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平成30年第 1回定例会(第5日 3月22日)

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  1. 大田市議会 2018-03-22
    平成30年第 1回定例会(第5日 3月22日)


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    最終取得日: 2021-05-03
    平成30年第 1回定例会(第5日 3月22日)   平成30年3月定例会            大田市議会会議録            平成30年3月22日(木曜日)          ――――――――――――――――――――                議事日程(第5号) 平成30年3月22日(木)午前9時開議  第1 付託案件審査報告・委員長報告に対する質疑      議案第437号 平成30年度大田市一般会計予算(歳入、所管歳出)      議案第449号 平成29年度大田市一般会計補正予算(第6号)(歳入、所              管歳出)      議案第452号 平成29年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予              算(第2号)      議案第457号 代官所地役人遺宅宗岡家の設置及び管理に関する条例制定に              ついて      議案第461号 公益的法人等への大田市職員の派遣等に関する条例の一部を              改正する条例制定について      議案第463号 大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について
         議案第464号 大田市地域振興を促進するための固定資産税の課税免除等に              関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第475号 大田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制              定について      議案第477号 財産の処分について      議案第478号 大田市過疎地域自立促進計画の変更について                                [総務教育委員長]      議案第437号 平成30年度大田市一般会計予算(所管歳出)      議案第438号 平成30年度大田市国民健康保険事業特別会計予算      議案第439号 平成30年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計予算      議案第440号 平成30年度大田市後期高齢者医療事業特別会計予算      議案第441号 平成30年度大田市介護保険事業特別会計予算      議案第448号 平成30年度大田市病院事業会計予算      議案第449号 平成29年度大田市一般会計補正予算(第6号)(所管歳出              )      議案第450号 平成29年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第              5号)      議案第451号 平成29年度大田市介護保険事業特別会計補正予算(第4号              )      議案第456号 平成29年度大田市病院事業会計補正予算(第4号)      議案第458号 大田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基              準等を定める条例制定について      議案第462号 大田市貸付金の返還債務の免除に関する条例の一部を改正す              る条例制定について      議案第465号 大田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に              関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第466号 大田市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制              定について      議案第467号 大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第468号 大田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営              に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定につ              いて      議案第469号 大田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備              及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護              予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条              例の一部を改正する条例制定について      議案第470号 大田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定              介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法              に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定につ              いて      議案第471号 大田市介護保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第479号 大田市立久手保育園の指定管理者の指定について                                  [民生委員長]      議案第437号 平成30年度大田市一般会計予算(所管歳出)      議案第442号 平成30年度大田市生活排水処理事業特別会計予算      議案第443号 平成30年度大田市簡易給水施設事業特別会計予算      議案第444号 平成30年度大田市農業集落排水事業特別会計予算      議案第445号 平成30年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計              予算      議案第446号 平成30年度大田市下水道事業特別会計予算      議案第447号 平成30年度大田市水道事業会計予算      議案第449号 平成29年度大田市一般会計補正予算(第6号)(所管歳出              )      議案第453号 平成29年度大田市生活排水処理事業特別会計補正予算(第              1号)      議案第454号 平成29年度大田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第455号 平成29年度大田市水道事業会計補正予算(第3号)      議案第459号 大田市中小企業・小規模企業振興条例制定について      議案第460号 大田市空家等対策協議会設置条例制定について      議案第472号 大田市共同作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正              する条例制定について      議案第473号 大田市企業立地奨励条例の一部を改正する条例制定について      議案第474号 大田市都市公園条例の一部を改正する条例制定について      議案第476号 財産の無償譲渡について      議案第480号 ロード銀山の指定管理者の指定について      議案第481号 三瓶こもれびの広場(木工芸体験施設等)の指定管理者の指              定について      議案第482号 三瓶こもれびの広場(管理棟)の指定管理者の指定について                                [産業建設委員長] 第2 討論・表決      議案第437号 平成30年度大田市一般会計予算      議案第438号 平成30年度大田市国民健康保険事業特別会計予算      議案第439号 平成30年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計予算      議案第440号 平成30年度大田市後期高齢者医療事業特別会計予算      議案第441号 平成30年度大田市介護保険事業特別会計予算      議案第442号 平成30年度大田市生活排水処理事業特別会計予算      議案第443号 平成30年度大田市簡易給水施設事業特別会計予算      議案第444号 平成30年度大田市農業集落排水事業特別会計予算      議案第445号 平成30年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計              予算      議案第446号 平成30年度大田市下水道事業特別会計予算      議案第447号 平成30年度大田市水道事業会計予算      議案第448号 平成30年度大田市病院事業会計予算      議案第449号 平成29年度大田市一般会計補正予算(第6号)      議案第450号 平成29年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第              5号)      議案第451号 平成29年度大田市介護保険事業特別会計補正予算(第4号              )      議案第452号 平成29年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予              算(第2号)      議案第453号 平成29年度大田市生活排水処理事業特別会計補正予算(第              1号)      議案第454号 平成29年度大田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第455号 平成29年度大田市水道事業会計補正予算(第3号)      議案第456号 平成29年度大田市病院事業会計補正予算(第4号)      議案第457号 代官所地役人遺宅宗岡家の設置及び管理に関する条例制定に              ついて      議案第458号 大田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基              準等を定める条例制定について      議案第459号 大田市中小企業・小規模企業振興条例制定について
         議案第460号 大田市空家等対策協議会設置条例制定について      議案第461号 公益的法人等への大田市職員の派遣等に関する条例の一部改              正する条例制定について      議案第462号 大田市貸付金の返還債務の免除に関する条例の一部を改正す              る条例制定について      議案第463号 大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について      議案第464号 大田市地域振興を促進するための固定資産税の課税免除等に              関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第465号 大田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に              関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第466号 大田市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制              定について      議案第467号 大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第468号 大田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営              に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定につ              いて      議案第469号 大田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備              及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護              予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条              例の一部を改正する条例制定について      議案第470号 大田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定              介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法              に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定につ              いて      議案第471号 大田市介護保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第472号 大田市共同作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正              する条例制定について      議案第473号 大田市企業立地奨励条例の一部を改正する条例制定について      議案第474号 大田市都市公園条例の一部を改正する条例制定について      議案第475号 大田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制              定について      議案第476号 財産の無償譲渡について      議案第477号 財産の処分について      議案第478号 大田市過疎地域自立促進計画の変更について      議案第479号 大田市立久手保育園の指定管理者の指定について      議案第480号 ロード銀山の指定管理者の指定について      議案第481号 三瓶こもれびの広場(木工芸体験施設等)の指定管理者の指              定について      議案第482号 三瓶こもれびの広場(管理棟)の指定管理者の指定について  第3 市長提出議案(人事案件)上程[提案理由説明・質疑・討論・表決]      議案第483号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      議案第484号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      議案第485号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      議案第486号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      議案第487号 教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて  第4 議員提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決]      意第  18号 小中学校へのエアコン設置に係る補助の予算を拡充すること              を求める意見書の提出について  第5 特別委員長報告      〇行財政改革特別委員長      〇大田市立病院医療体制検討特別委員長      〇地域活性化調査検討特別委員長            ~~~~~~~~~~~~~~~~                会議に付した事件  日程第1から日程第5まで            ~~~~~~~~~~~~~~~~ 出  席  議  員  (18名)     1番  木 村 幸 司       2番  森 山 幸 太     3番  胡摩田 弘 孝       4番  森 山 明 弘     5番  小 川 和 也       7番  石 田 洋 治     8番  松 村 信 之       9番  小 林   太    11番  河 村 賢 治      12番  林   茂 樹    13番  大 西   修      14番  月 森 和 弘    15番  塩 谷 裕 志      16番  有 光 孝 次    17番  福 田 佳代子      18番  石 橋 秀 利    19番  清 水   勝      20番  内 藤 芳 秀            ~~~~~~~~~~~~~~~~            欠  席  議  員  (1名)    10番  松 葉 昌 修            ~~~~~~~~~~~~~~~~             地方自治法第121条による出席者 市長        楫 野 弘 和     副市長      清 水 克 典 政策企画部長    原 田   修     総務部長     岡 田   稔 健康福祉部長    大 谷   積     環境生活部長   水 田 雄 二 産業振興部長    尾 田 英 夫     建設部長     川 上 節 夫 上下水道部長    大 野 秀 穂     消防部長     幸 村 卓 己 温泉津支所長    有 馬 佳 規     仁摩支所長    嘉 田 志 信 財政課長      上 西   宏     政策企画課長   森   博 之 市立病院事務部長  近 藤 昌 克     教育長      大 國 晴 雄 教育部長      田 中 純 一     監査委員     富 田 正 治             ~~~~~~~~~~~~~~~~                事務局職員出席者 事務局長      川 﨑 健 司     事務局次長    川 上 浩 史 議事係長      藤 間 友 章     主任       石 原 亜紀子               午前9時00分 開議 ○議長(内藤芳秀) 皆さん、おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  ただいまの御出席は18名であります。定足数に達しておりますので、議会は成立しております。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりといたします。 ◎日程第1 付託案件審査報告・委員長報告に対する質疑 ○議長(内藤芳秀) 日程第1、付託案件審査報告及び委員長報告に対する質疑を行います。  さきに常任委員会に付託いたしました議案第437号から議案第482号までの46件を一括議題といたします。  各委員会における審査の経過及び結果について、それぞれ委員長より報告を求めます。  初めに、総務教育委員長の報告を求めます。  8番、松村信之議員。               [8番 松村信之 登壇] ○8番(松村信之) 皆さん、おはようございます。
     それでは、総務教育委員会の委員長報告をさせていただきます。  去る3月9日の本会議におきまして、総務教育委員会に付託されました議案第437号、第449号、第452号の予算案件3件、議案第457号、第461号、第463号、第464号、第475号の条例案件5件、議案第477号、第478号の一般案件2件につきまして、3月12日、委員6名全員出席のもと、委員会を開催し、その審査を終えております。  当日は、清水副市長、大國教育長を初め、関係部課長の出席を得、慎重に審査を行いました。その審査の結果と経過、可否判定における主な意見につきまして御報告申し上げます。  まずは、審査の結果でございますが、当委員会に付託されました全ての議案は、全会一致、原案可決であります。  それでは、各議案に対する主な質疑と意見につきまして申し上げます。  初めに、議案第437号、平成30年度大田市一般会計予算(歳入、所管歳出)についてでございます。  最初に、歳入に関する質疑を行い、その後、所管ごとに部長から新年度予算の特徴、また、担当課長より新規事業を中心とする詳細説明をもとに歳出の審議を行っております。  歳入での主な質疑ですが、1点目、地方消費税交付金、昨年度6.4%増の根拠は、2点目、市税の状況での法人税が伸びている理由は、3点目、普通交付税が減額になっているが、何が要因なのかの質問があり、1点目の地方消費税の増は、島根県の税務課の数値を参考にして、新たな基準のもと、地方への配分がふえたものや、税率アップへの駆け込み需要を想定したでありました。2点目の法人税の伸びは、設備投資を行うなど、生産活動に持ち直しの傾向が見られると予想したからだとのことでございます。3点目の普通交付税につきましては、平成27年度に行われた国勢調査での影響額や児童生徒の減少、また、制度改正分が主な要因であるとの答弁でした。  続いて、歳出です。政策企画部所管では、主な意見5点について御報告いたします。  1点目、健康保養都市おだプロジェクト150万円です。その内容、効果を含め、説明を求められました。ノルディックウオークコースづくりとか、三瓶を中心としたヘルスツーリズムの推進をすることで、参加者に健康チェックをしてもらおうなど、市民が参加できるものである。また、本年は、島根大学医学部と協働で健康プログラム作成に今後3年を目途に取り組んでいくとの説明でした。  2点目、まちづくりセンター等管理費1億5,335万円については、大幅に増額になっているが、なぜなのか、また、センター長の人件費や半日職員のあり方を検討するべきではないのかの問いに、大幅に増額になっているのは、これまで人事課で計上していた職員人件費を移行したためであり、センター長の人件費及び半日職員の件は、業務内容を含め今後の検討課題であるとの説明でありました。  3点目、まちづくりセンター耐震改修事業富山まちづくりセンターを旧富山小に移転するに当たっての事業450万円でございますが、公共施設適正化計画と連携し、移転後のことも考えて設計するべきであり、改修後の空き校舎の利活用の情報発信をするべきではないのかの質疑に、今回は、まちづくりセンターが移転するための実施設計費の計上であるが、その後、残る空き校舎については、法に照らし合わせながら進めていく。また、情報発信にも努めるとの回答でございました。  4点目、地域で暮らそう生活交通応援事業366万6,000円については、車両購入への助成はよいのだが、原則5年後には有償輸送に移行されようとしている。道路交通法の問題もあると思うので、公共交通機関との協議がどのように進んでいるのかの問いがあり、今年度は先駆的に取り組む久利まちづくり推進協議会に対し交付するものであり、先進事例としてのモデル化を図ろうとしている。公共交通機関との協議等はまだまだこれから詰めていかなくてはいけないと思っているとの答弁でございました。  5点目、第2期ケーブルテレビエリア光化促進事業686万円では、産業振興策として、波根工業団地の未整備を解消するべきではないのかの質疑に、速度が遅い、ランニングコストが高額だ、維持経費がかかるなど、同軸ケーブルでの問題点があり、今回、国の通信環境の向上に係る補助金の動きがあり、設計調査をするものである。大森、波根地区からも改善の声が上がっているので、検討したいとのことでございました。  総務部所管では、主な意見3点について御報告いたします。  1点目、激励金交付事業についてでございます。どのような意図でされるのか、また、改めて作成されたその背景を問われ、これまで教育委員会部署での要綱はあるものの、対応できないものが生じてきているので、今回要綱を作成し、見える化をするものである。全国大会、国際大会並びに個人、団体に分けて金額を定めたものであるとの答弁でした。  2点目、個人住民税特別徴収一斉指定推進事業95万4,000円については、この事業費の内容の問いに対し、この推進事業は、島根県自体が全国に比べると大変おくれていて、今回手引書を印刷し、各事業所に対し送付するものであるとの答弁でした。  3点目、収納対策強化事業414万1,000円については、何名でどのような業務をし、その費用対効果を問う質疑があり、嘱託職員2名でコールセンター業務をしている。税の徴収、督促など、その業務は多様化している中で、徴収率は向上してきているとの答弁でした。  続いて、消防部所管では、主な意見2点について御報告いたします。  まず、1点目でございます。高規格救急自動車更新事業3,350万円では、どこに配備し、その規格はどうかの質問に、大田消防署に配備し、現在配備しているものと同規格のものであるとの答弁でございました。  2点目、西部消防署庁舎新築整備事業4,128万1,000円では、事業の内容を問われ、今年度は用地取得、造成、設計を行い、設計費は543万1,000円であり、平成32年度を目途に新築移転を考えているとの答弁でございました。  教育部所管では、主な意見3点について御報告いたします。  1点目、読み調べ学ぶ力漲る学校図書館事業2,835万円では、学校図書館司書を19名配置されているが、その効果はとの問いに、子供たちは大変多くの本を読んでいるものの、次の課題としては、学力につながる読み解く力をこれからどう養っていくのかが課題であるし、また、図書購入事業で本を安定的に購入できるかも大きな課題であるとの答弁でした。  2点目、石見銀山学形成事業400万円についてですが、概説書刊行計画を何年計画で、総事業費は幾ら予定されているのかの問いに、5年計画で、約2,500万円の予定であり、販売収入の見込みは約100万円を予定しているとの答弁でありました。  3点目、校舎等施設改修事業535万4,000円では、トイレの洋式化について質問があり、小・中学校704基あるトイレの中で、現在194基が洋式化になっており、今年度は16基整備して210基となる。率にして約30%になるとの回答でございました。  可否判定での意見といたしましては、持続可能なまちづくりについては、拠点となっているまちづくりセンターそのもののありようと、人材確保にあわせ、センター長の給与についても再考するべきではないだろうか。また、小学校の屋外プールの老朽化対策も今年度されるが、屋内プール建設についても、そろそろ検討するべきではないのかの2点でありますので、今後の執行計画では、適宜判断いただきたいと申し上げておきます。  続きまして、第449号、平成29年度大田市一般会計補正予算(第6号)について、主な意見2点について御報告いたします。  1点目は、地域交通対策事業2,101万3,000円は、なぜ増額になっているのかの問いに、生活バス路線維持対策の補助金が確定したのだが、減額になり、一般財源からの拠出が多くなったものである。その要因は、車両の更新と単価の上昇であるとのことでございました。  2点目、財政調整基金4,252万1,000円ですが、大田市土地開発公社解散に伴う清算金を積み立てるのは理解するが、残っている土地はどう処理されるのかの問いに、普通財産として処理するとのことでございました。  続きまして、議案第452号、平成29年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、当初予算のほうで10万4,000円を上げられているが、今後どのように処理されるのかの問いに、債権を放棄するものではなく、一般会計のほうに移行しても、貸付金元利収入の形で処理をし、決算時においてきちんと数字で示していくとの答弁でございました。  意見といたしましては、しっかりこれから後もフォローしてほしいでございます。  続きまして、議案第457号、代官所地役人遺宅宗岡家の設置及び管理に関する条例制定につきましては、新年度は直営とのことだが、将来的にはどのようにされるのか、また、入館料は無料とのことだが、宿泊も無料なのかの問いに、今後のスケジュールは、今年度は直営で行い、来年度には条例改正を行う。2年後には指定管理へと移行したい。また、入館料は展示施設を設けていないので無料であるが、宿泊については、実費相当分をいただくとの答弁でありました。  意見といたしましては、防犯カメラなどを設置し、管理の徹底を図ってほしい。そして、今後の指定管理には市内の団体に管理してほしいでございました。  続きまして、議案第461号、公益的法人等への大田市職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制定については、なぜ退職された職員、つまりは民間人になった人に対してまでも条例で縛るのか。公益的法人等の「的」と「等」は何に対するものなのかの質疑に、退職される職員の希望があれば再任用し、その人のこれまで培ってきたノウハウを民間で活用していただくものであり、他市においても既に実施されているので、派遣できる環境を整えておこうとするものである。今回の想定では、公益的法人等の「的」とは観光協会を指し、「等」とは法律で制限されてはいるものの、今後公益的法人等に対し職員の派遣をする場合には、天下りだと言われないように、議会にはきちんと説明する場を設けるとの答弁でした。  意見といたしましては、運用に当たっては、透明性をしっかり担保するべきであるとのことでございました。  続きまして、議案第463号、大田市手数料条例の一部を改正する条例制定につきましては、意見ありませんでした。  続きまして、議案第464号、大田市地域振興を促進するための固定資産税の課税免除等に関する条例の一部を改正する条例制定については、意見ありませんでした。  続きまして、議案第475号、大田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定についても意見ありませんでした。  続きまして、議案第477号、財産の処分につきましては、意見ありませんでした。  続きまして、議案第478号、大田市過疎地域自立促進計画の変更については、意見といたしましては、過疎地域自立促進における事業をさらに導入し、活用していただきたいでございました。  以上、初めに申し上げましたとおり、総務教育委員会に付託されました議案は、全て全会一致、原案可決でございます。議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告とさせていただきます。 ○議長(内藤芳秀) ただいまの総務教育委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。  19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) 委員長報告はお聞きしたところですけれども、総務教育委員会には、歳入部分が全面的に付託になっております。中でも平成30年度予算につきましては、227億900万円、対前年比5億円の減の予算であります。パーセンテージ的にも2.2%の対前年比のマイナスになっております。中身的に精査してみますと、私なりに、地方交付税、これが約2億7,000万円減になっております。いろいろ事由はありました。ありましたですけれども、私は今こそ国全体に対して、いろいろ地方が合併に関します減額が多いわけですから、そういうことに対しましても、全国的な自治体が対処するべき時期に来ているんではないかなという強い気持ちであります。でありまして、そういう面につきまして、どういうような議論があったのか、対前年5億円の減少であります。なかんずく大半は普通交付税の減にあります。そういう関係について、歳入部分でありますから、歳入部分でどういう議論があったのか、総務委員会の審議の内容をお聞きしたいと思うわけであります。  あわせまして、こういうような平成30年度の当初予算であります。特にこの3月定例会につきましては、対次年度の予算等、あるいは条例案件等、並々ならぬものがあります。特に総務委員会につきましては、前段申し上げましたように、歳入部分も付託になっておるわけでありまして、私は、副市長だからだめだということは決してありません。委員会に私は市長の出席を求める中での総務委員会での対応策はなかったのかどうなのか。新聞等で見てみますと、市長のその当日の1日行動については、私は決して総務教育委員会に出席できないような事由ではなかったんではないかなと感じておるわけであります。  そういう点も含めまして、委員会での皆さんの議論はどうであったのか等についてお聞きをいたします。 ○議長(内藤芳秀) 8番、松村信之議員。 ○8番(松村信之) 19番議員、清水議員にお答えいたします。  先ほど地方交付税の話はどういうふうになっていたのかというお話でございます。別冊のほうで資料をいろいろ執行部のほうから出していただきました歳入のほうのお話でございますが、先ほど登壇して申し上げたように、普通交付税についての減額になっているが、何が要因なのかというような話の中で、さまざまに議論もされましたですが、清水議員が言われますように、そういったところの話までは及んでなく、先ほど私が登壇して話をしたようなところでございまして、普通交付税につきましては、平成27年度行われた国勢調査での影響額や児童生徒の減少、または、制度改正などでそのようになったというようなお話をいただいたところでございます。  そして、2点目、市長に来てもらっての歳入の話はできなかったのかというお話でございますが、委員の皆さんから市長を上げて話を聞きたいというような意見はございませんでした。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) 私は、歳入部分でも特に影響額が大きいのは、合併算定がえにあると思います。こういう面については、ちょっと触れましたように、全国的に自治体では大きな影響があると思いますから、全国の自治体でそれこそまさに首長が一体となる中で、国に解消を求めていく取り組みが大事ではないかなという強い気持ちは、私はしておるところであります。  あわせまして、依存財源、御承知のとおり、71%程度が大田市は依存財源であります。でありますから、そういう面におきましても、住民の皆さんに、平成30年度につきましては、我慢を強いるような市長の施政方針も抱えております。そういう面からいたしまして、私はぜひ市長等にも同席を求める中で、総務教育委員会のそれぞれの皆さん方、議員側からそれぞれ市長にさらに頑張ってもらうような意見も含めて、対応するべきでなかったかという強い気持ちがしたものですから、委員長にお聞きしたところであります。  所感がありますれば、最後、お聞かせをいただきとうございます。 ○議長(内藤芳秀) 8番、松村信之議員。 ○8番(松村信之) そういう機会がこれからありましたら、清水議員さんの思いに沿うような状態にしたいなというように思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(内藤芳秀) よろしいですか。 ○19番(清水 勝) はい。 ○議長(内藤芳秀) ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) ないようでありますので、以上で総務教育委員長報告に対する質疑を終結いたします。  続いて、民生委員長の報告を求めます。  17番、福田佳代子議員。              [17番 福田佳代子 登壇] ○17番(福田佳代子) おはようございます。  去る3月9日の本会議におきまして民生委員会に付託されました議案第437号から議案第441号の予算案件5件、議案第448号、平成30年度病院事業会計予算、議案第449号から議案第451号の補正予算案件3件、議案第456号、病院事業会計補正予算、議案第458号、第462号、第465号から第466号、第467号、第468号、第469号、第470号、第471号の条例案件9件、議案第479号、指定管理者の指定についての議案について、3月14、15日、委員6名全員出席のもと、委員会を開催し、その審査を終えております。  当日は、清水副市長を初め、関係部課長の出席を得て、慎重に審査を行いました。  その審査の結果と可否判定における主な意見につきまして御報告申し上げます。  最初に、今回、説明資料の様式が変わり、大変わかりにくくなっていました。次年度に向けては、番号を入れることや対前年比がわかるようにすること、詳細な資料提出も含め、改善を求めたいと思います。  初めに、議案第437号、平成30年度大田市一般会計予算(所管歳出)についてでございます。  結論は、全会一致、原案可決でございます。  主な質疑と意見について申し上げます。  健康福祉部所管では、生活及び医療等扶助費について、国の基準額が5%減となったために、予算も減となったのかの問いに、国の基準はまだきちんと定まっていない。当初予算には反映していない。地域福祉支え合い推進事業2,602万9,000円は、新規事業で、社会福祉協議会に委託するもの、社協の人員は大丈夫かに対して、専任の職員を1名ふやす。継続できる事業と思うでした。障がい児通所支援事業で市内の児童が全てカバーできているのかに対し、全ての子供はカバーできていない。平成30年度より一般の学童保育でも受け入れることとなった。  次に、福祉タクシー使用料金補助について、重度障がい児・者だけでなく、高齢者も利用できるように拡充してほしいという意見がございました。子育て支援情報発信事業で、スマートフォン等に対応した子育て支援アプリケーションを活用した情報提供について、いつから利用できるのか、マイナポータルとの連携はに対し、できるだけ早く導入したい、マイナポータルにも広げたいでした。  次に、放課後児童健全育成施設整備事業、これは久利町に久屋新クラブ、定員20人で新設、1,000万円の事業費です。受け入れる児童は、5年、10年と確保できるのかの問いに対し、行恒、高山地区からの希望もあり、心配ないということでした。  次に、総合医療学講座事業1億486万1,000円について、総合医育成センターが実施されてから6年から7年経過するのではないか。今の現状はの問いに、地域枠の医学生6名、研修医8名の14名、後期研修医1名、講座に入局、診療に当たるとともに、教育推進にも深くかかわってもらっているでした。  環境生活部所管では、不燃物処分場管理運営費が新電力会社にかえたことで367万円余り下がっている。新電力に変更した内容はに対し、電力自由化により、現在の電力会社から買わなくてもよくなった。基本料金が下がったという説明でした。  次に、次期可燃ごみ処理について、広域処理になったことは残念であり、単独処理すべきだった。法定協議会を設置し、対等な立場で議論すべきと思うがに対し、連絡会議では、1市対3町の構図ではなく、一緒になって取り組んでいると説明がありました。  次に、議案第438号、平成30年度大田市国民健康保険事業特別会計予算は、全会一致、原案可決です。質疑、意見は、今年度から都道府県化になるが、保険料は市の裁量に任せられている。5%引き上げとなっているが、6月本算定で下げることと子供の均等割を0.5にしていただきたい、さらに、保険者努力支援分は弱い自治体に被害がこうむるやり方であり、やめてほしいに対し、平成29年度の剰余金、基金等も勘案しながら、保険料については本算定に臨む。0.5にすることについては、今後研究したいでした。  議案第439号、平成30年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計予算については、全会一致、原案可決です。質疑、意見はございませんでした。  議案第440号、平成30年度大田市後期高齢者医療事業特別会計予算は、全会一致、原案可決でございます。質疑は、納付金は大田市と県が示したもので差異があるのかに対し、納付金は県が算出したとおりの額を納付しているでした。  議案第441号、平成30年度大田市介護保険事業特別会計予算は、全会一致、原案可決です。介護保険料基準額6,500円が新聞報道され、関係者は高いと感じているのではないか。介護人材が不足していて、各事業所の給与の差が大きい。こうしたことへの対策はの問いに対し、平成30年度新規事業として、介護職員の確保と質の高いサービスの提供、離職防止に向け、介護人材確保対策支援事業と支え合い型サービス、訪問型サービスAを取り組むと説明がございました。  議案第448号、平成30年度大田市病院事業会計予算について、全会一致、原案可決です。当日は、西尾病院事業管理者、木村看護部長、近藤事務部長ほか、関係職員の出席を得て審査を行いました。  主な質疑、意見は、医師が新年度33名となるが、収支のプラス要素はどうなるのかの問いに対し、収入は対前年比2.57%の増の44億9,000万円余りとなる。入院患者増を見込む。純損失は2億9,400万円を予定している。委託料の委託先はどういった方法で決めているのかの問いに対し、総合評価方式をとっている。医療事務は新病院建設にあわせて、3月にプロポーザルで募集をした。ドクターの応招義務による時間外診療の状況は、看護師の勤務実態はの問いに対し、夜間は当直医が対応、主治医対応ではない。深夜の患者は電話してから来てもらっているので、減っている。看護師の超過勤務は減っている。4月から食費、居住費の自己負担が上がる患者が出てくる。十分な周知方をしていただきたいの問いに対し、院内掲示で対応するでした。  次に、平成31年度は、新病院の工事費がピークとなっている。詳細な説明をに対し、平成30年はくい工事、掘削、免震層基礎工事、平成31年は、主として本体工事となるの説明がございました。  次に、議案第449号、平成29年度大田市一般会計補正予算(所管歳出)、議案第450号、平成29年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算、議案第451号、平成29年度大田市介護保険事業特別会計補正予算、議案第456号、平成29年度大田市病院事業会計補正予算、これらの内容は、実績の見込みによる減、財源の組み替え、人件費の補正などでございます。4議案全て全会一致、原案可決でございます。  議案第458号、大田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例については、全会一致、原案可決です。これは新設条例です。4月から県から市へ権限移譲されたもので、新設移譲されたものです。主な質疑は、市は事業者に対する指導、助言、監督などの仕事がふえたということか、また、ケアプランを作成する事業所は幾つあるのかの問いに、市の仕事がふえるため、嘱託職員を1名ふやして対応する。また、18の事業所があるという説明でした。  次に、議案第462号、大田市貸付金の返還債務の免除に関する条例の一部を改正する条例制定について、全会一致、原案可決です。意見として、薬剤師確保を目的に2年の奨学金で、2年間、市立病院で業務に従事すれば、貸付金免除というのは短いと思うに対し、運営状況を見ながら対応したいでした。  次に、議案第465号、大田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、全会一致、原案可決でございます。質疑はありませんでした。  次に、議案第466号、大田市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について、全会一致、原案可決でございます。  次に、議案第467号、大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、全会一致、原案可決、質疑はありませんでした。  議案第468号、大田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について、全会一致、原案可決です。主な質疑は、改正の内容について、事業者や利用者に周知する必要があると思うがに対して、包括支援センターやケアマネジャーに説明する会を開く予定だということでした。  次に、議案第469号、大田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について、全会一致、原案可決です。意見として、関係する皆さんへの周知をしていただきたいでございました。  議案第470号、大田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について、全会一致、原案可決です。質疑として、診療所との連携はの問いに、特に終末期のみとりについて、医療と介護が連携しなければならないでした。  次に、議案第471号、大田市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、賛成多数、原案可決です。反対の理由は、第7期介護保険事業計画での保険料額の改正で、第5段階基準額が前期計画と比べて700円アップの6,500円となり、引き上げ率が大変に高いということです。主な質疑と意見については、4月1日より実施になるが、1号被保険者の皆さんへ十分周知すべきだ。また、低所得者に対して配慮が必要だの問いに対し、4月に介護保険だよりを全戸配布し、周知したい。低所得者の人や支払いが困難な人は個別の相談に応じたいでした。  次に、議案第479号、大田市久手保育園の指定管理者の指定について、全会一致、原案可決でございます。質疑では、久手保育園の建築年月日と平成30年度に管理料が上がった理由はの問いに、昭和60年建設、耐震基準は満たしている。処遇改善加算が5%から7%になったため、若干アップしたでございました。  以上、民生委員会に付託されました議案についての報告といたします。議員各位の皆様の賢明な判断をお願いいたしまして、終わります。 ○議長(内藤芳秀) ただいまの民生委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
     続いて、産業建設委員長の報告を求めます。  5番、小川和也議員。               [5番 小川和也 登壇] ○5番(小川和也) おはようございます。  それでは、産業建設委員会の委員長報告を行います。  去る3月9日に本会議場で付託されました予算案件11件、条例案件5件、一般案件4件につきまして、3月16日、委員全員出席のもと、委員会を開催し、審査を終えておりますので、その結果と審査の過程の主な質疑、可否判定での意見につきまして御報告を申し上げます。  当日は、清水副市長、尾田産業振興部長、川上建設部長、大野上下水道部長、大國技監を初め、各関係課長などの出席のもと、初めに、清水副市長より御挨拶をいただき、各部長より概略の説明、担当課長より詳細な説明をいただいた後、審査を行いました。  議案第437号、平成30年度大田市一般会計予算(所管歳出)については、賛成多数、原案可決であります。  主な内容でありますが、産業振興部産業企画課の中心市街地活性化基本計画策定事業1,200万円については、平成29年度の基礎調査をもとに、平成30年度、大田市駅周辺の中心市街地の活性化に向け、中心市街地活性化基本計画の策定を行うものである。スケジュールについては、平成29年度、大田市商工会議所が事業主体となり、策定に向けた前段階として、現状把握のための基礎調査を行った。その中で方向を示し、平成30年度に同計画を策定するものである。また、平成31年度にできるだけ早い段階で国に申請をし、認定を受けたいと考えているとの説明でありました。  審査における主な質疑として、駅周辺の街路事業との整合性はどのように考えているのかとの問いに、駅前の活性化を進めていくためには、ハード、ソフト一体となって進めていかなくてはならない。関係部署、関係機関と連携をしっかりととっていくとの答弁でありました。また、認定とは具体的にどのようなものなのかとの問いに、国の内閣府が所管で、基本的に計画期間は5年間となっている。具体的かつ現実性が求められ、誰が主になって行うかなど、具体的な計画を国のほうで審査していただくとの答弁でありました。  続いて、産業振興部観光振興課の観光協会補助2,280万2,000円については、4つの構成であり、2つは継続事業である。新規については、組織力強化業務、旅行代理業推進業務である。組織力強化業務は、新たに事務局長を雇用し、組織力の強化を図り、特に大田市版DMOの組織化を重点的に行うものである。旅行代理業推進業務は、観光協会の自主財源の拡大を図るため、旅行業代理業務を行い、着地型の商品の企画、造成に関する業務を専門的に行うものであるとの説明でありました。  審査における主な質疑として、組織力強化業務では、新たに事務局長を雇用してとあるが、具体的な考え方についてとの問いに、現在、観光協会の専務が兼務であり、新たに事務局長を雇用したいと考えているとの答弁でありました。また、旅行代理業推進業務では、大田市としての民業圧迫の考えについての問いに、観光協会としても自主財源を確保しなければならない。今回、民間旅行業者の代理業務となるため、旅行業者と話し合いをしながら進めていると聞いているとの答弁でありました。  続いて、産業振興部農林水産課の有害鳥獣(イノシシ等)被害対策事業1,587万9,000円については、目的として、農林作物等に甚大な被害を与える鳥獣に対し、被害防除の啓発、普及及び農業被害鳥獣の確保を行うことにより、その被害の軽減を図るもので、事業は継続事業であるとの説明でありました。  審査における主な質疑として、有害鳥獣の傾向や被害実態についての問いに、イノシシについては、平成29年10月末現在の数字であるが、一昨年度、昨年度と比べて半数になっている。29年度は比較的山に餌があったと考えている。また、防護柵の効果がきいており、一定の成果が出てきている。ヌートリアやアライグマ等については、例年並みであるとの答弁でありました。  可否判定での主な意見として、産業振興関係の予算がふえている。費用対効果が出るよう努力していただきたい。産業企画、観光振興の分野では、地元企業と市民とコミュニケーションをとって推進してほしい。国立公園満喫プロジェクトや全国植樹祭を契機に、三瓶地域の10年、20年先の整備と観光振興を目指してほしい。また、石見銀山の交通対策、誘客対策を推進して、外貨獲得の道筋をつけてほしいとの意見がありました。  また、反対の意見として、石州瓦等利用促進事業では、市内各種建築関連産業の活性化を図るとしている。瓦や市産木材の支援に特化するなら、以前あった住宅リフォーム等促進事業を復活すべきである。らとちゃんバス運行業務委託では、平成29年度の実績は、予約受け付けで4月から11月までの間に一連客から苦情が寄せられている。また、4月から11月まで60回運行して411人では、費用対効果が薄いものであり、即刻廃止にすべきである。石見神楽振興事業では、神楽出張上演60万円は不公平感があり、市内で一体的に取り組むべきであるとの意見がありました。  続きまして、議案第442号、平成30年度大田市生活排水処理事業特別会計、議案第443号、平成30年度大田市大田市簡易給水施設事業特別会計、議案第444号、平成30年度大田市農業集落排水事業特別会計、議案第445号、平成30年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計、議案第446号、平成30年度大田市下水道事業特別会計は、それぞれ全会一致、原案可決であります。可否判定での意見として、議案第446号、平成30年度大田市下水道事業特別会計については、事業を確実に進めていただきたいとの意見がありました。  議案第447号、平成30年度大田市水道事業会計予算は、全会一致、原案可決であります。可否判定での主な意見として、老朽管の延長が119キロもあるので、計画的に事業を進めていただきたい。大変厳しい中ではあるが、適正な運営に取り組んでほしいとの意見がございました。  続きまして、議案第449号、平成29年度大田市一般会計補正予算(第6号)(所管歳出)については、賛成多数、原案可決であります。  産業振興部農林水産課の水産業競争力強化漁船導入促進事業、マイナスの599万円については、リース漁船事業であり、借り受け者が2名であったが、お一方については、平成29年11月7日付で一身上の都合より事業実施を辞退され、もう一方も事業実施を辞退されることが確実となったとの説明でありました。審査における主な質疑として、結局何が原因でどのように考えているのかとの問いに、事業実施辞退の事由については不明であるとの答弁でありました。また、大田市として漁業者とコミュニケーションをとっているのかとの問いに、手続上、漁業者と一般社団法人しまね水産業構造改革サポートとのやりとりであり、島根県や大田市の立ち位置は中間補助である。なかなか介入できない現状だが、今後最大限事業実施に努めていくとの答弁でありました。可否判定での意見として、水産業競争力強化漁船導入促進事業については、現在小型底びき網の漁業者は、魚価の低迷等で苦慮している。事業を取りやめたことについて精査すべきであるとの意見がありました。  続きまして、議案第453号、平成29年度大田市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)、議案第454号、平成29年度大田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、それぞれ全会一致、原案可決であります。審査における質疑や可否判定での意見はありませんでした。  続きまして、議案第455号、平成29年度大田市水道事業会計補正予算(第3号)は、全会一致、原案可決であります。審査における質疑や可否判定での意見はありませんでした。  続きまして、議案第459号、大田市中小企業・小規模企業振興条例制定については、全会一致、原案可決であります。審査における主な質疑として、市内の消費喚起については、企業間の連携が必要だと思うが、どの条文で示しているのかとの問いに、市内の消費喚起については、企業間連携が当然必要である。条文では第11条、施策の基本方針の中の産学官連携で示しているとの答弁でありました。可否判定での主な意見として、小規模事業者にとって励みになるよう期待するものである。この条例に非常に期待するものであり、市民に周知するためにも相談窓口の設置をすることを望むものであるとの意見がありました。  続きまして、議案第460号、大田市空家等対策協議会設置条例制定については、全会一致、原案可決であります。審査における主な質疑として、協議会のあり方や役割はどのように考えているのかとの問いに、協議会の立場として、特定空き家を認定する協議会ではない。特定空き家の認定は、空き家認定協議会で認定する。また、30年度の協議会の予定についてはとの問いに、まずは、空き家対策計画の策定について予定しているとの答弁でありました。可否判定での主な意見として、行政執行は行政が決定するものであり、協議会が決定するものではない。そのことを周知していただきたいとの意見がありました。  続きまして、議案第472号、大田市共同作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、全会一致、原案可決であります。審査における主な質疑として、修繕についてはどうなっているのかとの問いに、築35年であり、今後の維持管理は地元でしていただくことになっているとの答弁でありました。可否判定での意見はありませんでした。  続きまして、議案第473号、大田市企業立地奨励条例の一部を改正する条例制定については、全会一致、原案可決であります。審査における質疑はありませんでした。可否判定での主な意見として、改正後、製造業以外の業種にも支援があるということで、期待している。また、ソフト産業等、企業の進出に期待するものであるとの意見がありました。  続きまして、議案第474号、大田市都市公園条例の一部を改正する条例制定については、全会一致、原案可決であります。審査における質疑や可否判定での意見はありませんでした。  議案第476号、財産の無償譲渡については、全会一致、原案可決であります。審査における質疑や可否判定での意見はありませんでした。  続きまして、議案第480号、ロード銀山の指定管理者の指定については、全会一致、原案可決であります。審査における主な質疑として、今回4巡目、更新制であるが、山陰道等の交通インフラが相当変化をしてくる。指定管理者から具体的な提案があったのかとの問いに、今後の運営の展開として、山陰道開通の影響はある。ただ、ここだけシリーズや地域の方を巻き込んだ取り組みをしている。今後より一層サービスを充実していただき、運営に努めていただくとの答弁でありました。可否判定での主な意見として、山陰道の開通を契機に、販売や食堂利用のさらなる努力をしていただきたい。大変経営努力をされ、経営改善されている。山陰道開通のチャンスを生かしてほしいとの意見がありました。  続きまして、議案第481号、三瓶こもれびの広場(木工芸体験施設等)の指定管理者の指定については、全会一致、原案可決であります。審査における質疑や可否判定での意見はありませんでした。  議案第482号、三瓶こもれびの広場(管理棟)の指定管理者の指定については、全会一致、原案可決であります。審査における質疑や可否判定での意見はありませんでした。  以上、産業建設委員会における審査報告といたします。議員各位の御賛同をお願い申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(内藤芳秀) ただいまの産業建設委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。 ◎日程第2 討論・表決 ○議長(内藤芳秀) 日程第2、これより本案46件について討論、表決を行います。  まず、議案第437号を討論に付します。  本案について討論の通告がありますので、順次発言を許します。  初めに、13番、大西 修議員。               [13番 大西 修 登壇] ○13番(大西 修) 日本共産党の大西 修でございます。  私は、日本共産党の大田市議団を代表いたしまして、議案第437号、平成30年度大田市一般会計予算に反対の立場で討論を行います。  政府予算案は、社会保障を削減し、大企業優先で、暮らしに冷たいアベノミクスをさらに進め、憲法9条改憲策にあわせて、大軍拡への一歩を踏み出す重大な予算となっております。地方行財政の分野では、公的サービスの産業化の旗印のもとで、引き続き行革が自治体に押しつけられ、公共的施設の統廃合、行政サービスの縮小、公営企業の広域化などを一層推進するものとなっております。  そこで、私たちの平成30年度の予算を見る観点は、生活が苦しい、負担を軽くしてほしい、こういった市民の暮らしをどう守るのか、国、県言いなりの予算ではなく、国、県からの悪政からの防波堤の役割を果たしているのか、こういう評価をするものであります。  反対の理由の第1点は、行財政改革推進事業の55万8,000円でございます。民間委託、民営化の推進、指定管理制度から民営化へ、定員管理の適正化など、地方自治体の本来の役割が果たせなくなるというものであります。2つ目は、公共施設適正化計画30万円です。公共施設の統廃合、生活が不便、人口減少の悪循環を起こしてはいけない。地域のまとまり、まちづくりの関係で考えなくてはいけません。3つ目は、生活及び医療扶助費についてであります。保護世帯272世帯、344人となっています。政府は10月から3年かけて基準額を5%引き下げる計画です。引き下げとなるのは、主に都市部の高齢者世帯や家族の人数の多い世帯で、67%の世帯が引き下げの対象となる予定であります。このような国の弱い者いじめのやり方に反対の声を上げていただきたい、こう思うわけであります。4つ目は、保育園の指定管理から民営化への動きが進みつつあります。都市部では企業が参入しているところもあります。安全で安心な保育をという保護者の願いに応えるものとなっておりません。ここは、児童福祉法、子どもの権利条約に基づいて、地方自治体が責任を持って実施するべきであります。5つ目は、次期可燃ごみ処理についてであります。広域処理ではなく、単独処理ですべきでした。徹底したごみの減量で焼却炉をつくらないという高い目標を持って取り組むべきでありました。  次に、産業振興部に移ります。6点目は、石州瓦等利用促進事業630万円で、市内各種建設関連産業の活性化を図るとしています。瓦や市産木材の支援に特化するとするならば、住宅リフォーム助成制度を復活するべきであります。7点目は、らとちゃんバス運行業務委託118万3,000円、平成29年実績では予約受け付けで4月から11月で合計60回、411人の乗降客であります。予約制ということで、一連客からの多くの苦情が出ております。費用対効果が非常に薄いものであります。見直しを図るべきと思います。8点目は、石見神楽振興事業328万9,000円、大森地区だけで115万7,000円、今回新規で定期公演機会創出支援120万円であります。神楽出張上演は60万円で、温泉津温泉や他の宿泊施設の場合は半額補助になります。これが不公平感があり、一体に神楽公演は補助すべきであります。  以上、8点程度、指摘をして討論といたします。議員各位におかれましては、真摯な御判断を心からお願いをいたします。 ○議長(内藤芳秀) 次に、3番、胡摩田弘孝議員。               [3番 胡摩田弘孝 登壇] ○3番(胡摩田弘孝) 皆さん、お疲れさまでございます。  私は、今議会に提案をされました議案第437号、平成30年度大田市一般会計予算につきまして、賛成の立場から意見を申し上げます。新生大田市がスタートし、12年余りの歳月が流れ、合併当初4万人を超えていた人口は、今や3万5,000人余りまで減少し、少子高齢化、人口減少には歯どめがかからない状況だと言えます。国においても、人口減少社会、都市圏への人口集中を是正をし、地方の特色や将来にわたって活力ある地域社会を目指す地方創生が課題となっており、大田市も平成27年10月に策定いたしました大田市版人口ビジョン、大田市まち・ひと・しごと総合戦略に基づいたさまざまな活動が今まで展開されたところでございます。  しかしながら、当市の現状は、一部の企業や職種では景気回復が見られますが、多くの企業では、依然として人手不足や厳しい経営環境がございます。こうした中、先般18日には命の道と言える山陰道、大田朝山道路が開通をし、安全・安心、観光、産業振興に期待がかかっております。また、昨年10月には、楫野新市長が誕生され、みんなで一緒に共創のまち大田をつくろうと、連日奮闘されておられます。  このような状況の中で、当初予算は第3次大田市行政改革推進大綱を念頭に置き、事業の選択と集中をより徹底をし、これまで以上に財政健全化に向けた取り組みに配慮したもので、その結果として、平成30年度の一般会計予算は、前年度対比2.2%減の総額で227億900万円で、歳出を抑制した予算編成となっております。  なお、先ほど清水議員さんからの御指摘もございましたが、大田市にとって最も重要である地方交付税が合併算定の組みかえや人口減による減額となり、収入の伸びも期待できない状況で、可能な限り市民生活に影響が及ばないよう、国、県の補助金や有利な起債の活用をしながら、義務的経費を除く10%カットを前提とした予算編成をされた執行部の皆さんには、大変な努力があったと推測をされます。あわせて、平成30年度末の基金残高は、前年より12億1,900万円減の総額で59億3,900万円まで減少し、普通会計における市債残高は298億3,200万円、実質公債費比率は13.1%になる見込みで、なお一層の財政健全化を望むところでございます。  このような厳しい財政状況にありながら、楫野新市長の目指す大田市版の事業を具体化するために、若手後継者・経営者人材育成事業を初め、中心市街地活性化計画策定など、新規事業も具体化されております。限られた財源の中で、楫野市長としては、これもやりたい、こうもしたい、だけど、お金がというジレンマもあったかもしれませんけれども、ところどころに市長の思いが伝わる予算編成になっていることを評価をいたします。  それでは、大田市総合計画に掲げる6つの基本方針に基づく主な事業について、私なりの評価を申し上げます。  まず1つ目、地域資源のネットワーク化による活発な産業づくりであります。雇用の場の確保に向けた産業振興は、6次産業化の取り組みやIT産業の育成、産地パワーアップ事業、全国植樹祭の推進事業、農業農村整備事業など、産業振興の有利な財源として確保し、事業を進めていただきたいと思います。また、観光振興については、仁摩道の駅整備事業など、大田市の魅力ある地域資源を生かした取り組みを進めていただきたいと思います。  2つ目には、誰もが住みよく、安心、安らぎを感じる生活づくりであります。3月3日、大田市立病院の起工式が行われ、本体工事が始まりました。新病院建設については、有利な財源確保とスケジュールどおりの建設を望むところでございますし、地域医療、医師確保に今後とも最大限の努力を望むところでございます。あわせまして、少子高齢化が進む大田市として、地域福祉計画や多様なニーズの対応を図るため、地域の住民が主体的にかかわり、支え合う地域福祉支え合い推進事業など、新たな事業の拡大にも力を入れていただきたいと思います。  3つ目には、県央の中核都市にふさわしい快適な基盤づくりであります。先般、山陰道が開通をいたしました。また、山陰道に関連をする基盤整備事業や橋梁長寿命化修繕計画の実施や栄町高禅寺線の菜洗橋のかけかえ工事、市民生活に欠かせない道路維持事業、また、市民の安全・安心を担保する西部消防署庁舎新築整備事業、また、高規格救急自動車の更新など、必要不可欠な基盤整備であり、確実な成果と柔軟な取り組みを期待するものであります。  4つには、石見銀山を初めとする歴史的文化を生かした創造的な人づくりであります。近年、教育環境は複雑、多様化しておると感じますが、児童生徒の学力向上に向け、キャリア教育の推進やふるさと教育の一環としての小中高魅力化推進事業、また、コーディネーターの配置は有効な事業であると思います。また、特別支援教育体制推進事業やスポーツ、文化の振興を図る激励金の交付事業を評価するものであります。  5つ目には、自然とともに循環する社会を目指す生活環境づくりであります。可燃物ごみ処理につきましては、市民生活に密接に関連するものでございますので、計画的な事業実施が不可欠だと思われます。次期可燃物処理場の事業母体であります邑智郡総合事務組合との連携と大田市の主体的な取り組みを望むところでございます。  6つ目には、参画と協働のまちづくりであります。全国的な人口減少社会の中で、地方自治体が取り巻く環境はなお一層厳しくなり、市民のニーズも複雑、多様化しております。大田市も例外ではなく、行政が全てのことにかかわることは現実的には不可能であります。自分たちでできることは自分たちでという基本的なコンセプトをもとに、市民総参加型のオール大田的な事業展開が求められると思います。平成30年度予算が着実な成果と課題解決につながるよう期待をしております。  以上、30年度一般会計予算に賛成する立場から意見を申し上げました。議員各位の賛同を心からお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(内藤芳秀) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は原案可決であります。  各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第437号は、各委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第438号を討論に付します。  本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。  13番、大西 修議員。               [13番 大西 修 登壇] ○13番(大西 修) 議案第438号、平成30年度大田市国民健康保険事業特別会計予算について、日本共産党大田市議団を代表いたしまして、反対の立場で討論を行います。  市の国民健康保険は、いよいよ4月から県が財政運営の責任主体となる都道府県化に移行します。新制度は、被保険者であるにもかかわらず、保険料が高いという国保の構造問題は何ら解決しないばかりか、負担増と徴収強化が迫られるおそれがあります。国保問題の解決に必要なのは、国庫補助負担金をふやすことであります。県に対しては、保険料抑制のための独自繰り入れを行うことや、保険料一元化をしないこと、市に法定外繰り入れ解消や徴収強化の圧力をかけないことを求めることが大切であります。  県が運営の主体となる目的は、地域医療構想に基づき、医療費の抑制を図ることであり、大幅な保険料の値上げが懸念されます。現行の国保制度は、災害や事業の休廃止などで一時的な所得激減に陥った人にしか保険料の免除制度が適用されず、恒常的な低所得者に着目した免除を行わないことが制度の建前とされています。また、介護保険には、生活保護基準をぎりぎり上回る所得状況の人が保険料を取られることで基準以下となる場合に、保険料を免除する境界層措置という制度がありますが、国保にはそれに類する仕組みがありません。  こうした制度の不備、欠陥により、国保料の負担が貧困に拍車をかけ、滞納が広範に起こっております。払える保険料、暮らし破壊しない保険料を求める声は住民の大きな要求であります。貧困層、境界層など、恒常的な低所得に対応した国保料の免除制度の創設を求めるものであります。7割、5割、2割の法定減免や失業で国保に加入した人の所得割の軽減など、現行の定額制度にも改善、拡充し、低所得者が重過ぎる国保料に苦しめられる現状の打開を図ることが大事であります。  最後に、6月算定の保険料の引き下げを心からお願いを申し上げまして、討論といたします。 ○議長(内藤芳秀) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第438号は、委員長の報告のとおり決しました。  ここで、10分間休憩をいたします。               午前10時19分 休憩               午前10時29分 再開 ○議長(内藤芳秀) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、議案第439号について、討論はありませんか。
                  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第439号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第440号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第440号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第441号を討論に付します。  本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。  17番、福田佳代子議員。              [17番 福田佳代子 登壇] ○17番(福田佳代子) 議案第441号、平成30年度大田市介護保険事業特別会計予算に、日本共産党市議団を代表いたしまして、反対の立場から討論を行います。  介護保険法制定から20年が経過をいたしました。介護の社会化を求める世論を背景にしながらも、政府による社会保障構造改革のもとで、高齢者福祉、医療費の削減、介護の市場化、営利化を目的に創設をされました。この考え方が年々強まり、被保険者の負担はふえ、サービスは低下の状況が強まっております。  反対の理由の第1は、保険料の引き上げです。第7期計画での保険料基準額が6,500円、6期計画より700円引き上げられました。平成29年度末の基金8,000万円のうち7,000万円、3年間で取り崩しても、なお6,500円になったと聞きました。担当者の努力は敬意を表しますが、被保険者は本当に支払うことができるのでしょうか。平成28年度末の滞納は258人、金額にして1,782万9,000円となっております。高齢者は、年金が下がり続け、悲鳴を上げています。第8期計画では8,000円台になるのではないかとの予想も既に出ております。  2点目は、基準を緩和した訪問サービス事業の実施で、家事援助に対し、短期の研修で従事者資格登録証を発行し、働いてもらうというものです。介護福祉士やヘルパーとして働く人からは、ヘルパーはただ掃除をしているだけではない、薬や大事なものが捨てられていないか、生活に困っていることはないか、観察している。わずかな研修で取得できるものではないと話します。安易な方法で人員をふやすのではなく、専門性を重視すべきです。そして、介護労働者の処遇を改善し、生きがいを持って働ける仕組みをつくるべきと思います。  最後に、解決の方法は、国の負担金、現行25%をもっとふやすことが求められます。高齢化が進む中、介護を社会的に支えるという当初の制度の理念に立ち返った現行介護保険の抜本的な改革を求めて、反対討論といたします。議員各位の皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(内藤芳秀) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第441号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第442号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第442号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第443号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第443号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第444号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第444号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第445号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第445号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第446号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第446号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第447号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第447号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第448号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第448号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第449号を討論に付します。  本案について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認めます。  これより本案を採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は、原案可決であります。  各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第449号は、各委員長の報告のとおり決しました。
     続いて、議案第450号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第450号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第451号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第451号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第452号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第452号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第453号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第453号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第454号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第454号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第455号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第455号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第456号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第456号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第457号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第457号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第458号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第458号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第459号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第459号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第460号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第460号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第461号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第461号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第462号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
     委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第462号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第463号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第463号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第464号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第464号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第465号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第465号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第466号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第466号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第467号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第467号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第468号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第468号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第469号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第469号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第470号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第470号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第471号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第471号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第472号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第472号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第473号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第473号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第474号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第474号は、委員長の報告のとおり決しました。
     続いて、議案第475号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第475号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第476号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第476号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第477号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第477号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第478号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第478号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第479号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第479号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第480号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第480号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第481号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第481号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第482号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第482号は、委員長の報告のとおり決しました。 ◎日程第3 市長提出議案(人事案件)上程       [提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(内藤芳秀) 日程第3、市長より人事案件が提出されておりますので、本日の会議に付議いたします。  まず、議案第483号から議案第486号までの人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての4件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) 提出いたしております議案第483号から議案第486号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。  人権擁護委員であります恒松幸子氏、片岡昭之氏、山根茂樹氏、鷺谷良子氏の任期が本年6月30日をもって満了となります。  松江地方法務局長から後任の人権擁護委員候補者の推薦依頼がありましたので、お手元の議案に掲げておりますとおり、恒松幸子氏並びに片岡昭之氏の再推薦、山根茂樹氏にかえて、新たに三上里子氏の推薦並びに鷺谷良子氏にかえて、新たに梅田明江氏の推薦をいたしたいと考えますので、議会の御意見を賜りますようお願いを申し上げます。  なお、参考までに、大田市の人権擁護委員は12名でございまして、任期は3年でありますことを申し添えまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(内藤芳秀) ただいまの説明について、御質疑ありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案4件は、討論を省略して直ちに採決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認め、本案4件を採決いたします。  まず、議案第483号について、原案のとおり推薦することに異議なく同意することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第483号は、原案のとおり推薦することに異議なく同意することに決しました。  続いて、議案第484号について、原案のとおり推薦することに異議なく同意することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第484号は、原案のとおり推薦することに異議なく同意することに決しました。  続いて、議案第485号について、原案のとおり推薦することに異議なく同意することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第485号は、原案のとおり推薦することに異議なく同意することに決しました。  続いて、議案第486号について、原案のとおり推薦することに異議なく同意することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第486号は、原案のとおり推薦することに異議なく同意することに決しました。
     続いて、議案第487号、教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) 提出いたしております議案第487号、教育委員会教育長の任命につき同意を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。  大國晴雄教育長の任期が本年3月31日をもって満了となりますので、新たに教育長を任命するものであります。  お手元の議案に掲げておりますとおり、大田市五十猛町在住の船木三紀夫氏を任命いたしたいと考えますので、議会の御同意をいただきますようお願いを申し上げます。  御同意をいただきますと、船木氏には4月1日付をもちまして教育長に就任いただく考えであります。  なお、船木氏は、昭和33年生まれ、60歳の方でありまして、経歴につきましては、参考として略歴を配付いたしております。大田市職員として40年間にわたり政策企画部、市民生活部などのさまざまな部署で豊富な行政経験を培われ、現在、大田市社会福祉協議会の事務局次長であります。大田市教育ビジョンや教育の魅力化等を着実に推進していく当市の教育長として、人物、識見ともに適任者と考えております。  なお、参考までに、任期は3年でありますことを申し添えまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(内藤芳秀) 本案について、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は、討論を省略して、直ちに採決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(内藤芳秀) 起立全員であります。  よって、議案第487号は、原案に同意することに決しました。 ◎日程第4 議員提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(内藤芳秀) 日程第4、議員提案による意見書案が提出されておりますので、これを上程いたします。  意第18号、小中学校へのエアコン設置に係る補助の予算を拡充することを求める意見書の提出についてを議題といたします。  朗読いたさせます。                 [事務局職員朗読] ○議長(内藤芳秀) 提案理由の説明を求めます。  14番、月森和弘議員。               [14番 月森和弘 登壇] ○14番(月森和弘) それでは、提案理由を説明いたします。  意第18号、小中学校へのエアコンの設置に係る補助の予算を拡充することを求める意見書の提出につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  当市においては、小・中学校の図書室や保健室など、特別教室を優先としてエアコンを設置されておりますが、普通教室への設置は厳しい財政状況の中でおくれているのが現状であります。近年の夏は30度を超える日が珍しくなく、時には35度を超える猛暑日もあります。このような状況の中で、子供たちは授業に取り組んでまいっております。エアコンの設置を含め、児童生徒の学習環境が自治体の財政状況により左右されることは好ましいこととは言えません。  そこで、国からの学校施設へのエアコン設置に係る補助について、予算の増額や要件の緩和などを求めること、また、エアコン設置をリースで行った場合にも補助の対象とすることを国に対して要望するものであります。  議員各位の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(内藤芳秀) ただいまの説明につきまして、御質疑はありませんか。  19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) 法的な根拠でしょうけれども、2点目のエアコン設置をリースで対応した場合にも国庫補助の対象とすることということになっておりまして、この国庫補助の現況、どういう状況になっているのか、そういう内容について、少し提案議員にお聞きをしたいと思います。 ○議長(内藤芳秀) 14番、月森和弘議員。 ○14番(月森和弘) これについては、基準については、承知しておりませんけれども、こういうことも含めながら、しっかりと補助対象にしていただきたいというところでございます。以上です。 ○議長(内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) 私は、提案議員さんがこういう内容については詳細に把握する中で、私は補足説明の提案をするべきだと思うのですよ。意見だけ申し上げておきます。 ○議長(内藤芳秀) ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は、委員会付託を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、意第18号は、原案のとおり決しました。  ただいま議決いたしました意見書は、直ちに関係先へ送付いたします。 ◎日程第5 特別委員長報告 ○議長(内藤芳秀) 日程第5、特別委員長報告を行います。  まず、大田市行財政改革に関する調査検討並びに意見具申の件について、行財政改革特別委員長の報告を求めます。  8番、松村信之議員。               [8番 松村信之 登壇] ○8番(松村信之) それでは、行財政改革特別委員会の委員長報告をさせていただきます。  当特別委員会では、12月議会以来、1月23日に第14回、2月14日に第15回の2回開催しておりますので、その報告をいたします。  14回の協議題でございますが、大田市公共施設適正化計画の策定についてと、大田市使用料及び手数料の見直しについての2点を協議いたしました。  執行部からは、清水副市長、山田行革・施設管理推進室長を初め、推進室の職員の皆さんに出席いただきました。  まず、大田市公共施設適正化計画の概要についてでございます。  平成28年から平成33年の第1期計画では、既に利用されていない施設や当初の目的を終わっている施設を廃止対象施設と考え、次に、耐震基準を満たしていない施設を早急な判断が必要と考えている施設として、安全性の観点から施設の廃止を検討するというものであります。  次に、平成34年以降の第2期計画では、法的耐用年数の経過時期を目安に、統廃合や複合化、相互利用や共同設置などを検討していきたいとの説明を受けました。  主な意見といたしましては、柔軟性を持って施設の目的外使用ができるよう、規制緩和をするべきだ。また、市営住宅など、いまだ住民が住居している施設については、住民としっかりとした協議の場を設けて進めてほしい。これからは、跡利用のこともしっかりと考えてほしい。また、古いものにもよいものがあり、残す努力もしてほしいでありました。  次に、大田市使用料及び手数料の見直しについてであります。  この使用料及び手数料は、合併時に一定の調整を図られたものの、旧市町の使用料等がそのまま据え置きになって現在に至っているので、公平性、公正性を確保するため、負担の見直しを図る中で、適正化に努めるものであり、減免規定等を含め、見直しを図るものであるとの説明を受けました。  主な意見といたしましては、当然類似施設の統一的な料金の調整は必要である。しかし、その中でも、使用される市民の負担増になるのはできるだけ避けてほしい。また、この改正により、手数料は計算できるが、使用料はどのくらい増額になるのか、激変緩和策の考え方はどうなのか、これからは、減免等統一基準を設けるようだが、その前に、施設ごとの使用料徴収一覧を明らかにするべきではないのかなどの意見が出されました。  この日は、聞き及んだとし、3月議会前及び議会中には、この2つの議題につきましては、全員協議会でさらに説明を受けることとし、閉会といたしております。  15回の協議題は、初めに、政策企画部まちづくり推進課より、ブロックによるまちづくりについて、新年度からの見直し方針について報告を受けました。このことにつきましては、秋に行った事務事業評価で、拡大の方向で見直しと委員会では評価した協働によるまちづくり推進事業において、ブロック交付金の見直し、ブロックの取り組みが多くの住民参加がある事業につながっていないなどの意見を受けてのことでありました。  その示された方針ですが、1つに、まちづくり委員会は、一律に設置せず、希望のあるブロックのみ継続して設置する。また、運営交付金は交付するが、活動交付金は交付せず、活動については、他の制度、地域プログラム等を活用する。2つには、ブロック会議は、引き続き実施し、ブロック内の情報、課題等の共有を図るというものでありました。  主な意見でありますが、自由に使える一括交付金をと言っていたのだから、幾らお手挙げ方式とはいえ、後退しているのではないのか。また、お手挙げ方式については、プレゼンの仕方など、しっかりとサポートしてほしい。そして、まちづくりセンターや地域の人材育成にも計画的に取り組むべきではないのか。これまで7つのブロックで展開されてきていたが、広範囲とか、中学校区の違いなどでひずみが見えてきており、評価したいとの声も上がりました。  この件につきましては、地域の意見や考えをしっかりと把握し、対応するよう要望し、報告を承ったことにいたしました。  次に、行財政改革特別委員会の予定任期が終了を迎えることから、この2年間の委員会活動について、総括いたしましたので、あわせて御報告いたします。  この日は、事務事業評価結果に対する今後の方針を推進室のほうから提出いただいておりましたので、その方針について、フリートークにて活発な意見が交わされました。  主な意見でありますが、事務事業評価に対しては、いま一度、委員がその事業ごとに深く検討するべきではないのか。財政の面、また、住民サービスの観点、あるいは職員の仕事量やスキルアップの面など、話が及んだところであります。多くの委員から、議会の有する執行機関への監視、調査、政策提案機能を発揮し、一定の役割を果たした充実したものであったという評価が聞かれました。また、担当職員を交え、行革委員会は合意形成のために、委員相互の活発な自由討議が多くできたという意見もあったところでございます。  行財政改革は終わりない政治課題であり、新年度以降も引き続き特別委員会を設置すること、また、執行部におかれましては、選択と集中という初心を忘れることなく事業執行に努めていただくことを出席委員総意で確認し、委員会を閉じたところであります。  最後となりますが、熱心に御協力いただきました所属委員の皆様、そして、執行部の皆様には心より感謝を申し上げまして、委員長報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(内藤芳秀) ただいまの報告について、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいまの報告は、了承することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、行財政改革特別委員長の報告は、了承することに決しました。  なお、念のため申し上げます。本特別委員会は、以上をもって消滅いたしました。  続いて、地域医療を守り支えるため、大田市立病院の医療体制の充実及び新病院建設などについての検討並びに意見具申の件について、大田市立病院医療体制検討特別委員長の報告を求めます。  7番、石田洋治議員。               [7番 石田洋治 登壇] ○7番(石田洋治) それでは、ただいまより大田市立病院医療体制検討特別委員会の委員長報告をさせていただきます。  本特別委員会は、これまで16回の委員会を開催し、特に市立病院の整形外科の常勤医が不足する中、医療体制の充実、新大田市立病院建設について、さまざまな意見具申を行ってまいりました。  第1回は、平成26年11月7日、正副委員長を互選し、委員長には月森和弘委員、副委員長には不肖私が選出をされました。その後、全国的な入札不調、不落が発生する中、建設コストの動向を注視。事業費の精査を行い、第2回、第3回の委員会では、当初の基本設計の全体事業費139億円を123億円に、本体工事費を90億円から80億円に削減することを検討をいたしました。27年8月の第6回委員会では、医療法の改正により、病床機能報告制度の創設、地域医療構想の策定に伴い、病床規模の適正化を検討する必要が生じ、基本構想時の284床から229床に変更することを検討をいたしました。平成28年4月の第9回特別委員会では、変更基本設計についてを議題にし、病床数を284床から229床へ、延べ床面積を2万1,700平米から1万9,360平米に変更、概算全体事業費は128億円、入札方式につきましては、ECI方式、一括発注、異業種間JVを採用することを決定、公募型プロポーザルによる選定となりました。平成28年6月の第10回委員会におきまして、月森委員長から委員長辞任の届け出があり、後任の委員長には不肖私が、副委員長には森山明弘委員が選出をされたところでございます。続いて、平成28年12月の第12回特別委員会では、実施設計協力事業者の選定結果について報告がありました。審査の結果は、大成建設株式会社中国支店が66.61点、清水建設株式会社広島支店が62.78点で、大成建設株式会社中国支店が協力事業者に決定をされました。この結果につきましては、ECI方式を初めて導入したことにより、議員からは見積額の配点について理解できない等、たくさんの御意見をいただく結果となったところでございます。最終的に、平成29年12月には、実施設計書が提出され、開催された第15回の特別委員会では、契約の見通しについて説明がございました。契約予定額は、税込みで95億2,560万円、契約の相手方は大成建設中国支店、株式会社はたの産業、有限会社井口建設、有限会社藤井工務店、株式会社堀工務店、島根電工株式会社、山陽空調の特別共同企業体、工期は契約締結の翌日から平成33年2月末との報告でした。  続いて、先般、第16回の特別委員会は、去る2月20日、委員16名が出席をして開催をいたしました。欠席は大西 修委員、林 茂樹委員でした。議題は、大田市立病院の運営状況と、そのほか、地域医療を守り支えるため、大田市立病院の医療体制の充実及び新病院建設などについての検討並びに意見具申、本委員会のまとめでありました。  委員会には、楫野市長、西尾病院事業管理者、近藤市立病院事務部長、原田政策企画部長初め、関係職員が出席し、開催をいたしました。
     初めに、楫野市長から、新病院建設については、本年1月から準備、工事に着手し、3月3日には本体工事着手に向けた安全祈願祭がとり行われる運びとなった。病院内においては、新病院開院後の運用体制に関する検討が始まっており、今後ハードとソフトの綿密な調整を図りながら、建設工事に向けて進めていく。新病院建設事業に一定のめどが立った現在、大田市立病院が地域の中核病院としての役割を果たし、市民の皆様に安心して住み続けていただくためには、診療内容の一層の充実が重要となる。中でも、医師確保については、関係機関の御協力をいただきながら、行政と病院が一体となり取り組んだ結果、かなりの成果があらわれてきた。整形外科の医師の確保など、残された課題はあるが、地域医療の充実に向け、一歩一歩進んでいく覚悟であるとの挨拶がありました。  続いて、西尾病院事業管理者からは、病院を取り巻く医療環境は、毎年のように目まぐるしく変化しており、地域医療構想を踏まえ、地域包括ケア構築に向けた病院の機能分化は一層促進されている。急性期病院の病床削減の大きな目標のもと、病院から在宅への流れや7対1の看護基準の原則化、急性期病院が行う病院の経営環境は厳しさを増している。しかしながら、大田市立病院の状況を見ると、幸いなことに医師が増加し、病床率も向上してきた。収益は増加傾向にあり、診療内容も向上している。4月には、大学からの医師派遣も含め、最大5名程度の医師の増員が図られる。残念ながら、今回も懸案である整形外科の赴任はなかったが、大学病院とは引き続き粘り強く交渉を行い、新病院発足時の整形外科常勤体制に向け取り組んでいきたいと考えているとの挨拶がありました。  続いて、大田市立病院の運営状況について説明があり、質疑に入りました。初めに、整形外科は一体どういう状況になっているのか。今一番重要な課題と思っている。実際どういうふうに行動して、どういうふうになっているのかということを説明いただきたいとの質疑に、整形外科のほうは、毎年何回か足を運んで、教授のところに伺っている。大学の教授の気持ちをこっちに向けさせるための方策を考えている。一番は、やはり人を送り込むこをとであろうと思っている。雲南病院なんかはそういう形のことをやっている。そういったことが一番現実的な方法ということを考えているところであるとの答弁でした。  次に、今年度の当初予算に対する決算見込みはどうかとの質疑に、昨年度は1億5,000万円の経常損失であったが、現時点では、少し厳しく見積もっており、2億円程度の損失と考えている。減価償却前の収支については、昨年同様、黒字のところまでは持っていける状況であるとの答弁でした。  また、大田市立病院の新築建設工事については、具体的な工事内容についても、説明の機会を持ってもいいのではないかとの質疑に、3月3日に安全祈願祭を挙行。それに向けての工程会議、キックオフ会議を予定している。その中で、特別共同企業体を構成している業者と具体的な工程について協議をし、決定しながら進めていく。具体的な工程が定かになれば、説明の機会を設けさせていただきたいとの答弁でした。  次に、本特別委員会を閉じるに当たり、今後の病院運営、医療体制、病院建設について、各委員に意見具申を求めました。その中で、大きく6点について意見具申がございました。  1点は、地域医療について、地域の診療所がなくなったりする地域が出ているが、そのようなところへ目を向け、交通手段のない方など、地域の方の医療を守っていただきたい。2点目は、整形外科医獲得に向け、引き続き努力していただきたい。また、医師会から意見が出ているとおり、救急患者を門前払いすることなく、一度は診ていただきたい。3点目は、この診療科は県下ナンバーワン等の特色ある病院づくりをしていただきたい。また、働く方の処遇改善にも取り組んでいただきたい。4点目は、今回の病院建設に当たって、業者選定、ECI方式について、入札金額の評価点について疑義があり、検討すべきである。5点目は、新病院を建設し、地域における中心的な病院として、市民に対する対応に気をつけながら体制を構築していただきたい。6点目は、本特別委員会は、市民と病院、議会と病院、市の執行部と議会の信頼関係を構築する上で、大きな役割を果たしてきた。今後、県との信頼関係をどう構築していくのか。病院建設についても、さまざまな情報を市民、議会に開示し、建設時における信頼関係を構築し、完成に向け努力していただきたい。以上が本委員会を閉じるに当たり、各委員から出された意見具申であります。  大田市立病院は、県央の中核病院として、私たち市民にとってはなくてはならない病院であります。新病院建設、整形外科医の常勤医の確保等、多くの課題がございます。しかしながら、その課題を市民の命を守るとの1点で解決に向け努力していただきたいと考えます。市長、病院事業管理者におかれましては、今後その思いで病院運営、病院建設に取り組んでいただきたい。市民の期待を担い、市民との信頼関係が確固たるものになることを願い、委員長報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(内藤芳秀) ただいまの報告について、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいまの報告は、了承することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、大田市立病院医療体制検討特別委員長の報告は、了承することに決しました。  なお、念のため申し上げます。本特別委員会は、以上をもって消滅いたしました。  続いて、持続可能なまちの形成に向けた調査検討並びに意見具申の件について、地域活性化調査検討特別委員長の報告を求めます。  15番、塩谷裕志議員。               [15番 塩谷裕志 登壇] ○15番(塩谷裕志) それでは、平成28年6月定例会におきまして設置され、2年余り調査、検討してまいりました地域活性化調査検討特別委員会の最終報告をいたします。  当特別委員会は、昨年12月定例会での中間報告以降、本年2月23日に開催し、意見交換会において皆様からお聞きした地域課題についての集約と提言についての取りまとめを協議いたしました。  それでは、取りまとめました提言書に沿いまして御報告申し上げます。  当特別委員会の設置目的は、当市では、これまで人口減少や少子高齢化に対応すべく、産業振興策や子育て支援、定住対策など、さまざまな施策を講じてきたところであり、また、平成21年より市内各ブロック27地域にまちづくりセンターを配置し、地域の活性化に努めてきたところであります。しかしながら、人口減少には歯どめがかからず、特に周辺の中山間地では顕著であり、あわせて、少子高齢化と人口減少に伴って、移動手段の確保を初め、買い物や医療など、日常生活を維持する上でさまざまな課題が生じており、その解決と対策の充実が強く求められているところであります。  国、県におきましても、地域活動、サービス機能の集約など、いわゆる小さな拠点づくり、大田市でも、安全で安心して住める持続可能なまちづくり推進事業として取り組み始めたところであり、当特別委員会では、住みやすいまちづくりの確保が第一義という観点から調査、検討し、市の施策の充実に向け反映すべく、意見具申することを目的に設置したものであります。  当特別委員会の2年余りの協議の経緯は、特別委員会では、市の現在取り組んでいる地域交通、買い物支援、定住対策、地域のまちづくりの取り組みなどの現状、実態や取り組みを阻む要因、財政措置の実態について調査するとともに、市の担当者と協議を重ねてまいりました。その後、地域のまちづくり関係者の皆様からアンケートを事前に徴収し、地域の抱えておられる課題の概略をつかんだ後、市内7ブロック単位で、各27の地域のまちづくり関係者、総勢58名との意見交換会を地域に赴き開催、意見集計、集約作業の協議をいたしました。そして、当特別委員会において、過疎、高齢化、人口減少社会を迎えるに当たり、各地域の持続可能なまちづくりのための課題解決のため、大田市が今後取り組むべき事項として、提言書として提出するものであります。  なお、27地域の事前アンケート、意見交換会での意見の概要については、昨年12月定例会におきまして中間報告を申し上げたところであり、資料として添付してあります。  それでは、当特別委員会から提言を御報告申し上げます。  地域が抱えておられる課題には、地域固有の課題もあれば、共通した課題もあります。そして、その解決には、地域ごとに解決を図るべきものと、地域間の連携により解決を図るべきもの、また、既存制度の制約や財源確保など、課題解決の実施には時間を要するものがありますが、将来的には確実に取り組むべき事項として、大きく4項目に集約し、御提言申し上げます。  まず、1点目として、持続可能な集落機能の確保と対策。人口減少と消費者ニーズなどの社会変化により、最低限の生活基盤である小売店や燃料店や医療施設などが地域内でなくなりつつあります。高齢者世帯など、交通弱者への対策として、小さな拠点エリアの設定、形成のあり方にあわせ、各地域の生活基盤の対策などの検討に取り組むべきである。  続いて、2点目として、現公共交通の見直しと地域交通の確保、拡充。自家用車の使用頻度の高い当市において、これまで予算措置を含め、JRや路線バスなどの公共交通に頼ってきた経緯の中、乗車率では、地域によっては低迷しており、地域の高齢化と核家族により通院、通学、買い物などにおいて支障が生じつつあります。また、地域内においても、駅や停留所までの移動も困難な方が増加する傾向であり、今後の過疎、高齢社会において、地域内交通などの拡充にあわせ、これまでの公共交通のあり方と予算措置の抜本的な見直しが必要であり、将来へ向け、対応し得る取り組みを検討すべきである。  続いて、3点目として、空き家並びに荒廃農地の方針の提示と対策。国においても取り組み始めたところであり、空き家や荒廃農地の実態は、中山間地はもとより、市街地においても顕著に見受けられるところであります。所有権の権利など、制約はあるものの、都市計画づくり、持続可能なまちづくりの観点から、行政としてでき得る法規制の緩和などの働きかけとともに、土地家屋の再生活用や支援体制づくりに取り組むべきである。  続いて、4点目として、人材育成の環境づくりの支援。これまでのまちづくりには、地域のリーダーがおられ、その方々を中心にまちづくりなど、活発に取り組んでおられました。まちづくりは人づくりというものの、少子高齢化、人口減少、そして社会的価値観の変化により、自治組織、伝統行事の継承など、また、若者の地域への参画などの意識低下など、地域課題として数多くお聞きしたところであります。これらは地域の問題ではありますが、行政としてでき得る職員の寄り添う姿勢は何よりも大切であり、あわせて、地域での人材を育成する環境づくりの支援については、積極的に取り組むべきである。  以上、各地域で抱えておられる諸課題を大きく4項目に集約し、提言として御報告申し上げました。ほかにもたくさんの地域課題の御意見をお聞きしたところでありますが、そうした貴重な御意見は提言書に盛り込み、市の執行部にはしっかりとお伝えすると同時に、今後の施策に反映できるよう努力してまいります。  当特別委員会において、地域課題のテーマを掲げ、地域に赴き、意見交換をさせていただいたことは、議会として初めての試みでありました。意見交換会では、議会に対して手厳しい意見をお聞きする場面もありましたが、同時に、地域の方々の真剣な姿勢や取り組み、そして、切実な訴えをお聞きできたことは大変有意義であり、今後も必要と感じたところであります。過疎、高齢化、人口減少による地域の疲弊、地域課題などは以前より問題提起されていたものの、やはり地域で直接お聞きすることの大切さを実感したところであります。今後の施策づくり、取り組みに当たっては、すぐに地域課題の解決につながらなくても、地域並びに地域の人たちに寄り添い、一緒に汗を流しながら取り組んでいく姿勢が大事であると改めて感じたところであります。  なお、地域から投げかけられた御意見の十分な答えになっていない提言書ではありますが、御協力を賜りました各地域の方々には送付する予定であることを申し添えておきます。  最後になりましたが、意見交換会の開催に御協力いただいた地域の皆様、私の拙い進め方で副委員長を初め、各委員の皆様には御助力をいただいたこと、また、市の担当部課長を初め、職員の皆様には無理難題に応えていただいたことに感謝を申し上げ、報告といたします。ありがとうございました。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) ただいまの報告について、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいまの報告は、了承することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、地域活性化調査検討特別委員長の報告は、了承することに決しました。  なお、念のため申し上げます。本特別委員会は、以上をもって消滅いたしました。  ここで、大國教育長より発言を求められておりますので、これを許可します。               [教育長 大國晴雄 登壇] ○教育長(大國晴雄) 発言をお許しいただきましたので、今月末をもって大田市教育委員会教育長を退任するに当たり、一言挨拶をさせていただきます。  私こと、旧制度の教育長として計4年、教育委員長と教育長が統合された新教育長となってから3年の任期を全うすることができました。これもひとえに大田市の教育や教育行政に関し、大田市議会を初めとする諸機関、諸団体、多くの方々の御協力や御指導、御助言をいただいたからであります。  教育長としての間には、学校統合や世界遺産、石見銀山遺跡とその文化的景観の5周年、10周年の取り組み、給食センターの開設、教育ビジョン、ESD、県立高校支援に始まる教育の魅力化など、多くの事務事業に携わることができました。いずれも道半ばではございますが、それぞれ大田市と大田市の教育に少しなりと役立てたのかなとの思いもございます。  私ごとを交えての所感でありますが、教育行政は、学校教育や社会教育など、教育の現場における教員や指導者、そして、その主体者の一員でもあります子供たちも加わった教育実践について、創意と工夫を重ね、どうしたら人と財源を確保できるかなど、持てる力を出し切って支えることであると確信するに至ったところであります。  一方、7年間力不足を痛感する場面、事柄に直面した折に、励まし、また取り組んでいただきました全ての皆様に改めてお礼を申し上げ、退任の挨拶といたします。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(内藤芳秀) 続いて、先ほど教育委員会教育長の任命に同意いたしました船木三紀夫氏より発言を求められておりますので、これを許可いたします。                [船木三紀夫 登壇] ○(船木三紀夫) 先ほど教育長として任命同意をいただきました船木三紀夫でございます。  発言のお許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。  私は、平成28年3月に市役所を退職するまでの約40年間、行政に携わってまいりましたが、この間、教育に関しましては、ほとんど経験もなく、大変未熟でございます。しかし、未熟であるがゆえに、常にオープンな議論と対話と納得を大切にし、職責を果たしてまいりたいと決意いたしております。  また、大田市教育ビジョンを初め、各種教育施策を取り組まれた大國教育長さんの後を引き継ぐということで、責任の重さに身の引き締まる思いでございます。  大田市の教育行政の一員として、5名の教育委員さんを初め、学校、家庭、地域、関係機関の皆様と連携し、市長と歩調を合わせた教育全般の将来像を描き、誠心誠意、そして、全身全霊をかけて与えられた使命を果たしてまいりたいと存じますので、議会及び関係の皆様方の温かい御指導と御鞭撻を賜りますことをお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(内藤芳秀) 続いて、楫野市長より発言を求められておりますので、これを許可します。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) お許しをいただきましたので、3月定例市議会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  去る3月2日に開会をいたしました今定例会におきましては、平成30年度大田市一般会計予算を初めとします予算案、条例案件並びに一般案件など、多数の重要案件を提案いたしましたところ、21日間にわたり、慎重に御審議を賜り、本日滞りなく議了いただきましたことに対しまして、厚く御礼申し上げます。  審議の過程で賜りました貴重な御意見、御提言につきましては、十分に尊重し、検討させていただきながら、今後の市政運営に努めてまいる所存でございます。  次に、当面の市政運営に当たりまして、専決処分に関します事項につきまして、お願いを申し上げます。  現在国におきまして、地方税法の一部を改正する法律が審議中であり、これが年度内に成立いたしますと、市税条例及び都市計画税条例の一部を改正し、本年4月1日からの施行が必要となることから、専決処分を行いたいと考えております。  また、特別交付税につきましては、当初予算におきまして、その交付額を推計し、10億円を計上いたしておりましたが、今年度の交付額につきましては、一昨日の交付決定により、前年とほぼ同額の総額12億940万7,000円となったところでございます。これまでこの予算計上額を超えた額につきましては、減債基金への積み立てを補正予算とし、専決処分を行っておりましたが、今年度予算から、基金への新規積み立てを行うことなく、この特別交付税の予算額を超えました部分につきまして、既に予算化されております基金の取り崩し額を減額する決算処理を行いたいと考えております。  以上、専決処分に関する事項につきまして、御理解賜りますようお願い申し上げます。  さて、今議会は、私にとりまして初めての施政方針の表明であり、新年度予算の提案でございました。施政方針におきましては、産業振興、人材の育成、教育の充実を重点施策の柱として、大田市総合計画に基づきます具体的な施策をお示しさせていただきました。当面の諸課題や各種施策をスピード感を持って着実に取り組み、さらなる市民サービスの向上に努めてまいります。  また、2月から実施しております市民との意見交換会をまちづくりセンター単位で開催し、市民の方々との対話を大切にしながら、共創のまちづくりに本格的に取り組んでまいります。  今会期中には、新大田市立病院建築工事の安全祈願祭がとり行われましたこと、また、山陰道の朝山大田道路が開通したことなど、重要なプロジェクトは着実に前進しております。当市を取り巻く環境は依然として厳しい状況にはございますが、中心市街地の活性化や三瓶山の活性化に向けた取り組みを初め、安全・安心なまちづくりなど、さまざまな施策を通じまして、市政の発展に努めてまいりますので、なお一層の御支援、御協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。  さて、議員の皆様の任期が4月10日をもって満了を迎えます。この間、市政全般にわたる課題解決に向け、積極的な御意見や御提言を賜るなど、市政の推進に多大な御貢献をいただいたところでございまして、深く敬意を表するところでございます。今期限りで御勇退されます議員の皆様方には、多年にわたり、当市の発展に御尽力を賜り、深く感謝申し上げます。市議会の議席を離れられましても、市政に対して従来どおり、御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。また来る選挙に臨まれる議員各位におかれましては、御健闘いただき、めでたく当選され、再び議場でお目にかかれますことを心からお祈り申し上げます。  終わりに、議員各位におかれましては、くれぐれも健康に御留意いただきまして、市政発展のため、さらなる御活躍を御祈念申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。 ○議長(内藤芳秀) この際、お許しをいただきまして、私からも一言挨拶を申し述べさせていただきたいと思います。               [議長 内藤芳秀 登壇] ○議長(内藤芳秀) 平成30年3月定例市議会を閉じるに当たり、お許しをいただきまして、一言御挨拶を申し述べさせていただきます。  3月定例会、定例市議会も議員各位の終始熱心なる審議と、楫野市長を初め、執行部の皆様の御協力により、21日間にわたる会期の全てを議了し、ここに無事、閉会の運びとなりましたことを議長といたしまして、まずは厚く御礼申し上げます。  さて、早いもので、私ども議員の任期も残すところあとわずかとなり、この顔ぶれで議場に顔を合わせることも恐らく本日が最後になろうかと思います。振り返ってみますと、こうしたおさめの挨拶の中で幾度となく申し上げておりましたのが、各地で発生する自然災害の猛威についてでありました。今月11日には、東日本大震災から7年が経過いたしましたが、いまだに地元に帰還できない人や汚染された土壌を山積みのシートが覆っている光景などを見ますと、復興にはまだまだ長い時間と年月を要するものだと感じた次第であります。また、相次ぐ台風の襲来や局地的な集中豪雨、本年冬の豪雪など、想定を超える自然の猛威を見ますときに、絶えず防災、避難計画、危機管理体制等の点検、見直しを行い、行政、市民が一体となり、被害を最小限に食いとめる仕組みづくりが必要であるということを改めて強く感じた次第でございます。  さて、この期の大田市行政にあって、まずもって思い出されますのは、石見銀山遺跡とその文化的景観が世界遺産登録から10周年を迎えたことであります。昨年7月2日の登録記念日には、各方面から多くの関係者をお迎えし、盛大に記念式典が開催され、また、各種祝賀イベントの開催に当たりましては、多大な御協力をいただき、いずれも成功裏に終えることができましたことに、地元の皆様を初め、執行部の皆様並びに関係各位に対し、改めて感謝の意を申し上げる次第でございます。引き続き石見銀山の魅力と価値を保全と活用の両面から促進し、国内はもとより、世界へ向けて発信していただきますようお願いを申し上げます。  また、国立公園三瓶山に目を向けますと、1点は、2020年に開催されます第71回全国植樹祭のメーン会場に三瓶山北の原が決定したことであります。天皇皇后両陛下をお迎えして、49年ぶりに大田市で開催されますことは大変光栄なことであり、市議会といたしましても全面的に協力をしてまいりたいと思うところでございます。また、もう1点は、国立公園満喫プロジェクトについてであります。昨年の施設整備に引き続き、ステップアッププログラムの着実な実行を図り、来訪客の増加を目指して滞在性、周遊性の向上につながる事業を推進されますようお願い申し上げます。  さらには、昨年、仁摩町馬路の琴ヶ浜が国の天然記念物に指定されるなど、大田市にとりまして光栄なことが続きましたが、これら市内に存する魅力と価値は、未来に引き継いでいくべき貴重な財産でありますとともに、大田市振興のかなめでもあります。今後とも環境の保全に努めながら、観光客の増など、交流人口の拡大に向けた取り組みをお願いし、ますますの興隆を望むものでございます。  さて、安心・安全の面から振り返りますと、1点は、かねてより懸案の事業であります新大田市立病院の建設についてであります。基本設計から実施設計に至るまでに、多くの時間を要したものの、今月3日には、現地において安全祈願祭がとり行われ、いよいよ本格的に建築工事が着工となりました。来る2020年春のオープンに向け、着実に事業を推進していただきますようお願いを申し上げます。あわせて、診療体制につきましても、医師、看護師の確保に努められ、おおむね目標の人数に達する見込みでありますことに関係各位の御努力に対し、深く感謝の意を申し上げる次第であります。引き続き整形外科医の確保など、診療体制の充実に向け、さらなる努力をお願い申し上げます。  安全・安心の面から、もう1点は、山陰自動車道の整備についてであります。先日の日曜日には、朝山大田道路6.3キロメートルが供用開始となり、市内の予定路線のおおむね半分が開通したところでございます。さらに、来年度は、多伎朝山道路が供用開始の見込みであり、命の道と言われますこの山陰自動車道は、防災、医療、福祉などの安全・安心の面はもとより、経済活動、観光、地域交流の面からも大変重要であり、一刻も早く全線開通となりますよう、議会といたしましても執行部と一致協力し、事業進捗に努めてまいります。  さて、地方財政を取り巻く状況は、経済状況の好転の兆しが見え始めたとはいえ、依然として先行き不透明であり、また、来年には消費税率の改定も予定されるなど、予断を許さない状況に変わりはなく、特に当市にあっては、財源の多くを地方交付税に依存している中で、その交付税もますます減額の方向にあり、今後の財政運営につきましては、格段に厳しくなることが予想されます。そうした中にあっても、新可燃物処分場建設費負担を初めとする可燃物処理事業や仁摩道の駅整備事業、中心市街地活性化事業など、多くの大型事業が予定されるところであり、また、複雑多様化する市民要望に的確に応えていくためには、強固な財政基盤の構築が不可欠であります。執行部におかれましては、今後とも不断の改革に取り組まれ、活力ある大田市の形成に努められますようお願いを申し上げます。  加えて、人口減少対策としてのU・Iターン者を呼び込む若者定住対策や持続可能なまちづくり対策等につきましては、当市にとっては喫緊の課題であると捉えており、最優先で取り組んでいただきますようお願い申し上げますとともに、市議会といたしましても、市と一体となって課題解決に向け努力してまいります。  ここで、今期を限りに御勇退される議員の方に対し、申し上げます。皆様は多年にわたり市議会議員として大田市行政に参画され、当市の発展に多大な貢献をしてこられました。今ここに議会人としての職責を全うされ、これまでを振り返られるとき、万感胸に迫る思いがあろうかと拝察いたします。議会人として有能な皆様方を失うことは極めて残念でありますが、どうかお引きになられましても、健康には十分御留意され、今後とも大田市発展のため、各般にわたりお力添えをいただきますようお願いを申し上げます。改めてこれまでの御功績に厚く御礼申し上げます。  さて、私は、平成28年4月から今日までの2年間、皆様の御推挙のもと、議長としてその重責を務めさせていただいたところでございます。私が無事きょうの日を迎えることができましたのも、議員各位並びに楫野市長以下、執行部の皆様の格別の御協力のたまものでありまして、衷心より感謝申し上げますとともに、謹んでお礼申し上げます。  終わりに、来る市議会議員選挙に再出馬を予定される各位におかれましては、ぜひとも御当選の栄誉を得られ、再びこの議場において顔を合わせ、活気ある議論ができますよう、議員各位の御健闘をお祈り申し上げ、閉会に当たりまして私のお礼の御挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。                [議長 議長席着席]  以上で、本定例会に付議されました事件は全て議了いたしましたので、平成30年第1回大田市議会定例会を閉会いたします。               午後0時01分 閉会  以上、会議のてんまつを記録し、その内容の正確なることを証するためここに署名する。  平成30年3月22日          大田市議会議長          大田市議会副議長
             大田市議会議員          大田市議会議員...