大田市議会 2018-03-09
平成30年第 1回定例会(第4日 3月 9日)
本日の
議事日程は、お手元に配付のとおりといたします。
◎日程第1 議案第454号の
訂正方について
○議長(
内藤芳秀) 日程第1、議案第454号の
訂正方についてを議題といたします。
お手元に正誤表を配付いたしておりますが、3月2日の本
会議初日に上程されました議案第454号、平成29年度大田市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)に係る
訂正箇所につきまして、説明を求めます。
岡田総務部長。
[
総務部長 岡田 稔 登壇]
○
総務部長(岡田 稔) おはようございます。議長に発言の機会をいただきましたので、この場をかりて、先般3月2日に提案いたしました議案の内容に誤りがありましたので、その訂正とおわびをさせていただきたいと思います。
本日お手元に配付いたしました平成30年第1回
大田市議会定例会議案の訂正についてをごらんいただきたいと思います。
議案第454号、平成29年度大田市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、
補正予算書132ページ、第3
表地方債補正の訂正をお願いさせていただくものでございます。
訂正箇所は2カ所でございます。1カ所目は、補正前の限度額でございます。6億590万円といたしておりますが、正しくは6億3,590万円となります。2カ所目は、補正後の限度額になります。5億7,640万円といたしておりますが、正しくは6億640万円となります。お手数ですが、議案を訂正していただきますようお願いを申し上げます。
本来ですと、
下水道部分と雨水部分合わせて一つの起債の目的とすべきところでありましたが、誤って
下水道部分のみを集計してしまったことによるものでございます。今後は、このようなことがないよう十分注意いたします。
議案訂正について、御理解を賜りたいと存じます。
このたびは、まことに申しわけございませんでした。
○議長(
内藤芳秀) お諮りいたします。
議案第454号の
訂正方については、これを承認することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第454号の
訂正方については、これを承認することに決しました。
◎日程第2
上程議案に対する質疑
○議長(
内藤芳秀) 日程第2、
上程議案に対する質疑を行います。
初めに、議案第437号、平成30年度大田市
一般会計予算を議題といたします。
本案について、御質疑はありませんか。
13番、大西 修議員。
○13番(大西 修) それでは、通告に基づいて行います。
当初予算の概要でございます。13ページの43番、
保育所特別事業でございます。ここには
病児保育について載っております。この
病児保育の具体的な説明をお願いします。
また、そのいろいろな一時保育だとか、そういうふうな保育が、
特別保育が、
公立保育園についての実施方についても伺うものであります。
続いて、14ページ、52番、新しい事業で産後
ケア事業であります。具体的にはどのような内容になるのか、産前産後、産前もあるのかどうなのか、そういうふうな内容についてもお伺いするものであります。
同じく14ページの63番、地域福祉支え合い
推進事業であります。これについて、具体的にどのような内容なのか、そして、どこにどのような支援をするのか、これも詳しく伺うものであります。
続いて、16ページの88番、地域で暮らそう
生活交通応援事業であります。これも具体的な内容でございます。
自治会輸送等の
生活交通を確保する
取り組みを支援するとありますが、具体的な
自治会名などをお知らせください。
続いて、同じく16ページの96番、
防災対策事業でありますが、この中で
自主防災組織の拡充とありますが、この
自主防災組織を新たにどういう地域で計画されておるのかをお知らせください。
最後、19ページの138番、
まちづくりセンター耐震改修事業、これについての具体的な内容。名前として
富山まちづくりセンターが上がっておりますが、これの具体的な内容についてお知らせください。
以上、大まかに6件からあります。よろしくお願いします。
○議長(
内藤芳秀)
大谷健康福祉部長。
○
健康福祉部長(大谷 積)
健康福祉部の関係の質問、3点ほどいただいたというふうに考えております。
まず1点目でございます、43番の
保育所特別事業についてでございます。このうち
病児保育について、まず申し上げたいと思います。
内容につきましては、
病児保育につきましては、幾つかの
サービスがございます。そのうち2つについて、大田市のほうで実施をしております。1つ目は、病後児対応型というものでございまして、これは、児童が病気の回復期でありまして、そのお子さんを一時的に保育をするという事業でございます。実施している園につきましては、
サンチャイルド長久さ
わらび園1園でございます。
それからもう一つでございますが、
体調不良児対応型というものでございまして、これについては、児童が保育園で保育中に微熱を出したというようなことなどに対応するため、保護者が迎えに来られるまでの間、緊急的な対応を行うという事業でございますが、これについては、実施園は、
あゆみ保育園、
相愛保育園、たから保育園、
仁摩保育園でございます。この
病児保育については、
公立保育園では実施をしておりませんという状況でございます。
それと、そのほかの
特別事業についてはどうかということでございますが、概要版のほうの説明に、事業の概要の中に載せておりますけれども、
延長保育等々ございますが、この中で、公立で実施をしておりますのは、
地域活動事業、これを実施をしておるところでございます。以上でございます。
[「52番」と呼ぶ者あり]
○
健康福祉部長(大谷 積) 続きまして、産後ケアでございます。番号で言いますと52番でございますが、これにつきましては、
事業内容につきましては、安心して子供を産み育てることができるようにということで、精神的に不安定になりやすい産後の母親の支援を行うため、産後2週間健診とそれから産後
ケア事業、この2つの事業を実施いたすものでございます。
産後2週間健診については、産後2週間から1カ月までの産婦を対象に、
大田市立病院で健診を実施をいたします。産後
ケア事業は、産後4カ月程度までの産婦を対象に、助産師による授乳や育児の指導、そして心理的な支援を行うという事業でございます。
それと、3点目でございますが、63番、地域福祉支え合い
推進事業についてでございます。この事業については、
社会福祉協議会のほうへ委託をする事業でございます。
取り組みとしては2つございます。1つが、住民が主体的に
地域課題を把握をいたしまして、地域の中で、人ごとではなくて、我が事として、地域で解決を試みる、地域でのその
相談体制づくりを支援するものでございます。初年度、来年度、新年度におきましては、
モデル地域を2カ所
程度設定をいたしまして、こういった地域での体制を整えることを進めていきたいというふうに考えております。
また、2つ目は、
社会福祉協議会のほうに
体制整備ということで
相談窓口を設置をいたしまして、世帯全体の複合化、複雑化した課題を丸ごと受けとめて、
福祉分野に限らず、さまざまな課題をそれぞれの各世帯で持っておられますので、そういったことを丸ごと受けとめまして、
関係機関と連携をして、
地域生活課題を解決するというような、包括的な
相談体制をつくっていくということを進めていきたいと思っております。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀)
原田政策企画部長。
○
政策企画部長(原田 修) 私のほうからは、2点について、事業を御説明申し上げたいと思います。
まず1点目が、88番の地域で暮らそう
生活交通応援事業であります。この事業は、持続可能な
まちづくりを進めておられます
地域運営組織が
自治会内輸送に取り組まれる場合に、市が
輸送車両を購入をして、
地域運営組織に無償で車を貸与したいと、こういう事業でございます、貸与する事業でございます。このたびの貸与先は、
久利まちづくり推進協議会でございます。
仕組みもあわせて御説明申し上げたいと思います。購入に当たっての財源は、
ふるさと寄附金を活用するものでございます。
ふるさと寄附金制度で新たに創設をされました、ちょっと片仮名で申しわけございませんけれども、ガバメントクラウドファンディングという制度が新たに創設をされまして、その目的に合わせた寄附が受けられる制度でございますけれども、新たに創設されたこの制度を活用しまして、全国からいただいた寄附金を財源として車両を購入するというものでございます。このような大田市の
取り組みに対して、久利あるいは大田市からの出身者を初め、こういった事業に貢献したいという寄附者から支援をいただきたいというふうに思うものでございます。
また、この車両を受ける地元としましては、この
運転資格者を確保してもらわなければならないということですとか、
運行経路や運行時間の設定などあらかじめ定めて、その体制が整った後に市は車を貸与したいと思っております。
運営経費は、全て地元です。
利用者負担は、有償ということにはなりませんので、
実費弁償ということから、
燃料代程度というふうに今は考えております。
それと、次に、138番の
まちづくりセンターの
改修事業でございます。これは、旧
富山小学校の一部を活用しまして、
まちづくりセンターを移設、改築しようという事業でございます。30年度は、設計書の作成、31年度に改修をしたいと、このように考えてございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀)
岡田総務部長。
○
総務部長(岡田 稔) 次に、
自主防災組織の拡充についての御質問でございます。まず、その補助金の内容等でございますが、
資機材購入また活動に関しまして、補助金を交付する事業でございます。
そして、
自主防災組織でございますが、平成30年2月現在でございますけれども、47の
自主防災組織が市のほうへ届け出ておられます。組織率にいたしますと38%。なお、29年度中におきましては、1地区、温泉津町において、1地区はこのたび組織化されたということでございます。
ただ、あわせまして、今現在、複数の地区また
自治会のほうから立ち上げに向けての御相談等を受けておりまして、
防災研修の場等にお招きをいただく中で
組織拡充に向けた
取り組みをしているというところでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 13番、大西 修議員。
○13番(大西 修) 最初の
保育所特別事業でございますが、
病児保育は、本当、実際の
病児保育というのは、例えば、開業医さんとか医師がそばにおって、風邪なんか引いたときには、すぐ、看護師さんではなくて医師が診るような、そういう本格的な
病児保育というのは検討されておるわけですか、それを1点お聞きしたいと思います。
それと、地域で暮らそう
生活交通応援事業で
原田部長から大変詳しい説明を受けたんですが、問題は、自動車を無料で
自治会なんかに貸し出したときに、そのときの
運営経費は
自治会のほうで見るわけですが、この車の保険。例えば、
交通事故なんか起こったときなんかは、この車両についている保険なんかはどういうふうになっておるのでしょうか、それをお聞きするものであります。以上、2点お願いします。
○議長(
内藤芳秀)
大谷健康福祉部長。
○
健康福祉部長(大谷 積)
病児保育のことでございます。実際のところ、病院の医師に診ていただけるような状況の中での
病児保育をということでございます。
これについては、今後女性の方の
社会進出が進んでくるということになると、こういったいろんな
サービスを保育園のところで提供して、準備をせないけんというふうな考えは持っておりまして、この
病児保育についても、いずれは何らかの対策をというふうに思ってはおりますが、まだ具体的に実態等を検討していかなければ、実態を調査をまずしたいというふうに思っておりますので、来年度のところで保護者あるいは
関係機関と現場の保育所等々のところからアンケートなりヒアリングをしながら、実態のところの要望等を取りまとめて検討をしていきたいというふうに思っております。
それから、大変申しわけありません、先ほど
特別保育事業の中で、
地域活動事業だけ公立のほうでやっているというふうに御答弁させていただきましたが、訂正をさせていただきます。加えまして、一時預かりのほうも公立のほうで実施をしておりますので、御承知いただきたいと思います。大変申しわけありませんでした。以上です。
○議長(
内藤芳秀)
原田政策企画部長。
○
政策企画部長(原田 修) 車両は市のものでございますので、市が保険を掛けるものでございます。以上です。
○13番(大西 修) いいです。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。
○13番(大西 修) はい。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
17番、
福田佳代子議員。
○17番(
福田佳代子) 平成30年度の
予算組みということで、今回いろいろ
施政方針に基づいて数値が組まれています。それで、その中で、一つは、
地方交付税について、国との関係でお尋ねをしたいと思います。
予算の概要の6ページに載っています。
合併算定がえの影響額ということで、29年度1億1,600万円のマイナスということになっています。
合併算定がえの影響額というのは、これまでもこの議会で話が出ていまして、平成30年度は4,700万円ですか、というふうに聞いていて、29年度が一番大きいのかなというふうに感じております。これが平成33年ぐらいまで大田市においては続くということなんですけれども、29年度のこの1億1,000万円が影響が一番大きいということで、平成30年度におけるこの
合併算定がえの影響額というものがどういうふうになるというふうに見込んでおられるのかお聞かせいただきたいと思います。
この
地方交付税なんですけれども、
地方交付税が2%減ということになっています。それで、
予算組みとしては、5億円の減、前年度と比べて、
一般会計での5億円の減ということになりました。この5億円を減らしていく、前年度やっていた事業から5億円減っていくわけですので、どういったこと、各部ですよね、ちょっと聞いたところでは、10%、各部か各課かわかりませんが、全体的に前年度よりも10%減の
予算編成をというような話も流れていましたので、どういうことであったのかということをお聞かせいただけたらというふうに思っています。
それと、
安倍政権のもとで、格差と貧困というのが非常に広がってきています。今年度の国の予算では、
社会保障費の自然増が6,300億円を5,000億円に絞り込んでいて、
社会保障への影響が大きいということで、大田市もそのことが実際に30年度の予算であらわれているのではないかなということを危惧しております。この国の自然減の影響がどういうふうに30年度、出ているのか、大田市において、お聞かせいただきたいと思います。
それで、ちょっと当初の問題に入ります。
中小企業の事業承継を支援するためということでの
予算組み126万円がつけられました。これは、国のほうで、全体で国の予算69億円というのが予算で組まれていまして、
中小企業の事業承継を支援するということでの予算なんですけれども、この事業を使っての国の補助事業という受けとめ方でいいのか、これは、単年度でなくて、次年度も引き続き継続されていくものであるのかどうなのかということをお聞かせいただきたいと思います。
それから、就学援助について、入学準備金の入学前支給ということで今年度議会の中でも取り上げました。これが中学校の入学準備金ということで実施されていると思うんですけれども、全国の状況を見ますと、中学校での島根県での実施が53%ということになっています、小学校が47%ということなんです、島根県ですね。
平成30年度において、やはり小学校もこの入学前準備金というのを支給すべきではないかというふうに思っていまして、この新年度、どういうふうに考えての
予算編成であったのか、お聞かせいただきたいと思います。
それから、平成30年度、ちょっと見てわからなかったんですけれども、石見銀山の絡みで、らとちゃんバスが運行されていました。これは平成28年の8月から29年の3月ということで、利用者が非常に少ないということなんですけれども、1回の平均が、バス1回運行されるのに5人だったと思います。平成30年度どうなったのかお聞かせください。
それから、中心市街地活性化調査事業です。1,200万円ついております、基本計画策定事業ということで。昨年度と比べて、この分はゼロというふうにここに書かれていますけれども、昨年度の予算では、中心市街地活性化の調査事業ということで310万円の予算がついていました。この調査に基づいて今年度計画策定ということになっているのではないかなと思うんですけれども、そこのあたりはどうであるのか。ゼロというふうに昨年度書かれていますので、絡みがあるはずだがなと思っていますので、説明をお願いいたします。
それから、健康保養都市おおだプロジェクトということで、前市長さんのときに非常に力を入れて提案された事業です。1,437万8,000円、前年度ということだったんですけれども、前年度というか29年度ですね。それが新年度、平成30年度には942万6,000円ということになっています。この立ち上げのために1,400万円も使われたわけですけれども、それで一応準備ができて、今年度ここまで減らしても大丈夫というふうなことで予算が計上されたのか、お聞かせいただきたいと思います。以上、お願いします。
○議長(
内藤芳秀) 上西
財政課長。
○
財政課長(上西 宏) まず、私のほうから交付税の関係についてお答えをしたいと思います。
地方交付税につきましては、全体で5億8,000万円余り、今後トータルで減少していくというふうに考えております。29年度につきましては約1億600万円、30年度には、お示しをしておりますように、1億1,600万円の影響が出るというふうに考えておるところでございます。
それから、30年度の予算で5億円減となったがというところでございます。まず、一般財源につきまして、義務的経費を除く一般財源につきましては、10%カットを実施をしております。これで約3億円の金額が出たところでございます。これに加えまして、臨時福祉給付金、これが1億4,000万円程度、出雲エネセンのごみ処理負担金、これが1億2,000万円程度減となっております。これが全ての要因ではございませんが、この辺を含めまして、おおよそ5億円の減が生まれてきておるというふうに考えております。
それから、国の
社会保障費の関係でございます。さまざまな要因はあろうかと思いますけれども、来年度、大田市のいわゆる民生費でいきますと2.6%の減というふうになっておりますので、若干影響はあるのかなというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 尾田
産業振興部長。
○
産業振興部長(尾田英夫) まず、概要書の11ページの6番、中心市街地活性化基本計画の策定事業についてお答えをいたします。先ほどおっしゃいましたように、本年度310万円の予算がございまして、この中で基礎調査ということで、商工会議所さんが事業主体となって、既存の統計データの整理あるいはアンケート調査、地元への聞き取りなどを行っておられまして、これをもとに来年度の計画を立てるということはそのとおりなんですけれども、計画、前年度をゼロにしておりますのは、計画策定事業として新たに事業を上げさせていただいたということで、関連はございますけれども、計画策定事業としては、前年度はゼロだということで、30年度につきましては、その基礎調査をもとに、マーケティング調査あるいは来訪者のヒアリングとか交通量調査なども行う中で、1,200万円という予算でお願いをさせていただいておるところでございます。
続きまして、14番の健康保養都市おおだプロジェクトということでございます。昨年度から受け入れ団体となり得る団体を育成していくということで取り組んでおります。30年度につきましても、引き続きその受け入れの体制を整備していくということと、具体的な商品造成に取り組んでいくということで30年度予算をお願いしておるものでございます。
続いて、15番の事業承継支援
体制整備事業でございます。これは126万円ということで予算をお願いさせていただいておりますが、これは県の間接補助ということで、先ほどおっしゃいましたように、国からの補助と市の補助を合わせてこういう事業承継の体制を整備するというものでございまして、会議所のほうに大田エリアということで配置をするものでございます。
そして、最後にらとちゃんバスでございますけれども、先ほどおっしゃいましたように、平成29年度、今年度が世界遺産登録10周年ということで、継続して行ってきたわけですけれども、10周年事業として、来年度、検証の年ということで、平成30年度までをこの当初から10周年事業として、定着期として位置づけております。
したがいまして、県との協議もあわせて30年度まではきちっと実施をし、誘客につなげていくということで、若干、規模ですとか詳細な運行の仕方については、もう少し詰めていくことにはなると思いますけれども、前年のような形を基本にしながら運行日数等を調整し、取り組んでまいりたいと。特に30年度は山陰観光DCキャンペーンということで、デスティネーションキャンペーンということが7月から9月までございますので、この期間に合わせてしっかり大田市のほうへ誘客していきたいという考えでおります。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 田中
教育部長。
○
教育部長(田中純一) 就学援助事業についてお答えをしたいと思います。
議員おっしゃいますように、小・中学生のそれぞれ新入学に当たりましての学用品費、これについての前倒しについてでございますけれども、既に中学校、来年の、来年といいますか、ことしの4月、新年度に中学校1年生になる生徒に対しては、この3月、既に今年度予算の中で、前倒しを実施をする予定でございます。
新たに小学生になる児童に対する学用品費の前倒しにつきましては、平成30年度は見込んでおりませんけれども、及ぶ限り早期に対応ができるように対応してまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 17番、
福田佳代子議員。
○17番(
福田佳代子) もう少しお聞かせいただきたい項目があります。項目というか、深めたいところがありますので、お願いします。
合併算定がえの影響額というのは、平成33年度をもって、ほぼ終わるという受けとめ方でいいという、そういうことでしょうか。
それで、トップランナー方式のものが、これもマイナスで425万円ということで出ています。このトップランナー方式の内容としては、行財政改革を実施した、進めた自治体については、このトップランナーでの
地方交付税が配分されるということになっているやに聞いております。大田市においては、平成30年度は今、マイナスということなんですけれども、行革を進めていけば
地方交付税がふえるということ自体がおかしいと思うんですけれども、これが新年度のこのトップランナーでのこの
地方交付税減というのはどういう理由であるのかというのをお聞かせいただきたいと思います。
それと、先ほど言いました
合併算定がえは、平成33年度でもってもう終わるのかというのもお聞かせいただきたいと思います。
それから、らとちゃんバスですけれども、これ220万円の
予算組みがされています。30年度も実施されるということなんですけれども、普通に考えて、こんなに利用客が少ないのにまたやるということは、どうかなと思うんです。市民には、さまざまな手数料の引き上げというのも出てきて負担増を押しつけておきながら、そんなに利用者がいない。費用対効果ということを考えたときに、誰が見ても、1回に5人しか乗っていないバスを運行させてというふうな、私は納得いきません。県との絡みもあるようですけれども、やはり、方向転換をしていくということで、いずれにしても、皆さんの大事な税金ですので、内容を切りかえていくという。例えば、このらとちゃんバスの、何年間されたんですか、3年間ぐらい続いているんでしょうか。とにかく、全体像を見て、やめるべきというふうに思っていますので、もう一度お願いをいたします。
それから、先ほど事業承継ですよね、この事業承継について、新しい事業です。これが新年度だけではなくて、次年度も、その次も国のほうからの補助があって、続けられる事業なのか。こうしたものは、単年度では効果が出てきませんよ、そこをお聞かせください。お願いします。
○議長(
内藤芳秀) 上西
財政課長。
○
財政課長(上西 宏) まず、
合併算定がえでございます。これは、御指摘のとおり、33年度で終了をすることとなっております。
それから、トップランナー方式でございます。これは、全18業務対象となっておりますけれども、大田市に影響があるのが16業務でございます。今年度420万円余りの影響額があると出しておりますのは、校務技能員の配置に伴う影響額が420万円余りというふうに計算をしておるところでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 尾田
産業振興部長。
○
産業振興部長(尾田英夫) まず、らとちゃんバスについてでございます。先ほど申し上げましたように、その世界遺産登録10周年事業の中での位置づけで、定着期ということで実施するものでございまして、方法につきましては、先ほど申し上げましたように運行日数の調整ですとか、なるべく島根県内に入っていただいた方に、石見のほうに寄っていただきたいと、こういう思いで実施するものでございまして、仕組みをしっかりと、昨年までの事象なり課題なりを整理して、今年度しっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。
先ほどの事業承継の推進員の設置でございます。答弁漏れでございました、来年度はどうかということでございます。
これは、まち・ひと・しごとということで、県からその推進交付金の一部を活用したもので、県を通じて大田市、それぞれ商工会議所に補助をするものでございますので、これはこの単年度1年ということではなくて、予算のほうは毎年度議会のほうにお願いをしてまいりたいと思っておりますけれども、少なくとも2年、状況を見てまた3年目をお願いするというような形で、実績を見ながら対応してまいりたいと、1年で終わるものではないということでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。
○17番(
福田佳代子) はい。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
12番、林 茂樹議員。
○12番(林 茂樹) 済みませんけれども、2点ほどお願いをしたいと思います。
1点目は、街なみ環境整備事業、15ページの74番ですか、これ昨年度は3,280万円ですか、それが大幅に7,830万円ということに増額になっておりますけれども、その内容についてお知らせをいただきたいというふうに思います。
もう1点は、17ページの114番、学力・教育力向上プロジェクト事業、これが減額になっている、大幅に、ということについて、一応これ全て完了しつつあるのかなということで捉えておりますけれども、この減額になった理由等についてもお知らせをお願いしたいと思います。以上、2点お願いします。
○議長(
内藤芳秀) 川上
建設部長。
○
建設部長(川上節夫) 林議員さん御質問の街なみ環境整備事業でございます。前年度、本年度は3,280万円でございまして、来年度は7,830万円ということで、大幅な増額ということでございますけれども、本年度は、先ほど来出ております世界遺産10周年、登録10周年記念、こういった関係もございまして、世界遺産区域内での工事期間、これを制限しておりまして、こういった予算になったということで、来年度からは平常どおりに戻るというものでございます。
なお、参考までに、平成31年度までの事業でございます。以上です。
○議長(
内藤芳秀) 田中
教育部長。
○
教育部長(田中純一) 学力・教育力向上プロジェクトの減額の理由でございます。これにつきましては、小学校の3・4・5年のいわゆる20人以上を要する多人数学級に対して学習支援員をつけるということで、平成29年度実施をしてまいったところでございます。
その後、20人学級の数が減じたということ、それから、学校の現場実態の中で、例えば介護の支援員でありますとか、そうした他の支援員と合わせた弾力的な運営ということを検討した結果、学習支援員を減じたと、減らしたということで、その人件費部分が減額になったということでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 12番、林 茂樹議員。
○12番(林 茂樹) この学力・教育力向上事業につきましては、ここ数年来やっておられると思います。その中で、私が感じておるのは、本当に大田の子は学力は上がったのかなということの中で、もう少し充実をしていただければ、なおいいのではないかなという思いの中から、この減額になったということについて、少しやはり疑問を感じたものですので、そこら辺で、やはり子供の学力をどう上げてくるかということについて、もう少し統一した、次の小・中学校ですか、事業でもつくられておりますので、やはり教育委員会としてもそういった学力向上のカリキュラムをつくる中でやるとしていくためには、もっと予算が要るのかなという思いの中でお聞きしましたんで、今後ともまたひとつよろしくお願いいたします。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。
○12番(林 茂樹) はい。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
1番、木村幸司議員。
○1番(木村幸司) 1点だけ総括的なことについてお聞かせを願いたいかなと思っております。
御存じのとおり、議会は議会として議会報告会を開催をする中で、市民の皆さんの御意見をお伺いをして、聞いてまいりました意見につきましては御報告もし、御回答もいただいているところでございますけれども、恐らく、そうした議会の聞いてまいったこと、この予算等々に御反映をいただいているというふうに思うところでございますけれども、実際そういった点、どういった点で反映をしているというふうにお考えといいますか、ということら辺について、ちょっとお聞かせを願いたいなと思います。
○議長(
内藤芳秀) 木村議員にちょっとお尋ねですが、議会報告会を通して、いろいろその地域から具体的に御意見なり要望なりが出たことに対して、今年度予算にどう反映したか、そこのところの御質問だっただろうと思います。例えば具体的に、どういうところについてということがありますか。
1番、木村幸司議員。
○1番(木村幸司) 具体的にというところではないんですけれども、いわゆる、こういう意見をもらっているよ、では、こういうところを反映をしたという点があればお聞かせ願いたいなというところでございます。
○議長(
内藤芳秀) 木村議員にお伝えいたしますが、少し具体的にお聞きいただければ、質疑としてお答えもできるかと思いますけれども、もう少し具体的に、事例をもって。
1番、木村議員。
○1番(木村幸司) 具体的ということではないんですけれども、こういったとこら辺で議会からの御意見をいただいたので、反映をしたというお考えがあればお聞かせ願いたいなと思ったところでございまして、なければ別に結構でございますが、一応議会としても、報告会等々する中で、意見を聞いてまいって報告もさせていただいているところでございます。できましたら、こういったところに反映をさせていただきましたというような御意見がいただければうれしかったかなというところでございます。以上です。
○議長(
内藤芳秀)
原田政策企画部長。
○
政策企画部長(原田 修) 29年度に議会報告会から出された項目については、我々は、予算だけではなくて、さまざまな政策課題に対して今後どう取り組んでいくかですとか、あるいは、例えば行政の仕組みだとか、あるいは、市の姿勢などもさまざまな観点からいただいております。その中で、やはり予算が伴う事業で直ちにできること、そうでないこともいろいろあろうかと思います。
私の政策企画部の関係でいいますと、例えば、富山での
まちづくりセンターの改修を何とかしてほしいというふうな強い要望もございまして、それは、市が進めている公共適正化計画の中で、その適正性と実効性などを十分に勘案して、今回富山については改修に至ったということでございます。
そのほか、産業振興部のほうでいけば、神楽を活用した
取り組みをしてはどうかというふうなことにしても、新たに神楽振興のための政策が、予算が今回計上されたということもあります。
いろいろな意味で、課題だとかも多く寄せられておりますので、我々としてはしっかりとそこのところを考えながら、市民の声というものを大事にしながら、政策あるいは予算反映に努めてまいりたいと、このように思っておりますのでよろしくお願いいたします。
○議長(
内藤芳秀) 木村幸司議員。
○1番(木村幸司) ありがとうございます。
実際にどういった部分で反映をしているかというのをお伺いをしたいわけではございませんで、議会は議会として、議会報告会をする中で、市民の皆様の意見を伺ってまいります。それを報告をして、執行部のほうからも、当然のことながら御回答いただいているところでございますけれども、そういったところをいろんな施策あるいは予算のほうに反映をしていただいているということがお伺いをしたかったところでございまして、引き続き、恐らく次年度も議会報告会等をする中で、議会は議会として、市民の皆さんの御意見を聞いて帰るはずでございますので、引き続きそういった面、配慮する中で、いろんな施策を展開していっていただきたいなと望むところでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第438号、平成30年度大田市
国民健康保険事業特別会計予算から議案第446号、平成30年度大田市
下水道事業特別会計予算までの予算案件9件を一括議題といたします。
本案9件について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
続いて、議案第447号、平成30年度大田市
水道事業会計予算を議題といたします。
本案について、御質疑はありませんか。
17番、
福田佳代子議員。福田議員、マイクを……。
○17番(
福田佳代子) 2点ほどお願いいたします。
予算書の、まずは26ページで、負担金というところで、出雲市上水道事業共同化に係る負担金260万円というのが出されています。これはどういう内容なのかお聞かせいただきたいと思います。
それから、22ページの三瓶浄水場運転監視業務等ということになっていまして、これは、民間のほうに業務委託をされたことであるかなと思っているのですけれども、等ということになっていますので、この内容についてお聞かせいただきたいと思います。以上、2点です。
○議長(
内藤芳秀) 大野
上下水道部長。
○
上下水道部長(大野秀穂) 2点の御質問をいただきました。
まず、上水道事業の共同負担金でございます。これにつきましては、朝山町仙山、島津屋地区におきまして、出雲市水道事業と施設共同化の給水を行っております。これに伴うところの建設費及び負担金を毎年出雲市のほうに負担をさせていただいております、の金額でございます。
続きまして、三瓶浄水場の関係でございますけれども、これは、恐れ入ります、委託内容についてということでよろしいでしょうか。
○17番(
福田佳代子) はい。
○
上下水道部長(大野秀穂) 三瓶浄水場の委託につきましては、平成29年度、ことしより包括的な委託契約ということで、簡水統合により12の水道組合を合同する中にありまして、施設の点検等、約135カ所等、あと水質検査等を含めまして、三瓶浄水場の管理委託を実施をさせていただいております。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 17番、
福田佳代子議員。
○17番(
福田佳代子) 出雲市上水道事業共同化ということで、内容はわかりました。
ただ、出雲市というのが出てきましたので、政府のほうは、上水道事業についても広域化するということを打ち出してきています、広域化するということをですね。それで、それに関係するのかなということでお聞きしたんですけれども、わかりました。今のはよろしいです。
それと、三瓶浄水場の業務委託ということなんですけれども、これ市が直営でやっていたことだと思うんですけれども、平成30年度において、市がやっていたのとどのぐらいの、その差というのは、経費が下がったのか。その差というのは、大体でいいですけれども、わかるでしょうか。お願いします。
○議長(
内藤芳秀) 大野
上下水道部長。
○
上下水道部長(大野秀穂) 業務委託につきましては、毎年のように少しずつ形態を変えていっておりますので、例えば28年度対比、29年度対比ということになりますと、なかなか金額的に内容も変わってきておりますので、把握しにくい部分がございます。
その中にありまして、今現在委託をしている三瓶浄水場の勤務形態、これを、例えば直営で行った場合との対比はどうかということであれば、金額は申し上げられますが、それでよろしゅうございますか。
○17番(
福田佳代子) はい。
○
上下水道部長(大野秀穂) これにつきましては、全体を直営でいきますと、約1億800万円の金額がかかろうと試算をしております。その中にありまして、ただいま現在出しております包括的委託、これが約8,900万円という金額でございますので、約1,900万円程度の事業の減となっている状況でございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。
○17番(
福田佳代子) はい。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第448号、平成30年度大田市
病院事業会計予算を議題といたします。
本案について、御質疑はありませんか。
18番、石橋秀利議員。
○18番(石橋秀利) 説明資料の4ページの債務負担行為というのが3点載っておるのですけれども、前回のとき御説明いただいたわけでございますけれども、私のほうがちょっと聞き漏らしたような点がございますので、それと、この制度の実際どのような効果が上がっているのかどうかということも御説明願いたいと思います。以上、お願いします。
○議長(
内藤芳秀) 近藤
市立病院事務部長。
○
市立病院事務部長(近藤昌克) 4ページの債務負担行為についての内容のお問い合わせというふうに理解しております。
まず、看護職員修学資金貸付金につきましては、月額5万円の貸与額を2名分、4年間ということで計上しているもので、限度額を480万円と計上しております。医学生奨学金につきましては、5、6年生を対象に、月額10万円を3名分、2年間でございます。薬学生奨学金につきましては、これが新規の項目となってまいりますけれども、5、6年生を対象に、月額5万円、2名分を2年間ということで予定をしているものでございます。
なお、状況等について申し上げますと、看護職員修学金につきましては、現在、貸与決定者数、これも制度を始めましてから56名の貸与を決定しておりまして、現在、当院の就業者数が38名といった状況でございます。医学生の奨学金につきましては、昨年度から
取り組みを行いましたが、昨年度のところで2名の貸与を決定させていただきまして、うち1名が平成30年4月に初期臨床研修医として当院に着任するということとなっております。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 18番、石橋秀利議員。
○18番(石橋秀利) 今のお話聞きますと、ある程度の効果があるということがよくわかりましたので、先ほどの説明の中で、ちょっと私が、看護師さんというのは非常に優遇されているなというふうな認識を持っております。
といいますのが、例えば医学生の場合は、6年間大学行きますので、相当の学費というものを払うと思うんですよ。それに比べて看護師さんは、3年間ですか、4年間ですか、失礼しました、4年間で、どう見ても、その考えでいくと、お医者さんのほうがもっと出さなきゃいけないのではないかなというふうに感じが思っております。そうすれば、もっとお医者さんも、今、非常に医者不足でございますので、看護師さんよりも以上に出せば、もっと今、どうせ新しい病院ができるわけですので、がわだけいいのができても、内容がよくなければどうにもなりませんので、ぜひともやはり、少なくとも医学生のこの貸付金の、もう今のものよりもちょっと上げていただければ、私はもっと応募してくれるのではないかというふうに。
それから、先ほど新しく奨学生資金、薬学生の問題についてもそうです。今伺えば、5万円ですよ、この薬学生も6年行くんですよ、学費だけで1,200万円ぐらいかかるのですよ、現実に。それで、ほとんどの方が奨学金をもらっております。そうしますと、当然卒業した後、就職したらすぐ返済が来ますので、そうしますと、病院とかへ勤めたくても、給料が安ければ、返済ができないわけなのですよ。
といって、この辺の薬局では初任給700万円ぐらいで、平気で募集しておりますので、だから、幾らいい人材を集めようと思っても、なかなか来ないんですよ。以前にも、部長さんですが、各大学を歩かれて募集された等も伺っておりますけれども、あれから実際にふえたわけですか。実際はもう、私の聞いた中では、そうはふえていないと思いますので、ぜひとも、もしされるんであれば、もうちょっと奨学金の金額を上げていただいて、もっと実際に、現実に受けれるようにしていただきたいと思います。以上です。
○議長(
内藤芳秀) 近藤
市立病院事務部長。
○
市立病院事務部長(近藤昌克) 医・薬の奨学金のところについての貴重な御意見賜りました。昨年から医学生、ことしから薬学生のを始めるわけでございますけれども、今回5、6年生を対象としたというのは、就職を直前にした、ちょうど意識をしていただく時期を対象に考えたわけでございますけれども、効果の状況等もにらみ合わせながら、ただいまいただきました御意見も踏まえて、さらに内容のほうは検討させていただきたいというふうに考えております。よろしく御理解ください。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第449号、平成29年度大田市
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。
本案について、御質疑はありませんか。
13番、大西 修議員。
○13番(大西 修)
補正予算書の14ページ、26番、社会福祉費の臨時福祉給付金の給付事業。実績見込みによる減が1,240万円上がっております。これは、もらえる資格があるのにもらいに来なかった人の人数なのか、そこら辺の、臨時福祉給付金が満額できなかった、その理由とか、そういうふうなことについてお伺いをいたします。これが1点です。
それから、17ページの49番、病院費であります。病院事業会計の負担金が691万6,000円ということで、実績見込みによる増ということで、国県からの補助金はマイナス、一般財源から2,200万円ということなんですが、29年度の予算、実績の中で、病院費に使った
一般会計補助金と
一般会計負担金、市からの
一般会計からの補助金、負担金は総額幾らになるものなのか、それを伺うものであります。
以上、2点でございます。よろしくお願いします。
○議長(
内藤芳秀)
大谷健康福祉部長。
○
健康福祉部長(大谷 積) まず、臨時福祉給付金の御質問でございます。26番でございますが、この実績見込みによる減ということで、これについては、本来もらえる方がもらえなかったのかという御質問でございますが、当初予算におきましては、なかなか実態として、確実な対象者を把握することができませんでした。国のほうの対象者の試算の仕方ということで、一定の算式によりまして計算をして、全体で大田市の場合は8,700人程度おられるのではないかということで、概算で要求を予算をつけておりました。
結果、そのうち7,940名の方に来ていただいたということで、交付率は91.2%ということで、これは、ほぼほぼ大田市の対象者の方に交付ができたのではないかというふうに思っております。
過去何回かの臨時給付金もございますけれども、それについても同じように平均90%程度の交付をしておりますので、今回の給付金についても90%を超えて給付ができているということから、ほぼほぼ対象者の方には行き渡っているのではないかというふうに思っております。
続いて、病院の負担金でございますが、ちょっと数字を手元に持っておりませんので、後ほど回答させていただければというふうに思っております。
○議長(
内藤芳秀) 近藤
市立病院事務部長。
○
市立病院事務部長(近藤昌克) 病院会計の負担金の関係でございますので、私のほうからお答えさせていただきます。合わせて8億3,452万3,000円となっております。
○13番(大西 修) 8億円。
○
市立病院事務部長(近藤昌克) はい。
一般会計繰入金総額でございます。
○13番(大西 修) いいです。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか、大西議員。
○13番(大西 修) はい、いいですよ。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
12番、林 茂樹議員。
○12番(林 茂樹)
補正予算書の24ページになりますけれども、学校管理費、マイナスの1,700万円になっておりますけれども、これの経過等について、少し詳細にお伺いをしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(
内藤芳秀) 田中
教育部長。
○
教育部長(田中純一) これにつきましては、かねてから民間事業者から温泉津中学校の校舎、校庭、プールの一括での譲渡の希望がありましたところでございます。この要請によりまして、その後、御活用いただけるように対象用地の確定等、準備を進めてきておったところでございますが、結果として、お互いの条件が合わなくて、譲渡に至らなかったということでございます。
この1,700万円につきましては、その校庭の中に、いわゆる水道管が埋設をされておりまして、その水道管の移設経費にかかわる、設計あるいは移設工事費ですね、これにかかわる経費1,700万円が不用となりましたので、減額補正ということをさせていただいたところでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 12番、林 茂樹議員。
○12番(林 茂樹) この1,700万円、不用になっておるわけなんですけれども、どういう経過の中で、条件が合わなかったと、こういうことですけれども、大田市側が提示された条件と向こうが言っている条件の中で、どうつり合いがとれなかったのか、そこら辺についても、これはお伺いがしたいがなというふうに考えております。
それで、1点は、非常にこの件につきましては、今の業者の方が買う、買わないの話にあると思いますけれども、隣に耐震性のない校舎もございます。そういったところで一括購入をされるような要望をされたのか、または、そうでなくて、主に賃貸し等の話もされたのか、そこら辺について、条件的に合わなかったと、こういうことがあれば教えていただきたいなと思っています。よろしくお願いいたします。
○議長(
内藤芳秀)
原田政策企画部長。
○
政策企画部長(原田 修) 話し合いは、個別の協議の内容でありますので、企業が求められている内容と我々との話というのは、この場では控えさせていただきたいと思います。御了解いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
内藤芳秀) 12番、林 茂樹議員。
○12番(林 茂樹) これは、私も小耳には挟んでおりますけれども、いろいろあるでしょうけれども、本来この借地または売買という場合は、通常で言うならば、ある程度、仮契約をする流れの中で予算を組むべき話ではなかったかなというふうに感じて、最終的にこの契約が至らなかったと、こういうことであるならば、仮契約というのを本来は結ぶ中で予算計上すべき問題だったのかなと思うんですけれども、そこら辺が合意に至らなかったと、こういうところで、先ほど田中
教育部長、言われましたように、それぞれの条件が一致しなかったよと、こういうことで御答弁があったんで、どういう条件の中でこれが一致しなかったのか、そこら辺についてちょっとお聞きをしたかったんですが、それ以上答えがないということであれば、この件はこれでおきますけれども、私、考えていますのは、やはり一つの物事は、仮契約をして、本契約に行くと、この道筋がやはりきちっととられていれば、こういうことは恐らくなかったんだろうなというふうに思いますので、今後ともひとつよろしくお願いをいたします。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
17番、
福田佳代子議員。
○17番(
福田佳代子) 1点ほどお願いします。13番目の地域おこし協力隊員の募集の見送りによる減ということになっていますが、内容を教えていただけますか。
○議長(
内藤芳秀)
原田政策企画部長。
○
政策企画部長(原田 修) 大田市では、さまざまな
地域課題の解決に、地域おこし協力隊が来ていただいて、配置させていただいておりますけれども、30年度の配置、新たに1名の配置に向けて、地元協議を進めておりました。その協議が調った段階で全国公募をしていくというスケジュールで進めていたわけではありますけれども、その協議そのものがまだ調わなかったということから、29年度は予算を減額したということでございます。
引き続き、その協議のための努力は今しておるところでございますので、この内容については、30年度に繰り越しているというふうに御理解いただきたいと思います。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。
○17番(
福田佳代子) はい。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第450号、平成29年度大田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)から議案第454号、平成29年度大田市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)までの予算案件5件を一括議題といたします。
本案5件について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
続いて、議案第455号、平成29年度大田市
水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。
本案について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
続いて、議案第456号、平成29年度大田市
病院事業会計補正予算(第4号)を議題といたします。
本案について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
ここで10分間休憩をいたします。
午前10時13分 休憩
午前10時24分 再開
○議長(
内藤芳秀) 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。
続いて、議案第457号、代官所地役人遺
宅宗岡家の設置及び管理に関する
条例制定についてから議案第460号、大田市
空家等対策協議会設置条例制定についてまでの条例案件4件を一括議題といたします。
本案4件について、御質疑はありませんか。
17番、
福田佳代子議員。
○17番(
福田佳代子) 最初に、459号、振興条例ですね、
中小企業振興条例。この条例については、今回提案されたということで、私は評価したいと思っております。大田市内の業者の皆さんに、本当にぜひ頑張っていただきたいなと思っております。
お聞きしたいのは、市民の理解と協力という第10条というのが上がっています。製品や
サービス等を積極的に活用するよう努めるということなんですけれども、これは、具体的にはどういうふうになるのかということをお聞かせいただきたいということと、市内の業者の皆さんは、大田市民の方が市外のほうにいろいろ物を買いに行かれたりとか、その
サービスをよそのところで受けられるとかということで、何とか地元に協力してもらうといいがという話は本当によく聞いておりますので、市民への協力というところが皆さんに理解してもらうという点では、どういうことをされるのかということを知りたいと思いますので、お願いしたいと思います。
それから、460号の空家等対策協議会というのがつくられます。委員は15人ということなんですけれども、この委員の公募というのはないのかどうか、お願いをいたします。
○議長(
内藤芳秀) 尾田
産業振興部長。
○
産業振興部長(尾田英夫) 議案第459号の大田市
中小企業・
小規模企業振興条例制定に関するものでございます。その中で、第10条の市民の理解と協力というところでございますけれども、本条例を制定いたしまして、その有効性を確保していくということを目指せば、やはり、市民の皆さんの御理解と御協力というものは、もう欠かせないものだというふうに思っておりまして、具体的に申し上げれば、地元の皆様方に地元の企業を御利用いただいて、そのことが地元の経済の発展につながっていくんだというようなことを御理解いただきたいなということでございます。
当然地元の企業の皆様方も、なるべくその地元の皆さんに使っていただけるようにということの努力はしていらっしゃいますが、やはり、両方が一緒になってやっていっていただきたいということで、こちらに市民の御協力をいただきたいという意味合いで、条項を設けたものでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 川上
建設部長。
○
建設部長(川上節夫) 空家等対策協議会の委員の候補はということでございます。説明資料でもお示ししておりますとおり、15名以内で組織をすると。
○議長(
内藤芳秀) 公募だったと思います。
○
建設部長(川上節夫) 公募については、現在のところ、考えておりません。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 17番、
福田佳代子議員。
○17番(
福田佳代子) この振興条例のほうですけれども、いずれにしましても、市内循環型経済をつくると、大田市の販売される、大田市のものを買っていただく。そして、それが業者の利益になっていることで、できるだけ市内のいろんな財源というか、お金が外に出ないように、市内循環型というのを目指さないといけないということ、私もこれまでずっと言ってきていましたので、理解と協力ということで、お互いがどのように具体的にこの10条に基づいてされるのかというのは、今の御答弁では見えてきませんけれども、ぜひ広報を初めとして、いろいろな機会を通じて、このこうした条例ができたという意義なりを訴えていただいて、循環型の社会を目指していただきたいということをお願いしておきたいと思います。以上です。
○議長(
内藤芳秀) 尾田
産業振興部長。
○
産業振興部長(尾田英夫) 本条例につきましては、こういった大切さを知っていただくということの理念を含めた条例でございますので、私どもとしても啓発に努めてまいりたいと思いますし、先ほどおっしゃいましたような地域経済の循環というものは、私どもの目指すところでもございますので、しっかり取り組んでまいりたいと思っております。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。ほかにありませんか。
19番、清水 勝議員。大丈夫ですか。
○19番(清水 勝) 元気ですから参った次第でございますから。
最初に、457号です。宗岡家の扱いであります。ほかに渡辺家とか河島家等々もあります。こういうところとの兼ね合いも当然必要だと思います。今では、指定管理の扱い等々についても、いろいろあると思いますけれども、宗岡家につきましては、当面直営でこの種の扱いをやっていくという内容で受けとめておるところであります。
でありまして、今後に指定管理の扱い等々を含めまして、考えがあるのかどうなのか、そういう扱い等を含めてお考えを一つにはお聞かせいただきとうございます。
といいますのは、渡辺家に関しましては、いろいろ裁判等を含めて、扱いが円満に今、解決した状況も、経過があるわけですから、そういう点については慎重な上にも慎重な扱いが必要ではないかなという、感じる点からお尋ねするわけであります。
もう一つは、459号であります。これは、これも新設条例ですけれども、大田市においては、この
中小企業あるいは小規模企業は非常に多うございます。いずれにしても、ここに条例が制定されるわけですけれども、大田市の責務、第4条ですね、これ見てみますと、振興施策の立案及び実施に関することを市の責務とし、
中小企業・小規模企業の受注機会の確保に努めることを規定しております。
この市の責務について、もう少し具体的に、どういう方向にあるのか、そういう点について、いま少しお聞かせをいただきとうございます。
以上、2点だけであります。
○議長(
内藤芳秀) 田中
教育部長。
○
教育部長(田中純一) 宗岡家の活用についてということでございます。宗岡家の活用につきましては、基本的に熊谷家でありますとか河島家あるいは渡辺家とは差別化をして、宿泊機能を中心にしながら、貸し館公開事業、こういったものの機能を持つ施設として稼働させていきたいというふうに基本的に考えております。
そうした中で、いわゆる宿泊機能を持って活用していくということについては、やはり、直ちに稼働させるということについては、材料が少ないということで、基本的な枠組みとしては、平成32年の4月以降の指定管理の導入を目指しつつ、それまでの間の2年間は、直営でさまざまな試行をしていきたいというふうに考えております。今考えておりますのは、例えば、通常よりも廉価な、例えば大学生等に提供できるような宿泊、こういったものを中心にしながら、体験を含めたもの、あるいは素泊まり、こういったものについて検討していきたいというふうに考えております。
その上で、
指定管理者につきましては、もちろん全国公募ということになろうかと思いますけれども、地元の皆さん方の中にも意欲ある方々はたくさんいらっしゃいます。そうした観点も加味をしながら、今後慎重に検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 尾田
産業振興部長。
○
産業振興部長(尾田英夫) 議案第459号の第4条のところでの市の責務というところでございます。具体的にというようなこともございますけれども、先ほども御答弁申し上げましたとおり、理念条例ということで、その具体的な案件についてということではございませんけれども、こちらに市の責務としておりますのは、本条例を推進するに当たっては、非常に行政の役割は大きいというふうに思っておりますので、責務という形であらわしております。
また、公正な競争のもとで、市が率先して
中小企業あるいは小規模企業の受注機会の確保に努めていくことが必要であるというふうに思っておりますので、そのような
取り組みとして進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 457号、宿泊機能ということをおっしゃいましたですけれども、今でも渡辺家等々においては、宿泊機能は備えておられると思います。違いますかいね。
いずれにしましても、宿泊機能、これを調査するということにつきましては、さらなる詳細な規則といいますか、ルールが必要になってくるのではないかなという感じがしております。でありますから、そういう面につきましては、しっかりとした条例等、あるいは規約等、整理する中で、私は、対処していくことは大事ではないかなという感じがしたものですから、改めて宿泊機能、あるいは、やがては委託するということを含めまして話があったものですから、私のほうから改めて意見を申し上げときます。
次に、
中小企業の関係であります。当市においては、極めてこの種の企業が多うございます。関係する内容が、関係する企業が非常に多いなという感じで私はこの条例を見ておるところですけれども、いずれにいたしましても、この条例が生かされる中で、大田市の
中小企業あるいは小規模企業が立地することは、極めて大事ではないかなと思います。
しかも、あと1カ月切った段階での実施施行になっております、施行日はね。でありますから、曖昧な内容ではなくて、既に詳細なルールもしっかり持つ中で対応して、市内の
中小企業等々が立派に育っていくように、私は、この条例を生かす中で対応していくことが大事だということをさらに申し上げておきます。意見がありましたら聞かせてください。
○議長(
内藤芳秀) 田中
教育部長。
○
教育部長(田中純一) 渡辺家については、宿泊機能はないということでございます。そのように御理解いただきたいと思います。
宗岡家につきましては、まさに宿泊料金のところをいかに設定するのかというところが、いわゆる試行の中心的な課題になろうかというふうに思っております。
そうした試行を踏まえながら、条例については、このたびの新設、それから、恐らく想定でございますけれども、来年の3月あたりには第2段階として、そうしたその宿泊料金等を定めた条例改正をお願いすることになろうかというふうに考えております。そういうふうな想定のもとで進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 尾田
産業振興部長。
○
産業振興部長(尾田英夫) 議案第459号についてでございますが、しっかりとこの条例の趣旨が地域に浸透していきますよう、我々としても努めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本条例案件4件に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第461号、
公益的法人等への大田市職員の派遣等に関する条例の一部を改正する
条例制定についてから議案第475号、大田市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する
条例制定についてまでの条例案件15件を一括議題といたします。
本案15件について、御質疑はありませんか。
19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 461号ですね、
公益的法人等への大田市職員の派遣に関する条例の制定についてであります。
この種の法律に関しましての、過去にいろいろ苦い経験があると思います。公益法人への公務職員の派遣等については、いわゆる、悪い言葉で言いますと、天下りですね、こういう文言が過去に大変大きな話題になったと思います。
でありまして、私は、はっきりとした整理をしておかなくては、ややもすると、天下り的な方向で扱われる状況があるのではないかなと、復活するおそれがあるのではないかという感じがしておるところであります。でありまして、この再任用職員も含めての扱いでありますから、ぜひ私は、こういう面については細部的なルールを決める中で、申し上げましたように、天下り的な問題が起きてはならないと思いますので、そういう面について、対応方をいま一度確認をさせていただきとうございます。
○議長(
内藤芳秀)
岡田総務部長。
○
総務部長(岡田 稔) 議案第461号についてでございます。この派遣についてでございますけれども、これにつきましては、
公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律というものがございます。その中で、あくまでも、地方公共団体が人的援助を行うことは必要と認められる、逆に言いますと、公益法人等が地方公共団体の職員に応援を求めたいというときに、これは派遣をいたすものでございます。
そういった中で、現在、当市においては、観光協会のほうへ1名職員を派遣をいたしております。したがいまして、そこについては、ただ、今現在では、正規職員のみが派遣できる対象といたしております。そこに今、再任用職員、今後定年退職等によってふえていくわけでございますが、必要に応じては、その派遣先のほうから職員の派遣というときに、その再任用職員も当然派遣できる環境をこのたびつくっておきたいということで、このたび条例改正をお願いするものでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 今、部長がおっしゃいましたように、私は、正規職員が派遣の扱いで、確かにあります。ありますけれども、60歳で退職後、再任用という扱いも含めて、今後はこの扱いを広げますよという条例だと思います。でありまして、申し上げますように、過去にいろいろありました。大田の例を言っておりません、全国的にです。でありますから、そういうことが再来をしてはならないと私は思います。そういう詳細なルールもしっかりと押さえる中で、私はこの条例のスタートしてほしいなという強い思いから訴えておるところでありますから、一層のご認識を深めてもらいたいなという点を提起をしておきます。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
13番、大西 修議員。
○13番(大西 修) 私は、475号、大田市消防団員等の公務災害補償条例の関係ですが、今、消防団員の募集が非常に困難をきわめる中で、こういうふうな損害補償の基準を下げていくような条例改正は、大田市にとっては非常に不利になるのではないかと思うわけです。特にその配偶者が下がっていく、それから、配偶者の場合は父母等が下がっていく、そういうような条例改正なんですが、これについて、内容を説明していただきたいと思います。
○議長(
内藤芳秀) 幸村
消防部長。
○
消防部長(幸村卓己) この条例改正でございますけれども、平成28年、一般職員の給与に関する法律の中で、扶養手当について改正されまして、平成29年4月1日以降、扶養手当の支給額が段階的に変更されるというものでございます。今年度当初も、これも激変緩和措置というところで、平成29年、平成30年度で減額をするということで、今年度当初にも減額をさせていただいて、来年度、4月1日からまた変更するものでございます。
御質問ございました、この消防団員の募集、確かに全国的に非常に困難をきわめております。高齢化、過疎化進みまして、全国的には非常に困難をきわめているという実態は確かでございますけれども、本市におきましては、議員御承知のように、条例定数844、非常に皆さんの御協力、呼びかけのもとに条例定数を満了しているという状況は続いております。
この全国的に募集をきわめるのが困難な状況の中、確かにこの扶養手当に基づく加算額というのは下がってまいりますけれども、以前もこれをお答えいたしましたけれども、そのかわりといたしまして、消防団を中核とする地域防災力の充実強化法、これに基づきまして、消防団員に対する退職報償金、これは一律5万円の増額がなされております。そしてまた今後、消防団員の年報酬、そして装備品の充実等々もさらに増額、そして充実がされていこうとしておりまして、消防団に対する手当、処遇改善は、国におきましても今後さらに強まっていくと思います。
この損害補償ということでございますので、まず、我々が目指すところは、現場では、決してこういう事案が起きないように、また装備品、安全装備品をさらに充実等々いたしまして、安全管理を進めてまいりまして、こういう事案が発生しないように、最大限の努力は努めてまいりたいと思います。以上です。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。
○13番(大西 修) はい。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本条例案件15件に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第476号、財産の
無償譲渡についてから議案第482号、三瓶こもれ
びの広場(管理棟)の
指定管理者の指定についてまでの一般案件7件を一括議題といたします。
本案7件について、御質疑はありませんか。
19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 477号であります。かねてから仁摩道の駅の扱いについては、購入の面積も余りにも広過ぎるのではないかという提起をした思い出があります。でありまして、今回島根県にこれだけの駐車場等々について、譲って、売却するものであります。でありまして、私は、資本予定価格等については、大田市が購入した金額と同等だということで受けとめております。であるならば、私は、当初にそういう扱いが進まなかったのかどうなのか、その点についてもお聞かせいただきとうございます。
私の推計ですけれども、新市長が県の要職におられて、余りにも過大な投資ではないかという話がいろいろある中で、島根県のほうにこれだけの駐車場だけは求めてもらうような取り扱いがされたのではないかなという感じもするところですけれども、そういう状況等を考えますと、私は、なぜスタート時点で県のほうにこの種の扱いがならなかったのかどうなのかということについてもお聞かせを願うものであります。
○議長(
内藤芳秀) 尾田
産業振興部長。
○
産業振興部長(尾田英夫) 議案第477号の道の駅にかかわる財産の処分についてでございます。おっしゃいましたように、市が一度土地の所有者から購入いたしておりますので、これと同じ金額、全くの同額で島根県のほうに譲渡するものでございます。
この区域ですけれども、恐れ入ります、議案集の128ページの位置図をごらんいただきたいと思いますが、この管理区分につきましては、島根県との一体型ということで、計画の当初からずっと協議を重ねてきたところでございます。その中で、まだ詳細については固まっておりませんけれども、駐車場のレイアウトですとか規模、あるいは建物の予定地、こういったところをどういった規模にするか、どちらが管理するかということを協議してきたところでございまして、基本的には、この駐車場の部分については、大型駐車場と普通駐車場の部分について、網かけしております部分は県のほうで管理していただけるということがまとまりましたので、この部分を今回議会に上程させていただいて、財産の処分としてお願いするものでございまして、協議に長い間かかりましたけれども、協議がやっと調ったということで、今回上程させていただいているところでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。
19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 仮に、この資料の128ページを見てみますに、普通駐車場と大型車の駐車場があります。駅舎部分を全面的に前段でふさいだような格好にもなります。といいますのは、県の事業でいろいろこの駐車場を使用される場合、あるいは、何らかの格好でこの駐車場が一般的に使用できない場合等々が出てきた場合については、非常に仁摩の駅の駅舎の運営に支障を来すおそれもあるのではないかなと感じるところです。でありますから、私は、そういう扱いについても島根県との協議が非常に大事ではないかなという感じがしております。島根県の土地だから島根県は、俺のところで中心に使うよという状況が出てきては大変だなと私は思うわけでありますので、そういう面についても、何らかの話があるのか、詰めておられるのかどうなのかについて、いま少し聞かせていただきとうございます。
○議長(
内藤芳秀) 尾田
産業振興部長。
○
産業振興部長(尾田英夫) 今の清水議員がおっしゃったような、使用できないというような懸念は持っておりません。今回こういった形で上程させていただいておりますけれども、島根県との協定を結んで、協定が調ったということで、その中でしっかり管理区分については明確にした上で本上程に至ったということでございます。目的といたしましては、道の駅の駐車場として使うということで、休憩施設という、休憩機能ということで位置づけておりますので、こちらの部分を島根県で管理いただくということでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。
○19番(清水 勝) いいですよ。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本案7件に対する質疑を終結いたします。
◎日程第3
常任委員会付託
○議長(
内藤芳秀) 日程第3、これより委員会付託を行います。
ただいま議題となっております議案第437号から議案第482号までの46件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております議案第437号から議案第482号までの46件は、議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
◎日程第4 休会について
○議長(
内藤芳秀) 休会についてでございます。日程第4、休会についてお諮りいたします。
あす10日から21日までの12日間は、議事の都合により休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、あす10日から21日までの12日間は、議事の都合により休会することにいたします。
なお、12日及び13日は総務教育、14日及び15日は民生、16日及び19日は産業建設の各常任委員会を予定しておりますので、それぞれ付託案件の審査をお願いいたします。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前10時57分 散会...