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ヒット) 1 午後3時54分
開議
◯亀澤委員長 ただいまから中
山間地活性化調査特別委員会を開会します。
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◯亀澤委員長 会議順序の議題にあります
活動報告書について、お手元に配付してあります
資料をごらんください。
4月の
臨時会で、本
特別委員会の
中間報告を行うことが想定されております。そこで、ただいまごらんいただいている
資料をもとに、
中間報告を行いたいと考えております。この
資料に基づきまして、
皆さんから御
意見を伺いたいと思います。
いかがですか。
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◯尾崎委員 自民党の
尾崎です。
私は、2年間、この中
山間地活性化調査特別委員会の
委員をやらせてもらいましたけど、2ページ目に書いてあるとおり、
移住・
定住についてですが、初年度は、半数近い
住民が
移住者だという和歌山県の
色川地区で、どういうことがどうやって行われてきたのか、経緯もしっかり調査できたと思います。また、2年目では、
移住というよりも、
関係人口ということが
資料にも書いてありますけど、
起業家を呼んでくるといった秋田県
五城目町の
取り組みを
視察させてもらい、
定住・
移住関連については事例を調査し、
勉強できたんではないかと思っております。
やはり、
人口減少を考えると、
定住・
移住は、
定住人口、
交流人口、そして、もう
一つある
関係人口の増加というものをしっかりと本市も考えながら、
人口減をある程度食いとめるような方策を考えていかなければならないと感じました。
こういった中で、
経済活動ももちろん大切であるので、中
山間地における
経済活動がその先の
定住につながるんじゃないかと思います。どんな
経済活動がこれから必要になってくるのかも今後考えていかなければならないんじゃないかと思いました。
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◯亀澤委員長 ほかにどうでしょうか。
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◯白鳥委員 2年間の
活動についてということで、
テーマについては
定住・
移住の
関連と
生活関連に絞るということで決めて、
視察もいい
視察をさせていただいたという
感想を持っております。
一方で、やはり
静岡市内の
現状に対する認識をやっぱりどういうふうにこの
委員会の
委員として広げていくのか、深めていくのも重要なことだと思います。そういったことの
取り組みが若干この期間にあってもよかったのかなという
感想を持っています。一応、4年間で
一つの形をまとめていくということになりますので、この1年間の
活動としては、本来であるならば
現状把握、あるいは、当局との中
山間振興に向けての具体的な政策への
調査研究といったものがなければならなかったなと思っていますので、
反省をすべきだと感じておりまして、なぜそれができなかったのかということは全
委員の責任だとは思いますけれども、正副
委員長でもその辺のところについては
反省を持っていただきたいと思っているところです。
今回の
活動報告書につきましては、こういった
内容の形しかとれないのかと思っておりますけれども、議員の任期中のあと2年間なのか1年間なのか、提言的なものをまとめていくことの目安も含めて、やはり
特別委員会としての総括を、今年度の終わりということで、4月になってしまうのかもしれませんけれども、もう一度やったらどうかと思っております。
私の
意見としてはそんなところです。
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◯亀澤委員長 今、
白鳥委員からの
意見をいただきました。
委員長、副
委員長がちょっと怠慢なところもありまして、なかなか突っ込んだ話ができず、時間がとれなくて、済みませんでした。
ちょっと時間も足りないものですから、もう一度の
委員会開催は、なかなか難しい問題だと思っています。
副
委員長はどうでしょうか。
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◯牧田副
委員長 今、お二方の言われたことはそれぞれ的確なお話であったと思います。一方で、中
山間地で抱えている
課題の多さといいますか、大変難しさといいますか。1年目はその
地域の
皆さんの意欲が、
地域自治的な
活動の大切さが
テーマになったと聞いています。そういう
部分と、今年度、
視察で行った
五城目町のシェアビレッジは
行政的な
取り組みの
一つだと思いますが、
産業面、あるいは
住民の足という
交通面などいろいろな面で断面があるかと思います。もう少し絞り込んでいこうとする、やっぱり議論の場といいますか、そういう
部分がこの中でも必要だったかと思います。中
山間地の
行政的にそういう
部分で考えているのかというヒアリング、それから先ほどお話ありました
静岡市内の
現状も掘り下げていくという地道な
活動を重ねていく
活動がもっと必要なのかと感じました。
1年間やらせてもらって、
反省すべきところがありますけども、この
資料の
内容については、もし肉づけすることがあるようだったら
皆さんから出してもらって、まとめていっていただければいいんじゃないかと思います。
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◯亀澤委員長 安竹委員のご希望で
バイオマスの施設に行きましたが、
感想を踏まえていかがですか。
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◯安竹委員 御指名いただいて、ありがとうございます。
中
山間地ということで、私たちは個人的にもいろいろなとこに行きますし、今回も
視察に行ったわけであります。
静岡市役所に中
山間地振興課を設けているということにもあらわれておりますが、
静岡市は中
山間地に対する
行政が、非常に手厚いと、僕はありがたさを感じています。
しかしながら、やはり
人口減少というのはとまっていないという現実で、今回、安倍6カ村合併して50周年の
記念式典らしきものをそれぞれの
地区でやっているわけです。そんな中で
南北道路の
整備が非常にまだおくれている
部分があるということ。
政令市になり管理、あるいは
整備事業を直接展開することになって、非常にその速度は早まったと感じておりますけれども、いろんな地方へ行っても、その身近なところに
高速道路があったりして、非常に
道路の便利のよさによって支えられている
部分があると、僕は感じてきました。
それにつきましても、私もこの中
山間地の
特別委員会でもうちょっと絞り込んで、具体的にという意味で、
活性化するためには何が必要かというところの中で、
木質バイオマス発電所などを
整備するということを特化して本
特別委員会で取り上げていただいて、そのことについて今回も
視察もしていただいたんですが、それが
静岡市の
行政の中でどういう
可能性があるのか、あるいは、それがどういうふうにその
地域振興につながっていくのか、その辺をもっと掘り下げて
勉強できればよかったなと、こんなふうに思っています。僕から見ますと、
視察した
バイオマス発電所は余りにも大き過ぎまして、何かちょっとまとめ切れない
部分を感じて、残念に思っています。これについては、また個人的ですが、それぞれの立場で
皆さんといろいろなところを
視察することへのきっかけになればありがたいと思っています。
もう1点、僕は、本
特別委員会をぜひつくってもらいたいといって提案したのは、今までは
海岸部だったけども、せっかく新東名
高速道路が
山間部を通る。これが開通して、
インターチェンジも今までよりもたくさん設けられたということの趣旨は、その
山間地域に大勢の人を呼び込むための
新東名建設だというふうに僕は認識しております。例えば新
静岡インターチェンジを見ましても、残念ながら、もっと
観光客をふやそうとか、これをもっと生かそうとか、その
インターチェンジ周辺にまず
山間部へのいわゆる
玄関口としての
整備は必要じゃないかと。私は道の駅をつくってほしいと提言してきましたけども、ある程度絞り込んで、例えば道の駅をつくったらどういうふうに
山間地域の
活性化につながるか、そういう特化した
課題も含めてやっていけばよかったかなというふうに
反省点ですが、思っています。今後に生かしていただければありがたいなと思っています。
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◯亀澤委員長 ほかに、
視察も含めて御
意見あれば。
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◯内田委員 せっかくですから。
視察は、それぞれいい
視察をさせてもらったと思っています。2年間の
活動を通じて今後についてということで、これをまとめているんだよね。こういう形じゃないかと思っています。ただ、いい
視察とともに、もう少し、僕にしてもそうですけども、それじゃ
静岡市の中
山間地がどういう
現状にあって、どういう形で解決しているかという、
現地視察も含めて、もう少し
現場も知ることも重要だったのかと感じています。
視察を1回毎年やって、前後に
勉強をやるということも含めて、回数を何回やるかというのもそうですけども、
現地へ行って、そこでの
問題点をもう少し掘り下げていくというのも
特別委員会でやってもいいのかなという感じがしましたけども。
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◯亀澤委員長 私も、
尾崎委員に紹介してもらって、
黒俣の
農家民泊に行ってきました。非常に頑張ってやっておられるようでしたけども、
観光客、それから
定住人口をふやすためにあそこまでするのはなかなか難しいかな。地道な
活動を、やっぱり少しずつ応援していかないと、中
山間地の
振興、それから
人口増にはつながらないかと思います。
現場を見るのもやっぱり必要かな。地味な
活動になると思いますけども、やはりそれが中
山間地の
振興、本
特別委員会の
勉強になるのかなと思いました。
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◯牧田委員 日ごろから僕は住んでいるところがそういう
地域に住んでいるんで、中
山間地域は、大変になっているんだなというのはすごく意識しているんだけども、よその
地域をまた見に行ったりすることによって、また違う刺激があったり、
課題というのが見つかるかもしれないですよね。また、いろんな情報を手に入れて、議論してまた積み上げていくというか、その
活動が必要なんだろうなと思うのです。ちょっとそういう面でもっと突っ込んでできればよかったかなと思います。
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◯尾崎委員 今、
農家民宿というのを話しましたけど、きょうの
黒俣の柿平さんというお宅が新聞にも載っていますけど、
窓口がやはり
中部農林事務所になっている、県になっているもので、やっぱりその辺を
静岡市の中
山間地振興課がどんなふうにかかわっていくのかとか、
窓口になっていくのかとかも含めて、もう少し僕らも
勉強しなきゃいけないなと思いました。とにかく、本市は
政令市ですから、市の主導で何かそういったものが
活性化できるようなシステムというのをまた考えていくべきかと思いました。
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◯亀澤委員長 ほかに何か御
意見あればいただきたいと思いますが、どうでしょうか。
〔「ありません」〕
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◯亀澤委員長 それでは、4月の
臨時会にただいまの
意見を含め、
中間報告を行いたいと思いますので、御承知ください。
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◯亀澤委員長 それでは、以上で本日の
特別委員会を閉会します。
午後4時16分散会
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中
山間地活性化調査特別委員長 亀澤 敏之
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