三島市議会 > 2015-12-10 >
12月10日-07号

  • 不信任(/)
ツイート シェア
  1. 三島市議会 2015-12-10
    12月10日-07号


    取得元: 三島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-19
    平成27年 11月 定例会          平成27年三島市議会11月定例会会議録議事日程(第7号)                 平成27年12月10日(木曜日)午後1時開議日程第1 会議録署名議員指名日程第2 請願第1号 消防広域化の審議の継続を求める請願日程第3 議第74号 富士山南東消防組合の設立について日程第4 議第77号 三島市中小企業振興条例案日程第5 議会運営委員会の閉会中の継続調査について---------------------------------------本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員指名日程第2 請願第1号 消防広域化の審議の継続を求める請願日程第3 議第74号 富士山南東消防組合の設立について日程第4 議第77号 三島市中小企業振興条例案日程第5 議会運営委員会の閉会中の継続調査について日程第6 議長不信任動議について日程第7 発議第4号 「議第74号 富士山南東消防組合の設立について」に対する付帯決議(案)---------------------------------------出席議員(22名)     1番  中村 仁君        2番  伊丹雅治君     3番  杉澤正人君        4番  大石一太郎君     5番  土屋利絵君        6番  村田耕一君     7番  堀江和雄君        8番  鈴木文子君     9番  服部正平君       10番  下山一美君    11番  大房正治君       12番  松田吉嗣君    13番  瀬川元治君       14番  佐野淳祥君    15番  藤江康儀君       16番  土屋俊博君    17番  川原章寛君       18番  岡田美喜子君    19番  石渡光一君       20番  佐藤寛文君    21番  野村諒子君       22番  弓場重明欠席議員(なし)---------------------------------------説明のため出席した者 市長                 豊岡武士君 副市長                中村正蔵君 教育長                西島玉枝君 環境市民部長             勝又幹雄君 健康推進部長健康づくり政策監    小池 満君 社会福祉部長兼福祉事務所長      渡辺義行君 産業振興部長まちづくり政策監    宮崎真行君 財政経営部長             梅原 薫君 企画戦略部長危機管理監       長谷川博康君 都市整備部長             佐野貴洋君 上下水道部長             鈴木真雄君 消防長                古地正実君 教育推進部長             佐野康仁君 都市整備部三島周辺整備統括監    高須徹也君 財政経営部財政課長          鈴木昭彦君 企画戦略部秘書課長          鈴木佳憲君 消防本部消防総務課長         風間光明君---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長             河野 稔君 書記                 岩田泰典君--------------------------------------- △開議 午後1時01分 △開議の宣告 ○議長(松田吉嗣君) 出席議員が定足数に達しましたので、これより平成27年三島市議会11月定例会7日目の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付した日程のとおりでございます。 これより日程に入ります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(松田吉嗣君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、9番 服部正平君、13番 瀬川元治君の両君を指名いたします。--------------------------------------- △請願第1号 消防広域化の審議の継続を求める請願 △議第74号 富士山南東消防組合の設立について ○議長(松田吉嗣君) 次に、日程第2 請願第1号 消防広域化の審議の継続を求める請願及び日程第3 議第74号 富士山南東消防組合の設立についての2件を一括議題といたします。 2件については、総務委員会に付託してありましたので、審査の経過と結果について、総務委員長の報告を求めます。     〔総務委員長 佐野淳祥君登壇〕 ◆総務委員長佐野淳祥君) 総務委員会の御報告を申し上げます。 去る11月26日の本会議において当委員会に付託となりました請願第1号 消防広域化の審議の継続を求める請願及び議第74号 富士山南東消防組合の設立についての2件について、審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 委員会は、11月30日に開会し、審査を行いました。 初めに、本請願についてでありますが、審査に当たり、紹介議員代表者趣旨説明を求めたところ、次のような説明がありました。 市民の身体、生命及び財産を守るという使命を遂行する消防の組織や運営の重大な変更は、市民生活に多大な影響を及ぼすものであり、極めて慎重な対応をとるべきだと考える。その影響は、財政上の影響として、今後の市民福祉に係る施策にも直結すると考えられ、市民への情報提供、意見聴取は欠かせないものであり、市民から広域化についての疑問、不安の声が出されているならば、まずその解消に全力を尽くすべきではないか。そのためにも慎重な審議を行うべきであり、富士山南東消防組合の設立についての議案は、11月定例会での採決は見送り、継続審議としていただくことをお願いしたい。また、本請願には、市民約930筆の署名が添えられており、ぜひとも請願趣旨を酌み取っていただきたいとの説明がありました。 次に、参考人として請願者代表に意見を求めたところ、消防の広域化についての市民への周知が不十分であると考えている。消防は市民の生命、財産にかかわる大事なことであり、広域化によりどのように変わるのかなど、考える材料を市民に知らせてほしい。市民の意見をもっと酌み上げてほしい。関係者の意見にも積極的に耳を傾けてほしいというのが多くの市民の考えていることではないかとの意見が述べられました。 このほか、広域化について疑問点が幾つかある。現在の三島市の消防の署所の配置は非常にバランスよく配置されているが、広域化により北部に重心が移り、南部のほうが手薄になる。広域消防運営計画案によると、北の市境に新しい消防署所をつくり、南部の中郷地区の消防力の強化はその後となっている。また、北上分遣所が地元の人への説明もなしになくなってしまったことや、それがないから広域化しなければいけないというようなことに話がすり替わっている気がする。また、2006年には全国に消防本部が811本部あったが、2015年には750本部になったと聞いたが、たった66本部、8%が広域化されているだけである。全国でこれだけしか広域化していないのに、なぜそんなに急がなければならないのか。そのほか、財政負担の疑問などもある。このような疑問が解消するまでは継続審議の形にして、まずそういう諸問題を解決していただきたいとの意見が述べられました。 次に、これらに対する質疑としまして、紹介議員に対し、議会の議案修正権は全ての議案に適用できるものではなく、市長の執行の前提となる議案は賛否のどちらかしか意思表示ができない。したがって、本請願の対象となっている議案は、関係市町との協議が前提であることや施行期日を4月1日とする議案の内容を修正できないことから、議決せず継続審議とするのは不適当である。請願者にはこのことを伝えたのかとの質疑に対し、議案の取り扱いの詳細については説明していない。しかし、何よりも請願者、署名をした方の願意というのは、消防の広域化についての継続審議というところにある。仮にこの定例会で議決をしなければ、次の2月定例会、さらには、またそこで議決が得られなければ次の議会というように、時を移して対応するということは可能であるため、議案の取り扱いについては、紹介議員と請願者が議案の詳細にわたって議論するというのは必要ないと考えるとの答弁がありました。 次に、参考人に対し、北上分遣所にはもともと救急車は配備されておらず、佐野地区芙蓉台地区北分遣所から10分くらいかかって救急車が到着していた。広域化され、新しい署所ができれば、到着時間の短縮が図られ、救命率が上がると思うが、この点についてはどう考えるかとの質疑に対し、それについての計算がどうなっているか示していただかないと判断できない。しかし、消防車が最初に駆けつけ、救命処置をすることがあり、それで助かっている例も結構あると聞いている。要するに、大事なことは、そこに消防組織が存在をして、署員がすぐに出動できる状況があるということとの答弁がありました。 そのほか、施設整備に係る財政負担に関する質疑、広報の方法等に関する質疑、中郷地域における消防力、救急力に関する質疑などがありました。 次に、議第74号でありますが、請願第1号を含め、当局に説明を求めたところ、少子高齢化の急速な進展や今後一層厳しくなる財政状況等を踏まえ、行財政上のスケールメリットを生かした効果的で効率的な体制の確立のため、国は平成18年の消防組織法の一部改正や、それに基づく市町村の消防の広域化に関する基本方針の策定等を通じ、市町村の消防の広域化を推進してきた。これを受けて、三島市、裾野市及び長泉町の2市1町では、平成24年5月に任意の協議会である三島市、裾野市及び長泉町消防広域研究協議会を設置し、消防救急無線デジタル化への対応や消防の広域化等について研究・検討を重ねてきた中で、大規模災害時はもとより、平素から消防救急等の災害発生時の初動態勢の強化等、消防救急力の向上が図れるとの結論に達し、平成26年5月には、平成28年4月を目途に広域化することについて合意した。 さらに、本年4月には、広域化後の円滑な消防の運営を確保するための広域消防運営計画を共同して作成すること等を目的に、三島市、裾野市及び長泉町消防広域化推進協議会を設置し、広域化に向けて、より具体的な協議とさらなる検討を進めてきており、ここで三島市、裾野市及び長泉町の消防事務等を共同処理するための一部事務組合として、富士山南東消防組合を設立しようとするものであるとの説明がありました。 これらに対し、各委員から次のような質疑がありました。 今後、三島市の人口減少が見込まれ、消防職員の減少も予想される中で、このまま単独消防とした場合、消防救急力は向上できるのかとの質疑に対し、人口減少の一方で救急出動件数は増えており、救急需要はますます高くなっていくことが予想される。消防力の整備指針においても、救急車の整備台数の基準が、以前は3万人に1台であったが、今は2万人に1台と上がっている。また、今後減収が見込まれ、限られた歳入の中で、歳出に占める人件費を中心とした必要な消防費用の割合は確実に伸びていくことが予想される。そのようなことからも、単独消防における消防救急力の向上は大変厳しい状況になると推測される。しかしながら、広域化した場合、例えば消防車両の購入に関しても、2市1町で共同して購入することができ、その消防車両を共同で活用することができる。今回、広域化を進める理由の1つには、こういった行財政上のさまざまなスケールメリットが効果的に発揮されると判断したためであるとの答弁がありました。 次に、応援協定について、平成26年の救急対応実績を見ると、三島市から他の市町への応援件数は17件、三島市が応援を受けた受援件数が9件、平成25年は応援13件、受援8件であり、応援の件数のほうが多いという実績が出ている。他市町に助けてもらった件数より応援に行った件数のほうが多いことからも、単独方式で対応できるのではないかとの質疑に対し、応援協定により助けることや助けられることもあるが、この条件は、あくまで三島市の救急車4台全てが出動中のため、他市町に応援を求めるというものであり、広域化し1つの消防本部になるということは、長泉町、裾野市をも含めた直近署所から出動する体制をつくることである。日常的に現場到着時間が短縮され、これにより救急力が増強されることが広域化における一番大きなメリットであり、応援協定とは違うものであるとの答弁がありました。 これに関して、隣接している清水町などとの応援協定は今後どうなるのか。また、協定を締結するならば、いつごろを予定しているのかとの質疑に対し、通信指令センターが分かれて、清水町や沼津市などの状況が把握できないため、新たな消防組織同士応援協定を締結することになる。締結の時期については、富士山南東消防組合の運用開始を平成28年4月として準備していることから、そのスタート時に間に合うよう進めていきたいとの答弁がありました。 次に、財政計画案によると、各市町の負担について、平成28年から当初3年間は、各市町の消防費の決算額割で三島市の負担率は47.52%である。その後は基準財政需要額割となり、52.05%に上がっており、約6,000万円負担が増えることになる。今後、財政負担が増えることについて、どう考えているかとの質疑に対し、4年後に負担割合基準財政需要額割になるが、基準財政需要額割というのは人口に連動しているので、今後の人口減少率から勘案して、52.05%より下がることが見込まれる。この負担割合を決める際には、人口割や均等割など、いろいろな方法を検討してきたが、当初3年間は経過措置ということで決算額割、その後の負担割合基準財政需要額割となり、三島市にとっては人口割より2%程度低いという試算となっている。 また、具体的な金額でいうと、三島市の平成24年度から平成26年度までの3年間の消防費の平均決算額は11億1,000万円余りである。平成31年度は10億6,000万円余りと算定されるため、基準財政需要額割となっても消防費の決算額の平均を下回るものと試算している。さらに、財政計画上では、4年後に6,000万円増えるとなっているが、広域化すれば償還金の70%が基準財政需要額に算入されるため、地方交付税の交付団体である三島市には大きなメリットがある。広域化した場合の財政的効果額を試算したところ、まず、通信指令システム整備デジタル無線整備で約5億3,000万円、今後10年間の車両の整備で約5億7,000万円、署所の整備において約5億円、経常的経費として約3億8,000万円、合計して、10年間で財政的効果は約20億円になるものと試算しているとの答弁がありました。 次に、広域化について、市民への広報は十分にできていると考えるかとの質疑に対し、市民への広報については周知が十分ではなかったことは承知しているが、現在、自治会連合会を通じて自治会長に説明をしている。また、それぞれの自治会から……     〔発言する者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) 傍聴人に申し上げます。御静粛にお願いします。 ◆総務委員長佐野淳祥君) それぞれの自治会から特に要望があれば個別に説明をしていく。さらに、全世帯を対象に回覧もしている。今後も市民の皆さんに周知・説明していくことが必要だと考えているため、最大限できる範囲で行っていきたいとの答弁がありました。     〔発言する者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) 傍聴人に申し上げます。騒ぎ立てることは禁止されておりますので、御静粛に願います。なお、議長の命令に従わないときは、地方自治法第130条第1項の規定により退場を命じますので、念のため申し上げておきます。 ◆総務委員長佐野淳祥君) これに対して、こらからでもできることはしっかりやっていただきたいとの意見が付されました。 このほか、消防広域化の基準に関する質疑、職員配置に関する質疑、消防施設整備計画案に関する質疑、パブリックコメントに関する質疑などがありました。 また、委員からは、消防職員の意見を聞いて不安を払拭するよう努めてほしい。消防団との関係が良好に保てるよう図ってほしいとの意見も付されました。 また、これらの質疑応答の後、委員相互間の自由討議を行ったところ、特に意見はありませんでした。 大要、以上のような質疑応答を踏まえ、意見並びに要望を付し、請願第1号について討論に付したところ、討論なく、採決に付したところ、請願第1号 消防広域化の審議の継続を求める請願については、賛成少数により、不採択すべきものと決定いたしました。 次に、議第74号について、討論に付したところ、討論なく、採決に付したところ、議第74号 富士山南東消防組合の設立については、賛成多数をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告を申し上げます。     〔発言する者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) 静粛に願います。報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑を許します。 ◆9番(服部正平君) ただいまの委員長報告について、一括の報告でしたので、請願第1号について、これに1点質問させていただきます。ほか、議第74号 富士山南東消防組合の設立については2点御質問させていただきます。 まず、この組合設立に対しては、今報告の中にもありましたように、市民からこの請願が出されたわけです。その請願に基づいて、委員会としての結論は、賛成少数ということでの採択結果になったわけですが、市民の請願理由そのものも、委員会としては慎重審議というもので受けとめ、審議されたと私は理解したいところなんですが、やはり、多くの市民が広域化について、その詳細を知り得ていない中で、住民の命と暮らしにかかわることを決めないでほしいと、こういう願いであったわけです。そういう請願だったというところで、市民への広報不足、これについても、委員会としても当局からそのような報告も受けており、消防長も認めているというところで。 そこで質問なんですが、委員会として、市民が慎重審議を求める中で、今議会で決めなくてはならないとする意見、いろいろさまざまな質疑がされたようですが、委員会としての意見としてはどのようなものがあったのかという点が少し明確ではなかったので、改めて求めます。 ◆総務委員長佐野淳祥君) ただいま服部議員から質問がありましたが、委員会の中での審議でございます。服部議員もその場にいらっしゃったはずでございますので、これに関しては御存知のとおりでございます。     〔発言する者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) 御静粛に願います。     〔「議長、議事進行」と呼ぶ者あり〕 ◆16番(土屋俊博君) ただいま委員長報告に対する質疑を行っているわけですが、質疑をしている議員が請願の紹介者であり、いわば提出者として委員会に出席しているわけでございます。さらに、審議内容に関しましても、委員外議員として委員会に出席して、審議の状況を承知されているはずでございます。そうでない議員が行うのならばともかくとして、質疑の趣旨を離脱しておりますので、議員が承知していることについて質疑しないよう、整理をお願いいたします。     〔発言する者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) 傍聴人の方、御静粛に願います。 服部正平君に申し上げます。委員長報告に対する質疑は、議員が議案に対する賛否の態度を決定するために疑問点を質すものでございます。服部正平君におかれましては、番外ではありますが、委員会に出席されているということでございますし、承知されていることについての質疑は整理して発言をするよう指示いたします。
    ◆9番(服部正平君) 今、御指摘がありましたが、確かに私は傍聴もしております。紹介議員でもあるということですが、私の議員としての立場は、きちんと市民にやっぱり説明責任を果たす、この議会が市民に説明責任を果たすという場でもあります。そういう点からの質問をさせていただいているという趣旨を御理解いただきたい。 議第74号 富士山南東消防組合の設立についてという点においてですが、やはり先ほども述べたように、私も確かに傍聴はしておりますが、そもそものところで、全ての議事進行の中で一字一句漏らさず聞いていたかというと自信はございません。そういう点で、改めて質問をさせていただきますが、組合設立には全会一致とならなかった今回の結果ですが、かなり詳細のところは報告されているようですが、そもそもというところで、どのような意見があったかという個別の意見、そういうものに余り触れていないと、私は傍聴していて感じるところがあります。 その点から、賛成意見、反対意見、この辺が、意見なしということで言われていましたが、質疑だけで終わっていたのでしょうか。その点について1つお伺いをさせていただきたい。また、その中で、消防救急の強化につながるという意見、そうではないのではないかという意見がきちんとされていると私は認識しておりますので、改めてその報告を求めます。 ◆総務委員長佐野淳祥君) 改めて服部議員に申し上げますが、委員長報告させていただいた内容のとおりでございます。服部議員には、そういったことに、具体的にポイントを絞って質問をしていただきたいと思います。     〔「傍聴者静粛に」と呼ぶ者あり〕 ◆9番(服部正平君) 最後になりますので、では、1点お伺いいたします。 組合規約案でしたが、第2章、議会という点の項ですが、議会の組織、第5条、議員定数でありますが……     〔「議長、動議」と呼ぶ者あり〕 ◆16番(土屋俊博君) 先ほど議長から整理するように指示があったのにかかわらず、自分が委員会に出席し、承知している範囲での質疑がされておりますので、質疑を打ち切るよう整理をお願いいたします。     〔発言する者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) ただいま土屋俊博君から、委員長報告に対する質疑を打ち切られたいとの動議が提出されました。賛成いかがですか。動議が提出されましたが、賛成があります……     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) ただいま賛成がありましたので、土屋俊博君から委員長報告に対する質疑を打ち切られたいとの動議が提出されました。所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。 ここで暫時休憩といたします。 △休憩 午後1時29分 △再開 午後2時14分 ○議長(松田吉嗣君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 先ほどの動議について、皆様方にお諮りいたします。本動議のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議あり」「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) 御異議ありますので、挙手により採決いたしたいと思います。 委員長報告に対する質疑を打ち切ることに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(松田吉嗣君) 挙手多数と認めます。よって、委員長報告に対する質疑をこれをもって打ち切ることに可決をされました。 これより、請願第1号について討論を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) なければ討論を終わり、これより請願第1号 消防広域化の審議の継続を求める請願を採決いたします。 本件に対する委員長報告は不採択であります。よって……     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ◆22番(弓場重明君) 私、今までの審議を見ていまして、一言動議を出させていただきたいと思います。議長の不信任動議を提出させていただきたいと思います。以上です。 ○議長(松田吉嗣君) それでは、暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時16分 △再開 午後3時00分     〔8番 鈴木文子君、議長席に着席〕 ○副議長(鈴木文子君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。--------------------------------------- △日程の追加 ○副議長(鈴木文子君) 議長にかかわる事件ですので、議長にかわり議事進行いたします。 先ほど、弓場重明君から議長不信任の動議が提出されました。所定の賛成者がありますので、動議は成立しております。 お諮りいたします。議長不信任動議を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(鈴木文子君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長不信任動議を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △議長不信任動議について ○副議長(鈴木文子君) 松田吉嗣君には、一身上に関する事件となりますので、地方自治法第117条の規定により除斥されますので、退場を求めます。     〔12番 松田吉嗣君退席〕 ○副議長(鈴木文子君) 日程第6 議長不信任動議を議題といたします。 本件について、提出者から提案理由の説明をお願いいたします。 ◆22番(弓場重明君) それでは、ただいま追加日程となりました議長不信任動議について御説明をさせていただきます。 松田議長は議員経験も長く、議会の知識も豊富でありますので、今年5月から議会運営、そして議長としての仕事に、私どもも期待をしていたところでございますけれども、しかしながら、今回、また、先ほどの請願第1号及び議第74号の委員長報告への服部議員の質問の最中に割り込むように土屋議員より出された動議を、服部議員が発言中にもかかわらず、土屋議員に二度にわたり発言を許したこと、また一方で、下山議員が動議の挙手をしたにもかかわらず、下山議員に発言を許さずに議事を進めたことなど、議会というのは地方公共団体の長の独断専行を許さず、住民の立場に立って監視するのが、議会としての重大な使命と私は考えております。ところが、その議会の代表、議長が公平・中立性を失い、極めて今回危険な状態にあったということでございます。 今回の議会運営及び議事進行のやり方には、議長の職としての公平性、適格性に欠くというふうに判断したことから、このままでは議会運営及び議事進行に支障を来し、住民の負託に応えにくいと、併せて判断をさせていただきました。そこで、ここに議長不信任案の動議を行ったものであります。以上であります。 ○副議長(鈴木文子君) 傍聴人に申し上げます。拍手または私語はお慎みください。よろしくお願いします。     〔発言する者あり〕 ○副議長(鈴木文子君) 傍聴人に申し上げます。静粛にお願いいたします。 説明が終わりましたので、これより本件について質疑を許します。 ◆17番(川原章寛君) ただいま、議長に対しまして不信任動議が提出されました。提案理由の説明の中におきましては、土屋議員から提出されました質疑終了の動議に、その取り扱いについて中立性、公平性を欠いているということでお話がございましたが、動議が提出された以上、地方自治法ですとか会議規則に照らす中で取り扱いをしなければならないのは、これは発議者も十分承知をされていることだというふうに思われます。また、議長は独断専行で、土屋議員からの質疑終了の動議を強行採決したというわけではなく、議会運営委員会を開き、なおかつ、その委員の中には、弓場議員が所属している会派の会派長も委員として参加をされる中、議会運営委員会全会一致の中で、その手続を進めるということが確認されたわけでございますので、決して議長は公平・中立性を欠いていたということにはつながらないということを私は理解しておりますけれども、その点について、どのように認識をされているのかお聞きいたします。 ◆22番(弓場重明君) 質問いただきまして、ありがとうございます。ないかと思いましたけれども。 それでは、反問権じゃありませんけれども、法的根拠というふうなものを川原議員は言われました。ぜひともその法的根拠を、逆に私は示していただきたいと思います。     〔「反問権ないよ」と呼ぶ者あり〕 ◆22番(弓場重明君) 示してください。     〔「議長、答弁をさせてください」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(鈴木文子君) 弓場議員、明確に答えてください。 ◆22番(弓場重明君) それでは言います。法にのっとりというか、のっとらなくても、要するに人の発言を遮るということは、議員のそれぞれの、本来自分が言いたいことを言えない状態にさせるということですから、やはりこれは非常にまずいということだというふうに私は思っております。もしそれをよしとするならば、逆に法的根拠を示していただきたい。以上でございます。よろしいでしょうか。 ◆17番(川原章寛君) ただいまの御答弁からいたしますと、議長は法令を無視していいことにつながりますけれども、弓場議員はそのように認識をされているということでよろしいですか。 ◆22番(弓場重明君) 誰も法的根拠を無視していいなんて言っていません。     〔発言する者あり〕 ○副議長(鈴木文子君) 傍聴者の方に申し上げます。私語は慎んでください。 ◆22番(弓場重明君) 何を血迷ったかわかりませんが、議長が法的根拠を無視していいなんて、私は一言も言っていません。以上でございます。 ○副議長(鈴木文子君) ほかにございませんか。     〔発言する者あり〕 ○副議長(鈴木文子君) 傍聴者の方に申し上げます。再三注意をしておりますけれども、傍聴者の方、退場をお願いいたします。今の発言者、御自身が自覚していると思いますので、よろしくお願いします。 それでは、質問ございませんか。     〔発言する者なし〕 ○副議長(鈴木文子君) なければ、本件について質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(鈴木文子君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより、本件について討論を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(鈴木文子君) なければ討論を終わり、これより議長不信任動議を採決いたします。 原案どおり可決することに賛成の方は起立をお願いいたします。     〔賛成者起立〕 ○副議長(鈴木文子君) 起立少数と認めます。よって、議長不信任動議は否決されました。 先ほどの傍聴者に申し上げます。再三の御注意を申し上げましたけれども、左から3番目の眼鏡をかけられた方、退席をよろしくお願いします。ルールでございますので、よろしくお願いいたします。     〔発言する者あり〕 ○副議長(鈴木文子君) 議場傍聴に対するルールもございます。しっかりと守っていただければと思います。     〔「誰に対して言っているのかわかりません」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(鈴木文子君) あなたです。一応、ルールは御存じの上でのことだと思いますので。     〔「議長、私は妨害をしていませんから……」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(鈴木文子君) お二人とも同じ状況であります。     〔発言する者あり〕 ○副議長(鈴木文子君) 傍聴席と議論をすることではございません。皆さんもルールを守ってお願いいたします。     〔「議長の指示に従いなさい」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(鈴木文子君) それでは、松田吉嗣君、議長席にお着きください。     〔12番 松田吉嗣君、議長席に着席〕 ○議長(松田吉嗣君) 暫時休憩といたします。 △休憩 午後3時15分 △再開 午後3時16分 ○議長(松田吉嗣君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。--------------------------------------- ○議長(松田吉嗣君) 改めて、請願第1号 消防広域化の審議の継続を求める請願を採決いたします。 本件に対する委員長報告は不採択であります。よって、請願について採決いたします。 本請願を採決することに賛成の方は挙手を願います。     〔賛成者挙手〕 ○議長(松田吉嗣君) 挙手少数と認めます。よって、請願第1号は不採択と決定いたしました。 次に、議第74号について討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。     〔10番 下山一美君登壇〕 ◆10番(下山一美君) 議第74号 富士山南東消防組合の設立についてに対し、日本共産党議員団を代表して反対の討論を行います。 まず最初に、市民生活に重大な影響を与え、市民の身体、生命及び財産を守るべき消防力の今後のあり方を、主権者である市民に経過や詳細、今後の方針を知らせず、市民不在のまま、自治体間の広域行政に係る思惑を優先させて、推進することがあってはならないということを申し上げておきます。 説明された最も主要な理由は、行財政上の効率的な消防体制及び、その運用を図るというものです。 消防力の強化という最も重要なテーマは、今回の広域化の議論では、最初から明示されていたわけではありません。2市1町の広域化に至る経緯を見ると、まず、2006年6月に消防組織法が改正され、同年7月には国において、市町村の消防の広域化に関する基本指針が策定されました。これを受けて、静岡県が2008年3月に、広域化を推進するために、県下を東部・中部・西部の3圏域消防本部を基本とした静岡県消防救急広域化推進計画を策定しましたが、余りにも地域の実情と乖離していたため、全ての市町の同意が得られず、東部では駿東伊豆地区の8市8町11消防本部で、2010年7月から消防救急の広域化の検討が開始されました。 これについても、沼津市から南伊豆町までと圏域が広大であり、住民感覚からも離れ過ぎ、財政面でのメリットも見られないということなどから三島市は離脱しました。同時期に、裾野市、長泉町も三島市と歩調を合わせ、消防指令センターの共同運用、消防救急無線デジタル化の共同整備が取り組まれ、消防救急の広域化に関する協議を行うための任意協議会が2012年5月に設立されました。その後、2014年4月に、県によって三島市、裾野市、長泉町地区が、市町村の消防の広域化に関する基本指針に規定する消防広域化重点地区に指定されました。そして、この2市1町は、災害発生時の初動態勢の強化、統一的な指揮のもとでの効果的な部隊運用、救急業務や予防業務の専門性の強化など、消防力、救急力の向上が見込まれるとして、2014年5月に2016年4月からの広域化が合意され、2015年4月に法定協議会を設置し、協議の中で広域消防運営計画案を策定しました。そして、今議会に、富士山南東消防組合の設立についての議案が提出されました。 2市1町の消防広域化について、主権者である市民に、ごく一部を除いて内容が知らされず、広域化が決定される動きに対して、市民有志から広域化について、時間をかけた慎重審議を求める請願が提出されましたが、残念ながら不採択になったのは御案内のとおりです。 消防庁の資料によりますと、消防本部の現状について、1995年から消防広域化が推進されてきましたが、その当時、消防の本部数931に対し、8年後の2013年4月時点でも770と、減少率は17%にすぎません。しかも、この減少の主な要因は、1995年の改正合併特例法、2005年の新合併特例法などによる、平成の大合併と呼ばれた市町村合併によるものです。管轄人口規模の消防本部数は、人口20万人以下が81%に上り、必ずしも小規模な消防が合併を急いでいるわけではないことは明瞭です。さらに、総務省消防庁自身が、人口規模に必ずしもとらわれず、地域の実情を十分に考慮する必要があるとしています。さらに、広域化を重点的に取り組むべきは、今後十分な防災体制が確保できないおそれがある地域、広域化の機運が高い地域と指定し、その期限を2018年4月としているのです。 三島市が今後十分な防災体制が確保できないおそれがある地域、広域化の機運が高い地域に含まれるとの県の決定には、甚だしい疑問と違和感を覚えます。広域化運営計画案によれば、消防広域化の目的は消防体制の一層の強化であり、消防救急力の強化、住民サービスの向上であるとされています。ではなぜ、北上分遣所を本年10月6日に廃止してしまったのでしょうか。広域化では消防体制の強化をうたいながら、みずからの重要な消防力である分遣所を廃止し、その地域を消防空白地域にすることは大きな矛盾であり、到底理解できるものではありません。 一方で、広域化運営計画案では、北上分遣所廃止を前提にして、広域化した場合の消防車と救急車の運用効果を示し、運用効果が向上する地区及び人口として、最先着では幸原町2丁目、佐野、佐野見晴台地区、5,289人、第3着では、さらに運用効果が向上する地域が増加し、3万1,976人に効果をもたらすとの試算を示し、新聞は追認記事を掲載しました。しかし、現実は、北上分遣所の廃止によって、広域化後に新たな署所が整備されるまでの期間、裾野市の茶畑分遣所からの出動があったとしても、広域化の効果が得られない地域がなお存在するのです。 また、広域化運営計画案では、スケールメリットを生かした消防設備、消防車両の整備について、消防車両では、2市1町のそれぞれの消防本部が消防力の整備指針に沿って消防車両を整備する場合、10台の増強が必要となるが、消防広域化により現行の消防車両台数のままでも、整備指針に定められた基準を超えることになるとしています。つまり、2市1町がそれぞれ整備した場合、基準数が39台になることに対し、広域化すれば28台で済み、現在の29台では1台上回ることになるということです。 これでわかるのは、広域化すれば現在の3.6倍もの広大な管轄区域になるにもかかわらず、車両は1台減らしても基準に適合し、相対的に消防力がかえって低下してしまうことになるのです。当局は、消防力の整備指針を上回って、車両を整備し続けるとでも言うのでしょうか。 三島市は、人口集中地域での人口密度が高く、コンパクトに街並みが形成されており、中心部は既にコンパクトシティと化しています。そのため、坂地区や佐野見晴台地区への特別な対応を考慮した上で、これまでの消防本部本署、中郷、錦田、北、北上の4分遣所体制が、最も効率的配置と言えるのではないでしょうか。 2014年度の出動実績では、火災28件、救急4,418件と、圧倒的に救急活動が多数となっています。従来の分遣所は、火災に対応するため、消防ポンプ車の稼働を中心に配置されてきました。これを超高齢社会の実情に合わせ、救急出動数に合わせ、救急車両を再配備することで見直しを行えば、救急効率は大幅に改善するものと思われます。 さらに、最も重要なのは消防職員です。最新の車両や整備があったとしても、それを操作できる優秀な消防職員がいなければ、消防力は発揮できません。つまり、消防力や救急力の強化は消防隊員あってのことだということです。ところが、広域化運営計画案では、各消防署ともマンパワーが不足しているとし、安定した消防サービスの提供が困難な状況となっている。地域消防力、防災力を高めるため、現場活動体制の拡充を図っていく必要があるとして、消防職員の不足をみずから認めています。 消防職員の定員は、三島市120人、裾野市77人、長泉町55人の合計252人に対し、現状は合計で244人と8人不足です。さらに、消防力の整備指針が求める広域化後の消防職員数344人と、2市1町の定員との比較では92人不足します。しかし、当局は、広域化法定協議会の議会報告の中では、広域化による余剰人員17人を現場活動要員と充てるのみで、消防職員は増員しないと一貫して説明してきました。消防力の整備指針が求める消防職員に対して圧倒的に不足し、5人の乗車が基本である消防ポンプ車を現実には3人乗車で対応し、救急車についても配備はされているものの、人員の不足のために、消防車との乗りかえ運用が常態になっている分遣所もあるのです。 このように、広域化の議論の前にまずすべきことは、市内の消防力の改善と強化ではないでしょうか。当局も認めている北上分遣所の廃止による影響を解消する問題です。消防力の空白化による重大な事態を招くことがないようにするためには、当面、北上分遣所を再開することが必要です。さらには、中郷分遣所への救急車及び救急隊員の配置です。 残念ながら、広域化運営計画案では、北上地域に対応する新たな署所の整備は2019年度、4年後とされ、中郷分遣所の建設と救急車及び救急隊員の配置は2023年度、8年後とされています。こうした計画案で進められる広域化には、到底賛同できるものではありません。何よりも、市民の身体、生命、財産を守るべき消防の消防力、救急力につながるかは、極めて疑わしいものと考えます。 消防庁が作成した消防広域化マニュアルには、第2、住民から見ての部分で、「住民の中には消防の広域化が推進されていることを御存じない方もいるかもしれませんが、消防が住民の生命、身体及び財産に直接影響を及ぼすことになることから、住民に対しても協議の段階から適時に説明することが必要であり、必要に応じて住民も交えて議論することも考えられます。その際、役所・役場は、客観的なデータに基づく現在の消防の体制を維持した場合の将来像や財政状況の現状などを提示することが必要です」とされています。ところが、まず広域化ありきの議論が優先されてきた三島市では、単独方式での将来像の具体的な提示などがなく、消防庁のこの指摘がほとんど生かされていません。 改めて、今回の広域化は一旦停止し、時間をかけて審議し、市民の意見を聴取することに行政も議会も努力すべきである。このことを申し上げ、本議案への反対の討論といたします。     〔7番 堀江和雄君登壇〕 ◆7番(堀江和雄君) 公明党会派を代表して、議第74号 富士山南東消防組合の設立議案に賛成の立場から討論いたします。 現在の三島市消防は、限られた地域を機動的に、そして規律のとれたチーム三島として、日々市民の安心・安全のために懸命に活動を展開されています。しかし、これからの5年、10年先、三島市の税収減となれば、消防経費も削減を余儀なくされる。消防経費の8割が人件費であることから、これまでの三島市の消防力を維持し、これから強化するため、8市8町のときの広域化の議論を踏まえれば、現実的な広域化の選択であると考える。 消防力については、昨年の三島市の火災件数28件は、近年の防火意識の啓発と火災報知器などの普及により減少傾向にあります。一方、救急件数は徐々に増加傾向に、その割合は全体の99.6%が救急件数と、消防力の中でも救急対応の重要さが際立っています。三島市も近年、緩やかに人口が減少、しかし、逆に高齢世帯は増加しています。三島市の2015年の高齢化率は、推計で26.8%、2020年29.4%、2025年30.7%、2030年には32.1%と、裾野市、長泉町と比較し、群を抜いて高くなっています。このことは、今後も救急件数が増えていくことを意味します。 では、改めてデータを確認したい。平成24年から平成26年の3年間の救急出動件数は7,663件から7,825件、平成26年度は2市1町の7,792件のうち、三島市4,418件で、全体の56.35%を占めています。そのうち、65歳以上の救急搬送件数は2,222件、56.4%であります。広域化をした場合、単純に受益者負担の割合で経費の56.53%を負担しなくてはいけない、このような計算もありますが、当初の3年間は過去の決算割合で負担することとし、裾野市、長泉町から理解を得て、三島市の47.52%の負担となったことは、財政上の大きなメリットと言えます。さらに、4年目以降の負担は基準財政需要額に変更し、52.05%の負担割合、6,000万円が増加したとした場合、平成24年から平成26年までの常備消防費の決算額11億1,235万8,000円であり、平成31年以降もこの額を下回ることになります。 次に、整備計画を財政面から検証したい。消防の署所整備計画では、三島市単独で署所整備を行った場合、平成30年までに新たな北上分遣所、用地取得、建設など、起債元利償還金を含め約3億3,100万円。平成36年度までに新たな中郷分遣所、この用地取得、設計・建設、また旧分遣所の解体費を含め、約3億5,300万円。単独で行った場合、交付税措置がされないため、約6億8,400万円がかかることになります。一方、広域化すると、2市1町の署所整備に約10億4,100万円。このようにかけた場合、100%起債額となり、そのうち70%が交付税算入され、三島市の負担は1億7,960万円となり、単独で行った場合より約5億円負担が減少することになります。 次に、車両整備については、広域化しないで単独で行った場合、消防ポンプ車、救急車、防災車、はしご車、救助工作車など、10年間で約8億円がかかります。広域化した場合、交付税算入額を引くと、三島市の負担額は約2億3,320万円。このように、財政的なメリットは明らかです。さらに、3.11のような大規模災害にも円滑な救急・救助、消火活動に支障が出ないようにするために、消防活動車両の燃料を確保するための地下給油備蓄施設整備に係る経費約5,000万円、さらに、消防本部、分遣所の非常時の発電機の整備が可能となります。これらも含めて、約20億円の財政的なメリットが明らかとなっています。 しかし、消防広域化の目的は、何より消防救急力の強化であり、広域化により市町境を越えて出動態勢を組めることができ、市町境では現場到着時間が短縮され、さらなる市民の安心・安全につながることと確信いたします。一方、単独消防でも広域化でも、中郷地域は南端に位置しています。広域化後に中郷分遣所に救急車が配備される計画でありますが、もはや中郷地域に猶予はありません。早期に中郷分遣所への救急車配備と人員増が必要であると考えます。救急車配備により救急力の向上が期待される一方、課題は市町境の相互の受援体制の強化をどのように進めていくかであります。 また、北上分遣所の廃止に伴う統合について、地元説明会を平成26年10月、平成27年5月と2回に北上連合町内会の会長の皆様に説明会を実施しています。平成27年10月27日には、芙蓉台町内の説明会も実施されました。北上分遣所は道路整備の都合で廃止、結果、一時北分遣所に統合していますが、もともと消防車のみの配備であります。しかし、火災の昨年のデータでは13日に1回の発生、北上地域では発生確率は、市内4地域を考えますと52日に一度の発生割合、さらに日中の発生が多いことが、昨年のデータより明らかになっています。もとより消防の空白地域ではありませんが、道路事情にもよりますが、以前よりもタイムロスが生じると不安視されていますが、北分遣所消防車両が常時水を満載し待機をしている。新たな署所整備は平成30年の計画でありますが、できるだけ早期建設ができるように協議を進めていただいていると伺う。この点も要望いたします。 また、北上地域におられる市民の皆様に安心をしていただくために、可能な限り、午前・午後1日2回ほど北上地域を消防車が巡回し、見守り活動も展開することとなっております。これにより当初のリスクを軽減することができると思われます。 三島市は、平成27年5月から精力的に、消防広域化に係る課題の協議を実施、警防・救急・予防・消防団事務など5つの部会のもとに、さらに、現場の消防隊員の意見も聞く分科会の話し合いも持たれています。これまで週1回、約30回に及ぶ協議が行われてきました。この協議は他市の群を抜いています。さらに、三島市には救急救命士25人がおられますが、女性の救急救命士も大変活躍をされています。広域化により、救急救命士の養成のために派遣をすることも可能となり、現場の運用救急救命士として2人乗車体制は、救急体制に各段の質向上となります。 最後に、大規模災害にも対応できる富士山南東消防本部は250人からの体制となり、施設、資機材も運営計画にある。あとは、この施設整備消防車両、救急車両などがフル活用できる人員を整え、さらなる市民の身体、生命及び財産を守るという使命を遂行することを要望し、賛成の討論といたします。     〔20番 佐藤寛文君登壇〕 ◆20番(佐藤寛文君) フォーラム三島を代表しまして、議第74号について反対の討論をさせていただきます。 まず、冒頭申し上げておきますが、今回の議案に対し、我々反対議員は、広域化そのものに反対しているわけではありません。我々の疑問は、なぜ今このような状態で始めるのか。市民への周知もされていない、合意しなければいけないこともできていない、運営計画も不明瞭である、そんな中での採決に異を唱えているわけです。我々は財政メリットも求めていません。消防力の強化もしなくていい、そこまでいかなくてもいい。せめて確実にコストと消防力が現状維持できる内容を確約できるまでは、時間をかけて協議をしてほしいという思いであります。 例えば、裾野市、長泉町との合意事項についてですが、広域合併して来年4月から一緒にやっていこうという中で、いまだに勤務体制すら合意していません。本市は現行の2部制で進めたい、しかし長泉町は3部制を譲らない。そんな中、裾野市でも試験的に3部制を試すということで、もしこれが最終的に3部制になるようなら、人員の増加は免れなく、大きなコストの増加につながります。そうはならなくとも、今年度4月から今日まで何度も協議をしている中で、勤務体制すら合意できないとなると、今後の運営上、このようなケースがほかの事案でも起こり得ることは誰にでも想像できることであります。 また、消防力の面ですが、きょうまで三島市消防は、この街がコンパクトであるがゆえに、本来必要な人員が現状ではかなり不足している中でも、職員の皆様の御努力もあり、何とか市民の皆さんの生命、財産を守れてきました。ところが、今回の運営計画のとおりに広域化することで、三島市の消防力は明らかに低下してしまいます。 その理由の1つは、広域化により、三島市消防の活動範囲が現在の3倍以上になり、裾野市、長泉町に応援に行く機会が増えることにより、三島市内の消防力が手薄になるからです。もう1点は、現実に今、広域化が目の前にあるがために北上分遣所がなくなり、北上地区では消防の空白地域ができ、消防救急力が明らかに低下しているからです。これが戻るのは、今回の計画では4年後です。広域化がなければ、今のような消防の空白地域をつくらずに、何とか北上にかわる施設をつくっていたことでしょう。これが今起こっている現実であります。 先ほど賛成者から、見回りをすると発言がありましたが、人員が足りない今の三島市消防で、どうやって誰が見回りに行くんでしょうか。疑問に思うところであります。例えば現在、芙蓉台・徳倉地区では、昨年1年間で、今回閉鎖された北上分遣所から消防車が65回出動しています。これらが、今は全て、約2分から3分の到着時間のおくれが生じることになっているわけです。4年間空白になれば、約250件の事案があり、命にかかわる事案も当然あることでしょう。 政治家が一番にすべきことは、市民の命を守ることではないでしょうか。このような政策を行うこと自体、政治家としてあるまじき行為であります。私自身、先日、芙蓉台の自治会長さんにお会いしました。広域化への取り組みより先に、1日も早く高齢化世帯の多い北上地区の安心・安全を取り戻してほしいとおっしゃっていました。これが本心だと思います。市民の皆さんは、きょう、そしてあしたの安心・安全な暮らしを一番に考えております。どんな事情であれ、北上に関しては、広域化をする前に消防救急力を取り戻さなければなりません。広域化が始まれば、それすらも三島市単独で判断できなくなるわけです。 次に、広域化運営計画の中身についてですが、一番の懸念は、今回の計画の中で三島市の主張がほとんど反映されていなく、裾野市、長泉町の思いが強く反映された内容になっております。今回の計画の中で、三島市内の消防力の強化を目指そうと思えば、これは人員を増やすしかない内容になっております。しかし、人員を増やせば、結果的にコストの増大につながりますので、これらのことも踏まえると、本来はさまざま検討が必要でした。特に単独方式との比較検討や、広域化をするにしても、最善の署所の配置をしっかりと比較検討した上で、市民の皆様にも開示し理解を得ることが、我々議会や行政が最優先に行うべきことではなかったでしょうか。 また、今回の広域化計画では、新たな施設が約10億円で計画されていますが、例えば単独の場合は、今閉鎖になった北上分遣所を現在より少し北側に建て、中郷も現在と同等レベルのものを建て替えで救急車を配置すれば、費用も1億円以内でできてしまいます。財政支援を受けなくとも、単独消防でも、明らかに今回の計画よりコストの削減になるわけです。また、仮に広域合併するとした場合でも、茶畑と北上の統合や中郷の建て替えに10億円ものお金をつぎ込む必要性はなく、茶畑を今より少し南に配置し、統合後の北分遣所を今より少し北に移動すれば、新しい署は要らなく、費用面でも今回の計画の3分の1以下ででき、この場合は財政メリットだけでなく消防力の強化にもなるということは、素人の私が考えてもわかるところであります。 委員会でも質問しましたが、やはり今までの3倍もの大きさの施設が、具体的な用途説明がない中で計画をされております。そこに10億円もの税金を投入することへの疑問は、我々議員だけでなく、多くの市民の皆様も疑問を抱いております。合併をするにしても、三島市の財政力にあった設備と署所の配置を行えば、財政負担も減りますし、消防力も現状維持もしくは強化できると考えます。 次に、財政面ですが、先ほど委員長報告、また賛成者から、20億円の財政メリットがあるとの報告がありましたが、これは全く誇張された数字であります。これを精査しますと、本来なら今回の広域化とは切り離すべき、既に完成稼働された通信指令システムの5億3,000万円が入っていることや、単独の場合の検討署所が6億円と異常な金額設定による比較、またさらに、車両整備費の明らかに増額された設定、例えば4,000万円のポンプ車が6,000万円で計上されているなど、明らかに増額された設定になっております。さらに、人件費にも今後の退職金の4億円を含めないなど、全く現実的でない財政計画をもって、20億円のメリットがあるとの報告であります。 実際には、昨年の本市消防決算額が約10億5,000万円に対し、広域化運営計画では、4年目から三島市の負担金は約11億円、これに退職金の4億円以上が10年で出ますので、現実的には年間約11億5,000万円の支出になり、現在より年間約1億円以上、三島市の消防費は増えてしまいます。さらには、先日の委員会質疑では、10年間の計画には入らないが、11年目以降には人員増の可能性もお示しになりました。新たな署に30人、中郷に10人、計40人の増員を考えているとなると、仮に今回の広域合併で事務方から17人現場に回ったとしても、23人足りないわけですから、さらに年間1億円以上の本市の負担が増えてしまいます。また、11年目からは中郷の建て替えの元利償還も始まり、さらに支出は増加することでしょう。これらを加味すると、11年目からのコストは想像をはるかに超える額になる可能性があります。 これはあくまでリスクでありますが、あえてリスクを背負うことは、行政運営では適切ではありません。財政面、消防力、どちらをどう考えても、現在の広域合併運営計画案が三島市民のためになるとは思えません。 次に、広報、市民への周知についてですが、今回市民の方から請願が出ました。この請願の内容にもリンクしますが、やはり今回、広域合併に関する市民への広報が全くできていなかったということは新聞報道にもありましたが、これは明らかに当局の過ちであります。このことは、当局も不手際だったと公言されております。 そもそも広域化は誰のためにするのか。これは当然、市民の皆様のためです。総務省の消防広域化マニュアルを少し引用します。「第1部第1章、第3節、常に住民のためを念頭に置いて検討・協議すること、第4章、第2節、住民に対しても協議の段階から適時に説明すること、住民も交えて議論すること、第2部第2章、第4節、住民意向調査で広域化に関する住民意識を探る」などが書かれていますが、以上のことから鑑みると、今回の本市の広域化における広報事務は広域化マニュアルから大きく逸脱しており、全く広報を行っていなかったに等しいと言わざるを得ません。 そんな中で、後手ではありましたが、11月28日、芙蓉台で住民説明会が行われました。そのときの住民説明会の資料を見ると、広域化に対する懸念材料として、3つのことが記載されておりました。1つは、他市町へ出動中における市内の事案対応です。つまり、三島市の車両が他市町へ出動中に市内で事案が発生した場合、三島市内の対応が遅くなる。2点目は、広域化後の消防本部と関係市町の消防団との連携がとりにくくなる。3点目、広域化により現状の消防予算より多くの予算が必要になるのではないか。以上3点を当局がお認めになり、市民に伝えました。まさにこの3点に、今我々が思う不安要素が集約されているのではないでしょうか。 このような懸念材料を議決の2週間前に提示され、市民の皆様はどう思うでしょうか。当然、不安ばかりが残ると思います。やはり、今からでも市民への広報をしっかり行い、不安を払拭した上で広域化を始めることが、先ほども申し上げましたが、広域化マニュアル第1章の市民のために行う広域化だと思います。 9月議会の私の一般質問への答弁で、消防長は、デメリットは特段ないと当時おっしゃいましたが、当時の御答弁とは大きく食い違う内容をこのタイミングで明示してきたことには納得いかないわけですが、しかし、その反面で、ここに来て消防長がこのような懸念を正直に取り上げてくれたことや、委員会質疑での数々の率直な御答弁には敬意を表します。 さて、最後になりますが、豊岡市長は、ある市民の方にこうおっしゃったそうです。広域化の件は、市民の代表である市議会議員さんに決めてもらうことですと。豊岡市長のこの発言には、私も珍しく共感いたしました。豊岡市長のおっしゃるとおりです。ここから先は、豊岡市長にも当局の皆様にも責任はありません。今後の責任は全てこの議会、つまり、ここにいる22人の全議員の責任となっていきます。今後、三島市民にとって、この広域化が消防力や財政面の面で不利益を受けたなら、そのときはどうか皆さん、責任をとって、我々反対議員も含めて、この議会を解散しようではありませんか。それが市民の代表である我々議員の責任ではないでしょうか。未来への責任をしっかりとる、その覚悟を持って、賢明な御判断をお願いしたいと思います。 以上でフォーラム三島の反対討論を終わります。ありがとうございました。     〔11番 大房正治君登壇〕 ◆11番(大房正治君) 2番目の会派、緑水会を代表して、富士山南東消防組合の設立について、賛成の立場から討論いたします。 緑水会では、消防広域化について協議し、その是非を考えるとき、現状だけにとらわれるのではなく、三島市の将来の姿をしっかり見据え、その方向性を間違えることなく判断すべきとの結論になりました。すなわち、今後、少子高齢化の進行による人口減少が本格化し、現状の三島市の人口11万人が20年後には9万8,000人に減少すると推測され、生産年齢人口が大幅に減少し、高齢者人口は逆に大幅に増加することが見込まれ、市税収入が減る一方で、扶助費、社会保障費の負担増が見込まれるなど、三島市の財政状況は一層厳しさを増すと思われます。そのような中にあって消防需要、特に救急搬送は増加し、限られた予算の中で、市町村が今後も消防救急の責務を十分に果たしていくためには、行政上のさまざまスケールメリットを生かした効果的、効率的な消防体制の確立が求められます。 平成18年6月に消防組織法を改正し、同年7月に市町村の消防の広域化に関する基本指針を策定しました。また、静岡県も平成20年3月に、県内における消防救急体制の広域化の推進を図ることを目的に、静岡県消防救急広域化推進計画を策定しております。そして、国・県は、消防広域化を進める市町村に対し、財政的な支援を約束しているところです。これらの動きを受け、静岡県東部圏域は、8市8町11消防本部で駿東伊豆地区消防救急広域化研究協議会を設立し、消防救急の広域化を検討してきましたが、その結果、8市8町の消防広域化メリットが明確になっていなかったことや、通信指令本部の設置場所が三島市の考えている条件と合わなかったため、この枠組みから三島市は脱退しました。このことは、平成24年3月に議員説明会が開催され、そこで豊岡市長がみずから詳しく説明されたと記憶しております。 その後、平成24年5月に、新たに三島市、裾野市及び長泉町消防広域研究協議会を設立し、2市1町で消防指令センターの共同運用、消防救急無線デジタル化の共同整備、消防救急の広域化の検討を行っていくことになりました。私は、8市8町の枠組みを脱退し、この2市1町の枠組みの広域化を選択した判断は、三島市にとって非常によい判断だと考えております。 三島市、裾野市及び長泉町消防広域研究協議会では、この2市1町の枠組みによる消防広域化により、消防救急力の強化が図られるかどうかを確認するため、三島市、裾野市及び長泉町消防力適正配置調査を実施しました。その結果、2市1町の消防広域化により、市町境を越えた出動体制を組むことが可能となり、消防車両、緊急車両の現場到着時間が大幅に短縮でき、市民の生命、身体及び財産を守ることにつながること等を確認されました。 平成26年5月には記者会見が開かれ、平成28年4月1日の広域化を目途に、2市1町の消防広域化を目指すことが発表されました。そして、平成27年2月定例会に三島市、裾野市及び長泉町消防広域化推進協議会規約が上程され、議決を受け、平成27年4月1日に、いわゆる法定協議会が発足したわけであります。その後も、2市1町の首長が出席する協議のたびに、進捗状況の報告を受けてきました。また、6月、9月の定例会において活発に質問されてきたことは記憶に新しいところでございます。このように、富士山南東消防組合の設立に至る道のりは、節目、節目で議員に報告され、議会とともに検討されてきたと考えるところでございます。 緑水会では、これまでの議員説明会や本会議、総務委員会での審議を踏まえ、この消防広域化により、市民の生命、身体及び財産を守る三島市の消防救急力が強化されることが消防広域化の是非の判断理由であると考え、賛成するものであります。 なお、この消防広域化により、三島市の試算によれば、消防広域化した場合と単独消防を続けた場合の経費を比較し、広域化による国の支援策である補助金等々、10年間で約20億円近い財政的なメリットが見込まれるとの報告がありました。     〔「本当にそうなるのか。ちゃんと検証してよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) 前列3番目の方、退席をお願いいたします。退場でございます。前列右から3人目、富士ビレッジにお住まいの高齢者、お年寄りの方でございますが、名前は言いませんので、退場をお願いいたします。     〔「従いません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) 退場です。事務局、退場させてください。 退場願います。     〔発言する者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) 議事進行を妨害いたしましたので退場です。退場を命じますので。カーキ色の白髪の方でございます。早目に退場願います。退場お願いします。次長、促して……     〔「ほかの傍聴者の迷惑になるよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) 現に議事がストップしておりますので、退場を命じておりますので、退場してください。ほかの傍聴者の方も、今言われたでしょう。ここであなたと意見をするつもりもございませんので、退場を命じます。     〔「議会が進まないから退場してください」「失礼だな。議場だぞ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) お互いに、そこで傍聴席と議場とで意見の取り合いはやめてもらいたい。要は早く退場を命じましたので、退場していただきたい。     〔発言する者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) ここで暫時休憩といたします。 △休憩 午後4時06分 △再開 午後4時09分 ○議長(松田吉嗣君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 討論を続けていただきたいと思います。 ◆11番(大房正治君) それでは、続いて賛成討論を続けさせていただきます。 しかしながら、繰り返しになりますが、消防広域化の是非の判断基準として、我々緑水会が最も重要と考えますのは、何より消防救急力の強化につながるかどうかであり、広域化により市町境を越えて出動体制を組めるようにし、日常的に現場到着時間を短縮し、さらなる市民の安心・安全の向上を実現させることだと考えるところでございます。 結びに、北上分遣所と茶畑分遣所の統合が施設整備に計画されておりますが、無駄のない施設規模と予算執行を心がけていただくこと、併せて、中郷分遣所には早期に緊急車両を配置し、一刻も早く中郷地区の救急力の強化、そして、現在消防車両と救急車両の乗りかえ運用を行っている署所については、総務部門の効率化と現場活動員を増やすことなどの工夫により、乗りかえでなく専任で運用することを目指していただくことを要望しておきます。そして、より高い水準の住民サービスの提供や行財政運営の効率化を図っていただくことを期待して、賛成討論といたします。 ○議長(松田吉嗣君) なければ討論を終わり、これより議第74号 富士山南東消防組合の設立についてを採決いたします。 委員長報告どおり可決することに賛成の方は挙手を願います。     〔賛成者挙手〕 ○議長(松田吉嗣君) 挙手多数と認めます。よって、議第74号は委員長報告どおり可決されました。     〔「議長、動議」と呼ぶ者あり〕 ◆15番(藤江康儀君) 改革みしま、緑水会、公明党、新未来21の4会派17人の議員により、「議第74号 富士山南東消防組合の設立について」に対する付帯決議(案)を提出いたします。 ○議長(松田吉嗣君) ただいま動議が提出されました。 議事の都合により、ここで暫時休憩といたします。 △休憩 午後4時12分 △再開 午後4時26分 ○議長(松田吉嗣君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(松田吉嗣君) 先ほど、藤江康儀君ほか16人から「議第74号 富士山南東消防組合の設立について」に対する付帯決議についての動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立しております。 なお、発議案につきましては、お手元に配付したとおりでございます。 お諮りいたします。「議第74号 富士山南東消防組合の設立について」に対する付帯決議(案)を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) 御異議なしと認めます。よって、この際、「議第74号 富士山南東消防組合の設立について」に対する付帯決議(案)を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △発議第4号 「議第74号 富士山南東消防組合の設立について」に対する付帯決議(案) ○議長(松田吉嗣君) 日程第7 発議第4号 「議第74号 富士山南東消防組合の設立について」に対する付帯決議(案)を議題といたします。 本件について、発議者代表から提案理由の説明を願います。     〔15番 藤江康儀君登壇〕 ◆15番(藤江康儀君) 「議第74号 富士山南東消防組合の設立について」に対する付帯決議(案)。 ただいま議題となりました付帯決議(案)につきまして、改革みしま、緑水会、公明党、新未来21の4会派17人を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 まず初めに、「議第74号 富士山南東消防組合の設立について」、いわゆる2市1町の消防広域化でありますが、我々議会といたしましても、平成24年3月16日を初めとし、当局側から議員に対して、都合9回の消防広域化に関する説明会を実施し、あらゆる議論を重ね、慎重審議の末、今回の採決に臨んだものと認識しております。 その上で、これからの少子高齢化の急速な進展に伴う人口が減少し、社会保障に係る経費の増加が見込まれ、今後財政状況が厳しさを増すことが予想される。財政上のスケールメリットの拡大を生かした消防車両の整備及び署所の整備、施設等管理経費の削減、現場活動員の増強、消防救急車両の現場到着時間の短縮、消防救急技術の向上等々が挙げられる。また、自分の消防団活動の経験から、消防組織が大きければ大きいほど、初動態勢が強化され、火災等への対応能力が上がり、広域化すればするほど、大災害時に対する初動態勢が確保され、統一的な指揮下での効果的な増援体制が組めると確信する。 本件に伴い、広報みしまや三島市の公式ホームページへの掲載、パブリックコメントの実施や、自治会連合会を通じて各自治会、町内会役員への説明会の開催等、情報提供とともに意見聴取がされてきた。しかし、市民に正確な情報が伝わっていない部分もあり、限定的な情報により認識にそごを来している。よって、三島市において、富士山南東消防組合の設立意義や今後の運用等、市民への周知を果たし、同組合による消防事務の円滑な執行とともに、スケールメリットを生かした消防力の向上に向けて特段の配慮をするよう強く求める。 以上決議する。何とぞ御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(松田吉嗣君) 説明が終わりましたので、これより本件について質疑を許します。 ◆20番(佐藤寛文君) それでは、発議者の代表である藤江議員に2点ほど伺います。 1点目ですが、まず付帯決議については、法的拘束力がないことは当然御存じだと思いますが、今回お示しになった内容について、これを議案に付帯することで、どの程度の効果があらわれると発議者は考えるのかお聞かせください。 2点目、今回、市民の方から出された請願の内容と大分リンクする部分が多いと思いますが、請願との趣旨の違いについて具体的にお聞かせください。以上です。 ◆17番(川原章寛君) 発議代表の藤江議員にかわりまして、私より、佐藤議員の質疑に御答弁を申し上げさせていただきたいというふうに思います。 まず初めに、付帯決議に関する拘束力、議員おっしゃられていますとおり、本付帯決議が可決されたといたしましても、法的な拘束力が発生しないということは御存じのとおりでございます。しかしながら、本件は決議であり、議会としての意思を決定するものでございますので、必然的に市長初め関係当局は、その内容に即した行動をせざるを得なくなるということで、一定の拘束力を有しているものと認識をしております。 次に、請願第1号との関連性ということでございますが、請願第1号は、あくまでも消防広域化の審議の継続を求めるものでございますので、本決議案とは異なるものと認識をしております。以上です。 ○議長(松田吉嗣君) ほかに。     〔発言する者なし〕 ○議長(松田吉嗣君) なければ、本件についての質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより、本件について討論を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) なければ討論を終わり、これより発議第4号 「議第74号 富士山南東消防組合の設立について」に対する付帯決議(案)を採決いたします。 原案どおり可決することに賛成の方は挙手を願います。     〔賛成者挙手〕 ○議長(松田吉嗣君) 挙手多数と認めます。よって、発議第4号は原案どおり可決されました。--------------------------------------- △議第77号 三島市中小企業振興条例案 ○議長(松田吉嗣君) 次に、日程第4 議第77号 三島市中小企業振興条例案を議題といたします。 本件については、経済建設委員会に付託してありましたので、審査の経過と結果について、経済建設委員長の報告を求めます。     〔経済建設委員長 土屋利絵君登壇〕 ◆経済建設委員長(土屋利絵君) では、報告させていただきます。 去る11月26日の本会議において、当委員会に付託となりました議第77号 三島市中小企業振興条例案の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 委員会は、11月30日に開会し、審査を行いました。 初めに、本件について、改めて提案理由の説明を求めたところ、平成11年に中小企業基本法の改正がなされ、中小企業振興に関する地方公共団体の責務が明示された。また、平成22年6月には中小企業憲章が閣議決定され、中小企業の歴史的な位置づけや今日の中小企業の経済的・社会的役割などについての考え方を基本理念として示すとともに、中小企業政策に取り組むに当たっての基本原則や、それを踏まえて政府として進める中小企業政策の行動指針が示されている。本市においては、平成27年7月に三島商工会議所から、中小企業者の持てる力を存分に発揮させ、活力増進と豊かな市民生活を企業・市民・行政が協働して実現するため、中小企業の育成を基本理念とする中小企業振興条例制定の要望が提出された。これらのことから、本市の中小企業振興に関する基本的な理念や方向性を定め、総合的かつ計画的に施策を推進していくため、法的基盤として条例を制定しようとするものであるとの説明がありました。 次に、質疑等の主な点について述べさせていただきます。 第2条の中小企業者の定義について、「市内に事務所又は事業所を有するもの」と記載されているが、市内の中小企業を応援するという意味では、「市内に本店や本社を有するもの」としてもよかったのではないかとの質疑に対し、本条例は理念条例であるため、定義でその範囲を限定すること及びほかの条文に影響することも含め、望ましくないと考える。また、営業所であっても、三島市で商売をしている企業を応援していきたい趣旨から、第2条の中小企業者の定義には、「市内に本社又は本店を有するもの」という文言としなかったとの答弁がありました。 次に、第2条の定義について、中小企業関係団体、教育機関等、金融機関の3者については市内に限定していないが、どのような意図でそのようにしたのかとの質疑に対し、中小企業関係団体では中小企業家同友会、教育機関等では静岡県工業技術研究所、沼津工業技術支援センター及び沼津テクノカレッジ、金融機関では日本政策金融公庫、住宅金融支援機構などが市外にあるため、それらの組織を想定して、市内に限定しなかったとの答弁がありました。 次に、第3条の基本理念について、その他の多様な人材の育成というのはどのような人材を指しているのかとの質疑に対し、新卒者を含む若年者や高齢者、障がい者及び既存従業員などであるとの答弁がありました。 次に、第8条の教育機関等の役割について、小・中学校が教育活動で中小企業の振興に協力をしていくということについて、具体的にどのようなことを教えていくことを想定しているのかとの質疑に対し、小学校においては職業体験や社会見学、中学校においては職業体験や就労支援などを考えている。事業承継や中小企業の雇用拡大のためにも、子どもたちには中小企業のよさ、おもしろさを知ってもらうとともに、中小企業者になっていこうという意欲を持ってもらうことが大切である。そのため、小学生のころから中小企業に接する機会を増やしていきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、第12条のがんばる中小企業応援会議について、応援会議では具体的にどのような内容について調査・審議すると想定しているのかとの質疑に対し、がんばる中小企業応援会議には商工会議所や農協などの代表者にも参加していただき、商工業や農業など産業に関するすべての情報を収集して、どこにどのような手を打ったらいいのか、それを市と一緒に考えていく会議と考えているとの答弁がありました。 これに関連して、当事者である中小企業者の声というのは大事にしなければならない一方、第三者としての市民の声も尊重しなければならないと考えるが、応援会議での意見はどの程度の重要性があると考えられるのかとの質疑に対し、三島市がんばる中小企業応援会議は審議会という位置づけをしているので、その重要性は懇話会や懇談会よりも高いものになると認識している。各団体にもその趣旨を理解していただき、市としてはできる限り、応援会議で出た提案・意見に沿った施策を各団体に講じてもらう努力をしていきたいとの答弁がありました。 そのほか、中小企業の責務に関する質疑、市の責務に関する質疑、中小企業者を代表するものの基準に関する質疑、市内の中小企業者数に関する質疑などがありました。 また、これらの質疑応答の後、委員相互間の自由討議を行ったところ、第2条の中小企業者の定義における「事務所又は事業所」に「主たる」を加えたほうがいいとの意見に対し、中小企業振興条例を制定している自治体のうち、中小企業者の定義の中で「主たる」という文言を入れているところはわずかであり、また定義が曖昧であるとの意見のほか、第11条の基本的施策により各種補助要綱などが制定されると思うので、その中小企業者の定義の中で「主たる」という言葉がうたわれていればいいのではないかとの意見がありました。 また、本条例案の対象となる中小企業者数を事前調査しておくべきではなかったか。事前調査が十分ではないために、条例を施行してから当初の想定と違っていたことがわかり、中小企業の振興が失速してしまうことも考えられるとの意見に対し、本委員会が視察で訪れた館林市では、条例制定により組織間の相互連携が図られるようになったほか、職員の意識が高まっていた。中小企業振興の失速への対策は、本条例案で定めているがんばる中小企業応援会議で改善したほうがいいとの意見のほか、中小企業の現状把握は十分ではなかったが、本条例案は中小企業振興を積極的に推進するものであり、がんばる中小企業応援会議の中で中小企業者の声がしっかりと伝えられていけばいいとの意見がありました。 大要、以上のような質疑応答を踏まえ、要望を付し、討論に付したところ、討論なく、採決に付したところ、議第77号 三島市中小企業振興条例案は、全員一致をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告を申し上げます。 ○議長(松田吉嗣君) 報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) なければ質疑を打ち切ります。 これより、議第77号について討論を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) なければ討論を終わり、これより議第77号 三島市中小企業振興条例案を採決いたします。 委員長報告どおり可決することに賛成の方は挙手を願います。     〔賛成者挙手〕 ○議長(松田吉嗣君) 挙手多数と認めます。よって、議第77号は委員長報告どおり可決されました。---------------------------------------議会運営委員会の閉会中の継続調査について ○議長(松田吉嗣君) 次に、日程第5 議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。 本件については、議会運営委員長から会議規則第103条の規定により、お手元に配付しましたとおり、調査事項について閉会中の継続調査とする申し出がありました。 お諮りいたします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松田吉嗣君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。--------------------------------------- △市長挨拶 ○議長(松田吉嗣君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。     〔市長 豊岡武士君登壇〕 ◎市長(豊岡武士君) 議会閉会に当たり、一言御礼を申し上げます。 11月26日に開会いたしました本定例会におきましては、平成27年度三島市一般会計補正予算案や各会計補正予算案、消防事務等を裾野市及び長泉町と共同で処理するため富士山南東消防組合を設置するに当たり、規約案について議決を求めたもののほか、三島市中小企業振興条例案、三島市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例案などにつきまして、慎重な御審議をいただく中で、全議案に議決を賜り、まことにありがとうございました。本定例会の中で議員各位からいただきました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の市政執行に当たり、十分心して努めてまいります。 なお、平成22年度から議論が始まり、今日に至った富士山南東消防組合の設置につきましては、議員皆様の御理解をいただき、可決していただいたところでありますが、市民への説明責任を果たし、組合による消防力の向上を図ることの付帯決議がございましたので、そのことを重く受けとめ、本組合設立までの間、将来にわたって市民の生命、身体、財産をより一層守ることとなるなど、その意義や必要性について、また誤解が解消されるよう、市民へのなお一層の周知に努めてまいります。 さて、11月定例会が閉会いたしますと、いよいよ平成28年度当初予算編成作業に入ってまいります。国を挙げて地方創生に取り組む中、本年10月末、本市においても、「住むなら三島総合戦略~まち・ひと・しごと創生~」を策定いたしました。この総合戦略では、国・県の目指すべき方向と歩調を合わせつつ、地域特性と課題を踏まえ、若者の結婚から子育てまでの希望をかなえ、魅力的で品格ある人づくり、まちづくりを進め、幅広い世代の方々や企業から選ばれる都市を目指すことを基本方針といたしております。 平成28年度の予算編成は、この総合戦略を踏まえ、各種施策等の実現に全力を挙げて取り組んでまいる決意でございますので、議員の皆様方、市民の皆様方には、今後ともさらなる御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 本年も余すところわずかとなりましたが、議員各位におかれましては、お体を御自愛いただき、お健やかに平成28年の新春をお迎えくださいますよう心から御祈念申し上げまして、閉会に当たりましての御礼の御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。---------------------------------------
    △閉会の宣告 ○議長(松田吉嗣君) これをもちまして、平成27年三島市議会11月定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。 △閉会 午後4時49分地方自治法第123条の規定により署名する   平成27年12月10日        議長      松田吉嗣        副議長     鈴木文子        署名議員    服部正平        署名議員    瀬川元治...