富士宮市議会 1998-12-01
12月01日-02号
平成10年 11月 定例会(第4回) 平 成 10 年 富士宮市議会11月定例会会議録 第 2 号 平成10年12月1日(火曜日) 1.議事日程(第2号) 平成10年12月1日(火)午前9時01分 開議 日程第1 議第78号 富士宮市税条例の一部を改正する条例制定について 日程第2 議第79号 富士宮市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条 例の一部を改正する条例制定について 日程第3 議第80号 市道路線の認定について 日程第4 議第81号 市道路線の廃止について 日程第5 議第82号 平成10年度富士宮市
一般会計補正予算(第3号) 日程第6 議第83号 平成10年度富士宮市
国民健康保険事業特別会計補正予算 (第3号) 日程第7 議第84号 平成10年度富士宮市
水道事業会計補正予算(第2号) 日程第8 議第85号 富士宮市
行政手続条例制定について 2.本日の会議に付した事件 議事日程(第2号)に同じ 3.出席議員(23名) 1番 佐 野 守 茂 君 2番 佐 野 清 明 君 3番 手 島 皓 二 君 4番 望 月 光 雄 君 5番 古 川 日出男 君 6番 笠 井 賢 一 君 7番 望 月 孝 一 君 8番 日 原 貞 二 君 9番 須 藤 秀 忠 君 10番 伊 藤 高 雄 君 11番 小 室 直 義 君 12番 土 谷 虎 雄 君 13番 渡 辺 利 光 君 14番 石 川 昭 夫 君 15番 佐 野 堯 春 君 16番 太 田 美 好 君 18番 朝 日 昇 君 19番 塩 川 賢 継 君 20番 河原崎 澄 雄 君 21番 上 杉 義 正 君 22番 芝 田 静 雄 君 23番 遠 藤 正 君 24番 赤 池 賢 治 君 4.
事務局職員出席者(7名) 事務局長 稲 葉 豊 君 事務次長 勝 又 肇 君 主幹兼 主幹兼 議事係長 佐 野 孝 則 君 庶務調査係長 石 川 和 邦 君 主任主査 望 月 斉 君 主任主査 佐 野 武 志 君 主 査 佐 野 史 俊 君 5.説明のための出席者(73名) 市 長 渡 辺 紀 君 助 役 中 村 伸 介 君 収入役 上 杉 六 郎 君 市立病院長 木 村 泰 三 君 秘書室長 渡 辺 紀久男 君 企画部長 加 茂 恒 雄 君 財政部長 田 中 洋 君 市民部長 大 塚 輝 君 福祉部長兼 福祉事務所長 前 嶋 範 由 君 経済部長 佐 野 洪 二 君 建設部長 塩 川 明 君 都市整備部長 佐 藤 寛 君 都市整備部 市立病院 次 長 木 村 忠 幸 君 事務部長 秋 山 武 士 君 水道部長 高 野 喬 君 技術吏員 四 條 洋 成 君 企画部参事兼 財政部参事兼 行政課長 塩 川 哲 章 君 納税課長 竹 川 康 夫 君 財政部参事兼 市民部参事兼 資産税課長 遠 藤 岩 男 君 環境保全課長 戸 嶋 光 璋 君 経済部参事兼 福祉部参事兼 林政土地 児童課長 持 田 貢 君 改良課長 若 林 英 雄 君 経済部参事兼 建設部参事兼 工業労政課長 市 瀬 征 英 君 管理課長 高 野 博 之 君 建設部参事兼 下水道課長 寺 田 佳 正 君 企画調整課長 芦 澤 英 治 君 人事課長 斉 藤 秀 実 君 情報管理課長 後 藤 成 夫 君 財政課長 遠 藤 晃 君 管財課長 石 川 修 君 市民税課長 佐 野 俊 一 君 市民生活課長 村 松 克 彦 君 防災交通課長 富 士 眞一郎 君 市民課長 原 郁 子 君 北山出張所長 杉 山 好 正 君 上野出張所長 望 月 初 巳 君 上井出 出張所長 井 出 一 男 君 白糸出張所長 渡 井 實 君 福祉課長 石 川 俊 秋 君 保険年金課長 成 瀬 正 光 君 保健センター 所 長 望 月 俊 男 君 長生園長 平 野 好 勝 君 農政畜産課長 望 月 三千夫 君 商業観光課長 太田川 勝 俊 君 道路課長 有 賀 文 彦 君 河川課長 山 口 源 藏 君 市街地整備 都市計画課長 清 義 治 君 課 長 鈴 木 秀 雄 君 水とみどりの 建築指導課長 望 月 克 己 君 課 長 大久保 公 雄 君 市立病院 工事監室長 森 井 昇 君 庶務課長 高 橋 美 治 君 市立病院 医事課長 加 藤 武 男 君 出納室長 中 塚 知加良 君 業務課長 木 本 喜 盈 君 工務課長 斉 藤 清 和 君 教育長 藤 井 國 利 君 教育次長 石 川 猛 君 学校教育課 学校教育課長 高 橋 文 男 君 参 事 村 松 勉 君 勤労青少年 ホーム館長 生涯学習課長 鈴 木 治 彦 君 兼児童館長 佐 野 忠 良 君 文化課長 佐 野 利 男 君 社会体育課長 佐 野 征 宏 君 社会体育課 学校給食 参 事 清 水 敏 靖 君 センター所長 伊 藤 博 信 君 西富士 中央図書館長 丸 山 博 忠 君 図書館長 大 橋 謙 君 選挙管理委員 中央公民館長 松 井 健 二 君 会事務局長 塩 川 哲 章 君 監査委員 監査委員 栗 田 收 藏 君 事務局長 野 村 静 夫 君 農業委員会 事務局長 太 田 和 雄 君 午前9時01分開議
○議長(
佐野堯春議員) 皆さん、おはようございます。早朝から御苦労さまです。 直ちに本日の会議を開きます。
△日程第1 議第78号 富士宮市税条例の一部を改正する条例制定について
△日程第2 議第79号 富士宮市消防団の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について
△日程第3 議第80号 市道路線の認定について
△日程第4 議第81号 市道路線の廃止について
△日程第5 議第82号 平成10年度富士宮市
一般会計補正予算(第3号)
△日程第6 議第83号 平成10年度富士宮市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
△日程第7 議第84号 平成10年度富士宮市
水道事業会計補正予算(第2号)
△日程第8 議第85号 富士宮市
行政手続条例制定について
○議長(
佐野堯春議員) これより日程第1 議第78号富士宮市税条例の一部を改正する条例制定についてないし日程第8 議第85号富士宮市
行政手続条例制定についてまで、以上8件を一括議題といたします。 これより本一括8件に対する質疑に入ります。質疑の方法といたしましては、議事の運営上1件ずつ許してまいりたいと存じます。 初めに、日程第1 議第78号富士宮市税条例の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ございませんか。6番。
◆6番(笠井賢一議員) この際、初歩的な質問ですけれども、一つ質問いたします。 資料の49条の2行目に「市民税を減免する」と。要するにNPO法の団体については市民税を減免するということに該当する団体であるよということが、ここへと加えられたと。こういうものだと思いますけれども、この際市税を減免するの「減」と「免」とありますけれども、この法人についてはどういう扱いになるのか、ちょっと教えていただけますか。減額するのか免除するのか、どうでしょうか。その辺の解釈をちょっと教えてください。
○議長(
佐野堯春議員) 財政部長。
◎財政部長(田中洋君) 免除でございます。
○議長(
佐野堯春議員) 10番。
◆10番(伊藤高雄議員) この条例についてはNPO法を受けての内容ということでありますけれども、まずこの対象の団体について登録等の必要があるのかないのか、その辺の取り扱いはどういうふうになるのか。また、富士宮市として、その対象となるような団体がどのぐらいの対象になるのかを教えてもらいたいと思います。 それから、今6番議員からもお話がございましたけれども、この減免の対象ですけれども、市民税ということなのですが、他の自治体では都市計画税とか固定資産税等についても減免というような話も出ておりますけれども、この減免の範囲についてどのようなお考えなのか、教えてもらいたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 市民税課長。
◎市民税課長(佐野俊一君) お答えいたします。 この設立登記の方なのですけれども、通産省と都道府県という形へ届け出た、それで法人格を得るという形になっております。それから、市内にある団体の数でございますけれども、今
ボランティア団体という形の組織されているもの、23団体というふうに把握してございます。 減免の範囲ですけれども、地方税法の改正によりまして、県の方から市民税、法人格を得るというような形から
ボランティア団体を育成していくというような意味で法人市民税、県民税ももちろん減免するのですけれども、法人市民税の方をやったらどうだというような形で指導がございまして、提案させてもらったという形になっております。 以上です。 〔何事か呼ぶ者あり〕
◎市民税課長(佐野俊一君) 今回の場合、法人市民税という形だけで提案させてもらってあります。都市計画税の方については、ちょっとうちの所管ではございませんけれども、そういう話は今のところ伺っておりません。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 10番。
◆10番(伊藤高雄議員) 大体わかりました。都市計画税とか固定資産税等についても、ぜひまた今後検討されるのでしょうか。中には、その土地を取得できるというような内容にかかってきておりますので、それについての今後の検討はされるおつもりなのか、その辺についてだけお伺いしておきたい。 もう一つ、基本的なことで恐縮なのですが、23団体が富士宮市で登録されていると。これはもう一度、すみません。この非営利団体の登録についての基準といいますか、もう一回、以前お話をお聞きしたことあるかと思うのですが、ちょっと簡単に説明していただけますか。どのような団体で、どういう内容であれば、この基準に適合するのか。例えば具体的に地域の区民館を持ちたいとか、町内会の集会所を持ちたいとか、いろいろなそういう問題が出てきていますけれども、そういうものがこの団体に、NPO法に該当するのかどうなのか、その点についても教えてください。
○議長(
佐野堯春議員) 企画部長。
◎企画部長(加茂恒雄君) 特定非営利活動を行う団体ということの中で、12項目ぐらい挙げていただいておりますけれども、その
ボランティア活動の内容を申し上げますと、保健、医療、または福祉の増進を図る活動から始まりまして12項目あります。そういう中で今度は法人格を付与する場合の内容といたしましての
チェックリストといたしましては、大きく分けて四つございますけれども、目的に関する要件の中では、今団体の主たる目的が
ボランティア活動の12項目の特定非営利活動のいずれかに該当するということが1点目あります。それから、不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与することを活動の主たる目的とするもの。それから、営利を目的としていない。それから、宗教活動を主たる目的としていない。政治活動を主たる目的としていない。また、政党活動を目的としていないと。こういうことで目的に関する要件もございます。それから、団体要件といたしましては、暴力団もしくはその構成員に統制されていないかどうかというのがチェックされると。それから、社員に関する要件といたしましては、社員の資格の取得、それから喪失に関して不当な条件を付されないということがあります。それから、社員が10名以上いる団体。それから、役員に関する要件といたしましては、役員のうち報酬を受ける者の数が役員総数の3分の1以下、それから最低限理事3人、監事1人を置くこと、こういうようなことの要件の中で法人格の付与についてのチェックがされるわけであります。 そこで、今回のこの法律の法人の取得のメリットといたしまして挙げられているものについては、社会的な信用性が高まるということ、それから団体としての契約、保証行為が可能となるということ、それから資産保有や財産管理が容易にできる。また、寄附や助成等による活動資金が確保しやすい。それから、組織としての成長や会員の参加が得られやすい。また、7点目といたしましては、永続的、安定的組織体としての社会的な認知が得られると、こういうことがメリットとして挙げられております。それ以外に法人格になりますので、会計処理等の事務が複雑になるとか手間がかかるというようなこと、それから税金の課税の関係で優遇措置はありますけれども、そういうもろもろのことを考える中で、この団体の取得については、いろいろまだとる方向で進むのかどうかというところが、もう少し勉強したいという団体がまだたくさんあるように聞いております。 そこで、先ほど市内でどういう団体が可能かということで23団体挙げさせていただきましたけれども、今現在県においては11月からもうこのNPO法の関係の受付窓口の、法律の施行日は今日なのですけれども、事前に説明会等を行っておりまして、そういうことで県の方にもリストを挙げさせていただいておりますけれども、現時点において市内の団体については、今のところ取得に向けての動きがちょっと見えないというような状況にあります。しかし、うちの窓口といたしましては、これらの団体に対しまして県の説明会の資料等を送ったりいたしまして、一応連絡等はさせていただいておりますけれども、今日現在においては、まだこの取得に向けての積極的な動きをしている団体は今のところないと、こういう状況であります。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 財政部長。
◎財政部長(田中洋君) 県等からまた指示といいますか、県下的にバランスのとれたということで、また指示等があろうかと思います。そのときには、その全体の中で対応していくと、このように考えております。
○議長(
佐野堯春議員) 他に御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了いたします。 次に、日程第2 議第79号富士宮市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ございませんか。8番。
◆8番(日原貞二議員) ちょっとお伺いをいたします。 最近だんだん複雑になってきました、この社会情勢の中で、私たちのこの市民生活の災害防除とか生命、財産を守るという団員の崇高な使命に対しては大変日ごろ敬意を表しているわけでございますけれども、この定年制の延長ということでございますけれども、一般的には例えば55歳が58歳になり、60歳になっていくと、こういうことでございますけれども、一挙に60歳が65歳と、こういう形の引き上げをしていくということのこの根拠といいますか、そういったものをちょっとお伺いしたいわけであります。一般的には女性とか高齢者の就労していくことの重要さというのが語られているわけですから、大変大事なこととは思いますけれども、その辺の定員とか給与ということにもかかわってくることでございますので、一体今富士宮市の消防団員というのは幾人ぐらいいるのか、その大まかなこと、この上げた根拠についてちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 警防課長。
◎警防課長(齋藤吉董君) お答えいたします。 現在富士宮市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例を制定し、その条例の中で団員の定年を定めて運営してきましたが、数年前より消防団員の確保が非常に難しくなってきており、消防団員の育成、指導に当たる指導者の確保が難しくなってきたこと、また近隣の消防団との定年制の比較から消防団より再検討したい旨の問題提起がございまして、消防団の役員会議等で再三慎重に協議してきました。その結果、消防団より団員の定年延長について強い申し入れがありましたので、当消防本部といたしましても、消防組織法、また関係資料、県下の状況等調査しました結果、その一つといたしまして、消防団は消火活動のみならず大規模災害時の避難誘導、また災害活動、地域に密着した
予防啓蒙活動等大きな役割を果たしておりますけれども、近年都市化の進展に伴う住民の連帯意識の希薄化、また若年層の減少と就業形態の変化によりまして、消防団員の確保が非常に困難になるなど、消防団を取り巻く環境が大きく変わってきております。また、予想される東海地震発生の危険性や今後ますます進歩すると思われる科学技術の発展によりまして、予測しがたい災害が発生、危険度が増大する中で、地域住民の消防団に寄せる期待は大きくなってきております。このような状況に対応するためにはどうししても経験豊富な指導者のもとでの団員の育成が必要でございます。また、富士支部管内で構成している消防団の定年制については、富士市が分団長以上65歳、その他の者は60歳ということで要綱で定めてございます。芝川町については、特に定めてございませんけれども、県下の状況も見ますと、条例、要綱等で定めてある市が3市ございます。その他の市においては、慣例、申し合わせ等によって定めております。以上のような状況によりまして、改正をお願いしたいということでございます。よろしくお願いいたします。 また、定員については650名の定員でございますが、現在627名でございます。 それから、給与の関係ですが、報酬ですけれども、階級により支給しているので、変わりはございません。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 8番。
◆8番(日原貞二議員) 今他市の状況も伺ったわけですけれども、富士市なんかではそういうことのようですけれども、この話は私も、ほかの面にわたっても、よく西高東低ということが言われますけれども、このことも消防団の年代層につきましても何かそんな傾向があるななんていう話も伺っておったわけですけれども、今回そういうわけで、延びるということは非常にいいことでございますけれども、今報酬については関係がないと、こういうことでございますので、熟練した技術を持った団員が長く残ってもらえるということは非常にいいことだとは思います。しかしながら、今この650人のうち627人しかいないということでございますので、この一人一人の消防団員の活動というものは非常に大きいものがあろうかと思います。そういう中で、この団員確保についてはどのような方針を持っておられるのか。 それから、こういう社会情勢の中で、今女性の参画ということが非常に叫ばれているわけでございますけれども、富士宮消防団の出初め式等において婦人消防が非常に活躍している状況が年に1回ですけれども、よく目の当たりにするわけですけれども、この若い人の活動もさることながら、そういう方面、いわゆる婦人消防というようなものについてはどのようなお考えを持っているのか。婦人消防団員というようなものも養成した方がいいではないかなというような感じを持つわけですけれども、そのことについては当局はどんなお考えを持っているのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 消防長。
◎技術吏員(四條洋成君) それでは、まず第1点目の消防団員の確保の方針ということについて御答弁申し上げます。 消防団は、主として区、あるいは町内ということの単位で成り立っておるわけです。そこで、団員が一応定年、あるいは途中でやめる場合は、その区、あるいは町内で責任を持って次の方を選んでいただいていると、こういうことが今までの方針でありますし、これが一番いい方法であろうと思っております。 次に、女性消防団員のこれからの考え方ということですけれども、この議会でも何人かの議員さんから御質問があったわけですけれども、そういう提案と、また消防団の幹部の方から、やはり婦人消防団員の確保ということで、前から要望があったということで、ここ数年各市の情報を収集していたということです。そこで、今年度になりまして、消防団役員会、これは分団長以上と消防団本部の幹部で構成されている役員会ですけれども、このテーブルに初めてのっけて、現在婦人消防団員の活動分野ですね、どんなものがあるのかと、年齢はどうなのかと、方面隊につけるのか、あるいは団本部につけるのかということについて検討段階に入っているということでございます。ですから、あと今年度いっぱいはそういう協議を経て、来年度あたりに何とか実現させていきたいと、このように思っております。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 8番。
◆8番(日原貞二議員) やっぱりこの災害防除、あるいは生命、財産を守るという、いわゆる災害に出動することも非常に大事でありまして、一部団員の中には女性参画というものに対する理解が得られないような面もありますけれども、そういうことではなくて、こういう情勢の中で、そういう団員にも理解を求めながら、予防ということに重点を置く中で女性の団員というものの組織の成立ということは非常に大事なことだと思いますので、どうかひとつ最大限の知恵を絞っていただきまして、そういった方向に進んでいただけるように要望したいと思います。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 24番。
◆24番(赤池賢治議員) 初歩的なことで申しわけないわけでございますけれども、定員とか任免は、今消防長が言うように各区とか町内で欠員が出たら探してこいということでございますけれども、一応消防団の一番偉い団長はだれが決めて、班長はだれが決めるだか、その辺のことについてちょっと条例とか何かあると思いますけれども、今関連がありますので、この際お伺いしておきたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 消防長。
◎技術吏員(四條洋成君) 消防団長の任命権は消防団の推薦に基づきまして富士宮市長が任命するということです。また、班長とか、あるいは分団長というものの階級の昇任、昇格の権限は消防団長が持っております。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 16番。
◆16番(太田美好議員) 今、定員につきまして、隣組とか町内会ごとに割り当てをして募集するのが一番いい方法だというお話があったのですが、その定員を決める基準というものは何かあるのですか。私は、たまたまことし隣組長をやって、どうしても1人出せということで非常に困った経験を持ったのですが、消防も年々機材も進歩して、昔のように人数をそろえなくてもやれる時代になったのだというお話も聞いているわけで、どういう基準で定員を決めているのか、その辺もしわかりましたらお話し願います。
○議長(
佐野堯春議員) 消防長。
◎技術吏員(四條洋成君) 細かい基準というものは、ちょっとないと思うのですけれども、ただ消防力の基準というものが、自治省、消防庁から昔出ている基準があります。これによりますと、この地域、この地域には消防ポンプ車が何台という一つの基準があるわけですね。これから計算しますと、1台のポンプ車に大体5人とか6人の消防団員が必要だと、こういうことから割り出す方法。それからあと、地域の特殊性ですね、非常に広い面積を持っている場合は、それにプラスある人員を足したり、あるいは風水害とか、山岳遭難とか、そういう特殊な事情がある場合は、またもう何人か足すということで、650名ということでなっていると思いますけれども、ただ650名が正しいかどうかということは、一つの基準から計算した数ではないわけですね。ただ、やたら650名ではなくて、そういう基準もあるということで、多分昔は、今から十数年前は800名ぐらいたしかいたと思うのですけれども、これがだんだん、だんだん世の中の進歩によって、ポンプ車の改造によって、そんなに人がいなくてもいいではないかということで650名になったということです。今後もっともっと消防資機材が改良されてくれば、やっぱり消防団員の数も、あるいは今の基準よりももう少し下げてもいいかなという時代がくると思いますけれども、現在はそんなことで当市は650名ということです。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 他に御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了いたします。 次に、日程第3 議第80号市道路線の認定について質疑を許します。御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了いたします。 次に、日程第4 議第81号市道路線の廃止について質疑を許します。御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了いたします。 次に、日程第5 議第82号平成10年度富士宮市
一般会計補正予算(第3号)に対する質疑に入ります。質疑の方法といたしましては、歳入歳出補正予算事項別明細書により歳入から質疑を許してまいりたいと思います。 まず、12款国庫支出金について質疑を許します。御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、13款県支出金について質疑を許します。御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、15款寄附金について質疑を許します。御質疑ございませんか。19番。
◆19番(塩川賢継議員) ちょっと参考のためにお尋ねしますけれども、先日議案説明の中で市長が、たしかこの件について6件かな、説明を受けまして、奇特な人たちがまだいて大変結構なことだなと思っておりますけれども、それに対しての対応はどんなふうにやっておられるか、ちょっとお尋ねします。
○議長(佐野堯春議員) 秘書室長。
◎秘書室長(渡辺紀久男君) 寄附に対する対応の御質問だと思いますが、現金の場合100万円以上に対しては感謝状を差し上げています。物品の場合も100万円に相当する額以上の方にも同じように感謝状で感謝の意をあらわしております。一般的な寄附に対してのお答えは以上でございます。
○議長(佐野堯春議員) 19番。
◆19番(塩川賢継議員) 今の室長の説明に、私の松山区の三中の子供がやってくれたということで非常に関心を持ちまして、それで一体松山区、どういう方法でということで聞きましたら、町内の神社の祭典に各商店からいろいろなものを寄附していただいた、そして売った金をやったということで、8年にもこれはやってあったです。私、市長の説明を聞いて初めて、地元でそういうことをやってくれているだなというふうなことで思っているですけれども、特に最近のような殺伐とした世の中で、子供がそういうボランティアというのかな、そういうことで社会福祉に何か貢献しようという気持ちの上で、ぜひそういった小中学生のそういうボランティアとか、あるいは福祉に対しての気持ちをもっと啓蒙するために、私は事務的な取り扱いでなくて、マスコミさんにも応援していただきながら、もっともっと啓蒙することの方が子供たちの教育の面でも大変プラスになるではないかなと思いますけれども、その点いかがですか。
○議長(佐野堯春議員) 市長。
◎市長(渡辺紀君) 先ほど室長の方からお答えしましたように、確かに寄附というのは額でもっていろいろ対応してた嫌いはございます。100万円以上のものについては市長室まで来ていただいて、私から感謝状を差し上げながら、マスコミの方にもこういう寄附があるのでということでもってローカル紙等に掲載していただいてきました。それと全く関係なく、関係なくといってはおかしいのですけれども、福祉課の方へといって、これこれですけれども、あるいは御葬儀等があった場合に香典を若干いただいたので、社会奉仕をという格好でもっていただく場合等が、我々の方にまで詳細な内容が入らないでもってきてしまう場合もございます。また、福祉協議会の方へと持っていくので、あるいは日赤の方へ持っていくので、市長も立ち会えという中でもって立ち会って、一緒にいただいて、私からお礼を言って、そのまま協議会の方へと持っていくというようなケースもございます。いろいろなケースがありますけれども、御指摘なのは、こういう大変少ないといいますか、子供たちのそういう善意に対して何らかの格好でもって顕彰し、知らしめていくということも必要ではなかろうか。たまたま松山区三中生徒一同という問題がありましたので、そういう面を通して、あるいは明治大学の校友会等も特殊な事例でありますけれども、例を通して、こういうものについては額のいかんにかかわらず、また何らかの格好でもって知らしめるといいますか、やっていくような配慮も今御指摘を伺うと必要なのかなというふうにも思いますので、今後ともまたその辺については福祉課の方にもよく指示をいたしまして、その子供たちの思いやりが何らかの格好でもって皆さんに知られるような手段は考えていきたいというふうに思います。
○議長(佐野堯春議員) 秘書室長。
◎秘書室長(渡辺紀久男君) 報道についてお答えいたします。 積極的に報道関係には御連絡を申し上げて、そういった善意を報道していただくというように努力をいたしております。 以上でございます。
○議長(佐野堯春議員) 他に質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、16款繰入金出金について質疑を許します。御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、18款諸収入金について質疑を許します。御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳入に対する質疑を終了いたします。 これより歳出に対する質疑を許します。 まず、2款総務費について質疑を許します。御質疑ございませんか。1番。
◆1番(佐野守茂議員) 地方拠点都市推進費の身延線の鉄道高架建設促進期成同盟会、これは設立の経費だと、こういう説明でございます。発足する時期というか、その構成はどういうふうになるのか。具体的にどんな活動をしていくのか、お伺いしておきます。
○議長(佐野堯春議員) 市街地整備課長。
◎市街地整備課長(鈴木秀雄君) まず、その設立の時期でございますけれども、年明けの早い時期を予定しております。それから、委員の構成でございますけれども、まず議会の代表の皆様、あるいは区長会の代表の方々、それから地元選出県議会議員の皆様などおよそ30名ほどを現在考えております。それから、同盟会の目的ですけれども、今のところ県の方で国庫補助事業を受けて鉄道高架の補助調査というものを12年度から何とか施行していただける方向でお願いしていこうと、そんなところでございます。 以上です。
○議長(佐野堯春議員) 4番。
◆4番(望月光雄議員) 今のにちょっと関連いたしますけれども、この同盟会というのは事業化のための条件の一つだというふうに説明を受けておりますけれども、平成4年からカウントしていただいたということで前説明を受けております。したがいまして、うまくいけば24年ぐらいには完成するではないかという説明がありましたけれども、この同盟会が2年ぐらい当初の説明からおくれたのかなという気がいたしますけれども、2年ぐらいのおくれでもって後は順調にのっていけるのかどうなのか、その辺のことについてわかる範囲内で結構ですので、御説明をお願いしたいと思います。
○議長(佐野堯春議員) 市街地整備課長。
◎市街地整備課長(鈴木秀雄君) 今のところ県でやっていただく補助調査を12~13の2カ年を考えております。あとは15~16年ごろで都市計画決定ということでだんだん進んでいきたいと、そのように考えております。
○議長(佐野堯春議員) 2番。
◆2番(佐野清明議員) 財産管理費の積立金に関連をして総合福祉会館に関係することをお伺いしますが、一つは準備状況ですけれども、当初予算当然組んでいかなくてはいけないということがありますし、それから社会福祉協議会に頼むのだという話は聞いているわけですけれども、具体的にどういう内容で委託契約するのか、それによって予算が変わってくるというふうに思います。もうそろそろやらないと、例えば社会福祉協議会の方で人数が足らないということになれば職員の募集なんかもしなくてはいけないと、こんなことも思っておりますし、そういう準備状況がどういうふうになっているのか、ちょっと見えないので、お伺いをしたいなと。それにあわせまして、9月議会でも私は質問しましたけれども、福祉バスの件ですね。これも社会福祉協議会の関係になろうかと思いますが、その辺の現状の状況といいますか、説明をお願いしたいなというふうに思います。
○議長(佐野堯春議員) 福祉部長。
◎福祉部長兼福祉事務所長(前嶋範由君) 総合福祉会館の具体的な運営に向かってということでございますけれども、先般社会福祉協議会の方との基本的な協議を行いまして、いわゆる職員の補充といいますか、社会福祉協議会側でこの程度の職員の採用が欲しいというふうな協議がほとんど整いつつありますので、間もなく協議会側の職員採用という形にスタートできるものだと思っております。なお、バスの件につきましては、現在の私どもの福祉課の方で管理しております福祉バスとの関係をさらに詰めておりますけれども、そういう中で総合福祉会館の方へ移管をするという基本的な考え方は持っております。まだ最終決定ではございませんけれども、そういう形の中で福祉会館への送迎のためにある程度使っていけるではないかというふうに考えております。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 6番。
◆6番(笠井賢一議員) 徴税費と税務総務費の地籍図発行機器借上料29万4,000円ですけれども、これは今納税課のところで使っている、例の公図や何かをコピーしてくださる、その機械のことでございましょうか。実はその公図や何か発行する、交付する機械が、ぐあいが悪くて1日とか2日とか市役所では交付できないと、こういうことが2~3年前にありまして、直接総務部長さんのところへ行ってそんな話をしたことがございまして、たしか金額が大きいから、これは実施計画でなければ入れかえできないというふうなお話もあったのですけれども、これはどんなふうなことになるのか、ちょっとご説明願いたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 納税課長。
◎財政部参事兼納税課長(竹川康夫君) お答えをいたします。 ただいま使っている機械は昭和62年ですか、導入しまして、最近故障も多くて、市民の皆様に非常に迷惑をかけているわけですけれども、11年に機種の入れかえをすると、更新をするということで、データ化を図るべく、既に1,000万で委託契約をしております。その準備を進めているところでありますけれども、来年4月からの本格稼働に伴いまして、市民サービスの低下を招かないようにするために来年2月から2カ月間、この交付機を借り上げまして、それで新年度に対応するということで、この2カ月分の29万4,000円をお願いしたわけです。 以上でございます。
○議長(
佐野堯春議員) 他に質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、3款民生費について質疑を許します。御質疑ございませんか。9番。
◆9番(須藤秀忠議員) 14ページの老人福祉費の補助金、シルバー人材センター追加、これは120万ですけれども、この時期に120万というのは、かなり多額の補助金の追加だと思いますが、これについてどのような理由でこれがついたのか、その点の御説明をいただきたいということが1点。 もう一点は、老人福祉センターの跡地をシルバー人材センターとしてこれから借用したいというような話があったわけですけれども、その後このことについてはどのようになっているか、お伺いします。
○議長(
佐野堯春議員) 福祉課長。
◎福祉課長(石川俊秋君) 1点目のシルバー人材センター補助金追加120万でございますが、これにつきましては介護支援推進事業という事業でありまして、シルバー人材センターの方に福祉家事援助サービス事業ということで、介護保険制度まではいきませんが、家事援助をすることで平成9年から13年度までの5年間の事業でありまして、9年度につきましては、どこの市町村も実施しないということで、今年度から13年度までの4年間、それぞれ家事援助を主に、内容的には講習会と研修会等が主なものであります。 それから、2点目の老人福祉センターの跡地についてはどうですかということでありますが、現在シルバーの方からそういうお話は出ていますが、そこが使えるかどうかということで、ただいま検討中であります。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 9番。
◆9番(須藤秀忠議員) 最初に、介護支援推進の一環としてのシルバー人材センターが家事援助をしていくというようなことで、この補助金がついたということをお伺いしたですけれども、この家事援助に当たるシルバーの方々というのは何人ぐらいいらっしゃって、今講習会とか研修会をやっていくというようなことでありますけれども、その割に120万という金額が多いというのは、これはこちらの財源内訳の方を見ますと、国県支出金、これのうちの中へどこまで含まれているかわかりませんけれども、その辺の内訳はどのようになっているのか、まずお伺いします。 それから、この120万について、これだけのことで120万をあと残された半年間で消化していくのかなということがちょっとわからないものですから、お伺いしておきます。 それから、今老人福祉センターの借用申し込みについては、使えるか使えないか調べてみるということですけれども、これも地震対策上の問題もあろうかと思いますけれども、使えるというような条件を満たすというのは、かなり厳しいものもあろうと思うのですけれども、その辺どのような条件なら使えるようになるのか、あるいはこの程度のことでもってシルバーの方が了解すれば貸してもいいというようなことになるのか、その点の見きわめといいますか、どのように考えておられるのか、お伺いしておきます。
○議長(
佐野堯春議員) 福祉課長。
◎福祉課長(石川俊秋君) 1点目のシルバー人材センターへの補助金の内容でございますが、10年度につきましては主にシルバーの人件費、それから事業計画としましては広報用のパンフレット、それから技能研修用にテキスト代、あるいは材料費等、そういう事務的なものが主であります。今年度につきましては、これから十分行えると思います。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 福祉部長。
◎福祉部長兼福祉事務所長(前嶋範由君) 老人福祉センターの跡地の関係でございますけれども、跡地って後の施設の関係でございますけれども、先般もシルバーの皆さんに現地を見ていただきました。使用が、大勢の人が入って集会所に使うというものではございませんで、むしろ倉庫として使いたいというふうなことでございますので、その利用方法、当然手を入れなければなりませんものですから、手を入れた場合に、そういった地震対策等がどうなのか、そこらの検討を今していただいているところでございます。したがいまして、人が大勢入って、今までと同じような使い方をするということになりますと、耐震の問題も当然出てくるわけですけれども、人も少ない、むしろ倉庫的な活用ということになれば、そういう意味での活用ができるのではないだろうかということで、その使用ができるような改造ができるかどうか、今検討していただいている、そういう状況でございます。
○議長(
佐野堯春議員) 9番。
◆9番(須藤秀忠議員) かなり貸す方向といいますか、前向きの方向でもって進んでいるというふうに解釈してよろしゅうございますか、それともどうも難しいというようなニュアンスなのか、その辺をもう一度確認させていただきます。
○議長(
佐野堯春議員) 福祉部長。
◎福祉部長兼福祉事務所長(前嶋範由君) 一応シルバーの皆さんと一緒になって検討しているという状況です。使えるということになれば、お使いいただくことも十分できると思います。
○議長(
佐野堯春議員) 10番。
◆10番(伊藤高雄議員) 今のシルバーの関係に関連してお伺いしておきたいと思うのですが、この補助金の内容について今の説明ですと、パンフレットとかテキスト代ですか、そういう内容のようですけれども、実際のこのシルバーの仕事量というのは、この補助金自体では増えないのでしょうか。お聞きしたいのは、今は御承知のとおり大変厳しい経済状況の中で、特に高齢者の皆さんの仕事というのは非常に厳しい状況です。御存じのとおり、今は有効求人倍率なんかも0.46でしたっけ、なかなか求職が厳しいと。特に高齢者の仕事の内容というのは非常に厳しいということが言われておりまして、実際にシルバーへ行ってらっしゃる方が月に2日か3日程度しか仕事がないと。生活が非常に厳しいというような話が実際よく聞かれるのですが、シルバーのこういう内容、仕事をいかにして増やしていくかというのは、やはり行政としての責任もあるのだろうというふうに思うのですが、それらの内容についてどのように協議されているのか、あわせてお伺いをしておきたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 福祉課長。
◎福祉課長(石川俊秋君) 先に先ほど答弁漏れがございましたので。人数でございますが、10年度の末でシルバーの会員数が417人います。内訳は男が298人、女が119人の合計417人です。そのうち福祉の家事援助等、サービスの登録の会員数ということで、女性が53人います。現在は11月30日末でございますが、男が333、それから女が132、合計465人で、会員数の方は増えております。それから、事業の内容でございますが、確かに議員さんおっしゃるように厳しい状況下にありますが、なるべく就労につけるようにはシルバーの方とまた検討、お話をしていきたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 10番。
◆10番(伊藤高雄議員) 特に例えば行政の方で、あて名書きですとか、市の職員がやらなくてもシルバーにお願いすればいいのではないかというような仕事内容は、なるべくシルバーに出していただくということを以前にもお願いした経緯があると思うのですが、そういう各課に対して福祉サイドの方からシルバーに仕事量を増やすというような要請というのはやっているのでしょうか。
○議長(
佐野堯春議員) 福祉部長。
◎福祉部長兼福祉事務所長(前嶋範由君) 庁内につきましては、業務について、できるだけシルバーの方へ出してほしいという依頼はしてございます。 なお、今回の120万でございますけれども、生活介護の支援の講習が主体でございまして、具体的な事業につきましては来年度以降という形になろうかと思います。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 6番。
◆6番(笠井賢一議員) 14ページの障害福祉都市推進事業の、福祉課長に不勉強だとしかられそうですけれども、この報償費のガイドヘルパー報償費の追加が40万8,000円あります。そして、その下に補助金が42万円ありますけれども、障害福祉年の関係でガイドヘルパーの報償費が大幅に追加しなくてはならないという状況ですね、今年度どんな状況であるかということをちょっとお話しできたらしていただきたいと思います。 それから、次の補助金の方は、きのう、おとついですか、新聞報道もありました。新しく小規模授産所が工事が始まったということがありましたけれども、それとこれとは関係がありますかどうか、そのことをちょっと質問いたします。
○議長(
佐野堯春議員) 福祉課長。
◎福祉課長(石川俊秋君) お答えいたします。 1点目のガイドヘルパーの報償費の関係でございますが、ヘルパーの人数は30人から33人に増やします。それから、これは1時間当たり1,600円でございますが、現行ですと405時間を見込んでおりますが、回数が増えまして660時間ほど予定しております。主に視覚障害者が公的機関、病院とか学校へ出かけるときに派遣する事業であります。 それから、心身障害児の小規模授産所の方の追加につきましては、補助金の基準額の改正に伴う追加でありまして、現在あります四つの施設の分であります。今回の新しい授産所の方については入っておりません。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 6番。
◆6番(笠井賢一議員) そのガイドヘルパーの方の状況はどういうことでしょうか。障害福祉年ということで利用者が多くなったとか、そのヘルパーの働く、活動が盛んに行われるように、予定よりこういうふうに多くなったと、こんなふうに思いますけれども、そういうふうに理解してよろしゅうございますか。 それから、クレパスといいましたか、この間のは。そういう小規模授産所に対しては今のところまだ公的な援助の手が差し伸べられるような状況ではないですか、どうですか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 福祉課長。
◎福祉課長(石川俊秋君) ガイドヘルパーの増えたことは障害者年にどうかということですが、特に今年度その影響かどうか、ちょっと今のところわかりませんが、増えていることは確実であります。視覚障害者の方が外に目を向けてきたということではないかなと、こう思います。 それから、2点目の新しくできますクレパスにつきましては、今年度は建設費補助を出しまして、来年度から運営費補助の方を出す予定でいます。今年度は建設費の補助だけです。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 9番。
◆9番(須藤秀忠議員) すみません。先ほどの質問の続きになりますけれども、シルバーに家事援助をお願いしていくと。そのたびにいろいろな講習会とか研修会とかしていくということですけれども、そうした場合にホームヘルパーとの違いですね。要するに役割の違いといいますか、ホームヘルパーはどういうことをするのか。それからシルバーの方の介護の支援、要するに家事援助についてはどういうことをするのかということを教えていただきたい。こういうことをするのに今後資格的なものが必要となってくるのかどうかということが2点目。 それから、ホームヘルパーに家事援助といいますか、そういうことをしてもらう場合に幾らぐらいかかるのか、シルバーの場合には幾らぐらいなのか。その辺を今後どのように調整していくのか、お伺いしておきます。
○議長(
佐野堯春議員) 福祉部長。
◎福祉部長兼福祉事務所長(前嶋範由君) これは介護保険とも絡んでくる問題でございまして、ホームヘルパーの内容が、いわゆる直接介護に携わるヘルパーさんと、それから直接対象者の仕事でなくて、周辺の例えば買い物であるとか、あるいは掃除だとか、食事をつくるだとか、そういう形をやるヘルパーさんといいますか、と二通りになってくるわけですね。今回シルバーさんの方で研修を積んで、そこへ参入したいというのが、生活介護の方の講習を受けると。それは富士宮だけでなくて、全国的なシルバーの組織であります方が全面的にその分野を受け持ってやっていこうという形での今年度の講習という形になります。ですから、介護保険が始まってまいりますと、二通りのヘルパーさんがいくと。もちろん単価についても別単価というふうな形になってこようかと思います。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 9番。
◆9番(須藤秀忠議員) 現状ホームヘルパーの方々に払っている給料ありますね、平均1カ月どのくらいなのか。これでシルバーの場合には比較的時間給でもって安い、何というのか、アルバイト代というのか、給料といいますか、そういうことで払っていますね。そうすると差ができますね。役割分担が違わなければ差ができるのはおかしいなんていう話もよく聞きますけれども、こういう場合、介護保険でもって雇うことにしても、安い方が保険の要するに運営上いいわけですよね。今度ホームヘルパーの役割というのは、ではどういうことが専門的な役割になるのか。シルバーの役割はどういうことなのかということをある程度けじめをつけていかないと、何かごちゃごちゃになってしまうのではないかという心配もありますね、そのことについてどのように考えておるのか。まだちょっと見えない点もあろうと思うのですけれども、かなりとにかく報酬というか、給与というか、給料というか、そういうものの違いというものと、要するに職務分担といいますか、それが明確でなくてはおかしいなと思うのですけれども、もう一遍その点詳しく教えてください。
○議長(
佐野堯春議員) 福祉部長。
◎福祉部長兼福祉事務所長(前嶋範由君) 仕事の内容というのは、具体的にはねたきりの方に直接携わる、例えば清拭だとか排泄物の処理だとか、そういうことをやる方が一般的にはホームヘルパーさんという形です。今回シルバーの方でやっていこうというのは、その周辺の掃除をやったり、食事をつくったりというような形で、その仕事の内容が完全にはっきり分かれてきます。したがいまして、報酬単価も差がついてくるという形になってくるわけであります。ただ、これは介護保険絡みなものですから、具体的にここからここまでという線引きがはっきりなされておりませんけれども、具体的にはねたきり老人に直接サービスをする方と、その周辺の生活のためのサービスをする、その大きく二つに分かれるだろうという程度しかまだ確認しておりません。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 5番。
◆5番(古川日出男議員) 同じく14ページで、児童福祉費の中で保育所費、臨時職員賃金630万の追加ですけれども、この内訳、内容について御説明をお願いします。
○議長(
佐野堯春議員) 児童課長。
◎福祉部参事兼児童課長(持田貢君) 臨時職員の賃金についてお答えします。 当初フリー保母並びに産休、育休、病休等の臨時職員19名想定したわけなのですが、本年度現状までの間、フリー保母5名、育児休暇1名、病休3人、退職職員1名、合計で10名の欠員補充というような形、そのようなことで当初の8,557万2,000円、これから必要額というような形で630万円の補正をお願いしたところです。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 5番。
◆5番(古川日出男議員) 合計10名の臨時職員という形で現状の保母さんの任務を補充していくと、こういう形になろうかと思うのですけれども、実質的にこれは園児の増減が直接あった時期でもないわけですし、人件費いろいろ昨今の状況の中で言われているという中で、これがもう少し何とかならなかったのかどうなのか、そこら辺の検討はしたかどうか、お伺いしたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 児童課長。
◎福祉部参事兼児童課長(持田貢君) 人件費の問題等については、私ども極力効率を上げていくという命題は掲げているところですが、この10名につきましては、確かに児童数、公立で1,050名弱という子供たちの受け入れをしているところです。これらをそれぞれの園の中で実情保育していただくというようなところに臨時職員を充てていくというような形が、先ほど10名の内訳を申し上げたところですが、このような形で対応させていただいたというようなところが実態でございます。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 1番。
◆1番(佐野守茂議員) 総合福祉会館の建設推進費で、先ほど2番議員も聞きましたけれども、それに関連してなお伺っておきます。 特にいわゆるオープンからスムーズな運営という点で、社会福祉協議会へ全面的に委託をしていくということですけれども、その総合福祉会館そのもののところに市の職員、すなわち権限を持っている職員なり、そういう人が当面いないとちょっと困るではないかというふうなことはないのかどうなのか、その辺の考え方をちょっとお伺いしたい。 それから、あの施設の中にデイサービス施設ができますが、これも社協に委託するのですが、社協が直接今度はそれを運営することになるのかどうなのか、その辺のデイサービス施設の運営の形態というのですか、それをお伺いしておきます。
○議長(
佐野堯春議員) 福祉部長。
◎福祉部長兼福祉事務所長(前嶋範由君) 第1点のスタート時点でございますけれども、当初全面的に社会福祉協議会へという話を進めてまいりました。しかし、その中で協議会側から、いわゆる機械設備等について向こうの職員が慣れるまでの間の対応をお願いしたいということがございます。それともう一つは、当然視察等が新設されますとかなりあるだろう、建設経過のわかる職員が欲しいというような形がございました。したがいまして、技術関係の職員と、それからその建設経過のわかる職員についての併任等の対応を願いたいと、このような依頼がございましたので、そんな形で考えていきたいと思っております。時期の問題につきましては、向こうの職員が、わかりました、運転その他ができるようになるまでというふうなことになろうかと思いますけれども、そんな考えでおります。 それから、デイサービスにつきましては、社会福祉協議会の方が直営でやっていくという形で、職員等の対応も考えております。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 1番。
◆1番(佐野守茂議員) そうすると、社協のいわゆる管理する方からデイサービスの方から、今の陣容では当然相当足らなくなると思うのです。社協は大体どのくらいの採用計画があるのかどうなのか、お伺いします。
○議長(
佐野堯春議員) 福祉課長。
◎福祉課長(石川俊秋君) お答えいたします。 総合福祉会館の管理運営につきましては、当然施設の維持管理が出てきます。それから、自主事業、市の事業もございますが、それらの事業がかなり出てきます。それから、そういう運営委託をしなくてはならないということで、現在事務職員が正規の職員を含めまして7人、臨時を含めますと8名いますけれども、これだけの人数では対応できません。現在事務職員につきましても、数名につきましてはお願いする予定でいますが、予算も絡みますから、人事、行政、財政の方と今協議中であります。 それから、先ほど言いましたデイサービスの関係につきましては、当然B型、E型、それぞれB型の方が15人、E型、痴呆の方ですが、8人ということでデイサービスを行いますので、それに伴う職員につきましては、介護員、運転手も含めまして5人、それからパート等を含めまして4人、そういうことで今のところ9名ぐらいをデイサービスの方では考えております。 それから、もう一点は、在宅支援センターもありますので、そちらの方も1人採用したいということで、細かい数字につきましては、まだ今後検討していかなくてはなりませんですけれども、いずれにしても何人かは採用する予定です。まだ日の方も決定しておりませんが、なるべく社協の方と相談しながら、募集等につきましては決まりましたら広報等でお知らせしたいと思います。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 1番。
◆1番(佐野守茂議員) この12月のもう初頭で、まだ採用がちゃんとできてないと。来年の4月オープンですよね。きちんといくのかどうなのか、その辺ちょっと若干心配になりますけれども、社協との詰めを急いでもらいたいと思いますが、その辺大丈夫かどうか、確認をしておきます。
○議長(
佐野堯春議員) 福祉課長。
◎福祉課長(石川俊秋君) デイサービス等につきましては、当然研修等もございますから、4月早々には多少無理があるかなと思います。 それから、維持管理の方につきましては、4月からもうやらなくてはなりませんから、できれば社協の方につきましては3月からは向こうに行かないととても対応できないですから、予定としては社協の職員はあらかじめ向こうの方に行くと思います。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 他に質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、4款衛生費について質疑を許します。御質疑ございませんか。12番。
◆12番(土谷虎雄議員) 衛生費の中の委託料についてお伺いいたします。 歯周疾患対策口腔機能維持改善モデル事業ということで、たしかこれは9月の補正のときに380万だか委託料が出てましたですね。それが今回また400万出ていると、この要因というものはどういうことをやるのか、お願いします。
○議長(
佐野堯春議員) 保健センター所長。
◎保健センター所長(望月俊男君) 歯周疾患対策口腔機能維持改善モデル事業の補正について御答弁申し上げます。 これは国庫補助事業でございまして、補助率10割ということでございます。今議員さんおっしゃいましたように9月の定例市議会におきまして、この改善モデル事業を補正ということで御決定をいただいて、現在事業を進めているところでございますが、今回この事業を進めるに当たりまして、国からあわせて調査対象になった市民に対して専門的なテキストを作成して健康教育を行っていくことがより効果があるということから、今回400万の補正をお願いしたところでございます。内容といたしましては、テキストの作成、これは大学研究室、日本大学、大阪大学等を含めまして5~6校の大学をお願いして作成しようと考えているところでございますが、これに対する費用といたしまして200万、そしてテキストの印刷製本費として100万、そして健康教育等、これは講師との関係でございますが、100万ということで、合わせまして400万でございます。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 12番。
◆12番(土谷虎雄議員) 内容は理解できました。 それで、参考にお聞きしたいですが、たしか9月のときには、これに伴って報償費もありましたですが、今回は報償費は特別措置しなくても間に合うことでございますのか、お願いします。
○議長(
佐野堯春議員) 保健センター所長。
◎保健センター所長(望月俊男君) 報償費の関係でございますが、これは富士宮市歯科医師会でございますが、ここに委託していくことが一番現場の状況がわかっているということから、すべてその内容を含めましてお願いしていくということで委託料ということでございます。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 他に質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、5款労働費について質疑を許します。御質疑ございませんか。10番。
◆10番(伊藤高雄議員) 勤労者の教育資金の貸し付け制度、1,000万追加ということで、この教育資金については7月でしたっけ、新たにスタートしていただいたと。大変市民にはありがたい制度だというふうに思うのですが、その後の利用の状況について何件ぐらいの利用状況なのか。また、1件当たり幾らぐらいの貸し付け金額になっておるのか。それと貸し付けの状況、その内容についてどんな内容の申し込みが多いのか、簡単に御説明をいただきたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 工業労政課長。
◎経済部参事兼工業労政課長(市瀬征英君) お答えをいたします。 教育資金につきましては、ことしの4月からスタートしたわけでございますけれども、貸し付けの枠は総額で6,000万円用意させていただきましたけれども、10月末現在で37件、5,980万円ということで、99.66%の消化という状況になっております。なお、10月末現在で貸し付け待ち件数ということで12件、約2,380万円が貸し付け待ちというふうな状況になっております。 それから、1件当たりの金額でございますけれども、1件平均162万円でございます。200万円が上限でございますけれども、162万円というふうな状況になっております。 それから、内容でございますけれども、教育資金という幅広い中身になっておりますけれども、大学の授業料、それから下宿費などが主なものでございます。 以上でございます。
○議長(
佐野堯春議員) 10番。
◆10番(伊藤高雄議員) 非常に好調といいますか、それだけ経済的に厳しい状況の中で子供たちをいかにしたら教育できるかということで、親の方は大変だということで、この教育資金、大変ありがたい制度だというふうに思うのです。今のお話ですと99.66%もう既に消化しているということで、今回の追加で約1,000万、どうなのでしょうか。この1,000万、もし使い切ってしまったら再度追加はお願いできるでしょうか。というのは、心配するのは、特にこれから受験の時期を控えまして、2月、3月、入学時の授業料とか入学金とかの対応というのは非常に増えるというふうに我々踏んでいるのですが、当初の予定では大体3分の2はこの年末といいますか、受験が終わった時期に集中するのではないかというふうに思ってたのですが、既にもうほぼ99%消化してしまったということでありますと、さらにこの金額、追加をお願いしなくてはいけないというふうになってくると思うのですが、この追加についての考え方と、それからこの受験の時期の希望件数が相当上がるという見込みについてどのようにお考えなのか、お伺いしておきたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 工業労政課長。
◎経済部参事兼工業労政課長(市瀬征英君) お答えをいたします。 4月にスタートはしたわけでございますけれども、私ども4月早々にパンフレットを用意いたしまして、市内一斉に回覧したという状況がございます。それから、周知のために4月15日、16日、それから8月20日、21日というふうなことで2回相談会を開催させていただきまして、約30人の方の御相談がございました。それから、7月28日には1,682名の方、これは高校3年生を見込んでのものでございますけれども、その方たちに教育資金の内容の通知をさせていただきまして徹底した中で25人の御相談があったというふうな状況でございます。したがいまして、周知については、かなり綿密に行ったというふうなことを考えておりますけれども、要するに現在待ちが12件ございますけれども、これは来年4月以降の見込みも含まれております。今回1,000万円させていただきますと、融資枠が3,000万円というふうなことで、総額は9,000万円の枠になります。そういたしますと、待ちの方も融資を受けていただけるという状況になります。でございますので、来年3月まで見込まれた中で申し込みが来ているのではないか、今までの周知の中で。そんな感触を得ております。
○議長(
佐野堯春議員) 他に質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、6款農林水産業費について質疑を許します。御質疑ございませんか。6番。
◆6番(笠井賢一議員) 16ページですけれども、農業委員会費の認定農業者組織育成事業とありますけれども、先般新聞で報道されまして、認定農業者の全国大会というのが東北で行われたようでございますけれども、富士宮からは参加した人があったかどうか、そのことだけでいいから教えてください。ないのかどうなのか。
○議長(
佐野堯春議員) 経済部長。
◎経済部長(佐野洪二君) すみません。ちょっと把握してありませんので、農業委員会の方へ確認してから、また。 〔「結構です」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 他に質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、7款商工費について質疑を許します。御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、8款土木費について質疑を許します。御質疑ございませんか。2番。
◆2番(佐野清明議員) 道路新設改良費についてお伺いしますけれども、異常湧水の関係で道路課に伺いますと、職員はいつも出払っていて、本当に大変な思いをして対応してくださったということで、地元の皆さんも感謝しているという話は1番議員をはじめさせてもらっていますが、そういう中で課長がおっしゃるには、通常の仕事が大分おくれ気味だと。こういう中で、その他の地域の皆さんのやっぱり要望にこたえていかなくてはいけないということで、今必死にやっているということで、それも頑張っていただきたいなというふうに応援するわけですが、その中で、この工事請負費の1,000万の追加がまた出てくるわけですが、いわゆる異常湧水の関係でおくれた仕事が今の職員体制でできるのかどうなのか。こういう上乗せをしたときに、また職員を例えば補充するなり何か方策があるのか、非常に素朴な疑問を私は持ったものですから、お伺いしたいなというふうに思います。
○議長(
佐野堯春議員) 道路課長。
◎道路課長(有賀文彦君) 仕事量が増えているのに職員、現状で消化できるかということでよろしいでしょうか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕
◎道路課長(有賀文彦君) そういうふうな方向で努力してまいりたいと、頑張っていきたいというふうに考えております。 以上です。 〔何事か呼ぶ者あり〕
◎道路課長(有賀文彦君) 失礼いたしました。1,000万の工事請負費の関係でございますが、これは白糸に内野橋という県管理の河川の芝川にかかる橋梁がございます。この橋梁を周辺の景観とマッチさせるために少し程度のよい高欄と、それから親柱をつけるということで、設計は既にできております。したがいまして、県の方へ負担金で支出をさせていただいて、県の方で工事をやっていただくという計画でございましたが、許可工事というような形で、市の方で実施してくれということでございますので、今回工事請負費の方へ変更させていただきまして、既に設計関係はできておりますので、発注していくということだけでございます。 以上でございます。
◆2番(佐野清明議員) 失礼しました。その下の減額の1,000万と行ってこいということで、すみせん。わかりました。 職員の件ですけれども、災害に準じたということで対策本部をつくってやっていただいたということで、その分仕事が増えたわけです。そのおくれた分を取り返すということで、課長が大丈夫だと、こうおっしゃてくれているので、私がとやかく言う立場ではないですが、ぜひとも職員の健康管理なんかも注意していただいて、市民のために頑張っていただきたいと。市長もその職員の働きぐあいをじっくり見ていただきたい。技術職員がいかに努力しているかと、こういうことも見ていただきたいなと、こんなことを要望しておきます。
○議長(
佐野堯春議員) 6番。
◆6番(笠井賢一議員) ちょっと一つ、勉強するより聞いた方が早いかなと思いましたものですから。住宅費の建築指導費の235万円が一般財源からその他財源へいっていますけれども、このその他財源というのはどんなことなのですか、教えてください。
○議長(
佐野堯春議員) 建築指導課長。
◎建築指導課長(望月克己君) ただいまの質問でございますが、これは9ページの方にございます権限移譲の事務交付金ということでございまして、その中に235万円のこの分がありましたですけれども、これは内容が住宅金融公庫の業務の再委託費の235万円ですから、これがここに交付金として権限移譲の中にあるよりも雑入として、これは11ページになりますけれども、こちらに組み替える方がよかろうということで、財政の方から御指導がございましたので、組み替えたわけでございます。その数字が235万とこちらの減額の207万5,000円ですか、これと合わないわけですけれども、これはこの権限移譲の事務費の交付金の中に建築確認申請の取扱手数料が予算上は70万見込んでたわけですけれども、実際に収入済みになったのが97万5,000円ということですから、27万5,000円、この中に増加してきています。その27万5,000円を引いた、この207万5,000円がここでは減額になって、それでこの住宅費の再業務委託の235万円が雑入に組み入れたということでございます。 以上でございます。
○議長(
佐野堯春議員) 10番。
◆10番(伊藤高雄議員) 住宅管理費の住宅需要の実態調査員の報酬の関係ですが、12万7,000円。これは内容はどういう実態調査をするのか。または、この実態調査の目的は何なのか、人数は何名か。また、どういう方にお願いして調査するのか、その内容についてお知らせいただきたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 建築指導課長。
◎建築指導課長(望月克己君) 住宅需要実態調査員の内容でございますけれども、これは国が全国及び地方の住宅建設5カ年計画の策定並びに各都道府県の住宅マスタープランの策定等に資するための住宅政策上の基礎資料とすることで、これはおおむね5年ごとに昭和35年から実施して、前回は平成5年に行っております。この調査の対象ですけれども、これは平成10年に住宅及び土地調査というのでしょうか、やった調査の区域があります。それの中から県が無作為に抽出しまして、富士宮市は12地区で、それを調査員4人で実施すると、1人3地区ですね。それについては、県からその委託費が納入されます。その中で実施するということですけれども、だれに調査員をお願いするかということですけれども、一般の方も考えたわけでございますけれども、内容がちょっと専門的なことと、それからいろいろとあと整理したり何かして、意外と事務的にもかかりますもので、私の方の職員を土、日にかけて、12月1日からの調査でございますので、実施していくということでございます。 以上でございます。
○議長(
佐野堯春議員) 16番。
◆16番(太田美好議員) 先ほど道路課長からお話のあった内野橋ですが、最近この内野橋へ行って見たことがない、夏以来見てないのですが、もう完成したのですか。もし完成してないとすると、県はいつごろ完成の予定で工事を進めているのか、わかったら教えてください。
○議長(
佐野堯春議員) 道路課長。
◎道路課長(有賀文彦君) 内野橋は現在半分仮設いたしまして、1車線で通行しております。残りの分の工事の発注を県がしたというふうに伺っておりまして、年度内というようなことで進めているというふうに伺っております。 〔「年度内完成」と呼ぶ者あり〕
◎道路課長(有賀文彦君) はい。そういうふうに伺っております。河川が今非常に出水しておりますので、そのあたりの工事の関係は、今後の状況を見なくてはいけないと思いますけれども、お話の中ではそのようになっております。
○議長(
佐野堯春議員) 5番。
◆5番(古川日出男議員) 今の住宅管理費の中の実態調査のことについて、それに関連してなのですけれども、これはちょっとここで答えていただけるかどうかわからないのですけれども、現状においての富士宮市の住宅需要というのはどのようにとらえているか、あるいは住宅の建築の状況がどうなっているか、そこら辺のことは、わかる範囲で結構ですので、景気対策上の問題も含めてお答えを伺いたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 都市整備部長。
◎都市整備部長(佐藤寛君) 非常に難しい質問でございます。私どもが本来全部握ってなくてはならないデータ、そういうものはございません、はっきり申しまして。それなりの感じでは持っているわけなのですが、その感じをここであえて言えるかどうかあれなのですが。実はそういうことで、住宅マスタープラン、いわゆる住宅政策の考え方、需要と供給はどうなっているかと、そういうことを私どもやりたいとかねがね思っている、この辺の答弁にさせていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
佐野堯春議員) 5番。
◆5番(古川日出男議員) 何か玉虫色の答弁といいますか、大変難しいことをお聞きしたなとは思っているのですけれども、現実に住宅の着工件数等々については、これについての全体に市ではどのような受けとめ方をしていらっしゃるか。マスタープランとは別な角度からなのですけれども、現実に着工件数は大幅に減っているというふうに私らは理解をしておりますし、それに伴ってのいろいろな波及効果、マイナス効果があるということなのですけれども、対策どうのこうのではなくて、現実にどんなふうな受けとめ方をしているか、その点だけ、もしよろしかったらお伺いしておきます。
○議長(
佐野堯春議員) 都市整備部長。
◎都市整備部長(佐藤寛君) 住宅の発注件数につきましては、これはデータはございます。徐々に減っております。いつ底になるかということなのですが、そろそろ底になっていただきたいなと、そういうふうに思っております。住宅のいわゆる建設、これに対する他の経済に対する影響、これについても先般2番議員も申しましたように約2倍近い、住宅建設1,000万といえば2,000万円、倍ぐらいの経済効果、波及があると。そういうふうなことのあるデータがございます。またこれはちょっと話が変わりますが、いわゆる住宅に関する経済政策というふうなことで、これも今回優良田園都市住宅ですね、これのことがあるわけなのですが、これの背景には、これの法律をつくることによって年間10万戸の住宅政策、これを引き起こすと。そういうふうな背景があるということも、いわゆる経済対策であると、そのような理解をしております。 以上でございます。
○議長(
佐野堯春議員) 他に質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、9款消防費について質疑を許します。御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、10款教育費について質疑を許します。御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 次に、11款災害復旧費について質疑を許します。御質疑ございませんか。1番。
◆1番(佐野守茂議員) 災害の被害状況について、もう一度確認をしておきたいと思います。 11月2日に開かれました臨時議会の市長の行政報告によりますと、10月27日の被災戸数は70戸、95世帯、床下浸水は31戸と。それから、農作物の被害が315万円、それから養鱒場のガス病にかかるマスの被害が2,000~3,000万だろうというような、そんな報告がございましたが、その後被害状況の最終、恐らく水がもう引いておりますから、これ以上被害が広がることはないと思いますので、現在までのまとめた状況をぜひ報告していただきたいと思います。 それから2点目が、地下水の汲み上げ量も、その後もまだ引き続いて行われているというふうに聞いておりますので、全体の汲み上げ量は現在まで幾らになっているのか、100万トンぐらいになっているのかどうなのか、その点数字の確認をお願いします。 それから、この災害復旧費の、今回組まれておりますのが1,523万、これは一般財源で措置されているわけでありますが、今後市として、こうした災害について特別交付税の算入をしてもらうというふうなことで努力していると思いますが、その見込みについてお伺いをしておきます。 それからあと、今後水が完全に引いた後、市道の整備が当然出てくるわけですが、これも市長の11月2日の行政報告で、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の道路災害としての復旧事業費の査定を受けることとなったということで、今後のこの進みぐあいというのですかね、この辺についてお伺いすると同時に、この中であと河川の問題はどうなのか。要するに江柏堀でも河床があらわれているとか、いろいろそういったものも発見されておりまして、これらの復旧についても市道と同じように災害復旧事業としての国からの援助が受けられるのかどうなのか、その辺のことをお伺いしておきます。
○議長(
佐野堯春議員) 市長。
◎市長(渡辺紀君) 内部的にもいろいろ議論しているのですけれども、後でまた一般質問もあるので、詳細な報告等もまたそちらへ回したいとは思っておりますけれども、一つは、まだ被害額ですね、農林水産物等については、早い格好でもってある程度出ますけれども、家屋被害であるとか、そういう一般個人が受けている被害額というのはどうなってるだろうか。これらについては、まだ額は出てまいりません。それも若干戸数の変化もございましたけれども、全体の庭先から水が湧き出したという家から、縁の下から湧いてきたという家から、水が引いたときにその家屋にどういう被害が与えるだろうかというような構造的な問題を含めて、今からのそれらの問題も残されているということでございます。ただ、私も先日県へ行っていろいろお願いもしてきたのですけれども、市が受けている公共施設の被害につきましては、一つは、市道関係については、公共土木施設災害という格好でもって査定を受ける。それから、江柏堀のものにつきましては、これはちょうど、ちょうどといっては語弊がありますけれども、圃場整備等もやっておりますので、農林水産施設の災害復旧事業ということの中で、台風10号でもって湯之奥林道等の被害もありましたもので、これらに絡めて、ここでもって災害の査定を、この江柏堀についてもやっていただく。他方が建設省で、他方が農林省でもって査定をやっていただく中でもって、この補助事業としての採択をお願いしているということで、両方とも査定に来るということが決定をいたしましたので、それらについての県の感触も含めますと、十分採択をされ、認定をされていってもらえるものだというふうに考えております。土木部長も現地まで見てくれておりますので、県を通して国へ現在お願いをしていると、こういう状況でございます。近々のうちに双方とも国からの査定官も来ることになっていると、こういうことでございます。 残りにつきましては、所管の部長の方からそれぞれ答弁いたします。
○議長(
佐野堯春議員) 工務課長。
◎工務課長(齋藤清和君) 湧水量の汲み上げ量についてお答えいたします。 10月27日から昨日まで合計90万5,330トン汲み上げました。 以上でございます。
○議長(
佐野堯春議員) 防災交通課長。
◎防災交通課長(富士眞一郎君) それでは、湧水に関する被害についての、住宅に伴う被害についてのその後の状況ということでお答えをさせていただきます。 当初湧水が出てから緊急の調査を行いましたときの戸数と、それから11月13日、これはその後本部ができまして、市の災害対策本部に準じた地区班を動員いたしまして、15班30名の地区班の職員によりまして、外神地区、淀師地区、青木地区、大中里地区、その他ということの地区に分けまして、調査を今度は各家の方と話をしながら確認をして調査したと、こういう調査の結果が、調査戸数が全体で703戸の調査をいたしました。その結果、被害戸数が173戸ということで、この被害戸数といいますと、宅地の敷地内からも湧水が出ているということも含んだ戸数でございます。そのうち床下浸水に遭われた住宅及び非住宅の数が88戸ということで、当初の調査よりも大幅に増えておりますけれども、当初はその調査の内容というのは、まず緊急を要しておりましたものですから、その湧水している地域をまず目視でこれは調査してまいりました。今回は各その世帯へと行きまして、個々に対面して状況を把握し、こういう状況の中で細かい調査をしてきたと、こういうことでございます。当初から増えているというのは、こんなようなことと、もう一点は、当初借家等一つの建物を1戸という単位で調査してきましたけれども、今度はその中に入っている世帯を一つ一つ、1世帯ずつに調査をしてきた、こういうことも増えている、こういうような一つの理由がございます。したがいまして、当初からの戸数と13日調査した戸数とは、そのような開きがあるということで、今回の調査が綿密な調査をした結果と、こういうふうに理解しております。よろしくお願いいたします。
○議長(
佐野堯春議員) 建設部長。
◎建設部長(塩川明君) 道路の復旧の時期の問題の御質問があったと思いますけれども、現在査定の日が決まりまして、その査定によって恐らく補助金の額等も決まってくると思います。そういう段階になりましたら、早い時期に補正予算を組まさせていただいて、現状のままでは置けないと思っていますので、早い時期に復旧作業に入りたいと、こんなように考えています。
○議長(
佐野堯春議員) 財政部長。
◎財政部長(田中洋君) 今回の災害が起きましてから特交の申請はしております。しかしながら、その後おかげさまで補助採択がされるという見通しの中で、補助採択されたものにつきましては、補助金以外はすべて100%起債、そしてその起債については多分交付税で措置されるということでございまして、それ以外のものにつきましては、土のうとかいっぱいありますので、そういったものにつきましては、県と調整をしながら、少しでも多くの特交としていただけるような努力をしていきたいと、このように考えております。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 1番。
◆1番(佐野守茂議員) 地下水の汲み上げ量だけ確認させてもらいます。これは市内大手企業にお願いをした分も入って90万5,330トンなのかどうか、その点確認しておきます。
○議長(
佐野堯春議員) 工務課長。
◎工務課長(齋藤清和君) 11月12日からお願いをいたしまして、含まれております。
○議長(
佐野堯春議員) 9番。
◆9番(須藤秀忠議員) 確認のためにお伺いします。 借家の大家さんが、その借家内の敷地の道路となるところに水が吹き出してしまったために借家の人たちが通行が不便になるということから、鉄板等をリース会社から借り上げて、そして借家の人たちの不便を来さないようにということで、そういう緊急的な対応をしてきたわけでございますけれども、こうした問題についての補助といいますか、あるいは援助といいますか、そういったことについての対応はされないのかどうかということについてお伺いしておきます。 それから、もう一点は、ここに補償補てん及び賠償金400万、この物件移転等の補償費についての内容をもう少し詳しくお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 市民部長。
◎市民部長(大塚輝君) それでは、災害を担当している事務局ということで答弁させていただきます。 今9番議員さんのお話のありました鉄板、それからうちの方で多孔管等の埋設工事をやる前に砕石等で、実際かなり水が出たということで実施したところもございます。そういうもの、それからあとは水中ポンプの問題、これらも含めて検討させていただきました。そういう中において一つには、ああいう災害について平等というものをやっぱりある程度考えなくてはいけないということで、それについての要望もございましたけれども、それにつきましては個人負担でお願いしたいということで決定をさせていただきました。それから、水中ポンプにつきましても26日からうちの方でレンタルをいたしまして、それで本当はそれに伴う電気料という問題もあったわけですけれども、実質的には電気料についても個人負担。それから、実際自分の家で買ったお宅もございます。それについては、もしそういうことで買ってあっても市の方でレンタルをしたものを、もしよろしければ使っていただきたいということで話をさせていただきまして、それも理解を得た中で、現在確か8台だと思いますけれども、市からレンタルしたものを、これは要望等もございましたものですから、要望のあった家庭には電話連絡等いたしまして、確か現在8台が今市の方の貸し付け台数だと思います。それが1点目でございます。 それから、22節の補償補てん及び賠償金でございます。これにつきましては、多孔管等を排水工事をやる際に水道管の移設がございました。その水道管の移設をしたための工事費を計上させていただきました。これは水道部の方へと繰り出す金でございます。 以上でございます。
○議長(
佐野堯春議員) 5番。
◆5番(古川日出男議員) 被害の状況の関係で若干関連してお聞きしたいと思います。 先ほどの説明の中で315万、農作物の被害という説明があったわけですけれども、これは田の場合には幸い収穫した後だというようなことも含めて若干あれですけれども、特に畑についての被害が相当あったではないかと、こんなふうに思っています。その畑についての、いわゆるどのぐらいの面積があってどうだったのか。それから同時に、その315万という被害総額に対して何らかの支援策等がとれるものなのかどうなのか、それがまず第1点。 別の角度から、その土地について、畑なんか大分いわゆる客土と言われている部分、養分のあるところが大分流れてしまって、流失してしまっているわけなので、畑として復旧するには、またそれなりの手を加えなくてはならないというようなことがあろうかと思いますけれども、そういう面についての手だてなんかについてはお考えがあるかどうか、その2点についてお伺いします。
○議長(
佐野堯春議員) 農政畜産課長。
◎農政畜産課長(望月三千夫君) それでは、お答えします。 農作物の被害関係でございますけれども、数字的には314万でございまして、特に畑の関係ですが、現地を私らも調査いたしましたけれども、部分的には確かに流れているところもありまして、いわゆる客土等についても若干はしなければならないような箇所もありますけれども、多少下の方の土を持ってくれば、上から流れてきますからね、復元はできるではないかということは現地で確認しております。 あと、状況でございますけれども、今どのような状況になっているかということでございますけれども、特にキャベツ関係につきましては、この調査のときには収穫時を対象にしまして計算をいたしました。過日も現地へ行きましたのですが、部分的にはそのまま育ちまして、生産の方も出荷できるような状況のところがございますけれども、特にショウガあたりにつきましては、やはり根腐れ等を起こしまして、出荷対象にならないということは農協等も通じまして確認しております。 それから、農地の保全等につきましての補助等でございますけれども、今のところ農地の被害につきましては、いわゆる共済関係が、調べた範囲内では共済に入っている方がほとんどいないような状況でございます。 以上でございます。
○議長(
佐野堯春議員) 5番。
◆5番(古川日出男議員) ありがとうございました。 大体状況はわかったわけなのですけれども、考え方として、例えば土地、いわゆる共済に入っているところが少ないなんていうことの中で、確かに個人のものなのだからということはよくわかるわけですけれども、考え方として何らかの支援策というようなことは、お考えがあるかどうかということに関してはいかがですか。
○議長(
佐野堯春議員) 農政畜産課長。
◎農政畜産課長(望月三千夫君) この内容につきましては、県の方とも被害状況については、当時富士農林事務所、それから農水省の統計事務所とも現地を調査しました結果でございますけれども、現在もちろん県の方もこれについては端的にいえば考えてないのが事実でございますけれども、市としましても、この支援策について今のところ課としては、まだ方向づけはしてないような状況でございます。
○議長(
佐野堯春議員) 5番。
◆5番(古川日出男議員) 特にこの富丘地区の異常湧水に関して言うならば、台風なんかが来て、極度にダッと被害が出たならば、激甚災害法だとかいろいろな法律的なあれがあって、制度的にも含めて補助、援助が出るわけなのですけれども、今回の場合はそういうような状況ではなくて、なかなか難しい部分があろうかと思いますけれども、ぜひ地域としては、いわゆるこれは自然災害なだけに、何だということはなかなか難しい部分もあろうかと思いますけれども、鋭意検討していただいて、できるだけそれにこたえられるような形のことは要望しておきます。
○議長(
佐野堯春議員) 6番。
◆6番(笠井賢一議員) 災害復旧費に関連して、この災害復旧費6,523万円のうちの6,000万円は財政調整基金の繰り入れだと思いますけれども、このたび11年度の予算編成方針に添付されまして、財政調整基金の状況なんかが一覧表で資料としていただきましたけれども、お尋ねしたいことは、ここで一般財源として、これだけ災害復旧費がありますと、今お話のように特交、特別交付税、あるいは補助金、交付税というふうな財源が、いずれ交付されるというような見込みもあるようでございますけれども、そういった財源がいつ来るか、ちょっとまだわからないと思いますけれども、財源が来た場合、それが別のところへと今度は一般財源として振り向けられていけば、結局ここでもって6,000万円、財政調整基金を取り崩したのは、そのままここで消えていくと、こういうことになるですね。それで、財政調整基金は、なぜ積み立てられているか、これは先輩の方々が営々として積み立ててくれてきたので、この不況時にこうして取り崩していく、あるいはこういう災害に対して充当していくということはいいと思いますけれども、そういう大事な大事な財源がここでこういうふうに取り崩されて予算上はこうなってくるのですが、これから先そういう特定財源的な財源が来た場合には、またそれを戻しておく、あるいは年度内に来たら補正するのか、財源振り替えで。そういうふうなことをやっていかれるのかどうなのか、そのお考えをちょっとお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いします。
○議長(
佐野堯春議員) 財政部長。
◎財政部長(田中洋君) 基本的には、新たな財源があれば返すということを考えております。年度内ということでございますけれども、ほかの災害の補正をするときになれば、そこで調整をしたいと、このように考えております。
○議長(
佐野堯春議員) 6番。
◆6番(笠井賢一議員) ぜひ財政調整基金を、できるだけ維持していくと、そしてまたしかるべきときには、それを充てていくということで、健全なひとつ運営を願いたいと、要望しておきます。
○議長(
佐野堯春議員) 11款災害復旧費について質疑中でありますが、この際10分間休憩いたします。 午前10時55分休憩 午前11時05分開議
○議長(
佐野堯春議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 11款災害復旧費について質疑を許します。12番。
◆12番(土谷虎雄議員) お伺いいたします。 大変大きな異常出水で、いろいろなこういう被害が出ておるわけですが、決してこれを予防ということはできるわけではないのですが、何年かにまたこういう場合が来るということを考えてみた場合に、どういう対策が考えられるかというような点も市の方としても考えていかなくてはならないと思うですが、問題は、土先生からいろいろな学説も前にも伺っております。そんなところから市長自身どんなふうにお考えになっておられますか、ちょっとお伺いします。
○議長(
佐野堯春議員) 市長。
◎市長(渡辺紀君) 実は一般質問もそらの問題についての通告もあって、昨日来答弁をずうっと考えてメモしてきてあるのですけれども、今余り詳しく言うと、せっかく質問者があることでもございますけれども、考え方は、基本的には今度あったいろいろな災害というのは、もう始終あるわけではございません。新聞等にも出ましたように140年前にも似たような災害があったというようなこともありますけれども、あのころはそういうデータ化というような全くございませんし、50年前にも実は1回あったという話もありますけれども、そのデータというのは全く残っておりません。今度については、いろいろな面でもって観測体制というのは、ある面あったものについてのデータというのはありますので、それらをまずデータ化するということと、それについて雨量その他を含めたデータ化を図っていく。どういう状況、地元でもいろいろな議論がありますので、になったらば危なくなるなというような感じも地元自身もあるようでございますので、その問題を調べて、事前に何らかの格好のものができないかというようなことの検討はしていきたいというふうに思っております。それで、それらについての一応の指示も出しております。あと、技術的には今まだいろいろ議論がございます。汲み上げた問題が、どういう効果があるとか、多孔管がどうかと、いろいろな議論がありますけれども、それについても最終的な詰めを図っていく中でもって対応を考えていかなくてはならない。ただ、事前に湧き出すものを何とかできないかという、この基本的な問題というのは、これは富士山のまさに地質のメカニズムの問題であって、市がこれをなくするということについては大変難しい問題だなと。湧玉池にしても白糸の滝にしても猪之頭にしてもそうですけれども、こういう湧水地のあるところについての大きな変化というものも事前にどうこうするということは大変難しい問題だという感触は持っております。最小限にどういう格好でもって押さえられるかについての検討はやりたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 12番。
◆12番(土谷虎雄議員) ごもっともなことで、全く事前に対策ということは確かに考えられないことでございますけれども、ただ私がちょっとこれは今回のことにつきましていろいろと前回の市長の行政報告につきまして質問した点、また私の考え方も述べたことありますですが、たまたま私興味がありますので、その後日本軽金属の方にもいろいろと照会しまして、山梨県の方へも聞いてみたわけですが、富士五湖の中で隣に精進湖を挟んで向こうに西湖があるわけですね。平成3年のときに、やはりかなりの異常増水があって西湖では家が床上浸水までもって増えてきて埋まってしまったというようなことで、要はあそこの水利権をとっているのが東京電力であると。そういうことで大分東京電力が機敏な対応ができなかったということで、かなり痛い目に遭ったというようなことを言いました。 したがって、今回やはり異常増水の気配があるということで、6月からあそこは発電に水を落としたそうです。したがって、全然異常増水にはならなかったというようなことなのですが、片や静岡県側といいますか、静岡県ではないですが、静岡県寄りの
本栖湖につきましては、確かに平成3年にもあったようですが、その後からは全然あそこは発電に使ってなかったと。7年間全然水は軽金は使ってないというのです。したがって、今回の場合に、結局かなり水が増水してきたと。ところが、
本栖湖の場合には地元の業者は観光的に使っているがために余り水は減らしたくないと。かなりのところまで保っていたいという気持ちがあるので、あの水が増えてくると県の方へ行って、こういう状態だということを落としてもらうそうですが、結局そのまましてきった結果、あれが異常増水で、南側の護岸道路が1.何メートルですか、かなり深くまで埋まってしまったというようなことですね。したがって、早い時期に対応を起こしていれば、
本栖湖の水は増水してこない。したがって、
本栖湖の水がこっちへ来るかどうかというのは、また地下の問題ですから、私わかりませんが、そういうことで問題は向こうが大変になってしまって、それから山梨県は、こういうわけだ、すぐに水をといって、軽金の方へ回そうと思ったけれども、7年間もずうっと発電してなかったと。したがって、その機械を整備するのに、要請を受けたのが10月1日に要請を受けたようです。ところが、その水を発電に使うについて約10日かかっている。10月9日から発電に回したということです。その発電に使った水が毎秒3.2トンですね。そうしますというと、日量26万何千トンの水があそこで落としていく。したがって、1日当たりが5センチぐらいのあれで水が引いてきたということを言いましたです。 したがって、こちらへと水が来ているかどうかという点は、本来土先生はそういうことがないと言ったのかどうかわかりませんが、工業技術院の学説では
本栖湖の水も来ているということを言いますね。したがって、その点を早い時期に、早くこの山梨県側と連携をとれるような体制をとっておいて、水をそこで減らす方法、言ってみれば軽金で発電に使ってほしいということをすれば、1日26万トンの水を上げてしまうということですから、今回こちらで何万トンの水を、出てきた水を上げたか知りませんけれども、向こうは逆にそれが金になるわけですね。川に捨てるのではなくて発電に使ってもらう。こちらは出てきた水を電気で汲み上げて捨ててるという違いが出てくるわけですね。したがって、ぜひそのような対応ができるかどうかは、これは土先生にもう少し地下の水の系統ですね、見きわめていただいて、もし幾分なりともこっちへ入っているということになれば、早い時期にその水も余り喫水線ぎりぎりまで増えてこない程度まで取水してもらうという方法も向こうとの連携をとれるような形にしておくのがいいのではないかと思います。その点について御意見を伺います。
○議長(
佐野堯春議員) 市長。
◎市長(渡辺紀君) 富士五湖の水、特に西湖、精進湖、それから
本栖湖の水と富士宮側の湧水との連携があるかどうかという御質問であるとするならば、本栖なり精進なりを早く日軽金の方へ落とせば、こちらの方の湧水が少なくなるのではないか、こういう大変御熱心な御調査もいただいた上での御質問だろうと思います。向こうの方も富士五湖が富士七湖になったというような報道等もございます。ちょっと私も赤池なんかも見てきましたけれども、これはもう引いておりました。ただ、土先生にも伺いましたけれども、土先生は関係ないというふうにおっしゃっていました。とにかく関係があるのだという学者もいるのだという話もしておりまして、それらについての地質学者の意見もまだいろいろばらばらだと、その辺まで統一的な見解はまだないということでございます。ただ、関連としては、この前の西湖にしても精進湖にしても異常増水したときに、それでは我が方もあれぐらいの同じような増水があっただろうかというと、必ずしもそうばっかりでもなかった。同じ湧玉池の湧き水でも淀師の湧き水でも水脈が違うのだという説さえもある。それが大変難しいところがありますので、今後とも今御提案のあった問題も含めて、この富士山麓の湧水のメカニズムといいますか、なかなか解明することが、学説の中でもそれが違うのですから、かなりのボーリング調査等をやらないと、かなりの経費をかけないと出ないとは思いますけれども、今の経過等も踏まえて、ひとつこの際にいろいろな議論及び県の河川課へも行ってきましたけれども、お願いもしてみたいと思っております。
○議長(
佐野堯春議員) 2番。
◆2番(佐野清明議員) 先ほど1番議員の質問の中で答弁が落ちてたのではないかと思うのですけれども、養鱒場のガス病の被害の額がどのくらいになるかということなのですが、それに関連をしてといいますか、ホームページを見ると、11月2日の日に行政報告をして、その行政報告の文章の中には入ってなかったのですが、つけ加えて市長が、「ガス病は2,000~3,000万ではないか」ということを言っているわけです。このホームページを見ると、11月10日になって、9日現在ということで「3,022万6,000円、ガス病被害額、富士養鱒漁業協同組合」というふうに書いてあるのですけれども、これは要するに組合が発表した額イコール市のいわゆる公式見解といいましょうか、そういう額と考えていいのか。 それから、もう一つは、これに対する実態調査、要するに被害があった養鱒場もあるし、なかった養鱒場もあるということのようですけれども、その辺の個々に対する実態調査と、それから組合との話し合いというでしょうか、被害対策ですね、その辺の状況がどうなっているか、お伺いをしたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 農政畜産課長。
◎農政畜産課長(望月三千夫君) それでは、お答え申し上げます。 養鱒場のガス病の関係につきましてでございますけれども、一般質問でまた同じような問題が出ておるような関係で、また答弁いたしますけれども、被害状況につきましては、11月19日現在の被害状況でございまして、これはあくまでも富士養鱒漁業協同組合の試算でございまして、淀師地区には10業者の養鱒業者があります。それで、養鱒組合の方では職員が各養鱒場に直接問い合わせて算出した数字でございます。それによりますと、ニジマスの変死が166万8,000匹ですか、これはニジマスですから、イワナも入っておりますし、ほかの魚も入っております。それから、被害額ですが、3,022万6,000円という報告でございまして、これはあくまでも組合の方の試算による、組合員から聞いた被害額でございまして、これは公式といいますか、私としては一応公式という理解をしております。 それから、実態調査につきましては、市の職員、また養鱒場の職員、また代議士の先生が入りまして、過日いたしたわけでございまして、その中では実態調査ということで回って歩きました。それで、今後の話し合いでございますけれども、養鱒漁業組合の組合長さんの方は、いわゆる被害に対して何らかの方策はぜひ見出してもらいたいという意見は出ておりまして、県の方にもそういう内容は私の方から報告しまして、いわゆる県の見解は、あくまでもガス病は、担当の段階ですが、これはあくまで病気だということを言っているわけです。そんなこともございますですが、あくまでもああいう状況を見ますと、いわゆる被害の対応について何らかの法的なものはないかという要望は今聞いておる状況でございます。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 他に質疑ございませんか。5番。
◆5番(古川日出男議員) 災害復旧費という形で6,523万、今回補正があるわけですけれども、これは富丘地区の異常湧水という形に絞られているわけですけれども、今年は特に長雨だったという関係の中で、各地でこれに伴った、いわゆる災害というものがあっただろうと思います。その辺に対しての対応は順次やってもらっていると思うわけですけれども、その辺の実態等々についてはどのような見方をしているか、対応をどのようにしているか、その辺をお伺いしたいことがまず1点。 それから2点目に、これは市の方では富丘地区の異常湧水に対しては対策本部をとって、一生懸命、懸命な対策をしていただいている、住民にとっては大変力強い限りですけれども、これで十分だとは思わないわけなのですけれども、今後これからの対策について、まだ追加等々、もし派生するならば対応していくなのかどうなのか、その2点についてお伺いをしたいと思います。全般的なことで結構ですけれども。
○議長(
佐野堯春議員) 市長。
◎市長(渡辺紀君) 率直に言って、この雨というのは一遍にざあっと降った雨ではなくて、たびたび台風5号であるとか10号であるとかというときに雨量は多かったですけれども、それ自身で発生した災害でもない。全体の総雨量が増えてきて、しみ込んだやつがいろいろ出てきて発生をしたということが外神地区の場合は特色ですけれども、ほかの地区では台風10号関連関係等でもって出ている災害もございますので、先ほど言いましたように農林水産施設の災害という格好でもって現在拾っていただいておりますのは、一つは、荻平林道が上井出地区にございます。それから、湯之奥林道が大分崩壊が出ましたので、これがございます。それから、今大倉から上がりますところの南草里線、この災害がございます。等々いわゆる農林水産施設災害として拾っていく中で、先ほどお話がありましたように江柏堀の問題もこの関連でもって拾ってという言い方は、我々がよく言ってしまうのですけれども、採択をしてもらっていくというお願いを現在しているということでございます。そういう関係の災害については、一応の被害箇所の認めていただけるものについては手当をしているところです。あと、個々の問題については、さっき言ったように少し土手が崩れただとかいろいろあるかもわかりませんけれども、そこまではなかなか対応できないと、こういうことです。
○議長(
佐野堯春議員) 市民部長。
◎市民部長(大塚輝君) 富丘地区ほか湧水対策本部、これにつきましては当分の間、まだ本部の設置は継続するつもりでございます。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 5番。
◆5番(古川日出男議員) 当分の間継続は当然でお願いをしなければならないということと同時に、異常湧水ということなので、まだこれからどのような被害が出るかわからないだろうと思いますし、さらに対策として考えるならば、地盤沈下なんかで地震対策上の問題なんかもまた当然考える要素には出てくるだろうと思うわけなので、そういった意味の対応も含めての調査なり何なりということはぜひやっていただきたいということを要望もしておきたいと思うわけなのです。そんな意味で十分にこの面についての対応を今後とも強めていただきたい、こんなことを強く要望しておきます。
○議長(
佐野堯春議員) 他に質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 先ほど6款農林水産業費について答弁漏れがありますので、これを許してまいります。経済部長。
◎経済部長(佐野洪二君) それでは、先ほど6番議員さんからの御質問に対しまして答弁漏れがございましたので、お願いしたいと思います。 16ページの6款の農林水産業費、農業費のうちの農業委員会費、認定農業者組織育成事業に関係する御質問でございましたですけれども、酒田市で開催されました認定農業者サミットについて富士宮市の方から参加者はあったかどうかというふうなことでございましたですけれども、確認をしましたところ、富士宮市の方からの参加者はございませんでしたので、よろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。
○議長(
佐野堯春議員) 以上で歳出に対する質疑を終了いたします。 以上をもちまして
一般会計補正予算(第3号)に対する質疑を終了いたします。 次に、日程第6 議第83号平成10年度富士宮市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)に対する質疑に入ります。 歳入歳出全般について質疑を許します。御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。よって、
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)に対する質疑を終了いたします。 次に、日程第7 議第84号平成10年度富士宮市
水道事業会計補正予算(第2号)に対する質疑に入ります。 第3条予算に定める収入及び支出について質疑を許します。御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。よって、
水道事業会計補正予算(第2号)に対する質疑を終了いたします。 次に、日程第8 議第85号富士宮市
行政手続条例制定について質疑を許します。御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了いたします。 以上で議第78号ないし議第85号まで一括8件に対する質疑を終了いたしましたが、この際、質疑漏れがございましたら、これを許します。御質疑ございませんか。10番。
◆10番(伊藤高雄議員) すみません。1点お伺いをしておきたいと思います。 議第82号の
一般会計補正予算の中で、総務費になるのか民生費になるのかわかりませんが、地域振興券の件について、いわゆる商品券の件について1点確認をさせていただきたいと思います。御承知のとおり、現在臨時国会で地域振興券、商品券の支給が現在検討されている最中で、約7,000億円ということで、ほぼ今月末には決まるという話なのですが、ただこの地域振興券については、この各市町村で、その発行等についての内容を、印刷するとかそういう内容について11月もしくは12月の臨時議会で補正予算で上げなさいと、こういう内容のようであるということを我々はお聞きをしているのですが、今回の補正の中には出てきてないようですが、この地域振興券の対応について当局として果たして間に合うのかどうなのか、来年の2月あたりに発行と、支給というふうに我々お聞きをしているのですが、今回の補正に載ってきてないのですが、大丈夫かどうか、その点についてお伺いをしておきたいと思います。また、わかりましたら、富士宮市としての支給の発行額、また対象人数、どのぐらいになるのかわかりましたら教えていただきたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 企画部長。
◎企画部長(加茂恒雄君) ただいまの件ですけれども、昨日ですけれども、県で各市町村を対象にいたしまして市町村への説明会がありまして、うちからも関係する職員が説明会に行ってきたところであります。そういう中で、その説明会の概要を見ますと、交付対象者の基準日というのは平成11年の1月1日を基準日というふうになっておりまして、財源的なものについても国が100%の経費を負担すると、こういう内容であります。そこで、今御質問の関係で、いろいろ事務的な各種印刷物等そういういろいろの経費がかかるわけでございますけれども、これらの経費について目標としては3月に引換券の発送ということもうたわれておりますので、これについて臨むとするならば、やはりそれらの経費についての予算上の措置は必要だろうということは考えているところですけれども、説明会におきまして、今議員おっしゃいましたように12月中にそういう予算措置をするというような説明がなされたと、こういうふうには承知しております。したがいまして、昨日の説明会を受けた中で、これから関係部署との協議をいたしますけれども、現在考えている関係部署については、11課室があるということで、それぞれの役割分担を素案ですけれども、今つくりつつあります。したがいまして、昨日説明会を受けた後、これらについて関係課の中で協議をして、この精神に沿って対応したいと、こういうふうに考えておりますので、それに十分間に合うような体制をとっていきたいと、このように考えております。 そこで、交付金額ということですけれども、あくまでもまだ概算ですけれども、ちなみに該当者をちょっと申し上げますと、今現在15歳以下の人口が大体2万1,520人前後です。それから、65歳以上の対象者が約8,000人ぐらいだろうと考えています。そうしますと約3万人弱ということになりますか、3万人ぐらいということになります。そこで、支給対象者に対しては2万円ということでなっておりますので、多分除かれる部分はあると思いますけれども、今言いましたように対象者2万円に対して3万人となれば約6億円ぐらいの支給額になるのではないのかなと、こんなように試算しておりますけれども、あくまでも1月1日現在を基準日にいたしておりますので、これらについて内部的な詰めをしていきたいと、こんなふうに考えています。 以上です。
○議長(
佐野堯春議員) 10番。
◆10番(伊藤高雄議員) わかりました。 約6億円の支給総額になるということで、約3万人が対象者だという大変な事業になると思うのですが、それは一応市の方としては3月ですか、我々がお聞きしたのは2月もしくは3月支給ということなのですが、本当に今から早急に準備をしていきませんと間に合わないのではないかなと。また、特定事業者の対象商店なんかも、これから市町村において選定していかなくてはいけないという問題もあるものですから、早急にやらなくてはいけないと。ただ、この必要経費の問題、予算措置等については果たして間に合うのかなというふうに思うのですが、その点は再度確認をさせてもらいたいと思うのですが、大丈夫でしょうか。 最後に、この地域振興券、商品券の内容についてマスコミ等でもいろいろな問題等が指摘されていて、国民の中にもどうなのかなという疑問を持っていらっしゃる方も実際いることは我々も承知しています。そういう中で市長として、この地域振興券に対してどのような認識を持っておられるのか、最後にお聞きをしておきたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 市長。
◎市長(渡辺紀君) まだ詳細な説明を受けておりませんけれども、新聞報道等々でもって見ている限りにおきましては、国の自民党の皆さん方、公明党の皆さん方とのいろいろな話し合いが行われる中でもって、景気浮揚策の一環も含めて緊急経済対策ということでもって、この問題が取り上げられ、大変政治ベースでもって短期のうちに具体化をしていったという格好になってきているわけでございます。ただ、市町村の立場で事務的に物を考えると、大変そういう格好でもって準備期間というのが非常に少ないわけでございまして、まだ実は補助金の交付要領等昨日あったというふうなことでございまして、補助金の額等々の問題についても、まだ最終的に試算できるような状況ではないので、そういう面では事務的には大変急を要することであると同時に、他方でもって、もう我々の方へ既に、一番困っている世帯については、子供らが、学費が一番多い世帯についてはどうするのだというような話も個々の雑談の中では出てきているので、ある面では大変議論を呼ぶ問題にもなってくるのかなとも思っております。いずれにしても、経済対策の一環として個人消費の喚起という経済浮揚策でございますので、それに続いてその成果が出ることを期待していると、こういうことでございます。
○議長(
佐野堯春議員) 5番。
◆5番(古川日出男議員) 補正予算の全般でちょっとお伺いしたいと思います。 今回の補正の大きなのは、先ほど議論がありました災害復旧費の問題が当然のことなのですけれども、それ以外に大いに期待をしてたわけなのですけれども、現下のいわゆる経済情勢、先ほどの住宅建設の話ではありませんけども、不況ということは非常に深刻だというふうに受けとめている中で、それに伴ってのいわゆる不況対策といいますか、景気浮揚といいますか、そういった関連での補正が今回ほとんど見られなかったというような、こんなような状況かななんていうふうに思っています。そんな意味で、なおかつ当局では具体的にいろいろな各事業に対して積極的なアプローチを県、あるいは国になさっただろうと思いますけれども、そういった意味の中から県単の事業だとか、あるいは国庫の事業だとか、そういったものについて、さらに検討をというか、積極的なアプローチをして景気浮揚につながる施策の展開を望むところなのですけれども、その辺についての、結果として今回の補正には出てこなかったわけなのですけれども、見通し、あるいはアプローチのあり方なんかについてお考えがあったらば、この際ですので、伺っておきたいと思います。
○議長(
佐野堯春議員) 市長。
◎市長(渡辺紀君) これまた一般質問へ、後ほどどなたかから出てくる問題でもございますけれども、ただ国・県の景気浮揚策もそうでございますけれども、市町村の財政の問題を別の面で議論するときには、この程度のものでもって本当に景気が浮揚してくれるだろうか、その浮揚した景気がそのまま財源になってきてくれるだろうかというあたりの見通しも考えていかないと、景気浮揚策のときには景気浮揚策の歳出面の議論だけされてくる。それから、財政の今度は議論のときには、財政の入りの問題を含めて、その辺の投資効果の問題が議論をされてくるということでもございますので、我々の方の実際の立場とすると、片方でもって財政の行く末をにらみながら、市町村財政の健全化も考えながら、他方でもって現時点における景気浮揚をどういう格好でもってやっていくことがいいだろうか。なるべく市の財源に影響しないでもって景気浮揚策というのは何かないだろうか等々の知恵を出さなくてはならないときでもあろうかというふうにも思っております。そんな面でもって、あるいは休暇村であるとか、いろいろなほかの財源が飛び込んでくれるようなものについては、なるべく歓迎していく中でもって、そういう地元の問題についての整備は一緒になって行っていくということで使った方が、決まった財源としては、一定財源は1割使えれば、あと9割はどこかが持ってくれるというようなものが、なるべく半分使えば半分は持ってくれるというようなものに貴重な一般財源は振り向けていくべきものであろう。市の単独の財源だけでもって景気浮揚、富士宮市だけの景気浮揚策というのは、なかなか難しいというふうに思っております。ただ、全般的にいうと、先ほどちょっと議論も出ましたけれども、景気浮揚というのは消費を拡大させるか、あるいは企業の設備投資を増やしてもらうか、さらに一番波及効果のあるのは、先ほど答弁もしておりましたけれども、住宅着工件数を増やしていけるかということが主たる問題であると思いますので、市の行政の中でもって、こういうことがしやすい環境づくりというものについては積極的に取り組んでいかなくてはならない、こんなふうに考えています。
○議長(
佐野堯春議員) 他に質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御質疑なしと認めます。 以上で議第78号ないし議第85号まで一括8件に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第78号ないし議第84号まで一括7件につきましては、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御異議なしと認めます。よって、議第78号ないし議第84号まで一括7件につきましては、委員会の付託を省略することに決しました。 なお、議第85号につきましては、総務委員会に付託いたします。 これより議第78号に対する討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 次に、議第79号に対する討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 次に、議第80号に対する討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 次に、議第81号に対する討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 次に、議第82号に対する討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 次に、議第83号に対する討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 次に、議第84号に対する討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議第78号富士宮市税条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 議第78号につきましては、原案のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御異議なしと認めます。よって、議第78号につきましては原案のとおり可決されました。 次に、議第79号富士宮市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 議第79号につきましては、原案のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御異議なしと認めます。よって、議第79号につきましては原案のとおり可決されました。 次に、議第80号市道路線の認定についてを採決いたします。 議第80号につきましては、原案のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御異議なしと認めます。よって、議第80号につきましては原案のとおり可決されました。 次に、議第81号市道路線の廃止についてを採決いたします。 議第81号につきましては、原案のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御異議なしと認めます。よって、議第81号につきましては原案のとおり可決されました。 次に、議第82号平成10年度富士宮市
一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。 議第82号につきましては、原案のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御異議なしと認めます。よって、議第82号につきましては原案のとおり可決されました。 次に、議第83号平成10年度富士宮市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 議第83号につきましては、原案のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御異議なしと認めます。よって、議第83号につきましては原案のとおり可決されました。 次に、議第84号平成10年度富士宮市
水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議第84号につきましては、原案のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐野堯春議員) 御異議なしと認めます。よって、議第84号につきましては原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 明12月2日は午前9時から本会議を開き、一般質問を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。 午前11時43分散会...