それから、
松谷議員の
質問にもありました
PCR検査機器ということで、市の
環境保健研究所で、今2台体制、2台のうち1台を
新型コロナ用ということで検査しております。今後、
静岡市内でも
感染が疑われる方が増えてきたときに、1台ではなかなか
対応しにくくなることが
想定されますので、急増に備えて
PCR検査機器を
購入するための
経費も
予備費の中で
想定しています。
1つ、付け加えさせていただきますと、
PCR検査機器については、どの
自治体も、今後、
検査機器が必要だということで、その
発注がなかなかできない
状況を聞いております。ただ、今確認したところ、今週中に
発注の
手続を取って、
契約課で
手続を取ると、1か月後に
納品ができそうだという
情報が入りました。当初
予算で2億円の
予備費を持っていますけれども、今回
議決していただく予定の2億円を使う前、
議決の前に、当初
予算の2億円を使って
PCR検査機器を
購入しようということで、今、
手続を取っております。4月中には
契約ができて、5月中の
納品が可能と確認しております。
6 ◯
島委員 新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止のために、今回の
補正予算が組まれたと認識しておりますが、昨日、
緊急事態宣言の
対象が全国へと
拡大されて、
状況は刻一刻と変化しております。今回の
補正予算には上がっておりませんが、今後、さらなる
コロナ対策を進めていく必要があると感じております。
例えば、
広報課による
市民への
情報発信の
拡充や改善、
民間メディアと連携した
情報発信、
危機管理総室による
危機管理への
対応強化、
学校現場における
臨時登校日の実施に係る
マスクや
消毒液、体温計などの備品の
拡充、休校による学習の遅れを補う
テキスト配布、
オンライン授業の検討・
準備など、今後、さらなる
対応が必要になってくると考えております。
そういった緊急を要する
対策についても、
予備費を使って可及的速やかに
予算措置をしていくという
理解でよろしいでしょうか。
7
◯安竹財政課長 今回の4月
補正予算については、編成していく中で、国の
緊急経済対策の
内容もようやく見えてきて、市として独自の
緊急経済対策をまず打とうということで、皆さんの御
理解を得て
議会を開催していただき、今日に至っています。
今後、5月
臨時会が5月20日に予定されています。それから、その後の6月
定例会以降も、今回の4月
臨時会での
予算案は、
コロナ対策の第1弾と我々も銘打っていますので、先ほどの本
会議でもありました第2弾、第3弾というのも予定しています。今、
島委員がおっしゃった、例えば、
市民への
情報発信とか、
教育委員会での取組というものも、各
所管課と今後も協議していきながら、国の
緊急経済対策にのっとった
部分は、うまく活用しつつ、それ以外でも、市の
単独事業がもしあるということであれば、積極的にこの
予備費を活用していきたいと考えています。
先ほどの
準備の
関係で、
予備費をもし使い切ってしまった場合にはその後の
緊急対応ができなくなる
可能性もあるので、5月以降の
増額も、また検討していかなければならないと考えております。
8 ◯
島委員 既に、5月
臨時会の日程は案内されておりますけれども、それまでの間に飲食をはじめとした
中小企業の
経済状況が悪化している、倒産する店舗や
企業もあるという
市内の
事業者からの声も届いています。そんな中で、今後、一分一秒を争うような
臨時の
経済対策についても、こういった
予備費を使っていく必要があるんじゃないかと思っています。
静岡県や他の
自治体のように、2月の
定例会で
コロナ対策や緊急で
対応するための
予備費の
準備がされているところもあったかと思います。今後、
新型コロナウイルスの
感染拡大がどのような
状況になっていくか分からない中で、先ほど
質問させていただいた
内容も含めて、
想定外の
事態が起こった際に、この
予備費が使われるのか、もしくは、この
予備費がこの金額で足りるのかという不安があると思います。
今後、5月
臨時会も含めて、
予備費の
増額もより多く積んでいくことも必要だと思っておりますけれども、その辺について、
財政局のお考えをお聞かせください。
9
◯川崎財政局長 今まで経験したことのない今回のものにつきましては、あらゆる
手段を講じていく必要があると思っています。
1つは、
想定外のことが起こったものについては、
予備費という費用があります。今、
令和2
年度の当初
予算を使い始めたところでもございますので、
各局の
既定の
予算の中で、
事業の
優先順位の中で、
既定の
予算のまだ使っていない
部分を活用しながら、早急にやるべき
事業があれば、そちらに振り替えるという
予算の流用もございます。いろんな手を使って、やるべき仕事に対する
財源を確保しながらやっていきます。
あと、
補正予算という形で、新たに
議会に諮りながら
予算を確保するというのも
1つの手だと思っておりますので、そういった
手段を組み合わせながら、これから必要な
事業はやっていきたいと思っております。
10
◯望月委員 いろいろ分かりました。
あと、
財調8億8,750万円を取り崩して
財源として使っていくと。今、ちょうど
決算時期に入っているんだけど、繰越しの
予測というか、正式なのは出ないんだけど、昨年に比べて今年の
繰越額はどんな
状況になってくるのか、分かる範囲で結構ですので教えてください。
11
◯安竹財政課長 財政調整基金の
残高ということだと思います。
令和元
年度の当初は約86億円の
基金残高でスタートして、当初
予算で既に
財源不足が生じていた
関係で35億円を取り崩す格好になっていました。細かい話なんですけど、4月
補正でも6,500万円ほど取崩しの
対応をしたんですけれども、9月
定例会で27億円、
財政調整基金を積ませていただいた
関係で、増になりまして、今の
見込みでは、
令和元
年度末で約77億円という
残高です。
安定的な
財政運営をしていく必要があるということで、平成24年からずっと86億円をキープし、減っても何とかまた増やしたりして
キきたんですけれども、現在、77億円です。ただ、先ほど
委員からお話があったとおり、今、
令和元
年度の
出納整理期間ということで、5月31日までの間に
一般会計の
決算の
調整をするんですけれども、その中で、前
年度の
決算剰余金が毎年出ます。
剰余金が出たときに、今後の
財政運営を考えた上で、この
基金をまた86億円に戻すことができればと考えております。
12
◯望月委員 実際は、
決算が終わっていないということがあるんだけど、86億円というのを
1つの形としては考えているんでしょうけども、今後、第2弾、第3弾ということがあり、あるいは
集中豪雨とか、いわゆる
自然災害等を考えると、まさにこの
財調は
危機管理の
部分で、
市民の安全とか生命を守るためには、やっぱりしっかりと活用するということになろうかと思います。いずれにしても、当面、そういう形で過ごしていくということでいいわけですね。
13
◯安竹財政課長 先ほど、今回の
決算で何とか86億円に戻したいと申し上げました。ただ、今回の
予算案を見ていただいたとおり、今回も約9億円を
財政調整基金から取り崩すということで、マイナスになります。この
部分を含めて、今後、
新型コロナ対策ということで、国の
経費も活用しながらやっていくんですけれども、また
一般財源が必要になったときには、やはりこれは減っていく
可能性もあると。
そういう中で、先ほど
財政局長からも話があったとおり、やらなければならないところにはしっかり
お金を投じて、そうじゃない、当初
予算の
事務事業を見直して減らしていくところも含めて、何とか
財源を確保して、
財政調整基金についても維持していきたいと考えております。
14
◯風間委員 財調の
関係なんですけども、実際に今後、
財政調整基金はどんどん厳しくなっていくだろうということで、
決算剰余金に関しても同じことが言えると思います。さらに、今回の
コロナ騒動で
相当税収も厳しくなってくるという
状況の中で、一方で、緊急的な
財政出動も必要になると思うんですが、規律のある
財政運営もしていかなければいけないということで、
財政調整基金を使うということは、もう当然、
優先順位の中で上位にあると思います。
このような
状況の中で、先ほど言った
一般財源の中において、各
事業に振り分けられている
経費をどういうふうに絞っていくかということはかなり重要なことだと思います。これもやはり緊急的にやっていかないといけないことです。既に新
年度がスタートしているということで、
各局は、
予算編成時には、かなり厳しいシーリングをして現行にあるものだから、果たしてどれくらいそこで柔軟な
運用ができるかということを考えていかなければいけないと思うんだけども、そういったことは、もう既に着手されていると考えてよろしいんでしょうか。
15
◯安竹財政課長 毎年のことなんですけれども、各
所管課に、毎年の
予算執行について
財政局から
通知を出しています。先ほども話したとおり、
財政調整基金を35億円取り崩して
財源不足を解消しながら
予算を組んでいるという厳しい
状況は、毎年続いているものですから、適切に
執行してほしいということで、まず、毎年
通知をしていると。
そういう中で、今
年度については、
新型コロナの
関係で、
市税収入の
見込みも厳しい
状況だということが
想定されますし、
経費を第2弾、第3弾以降で使っていかなければならないということが
想定されています。既に今、例えばイベントなどは、もうこの
影響で中止になっている
事業もある中で、そこにはめている
予算は当然使わないので、
不用額として残してほしいということとか、
風間委員がおっしゃった、今後やっていかなければならない
事業を当初
予算で用意したんですけど、不急の
事業ということで、やはり今は、
感染症の
拡大を防止するのが一番ということで、そちらに
事業をシフトするというところの協議を、
財政局と各
所管課でしようということで、三役の了解もいただきまして、先ほど言った
予算執行の
通知の中に、その辺を明記し、これから各
所管課と
財政局で協議して取り組んでいきます。
16
◯風間委員 次の
質問は、ちょっとシビアな
質問というか、
状況なんですが、1日も早く終息していただきたいというのは、本当に願うところなんですけども、一方で、厳しい
財源の中において、
財政調整基金、それから未
執行の
事業の見直しがあり、さらに
市債を
コロナ対策に対してやっていく。
状況としては、
公平性とか、そういったものもかなり考えなければいけないと思うんですけども、そういったものも視野に入れて、
財源確保の上においては
対応されていくのか、その方針だけ聞かせていただいてもよろしいでしょうか。
17
◯安竹財政課長 市債についてということだと思います。
令和元
年度の最終の
決算調整をする中で、5月の下旬に、
令和元
年度に実施した
事業に充ててある
市債の
借入れを
調整していくことになります。
そういう中で、厳しい
状況の中なんですけれども、市の
借金ですので、なるべく借りないようにやっていきたいというところがあるんですけれども、一方で、
市債という
収入を今回は確保して、今後の
財政運営に活用していくというところもあります。先ほど言いました
一般財源がなかなか確保できない中で、
市債は、基本的には
特定財源という位置づけになりますので、
借金というところの
頃合いを見ながら、今後の
財政運営に支障を来さないように取り組んでいく必要がありますので、そこの
頃合いを見ながら、今後は
借入れのほうもしていくことを考えております。
18
◯井上委員 1点だけお聞きします。
先ほど
予備費の様々な
質問があったんですけど、
局長からも
不測の
事態に
対応ということで、
補正予算を組むとか、
予算を流用するとか様々な手法が考えられると思うので、その中で、こういう場合は
予備費を使うといったような
予備費を使うための条件というか、
ルールみたいなのはどうなっているのか、教えていただきたいと思います。
19
◯安竹財政課長 予備費の使い方、
ルールということだと思います。
先ほど来、申し上げているとおり、
予備費というのはなかなか
予測ができない、また予見ができない
予算外の
支出、それから
予算超過の
支出ということで、
年度が始まっていろんなことが、
想定と違うことが起こったときに出していかなければならない
予算に対して充てられるということで、
地方自治法上計上しなければならないと定められています。
そういう中で、もう
1つの
意味合いとしては、
緊急性のある
支出について、すぐに
対応できるように
予備費として持っているという
意味合いがあります。
通常であれば、足りなかったり、必要な
予算については、
補正予算を
議会に諮り、
議決をいただいた上でやっていくんですけれども、
予備費にはそういった性質があるということで、
静岡市の今までの
運用ですと、
災害にのみ充てております。
通常、
災害というと
自然災害、主に
台風だと思うんですけれども、今回の
新型コロナウイルス感染症も、人命とか、
社会生活に大きく
影響を及ぼしている
災害に当たりますので、こういった
災害に対して、
静岡市としては
予備費を充てさせていただいています。
あとは、先ほど出ましたもともと持っている
予算を流用するという
対応もあるんですけれども、それについては
予備費とは一線を引いて、
予備費はあくまでも
災害対応に充てております。
20
◯井上委員 ちょっと1点気になって、間違っていたらすみません。
予備費という
項目で
執行してしまうと、国からの
補助金を充てられるのかどうかが気になったんですけど、どうですか。
21
◯安竹財政課長 事項別明細書には、
予備費という款があって、当初
予算が2億円で、今回プラス2億円で4億円という形になっています。
ただ、実際に
執行するときは、
予備費から
予備補充、充用ということで、必要なところに
予算を送ります。要するに、例えば、
台風で被害を受けた
施設に対して、
災害復旧費がなくて
予備費を充てる場合には、
予備費から
災害復旧費という款に
お金を移します。そこで
執行しますので、そういったところで名目をしっかり持って、目的を持って
執行している形になりますので、そこは心配ありません。
22
◯内田委員 先ほど本
会議で、今回の
補正の12億円の
予算の狙いは何かということで、
財政局長は、3つの柱、
市民の
不安解消の
相談窓口強化とか、医療、福祉への
支援、
中小企業等への
支援という3本の柱で
予算を立てたと
説明がありました。
それで、今回の
予備費ですけども、先ほどの
説明によりますと、
マスクや
消毒液等の
衛生用品の
購入ということと併せて、
PCR検査機器、これは当初
予算で2億円計上していたので、それを基に今月
発注すると来月に
納品されるという
説明がありました。この
PCR検査機器の
購入代金や、今度
購入しようとしている
マスク、
消毒液等、
購入しようとしている物品等含めて、
内訳がどういう形で、この
予算で考えられているのか、教えてください。
23
◯安竹財政課長 予備費が、今回2億円足して4億円ですけど、その使途の
内訳、
想定している
内訳ということでよろしいかと思います。
今後変わるかもしれないんですけれども、4億円のうち、まず、我々が今、大きく
想定しているのは、約6,000万円分を、
委員がおっしゃった
マスクとか
消毒液などの
衛生用品が買えるような
状況になったときに、すぐに使っていきたいという思いが
1つ。
それから、4億円のうち3億円については、先ほど言った、
仮称ですけど、
生活支援臨時給付金、結局は、1人当たり10万円を払うという形に今変わってきていますけれども、その
支給事務に係る分で
想定しております。
なぜ3億円かというと、10年前に
リーマンショックがあったときに、
定額給付金ということで、国から1人1万2,000円だったと思うんですけど、その
支給事務を市町村がやったときに、
人件費が主なんですけれども、約3億円かかっています。
そういった形で、今回もどういった
事務になるか、今はちょっと分からないんですけれども、そのときぐらいの
お金を持っていないと心配だということで、3億円を
想定しています。
先ほど言った分と合わせて3億6,000万円になりますけれども、それと、
PCR検査機器で約1,200万円を
予備費から補充します。そういった形で約4億円を今回用意しようということで考えさせていただきました。
24
◯内田委員 大体分かりましたけども、
あと2点、お聞きします。
先ほど、買えるようになったら
マスクや
消毒液を
購入するということで、
公共施設に関わる問題等が言われたんですけども、残念ながら、全国的に増え続けている中でも、
静岡市は、現在15名の方が
感染しています。そういう点では、早急に
対応されると思うんですけども、
公共施設や公的病院で、現在、今から買おうとしている
衛生用品を含めて充足されているのかというのが1点です。
それから、もう1点は、
給付金の問題で3億円、これは
リーマンショックのときと同じような
対応をしていると言うんですけども、今日の新聞等にも、仮に10万円の
支給をした場合には、5月初めに国の
補正予算が成立して、それから、市町村に
対応をお願いするとか等々、流れが出ていて、早くても7月
支給じゃないかということが言われていました。やはり、この
対応というのは、この問題で大変
市民の皆さんは困窮しているわけで、早期の
対応が望まれると思います。そういう点では、
予算的には3億円等、必要だと思うんですけども、職員の皆さんだけでは
対応できないということになりますと、
臨時職員を任用するのかどうか分かりませんけど、そういう体制を今から早急にやって、国から
要望があった場合には、早急に
対応して
支給していくという
準備が必要かと思うんですが、その辺の考え方だけ教えてください。
25
◯安竹財政課長 まず、
マスクの充足
状況についてお答えします。
先ほどの
説明で
公共施設という言い方もしましたけれども、今、全国的に
マスク、
消毒液が不足する中、政府も、まず必要な機関というのは医療機関であったり、介護
施設とか高齢者
施設などの民間も含めた
施設で、
マスクが不足しているところに配布しようということで、学校も含めて、政府が取り組んでいるところだと思います。
そういう中で、我々も
市内の
状況を把握して、
公共施設ばかりではなくて民間の
施設にも、先ほど言った6,000万円を活用して
マスクが行き届くような形で、今後、調査しようと考えております。
それから、10万円の
支給について、先ほど
予備費のうちの3億円という話をしたんですけれども、我々も3億円でできるかどうか分からない中です。ただ、
支給するための着手という意味では、まず3億円を使わせていただいて、もしそれで足りないということであれば、また5月
臨時会、それから6月
定例会で
予算を追加して
対応しなければならないということ。
あとは
既定予算を使って、前もって
対応しようということで考えております。
26
◯池谷委員長 ほかによろしいですか。
ほかにないようですので、
質疑を終了します。
次に、
意見・
要望、討論に移ります。
意見・
要望、討論がありましたらどうぞ。
27 ◯
島委員 自民党です。
議案第122
号令和2
年度静岡市
一般会計補正予算(第1号)中
所管分について賛成いたします。
続いて、
意見・
要望です。
予備費についてでありますが、今回の
補正予算議案の所管外の
事業を見ても、今が未曽有の大
災害の真っただ中であるという危機感、
当局の
コロナ対策に対する意識が薄いように感じています。国や県と歩調を合わせて
対策や
事業を行っていくことが必要であることは、もちろんでありますが、
静岡市として
市民に対して何ができるのかを考えていただきたいと思っています。
厳しい言い方をすれば、全ての
対応が遅いと感じています。今、
市民が求めているのは、
静岡市が公式に発信する、いち早く、見やすい、そして正しい
情報、小中学校の休校が続く中、子供たちがどうやって自宅での学習を円滑に進められるのか、指定された登校日に安心して通わせられるのか、我が市に
事業所税を納めている飲食店や
企業の休業が余儀なくされる中、どうやって
事業を維持・継続するために
静岡市が援助してくれるのかなど、多岐にわたるかと思います。
今こそ、我が市の中枢を担う総務局、企画局、
財政局がリーダーシップを発揮し、柔軟かつ迅速な
対策や
財政出動を行い、
各局と連携し、
市民を守る
対応が求められていると思います。
今回の
議案を見ても、
コロナ対策における
各局の
対応が間に合っているとは到底思えません。本来、
各局が練り上げた
事業を
議案に上げてくるのが大前提ではありますが、刻一刻と
状況が変化していく中、
議会の日程に合わせて
各局から
事業が上がってくるとは思えません。こんな
対策が今後必要になるのではないか、この
準備は進んでいるのか、最悪の
事態も考え、検討しておくことはないかなど、今こそ、局間が連携して、協力して、
対策を行っていくことが求められていると思います。
また、庁舎内においても、
公共施設の利用の縮小や休止、自宅でのテレワークの推進、輪番制などの導入も含め、利用者、職員への
感染拡大を未然に防ぐ
対策も行っていただきたいと思います。
当局の
皆様には、このままいけば、数か月後に
静岡市のまちなかは焼け野原になってしまうかもしれないという危機感を持っていただき、
市民の命は我々が守る、
市内の店舗は1店舗も潰さない、1社も倒産させないという気概を持って
対策に取り組んでいただきたいと思います。
今、全てが
不測の
事態です。今後、
各局から上がってくる
コロナ対策に係る
事業については、柔軟かつ機動性を持った
予備費の
執行、緊急の追加
対策を
想定した
予備費の
増額を強く
要望いたします。
28
◯望月委員 志政会ですけれども、
議案第122号中
所管分については賛成であります。
今回の
補正予算は、
コロナ対策ということでありますけども、今後、
コロナ対策の第2弾、第3弾がある中で、
財調の取崩し、
予備費を積極的に活用して、スピード感を持った
対応によって
感染を最小限に食い止め、
経済対策をし、しっかり
支援していただくことをお願いして、賛成とさせていただきます。
29
◯井上委員 公明党です。
公明党としても賛成いたします。
本当に
状況が刻々と変わってきているというか、物すごいスピードで悪化してきているというイメージがあります。その上で、今、やらなければならないこと、今すぐにできる体制を、スピード感を持ってやってもらいたいと思っていますし、特に、財政部門の方には、柔軟な
対応をしっかりとしていただいて、スピード感を持った
対策を進めていっていただきたいと感じております。
あと、11月の
議会でも言ったんですけど、
予備費というのは、どうしても見えないまま終わってしまう傾向があるので、こういうことをやりましたということをしっかりと報告していただくようお願いいたします。
30
◯風間委員 創生
静岡も、
議案に対しては賛成です。
今、
感染拡大、また、
経済対策、各
自治体独自の
支援策を打ち出しています。もちろん、住んでいる地域によって、この緊急
事態に対する
対応に差があってはいけないと思いますし、さらに言うのであるならば、
市民に、
静岡市に住んでいてよかったという安心感を与えられるような政策が速やかに実施されることを心から願います。
そのためには、
財源確保というものは必ず必要になってくるわけですけれども、先ほど話にもありました
財政調整基金の弾力的
運用、そしてまた、未実施の
事業に対する見直し、こういったものも早急に行っていただきたい。
とにかく、
緊急性を持ったものに関しては、きっちりと
財源措置ができるように取り組んでいただきたいと思います。
31
◯内田委員 この問題は、初動体制の遅れということが、
関係者の皆さんから指摘されているわけですけども、
静岡市でも、
コロナ対策に
対応されている皆さんに、本当に感謝する次第であります。
要望といたしましては、国がなかなか、自粛はするけども
予算措置をしないということで、これが大きな問題になっていると思うんですけども、そういう点では、今回、
静岡市は
予備費を使っていろいろな
対応がされています。これからどういう
不測の
事態が生まれるか分かりませんけども、国の
予算を待つことなく、必要があれば、
静岡市独自で
予算措置もしながら、早急な
対応で一刻も早い終息をという立場で、財政措置も含めて考えていただきたいと思います。
32
◯池谷委員長 ほかにないようですので、これより採決を行います。
特に反対の討論はありませんでしたので、簡易採決にてお諮りいたします。
議案第122号中
所管分は、可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」〕
33
◯池谷委員長 御異議なしと認め、
議案第122号中
所管分は可決すべきものと決定いたしました。
以上で
議案審査を終了します。
──────────────────────────────
34
◯池谷委員長 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
これをもちまして
総務委員会を散会いたします。
午前11時50分散会
──────────────────────────────
総務
委員長 池谷 大輔
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