そちらのほうの適用になると考えております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。 ○副委員長(仲田裕子君) わかりました。 ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございました。ほかにございませんか。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第70号 島田市立幼稚園に関する条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決すべきと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第70号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第71号について審査いたします。議案第71号 島田市野外活動センター条例の一部を改正する条例について。議案書は32・33ページ、参考は9ページから12ページです。  当局に補足説明がありましたら、お願いいたします。  中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 少し補足説明させていただきます。  今回の島田市野外活動センター条例はこの後御審議をいただく島田市山村都市交流センターささまと同様でございますが、経営の安定と利用者へのサービスの向上を図るために、宿泊室の利用料の改定を行うとともに県内の類似施設も参考として、宿泊者の区分設定を変更するというものでございます。条例の施行は平成25年4月1日からということでございます。  以上でございます。 ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございます。委員の皆さん、質疑ございますか。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 今9月議会を行っておりますけれども、ひらたく言えば、使用料の値上げです。それで、例えば、2月議会とか、そういう切りのいいところといっては語弊がありますけれども、何で今こういった条例を提案してきたのか、その理由について説明をしていただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 両施設とも申し込み期間が半年間、6カ月前から申し込みの受け付けをすることになっておりますので、来年の4月1日の申し込みはもう10月からできるものですから、本議会に提出をしたということでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 節目という、多分そういった感じだろうと思うのですが、それで、料金のアップですね。料金体系が従前のものと新しいものとちょっと違うものですから、非常に見づらいのですね。どの程度上がったのだろうかと普通考えるのですが、小学生、中学生、高校生、そして一般ですね、その段階別に料金がアップした金額を教えてもらいたいのですが。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 野外活動センターですが、和室の小が高校生以下の生徒というところが1人当たり243円、それが今度中学生の団体と高校生の団体に分かれますが、中学生の団体ということであれば262円、高校生の団体であれば472円ということです。上記以外の者は旧料金で行きますと486円。その新料金だと、その他の者ということになりますが、787円ということになります。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) この野外活動センターですね、そういう金額で1年間で増収見込みは幾らぐらいになるのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 平成23年度の実績から推計をいたしますと、野外活動センターについては100万円前後の増収が見込まれます。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 指定管理者にお願いをしております。指定管理者は、島田市が指定管理料を支出するわけですけれども、収入は基本的には指定管理者のものになるわけですよね。そうしますと、島田市が出す支出というのは、その指定管理者の収入が多ければ多いほど、指定管理料は減らせるという理屈にはなるわけですけれども、ただ、先ほどの説明で、こういうことを行うことによって、利用者のサービスを図るということも言っておられたのですけれども、それでは具体的にこのことによる利用のサービスのアップですね。それはどういうことを考えているのか、その点はどうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 野外活動センターにつきましては、繁忙期のときの職員の補充や夜間のお風呂の関係なのですが、利用者から、夜間は男性の職員が管理人としているのですが、夜間のお風呂のときのトラブル等があった場合、なかなか言いにくいというような要望がありますので、そうした方の採用とか、そういった形で市民サービスにつなげていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 今回の料金の改定は、部屋が幾つかあって、1部屋10人ですよね。その部屋の料金の改定なのですが、ただ、野外活動センターで利用者の皆さんからいろいろなものを徴収する場合に部屋だけではないと思うのですが、その他徴収するものに関する料金改定というのはどうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 宿泊については、あとは寝具代310円とっていますが、それは改定はいたしません。改定は宿泊室の利用料金のみです。  以上です。 ◆委員(松本敏君) 終わりです。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。ほかの委員の方、何か質疑ございませんか。  紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 昨日の議案質疑の中でサービスの向上ということで、シャワーですか、朝のシャワーの使用というようなことも答弁の中にありましたけれども、現在、シャワーの利用はどのようになっているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 昨日、原木議員からの御質問はささまのほうの御質問だったものですから。 ◆委員(紅林貢君) ああ、そうか。ごめんなさい。 ○委員長(八木伸雄君) では、71号に関してはいいですか。 ◆委員(紅林貢君) はい。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、ないようでしたら、採決いたします。  議案第71号 島田市野外活動センター条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決すべきことに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第71号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第72号 島田市山村都市交流センター条例の一部を改正する条例について審査をいたします。議案書は34、35ページ、説明書・参考は13ページから16ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) シャワーの利用ですね。これ、現在はどのような状態でなっているのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 現在は、朝はお湯が出ませんので、シャワーの利用というものはないです。利用ができないという状況でございます。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 夜間だけということですか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 入浴時間が決まっておりまして、その時間を過ぎれば、お風呂のあれをとめてしまいますので、それで、温かいお湯、加熱というのですか、そのあれをとめてしまうものですから、朝は冷たい水しか出ないという今、状況に。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 私が思ったのは、71号もそうでしょうけれども、この72号でも結構この暑いときにいろいろ野外の活動等をしますと、汗をかきますよね。ちょっと昼間、お昼食べる前にちょっとシャワーを浴びたいなんていうことが出てくると思うのですよ。ですから、本当にサービスの向上をするなら、そういうことまで考えてやらないと、この利用者の本当の要望にこたえるということにはいかがかなと私は思っているのですけれども、そういう考えというのはどうなのでしょうか。現在、そこまで考えているのかいないのか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) ささまにつきましては、宿泊者にアンケートをとっております。そういう中で、朝シャワーを使いたいというような要望がかなりあります。今回、料金を改定いたしまして、ふえた分についてそうしたサービスに対応していただくというようなことを考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 今、私が言ったように、ぜひまた、常時ということになると、また経費とか、いろいろかかるということはあるでしょうけれども、利用者のサービス、利用者にいい環境をつくるということでしたら、常時使えるようなこともまた可能でしたら考えるということで行っていただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかにございませんか。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 料金のアップということになるわけですけれども、これは、一番小さいのは8人部屋ですか。これもなかなか見づらいものですから、直接聞きますけれども、旧料金と提案されている料金と比べた場合、小学生や高校生、大人ですね、一般ですね、どのぐらいのアップ幅になるのか、これも教えてもらえますか。
    ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 宿泊室でいいますと、これは8人部屋でございますが、児童または生徒の団体、旧料金ですが1人197円、これが新料金で2つに分かれますが、中学生等の団体の場合は210円、高校生の団体の場合は420円、旧料金の一般の宿泊者のところですが、ここが394円が新料金だと、その他の者ということになりますが、735円ということになります。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) それによる年間の収入増の総額は幾らになりますか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 平成23年度の実績に基づいて推計をいたしますと、60万円弱ぐらいの増収になると見込まれます。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) このささまには料金をいただくところとして、いろいろな集会場がありますね。研修室、それから付帯施設なんかの料金をいただくところがあるのですが、そちらのほうに関しては料金の変更等はどうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 今回につきましては宿泊室の利用料の改定のみでございます。研修室とか、そうしたものの改定については今回は考えておりません。 ◆委員(松本敏君) 終わります。 ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございます。ほかに質疑ございませんか。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第72号 島田市山村都市交流センター条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第72号は原案のとおり可決すべきものと決します。  続いて、議案第79号 静岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について。議案書は46ページ、説明書・参考は25・26ページです。  当局から補足説明がございましたら、お願いいたします。  石川国保年金課長。 ◎国保年金課長(石川桂一郎君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) 委員の皆さん、質疑ございますか。  いいですね。ないようでしたら、採決いたします。  議案第79号 静岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第79号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ここで暫時休憩をいたします。再開は11時10分からといたします。                                休憩 午前10時57分                                再開 午前11時10分 ○委員長(八木伸雄君) それでは、休憩前に引き続きまして、審査を続けたいと思います。  続きましては、認定第1号、平成23年度島田市一般会計決算の認定のうち、当委員会の所管に属する事項について審査したいと思います。  初めに歳出から審査いたします。2項目が分割されておりますので、お手元の付託議案審査項目で確認しながら進めていきたいと思います。  それでは、認定第1号 平成23年度島田市一般会計決算の認定について、歳出の2款総務費1項総務管理費1目一般管理費中、金谷南支所事務費から3項戸籍住民基本台帳費1目戸籍住民基本台帳費までを審査したいと思います。決算書の71ページから86ページまで、成果に関する報告書は51ページから82ページの間ですね。少し長いですが、その間でお願いします。  それでは、当局から補足説明ございましたら、お願いいたします。  濱田金谷南地域総合課長。 ◎金谷南地域総合課長(濱田三郎君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、ほかの方、いいですね。では、委員の方、質疑ございますか。お願いいたします。総務費についてはいいですか。いいですね。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) それでは、続きまして、3款の民生費に入りたいと思います。1項社会福祉費1目社会福祉総務費から3目の老人福祉費までを審査いたします。決算書の91ページから98ページ、成果に関する報告書は92ページから108ページ。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さん、質疑ございましたら、お願いいたします。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 成果に関する報告書の94ページなのですけれども、社会福祉総務費の中で災害時要援護者対策事業というのがこのページの一番上にあります。この表はゼンリンの地図のいろいろなシステムの金額ということなのですけれども、この要援護者の事業については、まず、援護台帳をつくるということになるわけですが、今の実績といいますか、状況を教えてもらいたいのですが、要するに、対象者がどのぐらいいて、そしてその台帳になっている方はどのぐらいなのかという、この平成23年度の実績についてはどうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 要援護者台帳の対象者、登録者ということでよろしいかと思いますけれども、平成23年度末になります。今、平成24年度はまとめております。平成23年度末の時点では、対象者が1万388人、その中で登録者は7,438人ということで、登録率は71.6%になっております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 毎年少しずつ登録する人たちがふえているというのは数字からは見えるのですが、しかし、いずれにせよ、まだ、逆の意味でいえば71%というこの数字をどう見るかということなのですが、その点、どうでしょうか。100%というのはなかなか大変なのですけれども、もちろんそれに近づけたいというのは当然の話なのですが、この71%はどうなのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 松本委員のおっしゃるとおり、年々ふえております。この71%という数字はもう少し上げたいというところでございます。現在、民生委員さん等の協力により、台帳のほうの整備を行っておりますけれども、やはり転出転入等もございますし、なかなか100%というのは難しいところでありますので、毎年毎年少しずつこの率を高めていきたいと考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 高めていきたいのはもちろんそのとおりだろうとは思うのですけれども、そのために努力はしていただきたいと思うのですが、その次の質問が福祉課に答えられるかどうかということもあるのですけれども、その台帳に要援護者の皆さんが7,438人載っているということになるわけですが、しかし、それだけではだめなのですね。それは、要援護者に対する支援者がいないと、本当の台帳にはならないということなのですが、それでは、現在、その7,438人に対してその皆さんを支援する人数ですね、その人たちに対してどのぐらいの人たちが支援者として名乗りを上げているというか、台帳に記載されているのか、その点はどうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 要援護者という、災害時ということで、これを整備しておりますけれども、支援者につきましては把握しておりません。これについては、防災のほうで個別計画作成をお願いしておりまして、この要援護者が自分の地域内にどこにどれくらいいらっしゃるかということをお教えしまして、災害時に地域の中で支え合っていただくということで、現在、地域のほうでそういった形の態勢の構築をお願いしている状況です。それについては、防災課と協力をし合って進めている状況です。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) そういう答弁が多分返ってくるなという予想はしていたのですが、言いたいのは、それ自体が問題だと私は思うのですね。要するに、福祉課で要援護者台帳をつくって、しかし、その支援をする支援者の数は知りませんということがあるということは全く行政の縦割りではないのでしょうか。その両方がセットにならないと、本当に人を助けるといいますか、そういうことにはならないのではないでしょうか。私はそう思いますけれども、どうですか。 ○委員長(八木伸雄君) 甲賀市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(甲賀房江君) 要援護者台帳の作成は福祉課でやっておりますが、今の福祉課長が言った個別支援計画は防災計画の一環の中で防災課が主体で動いております。先ほど、7,400人ほどの要援護者台帳登録者を言いましたけれども、この7月末では約8,000人ほどの登録になっています。要援護者というのはいっぱいいますので、その中で本当に災害が起きたときに自力で外へ出られない、家族の支援も1人の支援も受けられないという方は681人ほどです。これは民生員が直接足で歩いて、自力でできるか、家族の支援の有無を尋ねたところ、681人の方が何かのときには取り残されてしまうおそれのある方ということがわかっております。  この方たちについて、いわゆる支援員をだれにするかということを今自主防のほうへ投げかけて、要援護者1人について3人までの方をエントリーしていただくと。近い方、あるいは若干離れた方もいると思いますが、その方にももちろん同意をとらなくてはなりませんので、3人の方まで支援者を明記してもらうと。そして、お一人お一人ずつ、681人については個別支援計画を立てていくことを進めております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 方向性はわかりました。681人に対して支援者を今募っているということなのですが、福祉課でもやっぱり台帳をつくるというだけではなくて、そういった681人に対して支援者がだれかとか、そこまでも含めたのを、防災課はもちろん持つとは思うのですが、それは福祉でもきちっと、それは知りませんということではなくて、そういったものも含めた台帳を握っているということが必要だと思いますので、ぜひそれはタイアップしてやっていっていただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) ほかに質疑ございませんか。  村田委員。 ◆委員(村田千鶴子君) この中に福祉のところなのですけれども、地域支え合いづくり推進事業が昨年度新規事業で行われまして、皆さんのところへ黄色い旗を全戸配布したわけなのですけれども、実際に活用されたのは多分前回の9月に行われました防災訓練ではないかと思うのですが、この活用につきましてどのようにされたか、何か報告を、どうされたかお伺いしたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) この黄色い旗ということになりますけれども、これについては福祉課で昨年度作成し、全世帯に配布いたしました。委員がおっしゃるとおり、今年度の総合防災訓練で活用していただきたいということで、地域の防災のほうにはお願いしてまいりました。現状として、現在、総合防災訓練の実施報告書が防災課に上がっている状況でして、その中でどの地域が黄色い旗の活用の訓練をやっていただいたかといったものを把握できるかと思います。現状として今、報告書をまだ上げていただいているという状況であります。 ○委員長(八木伸雄君) 村田委員。 ◆委員(村田千鶴子君) 今後の活用の時点では、防災課ということなものですから、ちょっとその辺が私もちょっと所管が違うと思うのですけれども、いずれにしてもやはりせっかくできた黄色い旗をうまく活用していただきたいと思っているところです。特に旗を出したくても、旗を出せないというようなそういった状況の独居老人の方もいらっしゃるものですから、そういったところもまた顔の見える、ぜひそういう支える、それが黄色い旗で安否確認につながるような指導というか、運用について、またそのような指導をしていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○委員長(八木伸雄君) ほかに質疑ございませんか。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 成果に関する報告書の94ページなのですが、一番上から2番目、5の住宅手当緊急特別措置事業というのがあるのですが、この表を見ますと、ちょっと気になるのは平成22年度が支給決定者が56人なのですね。それに対して平成23年度が22人ということで、半減しているのですね。やっぱり住宅に困窮した人たちに非常にいい制度だと思うのですけれども、この半減している主たる要因についてはどういうふうに考えているか、見解を聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 確かに前年度と比べて減っております。これについては福祉課としましても分析はしてみたのですけれども、主たる要因は見つかりません。現状として、生活保護のほうの関係みたいな形になりますので、不況が影響を受けますので、生活保護の増も、確かに増加していますけれども、上がり幅が少しは鈍化しておりますので、そういった不況の鈍化といいますか、そういった形が出ているのではないかと。これはあくまで申請していただくということになりますので、申請が減ったというふうに理解しております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) この施策については広く周知をするその方法はどういう方法で行っているのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) これもやはり相談を受けた時点で生活保護を受ける意思があるかとか、生活保護まで至らなくても、住宅のほうの支援だけしていてもらえれば、自分で何とか自立していくというそういった形の相談の中で判断をしております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 要するに、対外的なPRはしていないというのが今のお話ですよね。来たら、そういう制度があるという話をしているという説明なのですが、やはりそれだけでは、市民にこの制度があるということ自体がわからないわけですよね。やはり、それではちょっと施策としては問題があるのではないのでしょうか。いろいろな媒介で発信していくことが求められていると思うのですが、もう一度伺いたいと思いますけれども、全くそういうことはやっていなかったのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) ハローワークにはこういった制度があるということを周知していただくようにお願いしております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) ハローワークに行けば教えてくれるということですね。それで、例えば、決定者、平成23年度22人ということなのですが、この年度は東日本大震災が起こって、いろいろ被災者が全国的にというのもありましたよね。そういった関連の方というのはこういった中には含まれているのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 東日本で被災を受けてこちらに来られてというような意味でしょうか。 ◆委員(松本敏君) はい。 ◎福祉課長(杉本隆良君) その方については、ありません。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。 ◆委員(松本敏君) はい。 ○委員長(八木伸雄君) ほかに質疑ございませんか。  橋本委員。 ◆委員(橋本清君) 98ページの一番上の自立支援地域生活支援事業の中の(1)相談支援事業でありますけれども、これはここにも詳しく書いてあるのですが、やまばと学園が新たに受けていただいたということでありますけれども、件数も非常にふえているのです。相談事業というのは、非常にこれからもっともっとふえてくるのではないかと思うのですけれども、その辺、十分な対応はどうだったのでしょうね。その辺をお聞きしたいのですけれども。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 相談を受けていただく事業所が平成22年度が1事業所でしたけれども、平成23年度はもう1事業所ふえて、2事業所になったということで、本来相談を福祉課の窓口で受けてということを今まではやっていたのですけれども、こういった専門的な相談を受けてくださる方がいたということで、福祉課で直接相談を受けるよりも、事業所に紹介したというか、お願いしたということで、相談事業所のほうはふえております。現状として、この2事業所でやっていただいて、都度まだまだ十分に対応し切れていないということは聞いておりません。これから相談者がまたふえてくれば、事業所と相談をして対応していきたいというふうには考えます。 ○委員長(八木伸雄君) 橋本委員。 ◆委員(橋本清君) それとあと、相談事業の中に成年後見人制度につなげるという事業も含まれていると思うのですけれども、その辺の成年後見人制度につなげたという事例はあるのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 申しわけありません。成年後見人についての数字は、現在うちのほうでは把握しておりません。
    ◆委員(橋本清君) はい。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。ほかに質疑ございませんか。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) 101ページの人にやさしいまちづくり推進事業、平成23年度新規事業、島田市福祉マップ整備事業、これの内容を教えてください。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 福祉マップにつきましては、今まで使っていたマップが平成15年に作成されたものということで、内容的にはかなり古くなっているため、リニューアルをしたものです。内容的には、市内のそういった障害を支援する施設の紹介ですとか、あとは場所ですね。あとはマップですので、ここにあるという地図を入れたりとか、あとはいろいろな支援の制度の紹介をしております。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) これは6,500部つくってありますけれども、どういうところへこれは配ったのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 配布につきましては、もちろん福祉課にも置いてありますけれども、あとは関係する施設ですとか、市役所の公共的施設に置くということで考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 考えておりますって、これはもう配布したのではないのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 配布につきましては、すべて配布してはおりませんので、まだこれから配布するところもございます。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) これは平成23年度の事業ですよね。もう9月ですよね。できたはいいけれども、まだ配っていない。これでは実際つくった意味がないのでは。だって、それを見て皆さん、こういうところがあるから相談しに行こうかとか、いろいろあるのではないですか。その辺はどうなのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 平成23年度事業ということで、作成が終わっておりますけれども、マップを置く場所については施設のほうと協議をしながらというところもあります。どういった形で活用していただくとかというそういった形の協議も今しておりますので、そんなことで必要な枚数ですとか、置く場所とかをまだ検討しているところもございます。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) では、この福祉マップをつくった目的というのは何ですか。ただ古くなったから、それを改訂版をつくろうというだけですか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) もともと古くなったというか、福祉マップ自体が障害のある方や高齢者などが安心して生活できる地域を目指すということでつくっておりますので、今回も目的としましては、先ほど言いましたとおり、内容が古くなって、現時点で合っていませんので、内容を変更して目的とする障害者の方たちを支えていくということを目的にしております。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうしますと、これをつくった目的は、そういった古くなったものは新しい施設の概要ですとか、そういったものの中身を紹介するためにつくったと。これは3月30日にもうできているわけでしょう。新年度になってもう9月だから。それで一体、例えば、これをつくるに当たって、どういうところへ配って、どういう人たちにこれを配布するのか、その辺はちゃんと計画があって、これだけお金を、60万7,950円だけれども、これに対する費用対効果を求めても何とも言えないけれども、でも、やっぱり、せっかくつくるのだったら、早目に配る箇所ですとか、そういったものはちゃんと計画してやるのが普通ではないですか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 確かに、もちろん、これを作成するに当たっては、そういったものも含めて計画をするということでやっておりましたけれども、実際に事業所のほうも年度が変わるということで、協議については平成24年度になってしまったということで、あとはさっきも言いましたとおり、一応これを活用していただくためにはどんなものが、どんな形でという形のものも今少し考えておりますので、その辺でちょっとおくれてしまっているという状況でございます。 ◆委員(福田正男君) ぜひ早急に対応をお願いします。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかにございませんか。  紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 成果の105ページの3、在宅福祉サービス事業、ひとり暮らし高齢者等緊急通報システム事業ですけれども、この事業の内容を説明してください。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) ひとり暮らし高齢者等の緊急通報システム事業というのにつきましては、在宅のひとり暮らし高齢者等が安心して生活を送るために、緊急通報装置、それから火災感知器、それからガス漏れ警報機をそのお宅に設置して日常の見守りと緊急事態に対応することを目的として行っている事業であります。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 委託先が2社ありますけれども、この2社となった理由は何ですか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) これは、合併する前の旧金谷町、川根町、島田市でそれぞれでこういう事業を行っておりましたけれども、株式会社TOKAIの3件につきましては、合併する前の旧金谷町でここと契約をしていたお宅があったということであります。それで、機器の設置がございますので、一度契約して、変えることはできるのですけれども、とりあえずそのままの状態で契約が続いているということであります。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) この2社で、TOKAIのほうは3世帯ということですけれども、この2社でふぐあいはないということでよろしいですか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 緊急通報システムの関係につきましては、先ほど言いましたように、基本的にブザーを押して、自分が異常があったときにみずからブザーを押して、それで警備会社につながるという形になっているのですけれども、最近、いろいろな形で新しいシステムが生まれてきています。例えば、トイレに行くと、それで反応していて、一定時間トイレに行っていないということになると、トイレを使っていないということだと、もしかしたら倒れているかもしれないということで、警備会社に連絡が行ったりだとか、あるいは毎朝ポットにお湯を沸かす、それが定期的に行われているはずのものが行われていないとなると、何か異常があったのではないかということで、警備会社に連絡が行く、そういうふうな形で本人が必ず、胸が苦しくてボタンを押すというケースばかりではないものですから、新しいシステムが開発されてきています。したがって、そういうものの研究を今進めているということで、その中で取り扱っている業者の関係についても今後考えていきたいと考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 今、課長がおっしゃったように新しいシステムということですけれども、これからは、では、順次そういう新しいシステムに更新をしていくという考えですか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 料金の関係もございますので、その辺の研究をもう少し深めていかなければならないと考えているところです。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) もう1点、すごく気になったのは、誤報が516回ですね。連合警備、548通報回数。そのうち516回誤報ということで、余りにも多過ぎると思うのですけれども、これはどういうことなのですか。ちょっとわかりますか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 500回ほどの誤報があるという中で、緊急通報の誤報、これはボタンを誤って押してしまったというのが誤報としてあります。それから、ガスの異常通報というのがやっぱり200件ほどありますけれども、これは殺虫剤をまくぐらいでも反応してしまって、それが誤報だったというケースがあります。それらが主なものです。ただ、本当にその中で誤報ではないものももちろんございまして、真報という言い方をしていますけれども32件ほどあって、救急車を呼んだりだとかすることがありますので、誤報が多いのは仕方がないですけれども、順次対応しているということであります。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 簡単に誤報があるのは仕方がないというふうにとらえていいのかどうか、というのは、誤報があれば当然、警備会社は、最初から誤報だとはわからないですから、駆けつけるわけですよね。その間に本当に緊急性があって、そういう通報があったというような場合に、そういう、では、駆けつけるのに遅くなるとか、そういう障害というのは、これは発生するおそれというのを考えますと、誤報があってもしようがないというふうに、私らもじきにそういう年になるからあまり大きいことは言えないけれども、そこら辺の指導というか、使い方の説明というか、そういうことはされているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 私の説明が足りなくて申しわけありません。そういう通報が入った段階で、一度そのお宅に連絡をします。本人が出ていただいて、「悪い、悪い、間違えて押しちゃった」とかという話で、すべてに現場に駆けつけるということではございませんので、御理解いただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。 ◆委員(紅林貢君) はい。 ○委員長(八木伸雄君) ほかに。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) 関連して一人老人は全部これでカバーできているわけですか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 一応申し込みをしていただくということになっておりまして、もちろんおおむね65歳以上のひとり暮らしの高齢者の方、それから身体障害を持っている方等がその対象というふうになっておりまして、そういう対象者の要件に入っている方で申し込みをしていただいた方について登録をしているということであります。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうすると、これは申し込みをしないと、取りつけてくれないということですか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 申し出をしていただくということが大前提になっておりますので、お年寄りがお一人で暮らしている場合に、民生委員さん等が見守り活動を行っておりますので、そういう中でこういう制度があるということで紹介をしていただいたりしながら普及に努めているというところであります。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) ひとり暮らしの世帯というのは市内でどのくらいあるのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) ちょっとお時間をいただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) では、その間にほかに3目までで。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 関連なのですが、いいですか。  ここに緊急通報装置と火災感知器とガス漏れ警報機の3点と書いてありますよね。この3点という意味は、ある高齢者のお宅に設置をする場合にこの3つセットなのか、それともここのどれかなのか、どういうふうに理解すればいいのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 3つすべてを設置するということです。 ◆委員(松本敏君) すべてが連動した機械ということですね。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) はい。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) この表の中に年間実利用世帯数と書いてありますよね。日本連合警備が538という、括弧470。この意味なのですが、年間実利用世帯数というのは、市内でひとり暮らしで設置されたお宅の数をここで書いているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 括弧内が3月31日時点での利用者の数ということでありまして、年間の利用者というのは括弧の外書きの部分になりますけれども、お一人で住まわれている方で途中で施設に入所したりだとかすることがございますので、増減が当然あって、こういう書き方をさせていただいているというところであります。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 538世帯に設置されているということですね。それでここに誤報とかいうのが書いてあったのですが、通常、このシステムを使わない、だったら安心だとも言えないわけですよね。その高齢者の方の状況をどういうふうにして掌握するかということなのですけれども、例えば、日本連合警備がその高齢者のお宅に定期的に連絡をとって大丈夫だねというようなことをやっていて、確認をとっているのか、そこら辺のシステムというか体制はどういうふうになっているのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) この装置が正常に動いているかどうかというふうな点検を必ず1日1回、電話連絡等でしています。それから、安否確認は電話でやはり週1回行っています。この緊急通報システム事業はそういう形で高齢者の見守りをしていると。それ以外に高齢者の見守りは高齢者の見守りネットワーク事業というのを展開していて、郵便局の方が郵便物がたまっているだとか、新聞配達の人が新聞がそのままたまっているだとか、そういうのを連絡していただいたりだとか、あるいは社協のほうを通じてふれあいコールというふうなことで、高齢者のお宅に定期的にお電話をさせていただいたりだとか、あるいは配食サービスというものがございまして、昼食をとっていただいた方にはお届けに行って、直接手渡しをして安否確認をしているというふうな形でいろいろな高齢者の見守りの施策を行っているというところであります。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) そのシステムに関して、今一番最初に言ったところ。1日1回確認をしているということなのですが、これは538世帯、システムが設置されていますよね。これを確認しているって、どういうふうにして確認しているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) これは機械によって自動点検です。1日1回警備会社のほうの機械で正常に動いているかどうかというような点検をしているということです。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 2つ目に言った安否確認で週1回電話をしているとおっしゃいましたよね。これは、その538世帯に週1回電話をしているという意味なのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 週1回安否確認を行っています。 ○委員長(八木伸雄君) 長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 先ほど福田委員からのお問い合わせですけれども、高齢者のひとり暮らし世帯は市内で3,279世帯であります。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。先ほどの質問、いいですか。引き続き。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうすると、さっきの1週間に一遍安否確認をしてくれるということであれば、3,279世帯、ひとり世帯、ひとり暮らしがいるじゃないですか。その人たちにもこのシステムをつけることによって、高齢者の見守りというのがある程度カバーできるのではないですか。もし高齢者の見守りが目標なら、安否確認が目標なら、このひとり暮らしの世帯すべてに声かけしていただいて、これを日本連合警備なりどこかに委託してあげて、見守りしたほうが私は安全で安心な施策だと思いますよ、そのほうが。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 緊急通報システムについては安否確認も一つの狙いでありますし、もう一つは、倒れたりだとかしたときにいち早く病院に搬送する、そういうふうな目的がございます。この警備会社もそういう連絡が入って、異常事態が発生したという場合には警備会社だけで動くということではなくて、当然、この御本人様の支援員という方があらかじめ登録されておりますので、そういった方々にも連絡をしたりだとかして、一丸となって救出に向かうというふうなスタイルになっておりますので、安否確認だけの事業ということではないということであります。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。
    ◆委員(福田正男君) このひとり暮らしの3,279世帯にこういうシステムがありますという御案内はしてあるのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 全世帯に対して告知をしているということではありません。したがって、こういうサービスがあるということについては地域包括支援センターのほうで、相談にお見えになった方々にお伝えしたりだとか、民生委員の皆さんが地域の見守り活動をするのに、地区の定例会においてこういう制度がありますので、ぜひ最寄りの高齢者の方、対象者がいらっしゃるようでしたら、声をかけてくださいというふうな呼びかけをしているところです。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 1週間も10日も亡くなってから発見されたという事例は島田市にはまだないかもしれないけれども、でも、この3,279世帯にこの事業をすることによって、事業費がどのくらいかかるのか、試算してみないと何ともわからないだろうけれども、よほどそのほうが私は高齢者のそういった見守り施策としてはいいと思うのですが、その辺はどう考えているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 3,279のひとり暮らし世帯というお話をさせてもらいましたけれども、住宅基本台帳からの情報でありますけれども、世帯分離をされているというケースもございまして、同じ世帯の中で世帯分離をしている方も1人というふうなカウントをしている部分もこの中にはあります。今おっしゃられるように高齢者の見守りについては、この緊急通報システムの機械でやるという方法もありますし、私どもが考えているものとしては、やはり地域での見守り活動に一層力を注いでいくことのほうが大事なのではないかと思っています。そういう意味では、今、地区社協の設立ということを福祉課あるいは社会福祉協議会のほうで取り組んでおりますけれども、できるだけ地域の中で地域に住んでいらっしゃる高齢者の見守りをする目をふやしていくというふうなところに力を注いでいきたいと考えているところです。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 防災にしても、先ほどの要援護者にしても、起きてからではもう遅いのですよ。わかりますか。例えば、あちらこちらで独居老人が亡くなったというニュースがいっぱい出てくるわけじゃないですか。それが島田市も起こらないとは限らない。ですから、起きてからでは遅いのですよ。起きる前に予防するのが施策では。せっかくこういうシステムがあるのでしょう。毎日1回機械の点検して、1週間に一遍、見守りの安否確認してくれるのでしょう。  だったら、そういうひとり暮らしの人に、それは核家族で別な人もいるでしょうけれども、ですから、そういったものに対してお金をかけたほうが私は対策の予防になるのですよ。防災訓練にしても何にしても、それはもちろん民生委員の方も全部、その辺は把握していると思いますよ。市内全部ひとり暮らし。この機器が必要なところは民生委員さんが紹介してくれていると思いますよ。でも、それでも足りないところは、見落とすところは必ず出てくるのです。  それは、人間ですから、やることは必ずあるのですから、そういうことは。だったら、全世帯、ひとり暮らしの対象者に対して案内をしていただいて、「いや、うちは要らないよ」ということであれば、別に問題はないですけれども、そういう案内はすべきではないですかということなのです。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 対象となる方々、うちのほうで考えている対象者の方々に声をかけて周知を図るということについては検討していきたいと考えます。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかにございませんか。  橋本委員。 ◆委員(橋本清君) ちょっと戻りますけれども、103ページ、成果に関する報告書ですけれども、これは議会でも提案させていただいたのですけれども、16の地域活性化住民生活に光を注ぐ交付金事業ということで、繰越明許ということでありますけれども、この中のコミュニケーション支援事業ということで、活字・文字読み上げ装置購入事業ということでありますけれども、これ、11カ所に設置をされたということでありますが、利用状況なのですけれども、視覚障害者が中心なものですから、そんなにはないと思うのですが、利用状況はどうだったのでしょうか。その辺をお聞きします。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 委員からお話がありましたとおり、11台を設置しましたけれども、各課で活用していただくということで、現状の利用状況というのはまだ確認はできておりません。 ○委員長(八木伸雄君) 橋本委員。 ◆委員(橋本清君) そうしますと、周知はどのような方法でされたのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) これについては、まず職員への周知については3月に研修会を行いまして、この設置の目的ですとか、こういったことに使ってくださいというのは行いました。あと、市民への周知については、例えば、市役所とか支所に来ていただいたときに利用していただくということですので、特に市民にこういったものを設置してありますのでというところはしておりません。市役所を利用するときに、こういったものを置いてあるので、支障がないというか、利便性が上がったという形になっております。 ○委員長(八木伸雄君) 橋本委員。 ◆委員(橋本清君) 市民に対してもこういうものがありますという、関係者だけではなくて、やはりいろいろな方が知っているというのは重要でありますので、せっかくこういう装置を入れたということ、これは予算は国の10分の10ですけれども、でも、こうしたものも重要でありますので、ぜひ周知をまた検討していただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかに3目まで、老人福祉までで質疑ございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) なければ、暫時休憩としたいと思います。                                休憩 午前11時57分                                再開 午後0時56分 ○委員長(八木伸雄君) 休憩前に引き続きまして審査を続けたいと思います。  それでは、3款民生費1項社会福祉費6目国民年金事務費から10目後期高齢者医療費までを審査したいと思います。決算書が99ページから102ページ、成果に関する報告書は110ページから112ページです。  当局に補足説明がありましたら、お願いいたします。  石川国保年金課長。 ◎国保年金課長(石川桂一郎君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) では、委員の皆さんに質疑がございましたら、お願いいたします。6目から10目。  いいですね。  それでは、またもしあれば、後ほど総括的なところで。  続きまして、2項児童福祉費1目児童福祉総務費から8目子育て応援プレミアム金券発行事業費までを審査したいと思います。決算書は101ページから108ページ、成果に関する報告書は113ページから126ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 補足すべき事項は特にございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さん、質疑がございましたら、お願いいたします。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 成果に関する報告書の119ページを見てください。119ページには、(3)としてファミリー・サポート・センター事業というのが上から2段目にあるのですが、このファミリー・サポート・センター事業、表でいろいろな実績が載っておりますけれども、文章が3行書いてあります。真ん中から読み上げてみます。「平成23年度は定期的に活動を委託する会員からの依頼がなくなったため、平成22年度に比べて年間活動回数が減少した」と書いてあります。  この表は、委託会員の会員数の表なのです。ですので、利用件数は特に変化が書いていなくて、最後に年間活動回数ということで数字が書いてあるのですが、確かに、今、私が読み上げたとおり、426件減っているのです。このことと、今、私が読んだ内容をもう少し詳しく説明してもらいたいのですけれども。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 活動回数の426件の減ということなのですけれども、具体的に申し上げますと、このファミリー・サポート・センター事業の中で毎日のように会員の中で使われていた方の中で、特に放課後児童クラブへの送迎として利用したい方がお二人いらっしゃいます。その方がほとんど毎日のようにこのファミリー・サポート・センター事業を活用していたということで、その方が、たまたま年齢が高くなって児童クラブの利用が必要なくなったという中で大きく活動回数が減少したというようなものでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 今のことを繰り返しますけれども、お二人の方がやめただけで426回の活動が減ってしまった、そういう理解でいいですか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 会員の中には、必要なときに時々利用される方、それから、ただいま申し上げましたように児童クラブ等への送迎で毎日のように使われている方、いろいろいらっしゃいます。たまたま今回、利用がなくなった方が非常に頻繁に使われていたということでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 理由はわかりました。後からそういった頻繁に使われている人が何人いるのかと聞こうと思ったのですが、今、2人というお答えで、わかりました。しかし、2人やめられてこういうふうに大きく数が減ると、どのようなものかという思いもあります。多くの皆さんに委託会員、受託会員になっていただきたいというのは、それこそ、それは強い願いです。そういう点では、島田市のホームページに児童課で掲載されているのですけれども、いろいろな形でのPRも旺盛にしていって皆さんに知ってもらいたいということなのですけれども、そのホームページの掲載以外に、どういうところでこの事業のPRをしているのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 児童課では、子育てカレンダーでございますとか、また、会員の中でいろいろな集まり等もございます。そうした中でこの事業のPR等もあわせてさせていただいている状況でございます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) わかりました。  委員長、連続してほかの。 ○委員長(八木伸雄君) では、次の質疑をどうぞ。 ◆委員(松本敏君) そのことはわかりました。次の話として、同じく119ページの7、公立保育園の民営化事業ということで質問したいと思います。  金谷中央保育園の民営化を進めてきたということですけれども、いろいろ説明会等を行ったということなのですけれども、そういった説明会の中で保護者からのいろいろな意見が出たとは思うのですが、保護者の心配するそういった意見には、どういうものがあったのでしょうか。幾つか挙げていただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 保護者の皆さんからは、職員の方がかわってしまって現在のこれまでの公立と民間にかわったときに保育内容が変わってしまうのではないかと。子供たちが不安に思うのではないかというようなことへの懸念の声はありました。  あと、保護者の皆さんの一部には、3カ月という引き継ぎ期間が短いのではないかというような声も若干聞かれた経過はございます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) そういう中で募集をして応募があったわけですが、この応募は、山の家福祉会以外にはどこかあったのですか。応募についてはこの1カ所だけだったのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 応募があったのは、この山の家福祉会、1法人だけでございました。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 民営化に当たって、職員の処遇について伺いたいのですけれども、市の職員の、もちろん再配置というか、いろいろなことは必要なのですけれども、その際、職員には正規職員、臨時職員、いろいろいると思うのですけれども、その時点で正規職員での退職はあったのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 退職とは、全体でということなのでしょうか。 ◆委員(松本敏君) 金谷中央保育園が民営化されたのですが、その時点での職員なのですけれども、例えば常識的には人事異動はありますね。そうではなくて、退職という形の方はいるのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 退職は、調理員1名、退職した者がおりますけれども、そのほかにはおりません。 ○委員長(八木伸雄君) 1名ですね。いいですか。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 正規職員以外に臨時職員とかそういった方も、多分、何人もいらっしゃったと思うのです。その人たちは民営化に当たってどういうふうな形になったのか。例えば新しい保育園に再就職とか、退職とか、そういう形になったかと思うのですけれども、その臨時職員の方に関しては、新しいところに再就職した方は何人かいるのでしょうか。もし人数がわかれば教えてください。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 金谷中央保育園の職員ですけれども、答えが的確かどうかわかりませんけれども、全体で21人おりましたが、臨時職員につきましては9名の保育士が現在の金谷中央保育園に残っております。それから、調理員につきましても1名が残っている、それから業務員につきましては、調理員ということで身分を変えて現在の金谷中央保育園に残っているという状況でございます。  それから、9名の職員が残っておりますけれども、出産等のために途中退職をされたというような話も聞いておりますけれども、詳細につきましては、まだ確認ができておりません。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員、いいですか。 ◆委員(松本敏君) はい、とりあえず質問は終わります。 ○委員長(八木伸雄君) では、ほかの件で質疑はございませんか。  村田委員。 ◆委員(村田千鶴子君) 私も同じく児童福祉費についてですけれども、成果に関する報告書の120ページにあります平成23年度の新規事業であります長期休暇児童健全育成事業についてお伺いいたします。  この成果に関する報告書の利用人数を見ますと、せっかく市民会館、初倉公民館、金谷公民館で開催されているということで、利用人数を見ますと、少ないのではないか。特に初倉、金谷さんに関しては、冬休み、春休みは利用人数がないという、そういったところを踏まえて質問させていただきます。  まず、この事業を始めたきっかけ、いわゆる保護者からそういったニーズがあったから始まったのか、そこら辺の経緯についてお伺いいたします。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 放課後児童クラブにつきましては、一般質問等でも御質問いただいておりますように、学区によっては児童の受け入れが困難な学区もあるというようなことで、各家庭の中には午後の比較的早い時間帯に仕事が終わる御家庭もあるということを伺っております。そうした御家庭は、ふだんの日は特に問題ないわけですけれども、夏休み等の長期休業期間中にはどうしても子供さんが1人になってしまう時間帯があるということの中で、今回、この長期休業期間中の児童クラブの事業を立ち上げたということでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 村田委員。 ◆委員(村田千鶴子君) それでは、放課後児童クラブの延長というところなのですけれども、では、その体制は、放課後児童クラブの指導員の方が引き続いて輪番でやられているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 通常の放課後児童クラブは、それぞれのクラブで運営が別途なされておりますので、長期休業の児童クラブにつきましては、このクラブ専用の指導員の雇用をしております。 ○委員長(八木伸雄君) 村田委員。 ◆委員(村田千鶴子君) それでは、一応、この成果の利用人数をごらんになりまして、いわゆる当初の利用見込み人数とこれはそのとおりだったのか、それとも、それに対しての評価はどういうふうになっているかお伺いいたします。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 夏休み期間中につきましては各地区で利用いただいているわけですけれども、冬休み・春休みは、初倉地区、金谷地区については利用がなかったという実態でございます。申し込みが実際にあったというか、希望する方もいらっしゃったかもしれないのですが、少人数であるということで、逆に友達と一緒に遊べないというようなことから今回は利用しないですというような具体的なお話も聞いております。希望者が冬休み・春休みは期間も短いということの中で何とか御家庭の中でやりくりもできたのかというようなことでもとらえております。 ○委員長(八木伸雄君) 村田委員。
    ◆委員(村田千鶴子君) 最後にもう一度確認ですけれども、では、市民会館を夏休みに利用した15人の児童は、一応は全市の子供たちに呼びかけた人数の15人と、そういうふうなことでよろしいですか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 募集は広報等で行っております。そういう中で3カ所での実施の中で結果的には市民会館については15名だったということでございます。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかに質疑はございませんか。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) 113ページ、家庭児童相談室における相談ということで、いじめ関係の相談はどこの部類に入っているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 成果に関する報告書113ページの上段の表ですけれども、この中で「学校生活等」の中に分類されております。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうすると、これは平成22年度が24件で、平成23年度が25件と。これは、全部いじめ関係ということでよろしいのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 内容的にはいじめということではなくて、広く全般に学校生活等にかかわってのことでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) では、この児童相談室における相談は、いろいろ相談内容があるのですけれども、例えばいじめで相談に来たときに、相談室はどういう対応をしているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) そうした相談があった場合には、島田市の要保護児童対策地域協議会という組織の中の児童・生徒指導、虐待、DV部会というものがございまして、その中には、教育委員会ですとか児童課が入ってその部会の中での対応を検討していくことになりますし、個別のケース検討会議等も開いて必要な対応を検討していくという形をとっております。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうしますと、相談を受け付けて、どういう相談内容か、いじめについて相談を受けたときに、今後の対応として、学校関係者なり、あるいはPTAなり、あるいは教育委員会なりに相談を報告していくということで理解してよろしいのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 先ほど申し上げました部会につきましては、事務局は教育委員会に所管していただいております。ですので、そうした関係課への報告等はもちろんなされることになると思います。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 私が聞いているのは、家庭児童相談室の役割なのです。いじめに関しては教育委員会でも対応はしていると思いますけれども、家庭児童相談室の役割は一体何か。いじめの相談を受けたときにどういう対応をしたらいいのかということをはっきり認識してもらいたいのです。いわゆる相談室に行ったけれども、ナシのつぶてでそのままになってしまったという例がいっぱいあるわけですね、見過ごしたという。だから、私が聞きたいのは、家庭児童相談室の役割をはっきり明確にしてもらいたいということなのです。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 家庭児童相談室の役割は、子供に関するあらゆる相談の窓口という形でとらえております。ですから、今言いましたように、いじめの問題でありますとか、虐待の問題、しつけの問題とか、いろいろな相談事がありますけれども、その必要な機関につないでいくという形がひとつ大きな役割ととらえておりますので、そういう中で必要な部会につないでいくこととか、必要な関係機関の助けをもらって一緒に行動しながら対応していくことも場合によっては出てくるかと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうしますと、例えばDVの相談を受けたときに、それをこの家庭児童相談室で最後の解決まで受け持ってやるのか、それとも関係機関にそっくりそのまま投げてしまうのか、そこを聞きたいのです。どういう対応をしているのか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) ただいまお話のありましたDVにつきましては、対応を市の所管は児童課がしておりますし、家庭児童相談室が担当しておりますので、例えば一時保護をするというようなことになれば、保護所までの搬送等も児童課で責任を持って行います。保護した後の対応につきましては、県の施設にお願いすることになりますし、また、そちらから退所することになれば、我々児童課がそうした情報を聞いて、退所後の処遇等につきましても一緒に考えていくということになります。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) そのほかに質疑はございませんか。  ないようでしたら、続いて3項生活保護費1目生活保護総務費から5項災害救助費1目災害救助費までを審査したいと思います。決算書は107ページから112ページ、成果に関する報告書は126ページから129ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さん、範囲の中で質疑はございますか。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 生活保護費について伺います。  生活保護費については、成果に関する報告書127ページの真ん中辺にどういう種類のものがあるということで載っております。ここでは7種類が載っているわけですが、その中で住宅扶助費というものがあります。住宅扶助費ですから、例えばアパートに入っている方がいれば、そのアパート代を生活保護費から支給する、そういうことがあると思うのです。  住宅扶助費の中で、アパート代なのですが、アパートによってはいわゆる保証料といって、1年あるいは2年に一度、アパート代以外に保証料を徴収するというアパートもあるのです。その保証料なのですけれども、それはアパートに支払うものですから、当然、住宅扶助費で支給される、そういうふうに理解するものですけれども、その点、どうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 住宅の例えば更新等で保証料が生じるといったものについては、住宅手当の中に原則としては含まないというふうになっております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 生活保護を受けている方は、お金がないというか、非常に困窮している方ですね。そういう人たちが住宅扶助を受けているわけで、含まないという意味は自分で払ってくださいという、そういう意味だろうと思うのですが、それは普通考えれば非常に困難ですね。どうすればいいのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 最近のアパートにつきましては、比較的、代理人といいますか、保証人がいれば、その保証料金をいただかないというところが多い状況です。保証料がかかる場合には、一応、こちらとしては間に入って、不動産業者と借り主との間の話に中立として入ることはありますけれども、原則としてはそういう形で手当には含まないということでお願いしています。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) それは、保証人がいらっしゃれば、この更新料、いわゆる保証料を払う必要がないというアパートは多いと思うのです。ただ、生活保護を受けている方はいろいろな状況があるのです。ですので、保証人をつけられないという方も中にはあると思うのです。そういう方はどういう対応をすればいいのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 相談に乗るという形になるかもしれませんけれども、保証料が、例えば契約した後、1年後、2年後の更新のときに必要になるということでしたら、それについては、また生活保護費の中から用意していただければという形で話をさせていただきます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) もちろん、いろいろな方もいらっしゃるわけですから、保証人がつけられなくて、アパートの大家さんから更新料あるいは保証料を払ってくださいと言われたときに困ってしまう、そういうときには、ぜひ相談に乗っていただいて、暮らしとかそういった状況も見て、いろいろと対応していただきたいのですが、今の話なのですけれども、そういうふうな話はあっても、住宅扶助ということであるものですから、更新料あるいは保証料、これは扶助費として払うのが適切なのかなと私は思いますけれども、いずれにせよ、そういった方がいたら親身に相談に乗っていって、適切な対応をしていただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 確かに今年度の中でそういったケースが1件ありました。それについてはケースワーカーが、先ほども言いましたけれども、不動産屋に保証料金については何とかならないかというようなことで話をさせていただいたりだとか、あと、お兄さんが遠方にいらっしゃいましたので、お兄さんに保証人になってもらえないかという、そういった形の手だてというか支援は一応させていただいたことがあります。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) ぜひよろしくお願いいたします。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかにございませんか。  それでは、引き続きまして3款を終わりまして4款衛生費1項保健衛生費2目保健衛生総務費から11目の新病院建設基金費までを審査したいと思います。決算書は111ページから118ページ、成果に関する報告書は130ページから145ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 特に補足する説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さんに質疑がございましたら、お願いいたします。  それでは、もしまたあとで気がつきましたら、後ほど総括のところで説明していただくといたしまして、続きまして10款教育費1項教育総務費1目教育委員会費から4項幼稚園費1目幼稚園費までを審査いたします。決算書は155ページから164ページ、成果に関する報告書は233ページから240ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  中村教育総務課長。 ◎教育総務課長(中村盛高君) 特に補足説明はありません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さん、この範囲の中で質疑がございましたら、お願いいたします。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) 233ページの問題を抱える子供等の自立支援に関する調査・研究事業、この事業費76万2,945円、指定校が島田第二中学校、この調査内容を教えてください。 ○委員長(八木伸雄君) 小木学校教育課長。 ◎学校教育課長(小木正隆君) これは、いじめ、それから不登校、問題行動等の調査・研究をすることで生徒指導面での状況を割り出し、それに伴う対策を立てていくという調査・研究となっております。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) この事業費76万2,945円は何に使ったのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 小木学校教育課長。 ◎学校教育課長(小木正隆君) 講師料の報奨費、これが主だったものです。それから、講師の交通費、主にそのような内容だと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 問題行動等の未然防止、早期発見・早期対応はできたのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 小木学校教育課長。 ◎学校教育課長(小木正隆君) ケース会議を何度か開きまして、講演会も行いました。その結果、かなりの数のケースが見つかりまして、それに対して対処することができました。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 島田第二中学校は大分このときに問題行動があってあれだったのですけれども、これである程度の生徒指導ができて改善されれば、76万円などは大したお金ではないですからいいですけれども、本当に十何人もいた生徒の問題行動が直ったのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 小木学校教育課長。 ◎学校教育課長(小木正隆君) 問題行動を持った生徒が直るということではなくて、行動がおさまる、または行動がなくなる、そういうふうなことだと思います。ですので、学校自体が安定を見せておりますので、よい方向に向かっていると考えます。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員、いいですか。  教育長から先に。 ◎教育長(松田宏君) 加えておきたいと思うのですが、学校の中では、中学校は3学年ありますから、1つの学年がいろいろな問題行動を起こしたときに、中学校2年生・1年生というのはそれを見ておりますし、また、兄弟関係等もありまして、下の学年へ波及していくということがあります。そういう意味で、一挙に解決というふうなことは到底できないことであります。  しかし、徐々にこういう指定をもらい、研究をもらい、そして、専門家を呼び、そして一人一人についてのケース会議を時間をかけて持って対策を立てました。そういうことで徐々に回復の兆しを持って、今、後遺症としては、多少、問題含みがあるのは事実です。しかし、昨年、一昨年と比べると、格段に落ち着いていると見ております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そういうことでしたらいいのですけれども、「直る」などと言って申しわけないけれども、昔、島田第一中学校のときも、私の長男が非常に不良化しまして、実際、荒れたときがあったのです。ですから、そのときも非常に親として子供に対する教育がなっていなかったと反省したのですけれども、なかなか更生しなかったものですから、非常に苦しんだことがありました。ですから、これは最近のいじめの問題もそうですけれども、なかなか、改善するといいますか、指導していくのは大変難しい問題だと思いますけれども、ですから、今、教育長がおっしゃったように、少しでも生徒の改善が見られるようなことが、去年あるいはおととしよりよくなってきているのであれば、私は大変いいことだと思いますので、これも島田第二中学校に限らず、ほかの学校にも何かしらあろうかと思いますので、ぜひ先生が見て見ぬ振りをするのが一番悪いらしいですから、その辺は十分気をつけていただいて注意をしていただければと思います。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかにいいですか。  小澤委員。 ◆委員(小澤嘉曜君) 今の件ですけれども、私も地元の島田第二中学校区に住んでいる者として、非常に一時期の悪さは目に見えるほど言葉では言いあらわせられない、それぐらいひどい状況だったというのは、私も知っております。昼間、生徒たちが授業中に運動場にいたり、それこそ校外へ出てみたり、たばこを吸ってみたり、生徒同士、男女で手をつないで町をぶらぶらしたり、目を見張るものは非常にありました。これは警察も入ったりして苦労したわけですし、もちろん教育長を初め担当の先生も御苦労なさいました。でも、本当に改善されてきました。これは本当に我々も地域住民ともども喜んでいます。本当にこれだけは私も声を大にしても言えることです。本当に御苦労さまです。ありがとうございます。 ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございます。  それでは、引き続きまして5項社会教育費1目社会教育総務費から11款災害復旧費3項文教施設災害復旧費1目学校施設災害復旧費までを審査いたします。決算書は165ページから178ページ、成果に関する報告書は240ページから271ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さんに質疑がございましたら、お願いいたします。  松本委員。
    ◆委員(松本敏君) 成果に関する報告書の246ページを見てもらいたいのですけれども、ここには(5)として放課後子ども教室推進経費があります。この放課後子ども教室というのがなかなかわかりづらいので、幾つか伺いたいと思いますけれども、これは初倉南小学校でモデル事業としてやっているわけですけれども、これは会費、例えば1年間で幾ら会費をもらってこれに参加する、そういうものはあるのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 活動費というものをいただいております。今、手元に金額の詳細がありませんので、調べてお答えさせていただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) そうですね、後で調べてください。1人1年間幾らいただくかという。それに人数を掛ければトータルの金額が出るものですから。  それで、この事業に対する評価を聞かせていただきたいのですが、ここに参加人数があります。209人減っている状況があります。これは、たしかこの事業がスタートしてこの年度で二、三年たちますか。こういうふうに209人も減っているのはなかなか大変なのかと思うのですが、平成23年度1年、この年度でやってみてどういうふうに考えているかお聞かせください。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 今の参加人数ですが、これは延べ580人ということで、実人員でいきますと平成23年度が24人、平成22年度が30人ということです。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 済みません、今、聞こえなかったものですから、もう一度今の人数を言っていただけますか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 平成23年度の実人員は24人です。平成22年度が30人ということです。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 今の人数を聞いてびっくりしたのですけれども、初倉南小学校全体で年間24人とか、このくらいの人数しか参加していないということになると、これはこの事業とは一体何なのかなと思うのですが、例えば学童保育という事業が島田市全体に展開していますね。これも放課後に子供たちを預かるという表現が適切かどうかわからないのですけれども、やっているのですが、その学童保育との違いはどういうふうに考えればいいのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 放課後子ども教室につきましては、学年については小学校1年生から6年生までを対象としております。活動は、初倉南小学校の場合は週1日なのですが、毎週水曜日を活動日として活動しております。放課後児童クラブのほうは、放課後、家庭で保育をする方がいない児童がそちらに行くのですが、放課後子ども教室については誰でも参加がオーケーというような形になっております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) もう一度聞きたいのですが、初倉南小学校でこの放課後子ども教室に参加している人数が24人、こういう事業を進めていることは、モデル事業ですから、やめるわけにはいかないとは思うのですが、今後、将来的には何年間継続する事業なのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) この先何年かということはまだ決めてはございません。ここはモデル地区としてやっておりますので、この評価をしまして、今後どうするかという方針を出していきたいと思っております。  それと、先ほどの活動実費の件なのですが、保険料とか材料費で年間1,800円をいただいております。受講料については無料ということでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) もう一度これに対しての評価を担当として率直なところを聞かせていただきたいと思うのですが、どうでしょうか。成果です。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) この放課後子ども教室は、地域の皆さんの御協力を得て学校と地域と連携して進めている教室でございます。参加の子供さんは地域の協力員と一緒に活動しているということもございますので、そうした意味で、地域で子供を育むということで成果は上がっているのではないかと思っております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) やっていることはそういうことであろうと思うのですが、それでは、この事業に参加している子供たち、あるいは保護者からいろいろな感想などを聞いたことはあるでしょうか。もしあったら、どういう感想を述べていたか披露していただけませんか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 毎年、参加者と保護者から感想をいただいております。今、手持ちは持っておりませんので、詳細については申し上げられませんが、知っている範囲でお答えしていいということであれば、参加した児童・保護者とも、異年齢の子供さんと地域の人たちと一緒に活動ができて大変よかったという評価はいただいております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) それにしては、私が気になるのは、まず人数が余りにも少ないということや、学童保育とそれほどの違いがあるのかという、そういった印象を持ったものですから、今お聞きしました。今後、推移を見守っていくということですね。今後まだ何年も続けるということであれば。  終わります。 ○委員長(八木伸雄君) ほかに。  橋本委員。 ◆委員(橋本清君) 今の件ですけれども、私も以前、議会等でも質問したことがあるのですけれども、開設場所が1カ所ということでありますのでこういう結果が出たのではないかと思うのです。こうした事業は、先ほど言ったように親のいろいろな状況は関係なく、小学校1年生から6年生まで放課後の居場所をつくるという意味で私は重要だと思うのですけれども、場所は、いつも同じ初倉といって毎年同じなのですけれども、これを事業展開するということは考えていないのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村社会教育課長。 ◎社会教育課長(中村好男君) 教室を開設するに当たりまして、指導者、コーディネーター等の確保と地域の協力者の確保が必要になってまいりますので、そうした条件が整った学区があれば、開設していきたいと思ってはおります。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) ほかに質疑はございませんか。  いいですね。  それでは、引き続きまして歳入に入りたいと思います。  初めに、歳入12款分担金及び負担金1項負担金2目民生費負担金から2項手数料1目総務手数料3節戸籍住民基本台帳手数料までを審査したいと思います。決算書の19ページから26ページまでです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さんに質疑がございましたら、お願いいたします。  いいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) それでは、なければ、続きまして14款国庫支出金1項国庫負担金1目民生費国庫負担金から3項委託金1項総務費委託金2目民生費委託金までを審査したいと思います。決算書の27ページから32ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(八木伸雄君) 委員の皆さん、質疑がございましたら、お願いいたします。  では、これもいいですね。  続きまして、15款県支出金1項県負担金1目民生費負担金から3項委託金6目権限移譲事務交付金1節権限移譲事務交付金の住宅地区改良法事務交付金までを審査いたします。決算書は31ページから44ページまでです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  杉本福祉課長。 ◎福祉課長(杉本隆良君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さんに質疑がございましたら、お願いいたします。  ないようでしたら、次へ移ります。  16款財産収入1項財産運用収入1目財産貸付収入1節土地貸付収入から18款繰入金2項特別会計繰入金1目特別会計繰入金までを審査したいと思います。決算書は45ページから50ページです。  当局の補足説明がございましたら、お願いいたします。  濱田金谷南地域総合課長。 ◎金谷南地域総合課長(濱田三郎君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) 委員の皆さん、質疑がございましたら、お願いいたします。  いいですか。  それでは、20款諸収入3項貸付金元利収入2目老人保健施設建設資金貸付金元金収入から21款市債1項市債8目災害復旧費2節文教施設災害復旧事業債までを審査いたします。決算書は51ページから68ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さんに質疑がございましたら、お願いいたします。  橋本委員。 ◆委員(橋本清君) 単純な質問なのですけれども、62ページの一番上の供養札売払収入、これは何ですか。 ○委員長(八木伸雄君) 中林市民課長。 ◎市民課長(中林惠子君) 斎場にペットの慰霊棚を設けておりまして、その際に市民の方がその慰霊をするために札が欲しいということでそういう事業をやっておりまして、その札の売り払い収入でございます。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) それでは、これで収入も一通り審査いたしましたが、全体を通して歳出のほうも結構ですので、質疑の漏れ、あるいはお気づきの点がございましたら、委員の皆さんから質疑をお願いします。  横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) 先ほど金谷中央保育園の民営化にかかわりまして松本委員からの御質問で、金谷中央保育園の職員の退職者が1名あったということで報告させていただきましたけれども、その際、調理員が1名と報告させていただきましたが、私が少し勘違いをしておりまして、退職されたのは臨時の保育士が1名、新しい法人のほうに自己都合で応募はしなかったということでそのまま退職しております。「調理員の退職」は訂正させていただきます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員、いいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) ほかに。  村田委員。 ◆委員(村田千鶴子君) 歳出に戻って恐縮ですけれども、小学校費についてお伺いいたします。成果に関する報告書239ページの教育振興費の教材整備事業についてですけれども、この中で教材購入経費の中に北中学校の琴等の備品を購入したと記載されておりますけれども、具体的に琴は何面購入されたのでしょうかお伺いします。 ○委員長(八木伸雄君) 小学校施設費?               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 中村教育総務課長。 ◎教育総務課長(中村盛高君) 済みません、お調べしますので、お待ちいただけますか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) ほかに。全体を通して結構ですが。  橋本委員。 ◆委員(橋本清君) また戻って申しわけないですけれども、233ページ、一番下段ですけれども、教育活動奨励事業夢ふくらむ文化活動推進事業があります。これは234ページの頭にあるのですけれども、48件ということで約500万円近いお金ということでありますけれども、件数ですけれども、これは学校の数より多いのですが、これはどのような件数を募集してやっているのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 小木学校教育課長。 ◎学校教育課長(小木正隆君) 教育センター、それから給食係のほうで料理バトルというものをやっておりまして、学校以外のものも含まれております。 ○委員長(八木伸雄君) 橋本委員、いいですか。  小木学校教育課長。 ◎学校教育課長(小木正隆君) 申しわけありません、つけ足させていただきます。複数の申し込みのあるところもあります。 ○委員長(八木伸雄君) 橋本委員。
    ◆委員(橋本清君) もう1点、済みません、その一番上から2段目ですけれども、いろいろな文化、「地元のプロの音楽家や落語家を招き」とあるのですけれども、その後に「児童に生涯の夢を与える事業」とあるのですけれども、これは具体的にはどのような事業をされたのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 小木学校教育課長。 ◎学校教育課長(小木正隆君) 専門家を呼んで演奏するばかりではなくて、例えば音楽など話を聞いて自分がなぜこの音楽をやるようになったか、将来、こういうふうな人になりたいという思いが抱けるようなお話も一緒にしていただいたりします。そのため、子供たちはそれを目指す子供も生まれてくるでしょうし、そういうことで別のほうへ希望を持って進んでいく子供もあるという、そういうような思いを育むような活動になっております。 ○委員長(八木伸雄君) 教育長、何かございますか。 ◎教育長(松田宏君) 島田フィルハーモニーの楽団長をされている鈴木さんという方がいらっしゃるのですけれども、その方は、なぜ自分が、もちろん演奏もされるのです、バイオリンの演奏もされるのですけれども、なぜ音楽の世界に入ることになったかというと、中学生のときに目の前で生の演奏を聞く機会があったと。それがきっかけだったということをお話しになりました。つまり、そういう直接的に何も言葉で教えたりなどしないのですが、生徒はそういう機会に出会うことで感化されることが多々あると思うのです。そういう大きな力を生の演奏にしろ持っていると思います。そういう文化的な世界を子供・生徒に提示していくことが夢を与えていく、あるいは夢を描いていくことにいずれなっていくだろう、そういう意味合いで御理解いただければと思います。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) では、先ほどの答弁は。  中村教育総務課長。 ◎教育総務課長(中村盛高君) 北中学校の琴ということですけれども、台数は4台でございます。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 村田委員。 ◆委員(村田千鶴子君) このお琴を購入された背景には、多分、島田市は平成19年度ぐらいから和文化教育をすごく推進していらっしゃるという、そういった経緯の中で買われたのではないかと思っております。そして、私は、島田市の和文化教育につきましては、先進的な取り組みをやっていらっしゃることは大変あちこちで評価を聞くわけなのですけれども、たしか3年前、平成21年でしたか、おおるりで全国の和文化教育の大会が開かれたのも、私もおおるりの会場の中で聞かせていただきまして、そのときも大変感動した次第です。それで、今、お琴が4面ということなのですが──専門的に言うと4面というのですけれども、その運用についてどのようなものなのでしょうか。例えばそれを貸し出しするとか、あくまでもこれは北中学校だけの4面の確保なのか、その辺をお聞かせください。 ○委員長(八木伸雄君) 中村教育総務課長。 ◎教育総務課長(中村盛高君) 一応、文化発表会、それから卒業式等で使用したいということでの予算要求があったものですから。あと、学校間の運用も、一応、視野に入れてということで聞いております。 ○委員長(八木伸雄君) 村田委員。 ◆委員(村田千鶴子君) 今、一応、学校間の運用も視野に入れてということですので、では、またほかの学校からも貸してくださいということがあれば貸し出しはオーケーということでよろしいですね。はい。  先ほど申しましたように、大変島田市はそういった意味で和文化のほうが進んでいらっしゃるものですから、一応、今までに各学校で実践されてきた、また、今現在されているそういった活動を少し教えていただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 小木学校教育課長。 ◎学校教育課長(小木正隆君) さまざまな活動が実践されております。笛、太鼓、笛は横笛ですが、三味線、それからお茶にかかわることはかなりの学校でやっておりまして、抹茶のお点前、それから煎茶にかかわる学習をしているところもあります。形というか、そういうものだけではなくて、挨拶の仕方、それからお祭りの文化を学ぶ、数え上げると数限りないものですから、一部、例を挙げさせてもらいましたが、その地域といいますか学区にある素材を生かして、できる限り自分たちのものにし、和の心を学ぼうという姿勢は各校ともできているものと確信しております。 ○委員長(八木伸雄君) 村田委員。 ◆委員(村田千鶴子君) 御紹介、ありがとうございました。  私の地元の第三小学校でも鹿島踊りをよく運動会で、たしか3年生の児童の方が披露していますけれども、やはり今、小木学校教育課長がおっしゃられたように、地域文化を教材にして本当に地域の人々の協力・支援をいただいて、そして本当に顔の見える連携になっていきますし、何よりも豊かな心を育てるという、それが教育の基本だと思うのですが、そういったものを養える活動だと思いますので、より一層また教育の和文化の推進に努めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、議案全体を通してほかに質疑はございませんか。  小澤委員。 ◆委員(小澤嘉曜君) 成果に関する報告書の141ページの上から3段目、(2)働く世帯への大腸がんの検診推進事業、これは平成23年度新規事業ですが、内容について説明してください。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) こちらにつきましては、大腸がんの検診を進めるために無料クーポンとか、また知識啓発のための検診手帳を送付したものであります。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 小澤委員、いいですか。  小澤委員。 ◆委員(小澤嘉曜君) この成果に関する報告書を見ますと、配布対象者の年齢が60歳まで書いてありまして、6,903名ですね。それから受診者数が859名と書いてあるようですけれども、この受診者が配布対象者より少ないように見受けられますけれども、この辺はどうなっているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) パーセントの割合が少ないということですか。            〔「そういうことです」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) こちらとしては残念なことなのですけれども、受診をお勧めするという意味でクーポン等をお配りしているのですが、受診者数がここまでしか伸びていない状況であります。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 小澤委員。 ◆委員(小澤嘉曜君) この受診者については、例えば病院なども紹介するのでしょうか。というのは、結果についてですけれども、受診した後、大腸がんの疑いがあると病院なりで判定された結果、その後も追跡するのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 検診をやっていただいた方で、もしそういう形で大腸がんが発見されたとか、そのおそれがある方につきましては、その検診結果をお話しするときにいろいろ御紹介はさせていただいています。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 小澤委員。 ◆委員(小澤嘉曜君) 似たような島田市がん検診でそれこそ市民にも行っているのですね。行って調べてもらった結果、これは私のところへちょうど来ているものですけれども、これはほかの大腸がん以外にも来ているのですけれども、結局、大腸がんだけでした場合の治療費などは、結果的にはどうなるのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 質問は、重複している検査があることと、違いがあるかどうかですか。一般のがん検診と、特別大腸がんだけなのか、その辺の違いがあるのですか。  千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 説明を変えさせていただきますけれども、こちらの働く世代への大腸がん検診推進事業は、あくまでも検診をすることではなくて、検診を受けてもらいたいために無料クーポン券などを配布する、そういう事業です。検診事業は、また別のがん検診事業のほうでやっております。  以上です。             〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) そのほかに質疑はございませんか。  それでは、ないようでしたら、採決いたします。  認定第1号 平成23年度島田市一般会計決算の認定のうち、当委員会の所管に属する事項について原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ございませんか。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 採決ということですので、それに当たって一言申し述べますけれども、当委員会でずっと今まで決算の一般会計の審議をやってきました。その中で、公立保育園の民営化事業という部分がありまして、社会福祉法人山の家福祉会に金谷中央保育園を民営化ということで移管した、その事業がありました。島田市は行政改革という名のもとにこういうことを幾つもやってきて、今回、平成23年度にこれを行うわけですけれども、金谷中央保育園については金谷町時代から綿々と行政が運営してきて、地域にも公設として親しまれてきたものです。  こういった保育園の存在も、市民にとっては行政の責任でもって運営するということで必要なものであって、ほとんど民営に任せてしまう、そういう市の方針そのものは、やはり私は容認できないと思っておりますので、挙手採決でお願いしたいと思います。お願いします。 ○委員長(八木伸雄君) わかりました。  これに対して、ほかの委員の方で御意見はございますか。  仲田副委員長。 ◆委員(仲田裕子君) この問題は旧金谷町のときから民営化という方向が打ち出されていたのですけれども、合併後ということで合併後に引き継がれた経緯があります。それと、金谷町保育園のことに関しましては、十分な説明会を開いたと認識しております。ですので、私は、この問題は賛成という立場をとりたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) ほかの皆さん、これで御意見はありますか。  なければ、申し出によりまして挙手採決で採決を行いたいと思います。  反対の理由は、ただいま松本委員からお話のあったとおりでございます。  それでは、採決いたします。  認定第1号 平成23年度島田市一般会計決算の認定のうち当委員会の所管に属する事項を原案のとおり認定すべきものと決することに賛成する方の挙手を求めます。                 〔賛成者挙手〕 ○委員長(八木伸雄君) 賛成多数。よって、認定第1号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  引き続きまして特別会計及び事業会計の決算認定の審査に入りたいと思います。  それでは、認定第2号 平成23年度島田市国民健康保険事業特別会計の決算の認定について審査いたします。決算書の1ページから34ページ、成果に関する報告書は2ページから9ページです。  それでは、当局に補足説明がありましたら、お願いいたします。  石川国保年金課長。 ◎国保年金課長(石川桂一郎君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございます。  それでは、委員の皆さんに質疑がございましたら、お願いいたします。  よろしいですか。  国保ですが、松本委員、よろしいですか。  では、少し検討していただいて。  紅林委員、どうぞ。 ◆委員(紅林貢君) 1つ気になっているというか、昨年度、国民健康保険の一時借り入れ、これは非常に会計そのものが大変だということ、これはそれぞれ感じているところですけれども、監査のこの意見書等でも触れられていますけれども、療養費諸費、高額療養費、これが7.6%増加しているというようなことですけれども、その要因と言ったらおかしいですけれども、そこら辺は、これらが病気あるいは高額医療費がふえれば増加するということでしょうけれども、余りにもふえ方が多いと感じるのですけれども、考えられる要因等あったら教えてください。 ○委員長(八木伸雄君) 石川国保年金課長。 ◎国保年金課長(石川桂一郎君) それこそ議会でも説明させていただいたのですけれども、医療費の伸びは、平成22年度に医療費の改定をやっています。基本的に一番大きいのは改定がまだ平成23年度にも影響している。なぜ平成23年度に影響しているかといいますと、施設基準が各病院にございまして、その施設基準をクリアすることによって、その改定した料金が加算できるというようなものがございます。幾つか、島田市民病院あたりもそうですけれども、平成22年4月に改定されてすぐそれが適用されたものではなくて、平成23年に入ってから適用されているものもあるというようなことで、それがかなり数多くございます。  それらがかなり影響していることと、医療費改定を含めて高度医療、それに伴います調剤費、結構、高額なお薬を使った治療がされているということが新聞紙上でも載っております。たしか調剤費も相当伸びておりますので、それらを含めて固定的にこれが原因だというものは見当たらないのですけれども、全体を含めてあくまでも平成22年度の医療費の改定が一番大きく影響しているということでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 医療費の改定、あるいは高度医療がふえたということですけれども、例えば高度医療ですと、今までと病気の種類というか高度医療をしなければならない、そういう病気がふえたということですか。それとも、そういう対象者がふえてきたということなのか、そこら辺はどうなのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 石川国保年金課長。 ◎国保年金課長(石川桂一郎君) 具体的にこの金額が伸びたからというものは見当たらないのですけれども、高額な医療を受ける方が非常にふえたことは事実です。以前から問題になっております腎不全の患者さんが、毎年9人ぐらいずつ増加しております。1人ふえますと、大体、年間の医療費が600万円ぐらいかかるようになりますので、10人近くふえますと、そこのところで6,000万円。今現在、国保の被保険者の中で腎不全だけ申し上げますと90名おられます。それだけで6億円近いお金がそこのところに医療費が投入されているということで、そういう特定健診の重要性はそこのところにあると思いますので、医療費の抑制は今すぐにはなかなかきかないと思いますけれども、そういう検診事業も含めて、今、予防活動をやろうと厚生労働省も一生懸命になっていると思います。 ○委員長(八木伸雄君) 関連して、森田医事課長、高度医療はどうですか、高度医療がふえてきたというその要因は。  森田医事課長。 ◎病院事務部次長兼医事課長(森田智之君) 高度医療といいますか、確かに今言われたように抗がん剤につきましても、以前は入院した特殊治療だったのですけれども、今では外来でやられる方が非常に多い。これも、ここ二、三年、病院でも外来の化学療法が非常にふえています。その化学療法の診療と技術料もあるのですが、要は治療薬自体が高いものですから、それで全体的に医療費が高額になるケースが非常に多いです。  また、それから、同じがんの薬、化学療法なのですけれども、分子標的薬といいまして、がんの細胞が分化するところをねらって、そこだけを攻撃するような特殊な治療薬も開発されてきています。ですので、全体的にそういった医療がふえてきたというのは実感としてあります。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) そういうことで病気になるなと言っても無理な話なものだからあれですけれども、検診事業とかいろいろ取り組んでくれてはいますよね。でも、検診事業もなかなか素直に受けてくれる人ばかりではないというのが実情だろうと思うのですけれども、そういう面でここのあれとは違うかもしれませんけれども、予防的なことでこういうふうにもっとしていきたい、したらいいのではないかというような医療費抑制のための考え方をお持ちでしたら、お聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 石川国保年金課長。 ◎国保年金課長(石川桂一郎君) 先ほど委員がおっしゃったように医者にかかるなとは言えないものですから、予防、医療費の抑制はなかなかしにくいのが現状です。ですので、特定健診についてはなるべく受けていただくように、一生懸命、今、啓蒙活動をやっていて、なかなか受診率が上がらないのが実態です。これは島田市だけではなくて、よその町も、とても目標にしています65%に届くような市町はないという状況です。  ただ、医療機関にも御協力いただいて、また、市としても検診項目をふやしたり、いろいろな方策をとりながら検診事業に取り組んでいるという状況です。  あと、医療費が一番伸びていくのは、先ほど言ったように高額な方が非常に多いことと、年間1,000万円以上かかる方は16人おります。それだけでもかなりの金額が伸びていますので、それが腎不全だけではないということで、この16人の中で腎不全の患者さんは4人しかいません。そのほかも、かなり高度な医療を受けないと生存が不可能というような方もいるようですので、こういうところで言ってこの方々に負担をかけるのも非常につらいとは思いますけれども、医療費の抑制につきましては特別なことはできていないのですけれども、ただ、特定健診についてはなるべく受けていただいて自分の体の異常を早目に見つけていただいて健康に心がけていただきたい、そういうことはずっとこれから言っていきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員、いいですか。  紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) ことしも国保税を値上げしましたね。こういうことがまた高額医療、あるいはそういうことで医療費がかかることになってくると、また財政的に国保の財政でどうなのだろうと心配するのですけれども、かといってまた来年も上げるということはなかなか理解を得られない話だろうと、そこら辺は私も思っているのですけれども、ではどうするのだということが、これは決算ですので、そのようなことを言うといけないのですけれども、非常に心配するわけですけれども、いろいろな手だてというか、皆さんに今言った特定健診とかそういうことの実態をいろいろな場所でお知らせして、そういうものは結局は自分たちのところへ負担となって返ってくるというような実態をお知らせして、皆さんに知っていただく努力をまたぜひお願いしたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 石川国保年金課長。 ◎国保年金課長(石川桂一郎君) おっしゃっていることは十分わかります。ですので、これからの広報等を通じまして、年間を通してある程度そういう医療費等のお知らせもして御協力いただくような方策もとっていきたいと思います。
     ちなみに、平成23年度で、今、島田市が1人当たりの保険料が8万2,280円です。市の中では一番下位でした。一番安いということです。一番高いところは沼津市さんで11万800円ということで、この中でもかなりの開きがある。沼津市とか、浜松市とか、静岡市の大きいところについては、毎年、税の改定をやらないと、とても医療費が追いついていかないという状況で、ほとんどそういう大きい市については、毎年、税改正をしております。そういうところにならないように、今、一応、努力はしたいとは思うのですけれども、税につきましては税率を幾ら改正しても、基本的に所得が伸びなければ調定額は上がってきませんので、所得が伸びてくることを今は祈っているような状況です。所得さえ伸びれば、現状の保険税率でも十分に保険税の額が確保できるのかなと思っていますので、一応、保険税の徴収についても十分資金確保という面では努力していきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。  ほかにございませんか。  ないようでしたら、採決いたします。  認定第2号 平成23年度島田市国民健康保険事業特別会計決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 御異議なしと認めます。よって、認定第2号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  引き続き、認定第5号 平成23年度島田市休日急患診療事業特別会計決算の認定について審査をいたします。決算書は58ページから66ページ、成果に関する報告書は13・14ペーです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さん、質疑がございましたら、お願いいたします。  いいですね。  ないようでしたら、採決いたします。  認定第5号 平成23年度島田市休日急患診療事業特別会計決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 御異議なしと認めます。よって、認定第5号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、認定第7号 平成23年度島田市介護保険事業特別会計決算の認定についてを審査いたします。決算書は82ページから109ページ、成果に関する報告書は21ページから35ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さん、質疑がございましたら、お願いいたします。  橋本委員。 ◆委員(橋本清君) 簡単な質問ですけれども、成果に関する報告書の26ページ、介護認定調査事業があるのですけれども、その中で介護認定調査の調査件数が平成22年度は4,496件、平成23年度は3,932件ということで、減っているのですけれども、介護認定をされる方が減ったということは考えられないのですけれども、その辺、減少した原因は何でしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 原田長寿介護課長。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長(原田啓二君) 調査件数が平成22年度に比べて平成23年度が減っているというお話なのですけれども、平成21年度が3,756件、平成20年度が3,969件ということで、平成22年度が突出して多かったというふうなことが言えまして、その減った原因がつかめておりません。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) それでは、ほかに。  いいですか。  それでは、ないようでしたら、採決いたします。  認定第7号 平成23年度島田市介護保険事業特別会計決算の認定について原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 御異議なしと認めます。よって、認定第7号は原案のとおり認定すべきものと決しました。  続きまして、認定第8号 平成23年度島田市介護サービス事業特別会計決算の認定について審査いたします。決算書は110ページから120ページ、成果に関する報告書は36・37ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 特に補足する説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さんに質疑がございましたら、お願いいたします。  それでは、なければ、採決いたします。  認定第8号 平成23年度島田市介護サービス事業特別会計決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 御異議なしと認めます。よって、認定第8号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  引き続き、認定第9号 平成23年度島田市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について審査いたします。決算書は121ページから133ページ、成果に関する報告書は38ページから40ページです。  当局に補足説明がございましたら、お願いいたします。  石川国保年金課長。 ◎国保年金課長(石川桂一郎君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さんに質疑をお願いいたします。  ないですね。  ないようでしたら、採決いたします。  認定第9号 平成23年度島田市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 御異議なしと認めます。よって、認定第9号は原案のとおり認定すべきものと決しました。  続いて、認定第11号 平成23年度島田市病院事業会計決算の認定について審査いたします。決算書は161ページから196ページ、成果に関する報告書は53ページから71ペーです。  当局から補足説明がございましたら、お願いいたします。  落合経営企画課長。 ◎経営企画課長(落合昭之君) 説明は特にございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さんに質疑がございましたら、お願いいたします。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 成果に関する報告書の53ページから平成23年度島田市病院事業の報告書が載っていて、ここの53ページはずっと文章が載っております。最初の2行を読み上げるので聞いていていただきたいのですが、「平成23年4月に地方公営企業法の全部適用となり、事業管理者のもと健全経営に努めた結果、平成23年度決算においては4億9,849万6,621円の純利益となった」ということです。この年度は、ここに書いてあるように全部適用がされたということです。  質問は、全部適用になって事業管理者がこの年度でどういう施策を管理者の権限で打ち出していったか。多分、いろいろあると思うのです。こういうことをやった、こういうことをやったと具体的に列挙していただきたいと思うのですが、どうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 落合経営企画課長。 ◎経営企画課長(落合昭之君) 平成23年の4月から全部適用に移行しました。事業管理者が設置されたということで大きな変わったことは3つほどあるのではないかと思っています。  まず1つは、管理規定制定権が付与されたことで、現場の状況に即した迅速な対応ができたということで、それは例えば1つは、事業管理者に契約の締結権限が与えられたということで、契約事務の決裁が非常に短くなったということがまず1点。  それから、病院職員の採用について、もう一つはございます。これは独自に試験委員会を設けて採用計画から試験、採用まで実施することにしたということで、これも市役所と協議することなく迅速にまず行われたということ、人事面のことです。  それから、もう一つは、事務組織の変更がございます。院内で決定することになったということで、行政管理委員会にも報告することはなかったということで、事務組織の中で非常に臨機応変に企業活動ができたということです。  そうした意味の中で、特に例えば、今、私ども経営企画課はグループ化をしております。これは、事業管理者の考えでございます。今までは各係がそれぞれの持ち分を守りながら事務をしたわけですけれども、何か問題が起きたような場合については、そうしたグループ化をするというようなことを、これは平成24年になりますけれども、そうした考え方も取り入れながら臨機応変にできたというのが大きな成果ではなかったかと思っております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 成果に関する報告書の57ページを見てもらいたいのですが、57ページの下のほうには医師数の一覧表があります。この医師数は全部で96人のお医者さんがいるということです。括弧として20人ということがあるのですが、以前は医師のうち研修医は、多分、正規職員にはなっていなかったと思うのです。今では身分が、多分、正規職員になっていると思うのです。これは、いつから研修医を正規職員にしたのでしょうか。これは、経営管理者が判断をしてそういうふうにした、そういうことなのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長(村松正幸君) 研修医を正規職員にしたのは平成23年度からです。発端につきましては、委員のおっしゃるとおり院長の発案によるものです。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) そのために費用といいますか、どのぐらいのお金が、金額にすれば必要だったのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長(村松正幸君) 費用面については、これまでも常勤嘱託医のときも、当然、賃金等をお支払いしておりましたので、特段大きな経費がかかっているものではございません。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 同じページの上の表は、職員の一覧表なのです。その中で見ていただきたいのは、右側の固まりの種別の中で、上から3つ目に「医療員」という覧があります。その中で医療員が前年度職員数42人で、減が7人で、当年度末が35人ということで、医療員が7人減っているのですが、これはもちろん正規の職員の数字だと思うのですが、7人医療員──多分、看護師さんを補佐するような、そういう人なのですが、これは減ったままでふえるということはなかったのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長(村松正幸君) 医療員につきましては、これ以前から正規職員としての採用はしておりません。その分、臨時職員を多く雇用しております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) そうすると、正規職員がどんどん減り続けていくということなのですが、そうすると、現在、正規職員の医療員の人数は、この35人、そういうふうな人数と理解していいのでしょうか。その点、どうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長(村松正幸君) 平成23年度の年度末につきましては、そこに書いてあるとおりの人数でございます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) そうすると、今の話は、平成23年度末は35人の正規職員の医療員がいらっしゃる、そういうことですね。わかりました。  それから、改革といいますか、病院長がやったかどうかということもあるのですが、私、今度の一般質問の中で聞いたのですけれども、看護師さんの夜勤手当の回数の手当、8回以上の看護師さんに対して1回につき2,000円の手当、これも一つの病院長の判断といいますか、改革としてやったのかどうか、そこら辺はどうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長(村松正幸君) 今お話がありましたとおり、看護師の夜勤手当につきましては、一月の夜勤回数8回を超えた場合、1回につき2,000円の加算をしております。これは、当時、院内にありました看護師確保対策委員会等の中で検討されて実現したものです。 ○委員長(八木伸雄君) ほかに質疑はございませんか。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) この前の一般質問の市長の答弁で、服部院長とほかの医師との意思疎通があったということはどういうことですか、これは。 ○委員長(八木伸雄君) 中野市民病院事務部長。 ◎病院事務部長(中野恵之君) 一般質問のときに市長から話があった病院医師と事業管理者の間に意思の疎通がとれていないという話があったわけですけれども、市長の言葉ということで私もその議場で聞きました。その言葉以上のものはありません。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 去年から全部適用になって院長がすべての采配を振ることができるようになったと。医師の任免から、看護師の任免から、あるいはいろいろな、いわゆる責任者が今までの市長から院長になったということでしたね。それにつれての、いろいろ今ありましたけれども、メリットもあるでしょうけれども、デメリットというか、弊害というか、そういうものは平成23年度中は見受けられたのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 中野市民病院事務部長。 ◎病院事務部長(中野恵之君) 医師の間、あるいは看護師の間等々でどういうような思いで、今、平成23年度に事業管理者が進めるいろいろな病院の施策に反応があったかというのは、私では把握はし切れていなかったです。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) ことしの3月末時点で医師の方が22人やめられたということがありました。それは、例年、大体20人以上、今までやめていたのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 中野市民病院事務部長
    病院事務部長(中野恵之君) 今、人数の正確なものは管理課長が答弁すると思いますが、私の感触でも、少しベテランの先生も平成23年度中にやめられた先生もありますので、そういう面では少し多いかという感触はありました。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) これは独立したりいろいろな事情で年に何人かはやめていくでしょうけれども、それが突出して平成23年度から平成24年度に急にこういうふうにやめる人がふえたということは、当然、何らかの原因があるということですよね。その辺は、部長は把握していないのですね。 ○委員長(八木伸雄君) 中野市民病院事務部長。 ◎病院事務部長(中野恵之君) 私どものあれもそうかもしれないですけれども、人が退職するのはいろいろな要件があるかと思います。家族の問題だとか、あるいは自分のキャリアアップのためとか、いろいろな要件があると思っております。そういうことで、個々の私の場合、大学に戻るとか、あるいは開業するだとか、そういうことは結果としてしかわからないものですから、そこに行きつくまでのいろいろなその人が判断するまでのいきさつにどのような形でどういう事情があったかは、先ほども言ったように把握していないというようなことです。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) もう一つ、非常に危険だと思うのは、管理者と市長との関係、あるいは事業管理者・院長との意思や病院関係者の方たちとの意思疎通は非常に重要な問題であって、人間関係がおかしくなれば、普通、医療行為などはそっちのけですから、それが一番危ないのです。ですから、その辺をこういうふうに市長が問題意識を持っているということは、ある程度相当な深いものがあるのではないかと思うのです。その辺、私は市長の答弁を聞いて非常に危機感を持っているのです。その辺はどういうふうに感じているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 中野市民病院事務部長。 ◎病院事務部長(中野恵之君) 委員がおっしゃるとおり、私自身も病院として、病院の開設者である市長の発言でございますので、非常に重いものと思っております。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) それともう一つ危険な……。 ○委員長(八木伸雄君) 決算審査から余りそれないようにお願いします。 ◆委員(福田正男君) 病院に関することですからね。 ○委員長(八木伸雄君) 平成23年度決算に関することでお願いします。 ◆委員(福田正男君) もう一つ、非常に私が危険に思うのは、病院の移転に関して、あそこは液状化しているから危ない、今の病院は危ないと言っているわけです。では、今、入院している患者はどう思いますか。今、入院している、あるいは外来で来る人たちは、あそこが液状化するから巨大地震が来たら危ないと言って、あんなところに建てられないと、そういうことを言ったら、今入っている患者はどう思いますか。不安に思うでしょう。病気を治すところに入って、かえって不安になって病気になってしまいます。  それは非常に我々は物すごく危機意識・危機感を持たないと。今の病院は大丈夫です、液状化対策もしています、耐震化補強もしています、ですから、安心して入院してくださいと言うならわかるけれども、あそこは危ない、建てられない、そういうことを為政者が言うと、みんな心配しています。その辺は、中野市民病院事務部長、どういうふうに感じていらっしゃるのか、その辺。 ○委員長(八木伸雄君) 中野市民病院事務部長。 ◎病院事務部長(中野恵之君) 先ほどから言っておりますように市長の発言ということで私は理解しております。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうすると、病院の事務の責任者としては、そこまでは把握していないのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 中野市民病院事務部長。 ◎病院事務部長(中野恵之君) 病院に患者さんが外来あるいは入院で来て診療を受けていただく、そういう体制づくりには全力を尽くしているということが今現在の状況でございます。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうしますと、この平成23年度の決算は4億何千万円の利益、今までずっと赤字だったのに利益になりました。その理由は何だと思いますか。 ○委員長(八木伸雄君) 中野市民病院事務部長。 ◎病院事務部長(中野恵之君) 基本的には、やはり診療報酬の改定が一番大きい要素だとは思っております。そういう中で、あと経費の削減とかそういうものに病院職員がさまざまな面で努力している、その結果がこういう形に出ていると私は思っております。そういう面では、病院職員、みんなよく頑張っているというのが、自画自賛ですけれども、そういう思いがあります。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 平成23年度の決算が、診療報酬の改定がプラスになったもので、ある程度それは増収となりました。で、皆さんが、お医者さんから看護師さんからいろいろな関係の方が努力してこれだけふえたわけでしょう、平成23年度の決算が。ふえたにもかかわらず、今年度、冷水を浴びせるようなことを言われたら、皆さんが努力した成果が台なしになるのではないですか。せっかくここへ来て。今まで赤字だった病院が黒字だったわけでしょう。榛原病院のこともあるかもしれないけれども、それにしても何とか赤字を黒字にしようということで皆さんが一生懸命努力してこられて、で、ことし病院移転の話が来て、それで今のところが液状化で危ないと言ったら、みんな引いてしまってほかの病院へ行く可能性もなきにしにもあらずではないですか。それを懸念するのです。  ですから、そういったものは首長がどう言おうが何しようが、病院関係者としては、事業者としては、いやそんなことはないですよ、あそこは液状化の可能性があるかもしれないけれども、こういう対策を打っていますから大丈夫ですよ、ということをある程度市民の皆さんに発信してあげないと。市長がああいうふうに言うのはいいですよ、別に市長が言うのはいいのだけれども、病院関係者として、管理者として、私はこう思いますと。責任者としてはこうですよということを市民の皆さんに発信してあげないと、これから市民病院へ行こうという人が、このニュースを知らない人はいいかもしれないけれども、行こうと思わないですよ。だって、いつ何時大地震が来るかわからないのに液状化したら、病院へ行って液状化で自分の命が危なくなったら、誰も行きませんよ。ですから、そういうことをもう少し……。今回、ああいう発言があったものだから、そういうふうに思いました。何とか対策を打ってもらえればということです。 ○委員長(八木伸雄君) ほかに。  村松管理課長。 ◎管理課長(村松正幸君) 先ほど福田委員からお話がありました退職者の数について若干御説明させてください。  昨年度、平成23年度の医師の退職者は、年度の途中の退職者2名、それから年度末に20名、合計22名でした。その前年度、平成22年度につきましては、やはり年度途中の退職された先生がお二人、年度末に退職された先生が16人ということで、平成23年度はその前よりも若干ふえてはおりますけれども、極端にふえたということではないかと思います。 ◆委員(福田正男君) わかりました。 ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございました。  ほかに質疑はございませんか。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) この中で病院の健診センター、これもかなり収益はいいと思うのですけれども、その健診センターそのものでこれだけ収益があるのは、どこか金額的に載っているところはあるのでしょうか。健診センターについて言えば。 ○委員長(八木伸雄君) 森田医事課長。 ◎病院事務部次長兼医事課長(森田智之君) 健診センターの収益としましては、公衆衛生活動収益と医療相談収益が主なもので、約1億9,000万円だと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) わかりました。  病院もいろいろ市民の皆さんの御意見や御要望とか聞くような活動もやってはいると思うのですけれども、そういう声を取り入れる。健診センターは、声の中でもなかなか予約をしても先になってしまって、要するにお客さんが多いのは結構なのですけれども、なかなかすぐ受診できないという、そういった状況を改善してもらいたいという声もあるのですけれども、受診者をもっとふやす、そういったことはどうなのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 森田医事課長。 ◎病院事務部次長兼医事課長(森田智之君) あそこを預かる常勤医が1名おりますけれども、ほかに嘱託医もございますけれども、あそこを運営していて、毎月、関係者で運営会議をやっているのですけれども、少なくともあそこは医療保険を使った保険診療ではありませんで、一応、自費料金ということです。健診ですので。そういった自費、病院で設定できる料金設定の場所でそこの部分が赤字になるということは考えられない話で、こういった収益を得るために一生懸命やっているのですけれども、もともと建った経緯が、あそこができたとき、あの程度の規模になったということで、なかなか施設的にあれ以上、人間ドックも含めて極端に健診者をふやすという収容能力がある程度限られております。  それと、昨今は、特定健診そのほかでかなり健診の需要が多く来まして、可能な限り予約といいますか、健診の依頼を受けております。ここ近年も、多少ではありますけれども毎年収益もふえています。  そういうわけで、どうしてもそういう事情がありまして、少し予約が先になってしまうという実情が確かにございます。まだまだ依頼があるのですけれども、目いっぱい受けているという状況だと聞いています。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 現状はそういうことなのでしょう。もっと受け入れることができれば、もちろん収益的にも人数がふえることによってアップしていくのだろうに、という思いはあるのですけれども。  それから、もう1点は、そこの健診センターの医療器具の更新では、例えば既に市民病院には入っている胃カメラでは、鼻から入れる負荷の軽い胃カメラとか、そういった機器の更新などはどうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 森田医事課長。 ◎病院事務部次長兼医事課長(森田智之君) 機器の更新ですけれども、以前から健診センターという所属ではいろいろな機器の予算要求はしているのですけれども、全体のことを考えて機器を更新しているわけですけれども、その中でも、たしかカメラの設備については、近く購入するということで具体的に検討している状況です。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) わかりました。特に胃カメラなどはいろいろな新しいものにという要望も多いものですから、今、検討しているということであれば、鋭意お願いしたいと思います。  終わります。 ○委員長(八木伸雄君) ほかに質疑はございませんか。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) 今、出ましたけれども、成果に関する報告書の70ページの医療機器及び備品です。これ、22件購入しています。これは、私は医療機械のことはわからないのだけれども、例えばある病院には最新鋭の機械が入っているから、先生が医療機械を使いたいために、市民病院では入れてくれないから、ほかの病院でこういう最新鋭の機械を入れてあるものだから、そちらへ行きたいという可能性もなきにしにもあらずですね。平成23年度でこの22件の医療機械を購入しています。これは、当然、先生の要望がいろいろあって入れているのでしょうけれども、そういった日ごろの各診療科ごとに最新鋭の機械が装備されているのかどうか、その辺を確認したいのですが。 ○委員長(八木伸雄君) 落合経営企画課長。 ◎経営企画課長(落合昭之君) 先ほどの質問ですけれども、決算上は今回は医療機器購入ということで4億500万円ほどの決算が出ております。それにわたりましては、まず医療機器の選定に当たっては、現場の先生が状況を見ながら、看護師、診療技術部の職員と話し合いをしながら、1年前ぐらいから計画をしております。それでおおよそそこの中で緊急性のあるもの、それから、もしかしたら保険点数上収益が上がるのではないか、もう一つ、患者の非常に期待が持てるもの、高度医療が持てるもの、そういった視点から、事業管理者初め副院長を交えながら、そこで決定しております。その中で、まず今回、成果に関する報告書70ページに出たのは、そのものです。それから、途中で機械が壊れてしまうようなもの、それは臨機応変にしております。あくまでも一時的に考えるものではなくて、市場の新しいもの等を見ながら検討しているのが実情です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうしますと、各科ごとの先生方がこういう機械が欲しいということをある程度何年も前から選定して要望を出している、それにはこたえている、ということで理解してよろしいですか。 ○委員長(八木伸雄君) 落合経営企画課長。 ◎経営企画課長(落合昭之君) おっしゃるとおりです。院長初め十分検討した上で、価格もそうですけれども、そうした中で導入しているということです。 ○委員長(八木伸雄君) ほかにございませんか。  いいですね。  ないようでしたら、採決いたします。  認定第11号 平成23年度島田市病院事業会計決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 御異議なしと認めます。よって、認定第11号は原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上で当委員会に付託されました議案の審査はすべて終了いたしました。  次に、その他ですが、報告事項等があればお願いいたします。  なければ、次に、議会閉会中継続審査・調査についてお諮りいたします。  委員会条例第37条の規定により議会閉会中もなお継続して審査・調査を行う旨、議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) 御異議なしと認めます。よって、議会閉会中の継続審査・調査について議長に申し出ることといたします。  次に、次回の委員会の開催予定ですが、あらかじめ決めておきたいと思います。11月定例会前の委員会を10月30日火曜日の午前9時30分から行いたいと思いますので、予定しておいていただきたいと思います。  次に、本会議最終日に行う委員長報告ですが、作成については委員長に一任させていただいてよろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(八木伸雄君) それでは、異議なしということでございますので。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 当局に1つ。  教育委員会にお願いしていいのか、児童課にお願いしていいのかよくわからないのですが、落合の競り用地といいますか、学校給食センターの図面ができて、今後、運営していこうとしております。それで、民間の大津保育園の関係者の方が周りのお宅を訪問して、農家の方に土地を駐車場として提供してもらえないかということで訪問して歩いているという実態があるのです。それは、あそこに新しい学校給食調理場が建設されると、大津保育園、あるいはふわりでしたか、職員の駐車場がなくなってしまう、それで探しているということなのです。なかなか大変な状況があるわけです。  考えてみれば、大津保育園は市が民営化ということでお願いした保育園であって、学校給食調理場の建設も市の事業なのです。そういう中で大津保育園の関係者が探すというのはいかがなものかと思うのです。そういうことであれば、市がきちっとそこら辺は責任を持って対応していただきたいと思いますので、これはもし何かあれば御答弁いただきたいのですけれども、どうでしょうか。どちらの担当かよくわからないのですけれども。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長(横田川雅敏君) ただいま委員から御指摘がございました駐車場の件でございますけれども、保育園の駐車場分も含めて、現状の中ではふわりと大津保育園が連携する中で交流保育等も行っておりますし、これまでの民営化の経過もございますので、周辺の駐車場とか施設内の駐車場の利用も含めまして一緒に検討しているということですし、周辺の所有者の皆さんに対しての交渉も、大津保育園さんも独自に動いてくれておりますけれども、児童課でも大津保育園の方の分も含めて交渉するような動きをさせていただいております。 ◆委員(福田正男君) そういうことでぜひよろしくお願いいたします。 ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございます。  ほかにございませんね。  それでは、以上をもちまして民生病院教育常任委員会を終了いたします。                                閉会 午後3時09分...