6
◯柴主農地整備課長 現在、静岡市におきまして、
農業集落排水事業は9カ所やっております。今年度、先ほど挙げさせていただきました俵沢を含めまして10地区やるようになっています。22年3月に
富厚里地区が
事業採択されまして、22年度から
事業着手ということになっています。
7
◯片平委員 僕が聞いたのは、今後、この
農排水事業の計画がまだほかにあるかどうか、これでおしまいかどうかということ。それが1つ。
1つの
農排水事業をやっていくとなると、
処理場をつくったりで、1カ所2,000万円ぐらいずつの
維持管理の
持ち出しが出るけれども、こういったことで2億円ぐらいになっているんじゃないかと思うよ。つぎ込んでいかなきゃならないお金が。だから、こういった
事業そのものに対してどう思うかと。農振地域でないと対象にならない
事業なんでしょう。だから、
市町村型の
合併浄化槽事業というのもあるわけだし、こういった地域であっても
浄化槽事業に切りかえていくことによって、より効率的な
住環境整備ができるじゃないかと、私はそういうふうに思っているもんですから、今後のこの
農排水事業の展開をどのように考えて計画しようとしているのかを聞きたいわけ。
8
◯柴主農地整備課長 繰出金の関係で、20年度1億4,200万、21年度の
見込みとしましては1億4,700万の
持ち出しとなっています。
今後の計画ですが、平成19年の静岡市の
集落排水事業の計画でいきますと、10地区ほど
候補地に挙がっております。ただ、集落が点在しているとかいろいろありまして、先ほど申しました
富厚里地区以外は、地元からは
事業の要望は挙がっておりません。今のところ、
富厚里地区を最後の
事業と考えております。
9
◯深澤委員長 1カ所だけっていうことだよね、あと。今後の計画。
10
◯柴主農地整備課長 ええ、そうです。今後は、先ほど言いました、今年度着手します
富厚里地区。今のところそういうふうに考えています。
11
◯深澤委員長 もう1つの、2,000万円ほど
持ち出しがあるけども
事業費のことについての……〔「
農排水事業に対する考え方、今後の」〕
12
◯柴主農地整備課長 単独、または複数の
集落ごとで
整備を行いますので、
地域一体で取り組むということで、
公共水域、集落の
生活環境の改善に寄与できるということが
メリットと考えておりますので、そういうことで進めていきたいと考えています。
13
◯深澤委員長 質問はしっかりと
委員長に言ってからやってください。
14
◯片平委員 この
農排水事業も戸数が固まらないと、エリアもあるでしょうけど、
地元負担が全体の
事業費の5%でしたか。だから、
住環境整備をするに当たって、今、
合併浄化槽があるじゃん。
下水道に接続するこの
事業がある。
農排水事業、この3種類があるわけですよ。だから、住んでいるところによって、住民が協力をする
負担金に差があっちゃいけないと、基本的にはそう思っているわけ、おれも。まちへ行けばそんなに金かからないけど、田舎に住んでいると金がかかると。これじゃうまくないので、
事業主体は違うけども、やっぱりそれなりに協力する住民としては、同じ
公共下水道につなげるには、たいがい1件当たり40~50万かかるわけじゃん。
合併浄化槽だって入れれば、半分
補助金が出たって、40~50万か、
自己負担が。
農排水事業にとなると、まあ
世帯数にもよるでしょうけども、
各戸負担でどのぐらいになるのか。その辺が、
事業は違っても、やはり同じように公平・公正に、
環境整備のためにはお金かかるんだよということでないとうまくないなというふうに思っているもんですから、その辺も考え合わせながら……。
農排水事業、農振地域だから、それしか対応できないよというじゃなくて、
市町村型の
合併浄化槽事業も中には取り入れながら、由比、蒲原も問題があるんだけども、そういったことも考え合わせてやっていってくれなきゃ困るよということを言っておきたいです。要望になっちゃったよ。
15
◯深澤委員長 引き続き、質疑をよろしくお願いいたします。
16
◯遠藤委員 それじゃ、何点か
質問させていただきます。
資料1、まず
商工部、羽衣の
松世代交代の
事業ですけども、こちらのほうは、薪能と
同時開催というふうにお話を伺いました。薪能は、雨天の場合は場所を変えてやれますけれども、こういった松の入れかえ式というのは、雨天の場合どうするのかなということをまず1つお聞きしたいと思います。
あと、旧松のところはどういうふうな形で残されるのか。何か処分をされるのかという部分が2点目。
そして、記念としてその松の場所を移すときに、何か形として残るものがあるのかどうなのか、3点教えてください。
17
◯伏見観光・
シティプロモーション課長 羽衣の松の式典に関する3つの御
質問についてお答えいたします。
まず1点目の、薪能と
同時開催するに当たって、雨天の場合の対応の仕方という御
質問でございますけども、薪能につきましては、雨天の場合には
文化会館で実施すると伺っております。私ども今回行います羽衣の松の次世代の
交代式につきましても、同時に
文化会館のほうで行うようには現在検討中でございます。
2つ目の御
質問ですけど、旧の松はどうするのかという御
質問です。
現在、旧松につきましては、
樹木医の御判断では、今にも倒れそうだというような御判断をいただいております。そういう中でも、生き物なもんですから、引き続き松くい虫の
防除作業とか、そういうのは従前どおり行っていきたいと考えております。
3点目です。記念となるものを何か残すのかという御
質問でございました。実は、まだ
正式決定ではございませんけども、
中日本高速道路より何か
地域貢献をしたいということの申し入れをいただいております。そういう中で、現在、石碑みたいなものを御協力いただければと考えております。ただ、中身については、今後、羽衣の松の
実行委員会の
皆様方等と協議する中で決定していきたいと考えております。
18
◯遠藤委員 よくわかりました。額も額ですけども、何とか住民の皆さんがたくさん参加してくれる、いいイベントにしていただきたいなと思います。
続きまして、議案第123号の静岡市
火災予防条例の一部改正についてです。初めに、現在、
消防局のほうで、
個室型店舗というものが市内にどのぐらいあって、定期的な
立ち入り検査も多分しているんじゃないかなと思いますけども、そういった中で不適切というんですかね、今現在、この
条例改正に該当しない
施設が何件ぐらいあるかという部分は把握をしているのかどうか、1点教えてください。
19
◯平野予防課長 ただいまの御
質問ですけれども、総件数45件ございます。そのうち8件が違反となっております。
20
◯遠藤委員 通常、ホテルなんかですと、そういった防火の基準に適合すると、
適合マークみたいなシールがよく張ってありますけども、これも同じような形で、適合されると何か表示されるのかどうなのか、その辺を教えてください。
21
◯平野予防課長 適合した場合の表示ですけれども、適合した場合の表示というのはございません。
22
◯遠藤委員 確認ですが、その適合にかわるような、張り紙じゃないですけども、使用する人にわかるようなものというのも今のところは考えてないということでよろしいでしょうか。
23
◯平野予防課長 ただいまの御
質問でございますが、今現在、営業しているところ、8件以外はすべて違反がないもんですから、そういうところに表示がないように、今後も表示はございません。
24
◯片平委員 果樹研究センター誘致事業、これ、
誘致に至った経緯ですが、
総括質問の中でも
牧田議員の
質問があって、粗々わかったような感じがするんだけども、とりあえずこの
誘致に至った経緯というのは、どういうことで
誘致せにゃいかんのかと。その辺を教えてもらいたいんですけど。
25
◯築地農業振興課長 県の
果樹研究センターにつきましては、県のほうで
統合計画が発表されまして、その中身は、今、駒越にあります
果樹研究センターと、それから浜松市にございます
落葉果樹科、これらを今後、統合して新たな
候補地に移転をするということでございました。
そういうふうな県の方針が具体的に発表されましたのは、平成18年の8月でございます。それを受けまして、各方面から
静岡市内への引き続きの
誘致、とりわけ大
規模圃場整備事業が進んでおります
茂畑地区への
誘致をしていただきたいという強い要望が寄せられたところでございます。これを受けまして、本市といたしましては、県の動向を注視する中、市の方針として慎重な検討を行ったところでございますが、この
果樹研究センターを本市に引き続き
誘致することの
メリットが非常にあるというふうに判断いたしましたものですから、この
誘致を行おうということで決定したものでございます。
26
◯片平委員 これができたことによって、浜松の地域には何か
メリットはあったのですか。
27
◯築地農業振興課長 県の
農業関係の
研究施設は、各地域に分散して立地されているところでございます。例えば、
果樹研究センターはこの静岡市清水区にございますし、
落葉果樹科は浜松市にございます。そのほかの
施設につきましても、県内のバランスを考慮する形で設置されているところでございます。
落葉果樹につきましては、本市におきましても、例えば
キウイフルーツにつきましては、
県内栽培面積の約40%を占めるとか、あるいは
長田地区における桃であるとか
由比地区におけるビワであるとか、さまざまな産品が本市において産出されているところでございまして、私どもといたしましては、今回の
誘致事業におきまして、
果樹研究センターだけでなくて、浜松市の
落葉果樹科がこの静岡市に移転されるということは、本市の
果樹産業の総合的な発展ということを考えた上で、非常に
メリットが大きいというふうに考えるところでございます。
28
◯片平委員 これを
誘致するに当たっては、市はあと何をやらなきゃいけないのか。総合的にどのぐらい
事業費がかかる
見込みなのか、その辺を教えてください。
29
◯築地農業振興課長 先ほど、
委員からの御
質問の中で
答弁漏れがございまして、浜松市の
落葉果樹科においてどのような成果があったかという内容のことでございますけれども、ナシにおきまして、病気に強い新品種であります「
静喜水」という新しい品種の開発がこの
落葉果樹科のほうではなされてございます。
それから、今後の
スケジュールでございますけれども、市といたしましては、今後、県の
研究開始スケジュールに合わせまして、
誘致用地の造成に係る
詳細設計並びに
用地取得の準備を行います。そして、これはまた議会の御審議をいただくわけでございますけれども、予算をちょうだいしましたらば、来年度以降、
造成工事に着手する予定でございます。これらにかかる
事業費につきましては、今年度の調査結果をもとにしまして算定してまいりますので、現時点ではお答えすることができかねますので、御了承を願いたいと思います。
静岡市は今後、用地の造成と
進入路の
整備、こういうふうな
事業を進めてまいります。
30
◯片平委員 ざっくりでいいから、わかりませんか。
進入路、まあこれ、計画しなきゃわかんないでしょうけども。
かかったお金はどうするの。後で返してもらうの、そのままやりっぱなしかね。それが1点。
これをやるには、やっぱり
協定書だとか覚書を県と交わさなければいかぬかなと思うんだけども、交わしたときのその内容というのは、締結する前にこちらに見せていただけるのか。
1つ心配になるのは、前の知事のときの話だよね。今の知事は、行政の
継続性というのは余り考えてないみたいなんだけども。そういったことで途中でボツになるという
危険性はないのかね。
答えられるところまで答えて。
31
◯築地農業振興課長 本
誘致事業につきましては、
誘致によります
便益等を総合的に判断いたしまして、市が事前に県の
施設整備に必要な経費を投入するものでございます。今後、造成とか
用地取得とかは我々のほうで行わせていただき、最終的には、県のほうにその土地を取得していただきたいというふうに考えているところでございます。
それから、昨年の夏、すなわちちょうど
県知事が交代されました以降の我々と県との間の協議の様子についてお話をさせていただきますと、この
事業が実際に動き出しましたのは実は昨年の夏以降でございまして、
基本造成プランの作成に着手させていただき、そしてその内容について
県当局と御相談をさせていただいて、ことしの2月になりまして
双方了解に至ったというような次第でございます。
時を同じくいたしましてことしの2月に、議会の答弁の中で
県当局のほうから、今後は、私どもがお示しをさせていただいて
県当局と御了解をいただいたこの案に基づきまして、
移転整備に向けた作業を順次進めていきたいというふうな御答弁がございましたし、その前に
県知事も答弁をされまして、
研究施設の
重要性について強調されております。その事実関係だけを申し上げさせていただきたいと思います。
それから、議員御指摘のような、何かの文書の取り交わしを求めていったほうがいいのではないかというお話かと思いますけれども、これにつきましては、今後、時期を見まして、県に対しまして取り交わしを求めていきたいと思っております。その内容といたしましては、今後、工事を進めてまいりますので、工事を進めていくための
取り決めなどをその文書の中に記載していきたいと思っておりまして、これらについては、
県当局と密接に連携をとりながら、協議を図りながら進めてまいりたいと考えております。
32
◯深澤委員長 ほかにはございませんか。
33
◯宮澤委員 簡単に、
果樹研究センターのことでお伺いしたい。
以前、県の
施設があったところの農地が、同じ作物をつくって研究していく中で、土地がどんどん疲弊していったという話があって、しばらく今の土地っていうのは使えないということだったんだけど、今度新しく市が
市有地というか土地を、そこに新しく
研究センターをつくる場、
取り決めというお話があったんですけど、じゃ土地をもとの状態に戻してから今後返してくださいねとか、返すというか、使い終わった後、40年、50年後かわからないんだけど、今の
施設を使い終わった後、土地が疲弊したまま、今の県の
施設、つくりかえるでしょ、これ。つくりかえる前の
施設のところの農地というのが、ずっと研究を重ねてきたおかげで大分疲弊しているという話を聞いたもんですから、今度新しくつくるときには、土地を提供するというか、土地を出すときに、何となくわかります、ニュアンス的に。配慮というか、そういったものがあるのか。お願いします。
34
◯築地農業振興課長 委員御指摘のとおりで、
農業実験圃場であっても、長年の実験、
研究等を行うことによって土壌が疲弊してくるという事実はございまして、今回、県の
果樹研究センターが移転統合されるというふうに県のほうで検討された理由の1つもそういうものがあったというふうなことは伺っているところでございます。
それと、もう1つの御
質問ですが、今後、そういうふうな土地を何十年か使ってというお話ですが、私どもといたしましては、市が取得し造成したこの土地につきましては、
事業が完了した後、県への売り渡しを予定させていただいておりますので、それ以降は県の中での御判断になろうかなというふうに考えております。
35
◯宮澤委員 わかりました。
次、羽衣の松でちょっとお伺いしたいんですけど、580万円の内訳を、簡単にでいいんで、1回説明してもらえますか。
36
◯伏見観光・
シティプロモーション課長 松に関する必要経費580万円の内訳について御説明いたします。
580万円のうち500万円につきましては、演出料あるいは設営費、あるいは演者の報償金等であります。残りの80万円につきましては、今回、市民参加ということで謡隊というのを組織したいと考えております。その謡隊の方々、当然、素人の皆さんでございますので、講習会等を開きまして、その講習会に伴う講師の謝金とか会場使用料に充てたいと考えております。
37
◯宮澤委員 580万円というのは、演出が1時間とかそういう時間帯の中で結構高いんじゃないかと僕、以前話したら、いや、そんなことはない。非常に専門的な技術を要するからということだったんだけども。
先ほど、遠藤
委員からもあったんだけども、
文化会館で
同時開催をすると言ったんだけれど、その
同時開催する開催費というのはここに含まれているのか。580万円は、羽衣の松だけのイベント費用で考えていたんだけど、雨のときに開催するときはどっから費用が出ているのかなという、そこだけお願いします。
38
◯伏見観光・
シティプロモーション課長 先ほど、
文化会館ということで申し上げましたけど、正確には清水文化センターでございました。申しわけありませんでした。
雨天の場合には、薪能は清水文化センターで行うわけなんですけども、今回、私どもは、先ほどの500万の委託料の中に30万ほど経費を見込んでおりまして、その30万の内容といたしましては、リハーサル時に撮影いたしまして、撮影したものを雨天時に映写して紹介するような、そういう撮影も考えております。その撮影したものにつきましては、今後、シティプロモーション等で活用できるということで、二重の効果があると判断しております。
39
◯宮澤委員 最後に、薪能って、入場というのは有料だったような気がするんですけど、イベントを重ねてやることによって、新しい集客、誘客効果があると言われるんだけど、この羽衣の
松世代交代式典というのは有料じゃないんですよね。
40
◯伏見観光・
シティプロモーション課長 薪能につきましては、毎年、有料となっております。座席数は800程度と聞いております。今回は、薪能自体は幕で密閉してあるんですけども、薪能の終了後に、その幕をすぐとりまして、周辺の方々にも見ていただくということで無料で考えております。今回特に市民参加ということで公募をかけるに当たっては、関係者の御家族の方とかいろいろな方々にも来ていただきたいという意図がございまして、そういうことで無料と考えております。
41 ◯内田
委員 羽衣の松で、今、大体流れがわかったんですけど、先ほどの遠藤
委員の
質問の中で、今ある羽衣の松についての対応ということで、当然、松くい虫を含めた対応をやっていきますよということが言われました。今度は、イベントっていいますか、580万円使って新しい羽衣の松にかける演出料とかっていう説明があったんですけども、まあそれはそれとしていいと思うんですけども、あわせて、この三保半島一帯が松くい虫にやられてきていると。大分努力されて、終息に向かっているんですけども、まだまだかなり松くい虫がひどいということです。そういう点では、こういうイベントに合わせて松の保護というか、そういうアピールもしたほうがいいと思うんですけども、その辺をこれとあわせて何かできないのか、考えているのか、いないのか、ちょっと伺いたいと思うんですけど。
42
◯伏見観光・
シティプロモーション課長 今回の羽衣の松の次世代式典につきましては、東海大学の先生にも入っていただいておりまして、学生の方々にそういう松のことも紹介したいということで伺っております。あそこの松原全体につきましては、所管がいろいろな部署にまたがっておりますので、また協調する中で、保全については進めてまいりたいと考えております。
43 ◯内田
委員 もう1点。先ほど、
火災予防条例の改正ことで、全体では45件あって、8件が違反されているということが話されましたけども、1年間ぐらい猶予期間があるということもあれですけども、この8件に対して、今、どのような指導がされているのか。猶予期間を含めて、これが完全にクリアできるような指導徹底がされているのか。その辺をちょっと伺います。
44
◯平野予防課長 ただいまの御
質問でございますが、今回、ドアに関する違反是正でございます。8件。現在、鋭意立ち入り調査を実施いたしまして御説明をして、なるべく早く改修していただくようには指導しております。
45 ◯内田
委員 指導されているっていうのはわかるんですけども、金額的にも、防災だけじゃなくて防音だとか、いろいろ
施設整備で指導するときにお金がかかるものはなかなか、業者の皆さんでも、わかっていても、景気との関係でなかなかできないというのがあるじゃないですか。そうした場合に、今、指導はしているというんですけども、反応といいますか、こういう条例が決まってきているもんで、ぜひ期間内にやってくれという指導されていると思うんですけども、反応だとかわかりましたと言っているのか、なかなかそうはいかないよと言っているのか、その辺の状況はどうなんでしょうかね。
46
◯平野予防課長 ただいまの
委員の指摘のとおり、現場では非常に苦労しております。こういった景気の状況で、既存の対象物に対する指導になりますので、最近改修したばっかりでお金がかかってばかりじゃないかという、そういう御指摘がありました。消防としては悪者になっているような状況でございますけども、先日あった、非常に大きな火災でこのような人命の危険があるもんですから、そういったことは関係なしに、鋭意わかっていただくように、誠心誠意、施主様のほうにも御説明しております。
47 ◯亀澤
委員 県の
果樹研究センターの1
事業の中で、この間、自民党でも現場を見に行かせていただきました。あのところに行く
進入路っていいますか、アクセスっていいますか、何本ぐらいあるんですか。
48
◯柴主農地整備課長 進入路ということでよろしいですか。1本です。茂畑山切線という市道でございます。
49 ◯亀澤
委員 これからまたそういうのができてくると、県外からも視察に来る人が多いんじゃないかなと思うけど、実際行ってみて、道が狭くて、
整備が非常に悪いっていうか。これからどんなふうに
整備していくのか、ちょっと教えてください。
50
◯柴主農地整備課長 道路の今後の改良ということで。
果樹研究センターが来た場合、どのぐらいの大型車が来るかはっきりはしておりません。今後、県の動向といいますか、その辺を聞きながら、道路管理者と協議検討してまいりたいと考えております。
51
◯築地農業振興課長 先ほどの答弁の中で、若干誤解を招いてしまうような内容もありましたものですから、一部、補足をさせていただきますと、市が行う造成というのは、粗造成でございまして、その後、
果樹研究センターの圃場を
整備するのはあくまでも県でございます。ですので、私どもはあくまでもその
誘致まででございまして、その
施設が来てくれるよう、市として所要の
整備をしてまいるというところでございます。
それから、
協定書の内容について議会にお示しをというお話をしましたが、このことにつきましては、市、県間で内容の合意に至りましたならば、議会のほうにも情報を提供させていただく予定でございます。
52 ◯内田
委員 今の説明なんですが、片平
委員よりいろいろ
質問があり、県とのやりとりというのは大体わかったんですけども、今度、予算で不動産管理と用地の造成の設計が出されるわけです。今の説明の中では、たしか平成27年から
事業ができるような形で組んでいくよということだったと思うんです。そうしますと、
進入路の
整備だとかこれからやっていくということなんですけども、そういう点で今度の予算が仮に通過した場合、27年という形で
事業計画は、県との中でも年度はきちんと確定する。ここまでやるよということで、そこぐらいは確認してこの予算が出ているのか。その辺の流れといいますか、確認状況はどうなんですか。
53
◯築地農業振興課長 今回補正をさせていただく案件が御承認いただけましたらば、私どもは、それに係る準備をさせていただきまして、そして来年度以降、粗造成というふうな形で
事業を進めてまいります。そして、今、
委員のほうからお話ありましたけれども、県の
果樹研究センターの開設の時期につきましては、私ども市からお答えすることはなかなか難しいところがございますけれども、ただ、市、県間の協議を行う中では、すべてが順調に推移いたしますれば、平成27年度、
委員からお話がありましたような年度に研究を開始したいとされているところでございます。これにつきましては、県と私ども、お互いに共通認識のもとで
事業の組み立てをしているところでございまして、今後も連携をとりながら進めてまいりたいと思っております。
54
◯深澤委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」〕
55
◯深澤委員長 ほかにないようですので、質疑を終了いたします。
それでは、要望・意見、討論に移ります。
要望・意見、討論を述べられる方は、議案第何号に対しての要望・意見、討論なのか、わかるようにお願いいたします。
要望・意見、討論がありましたらどうぞ。
56 ◯望月
委員 自民党ですけれども、全議案について賛成をさせていただきます。
ただ、その中で、先ほど亀澤
委員が申し述べたように、県の
果樹研究センターの
誘致事業でありますけれども、6月18日に私たち自民党市議団が視察してまいりました。非常に
進入路のアクセスがよくないということでありまして、市としては今後、その辺の
整備についてもするということでありますが、これは県の
事業でありまして、市がすべきところはする必要があるかと思いますが、やはりハード的な
進入路の確保等をしていかないと、なかなか将来的に難しいんではないかふうなことをちょっと心配しております。そういう意味で、県とよく協議をされて、よりよい
果樹研究センターができるような形で御協議を賜りたいと、こんなふうに思っているところであります。
57
◯遠藤委員 新政会です。審査議案の3件に賛成の立場で意見・要望を述べさせていただきます。
まず、議案第123号の静岡市
火災予防条例の一部改正ですけども、これは大阪の悲惨な事故を受けましての
条例改正ということでありますけども、人命にかかわる
条例改正でありますので、やはり利用者に何らかの形で、改善をしていますといったような表示をぜひ検討していただきたいということを要望いたします。
また、羽衣の
松世代交代ですけども、こちらは、何十年、何百年に一度のイベントかと思います。より多くの人たちの立ち会いのもとでこのイベントが行われるように、PRのほうをぜひお願いしたいと。また、記念碑が
中日本高速道路さんの厚意で計画されているというお話を聞いて、本当に感謝いたします。また同時に、後世にちゃんと語り継がれるようなものとなることを期待いたします。
また、旧松ですけども、今後も松くい虫対策等で管理はしていただけるということですけども、あそこにほこらもあるもんですから、引き続き、あそこが荒れないように管理をしていっていただきたいということを要望いたしまして、新政会、全議案賛成いたします。
58
◯片平委員 議案第119号については、先ほど言ったとおりでありますので、よろしくお願いしたいと。
議案第111号については、
果樹研究センター、事務方でいろいろ話が進んでいるようでありますが、突如として話が変わる場合もあるわけでありますのでね。金かけてやってきたはいいけども、だめにならないように、よく肝に銘じておくように知事に言っておいてください。
それと、覚書や
協定書も、ある程度できたら、粗々の素案でもいいから、提示をしていただければありがたいなと。今のところ疑心暗鬼になっている部分がありますので、事務方が一生懸命やっていたって、一発で終わりだということもあり得ますので、その辺は抑えられるようにしておきたいなというふうにも思っております。それをつけ加えさせていただいて、全議案に賛成させていただきたいというふうに思います。
59
◯宮澤委員 虹と緑としては全部賛成いたします。
以上でいいです。
60
◯深澤委員長 ほかに要望・意見、討論はないようですので、これより採決を行います。
議案第111
号所管分、119号、123号の3件について、一括採決いたします。
これら議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」〕
61
◯深澤委員長 御異議ないものと認めます。
したがって、議案第111号外2件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で
議案審査は終了いたしました。
残る
報告事項に関係のない
説明員の方は退席していただいて結構です。
〔
関係外説明員退席〕
──────────────────────────────
62
◯深澤委員長 次に、
報告事項に移りますけれども、まず、静岡ホビーフェアについて聞くことといたします。
63 ◯磯部地域産業課長 6月議会の
委員会の席上におきまして、さきにも皆様には説明をさせていただきましたが、7月24日から来年の3月27日まで、247日間にわたりまして開催いたします模型の世界首都静岡ホビーフェアの開催まであと1カ月余りということで、この場をおかりしましてホビーフェアの内容の説明につきまして報告をさせていただきたいと思います。
まず、この
事業につきましては、御存じのとおり、本市シティプロモーションの一環としまして、静岡市と静岡ホビーフェア実施本部が共催で実施するものでございます。昨年、東京お台場で人気を集めましたRG1/1のガンダムの立像を
誘致することができまして、それを大きな吸引力のある出展物といたしまして、静岡市が誇ります地場産業、プラモデルを市内外に大きくアピールしていくと。それを通じまして、本市の魅力あふれます木工産業、地場産業や観光等もあわせてアピールをしていこうというものがこの
事業でございます。
こちらに示してあります全体の会場図、これは東静岡駅をおりました東静岡広場が会場になっておりますが、駅から徒歩1分という立地のところに位置しておりまして、この全体が静岡ホビーフェアというような会場になっております。そのホビーフェアの会場の中で大きく4つのエリアに分かれております。
まず、ミュージアムエリアにつきましては、さきに言いましたように、静岡市の木工業をルーツといたしますプラモデルについて、静岡市のプラモデルの50年の変遷、歴史を約700から800点の展示物によって紹介いたします、静岡プラモデル50年史。それから市内の模型メーカー各社の協力により、魅力あふれるプラモデルの展示、そして将来を展望するような方向性の資料等を紹介いたしまして、静岡がプラモデル、ホビーのメッカであるということを市内外へアピールしていくという
施設でございます。
このホビーフェア全体の会場に入るのは無料でございますが、このミュージアムの中だけは有料の
施設となっておりまして、これにつきましては、大人が600円、小学生が200円というような有料
施設になっております。
それから、もう一つ注目を浴びていますのがガンダムエリア。この囲われたところの中ですけれども、この中心に立ちますのが、今、既に像自体が完成しておりますが、18メートルの実物大のガンダム像を中心としまして、この部分につきましては、バンダイを中心とします、ガンダムのプラモデルがことし30周年を迎えるという30周年プロジェクトチームというものがホビーフェアの会場の中に、ガンダムの立像を中心に出展するというような形になります。ここの中の運営とか管理につきましては、そのG30プロジェクトチームが中心となって、独立採算でやっていくというような形になっております。中には、ガンダムの立像を中心に、オフィシャルの記念グッズを販売するブース等、営業するような物販店等が中に入るというような形になっております。
それから、市のPRエリア、今回のイベントを起爆剤としましてシティプロモーションを展開するためにステージを設営しまして、季節ごとに清水みなと祭り、大道芸ワールドカップ等のサテライト会場としてとか、そういったような市の既存の大きなイベント等と共同をとりながら、静岡市を大いにPRしていこうということで、期間を通じまして各種イベントを展開していくという予定でございます。
それから、こういった博覧会、イベント的なものにはつきものですが、フードエリアということで、訪れたお客様を静岡ならではの食材とか飲食物等でもてなそうという形で、出店業者さんを募りまして、現在、最終的な調整を行っているというような形で、静岡のホビー、プラモデルの魅力を味わってもらいながら、静岡の食についても触れていただこうというような企画でございます。
会場の構成としては以上となりまして、先ほど示しましたように、全体としましては、静岡市と
実行委員会組織であります実施本部がこの全体のホビーフェアを管理運営していく形になりますが、ガンダムエリアにつきましては、あくまでもG30プロジェクトチームの
事業として行う形になりますので、この出展の期間につきましては、7月24日当初から1月10日までというような期間になっております。10月、11月につきましては、このガンダムエリアの中の営業活動、物販等の営業の関係とガンダムの立像、黒い部分のところが台座になっておりまして、1メートルぐらい上にガンダムの像が立っていますが、そこがフェンスで囲われております。10月、11月につきましては、このフェンスの外から見るという形のものはできるんですけども、ガンダムの下を歩くとかくぐり抜けるというような形については行いません。ただし、今、オフィシャルショップ内で売られております記念のグッズ関係につきましては、10月、11月につきましても、実施本部のほうで委託販売を請け負うような形でもって、会場内で訪れた方に販売ができるような形で最終調整に入っております。
現在、工事につきましては佳境に入っておりまして、ガンダムの立像についてはほぼ完成しております。7月15日ぐらいまでには会場内がすべて完成する予定でおりまして、その後に物販関係、それから展示物関係のほうの陳列を行いまして、7月24日のオープニングを迎えるような形を考えております。
それから、申しわけございません。ガンダムのエリアの出展期間につきましては、さきに言いましたように、7月24日から1月10日ということになりますので、1月10日以降につきましても、ガンダムの立像自体については、この場所に3月27日までございますので、会場内に入って自由に散策、見ることはできますけども、営業関係、それから、今言いましたように、下をくぐるというようなものについてはできない形になっております。地域産業課の報告は以上でございます。
64
◯深澤委員長 ただいまの
報告事項に対しまして質疑はありませんか。
65 ◯鈴木
委員 どうも報道だけだと、今言ったように、10月、11月が休みになっちゃうよと。何かガンダムエリアが全然入れないみたいな誤解を招いている。一般市民が来たとき、入れないようなことが伝わっているんですよね。3月27日までやるんだけど、1月10日までで、メーンのガンダムエリアに行っても何も対応できないというふうな誤解がある。だから、そのことをやっぱりしっかり宣伝しておくというのと、日経新聞にも、日本旅行が3,000人ぐらいをめどにホテルへ泊まってというふうなのを基本料金2万幾らでやるというふうなこともあるし。僕は前年度からこの
委員会にいるんだけど、市の基本的な種になる金が、これやるのにないじゃないですか。要するに、
実行委員会がペイでやるんだよということで練っているわけでしょう。そうすると、フードエリアの割り振りにしても、コマ代にしても、随分高く割りつけてやらないとペイにならないわけじゃん。まだ1年あるわけだから、予算的にも局長が力を発揮して、財政と渡り合って、もっと宣伝を徹底的にやるとか、今言ったようなガンダムエリアの販売も、期間外でも少しは来る人にできるように。予算使ってもいいから。随分評判いいようですよ、僕らには余りよくわからないんだけど。そういう年代の人は期待をしているので、そこはきちっとやってもらいたい。財政課とも折衝して、補正予算組んだっていいと思うんですよ、9月で。だから、そのぐらいの意気込みで、職員も随分苦労しているのもよくわかっているし、やってもらいたいと思います。どうですかね。
66 ◯磯部地域産業課長 ありがとうございます。
今おっしゃいましたように、かなりこのイベントにつきまして、各方面、全国いろんなところから注目を浴びております。今、
委員がおっしゃいましたように、ある旅行会社のほうは、この期間に3,000人ぐらいをめどにこちらのほうにツアーを募りたい。また、九州のほうとか、あるいは岐阜等の旅行会社からも、こちらのほうにツアーで連れてきたいような計画があるということで、PRを図っております。当然、訪れた方に気持ちのいい印象でもってお帰りいただき、静岡の印象をよくしていただいて静岡を知っていただくということが一番の大切なことと思いますので、その目的達成のために、今後いろんな形でもってまた御協力をお願いすることがあるかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。
67 ◯鈴木
委員 もう1つ、30周年のプロジェクトの皆さんがガンダムエリアを使うようだけど、せっかく市のほうもこれだけ大きなイベントを組むわけだから、余り版元が、版権持っているところがわがまま言わないように、少しは市民とそういうファンに協力できるように、
委員会でもそういう話があったということをしっかり伝えておいてください。お願いします。
68
◯遠藤委員 私はガンダム世代なもんですから、すごく今回のイベントは期待をしております。何点かちょっとお聞きしたいんですけども、まず、フードエリアに関しましては、店舗価格も何か高いというようなお話も聞く中で、今どんな状況になっているのかということがもしわかれば、教えていただきたいなというふうに思います。
あと、先ほど、鈴木
委員のほうからもありましたけども、非常に反響があるということで、今、目標来場者数が90万人ということで設定されていますけども、一説によると、800万人からの人が来るんじゃないかなというような予想をしているところもあるようで、実際にお台場でも1カ月ぐらいで約450万人来ていますので、警備面も含めて、今の状況でその辺を考えて修正していくような考えはあるのかどうなのかだけ教えてください。
69 ◯磯部地域産業課長 フードエリアの関係の今の状況でございますが、6月10日に出店者のほうの説明会を開催いたしまして、その時点の参加者につきましては、ほぼ予定の数の業者の方が説明会のほうに参加しております。そういった中でのいわゆる募集内容、あとこの期間中の営業の形態とかお願いする事項、ルール、そういったような事項のほうを説明させていただきまして、ただいま、最終的に契約を踏むような形の手続をとっていまして、現状においては、まだ最終的な数が発表できるまでにはなっていません。ただ、当初の出店説明から、長期間のイベントになるということと、もう一回、各社が実際の説明を聞いた形で営業的なシミュレーションとか計画等を練り直す中で、若干数が減る可能性はあるのかなということで、そういった部分につきまして、新たに出店が可能なところがあるかどうかの打診等も含めながら今調整をしていまして、最終的な数字については、契約をした段階でもって明らかになると思っております。
2点目の目標の90万人ということですが、当初、この目標の90万人の設定につきましては、先ほど、
委員もおっしゃいましたように、お台場のイベントが約415万人ということで、イベント会社のシミュレーション、試算によりますと、大阪でやる場合が、東京、首都圏でやる場合の2分の1、その他の地方都市でやる場合は4分の1ぐらいが統計的な数値という形でもって発表されています。その数値をもとに今回の目標設定がされています。警備面につきまして、警察関係と何回かの協議をいたしておりまして、目標の人数については90万人ということになっていますが、警察との協議、シミュレーションの中では、これよりももう少し高い数字が見込まれるんじゃないかというような形で協議はしております。
70
◯遠藤委員 済みません、もう1点お伺いしますけども、フードエリアも含めて、基本的には7月24日から3月27日までは毎日開催というような形になるかと思います。その中でも何店かは定休日を設けるようなところもあるというふうに思いますけども、そういった部分で、訪れる人がフード店のこの店に行きたいんだということで来る方もいると思いますので、そういった定休日を含めた開催中の状況というのを何かお知らせするようなホームページですとかチラシだとかというのは考えているのかどうなのか、そこだけ教えてください。
71 ◯磯部地域産業課長 ホームページにつきましては、ホビーフェア自体が独自のホームページのほうを開設しております。そういった中に直近の詳しい情報等を随時掲載してPRをしてまいります。また、ホームページだけではなく、報道機関等に資料等も提供しながら、広く告知していきたいと考えております。
72 ◯望月
委員 市のPRエリアについてお伺いいたします。
せっかくこれだけの大きなイベントがあって、PRエリアを設置しているところでありますけれどもして、大道芸だとか清水みなと祭りだとか、それはそれでわかるんですけれども、それをずっとやっているわけにいかないし、せっかく長期間することでありますので、まさにこのところを使ってシティプロモーションをする必要があると私は思っております。静岡市は大きなところでありまして、それぞれのところにはそれぞれの伝統文化もありますし、またPRしたいこともたくさんあるかと思いますので、そうしたものを掘り起こして、有効に使っていただきたいなというふうに私は思います。
浜松で行われた浜名湖花博のときも、各地区の
市町村の日でありますとか、また、仁川で行われました都市祝典のときもそうでありますけれども、それぞれのシティデイだとか、そういう日にいろんなことをやっていると思いますけれども、静岡市の各地に埋もれておりますそれらを引っ張り出すにしても、よくその辺を研究して、地域のよさを少しでもPRする日をつくっていただいて、せっかくの機会でありますので、大いにPRしていただきたいなと思っております。毎日毎日、何をやるんだということがしっかりとわかるような予定を市民に示してほしいなというふうに感じておりますけれども、その辺についてはどのようになっておりますでしょうか。
73 ◯磯部地域産業課長 ありがとうございます。
今、各課が持っていますいろんな地域資源を生かしたような形で、それを大いにこの機会に、この会場を使ってアピールしてもらいたいと。私たちが提供する場を有効に使ってもらうために、各課のほうにそういったような照会を出させてもらいまして、今まとめに入っています。
そういった情報につきましても、先ほども言いましたように、直近の情報については、ホームページ等でもって詳細の計画等について告知をしていく。また、その会場内において配るような形、あるいはアナウンス等でそのイベントの紹介等をしていきたいと考えております。
74 ◯望月
委員 くどいようでありますけれども、観光・シティプロモーション課が新しくできまして、私は非常に期待をしております。
それと、各地域には自治会がありますので、自治会とよく相談されて、必ず期間中、どこの自治会も、何かそこの特徴めいたものをステージの中で催すというようなことなんかも含めて検討されるといいかなということ。
それから、せっかくでありますので、2峠6宿の関係についても、しっかりこのステージを使ってPRする。非常にこだわっています。そういうようなことも含めてやっていただきたいなというふうに感じておりますので、1日といえども無駄にしないでステージをしっかり使えるような形で、せっかくの大きなイベントでありますので、よろしくお願いいたします。
75 ◯亀澤
委員 この図からいくと、駐車場は全くないの。
76 ◯磯部地域産業課長 駐車場の関係ですが、基本的には、会場周辺については駐車場は、用意をしてないということでございまして、公共の交通機関を御利用くださいというような形で広報しております。
これについては、警察との協議の中で、積極的な形で駐車場があるということを言いますと誘引をするというような影響がありますので、そういったような広報をまず第1点にするというのが警察との協議の中で決まっております。
ただし、車で来場する方、市外の方等については来る方がいらっしゃるということで、臨時の駐車場といたしまして競輪場の駐車場、それから駿河区役所の横の駐車場を臨時の駐車場としまして、競輪場、駿河区役所のところから巡回しますアクセスバスをしずてつバスでもって運行を、路線バスとして運行していただくような形になっています。また、グランシップの東側にありますところにつきましても臨時の駐車場というような形ですけども、そこにつきましては、団体のバス等の駐車を中心とした形で行っていこうと考えております。
77
◯宮澤委員 さっき、版権という話があったんですけど、旅行商品として使うときにどういった形。例えば、旅行商品だとか何か、ガンダムに便乗して民間のほうとしては何かアピールして、自分のところの利益というか、誘客をしたいと思うんだけど、どういうふうにすればガンダムやホビーフェアを宣伝できるのか。同時に宣伝できるのか。その辺ちょっと教えてください。
78 ◯磯部地域産業課長 今の
質問でございますが、静岡市がホビーフェアを宣伝するために、ここに出展するガンダムを用いながらPRをしていくという部分については許諾を受けております。ただ、使用する画像だとかそういったものについては、向こうのほうから提供されたものを利用するというのが条件になっておりますので、例えば、もうチラシとかポスターのほうをこの間発表させていただきまして、議員の皆様にもお配りしたと思うんですけども、ああいったチラシとかポスターをそのまま縮小するとか、それを同じような形でどっかに転載するというような形の中についてはかなりオーケーをいただいております。ただし、使用に当たっては、あくまでも旅行会社さんのほうもうちのほうに、こういった使い方をするよというような申請をしていただきまして、それを版権元のほうに確認させていただきまして使用していただいていると。それが、先ほど説明いたしましたように、旅行会社のほうから申請していただいてツアー募集等を今行っていますよというような例が幾つか出てきておりますので、そういった利用の仕方をこちらのほうから、それから旅行会社、県の観光振興課等に連絡をさせてもらいまして、そういった対応を今図っております。
79
◯宮澤委員 県外の人が静岡に、東京の旅行会社だとかそういったところが使って静岡に人を呼ぼうとやるんだけど、地元の人がそのポスターを使って例えば自分のお店のホームページに乗っけたりだとか、人を呼ぶために静岡でこんなことしていますよっていうふうに、このホビーフェアに関して、お店で集客に使いたいよという問い合わせみたいのはあるんですか、ないんですか。それがもしできるんであれば、どういう形であれば使うことができるのかってちょっと教えてもらいたいんです。
80 ◯磯部地域産業課長 使用の方法によってかなり微妙な部分がありまして、あくまでもそれがホビーフェアのPRにつながると認められる場合については使用が可能なんですけども、ホビーフェアというものを使いながら個人のお店だとか企業が、自分たちの営利につながるような形のものを展開するというような判断を版権元がした場合につきましては、逸脱した部分だということでもって指摘が入る形になっております。ですので、あくまでもこういった使用をしたいけどもということをこちらのほうで相談を受けて、今、ケースとしては出てきている場合もありますけれども、その都度、相談を受けまして、版権元に対して使用の方法について確認をして、いいものと悪いものが出てきているというような状況でございます。全く使えないという話じゃございません。
81
◯宮澤委員 最後に要望だけ。
というのは、例えば商店街とか何でもいいんだけど、ホビーフェアセールだとかわからないんだけど、そういうような形でまち全体でいろいろなところにポスター張ったりだとかそれに関連した
事業だとか。一部聞くと、勝手には使えないんでしょうとか、ガンダムってうたうことできないんでしょうということを言われるもんで、そうじゃありませんよと。ホビーフェアを宣伝するのであれば、商店街だとか飲食店だとか、そういったところで宣伝ができますよということを伝えるだけで、その人たちは逆に集客というか、宣伝してくれてお客さんも静岡に呼んでくれるんじゃないかなというふうに思うので、またうまいことその辺は版権元とやりながら、全員が集客するような取り組みをしていただけたらなと思います。
82 ◯磯部地域産業課長 ありがとうございます。
そういった考え方で、ポスターとかチラシにつきましては、PRをしたいということで各店舗だとかあるいは旅館、ホテル組合さんとか、そういった各方面で希望があったところに配布をさせてもらいまして掲示をしていただいております。だんだんポスター等の掲示もふえてきておりますので、そういった利用のほうをこちらのほうもお願いしておりますので、積極的に利用していただきたいと考えております。
83
◯深澤委員長 よろしいですね。
〔「なし」〕
84
◯深澤委員長 では、次に、消防救急広域化について聞くこととします。
85 ◯中野消防総務課長 お手元に御用意させていただいております静岡県消防救急広域化推進計画変更といったこの資料のほうをお願いいたします。これに基づきまして、消防救急広域化につきまして御報告をさせていただきます。
1ページをお願いいたします。
平成18年に消防組織法が一部改正されまして、消防の広域化の推進が規定され、国におきましては、あわせて消防救急広域化の推進に関する基本的事項が基本指針として定められ、静岡県におきましては、法律の規定に従いまして、平成20年3月に、現在県内にある26消防本部を、東・中・西の3圏域ごとに1つずつ、大きく3つに集約するという内容の静岡県消防救急広域化推進計画が策定されてきたところでございます。
以後、市町消防本部では、圏域ごとに2年にわたりまして、県推進計画に沿って広域化を実現しようと検討、協議を重ねてきたところでございます。その結果、最終的には、いずれの圏域におきましても、静岡県の推進計画が示す広域化の組み合わせとは違う8つの組み合わせで消防広域化を進めることで、各枠組み、組み合わせの首長間の合意形成が図られたものでございます。
2ページの図をごらんください。
これは、広域化を目指す消防本部の組み合わせを示したものでございます。本市を中心といたします静岡地域の広域化は、人口規模で約90万人、消防職員約990人、消防署、出張所の数は31、こういった消防体制となるもので、今後、28年4月の新消防体制移行を目指していくことになります。
県推進計画が変更され、国に提出されましたことは、島田市、川根本町、吉田町、牧之原市との3市2町による広域化が対外的にも承認されたもので、本市といたしましても、今まで以上に自信を持って広域化を推進していけると考えているところでございます。
県推進計画の変更につきましての報告は以上でございますけども、現在の広域化の取り組み状況について、あわせて御報告をいたします。
本市を含む静岡地域の消防広域化の実現に向けましては、3市2町消防本部が平等の立場で共同して準備作業に当たる体制づくりが不可欠であると考えてきたところでございます。本年度に入りまして、これまでの間、本市の関係部局並びに関係の市町、消防本部間で準備体制の
整備などにつきまして協議を重ねてきたところでございます。ようやく、準備作業を進めるための体制や、その運営方法などについての本市のほうの考えもまとまってきたところでございます。できれば8月上旬に関係の首長会議を開催させていただきまして、準備会の設置や事務局体制、
事業計画、経費、市町の負担等、基本事項について御了解を得ていきたいと考えているところでございます。これらにつきまして首長間の御了解が得られれば、9月の当初から準備会を設置いたしまして、圏域の全体の現況調査など、広域化に向けて本格的な準備作業に取りかかりたいと考えているところでございます。
また、準備会設置にかかる経費につきましては、一部、県などの財政支援も見込んでいるところではございますが、本市を初め各市町が応分に負担をして、9月当初の準備会設置にあわせてその経費、予算を確保していきたいと考えているところでございます。
なお、本市負担分につきましては、現在の
消防局予算で必要額を一時的に支出させていただき、改めて9月議会で、同じ金額で予算の補正をお願いしていきたいと考えているところでございます。
委員の皆様にあらかじめ御了解をいただきたいとするものでございます。
消防広域化の進捗につきましては、今後も節目で
委員の皆様にも御報告をさせていただきたいと考えております。今後とも御理解、御支援をよろしくお願いいたします。
報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
86
◯深澤委員長 ただいまの説明に対しまして質疑等はありませんか。
87
◯宮澤委員 ごめんなさい、1点だけ。
今後、焼津、藤枝というのは広域の中に入っていく可能性というのはあるんですか。
広域化といった中で、志太地域がだれが見ても間が抜けちゃっているもんで、まあいろいろあると思うんですけども、今後入ってくれと呼びかけをするチャンスがあるのか、それともこのままいくよということなのか。そこだけ1点教えてください。
88 ◯中野消防総務課長 首長間の合意が確認され、ようやく枠組みが固まった、これから準備作業に入るということで、今後のことはちょっとわからないところもございますけども、ただ、広域化を考えましたときに、志太地域の皆様、また静岡地域の私どもにとりましても、一緒になることがより効果が大きいということは間違いございません。直ちに呼びかけをというところは難しいとは思っておりますけども、また今後作業を進めていく中で、少しでも志太の皆さんのほうからお声がかかれば、積極的に対応していきたいというふうに考えているところでございます。
89
◯深澤委員長 それでは、質疑等を打ち切ります。
報告事項は以上です。
当局の方は退席していただいて結構です。
〔当局退席〕
──────────────────────────────
90
◯深澤委員長 引き続いて、そのほかとして管外視察についてであります。
日程については、さきに内定していただきましたとおり、8月3日火曜日から5日木曜日までの3日間で実施したいと思います。今後、視察先の決定や
委員の派遣手続等が必要になってくるわけでありますが、これらについては正副
委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいですか。
〔「異議なし」〕
91
◯深澤委員長 ありがとうございます。それでは、そのようにさせていただきます。
また、
委員会の視察報告書については、昨年度から、視察に参加した
委員の皆さんからの意見、感想、所感等の提出をいただき、
委員長が取りまとめの上、報告書を作成することになっていますので、
委員の皆さんから意見、感想、所感等の提出をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
──────────────────────────────
92
◯深澤委員長 以上で本日の日程はすべて終了しました。
これをもって
経済消防委員会を閉会いたします。
午前11時45分散会
──────────────────────────────
経済消防
委員長 深 澤 陽 一
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