奥出雲町議会 > 2021-09-06 >
令和 3年第3回定例会(第1日 9月 6日)

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  1. 奥出雲町議会 2021-09-06
    令和 3年第3回定例会(第1日 9月 6日)


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    最終取得日: 2023-04-28
    令和 3年第3回定例会(第1日 9月 6日) 奥出雲町告示第138号  令和3年奥出雲町議会9月定例会を次のとおり招集する。    令和3年8月25日                        奥出雲町長 勝 田 康 則                  記 1.期 日  令和3年9月6日 2.場 所  奥出雲町議会議場   ───────────────────────────────        高 橋 恵美子君         北 村 千 寿君      糸 原 文 昭君         内 田 裕 紀君      小田川 謙 一君         田 食 道 弘君      糸 原 壽 之君         景 山 利 則君      内 田 雅 人君         石 原 武 志君      川 西 明 徳君         内 田 精 彦君      大 垣 照 子君         藤 原 充 博君   ─────────────────────────────── ○応招しなかった議員      な し   ───────────────────────────────
    ○議事日程 ──────────────────────────────────── 令和3年 9月(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第1日)                          令和3年9月6日(月曜日) ────────────────────────────────────             議事日程(第1号)                    令和3年9月6日 午前9時30分開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 町長提出議案提案理由の説明  日程第4 議案第60号 奥出雲町個人情報保護条例及び奥出雲町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第5 議案第61号 奥出雲町手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について  日程第6 議案第62号 奥出雲町営住宅管理条例及び奥出雲町更新住宅条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 承認第19号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第3号))  日程第8 承認第20号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第4号))  日程第9 承認第21号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第5号))  日程第10 承認第22号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第6号))  日程第11 議案第63号 令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第7号)提出について  日程第12 議案第64号 令和3年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第13 議案第65号 令和3年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第14 議案第66号 令和3年度奥出雲町介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第15 議案第67号 令和3年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第16 議案第68号 令和3年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第17 議案第69号 令和3年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第18 議案第70号 令和3年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第1号)提出について  日程第19 認定第1号 令和2年度奥出雲町各会計歳入歳出決算認定について  日程第20 認定第2号 令和2年度奥出雲町水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定について  日程第21 報告第11号 令和2年度決算に基づく奥出雲町健全化判断比率並びに資金不足比率について   ───────────────────────────────            本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 町長提出議案提案理由の説明  日程第4 議案第60号 奥出雲町個人情報保護条例及び奥出雲町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第5 議案第61号 奥出雲町手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について  日程第6 議案第62号 奥出雲町営住宅管理条例及び奥出雲町更新住宅条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 承認第19号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第3号))  日程第8 承認第20号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第4号))  日程第9 承認第21号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第5号))  日程第10 承認第22号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第6号))  日程第11 議案第63号 令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第7号)提出について  日程第12 議案第64号 令和3年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第13 議案第65号 令和3年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第14 議案第66号 令和3年度奥出雲町介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第15 議案第67号 令和3年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第16 議案第68号 令和3年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第17 議案第69号 令和3年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第18 議案第70号 令和3年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第1号)提出について  日程第19 認定第1号 令和2年度奥出雲町各会計歳入歳出決算認定について  日程第20 認定第2号 令和2年度奥出雲町水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定について  日程第21 報告第11号 令和2年度決算に基づく奥出雲町健全化判断比率並びに資金不足比率について   ───────────────────────────────              出席議員(14名)     1番 高 橋 恵美子君     2番 北 村 千 寿君     3番 糸 原 文 昭君     4番 内 田 裕 紀君     5番 小田川 謙 一君     6番 田 食 道 弘君     7番 糸 原 壽 之君     8番 景 山 利 則君     9番 内 田 雅 人君     10番 石 原 武 志君     11番 川 西 明 徳君     12番 内 田 精 彦君     13番 大 垣 照 子君     14番 藤 原 充 博君   ───────────────────────────────              欠席議員(なし)   ───────────────────────────────              欠  員(なし)   ───────────────────────────────             事務局出席職員職氏名 局長 ───── 石 原 重 夫君  局長補佐 ─── 安 部 陽 子君   ───────────────────────────────           説明のため出席した者の職氏名 町長 ───── 勝 田 康 則君  副町長 ──── 藤 原   努君 教育長 ──── 松 田 武 彦君  総務課長 ─── 堀 谷 智 樹君 企画財政課長 ─ 江 角   啓君  町民課長 ─── 石 原 和 夫君 税務課長 ─── 岡 田 光 弘君  商工観光課長 ─ 本 山 宏 人君 健康福祉課長 ─ 杠   康 彦君  農業振興課長 ─ 荒 川 佳 史君 水道課長 ─── 千 原 明 浩君 地域づくり推進課長 ───────────────── 高 尾 昭 浩君 福祉事務所長 ─ 森 田 近 子君  教育魅力課長 ─ 永 瀬 克 己君 農林土木課長 ─ 秋 田 和 浩君 結婚・子育て応援課長 ──────────────── 吉 川 明 広君 会計管理者 ── 田 中   修君  病院事務長 ── 中 西 修 一君 建設課長 ─── 松 原 三 美君  代表監査委員 ─ 谷 尻 一 徳君 教育魅力課長補佐 岸 本 義 弘君   ───────────────────────────────             午前9時49分開会 ○議長(藤原 充博君) おはようございます。7月上旬の豪雨や台風、そして8月の長雨によりまして、奥出雲町をはじめ、県内近隣市町村、全国各地で甚大な被害が発生しました。被災された住民の皆様に心からお見舞いを申し上げます。  さて、いろいろ言うことのありました東京オリンピック・パラリンピックも終わりました。しかし一方、コロナに関しては全国的に第五波の新型コロナウイルスの感染拡大が広がり、島根県においても連日二桁の新たな患者が発生しており、予断を許さない状況であります。議会といたしましても、これまでどおり新型コロナウイルス感染症対策を取りながら、滞りなく審議を進めてまいりたいと考えますので、議員各位並びに行政当局の御協力をお願い申し上げます。  ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、これより令和3年奥出雲町議会9月定例会を開会いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  雲南広域連合議会臨時会が令和3年6月29日、また同定例会が8月25日に開催され、出席いたしました。議事については、審議の結果、それぞれ同意、承認、原案可決と認定されました。また、監査委員から令和2年度5月分及び令和3年度5月分、6月分、7月分の例月現金出納検査の結果について報告がありました。  以上で諸般の報告を終わります。  これより議事に入ります。   ─────────────・───・───────────── ◎ 日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(藤原 充博君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によりまして、5番、小田川謙一議員、6番、田食道弘議員の両名を指名いたします。   ─────────────・───・─────────────
    ◎ 日程第2 会期の決定 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第2、会期の決定についてお諮りをいたします。  今期定例会の会期は、本日9月6日から21日までの16日間とすることにいたしたいと思います。これに御異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から21日までの16日間とすることに決しました。   ─────────────・───・───────────── ◎ 日程第3 町長提出議案提案理由の説明 ○議長(藤原 充博君) 日程第3、町長提出議案提案理由の説明について、町長より提出議案提案理由の説明について申し述べたい旨、申出がありますので、これを許します。  勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 令和3年9月定例議会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ちまして、町行政の最近の動向について御説明し、併せて所信の一端を申し上げ、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  まずは、先般7月上旬からの度重なる自然災害によりまして、お亡くなりになられました皆様の御冥福をお祈りいたしますとともに、お悔やみ申し上げます。また、町内はもとより全国各地で被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。  本町でも7月に発生した梅雨前線豪雨により、河川、道路の公共土木施設や農地、農業用施設などで多くの災害が発生したところであります。公共土木施設災害については、河川が27か所、道路が14か所、農業用施設などの災害については、農業用施設が88か所、農地が70か所、林業用施設が7か所、家の裏山崩壊が5か所発生しております。また、8月中旬の停滞前線による集中豪雨によって、再び多数の災害が発生しており、これら被災した箇所については10月以降に国の災害査定を受ける予定でございます。また、国の補助基準以下の小規模災害についても、町単独事業として実施する考えであります。  なお、これらの対応に伴い、一般会計補正予算第4号、第6号を編成し、7月12日付、8月16日付で町長専決処分をいたしました。  また、本年は例年に増して、梅雨の大雨、台風やその後の前線活動によってまとまった雨が降り続いたため、住宅周辺へ土砂などが流入するなど、日常生活に大きな影響が生じております。このような状況を踏まえ、被災された皆様の日常生活を支援するため、奥出雲町土砂災害被災者支援金支給事業を創設いたしました。これは台風や大雨などの自然災害により、住家やその附帯施設、生活に必要な木戸道に堆積した土砂や樹木の除去、崩落の応急処理などを業者に依頼した場合、その費用の一部を支援するもので、補助金額は対象費用の2分の1以内の額として、上限を50万円としております。この事業に係る予算につきましても、このたびの豪雨により被災された方を救済するため、一般会計補正予算第5号として、8月2日付、町長専決処分をさせていただきました。  このほか、新型コロナウイルス感染症関係経費一般会計補正予算第3号として、7月1日付で町長専決処分いたしております。これらの補正予算につきましては、後ほど担当課長より御説明させますので、御理解のほど、よろしくお願いいたします。  さて、7月23日から開幕をいたしました東京オリンピックでは、地元横田高校出身選手6名のホッケー日本代表選手が晴れの舞台で得点を上げるなど、攻守にわたり、チームの中心的な選手として活躍され、日の丸を背負い躍動する姿を見せていただき、大変誇りに思ったところでございます。  また、先般開催された全国高校総体では、横田高校男子ホッケー部が10年ぶり6回目の優勝、横田高校女子ホッケー部は残念ながら2回戦で惜敗、そして全日本中学生ホッケー選手権大会では横田中学校女子ホッケー部が8年ぶり4回目の準優勝、横田中学校男子ホッケー部がベスト8に入るなど、後輩たちも全国トップレベルの活躍をしております。コロナ禍であり、盛大な報告会を実施することができず、大変残念ではありますが、心よりお祝い申し上げます。ホッケーへの情熱を持ち続け、日々の練習を積み重ねていただき、この中からさらなるオリンピック代表選手が生まれることを期待しています。  次に、新型コロナウイルス感染症についてであります。感染症の状況につきましては、連日マスコミ報道がなされておりますが、全国で緊急事態宣言区域まん延防止等重点措置地域が拡大延長され、県内でも特に7月以降、感染者が増加しております。こうした中、本町においては、3月末に2名の罹患が確認されて以降、町民の皆様方の感染予防に向けての様々な取組によりまして、感染拡大を封じ込んでまいりましたが、先週末までのところで新たに2名の患者が確認されました。心よりお見舞いを申し上げます。新型コロナウイルス感染症は誰でも感染する可能性があります。感染された方への偏見や差別的な行動は厳に慎んでいただきますよう、人権に配慮した思いやりのある行動をお願いいたします。  ワクチン接種につきましては、国からのワクチン供給が懸念されておりましたが、本町におきましては、ワクチン確保にめどがつき、10月初旬までに現在希望されている方への接種がおおむね完了する見込みであります。9月3日現在、本町の接種率は町立奥出雲病院をはじめとする町内医療機関の御協力により順調に進んでおり、1回目の接種を終えた方が84.5%、2回目を完了された方が69.4%という状況でございます。  なお、現在カルチャープラザ仁多での集団接種及び町内各病院での個別接種は10月1日をもって終了し、これ以降は町立奥出雲病院での個別接種のみとなります。引き続き、ワクチン接種の推進に御理解くださいますようお願いいたします。  新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後も感染する可能性がゼロではなく、引き続き職場や家庭での感染を防ぐため、また大切な家族や友人を守るためにも感染防止の基本であります3つの密の回避、人と人との距離の確保、マスクの着用、手洗いなどの手指衛生等、感染対策に引き続き取り組んでいただきますようお願い申し上げます。  次に、新型コロナウイルスに対応するための地方創生臨時交付金活用事業についてであります。この交付金を活用した事業につきましては、6月の補正予算に計上させていただき、感染状況や島根県の事業との調整を図りながら実施しております。現在の状況につきまして、主要な事業について御説明いたします。農業の振興施策につきましては、地元農産物の消費拡大と販売促進による生産者支援を目的に産直市消費拡大応援事業を8月から12月末までの5か月間、町内82の飲食店や施設を対象に周知を行い、8月末時点で22事業所において実施していただいております。  商工業の振興施策につきましては、プレミアム付商品券事業を町と商工会で準備を進め、7月28日より実施しております。8月末時点で既に約1万3,000セットを御購入いただいているところでございます。プレミアム商品券の販売期間は11月1日までとしており、利用は来年1月31日までとなっております。町内での消費拡大のために、ぜひ御購入いただきますようお願いします。  また、最も影響が大きい業種である宿泊観光施設、飲食施設などの支援として実施するプレミアム付宿泊飲食等利用券については県が実施しておりますGoToイート事業の重複を避けるため、10月1日利用開始予定としております。一方で、売上確保を目的とした販売促進活動支援と新たな業態転換への取組支援を行っております。現在、4件の申請があり、11月30日までの期間限定で実施しております。これらの事業は商工業者支援として商工会とともに実施してまいります。町内事業者の皆様を町内消費者の皆様とともに支援してまいりたいと考えております。  次に、子育て世帯生活支援特別給付金についてであります。子育て世帯生活支援特別給付金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、家計が急変した独り親世帯の方で、公的年金などを受給していることにより、児童扶養手当を受給していない方も支給対象となりますが、来年2月末までに申請が必要です。また、独り親世帯以外の方で新型コロナウイルス感染症の影響を受け、家計が急変した方は来年3月15日までに申請が必要ですので、早めに窓口へ御相談いただきますようお願いをいたします。  次に、生活困窮者自立支援金についてであります。新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、社会福祉協議会が実施する総合支援金の再貸付けが終了した再貸付けについて不承認とされたなどの事情により、さらなる特別貸付けを利用できない困窮世帯を対象に就労による自立を図るため、それが困難な場合には円滑に生活保護の受給へつなげるために生活困窮者自立支援金が支給されることから、対象になると思われる方へ町から案内を送付をいたしております。この予算につきましては、支援金を速やかに支給するため、一般会計補正予算第3号により、7月1日付で町長専決処分をさせていただいております。  次に、トロッコ列車奥出雲おろち号についてであります。御承知のとおり、木次線のシンボルでありますトロッコ列車奥出雲おろち号が本年6月3日のJR西日本米子支社長の定例記者会見において、老朽化により2023年をもって運行を終了するとの発表がなされました。これを受け、直ちに丸山知事をはじめ、沿線自治体の首長がそろってJR西日本米子支社に出向き、米子支社長に対し、強く運行継続について要望をいたしました。その結果、木次線観光列車運行検討会が設置されることとなり、第1回目が8月4日、2回目が8月24日に行われ、現在のトロッコ列車奥出雲おろち号の車体の状況説明や修理の可能性、さらに新たな観光列車の製造などについて様々な視点で議論を重ねているところでございます。町としましても、鋭意存続を訴えてまいりますので、議員をはじめ、町民の皆様にもまずは木次線を御利用いただくことで、応援くださいますようよろしくお願いを申し上げます。  次に、世界農業遺産への取組状況についてであります。世界農業遺産認定申請に向け、世界農業遺産等専門家会議委員からの指摘事項について修正を行い、8月には奥出雲町農業遺産推進協議会を開催し、委員の皆様に英訳版の認定申請書と保全計画を御確認いただいたところでございます。現在、2回目の専門家会議での指摘事項について加筆修正を行っており、9月末までに農林水産省に認定申請書と保全計画の英訳最終版を提出する予定としております。その後、10月を目途に国からFAOへ認定申請書が提出される予定となっております。なお、FAOによる書類審査、現地調査の時期につきましては、現時点では未定となっておりますが、引き続き、世界農業遺産の認定に向けて手続を進めてまいります。  次に、小学校再編についてであります。小学校再編につきましては、5月末の第1回校区別協議会代表者会議で、町としての考え方を御説明し、その後各校区で御検討をいただき、御意見や要望をいただきました。7月末には地区別に第2回校区別協議会代表者会議を開催し、各校区からの御意見や御要望の情報共有と共通する内容について町の考え方を示した上で、当面のスケジュールや通学方法などの資料を提示させていただきました。両地区の代表者の方からは多くの御提案や要望をお聞きいたしましたので、引き続き、次回協議会までに鋭意検討を行ってまいります。  なお、9月末に予定をしております第3回校区別協議会代表者会議では、前回までの御提案への対応のほか、通学方法に関するより具体的な資料の提供などを行い、仁多地域においては10月末までに仁多地域統合小学校建設候補地に対する意向を各校区で御判断いただくよう協議を進める考えでございます。また、未耐震校舎への対応については、現在、布勢小学校代替校舎の設計を進めており、今年度末までにリースによる校舎を建設し、来年度から代替校舎での学校運営を行う考えであります。設計完了後、速やかに建設に取りかかるため、一般会計補正予算第7号において、債務負担行為を設定させていただいているところであります。  また、三成小学校についても未耐震校舎であることから、布勢小学校と同様に代替校舎整備を早急に進める考えでおります。代替校舎については、現在の三成小学校敷地仁多地域統合小学校の建設候補地となっていることから、これまで設置場所について様々な検討を行ってまいりましたが、カルチャープラザ仁多横の駐車場を活用して、整備することとし、今年度設計を行い、来年度早々建設に着手、遅くとも令和4年2学期からは代替校舎にて学校運営を行いたいと考えております。設計業務委託費用一般会計補正予算7号に計上させていただいております。  次に、島根県知事要望についてであります。本年度も7月26日に藤原議長と一緒に島根県知事に対し、本町の要望事項を提出してまいりました。特に情報インフラ整備に対する支援について要望したところでございます。早速、島根県情報政策課との意見交換の場を設定をいただき、本町の要望をお伝えするとともに、引き続き情報、インフラの整備について情報共有を行ったところでございます。  また、同日、県庁の各部局長に対しても、介護支援専門員の増員に向けた支援、道路、河川の整備、町立小・中学校への教職員の増員などについて要望をいたしました。引き続き県との情報交換を密にし、本町の状況を説明してまいりたいと考えております。  次に、令和2年度決算認定についてであります。令和2年度決算認定につきましては、本定例議会に議案を提出しており、詳しくは後ほど担当課長に説明をさせますが、決算により一般会計において約1億5,000万円の繰越金が今年度の財源として確保できました。また、今年度の普通交付税と臨時財政対策債の発行可能額が決まり、この合計額が当初予算との対比で約2億7,000万円の増加となりました。この結果、合計4億2,000万円余の財源が確保できましたので、今後の財政健全化に資するため、約3億5,000万円の町債を繰上償還することとし、関係経費を一般会計補正予算第7号に計上しております。  令和2年度決算に基づく経常収支比率は会計年度任用職員制度の実施など、税制改正もあり、89.3%と対前年度比で3.6%増加をいたしました。また、普通会計ベースで地方公共団体の借入金など現在抱えている負債の大きさを財政規模に対する割合で表した将来負担比率は151.3%、対前年度13.7%の減少、地方公共団体の借入金の返済額の大きさを財政規模に対する割合で表した実質公債費比率は12.6%と対前年度0.2%増加したところでございます。これら健全化判断比率は基準値内にはございますが、県内はもとより、全国的に見てもまだ高位置にあり、普通交付税が昨年度より一本算定となったこと、昨年10月に実施された国勢調査結果において、人口が減少したことなどから、引き続き健全で持続可能な財政運営に努めてまいります。  それでは、今回提出いたしました一般会計補正予算の概要について御説明申し上げます。今回の補正予算案の内容は先ほど一部触れましたが、豪雨によります災害復旧事業を中心に計上しております。そのほか、町が借り入れております町債の繰上償還など、歳出総額を約11億7,200万円増額しております。この結果、補正後の一般会計の予算は152億3,200万円となりました。  このほか、条例案3件、予算案11件、一般事件案3件を提出しております。これらの提出議案の詳細につきましては、この後担当課長から説明させますので、何とぞよろしく御審議のほど、お願いを申し上げます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 以上で町長提出議案提案理由の説明を終わります。   ─────────────・───・───────────── ◎ 日程第4 議案第60号 から 日程第6 議案第62号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第4、議案第60号、奥出雲町個人情報保護条例及び奥出雲町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第5、議案第61号、奥出雲町手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について、日程第6、議案第62号、奥出雲町営住宅管理条例及び奥出雲町更新住宅条例の一部を改正する条例制定について、以上の3議案につきましては、会議規則第37条の規定により一括して議題といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  初めに、堀谷総務課長。              〔総務課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第60号 奥出雲町個人情報保護条例及び奥出雲町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、石原町民課長。              〔町民課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第61号 奥出雲町手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について  議案第62号 奥出雲町営住宅管理条例及び奥出雲町更新住宅条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより、ただいまの3議案に対する質疑を行います。  初めに、議案第60号に対する質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第61号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第62号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの議案第60号から議案第62号までの3議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号につきましては、総務経済常任委員会へ、議案第61号及び議案第62号につきましては、教育福祉常任委員会へ付託することに決しました。   ─────────────・───・───────────── ◎ 日程第7 承認第19号 から 日程第10 承認第22号 ○議長(藤原 充博君) 次に、承認第19号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第3号))、承認第20号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第4号))、承認第21号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第5号))、承認第22号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第6号))、以上の4議案につきまして、会議規則第37条の規定により一括して議題といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  承認第19号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第3号))   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) いい具合に入ってないじゃない。そうなんだ。承認20号に専決第22号が入ってしまった。  ちょっと、しばらく休憩します。            午前10時46分休憩   ───────────────────────────────            午前10時46分再開 ○議長(藤原 充博君) じゃあ、再開いたします。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  承認第20号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第4号))  承認第21号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第5号))  承認第22号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第6号))   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  ここでしばらく休憩といたします。11時5分に再開いたします。            午前10時54分休憩   ───────────────────────────────            午前11時04分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  それでは、承認第19号、第20号、第21号、第22号について質疑を行います。
     初めに、承認第19号に対する質疑を行います。質疑はございますか。  大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) このコロナ感染症のセーフティーネット強化交付金ということでございますが、この生活困窮自立支援費というふうになっておりまして、国の国庫補助金で賄えるということで、これはありがたいことですが、これで300万円ですけれども、大体支援金は例えば家庭によって所帯人数違いますけれども、一件につき幾らというふうに決まってるのか、それとも家族数によって変更があるのか、そこら辺のことをお聞きしたいのと、この300万円で賄い切れるかということをお聞きいたします。 ○議長(藤原 充博君) 森田福祉事務所長。 ○福祉事務所長(森田 近子君) 失礼いたします。御質問にお答えいたします。  先ほどの自立支援金の金額でございますが、1人世帯の場合は6万円、2人世帯は8万、3人以上になりますと10万円になります。予算の300万円で賄えるかという御質問ですけれども、当初想定しましたのが、1人世帯が1世帯が3か月で18万円、2人世帯が1世帯24万円、3人以上の世帯が当初はございませんでした。それで、その後、想定されましたのが、2人世帯が7世帯で168万円、3人以上の世帯が3世帯で90万円ということで、ちょうど300万になりまして、その予算内で賄えると見込んでおります。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) ちょっと今、あんまりよく分かりませんでしたので、もう一回ちょっと答弁していただけますか、すみません。もう一回同じこと。 ○福祉事務所長(森田 近子君) 失礼いたします。御質問にお答えいたします。  給付金の金額でございますが、1人世帯は6万円、2人世帯が8万円、3人以上の世帯が10万円でございます。300万の予算内で賄えるかという御質問ですけれども、見込額が1人世帯が1世帯で6万円の3か月で18万円、2人世帯が1世帯で3か月24万円、3人以上はその時点では世帯がありませんでした。その後、1人世帯がゼロ、ありませんで、2人世帯が7世帯の3か月分で168万円、3人以上の世帯が3世帯で3か月分が90万円、以上で300万円と見積もっております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 分かりましたか、大丈夫ですか。 ○議員(13番 大垣 照子君) 後で聞きます。 ○議長(藤原 充博君) そうしてください。  ほかに質問はございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、承認第20号について質疑を行います。質疑はございますか。  9番、内田雅人議員。 ○議員(9番 内田 雅人君) 補正予算第4号は7月の豪雨災害に係る災害復旧費ということでございます。主は災害復旧費で農林土木課から本当に分かりやすい資料、地図もつけて出していただいて分かりやすく見させていただきました。ちょっと質問は総務課へですけども、9ページの情報通信管理費で、ケーブルテレビの施設の修繕費1,420万円、これの内容をお聞きしたいと思います。大雨と落雷被害ということですけども、どの場所の施設でどういった被害で、FM放送が多分2週間以上不通になってたと思います。なぜちょっと復旧に時間がかかったのか、テレビ放送も1チャンネル不通になってたと思いますが、特にFMがかなり遅かったと思いますが、そこら辺のことをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 堀谷総務課長。 ○総務課長(堀谷 智樹君) 御質問にお答えをいたします。  2点頂戴しております。修繕の中身でございます。まず、1つ、猿政山の受信点設備の修繕が1件、それから落雷等も続いたということで、ケーブルテレビ施設のONUという家の宅外の壁についております機器でございますが、これの雷の被害、これについての取替えというふうなこと、それから同じくケーブルテレビの多機能端末、これは家の中にありますスピーカーのついてる機器でございます。これについての修繕というふうなことが内容でございます。  それから、FMの受信のことでございます。大雨によりまして15日の昼頃からでしょうか、広島ホームテレビも映らなくなりましたし、FM放送も受信ができなくなったというふうなことで、これもやはり猿政の受信点の設備の落雷等、雨の被害というふうなことで故障したというふうなことでございました。そうしたことから復旧のほうにちょっと時間がかかったというふうなことでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 今回の豪雨災害、雷もあって、今御答弁ございましたけれども、広島ホームも映らなかったわけですけれども、情報が町民の皆さんのところに放送が止まってしまって、情報が伝わらないということで、右往左往されたということも聞いております。そこら辺りの非常事態が発生したときに、町としてそういう情報提供の仕方、どういうふうに今後考えていかれるのか、やっていかないと本当に情報がない方は不安しか残りませんし、危険が発生してても誰にも言えませんので、そこの伝達方法を町のほうでどういうふうにしていくか、緊急時も含めてその点についてどのように考えられているのかお伺いをいたします。 ○議長(藤原 充博君) 堀谷総務課長。 ○総務課長(堀谷 智樹君) 御質問にお答えをしたいと思います。  一般質問におきましても、同じような御質問を頂戴しているところでございますけれども、先般の大雨被害のときの情報の途絶に関しての御質問だったと存じます。あのときには情報の通信施設のほうが断線をしたということで、様々情報の手段というのが失われたというところでございます。その際には防災行政無線によりまして放送をさせていただきましたが、御指摘のとおり、室外のスピーカーでございますので、届く先にも限りがあったということで、今回の事案につきましては、いろいろな反省点というふうなことで受け止めているところでございます。現在、防災行政無線の更新につきましても、使用の検討を行っておりまして、スピーカーの増設でありますとか、戸別受信機の配置というふうなことも今、検討しておるところでございます。こうした複数の手段を充実をさせまして、先ほど御指摘のありましたような情報の伝達につきまして、充実をさせていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  12番、内田議員。 ○議員(12番 内田 精彦君) 先ほど町長の提案理由の説明のとこで、2ページのところに国の補助基準以下の小規模災害についても町単独事業として実施する考えであります。一般会計補正予算第4号、第6号を編成し、7月12日付、8月16日付で専決処分したと、こういうお話でございましたが、今の予算で災害復旧費がたくさん組んでありますが、この国の補助基準以下の小規模災害、町単独事業としてはどれだけの金額なのか分かれば教えてください。 ○議長(藤原 充博君) 秋田農林土木課長。 ○農林土木課長(秋田 和浩君) 先ほど、内田精彦議員のほうから小災害についての御質問をいただきました。  金額ベースでお答えすればよろしいでしょうかね。まず、農業用施設災害復旧費、この中の工事請負費がございます。750万円の補正を計上させていただいておりますが、このうちの600万円がまず1つ、それから農地災害復旧費の中、この中のここで600万円の工事請負費を計上しておりますが、これが全額全てでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  12番、内田議員。 ○議員(12番 内田 精彦君) ありがとうございます。農地施設だけなんですかいね、ほかにはございませんかいね、土木とかそういうとこのほうの。小規模災害で町単独でやる分については。 ○議長(藤原 充博君) 松原建設課長。 ○建設課長(松原 三美君) 失礼いたします。御質問にお答えいたします。  まず、4号補正につきましては、測量試験とかそういった事業費のみの計上をいたしておりますので、補助分と御理解いただきたいと思います。ただ、4号補正で、今度7号で補正計上させていただきますが、そちらのほうには工事費のほうも計上をいたしております。その際、単独債、補助の対象外でございますが、これについて5か所を計画いたしております。例えば公共土木施設災害でありますと、金額が60万円未満であったりとか、のみ債と言いますが、縦排水のみとか、補助基準によらないもの、それについては7号補正のほうで計上させていただいております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) 非常に災害が多いので、いろんなとこに書いてあります。よく注意して見てください。  続いて、ないようでございますので、次に、承認第21号について質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。  13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) これも土砂災害とか倒木の処理費用ということで、先日から説明もあっておりますが、1件、最高額が100万円の2分の1ということなんですけれども、これも500万円ってなっておりますが、丸々50万を受けられる場合に10件分しかないということになりますが、これで全てオーケーになるのか、ならないのか、不足するのか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(藤原 充博君) 堀谷総務課長。 ○総務課長(堀谷 智樹君) 第5号の土砂災害被災者支援金交付事業につきまして御質問を頂戴いたしております。  上限が事業費100万というふうなことでしておりますけれども、様々被災をされた箇所がその上限100万には達しているかというとそうではございませんで、小さなものもあったというふうなことでございまして、予算の計上の段階では大体30件程度見込んでこの金額を上げさせていただいております。今回の被災にかかわらず、あってはなりませんけれども、今後の被災等も勘案いたしまして、一定の予算を計上させていただいたということでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、承認第22号について質疑を行います。質疑はございますか。  8番、景山議員。 ○議員(8番 景山 利則君) このたびの7月、8月の豪雨で発生した多くの災害に係る測量設計委託費がこのたびの補正予算第4号、それから第6号で専決処分をされております。一日も早いこの復旧が待たれるところでありますが、このたびの災害の発生に当たって、農地・農業用施設災害につきましては、被害額が40万円以上については国庫補助等による災害復旧工事として採択されるわけでありますが、逆にそれ以外のものは救われないということで、被災された方は本当に困っておられたと思いますが、本日この冒頭の町長の提案理由の説明において、いわゆる国庫補助等に該当しないものについては、町の単独事業の小災害復旧工事として対応していくということが示されました。  また、土砂が家屋等の敷地に流入してる場合の土砂撤去等を支援する奥出雲町土砂災害被災者支援金支給制度、これもこのたびの補正予算第5号で専決処分、予算化をされましたということは、ふだんだったら手の届かないところに温かい手を差し伸べていただいたということで、本当によい制度を創設、決断をいただいたなというふうに思っております。該当になられた被災者の皆さんは本当に喜んでおられるというふうに思います。  改めて、町長はじめ執行部の皆さんの決断に敬意を表したいと思いますが、このたびの決断によって、大方の災害が救われるかと思います。ただ一つ心配をしておりますのは、農地への土砂流入、これが小災害の復旧工事として採択なるのかどうか。なればいいですが、ならなかった場合にこのたび創設をされました奥出雲町土砂災害被災者支援金制度、これに該当して救ってあげることができないのか、その辺はどうでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 秋田農林土木課長。 ○農林土木課長(秋田 和浩君) 景山議員から小災害の対象についての御質問がございました。  本日おつけしております資料11ページほどございますが、そちらのほうを御覧いただきたいと思いますが、分かりますでしょうか。(農林土木課)というのが書いてございまして、承認21号の1つ手前のとこにあると思うのですが、出ますでしょうか。そちらの資料の中に災害発生の位置図等も出しておりますが、後ろ2枚のところに災害関連事業の制度をまとめたものを2枚おつけしております。1枚が現行の制度、これまでずっと補助災害ということでやってきておりますものをまとめたものが10ページ目に記しております。それから一番最後11ページ目でございますが、そちらのほうに今回新たに追加して取り組みます小災害復旧事業、その他のものを載せております。ここの一番上に事業内容、それから次、採択基準がございます。その採択基準、ピンクのところで塗ってございますが、1か所の工事費といたしまして、13万円以上40万円未満ということでくくりを設けさせていただいております。これまでの補助債というのが40万円以上のものが該当になる、それ以下のものは該当にならないということでやっておりましたが、その下限額というのを大きく引き下げまして、小災害として取り組むとなっております。ここら辺につきましては起債を基本的に入れる考えでございまして、そこら辺の基準と整合を取ったものでございますが、逆に言いますと、13万円以上でないと今回の小災害事業では拾うことができないということでございます。  先ほどの御質問の中では田んぼへの土砂流入の撤去、それが該当となるかどうかということで御質問いただきましたけれども、基本的には13万円以上の事業費が見込めたら、こちらのほうで拾えるというふうな考え方をしておりますが、逆に言ったらそれに満たない場合には、この小災害事業でも拾うことは無理であるということで御理解をいただきたいと思います。  また、こういった小災害、この対策についての御要望をいろいろ私たちのほうにも届いてはおりまして、制度化もしたところでございますが、国や県のほうにもそういった要望等上がっておったようでございます。そこら辺の対策につきましては、今回こういった新しい制度を動かすことにいたしましたが、それ以外でも多面的支払交付金制度、そういったものでも対応が可能であるよということで、国及び県のほうから7月に通知文が発出されておるところでございますので、そういった対応も御検討いただけたらと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 8番、景山議員。 ○議員(8番 景山 利則君) それで、13万円以上なら該当になるということですが、逆に以下だったら小災害とならないということですが、それはどうですか、今の逆に聞けば、私が質問しました今の家屋等の土砂流入支援金制度ありますが、それに該当することはできませんか、以下の場合。 ○議長(藤原 充博君) 堀谷総務課長。 ○総務課長(堀谷 智樹君) 農地への土砂流入に関して、このたびつくりました土砂災害被災者支援金の給付事業の該当にならないかというふうな御質問でございます。大変恐縮でございますが、今回のこの支援金支給の仕組みというのが、土砂災害によりまして、住家、その他の附帯施設、あるいは日常生活上必要な木戸道というふうなところに被災を受けた場合の支援というふうなことで制度化をさせていただいております。日常の生活にお困りのところをどろ取りを町のほうでも御支援をさせていただくという趣旨でございますので、そのように御理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) そうしますと、今、13万円以上40万円以下の小災害ということでしたが、今回、初めて創設されましたけれども、今後に至ってもこの制度っていうのは、13万円以上の被害で、40万円以下であれば適用されるということでよろしいでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 秋田農林土木課長。 ○農林土木課長(秋田 和浩君) 大垣議員からの御質問にお答えをいたします。  今後もこの小災害事業を運用していくかと、ほかの災害のときでも運用していくかということの御質問でございますが、基本的には激甚災の指定があったときに起債の充当ができるということになっておりますので、そちらを主とした運用の仕方を考えておりまして、都度、検討していくことになろうかと思います。ただ一つ注意でございますが、全ての農災、拾うものではございませんで、採択基準、雨量ですね、特にそのポイントを御理解いただきたいと思うんですが、時間雨量80ミリ以上あるいは24時間雨量が80ミリ以上、こういった災害として認定されるものの縛りがございます。これだけは崩すことができないということでございますので、その点御留意いただければと思います。  すみません、少し付け加えをさせていただきます。この小災害の制度というのは、国のほうで枠組みをつくっておられまして、制度としては恒久的なものだということでございますので、その点よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  8番、景山議員。 ○議員(8番 景山 利則君) 先ほど総務課長さんは該当ならんという答弁だったですが、この土砂災害被災者支援金制度、この中の支援対象者というところに、斜面崩壊が発生した家屋等の所有者ということになってます、等がついております、対象者。それから対象費用のところにも1、2、3とあって、3のところでその他町長が必要と認める復旧作業ということになってる。このところを適用して拡大解釈をして対応していただくことができないか、どうでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 堀谷総務課長。 ○総務課長(堀谷 智樹君) 土砂災害被災者支援金の支給事業につきまして、再度御質問いただきました。  家屋等という部分には住家とその附帯施設というふうなことを念頭に制度を組み立てておりますので、そのように御理解いただければというふうに思います。それから、町長が特に認めた場合というところでございますが、現時点では要綱に従った御支援をさせていただきたいというふうに考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  初めに、承認第19号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、承認第19号について討論を終わります。  次に、承認第20号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、承認第20号について討論を終わります。  次に、承認第21号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、承認第21号について討論を終わります。  次に、承認第22号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、承認第22号について討論を終わります。  これより採決を行います。  初めに、承認第19号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第3号))を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
                  〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、承認第19号は、原案のとおり承認されました。  次に、承認第20号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第4号))を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、承認第20号は、原案のとおり承認されました。  次に、承認第21号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第5号))を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、承認第21号は、原案のとおり承認されました。  次に、承認第22号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第6号))を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、承認第22号は、原案のとおり承認されました。  ここでしばらく休憩といたします。13時00分に再開いたします。            午前11時41分休憩   ───────────────────────────────            午後 0時58分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。   ─────────────・───・───────────── ◎ 日程第11 議案第63号 から 日程第18 議案第70号 ○議長(藤原 充博君) それでは、日程第11、議案第63号、令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第7号)提出について、日程第12、議案第64号、令和3年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第13、議案第65、令和3年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について、 日程第14、議案第66号、令和3年度奥出雲町介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第15、議案第67号、令和3年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第16、議案第68号、令和3年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第17、議案第69号、令和3年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第18、議案第70号、令和3年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第1号)提出について、以上の8議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  最初にお断りをいたします。議案第63号から議案第70号につきましては、予算決算特別委員会への付託案件とする予定ですので、提案理由の説明並びに議員各位の質疑は総括的なものにとどめられ、細部については全て予算決算特別委員会において説明と質疑を願います。  それでは、提案理由の説明を求めます。  初めに、江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第63号 令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第7号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、杠健康福祉課長。             〔健康福祉課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第64号 令和3年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について  議案第65号 令和3年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  議案第66号 令和3年度奥出雲町介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、千原水道課長。              〔水道課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第67号 令和3年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について  議案第68号 令和3年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について  議案第69号 令和3年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について  議案第70号 令和3年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第1号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。  初めに、議案第63号について、質疑を行います。質疑がございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第64号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第65号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第66号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第66号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第67号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第68号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第69号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第70号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの議案第63号から議案第70号までの8議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、予算決算特別委員会へ付託をいたしたいと思います、これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号から議案第70号までの8議案につきましては、予算決算特別委員会へ付託することに決しました。  なお、内容審査につきましては、必要に応じて予算決算特別委員会小委員会において分割審査をお願いいたします。   ─────────────・───・───────────── ◎ 日程第19 認定第1号 から 日程第21 報告第11号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第19、認定第1号、令和2年度奥出雲町各会計歳入歳出決算認定について、日程第20、認定第2号、令和2年度奥出雲町水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定について、日程第21、報告第11号、令和2年度決算に基づく奥出雲町健全化判断比率並びに資金不足比率について、以上の3議案につきましては、会議規則第37条の規定により一括して議題といたします。  本決算認定の議案につきましても、予算決算特別委員会への審査付託を予定しておりますので、提案説明と質疑は、いずれも総括的なものにとどめられ簡潔にお願いしたいと思います。  それでは、提案理由の説明を求めます。  江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  認定第1号 令和2年度奥出雲町各会計歳入歳出決算認定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、中西病院事務長。           〔認定第1号 病院事務長説明〕 ○議長(藤原 充博君) 続きまして、千原水道課長。              〔水道課長説明〕   ───────────────────────────────  認定第2号 令和2年度奥出雲町水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  ここでしばらく休憩といたします。再開は10分後、2時20分、14時20分にしたいと思います。             午後2時08分休憩   ───────────────────────────────             午後2時21分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  先ほど、提案理由の件で1件漏れておりましたので、続けてそれをやりたいと思います。  日程第21、報告第11号、令和2年度決算に基づく奥出雲町健全化判断比率並びに資金不足比率について、報告をお願いいたします。  江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕
      ───────────────────────────────  報告第11号 令和2年度決算に基づく奥出雲町健全化判断比率並びに資金不足比率について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 認定第1号、令和2年度奥出雲町各会計歳入歳出決算認定について、並びに認定第2号、令和2年度奥出雲町水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定については、去る8月2日から8月20日まで、監査委員において決算審査が執行されました。また、報告第11号についても審査が行われました。この審査に係る審査意見書がそれぞれの提出議案に添付されております。  本日、谷尻代表監査委員に出席を願っておりますので、監査の状況について報告をお願いいたします。  谷尻代表監査委員。 ○代表監査委員(谷尻 一徳君) 失礼します。それでは、令和2年度奥出雲町一般会計各特別会計歳入歳出決算等の審査結果につきまして、御報告を申し上げます。お手元の審査報告書を御覧いただきたいと思います。決算審査を行いましたのは、議会選出監査委員の大垣照子様と私、谷尻が審査を行いました。代表いたしまして、私のほうから報告をさせていただきます。  地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定により、審査に付されました令和2年度奥出雲町一般会計各特別会計歳入歳出決算及び基金の運用状況等について審査した結果、次のとおり意見を付して報告をいたします。  1ページを御覧いただきたいと思います。審査の対象ですが、①令和2年度奥出雲町一般会計歳入歳出決算ほか⑭までの各特別会計歳入歳出決算及び関係書類について審査を行いました。  審査の期間ですが、審査は、令和3年8月2日から令和3年8月20日までの間に実施をいたしました。  審査の概要でございますが、審査に付された各会計歳入歳出決算等について、関係法令及び奥出雲町監査基準に準拠して作成されているかどうか、また、決算の計数は正確であるかどうかを、関係諸帳簿、証書類との照合等、通常実施すべき審査を行ったほか、各課長ほか担当職員の皆さんの説明をお聞きし、併せて一部現地確認も行いました。  4の審査の結果でございますが、審査に付された各会計歳入歳出決算等は、いずれも関係法例等に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿、その他証書類と照合した結果、誤りのないものと認めました。また、予算の執行及び関連する事務の処理は適正に行われているものと認めました。  次に、2ページですが、これから説明いたします文中及び表中の計数等の表し方や扱いについて説明しておりますので、あらかじめ御承知おきください。  3ページを御覧いただきたいと思います。一般会計の収支状況について御説明をいたします。表の内容は、歳入については自主財源と依存財源に、また、歳出については性質別に分類し、各科目及び各費目ごとの決算状況を時系列で表しているので御覧をいただきたいと思います。表の右側、令和2年度の欄でございますが、令和2年度一般会計歳入合計は表の中ほどに記載しております。決算額は156億9,084万2,000円で、前年度に比較いたしまして3.7%増となっています。一方、歳出合計は、表の下から2行目、決算額は154億8,092万7,000円で、前年度に比較して3.7%増となっております。歳入歳出差引き額は2億991万5,000円で黒字決算となっております。各費目ごとの主な増減額については、表の右端の欄、対前年度比各欄を御覧いただきたいと思います。比較増減の主な要因については、次のページで説明をいたします。3ページ、表の下に、当町の依存財源、自主財源の割合を記載しております。令和2年度では依存財源が78.8%を占めており、前年度より4.7ポイント増加いたしました。国や県に依存した財政構造は変わっておりません。  次に4ページを御覧いただきたいと思います。令和2年度歳入歳出決算の対前年度比較増減の主な要因について記載をしております。これは前ページの表、比較増減欄の主なものについて記載しております。歳入関係では国庫支出金が特別定額給付金事業実施等により大きく増加をしております。歳出については、横田小学校のプール改築事業等の投資事業が終わったことによって減少をしております。補助費等は、国庫支出金と連動している特別定額給付金事業などにより、大きく増加をしております。そのほかにつきましては、説明を御覧いただきたいと思います。  次に、4ページ下段、3の令和2年度実質収支でございますが、右側の括弧書きの計算式により、左側、単年度収支は388万7,000円の黒字となっています。これに黒字要因の財政調整基金積立て及び公債費の繰上償還を加えた実質単年度収支は、3億2,356万8,000円の黒字となっております。  4の職員数の動向については御覧をいただきたいと思います。会計年度任用職員制度は新たに制度化されまして、職員数に若干の異動があっております。  次に、5ページを御覧いただきたいと思います。令和2年度の各事業支出の主なもの、3,000万円以上及び6ページには前年度の事業支出の主なものについて記載をしております。事業内容、決算額及び財源内訳を記載しておりますので、比較して御覧をいただきたいと思います。投資事業の総額では、前年度比較で6億8,471万7,000円、28.2%の減額となっております。  次に、7ページを御覧いただきたいと思います。財政状況、その他についてでございます。過去5か年度間の財政状況等を時系列で記載をしておりますので、その推移について御覧をいただきたいと思います。表の②地方債残高の右側、令和2年度の欄でございますが、一般会計及び特別会計の地方債の合計残高は330億5,600万円で、対前年度比で5.1%減少しております。毎年度、対前年度比較で減少をしております。次に、③うち交付税算入分を除いた実質町負担額は143億500万円で、対前年度比で2.6%減少をしております。この実質町負担額の地方債残高に占める割合は43.3%で、前年度より1.15ポイント増加をしております。⑤の実質公債費比率、⑨の経常収支比率、⑬の将来負担比率等につきましては、後ほどまた説明をさせていただきます。町民1人当たりの額等については表を御覧をいただきたいと思います。  7ページの下段、実質公債費比率にて御報告をいたします。実質公債費比率は、一般会計及び特別会計における公債費等の一般財源に占める割合をいいますが、一般会計の公債費のほか、特別会計繰出金、一部事務組合負担金及び債務負担行為のうち公債費に準ずるものを算入して、町の実質的な公債費負担を表す連結決算的考えのもので、御承知のとおりでございます。令和2年度の実質公債費比率は12.6%で、前年度に比べて3か年平均で0.2ポイント上昇しましたが、地方債の発行に際し許可を必要としない18%未満が前年度に引き続き達成されました。このことにつきましては、先ほど財政課長から説明があったとおりでございます。  次に、8ページでございますが、財政力指数についてでございます。地方交付税の算出の際の基準財政収入額を分子に、基準財政需要額を分母として計算した単年度の財政力指数の3か年間の平均値をいうものでございます。それから、3)の⑨経常収支比率につきましては、人件費、扶助費、公債費などの毎年必ず必要となる経常的経費が、町税や普通交付税などの毎年経常的に収入される一般財源に占める割合をいい、経済推移や行政の変化、住民のニーズ等に即応できるような弾力性を財政が持っているかどうかを表す指標でございます。  次に、8の地方債のうち交付税に措置される額を除いた実質町負担については、説明を省略させていただきます。理論計算等がございまして、確定した数字ではないということを説明しております。  9の財政健全化4指標については、先ほど説明がございましたとおりでございますが、これは地方公共団体の財政の健全化に関する法律、これに基づいて設けられた指標でございまして、御承知のとおりでございます。令和2年度の奥出雲町財政健全化4指標の算定の基礎となる事項を記載した書類、これを審査した結果、いずれも適正に作成されており、また、これにより算出された指標は、いずれも早期健全化基準を下回っており問題はありません。また、実質赤字比率等は黒字決算で該当していないほか、資金不足比率についても資金不足は発生しておりません、問題なしと認めました。  次に、9ページでございます。10の地方債残高の状況ですが、一般会計、特別会計ごとにそれぞれ過去5か年度間分及び令和2年度分を記載しておりますので、その推移について御覧ください。起債の残高は先ほどの財政状況の表でも説明いたしましたが、ここ数年度は毎年度減少してきております。  次に、10ページを御覧ください。基金残高につきましても、先ほど財政課長さんのほうから説明があったとおりでございます。一般会計は、財政調整基金、減債基金、特定目的別に5か年度間を載せております。御覧をいただきたいと思います。また、グラフのほうも御覧をいただきたいと思います。12の債務負担行為については、表を御覧をいただきたいと思います。支出の内容の主なものは、道路改良事業、用地取得費等でございます。  次に、11ページのほうを御覧をいただきたいと思います。13の経常収支比率について説明をいたします。この数値は先ほど説明いたしましたが、経常一般財源収入に占める経常一般財源経費の割合でございますが、比率が低いほど財政に弾力性があると言われており、御承知のとおりでございます。令和2年度は合計で89.3%で、前年度比較で3.6ポイント高くなっております。内訳については御覧をいただきたいと思います。  次に、12ページ。14、町税の徴収状況についてでございます。主な税目について時系列で掲げております。徴収率は、いずれの税目も毎年度上昇しておりましたが、新型コロナウイルス感染症による特例措置もありまして、準固定資産税で徴収率が下がり、全体の徴収率も減となっております。町税の滞納分徴収につきましては、現年度分、滞納者への早期の着手及び高額滞納者への対応強化、また、例年実施しております島根県との税務職員の相互併任制度によって、滞納処分の共同実施等々を中心として徴収率を上げておられておりました。町税の徴収率は、前年度に比べまして0.33ポイント減となりましたが、引き続き徴収に御努力をお願いしたいと思います。参考までにグラフも御覧をいただきたいと思います。  次に、13ページ。町税等の不納欠損処理ですが、これは、地方税法の規定に基づいて適正に行われております。御覧をいただきたいと思います。  次に、14ページ。町税をはじめとする各種納付金の滞納状況でございます。これは令和2年度末の滞納額と賦課年度ごとの滞納額の一覧表でございます。上段が件数、下段が金額でございますので御覧をいただきたいと思います。滞納分の解消につきましては、各担当課で積極的な取組がなされ、その成果は上がってきております。引き続き、滞納の解消に向けて対応を尽くされるよう望みます。  次に、15ページを御覧いただきたいと思います。17の一般会計から特別会計等への繰り出し状況を記載しております。いずれも繰り出し基準に基づくもののほか、時々の投資事業や経済対策、運営対策等のために、財源として充当をされております。時系列で記載しておりますので御覧をいただきたいと思います。  次に、18、基金の運用状況について御報告をいたします。基金の管理運用状況等について審査の結果、適正に管理がなされていると認めました。また、用品調達基金の運用状況についても、関係諸帳簿の審査を行い、用品、預金等の確認を行い、いずれも適正に管理されていると認めました。  次に、16ページを御覧ください。19、各特別会計の決算の概要について御報告をいたします。各特別会計の歳入歳出決算額、差引き額、一般会計繰入金、公債費、地方債残高、基金残高について一覧表にしております。いずれの会計も、実質収支で黒字決算、または収支均衡の決算となっております。御覧をいただきたいと思います。  次に、少し飛びますが、21ページを御覧いただきたいと思います。16ページからの各特別会計の状況につきましては御覧をいただきたいと思います。21ページのほう、これは奥出雲病院事業の特別会計についてでございます。先ほど詳しく説明がございましたので省略をさせていただきますが、収支の状況を、5か年度間の時系列で表しておりますので御覧をいただきたいと思います。若干申し上げますと、医業収益は常勤のお医者さんの減員の補充がなかなか難しかったことから、ここ数年、対前年度比で減少しております。4行目、その他の中の一般会計からの繰入金があったことから、医業収益のほうは対前年度比では増となっております。また、医業費用も対前年度比で、人件費等の増により増加をしております。この結果、10の医業損益は3億3,300万円の赤字になっていますが、11、医業外収益で一般会計からの繰入金があり、19、経常損益では黒字決算となっております。これにより、24の累積欠損金は昨年度より減少をしております。28の未収金は昨年度より若干増加をいたしましたが、その回収について、計画的に回収をする努力がなされており、今後、減少する見込みでございます。29、入院患者数、外来患者数等以下につきましては、御覧をいただきたいと思います。  次に、22ページ。①の経営状況については、先ほど説明はございましたので御覧をいただきたいと思います。  次に、23ページ。課題、その他でございますが、イのほうでございますが、厳しい経営状況は続いておりまして、改善に向けては医業収入の中心となる常勤医師の確保が重要でございまして、既に、一部医師の採用もなされていますが、今後も最重要課題として、安定した自治体病院経営の体制づくりに努めていただきたいと思います。ロといたしまして、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、奥出雲病院の果たす役割は大変大きく、全国的に感染者が急増をしております。奥出雲町にも感染発生が懸念されております。町との連携を密にされまして、検査体制の充実や円滑なワクチン接種に御尽力をお願いしたいと思います。ハでございますが、患者の病態に合わせた適切な診療を提供するため、令和2年11月には介護医療院を開設し、病棟再編を実施されましたが、病床機能の実質の見直しも行われました。施設基準に配慮しながら病床利用率の向上にも努めていただきたいと思います。奥出雲病院は町民が安心して暮らすために重要な地域医療の中心でございます。今後も町の中核病院として、また、自治体病院としての使命に応えられることをお願いするものでございます。  次に、24ページ。財産に関する調書につきましては、(1)から(5)まで記載をしておりますので御覧をいただきたいと思います。いずれも決算年度中の増減高、決算年度末現在高を、台帳等の帳簿、保管されている証券、証書類等を全て照合、精査し、適切に管理なされていると、本調書が適正であることを確認をいたしました。次に、小口現金につきましては、両庁舎で4か所、合計30万円の現金のあり高を確認をさせていただきました。以上、令和2年度奥出雲町一般会計各特別会計歳入歳出決算等の審査報告とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。  引き続きまして、令和2年度の奥出雲町水道事業会計決算審査について御報告をいたします。地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された令和2年度奥出雲町水道事業会計の決算について審査をいたしました結果を、次のとおり意見を付して報告をいたします。  1ページを御覧いただきたいと思います。審査の対象につきましては、決算審査は令和2年度奥出雲町水道事業会計決算並びに証書類、事業報告書及び地方公営企業法施行令第30条に定めるその他の書類及び決算について作成すべき書類でございます。  審査の期間でございますが、令和3年8月2日から8月20日までの間に行いました。  審査の方法でございますが、審査に付された水道事業会計決算書等について、関係法令及び奥出雲町監査基準に準拠して作成されているかどうか、また、決算の計数は正確であるかどうかを、関係諸帳簿、証書類との照合等、通常実施すべき審査を行ったほか、担当課長ほか担当職員の説明を聴取し実施をいたしました。  審査の結果でございますが、審査に付された決算書類は、地方公営企業会計の会計基準に準拠して適正に作成され、関係帳票及び証書類との照合の結果、計数は正確であり、また、水道事業の経営成績及び財政状況を適正に表示しているものと認めました。  2ページを御覧ください。以下、主な事項につきまして説明させていただき、掲載しています表等のデータ、内容につきましては、後ほど御覧をいただきたいと思います。1の水道事業会計決算の状況の(1)業務の状況でございますが、①給水状況についてですが、表を御覧いただきたいと思いますが、給水人口、給水戸数、排水量等は減少していますが、有収水量は前年度比で増加をしております。②の建設改良工事等の状況について、老朽化した施設を更新し、安全で安心できる水道水の供給を図ることを目的に、横田浄水場改良事業を進められており、令和2年度では、水道施設の設計、土木工事、水道管布設工、機械設備等を実施されています。令和3年度で完成する見込みでございます。  予算の執行状況については、収益的収入及び支出の状況、3ページ上段の表を御覧ください。3ページ中ほど、資本的収入及び支出については、詳細につきましては下段の表を御覧いただきたいと思います。  次に、4ページで、損益計算書を御覧をいただきたいと思います。表の令和2年度の欄、下から3行目でございますが、当年度の純利益は4,093万7,000円、その下の前年度繰越剰余金3,622万7,000円を加えた繰越利益剰余金が7,716万4,000円と、前年度比較で約4,093万7,000円の増となっております。  次に、5ページのほうでございます。貸借対照表につきましては御覧をいただきたいと思います。5の企業債の状況でございますが、(5)のほうでございますが、6ページの表を御覧いただくと、償還が前年度より進んでおり残高が減少していることが分かります。  次に、6ページのキャッシュフローの状況についてでございますが、これについては平成2年度の純利益を起点として徴収項目を加減算することによって、純粋な現金の増減を表示するというものでございます。御覧をいただきたいと思います。  次に、7ページの中ほど、(7)の水道料金の収納状況及び滞納状況についてでございます。収納状況については下段の表を御覧をいただきたいと思います。未収額の現年度分については、3月分が未収となるため多額となっていますが、翌年度に過年度分として収入され未収は解消されるということになっております。毎年度若干の滞納が発生をしております、この滞納分回収についても引き続き御努力をお願いしたいと思います。滞納の状況につきましては、8ページの表を御覧をいただきたいと思います。  次に、(8)の基金の状況ですが、令和2年度末の基金残高は4,625万3,000円となっております。  次に、9ページ。今後の課題でございますが、御覧をいただきたいと思います。(1)から5まで記載させていただいております。要点のみ申し上げますと、(1)の業務の状況については、有収率や施設利用率の向上を図り、より一層効率的な運営に努められるように望みます。(2)の収益、費用の状況については、料金の値上げにより当年度純利益は4,093万7,000円となり、前年度の2,721万8,000円と比較して大幅に増加をしております。今後も引き続き、収益の増や経常経費の節減等、さらなる経営改善を図る対策を御検討いただきたいと思います。(3)の財政の状況につきましては、今後も企業債残高の縮減を図っていく等、さらなる経営基盤の強化に努めていただきたいと思います。それから、4のキャッシュフローの状況につきましては、今後の更新投資を見据え、計画的に資金を確保していく必要があるものと考えます。(5)の水道料金の滞納状況につきましては、過年度分未収額は年々減少しております。引き続き、滞納額の解消に努められ、経営の健全化を図っていただきたいと思います。以上、令和2年度奥出雲町水道事業会計決算審査の報告を終わります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(藤原 充博君) 以上で審査報告を終わります。  ただいまの谷尻代表監査委員の報告及び認定第1号並びに報告第11号の議案について、一括して質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、先ほどの谷尻代表監査委員の報告及び認定第2号の議案について、質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの認定第1号及び認定第2号につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、予算決算特別委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号及び認定第2号につきましては、予算決算特別委員会へ付託することに決しました。  次に、今期定例会までに受理いたしました請願・陳情は、お手元に配付しました請願・陳情等文書表のとおりであります。会議規則第92条第1項の規定により所管の常任委員会へ付託いたしますので、慎重なる御審議をお願いします。   ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 充博君) 以上をもちまして、本日の会議日程は全て終了いたしました。本日はこれに散会といたします。御苦労さまでした。             午後2時54分散会   ───────────────────────────────...