• 雨水貯留管(/)
ツイート シェア
  1. 静岡市議会 2017-03-01
    平成29年 企業消防委員会 本文 2017-03-01


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時58分開議 ◯寺尾委員長 ただいまから、企業消防委員会を開きます。  今期定例会で本委員会に付託されましたのは、議案第1号平成28年度静岡一般会計補正予算(第4号)中所管分を初めとする補正議案4件と議案第29号平成29年度静岡一般会計予算所管分を初めとする新年度議案7件であります。  このうち本日は、お手元の審査順序のとおり、上下水道局所管分の8件の審査を行い、あすは消防局所管分の3件の審査を行います。  審査順序としましては、先に平成28年度補正関係議案審査を行い、その後、新年度関係議案審査を行いますので、よろしくお願いいたします。  なお、特に反対の立場での討論がない場合の採決は、簡易採決で行います。  審査に先立ち、委員皆さん説明員皆さんにお願いいたします。委員会記録作成関係から、発言の際は必ずマイクを使用して、発言をしていただくようにお願いいたします。      ────────────────────────────── 2 ◯寺尾委員長 それでは、補正議案審査に入ります。  議案第8号、議案第16号及び議案第17号の3件を一括議題とします。  当局の説明をお願いいたします。             〔当局説明〕 3 ◯寺尾委員長 それでは、ただいまの説明に対し質疑に入ります。  発言の前にどの議案に対するものなのか、議案の番号やページを述べてから発言をしていただくようにお願いいたします。  質疑のある方はどうぞ。 4 ◯工藤委員 1つだけお伺いしたいのがあります。  議案書の4)の24ページの収入の1款3項1目に固定資産売却益とありまして、さらに、25ページの収入の1款2項1目に固定資産税売却代金とあるんですが、これはどのようなことなのか教えてください。 5 ◯石垣水道総務課長 水道事業会計が所有しております駿河区宮竹一丁目238番1及び清水区小島町906番1の水道用地につきまして、水道事業として使用する目的がなくなったことによりまして売却しようとするものでございます。  帳簿価格とは、取得価格なんですが、帳簿価格に相当する額を資本的収入固定資産売却代金として計上しております。  そして、いわゆる利益に相当する額を3条の収益的収入固定資産売却益に計上しております。
     売却予定価格、こちら最低売却価格になりますが、宮竹一丁目の土地につきましては3億3,800万、小島町の土地につきましては3,522万2,000円となっております。 6 ◯山本委員 関連で、今の御説明の中で一応使用目的がなくなった、具体的に現状の中でそう想定されるというか、不要土地というか、そういった調査はされているのか。 7 ◯石垣水道総務課長 決算のときに毎回、水道部の各課に、今、事業用地として持っている土地について、今後、水道事業として活用するかどうかということで毎年決算時に照会をかけております。  それで、27年度末の決算のときには、宮竹と小島町の土地以外に事業用地として持っており、今後、実際に後活用しない土地としては4件ほどございます。  ただ、その土地につきましても、もともとの施設がまだ建ったままで、要はそれを除却しなければならないといった土地とか、進入路がない土地で、売却が困難な土地ということで残っておりますが、今後につきましては、何らかの形では処理していきたいと考えております。 8 ◯山本委員 もう1点、今度は下水道のほうなんですが、4)の66ページ、資本的収入関係なんですが、国庫補助事業認証減ということで、約16億が減少になっているかと思いますが、それに伴いまして下水道整備関係に影響は出てくるのか出ないのか、その辺の考え方を教えていただきたいと思います。 9 ◯天野下水道総務課長 補助事業認証減ですけれども、減少傾向にございます。認証減になったものは、改めて次年度要望上乗せ申請をすることで、計画期間を通じて目標を達成できるよう調整しているところでございます。  それと、当該年度入札差金とかを活用しまして、極力おくれが生じないような工夫はしております。単年度であれば大きな影響はないと考えておりますけれども、次年度もこの傾向が続きますと、目標年度の進捗に影響が出る可能性はあると考えております。 10 ◯寺尾委員長 ほかにないようですので、この件については質疑を終了いたします。  次に、要望・意見、討論に入ります。  要望・意見、討論のある方はどうぞ。 11 ◯工藤委員 補正に関しましては、自民党の会派、賛成いたします。さっきの売却益のこともしっかり聞きました。 12 ◯鈴木(直)委員 志政会です。  3件とも賛成の立場で、要望を1件だけ、先ほど土地がまだ4件ほど残っているというところがあると思うんですけど、その売れない土地というところが先ほど何か売りにくい土地だというところなんですけど、そういうのはわかるんですけど、もし本当に不要であれば、もうすぐにでも売っていただいて、何というんですかね、収入に加えていただいたほうが無駄に固定資産税を払う必要はないと思いますので、ぜひその辺要望として挙げておきたいと思います。 13 ◯山本委員 議案に賛成です。  要望・意見を申し上げます。今のちょっと関連ですが、土地関係は、決算を打ってということなんですが、事前にそういったものの調査を進めていただいて、本当にあるのかないのかというところからまた進めていただきたいというのが1点。  あと、下水の関係なんですが、今後認証減に伴って進捗がちょっと懸念されているということなんで、その辺は注意深く国と連携しながら、今後のあり方を見ていっていただきたいなというふうに思います。 14 ◯池谷委員 維新の会です。  維新の会、全ての議案に賛成いたします。  要望・意見としまして、今回出てきた予算に関して適切に執行されることを要望いたします。 15 ◯寺尾委員長 それでは、特に反対の討論はありませんでしたので、簡易採決にてお諮りします。  議案第8号、議案第16号及び議案第17号の3件は、可決することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」〕 16 ◯寺尾委員長 御異議なしと認め、議案第8号ほか2件は可決すべきものと決定いたしました。  以上で補正議案審査を終わります。  次に、新年度議案審査に入ります。  議案第36号、議案第45号、議案第46号、議案第72号及び議案第73号の5件を一括議題といたします。  これら5件に対し、当局の説明をお願いします。             〔当局説明〕 17 ◯寺尾委員長 ただいまの説明に対しまして、質疑がありましたら、お願いします。 18 ◯工藤委員 上下水道局の先進的な取り組みについて、2つほどお伺いしたいんですが、まず1つ目は、議案集の9)の147ページの説明ところの一番下。雨水ポンプ場などの整備浸水対策の推進とありますが、この整備内容について少し説明していただきたいのと、それから、去年、施設ができたといって視察をさせていただいて、その直後、大雨のときに、ぼーっと吹き上げたというのでちょっと驚いたんですが、そのことについて現状と、これからどのようにしていくのか、取り組みを教えてください。 19 ◯佐野下水道建設課長 まず、平成29年度におきます浸水対策整備内容でございますが、浸水対策推進プランに基づき33億円余の予算を確保し、雨水幹線やポンプ場整備により浸水被害早期軽減を図り、市民の安心・安全につなげてまいります。  雨水幹線といたしましては、平成28年度に引き続き駿河区の広野地区シールド工法による大規模な渠の整備を進めるほか、葵区の大岩地区清水区の入江、折戸地区などで重点投資を図り、整備延長としては792メートルを予定しております。  また、雨水ポンプ場につきましては、清水区の高橋、飯田地区で、高橋雨水ポンプ場沈砂池等土木工事を引き続き進めてまいります。  続きまして、下川原雨水貯留施設のこれまでの対応でございますが、昨年9月までに暫定的対策といたしまして、空気抜きの増設、雨水流入部の堰板の補強と増設、既設空気抜き部飛散防止対策を実施いたしました。あわせて、地元住民への報告、説明をさせていただいております。  現在でございますが、噴出に至ったメカニズムを解明するため、水理模型実験の準備を進めております。ことしの12月までには詳細な原因を究明したいと考えております。これによりまして、新たに対策が必要になった場合には、補正予算もしくは次年度予算対策費を組み込み、再発防止に努めてまいりたいと考えています。 20 ◯工藤委員 模型をつくってその原因を突きとめ、ああいう驚くようなことがないようにしていただきたいなと思います。  それでは、もう一つ議案書の同じく9)の112ページから113ページの債務負担行為の中に、これもこの間、視察させていただいたんですが、中島浄化センター汚泥燃料化施設維持管理運転業務というのがあるんですが、ここで30年度から48年度までに38億8,700万円が計上されているんですが、その業務内容について教えてください。 21 ◯中川下水道施設課長 中島浄化センター汚泥燃料化施設は、DBO方式による発注を行い、契約時に特別目的会社の設立と20年間の運転管理燃料化物売却先を確約することを条件に建設した施設で、平成29年1月17日に供用開始しております。  御質問の債務負担につきましては、この特別目的会社として設立された会社と平成29年度から20年間の維持管理運転業務契約を締結するために必要な費用として、平成30年度から平成48年度までの19年間の債務分を計上したものでございます。  その内訳、業務内容といたしましては、施設運転監視保守点検などを行う運転管理費として年間6,300万円、19年間で12億円、電力、燃料、薬品などのユーティリティー調達費として年間9,900万円、19年間で18億8,000万円、そのほかに施設を維持していくために毎年度行います定期修繕費及び5年ごとに行う大規模な修繕に係る費用といたしまして8億円、総額で38億8,000万円余を計上させていただいております。  なお、平成28年度分につきましては、これはことしの1月17日からこの3月31日まででございますけれども、運転開始間もないため業務内容が異なることから、単年度での契約としております。 22 ◯鈴木(直)委員 私のほうから簡単な質問なので数点ちょっとお願いします。  まず、資料2の182ページの簡易水道事業会計ところの歳出の部分にクリプトスポリジウム対策に伴う基本設計というところがあると思うんですが、これは簡易水道独特のものだと思うんですけれども、この基本設計というのはどのような設計をされるんでしょうか。 23 ◯見城簡易水道課長 井川地区平成26年度にクリプトの指標菌が確認されまして、その対策ということでクリプトスポリジウム対策を行います。  29年度基本設計ということで、クリプトスポリジウムのその対策、いろんな方法があるんですけれども、一番経済的で地区に合ったものかということを基本設計でちょっとたたきたいというところでございます。 24 ◯鈴木(直)委員 今、井川地区で見つかったとおっしゃったんですが、この簡易水道というのは特に奥のオクシズのほうの関係だと思うんですけど、これ井川独特のものって考えておいてよろしいんでしょうか。 25 ◯見城簡易水道課長 井川独特のものではございません。過去に数カ所で確認され、見つかったところでは対策をとっております。 26 ◯鈴木(直)委員 そうであると、ここで基本設計というところで、今、どのような対策がベストかというのを選んでいるということなんですが、過去にそういう事例があるとすれば、その事例に伴ってということにはいかないんですかね。 27 ◯見城簡易水道課長 まず、クリプトスポリジウムというものが何かということを御説明したいと思います。  クリプトスポリジウムはですね、牛とか猫の消化器官などに寄生する4から5ミクロンの微生物でございます。仮に人間の口に入りますと、激しい下痢、腹痛を伴います。1週間から2週間くらい続くと言われております。有効な治療がありませんで、健常者の多くは自然治癒をするんですけれども、ちょっと弱い方はですね、そういった方は死に至ることもございます。また、非常に塩素に強いというところもございます。  このような悪さをする微生物なんですけれども、現在は静岡市では、クリプトスポリジウムの原虫が確認をされたことはございません。  厚生労働省から水道水におけるクリプトスポリジウム等対策指針というのが出ておるんですけれども、その中にクリプトスポリジウム指標というものがございます。その指標ということで、目印になる菌なんですけれども、その中で大腸菌と嫌気性芽胞菌という2つ指定をされております。その2つの菌が水道水の原水で確認をされた場合には、何らかの対策が必要だということで判断されております。  先ほど言ったように、井川で確認をされました。  対策は、ほかの簡易水道でも行っておりまして、例えば紫外線照射で応対をするとか、あと膜ろ過、そういったもので対応をとっております。  そういったことで、基本設計の中でどういった方法がいいのか、あるいは別に井戸を掘ってみるとかの方法も検討していくということでございます。 28 ◯鈴木(直)委員 次は、9)の74ページ、収益的収入の中の1款1項1目の中にあります水道料金の件なんですが、新設が2,258戸、そういう中で節水機能とかが今、非常によくなっているというところと、あと人口減で前年度より減っていますよという御説明だったんですが、これ人口減節水機能というのはどんどん、節水機能はどんどんよくなりますし、人口減というのは、今、対策は打とうとしていますが、減るというところとして見た場合、この水道料金そのもの考え方というのはどのように考えているのか、お聞かせ願いたいなと思います。 29 ◯寺尾委員長 水道料金そのもの。 30 ◯鈴木(直)委員 そのものというか、年々これが減っていくというところだと思うんですが。 31 ◯石垣水道総務課長 委員がおっしゃるとおり、今後についてもやはり人口減とか節水機器の普及によりまして、やはり水道料金収入というのは今も下がっておりますが、今後もそれ予想されるようなことだと思います。  ただ、経営的には当然ながらそういったような維持管理経費の削減とか、また各種工事コスト縮減を図ったり、今、実際に更新計画の中でアセットマネジメントの考え方を取り入れて、施設の状況とか状態の予測などによって望ましい改築、更新時期や対象施設の検討を行って、優先順位をつけながら事業費平準化というようなことを進めています。  それはそれとして、今の企業としての経営の努力はしております。  それで、先ほど言った今後も水道料金がふえない場合の改定とかという話だと思うんですが、ただ、いずれにしても今のような傾向があった場合に、その水道料金の体系ですね、基本料金とか従量料金とかございます。それと、小口の使用者さんもいらっしゃいますし、当然ながら大口の使用者さんもいます。そういったような体系についても、やはりこれから研究して、今、限られた水道料金の中でそういったような研究をしていくということで考えております。 32 ◯鈴木(直)委員 同じく9)の126ページになります。  今度は、下水道使用料の件ですが、やはり新設500戸となっています。ただ、今、下水道、特に清水静岡市と合併してからよくなって、非常に清水は喜んでおります。  そういう中でお聞きしたいんですが、今、下水道設備が通っているのに、なかなか使わないという方がいらっしゃるじゃないですか。その辺どのように把握しているのか、ちょっとお聞かせ願えればと思います。 33 ◯天野下水道総務課長 下水道使用料につきましては、上水のほうが年々減ってきていますけれども、それを上回る地域が拡大しておりますので、今のところだんだん下水道使用料はふえている状況でありますけども、これが大体飽和状態になって、各下水道施設も今、後頭打ちになってきますので、そうした場合は当然ながら下水道使用料は伸びなくなって、将来的には減っていくというふうに考えております。  それから、つながない理由ですけれども、徴収強化月間とかで市民の方に聞いているんですけども、やはり一番大きな理由は経済的な理由でつながないと。その次は、将来的に増築等、改築するものでつながない、老人世帯だからちょっと余裕はないという理由であります。一番大きな理由は、経済的理由というふうに把握しております。 34 ◯鈴木(直)委員 そういう中で、これもまた委員会の中ではなくて、後で構いませんので、上下水道耐震化というところで、昨年もちょっと資料をいただいていまして、水道耐震化率36.2%、下水道が48.3%、これ27年度見込みになっていますが、これ28年度見込みというものを資料いただければと思っています。 35 ◯寺尾委員長 資料を要求しますか。 36 ◯鈴木(直)委員 はい。 37 ◯寺尾委員長 では後ほど資料をお願いします。 38 ◯杉本水道路課長 主要な水道路であります導水、送水、口径300ミリを超える主要な路の耐震化率につきまして、平成28年度末で303キロメートルのうち111キロメートルが完成しておりまして、耐震化率は36.6%を見込んでおります。これは全国平均でいえば千葉市、相模原市、熊本市を除き東京都と17政令市のうち10位となっておりまして、全国での平均的な整備水準となっていると考えております。  今後も水道耐震化事業を推進してまいりますので、よろしくお願いいたします。 39 ◯石垣下水道維持課長 下水道耐震化についてですが、緊急輸送路に埋設された路や防災拠点等浄化センターを結ぶ路などを重要な路として位置づけ、優先的に耐震化を進めております。  耐震化の状況ですけども、平成28年度は、高松・南部処理区などで対策を実施しており、6.3キロメートルの耐震化が完了する予定です。その結果、重要な路474.2キロメートルに対し237.9キロメートルの耐震化が完了し、耐震化率は50.2%となる見込みです。 40 ◯池谷委員 何点かお聞きさせていただきます。  予算事項別明細書9の56ページと110ページ、昇給のところを見ますと、平成28年度4号給が非常に比率として高くなっていますが、4号給のところに偏っている理由というのは何かあるんでしょうか。 41 ◯石垣水道総務課長 56ページの昇給の状況のうち4号給の100人ということで多いんじゃないかということです。通常の定期昇給の場合には、4号給上がるということで、ですので、4号給が普通です。  ただ、例えば病気で休んだ期間が長いとかそうすると昇給の号が少なくなるといったような形になっております。 42 ◯池谷委員 わかりました。  次ですけども、同じく予算事項別明細書の146、147ページを見ていただいて、右のページのこれは下水道施設の改築と更新のところなんですけれども、具体的にやっぱり老朽化して、漏水とかも発生していると思うんですが、まず、1年間に地域から上がっている件数といいますか、水が漏れてきているよという訴えの数は、大体どのくらいか把握されていますか。 43 ◯石垣下水道維持課長 漏水の件数というよりも、不明水という形で老朽からかなり流入しており、件数というのだと何件というのはちょっと。  例えばそういった原因で陥没が何件かといいますと、例えば年間で10件ぐらい、ただし、本管で起こる陥没というと1件程度、そういった数字でしか、今、把握はしておりません。 44 ◯池谷委員 陥没が10件ということで、その数字を多いと見るか少ないと見るか、いろいろ見方があると思いますが、下水道施設のうちこの改築と更新の進捗状況と、平成29年度の予定がどのようになっているか教えてください。 45 ◯石垣下水道維持課長 下水道の改築、更新についてですけども、これまでは早期に整備に着手しました合流区域について、テレビカメラ等で調査し、異常が確認された場合は、部分的な修繕で対応してきましたけども、増大する老朽に対応するため、平成18年度より高松・城北処理区域の合流区域を対象に予防保全的な取り組みとして管区再構築基本計画を策定しまして、計画的な改築更新事業に着手しております。  また、清水区でも布設後50年を超えたことから、26年度に南部処理区を区域に加え、新たに静岡市公共下水道再構築基本計画を策定しまして、劣化状況や古さから優先順位を定めて事業を進めており、第3次中期経営計画の4年間で22.8キロを実施する予定であります。  進捗状況ですけども、28年度末、中期経営計画で定めた延長22.8キロに対し10.8キロメートルの改築更新が完了する見込みです。  ちなみに、来年度、29年度ですけども、高松・城北・南部処理区において4.6キロの改築工事を予定しております。 46 ◯池谷委員 最後の質問です。  近年異常気象による局所的な豪雨といいますか、台風の被害といいますか、そういったものも頻発しておるわけですけれども、これも毎回聞いておるんですが、内水ハザードマップの作成を公表しておりますけれども、その進捗状況をまた教えてください。 47 ◯鈴木下水道計画課長 内水ハザードマップの進捗状況についてですが、ハザードマップは下水道計画区域の市街化区域、これを8地区に分けて、浸水実績の多い地区から順次作成をしております。これまでに巴川流域、下川原排水区、巴川流域その2、静岡駅北・駅南地区の4地区のハザードマップが完成をしておりまして、本年度、丸子、丸子川、小坂川流域の長田地区が完成する見込みで、面積的には計画の77%が完了する見込みとなっております。  なお、今年度完成するハザードマップは4月初めに広報紙「静岡気分」と一緒に関係の皆様に配布する予定となっております。 48 ◯山本委員 何点か教えてください。  まず、資料2の182ページ、簡易水道関係です。  29年度から統合されて、15簡易水道水道の事業会計のほうに乗っかってくると思うんですけれども、それに伴いましてちょっと心配しているのは、組み込まれることによって、今まで整備していたことができなくなってしまうのかどうかって不安はあるんですけれども、統合によりましてその辺、簡易水道自体の29年度整備というのはどうなのかというとこをちょっと教えていただきたいと思います。 49 ◯見城簡易水道課長 簡易水道課といたしましては、平成29年4月の統合に向けて整備を進めてまいりました。  結論から申しますと、整備のほうは完了いたしまして、今後の計画というものは当面ないという形になります。  施設整備について説明させていただきますと、路の布設がえ3カ所の工事を2月末に完成させております。計画延長1万2,513メートルの工事全てが完成をしております。  それから、配水池の更新ですけれども、流量計等機器の設置工事を1月末に完成させて、計画していた4カ所完成をいたしております。
     さらに、遠方監視の装置の設置工事も1月末に完成となりまして、計画していた14カ所全ての工事が完了しております。  このことによりまして、統合後にあっては、当面簡易水道施設路の更新の計画はないということになります。 50 ◯山本委員 わかりました。路の更新計画はないと、終わったというふうに理解すればいいんですよね。  あと、維持管理というのは、その費用というのはどうなるのか、それはもともと簡易水道で持っていた維持管理費用ってあると思うんですが、その辺は別に関係ないというふうに理解すればいいんですか。 51 ◯石垣水道総務課長 15簡水が、4月1日付で統合されます。そちらにつきましては、4月1日以降は水道事業になりますので、当然ながら平成29年度の当初予算の中には、今、言った維持管理経費とか元利償還金の予算については、盛り込まれております。  ですので、維持管理につきましては、設備の修繕とか維持委託とかそういった件については、当初予算のほうに盛り込まれております。 52 ◯山本委員 議案書6)の207ページ、議案第72号なんですが、給水人口の考え方なんですけれども、70万8,400人を69万8,700人に改めるという、この70万8,400人、いつの時点かちょっとわからないんですけども、現実、今静岡市の人口は70万1,000人から2,000人弱だと思うんですけども、その中で69万8,700人と。市全体では70万維持ということを言っている中で、こういった数字がどういった根拠をもとに算出されて、こういうふうに議案として上がったのかというとこを教えていただきたいと思います。 53 ◯高木水道企画課長 今回の条例の一部改正の概要につきましては、先ほど説明がありましたように、18カ所の簡易水道のうち15カ所を水道事業へ統合することに伴います給水区域の拡張及び給水人口の変更、それから、1日最大給水量の変更を行うものでございます。  この水道法に規定する給水人口と申しますのは、事業計画で定める計画給水人口のことですので、計画給水人口と言いかえさせていただきますけれども、これは給水を行っている区域内に存住し、水道を使用する人口のことになります。  それですので、行政人口とは異なるということになります。  ちなみに、改正前の静岡市の計画給水人口が70万8,400人で、28年度3月末の静岡市の行政人口71万192人でしたので、割合にすると約99.7%ということになります。  そこで、今回の条例改正に伴う計画給水人口の算定につきましては、簡易水道の統合分を加えまして、10年後の平成37年を見据えたものになりますけれども、委員御指摘のとおり、第3次静岡市総合計画により人口70万人の維持というのが市の最大の目標として掲げておりますので、そのため平成37年度の想定静岡市行政人口はその総合計画と合わせた70万1,400人と設定しております。そこから、給水区域内の居住人口等を勘案して、計画給水人口を行政人口の約99.6%になります今回の69万8,700人としたものでございます。  ちなみに、この条例改正のために事前に国と厚労省と静岡水道事業の変更認可の取得の際にも厚生労働省から将来の行政人口、もっと減るんじゃないかといったような御意見を強く言われたんですけど、当課の職員が70万人維持のためのいろんな施策等を持ち寄って、粘り強く交渉して、決まった数字ということですので、御理解願いたいと思います。 54 ◯山本委員 粘り強くやったんですね。ちょっといいのかなと思いますけど、わかりました。  9)の130ページ、営業費用の中で昨年度に比べまして約7億増というふうになっておりますけれども、この辺、修繕費というのは年々ふえているということは言われていると思うんですけれども、最近のその伸びというんですかね、来年度は7億伸びているということはありますけれども、伸び率というか、その辺の現状はどういうふうになっているのか、まず教えていただきたいと思うんですが。 55 ◯天野下水道総務課長 修繕費の推移ですけれども、これは渠費とポンプ場費、浄化センター費の合計でございますが、伸びとしましては、平成26年度が7億720万円余で、前年比11%ふえております。それから、27年度は7億8,500万円余で、これも前年比で11%伸びております。それで、28年度は逆に7憶5,900万円余で、前年比3%若干落ちております。平成29年度が9億3,900万円余となっておりますので、28年度と比べて24%の増となっております。 56 ◯山本委員 11%、11%、3%で29年度は今年度見込みでわからないですけど、24%、かなり大幅な増加ということなんですけれども、今後、この辺の整備、修繕費をどのように見込んでいるのか、見通しみたいなのがあったら教えていただきたいと思います。 57 ◯天野下水道総務課長 修繕の中には緊急、突発的な修繕もございまして、安全確実な運転のために緊急に修繕を実施しなければならないもののほかに、計画的にオーバーホールとかやっているものもございます。これは大規模修繕でございますが、その対象設備ごとに修繕計画を作成して、その計画に沿って、計画的に実施することによって設備の長寿命化を図っております。  委員の御質問なんですが、今後についての伸び率、具体的なものでございますが、今後作成されます第4期中期経営計画にも左右されることですので、はっきりとは具体的には申し上げられないんですが、年々数%くらいは増加していくものと考えております。 58 ◯山本委員 わかりました。  最後の質問になりますけれども、同じ9)の147ページになります。  下水道整備費なんですけれども、17億円、今回当初予算で上乗せになって、約5,427メートルが整備されるんですが、現状でその整備状況は、整備率はどのぐらいになっているのか。また、来年度、この整備が終わることによってどのぐらいの整備率になるのか、教えていただきたいと思います。 59 ◯佐野下水道建設課長 まず、17億円ですが、その内訳のほうをまず説明させていただきたいと思います。  全体では17億円ですが、新たに汚水を布設する、工事費です。これが9億6,000万円。延長にしますと、これが5,427メートルという形になります。ほかに道路整備等に伴います布設がえ、そういったところに使う費用としまして3億1,000万、それら委託工事に伴います委託料が1億4,000万。工事に伴いまして地下埋設物等の電気、ガス、そうした移設の支障移転費、これが1億3,000万円、あとその他諸経費といいますか、事務費を入れまして17億円というような内訳になっております。  次に、29年度整備の状況でございますが、下水道事業計画区域内の整備につきましては、29年度の新設につきましては、先ほど言った5,427メートルの9億6,000万円余でございます。内訳といたしましては、葵区の羽鳥地区、駿河区の大谷、中島地区、清水区では長崎、三保、興津地区でございます。整備延長といたしましては、先ほど来言っております汚水渠5,427メートルのうち、葵、駿河で1,678メートル、清水区では3,749メートルを予定しております。  進捗状況でございますが、29年度におきましては、これらの整備に伴いまして16ヘクタールの区域が増加します。累計でいきますと8,896ヘクタール、整備対象区域9,666ヘクタールに対します整備率といたしましては0.1ポイント増加して92%になるように見込んでおります。  今後の整備につきましてですが、残りが770ヘクタールとなります。これらにつきましては、住宅が連檐するなど整備強化の高い区域から優先的に進めまして、生活環境の改善に向け早期完成を目指していきたいと考えています。 60 ◯山本委員 今後の見込みについても教えていただきましたけれども、単純に770ヘクタールが残っているよ、29年度も16ヘクタールやるよ、トータルすると0.1ポイントふえ92%になりますよ。100%まであと8%という勘定になるんですが、あと何年ぐらい、100%になる見込みなのか、何十年ぐらいかかるのか。単純に0.1で割ればいいのか、その辺を教えてください。 61 ◯鈴木下水道計画課長 先ほどお話ししました0.1ポイントということですが、平成29年度につきましては、確かに0.1ポイントにとどまります。  ただし、平成30年度末、これは第3次中期経営計画の目標に掲げたものですが、この整備率が92.3%でございます。面積にしまして8,923ヘクタールの整備を目標にしています。まずは、この第3次中期経営計画に基づきます目標92.3%、まずはそこを達成するように整備を進めてまいります。  その後につきましては、浸水対策施設の老朽化対策などほかの事業との調整もありますので、そちらと調整を図りながら早期完成を目指していきたいと考えています。 62 ◯寺尾委員長 簡易水道予算関係です。一本化するというこの関係なんですが、この簡易水道の本予算に組み入れるこの移管をすることについてその辺のメリットをちょっとお願いできますか。 63 ◯見城簡易水道課長 水道事業に統合する目的でございますけれども、簡易水道使用者に対するサービス水準の維持、向上を図る観点より、効率的な経営体制を確立することでございます。  メリットでございますけれども、上水道への経営統合に向けて老朽化した路の布設がえや配水池の更新、遠方監視システムの導入といった施設整備を集中的に実施してまいりましたので、より安定した給水体制が確保されます。  さらに、コンビニエンスストアでの水道料金の支払いやインターネットからの使用開始、中止の申し込みが可能となりまして、利便性が向上することとなります。 64 ◯寺尾委員長 水源の問題についてちょっと質問したいですが、今後の水源の確保という点から見て、どんな見通しを持っていらっしゃるか、ちょっとその辺をお願いできますか。 65 ◯高木水道企画課長 合併後の本市水道事業にとって安定給水は最重要課題でございまして、豊かな伏流水と地下水に恵まれている安倍川水系、それから降雨の影響を受けやすい清水区の興津川水系との水の相互運用事業について、これまで南部ルートと北部ルートの2ルートでの整備を進めてきたところでございます。  既に第1期事業といたしまして進めてきました南部ルートにつきましては、平成19年3月23日に通水を開始しておりますけれども、この南部ルートにつきましては、駿河区登呂の高松取水場から地下水を国吉田中継ポンプ場経由して、清水区の草ヶ谷配水池へ1日当たり3,000トンを送水し、従来の興津川水系からの送水と合わせて、有度地区へ配水することによって、安定した給水を確保しているところでございます。  また、一方の現在整備中の北部ルートにつきましては、平成30年度末の全線完成を目標に事業を進めておるところでございますが、今年度、28年度末には麻機配水池から清水区との境界部分までの送水の布設がほぼ完了する見込みとなっておりまして、平成29年度当初には試験通水を行う予定になっております。  この北部ルートが完成しますと、これまでのような清水区の渇水時の不安が解消されるものと考えております。  ただし、本市には他都市のように大きなダムがあるわけではございませんで、特に河川の表流水につきましては、自然の影響を非常に受けやすいということもございますので、今後も引き続き安定供給に向けた水資源の確保等の検討も行っていきたいと考えております。 66 ◯寺尾委員長 最後1つ、この水質ですね、水の安全性、いろんな課題があると思うんですけれども、この安全性を確保していく、特にこれライフラインの一番のもとだと、水というのは、その点で安全性の確保の点で今後の対応といいましょうか、対策、その辺について御説明願いますか。 67 ◯大下水質管理課長 水質管理課では、水の安全性の確認のために大きく分けて2つの事業を行っております。  1つ目といたしましては、水道水の安全性の確認のための水質検査がございます。水道水の水質検査は、各年度の開始までに水質検査計画を立てまして、配水系統ごとに選定した現在32カ所の検査地点で水道法に規定された検査を実施しています。水質基準の51項目につきましては、項目ごとに頻度を定めまして、検査を実施しています。また、毎日検査が必要な色と濁り、あと消毒の残留効果として用いる残留塩素濃度についても同様の地点で実施をしております。これらのほか、より安全な水道水を供給するために、先ほども簡水のほうで出ていましたクリプトスポリジウム等、あと農薬類、ダイオキシン類に関しましても検査計画に定めまして検査を実施しています。検査の結果、水道水質基準値を超えたことは現在までございません。  2つ目といたしましては、水安全計画の運用がございます。水安全計画は、水源から蛇口までの各段階における危害への対応方法を整理した水道の品質管理システムでございまして、静岡市では水源の種別、表流水、地下水、あと伏流水ですけれども、それらについて定めております。これを策定いたしまして、以降、計画の検証と見直しを行っております。また、水の処理方法が、清水区の和田島浄水場につきましては膜ろ過設備というのがございますので、そちらのほうの策定を今、進めているところでございます。  本年度は、取水施設の上流部にある工場や事業所、排水処理施設等の危害因子等の情報を収集、分析しておりまして、これをもとに水道部内に設置しました水安全計画作業部会において協議し、平成30年度に策定することとしております。  以上、2つの事業により水道水質の安全性の確認を行っております。 68 ◯寺尾委員長 ほかに質問がないようですので、質疑を終了いたします。  次に、要望・意見、討論に入りますが、私も討論に加わりたいということで、副委員長と交代をさせていただきます。 69 ◯工藤副委員長 それでは、暫時委員長の職務を行います。  要望・意見、討論に入ります。要望・意見、討論のある方はどうぞ。 70 ◯遠藤委員 自民党市議団は、全てに賛成であります。  意見・要望を申し上げますと、人の命を守る、生活になくてはならない上下水道の安全供給というものだと私は非常に感じています。私は、興津川沿いに住んでいまして、先ほど課長が言われましたように、旧清水市のときは冬場に雨が降りませんと表流水を飲んでいましたので、節水弁をつけたり、興津川が干上がったりして、水が白くなった時期もあります。合併して3年間、自然に恵まれ、安倍川の伏流水の豊かな水を南部ルートで3,000トンを有度地区へ持っていってくれたこと。そして、今も北部ルートの完成を目指していただくということで、我々は十分感謝しているんです。合併して、清水区の人たちがそれに余り気づかないというのが非常に残念ですので、我々もその辺はもっと訴えなければいけないかなと思っています。本当に水道については安心して暮らせるようになりました。  また、下水道耐震化も進められていまして、耐震の問題、地震とか津波の問題で災害時にどうだということについても対応していただいていることに感謝しています。  さらに、下水の汚泥をエネルギーに変えるという先進的な事業にも取り組んでいただいておりまして、さらに、上下水道工事の技術とノウハウを生かして、雨水対策も行っているということに対しては、我々も上下水道局を本当に頼りにして生活していまして、すばらしいと思っております。  また、時代もかなりいろいろな面で変わってきておりますので、新しい技術を取り入れて、市民のために安心・安全なまちづくりをお願いしたいと思っています。  終わりに、今年度退職される皆様、長い間本当にありがとうございました。ここにいると一番の年長者ですが、皆さん、地域へ帰るとまだ本当に若いですから、今後も今まで培われましたいろいろ行政での能力をぜひ地元のため、そして将来の静岡市のために、また、経験を生かした中で御指導、そして御尽力をいただくようお願いします。本当にお疲れさまでございました。元気に頑張ってください。 71 ◯鈴木(直)委員 志政会です。志政会議案第36号を含めて5件の案に賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  今、遠藤委員がおっしゃったとおり、私も清水区民でありまして、非常に上下水道とも助かっております。これは本当に感謝しておりまして、私どもは合併について何か得があったというときには、必ずこの上下水道の話をさせていただいております。そのぐらい清水というところは、水が清らかって書くんですが、水に非常に不便な思いをしておりましたので、ぜひ今後とも市民の生命線を守るというところで非常に大切な部署になりますので、その辺あわせてお願いしたいと思います。  そして、これ先ほど耐震化の話を聞かせていただいて、徐々に伸びているというところ。あと、雨水処理に関しても非常にやっていただいているというところで、災害対策に対しても浸水含めてやっていただいているというところも、引き続き市民の安全・安心を守るというところでお願いしたいと思います。  今年度をもちまして退職される方、行政の方というのは自治会にとっては非常に宝になりますので、自治会活動をぜひしていただいて、健康に御留意していただいて、静岡市の発展のために御尽力いただければと思っております。 72 ◯山本委員 私たち会派も新年度関係議案に全部賛成です。  意見・要望を申し上げます。  まず1点、簡易水道関係ですが、簡易水道は中山間地の大切な施設ということでありますので、当然当初予算の中で維持管理費等を計上されているということですが、今後もある程度の予算確保ということではしていただきたいなというふうに思います。  もう一つ、下水道関係ですが、先ほど維持管理費、修繕費含めて増加しているよ、今後の見通しの中でも増加していくということと、あと下水道の未整備地区、これが平成30年度は92.3%目標になっているという、どちらもお金のかかる話なのかなとすごく思いまして、今後の見通しの予算の中でも大変な厳しい環境なのかなというふうには思います。中期経営計画のこれから素案みたいな形で検討されるかと思いますけれども、やはり従来の考え方ではなくて、思いっきりこの整備指標の見直しと言おうか、そういうところを大胆に切りかえていただきたいなというふうに思います。国のほうからも、恐らく下水での関係は今後10年間見通しということで言っています。10年じゃなくて、もう中期経営計画に合わせて静岡市では対応していくぐらいの気概でぜひやっていただきたいと思います。  その中でもう一つ、通常の下水ではなくて合併浄化槽とかいろんなものを組み合わせていただいて、早く100%になるように対応をお願いしたいと思います。 73 ◯池谷委員 維新の会です。  維新の会、全ての議案に賛成いたします。  意見・要望ですが、先ほど質問をさせていただきました老朽化したの交換について、陥没している案件が10件、本管で1件という話がありました。本当に事故が起こらないように前もった前もった施策を打っていっていただきたいと思います。  もう1点、内水ハザードマップについて、18号の台風以降、私の住んでいる長田地域のハザードマップがないよということで、地域からの要望が出ていたことでした。4月に公開していただくということで、本当にありがとうございます。  市民の最後のインフラになる水の委員会ですので、しっかりと予算をそのまま執行していただきますよう、よろしくお願いいたします。 74 ◯寺尾委員 共産党でございますが、議案第46号の新年度の下水道事業会計予算に反対ということで、そのほかの議案については賛成であります。  この反対の理由というのは、毎年申し上げているわけですが、この受益者負担金が都市計画税と二重徴収ではないかということの理由なんですね。  意見・要望ということになるわけですけれども、この点については、ぜひ検討をしていっていただきたいなということを改めて申し上げるわけです。  きょう、若干質問をさせていただいたわけですけれども、水資源というのは有限だと、無限ではないと。世界ではやっぱり水資源で苦労している箇所というのは大変多いと。日本の場合は比較的恵まれているといえども、やはりこれまた有限であることは間違いないということで、大変皆さん努力をされていただいていると。あるいは、安心・安全な水を供給ということで頑張っていらっしゃるということですので、その辺も引き続きぜひ御努力願いたいなというふうに思うわけです。その辺を意見・要望として申し上げたいと思います。 75 ◯工藤副委員長 ほかにないようですので、要望・意見、討論をこれで打ち切ります。  反対の討論がありましたので、挙手により採決いたします。  最初に、反対の討論がありました議案第46号は、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いいたします。             〔賛成者挙手〕 76 ◯工藤副委員長 賛成多数ですので、議案第46号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、残る議案を採決いたします。  議案第36号、議案第45号、議案第72号及び議案第73号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」〕 77 ◯工藤副委員長 御異議なしと認め、議案第36号ほか3件は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で上下水道局所管分審査を終了いたします。  それでは、委員長席を委員長と交代いたします。 78 ◯寺尾委員長 ありがとうございました。  以上で本日の議案審査等は終了いたしましたが、ここで3月末をもって退職される説明員の皆様を御紹介申し上げます。お名前をお呼びいたしますので、恐れ入りますが、その場で御起立をしていただきたいと思います。  上下水道局長の増田敏久様、水道部理事の小村寿文様、給水装置課長の近藤行生様、下水道部長の薩川信広様、下水道施設課長の中川知明様、以上5名の方々です。御着席ください。  今、各委員からもお話が出ましたんですけれども、本当に皆さん長い期間にわたりまして静岡市政発展のために尽くしていただきましたこと、委員長としても心からお礼を申し上げる次第でございます。それこそ、先ほども出ましたように、地域へ帰ればまだまだ若輩ということになるかと思いますので、ぜひ。それにまだ人生はこれからと長い人生でございます。ぜひこれからも、また、市政の発展や地域の発展のために御尽力いただきますようによろしくお願い申し上げる次第でございます。  本当に長い間ありがとうございました。御苦労さまでした。(拍手)      ────────────────────────────── 79 ◯寺尾委員長 あすは、消防局所管分の審議でございますので、よろしくお願いします。  これをもちまして、企業消防委員会を散会します。                 午前11時59分散会      ────────────────────────────── 企業消防委員会  寺尾 昭 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...