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平成31年 中山間地活性化調査特別委員会 名簿 2019-03-20
平成31年 中山間地活性化調査特別委員会 本文 2019-03-20

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  1. 静岡市議会 2019-03-20
    平成31年 中山間地活性化調査特別委員会 本文 2019-03-20


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午後3時54分開議 ◯亀澤委員長 ただいまから中山間地活性化調査特別委員会を開会します。      ────────────────────────────── 2 ◯亀澤委員長 会議順序の議題にあります活動報告書について、お手元に配付してあります資料をごらんください。  4月の臨時会で、本特別委員会中間報告を行うことが想定されております。そこで、ただいまごらんいただいている資料をもとに、中間報告を行いたいと考えております。この資料に基づきまして、皆さんから御意見を伺いたいと思います。  いかがですか。 3 ◯尾崎委員 自民党の尾崎です。  私は、2年間、この中山間地活性化調査特別委員会委員をやらせてもらいましたけど、2ページ目に書いてあるとおり、移住定住についてですが、初年度は、半数近い住民移住者だという和歌山県の色川地区で、どういうことがどうやって行われてきたのか、経緯もしっかり調査できたと思います。また、2年目では、移住というよりも、関係人口ということが資料にも書いてありますけど、起業家を呼んでくるといった秋田県五城目町の取り組み視察させてもらい、定住移住関連については事例を調査し、勉強できたんではないかと思っております。  やはり、人口減少を考えると、定住移住は、定住人口交流人口、そして、もう一つある関係人口の増加というものをしっかりと本市も考えながら、人口減をある程度食いとめるような方策を考えていかなければならないと感じました。  こういった中で、経済活動ももちろん大切であるので、中山間地における経済活動がその先の定住につながるんじゃないかと思います。どんな経済活動がこれから必要になってくるのかも今後考えていかなければならないんじゃないかと思いました。 4 ◯亀澤委員長 ほかにどうでしょうか。 5 ◯白鳥委員 2年間の活動についてということで、テーマについては定住移住関連生活関連に絞るということで決めて、視察もいい視察をさせていただいたという感想を持っております。  一方で、やはり静岡市内現状に対する認識をやっぱりどういうふうにこの委員会委員として広げていくのか、深めていくのも重要なことだと思います。そういったことの取り組みが若干この期間にあってもよかったのかなという感想を持っています。一応、4年間で一つの形をまとめていくということになりますので、この1年間の活動としては、本来であるならば現状把握、あるいは、当局との中山間振興に向けての具体的な政策への調査研究といったものがなければならなかったなと思っていますので、反省をすべきだと感じておりまして、なぜそれができなかったのかということは全委員の責任だとは思いますけれども、正副委員長でもその辺のところについては反省を持っていただきたいと思っているところです。  今回の活動報告書につきましては、こういった内容の形しかとれないのかと思っておりますけれども、議員の任期中のあと2年間なのか1年間なのか、提言的なものをまとめていくことの目安も含めて、やはり特別委員会としての総括を、今年度の終わりということで、4月になってしまうのかもしれませんけれども、もう一度やったらどうかと思っております。  私の意見としてはそんなところです。 6 ◯亀澤委員長 今、白鳥委員からの意見をいただきました。委員長、副委員長がちょっと怠慢なところもありまして、なかなか突っ込んだ話ができず、時間がとれなくて、済みませんでした。  ちょっと時間も足りないものですから、もう一度の委員会開催は、なかなか難しい問題だと思っています。  副委員長はどうでしょうか。 7 ◯牧田委員長 今、お二方の言われたことはそれぞれ的確なお話であったと思います。一方で、中山間地で抱えている課題の多さといいますか、大変難しさといいますか。1年目はその地域皆さんの意欲が、地域自治的な活動の大切さがテーマになったと聞いています。そういう部分と、今年度、視察で行った五城目町のシェアビレッジは行政的な取り組み一つだと思いますが、産業面、あるいは住民の足という交通面などいろいろな面で断面があるかと思います。もう少し絞り込んでいこうとする、やっぱり議論の場といいますか、そういう部分がこの中でも必要だったかと思います。中山間地行政的にそういう部分で考えているのかというヒアリング、それから先ほどお話ありました静岡市内現状も掘り下げていくという地道な活動を重ねていく活動がもっと必要なのかと感じました。  1年間やらせてもらって、反省すべきところがありますけども、この資料内容については、もし肉づけすることがあるようだったら皆さんから出してもらって、まとめていっていただければいいんじゃないかと思います。
    8 ◯亀澤委員長 安竹委員のご希望でバイオマスの施設に行きましたが、感想を踏まえていかがですか。 9 ◯安竹委員 御指名いただいて、ありがとうございます。  中山間地ということで、私たちは個人的にもいろいろなとこに行きますし、今回も視察に行ったわけであります。静岡市役所に中山間地振興課を設けているということにもあらわれておりますが、静岡市は中山間地に対する行政が、非常に手厚いと、僕はありがたさを感じています。  しかしながら、やはり人口減少というのはとまっていないという現実で、今回、安倍6カ村合併して50周年の記念式典らしきものをそれぞれの地区でやっているわけです。そんな中で南北道路整備が非常にまだおくれている部分があるということ。政令市になり管理、あるいは整備事業を直接展開することになって、非常にその速度は早まったと感じておりますけれども、いろんな地方へ行っても、その身近なところに高速道路があったりして、非常に道路の便利のよさによって支えられている部分があると、僕は感じてきました。  それにつきましても、私もこの中山間地特別委員会でもうちょっと絞り込んで、具体的にという意味で、活性化するためには何が必要かというところの中で、木質バイオマス発電所などを整備するということを特化して本特別委員会で取り上げていただいて、そのことについて今回も視察もしていただいたんですが、それが静岡市の行政の中でどういう可能性があるのか、あるいは、それがどういうふうにその地域振興につながっていくのか、その辺をもっと掘り下げて勉強できればよかったなと、こんなふうに思っています。僕から見ますと、視察したバイオマス発電所は余りにも大き過ぎまして、何かちょっとまとめ切れない部分を感じて、残念に思っています。これについては、また個人的ですが、それぞれの立場で皆さんといろいろなところを視察することへのきっかけになればありがたいと思っています。  もう1点、僕は、本特別委員会をぜひつくってもらいたいといって提案したのは、今までは海岸部だったけども、せっかく新東名高速道路山間部を通る。これが開通して、インターチェンジも今までよりもたくさん設けられたということの趣旨は、その山間地域に大勢の人を呼び込むための新東名建設だというふうに僕は認識しております。例えば新静岡インターチェンジを見ましても、残念ながら、もっと観光客をふやそうとか、これをもっと生かそうとか、そのインターチェンジ周辺にまず山間部へのいわゆる玄関口としての整備は必要じゃないかと。私は道の駅をつくってほしいと提言してきましたけども、ある程度絞り込んで、例えば道の駅をつくったらどういうふうに山間地域活性化につながるか、そういう特化した課題も含めてやっていけばよかったかなというふうに反省点ですが、思っています。今後に生かしていただければありがたいなと思っています。 10 ◯亀澤委員長 ほかに、視察も含めて御意見あれば。 11 ◯内田委員 せっかくですから。  視察は、それぞれいい視察をさせてもらったと思っています。2年間の活動を通じて今後についてということで、これをまとめているんだよね。こういう形じゃないかと思っています。ただ、いい視察とともに、もう少し、僕にしてもそうですけども、それじゃ静岡市の中山間地がどういう現状にあって、どういう形で解決しているかという、現地視察も含めて、もう少し現場も知ることも重要だったのかと感じています。視察を1回毎年やって、前後に勉強をやるということも含めて、回数を何回やるかというのもそうですけども、現地へ行って、そこでの問題点をもう少し掘り下げていくというのも特別委員会でやってもいいのかなという感じがしましたけども。 12 ◯亀澤委員長 私も、尾崎委員に紹介してもらって、黒俣農家民泊に行ってきました。非常に頑張ってやっておられるようでしたけども、観光客、それから定住人口をふやすためにあそこまでするのはなかなか難しいかな。地道な活動を、やっぱり少しずつ応援していかないと、中山間地振興、それから人口増にはつながらないかと思います。現場を見るのもやっぱり必要かな。地味な活動になると思いますけども、やはりそれが中山間地振興、本特別委員会勉強になるのかなと思いました。 13 ◯牧田委員 日ごろから僕は住んでいるところがそういう地域に住んでいるんで、中山間地域は、大変になっているんだなというのはすごく意識しているんだけども、よその地域をまた見に行ったりすることによって、また違う刺激があったり、課題というのが見つかるかもしれないですよね。また、いろんな情報を手に入れて、議論してまた積み上げていくというか、その活動が必要なんだろうなと思うのです。ちょっとそういう面でもっと突っ込んでできればよかったかなと思います。 14 ◯尾崎委員 今、農家民宿というのを話しましたけど、きょうの黒俣の柿平さんというお宅が新聞にも載っていますけど、窓口がやはり中部農林事務所になっている、県になっているもので、やっぱりその辺を静岡市の中山間地振興課がどんなふうにかかわっていくのかとか、窓口になっていくのかとかも含めて、もう少し僕らも勉強しなきゃいけないなと思いました。とにかく、本市は政令市ですから、市の主導で何かそういったものが活性化できるようなシステムというのをまた考えていくべきかと思いました。 15 ◯亀澤委員長 ほかに何か御意見あればいただきたいと思いますが、どうでしょうか。             〔「ありません」〕 16 ◯亀澤委員長 それでは、4月の臨時会にただいまの意見を含め、中間報告を行いたいと思いますので、御承知ください。      ────────────────────────────── 17 ◯亀澤委員長 それでは、以上で本日の特別委員会を閉会します。                 午後4時16分散会      ────────────────────────────── 中山間地活性化調査特別委員長  亀澤 敏之 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...