8
◯寺尾委員 この
委員会で、この間も「
なごやか」の見学をさせていただいたわけですけれども、非常に明るい雰囲気で、
社会復帰に努力されている姿が見られまして。
それで、質問ですけれども、今のこの
社会復帰へ向けての
現状などを少し
説明いただけますでしょうか。
9
◯安藤精神保健福祉課長 社会復帰のことですけれども、現在「おさだ」における
相談支援事業の
相談件数は
年平均約1,600件となっております。そのうちの
社会復帰、
社会参加に係る
相談件数は
年平均で約40件です。
社会復帰した人の正確な人数は把握できていませんけれども、この
年平均約40件の
相談件数のうちから、就職やアルバイトにつながっているものと考えております。
10
◯寺尾委員 現状、40件ぐらいという
状況だということなんですが、今、どんなところが
課題になっていますでしょうか。
11
◯安藤精神保健福祉課長 「みらい」の
課題ということじゃなくて、この
社会復帰の
関係の
課題としてお
答えします。
精神障害者は、いろんな症状というか状態があるものですから、それぞれに応じた
支援、
指導が必要になると思います。そこら辺をよく
指定管理者、もしくは
委託者、
受託者と相談しまして、その人に合った
支援を行っていくことが重要かと考えております。
12
◯寺尾委員 これはちょっと基本的なことなんですが、
精神障害者の方々のいろいろな
施設があるわけですけれども、本庁には
障害者福祉課があり、
こころの
健康センターなどの
施設もあり、あるいは保健所でも
対応しておられると。
あとは、もちろん
病院もあるわけですけれども。ちょっと
確認のためなんですけれども、それぞれ、どんな
役割をしているのかというところを御
説明いただけますか。
13
◯安藤精神保健福祉課長 障害者福祉課と
精神保健福祉課、それから
こころの
健康センターの違いということで、
病院についてはもちろん診療ということになります、ちょっとそれは除外させていただきます。
まず、
障害者福祉課と
精神保健福祉課ですけれども、この2課につきましては、
身体、
知的及び
精神の3
障害に係る本市の
障害者計画、
障害福祉計画の策定に係る
業務を連携して行っております。
身体、
知的に係る
主要業務につきましては
障害者福祉課が、
精神に係る
主要業務は
精神保健福祉課が担っております。
精神保健福祉課と
こころの
健康センターの違いですけれども、
精神保健福祉課は、
精神保健福祉法第46条から49条を
根拠法令としまして、主に
精神障害者に係る適切な
医療及び保護を行うために
警察官等の各通報に
対応しながら必要に応じて
精神保健指定医の診察に結びつけ、
措置入院などの
行政処分を行っています。また、
市内精神科病院の
措置入院及び
応急指定病院の
指定業務、
実地指導業務を行うことで、
精神障害者への適切な
医療の提供に係る
業務を担っております。
一方、
こころの
健康センターですけれども、
精神保健福祉法第6条を
根拠法令としまして、
精神疾患及び
精神障害に係る
市民向けの
講座等の
普及啓発事業を行っています。また、
精神医療審査会等の
法定受託事務を委嘱しておりまして、
精神障害者の
人権擁護の
適正化を図るための中立的な
役割を担っております。
14
◯寺尾委員 ありがとうございました。
もう1つですが、今、
障害者の
皆さんに
手帳を
交付しているわけですけれども、年々この
精神障害者の
皆さんへの
交付がふえているんですよね。この辺の
原因はどんなところにあるのか、教えていただけますか。
15
◯安藤精神保健福祉課長 精神障害者保健福祉手帳ですけれども、この
所持者につきましては、
平成26年度が4,066人、27年度が4,326人、28年度が4,532人と、少しずつではありますけども、増加してきています。また、
等級別に見ましても、1級、2級、3級、全ての
等級について
増加傾向にあります。
疾患別に見ますと、
統合失調症、鬱病、
双極性障害、ここら辺が多くなっております。
ただ、増加している
原因ですけれども、これにつきましては、申しわけありませんが、把握できておりません。
なお、
精神障害者地域生活支援センターの
利用に当たりましては、主治医の
意見書の提出が必要になりますけれども、この
精神障害者保健福祉手帳の
所持は要件にはなっておりません。
16
◯寺尾委員 わかりましたというか、
原因というかその辺もきちっと把握できたら、なお
対策がとられていくと思います。
聞くほうもなかなか難しいんですけれども、今後の
対応、
対策が、ずっとこうふえているような
状況があるわけですけれども、一般的な話となるかもしれませんが、今後の
対応、
対策についての考え方を、お示しいただけますか。
17
◯安藤精神保健福祉課長 手帳を持っていると
各種サービスを受けられるということもあります。例えば
公的助成であるとか、いろいろな
医療費の
助成がありますので、そこら辺を通しまして、
精神障害者の
福祉といいますか、そこら辺につなげていきたいと考えております。
18
◯松谷委員 議案の
説明のときに、
指定管理者制度に転換するということも
説明されて、先ほども質問されているんですけれども、この
メリットというか、今までの
委託事業から変わる
理由について、まずお伺いします。
19
◯安藤精神保健福祉課長 指定管理者制度導入の
メリットです。
指定管理者制度は、
平成15年の
地方自治法改正によりまして、それまでの
管理委託制度にかわって導入されたもので、公の
施設のうち市が直接
管理を行わず、外部に
管理を任せる
施設については
指定管理者を指定して市の
業務を代行させることになります。今回「おさだ」は自前といいますか、
自分たちで賃借していた
建物だったんですけれども、今回新たに
南部保健福祉センターの3階を整備しまして、公の
施設として新年度から運用することになるものですから、今度はそういった形になります。
市が直営で
管理することに比べて
指定管理者制度を導入する
メリットですけれども、
精神障害の特性に
対応した
相談支援や
生活支援等において、
民間事業者のノウハウを活用した
事業展開を行うことで、
利用者サービスの向上につながるものと考えております。
20
◯松谷委員 今、賃借の
建物から公の
施設に変わるので
指定管理ということだということですけれども、先ほどの御
答弁で、
指定管理者制度ですから、
公募して
事業者を選択することになると思うんです。
精神科の
法人か、
相談支援センター事業をやっている
人たちに相談しているという、想定しているということですけれども、今やっている
団体、
静岡県
精神保健福祉会連合会も当然手を挙げて入ってくると思うんですけれども、仮にほかの
事業者が選択された場合に、今あそこにいらっしゃる
雇用者の
人たちはどういう
扱いになっていくのか。それから、10年近くやっているので、いろんな人のつながりとか
地域の
状況とかも、今の
事業者は把握していると思うんです。そういう点で、そういう場合に、今のその
人たちの
扱いはどんなふうになっていくのか、そこをお伺いします。
21
◯安藤精神保健福祉課長 指定管理者の選定につきましては、
公募が基本になるものですから、他の
事業者が手挙げしてきた場合には、
事業者がかわる
可能性も当然考えられます。その場合、現在の「おさだ」に雇われている方、職員の方については、残念ながらこれは市が関与する
立場にはないのではないかと考えております。
なお、
利用者については、現在
利用している方に迷惑がかからないように、
事業の引き継ぎについては十分に
指導していきたいと考えております。
22
◯松谷委員 それで、今の
連合会が離脱するかわからないけれどもということで、
公募なので、競争だから、その結果については
利用者の迷惑にならないようにというお
答えでした。
選定していく場合に、当然、
指定管理料の算定がちょっと大きな
課題で、
説明によりますと、この
条例が施行、公布の日から準備を始めますよということになっているものですから。それで、
資料で
皆さんのところにもお配りしていただいていますけれども、
連合会の
皆さんが受託されている
事業の
現状について、お伺いしていきたいわけです。ここにですね、2013年、2014年、2015年、2016年ですけれども、ここに
負担金というものがあるんですね。1ページ目というか、この
最初のところですね。これが150万円。これは、もくせい会、県・
市社協、
障害者スポーツ協会等という形で、これは
相談事業で、その次のページの
生活支援のところでは
負担金が40万円という額のものがあるんですけれども、これはどういう性格のものになるんでしょうか。
23
◯安藤精神保健福祉課長 収支決算の
支出の部の
負担金ですけども、150万円につきましては、もくせい会、
県社協へと、こういった
文字どおり負担金、会費といいますか
負担金だと考えております。
それから、裏面の
収支の
支出の部の40万円につきましても同様だと考えております。
24
◯松谷委員 それは
平成25年ですね。26年、27年、28年と見ていくと、この
負担金がほぼ両方合わせて5万円とか6万円の額になっているんですよね。どうしてこの
段階で190万とかという額がその後に、そうなっているのかについて。だから、
文字どおりの
負担金が
決算のところで突然消えるというのが、何かちょっとおかしいので、それはどうなりますか。
25
◯安藤精神保健福祉課長 負担金の件でお
答えさせていただきます。今の
負担金の問題にかかわらず、
決算数字が1,000円
単位になっていると、このこと自体がちょっと、確かに不自然ということになります。
〔
発言する者あり〕
26
◯安藤精神保健福祉課長(続) ですので、現在こちらのほうで
公益社団法人静岡県
精神保健福祉会連合会の過去5年間の
決算数字と
事業内容につきまして、両方について現在
調査を進めておるところです。
委員の
皆様には、
調査結果がわかり次第御
報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
27
◯松谷委員 これはね、
指定管理料の、
条例が可決されると、次にその中身に入っていく議論になるものですから、関連しているので質問させてもらっているものですから、全然
関係ないということはないということだけ、ちょっと。
それで、今言われたように、この1,000円
単位の
収支決算書なんですよね。ここから
皆さん、これから
指定管理料のことをいろいろ調べて、今
調査中だよということなんですけれども、どうしてこの1,000円
単位のものになってしまっているのかという経過なんですけれども、その点もちょっとお伺いしたいです。
28
◯安藤精神保健福祉課長 1,000円
単位の件ですけども、当然提出されたときにこちらで
チェックがかかって、おかしいことであれば当然修正をお願いすることになっていたと思うんですけれども、申しわけありません。それはお謝りするしかないんですけれども、
事業内容についてはいろいろ
チェックをかけていたんですけれども、
数字については
チェックが甘かったと言わざるを得ないと考えております。
29
◯松谷委員 この甘かったというか、一応
委託事業だけど
契約でね、きちんと
収支報告はしてもらうということが
契約内容に入っているわけなんですよね。その辺だけちょっと
確認させてください。入っているかいないか。
30
◯安藤精神保健福祉課長 委託の
契約書につきましては、
事業実績と
収支決算の
報告を明記しております。
31
◯松谷委員 今
調査中ということですけれども、ちょっと
確認だけ。何を
調査するかにかかわってくるものだから、ちょっと
確認したいんですけれども、私も
資料をいただいて、非常に疑問を感じました。もくせい会、
上部団体への
負担金という形で190万円近い
お金が
支出されているということで。昨日も実際「おさだ」の事務所に行って、それから
連合会にも行きまして、それで、彼らの中の
決算報告書を、
総会で出している
資料をもらったんです。そうすると、この市に出している
収支決算書と、それから、
総会で出している
収支決算書が違うんですよね。だから、そういう点も
調査されていくんだろうなと思うんですが、その点と、それから、
総会で出されている
決算書には、
本部交付金、いわゆる
上納金ですね、
上納金というものが毎年200万円ぐらいずつ上納されているんですよね。それについても
調査をちゃんとしてくれるのかと。というのは、さっきのもくせい会への
負担金190万円近くの
お金というのは、2013年ですか、いただいた
資料には
記載があるんだけれども、
あとの
活動の中には全くその
記載がなくなって、だけど、
本部の
決算書には毎年
本部交付金、いわゆる
上納金という形で
お金が出されているんですよね。そこもちゃんと
確認していただけますか。
32
◯安藤精神保健福祉課長 その点も含めまして
調査していきます。
33
◯松谷委員 指定管理料を算定するときに、今、実態がどうなっているかという
関係が出てくるものだから、今そういう
上納金という形というものが、これは
委託契約書でいくと
支出してもいいという項目になるんですか。そこだけちょっと。
34
◯安藤精神保健福祉課長 上納金という
表現がいいかどうかは何とも言えませんけれども、これは
補助金事業ではないものですから、
委託ということで、こちらの
予定価格につきまして、幾らでできるよということで応札してくる
事業であります。当然
利益が出ないものではないと考えております。ですが、金額の多寡は何とも言えませんけれども、
上納金という
表現はあれですけど、
利益は当然出るものではないかと考えております。
35
◯松谷委員 私もそこら辺の
答えが返ってくるんじゃないかと、その
答えももちろん想定はしたんだけれども。それで、3年間の
決算書と、
総会で出している
決算書と、
静岡市に出しているこの
収支をずっと見ていくと、
人件費に非常に差があるんですね。差が出ている。例えば2013年度、もくせい会の
負担金があった年で、
静岡市の
収支報告では1,809万円の
人件費で書いてあるんだけれども、
本部決算は2,229万円という
記載になっておりますよ。向こうのものは多く
支出しているという
決算です。それと、2015年度、
静岡市への
報告書では2,793万円の
人件費だけれども、
連合会の
決算書では2,438万円で、これは少なくなっていますね。ここには、市のほうにはもくせい会の
負担金は入っていないです。こっちにはね。
だから、そうした点をきちっと解明する必要があると思うんですね。その点を
確認して、そこもちゃんと解明していただけますか。
36
◯安藤精神保健福祉課長 人件費の件ですが、
人件費につきましては、毎年同じ職員だったら同じような金額にはなるんでしょうけれども、当然職員の入れかわりは考えられます。ベテランであれば当然高いですし、新人であれば安いと。そこはかなりの差が出てきますので。そこら辺につきましても、これからの
調査で精査させていただきたいと思います。
37
◯松谷委員 そうしたら、これは
委員全員になるけれども、過去の積算、もう
決算は終わっているからね、積算している根拠ですか、2014年、2015年、2016年、内部
資料でちゃんとあると思うんだけれども、それを
資料で出していただきたいと思います。その点に対するお
答えをお願いします。
38
◯安藤精神保健福祉課長 積算根拠の
資料につきましても提出させていただきます。
39
◯松谷委員 これで最後にしますが、結局、
人件費の中に、もくせい会への
負担金というものが
平成25年は
記載がされていて、次の年からなくなっている。そうすると、もくせい会への
負担金は、
人件費にもぐり込んでいる
可能性があるんですよね。
表現はなくなったけれども。それで、
利益があるからそれはいいんだよということになるのかもしれないんですが、
人件費としてそこに含まれているとしたら、これは仕様書に職員
人件費については、もっぱらここの受託
事業にかかわる人でなければ知られてはいけないという仕様書になっていますよね。だから、その点の違反問題が出てくるんですけれども、その点についても調べていただけますか。
40
◯安藤精神保健福祉課長 この点につきましても
調査させていただきます。
41
◯松谷委員 いいです、これでちゃんと調べてくれるんであれば。
42
◯大石委員長 では、
説明員の方、
資料要求をしますので、よろしくお願いします。
ほかにないですか。よろしいですか。
〔「ありません」〕
43
◯大石委員長 質疑を終了します。
次に、
要望・
意見、
討論に移ります。
要望・
意見、
討論がありましたらお願いします。
発言の際は、
議案に対する賛否もあわせてお願いします。
44 ◯池谷
委員 自由民主党です。自由民主党は、
議案第116号に賛成いたします。
意見・
要望を申し上げます。昨年から
障害者差別解消法が施行されまして、行政も民間に先んじて差別の解消の推進に取り組むことになりました。
支援を求める方に対し適切な
対応と、
障害をお持ちの方に寄り添った
社会復帰の手助けを、これからも続けてください。
45 ◯池邨
委員 志政会です。
議案第116号は賛成の
立場です。
今回の
条例改正で時間が
変更されると。一見、
事業が縮小されるようなイメージを持たれるかもわかりませんので、一般の
活動時間に合わせるということをしっかり
説明しながら、
障害者の方々に、
精神障害をお持ちの方に寄り添った
活動を進めていただければと思います。
46
◯寺尾委員 共産党でございますが、
議案第116号に賛成いたします。
意見・
要望ですが、事前の
説明の中でも
対応されているということでありましたけれども、長田のほうから今度は曲金に持ってくると。
地域的な点を考えますと、やっぱり長田
地域の
皆さんへの
対策、
対応について、引き続き担保されるように、今後ぜひお願いしたいということが1つです。
2つ目は、さっきの質問にもかかわりますが、
精神障害者の
皆さんの
社会復帰という点です。これは、私どももいろんな例に接しさせていただいているわけですけれども、そう簡単ではないことは我々も重々理解をしているつもりです。でも、やっぱり本当に
皆さん、
社会復帰を願っている方々が非常に多いと。
皆さん真剣に考え、悩んでいる方々も少なくない
状況があります。
社会復帰が1人でも多く実現できるように、ぜひ御努力願いたいと思います。
47
◯松谷委員 緑の党ですけれども、
条例の
改正自体については賛成の
立場ですけれども、この
事業自体が
精神に
障害を抱えた方々の
社会復帰という点で、非常に
課題の多い
事業だと思うんですが、その点で、ぜひ充実した方向にいっていただきたいと思っています。
それで、先ほど
指定管理になったときに、今の
事業者ではない人が選ばれる
可能性があるということで、それ以後のことは余り直接的には、それは受託した
事業者の責任だというお
答えでした。きのう私も現場へ行かせてもらって、あそこで働いている若い世代で、なおかつ関心がある
人たちが現実にいるわけです。持っているノウハウ、人のつながりなどの
地域的な実情を考えたときに、もし変わるとしたら、ちゃんと引き継ぐ形のものを、市としても新しい
事業者の養成をしてもらいたいと思いますし、そういう形の
審査というか、そういうことも実際に感じていますので、ぜひそうした点も検討事項に入れていただきたい。
それから、もう1つ、
調査に
関係してですけれども、結局これは高齢者
福祉のときもそうだったんですけれども、ワーカーズコープという
団体がいろんな
施設の
指定管理をやって、その全体を
管理しているということで、
委託している
事業とは違う形で
管理料というものが
本部に吸い上げられていくという傾向がみられたんです。今回も、これは要するに
本部上納金という形のものが現実に存在しているんですよね。それは
利益だからいいんだよという
説明が、それに近い
説明がされているんだけれども、結局、
本部上納金は、きのうも現場に行ったり、いろいろと議論しましたけれども、要するに
上納金というものは、ほとんど
本部の職員の
人件費なんですよね。そのためにやっていますと。いや、それはちょっと経理を見てもらっていますとか何とかと、そういう理屈で成り立たないわけではないけれども、しかし、そういう形の
人件費を
上納金というか、
交付金という形で市から受託している
事業の中から出していくことは、
人件費を出していくのは、私はいかがなものかと。それと、もう1つ、この「おさだ」の
事業収入としては、計画相談という自立
支援法のところから、大体300万円ぐらいの収入が毎年あるわけです。その仕事は、市が受託をお願いした
人件費の中からされているのかとか、そういうことだって厳密性が要求されてくると思うんですよね。
だから、そういう点で、この
事業自体は非常に良いというか、ぜひ前に進んでもらいたいし、実際に現場で頑張っている
皆さんの努力も十分理解するわけですけれども、10年もこの
事業をやりながら、
委託事業であるとはいえ、こういう1,000円
単位のものでしか
収支を把握せず、放置してきた責任は
皆さんにあると、私は思います。
そういうことが、ひょっとして、さっき言ったもくせい会への
負担金とかそういう
支出のところで、不透明性があるような事態が進行しているとすれば、今後に禍根を残しますので、そういう意味で徹底して
調査をしていただきたいし、その
調査をしたときに、
静岡県
精神保健福祉会連合会が受託
事業者としてふさわしいのかという議論も当然出てくるわけなんですよね。
だから、早期にこれは解決してほしいんです。蓄積したノウハウを生かしていくためには、このおかしさを正して、
公募事業に参加するなら参加する。そうじゃないとこれを引きずられていったら、参加できなくなるんですよね。そういう点もありますので、
調査は早急にやっていただきたいということを
要望して終わりたいと思います。
48
◯大石委員長 これより
採決を行います。
特に反対の
討論はありませんでしたので、
簡易採決にてお諮りいたします。
議案第116号は可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」〕
49
◯大石委員長 御異議なしと認め、
議案第116号は可決すべきものと決定いたしました。
以上で
議案審査を終了します。
説明員の方はここで退席していただいて結構です。お疲れさまでした。
〔
当局退席〕
──────────────────────────────
50
◯大石委員長 次に、管外視察についてであります。
お手元の
資料、
厚生委員会視察行程をごらんください。
8月28日月曜日から30日水曜日の計画です。視察先との調整中ではありますが、このような行程で実施したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」〕
51
◯大石委員長 それでは、そのように進めさせていただきます。
今後、視察先と詳細を詰めていくに当たって、若干の
変更が生ずる
可能性もありますので、御承知おきください。
また、視察終了後は、視察
報告書の提出をお願いします。
──────────────────────────────
52
◯大石委員長 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
これをもちまして、
厚生委員会を閉会いたします。
午前10時37分散会
──────────────────────────────
厚生
委員長 大石 直樹
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