雲南市議会 > 2018-03-01 >
平成30年 3月定例会(第1日 3月 1日)

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  1. 雲南市議会 2018-03-01
    平成30年 3月定例会(第1日 3月 1日)


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    最終取得日: 2021-05-22
    平成30年 3月定例会(第1日 3月 1日) 雲南市告示第24号 平成30年雲南市議会3月定例会を次のとおり招集する。    平成30年2月8日                             雲南市長 速 水 雄 一                    記 1 期 日  平成30年3月1日 2 場 所  雲南市役所議場      ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員       上 代 和 美            中 林   孝       松 林 孝 之            中 村 辰 眞       原   祐 二            矢 壁 正 弘       白 築 俊 幸            細 木 照 子       佐 藤 隆 司            周 藤 正 志       藤 原 政 文            西 村 雄一郎       土 江 良 治            安 井   誉       細 田   實            堀 江   眞       周 藤   強            堀 江 治 之       小 林 眞 二            深 田 徳 夫       山 﨑 正 幸            藤 原 信 宏
         ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員       な し      ─────────────────────────────── ────────────────────────────────────────    平成30年 3月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第1日)                            平成30年3月1日(木曜日) ────────────────────────────────────────                          平成30年3月1日午前9時30分開会 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸報告 日程第 4 議案の上程(一括議題) 議案第1号 雲南市スペシャルチャレンジ共創会議条例の制定について 議案第2号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について 議案第3号 雲南市特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定について 議案第4号 雲南市職員の給与の特例に関する条例の制定について 議案第5号 雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例について 議案第6号 雲南市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例について 議案第7号 雲南市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について 議案第8号 雲南市立特別養護老人ホーム条例を廃止する条例について 議案第9号 雲南市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定       める条例の一部を改正する条例について 議案第10号 雲南市立認定こども園条例の一部を改正する条例について 議案第11号 雲南市児童クラブ条例の一部を改正する条例について 議案第12号 雲南市農村公園条例の一部を改正する条例について 議案第13号 雲南市営住宅条例の一部を改正する条例について 議案第14号 雲南市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例について 議案第15号 雲南市定住促進住宅条例の一部を改正する条例について 議案第16号 雲南市都市公園条例の一部を改正する条例について 議案第17号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第18号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第19号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第20号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第21号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第22号 公の施設の指定管理者の指定の変更について 議案第23号 市道の路線廃止について 議案第24号 市道の路線変更について 議案第25号 市道の路線認定について 議案第26号 平成29年度雲南市一般会計補正予算(第6号) 議案第27号 平成29年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号) 議案第28号 平成29年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号) 議案第29号 平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第4号) 議案第30号 平成29年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 議案第31号 平成29年度雲南市水道事業会計補正予算(第5号) 議案第32号 平成29年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第4号) 議案第33号 平成29年度雲南市病院事業会計補正予算(第5号) 議案第34号 平成30年度雲南市一般会計予算 議案第35号 平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計予算 議案第36号 平成30年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計予算 議案第37号 平成30年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計予算 議案第38号 平成30年度雲南市生活排水処理事業特別会計予算 議案第39号 平成30年度雲南市財産区特別会計予算 議案第40号 平成30年度雲南市土地区画整理事業特別会計予算 議案第41号 平成30年度雲南市水道事業会計予算 議案第42号 平成30年度雲南市工業用水道事業会計予算 議案第43号 平成30年度雲南市病院事業会計予算 報告第1号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第2号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第3号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第4号 議会の委任による専決処分の報告について 日程第 5 市長所信表明 日程第 6 提案理由の説明      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸報告 日程第 4 議案の上程(一括議題) 議案第1号 雲南市スペシャルチャレンジ共創会議条例の制定について 議案第2号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について 議案第3号 雲南市特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定について 議案第4号 雲南市職員の給与の特例に関する条例の制定について 議案第5号 雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例について 議案第6号 雲南市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例について 議案第7号 雲南市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について 議案第8号 雲南市立特別養護老人ホーム条例を廃止する条例について 議案第9号 雲南市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定       める条例の一部を改正する条例について 議案第10号 雲南市立認定こども園条例の一部を改正する条例について 議案第11号 雲南市児童クラブ条例の一部を改正する条例について 議案第12号 雲南市農村公園条例の一部を改正する条例について 議案第13号 雲南市営住宅条例の一部を改正する条例について 議案第14号 雲南市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例について 議案第15号 雲南市定住促進住宅条例の一部を改正する条例について 議案第16号 雲南市都市公園条例の一部を改正する条例について 議案第17号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第18号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第19号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第20号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第21号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第22号 公の施設の指定管理者の指定の変更について 議案第23号 市道の路線廃止について 議案第24号 市道の路線変更について 議案第25号 市道の路線認定について 議案第26号 平成29年度雲南市一般会計補正予算(第6号) 議案第27号 平成29年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号) 議案第28号 平成29年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第29号 平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第4号) 議案第30号 平成29年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 議案第31号 平成29年度雲南市水道事業会計補正予算(第5号) 議案第32号 平成29年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第4号) 議案第33号 平成29年度雲南市病院事業会計補正予算(第5号) 議案第34号 平成30年度雲南市一般会計予算 議案第35号 平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計予算 議案第36号 平成30年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計予算 議案第37号 平成30年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計予算 議案第38号 平成30年度雲南市生活排水処理事業特別会計予算 議案第39号 平成30年度雲南市財産区特別会計予算 議案第40号 平成30年度雲南市土地区画整理事業特別会計予算 議案第41号 平成30年度雲南市水道事業会計予算 議案第42号 平成30年度雲南市工業用水道事業会計予算 議案第43号 平成30年度雲南市病院事業会計予算 報告第1号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第2号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第3号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第4号 議会の委任による専決処分の報告について 日程第 5 市長所信表明 日程第 6 提案理由の説明      ───────────────────────────────                出席議員(22名)       1番 上 代 和 美       2番 中 林   孝       3番 松 林 孝 之       4番 中 村 辰 眞       5番 原   祐 二       6番 矢 壁 正 弘       7番 白 築 俊 幸       8番 細 木 照 子       9番 佐 藤 隆 司       10番 周 藤 正 志       11番 藤 原 政 文       12番 西 村 雄一郎       13番 土 江 良 治       14番 安 井   誉       15番 細 田   實       16番 堀 江   眞       17番 周 藤   強       18番 堀 江 治 之       19番 小 林 眞 二       20番 深 田 徳 夫       21番 山 﨑 正 幸       22番 藤 原 信 宏      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 高 野 耕 治  書記 ──────── 錦 織 紀 子      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育長 ─────── 景 山   明  病院事業副管理者 ── 秦   和 夫 総務部長 ────── 藤 原 靖 浩  政策企画部長 ──── 佐 藤   満 統括危機管理監 ─── 中 村 清 男  市民環境部長 ──── 小 川   忍 健康福祉部長 ──── 梅 木 郁 夫  産業観光部長 ──── 内 田 孝 夫 農林振興部長 ──── 日 野   誠  建設部長 ────── 森 田   一 会計管理者 ───── 後 山 洋 右  水道局長兼上下水道部長 稲 田   剛 教育部長 ────── 小 山   伸  子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部長 ── 石 原   忍  大東総合センター所長  中 島   豊 加茂総合センター所長  大 森   久 木次総合センター所長心得 ─────────────────── 菅 田 和 美 三刀屋総合センター所長 上 田   浩  吉田総合センター所長  小 川 修 治 掛合総合センター所長  神 田 みゆき  総務部次長 ───── 三 原 修 三 財政担当課長 ──── 奥 井 英 孝  代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午前9時30分開会 ○議長(藤原 信宏君) おはようございます。  ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これから平成30年雲南市議会3月定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(藤原 信宏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、19番、小林眞二君、20番、深田徳夫君を指名します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(藤原 信宏君) 日程第2、会期決定の件を議題とします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日3月1日から3月23日までの23日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日3月1日から3月23日までの23日間に決定をしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸報告 ○議長(藤原 信宏君) 日程第3、諸報告を行います。  監査委員から、平成29年度の一般会計、特別会計、企業会計及び基金、歳入歳出外現金の出納状況の例月出納検査、工事監査及び定期監査の報告がありました。詳細については、資料を議員控室に置いておりますのでごらんください。  次に、議員派遣についてであります。  1月23日に島根県東部4市市議会議員交流会が雲南市で、2月1日に雲南地域議会議長連絡会議員研修会が飯南町で開催され、それぞれ21名の議員を派遣いたしました。  次に、12月定例会以降の諸会議についてであります。  12月26日に平成29年12月雲南広域連合議会定例会及び平成29年第3回雲南市・飯南町事務組合議会臨時会が、1月19日に雲南市土地開発公社理事会が、2月21日に平成30年2月雲南広域連合議会定例会が開催されました。また、2月15日に全国市議会議長会第210回理事会及び第104回評議員会が東京都で開催され、出席いたしました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますのでごらんください。  以上で諸報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案の上程(一括議題) ○議長(藤原 信宏君) 日程第4、議案の上程を行います。  議案第1号、雲南市スペシャルチャレンジ共創会議条例の制定についてから報告第4号、議会の委任による専決処分の報告についてまでの47件を一括議題といたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 市長所信表明 ○議長(藤原 信宏君) 日程第5、市長の所信表明を求めます。  速水市長。
    ○市長(速水 雄一君) おはようございます。  平成30年雲南市議会3月定例会の開会に当たりまして、市政における私の基本的な考え方を申し上げ、議員の皆様を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  初めに、先月までの大雪による被害状況と対応についてであります。  記録的な寒波の襲来によりまして、去る1月10日から2月7日まで4度にわたる大雪警報が発表されました。市内各地におきまして水道管の凍結による漏水が多数発生するほか、多いところでは1メートルを超える積雪を記録し、停電、農業用ビニールハウスの倒壊、高速道路や国道54号などの交通機能が大きく麻痺するなど、市民生活に大きな影響を及ぼしたところであります。これに伴いまして、迅速な除雪はもとより道路の倒木等の除去、市民バス及びスクールバスの運休や迂回、保育所、幼稚園、小・中学校等の臨時休園や休校などの措置を行いました。市といたしましては、市民生活の混乱への的確な対応に引き続き努めてまいります。これまでの間、被害に遭われました皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。  続いて、地域自主組織にかかわる総務大臣表彰についてであります。  平成27年の過疎地域自立活性化優良事例表彰において雲南市の地域自主組織総務大臣表彰を受賞したことに続き、昨年の11月には地域自主組織の活動や子ども・若者・大人チャレンジなど創意工夫による取り組みが高く評価されまして、地方自治法施行70周年記念総務大臣表彰を受賞しております。さらに、本年度のふるさとづくり大賞地方自治体表彰として去る2月3日に東京都内で行われた表彰式で総務大臣賞を受賞いたしました。人口減少や高齢化が進む地域の課題解決に向け、市民の皆様とともに進めている地域自主組織の取り組みを我が国の先駆的なモデルとして高く評価いただいたもので、大きな励みとなるところであります。市民の皆様の御尽力に感謝申し上げますとともに、引き続き積極的なチャレンジをお願い申し上げます。  続いて、第8回地域再生大賞についてであります。  地域づくりに取り組む団体にエールを送るため、地方新聞46紙と共同通信社が設ける地域再生大賞におきまして、市内NPO法人おっちラボが全国から推薦のあった50団体の中から大賞に続く準大賞に輝き、去る2月9日に東京都内で行われた式典で表彰されました。おっちラボは地域課題を解決するための若者のプランの実現を支援する幸雲南塾を運営しており、在宅医療の推進など地域を支える事業をつくり出すほか、U・Iターンや地域経済への波及効果を生み出していることが高く評価されたところであります。雲南市で挑戦する若者を育て着実に起業、創業や社会参加につなげるなど雲南市のまちづくりに欠かせない存在となっているおっちラボのこれまでの活動に敬意を表し、このたびの受賞を心よりお祝いするとともに、さらなる活動の発展を期待するものであります。  続いて、省エネ大賞及びサステナブル建築賞の受賞についてであります。  雲南市役所本庁舎が、木質バイオマス、地下水、太陽光発電など再生可能エネルギー等を積極的に活用しハイレベルな省エネを実現した建築物として高く評価され、去る1月23日に一般財団法人建築環境省エネルギー機構が主催する第7回サステナブル建築賞の大規模建築部門で理事長賞を、2月14日には一般財団法人省エネルギーセンターが主催する平成29年度省エネ大賞省エネ事例部門資源エネルギー庁長官賞を受賞したところであります。このたびの受賞を契機に、環境に優しいまちづくりを目指したプラチナシティー認定自治体としてより一層省エネルギーの取り組みを推進してまいります。  続いて、平成30年度の取り組みについてであります。  東京一極集中などの事態の進展を踏まえ、国においては昨年12月にまち・ひと・しごと創生総合戦略を改訂し、既存の取り組みを加速化する新たな施策により地方創生の新展開を図るため、大学改革や企業インターンシップの推進、プロフェッショナル人材の活用などを新たに打ち出しました。こうした国の動きを踏まえ、地方創生のより一層の推進を図る必要があるため、平成30年度も引き続き安全安心、活力とにぎわい、健康長寿・生涯現役の実現をまちづくりの課題に掲げ、定住基盤の整備と人材の育成、確保に積極的に取り組み、課題解決先進地を目指してまいります。  まず、1つ目に安全安心なまちづくりに関する取り組みを述べます。  雲南市立病院新本館がいよいよ完成の時期を迎えました。新本館の1階及び2階の半分には外来、各種検査、放射線科等を配置し、2階から4階に病棟を配置しております。病棟は患者さんの安心感に配慮し、病棟中央のスタッフステーションを囲むように病室を配置しました。また、1床当たりの面積をこれまでより広く確保し、開放感あるものとしております。さらに、相談室、面談室の設置や、患者さんと御家族の懇談や食堂として利用いただけるスペースも確保したところであります。このほか障がいのある方の就労機会の確保と社会参加の促進を目的とし、さらに病院利用の皆様のくつろぎの場としてのカフェもオープンいたします。3月3日は竣工記念式典、翌4日には一般見学会を開催し、3月22日に待望の開院を迎えます。  なお、新本館開院後は既存病棟の改修、解体を進める予定としており、来年9月のグランドオープンを目指し引き続き施設整備を進め、地域医療拠点の充実を図ってまいります。  一方、掛合総合センター交流センター建設工事につきましては、建物はおおむね完了し3月中旬に完成する予定であります。新たな施設は地域づくり、防災、福祉、人材育成の拠点として4月23日から業務を開始し、同28日には竣工記念式典を行う予定であります。  2つ目に、活力とにぎわいのあるまちづくりに関する取り組みを述べます。  まず、定住基盤の整備につきましては、子育て、仕事、住まい、移住定住の重点分野について一層の充実に力を注いでまいります。  子育て分野では、待機児童の解消を目指し、認可定員60人のみなみかも保育園を本年4月に開園いたします。整備に御理解、御尽力をいただいた社会福祉法人愛耕福祉会に改めて感謝を申し上げます。  一方、全国的な保育士不足の中、年度中途での保育士の確保が困難さを増しているため、年度当初からあらかじめ保育士を雇用する私立保育所及び委託保育所への支援制度を創設いたします。  続いて、仕事分野では地元就職やU・Iターン就職を進めるため、地場企業のPR冊子の作成、配布と都市圏での転職相談事業をより一層進め、若い世代の回帰、定住促進を図ってまいります。  続いて、住まい分野においては、市土地開発公社分譲地へのU・Iターン者の呼び込みを目的に、市内不動産事業者と連携した取り組みを進めてまいります。  このほか、移住定住分野の支援策としまして、人口減少や高齢化が著しい都市計画区域外の地域に対し、子育て世帯を含む3世代同居を推進するための持ち家改修助成制度を創設し、若い世代の定着による地域の活性化や担い手確保を進めてまいります。  次に、人材の育成確保につきましては、チャレンジ精神にあふれる中高生、大学生の学びと成長、若者の起業、創業を後押しするスペシャルチャレンジ事業制度を創設いたします。具体的には、中高生の国内、海外研修や大学生のインターン、海外留学に対する助成、さらには地域課題の解決に向け事業を立ち上げる若手起業家を支援するため、ふるさと納税による寄附金等を効果的に活用して本市の持続可能性を高めるリーダー人材の育成、確保を促進してまいります。  また、教育の一層の魅力化を図るため、昨年5月に設置しました雲南市教育魅力化推進会議から去る2月5日に魅力ある高校教育の推進などを求める第一次提言を頂戴しましたので、市としましては第一次教育魅力化推進構想を本年3月末までに策定し、早急に取り組んでいく考えであります。  特に、市内3つの県立高校については市としても積極的な支援を行っていく考えであり、その一つとして多様な学び合いとチャレンジの連鎖につながる人材育成と交流の拠点として3校全ての寮機能も備えた(仮称)チャレンジハウスの整備を目指し、来年度基本構想の策定に取り組んでまいります。  3つ目に、健康長寿・生涯現役を全うできるまちづくりに関する取り組みを述べます。  市の健康づくり拠点として、加茂町B&G海洋センターの改修工事を進めており、本年7月8日に竣工記念式典並びにオープンを予定しております。子供から高齢者、障がいのある方、誰もが体力や志向に応じ体力づくり、健康づくりに取り組める拠点施設として安心して御利用いただけるよう、身体教育医学研究所うんなんとの連携によりまして健康増進や介護予防に資する効果的なプログラムに加え、幼少期から運動習慣の定着化を目指す取り組みを進めてまいります。  次に、5つの政策に沿って申し述べます。  最初に、「みんなで築くまち」にかかわる政策のうち、まず地域と行政の今後のあり方について述べます。  市内全域に地域自主組織が結成され昨年で10年が経過し、冒頭で述べましたように国から高い評価をいただいている中、これまで地域自主組織連絡協議会を通じ担い手の確保や地域課題解決に向けた活動についてさまざまな御意見をいただいております。このため、市では行政組織の横断的なかかわり方などを高めていくことや、今後の地域と行政のあり方について来年度から本格的に検討を進め、方向性を見出していく考えであります。  一方、新たな法人制度の創設につきましては、冒頭で述べた国の総合戦略の改訂版に地縁型組織の法人化の促進に向けてさらに具体的な検討を進める必要性が盛り込まれたところであります。今後の動向を見きわめ、私が代表を務める小規模多機能自治推進ネットワーク会議の組織力を生かして、引き続き国へ働きかけてまいります。  続いて、春殖交流センターの整備についてであります。  春殖交流センターの建設につきましては、本年3月末に敷地のかさ上げなど造成工事を完成させまして、来年度は建物本体の建設、完成を予定しております。その後、既存建物の解体撤去、駐車場の造成等を継続して行い、事業全体の完了は2019年度を予定しております。  次に、「安全・安心で快適なまち」にかかわる政策についてであります。  まず、公営住宅整備事業について述べます。  雲南市公営住宅等長寿命化計画で建てかえ対象としております三刀屋町内の基町団地につきましては、昨年7月に移転新築予定地の地権者の御協力によりまして用地取得を完了し、ことしに入り1月下旬から行っております造成工事を本年8月ごろに完了した後、引き続き建築工事に着手する予定であります。来年度から2022年度までの5カ年間で5棟20戸の整備を進めていく考えであります。  続いて、JR木次線と沿線地域の活性化に向けた取り組みについてであります。  JR木次線は昨年12月に全線開通80年を迎え、駅舎を管理いただく皆様を初め沿線のさまざまな団体、市民の皆様の御協力のもと、駅舎を活用したにぎわい創出、列車を活用したウオーキングイベントの開催など、数多くの取り組みにより木次線への関心が高められたものと大変感謝をいたしております。来年度以降も地域の皆様に御協力をいただきながらさまざまな活動に取り組み、木次線の存続並びに沿線地域の活性化につなげてまいります。  続いて、環境政策についてであります。  昨年度から第2次雲南市環境基本計画の策定に着手し、パブリックコメントを経てこのほど市環境審議会からの答申も受けましたので、本年3月中に成案化を図ることとしております。本計画は、雲南市が誇る自然環境や歴史的景観などを次世代に伝えるとともに、今後10年間の環境に関する施策を総合的、計画的に取り組んでいく指針となるものでございます。本計画の推進に当たっては、市民、事業者、行政が主体となりまして各目標の達成に向け、それぞれが役割を果たすとともに連携、協働した取り組みを進めるため、(仮称)雲南市環境会議の設置や(仮称)雲南市環境基本条例の制定などにも取り組んでまいります。  続いて、空き家等の対策についてであります。  雲南市空家等対策基本計画に基づきまして空き家の実態把握に取り組み、これまで市内全戸の外観調査を行った結果、およそ600戸の空き家を確認することができました。来年度は空き家の利活用や解体について所有者への意向調査を行いまして、危険な空き家の特定や空き家バンクへの登録などにつなげてまいります。  続いて、雲南市市役所分庁舎の整備についてであります。  市役所分庁舎であります上下水道部庁舎は、昭和56年に建設した庁舎や増築したプレハブ建屋を使用しておりまして、地盤沈下や老朽化等により建物の傾きや雨漏りが顕在化しております。このため、重要なライフラインであります上下水道の拠点施設としての機能を強化するため、来年度から上下水道部庁舎の整備に着手してまいります。  続いて、来年度の島根県消防大会及び県消防操法大会の地元開催についてであります。  第70回島根県消防大会を本年7月28日に加茂文化ホール・ラメールで、第62回島根県消防操法大会を翌29日に木次小学校グラウンドで開催いたします。去る2月15日に島根県防災部、島根県消防学校、島根県消防協会、雲南消防本部、雲南市消防団及び雲南市で構成する実行委員会を設立したところでありまして、大会の成功に向け万全を期してまいります。  続いて、雲南市消防団の組織再編についてであります。  雲南市発足と同時にスタートした雲南市消防団は、平成24年に組織編成基準を設け組織運営が図られてきておりますが、近年団員充足率の低下などにより分団及び部の円滑な運営に支障を来している状況であります。現在、消防団と市で検討協議を重ねており、消防団活動を今後も永続的に維持するため、消防力低下を招かないよう考慮しつつ実情に即した組織再編について来年度中にお示しする考えであります。  次に、「支えあい健やかに暮らせるまち」にかかわる政策についてであります。  まず、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みについて述べます。  住みなれた地域で誰もが自分らしい暮らしを安心して続けていくことができるよう、医療・介護分野の関係機関や地域住民の皆様と連携した取り組みを推進しているところであります。  こうした中、社会福祉協議会等と一層の連携を図り、地域自主組織の御協力をいただきながら日常生活における多様な支援体制の充実強化や高齢者の社会参加の促進を一体的に図ることを目的に、来年度から新たに生活支援コーディネーターを配置することといたします。  一方、国民健康保険特別会計により市が直接経営し地域医療を担っている掛合診療所は、現在医療スタッフの確保や経営改善等の課題を抱えております。市内でも高齢化率が高く開業医が少ない掛合・吉田地域の状況を踏まえますと、継続的に地域医療を支える医療機関として果たすべき役割は重要であり、診療体制や医療サービスの充実を図る必要があります。このため、平成31年4月の雲南市立病院との経営統合に向け準備を進めてまいります。  続いて、国民健康保険制度改革についてであります。  国民健康保険は、市町村が運営する相互扶助制度として国民の医療保険の最後のとりでとしての役割を担っておりますが、勤務先で入る健康保険などと比較して1人当たりの医療費が高く、所得水準が比較的低い加入者には保険料負担が重くなる構造的課題があります。こうした背景を踏まえ平成27年5月に法律が改正されまして、国が国保への財政支援を行い、財政基盤の強化を図るとともに、来年度からは都道府県が市町村とともに運営を行い、国保制度の安定化を図ることとなります。これによりまして、国民健康保険加入者の皆様に新たな手続や病院等でのベッド負担などは一切生じませんので、安心してこれまでどおりの方法で医療機関等を御利用いただきますよう御案内をいたします。  続いて、福祉施策の事業計画の策定についてであります。  このほど雲南広域連合において第7期雲南地域介護保険事業計画が策定されました。本計画は、来年度から2020年度までの3年間の介護保険事業の具体的内容を定めたものでありまして、地域包括ケアシステムを推進していくため高齢者の自立支援、要介護状態の重度化防止、医療と介護の連携の推進、地域共生社会の実現に向けた取り組みなどを展開していくこととしております。  また、市では2023年度までの6年間の障がい福祉施策の基本的な方針を定める第3期障がい者計画を本年3月末までに策定いたします。あわせて、2020年度までの3年間を計画期間とする第4期障がい福祉計画及び第1期障がい児福祉計画も策定し、障がい福祉サービスの基盤整備や相談支援体制の充実、就労支援や住まいの確保などに取り組むことによりまして障がい者福祉の充実に努めてまいります。  続いて、病児保育施設のオープンについてであります。  市立病院医師住宅の空き室を改修し整備を進めています病児保育施設について、4名の病児、病後児双方が受け入れ可能な施設として本年4月のオープンに向け準備を進めております。なお、施設の名称はこれまでの病後児保育室の名称を継承し、だいとう病児・病後児保育室つくしとしてまいります。  続いて、放課後児童クラブの整備についてであります。  まず、加茂児童クラブにつきましては、近年急速な利用希望の高まりがあり、現在の加茂子育て支援センターだけでは受け入れが困難になってきていることから、加茂まちづくり協議会が加茂交流センターで開設されております放課後子ども教室との連携によりまして、同施設を利用して本年4月から加茂第2児童クラブを開設してまいります。加えて、放課後児童クラブのサービスがない小学校区の解消に向けまして、西小学校区に平成31年4月の開所を目指し、新たな放課後児童クラブ施設の整備に取り組んでまいります。さらに、鍋山小学校児童の三刀屋放課後児童クラブへの移送及び田井小学校児童の寺領児童クラブへの移送について、それぞれ本年4月よりサービスを開始してまいります。  続いて、認定こども園化への取り組みについてであります。  本年4月より、西幼稚園を認定こども園西こども園に、吉田保育所を認定こども園吉田保育所に移行し運営を開始いたします。さらに、2019年度から田井保育所と掛合保育所を認定こども園に移行するよう取り組みを進める考えであります。  続いて、小規模幼稚園での預かり保育の実施についてであります。  佐世、寺領、西日登、鍋山の4つの幼稚園の預かり保育サービスについて、入園児童の保護者への利用希望調査の結果に基づき、一定の利用が見込まれる佐世、寺領、鍋山の3つの幼稚園は各施設で、西日登幼稚園は寺領小学校への移送手段を整え、いずれも本年4月よりサービスを開始いたします。  続いて、雲南市母子健康包括支援センターの設置についてであります。  妊産婦や子育て家庭が抱える不安や孤立に対応するため、医療機関、子育て支援機関や関係部署が連携し、市民の皆様が安心して妊娠、出産、子育ての相談等ができる窓口として、本年4月より健康福祉部健康推進課内に母子健康包括支援センターを設置いたします。これによりまして、さまざまなニーズに対応したきめ細かな相談支援や情報提供を行ってまいります。  次に、「ふるさとを学び育つまち」にかかわる政策についてであります。  まず、「竹島・北方領土問題を考える」中学生作文コンクールにおける表彰について述べます。  島根県等が主催されます第8回「竹島・北方領土問題を考える」中学生作文コンクールで、木次中学校3年生の郷原鈴佳さんの作品が島根県知事賞を、同2年生の佐藤有華さんが隠岐の島町長賞を、さらに木次中学校が学校賞を受賞され、去る2月3日に県知事室において表彰を受けられました。本コンクールにおける木次中学校の作品の表彰は4年連続となり、心よりお祝い申し上げます。  続いて、統合学校給食センターの整備についてであります。  木次、三刀屋、吉田、掛合の4つの給食センターの老朽化に伴う4施設を統合する学校給食センターの整備について、本年度行った実施設計に基づきまして2019年度2学期からの供用開始を目指し、来年度から建設工事に取り組んでまいります。  続いて、新学習指導要領への移行に伴う取り組みについてであります。  小・中学校の学習指導要領改訂に伴い、2020年度から小学校で外国語が正式教科となり、5年、6年生が外国語科として、3年、4年生は外国語活動として授業を行うこととなります。これまで本市では新学習指導要領への円滑な移行に備えまして、平成26年度から小学校3年、4年生の外国語活動に取り組んでおります。吉田中学校区においては4カ年にわたり国の研究指定事業に取り組んできておりますので、この実践内容や成果を市内の学校にも広げる考えであります。市としましては、指導主事による学校訪問などの支援体制のもと、正式教科として本格実施となる2020年度と同様な授業を2019年度から取り組んでいく考えであります。  続いて、大東図書館についてであります。  昨年の8月から進めてまいりました大東図書館の増改築工事が完了しまして、現在図書や備品の配置を行っております。これまで長期間休館し市民の皆様に御不便をおかけしてきましたが、本年6月24日に再オープンを予定しております。市民の皆様の生涯学にわたる学習を支援するため、利用者の皆様により一層親しまれる図書館運営に努めてまいります。  続いて、永井隆記念館整備事業についてであります。  永井隆博士の偉業をたたえる崇高な理念を検証する永井隆記念館につきまして、施設老朽化に伴い現地での建てかえを行うため、本年度基本設計に取り組んでおります。来年度は実施設計、建物の取り壊し、敷地造成並びに隣接する市道の改良工事を行う予定であります。  続いて、大東ふれあい運動場陸上競技場の改修工事についてであります。  施設の老朽化やルール改正により、日本陸上競技連盟公認の陸上競技場の要件を満たさなくなったため、本年度全面的な改修工事を行ってまいりました。現在工事もおおむね完了したところであり、本年3月末までに日本陸上競技連盟の検定を受け、引き続き公認陸上競技場として大会等を開催していく予定であります。  次に、「挑戦し活力を産みだすまち」に関する政策についてであります。  まず、中心市街地活性化事業について述べます。  ビジネスホテルの整備につきましては、株式会社共立メンテナンス様と継続的に協議を進めており、早期のホテル進出に向け今後も詳細事項について引き続き協議を行ってまいります。  商業エリアの核施設、(仮称)SAKURAマルシェ整備事業につきましては、来年3月の完成を目指し、実施主体の雲南都市開発株式会社が中心市街地活性化法に基づく事業計画の国への認定申請と国の補助金活用を予定しておりますので、積極的に支援を行う考えであります。  また、市街地整備につきましては本年度から事業着手し、現在用地取得を進めております。来年度は市道要害6号線の改良と広場、遊歩道及び公衆用トイレの整備を進める予定であり、商業施設の整備にあわせ早期に完成できるよう取り組んでまいります。  続いて、食の幸発信推進事業についてであります。  本事業の基本方針は、雲南地域の農産物を一堂に取りそろえることに加え、雲南管内の農産物を主要原材料とした雲南市のPR、イメージアップに資する食品加工事業にも取り組み、食の幸の発信、販売力の向上を図るものであります。  具体的計画につきましては、民間のノウハウや企画力を最大限に活用するため事業者を早期に選定し、2021年度のオープンに向け事業進捗を図ってまいります。  続いて、企業立地促進助成金制度の拡充と企業人材確保制度の創設についてであります。  人口の社会増を目指し、魅力ある働き場所の確保に向け新たな企業進出や地場企業を支援する企業立地促進助成金制度の拡充を図ってまいります。加えて、U・Iターン者を正社員と雇用し入社支度金等を支給する企業に対し助成制度を創設し、企業の人材確保を支援してまいります。  続いて、雲南市建設事業者等の資格取得支援事業についてであります。  建設業の皆様には、市民の皆様の安全安心な交通確保のため除雪作業などを行っていただいておりますが、特殊機械で公道を走行するためには資格が必要であります。しかしながら、建設業や除雪作業に協力いただく企業では、オペレーターの退職などによりまして有資格者が年々減少傾向にあります。このような実態を踏まえ、必要な人材の確保と後継者育成を促すことを目的に、来年度から公的資格取得に係る支援を行ってまいります。  続いて、(仮称)加茂バスストップスマートインターチェンジの整備についてであります。  昨年7月に事業化が決定し、現在測量調査と設計業務を進めております。本年夏ごろには実施設計が完了する予定であります。また本年4月以降用地補償調査業務に着手し、用地取得を進めてまいります。2022年の供用開始を目指し、引き続き国、県、西日本高速道路株式会社との連携によりまして事業進捗を図ってまいります。  続いて、雲南市農業ビジョンの策定についてであります。  雲南市の農業振興策につきましては、今後の課題や目標を整理し、国、県及びJAの農業戦略との整合性を図り効果的に農業施策を推進するため、このたび新たに雲南市農業ビジョンを策定いたしました。来年度以降、生産者の代表、島根県、JA及び市が連携する雲南市農業再生協議会で各年度の目標を設定し、国、県に各施策の実施への支援を求めつつ、関係機関が一体となりまして目標の達成に向け総合的な対策を講じてまいります。  続いて、平成30年度新嘗祭の献穀米についてであります。  宮内庁の行事であります新嘗祭に島根県から献納する献穀米を、来年度吉田町農事組合法人すがやで栽培していただくこととなりました。新嘗祭は天皇陛下が献穀米をお召し上がりになる祭事とあって、御田植式、抜穂式など注目を集める行事が開催されますので、雲南市が良質米、安全安心な農作物の生産地であることを発信する好機として捉え、取り組みを支援してまいりたいと考えます。
     続いて、菅谷地区県営圃場整備事業についてであります。  吉田町菅谷地区の圃場整備計画が整い、来年度から事業に着手いたします。1区画の圃場面積をおおむね30アールで整備するもので、全体の事業規模は受益面積が約28ヘクタール、事業費は約6億円、6年での完成を目指し実施してまいります。  続いて、畜産振興についてであります。  4年後の第12回共進会に向け、継続して出品対策に取り組んでいく考えであります。具体的には、新たに肥育牛の血統的な分析による県有種雄牛の指定交配の取り組みや受精卵移植技術を活用した和牛子牛の生産拡大の継続など、雲南地域1市2町で協力して奥出雲和牛の振興に取り組んでまいります。  続いて、治山事業についてであります。  地元要望を受けまして、県に対して事業化を要望しておりました大東町川井地区特別会計及び三刀屋町殿河内地区の治山事業が来年度の復旧治山事業に採択されることになりましたので、鋭意事業進捗を図ってまいります。  続いて、インバウンドに関する取り組みについてであります。  外国人観光客の誘致については、雲南市観光協会を中心に雲南広域連合等と連携し特に台湾をターゲットに取り組むこととしており、昨年12月には台湾の旅行会社6社による雲南圏域へのモニターツアーを実施したところであります。来年度は雲南圏域の市町、観光協会及び商工会等で組織するうんなん観光ネットワーク協議会におきまして宿泊や施設利用に対する補助制度の創設も計画されておりますことから、引き続き台湾を初めとする誘客に向けツアーの実現などを目指してまいります。  続きまして、国民宿舎清嵐荘改築整備事業についてであります。  現在の清嵐荘は去る1月27日をもって営業を終了し、施設の解体工事に着手しております。2019年秋のリニューアルオープンに向けまして、本年夏ごろから建築工事を開始する予定であります。  続いて、JR西日本のトワイライトエクスプレス瑞風についてであります。  JR西日本の豪華寝台列車トワイライトエクスプレス瑞風の雲南市内での立ち寄り観光が昨年6月から行われており、市内のさまざまな幸や市民の皆様の温かいおもてなしの心にお客様や関係者に大変喜んでいただいております。今後も多くの方々に訪れていただけるよう、瑞風の立ち寄り観光地のブランドを生かした情報発信等に積極的に取り組んでまいります。  続いて、日本遺産魅力発信推進事業についてであります。  雲南市、安来市、奥出雲町で構成する鉄の道文化圏推進協議会では、昨年度から3カ年にわたる文化庁の日本遺産魅力発信推進事業に取り組んでおり、今年度は普及啓発と人材育成に重点を置き、県内ケーブルテレビでの番組放送や日本遺産シンボルマークの民間利用の促進、ガイド養成講座などを進め、市内外での認知度向上を図ってきたところであります。また、来る3月5日には女性向け情報誌の出版会社との連携による東京都内でのイベント、同7日からは「出雲國たたら風土記」を学ぶ合宿プログラム「たたらの里山三日籠り」などを予定しております。来年度は本事業の最終年度となりますことから、日本遺産を生かした地域づくりに向け自治体間の連携とともに官民が一体となりさらなる人材育成やたたら文化の魅力の発信に重点を置きまして、引き続き誘客につなげる取り組みを進めていく考えであります。  続いて、雲南市桜まつりの開催についてであります。  雲南市最大の集客を誇る雲南市桜まつりのメーンイベントを来る4月7日、8日の土日に開催いたします。JR木次駅前の特設ステージでの郷土芸能ショー、木次商店街での雲南食堂、中高大学生や若者のアイデアによるプロジェクトなど各種イベントを開催いたしますので、例年以上のにぎわいを期待するところであります。  最後に、行政経営についてでありますが、まず大東総合センターの移転に伴う施設整備について述べます。  老朽化しております大東総合センター庁舎を現在の大東健康福祉センターに移転整備することとし、来年3月の竣工を目指し、本年秋に改修工事に着手することとしております。これに伴い、雲南市社会福祉協議会大東支部の事務所移転が必要となることから、事前に大東町地域福祉センターを改修整備し、ことし9月ごろに移転していただく予定としております。隣接する大東町地域福祉センター、大東図書館及び大東町地域交流センターの相互活用を可能とする立地条件を生かしまして、市民の皆様の福祉と利便性の向上を図ってまいります。  続いて、公共施設等の適正化についてであります。  公共施設の適正化に向けまして、具体的な取り組みをお示しする雲南市公共施設等総合管理計画実施方針案を諮問した雲南市行財政改革審議会より昨年12月に答申書を提出いただき、このほど最終案をまとめたところでございます。今後、パブリックコメントの結果を踏まえまして実施方針を決定いたします。  なお、実施方針の内容について、改めて市民の皆様に御説明する機会を設けたいと考えております。  続いて、特別養護老人ホームえがおの里の民営化についてであります。  公の施設改革推進方針に基づきまして、民間の専門的な知識、ノウハウを活用したサービスの向上を図るため、来年度から掛合町の特別養護老人ホームえがおの里を民営化することといたしました。これによりまして、施設の設置主体を現在の指定管理者である雲南市社会福祉協議会に移管し、雲南市の市有地である敷地は有償貸し付け、建物は無償貸し付けといたします。  続いて、住民票の写し等の第三者交付に係る本人通知制度についてであります。  住民票の写しや戸籍謄本などを本人の代理人や第三者に交付した場合に、希望する本人に交付を通知する取り組みが全国的に広がっております。本市としましても、不正取得の抑制を目的に来年度中に必要なシステム改修等を行い、早期に稼働できるよう準備を進めてまいります。  続いて、雲南市職員の給与減額措置の継続についてであります。  これまで職員の協力を得て行っております給与減額措置について、平成30年度においても減額率を見直しした上で継続することといたしました。この減額措置で生じる財源は、地域経済の活性化につながる事業に引き続き充当することとしております。  続いて、合併算定がえ終了後の交付税算定についてであります。  かねてより総務省に要望しておりました地方交付税の合併算定がえ終了後の算定見直しについて、最終分となる平成30年度の見直しの内容が示され、その他の教育費における図書館及び社会体育施設に要する経費、保健衛生費における保健福祉に係る住民サービスのための経費について、本庁からの距離に応じた経費の割り増し並びに商工行政費、地域振興費の見直しが行われることとなり、全国で500億円程度復元されることとなりました。本市の復元額につきましては、本年7月の普通交付税の算定時に示されることとなります。  続いて、平成30年度の一般会計当初予算、平成29年度3月補正予算についてであります。  まず、平成30年度一般会計当初予算は、歳入における普通地方交付税の一本算定への移行等に伴う減額が見込まれるものの、清嵐荘整備事業、学校給食センター建設事業、三刀屋木次インターチェンジ周辺地区都市再生整備計画事業、春殖交流センター整備事業、木次こども園建設事業、児童福祉施設整備事業等の普通建設事業費を計上し、前年度比6.5%増となる299億1,400万円で編成いたしました。  また、補正予算につきましては、一般会計では除雪総務管理事業7,700万円、退職手当特別負担金7,300万円などを追加計上し、特別会計等では国民健康保険事業特別会計後期高齢者医療事業特別会計、生活排水処理事業特別会計、土地区画整理事業特別会計、水道事業会計及び病院事業会計でそれぞれ事業内容の変更等に伴う予算を計上しております。  そのほか、議案として条例16件、一般事件9件、報告事項4件を提出しておりますので、慎重に御審議をいただきまして可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  以上、平成30年度の市政運営に臨む所信の一端を申し述べ、開会に当たっての御挨拶といたします。 ○議長(藤原 信宏君) 以上で市長の所信表明を終わります。  ここで暫時休憩をいたします。35分まで。              午前10時22分休憩     ───────────────────────────────              午前10時35分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 提案理由の説明 ○議長(藤原 信宏君) 日程第6、提出者から提案理由の説明を求めます。  藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) おはようございます。  それでは、私のほうからは議案第1号から議案第25号までの25件につきまして提案理由の説明をさせていただきます。     ───────────────────────────────  議案第1号 雲南市スペシャルチャレンジ共創会議条例の制定について     ───────────────────────────────  これにつきましては、チャレンジ精神にあふれる中高生や若者等の学びと成長を後押しする雲南市スペシャルチャレンジ事業を効果的に実施することを目的としまして、雲南市スペシャルチャレンジ共創会議を設置するため条例を制定するもので、議会の議決を求めるものであります。  ちょっとスペシャルチャレンジというふうなことは通常余り言わないわけでございますが、これにつきましてはそれぞれ関係のNPOの方々などと十分協議をさせていただいて、雲南の未来を開く、さらに上を行くということで特別なチャレンジを後押しするという意味から、スペシャルチャレンジというふうなネーミングが決定されたところであります。  また共創会議、これもちょっと耳なれない言葉でございますが、チャレンジをともにつくる。こういう意味合いから、これにつきましてもおっちラボさんとかカタリバさんなどと協議をさせていただいて決めたものでございます。  また、少数でございますけれども、国や他の地方自治体等でもこの名称をつけた会議があるということでございます。新しくそうしたものを条例をつくりまして、応援していくということでございます。     ───────────────────────────────  議案第2号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、この非常勤消防団員等に係る消防補償の基準を定める政令の一部を改正する政令がことしの4月1日に施行されることに伴いまして、消防団員等の公務上の災害等に対する損害補償の補償基礎額の加算額を改定を行うため、条例を改正するものでございます。  補償基礎額の加算を行うということで、例えば配偶者を217円などとするものでございます。  条例案文については、お目通しをお願いしたいと思います。     ───────────────────────────────  議案第3号 雲南市特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定について     ───────────────────────────────  引き続きまして、市長、副市長及び教育長の給与を減額するための条例を制定するものでございます。対象の期間は、ことしの4月から来年3月までの期間ということにしております。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第4号 雲南市職員の給与の特例に関する条例の制定について     ───────────────────────────────  これにつきましても引き続き職員の給与を減額するための条例制定でございまして、これにつきましても期間はことしの4月から来年3月までの1年間ということで、給料表6級、7級の管理職、これまで2%ということでしたが、1%に率を変更いたしまして減額するものでございます。  管理職以外につきましては、平成28年4月からは給与減額をいたしておりません。     ───────────────────────────────  議案第5号 雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましても、この持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律がことしの4月1日から施行されるわけでございます。これによりまして、平成30年度以降都道府県が国民健康保険の財政運営の責任主体となりまして市町村とともに国民健康保険の運営を行うということから、条例を改正するものでございます。  これにつきましても2点ございまして、一つは国民健康保険事業費納付金制度に係るものでございますが、これにつきまして県は市町村に対しまして各市町村の医療費水準を反映した市町村ごとの標準保険料率を提示をする。これを参考にして市町村が保険料率を決定をして、賦課徴収の上、国民健康保険事業納付金として県に納めるということでございます。  保険料率の算定方法の変更がまず1点と、それから保険料の賦課割合の見直しということでございまして、現在この雲南市においては独自の保健料賦課割合をとっておりまして、応益割に係る部分を改めまして、国が定める標準的な割合に見直すものであります。これにつきましては、激変緩和措置によりまして5年をかけて賦課割合の変更を完了するというものでございます。     ───────────────────────────────  議案第6号 雲南市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましても、都道府県がこの財政運営の責任主体となっていくことに伴うものでございまして、国民健康保険事業財政調整基金の処分ということで、処分する場合の事由を保険給付の財源から国民健康保険事業納付金の財源に改めるという、改正点はこの1点でございます。     ───────────────────────────────  議案第7号 雲南市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法の一部を改正する法律及び国民健康保険法の一部を改正する法律の関係法令の整備に関する政令等がことしの4月1日から施行されるというものでございます。これに伴って条例の改正を行うということで、これにつきましては住所地特例の見直しということでございます。後期高齢者の医療加入時の住所地特例につきまして、平成30年度から国保の住所地特例が後期高齢者医療制度に引き継がれまして、対象施設への入所等が継続する間は前の住所地の後期高齢者医療広域連合が保険者となるよう、見直しが行われたところでございます。それに伴いまして、条例改正を行うものでございます。     ───────────────────────────────  議案第8号 雲南市立特別養護老人ホーム条例を廃止する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、平成30年4月1日から雲南市立特別養護老人ホームえがおの里の設置主体を現在の指定管理者である社会福祉法人に移管するため、雲南市立特別養護老人ホーム条例を廃止するもので、議会の議決を求めるものであります。  これにつきましては、この行財政改革大綱に基づきまして平成30年度公の施設の改革推進方針及び平成20年度に策定いたしました特別養護老人ホーム及び養護老人ホーム並びに介護老人保健施設の民営化方針によりまして、高齢者福祉施設の民営化をこれまで実施してきたところでございます。平成22年4月1日からは養護老人ホーム宇寿荘及び特別養護老人ホーム笑寿苑を民営化したところであります。こうした民営化方針にのっとりまして、このたび移管をし廃止をするものでございます。     ───────────────────────────────  議案第9号 雲南市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これはこの特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準及び子ども・子育て支援法施行規則の一部を改正する内閣府令等の施行に伴いまして、条例を改正するものということでございます。  2点ございまして、1点はちょっとなかなかわかりにくい面がございますが、現在、1つ目はこの教育・保育サービスを受けようといたしますとまず自治体に支給の認定申請と入所申し込みをする必要がございます。自治体では、そうした親の就労状況や子供の年齢等を勘案して3つの区分、1号から3号までございます。これに認定をして、親に支給認定証を発行している。これまででございますけれども、これ全ての保護者に交付をしておりますが、現場においては事実上この保護者の方が支給認定証を使用する場面は非常に少ないということで、保護者から申請があった場合のみ支給認定証を交付をしていくというものがまず第1点であります。  2点目は、このいわゆる小学校就学前の子供さんの保護者の方が保育給付を受けようとする場合は、内閣府令によりまして市町村に対してそうした教育・保育給付を受ける資格を有すること、あるいはその該当する項目に掲げる区分についての認定を申請をして、その認定を受けなければならないというものでございます。それにかかわりまして、いわゆるこの上位法が、第7次地方分権一括法なるものがございまして、これによりまして都道府県から指定都市への事務権限の移譲がなされたということでございます。  直接雲南市では指定都市ですので影響はございませんが、その改正がなされたことによって事務、権限移譲に関する条項が追加されるということで、いわゆる既存の条項が繰り下がったということでそこに条ずれを起こしたということで、本条例の改正が必要になってきたというものでございます。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第10号 雲南市立認定こども園条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、雲南市立認定こども園に西こども園及び吉田保育所を追加するため条例改正をするものでございます。
     西こども園は幼稚園型認定こども園でありますため、幼稚園の位置づけは残ります。したがって、市立幼稚園条例にも残ります。吉田保育所は保育所型認定こども園であるため、保育所の位置づけは残りますので保育所条例にも残るということでございます。     ───────────────────────────────  議案第11号 雲南市児童クラブ条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、斐伊高齢者交流施設敷地の一部を転用しまして斐伊児童クラブ施設を整備したことに伴い同クラブの位置が変更するため、条例を改正するものでございます。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第12号 雲南市農村公園条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、春殖交流センター建設用地となる春殖農村公園を廃止するため条例を改正するものであります。  これにつきましては、この農村公園は大東地区の農村総合整備モデル事業で平成3年度に竣工しております。雲南県土整備事務所と協議を行ったところでありますが、もう既に20年以上経過しておることから財産処分の手続が不要というふうな回答を得まして、雲南市としてこの公園敷地を春殖交流センター建設用地とすることと決定をしたところでございます。     ───────────────────────────────  議案第13号 雲南市営住宅条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、公営住宅法及びマンションの建てかえの円滑化等に関する法律の改正に伴いまして条例の改正が必要になったということでございます。  これにつきましては、地域自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法令の整備に関する法律の施行に伴いまして、公営住宅法の条ずれと認知症等により収入申告書が提出できない入居者に対し、職権により調査が可能となる改正が行われたことによる条例改正と、このマンションの建てかえの円滑化に関する法律の改正によりまして、建てかえ、移転のあっせん先に優先的に充てられていた公営住宅に係る規定がなくなったため、関係条文を削除するというものでございます。     ───────────────────────────────  議案第14号 雲南市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、雲南市の施策として社会増に向けた入居者支援事業の期間延長と対象者の明確化を図るため条例の改正が必要になるということでございます。  いわゆる特公賃と言われておりますこの瑞光団地、下郡団地、吉田町それから掛合町にございます。これにつきまして、市外から入居される子育て世帯に対しまして15歳までの同居する子供一人につき5,000円、上限1万5,000円を家賃から減額をしている。これまでほぼ3年間やってまいりましたが、これを再度延長していくというものでございます。  ただ、残念ながらちょっと今これ実績がございませんで、現在瑞光団地も6部屋ございますが空き室が1つ、下郡につきましては12室のうち空き室が2つということでございます。一応延長するというものであります。     ───────────────────────────────  議案第15号 雲南市定住促進住宅条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましても、人口の社会増を目的としまして定住促進住宅、旧雇用促進住宅でございますが、木次東団地、加茂中団地につきまして市外から入居される子育て世帯に対しまして、15歳までの同居する子供一人につき5,000円、上限1万5,000円を家賃から減額する。これにつきましても、3年間延長したいというものであります。  これにつきましては、加茂中住宅では2世帯これまで、木次東で2世帯ございます。現在、部屋数が加茂中が60で空き室が18、木次東が60部屋で空き室が16ということになっております。     ───────────────────────────────  議案第16号 雲南市都市公園条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  加茂中央公園、B&G海洋センターの改修工事に伴う使用料を定めるため条例を改正するものでございます。  新たにプールの個人使用料、1カ月、3カ月、年間使用料の設定及び団体、トレーニングルーム、第2体育館、空調利用の使用料を設定するものであります。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第17号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募であります。  これからは議案番号と、あと記1、2、3だけを述べさせていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第18号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募であります。     ───────────────────────────────  議案第19号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募であります。     ───────────────────────────────  議案第20号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募であります。     ───────────────────────────────  議案第21号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募。     ───────────────────────────────  議案第22号 公の施設の指定管理者の指定の変更について     ───────────────────────────────  これは施設民営化に向け、指定管理期間の変更、終了を行うためのものでございます。非公募であります。     ───────────────────────────────  議案第23号 市道の路線廃止について     ───────────────────────────────  路線廃止1件でございます。市道春石1号支線でございまして、この住宅地図で図面が載せてありますけれども、中央右側のダイダイ色で表示しているものであります。これは主要地方道、現在安来木次線の交差点から市道春石1号線交差点までの路線で、延長91.75の区間を廃止をするものでございます。     ───────────────────────────────  議案第24号 市道の路線変更について     ───────────────────────────────  これも3件ございまして、先ほど廃止と関連いたします市道春石1号線の起点の変更ということでございます。主要地方道安来木次線から上久野農道へ接する延長287メートルの区間でございまして、市道春石1号線道路整備工事に伴う起点の変更ということで、延長が11.05メートルの減ということになります。  2点目、市道伊萱1号線の終点の変更でございます。現道は市道伊萱線との交差点から河川管理道交差点までの延長788.6メートルの路線であります。このたび主要地方道出雲三刀屋線道路事業によりまして整備されます寺谷川管理道を生活道路として活用するため500メートル延長して、主要地方道出雲三刀屋線との交差点を終点とする変更を行うというものでございます。  続きまして市道清嵐線、これも清嵐荘の整備工事に伴うものでございますが、現道は国道314号を起点として市道海谷湯村線交差点を終点とする206.8メートルの路線であります。国民宿舎清嵐荘整備工事に伴いまして市道の起・終点を変更するということで、起点は海谷湯村線交差点として、終点を歩道橋へ接続する里道入り口までとするということであります。47.8メートルの減ということになります。     ───────────────────────────────  議案第25号 市道の路線認定について     ───────────────────────────────  これも3件ございまして、一つは澄水4号線であります。雲南市土地開発公社が団地造成事業に伴いまして団地内道路の市道認定を行うというものであります。場所は、旧法務局の跡地に今分譲予定4区画を予定をいたしております。延長が55メートルの路線ということになります。  続きまして旭町3号線、これにつきましても基町団地整備事業に伴う団地内道路の市道認定ということでございまして、市道南通り線交差点を起点として団地内を終点とする延長75メートルの路線であります。  続きまして中之瀬線、県道掛合大東線の線型改良工事に伴いまして、旧県道であった道路を市道として引き継ぐための市道の認定ということでございます。県道掛合大東線交差点を起点として、国道54号を終点とする延長55メートルの路線でございます。  以上でございます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 藤原総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第26号 平成29年度雲南市一般会計補正予算(第6号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 中村統括危機管理監。           〔議案第26号 統括危機管理監説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。            〔議案第26号 政策企画部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小川市民環境部長。            〔議案第26号 市民環境部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 梅木健康福祉部長。            〔議案第26号 健康福祉部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。           〔議案第26号 子ども政策局長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興部長。            〔議案第26号 農林振興部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 内田産業観光部長。            〔議案第26号 産業観光部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。             〔議案第26号 建設部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長。            〔議案第26号 上下水道部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。             〔議案第26号 教育部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 説明の途中ですが、ここで暫時休憩し、午後1時から再開をいたします。               午後0時00分休憩
        ───────────────────────────────               午後1時00分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  引き続き提案理由の説明を求めます。  小川市民環境部長。               〔市民環境部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第27号 平成29年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)  議案第28号 平成29年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長。               〔上下水道部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第29号 平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第4号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。                〔建設部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第30号 平成29年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。                〔水道局長説明〕     ───────────────────────────────  議案第31号 平成29年度雲南市水道事業会計補正予算(第5号)  議案第32号 平成29年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第4号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 石原市立病院事務部長。              〔市立病院事務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第33号 平成29年度雲南市病院事業会計補正予算(第5号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 藤原総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第34号 平成30年度雲南市一般会計予算     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 説明の途中ですが、ここで暫時休憩し14時5分から再開いたします。               午後1時52分休憩     ───────────────────────────────               午後2時05分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。  引き続き提案理由の説明を願います。  小川部長。               〔市民環境部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第35号 平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計予算  議案第36号 平成30年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計予算     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興部長。               〔農林振興部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第37号 平成30年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計予算     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長。               〔上下水道部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第38号 平成30年度雲南市生活排水処理事業特別会計予算     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 中島大東総合センター所長。             〔大東総合センター所長説明〕     ───────────────────────────────  議案第39号 平成30年度雲南市財産区特別会計予算     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。                〔建設部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第40号 平成30年度雲南市土地区画整理事業特別会計予算     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。                〔水道局長説明〕     ───────────────────────────────  議案第41号 平成30年度雲南市水道事業会計予算  議案第42号 平成30年度雲南市工業用水道事業会計予算     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 石原市立病院事務部長。              〔市立病院事務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第43号 平成30年度雲南市病院事業会計予算     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 藤原総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第1号 議会の委任による専決処分の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。                〔教育部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第2号 議会の委任による専決処分の報告について  報告第3号 議会の委任による専決処分の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長。               〔上下水道部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第4号 議会の委任による専決処分の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 以上で提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 信宏君) これで本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。               午後2時44分散会
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