• 田中忍(/)
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  1. 島田市議会 2012-09-14
    平成24年9月14日経済建設生活常任委員会−09月14日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    平成24年9月14日経済建設生活常任委員会−09月14日-01号平成24年9月14日経済建設生活常任委員会  経済建設生活常任委員会                              平成24年9月14日(金)                              第 2 委 員 会 室 1.付託議案の審査 2.その他 出席委員(7人)  委員長   曽 根 嘉 明 君     副委員長  星 野 哲 也 君  委  員  佐 野 義 晴 君     委  員  原 木    君  委  員  清 水 唯 史 君     委  員  冨 澤 保 宏 君  委  員  坂 下   修 君 欠席委員(なし) 説明のために出席した者  生活環境部長                    久保田   正 君
     市民安心課長                    高 木   歩 君  防災課長                      松 田 茂 和 君  環境課長                      田 中 一 彦 君  水道課長                      大 村   彰 君  下水道課長                     山 下 利 昌 君  スポーツ・経済部長                 前 田 勇 夫 君  スポーツ・経済部次長兼観光課長           守 谷   久 君  観光課参事                     椎 野 良 助 君  スポーツ課長                    北 川 雅 之 君  商工課長                      鈴 木 俊 雄 君  農政課長                      三 浦 俊 夫 君  建設部長                      佐久間 章 次 君  部参事(川根地域総合課参事兼務)          高 橋 敏 夫 君  都市計画課長                    牛 尾 伸 吾 君  建設課長                      安 原 正 明 君  建設課参事                     鈴 木 成 幸 君  建築住宅課長                    田 村 善 彦 君  市街地整備課長                   佐 藤 昌 宏 君  市街地整備課参事                  白 松 洋 一 君  市街地整備課参事                  福 代 正 博 君  すぐやる課長                    上井戸 和 男 君  農業委員会事務局長                 大 倉 宣 郎 君 職務のために出席した事務局職員  事務局主査                     中 山 和 彦                                開会 午前9時27分 ○委員長(曽根嘉明君) ただいまより経済建設生活常任委員会を開会します。  本会議より当委員会に付託されました議案の審査をお手元の付託議案審査項目に従って進めてまいります。  審査におきましては委員同士の活発な意見を交換していただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  初めに、議案第61号 平成24年度島田市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会の所管に属するものについて審査いたします。  なお、審査につきましては債務負担行為補正、歳出、歳入の順番で行いますので、よろしくお願いいたします。議案書と補正予算概要書を御用意ください。  それでは、第2表債務負担行為補正について審査いたします。予算書は15ページ。  当局から補足説明があればお願いいたします。  三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 今回の債務負担行為は、献上茶謹製事業を平成25年4月に実施するため、今回、補正予算をお願いするところであります。  なお、本事業は平成24年度、平成25年度に渡ることから債務負担行為の設定をお願いするものでありますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 補足説明は終わりました。  委員の皆さん、質疑がありましたらお願いいたします。よろしいですか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) ほかになければ、歳出の審査に入ります。歳出については、付託項目を分割して審査いたします。お手元の付託議案審査項目で御確認ください。  まず、歳出2款総務費1項11目環境対策費について審査いたします。予算に関する説明書52ページ、53ページ、補正予算概要書1ページ、2ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 特に補足説明はありません。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 昨日の議案質疑で大体内容についてはわかったのですが、この中で藤本議員の質問の中で、いわゆるホームページにはもう補助金の受付は終了したということで、受付を記録していないから問い合わせがあってもわからないということだったのですが、こういう申請の問い合わせがあったときに、記録簿等で氏名と電話がわかったときには、この記録は残すということについてはやっていないのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 特にその辺についての記録というものは残しておりませんでした。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) こういう事業の場合、この事業に限らないのですが、地震対策の補助等を含めて、いわゆる途中でなくなった場合に、その後の情勢によって変わってくる場合がある。例えば補助金がふえたりということで復活する場合が考えられますので、できればそういう申告があって、本人からの名乗りがあった場合には、今後のことに備えて、当然、受付簿等については記録をすべきではないかと思うので、その辺については検討の余地はないのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 確かに電話等の問い合わせについては、こういう補助金に限らず受付というものをしっかりやっていったほうがいいと思いますので、それについては今後、検討していきたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですか、今の答弁だけで。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。よろしいですね。  次に、歳出6款農林業費1項7目茶業振興費から2項2目林業振興費について審査をいたします。予算に関する説明書54ページ、55ページ、補正予算概要書5ページ、6ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) では委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 6款の2目でちょっとお尋ねしますけれども、これは聞くとちょっと関連になってしまうと思うのだけれども、今回、この森林法の改正云々なのですけれども、具体的に言うとどういうところが主な改正点なのか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 今回の法改正の背景からちょっと御説明をさせていただきたいと思います。  御存じのように、現在、間伐については、その有効活用ということで非常にいろいろな形で叫ばれているわけなのですが、そもそもは木材需給率、これを2020年までに現在の2.5倍、おおむね50%を目標にしているということがまず第一にございます。そういう中で今回、それを具体化するためのものとして法改正がなされたものでございます。大きくは3つございます。  大見出しというか、そういうところから言いますと、所有者が不明な場所、そういったことを森林の施業をやる場合、やりやすくするということ、それからあまりどうかと思うのですけれども、無届けの伐採、こういったことが行われた場合、行政命令ができるといった形のもの、それから一番市町に大きい影響になるのが3つ目は森林計画制度の見直しというのがございます。これは森林所有者が作成している、これまで森林施業計画という形で呼ばれていたものを。森林経営計画、こういったものに改めまして、具体的には何を置くかというと、集約を前提に、よく言われる路網の整備、こういったものの実行となる計画をする。あるいは現在、本年度からよく進めているのですが、森林の所有者のほかに委託を受けて、例えば森林組合おおいがわとか、こういった方々が長期的に継続的に森林経営を行う、そういった計画が策定できるようなものを見据えた中での今回の法改正であります。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 今言うことで施業の見直しということになろうと思いますけれども、そうした場合に間伐材の必要な、要するに荒廃した林業地があると思いますけれども、島田の森林面積の中で全体的にそれが割合には何%ぐらいになっているか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 現在の森林面積が市内で2万902ヘクタールあります。このうち民有林が約2万ヘクタール、残りが国有林等になっております。市域全体の約65%を占めるわけですけれども、このうちよくあるスギ、ヒノキ、これは人工林、こういったものが68%ということになっておりまして、その中で植林が早い時期から市内でスタートしておりまして、結構、資源として活用できるものが非常に多いということがございます。そういう中で今回、皆伐というのがなかなか難しい中で間伐の促進というものを進めている状況でございます。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) いや、私がお尋ねしたかったのは、今回の法改正の中で私がそのポイントとしているのは、施業代行を可能にするのが広がったわけでしょう。そうしたときに、それではその施業代行する基準は何かということなのですけれども、その辺の島田市としての基準を持っているかどうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 基準といいますか、まとまり的には30ヘクタールから50ヘクタールということを一つの基準には据えてございます。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) そうした場合にその施業代行が可能とされているけれども、そのときに改正法により、その代行するための手続きというのは、どこでどうするかちょっとわかりませんけれども、もうそういう法律が4月1日からできているでしょう。そうした場合に手続きは不要になるのですか。例えば市の執行者の責任の範囲で、ここはその施業代行しますと位置づけをすることができて、そこをそれでは全間伐か、あるいはポイント間伐かは別としても、やった場合の経費が、負担がかかってくると思うのです。そうした場合に、その負担はどこがどうするのか、所有者がするのか、所有者が支払えない場合は、市が責任を持つのか、そうした施業代行の可能性と進め方をちょっと教えてください。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 例えば森林組合おおいがわなどの方々が上げてくる段階では、言うなれば赤字にならないところを設定してきます。赤字にならないためにはどうするかというと、ある程度、路網が整備されているところ、あるいは今回の整理するに当たって補助が受けられるもの、そういった区域にある程度限定されることが現実的なものがございます。そこで、そのためにどうするかというと、その自分たちがやろうとしている区域の隣地の所有者、こういった方々に個々に当たりまして、その承諾を受けて、経営的にうまく成り立てれば、利潤が出れば、それを分配するという形になるものですから、あるいは程度、計画ができる段階では、赤字にならないような形に持って申請は出てまいります。  なお、市からそれについて赤字が出ても、一切の補填はございません。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) そうすると、市場原理でそれでは、そこがプラスになることが前提で対象になって、それではその本来必要とすべき、あるいは環境を守るべき必要な場所であっても、採算ベースに乗らなければ、そのまま今と同じように荒廃し続けてもしようがないということになるわけですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) そういったことが想定もされますので、昨年、森林整備計画の見直しを一部行いました。こういう中で、今、委員御指摘の手がつけられないというところも現実にございます。それから、よく言われる水源の涵養地域として保全すべきところとかいったところが幾つかあるものですから、そういったものをある程度ゾーニングはしてございます。しかし、ゾーニングはしても、現実的な問題は今言いましたように、要は利益が若干なりとも生まれる、あるいは赤字にならないというところがある程度、民間ベースでそういった選択肢の中で行っておりますので、今御指摘の荒廃地といいますか、荒れたところが現実出るというのは、今の状況の中ではやむを得ないかと思います。しかし、そういったところについても別な角度、例えば補助制度をうまく活用するような形でできるということはやはり今後模索していかなければいけない課題であるかと思います。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 今、それでは田畑の場合は、緑、青だか何だかで色分けするでしょう、その再生可能かどうかという。例えば林業もそれではそういう市場原理が働いて、その対象になる場所とそうではない場所というのは今後、市として色分けして民間なり、民間がほとんどなので民間ですよね。ある程度、指導していくか、その辺の考え方だけ聞きます。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 結果的には市場原理が働くことはいたし方ないかと思いますが、行政の段階で市場原理が働くところを皆伐あるいは間伐するという方向は考えておりません。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。
     それではないようですので、次に歳出7款商工費1項2目商工振興費から同項3目観光費について審査いたします。予算に関する説明書は54ページから57ページ、補正予算概要書5ページ、6ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  鈴木商工課長。 ◎商工課長(鈴木俊雄君) 今回、補正予算に計上しました緊急雇用創出事業、山田町・大槌町産業復興支援事業について補足説明をさせていただきます。  まず、この事業の概要でございますが、目的としては岩手県山田町、大槌町の復興のために、両町の産業復興面での支援を行うことを目的としておりまして、両町の地場産品を販売し、復興のための一助となることを目的としたものでございます。  内容につきましては、市内で開催される各種イベント産業まつりやいろいろございますけれども、そうした中での販売、それから市内公共施設やスーパー、また飲食店での販売斡旋等を予定しているものでございます。  特に11月開催予定の島田の産業まつりなどには、山田町、大槌町からもスタッフが来訪されまして、支援事業に参加されるというお話も伺っております。  また、山田町、大槌町においても島田市の地場産品展示、そうした開催を予定しているところでございます。  なお、今回のこうした販売される販売商品についての仕入れ代金の取り扱いは、島田市商工会と向こうの両町商工会との連携の中で行うものでございます。予算に計上しましたこの支援事業経費につきましては、全額が県費補助対象となる緊急雇用事業を活用しまして520万円を計上したものでございます。  事業の主な経費の内容については、販売スタッフ3名の人件費、車両やまた販売に必要となる関連機器の借り上げリース、そうしたもの、それからPR用の印刷製本、旅費などがございます。  以上、商工課から補足説明をさせていただきました。よろしくお願いします。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかに補足説明はありますか。  ないようですので、委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  清水委員。 ◆委員(清水唯史君) 7款1項3目の静岡−浙江産業観光展出展事業について、これは内容とあわせまして、今、日中間の政情が相当不安定になっております。県の使節団も中止になったりとかしておりますので、こういうような判断というのは、いつの段階でされるのか。それと、その判断をされるのは、誰がするのかということをお聞かせいただけますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 守谷観光課長。 ◎スポーツ・経済部次長兼観光課長(守谷久君) 県の主催事業でございますので、判断は県のほうで行います。きのうの時点で問い合わせをいたしました結果、現段階では予定どおり実施をするという回答でございました。 ○委員長(曽根嘉明君) いいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。               〔「関連」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) 今の関連なのですけれども、これは職員は派遣されるのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 守谷観光課長。 ◎スポーツ・経済部次長兼観光課長(守谷久君) 職員の派遣の関係ですけれども、派遣する人員、合計で10名を予定しております。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですね。  ほかにございますか。  原木委員。 ◆委員(原木君) 今の関連で、出品するものというのは決まっているのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 守谷観光課長。 ◎スポーツ・経済部次長兼観光課長(守谷久君) 出品するものですけれども、お茶を中心に出展をしていきたいというふうに考えております。一煎茶パックの配布でありますとか、お茶関係のパンフレット、それから呈茶サービスも行っていきたいと、そんなふうに考えているところでございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 2目の商工振興費の賃金が234万4,000円計上してあるのですが、これは何人ぐらい雇用する予定ですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 鈴木商工課長。 ◎商工課長(鈴木俊雄君) 現在のところ、販売スタッフとして3名を予定しております。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  ないようですので、次に歳出9款消防費1項3目消防施設費について審査いたします。予算に関する説明書56・57ページ、補正予算概要書5ページ、6ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 特に補足する説明はありません。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 消防団詰所でこれ以外にまだ改築なり修理なり、そういうような要望が出ている詰所はあるのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 現在、詰所がなくて、詰所が欲しいという箇所は今回、補正をさせていただいた箇所です。それ以外に耐震化による改築の予定は、あと2カ所予定をしています。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) どこでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 現在、ことし設計、来年度建築を予定しています向谷の8分団の2部、それからあと1分団1部、本通一丁目のところですけれども、これについてはまだ建設予定地が決まっておりませんので、具体的には建設年度がまだ決まっておりませんが、そこの改築はやらなければならないと考えています。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 15分団1部、2部、ちょっと背景がわからないのですけれども、普通、1部と2部は分かれた場所につくられているのですけれども、一緒になって同じ分団の1部と2部があるということは、これは何かいきさつがあったのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) この抜里地区については、合併のときに1部、2部ということだったのですけれども、今現在、車庫が平屋建てのものが1棟ありまして、そこを1部、2部で使用しておるのですけれども、実際に詰所として、詰所というか、実際に団員の皆さんが会合等をやるについて集まっている場所が、ちょっとここより離れた地区の集会所のようなところを使っております。ですから、実際には1部、2部と分かれてはおりますけれども、現実は1つの施設を使っているのが現状です。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 消防車は、これは2台あるわけですか、1部用、2部用。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 消防自動車は1台です。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 1部、2部と分けて置いておくのは、地域性があって、集会所等々で2部はどこかがやるという形で、やはり地域性の問題で分けてあるという理由なのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) すみません。訂正させていただきます。消防の車両は1台ずつ2台あります。すみません。訂正させていただきます。申しわけございません。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 悪いけれども、また関連で言ってしまうけれども、市内にこういうたくさんの貯水槽があるわけでしょう。それで、それが今の貯水槽が旧市内の場合においてはごく一部しか自動給水というか、水道と直結していないわけでしょう。それで、金谷とか川根あたりは違うような状況と聞いているのですが、例えば3.11以降、いろいろな面で見直しがされているわけだけれども、今後の過程の中で、今言う貯水槽を自動給水かけるようにしなければ、今のままだとポンプ車で水を運んでくるということでしょう。水も長い間、腐ってしまうのだけれども、震災を想定した場合に、それではその自動給水をかけておけば、ある意味で生活用水等に使える可能性があるのだけれども、そういう考え方はないのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 今の佐野委員が言われましたとおり、旧島田市が設置した耐震性の防火水槽、貯水槽については、最寄りの水道管から給水できるような給水管がなかったです。それで、今は毎年1基ずつ程度、新設をやらせていただいておりますが、それについては水道管から給水できるように給水管を設置しております。もともとはっきりした理由はわかりませんけれども、やはり消防水利が目的ということで、当時、耐震性貯水槽の設置を始めた時点から消防水利が目的だということで、水道管からの給水管の設置はどうも考えていなかったということを聞いております。  今現在、旧島田市の耐震性の貯水槽は106基ありますが、まだ始めたばかりなものですから、今、5基程度、給水管を設置しております。今後、計画的に設置を進めていきたいというふうに思っています。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) そこで、それでは今言う、毎年1個を目標に云々ということですけれども、できたら、今、その5個のうち、どこにどうなっているかわからないけれども、優先順位というのは、その管路の関係もあると思うけれども、各小学校区単位に1個置くということをやると優先順位に挙げてもらいたい。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) これについて確かに言われるとおり、実際に有事の際、火災の際、防火水槽の水を使いますと、その補給について消防署の水槽車で補給あるいは最寄りの消火栓などから入れるということをやっておりますので、そういう手間とか消防署の水槽車が空になっている時間を極力少なくするということもありますので、今言われたとおり今後の給水管の設置について、もう少し重点的に進めていきたいというふうには考えています。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  ないようですので、次に歳出10款教育費6項2目体育施設費について審査いたします。予算に関する説明書56・57ページ、補正予算概要書7ページ、8ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  北川スポーツ課長。 ◎スポーツ課長(北川雅之君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 今回、この外来植物を駆除するということで、特にこの横井ソフトボール場あたりが多いということでやると思うのですが、これ以外に大井川の河川敷等で外来植物が入っているというような、そういう状況については確認しておりますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 北川スポーツ課長。 ◎スポーツ課長(北川雅之君) これ以外の外来種ということでは、特に把握はしておりません。今回のこのメリケントキンソウが非常に硬いとげを持って、手とかそういったところに刺さるということで、競技に影響が出るということで今回、駆除をさせていただくものであります。そうしたプレーとか競技に影響がないものについての外来種等は、完全には把握しておりません。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 私もこの外来種について、いわゆる大井川右岸の金谷側の河川敷等、よく散歩したり競技しているのですが、きょうちょっと書類を持ってこなかったもので、黄色い花でキクの花に似たのが春から初夏にかけてかなりふえています。これは多分、外来種だと思うのですが、私が気にするのは、非常にきれいな花なものですから、一般のうちの花壇に植えてある傾向が見られます。ということは、皆さんそれが外来種だと知らないのです。私も初めのうちはきれいな花だったもので、いいなと思って、それでこのときに私は農政課と市街地整備課にこの外来種のことで担当とか聞いたけれども、わからなかったのです。どこに行っていいかわからないということだったもので、この辺の今ある外来種があった場合の扱いというのは、どこで扱うのですか。環境ですか。僕はそのとき、農政課と市街地整備課に行ったのですが、担当はわからないということだったもので、僕もそのままになってしまったのですが、今、大井川の河川敷はだんだんふえています。景観はきれいなもので、見た目には今言った先ほどのこのメリケントキンソウのようにとげはないものですから、直接害はないと思うのですが、やはりそういうのは外来種だということを一般の皆さんに知らせる必要はあると思うものですから、その辺について担当とかがわからなかったので、もしわかったら教えていただきたい。 ○委員長(曽根嘉明君) 担当はわかりますか。  では、調べてまた報告をお願いいたします。  ほかにございますか。               〔「関連」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) 駆除の方法はどんな方法なのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 北川スポーツ課長。 ◎スポーツ課長(北川雅之君) 今回は特殊肥料というようなものをちょっと撒かせていただくという形で駆除を実施する予定であります。この特殊肥料というものですけれども、クエン酸と塩化マグネシウム、塩化ナトリウムを主成分としたもので、人の口に入れても無害で、自然環境にも影響が少ないと。影響がないというふうに聞いております。これはクエン酸が葉先から吸収された場合、塩化分を吸わなくなる拮抗能力という植物の持っている能力を利用したもので、メリケントキンソウはそうした能力がないため、塩分を吸収し枯れてしまう。芝生などはそういった拮抗能力があるものですから、クエン酸を撒くと、塩分を吸収しなくなるので、芝には影響がないというもので、そのメリケントキンソウだけを駆除するというような形で使わせていただくものです。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 今のところで補正前の額が1億9,854万5,000円と書いてありますよね。これはメリケントキンソウの駆除だけではない費用ですよね。 ○委員長(曽根嘉明君) 北川スポーツ課長。 ◎スポーツ課長(北川雅之君) はい、この補正前の額につきましては、社会体育施設全てを管理する経費ということで、例えば総合スポーツセンターとか野球場とか、そういったものの管理費も全て入っている額でございます。 ◆委員(冨澤保宏君) はい、わかりました。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  では、ないようですので、次に歳出11款災害復旧費1項1目農林業施設災害復旧費から2項1目公共土木施設災害復旧費について審査いたします。予算に関する説明書56ページから59ページ、補正予算概要書7ページ、8ページです。
     当局から補足説明があればお願いいたします。  三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 北川スポーツ課長。 ◎スポーツ課長(北川雅之君) 先ほどの外来種を所管する課の件ですけれども、現時点ではその外来種を所管する課というのはないと。それぞれの施設の中で管理をするということになりますので、例えば河川敷に生えているようなものであれば、スポーツ課に言っていただくというような形になると思われます。 ○委員長(曽根嘉明君) ただいま報告が終わりました。  原木委員。 ◆委員(原木君) 私が調べた限りでは、右岸の金谷側の河川敷に外来種があるというふうに私は見ているのですが、その辺をまた調べていただきたいと思います。今はもう枯れてしまっているもので、来年の、私は写真を撮ってあるのですが、来年の春から夏にかけては一斉に黄色いキクの花に似た花が咲きますので、一応確認をして、もしそれがやはり外来種ということになれば、一般の家庭にも植えてあるという傾向が見られますので、ぜひこの外来種についての周知をお願いしたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは歳出11款についての、委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  清水委員。 ◆委員(清水唯史君) 11款2項1目のほうの公共土木施設災害復旧費で、地蔵峠のこれ、災害復旧工事だと思うのですけれども、これはのり面が今回相当崩れまして、それでどういうような形で復旧の工事の内容を教えていただけますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 安原建設課長。 ◎建設課長(安原正明君) 8月7日に災害の現況は説明させていただいきましたが、先般、災害査定が実施され復旧工法が確定しました。最終的に決まった復旧工法としては、基本的にはモルタル吹きつけとなり、下側は、岩が出ているため、そのまま吹きつけを行い、上側については、岩の上に土が残っているため、土の崩落を防ぐために、吹きつけとあわせてアンカーの設置をした工法を考えております。さらに、その上部からの落石ということも危惧されますので、ポケット式の網を設置して、直接、落石が道路に出ないような対応もしております。 ○委員長(曽根嘉明君) 清水委員。 ◆委員(清水唯史君) たしかここは毎年のように災害を受けている場所だと思うのですよね。やはり点検もしっかりしていただくということも必要になると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。  答弁は。 ○委員長(曽根嘉明君) 安原建設課長。 ◎建設課長(安原正明君) 日頃から定期的な道路パトロールを行っておりますので、その中で地蔵峠についても、定期的な確認をしていきたいと思っております。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  ないようですので、それでは引き続いて歳入の審査に入ります。  歳入14款国庫支出金2項5目災害復旧費国庫補助金から21款市債1項8目災害復旧債について審査いたします。予算に関する説明書48ページから51ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  安原建設課長。 ◎建設課長(安原正明君) 補足説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 農業林業県補助金のことでちょっと、私もこの委員会、久しく5年ぶりなものですから、今まで説明があって多分、説明していると思うのですが、静岡林業再生プロジェクト推進事業補助金、この辺のいわゆる再生プロジェクト推進事業についての内容と、県のほうで森林税として県民税を取っているのですが、これとの関連があるかどうか、この辺をお聞きしたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) この補助金につきましては、御存じのように森林については公益機能が非常に高いということがございます。それからもう一方では、林業の活性化を図らなければできないという両面がある中で、間伐をするための作業路の整備、あるいはその間伐をするための高性能機械の導入、こういったものが必要になりますので、そういったものを県として支援するという、そういった補助制度でございます。  それから、すみません。県税はここには投入してございません。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  ないようですので、それでは議案第61号全体を通して何かありましたらお願いいたします。  ないようでしたら、採決をいたします。  議案第61号 平成24年度島田市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会の所管に属するものについて、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号 平成24年度島田市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会の所管に属するものについては原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第63号 平成24年度島田市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について審査いたします。予算書18ページから19ページ、予算に関する説明書は66ページから71ページです。補正予算概要書11ページ、12ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  大村水道課長。 ◎水道課長(大村彰君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。いかがでしょうか。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第63号 平成24年度島田市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号 平成24年度島田市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第67号 島田市暴力団排除条例について審査いたします。議案書25ページから27ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 暴力団排除条例は、県のほうは去年の8月1日に施行されました。その後、県内の市町の施行あるいは制定の状況について説明させていただきます。  7月末の段階ですけれども、施行をしたところが17市町、それから制定をしたところが5です。施行待ちですけれども、5、それから9月議会に上程を予定しているところが8、それから11月議会に上程を予定しているところが2、それから残りの3市は、本年度中に制定をするという予定になっておりまして、本年中に全ての市町で県内は条例のほうを制定するという予定になっております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 補足説明が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 条例について聞くということではないのですが、ちょっと教えてもらいたいのですけれども、島田市には暴力団及びらしい人間というのはいるのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 私のほうもあまり情報のほうを持ってはいないのですけれども、先日、5月に県のほうで県警のほうの活動の状況報告というのがありまして、その中に平成22年における組事務所の撤去状況というのが、撤去が7件ありましたという報告がありまして、その中に島田市の事務所が撤去されたということが書いてありました。それくらいでしか状況はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) その件なのですけれども、そうすると、この暴力団とかこういう情報はあまり通達がないというか、連携はしているのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 県には静岡県暴力追放運動推進センターというセンターがつくられておりまして、こちらのほうから何かありますと情報がありますし、それから県内の暴力団でどういうようなことをしたというようなことも、年に一度は連絡が入っております。島田市の分にはそういったものはありませんでした。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) そうすると、その暴力団組織というこの実態というのは、島田市独自では把握できないというか、情報を求めなければ、こちらからこういうのがあるとかというような、そういった実際の活動というのですか、そういったことは行われていないのですか、市としては。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 市としては特に具体的なことはしておりません。情報も持っておりません。それで、今回の条例の中にもそういったものが書いてあるのですけれども、市が名前等がよくわからないところと契約を結んだりするような場合には、警察のほうへその事業者を問い合わせをして、その事業がそういうところがないかとか、そういうことについては警察のほうで教えるというようなことになっておりまして、市民も例えば契約を結ぶときに、相手がよくわからない場合は警察のほうに行って聞いていただいて確認をするというような、この条例のつくりになってございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) ちょっと心配になるのですけれども、何か前にいろいろな経済的なものまで強制した国のほうのあれが出たということで、市民とすると一般市民なのか、そういう組織に入っている人なのかの、当然、色分けは見えないのですけれども、多少市が把握していないとというのですか、持っていないと、市民とすると警察が身近な場にあると言えばあるものですから、交番とかあるものだから、それはいいかもしれないのですけれども、そういった法律を生かすようなことをしてしまう可能性もあるのですよね。そこらがちょっと、もうちょっと市で把握していただいていたほうが、何か起こらないのではないかと思って、予防というのですか、起きてしまってからこうだというのではなくて、その前の何かちょっとあれは欲しいと思ったものですからお聞きしたのですけれども。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 私どものほうとそれから警察のほうの生活安全課、これからも連携を密にしていくということでしか、ちょっとこの場合についてはお答えできないと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 市の相談の中で暴力団に関する被害だとか困ったことだとか、今まであったでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 過去さかのぼることはちょっとわからないですけれども、本年になりましてから相談件数、相談内容を全部私は目を通していますけれども、暴力団にかかわるものはございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 第7条の2項に、市は市民等が安心して暴力団の排除のための活動に取り組むことができるよう、静岡県島田警察署と緊密に連携して、その安全の確保に配慮する、こういうふうな条例になっているもので、先ほどの坂下委員の話とも関連しますが、ということになりと、やはり暴力団の事務所があるとか、構成員がどれくらいいるとか、警察は多分把握していると思うのです。その辺はやはり警察と今言ったこの条文のとおりに連絡を取り合って、やはり把握していく必要があると思うのですが、どうでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 今ぐらいの内容は5月のときに来ておりますので、情報としてはいただいております。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史君) 第6条で、市は公共工事また市の事務及び事業による暴力団を利することとならないようというようなものがありますけれども、いろいろな入札等で暴力団に関連する業者とは契約しないというような内容だと思うのですけれども、例えば入札等で契約した業者と暴力団とは関係ないというような、現在では契約書の内容にそういうことが含まれてはいるのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 契約を結ぶときに、市のほうは契約約款というのを定めてございますが、その中に今おっしゃったようなことについては記載がございます。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  星野委員。 ◆委員(星野哲也君) この暴力団の定義というのは何ですか。というのは、我々が若いころは、パンチパーマでとか、坊主頭とか、ダボシャツを着ている人は一般的には、こういう人は我々とちょっと違うという若干一歩引いた感じがしますけれども、今はもう本当に紳士的なスーツを着ていますし、そこら辺はどういうのような解釈をしているのか、ちょっとお伺いします。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 暴力団であるかないかということは、外見上からでは、今はもうできません。そういった指定をするような組織に入っているかいないか、あるいは入っていて、やめてから5年だったと思いますけれども、そういうような人を一応、警察のほうではマークをしているようでございますけれども、一般にはちょっとわからないと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) 星野委員。 ◆委員(星野哲也君) それでは、例えば川根温泉に行きますよね。そうしますと、チケットを買う前に、入れ墨の方は入場お断りとうたってあります。ということは、入れ墨をしているということは、やはり一般の市民と違うという認識だと思うのですけれども、私の解釈では、その入れ墨というのは、もう完全に排除するということで、暴力団という見方はしているのかしていないのですか、そこは。 ○委員長(曽根嘉明君) 守谷観光課長。 ◎スポーツ・経済部次長兼観光課長(守谷久君) 川根温泉のあの記載をしたときにちょっと関連していたものですから、私から回答させていただきますけれども、実は顧問弁護士に相談をしたことがございます。入れ墨の方を排除する、その方法としては、とにかく玄関にそういう記載をして、公序良俗に抵触をするということでそういう表記をしてございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 星野委員。 ◆委員(星野哲也君) それでは、今のそういう意味ではトラブルはなかったのですね、今まで過去にそのクレームが、入れ墨をしている人が入ったり、タトゥーなのかわからないけれども、あのうたった文句に対して市民の入浴した人たちからクレームというのですか、ちょっと怖いとか、そういうようなことはなかったですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 守谷観光課長。 ◎スポーツ・経済部次長兼観光課長(守谷久君) 実は私、田代の郷温泉に勤めていたときに、そういった方が入浴されました。それで、直接私、交渉に行きました。こういうわけで公序良俗に抵触するから、直ちに出てくださいということでお話ししましたら、直ちに出ていただけました。そんな過去がございます。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。
     ないようですので、採決いたします。  議案第67号 島田市暴力団排除条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第67号 島田市暴力団排除条例については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第68号 島田市防災会議条例の一部を改正する条例について審査いたします。議案書28・29ページ、説明書・参考1ページ、2ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 特に補足する説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。よろしいでしょうか。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第68号 島田市防災会議条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第68号 島田市防災会議条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第69号 島田市災害対策本部条例の一部を改正する条例について審査いたします。議案書30ページ、説明書・参考3ページ、4ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 特に補足する説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 旧条文の23条第7項の規定に基づきというのが、23条の2第8項の規定に基づきに変わっているのですけれども、これは旧条文、昭和36年にできた古いものなのですが、これは新たに基本法が改正されたために、条文が移って今のような改正になったという理解でよろしいのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) ここで言うこの災害対策基本法で、市町村の災害対策本部について必要な事項は市町村の条例で定めるという条項があるのですけれども、その条項が法律の一部改正前が23条の第7項にあって、今回、一部改正によって23条の2第8項に移動したことから、市の条例の根拠となる条項をこのように改正をしたという内容です。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですね。  ほかにございますか。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第69号 島田市災害対策本部条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第69号 島田市災害対策本部条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第74号 財産の取得について(コミュニティバス車両購入)を審査いたします。議案書41ページ、説明書・参考19・20ページです。  当局より補足説明があればお願いします。  高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) ないようでしたら、採決いたします。  議案第74号 財産の取得について(コミュニティバス車両購入)は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号 財産の取得について(コミュニティバス車両購入)は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第75号 財産の取得について(消防ポンプ自動車艤装購入)を審査いたします。議案書42ページ、説明書・参考21・22ページです。  当局より補足説明があればお願いします。  松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 特に補足する説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  坂下委員。 ◆委員(坂下修君) この艤装について、かなりの金額があるかと思うのですけれども、これは購入先が東京ということなのですけれども、この近隣ということは、そういった業者がないからこういう遠いところにというような意味があるのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 今回、指名競争入札でやったのですけれども、8社指名をして、2社辞退、6社で札を入れていただいたのですけれども、最終的に3回やっても落札しなかったということで、その業者の中にはもちろん県内の業者さんも入っています。結果的に一番札の価格の安いこのジーエムいちはらと、こちらの予定価格で随意契約をさせていただいたという内容であります。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) ちょっと心配するのは、クレームとか故障とか、そういったあったときのメンテナンス的なもののフォローが大丈夫かという心配があるのですが、その辺はどうですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) このジーエムいちはらにつきましては、これまでも多くの車両を納入していまして、毎年やっています定期点検は島田市に来ていただいて、親切丁寧に対応していただいております。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですか。  ほかにございますか。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第75号 財産の取得について(消防ポンプ自動車艤装購入)は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号 財産の取得について(消防ポンプ自動車艤装購入)は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第76号 市道路線の認定についてと議案第77号 市道路線の廃止についての2件を一括して審査いたします。議案書43ページ、44ページです。説明書・参考23ページ、24ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  鈴木建設課参事。 ◎建設課参事(鈴木成幸君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  よろしいでしょうか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) ないようでしたら、採決いたします。  議案第76号 市道路線の認定について及び議案第77号 市道路線の廃止については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第76号 市道路線の認定について及び議案第77号 市道路線の廃止については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第80号 財産の取得について(デジタル防災通信システム整備)を審査いたします。別冊追加議案1ページ、別冊追加説明書・参考1ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 特に補足する説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 随意契約にした理由は何でしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) このデジタル化につきましては、まず島田市を含めて県内13市町が県と供用できるような設備で県が進めてまいります。その中で、県庁におきます統制を制御する装置を昨年、県が競争入札で落札をしまして、それに伴って、そこを経由して当然通信をすることになるものですから、結果的に県と契約を締結した業者と随意契約をすると。他社のものでありますと、通信に障害が出るということが大きな理由です。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですか。  ほかにございますか。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第80号 財産の取得について(デジタル防災通信システム整備)は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第80号 財産の取得について(デジタル防災通信システム整備)は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ここで暫時休憩をいたします。                                休憩 午前10時35分                                再開 午前10時45分 ○委員長(曽根嘉明君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、認定第1号 平成23年度島田市一般会計決算の認定について、当委員会の所管に属するものについて審査いたします。決算書、成果に関する報告書を御用意ください。  それでは、歳出から審査いたします。付託項目を分割して審査いたしますので、お手元の付託議案審査項目で確認していただきたいと思います。  まず、歳出2款総務費1項7目企画費中、委員報酬から同項19目交通安全対策基金費について審査いたします。決算事項別明細書75ページから84ページ、成果に関する報告書53ページから69ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 男女共同参画社会推進事業ということでここに報告のほうに載っているのですが、成果の報告書の53ページ、この辺の事業によってどのような効果が上がったのかということについてちょっと説明をお願いしたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長
    市民安心課長(高木歩君) 男女共同参画推進事業につきましては、島田市は条例を制定しましてことしで5周年になりますけれども、昨年もその条例を制定したという日が7月になるのですけれども、そこのところでこの記念フォーラムをしまして、男女共同参画と、どうしてもまだ女性の仕事がしにくいとか、そういったことはございますので、そういったものの考え方について講師を招いて説明をするということで、事業所の企業経営者、これは男女共同参画の宣言をしている事業が島田では100を超えておりまして、県内でも市町では非常に多くなっているのですけれども、そういった方々の研修をしていただくというようなことで効果があったというふうに考えております。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) この中で5年が経過したということなのですが、私は男女共同参画の中でいわゆるワークライフバランス、これが非常に重要ではないかと思っているのですが、この辺についてはどうもまだなかなか進んでいない。先ほど宣言をした事業所あたりはどうか知りませんが、やはり仕事とライフワークとのバランスをとってということで、今、比較的まだまだ残業で遅く帰ったりというような状況がある中で、この辺のワークライフバランスというのをやはり取り組む必要があると思うのですが、この辺については、この宣言した事業所なんかでは取り組んでいるところがあるのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 男女共同参画の具体的な推進の名称の言い方として、ワークライフバランスということは最近言われております。それで、本年のこの男女共同参画推進事業のフォーラムの内容を、ことし開いたのですけれども、そのときにはワークライフバランスということで私のほうで本年度の事業としては開きまして、それには非常に多くの方が参加をしていただいているというような状況でございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 平成24年度の事業に入っているということで、私も記念フォーラム等にはときどき参加をしていますが、今後そういうふうに事業については引き続き積極的に取り組んでいただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) ないようですので、次に歳出2款総務費7項1目交通安全指導費から同項4目自転車等駐車場費について審査いたします。決算事項別明細書89ページから92ページ、成果に関する報告書84ページから91ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  清水委員。 ◆委員(清水唯史君) ちょっと戻らせてもらっていいですか。先ほどの2款1項7目の緊急雇用創出事業の家族と地域の時間づくり推進事業で、成果の57ページ(「あとでやれば」と呼ぶ者あり)それでは、あとでまとめてやります。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは、その他でお願いします。  では、7項1目の交通安全指導費から4目自転車等駐車場費についてを審査いたしますので、委員の皆さん、質疑がありましたらお願いいたします。  佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) コミバスでちょっと尋ねますけれども、今回、そのランニングコストのほうは載っているのだけれども、いつもの、これは行政で当然と言えば当然なのだと思うけれども、ランニングコストの総額が約2億幾らだかと載っているでしょう、どこかに。そのときに、先ほどコミバスを1台買うと言ったけれども、そのイニシャルコストを入れたときに、例えば車の耐用年数を単年度に換算してこのランニングコストへ入れた場合に、年間今幾らかかっている。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 公会計で今やっているものですから、減価償却の数字は出ておりませんので、そこのところはちょっと把握しておりません。それで、先ほどのバスの関係でありますけれども、バスの保有台数ですけれども、今、12台ありまして、先ほどの買いかえをしようとしたバスですけれども、走行距離が76万キロを超えております。70万キロを超えているバスがほかにも1台ございまして、あと68万キロいっているバスがございますので、計画的に更新をしていくということです。  それからこのバスにつきましては、コミュニティバスにつきましてはしずてつジャストラインのほうに運行のほうを全て委託しておりまして、路線、川根とか金谷とかにつきましてはほかのところに行っていますけれども、そういうような状況で管理の委託をしているというところでございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) それと、私は思うけれども、このコミバスに関しては利用者とか乗りたいと思う人は非常にありがたい施策だと感謝している旨のほうが大きいと思うのです。ただ、そう言いながらも近年の傾向として下がっているでしょう。これに対して行政としてどういう考えで、例えばそれでは向上させようという何か啓蒙とか、何だかそういうのは手を打っているのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) コミュニティバスの利用の促進につきましては、今、御指摘がございましたように、残念ながら利用の人数が下がっております。それで、先般も特別委員会のほうで御提言をいただきましたけれども、コミュニティバスの御利用を促進する、あるいは経費の削減をするためにデマンドに切りかえるであるとか、そういった検討を本年度から着手をしていくということで今、検討に着手をしたところでございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 今、そこで言葉尻を捉えるようですが、デマンド型タクシー云々と言った場合に、先ほどのあれで、コミバスが12台で1台約2,200万円ということは、2億何がしのイニシャルコストがかかっているのではないですか。そのとき、今課長が言ったようにデマンドを考えた場合に、台数がふえると思うのです。そのときに、デマンド型のほうが安いので、例えば12台を全部デマンドに変えた場合に、2倍になってしまっても負担はふえるかふえないか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) バスは島田市で保有しているバスが先ほどの台数です。デマンドでやる場合は、このバスは島田市が保有しておりまして、このバスの経費としては、委託費としてかかっておりましたのがほとんどでございますが、それは運転士の賃金が委託費として、それとあと、その受けたほうの会社の必要経費、それが委託費になっております。デマンドでタクシー等でやる場合は、タクシー会社のタクシーを利用するということになりますので、通常のタクシーの運賃への市のほうから補助をするようなことになりますので、御指摘の車両がふえるかどうかについては、それをどうした車でやろうかという検討をタクシーのほうに委託をして、車を利用しないでタクシーを利用するという方法もございますので、その辺も含めて検討をするということでございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) なぜこういう質問をしたかというと、多分、今から3代前か2代前か忘れたけれども、企画部長に一般質問した経緯があります。そのとき、コミバスに対して島田市の財政力を考えた場合に、最大どのぐらいまでの投資能力があるかと質問した経緯があります。その時点での答弁は、完璧には覚えてはいないけれども、ざら2億円ということを言っているわけです。今、ランニングコストだけで2億何がしで、その当時は私、そこまで頭は回らなかったもので、イニシャルコストが入っているか入っていないかということは聞かなかったわけ。ということは、今あなたの答弁から言うと、イニシャルコスト抜きの、その当時の部長がランニングコストで答えたと思うのです。そうしたときに、今、時代が変わってきて、これは政策的に歳出をどこにというバランスの問題になると思うのですけれども、今現況を考えたとき、島田市として財政バランスを考えたら、ここにかける最大投資額の歯止めというのは持っていますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 今のところはコミュニティバス等に係る経費については、コストのほうで言いますと、ランニングのコストは2億5,000万円。 ◆委員(佐野義晴君) わかりました。 ○委員長(曽根嘉明君) 星野委員。 ◆委員(星野哲也君) それでは、この利用状況というのですか、コミバスのゆいタクが平成23年度で108人になっております。108人というのは、これは見込みの人数というか、予想というのですか、これはどの程度に捉えているのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 湯日地区から路線バスの停留所までの間を結ぶのがゆいタクになっていまして、それについては、延べではそうなっておりますけれども、実際には3人から4人の方が利用している。それ以外の方はあまり利用していないという状況です。 ○委員長(曽根嘉明君) 清水委員。 ◆委員(清水唯史君) 関連で、デマンドの場合は空では走らないということで理解しているのですけれども、ということは、これは何回走ったかというデータはありますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 少しお待ちください。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) それと、これは多分、県費補助が今、ゆいタク、1人以上が補助対象になるのですよね。聞いてもいないか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) デマンド型のゆいタクの平成23年度の実績ですけれども、実際の運行は13日、それで回数としては45回使われておりまして、利用者人数が108人、これの運行の委託料が13万500円、それで収入として上がった分が8,500円。  以上でございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) そのことにも関連しているのですけれども、先ほど聞かれていなかったので、もう1回言うと、これは、コミバスの対象は県の対象が要するに空車率というのか、1以上を対象にしているのですよね。それで1以下は補助の対象にならないのですね。そうすると、今言うデマンドもそういうことで、例えば13万500円の経費がかかって8,500円ということなのですけれども、そうした場合に、それでは、その距離をタクシーでやったら何回分タクシーで往復できるのか。つまり、私は前からこれは提案したことがあるのは、デマンドタクシーの前に人数が少ないところに投資効果がないというのがあるわけでしょう。  具体的に言うと、自分の近所の千葉当たりの場合、そうなのです。ただ、そこに買い物難民とか病院へ行った人が困っているわけだけれども、それでは、そのデマンドタクシーを仮にやった場合、銭がかかり過ぎてしまって、それではタクシー券を、例えば町内かどこかわからないけれども、配って、それで安かったらタクシー会社も喜ぶし、市も困らないし非常にいいと思うのですけれども、そうした場合にこの13万500円というのが、108人ということを、考えた場合に、どっちをとったら損か得か、投資効果があるかと考えないですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) これは利用回数との関係で大きく影響します。デマンド型タクシーの利用が今はこの1人の方が申し込んで、ほかの方も待っていれば、そこで拾っていくという形なのですけれども、実際にはなかなかこの拾っていくということはなくて、グループ等で御利用する場合には、3人ぐらいが一つのタクシーに乗るということはございます。ですけれども、今、湯日地区のこのタクシーというのは、市としても位置づけは試行という形で、実証事業という形でやっておりますので、今、議員のほうから御指摘があったことも、それは考えられます。ただ、利用が非常に多くなりますと、これは経費としてどうなるかということはまた別途考えなくてはいけない問題だと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 私は今、この湯日の衆にだめではなくて、ぜひやってもらいたいということの前提です。そうした場合に、今言う、それではその13万500円をタクシーで、今、どこから、A点からB点へ行くと思うのです。それをタクシーで頼んだ場合に、タクシーで何回往復できるかということ。例えば1,000円なら135回できるわけでしょう。だったら、それではタクシーでやったほうが効果性が高いのではないのですか。それでは、その今言う実証実験をやって、そういう厳しいところに関してはそういう新たなタクシー券の配布とか、新たな展開はできませんかということを今聞いているのです。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) それは一つの考え方ですから、今、実証でゆいタクでやっていることを、もう少し年月を見て考えていきたいと思います。 ◆委員(佐野義晴君) 今、課長の「それは」の大きい声は非常に感銘しましたので、ぜひその点の配慮をして、うまい方法を考えてください。それはいっぱいそういうところがありますから。  以上。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  原木委員。 ◆委員(原木君) このゆいタクを導入するときの経過をいろいろ聞いているのですが、要はバス路線を延長してくれというのが、それは無理だということで、デマンド型になった経過があると思うのです。ですから、実際に延長した場合と、それからデマンドにした場合との経費の比較というのは当然必要になってくると思うのですが、現在のコミバスでもデマンドに変えた場合にどれくらい安くなるかという比較で、どっちが安いかということで導入するようになると思うのです。ただ、このときにも私もちょっと言ったのですが、今、利用者の需要予測をやっていないのです、新規路線を導入するときに。これはここに書いてある六合北線も結局廃線になったというのは、需要予測をやらずに、単なる要望があったということで、南に対抗して北にもつくろうというだけでやったもので、結果的に廃止になったということで、私はやはりある程度、新規路線をやる場合には、当然やはり需要予測、どれくらい利用者がいるかということについてはやっていく必要があると思うのです、単なる要望だけではなくて。それが必要で私は重要だと思う。  確かに不便で必要だと思うのですが、そういうことから需要予測がないところにやっても、かえって費用がかかるだけ。だったらタクシーの補助券を、補助額を出したほうが経費的には安く上がると、そういうケースがあったと。今回の場合にも、1人約1,200円かかっていますから、単価で、そうすると、タクシーの補助とあまり変わりがないというような状況が出てくるということがありますので、この辺は今後、デマンドに変えていく場合に、当然、費用が安くなるものだからデマンドに変えるわけですから、当然そういうことで、今回の場合は延長するよりは安く上がっていると思いますので、バス路線を定期的に走らすというよりは安く上がっていると思います。ただ、残念ながら思ったより予想数が少ないということは言えると思いますので、今後、それについては検討が必要。  次に、成果のほうの87ページのバス路線運行維持助成経費と補助金・負担金の支出状況に関連するのですが、いわゆる金谷島田病院線、それから萩間線、勝間田線、この辺の利用者の状況というのは前年度に比べてどうかわかりますか。平成22年度と比べて平成23年度の利用人員はどうだったか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 今、手元に具体的な利用人数はないのですけれども、昨年に比べるとわずかに減少しております。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) コミバスのほうの利用状況で、笹間渡笹間線が今回、全般的に大体95%減で、5%利用者が減っているのですが、ここの路線だけちょっと、道路の関係だと思うのですが、74%でちょっと減り方が多いのですが、この辺の理由についてお聞かせください。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 台風がございまして山が落ちまして、バスが通れなかったという期間がございました。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕  ほかにございますか。  坂下委員。 ◆委員(坂下修君) 私は交通安全のほうでいろいろお聞きしたい。安全運動をいろいろやって事故をなくそうということでやっているわけなのですけれども、この中で交通事故発生状況、平成23年度、平成22年度あって、死者数は減っているようなのですけれども、昨年もこの交通警戒多発警報ですか、これが出て、緊急実施したというようなことだったのですけれども、ことしもまた出しますよね。それで、私の登場する地域は本当に田舎なのですけれども、去年も1人地元の人が亡くなって、ことしになって、これは新東名を活用してきた人かと思うのですけれども、オートバイで一人で転んだというようなことで死亡事故があって、私も現場の状況をどうだったのだろうということで確認をさせていただいたりしたのですけれども、その中でこのいろいろな活動をした中で、新東名ができてというか、それから起きた事故というか、そういったものはありますか。とりあえずそこを確認したいのですけれども。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 実際にその交通事故を起こした方が、新東名からおりてきて事故を起こしたかどうかということについては、わかりません。警察のほうとお話をしていますと交通量のところでお話が出たのですけれども、藤枝から山を通ってずっと金谷まで来るというクルマの台数、あるいは島田側からおりて藤枝のインターのほうに向かう、周遊するクルマの台数は非常にふえているというふうに伺っております。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) わかりました。いずれにしても、新東名系からというのが、私の地域は多くなったと少し感じています。ですから、今までとは違うということを住民にもアドバイスはしたりするのですけれども、たまたま死亡事故が続いたということで、少し心配しています。  私は毎回、議会のたびに専決事項で職員が起こした事故というのが結構多くて、毎回4件か5件出てきて、ここのところちょっと減ったと思っているのですけれども、私は議運であまり続くもので、監査のときもかなり私は指摘したのですけれども、職員に対する安全認識というか指導というのが少し足りないのではないかということで、交差点、交差点はもう指差し呼称くらいの指導をしたらどうだということを言ったら減ったもので、したかどうかわからないけれども、本当に真剣に職員の皆さんがそういったことを率先してやらないと、交通安全で私らもときどき忘れるけれども、早朝の安全運動に出て、職員の皆さんがそういったことが多いと、けじめ、何かちょっと残念だと思ってしまうのです。職員に対するそういう安全指導的なものは行っていますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 職員の教育の問題につきましては、これは総務の人事のほうが担当されてやっております。私どものその交通安全運動の中、事故を起こしたりした者は、直近の交通安全運動の該当広報でやらせるというようなこともお願いをしてやったりしております。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) そこを私は言いたいのです。ある意味ではペナルティーと言っては悪いのですけれども、その人が前面に立って、やはりそういった体験をしないと、保険で全部済んでしまってチャラだというのでは、繰り返すと思うのですが、ぜひペナルティーは与えてください。そういう体で感じるペナルティー、それはぜひその安全指導の中でお願いしたいと思います。  それからもう1点、ことしの春からかけて大量に児童が歩いているところへ車が突っ込んで、もう本当に悲しい事件というのですか、もう事件ですよね、あれは。そういったことであったのですけれども、この教育委員会がある程度のアドバイスはいろいろなことをやっていると思うのですけれども、この安全指導としての何かそういったことはやっていますか。やりましたか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 悲しい事故が起こった後、国からも通知等は来て、それで各小学校で議会にも学校教育のほうからお話がありましたけれども、通学路の安全点検をやったりしていまして、その実際の学校のほうで安全点検を実施するといったところに私どもも出向いて、職員が一緒になって現場を、それから道路管理者のほうも一緒に出まして、警察とそれから地域の交通指導員さんとか学校の先生が出て点検をして、危ないところの再認識をするとか、あるいは対処方法を考えるとかいう取り組みはしているところでございます。  それから、伊太地区では国からの通知より前にみずからで自治会のほうで取り組んだというようなこともございます。  それから小学校に6年生を中心に通学のリーダーがおりまして、そのリーダーを集めて各小学校を全部回りまして、リーダーと語る会をやって、リーダーたちが日ごろから考えている自分の通学路はここが危ないとか、どうしたらいいとか、そんなような話し合い等も婦人警察官等入ってやっているところでございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) 最後の締めではないですけれども、どうなのですか。ことしは警戒警報を出してという経過の中で、ことしの傾向はどうですか。この件数、死者数とか、今の段階で。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 残念ですけれども、死者、4月、5月とありまして、また今月に入りまして、1人の方がバイパスで亡くなったということでありますので、死者は、去年は7件ですけれども、5件になっておりますので、増加傾向にあるのではないかというふうに思います。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  それでは、次に歳出3款民生費1項4目地区改善費から同項5目福祉館費について審査いたします。決算事項別明細書97ページから100ページです。成果に関する報告書108ページから110ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 特に補足説明はございません。
    ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。ここについてはよろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 次に、歳出4款衛生費1項5目環境衛生費から同項9目水道費について審査いたします。決算事項別明細書115ページから118ページ、成果に関する報告書141ページから145ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 特に補足説明はありません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  清水委員。 ◆委員(清水唯史君) 成果に関する報告書の141ページ、環境衛生費の合併処理浄化槽設置補助金、これはちょっとある業者さんが4月に申し込みした時点で即、予算が一杯になってしまって、それ以降の補助が受けられないという状況が相当続いているということを伺ったのですけれども、補助の状況は実際見られるのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) 今、清水委員のほうからの御質問ですけれども、4月時点で即なくなるということはございません。この補助制度は国の環境型社会形成推進交付金事業という形で、現在は平成23年から平成27年の5カ年間ということで、島田市の場合におきましては1年間405基の枠という形になっています。今現在、きのう現在ですけれども、405基のうちあと残というのですか、それが今現在、51基ということで、9月の中旬には終了という予定でございます。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 清水委員。 ◆委員(清水唯史君) 9月の末で予定数終了するということは、半年で終わってしまうということですけれども、それ以降に例えば着工を予定する方は補助金を受けられないということで、これは例えばそれ以降に補正が組まれるというようなことは考えられますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) この浄化槽の補助は一応、年度内完成が条件となっています。また、補助申請自体は各施主さんのほうの業者さんがほとんどの場合、設備業者が申請を行っているということで、その辺のことに関しては、施主さんのほうに説明もしていますし、事前に業者のほうでもう年明けの施行分についても申請のほうはしてあるものですから、そんなにあぶれるということはないというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 清水委員。 ◆委員(清水唯史君) 実際、業者さんから早めに予定数を終了してしまうので、なるべく1年間、潤沢にあるような補助体制にしてほしいというようなお話を伺ったので、今回、そういうような質問をさせていただきました。 ○委員長(曽根嘉明君) 答弁はいいですか。 ◆委員(清水唯史君) どうですか、答弁は。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) 先ほど説明しましたけれども、この補助のほうはもう405基という枠で国、それから県のほうの補助もいただいているものですから、それに毎年の建築確認件数であるとか、昨年の県のほうの調べ等も島田市の場合においては513基、小型の合併浄化槽の設置が平成23年度につきましては513基ということで、申し遅れましたけれども、昨年度は東日本大震災の関係で、国のほうがその補助405基が344基という形でカットされていますので、そういった形で施主さんのほうには御迷惑をおかけしましたけれども、平成24年度から平成27年度については、また何か突発的なことが起こらない限り405基の枠という形で、ほぼうちのほうで見込んだ台数で網羅できるのではないかというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  坂下委員。 ◆委員(坂下修君) すみません、関連で。10年ほど前に私は金谷の時代に質疑したことがあるのですけれども、この合併浄化槽の補助金、国、県、市それぞれ出てくるものですから、実際、その設置して、心配なく動くという点検を出す点検報告というのですか、そういったものを出すというようなことで、県は県、市は市というまちまち、別々に業者が来てやって、内容とすると同じような点検であって、何で2つも、1つの業者がやって、それが両方適用できるのではないかというようなこともしたのですけれども、県は県ということで、県のほうも業者も県の指定の県内で1社しかない協会みたいな感じの業者だったものですから、何か出来レースかと感じたもので、そのときに質疑したのですけれども、現在もその補助金を出しているのだから、そういったものを出せということはわかるのですが、現在もそれは続いていますか。確認したいのですけれども。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) 今、坂下委員のお尋ねの件は、多分、設置後、直ちに水質検査をしなさいという7条検査と、それから年に1回、水質検査をしなさいという11条検査の関係であると思います。その小型の合併浄化槽の関係については、県が昔で言う保健所が今、主管でやっております。それで、その検査する業者というのですか、それは今現在、財団法人静岡県生活環境検査センターというところのようです。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) そういう意味では、市はそういったものは求めていますか、今は。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) 設置するその補助申請なりのときに、施主さんなり、それから設備業者さんのほうにはそういった指導は行っております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) そうすると、二重に同じようなものをお金をかけさせているということはないということですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) そのとおりです。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  それでは、原木委員。 ◆委員(原木君) 報告書の141ページの合併処理浄化槽のことなので、私は平成23年度の件数が344基で、先ほど予算は405基組んであるのです。先ほどの説明だと、県の補助金が減ったものですからこの件数が減ったという、そういうことなのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) 先ほどもお話しましたけれども、国のほうの東日本大震災の関係で補助金がカットされて344基という形に減りました。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) そうしますと、希望したのだけれども、予算がない関係で次年度、いわゆる平成24年度に回した件数というのは何件かあったのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) その辺については、今ちょっと手元に資料がございませんので、後ほどお答えいたします。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) その関連で、決算書の116ページの環境衛生費の工事請負費が不用額が2,136万円出ているのですが、この辺は合併処理浄化槽のほうの事業が減ったということで、この辺が不用額が出たという、そういったことでよろしいでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 今の2,100万円というのは5目の環境衛生費の工事請負費のことでしょうか。 ◆委員(原木君) そうです。 ◎環境課長(田中一彦君) これについては環境課の霊園の工事費の差金です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) そうしますと、備考欄の2の環境保全の合併処理浄化槽事業が、予算が、補助金が減っているものであれか。失礼しました。補助金が減ったもので、不用額が、はい、わかりました。  それと、同じ備考欄の6の六合駅前便所維持管理経費と5の笹間渡駅前便所維持管理経費ということで、これは市のほうでトイレを管理しているということなのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 笹間渡も六合駅も市の管理です。ただ、清掃とかそういうものについては地元のほうにお願いをしているという経緯です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 委託料が六合のほうが59万7,000円で、笹間渡のほうは5万7,000円とかなり差があるので、大きさとか、何かそういう違いがあるのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 清掃頻度、お願いしているその頻度が違います。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) そうすると、そのトイレの建造物とその土地というのは、市のものなのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 笹間渡については大井川鐵道、六合駅については島田市です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 大井川鐵道のトイレを市のほうで委託管理していると、そういうことでいいのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) はい、そのとおりです。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) その辺はどういう、本来的なら大井川鐵道がやるべきだと思うのですが、市のほうでやっているというのは、温泉との関係があるのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) そこの経緯というのは、ちょっと把握していないのですけれども、地元との笹間渡の駅のトイレとの関係の中で、大井川鐵道とそういうふうな協議がなされたのではないかと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 決算書116ページの6番の市営霊園整備事業についてお聞きいたします。当初は307基で応募者が減って300で済んで抽選せずに済んだということで、その後、キャンセルも出て10数基空いているということでありました。このときの条件の中で漠然と見たときに、今現在お墓を持っている人は申し込むことができないというような話を聞いたのですけれども、私はそう理解していていなかったのですが、そうなのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 今言われたのは、お墓を改装する予定がある人については、ここの申し込みは可であります。改装予定がなくて、お墓を持っていて、予備的に持っているというのではなくて、もう改装をする予定、あとは分家で、そこのところのお墓ではなくて次のお墓を用意するとかというものについては、申し込んでいただいてオーケー、その対象者となり得るということであります。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) そうすると、もともと例えば自分のお寺さんにあったお墓を市営霊園に移したいということで申し込んだ場合は、可能だったわけですね。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) はい、そのとおりです。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 何かそんなうわさが広がっていたので、確認のために聞かせていただきました。  今現在なのですけれども、その後、何基ほどいわゆる応募といいますか、利用が決まりましたでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 8月13日現在ですけれども、今言った改葬者とか焼骨を持っている方が66、将来の利用者が230、今検討中というのが2件、それを合わせますと残りが9件ほど、9区画ということです。それで建設済みのものについては24件あります。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) そうしますと、掛川や伊東の例から見ても、これは利用者がだんだんふえていくのですよね。それについての考えといいますか、今後の施策については、いつ増築するのかとか、検討がなされていますでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 予定としましては、平成25年度に設計を行いまして、平成26年度に工事を行いたいというふうに考えております。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 平成25年度工事、平成26年度に実施ということで、拡大してくださるということはありがたいのですけれども、ちょっと遅いのではないかという気がするのですが、大丈夫でしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) ここのところ、将来の利用者が230あるということも含みまして、平成25年度設計、平成26年度の供用開始ということでいけるのではないかと考えております。             〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕
    ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  原木委員。 ◆委員(原木君) 先ほど工事請負費の不用額が市営霊園の整備事業だということだったのですが、当初予算は約1億4,000万円ぐらいだった。この辺、どこかでも説明していると思うですが、この不用になった理由については説明してください。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 工事の請負費の契約差金であります。入札差金です。 ◆委員(原木君) はい、了解。 ○委員長(曽根嘉明君) その他、ございますか。  山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) 先ほどの原木委員からの合併浄化槽の昨年度344に減ったことの、設置できなかったものの数はあるかということですけれども、今確認したところ、ないということでした。先ほど説明しましたけれども、年度内完成ということが条件ですので、その辺でないということでした。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 私が聞きたいのは、年度内はもちろん、補助の対象は年度内なもので、でも、やろうと思ったのだけれども、補助金が下りないもので工事を延ばすとかというケースはあると思うのです。耐震事業なんかのときもそうだった。そういうケースは私はなかったかという問い。当然、事業内だもので、本当はやりたかったけれども、補助金がないもので諦めたという、そういうケースは特に記録はしないのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) 今、委員のおっしゃる件ですけれども、直には下水道課のほうには入ってきませんけれども、個々のお宅では、そういったケースはあったかとは思います。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですね。  それでは次に、4款衛生費2項1目清掃総務費から同項6目田代環境プラザ運営費について審査をいたします。決算事項別明細書117ページから122ページ、成果に関する報告書146ページから160ページです。  当局から補足があればお願いします。  田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 特に補足説明はありません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) これは2項4目に関連するということでお尋ねしたいのですけれども、汚水処理の件なのですけれども、これは組合管理のことについて質問したいと思うのですけれども、所管でないと言えばもうそれで終わってしまうものだけれども、組合管理の下水道の総延長というのはわかっていますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) 総延長については把握しておりません。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) これは把握していないということも仕事柄理解はできますけれども、それではちょっとお尋ねしますけれども、それでは、大きな震災、今予想される東海沖地震等が発生した場合に、その崩壊割合というか、どのぐらいを想定しているかわかりますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) 民間のほうで今、民間団地としてあるのが、ばらの丘団地ほか6団地ございます。それで管渠が施工によって新しいものから古いものまであるものですから、その辺の震災による被害の把握というのはしておりませんけれども、公共下水の場合に置きかえますと、この辺は島田市内は地盤が堆積層の礫層ということで、その辺の被害は少ないのではないかというふうに考えています。一部、液状化するような箇所もございますけれども、通常は管渠についてはそれほど被害はないのではというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) それで、これは非常に難しいというのは、一般論としてお尋ねしたいけれども、今言う道路が陥没とかだめになってしまった場合に、そこに下水が埋まっていたと。組合のあれです。そうした場合に、復興費というのはメーターどのくらいを頭に入れていますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) その辺の復旧費の把握はしておりません。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) これはなぜこういう質問をするかというと、今後、一説によるとこのメーター10万円くらいというのを言っているのです。そうした場合に、今言うこの公共の場合、島田の場合には伊太とか初倉の月坂団地がそうですよね。それで、今あなたが言ったようにばらの丘とか、私が住んでいる東大津あたりの場合が、今言う組合管理になるのですけれども、今、簡単に言うと、この震災、震災というもので、組合員が、もしそうなってしまった場合、全部銭を俺らが出すのかとすごい心配しているのです。それで、それなりの剰余金は持っていますけれども、例えば具体的に言うと、東大津あたりは管路が500メートルあるのです。ばらの丘のほうはちょっと確認していないけれども、それではそれなりの剰余金を持っていますけれども、その剰余金の範囲内でおさまりがつかないのです、もし全線に行った場合に。そのとき、それでは、その民間だからしようがないと言えばこれも一つなのだけれども、そこで一つ、こういう考えが出た場合、どうなるかということだけれども、それではお金に余裕がある人とか、敷地を持っている人が先ほどの合併浄化槽の問題に戻るけれども、合併浄化槽を新たにそこへつくったと。そうすると、共同から外れてしまうわけですよね。それでは、その繰り出しでずっといった場合に、残った人が全部負担を持つような、それは組合の中で管理すればいいのだけれども、困ってしまうことが出るのではないかと。そこで、今、行政としてこの組合管理の下水道に関してそういう緊急、有事が生じた場合のしかるべき手だてとか方法論を考えているか考えていないか、これをちょっと確認します。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) 佐野委員のほうからもありましたけれども、あくまでもマンションの大型合併浄化槽と、言葉は悪いですけれども、同じような捉え方で、あくまでも民間の皆さんの所有施設なので、民間の皆さんのほうでその辺の修繕であるとか対応等を考えていただきたいという考えです。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) それは想定内の答弁なのですけれども、というのは、この開発のもとは確かに民間なのだけれども、これについて関しては行政もある程度関与しているわけです。島田市として、それではその住宅の拡大化という大きな政策の中でやっていると思うのです。それでこの問題を今ここで論じても結論が出る問題ではないし、最終的には、だからそういう不安があるから民間でやらせたと行政としてはそういう答弁になるのだけれども、そこで今、私が言いたいのは、現況がそういう中で不安を感じているので、減災に向けた啓蒙とか指導に対して、行政のほうとして各組合にそういうことをしてもらいたいと、できないかという提案なのですけれども。 ○委員長(曽根嘉明君) 山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) 今、委員のほうから言われた関係で思いつくのは、そういった直接の支援ではなくて、うちのほうの技術系の職員もいるものですから、そういった皆さんからの要望があればアドバイス等をしていきたいというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) いいですか。  ほかにございますか。原木委員。 ◆委員(原木君) 報告書の147ページの資源化促進事業で、古紙資源回収の関連で、今、登録団体が業者さんに回収した資源を持っていってもらっているわけですが、そのときに、業者のほうで今、新聞、それから段ボール、雑誌、アルミ等それぞれ引き取り、買い上げてくれるのですが、この引き取りの単価については、業者さんたくさんあるわけなのですが、市としてはこの辺の単価については把握していますか。例えば、今新聞の場合には、平成24年度の場合、1円が平成24年4月から2円になって、それから段ボールが1円から3円、それから雑誌が0円から1円、それでアルミは40円と同じで、それがことしに、決算と関係ないのだけれども、ことしになってから、また新聞が1円、段ボール2円、雑誌が1円というふうに変化しているのですが、この辺の各、これは業者はまちまちだと思うのですが、その辺、市としては把握しているかどうか。各業者の引き取り価格について把握は。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 業者がその集団回収等で行政回収ではないもので受け取っているものの単価というものは、把握はしておりません。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) それから、この中で私も前回、一般質問で雑紙の組成調査をやっているかということでちょっと質問したことがあるのですが、この辺の成果の報告の中に、この組成調査、いわゆる混入率の調査の実績というのはどこかに載っているのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 成果のほうには組成の調査の結果というのは載せてはおりません。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 私はちょっと載せてほしかったかと思っているのです。ことしの8月の広報で見て、このデータについては数字を見させてもらったのですが、平成23年度の場合は少なかったのですが、ことしはふえているということで、むだな紙が燃やされているということで載っていたのですが、私は前回、2月議会のときにこのごみの関係で質問して、私がこの中で一つの要望というか取り組んでいたのが、雑紙、ミックスペーパーと言っているのですが、今、どこの市も雑紙が燃えるごみの中に含まれているということで、経費が非常にむだ遣いだしごみがふえているということで、極端な例を言うと、川崎市あたりは10%ぐらい雑紙が入っているということで、平成23年度からそのミックスペーパーの特別収集に取り組みを強化しているのですが、そういう意味で当然、そういうごみが島田市のほうは多いではないかということで質問したら、そのときには2.7%、平成23年度が2.09%という報告でした、回答が。なので、それくらいだったら比較的少ないものでと私もそのときはあえて提言しなかったのですが、ところがことしになって急にふえて倍以上になって、しかも、このデータを見ると3.3%なのです。だから1%答弁と違っているということで、その辺がどういうふうに違ったのかということで、ちょっとどういう調査をしているのかについてお聞きしたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 組成調査につきましては、年3回行っています。場所についても島田の旧島田、旧金谷、あと川根地区とか、そういうふうに場所も同じところではなく、幾つかの場所でやっています。今、委員が言ったように、一般質問のときの数字と広報に載せた数字というのは、直近のデータをもとに載せていますので、場所によってはやはり違うと。ただ、委員がおっしゃるように雑紙については組成の集計表を見てもほかのものと比べて多いということは、先ほどの場所においても言えます。それについてはまた何かしらの研究をしていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) このことに関しては8月の広報で載せていただいて、非常にこれはアピールになっていると思う。ただ、皆さんが読んでいただければの話なのですが、私はこの中でやはり雑紙の、川崎市の例がホームページにも載っていますし、浜松市の例、近隣の市を見ても専用の袋なり、専用でなくても、うちにある紙袋へ入れて出せば非常に集めやすいということで取り組んでいます。ぜひその辺については今後、取り組みをお願いしたいと思います。  この件については。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  坂下委員。 ◆委員(坂下修君) ごみ減量事業という中で収集業務の委託があるのですけれども、この中の委託先の業者が金谷の場合は継続という形でやっていらっしゃるという感じがするのですけれども、この委託先の契約は単年度なのですか、確認します。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 単年度契約で入札で行っております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) 入札ですか、随意契約ではなくて。そうすると競争原理は働いているということですか。この入札は何件ぐらいいつも応募はありますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 随契ではなく指名競争入札で行っております。件数につきましては3社です。3社で行っております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) 継続ということがある意味では利点があるのですけれども、逆にその欠点も感じています。どことは言わないですけれども、私ら地域は非常に田舎なものですから、道が狭いところでこの収集の車がとまってやりますと車が走れないものですから、その間待っているというようなことで、あまりてきぱきを感じずに、イライラして、クレームがあって、非常に対応が、俺たちが持っていってやっているのだというような態度が見えてしまうものですから、文句を言うときは私のところへ来るのですけれども、ごみを持っていってもらうにはしようがないので、そこは我慢してくれとはいうのだけれども、やはりそういう対応が非常に、これは競争しているのかという感じがするものですから、お伺いしたのですけれども、いずれにしても、競争があったにしても、ずっと同じ業者ということは、やはりそういった態度が出てしまうのかと感ずるものですから、いずれにしても、この入札は厳格にお願いしたいと思います。  そういった中でクレームなんかありますか、今言ったような。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 特別に苦情、クレームとかというのはないのですけれども、やはり今、委員が言ったようになれというものが存在すると思いますので、そういう点については指導をしていきたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  原木委員。 ◆委員(原木君) 報告書の148ページの処分場等管理運営事業で、掘り起し実績が載っているのですが、その下に※印で掘り起し予定量2万8,000立方メートルになっているのですが、この意味がちょっと私はわからないのですが、これを説明してください。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 最終処分場、これは平成19年か、今の新しい溶融施設ができる前まで最終処分場に広域処理のごみも含んで廃プラスチックをホットバインドで埋めていた経緯があります。その新しい溶融施設というのは、その廃プラを燃料として使うことも可能なものですから、それを掘り起こして、それを今、燃料の保管に使っています。その掘り起こし量の予定量が2万8,000立方メートルということです。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) その経緯については私も承知しているので、当初の計画が2万8,000立方メートルで、それで今、残りがあと1万765立方メートルということですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) はい、そのとおりです。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  原木委員。 ◆委員(原木君) この2万8,000立方メートルの掘り起しによって、この最終処分場のどのくらい使用期間というのは延ばされるのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 今現在、掘り起しをしたときには、あと7年から8年くらいです。もし掘り起こしをやめれば、あと2年くらいは縮まるのかというふうに考えております。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですか。  ほかにございますか。  坂下委員。 ◆委員(坂下修君) この最終処分地のことなのですけれども、私らにはあまり正確な情報があるかないか、ちょっと正確ではないかもしれないかもしれないと思っているのですけれども、地権者との契約更新が大分トラブっているというのですか、理解を得ていないというような情報があるのですけれども、その辺はどうなのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 今、委員が言われましたように、災害廃棄物、広域処理も含んで、あとは島田のごみについても、地権者さんの考え方、条件的なものがありまして、その分について市と条件的に合わないという状況は今起きております。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) そうすると、一般のいわゆる普通の市内で発生した処理も困っているという状況はあるのですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。
    ◎環境課長(田中一彦君) 今、現在はまだいいのですけれども、9月の30日をもって契約の更新、今までの話もなかったことにすると。地権者さんのその文書の中では、法的手段も考えているというような催告書というのか、それをいただいております。 ○委員長(曽根嘉明君) この件については決算のことですので、なるたけ決算に関する質問にお願いしたいと思います。            〔「関連でお答えを」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 関連でも、これは契約の問題ですので。 ◆委員(坂下修君) 委員長、わかります。わかるのだけれども、それ以降、やはり市民が不安ではないかと思うので、その辺の確認をしたいということで質問したものですから、一応わかりました。 ○委員長(曽根嘉明君) そのほかございますか。  ないようでしたら、暫時休憩いたします。                                休憩 午前11時58分                                再開 午後0時58分 ○委員長(曽根嘉明君) 休憩前に続きまして会議を開きます。  4款衛生費、2項1目清掃総務費から6目の田代環境プラザ運営費につきまして審議が続いておりますので、そこから行きたいと思います。委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いいたします。成果に関する報告書が146から160ページ、決算事項別明細書が117から122ページです。  よろしいでしょうか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕  それでは次に、歳出5款労働費、1項1目労働諸費から同項2目雇用対策費について、審査を行います。決算事項別明細書121ページから124ページ、成果に関する報告書160ページから162ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  鈴木商工課長。 ◎商工課長(鈴木俊雄君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  清水委員。 ◆委員(清水唯史君) 成果に関する報告書の162ページ、緊急雇用創出事業で、生活相談事業が平成22年度36件あったものが、平成23年度9件と、4分の1に極端に減っているんですけれども、減少の理由はどういうことでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 鈴木商工課長。 ◎商工課長(鈴木俊雄君) まず1点は、相談期間が当初1年ありましたけれども、これが正確に言うと5カ月で終了しました。 ◆委員(清水唯史君) わかりました。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  原木委員。 ◆委員(原木君) 1点だけ確認したいんですが、報告書の161ページの1の(3)の労働団体の助成経費、これは前年度、平成22年度と比較して増減はなかったでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 商工課長。 ◎商工課長(鈴木俊雄君) 増減はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。では、よろしいでしょうか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) では次に、歳出6款農林業費、1項1目農業委員会費から同項7目茶業振興費について審査を行います。決算事項別明細書123ページから128ページ、成果に関する報告書163ページから175ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  大倉農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(大倉宣郎君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 1項6目の地籍調査についてお尋ねしますけれども、地籍の進捗率に、この間の説明会か何かのときに39.4%と言いましたか。39.4%とかありましたよね。 ○委員長(曽根嘉明君) 鈴木建設課参事。 ◎建設課参事(鈴木成幸君) 39.4%というのは登記済みの面積で、市が完了した面積です。 ◆委員(佐野義晴君) それで、ちょっと確認したいんですけれども、今の地籍調査は、今までの平板から座標調査に変わったというものですよね。その座標に変わった後の地籍が39.4%ということですよね。 ○委員長(曽根嘉明君) 鈴木建設課参事。 ◎建設課参事(鈴木成幸君) そういうことではなくて、地籍調査全ての進捗率です。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) そこで聞きたいんですが、だったらこの39.4%の中で、平板測量が終わった面積は何%ありますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 鈴木参事。 ◎建設課参事(鈴木成幸君) すみません、把握していないものですから、ちょっとお時間をください。 ◆委員(佐野義晴君) では、一旦終わります。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  原木委員。 ◆委員(原木君) 5目の土地改良費関係で、成果に関する報告書170ページの、上の(2)の大代農地防災ダム管理経費の件で、現在どういう管理をやっているか、管理の状況について説明してください。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 通常時にはほとんど管理するものはございません。ただ、年度初めには、ダムですので上流から土砂が堆積してまいります。その堆積量を調査して、また、立木の除去といった調査を年度初めに行います。それ以外は、テレメーターの管理業務が主なもので、ただし大雨等があれば、ダムの管理技術者を含む職員16名が当番制で現場に出向いてその状況、あるいは下流部への影響等を考慮して報告し、あわせて県に報告するという体制をとっております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) ダムの中の土砂の堆積の状況というのは、どういうものでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 毎年行っておりまして、堆積量がふえてまいれば土砂の搬出を行っております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 次、7目の茶業振興費のイの風評被害対策事業、平成23年度新規事業で、新聞広告を約1,400万円使ってやっているんですが、この辺についてどういう反応があったというか、効果等については一応、集約をしているんでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 紙面を見ていただければおわかりかと思いますが、お茶の効果といったものとあわせて、下のほうに今回協賛していただきました茶商の皆さんの名前を記載してございます。こういったところにはその後、お茶の問い合わせ等の照会が来たと伺っております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 相対的な評価として、この1,400万円については十分効果があったんでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) これにつきましては、その後いろいろなイベント等で島田茶のPRをした折にも、この話がたびたび出てまいりますので、一定の評価はあったと理解しております。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。 ◆委員(佐野義晴君) ちょっと関連でいいですか。 ○委員長(曽根嘉明君) はい。 ◆委員(佐野義晴君) これは、ここの所管と違うと思うんだけれども、今言う風評被害に対して、JA大井川管内で総額幾ら出ているかわかりますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) それは風評被害に対するものでしょうか。 ◆委員(佐野義晴君) そうです。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 直接的な費用についてははかりかねるところがございますが、間接的には、直接的になるかもしれませんが、福島の第一の爆発といいますか、それ以降、農産物への被害が発生し、これは大きく言えば風評被害ですが、これに対して農協が前面に出まして、その対策と被害状況の取りまとめ、それから被害の損害賠償請求の窓口、これらについて全面的に行っていますので、人件費的に考えれば相当な直接的、間接的な申し合わせをしていると考えます。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 私が伺ったのは、総額の金額。ちょっと忘れましたけれども、全体金額の1割くらいが農業者であって、それ以上が上部団体なんですよね。茶商とかいろいろなところ。農家は本当に厳しい状況の中で、それは経営努力がないと言ったらそれまでなんだけれども、その配分に間違いがないでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 配分と言いますと。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 総額に対して、農家への補償と、その上の茶商とか上級団体に対する補償の額のほうが比率的に高いと思うんですよね。これに対して、農家はすごく憤りを感じているんですよ。それで、こんなに少なくては損害は。例えば極論を言うと、防霜ファンの扇風機がだめになっても、投資する意欲がないんですよね。そうした中で、パーセントの比率が合っているかどうかということ。これはあなたたちのところに言ってもしようがないけれども、それでは農協がそういうことをどういうふうに指導したか、市のほうもどういう指導をしたか。仮に10億円でも案分比率なら、売り上げ金額が違うものでいたし方ないと言えばいたし方ないんですが、多分1割ぐらいなんですよ。これに対してどんなふうに思うのか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 農家の被害の損害賠償請求には大きく2通りあるかと思います。1つは個人経営で、青色決算をしている方々。それからもう一つは、組合へ加入している方々。いずれにしても、その前年の収入も所得をもとに算定して、昨年で言うと昨年がその前年に対してどのくらいの減率があったかということで計算していると伺っておりますので、農家が茶商に対して低いといったことはないかと思います。ただ、茶商については情報を持ち合わせておりませんので、大変申しわけありませんが、何%かということは申し上げかねますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) これ以上追及しても答えは出ないけれども、ぜひ農家を育成ということを踏まえて、基幹産業と言うのだったら農家の育成が重要課題になると思いますので、ぜひその上部団体、具体的に言うと農協とかそういう関連のところにどんなふうに配分されて、それが適切かどうか。基本がだめになったら、茶商だってだめになってしまうから、この辺を調べて、市としての対応をもうちょっと考えてもらいたい。これだと、もう継続できないですよ。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) この損害賠償の関係につきましては、農協を筆頭に全農、それから関係市町の行政組織が一つになりまして、組織を構成しております。その中での報告をいただいた中では、特に申請に対して大きく少ない状態があるということは伺っておりません。したがいまして、申請したものがほぼ満額かなっているということは聞いております。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 成果に関する報告の167ページの上から2段目、(5)の、ばら色の人生支援事業というのがあるんですけれども、ばら色の人生支援事業で、申し込み件数が116件で交付件数が77件とあるんですが、申し込み件数に対して交付件数が少ないというのは、何か理由があるんでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) この制度につきましては平成23年度から、直接お渡しするようにいたしました。それまでは結婚式場等へ職員が持っていったり、あるいは間接的に配付したりということをしていたんですが、非常に手間がかかることと、結婚式が日曜日にあるということで職員の執務上にも影響が出ますので、平成23年度からは申請をして取りにきてもらうことを原則にしております。どうしてもの場合は、指定管理者から渡してもらうようにしておりますが、そういったことで申請に対して交付件数が少なかったということだと思います。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) そうすると、申し込み件数というのは、申請件数とは違うんですね。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長
    ◎農政課長(三浦俊夫君) 具体的に言いますと、例えば今度結婚するので、いつということになると、例えば市民課等に来たときに、そこで申請をしてもらう。あるいは、とりに農林課のほうに来てもらって、申請してもらう。それが実際に交付する段階になりますと、実際にとりに行ったり、あるいはバラ農家にとりに行ってもらいます。そうすると、申し込んでもとりに行かない人が、この結果的な差として出ていると考えます。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) では、申し込んでもとりに行かない人の花束は用意してしまってあるので、花束廃棄が入ってしまっているということですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 実際の交付実績に基づいて、業者には支払いをしていますので、その際についてはお支払いすることはございません。 ◆委員(冨澤保宏君) わかりました。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  鈴木建設課参事。 ◎建設課参事(鈴木成幸君) 先ほどの御質問ですけれども、地籍調査の平板でとったものが、旧金谷地区で47.91平方キロメートル、それから島田で2.59平方キロメートル。島田については既に全て数値に変換してあります。それから川根については、全て数値化してあるものですから、平板の面積の資料がございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) これ、何で質問したかというと、当然測量というのは地権というか、境界線に絡む問題が発生するのを未然に防ぐことが主な目的ですよね。そうしたときに、今島田は、2.59平方キロメートルというのは平板測量と言ったけれども、私は今の順番がおかしいと思うのは、特に六合地区の場合、平板測量が終わったところを座標測量で、重複しているんですよね。平板測量の精度が悪いと言えばそれまでなんだけれども、要は田んぼあたりの場合には平板測量といったら、ある程度みんな詰めているわけです、あぜがあるので。要は、中山間地域とか密集地あたりが、問題が出るときは一番出るわけです。同じ金をかけるなら、平板測量していないところの優先順位を上げるべきだと思うんですが、これまでを踏まえて今後、その切りかえがきくかどうか伺いたいんです。 ○委員長(曽根嘉明君) 鈴木建設課参事。 ◎建設課参事(鈴木成幸君) 過去に平板測量をやって、その後地籍調査をやったというところは、多分土地改良事業か何かで平板測量をやったと思うんですけれども、土地改良事業、区画整理事業で土地の形状を変えるときに、測量について今回、国土調査法の手続にのっとった測量をやりますと、地籍調査と同等の成果が上がるということで、そういう地区については地籍調査をやらないことになっているんですけれども、今は全てそういう手続をとっているんですが、過去には土地改良事業などでそういう手続をとらないでやった場所があります。それについては、過去には地籍調査をやっているんですけれども、現在は委員がおっしゃるとおり、一度そういう境を出しているものですから、県などでもそういうところの優先順位は下げて、まだやっていないところを積極的にやるということで、今は調査はそういうところを避けて事業を進めている状態です。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 現状は、近くにいるもので悪いけれども、東あたりでやっているわけでしょう。あそこは土地改良区にしているわけですよね。終わっているんですよね。だったら同じ六合地区なら六合地区でも、もうちょっと密集地をやったほうが、いろいろ問題の出たときに簡便に、そのほうが進むと思うんだけれども。今ここで、今までのことを言ってももとに戻らないので、今年度以降、順番を考えてちょうだいよという提案をしているわけです。 ○委員長(曽根嘉明君) 鈴木建設課参事。 ◎建設課参事(鈴木成幸君) 六合地区におきましても、区画整理で北島地区、道悦島、それから土地改良事業で岸町のあたりは、まだ地籍調査をやっていませんけれども、今後も優先順位を下げて、ほかのところを優先的にやるということで考えております。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですね。  ほかにございますか。  原木委員。 ◆委員(原木君) 報告書の166ページ、3目の(4)、遊休農地対策事業。対象農地についてここにヘクタールを書いてあるんですが、耕作放棄地の総面積がわかるかということと、農地に対してどのぐらいの割合を耕作放棄地が占めているのか、そのパーセンテージ等については把握しているでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) ちょっとお待ちください。 ○委員長(曽根嘉明君) では、そのほかに何かございますか。  農政課長、時間かかりますか。 ◎農政課長(三浦俊夫君) すみません、ちょっとお時間をいただきたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは、ほかにございますか。  佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) ついででは悪いけれども、成果にかかわる169ページの農地・環境・水問題があるんですが、このエリア設定が集落単位になっているんだけれども、例えばこれをエリアを広げて、市として一体的にやることはできるのか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 今の佐野委員の御質問には私も同感しておりまして、実は昨年来、そういった動きをいたしました。関係するところにお願いしたんですが、結局まとまりませんでした。やはり地域性といったものが非常に根底にあるのかなと思います。しかし、方向的にはそういうふうにやりたいという気持ちは、農政課としては持っております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) なぜかというと、よく河川の草刈りに対して、県のお金を分配して各市で活用して、それぞれの団体に出しているわけですね。ということは、農地・水・環境保全対策の事業と一致しているわけですね。それで、これは中山間地支払い制度と併合することもできると聞いているんだけれども、だったらそういうのを行政的に、重複するところを法的にわかっているもので、そのお金をこっちに持ってくるということはできないかということ。そのとき、エリア設定を各集落単位でやるといってもなかなか調整がとれないから、行政主導で、島田市全体としてそういう面積を割り出して、お金を持ってきたらどうかという提案。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 今の佐野委員の提案には、ある部分、私も理解いたします。しかし、この農地・水につきましては、地域から盛り上がった機運を、その地域でどういった形でやるか。例えば、きのう話しましたように草刈りも一つなんですが、農道あるいは市道も含めた道路管理、自分たちの生活環境をどういうふうにしていくかということを考える一番のコアは、やはりその地域だと思います。そう考えると、その地域地域においてそれぞれ課題があり、どういう形でするかというのは、それぞれ地域にある程度お任せしたほうが、実勢も、あるいは有効活用、あるいはお金についても有効に使えるのではないかと考えております。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) それは十分認識しているけれども、今あなたが言うコアを、島田市にならないかということ。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 実は相当、100ヘクタール単位内でお話をしようとしたんですが、先ほど言いましたように話がまとまりませんでした。行政主導でということになると、お金の使い道についても行政主導にならなければできなくなりますので、やはり地域がどういうふうに考えて、主体的にやるということが基本でありますので、行政主導というのは、これにはそぐわないかと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) というのは、例えば東町なり抜里なり葛籠とあるんだけれども、これが例えば東町の場合に、行政面積が30ヘクタールになっているけれども、30ヘクタールが連担でなくても、歯抜けになっても、これは使えるんですよね。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 基本的には連担するというのが原則です。 ◆委員(佐野義晴君) 連担が基準だったら、今の私の理論展開はおかしいんだけれども、連担でなかったら今言うコアを、例えば東町ではなくて島田市に当てはめたら、道路愛護とか河川愛護をやっているところに全面積を出せば、市の負担ではなくて国から補助が出るから、それをもらって、そういう貢献しているところに案分すれば、より継続的に事業ができるという提案なんです。今あなたが言う連担が基本だといったら、今私の理論展開はゼロになりますので、やめます。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) すみません、今の話を否定するわけではないんですが、この助成制度は、田畑がどのくらいの面積をその地域に有しているかというところが基本になるものですから、その地域全体の連担制が一番基本になります。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。よろしいですか。  三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 先ほどの耕作放棄地が全面積に占める割合等との内容でございますが、2010年の農林業センサスによりますと、耕地面積が2,682ヘクタールございます。耕作放棄地面積が16.7ヘクタールですので、平成23年度の位置としては0.62%になります。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) この件に関しての再質問はよろしいですか。 ◆委員(原木君) はい。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  ないようですので、次に歳出6款農林業費のうち、2項1目林業総務費から同項5目林業地域振興基金費について、審査を行います。決算事項別明細書129ページから132ページ、成果に関する報告書は175ページから180ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 補足説明、特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  いかがでしょうか。よろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) では、次に歳出7款商工費、1項1目商工総務費から同項4目企業誘致費について審査を行います。決算事項別明細書131ページから136ページ、成果に関する報告書181ページから188ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  鈴木商工課長。 ◎商工課長(鈴木俊雄君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  清水委員。 ◆委員(清水唯史君) 成果の報告書の183ページ、平成23年度新規補助実績の空き店舗対策の事業費への補助金で、平成23年度、5件の新規の店舗がオープンされていますけれども、本年度もこの5店舗は継続してやられていますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 鈴木商工課長。 ◎商工課長(鈴木俊雄君) 平成23年度にあった、今のお尋ねの件ですが、2件ほど撤退しております。 ○委員長(曽根嘉明君) 清水委員。 ◆委員(清水唯史君) 撤退の理由と、営業実績は何カ月ぐらいやられたか、具体的にわかりますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 商工課長。 ◎商工課長(鈴木俊雄君) 撤退の理由でございますが、一つには全く経営採算がとれなかったというところで、例えば売り上げが、かかる人件費とか家賃に対して4分の1以下だということで、大変厳しい状況だったということで撤退されております。もう1件についても同じような状況で、なかなか商売がうまくいかなかったという理由の中で撤退しているところでございます。  それから、実質的な2件の営業実績ですが、家賃の支払いから言うと1件は6カ月、もう1件は12カ月されたというところで把握しております。 ○委員長(曽根嘉明君) 清水委員。 ◆委員(清水唯史君) 6カ月で撤退という形、それと1年丸々で撤退されているということで、申請を出すときにしっかりした経営計画をしていただいて、継続していられるような、安易な入居をしてすぐ出ていかれないような形で、厳しい審査というのも、ただ入れればいいというものではなく、しっかりした審査をする必要があると思いますので、ぜひ今後は計画してやられる場合でも、やっていただきたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。よろしいですか。  それでは、ないようですので、次に移ります。7款商工費、1項5目お茶の郷運営費から同項8目宿泊施設建設費について審査をいたします。決算事項別明細書135ページから138ページ、成果に関する報告書188ページから193ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 補足説明、特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 5目のお茶の郷運営費、報告書188ページ、平成22年度に比べて来場者はかなり減っているのですが、この辺の原因は何でしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 一番の原因は、韓国からのお客さんが戻っていないことが一番の原因だと考えております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですか。  ほかにございますか。よろしいでしょうか。  では、次に進みます。次に歳出8款土木費、1項1目土木総務費から3項2目河川維持改良費について審査を行います。決算事項別明細書137ページから142ページ、成果に関する報告書194ページから208ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  鈴木建設課参事。 ◎建設課参事(鈴木成幸君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  どうでしょうか。  原木委員。 ◆委員(原木君) 2目の道路維持費で、報告書196ページ。直営事業でかなりの道路件数がここに書いてあるんですが、それぞれ一般の市民からの通報等によりということなんですが、個人の通報と、それから自治会等の通報とについては、どれぐらいの割合であるかについては把握しているでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 上井戸すぐやる課長。
    ◎すぐやる課長(上井戸和男君) 平成23年度の市民からの要望が全体で2,728件ありました。それと、自治会要望が960件でございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) それでは、残りは全部、個人からの通報ということですね。 ○委員長(曽根嘉明君) 上井戸すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(上井戸和男君) 今言いました市民要望というのは個人からです。2,728件。自治会からの要望というのが960件です。これはその中で、すぐやる課のものと他部署のものが入っていますけれども。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) ここの事業、道路修繕維持事業と関連するかどうかあれなんですが、よく道路の補修というか、道路の状況で、水道工事等で道路を掘り起こして、その後埋めるわけなんですが、その埋めた後の道路がどうも傷みやすいということで、本舗装というか、もともとあった道路の材質と、工事をやったときの埋めた材質というのは、同じ材質を使うようにということは指導しているんでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 鈴木建設課参事。 ◎建設課参事(鈴木成幸君) 材質的には全く同じものをやるように指導しているんですけれども、どうしても下の土の締め固めの問題等ありまして、どうしても沈みやすいとかという問題はございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 一応そういう指導については、ちゃんと業者には指導はしているわけですね。 ○委員長(曽根嘉明君) 鈴木建設課参事。 ◎建設課参事(鈴木成幸君) そのとおりでございます。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。よろしいですか。  ないようですので、次に進みます。8款土木費、4項1目都市計画総務費から同項9目市街地再開発費について審査を行います。決算事項別明細書143ページから150ページ、成果に関する報告書209ページから218ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  佐藤市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(佐藤昌宏君) 補足説明につきましては、ありません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 景観形成事業、報告書の210ページで、(3)の景観計画策定事業で住民懇話会というのをやっているんですが、この懇話会でどういう意見とか要望があったかは取りまとめしているでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 牛尾都市計画課課長。 ◎都市計画課長(牛尾伸吾君) 今、詳細なデータは持ち合わせていないんですけれども、各地域の主に保全すべき、こういういい景観があるから、ここはぜひ保全してくださいといった意見は多く出ていたと把握しております。全体的に景観形成をしていくときに、規制を伴うことがあるんですけれども、そうしたことについては余り期待をしていないというか、気持ちがない。むしろ、地域に誇るべき、次世代に継ぐべき景観については、ぜひ守っていってほしいといった意向が強く感じられております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) この事業は、平成23年度の事業としては順調に進んでいるんでしょうか。事業の内容そのもの、計画した内容等。 ○委員長(曽根嘉明君) 牛尾都市計画課課長。 ◎都市計画課長(牛尾伸吾君) 今ごらんいただいている成果の210ページの大体の概要なんですが、平成23年度におきましては、左側の開催回数ですけれども、縦を寄せますと17回ほどやっております。それから平成23年度の参加人数ですけれども、縦を寄せますと195人ほどの参加をいただいております。大体島田市の全地区を4ブロックに分けまして、各4回とやっていて、先ほど説明したような地元の皆さんのお考えを一通り聞くことができたという意味では、予定どおりの実績が上げられたんじゃないかと考えています。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですか。  佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 事項別で151、152ページで、大草住宅のことについてお尋ねしますけれども、これはここで非常に答弁は難しいと……。 ○委員長(曽根嘉明君) 次でします。5項1目まで、まだ入っていませんので。今4項の9目までで、市街地再開発までなので、その次に5項1目から入りますので、その次です。  この件についてはよろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) それでは次に移ります。歳出8款土木費、5項1目住宅総務費から同項4目住宅建設費について、審査を行います。決算事項別明細書149ページから152ページ、成果に関する報告書218ページから221ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  田村建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(田村善彦君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 今私は大草住宅のところを5項4目で話しましたけれども、先ほどの147ページの4項9目の市街地の再開発にも関連しますが、ここで答弁は非常に難しいかもしれませんけれども、今現在、例のまちなか集積医療等々で、コンパクトシティー化という市の政策をうたっているのですよね。それがどうなるかわかりませんけれども、そうしたとき、大草市営住宅あたりがその政策として、根本的に整合性をどうとるのか。あっちに建てるということに関して。 ○委員長(曽根嘉明君) 田村建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(田村善彦君) 今、佐野委員の御質問につきまして、大草住宅につきましては、市営住宅の建設事業総合計画によりまして建設したものでございまして、中心市街地活性化の事業とは直接関連してはございません。大草住宅につきましては継続事業でやっていまして、本年度が最終年度ということで、平成16年から第1期を建設しまして、第1期、第2期、第3期、今年度が最終年度ということで、今委員御質問の中心市街地の事業とは、直接、関連はしておりません。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) それなので冒頭、所管が違うと言ったんだけれども、要はまちなか集積医療がことしの1月、例の低炭素まちづくり促進法の中で、それを活用したコンパクトシティー化というか、ある意味で私はスマートシティー化というものだと思うんだけれども、そうした大きな基本計画のある中で、この大草市営住宅は確かに4期に分かれて連続してあっても、もしコンパクトシティー化を政策的にやろうと言ったら、途中でも中断してもよかったんじゃないかと。それを、政策としての整合性がとれているか、とれていないかというのを聞きたいだけですが、今の田村さんのところで漏れたということで、言いたいだけ言ったということで、大きな声でひとり言を言ったと言って終わります。 ○委員長(曽根嘉明君) では、それまでにしてください。  ほかにございますか。いかがでしょうか。  それでは、前に進みます。次に9款消防費、1項2目非常備消防費から同項4目防災費について審査を行います。決算事項別明細書153ページから156ページ、成果に関する報告書227ページから232ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 特に補足する説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 156ページの上から2段目で、消火栓整備事業とありますよね。消火栓をつくっておいて、畑や茶原があるときに、消火栓の穴から土が入っていって埋もれてしまって、いざというときに半分以上埋もれてしまって、バルブが動かないというケースがあったりするんですけれども、消火栓の整備に対する責任というか担当というのは、地元の消防団がやっているのか、市がやっているのか、どちらなんですかね。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 責任は市の、今理由を言いますと防災課になろうかと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 箇所が多過ぎて、全部手が回るわけがないんですよね。結果的には地元の消防団で点検しては、掘ったりしてくれているんですけれども、それに対して、点検の責務は今までどおりに防災課というだけで済むんでしょうかね。 ○委員長(曽根嘉明君) 防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 実際にはもちろん設置するときは、こちら防災担当課のほうで設置をしますが、その後の定期的な点検につきましては、消防署で順次、計画的に見て回っていただいております。今言われたような状況の消火栓については早急に、当然有事のときには使える状態になっていなければなりませんので、対応したいと思いますし、またその辺の連絡については署にも伝えておきます。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史君) 4目の防災費の中の家具等転倒防止対策事業、成果の231ページですけれども、実施件数55件、事業費51万9,750円ですが、この件数55件なんですけれども、私の組だけでも2件あって、竹下地区でも16件あって、もしそれをやれば30件とか、相当の数になると思うんですけれども、島田市全体の世帯数でいけば相当な数があると思うんですが、55件という実施件数が極端に少ないような気がするんですけれども、広報不足とかそういう感じは受けないですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) ここの件数は補助する関係で、対象が特定されています。高齢者だけの世帯、あるいは障害のある方だけの世帯を対象に補助しておりまして、その対象となっている御家庭が実施した件数でありますので、この件数で間違いないと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですか。             〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  原木委員。 ◆委員(原木君) 報告書231ページの通信機器更新事業に、きのう一般質問でも議案質問でも出たと思うんですが、新設1基、移設1基ということですが、この年度でこれ以外に要望等は出ていなかったんでしょうか。要望が出ているところについて、全て屋外子局を新設なり移設されるということでよろしいですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 平成23年度に要望されて、あるいは平成22年度の後半に要望が出ておりまして、その中で必要だと判断したものは平成23年度に実施させていただいております。今年度に入ってからまた別にありますが、平成23年度末までに要望があって、設置あるいは移設をすべきところについては、これ以外にはなかったと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 私は金谷地区に住んでいて、金谷地区の室内の同報無線が廃止になったということも知らなかったんですが、区長さんから話があって初めて知ったんですが、合併の約束だということでしようがないですが、その後新しいうちがふえて、特に往還下事業で戸数がふえて、その地域はその当時は田んぼだということで、同報無線が届かない地域ということで、要望はこれからすると思いますが、本来的には新しい屋内機を配備しないというときに、市として当然そういう地域が広がったことに対しての配慮がなかったのかどうなのかについて、担当課長はかわったばかりだと思うんですが、この辺の経過について何かわかりましたら。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 今言われました往還下の区画整理事業を実施しました区域ですけれども、過日、地元の町内会長さんが見えて、やはり必要だという要望をされていまして、正式にこれから要望書を出されると思います。  昨年度まで往還下の地区の新設要望があったかどうか、現時点で私は承知していないですが、先ほど原木委員が言われたとおり、区画整理を実施するまでは農地が多かったものですから、今現在工事が終わって宅地の状態になっておりまして、事実、屋外子局が設置されていない、薄いところがありますので、これについては要望に沿うようにしていきたいと思います。  あと、ばらの丘も新しくできた団地でありまして、これまでのああいうところについては順次、必要な箇所に設置をしております。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) ということで、金谷の地区の屋内も大分昔なものですから、それがなくなったということに対して新しい地域、これは島田旧金谷地区だけではなく、ほかのところもだと思うんですが、当然、今ばらの丘についてもお話がありましたが、特に新しくふえた地域で、そういう同報無線等についての配慮をぜひ積極的に取り組んでほしいと思います。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) それについて、十分承知する中で進めていきたいと思いますし、ことしからサービスを始めました防災メールもありますので、そのPRも、今後も引き続き努めていきたいと考えています。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  原木委員。 ◆委員(原木君) 今、課長の話で思い出した防災メール、私も早くつけてほしいという要望をした立場で、この間の議案質疑等か一般質問だったか、非常に思ったよりも申し込み者が少ないふうに感じました。今回そういうことを区長さんには、こういうのがあるよということで、班長さんを通じて知らせてもらうようにお願いしたんだけれども、この辺は、今課長のほうで当然話があったように、もう少し宣伝する必要があるんじゃないかということで、ほとんど同報無線で流した内容についてメールが入ってきますので、そうなれば、今言った屋外機の少ないところの補充には十分役立つと思いますので、ぜひ、今お話があったように積極的な宣伝をお願いしたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 承知しました。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  坂下委員。 ◆委員(坂下修君) どこで聞いているかどうか、またクレームがつくかもしれないですけれども、昨年度議会では防災についての特別委員会を立ち上げて、1年いろいろ審議したことを3月ぐらいで提言してあるんですけれども、その提言の内容的なものを、防災としては受けとめたものが実効性にあるのかないのか、ちょっと漠然なんですけれども、そこを確認したいと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) すみません、少しお時間をください。 ○委員長(曽根嘉明君) では、ほかにございますか。  では、この回答は後ほどということにさせていただきます。  では、次に進みます。歳出10款教育費、5項4目生涯学習推進費中、人権教育啓発推進協議会委員報酬から、6項2目体育施設費について審査いたします。決算事項別明細書167、168ページと、173から176ページ。成果に関する報告書249ページ、263ページから267ページです。
     当局から補足説明があればお願いいたします。  高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  いいですか。もしないようなら、次に進みます。  歳出11款災害復旧費、1項1目農林業施設災害復旧費から、4項1目水道施設災害復旧費について審査をいたします。決算事項別明細書175ページから178ページ、成果に関する報告書269ページから272ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 補足説明、特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) ないようですので、次に移ります。  歳出13款諸支出金、1項1目大井川広域水道事業支出金についてを審査いたします。決算事項別明細書179ページ、180ページ、成果に関する報告書273ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  大村水道課長。 ◎水道課長(大村彰君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 決算書の180ページで、大井川広域水道事業補助金があります。4,424万9,715円ですが、一時かなり財政的に逼迫しまして、赤字的な補填を各市町で協力して行ったんですが、その後の推移というのはどうでしょう。 ○委員長(曽根嘉明君) 大村水道課長。 ◎水道課長(大村彰君) 毎年定例会等やっておりますけれども、その辺の赤字云々の話は今、出ておりませんで、効率的に企業が買いました企業債の返還を行っている状況でございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) ここ三、四年の間は、特に補助金に対する変更はなしということでございますでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 水道課長。 ◎水道課長(大村彰君) 変更はございません。 ◆委員(冨澤保宏君) わかりました。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。よろしいですか。  ないようですので、防災課長、まだ先ほどの答弁はもう少し時間がかかりますね。では、次に進みます。  では引き続き、歳入の審査に入ります。歳入12款分担金及び負担金、1項3目土木費負担金から、2項1目衛生費分担金について審査いたします。決算事項別明細書19ページから22ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  鈴木建設課参事。 ◎建設課参事(鈴木成幸君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) では、次に移ります。歳入13款使用料及び手数料、1項1目1節総務使用料、行政財産使用料(市民安全課)から、2項4目土木手数料までを審査いたします。決算事項別明細書21ページから28ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。              〔「ないです」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) では、次に移ります。  坂下委員。 ◆委員(坂下修君) すみません、単純なことを聞くんですけれども、コミュニティバス使用料とあるんですが、これはコミュニティバスに乗った料金ではなくて、コミュニティバスを貸した料金ですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) コミュニティバスのうち、金谷のおでかけバスと川根地区のバスにつきましては白ナンバーということで、市のほうでやっておりますので、こちらが使用料ということで継続していただいております。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですか。  ほかにございますか。  ないようですので、次に移ります。歳入14款国庫支出金、2項2目1節保健衛生費補助金、循環型社会形成推進交付金から、3項3目土木費委託金について審査を行います。決算事項別明細書29、30ページから31、32ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  佐藤市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(佐藤昌宏君) 補足説明につきましては、特段ありません。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  いいですか。  それでは、次に移ります。歳入15款県支出金、2項1目1節総務管理費補助金、バス路線維持助成費補助金から、9目1節社会教育費補助金、人権問題啓発事業費交付金についてを審査いたします。決算事項別明細書33、34ページから、39、40ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等があったらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 1点だけ。総務県補助のバス路線維持助成費補助金で、この補助率というのはずっと変わってないのでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) バス路線の維持の県の補助金ですけれども、これは整備そのものは変わっておりません。OD調査をいたしまして、実費の45%からその金額を引いた残りの2分の1を引くという形で、実際には計算されておりますので、決算方法等は変わってございません。 ○委員長(曽根嘉明君) よろしいですか。 ◆委員(原木君) はい。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  ないようですので、次に移ります。歳入15款県支出金、3項2目農林業費委託金から、7目衛生費委託金について審査いたします。決算事項別明細書41、42ページから43、44ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 補足説明、特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  よろしいですか。  ないようですので、次に移ります。歳入16款財産収入、1項1目3節その他の財産貸付収入から、18款繰入金、1項4目林業地域振興基金繰入金を審査いたします。決算事項別明細書45、46ページから、47、48ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  三浦農政課長。 ◎農政課長(三浦俊夫君) 補足説明、特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 48ページの環境対策寄附金。これは何件分でしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 2件であります。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  ないようですので、次に進みます。歳入20款諸収入、3項1目住宅資金貸付金元利収入から、16節教育雑入、スポーツ振興くじ助成金を審査いたします。決算事項別明細書49から52ページから、65、66ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 66ページのスポーツ振興くじ助成金、これは前年度と比較してどうなんでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 北川スポーツ課長。 ◎スポーツ課長(北川雅之君) スポーツ振興くじ助成金、通称totoの補助金ですけれども、こちらは事業内容によってかわるものです。実は、平成22年度は中央公園の庭球場のところにあります人工芝の張りかえをやりましたので、金額的には大きかったんですけれども、平成23年度のこちらのスポーツ振興くじ助成金につきましては、金谷ミニサッカー場にティフトンの芝を植えて芝生化をした原材料費等に対する助成金でありますので、前年度に比べると、かなり少なくなっております。芝生化の事業がなければ、この助成金はもらえません。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 私はうっかりして、これは申請によってもらえる助成金ということですね。 ○委員長(曽根嘉明君) スポーツ課長。 ◎スポーツ課長(北川雅之君) はい、そのとおりです。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。              〔「ないです」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) ないようですので、次に進みます。歳入21款市債、1項2目衛生債から8目1節農林業施設災害復旧事業債までを審査いたします。決算事項別明細書65、66ページから67、68ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  大村水道課長。
    ◎水道課長(大村彰君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  よろしいですか。  それでは、認定第1号全体を通して、何かありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 質問漏れがありますので、3点お伺いしたい。  まず、成果に関する報告書の62ページの環境の関係で、62ページ一番下から2段目に、有限会社オカムラの臭気指数と臭気濃度が載っているんですが、平成23年度は4月、9月、10月と3回規制値をオーバーしているんですが、この辺についてはどのような指導をやっているんでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 4月につきましては、原因としまして3月に工場北側のコンクリート壁の一部に亀裂が生じていたのを発見し、その工事を実施していたんですけれども、4月のこの検査のときにはまだ工事が完了していなかったために、工事箇所のすき間から臭気が漏出していたと。これにつきましては、早急に工事を終了させて修繕工事をさせるということで、工事箇所からの臭気の流出はその後、5月2日に終了しまして、その後は漏れてはおりません。  9月につきましては、やはり同じ、工場自体が古いものですから、屋根のスレートに下からでは確認できない亀裂が生じていたと。そこから臭気が漏出したということで、またこのときに、9月の21日に台風15号によって屋根の複数箇所が崩壊したため、その復旧工事と合わせて修繕を実施するよう指導しております。  10月につきましては、9月21日に襲来しました台風15号による復旧工事をしていたという状況の中で、まだ工事が完了していなかったということで、ここのスレートについては一部資材が受注生産であり、職人の確保も難しいため、工期が長時間になったという理由だったんですけれども、そうは言っても臭気が漏れていたのではまずいということで、早急の復旧工事を指導いたしました。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 都市計画税と都市計画のことについてお聞きしたいんですが、都市計画税については、年度当初の歳入のところでは都市計画事業と土地区画事業に充てるということで記載されていますが、私もこの問題についてはもう少し明確にすべきだということで、何年か以前に一般質問して、この問題を言うと嫌がられますが、要は、都市計画税というのは目的税なものですから、国の指導も大分前になりますが、平成12年度に調査会が答申をして質疑しているのは、一つには特別会計を設置して経理を明確にする、または議会に提出する予算書、決算書、それらの説明資料には、特定財源としての明示をするとともに、議会に対する使途の明確化に努めるとともに、住民に対して広報等によって、都市計画税がどのような事業に充当されているかを十分情報開示するようにという指導が出ているんですね。それで、歳入のときに私がこの質問、前には全然それが載っていなくて、歳入については確かに年度初めの予算書に、この2つの都市計画事業と土地区画整理事業に使う、充填するということが書いてあるんですが、決算のほうにこれが載っていないんですね。  要は、財政のほうとしては税金として入ってくるもので、どこに使うかはわからないということだと思うので、私はこの趣旨からいけば、当然目的税で、それぞれ特別に取っているわけなんですから、取った税金をどういう事業に使っているというのを決算の成果の中で報告すべきじゃないかと思っているものですから、この辺の考え方について一遍お聞きしたいということと、都市計画については5カ年計画で、平成22年度から26年度の路線が5路線、それぞれ計画されているんですが、この5つの路線の平成23年の事業の進捗状況について、一応お伺いしたい。この2点です。 ○委員長(曽根嘉明君) 安原建設課長。 ◎建設課長(安原正明君) 路線は5路線とか6路線ということだったんですけれども、幹線道路で今、重点的にやっているところでよろしいですか。 ◆委員(原木君) はい。 ◎建設課長(安原正明君) まず1路線目は、横岡新田牛尾線改良工事。これは島田金谷インターチェンジに通ずる道になりますけれども、平成15年から事業着手して、平成25年の完成を目指しております。これにつきましては、用地取得率では89%、事業費ベースでは90%の開発になっております。ただ残念ながら、3件の用地がまだ御承諾いただけないというもののみ残っていまして、そういった形では残っておりますけれども、今年度からまた、それよりも南側の同じ路線ですけれども、そういった計画をしていきたいということで、地元に入っていきたいと考えております。  次に、初倉に飛びますけれども、谷口中河線。これは今、はばたき橋から通ずる道になりますけれども、この道につきましては、やはり平成18年度から事業着手し、平成27年度の完成、とりあえず市道までのところについて完成を目指しております。平成23年度では、中河工区が延長224メートルについて重点的に進めておりまして、平成24年度に完成できるような状態で、今進めております。今後それ以降、それより南側については精力的に進めていきたいと考えております。  次には色尾大柳線になりますけれども、この道路については平成16年から事業着手し、平成28年の完成を目指しております。平成20年度までには用地買収を行ってきておりますけれども、用地取得率で84%、事業費ベースで65%になっております。  次に、空港隣接で整備しております牧之原中講線。473号と中講を結ぶ旧金谷中学校の前の道になりますけれども、これについては平成21年度から事業着手し、平成25年の完成を目指しております。全延長700メートルの事業区間の中で、平成23年度までに用地取得率が79%、事業費ベースで44%になっております。今年度、精力的に具体的な事業を推進していきたいと考えております。まだ用地が全て完了しておりませんので、鋭意努力しながら事業に結びつけていきたいと考えております。  その逆に、473号からお茶の郷まで行く富士見2号線につきましては、用地のめどが立ちましたので、今年度中に整備が完了する予定になっております。  建設課として幹線道路でやっているのは、以上が主なものになります。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 二軒屋牛尾線の3件の地権者の件、新東名の近くだと思う、これのめどはどうなんでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 安原建設課長。 ◎建設課長(安原正明君) めどというか、相手があることですので、相手もそういった中では、相手の立場でいろいろな形では言ってこられますけれども、そこはなかなか合わないところで、非常に難儀な情勢でありますけれども、ただ、間隔をあけてはいけないということで、職員はそういう形では相手に嫌われるぐらいになるまで行けばということで、今進めておりますけれども、ただ路線としては、先ほど申し上げたんですが、あそこの整備をして全て終わりではなくて、北側と南側がまだ未整備ですので、そこと逆に並行しながら、そちらの整備を今後進めていきたいという形で地元に入っていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  高木市民安心課長。 ◎市民安心課長(高木歩君) 緊急雇用創出事業としまして、昨年676社を企業訪問するために、臨時職員を2名使いまして、リース車を2台お借りしまして訪問しております。676社の中で、対象となります児童がいた企業が490、72.5%が事業所の中に児童がいました。その事業所の中で、この家族と地域の時間づくり推進事業に協力がいただけるかという問い合わせをしたところ、603の事業所が何らかの形で協力するというお答えをいただきました。  それから、ことしに入りましてから昨年の事業の結果のアンケートと、ことしの事業への協力の依頼をしております。ことしの場合には、従業員が10人以上の企業を回ろうということで、210社ぐらいを回りましたけれども、パーセンテージとしては少し多くの事業から協力をいただく結果になっておりまして、対象事業は10人以上ですので、ほとんどのところが対象としているんですけれども、協力したいとおっしゃった事業所のほうはパーセンテージがふえてきている状況でございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 松田防災課長。 ◎防災課長(松田茂和君) 先ほど坂下委員から御質問のありました防災対策特別委員会の報告書の中の提言について、お答えをいたします。遅くなりまして申しわけございませんでした。今現在取り組んでいるもの、それから予定しているものをお答えしたいと思います。  まず、災害時の要援護者の避難支援について、その台帳のより一層の活用をすることということをいただいておりまして、これにつきましては今年度、自主防災委員長会議の中で、それぞれ各自主防災会に個別の台帳をお渡ししてあります。それに基づいて、まずそういう要援護者を把握していただいて、避難について支援を必要としておりますので、支援する方を早急に選定してほしいというお願いをしてあります。  それから、避難所運営に女性の視点を取り入れることということにつきましては、各避難所ごとに運営会議を持っていただいておりますので、その中で、できる限り女性の視点の運営ができるように、女性の委員さんを取り入れるようにお願いしておりまして、それぞれ各運営組織の中で取り組んでいただいているものと考えています。  あと、自主防災会の資機材の円滑な更新の関係でありますけれども、これについては特に乾式の消防ポンプ、高額でありますので、今年度については10台の購入を予定しておりまして、10台は更新時期に来ているものの古い順に更新するように、今経過を進めております。  それから、地域の防災リーダーの育成と積極的な活用でありますけれども、今現在、「ふじのくに防災士」は市内にも数十人おりますが、特に各地域で防災意識を高めていただくには、県知事の認証の中に地域防災指導員さんというものがあります。これについて来年度から、それぞれ各地域にこの指導員さんを育成するために、市が独自に講座を開設しまして、その講座を受けていただいて、修了をもって知事の認証をいただくという手順で育成をしていきたいと考えています。  それから、同報無線のあり方、広報のあり方についてでありますけれども、先ほど申し上げましたとおり、同報無線屋外子局ですとなかなか聞こえにくいということもありますので、これについてはことしの6月から、防災メールの配信サービスを始めたところであります。  それから、原子力防災に関する対策の充実についてでありますが、現在、市の地域防災計画の中の原子力災害対策編、今年度中に策定するために、今準備を進めておりまして、これが策定されますと、これを受けてもう少し具体的な避難計画だとか、訓練の実施ができるようになろうかと思います。  それから、公共物の耐震化の件であります。市の公共物の耐震化については、平成27年度を目標に100%という計画を立ててありますが、防災課としては、それぞれ施設を所管する課に働きかけて、できる限り早急に耐震化が図れるよう、働きかけを現在行っております。  それから、災害対策本部機能の充実ということで、現在、市の災対本部の設置場所が、おおるりの大会議室に設置されます。実際はこの大会議室と中会議室を使って、2つの部屋を使って災対本部が設けられるわけですけれども、今年度中には中会議室のほうに常設のテーブルあるいは無線機等配置するように、その準備を今しているところです。大会議室についてはほかの用途もあって、ここについては固定するということは、現実的にはなかなか難しいかなと思います。  以上、取り組んでいる内容についてお答えをさせていただきました。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) 突然で申しわけありません。対応していただいているということで、途中という段階ではあるんですけれども、対応してくれているということを今の時期に確認したいなと思ったんですよね。すみません。ありがとうございました。 ○委員長(曽根嘉明君) そのほか、ございますか。  それでは、ないようですので、採決をしたいと思います。認定第1号、平成23年度島田市一般会計決算の認定について、当委員会の所管に属するものについて、原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ありませんか。             〔「なし」「挙手」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 今、挙手採決でとの声がありましたので、それでは、挙手採決にする理由をお聞かせ願いたいと思います。 ◆委員(佐野義晴君) これは、7款1項の7目の温泉施設費に対する基本構想並びに予算の提出について、承服しかねるということです。 ○委員長(曽根嘉明君) ただいま佐野委員から、7款の点についての理由がございまして、挙手採決ということになりました。 ◆委員(佐野義晴君) それは私だけがですよ。ほかは違いますよ。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  これに対して、何か御意見ございますか。  それでは、お諮りいたします。それでは採決に移ります。認定第1号、平成23年度島田市一般会計決算の認定について、当委員会の所管に属するものについて、原案のとおり認定すべきと決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(曽根嘉明君) 挙手多数。よって、認定第1号、平成23年度島田市一般会計決算の認定については、当委員会の所管に属するものについては原案のとおり認定すべきものと決しました。  それでは、ここで暫時休憩いたします。再開は2時55分といたします。                                休憩 午後2時43分                                再開 午後2時55分 ○委員長(曽根嘉明君) それではおそろいですので、休憩前に引き続いて会議を開きます。  続いて、特別会計公営企業会計の決算の認定、及び議案第78号について審査いたします。決算書、成果に関する報告書を御用意ください。  では、認定第3号、平成23年度島田市簡易水道事業特別会計決算の認定について審査いたします。決算書35ページから45ページ、成果に関する報告書は10ページ、11ページです。  当局から補足説明があれば、お願いいたします。  大村水道課長。 ◎水道課長(大村彰君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  よろしいですか。  冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 伊久美の小川の簡易水道のことなんですけれども、以前1回ボーリングして出てきた水が使えないということで、順次延期されていたんですが、今はどうなったでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 大村水道課長。 ◎水道課長(大村彰君) 水量の調査を行いました。その結果、供給水量が足りないということで、取りやめとなりました。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) では、現在もまだ簡易水道はそのまま、昔のままということでございますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 大村水道課長。 ◎水道課長(大村彰君) おっしゃるとおりです。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 今後の事業計画はどうなっているんでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 大村水道課長。 ◎水道課長(大村彰君) 簡易水道につきましては、事業費をかけることがなかなかできない事業でございまして、現在小川の地区は、その水源で我慢していただいている状況でございます。 ○委員長(曽根嘉明君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 前のように夏の時期に出なくなるとか、そういう苦情というのは最近はどうでしょう。 ○委員長(曽根嘉明君) 大村水道課長。 ◎水道課長(大村彰君) 幸いといいますか、特にそういう問題はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  ないようでしたら、採決いたします。認定第3号、平成23年度島田市簡易水道事業特別会計決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、認定第3号、平成23年度島田市簡易水道事業特別会計決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に、認定第6号、平成23年度島田市公共下水道事業特別会計決算の認定について審査いたします。決算書67ページから81ページ、成果に関する報告書15ページから20ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  山下下水道課長。 ◎下水道課長(山下利昌君) 補足説明等、特にありません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  よろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) ないようでしたら、採決いたします。認定第6号、平成23年度島田市公共下水道事業特別会計決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ありませんか。
                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、認定第6号、平成23年度島田市公共下水道事業特別会計決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第78号、平成23年度島田市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、及び認定第10号、平成23年度島田市水道事業会計決算の認定については関連がありますので、2件を一括して審査いたします。議案書45ページ、決算書134ページから160ページです。成果に関する報告書、41ページから52ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  大村水道課長。 ◎水道課長(大村彰君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(曽根嘉明君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 第78号について、これは特別、水道云々ということではないんだけれども、この間連絡会で事業会計について、剰余金についての取り扱いについて、今までは認定だけでしたよね。それに対して今回、議決したということは、簡単に言えば議員にしっかり頑張って見てちょうだいよということで、審査精度を高めて、より透明性を高めるということですよね。 ○委員長(曽根嘉明君) 大村水道課長。 ◎水道課長(大村彰君) この改正につきましては、昭和41年以来の改正でございまして、公営企業会計の見直しの中の資本制度にかかわるものでございます。これがことしの4月1日から改正されております。このことによりまして議会の議決をいただくことによりまして、決算認定の未処分利益剰余金の処分に反映されることになります。これが公営企業会計の健全性をより明確化するという、一つの制度改正だと思っております。 ○委員長(曽根嘉明君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) それプラス、議員もしっかり見ろよというものですよね。 ○委員長(曽根嘉明君) 大村水道課長。 ◎水道課長(大村彰君) 議員の方にもしっかりチェックしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  ないようでしたら、議案第78号及び認定第10号を順次採決いたします。  初めに、議案第78号、平成23年度島田市水道事業会計未処分利益剰余金の処分については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第78号、平成23年度島田市水道事業会計未処分利益剰余金の処分については、原案のとおり可決するべきものと決しました。  次に、認定第10号の採決をいたします。認定第10号、平成23年度島田市水道事業会計決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、認定第10号、平成23年度島田市水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。  次に、その他ですが、報告等あればお願いいたします。  それでは委員の皆さん、その他で質疑ありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木君) 先ほど決算の認定のときに話の出ました、一般廃棄物の最終処分場の地権者との契約についてお聞きしたいと思いますが、9月で打ち切りという申し出があったということだったんですが、私が2月議会で一般質問したときに、契約に関しての質問をしたときに、市の答弁が、3月末で切れるものは3年ごとの固定資産税で、評価がえの地代で見直しの更新の契約だけで、本契約は既に契約してあって、全部埋まるまでは今度の3月の更新の新契約ができなくても、借地権があるので市の飛灰は埋めることができる。こういう答弁をしているんですが、先ほどの話の中で、地権者が9月で打ち切るという申し入れがあったということなんですが、この2月のときの答弁だと、前年も借地権があるからいっぱいになるまでは埋めることができる、ということとの整合性はどうなんでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) これはいろいろなところで、それなりのところで相談したりしています。契約書上、市の私たちの言っている3年契約というのは、あくまでも固定資産税の評価がえに伴う借地料のための契約だということが1点あります。それと第7条、契約書の中に、用途が終了するまでという言葉が入っています。用途が終了するということは、最終処分場としての機能が終了してお返しするということが、廃掃法で言う最終処分場というのは終了してから2年間、水処理施設に問題がなければ廃止できるという法律になっています。  それと、今言われている、民法で言う所有権との兼ね合いが、一つ問題になると思います。それについて双方、意見が今のところ合わないという点で、地権者のほうは9月30日をもってと言うんですけれども、市としては処分場の用途が終了するまでというところで、意見が合っていないということです。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 申し入れがあった地権者というのは、何人ぐらいですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 6人です。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) もう1点、瓦れきの本格受け入れについて、前回県で会合をやったということが新聞報道されたんですが、その後、島田市での本格受け入れについては、どういうふうになるんでしょう。予定がわかっているんですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) まだ県と岩手県、受け入れるためには岩手県の搬出の状況が必要になってくるものですから、そこについての詰めはまだできていないと。ただ、静岡県内の市町として受ける量というのは、静岡市、裾野市、島田市という数字は出ています。あと、浜松市が今、本格稼働という表明をまだしていない状態だということです。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 浜松市については、最終処分場の地権者と話がついていないという情報、それはもともと今度の瓦れきの受け入れだけではなくて、以前からいろいろ問題があったということも含めて、地権者との話がつかないと私は聞いているものですから、今のところ浜松以外ということになると思うんですが、特に県としては、前回の受け入れる量が変わりましたね、当初の契約よりも減ったと思うんですが。その前回の会合の中では、どこの市にどれくらいという割り振りについては話し合わなかったんでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) その割り振りはないです。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) もう1点だけ、決算認定と直接関係ないと思って、そのとき言わなかったですが、交通バリアのことで私が前回質問したときに、まだ1カ所、市道の横井四丁目のところが2カ所ばかり、まだできていないということで、今後状況で検討していくという部長の答弁がありましたが、横井線の島田側の球場線と市道横井線の2路線については、いろいろ段差の問題とか、私も実際現場を見てきたもので、なかなか改良するのは難しいなということは理解しているんですが、そのときには今後検討していくということだったものですから、そのまま今の言ったバリア法の予定された路線の中で2カ所残っているところ、その後進展しているかどうかについてお聞きしたいと思ったんですが。 ○委員長(曽根嘉明君) 安原建設課長。 ◎建設課長(安原正明君) その2路線で、前回のときにもお答えしたと思うんですけれども、球場のほうについては今の状況の中で、完全には直せないけれども、走行性をある程度安心に確保するという一定の作業をしたようなことで対応させていただいています。  もう1点のところについては、根本的に直していかなければならないということで、どういう形でやるかという視点では、今検討している状況ではあります。 ○委員長(曽根嘉明君) 原木委員。 ◆委員(原木君) 一応、今後検討していくだったもので、進捗状況を聞きました。検討中ということですね。わかりました。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  坂下委員。 ◆委員(坂下修君) さっきの最終処分地の関連なんですけれども、仮に9月の末日で合意ができない場合はどうするかという想定はしていますか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 難しい質問なんですけれども、想定というか、市としては契約が切れていないということを主張はしていきたいと思っております。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) 島田市だけではなくて、他市の場合もそうなんですけれども、受け入れ最終処分地、非常に単純に処理できないかなと捉えています。前から自分たちも考えているんですけれども、国の方針が、日本中へばらまくという基本政策が、私は間違っているんじゃないかと。だから最終的には、処分は確かに機械がないから頼むよと。でも、最終で出たものは発生のところへ戻すよという基本があってやれば、こういうことにはならなかったし、瓦れき処理の対応も、もっと幅広くできた可能性があるかなと思うんですね。そういう意味で、こういう持ち帰るということを国、県に申し入れというんですかね、協議的なものはあったかどうか確認したいと思います。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 島田市からそういう話はしていないんですけれども、ほかのところからは国のほうに話はあったと思います。ただ、最終処分場を一つとると、新しい最終処分場をつくるとなると5年ぐらいかかります。環境アセスから始まって、用地交渉、環境アセス、水処理施設、遮水シート工事というと、大体5年くらいかかります。それを考えると、5年間あの状態が続くことを考えると、最終処分場の受け入れられるところがあれば、そこで受け入れてやれれば早くに復興ができるということから、島田市が最終処分場を持っているということで、この受け入れについて表明した経緯があります。 ○委員長(曽根嘉明君) 坂下委員。 ◆委員(坂下修君) ここでやりとりしても仕方ない、トップ決断でやったということで、確かに瓦れきの被災地を見ますと、何とかしてやりたいなという思いは誰でも思うと思うんですけれども、最終的に全く第三者のものを受けて、島田の市民が非常に不安で騒いでしまったということは、ある意味では島田市として、プラス面がマイナスになったかなと私は思うものですから、地権者にまたこういう問題が出ているということがあれば、他市がそういうことを言っていますよではなくて、島田市も今からでも遅くない、もとへ戻すようなことができないかという協議をする努力があってもいいかなと思って、私はここで意見として申し上げているんですけれども、一応わかりました。結構です。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史君) 関連ですけれども、今、最終処分場の地権者6名ですが、これは何名中6名か。それと、この6名の方の占める最終処分場の広さの割合。この6名の反対のところを除いた、賛成の、受け入れをそのまま継続してもいいという方のところへだけ入れるということは可能なんですか。 ○委員長(曽根嘉明君) 田中環境課長。 ◎環境課長(田中一彦君) 11名中6名です。それで、面積的には、今了解している人、契約はしていないんですけれども、おおむね理解してくれる人の土地を入れると、70.9%は理解していただいているということです。  最後のものについては、どうすればいいんだろう。答えていいのかな。方法論としては、そういう方法もあるということです。 ◆委員(清水唯史君) わかりました。方法論があるということだけでお受けしておきます。 ○委員長(曽根嘉明君) ほかにございますか。  それでは、ないようですので、なければ次に、議会閉会中継続審査・調査についてお諮りいたします。委員会条例第37条の規定により、議会閉会中もなお継続して審査・調査を行う旨、議長に申し出たいと思いますが、これに御異議はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明君) 御異議なしと認めます。よって、議会閉会中の継続審査・調査について、議長に申し出ることといたします。  次に、次回委員会の開催予定ですが、あらかじめ決めておきたいと思います。11月定例会前の委員会を10月30日火曜日の午前9時30分から行いたいと思いますので、予定を入れていただきたいと思います。  最後になりますが、本日の常任委員会の委員長報告については、委員長一任とさせていただきます。  以上をもちまして、経済建設生活常任委員会を終了いたします。長時間、御苦労さまでした。                                閉会 午後3時17分...