富士宮市議会 > 2021-09-25 >
09月25日-06号

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  1. 富士宮市議会 2021-09-25
    09月25日-06号


    取得元: 富士宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-07-23
    令和 元年  9月 定例会(第3回)                    令 和 元 年                 富士宮市議会9月定例会会議録                     第 6 号                 令和元年9月25日(水曜日)                                       1 議事日程(第6号)              令和元年9月25日(水)午前9時00分 開議  日程第1 一般質問(3人)                                       2 本日の会議に付した事件  議事日程(第6号)に同じ                                       3 出席議員(21名)      1番  渡 辺 佳 正 議員       2番  若 林 志津子 議員      3番  近 藤 千 鶴 議員       4番  辻 村 岳 瑠 議員      5番  細 沢   覚 議員       6番  望 月 則 男 議員      7番  齋 藤 和 文 議員       8番  佐 野 寿 夫 議員      9番  植 松 健 一 議員      10番  野 本 貴 之 議員     11番  中 村 憲 一 議員      12番  深 澤 竜 介 議員     13番  佐 野   孜 議員      14番  佐 野 和 彦 議員     16番  遠 藤 英 明 議員      17番  稲 葉 晃 司 議員     18番  諏訪部 孝 敏 議員      19番  鈴 木   弘 議員     20番  村 瀬   旬 議員      21番  小 松 快 造 議員     22番  松 永 孝 男 議員                                       4 欠席議員(1名)     15番  諸 星 孝 子 議員                                       5 事務局職員出席者(4名)  事 務 局 長  古 郡 和 明 君    事 務 次 長  渡 邉 文 彦 君  議 事 係 長  土 谷 典 子 君    主    査  谷 川 光 基 君                                       6 説明のための出席者(21名)  市    長  須 藤 秀 忠 君    副  市  長  芦 澤 英 治 君  副  市  長  渡 邉 恭 一 君    総 務 部 長  深 澤 秀 人 君  企 画 部 長  篠 原 晃 信 君    財 政 部 長  中 村 日出和 君  市 民 部 長  赤 池 英 明 君    産業振興部長  高 野 裕 章 君  産 業 振興部  植 松 康 夫 君    環 境 部 長  大 原   勝 君  参  事  兼  商工振興課長  保健福祉部長  小 林 博 之 君    都市整備部長  滝 川 日出男 君  兼 福 祉事務  所    長  水 道 部 長  横 山 真 二 君    危 機 管理監  佐 野 俊 寿 君  市 立 病 院  松 永 昌 人 君    行 政 課長兼  佐 野 史 俊 君  事 務 部 長               選 挙 管 理                       委  員  会                       事 務 局 長  企画戦略課長  杉 浦   真 君    秘 書 課 長  望 月 直 樹 君  財 政 課 長  宇佐美   巧 君    教  育  長  池 谷 眞 德 君  教 育 部 長  植 松 宏 幸 君                                                                            午前9時00分開議 ○副議長(鈴木弘議員) 御起立願います。                   〔全員起立〕 ○副議長(鈴木弘議員) 礼。おはようございます。御着席願います。 本日は都合により、諸星孝子議長が欠席のため、私が議長の職務を行います。 会議に入る前に、15番 諸星孝子議員から都合により本日の会議に欠席する旨の届け出がありましたので、御報告します。 直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 一般質問 ○副議長(鈴木弘議員) これより日程に基づき、日程第1 一般質問に入ります。 発言通告順により、2番 若林志津子議員の質問を許します。2番 若林志津子議員。              〔2番 若林志津子議員 登壇〕 ◆2番(若林志津子議員) おはようございます。通告順に従いまして一般質問を行います。 項目の1としまして、公民館使用状況と市民がより使いやすくなる対策と今後のあり方についてお伺いいたします。 要旨の(1)、公民館社会教育法第21条に基づく施設で、生涯学習ガイドブック2019春夏版によりますと、登録団体は全部で516団体上り、講座もさまざまな内容を実施しています。また、若者が利用しやすくするため、富士根南公民館では料理室を毎月1回無料開放し、若者の利用促進に取り組んでいます。公民館をより使いやすくすることについて、以下お伺いいたします。 その①、現状では公民館ごとに登録することで登録団体となり、使用料が無料、翌々月の仮予約ができるようになっています。登録団体代表者会議への出席、公民館まつりへの協力を行っています。登録方法について、1カ所の公民館に登録すれば、他の公民館を使う場合に新たに登録しなくてもいいような仕組みを、インターネット使用するなどで連携はとれないのかお伺いいたします。 その②、登録団体ではない市民団体が一度だけ利用する場合、利用内容を確認し、もちろん社会教育法に基づいた利用ということなのですけれども、利用料を無料にできないのかお伺いいたします。 以上、よろしくお願いします。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) それでは、発言項目の1、(1)、公民館をより使いやすくすることについてお答えいたします。 まず、①、登録方法について、1カ所の公民館に登録すれば、他の公民館を使う場合に新たに登録しなくてもいいような仕組みを、インターネット使用するなどで連携はとれないのかについてお答えいたします。 公民館では、社会教育活動を行うことを目的として、継続的かつ計画的に活動する団体を利用団体として登録することにより、利用目的の確認事務の軽減につなげています。登録できる団体は、富士宮市公民館地域学習センター利用団体登録要領で定めております。その要件は、1、社会教育活動を行うことを目的としていること。2、市内に活動の拠点を置き、継続的かつ計画的に活動していること。3、構成員が2人以上であること。4、市内に在住し、在勤し、または在学する者が構成員のおおむね2分の1以上であること。この全てを備えた団体です。 また、定期的に活動している公民館団体登録することで、その公民館の事業などへの協力体制を整えるとともに、利用が特定の団体に集中しないよう、公平、公正に使用していただくために調整も行っています。このことから、複数の公民館を定期的に利用したい場合は、それぞれの公民館へ登録をしていただきたいと考えます。 次に、②、登録団体ではない市民団体が一度だけ利用する場合、利用内容を確認し、利用料を無料にできないのかについてお答えいたします。利用料については、富士宮市公民館条例第8条の規定に基づき、社会教育活動のために利用する場合は徴収しておりません。さらに、同条例第9条及び同条例施行規則第3条の規定に基づき、社会教育活動のため以外で利用する場合でも、利用料を減免することができます。このことから、登録団体でない市民団体が利用する場合、原則は有料ですが、目的によっては料金が無料になることがあります。これらの運用については、公民館ごとの差異が出ないよう具体的な取り扱いについて内規を定め、運用しています。 以上です。 ◆2番(若林志津子議員) ありがとうございます。 この質問をなぜしようかなと思ったのは、たまたま富士市の、富士市はまちづくりセンターという形でなっていますよね、名称が。富士川町と合併したときに、それを各校区につくるという基本のもとにそういう形をとっているわけですけれども、そこでは一つのところに登録すれば、例えば次の月に同じところを借りようとしても、ほかのところですぐ登録できるという仕組みがあると聞いたのです。それはすごく便利なことかなと思ったわけです。 それで、公民館をそれぞれ使っている団体を見ても、3カ所ぐらい使っている団体もあるわけです。そういう方にしてみれば、それぞれ毎年登録ということ、手続をしなければいけないわけでしょうけれども、一つのところにしていれば、あっ、おたくは登録団体ですねみたいな扱いをしてもいいのではないかなと思ったわけです。それでできる方法というのは、横の連携をとれば、そこの団体が来たとき、うちはここの公民館では登録団体になっています、こちらでも登録団体の扱いしてくださいというだけでできるのではないかなと思ったわけです。 ただ、それが公民館ごとの一つの館の扱い、地域の扱いということで、そこでの判断を求められるというところにあるから、ではこちらの公民館では登録団体になりました、しかしこちらの公民館ではまた新たにしてくださいという仕組みになっているということなわけです。だから、それをもうちょっと利便性をよく、それに登録団体がたくさんあればあったで私ももっといろいろ、皆さんも考えたと思うけれども、今のところは数は少ないにしても、そういう方法を検討すべきではないかと思ったわけです。お互いの館長同士の横のつながりということが、同じ法律のもと、条例のもとにやっていれば、一つの公民館が登録団体で認めれば、ほかの公民館だって同じように認めていいということになると思うのですけれども、そこはどうなのでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) 公民館のほうからすると、それぞれの館でいろいろな事業や行事などもあって、顔の見える対面でやっていきたいというところが強いものですから、今、例えばインターネットを利用してそれぞれ申請が簡単にできるようになってしまうと、便利ではありますけれども、ただの貸し館で、公民館という機能よりも、単なる貸し館を運営しているというだけになってしまいますので、多少手間がかかりますけれども、登録していただいている。複数団体登録しているところも何個か見受けられますけれども、多いところでは4つも5つも登録されている方も、5カ所ぐらい登録されている方もいらして、それぞれに顔を出していただいておつき合いをしていただいているという状況ですので、現時点でこのままの状態でできればいきたいと思っております。 ◆2番(若林志津子議員) 顔が見える状態ということで、私も、登録団体になっていれば、その都度借りるときに、またその施設の使用届というのを出しているということを知ったわけです。ということは、借りる段階になったら、そこで顔が見える状況は生まれるわけです。登録するときには顔が見えず、ここの公民館だけだかもしれないけれども、そこで借りようとするときは使用許可証を持って借りますよという予約なりするわけです。だから、そこは顔が見えない状況ではないと思うのです。顔が見える状況が生まれるということあるわけですから。それが先に行くか、後になるかということなので。そういうことをもうちょっと柔軟に検討していただけたらと思いますので。それが、使っている方が本当にそれ望んでいるかというのは、ちょっと私も団体の方にお伺いしていないものですから、ただ富士市のあり方を見て、「次の月に借りたい」、「では、ここだめなら、はい、こっち」といって、すぐ電話連絡で、その場で「こっちがあいています。ああ、いいですよ」とやっていた状況を見たものですから、これはすごく便利ではないかなと思ったのです。その場ではとりあえず電話連絡で、今日はではそこのところをお借りしますと電話予約していても、その後また多分申請に伺うということがあるので、顔が見えない状況はないと思うし、それに今までこれだけのガイドブックの中でいろんな団体の把握をなさっているわけですし、講座の把握もなさっているわけですから、今ここへ来て顔が見えない状況ということは生まれないのではないかと思うのです。そういうことをやっていただけないかなということをまた要望としてお願いします。 それで、公民館の、今もネットでいろいろ空き状況というのが結構月ごとに載っていまして、まだまだ午前中とか夜とか平日の部分では使える状況のあるところもあるし、目いっぱい、上野地域学習センターなどは結構使われているしというところで、地域ごとにかなりばらつきはあるなという気はするのです。どうしても公民館の公的な行事があると予約していてもそこは使えないという状況生まれますから、そういうときにあいているところで自分たちがやりたいということですることもできるのではないかと思うのです。 それで、富士根南公民館も、結構見ますと、和室とか、小さい研修室ですか、そこなども結構あいている、午前午後あいていたりする状況もありますし、だからもっと使い勝手をよくするという、南部公民館もそうですね、結構ホールもあいていたり、和室もあいていたりというところで、富丘もそうですけれども、そういうような形で、こういう公民館使用許可申請書も各公民館ごとにつくられているわけですけれども、どこの違いがあるかなと見たときに、使用館名はもちろん違いますし、その下のところの施設のところが違って、あとは同じ形式をとっているということだなというふうに思いますので、またぜひそういうような工夫もしていただいて、何となく公民館というと法律に基づいて、社会教育法だからもちろんそうですけれども、クリアしなければならないものが多いような気がして、つい、だったらばお金で借りてしまって、あいていたら借りてしまったほうがいいと思う選択をする方もいらっしゃるのではないかと思うものですから、ぜひそういうことで今後取り組んでいただきたいなと思います。 それで、私も今回ただその使用勝手だけのことで、富士市で、ああそれは便利だなと感じたのですけれども、実際富士市の扱いが、例えばその設備を使うときに本当にその使用許可証出しているとか料金どうかと、そこまでは調べなかったものですから、今後そういうところも調べた上で、またもっとよりよい、使い勝手がよくなる方法をまた考えていきたいなと思いますので、またそのときはよろしくお願いいたします。 また、連携のことについては、ぜひ検討課題として上げていただけたらと思いますので、その辺はいかがでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) 連携といいますと、登録データの連携と。現在でも市のサーバーの中にフォルダ持っていまして、共通でその登録情報を見れる状態になっていますので、登録に当たっては、それらの情報をお互いが確認しながらということで使える状態にしてあって、また今後ちゃんとしっかり公民館にこういう使い方というような扱いの仕方も広めていきたいと思っています。 ◆2番(若林志津子議員) よろしくお願いします。 それでは、質問項目の2に移らせていただきます。市立図書館の今後のあり方について。富士宮市公共施設等総合管理計画では、公共建築物の管理に関する基本的な方針の中で、図書館については「図書館機能を有する交流センターの整備が進んでおり、今後は、交流センターの整備と合わせて施設の適正な規模や配置について検討をしていく必要があります」としています。具体的な検討はいつごろ行うのでしょうか。図書館機能を有する交流センターが増えてきている中で、図書館の今後のあり方についてお伺いいたします。 その(2)、公立図書館を民間委託する流れが出てきたときに、市は「図書館は民間委託にそぐわない」という答弁でした。今後もその方針は変わらないのでしょうか。民間委託の方針はないということでいいのかお伺いいたします。 今回この質問をするときに、8月22日付で東京新聞で、市が、鹿児島県内の問題なのですけれども、4つの公立図書館で警察の捜査関係事項照会に応じて、図書館の利用情報を提供していたとの記事がありました。誰が、いつ、どんな本を借りたかは、憲法保障する内心の自由につながるプライバシー情報で、それを利用者本人が知らないまま、裁判所令状に基づかずに警察内部の決裁で出せる照会で出してよいのかという記事でした。図書館職員は市職員であり、市の個人情報保護条例を守る立場で、また日本図書館協会は「図書館の自由に関する宣言」で「利用者の秘密を守る」と掲げています。何を読むかはその人のプライバシーで、裁判所令状を確認した場合以外は、外部に漏らさないと明記されています。図書館の利用事実も「業務上知り得た秘密」で守る必要があるとしています。もし仮に図書館が民間委託された場合に、今回のようなケースに民間の職員が拒否できるのかとの疑問を持ちました。公務員だからこそ、憲法、条例を遵守した仕事ができるわけで、その点から図書館の民間委託のあり方はどうなのかと思い、この質問となりました。 この新聞記事が出た後、図書館長のほうにお伺いしましたら、市ではこういうことではあっても出しません。また、今までそういうケースがあったかというと、そういうこともなかったということで、その回答はいただいております。 以上、よろしくお願いいたします。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) それでは、発言項目の2、市立図書館の今後のあり方についてお答えいたします。 初めに、要旨(1)、図書館機能を持つ交流センターが増えていく中で、図書館の今後のあり方についてお答えいたします。交流センターに図書館機能を取り込むことにより、図書館サービス提供拠点の拡充が図られ、市民の利便性の向上につながります。しかし、本来図書館は、専門職である司書によるサービス提供や、県内外の図書館関係機関との連携やネットワークによる情報資源の活用、必要な資料の収集、保存、提供、閲覧スペースの確保など、基本的な機能を有することが必要です。そのためには、現図書館施設の規模などを維持し、継続していく必要があります。 各図書館は、公共建築物長寿命化計画に基づき、計画的に長寿命化工事を実施し、公共施設等総合管理計画における目標耐用年数70年に向けて、適正な維持管理に努めているところであります。しかし、将来、施設の老朽化や更新時期の到来により、図書館施設の更新を検討する際には、市の図書館サービス拠点としてふさわしい施設、また新しい時代のニーズを反映した施設となるよう検討します。当面は、現施設を継続的に使用する予定であるため、施設の適正な規模や配置に関する検討時期については未定となっております。 次に、(2)、図書館の民間委託の方針についてお答えいたします。教育委員会所管の公共施設の中で、図書館公共性、教育性の高い施設であること、市民の知る自由を保障し文化発展に寄与するという図書館としての使命があること、サービスの質的向上及び継続的発展性の確保等の観点から、指定管理制度にはなじまないと考えておりますので、今現在、民間委託の方針はありません。 以上です。 ◆2番(若林志津子議員) ありがとうございました。 私、交流センターがどんどん増えていく中で、図書館が縮小しているのかなと、これ読んだときにそういうふうに思ってしまったものですから、改めてお伺いしたほうがいいのかなと思ったわけです。図書館自体は図書館としての機能を残しつつ、交流センターを増やす中で拠点が増えていくよという考え方だということをお伺いして、安心しました。 図書館を現実今使っている方も、どうしても学習室などが机と椅子の状況でいろいろ荷物を置くところがなかったりとかと、やはりちょっと不便を感じているところがあって、そういうところも今後、長寿命化の中でどこまで手が入れられるのかということを検討していただきたいなと思います。 今年のように暑いと、どうしても皆さん、涼しいところで勉強しよう、涼しいところでゆっくり本読もうと思う方も多くなるわけですけれども、そういう点で、今年の図書館というのは例年に比べて、学習室にしても満杯状態というのが続いたのかなと思います。それでもお聞きしたらば、もう一つの会議室のほうも開放して、そこも使える状況もあるということなので、本当そういう点ではすごくサービスしていただいているなと思いました。 図書館の民間委託ということが一時、ツタヤなどにもとか、そういう状況の流れの中で、いかにも新しい、都会的な、若者が好みそうな方向のあり方だったわけですけれども、やはり図書館そのものが何であるのかということを、そこを崩してしまったらどうにもなりませんし、民間委託でできるものはしたとしても、図書館が本当にそぐわないということを確認、今回また新たな期となった中で確認をさせていただきたいなと思ったわけです。そういう点で、そぐわないということを改めてお伺いしたので、安心しました。 本当に中央図書館は、国立図書館とも連携しているし、いろいろな資料を出していただけるということで、今後も充実に向けてぜひ取り組んでいただけたらと思います。 では、質問項目3に移らせていただきます。SDGsの一環としてのLGBTの市役所図書館での取り組みについて。要旨の(1)、SDGsの中の10の目標「各国内各国間の不平等を是正する」で「年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する」、「差別的な法律、政策及び慣行の撤廃、ならびに適切な関連法規、政策、行動の促進などを通じて、機会均等を確保し、成果の不平等を是正する」と具体的に書かれています。 LGBTという言葉は皆さんもよく御存じだと思いますが、Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、Tはトランスジェンダーの頭文字をとった言葉です。性的少数者とも呼ばれています。しかし、統計上は電通ダイバーシティラボの2015年の調べ、全国6万9,989名の調査対象は20歳から59歳にスクリーニング調査を実施しました。その中では、日本におけるLGBTの割合が人口の7.6%存在すると言われています。 また、いろいろな民間の調査があり、大方5から10%と見る見方などが、その指標となっているところであります。日本で一番多い名字のトップフォーは佐藤さん、鈴木さん、高橋さん、田中さんと言われていますが、これらの割合を合わせても5.21%で、その方々の割合より多いと言えます。 また、一時、左ききの方と同じぐらいだということも言われたわけですけれども、通説では、LGBTは人口の約8%、これは2016年、つまり13人に1人となっています。単純に富士宮市の本年9月1日の人口で見ると、13万2,404人を13人で割ると1万184人となります。多くの方々が統計上では存在している可能性があるわけですから、行政としても早急な対応をすべきです。 しかし、この方々は、さまざまな差別を受け生活しているのが現状です。ここで実際にその当事者の声を紹介します。東京都世田谷区議の上川あやさんは、2003年から区議として活動しています。上川区議は3人兄弟の次男として生まれましたが、幼いころから違和感を感じていたとのことです。仲よしは女の子ばかりで、人形に興味があり、中学生になると自分の体を受け入れられなくなり、自分を嫌いになり、自分を守るためにうそを重ねては自己嫌悪に陥ったとのことです。大学卒業後、1995年、国内で初めて開かれた性を越境する人たちの勉強会で、初めて体と心の性を分けて考える概念を知ったとのことです。 では、実際に体と心の性が違う方々はどのような差別や不便を感じているのでしょうか。心が認識した性別で生きていく上では、社会保険上の性別が問題で正規の就職は難しい、戸籍上の性別と外見が異なるため役所の窓口でのトラブル、これはよく選挙の投票でも同じようなことが言えるということで、投票所の入り口でやっぱり名前と外見が違うということで疑いの目で見られるということもあるようです。住民票と外見が違うためアパートを借りられない、保険証の性別で扱われたくないため病院に行くこともちゅうちょして命を落とす人までいる、それなのに行政も司法も対応してくれないとの思いから、国会への働きかけなどを通じ区議に立候補し、当事者の声を上げ、行政に働きかけ、改革をしてきました。 この上川さんが取り組んだことということが、日本共産党が出している「議会と自治体」の冊子の11月号に詳しく載っていたものですから、その中から特に中心に市として取り組めることとして質問をつくりました。 その①、LGBTの方は自分の認識している性別の違いに悩んでいるわけですが、法的書類に性別欄があり、記入するときにちゅうちょされています。そこで、公的書類の洗い出しを行い、不必要な性別欄をなくすよう要望しますが、いかがでしょうか。これは、上川さんが直接御自分が区議になってから、そこでの洗い出しをしたという中で、600ぐらいやった中で400ぐらいが必要なかったという結果が載っていたものですから、富士宮市でもそういう状況が生まれているのではないかなと思いました。 その②、市の計画に「性的少数者への理解促進」という文言が入っていますか。入っていないならば、次の計画時に記載することを要望します。 その③、性的少数者が相談しやすい体制づくりを要望しますが、いかがでしょうか。 その④、市民アンケートなどで性的少数者に対する項目の追加を要望します。これについてはすごく微妙な問題で、市民アンケート自体が男女というくくりの中でやる中で、自分は男でもない女でもないと認識している人がいるわけです。だから、その項目からどうするかということを配慮しないと、この部分の性的少数者の皆さんの意見を吸い上げるのは難しいなと思っています。ただ、いろいろ工夫することによって、この市民アンケートをなぜやってほしいかということは、まだまだ社会的に理解が深まってきたといっても、レインボーというような活動の中で、いろいろパレードもしたりとか、直接そういう当事者が表に出てきて発言する中で、社会的に認知はされてきていますけれども、まだまだ本当に皆さんが理解したというところに行っていないと思うのです。そういう点で、市民アンケートなどで、どれだけの方がそういう言葉を知っているのか、内容を知っているのかぐらいのところから、まずは市民のそういう意識というものを知る必要があるのではないかと思って、今回この質問をしました。 担当課にお聞きしましたら、男女共同参画に関するアンケートを実施されたとのことでした。まだ多分集約段階だと思うのですけれども、その対象者とか、人数とかあったら、その詳細をお知らせください。 要旨の(2)、研修を実施した感想と今後の取り組みについて。その①、職員対象に研修会を実施されたようですが、感想はどのようだったでしょうか。 その②、今後の取り組みは何を行う予定ですか。 要旨の(3)、図書館でSDGs、LGBTといった言葉が出てきた中で、この間取り組んだことと今後の取り組みについてお伺いいたします。 以上、よろしくお願いします。 ○副議長(鈴木弘議員) 市民部長。 ◎市民部長(赤池英明君) それでは、私からは要旨(1)の①から④及び要旨(2)の①と②についてお答えします。 まず、要旨(1)の①、公的書類の洗い出しを行い、不必要な性別欄をなくすよう要望するが、いかがかについてお答えします。性的マイノリティ、いわゆるLGBTの方々に対する配慮が求められている中で、他の自治体においては、各種申請書等の性別欄をなくす取り組みが進められております。このことから、当市でも他の自治体同様に、公的な申請書や証明書などの様式における性別欄について検討し、不必要な性別欄を削除することを進めていきたいと考えます。 次に、②、市の計画に「性的少数者への理解促進」という文言が入っているのか。入っていないならば、次の計画時に記載することを要望するが、いかがかについてお答えします。平成28年度からスタートしました第3次富士宮市男女共同参画プランの中で、「従来からの性別に基づく固定的な役割分担意識をなくし、男女が互いに個人として尊重し合い、社会の対等な構成員として、あらゆる分野における活動に参画できる男女共同参画社会の実現を目指し」という目的を掲げておりますが、具体的に「性的少数者への理解促進」などの文言は入っておりません。現在、令和3年度からの後期計画に向けて見直しを行っているため、後期計画の中へ性的少数者への理解促進についての内容を盛り込みたいと考えております。また、その他の計画につきましても、必要に応じて対応が必要であると考えます。 次に、③、性的少数者が相談しやすい体制づくりを要望するが、いかがかについてお答えします。現時点で、電話や来所による御相談がある場合には、男女共同参画センターの女性相談や市民相談にて対応させていただきます。専門の相談員はおりませんが、初期の相談に対する窓口としての機能を果たせるように、相談員には研修の機会を設けております。また、他の自治体ではより多くの相談件数を扱っている専門の相談機関などを御案内する方法をとっている例が多く見られるため、まずはどのような相談機関があるのかの周知に力を入れて、相談者の方々に御不便をかけないように取り組みたいと考えます。 次に、④、市民アンケートなどで性的少数者に対する項目の追加を要望するがいかがか、男女共同参画に関するアンケートについて伺うについてお答えします。先ほどの御質問でお答えしましたが、現在第3次富士宮市男女共同参画プランの見直しを行っている中で、7月に男女共同参画に関するアンケートを行いました。対象は、市民の中から無作為に1,300人、市内全中学2年生1,194人、事業所200カ所に対して行い、質問事項の中では性的マイノリティの認知度、生活しづらい社会であるかの確認、生活しやすくなるための対策などを聞いております。現在のところ、まだ集計中でありますが、この結果をもとに後期計画の作成を進めてまいります。 次に、要旨(2)、研修を実施した感想と今後の取り組みについての①、研修後の感想はどのようだったかについてお答えします。研修に出席した89名の職員の約半数が難しい問題であると捉えているものの、65%以上の職員が講師の説明がわかりやすかったと回答しています。また、多くの職員が研修の受講を通して気づきがあったり、認識を新たにしたりと、今後の職務及び私生活に生かすことがうかがえるため、研修を実施した意義が非常にあったと考えております。 次に、②、今後の取り組みは何を行うのかについてお答えします。具体的な事業としまして、10月に富士宮市も構成員として所属する富士人権啓発活動地域ネットワーク協議会の主催で、富士宮北高校を会場に、生徒750人と教員人権擁護委員などを対象として、LGBTの理解促進に関する講演会を開催する予定です。 また、今年度初めて実施しました職員研修や、LGBTのテーマでは初めて開催しました放課後児童クラブ対象の研修は、来年度も引き続き行うことにより、より多くの職員や小学生などにLGBTの理解促進を広めたいと考えます。さらに、男女共同参画週間や市民生活展などにおいて、パネル展示による啓発もあわせて行ってまいりたいと考えます。そして、先ほど相談しやすい体制について申し上げましたが、具体的には名刺サイズの相談先カードを作成して啓発を行うことや、「広報ふじのみや」やホームページを活用して相談場所の周知に努めてまいります。 以上でございます。
    副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) それでは、私から要旨(3)、図書館で取り組んだことと今後の取り組みについてお答えいたします。 SDGsについては、今年度5月25日から7月25日までの2カ月間、中央図書館の一般開架に設置している特設コーナーで、関連資料335冊を展示、貸し出しを行いました。LGBTについても、別の特設コーナーで、男女共同参画コーナーの一部として、LGBT関連資料の展示、貸し出しを行いました。この特設コーナーは、6月23日から29日までの男女共同参画週間も含めた約1カ月間設置したもので、静岡県男女共同参画センター「あざれあ」発行の「男女共同参画おすすめBOOK」の図書リストを活用して図書186冊を展示しましたが、この中には一般図書や児童図書のLGBT関連図書23冊も含んでいます。こうしたコーナーの設置は、西富士図書館、芝川図書館でも行っていますので、今後もさまざまな機会を捉えて実施していく予定です。 また、LGBT関連の図書資料は引き続き収集し、市民への貸し出しや情報提供に活用していきます。 以上です。 ◆2番(若林志津子議員) ありがとうございました。 この性的少数者というのは、一時期普通でないという、普通という言い方はおかしいのですけれども、男がいて女がいて、男は女を好きになる、女は男を好きになるというのが普通の感覚だということで、その普通から排除されたわけです。それで、誰を好きになって、自分はどういう性を持って、誰を好きだということは、自由なわけです。だから、私はこの人好きだよというのは自由なことであるけれども、男女というあり方でくくっているものですから、長い歴史ずっともう本当に迫害に遭ってきたわけです。昔からこういう方たちはいたわけですけれども、除外の憂き目に遭ったり、いろいろな長い歴史の中できたけれども、今やっとそれが、例えばトランスジェンダーの場合は、生まれは女性だけれども心は男性、そういうことでは手術もできるという状況が生まれて、それで自分が心と体を一致した性を取り戻したということが、だんだん医学界の中でもそういうことがわかってきて、そういう状況も生まれてきたという、本当に長い歴史の中でいろいろ変わってきたなというふうに感じています。 こういう人たちを私たちが奇異な、本当に特別な目で見てしまうというところがあって、それが理解をしていないことだと思うのです。いいではないの、あなたが誰を好きになってもというところが、そういう社会に全部なっていけばいいのですけれども、ただ法律とか条例は、家族というものは、結婚にしても、男と女ということで結婚ということで法律は決まっているわけですから、そういうところからやはり排除される仕組みがあるわけです。 それで、私も一時、パートナーシップということで、そういうパートナーシップ制度というものをやったらどうかということを言ったわけですけれども、まだまだそこへ行くにはハードルが高いと思って、今は行政の中でできることをやっていただこうということに変えました。 その中で、茨城県ですけれども、茨城県都道府県ベルで初めてという取り組みの中でパートナーシップ宣誓制度というものをつくったわけです。これは、もちろん性的マイノリティのカップル、いろいろな方がいらっしゃるわけで、女性と女性、女性と男性であってもいいし、いろいろなカップルがいらっしゃるわけです。そういうことが、夫婦同様な扱いを認めるもの、二十歳に達していることや県内に住所を有していることなどが要件で、県営住宅の申し込みや県立中央病院での面会や手術同意が可能になる。同制度の開始を発表した6月の記者会見大井川和彦知事は、人権を侵害するような差別、偏見というものにいち早く対処していくのは行政の最大の務めと説明をしたわけです。 そういう中で、この制度が開始してから8月末までに16組のカップルが宣誓書を提出したという中で、このことの扱いを受けて、みずからがレズビアンであることを公表し、パートナーの女性と宣誓書を提出したNPO法人「RAINBOW茨城」前の代表水戸市議の滑川友理さんは、家族を持ったのだという責任感が生まれたと話します。宣誓するかしないかは自由でも、選択肢があることはよいことだと語り、自分にはゴールインはないと思っていた、ただただうれしいと評価したということです。 もう一つ紹介したいのですけれども、この方は静岡県の在住の方なのです。この方は今、歯科医師として働いているのですけれども、この方も、山田美香さんという方で、当時は男の子として生まれたけれども、幼少のころから本当に違和感を感じてということで、大学のときに思い切って髪を伸ばして化粧し、スカートをはいて通学したということで、奇異の目で見られ、罵詈雑言を浴びてということを、それを、つらい経験をしたわけです。その後、この方も性転換手術をして、自分の心と体の一致を取り戻し、そこから歯科医として今仕事をしているという状況です。 こういう方が次々と発言できる状況になったということで、私たちもそういう人の心情が実際よくわかるというところで、13人に1人というと本当にすごい数なのですよね。行政は、あらゆる障がいの方にしても、例えば外国人の子どもにしても、本当に少数者に対してあらゆる手だてをしているわけです。ですから、この1万人統計上もいるという人たちに対しても、やはり早急な手だてというものをとるべきだと私は考えました。 そういう中で今回は、この部分で質問していますけれども、今後性別欄をなくすということで取り組んでいただける、また後期計画の中でも盛り込んでいただけるということと、また相談にしても微妙な部分があるので、そういうことも配慮してほかの体制にもつなげるということ。アンケートにしても、本当に私、対象を聞いて、ああ中学生に聞いてくれたのだなと、すごくうれしく思いました。やはりそのころからいじめに遭うわけですよね。「何だ、おまえ、そんなふうにしておかしいじゃんか」というところからいじめが始まって、おまえはほかの人と違うよというところで始まってしまうわけですから、そういうところでやはり中学生からこういう認識を持つということはすごく大事なことだなと思っています。 その結果をまた後期に入れていただけるということなので、ぜひそのようにしていただきたいなと思います。 研修の問題にしても、前回も一般質問で取り上げて、すぐに対策をしていただいたということで、研修もやっていただき、本当にありがたいなと思っています。 そういう中で、まずは職員の方が理解していただくという中、今後また10月にも行うということなのですけれども、この10月に行うときに、議員も参加してもよろしいのでしょうか。聴講できるのかどうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 市民部長。 ◎市民部長(赤池英明君) 開催は先ほど言ったところで、学生と擁護委員ですが、議員も多分大丈夫だと思いますので、また確認して御連絡を差し上げます。よろしくお願いします。 ◆2番(若林志津子議員) もしできましたら、枠があるようだったら、ぜひ検討していただいて、私も本とかでは読んだり、直接そういう方とお会いしようと思っても、そのとき体調が悪くて会えなかったりということもあったり、過去には相談を受けて、本当に議員になったころ、男性で生まれて、でも女性の体を取り戻したいということで、子どもさんもいて奥さんもいらっしゃる方から相談を受けたことがありました。そのときにそういう性別欄の問題を言ったら、すぐ1階の窓口の、性別欄の検討はしていただいたということがあるわけですけれども、やはりそういうふうに理解が進めば、そういう方たちも暮らしやすくなるということを本当に感じるわけです。 あと図書館でのこういう取り組みもいち早く、SDGsという言葉が出た中で、取り組んでいただいて本当にありがたいなと思います。 LGBTという言葉も、初めは聞くと、私なんかもレズビアンだゲイだという言葉を、初め聞いたときはびっくりするわけです。でも、何度も使っていると、それが当たり前になるという。だから、子どもに対する性教育もなかなか、自分が自分の子どもに性教育できるかというと、できないですよね。だけれども、それを常に言っていれば当たり前になるということがあるので、やっぱりそういうところではないかなと思っています。 今回は、この部分取り上げさせていただいて、本当に取り組んでいただいているということがわかりました。今後も、この違和感を感じるのは小学生のころなのですよね。そういう点でも、小学生の性教育の中で、異性を好きになるみたいな文言がまだ残っている部分があるので、今回は入れませんでしたけれども、次の段階では小学生に対してどのようにそういうことを理解させていくのかというようなことも取り上げていきたいなと思っています。 上川さんは本当にすごく、20年ぐらいもうこういう形でかかわって、お聞きしましたら当局でも、何か講演会にお呼びをしようとしても、なかなか日程が合わないということをお伺いしました。そういう中で今回、いろいろ上川さんの体験談からやらせていただいたわけですけれども、この1万人もいるという数字を聞いて、どのように当局の皆さんは感じたのでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 市民部長。 ◎市民部長(赤池英明君) 当市に置きかえれば1万人ということですが、実際この1年間で富士宮市に問い合わせがあった実例でちょっと申し上げますと、実は2件ほど、電話の問い合わせがございました。昨年まではございませんでしたが。そうしますと、実際1万人いるかどうかはちょっとわかりかねるところですが、確かにそういう方がいらっしゃるということは市としても認識しております。その際に、内容は具体的にはちょっと申し上げられませんが、相談の主な傾向というか、中身は、専門の富士宮市でないところの、別の、離れたといいますか、直近でないところの全国組織のところに相談したいという傾向があります。あと一つは、聞いてほしいと。主にこのお二人に共通しているのは、そういう認識を持っております。 以上でございます。 ◆2番(若林志津子議員) やはりまだなかなか、芸能人の方などはカミングアウトということをしても、何というのかな、一時はバッシングがあるでしょうけれども、仕事として継続できるということがあるという可能性もあると思うのです。だけれども、こういうことを言ったときに、やはり奇異な目で見られて、そこから御自分が悩んで仕事に行けないという状況になってしまう方もあるから、やはりまだまだ知られたくないということはあると思うのです。なかなか勇気を持って私はそうですよと言える周りの、「ああ、そうなの」と簡単に皆さんが受けとめる状況になっていれば、「ああ、いいじゃないの」と言えるのだけれども、それがもとで仕事もつけないとか、本当にいろいろ不便だと思うのです。トイレ一つにしても。自分は服装は女性だけれども男性のトイレに入ってしまった場合、やはり不審者扱いになってしまう。だから、トイレの問題も、今は障がい者用トイレで誰でも使ってください、多目的トイレということがあるから、そういうところでも随分改善されているなと思うけれども、男女という本当にくくりがだめな人たちもいるのだよということを考えた上のこれからの行政手腕というのがすごく大事になるなというのを感じています。やはりこういう方たちは、仕事につくにしても大変だから、都会へ行っていろいろ仕事を探すという傾向もあるのではないかなと思っています。そういう点をやはり私たちが、どこにいても同じように暮らせるのだよという社会をともにつくっていくという共通理解を持つことがすごく大事なことではないかなと思っています。 私もこのことを通して、自分自身が何ができるかというのは、今のところ議会で発言することしかできませんけれども、今後自分としてもこういう方たちに寄り添う方策としてどんなものがあるかと考えつつ、また行政に積極的に改善してほしいことは改善したいなということで今後も取り組んでいきたいと思います。 以上で一般質問を終わります。 ○副議長(鈴木弘議員) 以上で2番 若林志津子議員の質問を終了します。 この際、5分間休憩します。                                     午前9時49分休憩                                                                            午前9時55分開議 ○副議長(鈴木弘議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を継続します。 発言通告順により、4番 辻村岳瑠議員の質問を許します。4番 辻村岳瑠議員。               〔4番 辻村岳瑠議員 登壇〕 ◆4番(辻村岳瑠議員) 鈴木弘副議長の許可をいただき、4番、政経会、辻村岳瑠、一般質問させていただきます。改めてこの場で質問させていただく機会に感謝いたします。どうもありがとうございます。よろしくお願いいたします。 質問に移ります。発言項目1、伝統・文化で明るく輝く富士宮のまちづくりについて。我が国の出生率が下がり、本格的な人口減社会の到来であります。少子化と高齢化の同時進行。ゆえに今後の課題は、いかにしてその活力を生み出すかだと考えております。社会活動の場で活力の源になる施策がこれからの市町に求められております。人間の活力は、問題を課題にし、さまざまな創造を生み出します。活力の源には、自分みずからが前の世代から何を受け継ぎ、そして次の世代に何を受け渡すかという伝統、そして文化にもう一度しっかり目を向けることが大事な要素であります。人は何のためにここに生まれ、何のために生きるのかという問いに、自分みずからが受け継いだものを通して考えられるようになるからであります。 要旨、第5次富士宮市総合計画前期基本計画の基本目標4に「郷土に学び郷土を愛する心豊かな人を育むまちづくり」についてとあります。その中の政策5には「世界遺産富士山文化を創造・継承するまち」とありますので、このことについて伺います。 (1)、埋蔵文化財の調査・保存とありますが、富士宮市の歴史を伝える資料など保存、管理の課題について伺います。 (2)、総合計画には、「本市の魅力を発信し、地域の魅力向上とにぎわいに資する空間を創出する」とあります。次世代が明るく輝くまちづくりには、伝統文化をしっかりと次の世代に受け渡す伝承が重要だと考えております。市の考えについて伺います。お願いいたします。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) それでは、発言項目1、(1)、埋蔵文化財の調査・保存とありますが、富士宮市の歴史を伝える資料などの保存、管理の課題についてお答えいたします。 富士宮市の歴史を伝える資料としては、埋蔵文化財と言われる発掘等による出土品や、古くから伝えられてきた文書、民具及び美術品、工芸品などがあります。ここではこれらを「資料」と総称いたしますが、市ではこれらの散逸を防ぐため調査、収集を進め、寄託あるいは寄贈されたものは、埋蔵文化財センターと郷土資料館に保存、保管しております。 これらの資料は、できるだけそのままの形で後世に伝えていくことが重要ですが、古文書、木製民具、発掘で出土した木製品などの有機物は、カビや虫食いなどにより劣化してしまいます。劣化を防ぐためには暗所で適切な温度、湿度の管理をすることが必要となることから、窓に遮光カーテンや保温材の設置や換気により少しでも温度、湿度を一定に保つ工夫をし、あわせて年1回燻蒸を行うなどの防虫対策を行っております。保存、管理における課題としては、資料の劣化防止のための空調管理が難しく、これが課題だと考えております。 次に、(2)、次世代が明るく輝くまちづくりには、伝統文化をしっかりと次の世代に受け渡す伝承が重要だと考えます。市の考えについて伺いますについてお答えさせていただきます。議員の御意見のとおり、先人の残した伝統文化を次の世代に引き継いでいくことは重要だと考えております。そのためには調査成果を普及することが重要でありますので、成果の一部を前述のとおり埋蔵文化財センターや郷土資料館で展示しております。 また、日常的な取り組みとして、歩く博物館のコース設置とこれらのコースを学芸員が同行し説明をする見学会を年3回程度実施、「富士宮市の歴史と伝統」や「富士宮市の遺跡」などの冊子の刊行、ふるさとの歴史を学ぶという出前講座の実施などにも取り組んでおります。 なお、令和4年度から順次刊行を目指して今年度から市史編さん事業に着手したところであり、刊行後にはこれらの普及も図ってまいります。 今後ともこれらの取り組みを継続し、市民の皆様に調査の成果をお返しできるよう努力したいと考えております。 以上です。 ◆4番(辻村岳瑠議員) ありがとうございます。 それでは、埋蔵文化財センター、郷土資料館などで資料を保存、管理しているということに問題点があることはわかったのですけれども、今の現状の埋蔵文化財センターと郷土資料館で、これからとれる分はいいとしても、今現在あるものがどのぐらい、スペース的な問題ですね、埋蔵文化財センターと郷土資料館でどのぐらい足りているのかというところはわかりますでしょうか。今現在が、そのスペース上足りているのか、足りていないのか。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) 保存のスペース、場所としては問題ない状況です。 ◆4番(辻村岳瑠議員) どうもありがとうございます。 こういった埋蔵文化財、こういった資料というものは、富士宮市で行っている富士山教育、そういった教育、情操を育てるような教育にも非常に効果的だと思うのですけれども、その辺は余り関係ないのですか、それともその情操教育に、非常に富士山教育に対して効果的なものなのかどうか、ちょっとあったらお聞かせください。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育長。 ◎教育長(池谷眞德君) 情操教育という点ではちょっとわかりませんけれども、富士山学習とか社会科とか、具体的に教科、それから領域の中で学習するときに活用させていただいています。 ◆4番(辻村岳瑠議員) ありがとうございます。 最近の、私のころというのは非常に、おかげさまで便利快適になりましたので、地域のコミュニティというものを余り感じずとも、地域で皆さんに育ててもらいました。最近の子は、核家族化が進む中で、どうしても情操というものを教育する機会というのが欠けているのかなと。その分、豊か、便利快適になったことはいいのですけれども、そういったところで、伝統文化ということが子どもの情操教育ということに非常に役に立つのかなと思って質問させてもらいました。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育長。 ◎教育長(池谷眞德君) 失礼しました。埋蔵文化財センターと情操教育と結びつけたものですから。ちょっと申しわけありません。 文化、歴史を学ぶということは全くおっしゃるとおりで、今学校では、特にこれからですと秋の祭りがありますけれども、その太鼓とか、そういうふうなときの練習に積極的に参加をするように教育委員会として促しています。また、地域のいろんな伝統行事とか、そういうものもありますので、それにも積極的に自分が参加して地域の一員としてどんなふうに物を考えるのかということは勧めていますし、富士宮市の道徳資料の中でも、自分がそういうことに参加してどんな思いを持ったのかということも、道徳の資料として取り扱っています。 以上です。 ◆4番(辻村岳瑠議員) ありがとうございます。 富士市のかぐや姫ミュージアムでも、小学校3年生かな、郷土資料館を訪れて、子どもたちの感想が書いてありました。おじいちゃん、おばあちゃんの生活は非常に大変なものだった、今がどれだけ恵まれているものかということを感じる、そういった子どもの情操教育。私も子どもを持つ親として、自分の教育された立場からも随分変わってきたな、そういった心の教育というのが非常に盛んに行われているということを感じます。これに対して、その文化、伝統、これをきちっと後世に伝えていくということが大事なものですから、この1番の質問をさせていただきました。 (2)番、地域の魅力向上とにぎわいに資する空間を創出するということを質問させていただきました。伝承するということがとても大事だと思うのですけれども、この伝承していくというところで、今の郷土資料館、埋蔵文化財センターはこれが十分に発信できているか。全てにおいて完璧ということはなかなか難しいと思うのですけれども、その辺、教育部長、どうでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) 現在の埋蔵文化財で十分というか、一応あそこにもお客さんも見えていただいています。興味のある方が見えていただいているという状況なので、現時点で、十分とは言えないかもしれませんけれども、しっかり埋蔵文化財として活用はさせていただいています。 ◆4番(辻村岳瑠議員) 子どもがだんだん富士宮市を離れていって戻ってこないということもたくさんあると思うのですけれども、自分が子どもを生んで育て、富士宮市が我が子のふるさとにしかるべく市町かどうかというのを、どこで判断するのかなと思うと、やっぱり私は、子どものころからきちっと木花咲耶姫様を初め、浅間神社、いろんな合併からできたこの市を、きちっと子どものときから情報を発信して、教育して、感じさせていくことが大事だと思うのです。 そして、例えば、大学へ行って都会で就職して、子どもが一人生まれましたと、2人目欲しいけれども、都会では土地買えない、建物なかなか高くて、でも2人目欲しいなといったときに、ふるさと富士宮のことを思い出して帰ってくる。すぐのすぐには成果って出ないかもしれませんけれども、こういった文化、伝統をしっかりとする施策がこれからの富士宮市の発展につながっていくと感じるのですけれども、どうでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) 議員がおっしゃるとおりだと思います。富士宮市に世界文化遺産の登録資産もありますので、そういうものを誇りに思って、もう一度富士宮に帰ろうと思っていただくことが大切だと思っています。 ◆4番(辻村岳瑠議員) ありがとうございます。 ○副議長(鈴木弘議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) これは私が答えたほうがいいなと思ったものですから。おっしゃるとおりです。議員おっしゃるとおり。確かにそのとおりです。富士宮市はいろんな文化がありまして、この地に本当に古い古い昔からいろんな人が住みつきました。そして、その中でいろんな文化が育って、文化とはその人たちの生きざまといいますか、生活のありようということが文化というふうに認識しておるのですけれども、それがいろんなものを残してくれました。それをやっぱり後世に伝えていくというのは大事なことだものですから、私は歴史館をつくりたいなと思っております。ぜひ議員の皆さんにも協力していただいて、これから、いろいろと今諸準備をしておりますけれども、議員おっしゃるように、そういう歴史館をつくって、市民の皆様にまずは富士宮の歴史を知っていただく、同時にあっちこちから富士宮市世界遺産のまちとして非常に多くの人が訪れているわけですけれども、そういった人たちにも富士宮市の歴史を知っていただきたいと、そういうような思いで今いろいろなことを着々と計画をしている最中であります。 以上であります。 ◆4番(辻村岳瑠議員) ありがとうございます。 市長、私、山梨県世界遺産センター、あとは富士吉田市がやっている富士山ミュージアム、ああいったところも見てきたのですけれども、観光と文化を結びつけて、そのハブ的な役割、富士急ハイランドもハブ的役割で入園料無料にした。歴史館というのはそういった狙いもあるのでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) そうですね。ですから、まずは自分の足元、富士宮市の人たちが自分のふるさとを知っていただく、同時にいろんな人が来るということから観光につながっていくことでありますから、それはひいては富士宮市の活性化につながっていくし、また富士宮市の人たちも、またいろんな人たちが富士宮市へ来て、いろんな影響を与えることによって、富士宮市もまたそうした影響においていろんなものを学びながら、いろんな富士宮市文化が育っていくという形になろうかなと、こんなふうに思っております。 ◆4番(辻村岳瑠議員) ありがとうございます。 私から一つ提案なのですけれども、空きスペース事業というのが今いろいろと注目をされていると思います。宮町の空き店舗、ああいったところを利用して、その縦軸と横軸、あの空き店舗を利用して歴史文化を発信しながらも、インフォメーションしていくと、情報発信していくという、そういう提案持っているのですけれども、どうでしょうか。空き店舗を利用した。 ○副議長(鈴木弘議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) 空き店舗は空き店舗で、これは中心市街地の活性化のためにもいろいろと生かしていかなければならない、活用していかなければならないと思うのですけれども、歴史館というものはもっと広々としたところで、本当に北部地域の活性化のための拠点となるような、いろんな人が来て驚くような、そういうものにしていきたいなと、こんなふうに思っています。 ◆4番(辻村岳瑠議員) ありがとうございます。 確かに富士山から西富士道路交通渋滞というのは非常に多くて、あそこから歴史館に、例えばハブ的に観光のこともつなげていければいいなというのが市長のお考えなのかもしれませんけれども、一つ、こだわるのですけれども、空き店舗という問題が、その情報発信をできていないという問題を解決する、そういった発想も僕はあっていいと思うものですから、ぜひ空き店舗、この問題を一つ、その情報発信できていない、伝統文化発信できていない問題が問題を解決するという提案にぜひ、強く提案させていただきます。 それでは、発言項目2に移らせていただきます。発言項目2、スポーツで明るく輝く富士宮のまちづくりについて。伝統文化を活用し、活力を生み出す施策と、もう一つ大事な施策に、人の心が動く、感動する施策の必要性を感じております。感動は人の共通する価値であり、スポーツを通じて感動する施策は大きな活力の源になると考えています。 スポーツで感動する例としまして、全国高校野球選手権大会があります。先月、101回大会を終えましたが、これだけ多様化する社会において、100回を超えても色あせない価値、なかなかないと思います。それは、感動するという共通の価値が昔も今も変わらない、時代が変わっても、甲子園を見て多くの人が感動するという心のあり方は共通の価値として存在しているからだと考えます。 1年前の100回大会は、まさに甲子園大会は記録ではない、感動だということを証明してくれた大会だったと思います。大会史上初となる2回目の春夏連覇をなした大阪桐蔭高校でしたが、大会を通じての話題は、その大阪桐蔭高校に決勝で敗れた秋田の金足農業高校でありました。地元出身の生徒が地元のため、農業高校の希望になるのだと決勝まで勝ち抜く姿に、多くの日本人が感動させられました。記録ではなく心が動く感動の経済効果は100億円を超えたと言われ、純粋なスポーツは純粋な経済効果を生みました。 また、スポーツ庁は、スポーツの持つ人を集める力や人を巻き込む力を使ってSDGsに貢献していくとも述べております。人口減の今だからこそ、人の心が動く施策、人の活力の源泉、感動は、その必要性を増し、スポーツが持っている力の重要性を考えさせられます。 要旨、明るく輝くまちづくりには、次世代の若者が学ぶ機会と、もう一つ、体験し、感動できる、市民の心が動く施策が必要です。そのもととなる環境整備について伺います。 (1)、スペインのオリンピック選手の合宿誘致は、若者が本物に触れ、交流できる貴重な体験の場となっています。このすばらしい交流の機会を空手以外の競技にも広げていくことを提案するが、いかがでしょうか。 (2)、平成27年に富士宮サッカー協会から要望書が提出され、市では多目的スポーツ広場の調査を実施したと聞いております。現在の進捗状況について伺います。お願いいたします。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) それでは、発言項目の2、要旨(1)と要旨(2)について私から答弁いたします。 発言項目2の要旨(1)、スペインのオリンピック選手とのすばらしい交流の機会を空手以外の競技にも広げていくことを提案するが、いかがかについてお答えいたします。本市では、スペインのホストタウンとして、今年も8月24日から9月4日まで、空手ナショナルチームを受け入れ、事前合宿を実施いたしました。期間中には、市民歓迎パーティー、小学生合同練習会、スペインの文化を知ってもらうためのスペインフェアなどを開催し、選手たちと市民が交流する機会を多く設けました。特に小学生合同練習会は、一流アスリートに直接触れ合える機会となり、子どもたちにとって目標や思い出といったかけがえのないものを得られる貴重な時間を提供することができたと思います。 議員から御提案のありました市民交流を空手以外の競技にも広げていくかにつきましては、東京オリンピックまでの間に、静岡県ソフトボール場を練習会場としたソフトボール競技の合宿をしたいという国からの申し出があれば、積極的な対応を考えてまいりたいと思います。 また、東京オリンピック以降につきましては、関係競技団体協力を得ながら、本市の施設規模で対応可能な競技の各種大会等の誘致に取り組み、小・中学生や若い方たちが一流のアスリートのプレーに触れる機会をつくりたいと思います。 次に、要旨(2)、多目的スポーツ広場の現在の進捗状況についてお答えいたします。平成28年度から検討してまいりました多目的スポーツ広場は、昨年度に調査委託を実施し、候補地の地形や道路等の状況、地理的条件や法規制等の検証の結果、農業振興地域であることや一部の地権者との調整が必要な土地であることから、候補地への多目的スポーツ広場の整備は難しい状況であります。 ただし、今年度から2カ年をかけまして、スポーツ施設のストック適正化計画を策定しているところであります。この計画では、市内のスポーツ施設を適切かつ効率的に維持していくために、人口減少、少子高齢化、市の財政状況、スポーツニーズ等の傾向を十分に考慮した上で、大会開催時だけでなく、日常でも既存スポーツ施設が最大限に利活用できているのか、どうすれば利用者に満足していただける施設になるのかについて十分検討する中で、まずは既存施設の安全性や機能性の維持、改修を行った上で、それでもなおスポーツ施設が不足しているという結論が出た際に、改めて検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ◆4番(辻村岳瑠議員) どうもありがとうございます。 1番のことですけれども、これ何を言いたいかというと、サッカーですね。スペインといえば、やっぱりサッカーだと思います。どうしてもサッカーの有名チームの有名選手を呼ぶのではなくて、サッカーの、例えばバルセロナ、レアルマドリードのジュニアチーム、ジュニア選手が、富士宮で行っている富士山カップの決勝戦、優勝したチームと有名チームのジュニアチームができると、そういった夢のある提案をしたのですけれども、ソフトボールですとか、そういったところであれば呼べるという答弁でした。 ちょっと話を戻して、スペインの空手チームを誘致する際に、SDGsの17番なのですか、パートナーシップで、ボランティアですか、そういったところも協力があったと聞いたのですけれども、何かありましたか。詳しく教えてください。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) 誘致に当たってということですか。 ◆4番(辻村岳瑠議員) そうですね。 ◎教育部長(植松宏幸君) 誘致以降、誘致されて、今実際に運営の中でボランティアの皆さんが活躍していただいて、いろんなスケジュールの流れとか、全て管理してやっていただいている状況であります。 ◆4番(辻村岳瑠議員) ありがとうございます。スポーツ振興課だけではなくて、他の部署も連携をとってやったのですか。それともスポーツ振興課だけで。 ○副議長(鈴木弘議員) 副市長。 ◎副市長(芦澤英治君) この件につきましては、市長の強い意向がございまして、市の中にオリンピック・パラリンピックのプロジェクトチームをつくっております。それで私が一応そのまとめということでやっておりました。これは各部横断的に、今までかかわった職員を中心として集めて、それからペデカという市民グループと一緒になって、最大限のバックアップ、それからおもてなしをやっております。市長みずからも、このプレ大会や東京に行き、私が言うのも変ですけれども、あの会場の中で一番盛り上がったのは間違いなく富士宮市だと思っております。そういう気持ちを持って、来年の本番に向けて、さらに一層このプロジェクトチーム、それからあと市民グループと一緒になって、スペインの空手チームを盛り上げ、バックアップしたいと思っております。 以上です。 ◆4番(辻村岳瑠議員) ありがとうございます。 すばらしいと思うのです。空手を一つ呼ぶ。それが横のつながりで、市長、そして副市長も入って、みんなで盛り上げていこう。それでボランティア団体も、必然と縁が結ばれて空手になったというふうに聞いています。こういったすばらしい御縁というのですか、予算も使ったとは思うのですけれども、そういった御縁、力を使えば、例えばサッカーを呼ぶ、そういったことはなかなか難しいのでしょうか。サッカーの一部リーグのジュニアチームに声をかける、何かの御縁で。 ○副議長(鈴木弘議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) サッカーとなりますと、全国かなりのところ、そういうことを願っているところが多いのです。それは、そういうところはどういうところかというと、ちゃんと受け皿づくりができているということなのです。富士宮市は、小・中学校サッカーの大会でさえも、もう少しいいところでもってサッカーやりたいやというような要望が非常に強くて、とてもオリンピックでもってサッカーのチームに来ていただいて事前合宿していただくとかなんとかという状況ではないものですから、残念ながらそこまでいきません。 レアルマドリードのメインスタジアム、私も見学へ行ったことがあるのです。あの中まで入って全部見させてもらいましたけれども、すごいですよね。ああいうものをとても富士宮市へつくるなんていうことは考えられないことでありますし、いろんなスポーツが、種目がありますけれども、そういう中でやっぱり富士宮はどういうまちかといったときに、ソフトボールのまちだということで、それならば、ソフトボールならば、県のソフトボール場は日本一のソフトボール場であります、専用球場でありますから、そういうところを活用して、何か来てくれる人があれば。まだソフトボールのオリンピックの出場国が3チームぐらい決まっていないのです。ですから、そういったところが決まってきて、ぜひ富士宮市で合宿したいということならば、先ほど教育部長が答弁したように、しっかりと受けとめて、そして対応していきたいと。富士宮市に合ったそういうオリンピック種目のチームを招聘したいなと、こんなふうに思っております。 ◆4番(辻村岳瑠議員) ありがとうございます。 今、市長の御答弁から、何で1番の質問が必要だったかというのがこの2番になるのですけれども、2番に移らせていただきます。富士宮サッカー協会から要望書が出された多目的スポーツの進捗状況、これははっきり言って難しいという御答弁でいいですよね。はい、わかりました。 なかなか公共施設の長寿命化、病院の問題、そして膨らむ社会保障費、なかなか難しいというのは私も簡単に見てとれるのですけれども、決してサッカーゴールがない、ボールが買えないというわけではないですから、そういったところでなかなか難しいという御答弁をいただきましたけれども。 ○副議長(鈴木弘議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) サッカーの要望に対しては、しっかりと受けとめておりますものですから、難しいということは難しいかもしれませんが、具体的になるように前向きに今取り組んでおります。今、何としても早くつくりたいのは、これは天然芝か人工芝か、これはいろいろ検討しなければならないですけれども、そういう芝のついた、観覧席がある程度の数ですけれどもついたサッカー場だけは早いうちにつくっていきたいと、そういう思いは今もって変わりはありません。だから、難しいというと、サッカー協会ががっかりしてしまって、いや、だめだみたいな、そんなふうな失望感を持たせますものですから、そうではないということだけをお答えしておきます。失礼しました。 ◆4番(辻村岳瑠議員) わかりました。 ちょっと質問を変えます。ストック適正化計画というのが先ほど部長からも御答弁があって、ストック適正化計画の中に沿って、ちょっと幾つか質問させてください。この多目的スポーツ広場による調査、これはストック適正化計画の必要性という中なのですけれども、このまま読みます。小規模な施設を地域に複数整備するのか、大規模な施設を一つずつ整備するのか、検討がなされているのかということ。どうだったのでしょうか。大規模な施設なのか、それとも、これはさっき部長が言ったストック適正化計画の必要性の基本事項の中に載っているというのは、大規模なのか、それとも少数の、一つずつつくっていくのかというところを、検討がなされたのかどうかということを教えてください。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) ストック適正化計画の中で大規模なのか小規模なのかというのを、今年度から手をつけ出していますので、その以前に、この場所が可能性あるのかとか、この場所でどういうものができるかという調査を去年やって、その結果が今出た状態です。それを持って今度は2年間かけて、どういう配置が必要なのかというのを今練り始める、今これから始める段階だと思ってください。 ◆4番(辻村岳瑠議員) わかりました。 では、例えば小規模なものを、地域性を考慮しながら小規模でやっていくのかと、そういう2つはこれから検討していくということですね。 もう一個なのです。これもこれから検討していってもらえると思うのですけれども、既存の体育施設、スポーツ施設を運用していくということで、学校施設をうまく活用していく。管轄が違うけれども、そういったことも管轄を越えて、連携を図りながらストック適正化計画で使用していくということも言っているのですが、その辺も今後検討課題ということで。はい、わかりました。ありがとうございます。 このストック適正化、サッカーグラウンドがストックできているのか、適正化したか、市長からも一生懸命やるということなのですけれども、類似団体という言葉がこの間の一般質問で出ました。藤枝市、掛川市三島市、瀬戸市、海老名市、これが類似団体で候補として挙がっていまして、全ての市町でサッカーは芝の上でやるという現状があります。これが、これからストック適正化に沿って議論していくと思うのですけれども、これがストックできているのか、適正化なのかと、今の現段階で教育部長どのように考えますか。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) 芝のグラウンドが足りているかどうかということですか。 ◆4番(辻村岳瑠議員) ストックできているのか、適正化しているか。 ◎教育部長(植松宏幸君) 今現在、サッカーのできる芝のグラウンドというのはないものですから、ここについては足りていないという状況です。ただ、今いろんな状況から、それがこの先も必要なのかどうなのかとかということも踏まえた上で、では人工芝なり芝のグラウンドが整備が必要だねと結論が出れば、そういう方向で結論が出ていくというふうに考えております。 ◆4番(辻村岳瑠議員) このサッカー協会の要望書ですけれども、平成6年、1994年、その2年前にJリーグが発足して、私も野球人なのですけれども、野球というのはもうすごく人気ないのです。だんだん、だんだん下がっていく。それは問題視しているのですけれども、その反面人気が出ているのはサッカー。日本でも10代20代、次の富士宮の世代を担う人は、もうサッカーやっているのです。サッカーが一番人気があるのです。静岡県サッカーなのです。こういった状況も踏まえて、この実態に合っていないのかなと、残念ながら。これは、もちろん今ストックできていないという状況だと思うのですけれども、ぜひここは前向きに検討していただきたいと思っております。 どうしても経路依存性というのですか、どうしても富士宮市サッカーグラウンドがない、それがもう当たり前というような、何かそんな依存性、これまでの流れを感じるようなことがあります。こういった流れを断ち切るというのは、やっぱり市長のようなリーダーを初め、議会の決断と覚悟だと思うのですけれども、市長、もう一度前向きな。お願いします。 ○副議長(鈴木弘議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) 辻村議員には、当局の答弁をよくお聞きになってからまた再質問していただけばありがたいと思うのです。やる、やりたいと言っているのです。だから、やらないわけではないのです。そこら辺はぜひ誤解のない、勘違いしないようにしていただきたいのです。 なぜサッカーグラウンドが富士宮市できないのかと、これは土地利用の問題、また岩盤三法の話をしますけれども、広いところがたくさんあるのに、ここもいろんな法規制があってだめ、ここも法規制があってだめ、ここは用地の取得が地権者の理解得られなくてだめ、ここは相続猶予のためにだめ、ここは土砂災害危険地域のためで、いろんなところを探しているのですけれども、なかなか見つからないのです。そういう当局の悩み、苦しみをぜひ御理解いただきたいと思うのです。 今どうかなと思ってストック計画の中で考えているのは、山宮の土地はどうかなと。だけれども、またあそこも16メーターの崖があって、真ん中は農地の相続猶予があって、もう少し東が残っているからここのところどうだろうというような話、いろんなところを今検討している最中であります。私といたしましては、できるだけつくりたい。その土地さえ見つかれば、適地が、すぐにでもやりたい、そういう思いだものですから、ぜひ誤解のないようにしていただければありがたいと思います。 以上です。 ◆4番(辻村岳瑠議員) どうもありがとうございます。すみません。どうしても、何としても芝のない状況を何とかしたいという市長の思いはわかりました。 多目的施設の中で、スポーツ広場の調査に関する中で、第1案、第2案、第3案とあるのですけれども、第1案は6.5ヘクタール、地権者との問題、第2案に関しては農地の問題、さっき市長が言われたとおり農地の問題というのが挙がっています。しかし、第3案は、事業費などは比較的安くできそうだという方向性があるのですけれども、せめてこの第3案から進めていくということをお考えということで市長よろしいのでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) 第3案も、この3つの案を含めて、困難であるというか、一面だけではなくて、また違ったところをもう一回見直して、ストック適正化計画の中で、もう一回テーブルをそっちへ移しましょうという今状況なものですから、もう少しお時間ください。 ◆4番(辻村岳瑠議員) わかりました。 このストック適正化計画、この3案、なかなか1案、2案、物すごく広大なものを取得していくということは、ハードルが高いということは私も理解できているつもりです。しかし、この3案、せめてここから徐々に、徐々に3案から進めていって、この1案に近づけていくということもあってもいいのかなと思っています。 今、公共施設というのが、やはり維持管理が問題、税金で建てて税金で維持管理していくということが問題になっていると思うのですけれども、こういったものは新しい工法、PPPですとかPFIですとか、そういったことも今後ストック適正化計画の中ではやはり考えられていくということでいいのでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) それらの手法も視野に入れて検討していきたいと思います。 ◆4番(辻村岳瑠議員) ありがとうございます。 最後に、丁寧な御答弁をいただきましたことを感謝申し上げます。なかなか私、福祉の現場でやってきまして、こういった商売っぽいというのですか、そういった話はまだまだできないのですけれども、暮らし向きというのは随分昔に比べてよくなったと思います。便利快適になりましたけれども、ただ果たして暮らし向きはよくなる一方で心向きはどうなのかなというところが心配です。心向きがよくなることに対して私は、伝統文化、そしてスポーツで感動するという施策、これから求められているということで質問させていただきました。御答弁ありがとうございました。 ○副議長(鈴木弘議員) 以上で4番 辻村岳瑠議員の質問を終了します。 この際、暫時休憩します。                                     午前10時34分休憩                                                                            午前11時00分開議 ○副議長(鈴木弘議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を継続します。 発言通告順により、13番 佐野孜議員の質問を許します。佐野孜議員。               〔13番 佐野 孜議員 登壇〕 ◆13番(佐野孜議員) おはようございます。13番議員の佐野孜です。副議長の許可のもと、通告順に従いまして一般質問をさせていただきます。9月定例議会の最後ですけれども、よろしくお願いいたします。 発言項目1、富士宮市の発展の原動力を生み出す資源としての北部の自然環境の保全対策や体験観光の開発と地域経済の活性化について伺います。西富士山麓の大自然が、新鮮な大気と水を生み出す森林とススキの生い茂る草原、各地地に点在する富士山を含めた絶景ポイントや各地域に伝承される民話や諸行事を生活の中に取り入れ、歴史をつないできています。それらに検討を加えていかなければならないもの等に対する見解と支援の方策について伺います。 議員の皆様に北部地域の活性化に対する質問をしていただき、大変北部地域の大切さが深まってきたような感じがいたします。 それでは、要旨(1)、富士山の大自然を背景とした牧場の体験学習に関して伺います。①、昨年度の体験団体と体験者数について伺います。 ②、体験を希望している地域について伺います。 ③、体験を実施している牧場について伺います。 ④、体験する内容と体験を実施する意図について伺います。 ⑤、受け入れの窓口について伺います。 ⑥、体験の学習等全般に対する富士宮市のかかわりについて伺います。 要旨の(2)、北部の各地域への支援に関して伺います。①、根原区のどんど焼きと火入れについて。 ②、猪之頭地区の陣馬の滝まつりについて。 ③、白糸地区について。ア、火伏せ念仏、川供養、鬼橋や田貫湖の伝説・民話。 イ、美しい邑づくり、竹灯籠まつり、手筒花火、しめ縄用稲の栽培と製作。 ウ、天子の郷保存会、彼岸花ロード。 ④、上井出地区の「曽我八幡宮」とありますが、すみません、「天満宮」に訂正させていただきます。天満宮の相撲大会について。 以上ですけれども、答弁をお願いします。 ○副議長(鈴木弘議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) それでは、私から要旨(1)及び(2)の②、③についてお答えいたします。 初めに、要旨(1)、牧場の体験学習について、①、昨年度の体験団体と体験者数についてお答えします。事業主体である富士ミルクランドの統計によりますと、平成30年度の実績として、団体では保育園、幼稚園が3団体小学校が120校、中学校が62校、高等学校が2校、大学専門学校が2校、家族連れ等個人団体が110団体外国人グループが1団体の計300団体、1万6,965人が酪農体験に参加しています。 次に、②の体験を希望している地域については、静岡県内が全体の32%を占めており、そのほかに中部地方関東地方からの希望が多くあります。また、昨年度は海外からの体験希望もございました。 ③、体験を実施している牧場については、人穴の小林牧場、市の瀬牧場、根原の松下牧場、ハートランド朝霧の4カ所です。 ④、体験する内容については、搾乳体験、餌やり、ブラッシング、バターづくり、命のとうとさについての講話となっております。また、体験を実施する意図については、学校内で行う学習とは違い、校外に出て農家の方から直接酪農業の仕事内容を聞き、仕事の一部を体験することで、命のとうとさ、動物たちの生態を理解できる貴重な学習として位置づけているようです。 ⑤、体験の受け入れ窓口については、富士ミルクランドに酪農体験組合があり、所属している酪農家を紹介する仕組みとなっております。 ⑥、体験に対する富士宮市のかかわりについてお答えします。富士宮市は県内で最も酪農が盛んな地域であります。酪農体験を通じて市の主な農業である酪農に対する理解を深めていただくため、静岡県グリーンツーリズム協会に酪農体験の情報を提供し、市内外からの参加者を呼びかける等、本事業の推進を図っております。 要旨(2)、③のイ、美しい邑づくり、竹灯籠まつり、しめ縄用稲の栽培と製作についてお答えします。「ふじのくに美しく品格のある邑」につきましては、静岡県の「ふじのくに美しく品格のある邑づくり」連合が地域の宝を大切に思い、それを守り、次世代につなげていこうとする人々が集まって、真摯に活動を行っている地域に対し認定したもので、市内では6邑が認定されており、さまざまな活動を行っております。 竹灯籠まつりは、「美しく品格のある邑」である「白糸の里」が実施している行事の一つで、市としては富士宮市農村コミュニティ支援事業の補助金を交付し、事業の実施を支援しています。 また、しめ縄用稲の栽培と製作については、農村文化の伝承を通じた農村コミュニティの強化として位置づけられており、国・県、市の多面的機能支払交付金を受けて実施されております。 なお、手筒花火につきましては、白糸地域の手筒花火保存会により行われており、特に支援は行っておりません。 次に、ウの天子の郷保存会についてですが、「美しく品格のある邑」に認定された邑の一つで、農村環境の保全のため、多面的機能支払交付金を受けて農道や水路等を保全しながら、ヒガンバナを植えて管理しております。 次に、要旨(2)の②、陣馬の滝まつりについてお答えします。陣馬の滝まつりは、富士山まつりの中の「富士の巻狩りまつり」に位置づけられているまつりです。「富士の巻狩りまつり」は、狩宿さくらまつりと陣馬の滝まつりから構成され、陣馬の滝まつりは、主に地元猪之頭区が企画運営しております。市の支援としましては、富士山まつり推進委員会補助金を交付しており、そのうち30万円が陣馬の滝まつりに充てられています。また、「広報ふじのみや」やホームページ等でまつりの周知支援も行っております。 陣馬の滝まつりでは毎年、陣馬の滝太鼓、銭太鼓、保育園児による竹太鼓が披露されております。また、最近では北海道大学「縁」というサークルがソーラン踊りを披露し、大変な盛り上がりを見せ、猪之頭地域内外から訪れた観客を楽しませています。 私からは以上です。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) それでは、発言項目1、要旨(2)のうち①、根原地区のどんど焼き、③、白糸地区についてのうちの火伏せ念仏、川供養、鬼橋や田貫湖の伝説・民話及び④、上井出地区、天満宮の相撲大会についてお答えさせていただきます。 教育委員会では、市内文化財としての民俗行事や年中行事について実態調査を進め、指定文化財にふさわしいものであるか検討しています。これらの調査により、市指定文化財として指定したものに対しては、機材の修理など必要に応じて文化財保護補助金を交付し、保護、支援をしております。また、伝説や民話などの伝承地については、「歩く博物館」のコースに観察ポイントとして組み込むことで、広く公開し、地域の活性化のために活用しています。 議員御質問の行事についての状況ですが、白糸地区の火伏せ念仏については、平成11年に富士宮市無形民俗文化財に指定され、文化財保護補助金の対象となりますが、その他の根原地区のどんど焼き、白糸地区の川供養、鬼橋、田貫湖、また上井出地区、天満宮の相撲大会につきましては、文化財として指定されていない状況です。これら未指定の文化財につきましては、継続的に調査を実施したり、「歩く博物館」の観察ポイントに組み込んだりしています。 根原地区のどんど焼きについては、平成10年に行った市内道祖神調査の関連として調査を実施し、記録を残しております。 白糸地区の川供養については、盆行事にかわる行事の一環として、継続的な調査を開始したところです。 鬼橋にかかわる伝説の伝承地は、白糸地区を対象とした「歩く博物館」Kコースに観察ポイントとして組み込んでいます。田貫湖については、「歩く博物館」の観察ポイントに取り込んでおりません。 上井出天満宮の相撲大会について調査を実施し、行事の様子を記録し、上井出、白糸地区を対象とした「歩く博物館」Cコースの中で観察ポイントとしても組み込んでいます。 指定文化財については、他に類似することがないこと、歴史的な背景がはっきりしていること、継続的に保存されることなどの条件がそろえば、その候補となるものと考えています。今後も市内の民俗行事や年中行事に対して実態調査をさらに進め、文化財としての適切な保護と活用に対する支援を実施していきます。 以上です。 ○副議長(鈴木弘議員) 環境部長。 ◎環境部長(大原勝君) それでは、環境部からは要旨(2)の①、根原区のどんど焼きと火入れについてのうち、根原地区火入れ事業についてお答えします。 根原地区火入れ事業は、朝霧高原のススキ草原景観の保全、幹線道路沿道の景観整備及び生物多様性の復元など朝霧高原の自然環境保全を目的に、平成21年度から富士宮市の事業として実施しております。 なお、事業の実施に際しては、現地の複雑な起伏の地形や地質などに精通し、火入れ業務の実績もある地元の根原区へ委託しており、秋に防火帯を設置整備し、春に防火帯の内側の火入れを実施しています。本年度は4月6日に火入れを実施しました。当日は、委託先であります根原区の区民の皆様のほか、市職員、消防職員消防団、学生ボランティア、環境保全団体などから112名の参加をいただいております。来月10月26日には、秋の防火帯設置作業を実施する予定です。 今後も、朝霧高原の景観保全、自然環境保全のため、地元根原区の皆様と本事業を継続してまいりたいと考えております。 私からは以上です。 ◆13番(佐野孜議員) それでは、再質問させていただきます。 酪農体験のほうからやらせてもらいますけれども、酪農体験を実施している牧場は4カ所というふうに聞きましたですが、この前、テレビの取材がありまして、ちょっと見に行ってきました。体験している生徒の中で1名ほどその体験から外れている生徒がいましたので、どうしてということを聞きましたですけれども、そうすると、牛がちょっと怖いということと、においがするということで、そこにいましたが、しっかり説明している3牧場のほうはそんなことがちょっと生まれるようですけれども、一つの牧場は話術でそういうことがないように頑張って、一生懸命話術でやっておりました。そこは、ああ、そういうやり方もあるのだなと思いながら。参加していない生徒、本当に1名だったですけれども、無理に参加させるようなこともせずに、様子を見ていますと、バターづくりとか、パンのところでは参加していました。でも、牛乳がちょっと、コップに入れた牛乳でしたので、そこでちょっとその牛乳を飲む飲まないのことがありました。でも、この内容に関してはみんな喜んで体験をしておりました。 体験の実施に当たっては、東海地区の教育委員会が内容説明を求めたり、見学に訪れていますけれども、その辺について富士宮市はどうでしょうか。その辺の対策というのはありますでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) こちらの酪農体験は、富士ミルクランドが主催しておりまして、そちらがいろんなところにこういった情報提供しながら、お客さんが集まっているというふうに思っております。そういった東海地区ですか、そういった公共団体等につきましても、また市のほうからできる、先ほども申し上げましたが、グリーンツーリズム等を通してPRもしていますから、そんなところにもこういうものがありますということは、PRできる場があればしていきたいと思っております。 ◆13番(佐野孜議員) そこで、説明を求められている地区にこちらから出向いて行く方法と、向こうの方が来てもらって、そこで説明するという方法とあるわけですけれども、当事者の牧場に聞いてみましたら、なるべくここの地域に来てもらいたいと。どうしてかと言いましたら、この地区のにおいと、景観を見てもらいたい。必ずここには多少のにおいがつくのですと。そのにおいを体験してもらいたいというようなことでした。そういうことですね。そこら辺でもし、富士宮市でも体験している学校があるかと思いますけれども、そこの辺に対してはどうでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) 先ほども御答弁いたしましたが、小学校で120校、中学校で62校ということですけれども、これは特に市が間に入って紹介をしたというわけではなくて、直接そういったミルクランドの情報網を学校側が取り入れて、学習の中で入れているというふうに聞いております。当然これは校外学習ですから、出向いて行って体験をするというところに意義がありますから、学校に牧場の方を招いてというのでは余りおもしろみがないと思います。そんな形で酪農、牧場での体験ということでやっていると思います。 ◆13番(佐野孜議員) そうではなくて、教育委員会とか、そういう学校なんかが行って説明を受けるか、それとも来て説明してもらうかということなのですけれども。そういう場合。                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆13番(佐野孜議員) わかりました。 世田谷の学校はこちらに来て、どういう内容かというのを把握して帰って、それから送るというようなことを考えているそうです。横浜の学校は、横浜に来て説明してくださいということでした。そのときに牧場主は、ここのにおいと富士山の景観を見てから来てもらうようにということで、なるべく。こういう説明とか、そこら辺は、富士宮市小学校なんかで体験する場合はどうでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) すみません。もしその体験をする場合に、事前にちゃんと行って説明を受けてやるかどうかということですか。 ◆13番(佐野孜議員) そうです。 ◎教育部長(植松宏幸君) 実際実施するとなれば、学校から必ず先生が、近くですから、東京からわざわざ来るわけではないので、直接行ってお話しすることができると思いますので、そういう話があったら、また学校にも伝えておきます。 ◆13番(佐野孜議員) 特に教育委員会で把握しているということはないですね。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) 市内小・中学校の体験について、今把握していませんので。また確認しておきます。 ◆13番(佐野孜議員) においの問題なのですけれども、その入らない生徒に聞きましたら、そういうにおいがどうしても対応できないということで言っていましたですけれども、牧場主にちょっと意見を聞きますと、それとにおいを消すためにはヒノキとか杉のおが粉があって、それを敷くと乳房炎にもなりにくいということで、おが粉があればなということを話していました。そこら辺の森林組合との連結がうまくできればいいかななどと思っています。その点については。おが粉の提供とか。 ○副議長(鈴木弘議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) 最近、おが粉も金額が高いとか、手に入りにくいという話は聞いておりますけれども、酪農家がその辺は林業家の方とお話をしながら、安定的な仕入れができるように努力してもらいたいと思います。特に市としては、間に入っておが粉のあっせんとかというのは行っておりませんので、酪農家が頑張ってもらいたいというふうに思っています。
    ◆13番(佐野孜議員) この体験を広げて、今は1万6,000人でしたか、それより、どうでしょうか、広げていったほうがいいのか、それともこの辺が妥当な数字なのか、そこら辺の関係はどうなのでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) 私、開拓農協へちょくちょく行くことがあるのですけれども、最近においが余りしなかったですね。ゴルフ行くときに、カントリーのところなんか、ぐるぐる回って歩くと、あれ最近においしないなというちょっと実感なのですけれども。においがかなり少なくなってきたのではないかなと思うし。あそこのところへ行ったら、においは覚悟で行くべきだと思うのです。 学校の子どもたちの研修にしろ、酪農家が愛知だ、東京だどこだと行って、遠くへ行って、こういうにおいがしますから、よかったら来てくださいよ、悪かったらやめてくださいなんていうわけにいかないですよね、忙しくて。ですから、来る人が覚悟して来てもらわなければ話にならぬですよね。だから、嫌だったら来なければいいことだし、私はそう思うのです。でも、ただこういう体験は大いにやったほうがいいのではないかと。それでまたこうした酪農家のいろんな苦労とか、牛乳がつくられる、あるいはバター、チーズのつくられるまでの、これだけの過程、工程があるのだというようなことも、子どもたちにも大人たちにも知ってもらう必要があるということだから、やめる必要はないし、もっと進めたらいいのではないかなと、こんなふうに思います。 以上です。 ○副議長(鈴木弘議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) 市としては、この酪農体験、もっともっと多くの方に体験してもらいたいという気持ちがございます。今現在4つの農家でやっておりますけれども、これは要望が多ければ、この酪農組合つくっておりますから、その組合員の中から受け入れる農場を増やしていけば、まだまだキャパシティーは広がりますので、要望があればそれに応じて対応していきたいと考えております。 ◆13番(佐野孜議員) もちろん増やしてもらって、体験する人が増えて、その体験したときの感動を、また体験しにこちらに見えてもらうということが一番いいかと思いますけれども、牧場主の意向にしますと、体験者に伝えたいというのがあるわけです。命の大切さというのがあるわけですけれども、確かにちょっとそこに行ってみましたら、生まれたばかりでなついてくる子牛に指を吸わせて乳を飲ませる訓練をさせるわけですけれども、この子牛も1年後には肉になって食べられるのだよということを宣告しなければならないですよね。乳牛も、育成牧場に輸送されるときともう廃牛として肉になるために搬送されるときでは態度が違ってくるそうです。 こんな話もありました。スーパーに行ったら、これ静岡県の場合ではないのですが、スーパーに行ったら、自分の育てた牛の、番号でわかりますから、それがあって、これ自分の育てた牛だということで、その肉を全部買ってきたそうです。それで、おいしい、おいしいと言って泣きながら食べたと言っていますけれども、命の大切さがそこら辺で、それもしてもらいたいと思いますし、もうちょっと富士宮市としてはこんなことを牧場主から伝えてもらいたいということがありますでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) 私も今回、議員から御質問いただいていろいろ勉強させてもらいましたけれども、気になるのが、そのアンケートの結果、静岡県内が32%で、あと関東地方中部地方ということで、割と近くからなのです。恐らくその酪農体験に日帰りで来ている方がほとんどかなと思うのです。ですから、これからは泊まり込みで、自分が搾った牛乳でバターをつくって翌日の朝食にそれを食べてみる、そこまでの体験ができると、今度は宿泊型の体験になるので、さらに広がるかなと思っていますから、そういったことを積極的に考えてくれる牧場があれば、日帰りの体験ではなくて、2日間の体験、3日間体験というのが可能になればおもしろいなというふうに感じています。 ◆13番(佐野孜議員) 近郊の学校は日帰りですけれども、関東のほうの学校は、何と泊まるところが河口湖なのです。その辺がちょっと問題ですけれども、河口湖で、一応体験学習の一部としてそれをやると。もっと宿泊のある学校は、野外活動センターに泊まったときの帰りの過程とか来る過程のどちらかでやるそうです。牧場主の人も、自分たちで牧場のことを伝えますけれども、いいよ、いいよと伝えますけれども、自分たちの後継者が育ってくれるということを、自分たちの後継者が育っているということを願って話をしているそうです。3牧場は後継者がいますけれども、1牧場は後継者がおりません。まだ決まっていません。何とか自分で、人に話をしながら自分の意思を決めさせたいというようなことを考えているそうですけれども、とにかく富士山の自然の中で営まれる酪農を関東一円に広げて、富士宮市を売り出す絶好の機会だと思いますが、その件についてはどうでしょうか。 ○副議長(鈴木弘議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) まさに議員のおっしゃるとおりで、富士宮市の農業というのは畜産、酪農が中心でございます。先日も関東生乳販売農業協同組合連合会というところで牛乳の評価をされたわけですけれども、上位に富士宮市の農場がたくさん入っています。そういったことでも、関東のみならず、全国に富士宮市の酪農地域、畜産地域を知らしめていきたいというふうに思っております。 ○副議長(鈴木弘議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) 議員がいろいろと憂えていることを、私も実は酪農地帯の活性化どうしたらいいかということについていろいろ考えているのですけれども、結局酪農だけの仕事だと、何となくまだ夢が足りないといいますか、夢がないわけだから。それで、開拓の今、2世から3世、4世の時代になっておりますけれども、そういった4世、5世、これからもっと子孫がこの仕事を受け継いでいくための魅力あるものをつくっていかなければならないと。一つは今言ったように、こうした酪農体験をする場所、いわゆる宿泊施設を酪農家の家につくれるような、そういう規制を取っ払っていくということが大きな課題ではないかなと私は思っているのです。 酪農をやりながら、そうしていろんな人たち来ていただいて体験してもらって、あるいはまたそこでレストランをつくったり、宿泊施設をつくったり、そういう多面的な酪農経営にしていくということがこれから大事ではないかなと。そういうことのためには、どうしても岩盤三法、これがどうにも富士宮市の発展を阻害する悪法だなと私は思っているのですけれども、これを何とかして撤廃するために一生懸命努めていくべきだなと、こんなふうに思っております。 以上です。 ◆13番(佐野孜議員) ありがとうございます。酪農のことに関しては、これにて終了します。 再質問もう一つ、行事について再質問させていただきます。根原のどんど焼きと火入れですけれども、火入れのほうはすごく、市もいろいろかかわっていただいてすごいものができていますし、根原のどんど焼きも 議会だよりのナンバー411の表紙に出したのですけれども、ちょっとそのとき聞きましたら、10年ちょっと前には来てくれたけれども、今は誰も来てくれないよなんていうことを言っていましたので、ここもすばらしいものをそのまま引き継いでやっていますので、ぜひよろしくお願いしたいと思いますけれども。 もう一つは、猪之頭区の陣馬の滝まつりですけれども、これが一番今のところ盛り上がっているかなと思います。全区で取り組んでいますし、北海道大学の学生も加わって、すごい盛り上がりがありまして、これはもうこれからずっと続いていくのではないかなと思います。根原のほうは、火入れは続いていくかと思いますけれども、どんど焼きはちょっと悲しいかなというような感じも持っていますし。白糸地区の火伏せ念仏というのもありますけれども、それも個人の家に依頼してそこで行事を行いますので、依頼する個人の家がなくなって、今年は区民館で実施しました。民話のほうも、興味を持った英国籍の人物が英訳してくれております。いつできるのか、それわからないですけれども、一応そういう方向でやっていますので、すごいなと思っています。 上井出天満宮の相撲も、何か存続が困難な状態だと、その主催者は言っておりました。どうしてこれからやっていくかと主催者も再考して、子どもも広範囲で募集してやっていこうかと。3,776ミリメートルの高さですので、そこは、この前も取材に来て、大幅に転げてくださいとかなんか、そこら辺でやっていたようですけれども、すばらしいものがあります。 この行事の主催は、大体が40年か50年前の青年団でして、もうほとんど疲弊しているという感じなのですけれども、その中で何とか年波に逆らいながら、地域の発展に寄与して、悪戦苦闘しているのですけれども、現実的には本当に、この悪戦苦闘している現実を理解してもらいたいと思います。もしそういうところで予算がつけられれば、ふるさと納税の、何かそこら辺を用立てしていただければありがたいなと思っていますけれども、いかがでしょうか。予算的な。 ○副議長(鈴木弘議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) 確かに上井出の天満宮のおまつりも最近寂れてしまって、新聞に行事が載っかってきて、写真もあるのですけれども、周りに人がいないような状況で、あれ、何だこんなに人がいないのかなんて、ちょっとそんな感を得たのですけれども、やっぱりこれももう少し、地域の人たちが、昔は青年団が主になってやってきたことが、青年団がなくなってしまって、子ども会もなくなってしまって、そういう中でもってもう一遍活性化するには、やっぱりもう一度市も、伝統的な行事でありますものですから、それはそれとして大事に保存していくことも考えなければいけないなと思っております。ちょっといろんな市の関係の部課と協議して、そして存続するような努力をしていきたいなと、こんなふうに思っています。 以上です。 ◆13番(佐野孜議員) ありがとうございます。 ○副議長(鈴木弘議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) 存続が厳しいという中で、先ほどもちょっとお話ししましたが、富士宮市農村コミュニティ支援事業ということで補助金を、昨年度から新しい補助事業を始めました。これは品格の邑に登録をしないとだめなのですけれども、今言った天満宮ですか、上井出地区も新しくそういったところに登録をすれば、この補助金が受けられますので、ぜひそんなことでまた邑が広がっていけばいいなと。そうすれば、こちらの補助金も活用できるというふうに御理解ください。 ◆13番(佐野孜議員) ありがとうございます。本当に皆さん必死でやっておりますので、ぜひ御理解をしていただきたいと思います。それでは、この項については締めさせてもらいます。 発言項目の2です。富士宮市の特産物の開発と現状の支援策についてです。世界文化遺産富士山が世界的に有名になり、観光客が増え、外国の方も多く見受けられるようになりました。また、先日は浅間大社のにぎわい広場でフードバレー構想15周年記念祭が盛大に開催され、食のまち富士宮がさらなる発展をしてきています。そこで、富士宮市における特産物の開発について、北部地方も奮闘しておりますので、その方針や販路と需要拡大の対策について伺います。 要旨の(1)、1日100トン近い生産を誇る牛乳とその製品に関してです。①、ベルギーで行われた国際味覚審査機構で3年連続の最優秀賞を受賞した乳製品(ヨーグルト等)について。 ②、オールジャパンナチュラルチーズコンテストで金賞を受賞した「ストライプチーズスモーク」や最優秀賞を受賞した「ストライプチーズ」についてです。 要旨の(2)、富士山の雪解け水で育てるニジマスの需要に関して。市内で特産として販売している店舗はどのくらいか。 ②、ニジマス刺身やおすしの具として提供している料理店はどのくらいか。 以上ですけれども、よろしくお願いします。 ○副議長(鈴木弘議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) それでは、要旨(1)、(2)について一括してお答えします。 最初に、要旨(1)、①のベルギーで行われた国際味覚審査機構で3年連続の最優秀賞を受賞した乳製品について御説明いたします。国際味覚審査機構とは、モンドセレクションと並ぶ食にかかわる世界的なコンテストです。ミシュランガイド等に認められた一流レストランのシェフやソムリエが、第一印象、香り、味、食感について審査し、極めて優秀な製品に三つ星が与えられます。 本年6月にベルギーで開催された同コンテストでは、市内の北部にある観光牧場において生産されたヨーグルト、牛乳、チーズケーキが三つ星、二つ星、一つ星を受賞しました。これらの乳製品は富士宮産の高品質の生乳を使用し、最高の技術を駆使してつくられたものであります。特にヨーグルトは3年連続三つ星を受賞されましたので、最高水準という評価のクリスタル賞にも輝いています。この賞を受賞するということは、世界に通じる食品であることのあかしでもあります。 次に、②、オールジャパンナチュラルチーズコンテストで金賞を受賞した「ストライプチーズスモーク」や優秀賞を受賞した「ストライプチーズ」について御説明いたします。このストライプチーズスモークやストライプチーズは、①で紹介した観光牧場とは別の農産物加工販売施設で製造されたものです。このチーズも富士宮産の良質な生乳を使用したもので、国産ナチュラルチーズの製造技術の向上と販路拡大等を目的に開催されているコンテストにおいて、外観、色調、組織、風味について審査され、それぞれ金賞及び優秀賞を受賞されました。 富士宮市には、日本のみならず、世界に認められた商品を製造している多数の生産者がいますので、市としましても、市内外へ情報を提供し、販路拡大の支援を行っていきたいと思います。 次に、要旨(2)、①の市内でニジマスを特産として販売している店舗はどのくらいかについてお答えします。市で把握している店舗数は約20店舗あります。商品としては甘露煮や曽我煮、市内のお菓子屋さんが共同考案した焼き菓子などがあります。これらの商品は市外でのイベントの際に販売したり、市のスマートフォンサイトにおいて情報を提供しております。 次に、②のニジマス刺身やおすしの具として提供する料理屋はどのくらいかについてお答えします。現在把握している料理屋は約20店舗あります。旅館、おすし屋、おそば屋、フレンチレストランなど、さまざまなジャンルの飲食店で取り扱っております。特に「紅富士」というブランド化したニジマスについては、臭みがなく、刺身などに適していると思います。 なお、ニジマスは多様な料理方法があり、刺身やおすし以外の料理を提供している料理屋も多くありますので、先ほどの特産品と同様に、ニジマスのおいしさを今後もPRしていきたいと考えております。 以上です。 ◆13番(佐野孜議員) それでは、ちょっとだけ紹介させてもらいます。 ベルギーで行われたのですけれども、こういうふうなすばらしいものをもらっております。これも原料がよくて加工がいいので、それでもらっております。これが賞状ですけれども。それともう一つは、ストライプチーズスモークですけれども、こんなふうな賞状をもらっております。平成29年でしたので、ヨーグルトのほうは市長に報告に行きまして、地元新聞にも掲載されましたですけれども、ストライプチーズスモークとストライプチーズのほうは該当団体が受賞の報告の機会を失ってしまいましたので、ここで紹介させてもらいます。よろしくお願いします。 また、機会がありましたら、ぜひ御試食をして、どんなものか、いろいろ批評してもらいたいと思いますけれども。ヨーグルトとチーズについての質問は以上です。 ニジマスの需要ですけれども、ニジマスも北部では結構頑張っている生産者がいまして、ニジマスはこれくらいきれいなのです。レインボーなのです。「紅富士」、これは、漁業協同組合で出していますけれども、「紅富士」の刺身はこのくらい赤がきれいなものになります。養鱒業者の方々が努力を重ねて、すばらしいニジマスを生産しているのですけれども、60年、64年くらいかけてしているでしょうか、昔から比べるとすばらしい味になっていますが、いまひとつ理解が得られていないのです。 原因は何かといいますと、ちょっとそこで答弁でも出ましたので、先ほどの牛と同じで、においがあるという観念がありますので、それを払拭していかないとならないのですけれども、富士宮市の人はにおいがあるなということを言うわけですけれども、それは東京とか向こうへ持っていくと、おいしいだけの評価になるわけです。そこで、においというのはどこまでで、どこからなくなって、どこまであるのかなと、そういうようなことを考えますけれども、ちょっと私も、その業者の方も考えたのですけれども、個人の嗅覚の問題かなと。といいますと、東京の人はどうなのだと。そうすると、こんな結論に達したのですけれども、ちょっとまたこれに御批評をしていただきたいと思いますが。芝川の流れに近い人はにおいがある、遠い人はにおいがない、この原因はどうでしょうか。               〔「答えるの」と呼ぶ者あり〕 ◆13番(佐野孜議員) いやいや、答えなくても結構です。 そういうふうな、では何メートルくらいでにおいがなくなるのか。そこを克服しないと、いつまでもにおいがあるよという。 ○副議長(鈴木弘議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) 私は、鼻も悪いかどうかは知りませんけれども、昔から、青年団活動やっているとき、二十二、三のころから、猪之頭にマスを飼っている副団長がいまして、一杯飲むとそれを、年中マスの刺身を持ってきてくれるのですけれども、一度もにおいがなんて感じたことなくて、うまいうまいと、ただそれだけで、そういう表現だけしかできなくて、臭いなんていうことは思いもよらなかったですけれども。よくわかりませんけれども。我々はそうした地元の産業を大事にしていく、そしてそうしたマスの普及をしていくということについては、そういうことについては、打ち消すような、否定していくような、そういう姿勢が必要ではないかなというふうに思います。ですから、どんなにおいがするか、私にはわからないものですから、においはしないというふうな解釈でいますものですから。人それぞれでしょうけれども、嗅覚は。何とも言えない答えになってしまいますけれども、申しわけありません。 ◆13番(佐野孜議員) ありがとうございます。 僕らも60年くらい前から食べていますが、60年前で、新鮮な刺身といいますと、うちのほうではニジマス刺身を指すわけですけれども、そのときから臭みは一度も感じていないのですけれども、それが清流のせいなのか、白糸から下へ下ると水が汚れているせいなのか、そこでにおいを克服して、いろんなことを考えながら、ニジマスのおいしさを再確認して、ぜひ食べていただきたいということでこの項は締めたいと思いますけれども。よろしくお願いします。 とにかくニジマスはレインボーなのです。きれいなのです。これが焼くと、焼いてしまうとレインボーではなくなって、何か汚いというか、何かぼそぼそのものになってしまうのです。でも、焼き方によると、これがゴールドになるのではないかなと。ゴールドサーモンに変わっていく。そこで、その工夫を頑張ってやっていけば、すばらしい特産になっていくかと思いますけれども。ぜひ御検討をよろしくお願いします。それでは、この項について終了します。 発言項目3です。学校教育環境の整備の取り組みについてです。「大半の学校にエアコンが整備され、1学期を快適で、楽しく過ごすことができた教育環境での」というところがありますが、すみません、貴船小学校だけでしたので、ここの項を、この行はちょっと削除させてもらって、夏休み中の課題と2学期への取り組み方針について伺います。 でも、早速な取り組みで、今年度中にはエアコンが整備されて、すばらしい教育環境になっていって、生徒は喜んでいるのではないかなと思いますし、これからいい環境で教育を受けられるので、不登校の数も少なくなっていく、そういうようなことではすごいことになっていくかと思いますけれども、本当に市長のおかげです。ありがとうございました。 では、質問に移ります。要旨の(1)です。夏休み中の教職員の研修等の参加行事に関して。①、全体数と内容について。 ②、働き方改革の観点から削減しても差し支えない行事について。 ③、2、3学期の学校行事に向けて運営方針決定のために加えなければならない行事についてです。 要旨の(2)、夏休み中の児童生徒のほうですけれども、参加行事に関して。①、補習等の学力補填について。 ②、プール等の学校施設の開放について。 ③、市全体での参加行事について。  ④、個人的な参加行事について。 要旨の(3)、2学期への教育委員会としての各学校に示す指針と展望について伺います。 以上です。答弁お願いします。 ○副議長(鈴木弘議員) 教育長。 ◎教育長(池谷眞德君) それでは、発言項目3の要旨(1)、夏休み中の教職員の研修等の参加行事に関してお答えします。 まず、初めに①、全体数と内容についてお答えします。本年度、市教育委員会主催の教職員を対象にした研修を12行いました。内容は、校長、教頭、主幹教諭教務主任、研修主任を対象とした研修と、教科等、学習に関するものとして、市内全体研修会運営委員会授業エストロ継承講座、英語教育課程検討委員会、外国語ハンドブック検証委員会小学校社会科地域資料検討委員会等の研修会を行いました。また、専門的な資質向上を図るものとして、特別支援教育コーディネーター・支援員研修会、不登校いじめ問題対策研修会、教育講演会等の研修会も行いました。 次に、②、働き方改革の観点から削減しても差し支えない行事についてお答えします。令和元年6月28日、文部科学省初等中等教育局事務代理文部科学審議官から「学校における働き方改革の推進に向けた夏季等の長期休業期間における学校の業務の適正化等について」の通知があり、夏季等の長期休業期間における学校の業務・勤務管理に係る留意点が示されました。この通知を受け、市教育委員会としましては、来年度5つの研修会を削減していく方向で考えています。内訳は、校長、教頭、主幹教諭教務主任、研修主任を対象とした研修会と英語教育課程検討委員会です。このことについては、既に各学校に伝えました。 次に、③、2、3学期の学校行事に向けて運営方針決定のため加えなければならない行事についてお答えします。2、3学期の学校行事に向けて運営方針決定のため加えなければならない行事は考えていません。しかし、教職員の資質向上を図り、授業力や専門性を高めるなど、2学期からの学校運営の充実に向け、必要な研修は行っていく予定です。例としまして、市内全体研修会運営委員会特別支援教育コーディネーター・支援員研修会、不登校いじめ問題対策研修会、授業エストロ継承講座、教育講演会が挙げられます。これらの研修会は、外部から講師を招いたり、最新の教育情報や専門的な知識等を習得したりするために、まとまった時間が必要となるため、今後も夏季休業中を有効に活用していきたいと考えています。 続いて、要旨の(2)、夏休み中の児童生徒の参加行事に関してについてお答えします。まず、初めに①、補習等の学力補填についてお答えします。今年度、夏休み中に補習等を実施した学校は、小学校で7校、中学校で11校ありました。内容は、学習指導など学校の実態に応じてそれぞれですが、あくまでも希望者を対象に行ったものでした。 次に、②、プール等の学校施設の開放についてお答えします。本年度、自由プールを開設した小学校は14校、中学校で開設した学校はありませんでした。また、教室を開放し、宿題や自由研究をする児童生徒の補助をする取り組みを行った学校もありました。 次に、③、市全体での参加行事についてお答えします。市全体で子どもたちが参加した行事はございませんが、希望する学校の子どもたちが参加した行事として、富士宮市商工会議所が主催する宮おどりがありました。 次に、④、個人的な参加行事についてお答えします。子どもたちが参加できる行事は、市がかかわるものに加え、各種団体企業によるイベントなど、多くの分野で多数開催されています。子どもや家族の興味、関心にあわせ、参加できると考えられます。教育委員会でも、社会教育課で小・中学生を対象にしたボランティア講座を開催したり、スポーツ振興課ではスペインの空手ナショナルチームと交流する事業を実施したりしました。 最後に、要旨の(3)、2学期に向け、教育委員会として各学校に示す指針と展望についてお答えします。本年度4月に教育委員会として主要施策を示しているため、2学期新たに示す指針等はございません。各校においては、1学期の学校評価が出ておりますので、それぞれの教育活動をいま一度見直し、PDCAサイクルを機能させ、子どもたちに資質、能力を効果的に身につけられるよう取り組んでいただきたいと考えております。 あわせて小学校学習指導要領が来年の4月から完全実施されることに伴い、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善と、身につけたい資質、能力を教育活動全体で育むカリキュラム・マネジメントの充実が求められていますので、この点につきましても引き続き学校全体で取り組んでいただきたいと考えています。 私からは以上です。 ◆13番(佐野孜議員) ありがとうございました。本当にいろいろな取り組みをしていただいて、ありがたく思います。 一保護者の立場からですと、全般的に子どもたちが家の中で、今年の夏は何かごろごろしていたと、友達の家に集まったりして、親同士が子どもの居場所を確認し合っていたなんていうことが言われますけれども、一応働き方改革その他、教員の多忙化を考えると、これがいいとか悪いとかとは言えませんが、とにかくこれから運動会や文化発表会の学校行事に向けて練習や研修が過密にならないように、働き方改革の方針に沿って計画的に運営されるよう要望させていただきます。とにかく富士宮市の子どもたちのために教育長も頑張ってください。よろしくお願いします。 以上で最後のほうの一般質問を終了いたします。どうもありがとうございました。 ○副議長(鈴木弘議員) 佐野議員、ちょっと待ってください。 この際、産業振興部長から発言を求められておりますので、これを許します。 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) すみません。先ほど発言項目1の要旨(2)、北部地区の行事の支援についてというところで、天満宮の支援というところで農村コミュニティ補助のお話をしましたけれども、実はこれは新しい事業でないと対象にならないということで、昔からあるものについては対象外でありましたものですから、この辺をおわびして訂正いたします。すみませんでした。 ◆13番(佐野孜議員) ぜひまたいろんな支援をよろしくお願いします。 以上で終わりにします。どうもありがとうございました。 ○副議長(鈴木弘議員) 以上で13番 佐野孜議員の質問を終了します。 以上で、今定例会における一般質問を終結します。 これをもちまして、本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。お手元に配付済みの日程表のとおり、明9月26日は決算審査特別委員会開催のため、27日は議案研究のため、28日及び29日の2日間は休日のため、30日は議案研究のため、10月1日及び2日の2日間は決算審査特別委員会開催のため、3日及び4日の2日間は常任委員会開催のため、5日及び6日の2日間は休日のため、7日は常任委員会開催のため、8日から10日までの3日間は委員長報告作成のため休会したいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(鈴木弘議員) 御異議なしと認めます。 明9月26日から10月10日までの15日間は休会することに決定しました。 来る10月11日は午前9時から本会議を開き、議案の審議を行いますので、よろしくお願いします。 本日はこれにて散会します。 御起立願います。                   〔全員起立〕 ○副議長(鈴木弘議員) 礼。 御苦労さまでした。                                     午後0時01分散会...