富士宮市議会 2020-10-09
10月09日-08号
令和 2年 9月 定例会(第3回) 令 和 2 年
富士宮市議会9月
定例会会議録 第 8 号 令和2年10月9日(金曜日) 1 議事日程(第8号) 令和2年10月9日(金)午前9時00分 開議 日程第1 認第 1号 令和元
年度富士宮市
歳入歳出決算認定について (
決算審査特別委員会付託のもの) 日程第2 認第 2号 令和元
年度富士宮市
水道事業決算認定について (
決算審査特別委員会付託のもの) 日程第3 認第 3号 令和元
年度富士宮市
病院事業決算認定について (
決算審査特別委員会付託のもの) 日程第4 議第63号 令和元
年度富士宮市
水道事業剰余金の処分について 日程第5 報第24号 損害賠償の額の決定及び和解の
専決処分報告について 日程第6 議第74号 令和2年度
富土宮市一般会計補正予算(第7号) 日程第7 議決第7号 大規模災害に対する備えの充実を求める意見書の提出について 日程第8 議決第8号
新型コロナウイルス感染症に対して全ての市民が一丸となって乗り越え ていくための決議 2 本日の会議に付した事件 議事日程(第8号)に同じ 3
出席議員(21名) 1番 渡 辺 佳 正 議員 2番 若 林 志津子 議員 3番 近 藤 千 鶴 議員 4番 辻 村 岳 瑠 議員 5番 細 沢 覚 議員 6番 望 月 則 男 議員 7番 齋 藤 和 文 議員 8番 佐 野 寿 夫 議員 9番 植 松 健 一 議員 10番 野 本 貴 之 議員 11番 中 村 憲 一 議員 12番 深 澤 竜 介 議員 13番 佐 野 孜 議員 14番 佐 野 和 彦 議員 16番 遠 藤 英 明 議員 17番 稲 葉 晃 司 議員 18番 諏訪部 孝 敏 議員 19番 鈴 木 弘 議員 20番 村 瀬 旬 議員 21番 小 松 快 造 議員 22番 松 永 孝 男 議員 4
事務局職員出席者(5名) 事 務 局 長 古 郡 和 明 君 事 務 次 長 秋 山 雅 之 君
庶務調査係長 川 村 有 香 君 議 事 係 長 土 谷 典 子 君 書 記 山 本 俊 介 君 5 説明のための出席者(19名) 市 長 須 藤 秀 忠 君 副 市 長 芦 澤 英 治 君 副 市 長 渡 邉 恭 一 君 総 務 部 長 深 澤 秀 人 君 企 画 部 長 篠 原 晃 信 君 財 政 部 長 中 村 日出和 君
産業振興部長 高 野 裕 章 君
保健福祉部長 小 林 博 之 君 兼 福 祉事務 所 長 水 道 部 長 渡 辺 文 英 君 消 防 長 蛭 川 公 雄 君 市 立 病 院 望 月 哲 也 君 行 政 課長兼 佐 野 史 俊 君 事 務 部 長 選 挙 管 理 委 員 会 事 務 局 長
企画戦略課長 杉 浦 真 君 財 政 課 長 小 西 雅 和 君 教 育 長 池 谷 眞 德 君 教 育 部 長 植 松 宏 幸 君 商 工 振興課 風 岡 達 也 君
子ども統括監 稲 垣 康 次 君 参 事 兼 兼 福 祉企画 観 光 課 長 課 長 消 防 次長兼 吉 田 昌 弘 君
消防総務課長 午前9時00分開議
○議長(
佐野寿夫議員) 御起立願います。 〔全員起立〕
○議長(
佐野寿夫議員) 礼。おはようございます。御着席願います。 直ちに本日の会議を開きます。
△日程第1 認第1号 令和元
年度富士宮市
歳入歳出決算認定について
△日程第2 認第2号 令和元
年度富士宮市
水道事業決算認定について
△日程第3 認第3号 令和元
年度富士宮市
病院事業決算認定について
○議長(
佐野寿夫議員) これより日程に基づき、日程第1 認第1号令和元
年度富士宮市
歳入歳出決算認定についてから日程第3 認第3号令和元
年度富士宮市
病院事業決算認定についてまで、3件を一括議題とします。 本一括3件は、去る9月10日の本会議において
決算審査特別委員会に審査を付託した案件です。 これより
決算審査特別委員会委員長から、審査の経緯、結果について御報告願います。
植松健一委員長。 〔9番
植松健一議員 登壇〕
◆9番(
植松健一議員)
決算審査特別委員会委員長報告をします。 9月10日の本会議において当
特別委員会に審査を付託されました認第1号令和元
年度富士宮市
歳入歳出決算認定についてから認第3号令和元
年度富士宮市
病院事業決算認定についてまで、一括3議案について審査の経緯、結果を御報告します。 当
特別委員会は、認第1号から認第3号まで一括3議案の審査を行うため、9月28日及び9月29日の2日にわたり、
市議会議場において、
委員全員出席の下、当局から市長、副市長、教育長をはじめ
関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。 各委員からは、非常に活発な質疑、意見が交わされるとともに要望等も多く出されましたが、
特別委員会において御了承いただきましたとおり、会議録を正確に取りまとめ保存しますので、経過報告については省略させていただきます。 結論としましては、認第1号は、質疑、討論の後、採決した結果、
出席者全員異議なく、原案のとおり認定すべきものと決定しました。 次に、認第2号及び認第3号の2議案は、いずれも質疑の後、討論はなく、採決した結果、
出席者全員異議なく、原案のとおり認定すべきものと決定しました。 以上が当
特別委員会に審査を付託されました認第1号令和元
年度富士宮市
歳入歳出決算認定についてから認第3号令和元
年度富士宮市
病院事業決算認定についてまで、一括3議案の審査の概要です。 以上で
委員長報告を終わります。
○議長(
佐野寿夫議員) 委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 これより認第1号から認第3号までの討論に入ります。 初めに、認第1号に対する討論に入ります。 初めに、
反対討論を許します。
反対討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 次に、
賛成討論を許します。
発言通告順により、10番
野本貴之議員の発言を許します。10番
野本貴之議員。 〔10番
野本貴之議員 登壇〕
◆10番(
野本貴之議員) 認第1号令和元
年度決算認定について、会派芙蓉、政経会、公明会、令和の各会派を代表し、
賛成討論を行います。 令和元年度は、令和元年10月からの
消費税増税による歳入への影響が懸念された年でした。歳入における市税は、前年度と比較して2億8,326万5,000円の増加で堅調ではございましたが、
地方消費税交付金が当初予算より少なく、
消費税増税による買い控えの影響が出ておりました。 さらに、令和元年度末の2月から3月頃に急速に全国的に
コロナ禍が拡大し、市内でも経済活動や消費意欲への影響が出ていますが、歳入への影響は令和元年度ではまだ小さいものの、来年度予算編成時の先行き不透明や見通しが立たないなど不安要素がございます。 財政数値は基準値を下回って、非常に堅調な
財政運営が行われ、
財政調整基金の積立てもされており、健全な財政状況でありました。また、税の公平性、公正性の原則の下、滞納額を減らす取組と一定の成果がありました。 今後も、
コロナ禍の中で厳しい状況でもありますが、引き続き滞納されている当事者の方とも御理解をいただきながら、ケース・バイ・ケースで柔軟に取り組んでいただきますようにお願いをいたします。 以下、歳出の主な各項目、各事業について賛成理由を述べていきたいと思います。総務費では、市職員の採用と人件費の在り方について議論がありました。
ラスパイレス指数の数値の指摘がございましたが、民間では人手不足、
人材確保の問題があり、同様に市も優秀な人材を採用するために、民間の給与水準に配慮しつつ、将来に向けての投資という意味では優れた
人材確保に向けて今後も取り組んでいただきたいと思います。 また、労働環境の改善としてメンタルヘルスの取組など、取り組んでいるとの報告がございました。
係長クラスの中堅職員の方、要検査以上が割合として多いという答弁がございましたが、引き続き注視をお願いいたします。
市民相談事業や御
遺族手続支援コーナーの新設など、市民の
行政ニーズが多種多様化する中で迅速に対応されており、今後も市民に寄り添っていただきたいと思います。
首都圏シティセールス事業は、税の投入に対する費用対効果について丁寧な説明が求められています。
委託事業者との連携をしつつ、今後も事業のマネジメントをお願いしたいと思います。 また、市の随意契約の在り方について、昨今、国の事業に関するニュースや報道等で様々なイメージがありますので、契約する事業者が誤解されないように、市も随意契約の意味と厳格なルールについて十分に説明、理解していただき、丁寧な対応をお願いしたいと思います。 民生費は年々ニーズが増加しており、市民生活にとって不可欠な事業ばかりです。
事業執行状況について、様々な説明と質疑を通して適切に行われていると判断をいたしました。
生活困窮者支援事業の中で、子どもの
学習支援事業についての報告がございました。年度末の
コロナ禍の中で
支援事業の停滞がありましたが、こういうときだからこそ事業の取組の拡充が求められておりますし、支援の対象となる
児童生徒が漏れることなく取り組んでいただきたいと思います。 介護、
高齢者支援や障がい者の方々への支援は、国の様々な制度設計や事業の下行われておりますが、支える側の
人材確保や
担い手支援は慢性的な問題を抱えております。また、多くの
介護サービス、障がい者支援、様々な事業が混在するため、利用者からのサービスの選択が分かりにくいというような声もあり、引き続き
利用者ニーズに寄り添った取組をお願いいたします。 決算において報告、答弁いただきました内容について、非常に前向きに取り組んでいただいていると評価をさせていただきます。
家庭児童相談や
幼保地域施設型保育事業など、
子ども支援は
利用者視点で取り組んでいると評価をさせていただきます。 病後
児保育事業は、潜在的なニーズと実態との乖離があり、今後始まる予定の
病児保育事業と併せて、利用者にとって取組が使いやすい制度設計に取り組んでいただきたいと思います。 衛生費では、
救急医療センターの
運営事業や
各種予防接種事業、
乳幼児健康診査事業など、市民の生活、命に関わる事業ばかりですが、
救急医療センターの医師確保の取組、また
コロナ禍の
救急医療体制の構築に尽力し、取り組んでいただいていると答弁から評価をさせていただきます。
乳幼児健康診査事業では、一人一人まで把握しているという報告があり、気になる家庭には個々に指導していただいているということで、この取組も大いに評価したいと思います。今後も、
コロナ禍の中で大変な状況ではございますが、御尽力をお願いいたします。
ごみ処理事業や
リサイクル事業は全般的に取り組んでおり、今後も一層の
ごみダイエットに取り組んでいただければと思います。
農林水産費では、農業の推進や経営支援、食の
まちづくりとしての推進など事業が行われていると報告がございました。年々増えていく
耕作放棄地の問題、新規就農の問題や
移住定住促進事業、
スマート農業の取組など、農業への支援拡充など果敢に取り組んでいただきたいと思います。 私自身が関心を持っている
鳥獣被害防止対策事業では、令和元年度はニホンシカ392頭、イノシシ109頭を捕獲したという報告がございまして、着実に成果を上げており、
有害鳥獣被害防止設備設置事業の補助金の申請件数が増えていることから、今後もニーズの増加が見込まれます。捕獲した鳥獣の有効利用が、鹿48頭、イノシシ4頭で、
食肉加工場の処理能力とすればまだ半分でございますので、今後も課題や問題を把握し、
有効利用率を向上させていただきたいと思います。 商工費では、
観光誘客事業の
インバウンド向けのウェブサイトの運営や企画、また各旅行会社への企画支援や
新規商品開発支援、
白糸の滝売店集約事業、企業誘致や産業支援などが行われました。 国が行った
消費税増税対策としての
子育て世代や低
所得者向けの
プレミアム付商品券事業が行われました。
コロナ禍の前の事業は着実な成果を上げており、富土宮市の産業や観光面の可能性を感じる成果だと評価をいたします。 国が行った
プレミアム付商品券事業は、成果と効果について、様々な観点から課題を考える必要がある事業でございましたので、今後同様の事業があった場合は、ぜひ今回の課題、問題を生かしていただきたいと思います。 土木費について、都市計画に基づいた
事業執行、道路整備、都市公園の整備や緑化の推進など、また市営住宅の新規整備、
市民ニーズや要望にのっとり、着実に進めていただいていると評価をいたします。 公共施設の老朽化や建て替え、更新など、計画に基づいて今後も
事業執行していただけると思います。 消防費は、消防活動の充実や災害対策に取り組んでいただいておりますが、
コロナ禍の感染症対策問題など、幅広い対応が今後も必要になっております。
避難所運営の見直しや新たな生活様式に基づいた防災訓練の実施など取り組んでいただいているとの報告でございますが、今後も引き続きよろしくお願いいたします。 教育費は、令和元
年度小・中学校の新
学習指導要領が始まる直前の年でした、この令和元年度は。英語学習や
プログラミング教育の対応など、事前の準備という意味で様々な対応に取り組んでいました。 学校施設の改修や老朽化したトイレの修繕、教育環境の充実など、時間と予算がかかる問題でありますが、計画的に、かつ迅速に取り組んでいただいていると評価しておりますので、今後もよろしくお願いいたします。
学校給食費の未納問題は全国的な問題になっておりますが、引き続き収納状況の改善と学校や教職員の過度な負担にならないように支援をお願いいたします。改善について、年々向上しておりますので、その点については取組を高く評価をさせていただきます。 令和元年度末の
コロナ禍の中で、一斉休校の対応や休校中の
児童生徒、家庭への支援など、本当にこれまでにない、未知の事態に遭遇した年でもありました。国や県の動向や情報の錯綜で現場は振り回されてしまったと思いますが、どのような事態であれ、学校や保護者や
児童生徒と連携し、迅速に丁寧に正しい情報提供をして、不安にならないように取り組んでいただければと思います。
青少年センター事業では、Zoomなどオンラインを活用することで各学校とセンターをつなげることができ、利用者がセンターに行かなくても学校で気軽に相談できる体制をつくることができると思います。こうした
GIGAスクール構想を活用するような新しい発想でつなげていただければと思います。このような取組の中で、非常に前向きに取り組んでいただいているということで評価をさせていただきます。
市立体育館など
スポーツ関連施設の運営や人件費の改善、施設改修の取組や
文化芸術事業、
図書館運営事業など、様々な企画、事業が適切に執行されており、評価をさせていただきます。
特別会計については、特に問題はなく、質疑を通して適切に執行されていたと思います。 令和元年度は、年度途中で
消費税増税直前の
駆け込み需要の増加、消費増税後の落ち込みなどの影響があり、年度末の
コロナ禍の拡大の中で
大変乱高下の激しい1年でございました。
決算審査特別委員会で出された質疑や意見を来年度予算編成時に大いに生かしていただいて、
コロナ禍の厳しい難局を市議会と市と市民と一丸となって乗り切っていただくことを切に願います。
議員各位の賛同をお願いしまして、
賛成討論とさせていただきます。
○議長(
佐野寿夫議員) 次に、
反対討論を許します。
反対討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 次に、
賛成討論を許します。
発言通告順により、16番
遠藤英明議員の発言を許します。16番
遠藤英明議員。 〔16番
遠藤英明議員 登壇〕
◆16番(
遠藤英明議員) おはようございます。令和2年9月定例会、令和元年度、認第1
号一般会計決算認定、富岳会、蒼天、両会派を代表しまして、賛成の立場から討論を行います。 令和元年、皇紀2679年、第126代
今上天皇徳仁殿下の即位により、日本中が喜びに沸き返るうちに新時代を迎えました。新元号に改正され、気分を新たに、時代に即した日本社会を創設していくことが全国民の責務であり、希望であることを期待した令和元年でありました。
我が国経済も、平成初期の
バブル経済崩壊を経て、続いて起きたリーマン・ショックで完全に勢いを失い、平成20年後半からようやく経済も回復基調を見せました。しかし、
バブル経済崩壊から立ち直るには約20年という歳月を費やし、俗に言う失われた20年間という不名誉な名称を与えられ、ようやく日本経済も立ち直ってきた矢先の元号改正でありました。 このような状況の中、富土宮市の令和元
年度一般会計決算歳入の大宗をなす市税は214億円と前年度を若干上回り、歳入全体に占める割合は40%と高水準を保ち、法人、
個人市民税の内訳は例年同様に推移し、
地方消費税交付金、繰入金、市債等により堅調な歳入を確保し、自主財源は55%と例年を若干下回るものの、依存財源に頼りがちな
地方自治財政にとって称賛すべき高い水準を示しました。 一方、歳出の状況は、
世界遺産センターや浅間大社を中心とした
中心市街地整備、市立病院の
診療体制整備、安全安心への
まちづくりの取組として
防犯カメラの設置等を行い、市民の要望に対して幅広い
予算執行ができたことは評価に値するものであります。 また、
決算統計数値による
財政健全化判断比率による4つの指標、
実質赤字比率、
連結実質赤字比率、
実質公債費比率、将来負担比率のいずれもが
イエローゾーンをクリアしており、また
実質収支比率の9.2%は、前年度末における
コロナ禍の影響を受け、
予算執行もままならない状況の中、やむを得ない数値かと理解できます。 そして、
経常収支比率については、
少子高齢化における
社会保障等の
義務的経費の増大に影響と若干余裕をなくす数値かと思われますが、
健全財政を脅かすほどのものではないと判断いたします。 さらに、
財政力指数も0.917と限りなく1に近づき、
地方交付税不交付団体をうかがえる状況であり、この面からも
財政健全化は十分に担保されていると理解いたします。 また、歳出に占める
投資的経費24%は、
経常的経費の増大により年々縮小ぎみでありますが、昨今の社会情勢に鑑み、許容範囲であることと受け止めます。 これら全般的に見て特に指摘するような要素は見当たらず、良好な自主財源の歳入に加え、歳出では厳しい
義務的経費の中にあって
投資的経費もそれなりに確保でき、総合的、
俯瞰的見地からの
予算執行に終始し、ワイズスペンディング、いわゆる賢い支出がうかがえ、
健全財政は十分に保たれており、令和2年度の厳しい
財政運営が予想される前年度としては評価すべき決算であることと認識いたします。 以上、認第1号令和元
年度富士宮市
歳入歳出決算は認定すべきものと
議員各位の賛同をお願い申し上げ、
賛成討論といたします。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 次に、
反対討論を許します。
反対討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 次に、
賛成討論を許します。
発言通告順により、1番
渡辺佳正議員の発言を許します。1番
渡辺佳正議員。 〔1番
渡辺佳正議員 登壇〕
◆1番(
渡辺佳正議員) 認第1号令和元
年度富士宮市
歳入歳出決算認定について、
日本共産党議員団を代表して
賛成討論を行います。 令和元年度の決算で何といっても最大の特徴は、その前年度からの
繰越明許費で、今年3月までに完了した
小・中学校全校全教室への
エアコン整備事業、この事業により、異常気象と
新型コロナ禍で日本一短い夏休みを過ごした
児童生徒、そしてその保護者の皆さんに安心安全な学校生活と家庭生活を提供していただいたことです。
全国自治体の中でもいち早く全校全教室への
エアコン整備を決断していただいた市長の御判断に改めて心からの敬意を表します。
コロナ禍の中で、来年度以降の
教育事業として
デジタル化ばかりに目が行きがちでありますが、本当に一人一人の
児童生徒を大切にして
感染症予防を徹底するためにも、少人数学級に向けて国・県・市が大きな一歩を踏み出すことが大切だと考えています。教員の大幅増員と教室整備に向けて、来年度以降の大きなチャレンジを心から期待をしております。 一つ一つの事業としては、
子育て支援として
放課後児童クラブに通う子どもの独り親に対する助成事業、環境対策として
単独浄化槽から
合併浄化槽に転換するための
補助事業、地元企業への就職を後押しする
企業ガイドブックの作成事業、需要と経済効果が大変大きい
住宅リフォーム宮クーポン事業の継続、利用者が年々増大して、北部の新しい名所となりつつある
白糸自然公園整備事業、
コロナ禍の中でも多くの観光客が訪れた
白糸の滝売店の
集約化事業など、多くの市民に喜ばれている事業について評価をするとともに、引き続き各事業の継続と工夫を凝らした充実を望むものであります。 大型の箱物事業とも言われる
多目的スポーツ広場や
郷土史博物館のように、議会や市民から様々な意見が寄せられている事業については、建設ありきではなく、専門家や市民の意見を聞きながら、費用対効果や必要性について多面的な角度から検証を継続している姿勢についても評価をするものであります。議会としても、引き続き調査の進捗状況を見守ると同時に、調査結果が示された段階で私たちもしっかり検証をし、事業決定の是非を判断したいと思います。 以上、教育や
子育て支援、就職支援、環境、観光などの分野における積極的かつ慎重な事業の進め方について、
日本共産党議員団として大いに評価をするものであります。 さて、
日本共産党議員団としては、この
賛成討論の中でも指摘をしておかなければならない国政と絡む問題について、問題を指摘させていただきます。1つは、マイナンバーカードの推進事業です。昨年度まで富土宮市では累計で1億2,000万円を投入しているにもかかわらず、市の全人口に対する普及率は21.1%、市職員でも35%程度であります。普及しない理由は明らかです。多くの市民がそもそも必要性を感じていないこと、そして健康保険や銀行口座と個人番号を結びつけて、個人情報を管理しようとする政府への信頼が決定的に欠けていることであります。国が来年度以降、強力に進めようとするデジタル政策で一番やりたいことは、個人番号を通じての個人情報管理ではないかと思われます。 日本共産党は、市民生活の向上につながる、役立つことや行政事務の効率化に寄与する
デジタル化は大いに進めるべきだと考えます。しかし、マイナポイントのような誘導政策や運転免許証とひもづけて強制的に個人番号カードを国民に持たせるやり方には大いに反対をいたします。質疑応答の中でもありましたが、国が進める政策だからといって唯々諾々と従うのではなく、国の政策の問題点を市民に伝えることも、市民に一番近い行政として大切な仕事だと考えます。 もう一つ指摘するのは、国民健康保険事業であります。都道府県化が進む中で、県内統一の保険税率に向けて2年ごとに値上げが市民に押しつけられております。新しい政権が自助、共助、公助と、公助を最後に持ってくることで公の責任をさらに大きく後退させようとしています。今の政権の下では、保険税率が今後どこまで上がっていくのか見通しがつきません。今回は、市の一般会計と
特別会計が一緒になっている
歳入歳出決算認定ですので、この問題点を厳しく指摘することにとどめておきます。 以上、国政絡みの問題点を2つ指摘しておきます。富土宮市として、市民の福祉向上に向けて、前半で評価した事業の継続、充実を求めると同時に、後半で指摘した問題点にも十分留意されることを切に望みまして、認第1号令和元
年度富士宮市
歳入歳出決算認定に対する
賛成討論といたします。
○議長(
佐野寿夫議員) 次に、
反対討論を許します。
反対討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 次に、
賛成討論を許します。
賛成討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。 次に、認第2号及び認第3号に対する討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。 以上で認第1号から認第3号までの3件に対する討論を終結します。 これより認第1号令和元
年度富士宮市
歳入歳出決算認定についてを採決します。 本件に対する委員長の報告は認定すべきものです。 認第1号は、原案のとおり認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、認第1号令和元
年度富士宮市
歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認第2号令和元
年度富士宮市
水道事業決算認定についてを採決します。 本件に対する委員長の報告は認定すべきものです。 認第2号は、原案のとおり認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、認第2号令和元
年度富士宮市
水道事業決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認第3号令和元
年度富士宮市
病院事業決算認定についてを採決します。 本件に対する委員長の報告は認定すべきものです。 認第3号は、原案のとおり認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、認第3号令和元
年度富士宮市
病院事業決算認定については、原案のとおり認定されました。
△日程第4 議第63号 令和元
年度富士宮市
水道事業剰余金の処分について
○議長(
佐野寿夫議員) 次に、日程第4 議第63号令和元
年度富士宮市
水道事業剰余金の処分についてを議題とします。 ただいま議題となりました議第63号については、去る9月10日の本会議において当局から提案理由の説明を受けていますので、これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっております議第63号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第63号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。 これより議第63号に対する討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議第63号令和元
年度富士宮市
水道事業剰余金の処分についてを採決します。 議第63号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第63号令和元
年度富士宮市
水道事業剰余金の処分については、原案のとおり可決されました。
○議長(
佐野寿夫議員) 次に、追加送付されました当局提出議案の審議に入ります。 ここで市長から当局提出議案の概要説明を求めます。市長。 〔市長 須藤秀忠君 登壇〕
◎市長(須藤秀忠君) 提出議案の概要について説明申し上げます。 今定例会へ追加で提出させていただきました議案は、報第24号損害賠償の額の決定及び和解の
専決処分報告について及び議第74号令和2年度
富土宮市一般会計補正予算(第7号)の2件であります。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。
△日程第5 報第24号 損害賠償の額の決定及び和解の
専決処分報告について
○議長(
佐野寿夫議員) 次に、日程第5 報第24号損害賠償の額の決定及び和解の
専決処分報告についてを議題とします。 当局から報告を求めます。芦澤副市長。 〔副市長 芦澤英治君 登壇〕
◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました報第24号損害賠償の額の決定及び和解の
専決処分報告について説明申し上げます。 本案は、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、市議会の委任により専決処分した損害賠償の額の決定及び和解について、同条第2項の規定により報告するものであります。 本件事故につきましては、本年4月12日午後4時半頃、消防自動車が消火活動を行うため相手方の敷地に進入しようとした際、敷地入り口の門扉に接触し、これを損傷させたものであります。 この事故による損害賠償額につきましては、既に示談が成立しております。賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会の保険金により全額賄われるものであります。 なお、参考までに申し上げますと、その過失割合は富土宮市が100%であります。 今後も、職員に対しましては、なお一層の注意と慎重さを喚起してまいります。
○議長(
佐野寿夫議員) 当局からの報告は終わりました。 本件については、地方自治法第180条第2項の規定により、議会に報告すれば足りるものですが、この際、本件に対する質疑に入ります。御質疑ありませんか。17番 稲葉晃司議員。
◆17番(稲葉晃司議員) この際だから、ちょっと聞いておこうかなと。 消防本部がこういったことをやるのは、前にもバックしたらぶつかってしまったみたいのがたしかあったと思うのですけれども、緊急の火災の消火活動でこういったことになったのですけれども、門扉にぶつかって、これぐらいの金額でということで、例えばこれが人であったら、ぶつかった門扉が倒れて人がけがしたとか、人がその場で死んでしまったとかとなったら、消火活動よりもそっちの命をまず優先しなければならないから、そういったことですけれども、副市長も職員の喚起をということですが、もうちょっと詳しい状況を、夜間とかだったらまだ分かるのかもしれませんけれども、例えばここの入り口がすごく狭いからなってしまったのか、ただ単に運転手の技術が未熟でこうなってしまったのか、それに対する対策、これをどうやっていくのかということと、やっぱりどういう状況でこうなってしまったのか、もうちょっと細かいことをお伺いしたいなと思います。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員)
消防総務課長。
◎消防次長兼
消防総務課長(吉田昌弘君) まず、火災出動中とはいいましても、消防車で事故を起こしましたこと、誠に申し訳なく感じております。おわび申し上げます。 当日ですけれども、日曜日の夕方、雨でした。それで、ある工場の屋外の産業廃棄物から建物に延焼せんとしているところでありました。それで、その工場の入り口は、既に1台、放水中の車が停車しており、放水中の車は動くことができません。残りの幅のところをぎりぎり通れたはずなのですが、放水中のホースその他、火災活動中ですので、周りはわいわいと騒がしく、そのぎりぎり通れるところを乗員全員降りて、全員というか、運転手以外降りて誘導しているはずなのですけれども、これを、運転手は目の前にあるホースを一瞬よけてしまったということで、周りの誘導員は止めたのですが、周りの騒がしさでちょっと止まらなかったと、それで接触してしまったという報告を受けております。 これに関して、私のほうでは各所属長に、この場合、道路交通法がどうのとか走行方法がどうのとかと、そういう問題ではありませんで、安全管理の問題ですので、各所属長に直接、所属の職員に安全管理の方法についてもう一度徹底するように教養させました。そして、私のほうで、同じような状況で誘導をする訓練をもう一度して、誘導方法を確認するようにということで徹底させました。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 17番 稲葉議員。
◆17番(稲葉晃司議員) 御説明いただき、理解できました。なるほどなと。ただ何もないところに初めの1台が入っていくときになったのではなくて、実際に消火活動が始まっているところで、狭隘なスペースが生まれた中で、騒がしい中、そういうものが起こってしまった。そこの部分については理解できましたけれども、今後とも、注意喚起の部分もそうなのですけれども、やっぱり市民の安心安全を守る象徴ですから、消防本部は。ですから、こういった事故がないように注意していただきたいと思います。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 9番
植松健一議員。
◆9番(
植松健一議員) 今稲葉議員のほうから質問があったわけでありますけれども、やはり緊急時ということでありますので、実際、消防本部、火事をいち早く消さなければならないということが一番でありまして、そういう中でやはりこういうことも起きてしまう。これは自分としては、あってはいけないことであるかもしれないですけれども、人間、完璧ではありませんので、こういうことも起こり得るのかなということの中で、やはり注意喚起、その辺はしっかりと徹底していただかなければならないかとは思います。 自分がちょっと聞きたいのは、この場合の消防自動車、自動車自体も何らかの損傷を受けているかとは思うのですけれども、それについてはどの程度で、修理とか必要なのか、それからその修理についてはどのような形で行うのか、その辺の御説明をお願いしたいと思います。
○議長(
佐野寿夫議員)
消防総務課長。
◎消防次長兼
消防総務課長(吉田昌弘君) 消防車のほうですけれども、接触ですので、かじり傷といいますか、そういったものでして、板金修理で4万円台ということで聞いております。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 9番 植松議員。
◆9番(
植松健一議員) その費用はどういう形で出費されるのでしょうか。
○議長(
佐野寿夫議員)
消防総務課長。
◎消防次長兼
消防総務課長(吉田昌弘君) それは、先ほど副市長も報告されましたように、全国市有物件災害共済会のほうで支払われることになっております。
○議長(
佐野寿夫議員) 9番 植松議員。
◆9番(
植松健一議員) 今回、その修理費というものは4万円程度ということで、そんなに大きなものではないかとは思いますけれども、今回は消防本部ですが、実際、運転手をはじめ乗務員、全ての方々で注意して、そしてそういうところを進入しなければならないという部分もあるかとは思いますけれども、やはり今回こういうことが起きてしまいまして、僕らもそうなのですけれども、自分の車両など、やはり傷つければ、自分の運転の下にそういう傷つけるようなことがあると、やはり心理的にかなり影響もあるわけでありまして、もちろん注意も必要なのですけれども、その辺の心理的な部分も十分ケアのほうはしていただきたいなというふうに思いますけれども。
○議長(
佐野寿夫議員)
消防総務課長。
◎消防次長兼
消防総務課長(吉田昌弘君) まず、先ほど、金額の訂正をお願いいたします。板金塗装で5万1,480円でした。 それと、職員のほうには、先ほども申しましたけれども、訓練、教養等、再度確認して徹底させるようにさせますので、よろしくお願いします。
○議長(
佐野寿夫議員) 2番 若林志津子議員。
◆2番(若林志津子議員) 今のちょっと関連になるのですけれども、私も修理のことを聞きたかったものですから。 ただ、消防自動車を修理というと、修理期間はその自動車を使えなくなるのか、消防本部に来て修理工場の人が直して、その辺がちょっとまた疑問が生まれてしまったのですけれども、そういうときの対応というのはどんな形になるのでしょうか。
○議長(
佐野寿夫議員)
消防総務課長。
◎消防次長兼
消防総務課長(吉田昌弘君) 消防車、救急車、1台ずつ予備車を持っておりますので、車検等のときも同じですけれども、予備車で入替えで対応しております。
○議長(
佐野寿夫議員) 3番 近藤千鶴議員。
◆3番(近藤千鶴議員) この際だから私も聞いておくのですが、緊急のときこそ運転技術って本当に問われると思うのですが、運転手に限り、勤続何年の方までやるとか、そういう取決めってあると思うのですけれども、そこをちょっとお伺いしたいです。
○議長(
佐野寿夫議員)
消防総務課長。
◎消防次長兼
消防総務課長(吉田昌弘君) 勤続年数によるのですけれども、これは機関員の養成の基準というのをつくりまして、機関員資格というのを消防内でつくりまして、それを与えた者が運転しております。
○議長(
佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。
◆3番(近藤千鶴議員) 運転に、上手な方と向かない方というのがやっぱりいると思うのです。ですので、そういうものも十分、いろいろ考えながら、配置とかというのももう一度検討し直すということも必要ではないかと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
佐野寿夫議員) 2番 若林志津子議員。
◆2番(若林志津子議員) すみません、予備車のことでまた。 予備車があるということは、だから、みんな、予備車を常に1台残して出動しているという、人員との関係で、そういう形をいつも取っているということでよろしいのですね。はい、分かりました。
○議長(
佐野寿夫議員) 他にありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 以上で報第24号については報告済みとします。
△日程第6 議第74号 令和2年度
富土宮市一般会計補正予算(第7号)
○議長(
佐野寿夫議員) 次に、日程第6 議第74号令和2年度
富土宮市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。芦澤副市長。 〔副市長 芦澤英治君 登壇〕
◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました議第74号令和2年度
富土宮市一般会計補正予算(第7号)について説明申し上げます。 今回の補正予算は、
新型コロナウイルス感染症対策として実施する事業に要する経費を措置するものであります。今回の補正は4,800万円の追加でありまして、補正後の予算規模は620億5,500万円となるものであります。 補正の内容について申し上げますと、まず歳入でありますが、15款国庫支出金4,800万円の追加は、歳出に関連した特定財源の補正であります。 次に、歳出であります。第4款衛生費3,080万円の追加は、
新型コロナウイルス感染症対策として無症状者が受検したPCR検査に対する補助に伴うものであります。 第7款商工費1,720万円の追加は、富土宮市観光業連絡協議会が実施する観光旅行事業に対する補助及び富士山富士宮口の山小屋が公益的機能を継続するための支援に伴うものであります。 以上が本補正予算の対応であります。よろしく御審議の上、御決定をお願いいたします。
○議長(
佐野寿夫議員) 当局からの説明は終わりました。 これより議第74号に対する質疑を許します。 質疑の方法としては、歳入歳出補正予算事項別明細書により歳入から質疑を許してまいります。 15款国庫支出金、2項国庫補助金について質疑を許します。10、11ページです。御質疑ありませんか。11番 中村憲一議員。
◆11番(中村憲一議員)
新型コロナウイルス感染症対応地方臨時交付金についてお尋ねをしますけれども、これは国のほうで一次補正予算分と二次補正予算分があったかと思いますけれども、これってどの部分になるのかというのをまず教えてください。
○議長(
佐野寿夫議員)
企画戦略課長。
◎
企画戦略課長(杉浦真君) それでは、お答えいたします。 国のほうから配分をいただきました一次補正、二次補正につきましては、まず一次補正としては市のほうには約2億6,000万円、そして二次補正として8億何がしの金額が来て、合計で約11億円の配分がございました。そうした中で、今回10月補正のほうに歳出で計上させていただくものにつきましては、二次補正の分の二次申請において申請のほうをさせていただいた部分でございます。 以上でございます。
○議長(
佐野寿夫議員) 11番 中村議員。
◆11番(中村憲一議員) 内閣府のデータを見ますと、先行受付分というのが、4月31日締切りというのは9月頃交付予定、最終受付分というのが9月30日締切りで11月頃交付予定、こんなふうになっているのですけれども、この区分から見ると、今おっしゃったような位置づけというのはどうなるのでしょうか。
○議長(
佐野寿夫議員)
企画戦略課長。
◎
企画戦略課長(杉浦真君) こちらの部分につきましては、9月30日で申請のほうを国に上げてございます。そうした中で、1か月ほど審査に時間がかかるということですけれども、一応、県のほうは通過をいたしまして、予定であれば11月頃に交付される予定でございます。 以上でございます。
○議長(
佐野寿夫議員) 他にありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御質疑、御意見なしと認めます。 以上で歳入に対する質疑を終了します。 これより歳出に対する質疑を許します。 初めに、4款衛生費、1項保健衛生費について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。3番 近藤千鶴議員。
◆3番(近藤千鶴議員) 保健衛生費のPCRのことですが、9月18日から執行ということで、今この議会で予算化されるわけなのですが、予算化されていないものがこの執行に至った、ちょっとそこの辺のところの説明をもう一度詳しくお聞きしたいのと、これの財源ですが、
予算執行されていない、そういう余ったものというか、されていないものから出るのかというところ、それをちょっと2点をお伺いしたいです。
○議長(
佐野寿夫議員) 福祉企画課長。
◎
子ども統括監兼福祉企画課長(稲垣康次君) それでは、お答えいたします。 この予算につきまして経緯をお話しいたしますと、まずスケジュール的に、9月の補正の準備にはちょっと間に合わなかったというような状況でございます。その中で、
事業執行を急ぎたいために、9月1日付に一般会計の現計予算を流用する形で事業を開始しました。その理由といたしまして、この事業を進めるに当たり、医師会と仕組みを構築する上で予算の裏づけ、こういったものが必要だったということ、また2点目に、準備が整い次第、すぐ始めたいという市長からの御指示もございましたので、現計予算を流用させていただくという形で対応させていただいております。 と申しますのも、8月3日と9月2日に市長の定例記者会見で2度報道発表させていただいておりますが、実はこれは報道発表する前には、事業上の調整をしています企画部と連携を取りながら報道に説明をしております。その際に、企画部から予算を流用することも含めて議会との調整をお願いしてきたという経緯がございます。 また、報道発表の後には市民や希望されている方から多くの問合せをいただきました。中には、帰省に際して具体的なアドバイスもしたいと、そのような状況も多々ございました。このような市民の反響も含めて、準備が整い次第、すぐ始めたいとの市長からの御指示もございまして、このような形でやらせていただいたという経緯でございます。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員)
企画戦略課長。
◎
企画戦略課長(杉浦真君) こちらの財源につきましては、国の交付金の制度要綱におきましても、まずは執行については事前着手も可能ということで、後づけで補正予算をすればこの交付の対象になるということは確認してございます。 以上でございます。
○議長(
佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。
◆3番(近藤千鶴議員) これは9月18日からで、19日から22日までが休みだったということがありまして、議会のほうに9月17日にiPadの中でお知らせがあったわけなのですけれども、市民の方はやっぱり一番、19日―22日というのが大変心配ではないかなと。市民の方も混乱しますし、議員としても、17日にiPadに連絡が来て18日からというところが、ちょっと慌ててしまったのですけれども、ここの4日間に対しての検討というのはされなかったのでしょうか。
○議長(
佐野寿夫議員) 福祉企画課長。
◎
子ども統括監兼福祉企画課長(稲垣康次君) 実は、この4連休に際しまして、やはり帰省の方からの問合せがかなりあったということでございます。ただ、この制度として、やっぱり休日に来て、帰省をして、休日の間に検査を受けて帰るということがなかなかそぐわない制度でございます。そういったことも含めて、やはり連休前にこれを立ち上げて、帰省される方に対して問合せの対応をして、そういった不安な方々にちゃんと制度説明をしたいということで17日にスタートをさせていただきました。 実際に、休みで、4連休前の金曜日の初日なのですが、金曜日には17件の問合せがございました。その中で対象となった方が5人いらっしゃいまして、土曜日に検査、医療機関でやってくださいましたので、土曜日に検査を受けた方が1人いらっしゃいました。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。
◆3番(近藤千鶴議員) これは専決処分なのですけれども、専決処分っていろいろ問題がありまして、特に緊急を要する議会のため、議会を招集する時間に余裕がなかったことが明らかになった場合という、そういう位置づけなのですけれども、最後の質問になりますので、これに向かって、やはり。
○議長(
佐野寿夫議員) 近藤議員、現行予算で執行したという、専決では。
◆3番(近藤千鶴議員) 専決ではない、そうですか、分かりました。 では、9月17日に私たちは知らされて、9月18日からだということなのですが、これから議会の存在意義という意味も込めまして、もう少し早く私たちにお知らせしていただけるような、そんな努力をしていただきたいなと思いました。
○議長(
佐野寿夫議員) 企画部長。
◎企画部長(篠原晃信君) 保健福祉部から企画部との調整の上ということですので、私から説明させていただきます。 今回については、医師会との本当に多くの調整の下、8月に市長の口から方針をいただいて、それから約一月半くらい時間をいただいた経緯の中でも濃密な打合せをやっているわけでございます。まず、予算については、現計の予算、専決処分ということではなくて、既に議決をいただいている予算の目という範囲でやらせていただいておりますので、
予算執行上は適切な対応をさせていただいたと思っております。通常、そういう、流用といいますが、流用については各事業ごと、議員に御説明する機会というのは次の補正予算とか決算の場面でしかないのですが、コロナの関係の事業ということでございますので、今回は説明を逐一させていただいたのですが、17日ぎりぎりだということでございますけれども、これについても福祉部と医師会との、何とか4連休前にというぎりぎりの調整の中ですので、特段の御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
佐野寿夫議員) 財政部長。
◎財政部長(中村日出和君) それでは、企画部長の後で誠に申し訳ございません。 私は制度のことだけ、予算の流用ということで、これは専決処分ではないということなものですから、また御確認いただければと思いますけれども、近藤議員のことですので、また後で御確認いただきたいのですが、地方自治法の第220条の第2項に、歳出予算の経費の金額は各款の間、また各項の間において相互にこれを流用することができない、できないということは、款項目節はできると、これは反対解釈になりますけれども、できるわけなので、今回のケースにおいては決して違法でもなく、問題はないのではないのかなということだけお伝えさせていただきます。 以上でございます。
○議長(
佐野寿夫議員) 他にありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 ここで10分間休憩します。 午前10時01分休憩 午前10時11分開議
○議長(
佐野寿夫議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、7款商工費、1項商工費について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。12番 深澤竜介議員。
◆12番(深澤竜介議員) 山小屋のほうの継続支援交付金のほうなのですけれども、1件に対して80万円ということなのですが、まずこの根拠と、これは基本的に、この名前、機能継続ということですから、基本的には来年の営業に向けた準備というような意味合いということかと思うのですけれども、具体的に来年の山小屋の対策、いかにして3密を回避するかというようなことがポイントになると思うのですが、そうしたことに対して、環境省や静岡県のほうもいろんな検討というか、そういう、あるいは事業というものを打ち出しているようなのですが、具体的にはどんな形ですることによって再開のめどが立つのか、そこら辺の方向性はどうなっているのかという、2点お伺いします。
○議長(
佐野寿夫議員) 観光課長。
◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) まずは深澤議員から御質問のありました積算のほうなのですけれども、滞在者というか、宿泊者の密を避けるためにアクリル板による壁の設置等、受付等もありますけれども、そちらのほうに20万円、それから今現在布団を使っているのですけれども、小さかったりとかということもあるので、こちらのほうの、例えば寝袋にするとか、改めて布団を作ったりということでおよそ21万円ぐらい、それから体温計等についても5万円ほど、あと消毒薬、それから次亜塩素酸ソーダ等で約8万円ほど、それからマスク等も大量に必要になるので、こちらのほうも5万円ほどという形で、その他いろんな消耗品等、それぞれ、今のところ、山小屋のほうからも御意見をいただきながら上げている中で80万円という積算をさせていただいております。 来年に向けての継続準備ということなのですけれども、富土宮市でも静岡県に対して、来期に向けた望ましい富士山の在り方を検討してほしいという要望も静岡県のほうに上げさせていただいております。その中で、現在静岡県が新しい
富士登山の在り方について、富士宮口の衛生センター運営に携わっていただいている大城先生の協力を受けながら、関係市町、それから県内各登山道の山小屋の皆さんの意見も伺いながら、山小屋におけるコロナ対策のマニュアルを現在策定しているところではございます。本年12月までには一定の方向性が示された上で、その後に登山者アンケートなどを行った上で3月には策定し、それをもって改めて3密対策を含めた山小屋の運営方針を決めていく予定でございます。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 12番 深澤竜介議員。
◆12番(深澤竜介議員) ありがとうございます。 前段のほうだと、ちょっと今、積み上げの計算をしていくと、その他消耗品という部分が、具体的にはどんなものが想定されているのかということ、1点お聞きします。 それと、後段のほうなのですが、そういうことで、こういう形であれば山小屋を再開していいだろうというマニュアル、方針が出て、その結果、今回の80万円では足りない部分なりが出てきた場合の対応、それをどうするのかという点、2点あるかと思うのです。
○議長(
佐野寿夫議員) 市長。
◎市長(須藤秀忠君) 山小屋対策については、市としても一生懸命取り組んでいくことは当然のことでありますけれども、近々、自民党の県会議員の県議団、相当大勢の方が木内県議の案内で視察に見えます。そして、今後のいろんな検討について話し合ってくださるということであります。それには富士土木事務所も説明に入りますし、また渡邉副市長もこれに立ち会ってくれるということで、来年度当初予算、県のほうでしっかりと予算を組んでもらって、これは富土宮市だけの問題ではなくて、静岡県全体、日本全体の問題として捉えていただくというような方向で、私のほうからは県のほうへお願いをしております。県のほうもそれに対して答えてくれています。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 観光課長。
◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) マスク等のほかにですけれども、御説明させていただいた、使い捨ての手袋でありますとか、それから若干、空気清浄機等のほうも考えておりまして、それぞれの山小屋から意見をもらった中で、最低限という形で80万円という形で検討はさせていただいております。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 12番 深澤議員。
◆12番(深澤竜介議員) ありがとうございます。 本当に、市長がおっしゃられたように非常に大きな問題ですので、市だけで全て手当てできる規模ではないかなと思います。環境省のほうも、施設改修費ということで来年度予算に相当額上げるなんていう情報もございますので、これだけで全てではないということを理解しましたので、さらなる、やっぱりハード面のことが来年度、国や県のほうから出てきて、それらを合わせて来年の夏は何としても富士山を再開したいというような方向性をお持ちだということでいいですか。そういう感触を得まして、それに対してはいろんな力を借りて、ぜひ応援していただきたいなと思います。
○議長(
佐野寿夫議員) 市長。
◎市長(須藤秀忠君) 今年も新5合までの登山道を閉鎖したということによって、経済的なマイナスというのは物すごく大きいものになったわけです。それを、コロナの状況ももちろん考えながらやっていかなければならないのですけれども、それをまた来年も閉鎖するというようなことになりますと、山小屋そのものの成り立ちもどうかなってしまいますものですから、何としてもいろんな手だてをして、そして山小屋を継続していくためのいろんなてこ入れをしていきたいと。これについては、私も、富土宮市だけでもちろん一生懸命考えますけれども、県・国も、ありとあらゆるところにお願いして、業者ともよく協議して、そして来年度に向けてはしっかりと開いていくというような形にしていきたいと思っています。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 6番 望月則男議員。
◆6番(望月則男議員) 先ほどの関連になりますが、山梨県も含めて他市の場合、経営支援金として30万円という形で一律給付していると思うのですが、富土宮市も、9月18日の報道だと、使途は限定せずに支援金を80万円交付ということなのですが、特別、そこの80万円に、今、来年度のためであれば使途を限定しないということではなくて、使途の限定とかは特別ないのでしょうか。
○議長(
佐野寿夫議員) 観光課長。
◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) 80万円のほうとしては、先ほど根拠として、説明させていただきましたけれども、使途については、支援金という形で支出をさせていただきますので、こちらのほうについては、各山小屋でコロナ対策を踏まえた上で、継続に当たって使っていただければと考えております。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 6番 望月議員。
◆6番(望月則男議員) というのは、山梨県に関しては、山小屋に対して市町村が、富士吉田市になるのですけれども、富士吉田市が30万円支給しているのは経営支援金としてお渡ししています。山梨県は、山梨県独自として、来年度の新しい生活様式推進山小屋施設
支援事業ということで、最大で受け取ろうと思うと1,030万円かな、受け取れるような事業が、経営支援とは別に来年度のためにということで県がやられていると思うのですけれども、富土宮市も、やはり先ほど市長が、県議だとか県のほうとも調整するというのは、県と調整するのは、来年度に向けての部分を特に調整されるのでしょうか。
○議長(
佐野寿夫議員) 市長。
◎市長(須藤秀忠君) 山梨県で1,000万円の補助金を出すということについては承知しております。どうも聞いてみますと、山梨県の山室の業者がその1,000万円を、条件がいろいろありますものですから、該当しないようなことで、単なる予算を計上しただけでもって、実質的にそれが使われるかどうかについてはクエスチョンマークだそうです。 先ほどの話ですけれども、先ほど県議団が富土宮市へ来るというのは、10月20日に富土宮市、21日に山梨県のほうを視察すると、そんなような状況であります。それで、1,000万円、静岡県でも富土宮市でもどうかと、それは県議団が県当局とまた協議する話になろうと思います。市としては、それは出すようなことはないということです。
○議長(
佐野寿夫議員) 6番 望月議員。
◆6番(望月則男議員) よく分かりました。 市のほうもできるだけ、来年度に向けて、やはり観光に与える影響とかもかなり大きいですので、ぜひ県の県議のほうにも強い要請を行っていただければと思いますので、その辺りをよろしくお願いします。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 1番
渡辺佳正議員。
◆1番(
渡辺佳正議員) その前の観光協会が実施する旅行事業に対する補助のほうの1,000万円ですか、こちらについてお伺いします。 この旅行事業の内容をお伺いします。旅行をする、利用する人にとってのメリットや事業者にとってのメリットがどういうものなのか。また、この事業に参加する旅行事業者というのは観光協会の加盟事業者に限定されるのかとか、あと、いわゆる国が進めている、Go To キャンペーンのような国の制度との併用というのができるのかどうか、内容については総括的にお知らせください。
○議長(
佐野寿夫議員) 観光課長。
◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) こちらの富土宮市観光業連絡協議会観光旅行事業費補助金についての概要ですけれども、こちらのほう、市内の旅行業者8社で組織されます観光業連絡協議会のほうが、県内または市内を行き先とした、新型コロナ対策が図られた旅行を行う市民に対して割引を行う事業に対して市が補助を行うものです。なお、この8社については観光協会のほうにも加盟している旅行会社となります。 対象となる旅行ですけれども、観光業連絡協議会に所属するこちらの8社を通じて申込みをした場合となります。 割引について、協議会では3つの制度を計画しております。まず1つ目として、2人以上で、1人2万円以上の旅行費用がかかる場合には、1人5,000円の割引または5,000円相当の特産品セットの提供をさせていただきますということです。 2つ目として、団体でバス旅行をする場合に、こちらのほう、バス代金から5万円の割引を行うということです。なお、このバス割引については、1つ目に御説明しました、2人以上で、1人2万円以上の旅行費用がかかる場合にバスを使えば、バス併用が可能となります。 3つ目として、協議会に加盟する旅行業者が県内または市内を行き先とした募集型のツアーを今回新たに企画した場合には、参加者に対しては5,000円の割引または特産品セット、それからツアーを実施する旅行業者に対しては、バス代としてこちらの実施の協議会から5万円の支援を行うというものです。 市からの補助としては、3つの割引分の支援として950万円、事務費100万円、こちらの2分の1として50万円の計1,000万円を計上させていただいております。 Go To キャンペーンとの併用についてですけれども、こちらのほうですけれども、国が実施するGo To トラベルキャンペーンですけれども、こちらとの併用は可能となっております。メリットといたしまして、観光旅行業者のほうに、今現在、Go To トラベルは始まっているわけですけれども、インターネット上で取引を行う「じゃらん」や楽天などのOTAでの申込みが主となってしまっている中で、中小旅行会社へ足を運んでいただけるということがあるとともに、旅行業者からの支援により市民に安全な旅行を楽しんでいただけるものと考えております。そのようなことから、今回補助を行うものです。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。
◆1番(
渡辺佳正議員) 観光業連絡協議会に加盟している8社を通じて、その8社というのは市内の旅行業者、東京都とか首都圏にも、そういった事務所を通じてこの事業に申し込むことができるのか。行き先としては、別に市内というふうに限らないで、富土宮市民が市外、県外に出かけるという、そういうのも可能なのでしょうか。
○議長(
佐野寿夫議員) 観光課長。
◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) あくまでも市内に事務所を置く8社という形で申込みをされた場合という形になります。今回については、あくまでも市内、県内ということが限定の旅行という、宿泊場所、それから行き先というのが全て県内完結型という形ということで計画しているということです。
○議長(
佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。
◆1番(
渡辺佳正議員) 国が進めるGo To キャンペーンというのは、感染地域からの出入りということも心配されるものですから、なかなか僕らも積極的に進められないのですけれども、やっぱり市内、県内ということであれば大いにやっていただく必要があるなと思います。 1,000万円規模というのは、もう少し増額ということはできないのでしょうか。やはり大変な旅行業者を支援するという意味では、1,000万円ではどうかななんていうふうに今思ったものですから、その辺、どのように額については検討されたでしょうか。
○議長(
佐野寿夫議員) 市長。
◎市長(須藤秀忠君) これは様子見です。一応、今の考え方では、それが予算がいっぱい使われているようだったらやめようと思っているけれども、でも、あまりにも人気があるようなことであるならば、これはまたもう一度考え直してもいいかなと、そんなような思いであります。
○議長(
佐野寿夫議員) 17番 稲葉晃司議員。
◆17番(稲葉晃司議員) 12番議員と6番議員の関連で、富士山山小屋公益的機能支援交付金のところなのですが、先ほどアクリル板等の説明があって、いろいろ足していくと、20万円の21万円の8万円の5万円ですから、50万円になって、そのほかが消耗品ということなのですけれども、この消耗品というのは、運搬賃とか、そういったものになってしまいますか。要は、我々が住んでいる平地と頂上では全然、カップヌードルの値段も違うぐらいですから、それを見れば分かると思うのですけれども。ということは、この金額に、富士山の上だとこの金額に見合ったものが思ったほどにできないのかなというところがやっぱり心配になるということと、やっぱり市長の答弁の中で、これから先のこと、密対策もそうなのですけれども、やっぱり今まで布団が敷き詰められるように、登山客の方は寝ていたのですけれども、間違いなくそれらも全部解消されてしまうと思うのですけれども、そうなってくると、売上げも半分以下とか、そういったところになってしまうのかもしれません。そういった中では、今年は無理です。来年やったとして、今までどおりの登山客がそのままでは、34万人ぐらい、どかんと来るかといったら、来るわけがないと思うのですけれども、そういった中において、一時的に休止したいだと、休みたいだとかという人も中には出てくると思うのです。何か、こういう交付金だとかをもらってしまうと、いや、それでは困るよ、ちゃんとやってくれないと、登山客のライフラインですからねみたいな感じ、インフラになりますからねみたいな感じになってしまうと思うのですけれども、その辺の考え方とかも、県・国との協議の中でこれからやられていくのでしょうか。また、こういったものは、山小屋はとにかく、富土宮市としてもやっぱり登山客をもてなす意味でもしっかりやってもらわなければ困るから、こういった公的資金の投入というのはこれからもどんどん、どんどんあるのでしょうね、きっと。その辺の考え方についてお伺いしたいと思います。
○議長(
佐野寿夫議員) 市長。
◎市長(須藤秀忠君) そういうことは私たちが押しつけられる問題でもないし、山小屋の人たちの考えることもやっぱり大きなウエートを占めるものだと思います。 ただ、そういう中にあって、登山制限なんていう問題も出てくるのではないかと、人数制限、ヨーロッパなんかは、世界遺産なんかを見ていると、今日は5,000人で終わりますよとか、そういう問題も出てくるだろうし、感染防止のために、では密を避けるためにこういうふうにしたり、ああいうふうにしなければならないとかという、そんないろんな問題はこれから協議されていくと思います。ですから、そういう中に、市としてもその協議の中の一員として参加して、そして国・県・市、また業者の協議の中で事が進められていくのではないかと、こんなふうに思っています。
○議長(
佐野寿夫議員) 17番 稲葉議員。
◆17番(稲葉晃司議員) 市長の御答弁の中にも、これからのことということで、今この場でぱっとした方向性だとか回答は出てこないのは重々分かって聞いておるのですけれども、その中においても、今1,000円を5合目のところで任意で納めているような格好ですけれども、それがもうちょっと値段が上がって、本当に入る人は必ず納めてくれ、納めないと登れなくなるとかという形になってしまうのかもしれませんけれども、ともあれ、自然を守る、富士山を守っていく意味では登山制限をかけていくほうが、自然環境にとって負荷が軽減されることですから、そういったことも踏まえていろいろ検討していただければと思います。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 10番
野本貴之議員。
◆10番(
野本貴之議員) まず最初、1点、旅行の関係になるのですが、確認させてください。 事前に頂いた資料ですと、富土宮市観光業連絡協議会と、7社になっているのですけれども、先ほど8社ということなのですが、どちらが正しいのでしょうか。改めてお願いします。
○議長(
佐野寿夫議員) 観光課長。
◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) こちらのほう、8社ということで、すみませんが、御了承いただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
佐野寿夫議員) 10番 野本議員。
◆10番(
野本貴之議員) 分かりました。では、こちらの資料が後ということですね。 改めてですけれども、1,000万円の交付金を各、8社のほうに交付すると、利益を得るのは利用者なのですけれども、その1,000万円の割り振り方、各事業者のほうの割り振り方とか、何か、1社当たり幾らとか、そういう枠みたいのがあるのでしょうか。Go To トラベルですと、1社当たり幾らとかという枠があって、そこの枠がなくなってしまうともう使えないということもあったりしたのですが、その辺についてはどうなのでしょうか。
○議長(
佐野寿夫議員) 観光課長。
◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) 枠についてですけれども、こちらのほうは、1社幾らというところについては市のほうから特には要請もしていませんし、あくまでも補助の中でこちらの協議会のほうが考えていただくという形で進めております。 ツアー造成のほうなのですけれども、こちらのほうは各社ともにそれぞれ最低1つずつはツアーを造成するというお話は聞いております。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(高野裕章君) これは、8社に均等に割り振るものではなくて、予約を受けて、その手間をかけたところに対しまして支援が行き渡るという仕組みですから、頑張った事業者のところにはたくさんお金が落ちるわけですけれども、やはりそれだけですと不公平というか、ばらつきがありますので、新しい観光商品をつくってもらって、各社に、いい商品があれば、その会社のほうへとどんどん問合せが来ますので、そんな形で協議会全体が潤うような仕組みにしたいというふうに考えております。
○議長(
佐野寿夫議員) 10番 野本議員。
◆10番(
野本貴之議員) 分かりました。 枠としてはもちろん1,000万円ということで、あとは連絡協議会のほうで自助努力といいますか、営業努力によって、割と多くもらえるような事業者もあれば、そうでもない事業者が出てくるということもあり得るということなのですね。分かりました。ありがとうございます。
○議長(
佐野寿夫議員) 関連、22番 松永孝男議員。
◆22番(松永孝男議員) この交付金というのは、実際に実行されるのはいつから、私たちが申し込むと、いつから適用されるようになるのですか。
○議長(
佐野寿夫議員) 観光課長。
◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) いつから始まるというお話なのですけれども、観光業連絡協議会のほうにお聞きしたところ、一応、10月下旬をめどに、5,000円割引、それから団体の申込みツアー、バス旅行なんかについては10月下旬をめどに開始したいというお話です。ツアー型については、ツアー造成して、募集期間も必要ということですので、こちらのほうは11月初旬ぐらいからは始めたいということでお聞きしております。 以上です。
○議長(
佐野寿夫議員) 他にありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳出に対する質疑を終了します。 以上で議第74号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたらこれを許します。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっております日程第6 議第74号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、日程第6 議第74号については、会議規制第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。 これより議第74号に対する討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。 以上で議第74号に対する討論を終結します。 これより議第74号令和2年度
富土宮市一般会計補正予算(第7号)を採決します。 議第74号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第74号令和2年度
富土宮市一般会計補正予算(第7号)は、原案のとおり可決されました。
△日程第7 議決第7号 大規模災害に対する備えの充実を求める意見書の提出について
○議長(
佐野寿夫議員) 次に、日程第7 議決第7号大規模災害に対する備えの充実を求める意見書の提出についてを議題とします。 これより本案の提出者であります議会運営委員会委員長から提案理由の説明を求めます。佐野和彦委員長。 〔14番 佐野和彦議員 登壇〕
◆14番(佐野和彦議員) ただいま上程されました議決第7号大規模災害に対する備えの充実を求める意見書の提出について、議案書の朗読をもって提案理由説明とさせていただきます。大規模災害に対する備えの充実を求める意見書 東日本大震災が発生した平成23年から現在までの約10年間、わが国では大規模な地震に加え、激甚な風水害が各地で次々に発生してきた。 特に、一昨年の平成30年7月豪雨、昨年の令和元年東日本台風及び本年の令和2年7月豪雨では、国土の広範囲にわたって多数の土砂災害、河川堤防の決壊等が生じ、多くの尊い命が犠牲になるとともに、貴重な財産が失われた。これら被災地では、鋭意復旧・復興が進められているものの、未だに、かつての生活が取り戻せていないなどその影響は長きにわたっている。 近年頻発する激甚な災害は、気候変動の影響が顕在化しているものと考えられ、本市においても、かつて経験したことのない災害にいつ見舞われても不思議ではない。 このような「大規模災害が当たり前の時代」に対応していくためには、国と協力して災害に対する事前の備えとして社会資本整備の努力をたゆむことなく積み重ねることが必要である。現在、「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」(以下「緊急対策」という。)により集中的に対策が進められているが、緊急対策終了後となる来年度以降の対策の遅れが懸念される。また、災害発生時に応急的な対策から復旧・復興に至るまで迅速な対応が可能となる人材を継続的に確保し、経験を積ませることも必要である。 今後は、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって生じた未曽有の社会経済的影響を一刻も早く回復させることも喫緊の課題となる。そのためにも、ストック効果及びフロー効果の両面から社会経済の回復を下支えする社会資本の整備にスピード感を持ち、かつ継続的に取り組まなければならない。 よって、国においては、下記の事項について措置されるよう強く要望する。 記1 防災・減災、国土強靱化や老朽化をはじめとする社会資本整備が計画的に実施できるよう、中長 期的に必要な投資規模等を社会資本整備重点計画に明示し、予算を安定的かつ持続的に確保すると ともに、地方負担分については地方財政措置を的確に行うこと。2 社会資本の整備・管理に加え、災害発生時の迅速かつ円滑な対応等のため、現場に必要な人員や 体制の維持・充実を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 令和2年10月9日 静岡県
富士宮市議会 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 総務大臣 殿 財務大臣 国土交通大臣 国土強靱化担当大臣 内閣府特命担当大臣(防災) 以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますよう、
議員各位の賛同を申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
佐野寿夫議員) 提案理由の説明は終わりました。 これより議決第7号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております日程第7 議決第7号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略します。 これより議決第7号に対する討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議決第7号大規模災害に対する備えの充実を求める意見書の提出についてを採決します。 議決第7号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議決第7号大規模災害に対する備えの充実を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました意見書の処理については、今後国会及び関係行政庁に提出しますので、議長の私に御一任いただきますようお願いします。
△日程第8 議決第8号
新型コロナウイルス感染症に対して全ての市民が一丸となって乗り越えていくための決議
○議長(
佐野寿夫議員) 次に、日程第8 議決第8号
新型コロナウイルス感染症に対して全ての市民が一丸となって乗り越えていくための決議を議題とします。 これより本案の提出者であります中村憲一議員から提案理由の説明を求めます。中村憲一議員。 〔11番 中村憲一議員 登壇〕
◆11番(中村憲一議員) ただいま上程されました議決第8号
新型コロナウイルス感染症に対して全ての市民が一丸となって乗り越えていくための決議について、提案理由の説明を申し上げます。 富土宮市議会は、これまで市当局と一体となって
新型コロナウイルス感染症対策を進めてまいりました。また、市民の皆様の御理解と御協力もあり、富土宮市内での新規感染者は9月6日以降確認されておりません。 しかしながら、全国では新規感染者数は増加の一途をたどり、一部では感染者やその家族などに対する差別的な行為が社会問題となるなど、いまだ収束の目途が立っていない状況です。 そのような中、富士山の名に恥じぬまちとして輝き続けるべく、この難局を市民一丸となって乗り越えるため、今回、全議員による決議を行おうとするものであります。 それでは、決議案を朗読させていただきます。 提出者
富士宮市議会議員 中 村 憲 一 賛成者 富土宮市議会議員 渡 辺 佳 正 〃 若 林 志津子 〃 近 藤 千 鶴 〃 辻 村 岳 瑠 〃 細 沢 覚 〃 望 月 則 男 〃 齋 藤 和 文 〃 佐 野 寿 夫 〃 植 松 健 一 〃 野 本 貴 之 〃 深 澤 竜 介 〃 佐 野 孜 〃 佐 野 和 彦 〃 遠 藤 英 明 〃 稲 葉 晃 司 〃 諏訪部 孝 敏 〃 鈴 木 弘 〃 村 瀬 旬 〃 小 松 快 造 〃 松 永 孝 男
新型コロナウイルス感染症に対して全ての市民が一丸となって乗り越えていくための決議
新型コロナウイルス感染症は未だ収束の見通しが立たず、富士宮市にも暗い影を落としている。富士宮市は市内における
新型コロナウイルス感染症の蔓延防止や、市民の不安解消、医療・福祉・教育施設等の安定及び継続的な運営を図るため、PCR検査体制の拡大をするなどの施策を進めている。 そのような中、
新型コロナウイルス感染症に感染された方やその家族、濃厚接触者、医療従事者などに対する、不確かな情報や無理解による不当な差別や偏見、誹謗中傷などが社会問題となっている。差別や偏見、誹謗中傷を恐れるあまり、濃厚接触の可能性がある方や、有症状の方までもがPCR検査を拒んでしまう恐れがあり、そのことが感染拡大の要因となってはならない。 私たちが恐れるのは人ではなくウイルスである。今こそ全ての市民が一丸となってこの難局を乗り越え、富士山の名に恥じぬまちとして輝き続けるため、以下、決議する。1
新型コロナウイルス感染症の感染者、濃厚接触者や家族などに対する不当な差別、偏見、誹謗中 傷やこれらを誘発する言動は絶対に行わない。2 こまめな手洗い・手指消毒や三つの密を避けるなどの「新しい生活様式」を徹底し、感染拡大防 止に努める。3 医療・介護・福祉など、感染のリスクが高い現場で仕事に従事する方々やその家族に敬意を払い、 感謝の気持ちを忘れない。4 将来の富士宮市を担う全ての子どもたちが、いかなる状況においても最適な学習を受け、心に残 る学校生活を送ることができるようにする。5
新型コロナウイルス感染症に対して、正しい理解と思いやりの心を持ち、市民一丸となって乗り 越える。 令和2年10月9日
富士宮市議会 以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますよう、
議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
佐野寿夫議員) 提案理由の説明は終わりました。 これより議決第8号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっております日程第8 議決第8号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、日程第8 議決第8号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。 これより議決第8号に対する討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議決第8号
新型コロナウイルス感染症に対して全ての市民が一丸となって乗り越えていくための決議を採決します。 議決第8号は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
佐野寿夫議員) 起立全員です。よって、議決第8号
新型コロナウイルス感染症に対して全ての市民が一丸となって乗り越えていくための決議は、原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 これをもちまして、9月定例会に付議されました案件の審議は全部終了しました。 ここで、令和2年9月定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 今定例会では、令和元年度一般会計、
特別会計及び企業会計各決算認定等をはじめ市民生活に直結した環境、福祉、教育、また
新型コロナウイルス感染症対策に関する様々な議論がありました。当局におかれましては、本会議及び委員会における各議員の意見や提案等の趣旨を十分尊重され、市政に反映されますようお願いいたします。 これから秋も深まる折から、皆様方におかれましてはくれぐれも御自愛くださり、市政発展のため御活躍くださいますよう御祈念申し上げまして、閉会の挨拶とします。 ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許します。市長。 〔市長 須藤秀忠君 登壇〕
◎市長(須藤秀忠君) 議長のお許しをいただきましたので、市議会9月定例会の閉会に当たりまして一言挨拶を申し上げます。 去る9月10日の開会以来本日まで、
議員各位におかれましては、令和元
年度富士宮市
歳入歳出決算認定をはじめ提案申し上げました重要案件につきまして、連日にわたり御審議をいただき、誠にありがとうございました。御決定をいただきました案件の執行に当たりましては、職員ともども十分な注意をもって処理してまいるとともに、今議会における
議員各位の御意見、御提言等につきましては真摯に受け止め、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。 依然として新型コロナウイルスの感染拡大が続いている状況において、感染拡大防止への取組を継続して行うとともに、局面に応じた経済活性化施策を効果的に展開し、今後とも議会と一体となって市民の負託に応えるための市政運営を行ってまいる所存であります。 これから秋も深まり、寒くなってまいりますので、
議員各位におかれましては、健康には十分御留意の上、御活躍くださいますようお願い申し上げまして、9月定例会の閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
佐野寿夫議員) 以上をもちまして、令和2年
富士宮市議会9月定例会を閉会します。 御起立願います。 〔全員起立〕
○議長(
佐野寿夫議員) 礼。 ありがとうございました。 午前10時58分閉会...