59
◯議長(
望月俊明君)
日程第10、
議案第93号から
日程第12、
議案第95号までの
専決処分の
報告及びその承認についての3件を一括
議題といたします。
説明員から
提案理由の
説明を求めます。
60 ◯副
市長(大長義之君)
議案集2)、表紙をおめくりいただいて、
議案説明を御覧ください。
議案第93号から
議案第95号までは、いずれも地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分した事件で、同条第3項の規定により
報告し、その承認を求めるものでございます。
議案第93号は、令和3年度
静岡市一般会計補正予算(第9号)で、年度末に至り
静岡市土地開発公社に委託して取得する日出町高松線外10路線街路事業用地費の確定に伴う債務負担行為の変更及び
静岡市民文化会館再整備基本設計業務経費外2件の債務負担行為の廃止について緊急を要したため
専決処分したものでございます。
議案第94号は、令和3年度
静岡市病院事業会計補正予算(第3号)で、収益的収支において、患者数の増加等による医業費用の増額に伴い、医業外費用の減額を行うとともに、医業外収益の増額を行うための補正予算について緊急を要したため
専決処分したものでございます。
議案第95号は、
静岡市税条例の一部改正で、地方税法等の一部改正に伴い、商業地等に係る固定資産税及び都市計画税の負担調整措置の変更等について緊急を要したため
専決処分したものでございます。
61
◯議長(
望月俊明君) 質疑の
通告はありません。
お諮りいたします。
議案第93号外2件は、
委員会への
付託を省略したいと
思いますが、御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」〕
62
◯議長(
望月俊明君) 御
異議なしと認め、
議案第93号外2件は、
委員会への
付託を省略することに
決定いたしました。
討論の
通告はありませんので、直ちに採決に入ります。
これより
議案第93号から
議案第95号までの3件を一括して採決いたします。
議案第93号外2件は、承認することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」〕
63
◯議長(
望月俊明君) 御
異議なしと認め、
議案第93号外2件は、承認することに
決定いたしました。
───────────────────
日程第13
議案第96号 令和4年度
静岡市一
般会計補正予算(第1号) 外3件
64
◯議長(
望月俊明君)
日程第13、
議案第96号令和4年度
静岡市一般会計補正予算(第1号)から
日程第16、
議案第99号工事請負契約の変更についてまでの4件を一括
議題といたします。
説明員から
提案理由の
説明を求めます。
65 ◯副
市長(大長義之君) 再度、
議案集2)の
議案説明を御覧ください。
中段、
議案第96号は、令和4年度
静岡市一般会計補正予算(第1号)で、国民健康保険料及び介護保険料の減免事務に要する経費の増額を計上するものでございます。補正予算の総額は200万円の増額で、補正額を加えた累計予算額は3,378億200万円となります。
議案第97号は、令和4年度国民健康保険事業会計補正予算(第1号)で、事業勘定において、国民健康保険料の減額に伴い、県支出金及び繰入金を増額するとともに、総務費の増額を計上するものでございます。
1枚おめくりください。
議案第98号は、令和4年度介護保険事業会計補正予算(第1号)で、保険料の減額に伴い、国庫支出金及び繰入金を増額するとともに、総務費の増額を計上するものでございます。
議案第99号は、工事請負契約の変更で、(仮称)
静岡市歴史文化施設建築工事の請負契約を変更するものでございます。
66
◯議長(
望月俊明君) 質疑の
通告はありません。
ただいま
議題となっております
議案第96号外3件は、お
手元の
議案付託表のとおり、それぞれ所管の
常任委員会に
付託いたします。
この際
委員会等開催のため、暫時休憩いたします。
午前10時46分休憩
───────────────────
午後2時30分再開
67
◯議長(
望月俊明君) 休憩前に引き続き
会議を開きます。
日程第13、
議案第96号令和4年度
静岡市一般会計補正予算(第1号)から
日程第16、
議案第99号工事請負契約の変更についてまでの4件を一括
議題といたします。
これら4件に関し、
委員長の
報告を求めます。
初めに、厚生
委員長、加藤博男君。
〔加藤博男君
登壇〕
68 ◯加藤博男君 厚生
委員会に
付託となりました
議案第96号令和4年度
静岡市一般会計補正予算(第1号)をはじめとする3件の
議案につきまして、審査における要望・意見を中心に審査の結果を御
報告申し上げます。
議案第97号の国民健康保険事業会計補正予算及び第98号の介護保険事業会計補正予算についてでありますが、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少し保険料の納付が困難になった被保険者が、確実に減免を受けられるよう対応されたいとの要望がありました。また、今回の減免の対象となる方も含めて生活困窮に陥っている方が、必要なサポートを受けられるよう、適切な情報提供や関係機関との連携を求める発言がありました。さらに、ホームページや広報紙などを活用した周知だけではなく、窓口においても減免制度を周知されたいとの要望や、減免の財源として両会計の基金を充てていることについて、コロナ対策のための減免であるならば、全額支援を国に強く要望されたい。また、それまでの間は一般会計からの繰入れを検討するよう求める発言がありました。
おおむね以上のような要望・意見が述べられた後、
議案第96号から第98号までの3件を表決に付したところ、全員
異議なく原案のとおり可決すべきものと
決定いたしました。
以上、御
報告申し上げます。
69
◯議長(
望月俊明君) 次に、観光文化経済
委員長、平井正樹君。
〔平井正樹君
登壇〕
70 ◯平井正樹君 観光文化経済
委員会に
付託されました
議案第99号工事請負契約の変更について、審査における要望・意見と審査の結果を御
報告いたします。
近年本市において多くの不祥事が頻発しており、職員同士や関係者との意思疎通が不足しているのではないかと大変危惧している。市民の大切な税金で施設整備に取り組んでいることを改めて認識し、このような事態に至った原因を分析した上で、再発防止を徹底すること。あわせて、緊張感を持った施工管理を行うことを求める発言がありました。また、市民の期待が大きいことから、開館に向けて工事が遅れることがないように、当局一丸となって取り組まれたいとの発言がありました。
おおむね以上のような要望・意見が述べられた後、
議案第99号を表決に付したところ、全会一致をもって可決すべきものと
決定いたしました。
以上、御
報告申し上げます。
71
◯議長(
望月俊明君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「ありません」〕
72
◯議長(
望月俊明君) 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
討論の
通告はありませんので、直ちに採決に入ります。
これより
議案第96号から
議案第99号までの4件を一括して採決いたします。
これら4件に対する
委員長の
報告は、可決すべきものとされております。
これら4件は、原案のとおり可決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」〕
73
◯議長(
望月俊明君) 御
異議なしと認め、
議案第96号外3件は、原案のとおり可決することに
決定いたしました。
───────────────────
日程第17 特別
委員会の中間
報告
74
◯議長(
望月俊明君)
日程第17、特別
委員会の中間
報告を
議題といたします。
お諮りいたします。
現在設置されている4つの特別
委員会の
調査案件について、各特別
委員会から中間
報告を求めることにいたしたいと
思いますが、御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」〕
75
◯議長(
望月俊明君) 御
異議なしと認め、各特別
委員会から中間
報告を求めることに
決定いたしました。
初めに、デジタル社会推進特別
委員長、丹沢卓久君。
〔丹沢卓久君
登壇〕
76 ◯丹沢卓久君 デジタル社会推進特別
委員会の調査の経過について、御
報告いたします。
本特別
委員会は、令和3年7月に、便利で暮らしやすいデジタル社会の実現に向けて、ICTを活用した市民の安全安心の確保や市民サービスの向上、行政の効率化等に係る調査及び施策の推進に関する協議、討議、意見交換、提言等を行うことを目的に設置されたものであります。
第1回の
委員会では、初年度の
委員会で調査すべき項目を検討し、1つ目に、デジタル化に関する計画関連として、本市のデジタル化推進プランの方向性の確認。2つ目に、危機管理関連として、デジタル化を活用した防災・災害対策等。3つ目に、市民の利便性及び行政の効率化関連、以上3つの調査項目について調査研究を行うことに
決定し、活動を始めました。
第2回の
委員会では、当局から調査項目に関連する現状
報告、課題等について
説明を受けることとし、まず、デジタル化推進プランの骨子案について、次に、マイナンバーカードの普及促進についてそれぞれ
説明を受けました。
なお、マイナンバーカードについては、さらなる普及促進を求める発言やセキュリティーについての発言がありました。
第3回目の
委員会では、
静岡型災害時総合情報サイトの進捗と今後の予定について、当局から
説明を受けました。これに対し、各委員からは、本市の災害情報共有システムでもあるSUNPUシステムに、
議員もアクセスできるよう検討を求める意見や、
静岡型災害時総合情報サイトの構築に向け、今後、SUNPUシステムの改修に当たっては、使いやすさや緊急時の即応性といった観点からのシステムの作り込みを求める発言、さらには、災害はいつ起こるか分からないため、一日でも早い本市の災害時総合情報サイトの構築を求める意見がありました。
なお、自民党会派所属の
議員から、
静岡型災害時総合情報サイトへの提言として、同会派で検討中の仮称
静岡市CIVIC-NETの
説明がありました。これは、災害時の情報の3つの要素である即時性、正確性、安定性を兼ね備えた災害時の情報ネットワークを市民とデジタル技術で作り上げる構想であり、本市のサイトへの活用を求める発言がありました。
なお、本特別
委員会では、令和3年度に議論した課題を踏まえ市内各地域の実情や先進地の状況を調査するとともに、委員間での積極的な情報交換を行うことで、本市の実情に合った提言をしていきたいと考えております。
以上、御
報告申し上げます。
77
◯議長(
望月俊明君) 次に、中山間地調査特別
委員長、
石井孝治君。
〔
石井孝治君
登壇〕
78 ◯
石井孝治君 中山間地調査特別
委員会の調査の経過につきまして、御
報告を申し上げます。
本特別
委員会は、令和3年7月に、新東名インターチェンジ等を活用した中山間地の活性化並びに地域振興策の調査及び整備に関する協議、討議、意見交換、提言等を行うことを目的に設置されたものです。
まず、第1回の
委員会では、令和3年度の進め方について協議し、本市の中山間地における計画や光回線整備後の振興策に関する調査を行い、令和3年度中に
市長に提言を行う方針で
委員会を運営していくことといたしました。
第2回の
委員会では、調査項目に関する当局の取組について、第4次総合計画やオクシズ地域おこし計画を中心に当局から
説明をいただいた後、質疑、意見交換を行いました。
第3回の
委員会では、正副
委員長間で作成した提言書(案)を基に委員間で意見交換を行い、令和3年度提言書の取りまとめを行いました。そして、去る1月12日に、田辺
市長に
静岡市の中山間地域に関する提言を提出いたしました。提言は、オクシズの振興策とオクシズの喫緊の課題を2つの柱に、それぞれ具体的な提言を行いました。
初めに、オクシズの振興策の1点目、定住及び移住関連につきましては、中山間地域では急激な人口減少が続き、高齢化率も高く、定住及び移住のための対策が急務であり、今後、多くの移住者を受入れていくためには、住宅とそれを取り巻く環境を最優先で整備をしていくことが重要であります。そこで、1つに、移住者の希望に沿った多様な住宅の整備に努めること。2つに、就業や医療等の生活環境の整備に向けて、就労先の確保、テレワークや診療所によるリモート診療導入に向けた検証や支援を行うことなどを提言いたしました。
2点目、産業振興関連につきましては、伝統工芸や在来作物など、貴重な地域資源を絶やさぬことはもとより、光回線や中部横断自動車道、新東名高速道路のスマートインターチェンジといった新たなインフラを前面に押し出して、新たな産業を呼び込む必要があることから、1つに、中山間地域にマッチした業種の把握や特区制度などを活用した規制緩和による一団の土地の創出について調査研究をすること。2つに、中山間地域にとらわれない新産業の創出を官民一体となって検討することなどを提言いたしました。
3点目、にぎわい創出関連については、中山間地域においては、中部横断自動車道や新東名高速道路といった市外から人を呼び込めるインフラが着々と整備されております。こうしたインフラと光回線の相乗効果により、誘客に効果的な仕組みづくりが必要であることから、1つに、スポーツの活用による集客力の向上策や、2つ、リモート参加型イベント開催による情報発信力の強化等を提言いたしました。
4点目、環境創造関連については、保全すべき森林や清流等を既存資源として最大限に有効活用することにより、持続可能な地域社会の構築に向けて、市として積極的に支援をしていく必要があることから、1つに、自然環境の保全と産業振興、にぎわい創出の両立、2つに、木質バイオマス、小水力、太陽光発電等のクリーンエネルギーの可能性について調査研究に努めることを提言いたしました。
次に、オクシズの喫緊の課題の1点目、土地利用の促進につきましては、中山間地においては、農地法に代表される規制により一団の土地が充分に確保できていない現状があることから、今後は、先進都市の事例を参考に土地確保のための抜本的な方策を講じていく必要があります。そこで、1つに、事業用地確保のため、規制緩和や特区制度の導入に向けた検証を推進すること。2つに、企業誘致のため、面積要件など、企業の求める事業用地や中山間地に適した業種について調査研究すること等を提言いたしました。
2点目、光回線の活用につきましては、光回線開通後、住民間で利用状況に差が生じることが想定されることから、市として責任を持って光通信の利用を促進することが不可欠であるとし、1つに、住民間のデジタルディバイド解消のため、利用者に寄り添った施策を行い、利用の促進に努めること、2つに、診療所等が行うオンライン診療の導入を助成するなど、先進的なICT技術を駆使して中山間地における課題を解決すること等を提言いたしました。
以上のとおり、中山間地域に関する具体的な提言を行いましたが、当局におかれては、今後も中山間地域の振興に力を入れて取り組んでいただくこと、そして、この提言を第4次総合計画やオクシズ地域おこし計画に生かしていただくことを要望して、中山間地調査特別
委員会の中間
報告といたします。
79
◯議長(
望月俊明君) 次に、まちづくり拠点調査特別副
委員長、
長沼滋雄君。
〔
長沼滋雄君
登壇〕
80 ◯
長沼滋雄君 まちづくり拠点調査特別
委員会に
付託されました案件の調査経過について、御
報告いたします。
本特別
委員会は、令和3年7月に、まちづくりの拠点となる施設の整備に関する協議、討議、意見交換、提言等を行うことを目的に設置されたもので、調査項目としては、1、
静岡都心拠点整備関連、2、清水都心拠点整備関連、3、スポーツ施設整備及びスポーツ振興関連、4、公共施設のアセットマネジメント、公共施設有効活用に関することの4項目であります。
第1回の
委員会では、初年度の
委員会で調査すべき項目として、
静岡都心拠点整備関連及びスポーツ施設整備及びスポーツ振興関連とすることを
決定し、調査を開始しました。
第2回の
委員会では、調査項目とした2つの項目について、当局から現状等について
説明を受けることとしました。まず、
静岡都心拠点整備関連として、仮称葵歴史のまちづくりグランドデザイン策定事業及び
静岡市歴史博物館建設事業や駿府城跡天守台野外展示事業のほか、都市計画マスタープラン、
静岡都心地区まちなか再生事業などについて
説明を受けました。また、
静岡駅南口駅前広場再整備事業などの市街地再開発事業及び
静岡地区の中心市街地活性化についても、それぞれ所管課から
説明を受けました。
次に、スポーツ施設整備及びスポーツ振興関連として、サッカースタジアム構想づくりに向けた基礎調査やアリーナ誘致の推進に関すること、スポーツによるまちづくりの推進と市民のスポーツ振興に関すること及びスポーツツーリズムの推進に関することについても、それぞれ
説明を受けました。
これらの
説明に対する委員の発言として、本市では、中心市街地活性化に向けた各種事業に取り組んでいるものの、歩行者量は減少し、空き店舗は増えている現状にあるので、官民で同じ方向を向いた中心市街地活性化に取り組まれたいとの発言がありました。また、仮称葵歴史のまちづくりグランドデザイン策定事業について、
静岡都心エリアを中心とした歴史文化の拠点づくりに努めているが、観光客数や予想される消費額などの目標を定めた上でしっかりした対応を求めるとの意見が述べられました。また、アリーナ誘致について、東
静岡駅北口という優位性を生かしたにぎわい創出につながるよう早期整備に取り組まれたいとの発言などがありました。また、
静岡市歴史博物館建設事業について、入館者の見込みを問う発言や魅力ある歴史博物館となるよう収蔵品の充実について当局の努力を求める発言などがありました。
第3回の
委員会では、特別
委員会の調査項目に関わる管内視察として、アリーナ誘致に関連して東
静岡駅前の市所有地を視察したほか、
静岡駅南口駅前広場再整備事業、御幸町9番・伝馬町4番地区市街地再開発事業などの計画予定地を現地視察し、それぞれの施設整備、再開発予定地等の現状を確認いたしました。
令和3年度の本特別
委員会の活動経過は以上でありますが、今後も本市のまちづくりの拠点となる施設の整備に関する協議、討議等を積極的に行ってまいりたいと
思います。
以上、御
報告申し上げます。
81
◯議長(
望月俊明君) 次に、総合交通政策特別
委員長、後藤哲朗君。
〔後藤哲朗君
登壇〕
82 ◯後藤哲朗君 総合交通政策特別
委員会の調査の経過につきまして、御
報告いたします。
本特別
委員会は、令和3年7月に、交通弱者対応及び交通網整備による地域活性化に向けて、各地域の実情に合わせた総合交通体系の在り方に関する協議、意見交換、提言等を行うことを目的に設置されたものです。
第1回の
委員会では、初年度の
委員会で調査すべき項目を、バス路線の維持・見直し、自主運行バスの活用等による地域の実情に合った円滑な移動手段の確保策に関することに
決定し、活動を始めました。
第2回の
委員会では、当局から新型コロナウイルス感染拡大の影響も含めた地域公共交通の現状や課題、バス路線維持への取組等について
説明を受けました。
これらに対し、委員からは、公共交通機関までアクセスできない高齢者等に対し、地域のボランティアが無償の移送を行い、この事業を市が支援する地域交通弱者対策事業はよいアイデアであると評価する発言がありました。また、駿府浪漫バスについては、生活と観光の両面で活用されているが、観光への寄与が薄らいでいるので、コロナ後の観光需要を見据えて運行内容を検討する必要があるとの意見や、運賃値下げの検討を求める発言がありました。さらに、バスやタクシー運転手の人員不足の課題については、自動運転など、最新技術の導入が課題解決につながるものと考えるので、調査研究されたいとの意見も述べられました。
令和4年2月には、市内の主要なバス路線運行を担うしずてつジャストライン株式会社の関係者と意見交換を行いました。この会については、関係者との協議で任意の意見交換会としましたが、出席していただいたしずてつジャストラインの関係者からは、バス路線維持のため、行政に求める役割や支援等について話を聞くことができ、大変有意義な意見交換会となりました。
第3回の
委員会では、本市のバス交通に関する課題や今後進めていくべき対策について、委員間で協議を行いました。委員からは、公共交通網を維持するためには、路線バスに加え、乗合タクシーや自主運行バスなど、様々な交通手段を組み合わせる必要があるとの発言が複数ありました。また、バス停まで行くことが困難な高齢者への対策として、タクシーとの連携を考えていく必要があるとの意見や、自動運転に関して先進事例を視察し、本市への導入に向けて計画を立てることも必要であるとの発言がありました。
令和3年度の本特別
委員会の活動は、おおむね以上のような内容でありましたが、今後とも交通弱者対応及び交通網整備による地域活性化に向けて各地域の実情に合わせた総合交通体系の在り方を調査研究してまいりたいと考えております。
以上、御
報告申し上げます。
83
◯議長(
望月俊明君) 以上で、特別
委員会の中間
報告を終わります。
───────────────────
84
◯議長(
望月俊明君) 以上で本日の
日程は終了いたしました。
この際、
市長から発言を求められておりますので、これを許します。
〔
市長田辺信宏君
登壇〕
85
◯市長(
田辺信宏君) 4月
臨時会の閉会に当たり、一言御
挨拶を申し上げます。
今
臨時会では、
議長及び副
議長の
選挙が行われ、新しい
議長及び副
議長が選出されましたが、まずもって、
鈴木和彦前
議長、
山根田鶴子前副
議長におかれましては、
静岡市議会の円滑かつ公正な運営、
議会の活性化に御尽力をされましたことに対し、深く感謝、敬意を表する次第であります。そして、新たに就任されました
望月俊明議長、
佐藤成子副
議長におかれましては、
静岡市議会の新しい牽引役としてますます御活躍くださいますようお願い申し上げます。
また、今
臨時会では、令和4年度一般会計補正予算を初めとする諸
議案につきまして、いずれも原案どおり可決などをいただき、誠にありがとうございました。
さて、大型連休を前に、市内の新型コロナウイルスの感染状況につきましては、いまだ予断を許さない状況が続いております。今後も、引き続き新型コロナウイルス感染症から市民の命と暮らしを守るため、ワクチン接種事業をはじめとした感染症対策や経済対策に全力を挙げて取り組んでまいりますので、
議員各位におかれましても、より一層の御
協力とさらなる連携を賜りますようお願いを申し上げ、閉会の御
挨拶といたします。
ありがとうございました。
───────────────────
86
◯議長(
望月俊明君) 以上で、令和4年4月
静岡市議会臨時会を閉会いたします。
午後2時55分閉会
───────────────────
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
令和4年4月27日
議 長 鈴 木 和 彦
議 長 望 月 俊 明
副
議長 山 根 田鶴子
議 員 宮 澤 圭 輔
議 員 石 井 孝 治
議 員 堀 努
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