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  1. 静岡市議会 2005-09-20
    平成17年 経済消防防災委員会 本文 2005-09-20


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時59分開議 ◯馬居委員長 ただいまから経済消防防災委員会を開会します。  伊東委員ですけれども、ちょっと体調不良のために欠席をしております。  本委員会に付託された案件は議案28件です。直ちに議案審査に入ります。      ────────────────────────────── 2 ◯馬居委員長 議案第166号中所管分ほか27件を一括議題とします。  議案審査の順序としましては、全議案についてまず当局からの説明を聞いた後、質疑に入ります。その後、討論とあわせて要望・意見を述べていただきまして、採決とします。  それでは順次、当局の説明を願います。                〔当局説明〕 3 ◯馬居委員長 以上で説明は終わりですけれども、ただいまの説明に対し質疑に入ります。  質疑はございますでしょうか。 4 ◯小野委員 4)の69ページ、港湾管理経費ですけども、先ほどのご説明でいきますと、魚市場の魚舎の改善ということで、7月の耐震診断の結果、老朽化が見えてきたと、こういうことで急遽応急処置をやるということですけども、現状はどういう形になっているんですか。 5 ◯中村清水港振興課長 清水魚市場の魚舎の利用方法でございますが、現在は地方卸売市場の卸売場として利用されている施設でございます。 6 ◯小野委員 そのことは、僕はわかっているんですけども、僕が言った、そのどういう状態になっているかというのは、利用勝手のことを聞いたんじゃなくて、要するに施設の状況が、先ほどの説明でいくと、さびというんですか、そういうものが見えたもんで、それが900万円もかけてそれを改修していくというと、その状況というのはどうなっているんですかということを聞きたいです。 7 ◯中村清水港振興課長 柱が12本ありまして、12本の柱で屋根を支えているような構造であります。その12本の柱のうち7本に欠損が見られると。したがいまして、12本の柱すべてについて、H鋼のようなもので補強を入れようと、このような計画でございます。状況はこんなところでございます。 8 ◯小野委員 わかりました。それが900万円お金がかかるよと、こういうことですね。  それで、今、H鋼で補強すれば、今後それを使っていかれるということの判断からやろうということだと思いますけども、わかりました。  次に、89ページになりますが、防災施設整備費補助金のことでございます。それで、これは先ほどの説明でいくと、防災施設の基準というか、こういうものが変わってきてというお話でございますけども、それにちょっと関連しましてお聞きしたいのは、要するに、今回いろいろと防災設備を整えていこうということで、当局の方も、従来に沿っていろいろと、当初予算の中で3,600万ぐらいだったと思いますけども、そういう防災の資機材の、そういう形でやったところが非常に、中越地震とかいろいろな形の中で申し込みが、補助金の限度額の30万ですか、この申し込みが殺到いたしまして、1カ月もしないうちに防災資機材補助金の3,600万、ちょっと間違っているかわかりませんけれども、3,600万ぐらいのお金が底をついてしまったもんで、各自主防に対して、もうお金がないよと、補助金の形のものを買うことはできないよと、こういうような形になりまして、いろいろと当局の方も、このことがなくなったということは、それだけ防災意識が高まったから、いい意味じゃすごいなと思うけども、やろうとしていた各自主防に対しては非常に残念だというお話等も聞いて、私も当局に対して、こういうようなことがあるじゃないかと、こういうことでぜひ今後、いろいろな形の中で検討をして考えてほしい、こういうことを言いました。  それで、僕らからしますと、今後いろいろな資機材が、80万くらいするような、そういう可搬ポンプ申し込みもあったとかいろいろ聞きました。私は、今後いろいろな検討をする中で、やはりただ申し込みをドバーッとしちゃうんじゃなくて、各区ごとに、3つの区がありますから、その区ごとの中である一定の基準を決めて、毎年申告している自主防もあれば隔月とか3年に1回ぐらい申告して、いろいろあると思うんですよ。そういうことは僕わかりませんけども、ですからそういうこともいろいろ精査する中で、今後の自主防資機材の割り当てというんですか、各自主防に均等に行くような、そういう方法をやっぱり考えていく必要があるんじゃないかなと思いますけども、僕はそのときに、補正を組んでもやってもらえないかと、こんなことも言ったことございますけれども、そこら辺のことも含めて、今後の資機材補助金のあり方というんですか、こういうことについてちょっとお聞きしてみたいなと思いますけど。 9 ◯福井防災指導課長 委員のご質問の件につきまして、今回の補正は、あくまで企業局に対してのみの補正ということでご理解しておいていただきたいと思います。それと、資機材の面につきましては、今回、総括質問の方でうちの局長からお話ししましたように、今後それについても検討していくということで御答弁させていただいたとおりでございます。
    10 ◯小野委員 それじゃ、今課長が言ってくれた件ですけども、何とかみんなのいい方向へいくように、ぜひお願いしていきたいなと思います。意見、要望になっちゃってごめんなさい。  それから、1)の1の議案第197号、135ページです。この火災予防条例の件でございますけども、今回、先ほどのご説明のとおりに、新築の場合については18年10月1日から、既存の建物については3年の猶予期間の平成21年6月1日からというような、要するに住宅用防災機器をつけなければならないという、こういうお話でございました。  それで、新築の場合につきましては、当然、建築する際にそれがつかなければ、その許可がおりていかないという形になると思いますので、その点は18年10月1日から行われていくということでわかりますけども、この3年の猶予期間の中の、この21年6月1日からということの中で、現在住宅が建っている、そこにこの住宅用防災機器をつけなければならないという、こういうことですよね、簡単に言うと。  それで、わからないもんですから教えていただきたいんですが、当局として、この、要するに一部改正をし、今後どういうふうに市民に周知徹底していくかということと、それと、この価格というんですか、幾らだか僕はわからないですけれども、その価格がどのぐらいでどういう幅になっているのか、一つの基準があると思うんですけれども、それがまちまちなのか、そうじゃなくて、もうこういう基準でやるんだよということになるのか、そこら辺ちょっと御説明願えますか。 11 ◯青木予防課長 市民への周知につきましては、市の広報紙への掲載、それから市民を対象とした防火講習会の開催、そして建築設計設備業者等関係機関への団体を通しての広報、自主防災会消防団等地域団体を活用した広報、あるいは住宅用防災警報機器普及用啓発用リーフレット等を作成するなど、あらゆる機会を通して普及、啓発活動を積極的に推進していきたいと考えております。  価格につきましては、これは電池の消耗度とか性能によって幅がありますが、日本消防検定協会の認定を得たものでありますと、おおよそ7,000円前後ということで御理解いただきたいと思います。 12 ◯小野委員 そこら辺のことはわかりましたけれども、これはもしこの3年の期間の中で、要するに、設置をされなかった場合はどういう形になっていくんですか。 13 ◯青木予防課長 設置をしない場合の罰則はございません。消防法第17条による消防用設備設置義務のような公共責任の伴う分野でありますと、罰則等もありますけれども、住宅用火災警報器の設置につきましては、基本的には自己責任の分野でありまして、義務づけのレベルも必要最小限度としております。そういったところから、罰則はなじまないということから罰則規定は設けておりません。 14 ◯馬居委員長 ほかに質問ございますでしょうか。 15 ◯中山委員 それでは、4)の事項別のところで、63ページですね、「高山・市民の森」整備事業の件について、この件につきましては、我々も前回見させてもらって説明もある程度受けたわけですけれども、森の科学館ですか、その辺の概要について詳しい絵とかなんかありましたら、また紹介願いたいですけれども、ありますか。 16 ◯朝比奈農林総務課長 森の科学館でございますけども、面積が、建て面積ですけども、建坪が340平米でございます。木造の平家建てということでございます。中は研修室と、それから展示室を併用している建物でございます。形は、これが全体の正面の図面でございます。これが中の平面図、こちらが展示室、こちらが研修室ということになっております。  あとは、電気の関係は、この展示室、この建物の中の照明ですね、それとトイレがつきますので、循環式のトイレなもんですから、その電気の分だけ太陽熱を利用したソーラー発電でございます。 17 ◯中山委員 この前、説明を聞いた内容ですよね。それから変更もないようなんですかね。  それと、木造関係はまた、市産の木材を使うという、そういうとこら辺はどの辺のことを考えているんですか。 18 ◯朝比奈農林総務課長 使用する材料、木材は、地域産材を考えております。  完成は18年、一応事業はことしの補正でやるもんですから、工期的には3月15日ということでございます。 19 ◯中山委員 次に、87ページ、消防総務課消防出張所の件なんですけども、この内容について少し、概要等ちょっと説明をお願いします。 20 ◯寺尾消防総務課長 建物の、まず全体の概要でよろしいですか。  まず、平成19年度に開所を目指しております。そして、当面は救急隊1隊、救急車1台で運用を予定しております。  これから、予算、ご承認していただきますならば、設計入ってくるんですけども、概要としましては土地がおおむね800平米程度、それから建物につきましては、鉄骨づくり2階建てで、おおむね400平米程度を予定しております。  それで、中身としましては、将来やはり消防隊1隊を導入していきたいということで、車両2台が入る車庫、それから事務所とか、あるいは仮眠室、食堂、便所、それからシャワー、あとはやはり将来、女性隊員も配置されることもございますので、やはり女性用の隊員の施設、例えばその仮眠室を分けるとか、トイレを分けるとか、そういったことを今考えております。  それから、場所としましては現在、但沼の交差点がございますけれども、あそこから北の方へこう下っていくんですけども、車で大体1分です。それで、下りですと、大体あそこの交差点まで50秒でおりてくるんですけども、消防の分団がありますけれども、その隣の用地を、今、予定しております。そういったことで、地元の方、あるいは地権者の皆さんの方と話を進めさせていただいております。 21 ◯中山委員 続いて、61ページ、茶文化振興の件なんですけども、基金なんですけども、この件につきましては、何か県の方のものが解散になって、それから基金をつくるという、受け皿をつくってやり始めるということになっておるようなんですけども、将来的にその基金をどういうふうに使うかという計画等がありましたら教えてください。 22 ◯市川農業振興課長 この基金の活用方法でございますけども、基金の目的であります茶文化及び茶業の振興事業の経費に充てるため、事業実施につきましては基金を取り崩してやっていきたいというふうに考えております。  具体の事業ですけども、今後、新たに来た基金ですので、いろんな事業について企画、検討していきたいというふうに考えております。 23 ◯中山委員 最後になりますけども、先ほど小野議員が聞かれた内容なんですけども、火災報知器ですか、これの件についてお聞きしますけども、一応、周知徹底する方法も価格も、それから罰則なしというところも決まったんですけども、かなり今、何ていうか、いろんなお宅に商売でそういう火災報知器とかそういうのを売りに来る可能性もあるんじゃないかと、そういうことに対しての対応等はどのように考えられておりますか。 24 ◯青木予防課長 悪徳業者に対する対応でございますが、特定商取引法によるクーリングオフや消費者契約法による取り消しによる対応が可能ということでございます。  それから、これからテレビ、ラジオ、新聞等のマスメディアの活用及び広報用リーフレットの作成、配布等、できるだけきめ細かな広報を行い、悪質な業者による被害を防いでいきたいと思っております。  高齢者がトラブルに巻き込まれることが予想されるため、各消防署へ相談窓口の設置や、市消費生活センター県中部県民生活センター内に設けられております消費者生活相談窓口並びに警察等との連絡体制の強化を図るとともに、民生委員消防団老人クラブ等への協力をお願いしながら、トラブル防止に努めてまいりたいと考えております。 25 ◯馬居委員長 ほかに質問はございますでしょうか。 26 ◯城内委員 私の方からは、61ページの畜産振興経費スズメバチの件なんですが、これは、この予算は、この振興経費を毎年これに充てているのかどうなのか、その辺のところをお聞きしたいです。  一度に言ってしまいます。もう一つ、63ページの市民の森、これは先ほど中山委員の質問における答弁で、森の科学館が18年3月15日、一応完成の予定だというふうなことのようなんですが、私ども現地を視察させてもらったときに、非常に市民の森がいいところだと、恐らく政令市になってこれだけの市民の森、マイナスイオンのたっぷりのところは少ないんじゃないかというふうに感動をして帰ってきたんですが、しかし、その後、森の科学館が仮にできたと仮定したときに、登ってくる道中が、何となく両サイドの危険なところが多いように思われて、恐らくこの辺の整備も、危険度というのは情緒的なものですから、それぞれ一人一人の顔かたちが違えば思いも違うと思うんですが、私は、道路の整備というのをまず先にやらないと、大変なのかなというふうに思っております。  それに関連しまして、8ページの災害復旧費のことなんですが、毎年毎年、地球温暖化と言われるくらいに大変な被害に遭っているわけなんですが、当局の方も、恐らく来年度、もしここに同じような雨が降ったら災害がどの程度起きるのかという、その地中の含有水分を見ておきまして、1時間当たりの雨量が80ミリ、100ミリ降れば、大変山崩れ、がけ崩れの危険に遭うということは、そうしたデータがありますから、十分それでもって予測を立てられるわけなんですが、そうした予測を立てながら、こうした災害復旧費予算計上というものをしていくのか、ちょっとその辺のところをお聞きしたいと思います。  それから、指定管理者制度のことなんですが、当然これ、国から三位一体の中で官から民へと、こういう、官から民にやれば何でももうかるんじゃないのかなと、一般市民、当然国民なんかもある程度そういうふうなことを思っていると思うんですが、官から民へ移行したときに、お金はかかるけれども技術面では民へ移行してよかったと、そうしたことを考えたときに、その技術面とイコールその予算がオーバー、予想よりも予算がかかるというふうなことは当然出てくると思うんですが、当然、今、指定管理者にしたいという思いの、この間の一覧表を見ても、平均して、そうしたことをやることによって、やはり官から民へ移行してよかったと、こういうことになるのかどうなのか、大体それが軌道に乗るのがどれくらいなのか、一度にそういくとは思えませんけども、大体経営者あるいはそのスタッフは大体似たようなものですから、その辺のところのお話を聞かせていただけるとありがたいですが。 27 ◯市川農業振興課長 畜産経費の中で、スズメバチの処理に充てているかというふうなご質問だと思いますけども、それにつきましてお答えいたします。  畜産経費の中で、毎年処理に要する経費を計上してございます。ちなみに、今年度当初予算では597万円の予算措置がされております。 28 ◯城内委員 そのスズメバチの件で、例年専門家が大体、ことしは少ないけども来年は多くなる、ことしは多かったなと恐らく来年は減るだろうとかというふうなことがあるようなんですが、特にスズメバチに一度刺されて二度目になりますと、その人がかなりアレルギーになりまして、刺された後の死亡の確率が非常に高いと、100%近いということなんですが、人命に大変かかわる重要なことなんで、そうしたことも予測を立てながら、そういう地域においては、警報というか啓蒙というんですか、そうしたこともしておられるかどうか。 29 ◯市川農業振興課長 本市におきましては、警報は実施しておりませんけれども、市民から捕獲依頼農業振興課に来ますので、2日以内に処理をするように、委託業者の方にお願いしております。 30 ◯小田治山林道課長 高山線の概要についてご説明いたします。  ことしはのり面保護工L型側溝の、L型側溝約3,700メートル、それとのり面保護工が2カ所、計7,300万円を計上しております。それと、平成18年度におきましても、同じくのり面保護工で6,800万、それと舗装工1,850メートル、2,300万、合計9,100万円を要望していきたいと考えております。  それから、19年度に舗装工としまして1,850メートル、2,300万円を予定しております。  それから、災害のことなんですが、林道の状況におきましては、時間雨量80ミリが長く続きますと、どうしても想定をしておりません雨量でございますので、どうしてものり面崩壊とか路肩決壊等が出てくる可能性があります。 31 ◯城内委員 今の答弁なんですが、平成18年度に森の科学館が完成されて、その後19年度、大体1年ちょっとかかるんですが、もし18年度にできて、19年度にどえらい、災害というのは我々が想像していないことですから、そうしたときに知らずに見学に行った、あるいは視察、遊びに行ったときに、そういう災害、被害に遭遇しないように。ですから、私はそういう建物ができる前に道路の整備を先にして、それから皆さんに安心して来てもらうということが順序じゃないのかなと思うんですが。その辺のところについてちょっとお願いします。 32 ◯朝比奈農林総務課長 委員のおっしゃるとおりなんでございますけども、今、森の科学館、大体工期的には今年度発注ですので3月15日ということですけども、ちょっとおくれる可能性が出てきます。それと、道路なんですけども、アクセス道路が水見色側から高山線が入りますんで、新間から1本、水見色新間線という林道が入っております。  それで、おっしゃるとおり危険ですので、先ほど今、治山林道課長が答弁した内容は、水見色側から入ってきます林道高山線という林道の中で、一番大きな雨が降り出すと、回数多くといいますか、崩土がある場所が3カ所ほどあるんですけども、それをまず最初にのりどめというか、崩土が起きないような処置をしたいと思いまして、今年度これを実施いたします。それから、あとは舗装はとりあえずのりどめだけを先にやって、当然舗装も必要なんですけども、舗装を順次予算化していくというふうに考えております。 33 ◯城内委員 答弁、わかるんですが、建物が建屋ができて、安心して行けるようになるんですか。  それで、もう一つ、これはどの課長が答弁するのか、土壌の中の含有水分というやつのデータは当然とっていると思うんですよ、当局は。そのときに、今、時間80ミリというと物すごい豪雨ですよね、バケツでこぼすような。そうしたときに、あと1日、あるいはあと何時間ぐらいで崩壊するおそれがありますよという警報が、国の場合は、気象庁の場合出るんですよ、計算して。  そうしたときに、静岡市の市民の森の場合は非常に注目されていいところだから、安心してみんな行きたいんですよ。そういうときに、僕は今7,300万だ6,800万だ9,100万だとお金のことよりも、安全という、安全というのは科学的に根拠があってこれは安全だと、だから市が、皆さん安心して行こうと、これは情緒なんです。そこら辺はどうなのかな。 34 ◯朝比奈農林総務課長 林道の、今、管理基準を林道管理、その中では時間雨量20ミリを超えますと、一応通行どめという形をとってありますので、先ほど言いました80ミリというのは、1日雨量ですね、日雨量80ミリ降りますと、公共災害で拾いますよという雨量でございます。 35 ◯馬居委員長 次の指定管理者制度についての。 36 ◯川口産業政策課長 まず、市民サービスの件で、民間に委託した場合、技術面で予算をオーバーすることになるではないかというご質問なんですけども、一応、指定管理に出すに当たりまして、うちの方としましては、行政としまして経費の上限額を定めます。その上限額の中で指定管理を受けた団体、その方は、その条件の範囲内でいろんな努力をしていただいて、いろいろ市民サービスにつながるような事業等を、企画事業をやっていただくということで、基本的にはオーバーしないような形でお願いをしたいと考えております。  それから、今回指定管理に出すに当たりまして、市がいろんな施設たくさん持っているんですけども、今回指定管理に出すのは、今言いましたように市民サービス等が期待できるもの、そういう施設を指定管理に出すもんですから、あと、個別法に定められた施設、博物館とか学校とかそういうものは直接管理に戻しますんで。あと、典型的な仕事、警備とか施設の単なる貸し出しというのは指定管理はしないもんですから、そういうように市民サービスが期待できる施設ということで考えております。  それから、サービスが上がる成果ということですけども、一応、我々としては1年ごとの経過で考えて結果を考慮していきたいなと、そんなふうに思ってます。一応、今回指定管理に出すものは、基本的には3年から5年ということで指定管理にいたしますけれども、その間に当然業者といたしましても、指定管理を受けた者との話し合いというというものはあると思いますので、今言いましたように1年ごとの見直し等をして指導していきたいと、そんなふうに考えております。 37 ◯馬居委員長 ほかに質問は。 38 ◯剣持委員 災害復旧関連で、105ページ、我が会派の繁田さんから一般質問でも世界遺産にという話もありましたが、私も畑薙から二軒小屋に行くたびに思うのですが、3,000メートル級の山10山の中で、東俣林道が非常に整備がおくれている。それで、今度の災害復旧の、まず現在の状況をちょっと教えてもらって、どの辺がやられちゃっているのか、アバウトで結構です、教えてください。 39 ◯小田治山林道課長 東俣線の災害状況ですけど、起点から4キロぐらいのところで路肩が崩れまして、全長的には25メートル、それで復旧の方法としましては補強土壁工、盛り土を積み重ねていって補強するという方法、補強土壁工を75平米、それとのり面保護工を250平米、それと同じ、ガードレールが25メートル予定しております。 40 ◯剣持委員 東俣林道、大変、畑薙から二軒小屋まで相当距離があるんです。特に畑薙のダムから、要するに茶臼岳とか上高地、あの登り口あたりまでが非常に悪くて、椹島までの間、特に私は早急にあの落石防止と舗装をお願いしたい。私は、やっぱり世界遺産にと、全国的にいろんな問題で取り組む中で、今後周辺市町村との会議もあるんだけれども、毎年私たちの会派でも、東俣林道、もうちょっと急げ急げとお願いしています。このままいくと、今の危険箇所、崩落箇所なんか含めると、どのくらいかかるのか。これはもう市の単独事業だっけね、県ではないでしょう。  その場合に、もう政令市になって市がやっていくのに、やっぱりこの遺産をすばらしい3,000メートル級の山10山、これを今のままだと私、いつになっても、とても整備がおぼつかないというようなスピードだと思うんです。その辺どうですか。せめて椹島まで何年ぐらいをめどにというような整備方針は出せないものか。 41 ◯小田治山林道課長 東俣線の改良ですけども、開始当初は多少、1年間に1億ずつ通してくれるということだったんですよ。ええ、動いてたんですけど、15年度は1億円つきました。それから16年が5,000万、ことしが1,000万、だんだん減ってしまっているものですから、今のままでいきますと、相当時間がかかってしまうんじゃないかと思っています。  最低5,000万なり1億円ぐらいかけないと、委員御指摘のとおり崩落箇所が相当多いもんですから、それぐらいは要求していきたいと思っております。 42 ◯剣持委員 今の課長の話で、15年度は1億、今17年度は1,000万じゃ、本当1割、とってもじゃないけど私もこのままのペースじゃ、せめて椹島まで早く、赤石岳まで登れる一つのルートとしてやってもらいたいなあと思うんです。  やっぱり崩落というものは非常に心配されるところもあるし、それについてはやっぱり今非常に、静岡は全国政令市の中で一番山林面積が多い。あるいはその、今の政令市の中で14市中静岡市が1位でしょう、市域が広い。しかも、そのウエートの、森林面積の中でも特にその井川という自然、市長も森林環境基金をとにかく積み立てて、競輪利益金の25億を種に審議して、それで、せめてでも私は東俣林道あたりは相当投資をしていくという姿勢がないと、もう山梨側がほとんどですよ、9割、山梨側から登っている人が。そうするとやっぱり、僕が、何ていうか、井川の振興にも寄与できないんじゃないかなと思うんです。  それについて、どうですか。 43 ◯狩野農林水産部長 農林水産業費が最近どんどんほかのに圧迫されてしまって、2%を割っているということの中で予算が削られているわけなんですけれど、何としてでもこの自然に恵まれた政令市の静岡市を、農林水産業をやっていくには一般会計の2%以上を目指そうということで、ことし4月に農林水産部で、みんな全課長集めて話をしました。  そういうとこで、農林水産業費2%以上になってくれば、東俣林道も5,000万とか、そういう予算がつく可能性十分あります。それで、東俣林道行って、椹島あたりに行きますと、紅葉なんか日本一の紅葉だと思うんですよ。それと観光ともタイアップできますので、ぜひこちらの方でも積極的に要求しますので、委員の皆さんの支援も得て、予算獲得に臨みたいと思っています。 44 ◯五十嵐経済局長 突然のお話でございますが、今委員さんがおっしゃったとおり、静岡市において80%が森林であると、それで、これから人口があまりふえないという時代に入ってくるということになりますと、今度の第1次総合計画ではございませんが、交流人口をふやすということは非常に本市にとって、方針として非常に重要なことであると。その一つがやはり本市としての魅力のある部分へ交流人口をふやすということ。それと同時に、都市部の市民の方々もやはり山へ行って交流するというふうな、そういう意味ではうってつけの場所かなというふうな感じがしております。  そういう意味で、先ほど私どもの所管の林道の課長も申しましたが、なかなかその、一つのセクションでの結論として1,000万だ1億だという話ではございませんので、また今私どもの部長も申しましたが、経済局挙げて、また企画だとか財政等、当然として市長ともお話を申し上げて、魅力をより高めるということになりますと、やはりアクセスという問題も重要なポイントになりますので、総合的にまた研究、検討させていただくと、それも前に一歩出た研究、検討をさせていただくということでよろしくお願いします。 45 ◯剣持委員 次に、高山・市民の森、私も何回も登って感じていることですが、あそこはあそこで私はいいと思います。18年度で事業、これで終わるんでしたよね。  それで、私はやはり今、この森林環境基金を含めた、今度は水源条例もつくっていく、静岡市民に等しく、都市に住む住民も山林への思いを大事にしていくというものを、そういう思想をこれから哲学として市民共有の財産を生かしていきたい。  あるいは、市長もよく言うんだけど、安倍川も興津川も静岡市だけでの地域の中で完結できる水源を有しているという、全国にまれに見る立地のある静岡市、そういった中で、教育の現場で、当然こういう教育というものが必要なわけですが、まずそこで、高山・市民の森整備が終わって、私はただ、もう少し大勢の市民がそれぞれの、要するに地域ごとの森を大切にするという機運づくりをしていかなければならないと思うんですよ。というのは、行政主導で今までは25億円積み立てた、ところが市民一人一人が市役所に募金箱があるから10円入れようとか、農協に行けば森を大切にしようというところに募金箱があって入れる、要するに市民から、この森を大切にするとか木を植えようとか、あるいは水をきれいにしようとかというものが醸成されてくるのが、私は大事だと思うんです。  そこで、私は政治公約でも言っているんですが、この高山・市民の森は第1号、これを契機に、静岡市は全国にない、こういう森林を持っている、あるいは県知事も森林環境税というものを導入しようとしているさなかなもんで、私は市民の森第2号、竜爪を提案したいと思うが、その辺について俎上に上っているかどうか、お考えをお願いします。 46 ◯朝比奈農林総務課長 当初、この高山・市民の森を市民の森として整備していこうと機運が高まったのが、たしか平成11年だと思うんです。そのときに、竜爪と高山それからダイラボウですか、この3カ所が同じテーブルに乗りまして、その中で検討委員会、メンバーちょっと今わかりませんけれども、その中で検討してということで、まず最初に高山をということで高山で始まったようでございます。  したがいまして、今ダイラボウなんかも私有林もございますので、ダイラボウはダイラボウなりに植樹、植林、森林教室ですか、一般の人たち、ボランティア等集めて植林の補充ですか、事業をやったりしておりますんで、今後、委員のおっしゃったとおり、第2、第3と、この辺も考えていかなければならないのかなとは思いますけれども。答弁になりますかどうか、すみません。 47 ◯狩野農林水産部長 今、課長から申しましたように、3つの案、候補になりました。その中で高山を第1にやって、でダイラボウはかなり上が整備されてますのでそれでよしとして、竜爪が一番急なところで、大変なところなんですけれど、やはり清水区と葵区の間にあるということで、地理的条件もよく、接戦で高山に敗れちゃったんですけど、何とか第2号は竜爪の方へ市民の森をつくっていきたいと、私は考えております。 48 ◯剣持委員 要望、意見は後ほどにして、次に茶の文化振興に対して。  今、中山間地の使命という、静岡市の地場産業であるお茶、深刻ですね。ことしの一番茶、二番茶を見ても、去年より単価1割から。私百姓やっていますから、お茶も今でもよくわかるんですが、ことしのお茶の低価格を見て、農家が、非常に生産意欲を失う。ということは荒廃していく。特に私は、中山間地の集落の崩落というのを一番心配している。  それは森林を守ると同時に、それは狩野さんもあっちの方よくわかっていると思うんだけど、その中でお茶の役割が、相当お金をつぎ込んでるにもかかわらず、なかなか一番茶だけ集中的に、何ていうか、限られている中で、今一番僕の心配しているのはペットボトル、あるいは、大半がペットボトルになってきちゃって、本当にお茶のいい出し方とか飲み方とか、お茶の味というものを小学生なんか知らないですよ。まずお茶の葉っぱ、お茶の花を知らない。  それらに対して、これからもうちょっと、今ペットボトルに押されているということじゃなくて、お茶の原点について、消費という、あるいは市民にお茶を味わっていただくという意味から、茶の振興についてどう考えていられるか。これは茶の、要するに今何で議題にするかというと、茶の振興基金を文化センターなくなっちゃうと、その3億円の基金を財源にして茶の振興に充てるということだけど、それに対してどういうふうに考えているかということを今聞きたいです。 49 ◯狩野農林水産部長 ペットボトルに押されて大変今お茶が苦しいところに来ています。そこで、お茶はお茶の葉っぱで急須で入れて飲むという、それからおいしいお茶をみんな忘れないようにということで、平成14年から小学生に対してお茶のおいしい入れ方教室を始めて、ことし4年目です。その当初、小学校、それは旧静岡市の小学校に働きかけたんですけれど、17校ほど応募があって、そして大変、実施した学校は好評でした。それで子供が母親にお茶の入れ方を教えるというようなこともありました。  ことしは、静岡と清水両方合わせて35校、予算額全部の応募がありまして、9月から始めます。で、小学校にはそういう授業をやる。それから、今度の基金が来ましたから、その基金を使って、大体3億円ですから、1年間に、私の考えでは2,000万円くらい使っていこうと、それでそのお金で茶文化の振興と茶業の振興、あわせてやっていきたいと思っております。  それで、この、お茶のおいしい入れ方教室をやりますと、大変、今まで飲むお茶よりもおいしいと好評ですので、ぜひこの味を忘れないように次世代へ引き継いでいきたいと思っております。 50 ◯剣持委員 さすが、農林水産部長のいい答弁を聞き、僕も安心しましたが、ただ私、実は地元の中学に、剣持さん、百姓やっているからお茶の話に来てくれと、社会科の授業です。それで、観山中学で2クラス、教えたというと大変僭越ですが、お茶のことに対して聞きたい、あるいはお茶のいろんな果たす役割等々教えてもらいたいということで授業をし、その結果、生徒から非常に反応がありました。  要するに、やっぱり今の教育の現場の中に、今地場産業を支えているお茶というものをもう少し、やっぱり小中学校の人から教えていくというのは大事であると思います。その中で、僕が特に感じたのは、部長は多分わからないと思うでしょうけれども、社会科の授業の中にお茶のページ数、どのぐらい占めていると思いますか。まあこれはちょっと議題にならないかもしれないけど、まあいいです、知っていたらお伺いします。社会科の中学1年だか2年の、社会科の授業の中にある。 51 ◯狩野農林水産部長 私、中学は見てなくて、小学校のを見てましたけど、大体2ページです。それに副読本に載っているわけです。それで、先ほど申しましたお茶の入れ方教室でも、ただお茶の入れ方だけでなく、お茶の歴史、静岡のお茶の産業のこともあわせて茶業青年団やインストラクター、それから農業振興課の職員が説明しております。 52 ◯剣持委員 社会科の、中学校の授業には、部長、半ページしかない。これは僕もちゃんとその教科書を確認した。そのぐらいしか書かれていない。  したがって、私は、これは教育委員会とまた相談、タイアップしてもらいたいというのはそういう意味もあって、あるいはインストラクター、大勢の人が今認定されてますので、やっぱりそういう民間の方を活用して、やっぱり積極果敢に消費拡大に努めてほしいと、その辺の教育委員会との連携について、これは議題の関連で、茶の振興という意味でもお聞きしたいと思います。 53 ◯狩野農林水産部長 これは教育委員会とも連携をとって、うちの方から教育長にも依頼文を出しまして、お茶のおいしい入れ方教室やっています。そういうことで、いろいろな各種事業も教育委員会を通してやっていきたいと思ってます。  それから、もう一つ、来年は清水港からお茶をシアトルに輸出して100年になりますので、その記念のためにイベント事業を開催したいと、今計画しているところでございます。 54 ◯剣持委員 私も消防団三十有余年、10月末をもって一応団長あて、これは直接関係ないんだけれども退団願を出して、息子も消防団員2年生ということで、ちょうど切りかえどきだなということで思っておりますので。  私が中越地震の反省、教訓の中で、やっぱり心配しているのがあります。というのは、新潟の西消防署だったか、庁舎そのものが、要するに地震でやられて、もちろん分団車庫もありました。出られないまま、要するにもう、耐震でシャッターが開かないということで出せないという。それで今、新潟ではまだ恐らくそうだと思うんですが、行った方は御存じのとおり、みんな、要するに緊急車両を外へ出してあるんです。地震によって壊れたら出られないということで。  そこで、私も心配になって、実は去年のそのころ、ちょっと聞いた記憶があるんですが、今回、小島、但沼常設消防署の出張所が耐震設計に入ると。たしかまだ5、6十年たってまだ車庫で耐震が完了してないのがあるということを、私は承知しているつもりですが、今その辺で、どうなんですかね、常設分団車庫を含めて、早急に耐震を急がなくちゃならないというのをどのぐらい掌握していますか、課長さん。警防課長。 55 ◯平野警防課長 早急にというか、耐震の未整備施設というような形で、現在53ほどあります。それにつきましては計画的に進めていく予定であります。ただいまのは非常備の消防団の施設でございます。 56 ◯寺尾消防総務課長 常備の方は、日本平消防署と湾岸消防署、この2署が耐震性がやや劣っているということです。 57 ◯剣持委員 その辺の小島、但沼の方が、要するにさらに早急にやる必要があるんだということで、今回耐震設計に入ったんでしょう。だから湾岸と日本平の方、ちょっと場所はわかんないけど、要するに早急に着手するというふうに判断していいんだね。してもらわなくちゃ困るじゃん。湾岸といえば、もう石油基地コンビナートの重要なあれでしょう、燃料タンクの。だって、十勝のときにはあれじゃん、苫小牧の48時間だっけか、燃え尽きるまで消すこともできなかったんだから、ヘリコプターでも。 58 ◯寺尾消防総務課長 今、消防署所の全体の、オール静岡の中の適正配置について、まず本年度、部内での検討、あわせて外部機関への調査委託、これを行っております。  これが本年度末ごろ固まってきますけども、これを踏まえた中で、日本平と湾岸についてをどういうふうにしていくかということは考えておりますけれども、一つは湾岸消防署につきましては、一番心配なのはやはり津波なんです。津波が来たときに、消防署がつぶれて水に浸って、その間にまず消防自動車がどこかへ行くんですかね、恐らくそういう格好になっております。  ですから、じゃ、あの場所が果たしていいのかどうかということが、しかしながらコンビナートが控えておりますので、余り遠くに行くのもどうかという中で、適正配置を今検討する中で、湾岸消防署のあり方、どういった場所がいいのかなということも検討しております。  それで、もう一つは日本平、こちらにつきましても適正配置の中で、清水区におきましては消防署が清水署、日本平署、湾岸署、3つございます。そういった部分で、消防署としての3消防署が果たしてどうかということも今考えております。そういった中で、日本平消防署につきましては、やはり耐震性が劣っておりますので、一つは補強という方法もございますが、相当建物がやはり古いもんですから、ここで補強で相当なお金を費やす方法と、もう一つは建てかえということで、結論は出ておりませんけども、いずれかの方法でということで、今内部で検討しております。  具体的な時期はまだ確定しておりません。やはり、総合計画の中へ位置づけた中で実施をしていきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。 59 ◯剣持委員 卸売市場、これは基金の積み立て減額、これは今市場外流通、非常にはやっていますね、産地直送。うちの農協のところでも自慢市があって、非常にもう、そういう市場外流通、要するに市場を直接通じないで生産者と消費者が見える形で、こう直接買っていくという、こういう流れの中で、これからの市場のあり方、将来に向かって、またこれ今その話をしてもしようがないんだけど、ちょうど30年ですよね、中央卸売市場。それで、耐震もかなり弱いという時期に来て、基金が今どういう状況かは、もう減って、これからふえるというものがなかなかない中で、あそこの生鮮あるいは水産の市場について、現況どこまで議論されているのか、耐震化も含めて、ちょっと教えてください。
    60 ◯三浦中央卸売市場長 まず、市場外流通でございますけれども、現在の状況では約30%くらい流通、これは正確な数字ではございませんけども、くらいが市場外流通で推移しておるという状況でございます。  それで、これが今後どの程度といいますと、なかなかちょっと推測できませんけれども、今、市場の機能の一つとして現地の方から広範囲に集荷できるという、そういうのが市場でして、産地と大型店舗の流通となると、ある程度、品物が限られる部分が多いかと思います。そういう意味では、いろんなところからいろんな種類を集荷できるという市場の役割というものについては、それなりの評価ができるんではないかなと思っております。  それから、耐震の関係ですが、今、青果棟の耐震工事を、本年度やっております。水産棟の耐震の設計委託を本年度やっておりまして、来年度、水産棟の耐震工事に入る予定でございます。予算がつきましたらの話ですけれども。それで順次、関連棟、管理棟、倉庫棟というような形で、平成20年までには耐震工事をしていきたいというふうに考えております。 61 ◯剣持委員 市場外流通がふえているのを見てもそうですが、私はこれからの市場のあり方というのは相当市場を、やはり将来に向かって、まず統合しなくちゃ、まず統合できるのは。なぜかというと、昭和50年でしたっけか、あそこへ、ああいう形で埋め立てをして、大変、今、下水管がこう上がってて、そこのところだけ上がっているけれども、あの道路を見ても、本当にもう地震が来れば一発でというぐらい心配な場所ですね。やっぱり、とりあえず耐震ということはわかりますが、やはりその基金の積み立て、今どのぐらいかわかりませんが、やはり早く、今の、何ていうか、静岡市の消費に合わせた市場のあり方というのを再構築する時期に来てはいると思うんですが、その辺については、議論はされているか、されていないのか。 62 ◯三浦中央卸売市場長 確かに、今の流通が、本当にこの30年前の開設のころと、もうかなり違ってきて、当時はほとんど100%近くが市場を経由していたという、そういう時代から、やはり、大量消費によって直接市場外ということがふえていることは事実ですし、今後もそれは多少あるのかなというふうなことは考えております。  それで、我々としましても、農水省の方で、ある程度弱い市場については統合しなさいという、そういう指導がありまして、名古屋あたりでは本場、北部市場とあるものを1つの市場にするとか、中央卸売市場を地方卸売市場に変換するとかいうようなことも国の方から指導が出ておりますし、あとは卸会社、中卸会社につきましても、今のままでは、合併すればもう少し力が強くなるんではないかというようなお話も、今出ております。我々としても、合併してその卸会社、中卸会社が強くなればいいなと思っておるんですけれども、なかなか今の時点では、商売がたきのその会社が、なかなか、一緒になりましょうというのも非常にちょっと難しい問題もあるんですけれども、その辺についても粘り強く、いろいろ話をしていきたいなというふうに思っております。 63 ◯馬居委員長 いいですか。 64 ◯小野委員 先ほど、剣持委員さんの方からお話があった日本平と湾岸の件ですけども、僕の記憶が間違っていたら申しわけないですが、合併になりまして、そしてこれからの防災、消防、常備消防、非常備消防も含めて、今後、初動体制を含めたあり方をいろいろ検討して、清水の場合に東署とか南署とかいろいろあって、それをエリアとしてどういうふうにしていくかと、そういうことで名称変更になって、日本平、湾岸と、こういう名称はなかったけども、なってきたわけですよね。  そういう中で、先ほど課長の話を聞いていると、そのエリアのバランスということも含めて、袖師のところにある湾岸、僕は日本平、清水病院のそばにある日本平、一時的には悪いところじゃないと思っているんです。それで、当然、今課長から話があったように、袖師の場合は、湾岸の場合はまともですから、もう岸壁の横にあるような消防署ですので、そういうこともわかるんですけれども、さっきお話で、そんな遠くは行かれないかと、そうですよね、東燃の静ガスのタンクもありますから、そういう形の中で、やはり僕は、その議論をしていく中で、そのエリアバランスのことは非常にいいような形の中で伺っていたんですが、今聞いてみると、そういうことも含めて検討していくというのは、いつそういうふうに方向がなってきたんですか。それちょっと教えてくれる。 65 ◯寺尾消防総務課長 やはり清水と静岡が合併した中で、その消防署所の配置が、全体を見たときに果たしてそれが適性かどうかということで、やはり消防車両というのは、やはり災害現場にいち早く到達することが何よりも被害の軽減をするということ、そういった中で、今ある位置が果たしていいのかどうかということを、全体の中でもう一度見直しする必要があるということで、これは合併後、消防部内の中でそういった検討をしようということで始まりました。 66 ◯森下消防防災局長 ただいまの整備の関係でございますけれども、常に整備というのは、消防力が適正に行使できるようにということを前提に、弾力的にいろいろ検討していく必要があろうということでございまして、消防庁の方からも消防力の適正配置という、常にそういうことで見直しを図りなさいという指導もございます。そういうことを前提に、現在、結論ありきではなくて、是正するところがあるかどうか、そういうことで内部的に検討しているという実態でございます。 67 ◯馬居委員長 よろしいですか。じゃ、質疑はこれで終わりにしてよろしいでしょうか。  では、要望、意見、討論に入ります。要望、意見、討論がございますでしょうか。 68 ◯城内委員 自民党会派は全議案賛成なんですが、意見、要望を少し言わせていただきます。  まず、市民の森、間違いなくいろんな面で安全・安心して行けるような整備をしていただきたいということと、先ほど剣持委員がおっしゃっておりました東俣林道の整備、あるいは常備消防署の耐震化、この整備、もちろん非常備のところもありますけれども、まず常備消防署というものは非常に重要なところでありますから、できるだけ早く、1カ所ずつというんじゃなくて、できれば小中学校の耐震補強と同じように短い期間の計画を立てて、市民に安心して生活できる場を与えてほしいという要望をしておきますが、それと同時に、中央卸売市場、これはできたときの目的と、今時代の流れの中でかなり変わってきておりますんで、その辺のところも、よく行政側が業者の指導をしながら、この時代に合った、市民のための台所をどういうふうにして預けていただけるのか、こういうことを考えながら整備をしていただきたい。要望をしておきます。 69 ◯剣持委員 東俣林道は、特に世界遺産にという、これから我々も運動していきたいと思っています。その中で、あの林道じゃ本当にお粗末で、今の予算規模じゃ本当いつになるかわからない、そういう中で、ひとつぜひ、これは我々も議会挙げて応援しますので、早期に整備が進捗できますように、特段の御努力、御配慮をお願いしたいと思います。我々議会も頑張ります。  それから、お茶の関係、これは非常にお茶の振興ということは今までもやってきました。そういう中で、静岡市の地場産業としての底辺が非常にすそ野が広いし、あらゆるやっぱり産業につながっているお茶の関係ということで、これらについてはもう一度、今本当にペットボトルとか缶入りのああいうのに押されている中で、お茶のよさをもう一度この原点に返って普及できるように、消費の宣伝、拡大に努めるように、小学校の教育の現場からまたひとつ教えていただくなり、いろんなありとあらゆる方法を検討していただきたいと思います。  それと、もう一つ、市民の森、竜爪は第2号として、早期に、部長言ってくれたので期待しています。もう早く、ひとつ計画にのせてください。 70 ◯中山委員 それでは、静政会を代表して、議案については全部賛成させていただきます。要望としては、火災予防条例の件ですけども、防災機器、この設置についていろいろ周知されると思うんですけれども、やればやるほど当然、つけなきゃいけないのかというふうな話になってきますし、そうなると自分でどこか買いに行ってつけるなんていうことは、なかなかしないと。そうすると訪問販売がどうしてもでてくる。そういうことの中で、トラブルがないように、そして、かなりのお金もかかりますので、その辺を少ししっかり考えた上でアピールの方をよろしくお願いしたいと思います。 71 ◯小野委員 公明党も全議案に賛成いたします。  常備消防につきましては先ほど多角的に検討していくということでございますので、早期にそういう結論を出していただいて、それなりの措置を講じていってほしいなと思います。  それと、火災予防条例の中の住宅用防災機器ですけども、ぜひ、3年間という猶予期間はございますけども、そういう中でいち早く静岡市が、その法律にのっとって施工できるような体制を整えていっていただきたいなと思います。そんなことで、よろしくお願いしたいと思います。 72 ◯馬居委員長 それでは、要望、意見、討論を終わりとし、採決を行います。  議案第166号中所管分、それから議案第171号、議案第175号、議案第179号、議案第190号から議案第192号まで、議案第197号から議案第199号まで、議案第239号から議案第241号まで、議案第243号から議案第255号まで、議案第269号及び議案第272号の計28件の議案について一括採決します。  本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんでしょうか。                〔「異議なし」〕 73 ◯馬居委員長 御異議ないようですから、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。      ────────────────────────────── 74 ◯馬居委員長 以上をもって、経済消防防災委員会を閉会いたします。                 午後0時2分散会      ────────────────────────────── 経済消防防災委員長 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...