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09月24日-03号

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  1. 富士宮市議会 2020-09-24
    09月24日-03号


    取得元: 富士宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-03
    令和 2年  9月 定例会(第3回)                    令 和 2 年                 富士宮市議会9月定例会会議録                     第 3 号                 令和2年9月24日(木曜日)                                       1 議事日程(第3号)              令和2年9月24日(木)午前9時00分 開議  日程第1 議請第1号 「夫婦離婚または別居後において、全ての子ども最善利益を守る             ため、離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要             な法整備を求める意見書」の採択に関する請願                                          (環境厚生委員会付託のもの)  日程第2 議決第6号 離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整             備を求める意見書提出について                                                        2 本日の会議に付した事件  議事日程(第3号)に同じ                                       3 出席議員(21名)      1番  渡 辺 佳 正 議員       2番  若 林 志津子 議員      3番  近 藤 千 鶴 議員       4番  辻 村 岳 瑠 議員      5番  細 沢   覚 議員       6番  望 月 則 男 議員      7番  齋 藤 和 文 議員       8番  佐 野 寿 夫 議員      9番  植 松 健 一 議員      10番  野 本 貴 之 議員     11番  中 村 憲 一 議員      12番  深 澤 竜 介 議員     13番  佐 野   孜 議員      14番  佐 野 和 彦 議員     16番  遠 藤 英 明 議員      17番  稲 葉 晃 司 議員     18番  諏訪部 孝 敏 議員      19番  鈴 木   弘 議員     20番  村 瀬   旬 議員      21番  小 松 快 造 議員     22番  松 永 孝 男 議員                                       4 事務局職員出席者(3名)  事務局長  古 郡 和 明 君    庶務調査係長  川 村 有 香 君  議事係長  土 谷 典 子 君                                       5 説明のための出席者(8名)  市    長  須 藤 秀 忠 君    副  市  長  芦 澤 英 治 君  副  市  長  渡 邉 恭 一 君    総 務 部 長  深 澤 秀 人 君  企 画 部 長  篠 原 晃 信 君    財 政 部 長  中 村 日出和 君  保健福祉部長  小 林 博 之 君    教  育  長  池 谷 眞 德 君  兼 福 祉事務  所    長                                                                            午前9時00分開議議長佐野寿夫議員) 御起立願います。                   〔全員起立〕 ○議長佐野寿夫議員) 礼。おはようございます。御着席願います。 直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 議請第1号 「夫婦離婚または別居後において、全ての子ども最善利益を守るため、離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備を求める意見書」の採択に関する請願議長佐野寿夫議員) これより日程に基づき、日程第1 議請第1号「夫婦離婚または別居後において、全ての子ども最善利益を守るため、離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備を求める意見書」の採択に関する請願議題とします。 本件は、去る9月10日の本会議において、環境厚生委員会審査を付託した案件です。 これより環境厚生委員会委員長から審査経緯、結果について御報告願います。中村憲一委員長。               〔11番 中村憲一議員 登壇〕 ◆11番(中村憲一議員) おはようございます。それでは、環境厚生委員会委員長報告をいたします。 9月10日の本会議において、当委員会審査を付託されました議請第1号「夫婦離婚または別居後において、全ての子ども最善利益を守るため、離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備を求める意見書」の採択に関する請願審査経緯、結果を御報告いたします。 当委員会は、議請第1号の審査を行うため、9月16日に全員協議会室において、委員全員出席の下、番外議員も多数加わり、慎重に審査を行いました。 審査に先立ち、請願者から請願内容趣旨説明があり、続いて紹介議員補足説明を求めました。 次に、当局に本請願に対する意見を求めたところ、意見はありませんでした。 次に、委員から質疑意見等を求めたところ、委員から、共同親権制度共同養育面会交流支援等に関して、政府としてどのような動きがあるのかとの質疑に対して、請願者から、法務省が家族法研究会を立ち上げ、親権に関する諸外国の法制を調べており、法制化へ向けて研究中であるとの回答がありました。 また、委員から、日本は女性の地位が低く、発言権が弱いため、例えば実際に夫のDVが原因で離婚をしたとしても、それを妻が言えずに離婚してしまうケースがあるのではないか。その場合に、夫が共同親権を主張すると、妻はそれに反対できないといった問題が生じるため、日本現状に合っていないのではないか。また、そういった問題に対し弁護士からはどのような意見があるのかとの質疑に対して、請願者から、私たちの主張は、DV虐待をした親にまで子どもと会わせるというものではない。例えばドイツでは、虐待をした親には離婚後に親権を与えず、単独親権となっている。DV虐待がないにもかかわらず、子どもに会えないという問題共同親権制度で解決できればと考えている。弁護士の中には共同親権制度の導入について前向きな弁護士が多くいるが、他方でDV虐待現状を心配して、反対をしている弁護士もいるとの回答がありました。 また、委員から、共同親権制度が導入されると離婚する夫婦が増えてしまうのではないかとの質疑に対して、請願者から、夫婦によっては子どもを連れ去る必要がなくなることにより、離婚について慎重になるケースも増えるのではと考えているとの回答がありました。 また、委員から、全国の地方議会の中で今回と同様の意見書を国に提出した議会は43にとどまっており、全国的に理解が広がっていないのではないかとの質疑に対して、請願者から、意見書提出した地方議会は43件で、このうち県議会が6件である。この10年間で件数が増えてきており、徐々に理解が広がっていると考えているとの回答がありました。 その後、質疑が終了し、委員から、状況が不鮮明であり、弁護士の中でも意見が分かれている状況である。より多くのことを理解した上で採択すべきと考えるため、継続審査としたいとの意見があり、起立採決した結果、起立少数継続審査としないことと決定しました。 その後、賛成討論があり、採決をした結果、採決を棄権した委員1人を除く他の全ての委員賛成により採択すべきものと決定しました。 以上が当委員会に付託されました議請第1号の審査の概要です。 以上で委員長報告を終わります。 ○議長佐野寿夫議員) 委員長報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 これより議請第1号に対する討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議請第1号「夫婦離婚または別居後において、全ての子ども最善利益を守るため、離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備を求める意見書」の採択に関する請願採決します。 本件に対する委員長報告採択すべきものです。 議請第1号は、採択することに賛成議員起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長佐野寿夫議員) 起立多数です。よって、議請第1号「夫婦離婚または別居後において、全ての子ども最善利益を守るため、離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備を求める意見書」の採択に関する請願は、採択することに決定しました。 △日程第2 議決第6号 離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備を求める意見書提出について ○議長佐野寿夫議員) 次に、日程第2 議決第6号離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備を求める意見書提出についてを議題とします。 これより本案の提出者であります環境厚生委員会委員長から提案理由説明を求めます。中村憲一委員長。               〔11番 中村憲一議員 登壇〕 ◆11番(中村憲一議員) ただいま上程されました議決第6号離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備を求める意見書提出について、議案書の朗読をもって提案理由説明とさせていただきます。 議決第6号離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備を求める    意見書提出について 地方自治法第99条の規定により、離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備を求める意見書提出する。 令和2年9月24日 提出              提出者 富士宮市議会環境厚生委員会委員長  中 村 憲 一離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備を      求める意見書 我が国では離婚時における未成年の子ども親権決定について、単独親権制度採用しており、判断基準として監護の継続性を重視している。 そのような中、親権を得るため、婚姻中に一方の親の同意を得ずに子どもを連れ去り別居し、一方的に監護している状態を作り出したり、配偶者暴力防止法を悪用し面会交流を拒否するなど、一方の親が子どもとの断絶を余儀なくされるケースが多発している。 全ての子どもは、適切な養育を受ける権利を有しており、両親が離れて暮らすことになっても、別居親と継続的頻繁に面会交流をすることや養育費を受けることは精神面経済面の安定をもたらし、子どもの健やかな成長にとって有意義なものである。 我が国は、児童権利に関する条約児童権利条約)を1994年4月に批准しており、その趣旨を鑑みると夫婦離婚または別居後において、全ての子ども最善利益を守るためには、離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備をすることが最善と考える。 よって、国においては、法整備を速やかに行うよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書提出する。 令和2年9月24日                                  静岡県富士宮市議会 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣         殿 内閣官房長官 総務大臣 法務大臣 厚生労働大臣 内閣特命担当大臣男女共同参画) 以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますよう議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由説明といたします。 ○議長佐野寿夫議員) 提案理由説明は終わりました。 これより議決第6号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議決第6号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略します。 これより議決第6号に対する討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議決第6号離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備を求める意見書提出についてを採決します。 議決第6号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議決第6号離婚共同親権制度採用及び共同養育面会交流支援等に必要な法整備を求める意見書提出については、原案のとおり可決しました。 ただいま可決されました意見書の処理については、今後、国会及び関係行政庁提出しますので、議長の私に御一任いただきますようお願いします。 以上で本日の日程は全部終了しました。 明9月25日から9月27日までは市の休日等のため、9月28日及び9月29日は決算審査特別委員会のため、9月30日から10月2日までは委員長報告作成のため、10月3日及び10月4日は市の休日のため休会したいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。 明9月25日から10月4日までの10日間は休会することに決定しました。 来る10月5日は、午前9時から本会議を開き、一般質問を行いますので、よろしくお願いします。 本日はこれにて散会します。 御起立願います。                   〔全員起立〕 ○議長佐野寿夫議員) 礼。 ありがとうございました。                                     午前9時15分散会...