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  1. 静岡市議会 2015-02-17
    平成27年 経済消防委員会 本文 2015-02-17


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時開議 ◯水野委員長 ただいまから、経済消防委員会を開きます。  本委員会に付託されましたのは、議案第1号平成26年度静岡一般会計補正予算(第6号)中所管分外3件であります。  審査に先立ち、委員皆さん説明員皆さんにお願いしますが、委員会記録作成関係から、発言の際は必ずマイクを使用して発言くださるようお願いいたします。  次に、委員会での質疑のあり方についてです。案件の決定に影響しない参考、確認のための質疑で、当局の対応に時間を要するものは、後日の報告、または資料提出を受けることとして、効率的な委員会運営に努めてくださるようお願いします。      ────────────────────────────── 2 ◯水野委員長 それでは、議案審査に入ります。  議案審査の順序としましては、それぞれ当局からの説明を聞いた後、質疑に入ります。その後、要望・意見、討論を述べていただき、採決を行います。  なお、特に反対の立場での討論がない場合の採決簡易採決で行いますので、よろしくお願いします。  それでは、議案第1号平成26年度静岡一般会計補正予算(第6号)中所管分外3件の議案一括議題といたします。  順次当局説明をお願いします。             〔当局説明〕 3 ◯水野委員長 ただいまの説明に対し、質疑に入ります。  委員皆さんに申し上げますが、発言の際には、どの議案に対するものか、議案書の番号とページ数、項目を述べてから発言していただくようお願いします。  それでは、質疑がありましたらお願いします。 4 ◯亀澤委員 資料1の50ページ中央卸売市場事業会計でございます。1億300万円の施設整備事業費繰越明許費が掲げられていますが、この内容と理由について教えてください。 5 ◯古熊中央卸売市場長 昨年の台風18号による市場用地にある、山ののり面地すべりに対する復旧工事でございます。事業内容及び予算額につきましては、地質調査が1,600万円、測量設計が700万円、復旧工事が全体で2億円のうち平成26年度分は8,000万円で、計1億300万円でございます。  当初の計画では、昨年12月末までに地質調査を完了し、3月には復旧工事に着手する予定でございましたが、現在地すべりをしている土塊の動きが少なく、工事範囲施工方法に必要な地すべりの方向、深さ、範囲のデータの取得にさらに日時を要するということで、繰り越しをお願いするものでございます。なお、今後は5月をめどに地質調査の解析、工事設計を完了し、その後、工事に着手していく予定でございます。 6 ◯亀澤委員 次に、9ページです。農業政策課青年就農促進事業はどんな事業なのか、また今回補正する理由をお聞かせください。 7 ◯小林農業政策課長 この事業につきましては、国の青年就農給付金事業に対応しておりまして、県を経由しての間接補助となっております。青年就農意欲の喚起と就農後の定着を図るために、経営の不安定な就農初期段階青年就農者の生活を安定させるために、農業経営継続性を担保するものでございます。
     当事業対象者としましては、45歳未満、前年の総所得が250万円未満市長就農計画を認めた認定就農者になります。補助金年間150万円で、これを前期と後期の2期に分けて支給し、支給期間は最長で5年間になります。  それから、今回どうして補正するのかということですが、昨年末に地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策ということで閣議決定されまして、本年2月3日に予算が成立したわけですが、この緊急対策に位置づけられております青年就農給付金事業前倒しして実施するということで、対象者11人に対し、平成27年度の前期分150万円の半分の75万円ずつ、合計825万円を26年度に支給するものでございます。 8 ◯亀澤委員 最後に、10ページの中山間地振興課の農山村振興施設管理事業についてお聞きします。  やませみの湯のポンプ修繕関係して、どのような方法で利用者利便性を考えているのか、お聞きしたいと思います。 9 ◯草分山間地振興課長 やませみの湯のポンプ修繕について、利用者の影響をどのように少なくするかというようなことだと思いますけれども、まず、ポンプのオーバーホールとか、源泉井戸の改修に要する修繕期間につきましては、事務手続を含めまして3カ月ぐらいを計画しております。そのうち、源泉井戸の口径を大きくしていく修繕がございまして、これが1カ月ぐらいを想定しております。この口径を大きくする工事の間は、約1カ月間、温泉のくみ上げができない状況になります。お客さんの利用の多いゴールデンウィーク前にはこの工事が完了するように、今、計画しております。約48トンためられる貯湯タンクがございますので、工事前にいっぱいためておきまして、これを使って、2週間ほど営業ができると考えております。残りの1カ月のうち2週間の休館を考えております。  修繕については、施設のリニューアルという中で必要な工事であることを利用者皆さん理解していただき、早い段階から施設やオクシズのホームページ等を使いまして、修繕目的修繕の期間、それから休館に関する情報を掲示したり広告したりということで、広く周知を進めていきたいと考えております。これによりまして、利用者の皆様に御迷惑がかからないようにしていきたいと考えております。 10 ◯亀澤委員 現在は利用されていますか。 11 ◯草分山間地振興課長 ポンプが故障いたしまして、くみ上げが十分にできない状況ですので、今はポンプを引き抜きまして、仮設のポンプを入れて経営しております。 12 ◯池邨委員 それでは、同じく9ページ青年就農促進事業費助成です。  45歳未満で、前年の総所得が250万円未満ということですけれども、認定就農者になるために、どういう条件を満たさなければならないのですか。 13 ◯小林農業政策課長 認定就農者につきましては、45歳未満で前年の総所得が250万円未満。こちらにつきましては、あくまでも個人の年収ということになります。  そして、就農計画をつくるわけですけれども、そちらにつきましては5年後に想定300万円ぐらいの所得になろうという計画をつくりまして、それを市長が認めた方が対象になります。 14 ◯池邨委員 今回、臨時の事業で上げられていますけれども、市としては、この臨時の事業が終わった後の継続性という意味で、この事業を続ける見込みですか。 15 ◯小林農業政策課長 今回の事業につきましては補正ということで、あくまでも27年度の前期分を26年度に前倒ししてやるということで、27年度以降につきましても同様に実施していきたいと。27年度前期分前倒ししましたので、27年度は後期分だけという形になります。  この後のフォローにつきましては、所得が上がれば打ち切りになりますが、最高5年間は継続します。その中で県を初め、市も協力して育成していき、就農をフォローしていきたいと考えております。 16 ◯池邨委員 少し細かくなりますが、総所得が250万円未満といったときに249万円の人も250万円の人も、補助金年間150万円という理解でよろしいですか。それが今後5年間、継続するという理解でよろしいでしょうか。 17 ◯小林農業政策課長 実は27年度の事業から国が見直してきまして、26年度に採用されている方は今、委員おっしゃったとおり、249万円でも年間150万円全額支給されるのですけれども、27年度の新規採用の場合には、総所得最高額が350万円で、そこから段階的に所得が少なくなるに従って補助金が多くなります。ですから、補助金は一律ではなくて、段階的にしていくことを国が計画しています。 18 ◯池邨委員 それでは、次の10ページです。先ほども質問が出ましたが、やませみの湯のところです。源泉井戸ポンプの定期的なメンテナンスはやられているのですか。 19 ◯草分山間地振興課長 やませみの湯の源泉井戸ポンプの定期的な点検でございますけれども、基本的には特に決まった点検をしておりません。 20 ◯池邨委員 現状は故障対応という理解でよろしいですか。 21 ◯草分山間地振興課長 故障した場合に対応するという状況でございます。 22 ◯池邨委員 もう1点だけ、中山間地振興課野生鳥獣被害対策事業が出ていますけれど、最近の静岡市の鳥獣被害が増加している状況を教えていただきたいです。 23 ◯草分山間地振興課長 静岡市の野生鳥獣による被害状況ですが、農家から市に報告があったものをまとめた数字でございますけれども、平成24年ですと、被害面積が368ヘクタール、金額にして約9,600万円、平成25年につきましては被害面積が399ヘクタール、金額にして約1億600万円の被害があったという集計をしています。 24 ◯池邨委員 イノシシの数でいくと、推移としては昨年、一昨年に比べてどのぐらいふえているのか。 25 ◯草分山間地振興課長 イノシシ捕獲状況で申し上げますと、26年度が9月末までの集計で、1,009頭の捕獲報告がございました。平成25年度の同時期においては476頭ということで、2倍以上も捕獲しています。そういう中で、農地の周辺にイノシシ出没数が多いということで、被害も多いのではないかと考えております。 26 ◯岩崎委員 議案1)の113ページ議案第22号についてお聞きします。清水港内公有水面埋め立てに関して、市長意見を求めるということでしたけれども、この埋め立て後、土地はどのような形で使われるのか、教えてください。 27 ◯村松清水港振興課長 埋め立ての後の用途についてですけれども、富士見埠頭の4号、5号岸壁につきましてはバルク貨物の拠点ということで、背後地バルク貨物施設がございます。そういったことから、今回は岸壁の補修ということで埋め立てしますので、でき上がった埠頭用地につきましては、これまで同様アンローダーとかバルク貨物への船からの引き込みという形で使うと、国からは伺っております。 28 ◯岩崎委員 次に、資料1の10ページ、中山間地振興課野生鳥獣被害対策事業です。他の委員からも質問が出ましたけれども、繁殖力の強いニホンジカがふえていると聞いているわけです。今年度の捕獲報償金補正についても全体的にふえているのですけれども、特にニホンジカがふえていると聞いています。この辺の対策はどう考えていますでしょうか。 29 ◯草分山間地振興課長 ニホンジカにつきましては、最近の捕獲データを見ますと、毎年捕獲数がふえている状況になっております。今年度は特に、葵区の井川地区におきましてニホンジカ捕獲数がふえております。12月末までで355頭ほどの捕獲がありますけれども、このうちの7割近くが井川地区での捕獲という状況でございます。  井川には牧場があるのですが、牧場の跡地がいいえさ場になって、シカがふえているのではないかと言われております。そこで、旧牧場跡地シカ捕獲するための大きな囲いわなを今設置しております。これは試行的にやっておりますが、まずは牧場をぐるぐるっと網で囲んでおいて、入り口を開放してございます。警戒心の高いシカがいいえさ場があると思って安心して来てくれたところを、ドアを閉めて一網打尽にしようという試みをしているところです。今、牧草を食べさせてわなの中に誘い込んでいる状況でございます。また、センサーカメラをつけまして、シカがどのくらい出入りしているのかをモニタリングしている段階でございます。シカが集団で入ってくるときをねらって大量捕獲する計画をしております。 30 ◯岩崎委員 井川地区で7割を占めているのですね。  今回の補正予算で1,980万円の対策事業費が計上されているわけです。当初の捕獲計画に対して実績がふえたということですけれども、猟友会捕獲割り当てはされているのでしょうか。頭数がふえたから補正という理由があるかと思うのですけれども、どうでしょうか。 31 ◯草分山間地振興課長 鳥獣捕獲割り当てでございますけれども、猟友会ごとに何頭とってくださいという割り当て制はとってございません。とにかく市としましては、できるだけたくさんとっていただきたいという考えでおりますので、猟友会の皆様が頑張っていただいて、当初の予算を上回る捕獲をしていただいたということでございますので、それに対しては、お約束した報償をお支払いしていきたいと考えているところでございます。 32 ◯岩崎委員 次に、同じく資料1の10ページ治山林道課災害復旧事業についてです。  昨年の台風18号、19号で林道、農道、さまざま被害を受けたわけです。その関係で、先月末に浜松市の天竜区でつり橋が崩落した事故があったわけです。市職員が2名亡くなられたという痛ましい事故だったのですけれども、山の斜面の崩落により、橋を支えるワイヤーが崩れ落ちたと聞いているのですが、静岡市の林道つり橋はどうなっているのでしょうか。 33 ◯青島治山林道課長 林道は現在148路線ありまして、252箇所の橋梁がございます。つり橋形式構造の橋はありません。林道の橋梁は沢を横断するような短いコンクリートの床板構造のけたが162橋で、全体の65%を占めます。それから、対岸へ渡るような径間15メートル以上の高性能トラスアーチ構造が90橋梁ありまして、これが全体の35%となっておりますので、今回浜松市の事故のようなつり橋形式構造ものはございません。 34 ◯岩崎委員 最後ですけれども、消防局に2つ質問したいと思います。  資料1の12ページ、非常備消防庁舎施設整備事業です。国の補助金で、消防団の3施設前倒しで建てかえるという説明がありました。今回前倒しで行われる3施設以外の整備計画はどのようになっているのでしょうか。 35 ◯青山消防総務課長 現在、耐震基準建築基準法で改正された昭和56年以前に建築されました施設につきまして、耐震性が劣るという位置づけで、建てかえ事業を行っているところでございます。その一環で今回お願いするところでございますが、26年度末の対象施設は172施設ございまして、そのうち123施設耐震化が既に済んでいるところでございます。残りにつきましては49施設となっておりまして、耐震化率は71.5%となっています。27年度につきましては、今回補正をお願いしました3施設繰り越しと、それから、1施設の、計4施設をお願いする予定でございます。  今後の整備計画ですが、施設建築につきましては、建築からの経過年数老朽化状況、車庫の位置とか狭さなどの消防団の活動上の支障の有無、それと地域のバランスや用地の確保ができるかどうかというところ等を考慮させていただきまして、予算の許す限り、なるべく早期に実施していきたいと考えているところでございます。予算に限りもございますので、毎年4施設程度を実施させていただけたらと考えているところでございます。  建てかえにつきましては喫緊の課題であると認識しておりますので、さらなる予算確保に努めまして、消防団庁舎整備を図ってまいりたいと考えているところでございます。 36 ◯岩崎委員 もう1点、同じく資料1の13ページ警防課防火用貯水槽等整備事業です。防火用貯水槽1基、それから、前ページ防火用井戸1基を整備するということで、これも国の緊急経済対策に伴う前倒し事業となっているわけですけれども、今後の消防水利整備計画について、お聞かせください。 37 ◯望月警防課長 消防水利整備につきましては、静岡消防水利整備計画というもので定められております。平成26年10月に3次総に合わせて見直しを行っておりまして、平成27年度から30年度の3次総の前期4カ年のうち、27年度にあっては、防火用貯水槽3基、そして、平成28年度から平成30年度の3年間におきましては、防火用貯水槽2基と防火用井戸1基をそれぞれ計画しているところでございます。  これらが全てでき上がりますと、4カ年の合計では、防火用貯水槽が9基、防火用井戸が3基完了します。現在、静岡市内は全2,060メッシュに区切りまして、そのメッシュの中に最低でも1つの耐震性水利を入れようと整備を進めております。整備が終わっているメッシュが現在のところ1,479メッシュございます。これは充足率で考えますと、71.8%になるわけでございますが、それに今後の4年間計画している12基がそれぞれ別のメッシュということで考えますと、1,491メッシュが充足するということになって、充足率としては72.4%と若干上がるという形になります。 38 ◯平島委員 非常備消防庁舎施設整備事業について、1点だけ質問させていただきます。  事前に、建てかえの現状の建物の写真をいただいているのですけれども、今回の予算額を見ますと、同様の建物を建てるとすると、非常に金額が高いと思われるのです。多分、今回はもっとすばらしい内容になるのだと思いますが、実際どのような建物になるのか。また、何にどのくらいのお金が予定されているのか、建築の概略について教えてください。 39 ◯青山消防総務課長 新しく建てかえます庁舎がどのような庁舎になるのかを御説明させていただきます。  現在、消防団の庁舎につきましては、本部庁舎と支部庁舎に区別しておりまして、今回建てかえをお願いするものにつきましては、本部庁舎が2つと、支部庁舎が1つとなっております。  産女の庁舎が支部庁舎になるところでございますが、本部庁舎につきましては125平米を、支部庁舎につきましては55平米を基準として建てかえさせていただいているところでございます。  事前にお分けいたしました資料につきましては古い庁舎が記載されておりまして、こちらが本部庁舎の写真で、静岡第39分団の中島に建設したものでございます。面積はおおむね125平米から130平米となっています。支部庁舎でございますが、55平米、ひさし等を含めますと60平米程度になりますけれども、このようなものが新しく建てられることとなっております。  建物の構造につきましては、鉄骨を基準としておりまして、敷地の面積等にもよりますけれども、原則2階とさせていただいているところであります。  本部庁舎が125平米、支部庁舎が55平米を基準とさせていただいているところでございますが、車両が多いところや、2台配置をしているところにつきましては、この面積に40平米を加えさせていただきまして建築をしているものでございます。  施設の能力の向上等につきましても、耐震化が図られますことと、施設等の面積が今回多少増加することで災害参集時の駐車スペース等も確保されてくるのではないかと考えているところでございます。また、会議室やシャワーの施設の設置等、福利厚生部分におきましても整備が図られていくものと考えているものでございます。  いずれにしましても、各施設におきまして、できる限り地域の実情等を考慮させていただき、また、団員の意見や希望等を取り入れさせていただきまして、整備していく予定でございます。  大まかな金額についてでございますが。静岡第13分団の根古屋は、建物としましては5,200万円程度、静岡第21分団の牛妻につきましては解体費等も全て込みになっておりますが、6,200万円程度になります。静岡第27分団の産女は、若干小さな建物となりますけれども、3,900万円程度で建設を予定しているところでございます。 40 ◯田形委員 それでは、野生鳥獣被害対策事業について質問したいと思います。  9ページ青年就農促進事業費助成とも絡んでくる問題だと思うのです。と言いますのは、半年とか1年間一生懸命作物をつくって、さあ収穫の時期だと思ったら、鳥獣被害に遭ってしまう。これでは農業をやってもしようがないと思ってしまいます。ですから、中山間地において力を入れる重要課題だと思っています。  就農については今は質問いたしませんが、例えばシカが何頭でイノシシが何頭で鳥が何頭だからこの金額という、1,980万円の内容を教えてください。 41 ◯草分山間地振興課長 今回お願いいたしました1,980万円に相当する考え方ですけれども、まず、サルについては1頭当たり3万円、シカについては1頭当たり2万円、それから、イノシシについては1万円、その他ハクビシンであるとかアライグマについては5,000円、カラスについては500円という決まりがございます。そういう中で、例えばサルについては当初150頭ぐらいを予定しておりましたが、219頭に。イノシシにつきましては500頭を予定しておりましたが、1,486頭に。シカにつきましては160頭を予定しておりましたが、524頭に。ハクビシンにつきましては40頭が81頭に。それから、アライグマについては40頭が96頭にと、主なものとしては大幅に捕獲される頭数がふえると予測されております。  そういう中で、これらにかかる経費と、わなを巡回して見ていただくのに手数料がかかりますので、見回り報償金を一部含んでおります。 42 ◯田形委員 では、この金額の中には、見回り報償金が入っているということですね。それを教えていただきたいのと、ここで当初予算のことを言ってもしようがないかもしれないけれど、当初の予想が甘過ぎるのではないですか。だからこのような大きな補正が出てくるのだと思うのですが、それについてのお考えを。 43 ◯草分山間地振興課長 まず、見回り報償金の増額でございますけれども、約20万円増額させていただき、トータルとして669万3,550円をお願いしてございます。  それから、当初の計画について、見込みが甘いのではないかということでございますけれども、実際にとれた頭数としてはふえてきていますので、来年につきましてはふやしていくという方向で考えております。 44 ◯田形委員 どのくらい捕獲したら一定の数値よりふえないのか、それはしっかりつかんで予算要求していくべきだと思うんです。 45 ◯山本委員 私も2点だけお聞きします。  1つは、もう既に出ていますけど、非常備消防庁舎施設整備事業についてです。今回、国の対策に呼応して来年度の分を前倒ししたということですが、この補正をつけたことで、当初の発注計画とか建設完成見込み等は早まるということですか。それとも、全く変わらないということでしょうか。 46 ◯青山消防総務課長 工期等が早まるかということでございますけれども、繰り越しをさせていただきまして、次年度そのまま事業を開始ということになりますので、現在のところは、特に早まることは予定していません。 47 ◯山本委員 先ほどの説明で、27年度は今回の補正の3施設に加えてもう1施設という説明だったのですけれど、27年度に3つ前倒ししたら、28年度に予定しているのを前倒しして27年度に計上するのが通常かと思うのですが、それは市の持ち出し部分の財源で1つしか前倒せないということでしょうか。 48 ◯青山消防総務課長 この件につきましては委員御指摘のとおりでございますが、一般財源等に繰り入れられております全体の枠の中で、こちらへ前倒しをさせていただいたということでございますので、27年度予算につきましては1件ということで、27年度全体の建物の建築につきましては、4件お願いさせていただくというような形で考えております。 49 ◯山本委員 先ほども出ました議案第22号の清水港内の公有水面埋立てに関する意見についてですが、耐震性を岸壁強化するということで必要かと思うのですけれど、意見を求められて、市としてはどういう審議をされたのか。審議のメンバーは。どういうところでどういう議論、検討がされたのか、明らかにしてください。 50 ◯村松清水港振興課長 埋め立てにつきましての審議は、市の中では特にはございません。ただし、これにつきましては縦覧期間を設けておりますので、市民等に1カ月間縦覧を設けまして、そこで意見を聞くことになっております。 51 ◯山本委員 県が許可するのに市の意見を求められて、異議なしという結論を出した。異議ないという結論に至る協議とか、法的な手続で異議なしという結論を得る協議がされているんじゃないですか。縦覧だけでというのは何かおかしいように思うのですが。市としての審議機関での協議をしないで、市長は異議なしの意見を出したということでしょうか。 52 ◯村松清水港振興課長 富士見岸壁の埋め立てにつきましては、これまでバルク埠頭としての拠点ということで、非常に重要な供給基地であるということ。あるいは、船の大型化が進んでおりまして、大量一括輸送時代に突入していることを受けまして、静岡県における港湾計画に位置づけて、これを進めております。審議というお話になりますと、地方港湾審議会、これにつきましては市長が首長として委員になっていると。そこの中で、まずは港湾計画に決定をされた事業を進めているということですから、この計画については認められたと解釈しております。 53 ◯山本委員 このケースはそうじゃないかもしれませんが、例えば海生生物の影響とか、環境保全上どうとか、防災対策上どうだとか、あるいは、もしそこが漁業者との漁場とも絡めば、漁業権との関係が大丈夫なのか、審議されてしかるべきだと思いますが、今回そういうのは結果的になかったということですね。 54 ◯村松清水港振興課長 環境等のアセスにつきましては、この埋め立て申請書の中で事前に調査しております。項目としましては、大気質、騒音、振動、水質、水底の底質、動物、植物、生態系、廃棄物などです。その結果、環境保全目標を満足するという見解が示されて、環境につきましても調査を実施しており、埋め立て申請書の中では配慮がなされていると記載されているところでございます。 55 ◯山本委員 今述べられたのは審査者側がそうだということでしょうから、それを審議して異議なしという結論に至るのが通常だと思いますけれども。恐らく今回は、そういうのがされていないということとして受けとめておきます。 56 ◯畑田委員 1点質問させてください。  資料1の9ページ、清水港整備事業負担金についてお尋ねします。  国の緊急経済対策に伴う事業費の増額とありますが、この事業費の内訳について、できるだけわかりやすく御説明をお願いいたします。 57 ◯村松清水港振興課長 主なものは2つございます。まず1つは、新興津地区人工海浜緑地整備事業で、海岸部分となる土台を形成する埋め立て部分を保護するということで、被覆ブロックを第1期工として整備されておりますところに敷設をすると。幅が16.5メートル、長さが70メートルで、事業費が2,323万4,000円となっております。市の負担金は580万8,500円です。  もう1つは、新興津地区の小型船だまり整備事業で、防潮堤を形成するケーソン、このケーソンというのは、イメージをしていただくのはコンクリート型のお豆腐の大きなもので、長さが15メートル、幅が約8メートル、高さが7メートルといったものを陸上で2函製作する事業となっております。これにつきましては、事業費が5,500万円で市の負担金が825万円です。事業費につきましては、この2つで7,823万4,000円で、負担金につきましては約1,400万円という内訳になっております。 58 ◯畑田委員 今、御答弁いただいた新興津地区人工海浜緑地整備事業は、憩いとにぎわい空間としての清水港を整備している中で、地元、清水区の皆さんをはじめ、心待ちにしている人も多いかと思います。今回の事業費の増額により、整備のスケジュールが前倒しになるのか、スケジュールが早くなるのか、お聞きします。 59 ◯村松清水港振興課長 今回の補正につきましては緊急経済対策ということで、27年度の前倒しになっております。当然27年度はその分の事業費が余るわけですけれども、これにつきましては、県に確認をしたところ、28年度分の事業を持ってくるということでありますので、総合的には、多少スケジュールが早まってくると考えております。 60 ◯水野委員長 ほかにないようですので、質疑を終了します。  次に、要望・意見、討論に入ります。  要望・意見、討論がありましたら、お願いします。 61 ◯亀澤委員 自民党です。  全議案に賛成します。その中で、施設整備、中央卸売市場、やませみの湯、清水港などがありますが、ぜひ市民の安心・安全の食のためにも早目に進めていただきたいと思います。それから、やませみの湯も早くお風呂に入りたいという方がたくさんいると思うので、早く整備していただきたい。清水港整備事業も同じく、人工海浜等々で釣りなどをする方がおりますので、早目に整備していただきたいと思います。  野生鳥獣被害対策事業ですが、先ほどもうちの委員からも質問がありましたように、予算も目標もしっかり立ててもらって、農業者の方が安心して作業ができる、生活ができるようにしていただきたいと思います。 62 ◯池邨委員 新政会は、全議案に賛成の立場で、2つ要望させていただきます。  1つ目は、農業政策課青年就農促進事業費助成につきましては、いろんな効果が見込まれるのですけれども、耕作放棄地をなくすという意味でも、この効果は大きいと考えますので、先ほど助成金が減るようなお話もあったんですけれども、ぜひ新規に農業に携わる方をしっかりと応援するように進めていただきたいと思います。  2つ目といたしましては、中山間地振興課の農山村振興施設管理事業です。やませみの湯の源泉井戸ポンプの修理ということですけれども、通常、こういう機械類は定期的にメンテナンスを行って、修繕費を極力抑えるというのが1つと、もう1つは、利用者の方に御迷惑をかけないという視点もあるので、ぜひ定期的にメンテナンスをするような仕組みづくりが必要ではないかと思いますので、御検討いただければと思います。 63 ◯岩崎委員 公明党です。4件の議案に賛成いたします。  消防局関係ですけれども、今回、緊急経済対策前倒しになる防火用貯水槽防火用井戸、それから、非常備消防庁舎の整備計画があって着実に進めているということでありますけれども、やはり大規模災害のときにおいては、防火貯水槽等は非常に基本的な施設になってくるわけです。それぞれ3次総の中で計画が立てられておりますが、早期に整備し、水利の充実に努めていただきたいと思います。  それから、もう1点要望です。野生鳥獣被害対策事業ですが、捕獲については猟友会に頼っているわけですけれども、猟友会の会員も高齢化していて大変な状況にあると。県で育成事業をされると聞いておりますが、捕獲に対して、猟友会の各支部において、捕獲目標が割り当てられているというような話も聞きます。これは猟友会捕獲目標を提示しているのか、現場では捕獲頭数を割り当てられていると受けとっているのか、これは定かではありませんけれども、捕獲に対してはきちっと猟友会との連携、さらには計画をきちっと立てて、今後の予算編成に充ててもらいたいと思います。 64 ◯平島委員 静翔会です。  全議案に賛成いたします。  要望といたしましては、先ほど質問でも申し上げましたけれども、非常備消防庁舎施設整備については、消防団員の募集が大変厳しい状況にある中でありますし、やはり団員の皆さんが機能的に、また快適に使用できるような施設として整備していただけますようお願い申し上げます。 65 ◯山本委員 共産党です。  共産党も、若干の問題は飲み込みながら、議案には賛成いたします。
     要望としては、繰り返し出ていますけど、消防団施設耐震性を確保、向上させるという点と、消防資機材の整備拡充については、地域で住民の命、財産を守る大事な拠点の1つですから、ぜひ財源確保も財政にしっかり要望しながら、前倒し整備を進めていただけるようにお願いいたします。  もう1点、公有水面の埋め立ては、公益性が本当に高い事業ですので、今回の場合は事業者が出すアセス手続も、実態を聞けば、まあいいかというような感じで異議なしを出しているようにも思われますけれど、ここはしっかり手続を慎重に踏んだ上で、関係者の意見もしっかり聞きながら結論を出していくように、今後はぜひしていっていただきたいと思います。 66 ◯水野委員長 それでは、ほかにないようですので、これより採決を行います。  特に、反対討論はありませんでしたので、簡易採決にてお諮りします。  議案第1号中所管分外3件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」〕 67 ◯水野委員長 御異議なしと認め、議案第1号中所管分外3件は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で議案審査を終了します。      ────────────────────────────── 68 ◯水野委員長 本日の日程は全て終了いたしました。  これをもちまして経済消防委員会を散会いたします。                 午前11時29分散会      ────────────────────────────── 経済消防委員長  水野 敏夫 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...