今期定例会の
会期は、本日から10月9日までの29日間としたいと思いますが、御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」〕
5
◯議長(
繁田和三君) 御
異議なしと認め、
今期定例会の
会期は、本日から10月9日までの29日間と決定いたしました。
───────────────────
日程第3
諮問第3号
人権擁護委員の
推薦
について
6
◯議長(
繁田和三君)
日程第3、
諮問第3
号人権擁護委員の
推薦についてを
議題といたします。
説明員から
提案理由の
説明を求めます。
7
◯市長(
田辺信宏君) 今
定例会に提案いたしました
議案について
説明いたします。
議案集1)、1
ページを御覧ください。
諮問第3号は、
人権擁護委員として
市内駿河区用宗三丁目4番42号、
高田範江氏外5名を
推薦したいので、議会の御意見を求めるものです。
8
◯議長(
繁田和三君) 質疑の通告はありません。
お諮りします。
ただいま
議題となっております、
諮問第3号は
委員会への付託を省略したいと思いますが、御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」〕
9
◯議長(
繁田和三君) 御
異議なしと認め、
諮問第3号は、
委員会への付託を省略することに決定しました。
討論の通告はありませんので、直ちに採決に入ります。
これより、
諮問第3号を採決します。
お諮りします。
高田範江氏外5名の
人権擁護委員推薦に賛成することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」〕
10
◯議長(
繁田和三君) 御
異議なしと認め、
高田範江氏外5名の
人権擁護委員推薦に賛成することに決定いたしました。
───────────────────
日程第4
認定第1号
令和元
年度静岡市一
般会計歳入歳出決算の
認定について 外39
件
11
◯議長(
繁田和三君)
日程第4、
認定第1
号令和元
年度静岡市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてから、
日程第43、
議案第171
号令和元
年度静岡市
下水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についてまでを
一括議題とします。
説明員から
提案理由の
説明を求めます。
12 ◯副
市長(
小長谷重之君)
議案集2)、表紙をめくって
議案説明を御覧ください。
認定第1号から
認定第15号までは、
令和元
年度の
一般会計及び
特別会計の
歳入歳出決算について、
認定第16号から
認定第18号までは、
令和元
年度の
病院事業、
水道事業及び
下水道事業の各
公営企業会計決算について、それぞれ
監査委員の
意見書をつけて議会の
認定に付すものでございます。
その内容につきましては、この後、
会計管理者、
保健福祉長寿局長及び
公営企業管理者から御
説明いたします。
13
◯会計管理者(
松田仁之君)
認定第1号から第15号までの
令和元
年度静岡市
各種会計歳入歳出決算につきまして、一括して御
説明いたします。
なお、計数につきましては、1万円未満を省略させていただきます。
議案集3)の
令和元
年度各種会計歳入歳出決算書の2
ページ、3
ページをお願いいたします。
これは、
一般会計及び14の
特別会計で構成される
令和元
年度各種会計決算の
総括表でございまして、左側の
ページに
歳入を、右側の
ページに
歳出を記載してございます。
歳入及び
歳出の
予算現額は、当初
予算額に
年度途中の
補正予算額及び前
年度からの
繰越事業費を加えた
最終予算額で、最下段の合計5,830億6,007万円となっております。
1枚めくっていただきまして、4
ページ、5
ページの
実質収支を御覧ください。
先ほどの
予算現額に対する
決算額は、4
ページ最下段の
合計欄、
歳入総額は5,520億90万円、
歳出総額は5,418億99万円で、
歳入歳出差引額は101億9,990万円となりましたが、右側5
ページ最下段の翌
年度へ繰り越すべき
財源28億7,808万円を差し引いた
実質収支額は73億2,182万円となっております。
次に、各
会計につきまして、その概要を申し上げます。
恐れ入りますが、1枚戻っていただき、もう一度2
ページの
総括表を御覧ください。
まず、最
上段の
一般会計でございますが、
歳入は
予算現額3,503億9,948万円に対し、
収入済額は3,233億5,763万円で、
予算現額に対し270億4,184万円下回り、
執行率は92.3%となっております。
一方、
右ページの
歳出におきましては、
支出済額は3,153億9,161万円、
執行率は90.0%で、翌
年度繰越額215億1,989万円を差し引いた
不用額は134億8,796万円となっております。
次の
ページ、4
ページの
実質収支を御覧ください。
最
上段、
一般会計の
歳入総額から
歳出総額を差し引いた
歳入歳出差引額は79億6,601万円でございますが、右側5
ページの翌
年度へ繰り越すべき
財源28億7,808万円を差し引いた
実質収支額は50億8,793万円となっております。
次に、
特別会計のうち、主なものについて御
説明します。
まず、
特別会計の上から5段目の
競輪事業会計でございますが、
歳入総額は137億8,088万円で、この主なものは
勝者投票券発売収入、
競輪場施設改善基金繰入金でございます。また、
歳出総額は134億2,760万円で、競輪の
開催費、
施設管理費が主なものでございます。
歳入総額から
歳出総額を差し引いた
歳入歳出差引額は3億5,327万円となっております。
次に、その下、
国民健康保険事業会計でございますが、
歳入総額は704億6,159万円で、この主なものは
国民健康保険料、
保険給付費等交付金でございます。これに対し、
歳出総額は693億2,093万円で、
保険給付費、
国民健康保険事業費納付金が主なものでございます。
歳入歳出差引額は11億4,066万円となっております。
次に、下から5段目の
介護保険事業会計でございますが、
歳入総額が675億700万円で、
介護保険料、
介護給付費交付金及び国、県からの
介護給付費負担金が主なものでございます。一方、
歳出総額は672億6,845万円で、
介護サービス給付費が主なものでございます。
歳入歳出差引額は2億3,854万円となっております。
このほか、
電気事業経営記念基金会計など11
会計につきましては、記載のとおりの
収支となっております。
14
◯保健福祉長寿局長(
和田明久君) 私からは
令和元
年度公営企業会計のうち、
静岡市
病院事業会計の
決算の概況につきまして御
説明いたします。
議案集6)の13
ページをお願いいたします。
静岡市立清水病院の
令和元
年度における
診療業務の
執行状況につきましては、
上段の表に記載のとおりです。
入院患者数は、
執行欄記載の12万9,595人で、
備考欄記載の前
年度と比べ2,108人の
減少となりました。
外来患者数は18万1,274人で、前
年度と比べ2,784人増加し、
合計患者数は31万869人となりました。
病床数は、
一般病床463床で、前
年度から増減はございません。
次に、
経営状況ですが、
収益的収支のうち、
収益的収入は前
年度比2.2%減の126億6,367万円、
収益的支出は前
年度比1.1%減の126億5,826万円で、
収入から
支出を差し引いた
当年度純
利益は541万円となりました。
収益的収入における
入院収益は、前
年度より
患者数が
減少したことに加えて、
手術単価が下がったこと等により、1億6,312万円の
減少となりました。
外来収益は、前
年度より
患者数は増加したものの、
C型肝炎治療患者が
減少し、
高額薬品の使用が減ったこと等により、1億682万円の
減少となりました。
一方、
収益的支出における
医業費用は、
職員数の増加により
給与費が増加した一方、
材料費において
手術件数及び
心臓カテーテル検査件数は増加したものの、薬品及び
診療材料について
経営改善の取組として、さらなる
値引き率の改善を図り
経費削減に努めたことにより、1億7,409万円の
減少となりました。
その結果、
一般会計補助金を除く
経常損益は18億7,459万円の損失となり、損失は前
年度に比べ1億1,733万円増加しました。
次に、
資本的収支の
状況ですが、
建設改良費におきまして、
高層棟6階
便所等の
給排水改修工事として
診療棟改造費3,771万円、
放射線治療装置、
低温プラズマ滅菌装置等の
医療機器の購入として
固定資産購入費6億861万円を執行し、
企業債6億4,940万円を
当該財源として充当しました。
そのほか、
医学生19名、
看護師等78名に対し、1億1,345万円貸与するとともに、
企業債償還金5億4,313万円等を執行いたしました。
以上が
病院事業会計の
決算概況でございますが、
清水病院を取り巻く環境は、
コロナ禍も加わり、非常に厳しい
状況が続いており、今後も
経営改善に努めるとともに、これまでと同様に
清水地区の
地域医療の
中核施設としての使命を果たしてまいりたいと思います。
15
◯公営企業管理者(森下 靖君) 私からは、
水道事業会計及び
下水道事業会計の
決算につきまして御
説明いたします。
同じく、6)の45
ページをお願いいたします。
最初に、
水道事業会計でございます。
令和元
年度末における
業務状況でございますが、
給水戸数は30万5,761戸で、前
年度と比較して2,655戸増加し、年間総
配水量は8,164万1,000立方メートルとなり、42万5,000立方メートル増加しました。
また、年間有
収水量は前
年度より55万6,000立方メートル減の7,057万6,000立方メートルで、有収率は86.4%となりました。
次に、
経営状況でございますが、
収益的収支のうち、
収益的収入は、
事業収入の根幹をなす
給水収益が前
年度に比べ8,336万円
減少し89億4,565万円となり、その他
営業収益等を合わせた
収入総額は99億8,667万円となりました。
また、
収益的支出は
工事請負費、
企業債利息などが
減少したものの、
退職給付金、
減価償却費が増加したことなどにより、
支出総額は前
年度に比べ1億2,787万円増の88億2,052万円となり、この結果
当年度損益は11億6,616万円の純
利益となりました。
一方、
資本的収支では、
資本的収入におきまして、
起債対象事業の
減少に伴う
企業債の
減少などにより、
収入総額は前
年度と比べ9億7,080万円減の23億5,153万円となりました。
また、
資本的支出は、
建設改良費に前
年度からの
繰越分を含め48億4,523万円を投じ、
管網整備では、水の
相互運用事業、
北部ルートや
経年管の
布設替えなど延長1万2,784メートルを施工し、
施設整備では、
清水谷津浄水場電気設備更新工事、松富第2
配水池耐震補強工事などを実施しました。この結果、
企業債償還金等を含めた
支出総額は、前
年度に比べ7億9,325万円減の73億3,754万円となりました。
なお、清水区興津中町ほか
配水本管布設替え工事など66件、17億895万円については、
建設改良費繰越等により翌
年度へ繰り越しております。
以上が
水道事業の
決算状況でございますが、
令和元
年度は
水道管や
水道施設の
老朽化及び
耐震化の
必要性と
財源の確保の面から、
平均改定率14.8%の
水道料金改定を決定しました。この改定により、必要となる
対策への
財源確保の見通しが立ちましたので、今度とも安心・安全でおいしい
水道水の
安定供給、そして
水道サービスを持続可能な姿で次の世代に継承できるよう、引き続き取り組んでまいります。
続きまして、
下水道事業会計でございます。
同じく、101
ページをお願いいたします。
令和元
年度末における業務の
状況でございますが、
汚水処理区域内人口は、前
年度と比較して1,497人増の58万8,288人となり、
下水道処理人口普及率は84.5%に向上しました。
また、
整備区域の拡大により、
公共下水道の
接続戸数は3,202戸増加し、25万5,383戸となり、
水洗化率は90.4%に向上しております。
次に、
経営状況でございますが、
収益的収支のうち、
収益的収入は、
事業収入の根幹をなす
下水道使用量が前
年度に比べ798万円減の96億1,587万円となり、
一般会計からの
繰入金などを合わせた
収入総額は、前
年度に比べ2億546万円減の212億1,945万円となりました。
また、
収益的支出は、
企業債利息が
減少したものの、
減価償却費、委託料が増加したことなどにより、
支出総額は、前
年度に比べ1億7,854万円増の201億1,498万円となり、この結果、
当年度損益は11億447万円の純
利益となりました。
一方、
資本的収支では、
資本的収入におきまして、前
年度からの
繰越事業が増加したことに伴い、その
財源となる
国庫補助金についても繰越しによって増加したことなどにより、前
年度に比べ19億8,178万円増の137億9,253万円となりました。
また、
資本的支出は、
下水道整備費に前
年度からの
繰越分を含め113億4,670万円を投じ、
地震対策では
高松処理区などで管渠の
耐震化を4,900メートル実施したほか、
静清浄化センターの
汚泥搬送機械設備を整備しました。
次に、
浸水対策では前
年度に引き続き、高橋・
飯田地区で
高橋雨水ポンプ場を整備するとともに、
入江地区などで
雨水管を1,223メートル整備しました。
老朽化対策では、
高松浄化センター、
愛染ポンプ場などで設備の更新を行いました。また、
中島処理区、
静清処理区などの未
整備地区で、延長7,354メートルを新たに整備した結果、
整備済み面積は、前
年度に比べ43ヘクタール増え8,978ヘクタールに達しました。この結果、
企業債償還金等を含めた
資本的支出の
総額は、前
年度に比べ26億7,982万円増の223億954万円となりました。
なお、広野2
号雨水幹線はけ口築造工事など71件、69億1,182万円について、
建設改良費繰越等により翌
年度へ繰り越しております。
以上が
下水道事業の
決算状況でございますが、
下水道事業におきましても、将来にわたって良好な
下水道サービスを継続的に提供できる
下水道事業の実現を目指し、
事業の推進に努めてまいります。
16 ◯副
市長(
小長谷重之君) 今
定例会に提案いたしました
議案のうち、私の
分担事務に係るものについて御
説明申し上げます。
議案集2)、表紙をめくって
議案説明を御覧ください。
議案第150号は、
一般会計の
補正予算(第6号)で、
新型コロナウイルス感染症に対する追加の
対策として、中
山間地域における
光回線整備費用の助成や、
モバイル決済サービスを活用した
消費拡大促進事業の実施に要する
経費などを
増額計上するほか、
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえて実施した
事業見直しに伴う
減額を計上するものでございます。
補正予算の
総額は74億1,000万円余で、
補正額を加えた
累計予算額は4,135億7,000万円余となります。
なお、
継続費の
補正は、
歴史文化施設建設費の変更でございます。
繰越明許費は、
情報化推進経費等において、
年度内の完成が見込めないものについて、翌
年度に繰り越して使用するものでございます。
債務負担行為の
補正は、
新清水庁舎整備事業費等の廃止でございます。
また、市債の
補正は、
歴史文化施設建設事業債等の変更でございます。
1枚おめくりください。
議案第151号は、
国民健康保険事業会計の
補正予算(第2号)で、
事業勘定において
令和元
年度決算による
繰越金の確定に伴い、
予備費の
増額等を計上するものでございます。
議案第152号は、
介護保険事業会計の
補正予算(第2号)で、
令和元
年度決算による
繰越金の確定に伴い、
基金積立金及び諸
支出金の
増額等を計上するものでございます。
議案第154号は、
後期高齢者医療事業会計の
補正予算(第1号)で、
後期高齢者医療保険料の
減額に伴い、
後期高齢者医療広域連合納付金の
減額等を計上するものでございます。