伊東市議会 2017-10-02
平成29年 9月 定例会-10月02日-07号
市議第16号 平成28年度伊東市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
市認第16号 平成28年度伊東市水道事業会計決算
第7 市認第12号 平成28年度伊東市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算
市認第13号 平成28年度伊東市
介護老人保健施設特別会計歳入歳出決算
市認第15号 平成28年度伊東市病院事業会計決算
第8 市認第 6号 平成28年度伊東市一般会計歳入歳出決算
第9 市議第21号 平成29年度伊東市一般会計補正予算(第5号)
第10 市選第18号 教育委員会委員任命の同意について
第11 市選第19号 公平委員会委員選任の同意について
第12 発選第 5号 常任委員会委員の選任について
第13 発選第 6号 議会運営委員会委員の選任について
第14 発議第 3号 精神障害者の交通運賃割引に関する意見書
第15 発議第 4号 道路整備事業に係る補助率等のかさ上げ措置の継続を求める意見書
●会議に付した事件
議事日程の外、
発議第 5号 議長辞職願について
発選第 7号 議長選挙
発議第 6号 副議長辞職願について
発選第 8号 副議長選挙
平成29年度における常任総務委員会所管事務調査の継続調査について
平成29年度における
常任観光建設委員会所管事務調査の継続調査について
平成29年度における
常任福祉文教委員会所管事務調査の継続調査について
平成29年度における議会運営委員会所管事務調査の継続調査について
市選第20号 監査委員選任の同意について
●出席議員(19名)
1番 横 沢 勇 君 2番 稲 葉 正 仁 君
3番 大 川 勝 弘 君 4番 青 木 敬 博 君
5番 中 島 弘 道 君 6番 佐 藤 龍 彦 君
7番 重 岡 秀 子 君 8番 犬 飼 このり 君
9番 杉 本 一 彦 君 10番 山 口 嘉 昭 君
11番 稲 葉 富士憲 君 13番 四 宮 和 彦 君
14番 鈴 木 克 政 君 15番 浅 田 良 弘 君
16番 鳥 居 康 子 君 17番 長 沢 正 君
18番 佐 山 正 君 19番 井 戸 清 司 君
20番 土 屋 進 君
●欠 員( 1名)
●説明のため出席した者
市長 小 野 達 也 君
副市長 若 山 克 君
副市長 佐 野 博 之 君
市長戦略監 杉 本 仁 君
企画部長兼危機管理監 中 村 一 人 君
企画部行政経営課長 西 川 豪 紀 君
同市政戦略課長 佐 藤 文 彦 君
総務部長 浜 野 義 則 君
総務部庶務課長 小 川 直 克 君
同財政課長 木 村 光 男 君
市民部長 石 井 裕 介 君
市民部市民課長 萩 原 智世子 君
同環境課長 池 谷 伸 弘 君
健康福祉部長 下 田 信 吾 君
健康福祉部高齢者福祉課長 松 下 義 己 君
同健康推進課長 村 上 千 明 君
観光経済部長 近 持 剛 史 君
観光経済部観光課長 小 澤 剛 君
建設部長 三 輪 正 彦 君
建設部建築住宅課長 金 子 弘 康 君
同都市計画課長 長 澤 一 徳 君
会計管理者兼会計課長 三 好 尚 美 君
上下水道部長 髙 橋 一 也 君
上下水道部下水道課長 大 川 毅 君
同水道課長 白 鳥 謙 治 君
教育長 髙 橋 雄 幸 君
教育委員会事務局教育部長 荻 島 友 一 君
教育委員会事務局教育部次長兼教育総務課長 鈴 木 健 支 君
同幼児教育課長 岸 弘 美 君
同生涯学習課長 冨 士 一 成 君
監査委員事務局長 鈴 木 惠美子 君
●出席議会事務局職員
局長 松 永 勝 由 局長補佐 富 岡 勝
係長 山 田 恵理子 主査 里 見 奈 美
主事 山 田 拓 己
会 議
午前10時 開議
○議長(稲葉富士憲 君)おはようございます。
ただいまから本日の会議を開きます。
━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉富士憲 君)まず、諸般の報告をいたします。
本日の議事日程は、改めて作成、配付いたしました。
平成29年8月分の例月現金出納検査の結果に関する報告につきましては、既に送付いたしました。
以上で諸般の報告を終わります。
━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉富士憲 君)これより議事に入ります。
△日程第1、市議第18号 平成29年度伊東市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
常任総務委員会の審査報告を求めます。
───────────────
常任総務委員会審査報告書
議会から審査を付託された次の案件について審査を行った結果を、会議規則第110条の規定により、下記のとおり報告する。
平成29年9月21日
伊東市議会議長 稲 葉 富士憲 様
常任総務委員会
委員長 長 沢 正
記
┌───────┬───────────────────┬───────┬───┐
│ 番 号 │ 件 名 │ 議決の結果 │付 記│
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市議第17号 │平成29年度伊東市一般会計補正予算(第│原案を可決すべ│ │
│ │4号)のうち、歳入全般、歳出のうち、第│しと決定 │ │
│ │2款総務費(第1項総務管理費第21目健│ │ │
│ │康保養地づくり推進費を除く。)、第9款│ │ │
│ │消防費、第14款予備費、債務負担行為の│ │ │
│ │補正 │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市議第18号 │平成29年度伊東市
国民健康保険事業特別│ 〃 │ │
│ │会計補正予算(第1号) │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市認第 6号 │平成28年度伊東市一般会計歳入歳出決算│認定すべしと決│ │
│ │のうち、歳入全般、歳出のうち、第1款議│定 │ │
│ │会費、第2款総務費(第1項総務管理費第│ │ │
│ │11目住居表示整備費、第17目
地域応急│ │ │
│ │処理費、第19目コミュニティ振興費、第│ │ │
│ │21目健康保養地づくり推進費を
除 │ │ │
│ │く。)、第3款民生費第1項社会福祉費第│ │ │
│ │6目国民年金事務費、第7目
国民健康保険│ │ │
│ │費、第4款衛生費第1項保健衛生費第6目│ │ │
│ │老人医療費、第7目後期高齢者医療費、第│ │ │
│ │9目環境衛生費、第2項清掃費(第5
目地│ │ │
│ │域汚水処理費を除く。)、第3項
環境保全│ │ │
│ │費、第8款土木費第1項土木管理費第30│ │ │
│ │目緊急経済雇用対策費、第9款消防費、第│ │ │
│ │12款公債費、第13款諸支出金、第14│ │ │
│ │款予備費 │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市認第 9号 │平成28年度伊東市
国民健康保険事業特別│ 〃 │ │
│ │会計歳入歳出決算 │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市認第10号 │平成28年度伊東市
土地取得特別会計歳入│ 〃 │ │
│ │歳出決算 │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市認第11号 │平成28年度伊東市
霊園事業特別会計歳入│ 〃 │ │
│ │歳出決算 │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市認第14号 │平成28年度伊東市
後期高齢者医療特別会│ 〃 │ │
│ │計歳入歳出決算 │ │ │
└───────┴───────────────────┴───────┴───┘
以 上
───────────────
◎17番(常任総務委員長 長沢正 君)自席にて失礼いたします。
ただいま議題となりました市議第18号 平成29年度伊東市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、常任総務委員会における審査の概要を申し上げます。
歳出第2款保険給付費第2項高額療養費に関し、肺がんの治療薬が高額であること及びその適用範囲が拡大されていること等を勘案し、医療費の増加を見込んで増額補正することが確認されたほか、質疑はなく、討論もなく、採決の結果、全会一致で原案を可決すべしと決定いたしました。
以上で常任総務委員会の審査報告を終わります。
○議長(稲葉富士憲 君)ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する常任総務委員会の審査報告は、原案可決であります。本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉富士憲 君)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉富士憲 君)
△日程第2、市議第15号 伊東市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例及び市議第20号 平成29年度伊東市水道事業会計補正予算(第1号)、以上2件を一括議題といたします。
常任観光建設委員会の審査報告を求めます。
───────────────
常任観光建設委員会審査報告書
議会から審査を付託された次の案件について審査を行った結果を、会議規則第110条の規定により、下記のとおり報告する。
平成29年9月20日
伊東市議会議長 稲 葉 富士憲 様
常任観光建設委員会
委員長 鳥 居 康 子
記
┌───────┬───────────────────┬───────┬───┐
│ 番 号 │ 件 名 │ 議決の結果 │付 記│
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市議第15号 │伊東市営住宅の設置及び管理に関する条例│原案を可決すべ│ │
│ │の一部を改正する条例 │しと決定 │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市議第16号 │平成28年度伊東市水道事業会計未
処分利│ 〃 │ │
│ │益剰余金の処分について │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市議第17号 │平成29年度伊東市一般会計補正予算(第│ 〃 │ │
│ │4号)歳出のうち、第2款総務費第1項総│ │ │
│ │務管理費第21目
健康保養地づくり推進 │ │ │
│ │費、第6款農林水産業費、第7
款観光商 │ │ │
│ │工費、第8款土木費 │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市議第20号 │平成29年度伊東市
水道事業会計補正予算│ 〃 │ │
│ │(第1号) │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市認第 6号 │平成28年度伊東市一般会計歳入歳出決算│認定すべしと決│ │
│ │歳出のうち、第2款総務費第1項総務管理│定 │ │
│ │費第11目住居表示整備費、第17目
地域│ │ │
│ │応急処理費、第21目
健康保養地づくり推│ │ │
│ │進費、第4款衛生費第2項清掃費第5
目地│ │ │
│ │域汚水処理費、第5款労働費、第6
款農林│ │ │
│ │水産業費、第7款観光商工費、第8
款土木│ │ │
│ │費(第1項土木管理費第30目
緊急経済雇│ │ │
│ │用対策費を除く。)、第11
款災害復旧費│ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市認第 7号 │平成28年度伊東市
下水道事業特別会計歳│ 〃 │ │
│ │入歳出決算 │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市認第 8号 │平成28年度伊東市
競輪事業特別会計歳入│ 〃 │ │
│ │歳出決算 │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市認第16号 │平成28年度伊東市
水道事業会計決算 │ 〃 │ │
└───────┴───────────────────┴───────┴───┘
以 上
───────────────
◎16番(常任観光建設委員長 鳥居康子 君)自席にて失礼いたします。
ただいま議題となりました条例1件、水道事業会計補正予算1件につきまして、常任観光建設委員会における審査の概要を報告いたします。
最初に、市議第15号 伊東市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。
委員から、条項の整理の要因となった公営住宅法施行規則の引用条文について確認がされたほか、質疑はなく、討論もなく、採決の結果、市議第15号は全会一致で原案を可決すべしと決定いたしました。
次に、市議第20号 平成29年度伊東市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、質疑、討論はなく、採決の結果、市議第20号は全会一致で原案を可決すべしと決定いたしました。
以上で常任観光建設委員会の審査報告を終わります。
○議長(稲葉富士憲 君)ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案2件に対する常任観光建設委員会の審査報告は、いずれも原案可決であります。
採決は2つに分けて行います。
まず、市議第15号について採決いたします。本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉富士憲 君)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、市議第20号について採決いたします。本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉富士憲 君)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉富士憲 君)
△日程第3、市議第13号 伊東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、市議第14号
伊東市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例及び市議第19号 平成29年度伊東市病院事業会計補正予算(第1号)、以上3件を一括議題といたします。
常任福祉文教委員会の審査報告を求めます。
───────────────
常任福祉文教委員会審査報告書
議会から審査を付託された次の案件について審査を行った結果を、会議規則第110条の規定により、下記のとおり報告する。
平成29年9月20日
伊東市議会議長 稲 葉 富士憲 様
常任福祉文教委員会
委員長 稲 葉 正 仁
記
┌───────┬───────────────────┬───────┬───┐
│ 番 号 │ 件 名 │ 議決の結果 │付 記│
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市議第13号 │伊東市特定教育・保育施設及び特定地域型│原案を可決すべ│ │
│ │保育事業の運営に関する基準を定める条例│しと決定 │ │
│ │の一部を改正する条例 │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市議第14
号 │伊東市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を│ 〃 │ │
│ │改正する条例 │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市議第17号 │平成29年度伊東市一般会計補正予算(第│ 〃 │ │
│ │4号)歳出のうち、第3款民生費、第4款│ │ │
│ │衛生費、第10款教育費 │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市議第19号 │平成29年度伊東市
病院事業会計補正予算│ 〃 │ │
│ │(第1号) │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市認第 6号 │平成28年度伊東市一般会計歳入歳出決算│認定すべしと決│ │
│ │歳出のうち、第2款総務費第1項総務管理│定 │ │
│ │費第19目コミュニティ振興費、第3款民│ │ │
│ │生費(第1項社会福祉費第6目国民年金事│ │ │
│ │務費、第7目国民健康保険費を除く。)、│ │ │
│ │第4款衛生費第1項保健衛生費(第6目老│ │ │
│ │人医療費、第7目後期高齢者医療費、第9│ │ │
│ │目環境衛生費を除く。)、第10款教育費│ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市認第12号 │平成28年度伊東市介護保険事業特別会計│ 〃 │ │
│ │歳入歳出決算 │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市認第13号 │平成28年度伊東市介護老人保健施設特別│ 〃 │ │
│ │会計歳入歳出決算 │ │ │
├───────┼───────────────────┼───────┼───┤
│市認第15号 │平成28年度伊東市病院事業会計決算 │ 〃 │ │
└───────┴───────────────────┴───────┴───┘
以 上
───────────────
〔2番 稲葉正仁君登壇〕
◎2番(常任福祉文教委員長 稲葉正仁 君)ただいま議題となりました条例2件、企業会計補正予算1件につきまして、常任福祉文教委員会における審査の概要を報告いたします。
最初に、市議第13号 伊東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について申し上げます。
委員から、任意交付化された支給認定証の必要性を問う旨の質疑がされ、当局から、行政が保育利用調整を行う当分の間については、行政と保育施設との間で給付額等の算定基準に必要な情報が共有されるため、認定証の交付が任意とされたものであるとの答弁がありました。
この答弁を受け、当分の間とはどのくらいの期間であるのかを問う質疑があり、当局から、子ども・子育て支援新制度が定着し、待機児童の解消や保育の質の担保などにめどがつくまでの間とされているとの答弁がありました。
このほか、支給認定証の記載内容についての確認がされました。
以上が議論の概要で、討論はなく、採決の結果、市議第13号は全会一致で原案を可決すべしと決定いたしました。
次に、市議第14号
伊東市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例につきましては、保育料算定方法の改正部分についての確認がされたほか、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案を可決すべしと決定いたしました。
次の市議第19号 平成29年度伊東市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、薬剤部換気設備機能向上工事の概要が確認されたほか、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案を可決すべしと決定いたしました。
以上で常任福祉文教委員会の審査報告を終わります。
○議長(稲葉富士憲 君)ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案3件に対する常任福祉文教委員会の審査報告は、いずれも原案可決であります。
採決は2つに分けて行います。
まず、市議第13号及び市議第14号、以上2件について一括採決いたします。本案2件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉富士憲 君)挙手全員であります。よって、本案2件は原案のとおり可決されました。
次に、市議第19号について採決いたします。本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉富士憲 君)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉富士憲 君)
△日程第4、市議第17号 平成29年度伊東市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
各常任委員会の審査報告を求めます。
まず、常任総務委員会の審査報告を求めます。
〔17番 長沢 正君登壇〕
◎17番(常任総務委員長 長沢正 君)ただいま議題となりました市議第17号 平成29年度伊東市一般会計補正予算(第4号)における常任総務委員会所管部分について、その審査の概要を報告いたします。
まず、第2款総務費について申し上げます。
未来ビジョン会議の構成委員及び傍聴の可否について確認がされた後、委員から、構成団体の委員選出基準を問う旨の質疑があり、当局から、委員の推選に制約を設けることなく、会議の設置目的及び趣旨を説明した上で、それに合致する委員を推選していただいているとの答弁がありました。
また、次年度以降も継続して開催する旨が確認された後、会議のテーマとして行政課題を設定することについて当局の見解が問われ、今後、市長戦略監を中心に協議する中で、市長が公約に掲げた主要事業等についても取り上げることを考えており、若い世代の意見を市の政策に反映できるよう努めるとの答弁がありました。
委員から、今年度に事業を開始したふるさと伊東応援寄附金返礼事業に関し、現在までの寄附の状況が問われ、当局から、9月19日現在で485件、1,651万2,000円の寄附をいただいているとの答弁がありました。
続いて、返礼等に充てる経費の内訳を確認する質疑があり、当局から、返礼品送付等の見直しに関する総務大臣通知に従い、寄附額に対する返礼割合を3割程度に設定しており、そのほかに送料、ポータルサイトのシステム利用料、クレジット決済手数料等を合わせて、寄附額の約6割が市の経費となり、本補正によって2,400万円を計上しているとの答弁がありました。
次に、個人番号制度に係るシステム改修委託料の概要を問う旨の質疑があり、当局から、各自治体間の情報連携に対応するため、国庫補助金を利用してシステム改修をする事業であるが、現在は情報連携の試行実施の段階であり、本運用の時期についてはまだ通知が来ていないものの、国において、マイナンバーカードの普及策についても視野に入れる中で、運用範囲の拡大について検討している状況であるとの答弁がありました。
このほかに、消費者教育推進事業委託料の補正計上の理由及び事業内容の確認、地域タウンミーティングの経費の確認がされました。
次に、第9款消防費について申し上げます。
委員から、自主防災組織育成事業に関し、各自主防災会に支給した資機材を行政が一括管理する考えはないかとして見解を問う旨の質疑があり、当局から、自主防災会が管理する中で、年1回、総合防災訓練において機器類の動作確認を行っている状況があることから、説明会等で資機材の
耐用年数等を確認するよう周知を図るとの答弁がありました。
この答弁を受け、各自主防災会で管理することの意義については理解を示すものの、管理点検システムの構築について検討を要望する意見がありました。
次に、防災訓練等で使用される消火器等の単価が確認された後、委員から、訓練用消火器の導入によりランニングコストを抑えるべきとして当局の見解が質され、当局から、小学生の消火体験では訓練用のものを使用しているが、自主防災会については、実災害で使用できる消火器を相当数配備することで生じる使用期限間近のものを訓練に使用することで対応しているとの答弁がありました。
第14款予備費、債務負担行為の補正につきましては、質疑はありませんでした。
歳入については、予算書の款項等は地方自治法により規定されており、諸収入における本補正については雑入として計上されることが確認されたほか、質疑はありませんでした。
以上が論議の概要で、討論はなく、採決の結果、市議第17号中、本委員会所管部分については全会一致で原案を可決すべしと決定いたしました。
以上で常任総務委員会の審査報告を終わります。
○議長(稲葉富士憲 君)次に、常任観光建設委員会の審査報告を求めます。
〔16番 鳥居康子君登壇〕
◎16番(常任観光建設委員長 鳥居康子 君)ただいま議題となっております市議第17号 平成29年度伊東市一般会計補正予算(第4号)歳出のうち、常任観光建設委員会所管部分の審査の概要を報告いたします。
最初に、第2款総務費第1項総務管理費第21目健康保養地づくり推進費につきましては、委員から、セラピー・スポット開発事業について詳しい内容を問う質疑があり、当局から、ウオーキングをする中で、KOKOROスケールというスマートフォンアプリを使用して心が癒やされる場所を探す事業であり、そのときの気分を縦横2軸、4方向のグラフの座標にあらわしてもらい、そのデータを分析することで癒やしを感じるスポットを探し、滞在型リフレッシュリゾート構築に生かしていきたいとの答弁がありました。
この答弁を受け、委員から、アプリを使用できない方への対応を問う質疑があり、当局から、紙媒体にシールを張る方法もあるとの答弁がありました。
続いて、アプリの権利が理化学研究所にあることが確認され、委員から、他自治体での同アプリ使用の有無について問う質疑があり、当局から、ウオーキングをする中での使用は本市が初である旨の答弁があり、この答弁を受け、委員から、本市が先駆となり使用することでアプリの改善にもつながるのであれば、本市にもメリットがある使用条件を協議してもよいのではないかという意見がありました。
続く第6款農林水産業費については、質疑はありませんでした。
次に、第7款観光商工費につきましては、委員から、地域開発映画制作委託料について、テーマが食のドラマ番組であることから、番組で取り上げられた食品について、市内飲食店への情報提供の方法を問う旨の質疑があり、当局から、地域住民と行政が一体となってつくる作品であるので、制作する中で情報提供する形となるとの答弁がありました。
次に、商店街集客スポット整備事業について、委員から、整備するトリックアートの内容を問う質疑があり、当局から、具体的な内容については、今後、商店街連盟と協議して決定するが、集客スポットとして整備し、にぎわい創出につなげていくとの答弁があり、委員から、全国各地にさまざまなトリックアートがあるが、本市にちなんだ題材にすることで、市内の観光スポットへの橋渡しにしていただきたいとの意見がありました。
続いて、委員から、委託事業においては、その後の事業検証が重要であるとして、観光宣伝事業等委託料に関し、委託先との連携について問う旨の質疑があり、当局から、委託先の伊東観光協会と定期的に事業検証や次年度に向けた展望などを協議し、連携を図っているとの答弁がありました。
このほか、伊東マリンタウン貸付金について、株主である金融機関からの融資を受けずに本市において貸し付けを行う理由を問う旨の質疑、また、花でおもてなし事業に関し、ブーゲンビリアの現在の植栽状況を問う質疑などがありました。
続く第8款土木費については、質疑がありませんでした。
以上が質疑の概要であり、討論はなく、採決の結果、市議第17号歳出中、本委員会所管部分は全会一致で原案を可決すべしと決定いたしました。
以上で常任観光建設委員会の審査報告を終わります。
○議長(稲葉富士憲 君)次に、常任福祉文教委員会の審査報告を求めます。
〔2番 稲葉正仁君登壇〕
◎2番(常任福祉文教委員長 稲葉正仁 君)ただいま議題となっております市議第17号 平成29年度伊東市一般会計補正予算(第4号)歳出のうち、常任福祉文教委員会の所管部分について、審査の概要を報告いたします。
まず、第3款民生費について申し上げます。
保育人材育成業務委託について、補正額の内訳及び潜在保育士の募集選定方法を問う旨の質疑があり、当局から、保育人材の掘り起こしのために2人分の補正を計上するが、昨年度の実績を踏まえ、ハローワークを通して公募するとの答弁がありました。
また、予定募集人員を超える応募があった際の対応について問う質疑があり、当局から、同事業内で保育資格を有しない方の人材育成事業を実施するので、充当の振りかえや、私立保育園の受け入れ体制を勘案する中で検討したいとの答弁がありました。
これを踏まえ、保育士資格を有しない方の育成業務の内容を問う質疑があり、当局から、保育士の周辺業務の補助を行うものであるとの答弁がされました。
そのほか、子育て応援情報集約・発信事業の概要の確認、さくら園の作業療法士謝礼の増額理由の確認がされました。
次に、第4款衛生費については、地域少子化対策強化事業の子育てサロン開設に伴う庁用器具購入費の内容が確認されたほか、質疑はありませんでした。
次に、第10款教育費については、教育指導費の消耗品費及び市立幼稚園管理事業の備品購入費について内容が確認されたほか、質疑はありませんでした。
以上が論議の概要で、討論はなく、採決の結果、市議第17号歳出中、本委員会所管部分は全会一致で原案を可決すべしと決定いたしました。
以上で常任福祉文教委員会の審査報告を終わります。
○議長(稲葉富士憲 君)ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。
まず、常任総務委員会関係について質疑を行います。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)質疑なしと認めます。
次に、常任観光建設委員会関係について質疑を行います。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)質疑なしと認めます。
次に、常任福祉文教委員会関係について質疑を行います。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する各常任委員会の審査報告は、いずれも原案可決であります。本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉富士憲 君)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉富士憲 君)
△日程第5、市認第9号 平成28年度伊東市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、市認第10号 平成28年度伊東市
土地取得特別会計歳入歳出決算、市認第11号 平成28年度伊東市
霊園事業特別会計歳入歳出決算及び市認第14号 平成28年度伊東市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、以上4件を一括議題といたします。
常任総務委員会の審査報告を求めます。
◎17番(常任総務委員長 長沢正 君)自席にて失礼いたします。
ただいま議題となりました特別会計決算4件につきまして、常任総務委員会における審査の概要を申し上げます。
市認第9号 平成28年度伊東市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、市認第10号 平成28年度伊東市
土地取得特別会計歳入歳出決算、市認第14号 平成28年度伊東市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきましては、ともに質疑、討論ともなく、採決の結果、全会一致で認定すべしと決定いたしました。
市認第11号 平成28年度伊東市
霊園事業特別会計歳入歳出決算につきましては、墓所の募集区画及び使用決定状況の確認がされたほか、質疑はなく、討論もなく、採決の結果、全会一致で認定すべしと決定いたしました。
以上で常任総務委員会の審査報告を終わります。
○議長(稲葉富士憲 君)ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
これより4件一括討論に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本決算4件に対する常任総務委員会の審査報告は、いずれも認定であります。本決算4件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉富士憲 君)挙手全員であります。よって、本決算4件は認定することに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉富士憲 君)
△日程第6、市認第7号 平成28年度伊東市
下水道事業特別会計歳入歳出決算、市認第8号 平成28年度伊東市
競輪事業特別会計歳入歳出決算、市議第16号 平成28年度伊東市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び市認第16号 平成28年度伊東市水道事業会計決算、以上4件を一括議題といたします。
常任観光建設委員会の審査報告を求めます。
◎16番(常任観光建設委員長 鳥居康子 君)自席にて失礼いたします。
ただいま議題となりました特別会計決算2件、単行議案1件及び水道事業会計決算につきまして、常任観光建設委員会における審査の概要を報告いたします。
まず、市認第7号 平成28年度伊東市
下水道事業特別会計歳入歳出決算、市認第8号 平成28年度伊東市
競輪事業特別会計歳入歳出決算、市議第16号 平成28年度伊東市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び市認第16号 平成28年度伊東市水道事業会計決算につきましては、ともに質疑、討論はなく、採決の結果、市議第16号は全会一致で原案を可決すべしと、市認第7号、市認第8号及び市認第16号は、それぞれ全会一致で認定すべしと決定いたしました。
以上で常任観光建設委員会の審査報告を終わります。
○議長(稲葉富士憲 君)ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
これより4件一括討論に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案1件及び本決算3件に対する常任観光建設委員会の審査報告は、いずれも原案可決または認定であります。
採決は2つに分けて行います。
まず、市認第7号及び市認第8号、以上2件について一括採決いたします。本決算2件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉富士憲 君)挙手全員であります。よって、本決算2件は認定することに決定いたしました。
次に、市議第16号及び市認第16号、以上2件について一括採決いたします。本案及び本決算は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉富士憲 君)挙手全員であります。よって、本案及び本決算は原案のとおり可決または認定することに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉富士憲 君)
△日程第7、市認第12号 平成28年度伊東市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算、市認第13号 平成28年度伊東市
介護老人保健施設特別会計歳入歳出決算及び市認第15号 平成28年度伊東市病院事業会計決算、以上3件を一括議題といたします。
常任福祉文教委員会の審査報告を求めます。
〔2番 稲葉正仁君登壇〕
◎2番(常任福祉文教委員長 稲葉正仁 君)ただいま議題となりました常任福祉文教委員会所管の特別会計歳入歳出決算2件及び病院事業会計決算について、審査の概要を報告いたします。
まず、市認第12号 平成28年度伊東市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
地域介護予防活動支援事業において、前年度に比べ増額決算となった要因を問う質疑があり、当局から、居場所づくりの事業において、平成27年度は住民が主体となって立ち上げた居場所が1カ所であったが、平成28年度は14カ所にふえたことが大きな要因であるとの答弁がありました。
また、生活支援体制整備事業に関し、生活支援サービスの利用料金の設定について問う質疑があり、ごみ出しなどの10分程度の利用についてはボランティアで行ってもらうが、外出時の同行や粗大ごみ等の搬出などの時間を要する利用については、交通費を含み1時間1,000円程度で設定しているとの答弁がありました。
このほか、介護認定調査等事業の主治医意見書作成依頼件数と認定調査委託件数の乖離の理由についてや、介護予防の各事業に関し、参加者の構成についての確認がされました。
以上が質疑の概要であり、討論はなく、採決の結果、市認第12号は全会一致で認定すべしと決定いたしました。
次に、市認第13号 平成28年度伊東市
介護老人保健施設特別会計歳入歳出決算及び市認第15号 平成28年度伊東市病院事業会計決算につきましては、質疑、討論ともなく、採決の結果、それぞれ全会一致で認定すべしと決定いたしました。
以上で常任福祉文教委員会の審査報告を終わります。
○議長(稲葉富士憲 君)ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
これより3件一括討論に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本決算3件に対する常任福祉文教委員会の審査報告は、いずれも認定であります。本決算3件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉富士憲 君)挙手全員であります。よって、本決算3件は認定することに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉富士憲 君)
△日程第8、市認第6号 平成28年度伊東市一般会計歳入歳出決算を議題といたします。
各常任委員会の審査報告を求めます。
まず、常任総務委員会の審査報告を求めます。
〔17番 長沢 正君登壇〕
◎17番(常任総務委員長 長沢正 君)ただいま議題となりました市認第6号 平成28年度伊東市一般会計歳入歳出決算における常任総務委員会所管部分について、その審査の概要を報告いたします。
まず、歳出から申し上げます。
第1款議会費、第3款民生費、第12款公債費、第13款諸支出金及び第14款予備費につきましては、質疑はありませんでした。
次に、第2款総務費のうち、本委員会所管部分について申し上げます。
まず、職員研修事業において実施した特別研修の内容を問う質疑があり、当局から、滞納整理、道路構造物管理、行政不服審査法、固定資産税課税等の実務研修のほか、資質向上のための法制執務研修、接遇向上講座等があり、また、本市のまちづくりに資するために先進都市を視察する持ち帰り研修があるとの答弁がありました。
次に、市民相談事業に関し、相談件数の推移及び傾向を問う質疑並びに一般相談の受付窓口を確認する旨の質疑があり、当局から、年500件を上回る件数で推移しているが、相談件数に占める高齢者の割合が高いことから、細やかな相談をするよう心がけているとの答弁があり、さらに、市民サービスセンターにおいて一般相談を受け付け、内容を把握することで、担当課に相談を引き継げるよう庁内各課で連携体制をとっているとの答弁がありました。
この答弁を受け、窓口は来庁者の目にとまる場所に設置したほうが相談しやすい環境を整備できるのではないかとして見解を問う旨の質疑があり、当局から、相談内容によっては人目を気にされる方もいらっしゃることから、現状、個室での相談となっているが、両方の長所と短所を考慮して対応していきたいとの答弁がありました。
次に、静岡地方税滞納整理機構への移管件数の推移が確認された上で、移管によりどのように収納率の向上が図られているのかを問う質疑があり、当局から、滞納整理機構の職員については、構成市町からの派遣職員に加え、税理士や金融機関の方、警察OB等の顧問職が設置されていることから、徴収事務に関し専門的な見地から納税折衝を行うことができ、また、市単位では実施困難な広範にわたる財産調査等を行うことができるため、徴収困難な滞納事案を処理し、収納率の向上を図ることができるとの答弁がありました。
このほかに、消費者教育推進事業の内容及び事業評価を問う旨の質疑、市民参画推進事業の実施体制及び相談会の開催状況を問う質疑がありました。
次に、第4款衛生費のうち、本委員会所管部分について申し上げます。
まず、対島地区一般廃棄物収集運搬業務委託事業について、直営収集と比較したときの費用対効果及びごみ収集業務の委託の方向性を問う旨の質疑があり、当局から、人件費での比較はできないものの、従来、対島地区がパッカー車4台と職員8人で収集していた場合の人件費と委託料を比較すると、対島地区に係る委託料5,248万8,000円は人件費で賄うことができる金額であり、さらに、人件費以外では、燃料費や自動車借上料などの約2,200万円の減、ペットボトルのステーション収集により処理に係る支出が収入に転じている点なども考慮すると、委託により経費を削減できる見通しであり、また、当分の間は退職不補充にてごみ収集業務の委託化を検討、推進していくとの答弁がありました。
次に、ごみの減量化に取り組む中、搬入量の増加傾向についてどのように分析しているのかを問う旨の質疑があり、当局から、経済活動と事業系ごみの搬入量は相関するが、事業系一般廃棄物の搬入量が増加している現況を、経済活動が活発になったと判断するまでには至らないため、事業系ごみの増減を注視する中で、事業者に対してリサイクル、リユースを啓発していきたいとの答弁がありました。
この答弁を受け、委員から、搬入量の推移を詳細にデータ化することで増減の要因や傾向を捉えていただきたいとの意見がありました。
続いて、委員から、焼却灰溶融固化運搬処理委託事業に関し、焼却灰の搬出量が確認された後、委員から、運搬先が近ければ経費を抑制できるものの、受け入れの可否によっては埋め立てをするしかないという厳しい事情があることを踏まえ、委託事業者の選定について今後の見通しを問う質疑があり、当局から、事業者としても処理能力に限界があり、新たな受け入れ施設を建設するとのことであるが、委託先を数カ所に分けている自治体もあることから、リスク分散のために新たな事業者を開拓していく必要性があると認識しているとの答弁がありました。
次に、第8款土木費のうち、本委員会所管部分につきましては、緊急経済雇用対策事業に関し、各部課からの要望及び予算配分の状況を問う旨の確認がされたほか、質疑はありませんでした。
次に、第9款消防費につきましては、消防団関係施設改修事業に関し、各分団における改修内容、補助率等が確認されたほか、質疑はありませんでした。
続きまして、歳入に関し申し上げます。
まず、第1款市税について申し上げます。市民税納税義務者の推移に関し、個人が増加している一方で、法人が減少している状況を確認する質疑があり、当局から、資本金が10億円超えから50億円以下の7号及び8号法人を初めとした大規模法人がふえているが、1,000万円以下の1号法人が79法人減少していることが要因であるとの答弁がありました。
次に、第2款地方譲与税から第21款市債までについて申し上げます。委員から、地方消費税交付金の減額要因を問う質疑があり、当局から、平成28年度前半に円高が進んだことにより、輸入品にかかる消費税が円換算で減少し、全国的に清算金の配分が減少したことが要因であるとの答弁がありました。
以上が論議の概要で、討論に入り、非常にいろいろな要素があり、判断が難しい状況であったが、多くある新規事業の経過を注視する中で、賛成するとの討論がありました。
採決の結果、市認第6号中、本委員会所管部分については全会一致で認定すべしと決定いたしました。
以上で常任総務委員会の審査報告を終わります。
○議長(稲葉富士憲 君)次に、常任観光建設委員会の審査報告を求めます。
〔16番 鳥居康子君登壇〕
◎16番(常任観光建設委員長 鳥居康子 君)ただいま議題となっております市認第6号 平成28年度伊東市一般会計歳入歳出決算における常任観光建設委員会の歳出所管部分について、その審査の概要を報告いたします。
まず、第2款総務費第1項総務管理費第11目住居表示整備費及び第17目地域応急処理費については、質疑はなく、続く第21目健康保養地づくり推進費について、まず、委員から、温泉リゾート地魅力強化事業に関し、Googleインドアビューを活用した事業について内容を問う質疑があり、当局から、小室山公園つつじ園の1カ所で、通常のグーグルマップが昼間の風景であるのに対し、夜にツツジをライトアップした風景を設定しており、また、特に掲載期間の制限がないため、現在も閲覧可能であるとの答弁がありました。
このほか、健康・温泉施設利活用事業に関する質疑などがありました。
第4款衛生費第2項清掃費第5目地域汚水処理費及び第5款労働費については、質疑はありませんでした。
次に、第6款農林水産業費について申し上げます。
まず、農業費に関し、農業委員会で扱った農地以外への転用面積と耕地面積の関連性が確認された上で、委員から、耕地面積が前年度に比べて減少した理由を問う質疑があり、当局から、農業をする方が減り、農地が転用されたことが主な要因であるとの答弁がありました。
続いて、委員から、本市の農業振興に当たっては水利の確保が問題となるとして、市の見解を問う質疑があり、当局から、水路が整備されている地区もあるが、本市は、高低差がある地形である上、農地が点在しているため、整備には費用がかかることから、農地として使用できない場所は非農地化していただき、農地として使用できる場所は生かしていく中で、農地を集約して大規模化していく旨の答弁がありました。
次に、有害鳥獣対策に関し、委員から、猟友会も高齢化が進み、会員数の減少が見込まれるとして、補助金以外での有害鳥獣対策及び駆除で発生した肉の処理について市の考えを問う旨の質疑があり、当局から、市で臨時職員を2人雇用して駆除に当たっており、処理する際は産業課全体で協力体制をとっている。また、現在、天城で市民団体が駆除を行っており、今後、簡易的な食肉加工施設をつくり、天城の鹿肉をブランドとして販売する予定であるので、その際には市も積極的に支援するとの答弁がありました。
このほか、旧消防庁舎跡地の利活用について問う質疑がありました。
次に、第7款観光商工費について申し上げます。
まず、スポーツ誘客推進事業について、委員から、ダイビングプロモーション事業は毎年度実施しているが、28年度は「あまんちゅ!」との相乗効果が期待されたとして、誘客への影響を問う質疑があり、当局から、ダイバーが顕著に増加したという報告はないが、水中ロゲイニングは好評であったとの答弁がありました。
この答弁を受け、委員から、「あまんちゅ!」がダイビングを始めるきっかけとなり得ることから、ダイビング初心者向けの事業を検討していただきたい旨の意見がありました。
次に、按針祭執行事業について、委員から、7年ぶりに復活したパレードをナイトパレードとしたことによる効果について問う質疑があり、当局から、参加者等の体調面への配慮をするとともに、宿泊への効果も期待して夜に実施したが、見物客は約1万人となり、想定以上であったとの答弁がありました。
続いて、委員から、按針祭の歴史的背景を踏まえ、文化面からの強化やインバウンドを意識することも必要ではないかとして、今後の事業展開について問う旨の質疑があり、当局から、現在は按針祭とインバウンドを直接結びつけていないが、インバウンド客はその地域の歴史文化を好む傾向があることから、今後は検討していくとともに、市民の行事でもあるので、市民向けの催し物を強化したいと考えているとの答弁がありました。
次に、委員から、伊東温泉イメージアップ事業の宇佐美地区みかん狩り訪問宣伝及び伊東温泉観光振興事業の各種歓迎及び看板装飾事業に関し、宇佐美駅前に多言語表記の案内看板がないことから、市の見解を問う旨の質疑があり、当局から、駅前に市有地がないことが一番大きな障害であるが、地域の要望を聞く中で検討していきたいとの答弁がありました。
このほか、各市営駐車場の管理運営事業費についての質疑や、市営海浜プール管理運営事業に関し、プールの料金設定についての質疑などがありました。
次に、第8款土木費のうち第1項土木管理費第30目緊急経済雇用対策費を除く部分について及び第11款災害復旧費については、ともに質疑はありませんでした。
以上が質疑の概要であり、討論はなく、採決の結果、市認第6号歳出中、本委員会所管部分については全会一致で認定すべしと決定いたしました。
以上で常任観光建設委員会の審査報告を終わります。
○議長(稲葉富士憲 君)次に、常任福祉文教委員会の審査報告を求めます。
〔2番 稲葉正仁君登壇〕
◎2番(常任福祉文教委員長 稲葉正仁 君)ただいま議題となっております市認第6号 平成28年度伊東市一般会計歳入歳出決算における常任福祉文教委員会の歳出所管部分について、審査の概要を報告いたします。
最初に、第2款総務費については、質疑はありませんでした。
次に、第3款民生費について申し上げます。
委員から、婦人保護事業に関し、増加傾向にある相談件数への対応として相談体制を問う質疑があり、当局から、現在、女性相談員は1名いるが、今後も相談件数の増加が見込まれることから、増員が必要であると考えるものの、現状はケースワーカーにより補完的に対応しているとの答弁がありました。
次に、地域自立生活支援事業の配食サービスについて、利用者数及び配食数の減少理由を問う質疑があり、当局から、一般会計で実施していた当該事業については、平成29年度から開始した介護予防・日常生活支援総合事業の中で見守り事業として位置づけられたことから、利用者については、平成28年度中に身体の状況等に応じ順次介護保険事業に移行したことにより減少したものであるとの答弁がありました。
そのほか、生活困窮者自立支援事業のくらし相談センター「こころ」における相談状況及び相談体制を問う質疑、介護ロボット導入促進事業に関し、各事業所の使用状況を問う質疑、保健福祉センターの管理状況の確認がされました。
次に、第4款衛生費について申し上げます。
委員から、地域少子化対策強化事業において、産後ケア事業のショートステイ・デイサービス事業に関し、利用状況が確認された後、子育てサロン事業及び親性準備教育事業の実施内容を問う質疑、また、これら事業の役割及び今後の方針を問う旨の質疑があり、当局から、子育てサロンは、平成28年度に川奈地区に1カ所、月4回程度の事業を実施しており、また、親性準備教育事業は、中学生及び高校生を対象として、生後四・五カ月の乳児及び母親が助産師や保健師とともに学校に出向く事業であり、授業の一環として、生徒が乳児と触れ合う機会を創出することで父性及び母性を育む事業であるとの答弁がありました。
続いて、今後の方針について、これらの地域少子化対策事業は、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援を実施するとともに、親性準備教育事業については、将来子供を産み育てることの大切さを学ぶための重要な事業であると認識しており、今後も引き続き取り組んでいきたいとの答弁がありました。
次に、第10款教育費について申し上げます。
ICT活用教育推進事業に関し、検証結果及び今後の計画について問う旨の質疑があり、当局から、文部科学省の委託を受け、東小学校及び旭小学校で実施された事業で、特に算数の授業などでタブレットを1人1台利用し授業を行ったが、テレビを整備したことで視聴覚的に掲示することができ、操作能力及び理解力の向上等に効果があったとの答弁があり、また、今後についても、全校的に無線LANを整備するとともに、パソコンや大型テレビ等の配置も計画的に進めていくとの答弁がありました。
次に、委員から、図書館の蔵書管理及び読書スペース等の利用状況についての質疑があり、当局から、蔵書の管理については、約7万冊の書籍が開架され、残りの約12万冊は閉架書庫に保管されている状況にあるが、閉架書庫の収蔵スペースも限界に近く、全体として手狭感が否めない状況にあるとの答弁がありました。
また、読書スペースについて、テスト期間や受験シーズンなどには学生専用の学習スペースとして会議室等を開放し、学生とほかの利用者の利便性を図っているとの答弁がありました。
そのほか、いじめ・不登校対策事業における専門家のかかわり方に関する確認、幼稚園施設改修等事業の内容の確認、移動図書館の利用状況及びブックスタートの実績の確認がされました。
以上が質疑の概要であり、討論はなく、採決の結果、市認第6号歳出中、本委員会所管部分は全会一致で認定すべしと決定いたしました。
以上で常任福祉文教委員会の審査報告を終わります。
○議長(稲葉富士憲 君)10分間ほど休憩いたします。
午前10時57分休憩
───────────
午前11時 8分再開
○議長(稲葉富士憲 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。
まず、常任総務委員会関係について質疑を行います。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)質疑なしと認めます。
次に、常任観光建設委員会関係について質疑を行います。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)質疑なしと認めます。
次に、常任福祉文教委員会関係について質疑を行います。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の通告がありますので、まず、19番 井戸清司君の発言を許します。
〔19番 井戸清司君登壇〕
◆19番(井戸清司 君)ただいま議題となっております市認第6号 平成28年度伊東市一般会計歳入歳出決算に対し、正風改革クラブを代表し、認定する立場で討論させていただきます。
平成28年度一般会計予算現額は283億721万9,000円と、当初予算に対し26億4,721万9,000円の増額予算とし、地方創生や一億総活躍社会の実現に向けた地方創生加速化交付金の活用、さらには事務事業の集中的な見直しを行うことによる行財政改革により、自主財源の確保も職員の努力等により改善してきたことに対し大いに評価するものでございます。
また、厳しい財政運営が続いてきた中におきましても、緩やかな景気回復により市税収入が1.1%増、額にして1億1,859万2,122円と伸びを示し、財政調整基金や減債基金などの一般会計における基金残高は28年度末で52億9,598万5,000円となり、一般会計への繰り出しができるまで回復するとともに、市債の償還や大規模事業の財源に充てるための基金も確保できるなど、安定した財政運営がなされる状況にあることに対しても大いに評価するところであります。しかしながら、決算カードから読み取りますと、財政力指数は、平成26年度から28年度までの3カ年平均では0.76と県平均0.86を下回っており、静岡市、浜松市を除く県内21市中16位と低く、普通交付税に対する依存度は依然大きなものとなっており、市税収入を軸に自主財源の比率を高めるために、今まで以上に積極的な市内経済の活性化に向けた取り組みを推進していかなければならないことがうかがわれます。
社会保障費におきましては、平成29年度8月末時点におきまして65歳以上の高齢化率が40.5%に達しており、75歳以上の高齢化率は20%に達するなど、超高齢化社会に突入しており、民生費につきましては104億5,253万3,366円の決算となっており、対27年度において本決算では9.4%、額にして8億9,457万3,498円の増と社会保障費はふえ続ける一方であり、この社会保障費を抑制していくためには、市内の経済発展はもちろんのこと、それに伴う若者の雇用対策、地域独自の子育て施策などの次世代に係る事業や介護予防事業などの高齢者に優しい施策展開、また、市民や地元企業などのボランティアなどによる自助、共助に対する取り組みが必要不可欠であるとともに、安心・安全に暮らせるインフラ事業も重要であり、本市独自の施策展開を進め、国・県のさまざまな補助制度を活用し、観光商工における施策はもとより、少子化対策、防災・減災対策、地域ブランドの創生、移住・定住対策など、まち・ひと・しごと創生ビジョンに係るさまざまな施策展開を推進し、本市の未来像をつくり上げていかなければならないと考えます。特に、子育てや介護予防などの事業につきましては、職員の増員や保育士の増員も含め改善していかなければならないと考えます。
小野市長におかれましては、本決算を踏まえ、公約であります3本の柱、「みんながつくる伊東市」、「みんなが楽しい伊東市」、「みんなが暮らす伊東市」の実現に向けて、総合戦略と長期ビジョンを確固たるものにするとともに、より具体的で効果的な施策を実行することで強い伊東市をつくり、豊かさの維持向上を図り、地方創生、国土強靱化の調和を図りながら、両者の相乗効果を高めることにより本市のさらなる活性化に努め、平成30年度の予算編成に反映させていただきますようお願い申し上げまして、本決算に対し認定の討論とさせていただきます。
○議長(稲葉富士憲 君)次に、7番 重岡秀子君の発言を許します。
〔7番 重岡秀子君登壇〕
◆7番(重岡秀子 君)私は、日本共産党会派を代表し、市認第6号 平成28年度伊東市一般会計歳入歳出決算について、認定する立場から討論をいたします。
この討論をするに当たり、改めて決算の評価の難しさを感じました。地方自治体は常にたくさんの矛盾を抱えながら日々事業を行っているわけですが、それは地方分権といっても大きな国政の波の中にいるということ、特に伊東市のような観光産業中心のまちは国内外の経済の影響を大変受けやすいこと、また、子育てや医療、介護といった福祉分野でも、国の社会保障制度の動向、政策の枠の中で事業を推進せざるを得ない現実を無視できないからです。
そのような前提で決算全体を見ますと、歳入決算額は277億5,473万円で、前年度比5.2%増となっておりますが、前年度比だけでなく、ここ数年、決算額の規模が大きくなっていると感じます。一方、自主財源の中心であり、市内経済を大きく反映する市税収入は、28年度決算では前年度を1.1%上回っていますが、ややふえてきているという状況で、簡単には喜べません。これを10年間のスパン、私が議員になった19年度、ちょうど税制改正で税源移譲があった年ですが、この年と比べると市民税収入は約5.6億円減少しています。しかし、19年度の歳入決算額は224億円にとどまっています。つまり、市民税収入は減少、これは固定資産税の減少を加えればさらに大きな減少です。一方、歳入決算は大きく膨らんでいるという特徴があります。
また、職員数を比べると、広域化した消防職員数を除いて計算しても、19年当時と比べると95人ほど削減されています。給与総額では約17億円も減少しています。もちろん、臨時職員などで仕事を補っていると考えますが、歳入決算は膨らんでいるということは、それだけ事業がふえ、仕事量がふえているということになります。仕事量はふえているのに職員は減っている、そこで委託や指定管理も進めてきたと考えますが、さらに、マイナンバー制度の導入やたび重なる臨時福祉給付金などの事業、地方創生や少子化対策などの事業で仕事量はさらに増しているのが現状ではないでしょうか。私たちが行政に感じる問題点、課題の多くは、こうした仕組み、背景に起因していることが多いのではないかと改めて思います。
さて、そうした中で、28年度には学校給食センター建設によって市民待望の中学校給食を実現したことは評価するものです。しかし、小学校5校も同時にセンター給食に移行したことについては、さまざまな問題を指摘してまいりましたが、限られた条件の中で地産地消を追求するなどの施策は評価できるものと考えます。今後も、現場の教職員や子供たちの声を聞き、センター給食の中でも改善できることは進んで追求していただきたいと思います。
また、対島地区のごみ収集委託事業も27年10月から開始され、28年度決算では年間の事業費で決算がされましたが、決算大綱質疑や総務委員会の審議では、民間委託のメリットがいま一つはっきりしませんでした。民間委託の目的は、民間のノウハウを活用した市民サービスの向上や行政コストの削減と言われますが、5地区のごみ収集コストを人件費で見たとき、人件費700万円の職員8人として計算するという答弁がありました。しかし、実際には、ふえた事業はペットボトルのステーション回収であり、また、臨時職員の削減とともに実施された事業なので、そのコスト計算も納得がいかないものがあります。また、臨時職員が一部民間に正規で採用されたことは事実ですが、その待遇が向上したのか、その検証はされていないようです。また、この委託事業によってどのぐらい雇用が拡大されたのかもはっきりしません。大事なことは、税金が投入される事業ですから、その税金が適切に生かされているのか、何らかの方法で検証する必要があるということです。
ことし2月、兵庫県の加西市で公契約条例の視察をさせていただきましたが、指定管理や委託先の業者の賃金を報告させ、点検していて、行政事務は大変ですが、重要な施策と考えました。ごみ収集やリサイクル業者の必要性、本市で果たしている役割の重要性もあると思いますし、公共事業を任せることによって民間業者を育成していく狙いもあると思いますが、今後も委託の拡大計画があるということですので、その狙いをはっきりさせていただきたいこと、また、高齢者の戸別収集などの福祉収集の計画などもあわせて、直営でのごみ収集の位置づけも検討していただきたいと思います。
先日、郵便局の方が、民間でできるものは民間でと言って郵政民営化がされたが、民間はもうからないことはやらない、どれだけ地方の郵便局がなくなったかと言っていました。職員が減れば市民サービスの低下や地方創生など、市独自事業が十分進まないことは必至です。ぜひ職員削減については今後も慎重な判断をすべきと考えます。
さて、一般質問の中で市営住宅の待機者の問題も取り上げられていましたが、住宅に関する施策は、年金が少ない高齢者や給与所得が少ない現役世代を支援するためにも重要な施策と考えます。28年度も、そして本年度の現在も、首を長くして入居を待っている多くの待機者がいます。新たな市営住宅を建設してほしいというわけではなく、今ある空室がリフォームされれば待機者を減らせる条件はあるわけですので、市内経済の振興にもつながるこの予算はぜひ拡大していただきたいと思います。
限られた財源、職員数の中でどのような事業に力を入れていくか、今問われていることはこの点だと思います。それを決めていくのはやはり市民の生活実態であり、市民の声であり、また、伊東というこのまちの特徴を生かしたまちづくりのビジョンです。さきに申し上げたような仕事の多忙化の中で、ともすれば目の前の事業をこなすことで精いっぱいになりがちかもしれませんが、やはり事業のP・D・C・Aは重要です。そうした意味では、私たち議会も、特にそのうちのC、チェック機能をさらに働かさなければなりません。28年度予算が出されたとき、新規事業が多く、その中には市民サービスの向上につながるものも多いと感じ、その経過を見守りたいと考えましたが、十分その調査活動ができなかったことを私自身反省しています。そうした自戒の念も込めながら、平成28年度伊東市一般会計歳入歳出決算について認定する討論といたします。
○議長(稲葉富士憲 君)以上で通告による討論は終わりました。
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本決算に対する各常任委員会の審査報告は、いずれも認定であります。本決算は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○議長(稲葉富士憲 君)起立全員であります。よって、本決算は認定することに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉富士憲 君)
△日程第9、市議第21号 平成29年度伊東市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎総務部長(浜野義則 君)市議第21号 平成29年度伊東市一般会計補正予算(第5号)について説明いたします。
本補正予算は、去る9月28日の衆議院の解散に伴い、10月10日公示、10月22日投開票で実施される衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に係る執行経費を補正するものであります。議案をごらんください。
まず、条文より申し上げます。第1条は歳入歳出予算の補正の定めで、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,278万4,000円を追加し、補正後の額を262億8,988万8,000円といたします。第2項におきまして、補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算補正によることと定めます。
それでは、補正予算の概要を説明いたします。事項別明細書7ページの歳出をごらん願います。第2款総務費第4項選挙費第9目衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査費の事業1は、選挙事務従事職員の時間外勤務手当と休日勤務手当の計上であります。事業2の1節は投票及び開票管理者並びに投票及び開票立会人の報酬などを計上いたしました。7節は準備事務及び投開票事務のための臨時職員賃金が、8節はポスター掲示場用地の借用の謝礼が主なもので、9節は選挙執行に係るチラシ等に要する職員等の旅費を計上するものであります。11節の消耗品費はポスター掲示板や投票所、開票所の事務用品等の経費を、燃料費は準備事務等に要する車両の燃料代を、食糧費は投票管理者、立会人等に供する食事代を、印刷製本費は投票所入場券等の印刷代を、修繕料は投開票所の改修等の経費を計上しております。12節の通信運搬費は投票所入場券の郵送料等の計上であり、手数料は選挙公報の新聞折り込みや投票用紙計数機などの調整に要する経費を計上するものであります。13節の委託料は市内171カ所のポスター掲示場設置委託料や、投票所入場券のデータを読み取るシステムを今回の選挙に合わせて修正整備するための選挙システム整備委託料などを計上いたします。
10ページにかけましての14節の使用料は投票率集計システムの使用料で、会場借上料は投票所及び個人演説会公営施設借上料が主なもので、自動車借上料は投票事務従事者などを輸送する営業用自動車の借上料を、機械器具借上料は事務局及び開票所で使用するコピー機の借上料を計上するものであります。18節の庁用器具購入費は投開票所で使用する会議机や投票用紙の記載台等を購入し、機械器具購入費では投票用紙計数機や交付機、最高裁判所裁判官国民審査用の分類機の増設ユニットなどを購入いたします。
以上で歳出の説明を終わり、続きまして歳入について説明いたします。事項別明細書5ページをごらん願います。第14款国庫支出金第3項委託金第1目総務費委託金の4節は、衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の執行経費の全額を国から受け入れるものであります。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(稲葉富士憲 君)これより質疑に入ります。質疑は全般について行います。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。本案につきましては、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)ご異議なしと認めます。よって、本案につきましては、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
市議第21号は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉富士憲 君)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉富士憲 君)
△日程第10、市選第18号 教育委員会委員任命の同意についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
〔市長 小野達也君登壇〕
◎市長(小野達也 君)市選第18号 教育委員会委員任命の同意についてご説明いたします。
本市教育委員会委員のうち井上靖史氏は、来る10月8日をもって任期満了となりますが、同氏を引き続き任命したいので、よろしくお願いいたします。
○議長(稲葉富士憲 君)お諮りいたします。本件並びにこの後議題となります市選第19号につきましては、人事案件でありますので、申し合わせにより、直ちに採決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉富士憲 君)ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。
直ちに採決いたします。
市選第18号は、任命に同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉富士憲 君)挙手全員であります。よって、本件は任命に同意することに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉富士憲 君)
△日程第11、市選第19号 公平委員会委員選任の同意についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
〔市長 小野達也君登壇〕
◎市長(小野達也 君)市選第19号 公平委員会委員選任の同意について説明いたします。
本市公平委員会委員のうち佐藤直道氏は、来る10月8日をもって任期満了となりますが、同氏を引き続き選任したいので、よろしくお願いいたします。
○議長(稲葉富士憲 君)直ちに採決いたします。
市選第19号は、選任に同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉富士憲 君)挙手全員であります。よって、本件は選任に同意することに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉富士憲 君)一身上の問題でありますので、副議長と交代させていただきます。
暫時休憩いたします。
午前11時31分休憩
───────────
午前11時32分再開
○副議長(佐山正 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
議長にかわりまして、暫時議長職を行います。
━━━━━━━━━━━━
○副議長(佐山正 君)議長 稲葉富士憲君から、議長辞職願が提出されております。
お諮りいたします。この際、本件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(佐山正 君)ご異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、直ちに議題といたします。
稲葉富士憲君の退席を求めます。
〔11番 稲葉富士憲君退場〕
○副議長(佐山正 君)職員をして議長辞職願の朗読をいたさせます。
───────────────
辞 職 願
私儀
一身上の都合により、伊東市議会議長の職を辞したいので、許可されるようお願い申し上げます。
平成29年10月2日
伊東市議会
副議長 佐 山 正 様
伊東市議会
議 長 稲 葉 富士憲
───────────────
○副議長(佐山正 君)お諮りいたします。本件は、申し合わせにより質疑、討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(佐山正 君)ご異議なしと認めます。よって、直ちに採決いたします。
稲葉富士憲君の議長辞職願は、許可することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○副議長(佐山正 君)挙手全員であります。よって、議長辞職願は許可することに決定いたしました。
稲葉富士憲君の入場を許します。
〔11番 稲葉富士憲君入場〕
○副議長(佐山正 君)稲葉富士憲君から挨拶の申し出があります。この際、発言を許します。
〔11番 稲葉富士憲君登壇〕
◆11番(稲葉富士憲 君)議長就任以来1年間、議員諸君及び市当局の皆様の温かいご支援とご協力により大過なく務めることができました。ここに皆様にお礼を申し上げまして、退任の挨拶といたします。本当にありがとうございました。(拍手)
━━━━━━━━━━━━
○副議長(佐山正 君)議長辞職許可に伴い、議長の選挙を行う必要があります。
お諮りいたします。本件を日程に追加し、直ちに議長選挙を行うことにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(佐山正 君)ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━
○副議長(佐山正 君)これより議長選挙を行います。
まず、選挙の方法についてご意見を伺います。
〔「投票」と呼ぶ者あり〕
○副議長(佐山正 君)ただいま投票という声がありますので、本選挙は投票によって行います。
ただいまの出席議員数は19人であります。
投票用紙を配付いたさせます。
〔投 票 用 紙 配 付〕
○副議長(佐山正 君)投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(佐山正 君)配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投 票 箱 点 検〕
○副議長(佐山正 君)異状ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(佐山正 君)異状なしと認めます。
この際、念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ1番議員から順次投票願います。
点呼を命じます。
〔氏 名 点 呼〕
〔投 票〕
○副議長(佐山正 君)投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(佐山正 君)投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
これより開票を行います。
会議規則第32条第2項の規定により、立会人に3番 大川勝弘君、8番 犬飼このり君の両名を指名いたします。両君のお立ち会いをお願いいたします。
〔開 票〕
○副議長(佐山正 君)ただいまの選挙結果を報告いたします。
投票総数19票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち、
有 効 投 票 19票
無 効 投 票 0票
有効投票中、
井 戸 清 司 君 19票
以上のとおりであります。
本選挙の法定得票数は5票であります。よって、井戸清司君が議長に当選されました。
直ちに当選告知をいたします。
暫時休憩いたします。
午前11時43分休憩
───────────
午前11時44分再開
○副議長(佐山正 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
井戸清司君に対し議長の当選告知をいたしましたところ、承諾書が提出されましたので、ご報告いたします。
井戸清司君から挨拶の申し出があります。この際、発言を許します。
〔19番 井戸清司君登壇〕
◆19番(井戸清司 君)ただいま行われました議長選挙におきまして、満票という大変光栄な票をいただきましたことをまずもって御礼申し上げます。ありがとうございました。
議会改革もこれからまだまだ進めなければなりません。そして、今、伊豆高原でも大きな問題があります。こういったものもしっかりと市民の意見を聞いた上で、議会改革、市民の意見、そして声なき声を拾い上げる、吸い上げる、そういった議会運営に徹していきたい、そのように感じている次第でございます。今までにも増して襟を正し、しっかりと議会運営に努めていく所存でございます。ぜひとも議員の皆様におかれましては、今後ともご指導、ご鞭撻、そしてご協力をお願いいたしまして、簡単ではございますけれども、就任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。(拍手)
━━━━━━━━━━━━
○副議長(佐山正 君)新議長と交代いたします。
暫時休憩いたします。
午前11時46分休憩
───────────
午前11時47分再開
○議長(井戸清司 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより議長職を行います。よろしくご協力のほどお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━
○議長(井戸清司 君)副議長 佐山 正君から、副議長辞職願が提出されております。
お諮りいたします。この際、本件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)ご異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、直ちに議題といたします。
佐山 正君の退席を求めます。
〔18番 佐山 正君退場〕
○議長(井戸清司 君)職員をして副議長辞職願の朗読をいたさせます。
───────────────
辞 職 願
私儀
一身上の都合により、伊東市議会副議長の職を辞したいので、許可されるようお願い申し上げます。
平成29年10月2日
伊東市議会
議 長 井 戸 清 司 様
伊東市議会
副議長 佐 山 正
───────────────
○議長(井戸清司 君)お諮りいたします。本件は、申し合わせにより質疑、討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)ご異議なしと認めます。よって、直ちに採決いたします。
佐山 正君の副議長辞職願は、許可することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(井戸清司 君)挙手全員であります。よって、副議長辞職願は許可することに決定いたしました。
佐山 正君の入場を許します。
〔18番 佐山 正君入場〕
○議長(井戸清司 君)佐山 正君から挨拶の申し出があります。この際、発言を許します。
〔18番 佐山 正君登壇〕
◆18番(佐山正 君)1年間、副議長として滞りなく務めさせていただきました。議長のサポート役として何とかできたのではないかなと思います。これも皆様方のご指導、ご協力のもとと感謝しております。ただ、私が感じたのは、1年間議長を見ていて、大変な仕事だなというのを改めて実感いたしました。本当にありがとうございました。(拍手)
━━━━━━━━━━━━
○議長(井戸清司 君)副議長辞職許可に伴い、副議長の選挙を行う必要があります。
お諮りいたします。本件を日程に追加し、直ちに副議長選挙を行うことにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(井戸清司 君)これより副議長選挙を行います。
まず、選挙の方法についてご意見を伺います。
〔「投票」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)ただいま投票という声がありますので、本選挙は投票によって行います。
ただいまの出席議員数は19人であります。
投票用紙を配付いたさせます。
〔投 票 用 紙 配 付〕
○議長(井戸清司 君)投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投 票 箱 点 検〕
○議長(井戸清司 君)異状ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)異状なしと認めます。
この際、念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ1番議員から順次投票願います。
点呼を命じます。
〔氏 名 点 呼〕
〔投 票〕
○議長(井戸清司 君)投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
これより開票を行います。
会議規則第32条第2項の規定により、立会人に4番 青木敬博君、16番 鳥居康子君の両名を指名いたします。両君のお立ち会いをお願いいたします。
〔開 票〕
○議長(井戸清司 君)ただいまの選挙結果を報告いたします。
投票総数19票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち、
有 効 投 票 18票
無 効 投 票 1票
有効投票中、
長 沢 正 君 18票
以上のとおりであります。
本選挙の法定得票数は5票であります。よって、長沢 正君が副議長に当選されました。
直ちに当選告知をいたします。
暫時休憩いたします。
午前11時58分休憩
───────────
午前11時58分再開
○議長(井戸清司 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
長沢 正君に対し副議長の当選告知をいたしましたところ、承諾書が提出されましたので、ご報告いたします。
長沢 正君から挨拶の申し出があります。この際、発言を許します。
〔17番 長沢 正君登壇〕
◆17番(長沢正 君)ただいま副議長の大任を拝命し、身の引き締まる思いであります。今後については、議長を補佐し、円滑な議会運営に努めてまいりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
━━━━━━━━━━━━
○議長(井戸清司 君)暫時休憩いたします。
午後 0時 休憩
───────────
午後 0時 1分再開
○議長(井戸清司 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
━━━━━━━━━━━━
○議長(井戸清司 君)
△日程第12、発選第5号 常任委員会委員の選任についてを議題といたします。
今回の選任は任期満了に伴う後任の選任を行うものであります。
お諮りいたします。常任委員の選任につきましては、委員会条例第5条第1項の規定により、お手元に配付の選任案一覧表のとおり指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)ご異議なしと認めます。よって、常任委員はお手元に配付の選任案一覧表のとおり選任することに決定いたしました。
この際、申し上げます。議長の常任委員につきましては、申し合わせにより、議長職に専念するため、常任委員としての活動は辞退することになりますので、申し添えます。
━━━━━━━━━━━━
○議長(井戸清司 君)
△日程第13、発選第6号 議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
今回の選任は任期満了に伴う後任の選任を行うものであります。
お諮りいたします。議会運営委員の選任につきましては、委員会条例第5条第1項の規定により、お手元に配付の選任案一覧表のとおり指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)ご異議なしと認めます。よって、議会運営委員はお手元に配付の選任案一覧表のとおり選任することに決定いたしました。
───────────────
常任委員会委員及び議会運営委員会委員
選任案一覧表
(議席順)
┌───────────┬───────────────────────────┐
│ 委員会名 │ 委 員 │
├───────────┼─────────────┬─────────────┤
│ │ 横 沢 勇 │ 青 木 敬 博 │
│ ├─────────────┼─────────────┤
│ │ 重 岡 秀 子 │ 山 口 嘉 昭 │
│ 常任総務委員会 ├─────────────┼─────────────┤
│ │ 稲 葉 富士憲 │ 浅 田 良 弘 │
│ ├─────────────┼─────────────┤
│ │ 井 戸 清 司 │ │
├───────────┼─────────────┼─────────────┤
│ │ 稲 葉 正 仁 │ 大 川 勝 弘 │
│ ├─────────────┼─────────────┤
│ 常任観光建設委員会 │ 犬 飼 このり │ 鈴 木 克 政 │
│ ├─────────────┼─────────────┤
│ │ 長 沢 正 │ 佐 山 正 │
├───────────┼─────────────┼─────────────┤
│ │ 中 島 弘 道 │ 佐 藤 龍 彦 │
│ ├─────────────┼─────────────┤
│ 常任福祉文教委員会 │ 杉 本 一 彦 │ 四 宮 和 彦 │
│ ├─────────────┼─────────────┤
│ │ 鳥 居 康 子 │ 土 屋 進 │
└───────────┴─────────────┴─────────────┘
┌───────────┬─────────────┬─────────────┐
│ │ 青 木 敬 博 │ 中 島 弘 道 │
│ ├─────────────┼─────────────┤
│ 議会運営委員会 │ 杉 本 一 彦 │ 山 口 嘉 昭 │
│ ├─────────────┼─────────────┤
│ │ 四 宮 和 彦 │ 土 屋 進 │
└───────────┴─────────────┴─────────────┘
━━━━━━━━━━━━
○議長(井戸清司 君)ただいまの常任委員及び議会運営委員の選任に伴い、委員席指定等のため、これより常任総務委員会、常任観光建設委員会、常任福祉文教委員会、議会運営委員会の順で各委員会を開催いたします。
昼食及び委員会開催のため、午後2時まで休憩いたします。
午後 0時 3分休憩
───────────
午後 2時 再開
○議長(井戸清司 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
各常任委員会及び議会運営委員会における委員長及び副委員長につきましては、お手元に配付の互選結果一覧表のとおり決定いたしましたので、ご報告いたします。
───────────────
常任委員会及び議会運営委員会
委員長及び副委員長互選結果一覧表
┌──────────┬─────────────┬──────────────┐
│ 委員会名 │ 委員長 │ 副委員長 │
├──────────┼─────────────┼──────────────┤
│ 常任総務委員会 │ 稲 葉 富士憲 │ 山 口 嘉 昭 │
├──────────┼─────────────┼──────────────┤
│常任観光建設委員会 │ 佐 山 正 │ 稲 葉 正 仁 │
├──────────┼─────────────┼──────────────┤
│常任福祉文教委員会 │ 鳥 居 康 子 │ 佐 藤 龍 彦 │
├──────────┼─────────────┼──────────────┤
│ 議会運営委員会 │ 土 屋 進 │ 中 島 弘 道 │
└──────────┴─────────────┴──────────────┘
━━━━━━━━━━━━
○議長(井戸清司 君)この際、お諮りいたします。先ほど開催されました各常任委員会及び議会運営委員会における決定に基づき、それぞれ所管事務調査の継続調査について申し出がなされております。この際、本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)ご異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
平成29年度における常任総務委員会、常任観光建設委員会、常任福祉文教委員会及び議会運営委員会の所管事務調査の継続調査について、以上4件を一括議題といたします。
───────────────
常任総務委員会所管事務調査継続調査申出書
本委員会は、下記の事項について所管事務調査を行うことに決定したから通知します。
あわせて本案9件について、平成29年度中の継続調査に付されるよう申し出ます。
平成29年10月2日
伊東市議会議長 井 戸 清 司 様
常任総務委員会
委員長 稲 葉 富士憲
記
1 行政運営及び財政運営に関すること
2 事務の近代化、合理化及び能率化に関すること
3 海外各都市との友好親善に関すること
4 特定の重要施策の企画立案など政策推進に関すること
5 戸籍住民記録の整備に関すること
6 消費生活対策、交通安全及び防災対策に関すること
7 環境保全、清掃行政に関すること
8 市営霊園に関すること
9 国民健康保険及び後期高齢者医療に関すること
以 上
───────────────
常任観光建設委員会所管事務調査継続調査申出書
本委員会は、下記の事項について所管事務調査を行うことに決定したから通知します。
あわせて本案12件について、平成29年度中の継続調査に付されるよう申し出ます。
平成29年10月2日
伊東市議会議長 井 戸 清 司 様
常任観光建設委員会
委員長 佐 山 正
記
1 観光行政に関すること
2 観光施策及び公園の維持管理に関すること
3 農林水産業及び畜産業の振興に関すること
4 労働及び商工業の振興に関すること
5 競輪事業に関すること
6 公営住宅政策に関すること
7 上下水道整備促進に関すること
8 都市計画事業に関すること
9 公園計画及び都市景観に関すること
10 道路、橋梁、河川、港湾その他土木行政に関すること
11 自然保護及び土地対策に関すること
12 伊豆半島ジオパークに関すること
以 上
───────────────
常任福祉文教委員会所管事務調査継続調査申出書
本委員会は、下記の事項について所管事務調査を行うことに決定したから通知します。
あわせて本案5件について、平成29年度中の継続調査に付されるよう申し出ます。
平成29年10月2日
伊東市議会議長 井 戸 清 司 様
常任福祉文教委員会
委員長 鳥 居 康 子
記
1 福祉行政及び介護保険に関すること
2 学校教育行政及び社会教育行政に関すること
3 保健行政に関すること
4 介護老人保健施設に関すること
5 病院事業に関すること
以 上
───────────────
議会運営委員会所管事務調査継続調査申出書
本委員会は、下記の事項について所管事務調査を行うことに決定したから通知します。
あわせて本案3件について、平成29年度中の継続調査に付されるよう申し出ます。
平成29年10月2日
伊東市議会議長 井 戸 清 司 様
議会運営委員会
委員長 土 屋 進
記
1 議会の運営に関すること
2 会議規則、委員会に関する条例等に関すること
3 議長の諮問に関すること
以 上
───────────────
○議長(井戸清司 君)各常任委員会及び議会運営委員会から、お手元に配付いたしました申出書のとおり、議会閉会中の継続調査に付されたいとの申し出があります。
お諮りいたします。本案4件は、各常任委員会及び議会運営委員会の申し出のとおり、議会閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)ご異議なしと認め、本案4件は議会閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(井戸清司 君)お諮りいたします。本日、市長から、市選第20号 監査委員選任の同意についてが提出されました。この際、本件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)ご異議なしと認めます。よって、市選第20号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(井戸清司 君)市選第20号 監査委員選任の同意についてを議題といたします。
鈴木克政君の退席を求めます。
〔14番 鈴木克政君退場〕
○議長(井戸清司 君)当局の説明を求めます。
〔市長 小野達也君登壇〕
◎市長(小野達也 君)市選第20号 監査委員選任の同意について説明いたします。
本市監査委員のうち、市議会議員より選任されておりました土屋 進氏は、平成29年10月2日をもって退任されます。つきましては、後任委員として、市議会議員のうちから、伊東市和田一丁目2番8号、鈴木克政氏を選任したいので、よろしくお願いいたします。
○議長(井戸清司 君)お諮りいたします。本件は人事案件でありますので、申し合わせにより、直ちに採決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)ご異議なしと認め、直ちに採決いたします。
市選第20号は、選任に同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(井戸清司 君)挙手全員であります。よって、本件は選任に同意することに決定いたしました。
鈴木克政君の入場を許します。
〔14番 鈴木克政君入場〕
━━━━━━━━━━━━
○議長(井戸清司 君)
△日程第14、発議第3号 精神障害者の交通運賃割引に関する意見書を議題といたします。
───────────────
発議第3号
精神障害者の交通運賃割引に関する意見書
精神障害者の交通運賃割引を求めるため、別紙意見書を内閣総理大臣、厚生労働大臣、国土交通大臣、衆議院事務総長及び参議院議長に提出するものとする。
平成29年10月2日提出
提 出 者
伊東市議会議員
井 戸 清 司
中 島 弘 道
四 宮 和 彦
長 沢 正
重 岡 秀 子
杉 本 一 彦
横 沢 勇
稲 葉 正 仁
………………………………………
精神障害者の交通運賃割引に関する意見書
障害者に対する交通運賃割引は、身体障害者については旧国鉄時代の昭和25年から、身体内部障害者は平成2年から、知的障害者は平成3年から実施されてきた。運賃割引を実施している交通機関等事業種は現在、JR、民間鉄道、航空、旅客船、バス、タクシーのほか高速道路に及んでいる。
しかし、精神障害者については、平成9年から10年にかけて、精神障害者家族の全国団体が主としてJR運賃の割引を求めて大規模な署名運動を実施したが実現せず、以後、全国的には路線バス、民間鉄道などで割引を実施するところがふえるにとどまっている。
なお、現在の家族会組織である全国精神保健福祉会連合会(以下「全福連」という。)が平成27年から平成28年にかけて行った請願署名活動では、62万筆余の署名を集めて国会請願したものの委員会で審査未了となるなど、精神障害者を除外するという体制は基本的には変わっていない。
全福連が署名活動に先立って実施した全国の精神障害者に対するアンケートの調査結果(回答者約4,800人)によると、精神障害者の1カ月の平均収入は約6万円、そして無年金者は約20%に上った。そして、交通費の負担が大変なため「作業所へ行くのをやめた」「どこにも出かけないようにしている」「外出は自転車で行ける範囲」という深刻な実態が明らかになった。
近年、障害者関係の法制は集中的に整備され、とりわけ平成26年1月に我が国が批准した障害者権利条約は、その第20条で「障害者自身が、自ら選択する方法で、自ら選択する時に、かつ、負担しやすい費用で移動することを容易にすること」と明記し、第4条で「障害者に対する差別となる既存の法律、規則、慣習及び慣行を修正し、又は廃止するための全ての適当な措置(立法を含む。)をとること」「この条約と両立しないいかなる行為又は慣行も差し控えること」とうたっている。
この規定によれば、交通機関事業者が運賃の障害者割引制度から精神障害者だけを除外
することは、明らかに条約に反する行為であり、このような状態に対する是正指導は政府・
行政の責任でもある。
よって、国においては、三障害一元化の趣旨を踏まえ、精神障害者保健福祉手帳の所持者に、身体障害、知的障害と同等の運賃割引が速やかに実施されるよう、必要な措置を講ずることを強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成29年10月2日
伊 東 市 議 会
───────────────
○議長(井戸清司 君)この際、お諮りいたします。本案及びこの後議題となります発議第4号の意見書2件につきましては、各会派及び会派に所属していない議員全員による共同の提出でありますので、申し合わせにより説明から質疑、討論までを省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)ご異議なしと認め、直ちに採決いたします。
発議第3号は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)ご異議なしと認めます。よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(井戸清司 君)
△日程第15、発議第4号 道路整備事業に係る補助率等のかさ上げ措置の継続を求める意見書を議題といたします。
───────────────
発議第4号
道路整備事業に係る補助率等のかさ上げ措置の継続を求める意見書
道路整備事業に係る補助率等のかさ上げ措置の継続を求めるため、別紙意見書を内閣総理大臣、財務大臣、国土交通大臣、衆議院事務総長及び参議院議長に提出するものとする。
平成29年10月2日提出
提 出 者
伊東市議会議員
井 戸 清 司
中 島 弘 道
四 宮 和 彦
長 沢 正
重 岡 秀 子
杉 本 一 彦
横 沢 勇
稲 葉 正 仁
………………………………………
道路整備事業に係る補助率等のかさ上げ措置の継続を求める意見書
当市は、西に天城山系を抱え平坦地の少ない急峻な地勢であるため、道路は市民生活を支える基礎的な社会基盤であり、地域経済活動や社会活動に大きく影響を与える要因である。
道路整備については、日々、鋭意推進しているが、狭隘道路や通学路の未整備箇所も多く存在し、当市の市道舗装率は76.4%、改良率は68.5%と道路改良を必要とする状況であり、さらに、南海トラフ地震などの大規模災害に対する防災・減災対策や老朽化対策など安心・安全の確保は喫緊の課題となっている。
また、道路ネットワークにおける幹線道路の交通基盤整備は伊豆半島にとって重要であり、伊豆縦貫自動車道、伊豆横断道路の早期全線開通によるフロー効果及びストック効果に期待しているところである。
現在、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律(以下「道路財特法」という。)の規定により、地域高規格道路や交付金事業の補助率等がかさ上げされているが、このかさ上げ規定は平成29年度までの時限措置となっており、平成30年度以降補助率等が低減することになれば、さらなる道路整備の遅延や全力を挙げて取り組んでいる地方創生にも影響を与えることが懸念される。
よって、国においては、平成30年度以降も道路財特法の規定による補助率等のかさ上げを継続するとともに、迅速かつ着実な道路整備の推進を図るために必要な道路関係予算の確保を強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成29年10月2日
伊 東 市 議 会
───────────────
○議長(井戸清司 君)直ちに採決いたします。
発議第4号は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井戸清司 君)ご異議なしと認めます。よって、発議第4号は原案のとおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━
○議長(井戸清司 君)以上をもって日程全部を終了いたしました。
これにて市議会9月定例会を閉議、閉会いたします。
午後 2時 5分閉会
───────────────
以上のとおり会議の次第を記録し、ここに署名する。
平成 年 月 日
議 長 稲 葉 富士憲
副 議 長 佐 山 正
議 長 井 戸 清 司
会議録署名議員 横 沢 勇
稲 葉 正 仁
土 屋 進...