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令和 3年第2回定例会(第4日 6月24日)

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  1. 奥出雲町議会 2021-06-24
    令和 3年第2回定例会(第4日 6月24日)


    取得元: 奥出雲町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-28
    令和 3年第2回定例会(第4日 6月24日)   ──────────────────────────────────── 令和3年 6月(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第4日)                          令和3年6月24日(木曜日) ────────────────────────────────────             議事日程(第4号)                    令和3年6月24日 午前9時30分開議  日程第 請願号 持続可能な地域交通支援についての要望      (日程第 総務経済常任委員会委員長報告)  日程第2 議案第51号 奥出雲国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について  日程第3 議案第52号 奥出雲訪問看護ステーション事業基金条例の一部を改正する条例制定について      (日程第2・3 教育福祉常任委員会委員長報告)  日程第4 議案第53号 令和3年度奥出雲一般会計補正予算(第2号)提出について  日程第5 議案第54号 令和3年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第号)提出について  日程第6 議案第55号 令和3年度奥出雲介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第号)提出について      (日程第4〜6 予算決算特別委員会委員長報告)  日程第7 議案第58号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第8 議案第59号 財産の取得について(小型動力ポンプ付積載車)  日程第9 発議第号 新型コロナ禍による米危機の改善を求める意見書(案)提出について  日程第10 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について
      ───────────────────────────────            本日の会議に付した事件  日程第 請願号 持続可能な地域交通支援についての要望      (日程第 総務経済常任委員会委員長報告)  日程第2 議案第51号 奥出雲国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について  日程第3 議案第52号 奥出雲訪問看護ステーション事業基金条例の一部を改正する条例制定について      (日程第2・3 教育福祉常任委員会委員長報告)  日程第4 議案第53号 令和3年度奥出雲一般会計補正予算(第2号)提出について  日程第5 議案第54号 令和3年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第号)提出について  日程第6 議案第55号 令和3年度奥出雲介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第号)提出について      (日程第4〜6 予算決算特別委員会委員長報告)  日程第7 議案第58号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第8 議案第59号 財産の取得について(小型動力ポンプ付積載車)  日程第9 発議第号 新型コロナ禍による米危機の改善を求める意見書(案)提出について  日程第10 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について   ───────────────────────────────              出席議員(14名)     番 高 橋 恵美子君     2番 北 村 千 寿君     3番 糸 原 文 昭君     4番 内 田 裕 紀君     5番 小田川 謙 一君     6番 田 食 道 弘君     7番 糸 原 壽 之君     8番 景 山 利 則君     9番 内 田 雅 人君     10番 石 原 武 志君     11番 川 西 明 徳君     12番 内 田 精 彦君     13番 大 垣 照 子君     14番 藤 原 充 博君   ───────────────────────────────              欠席議員(なし)   ───────────────────────────────              欠  員(なし)   ───────────────────────────────             事務局出席職員職氏名 局長 ───── 石 原 重 夫君  企画員 ──── 石 原 達 也君   ───────────────────────────────           説明のため出席した者の職氏名 町長 ───── 勝 田 康 則君  副町長 ──── 藤 原   努君 教育長 ──── 松 田 武 彦君  総務課長 ─── 堀 谷 智 樹君 企画財政課長 ─ 江 角   啓君  町民課長 ─── 石 原 和 夫君 税務課長 ─── 岡 田 光 弘君  商工観光課長 ─ 本 山 宏 人君 健康福祉課長 ─ 杠   康 彦君  農業振興課長補佐 川 西 博 司君 水道課長 ─── 千 原 明 浩君 地域づくり推進課長 ───────────────── 高 尾 昭 浩君 福祉事務所長 ─ 森 田 近 子君  教育魅力課長 ─ 永 瀬 克 己君 農林土木課長 ─ 秋 田 和 浩君 結婚・子育て応援課長 ──────────────── 吉 川 明 広君 会計管理者 ── 田 中   修君  病院事務長 ── 中 西 修 一君 建設課長 ─── 松 原 三 美君   ───────────────────────────────             午前9時3分開議 ○議長(藤原 充博君) おはようございます。全国各地新型コロナウイルスワクチン接種が65歳以上の高齢者から順次進められております。奥出雲町においても、5月24日から高齢者接種が開始され、昨日、6月の23日現在で予約をされた約55%の方が既に回目の接種を終えられている状況であります。町民の皆様には、引き続き感染予防に努めていただきたいと思います。  今定例会最終日におきまして、トロッコ列車運行継続と木次線の利用促進を町内外へ広くPRすることを目的に、木次線ポロシャツを着用しての本会議といたしました。議員各位並びに執行部におかれましては、趣旨を御理解の上、全員の皆様に御協力いただき、心より感謝を申し上げます。これを機に、我々もより一層、木次線利用を心がけたいと思います。  ただいまの出席議員数4名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  これより議事に入ります。   ─────────────・───・───────────── ◎ 日程第 請願号 ○議長(藤原 充博君) 日程第、請願号、持続可能な地域交通支援についての要望を議題といたします。  本案につきましては、去る6月9日の本会議におきまして、総務経済常任委員会へ付託をしております。  その審査結果について、会議規則第77条及び第94条第項の規定により、委員長から報告を求めます。  10番、石原武志総務経済常任委員会委員長。 ○総務経済常任委員会委員長(石原 武志君) 10番、石原でございます。総務経済常任委員会委員長報告をさせていただきます。報告書を朗読させていただきます。  令和3年度奥出雲町議会6月定例会総務経済常任委員会委員長報告奥出雲町議会議長藤原充博様。総務経済常任委員会委員長石原武志。  令和3年奥出雲町議会6月定例会、6月9日開催の本会議において、当委員会に付託になりました案件につきまして、会議規則第77条及び第94条第項の規定により報告いたします。  、常任委員会開催日、令和3年6月6日水曜日。出席委員7名。審査案件及び審査概要と審査結果。  請願第号、持続可能な地域交通支援についての要望。  審査概要は、要望内容は2点あり、1つは、交通弱者に対する既成の助成制度タクシーチケット等)の見直しを図り、全体で利用しやすい仕組みに再構築するよう要望。  もう一つは、公共交通網形成計画の策定に当たっては、地域の実情をより反映するため、構成メンバーに地域の推進グループ(小さな拠点づくり代表等)の参加を認めるよう望むもの。  高齢者等交通弱者の買物や通院支援に既に取り組んでいるグループや計画中のグループ・小さな拠点づくり活動を積極的に運営している各代表からの請願であり、採択すべき内容と判断しました。  審査結果、全会一致、採択。  以上、総務経済常任委員会委員長報告を終わります。 ○議長(藤原 充博君) これより委員長報告に対する質疑を行います。  請願第号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより討論を行います。  請願第号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、請願第号について討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第、請願号、持続可能な地域交通支援についての要望を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、採択であります。  委員長報告のとおり決することに完成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、請願第号は、委員長報告のとおり採択されました。   ─────────────・───・───────────── ◎ 日程第2 議案第5号 及び 日程第3 議案第52号 ○議長(藤原 充博君) 続きまして、日程第2、議案第5号、奥出雲国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、日程第3、議案第52号、奥出雲訪問看護ステーション事業基金条例の一部を改正する条例制定について、以上の2議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  本案につきましては、去る6月9日の本会議におきまして、教育福祉常任委員会へ付託しております。その審査結果について、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。  11番、川西明徳教育福祉常任委員会委員長。 ○教育福祉常任委員会委員長(川西 明徳君) 教育福祉常任委員会委員長報告をいたします。  奥出雲町議会議長藤原充博様。教育福祉常任委員会委員長川西明徳。  令和3年奥出雲町議会6月定例会、6月9日の本会議において、当委員会に付託されました下記議案について、会議規則第77条の規定により報告いたします。  常任委員会開催日、令和3年6月5日。出席委員6名。説明出席者健康福祉課長水道課長教育魅力課長、結婚・子育て応援課長福祉事務所長病院事務長町民課長。  審査案件及び審査の概要と審査結果。  議案第5号、奥出雲国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について。  審査概要地方税法施行令の一部を改正する政令が公布されたことに伴う所要の改正をするためと、町長は国民健康保険税の減額について、新型コロナウイルス感染症による影響を考慮し、被保険者人につき万5,000円を減額するものです。  審査結果、全会一致原案可決
     議案第52号、奥出雲訪問看護ステーション事業基金条例の一部を改正する条例制定について。  審査概要奥出雲訪問看護ステーション事業奥出雲病院に移管となり、基金として積み立てる額、取り崩す額は、奥出雲病院事業会計収入支出予算で定め、円滑な訪問看護ステーション事業の運営を図るためです。  訪問看護ステーション事業が病院で行うことによる基金条例の上程だが、訪問看護事業だけで基金をつくられるのか、病院全体の中かとの質問に、病院事業に対しては、病院の基金がある。病院全体の施設整備の基金だ。訪問看護ステーション事業の基金は、病院事業の中の訪問看護に関わる事業に基金を積み立てたり、取り崩したりする。通常の運用では基金の取崩しはできるだけせず対応したいとの答弁でありました。  審査の結果、全会一致原案可決。  以上、教育福祉常任委員会議案審査の報告を終わります。 ○議長(藤原 充博君) 以上で委員長報告を終わります。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  初めに、議案第5号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第52号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより討論を行います。  初めに、議案第5号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第5号について討論を終わります。  次に、議案第52号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第52号について討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第2、議案第5号、奥出雲国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおりに決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第5号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第3、議案第52号、奥出雲訪問看護ステーション事業基金条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第52号は、委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────・───・───────────── ◎ 日程第4 議案第53号 から 日程第6 議案第55号 ○議長(藤原 充博君) 続きまして、日程第4、議案第53号、令和3年度奥出雲一般会計補正予算(第2号)提出について、日程第5、議案第54号、令和3年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第号)提出について、日程第6、議案第55号、令和3年度奥出雲介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第号)提出について、以上の3議案につきましては、会議規則第37条の規定により一括して議題といたします。  本案につきましては、去る6月9日の本会議におきまして、予算決算特別委員会へ付託をしております。その審査結果につき、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。  8番、景山利則予算決算特別委員会委員長。 ○予算決算特別委員会委員長(景山 利則君) 予算決算特別委員会委員長報告をいたします。  報告書を朗読をいたします。  令和3年6月24日、令和3年奥出雲町議会6月定例会予算決算特別委員会委員長報告奥出雲町議会議長藤原充博様。予算決算特別委員会委員長景山利則。  令和3年奥出雲町議会6月定例会、6月9日の本会議において、予算決算特別委員会に付託されました下記議案審議経過及び審査の結果について、会議規則第77条の規定により報告いたします。  開催日、令和3年6月4日月曜日、2日月曜日。審査付託議案、3議案。議案第53号、令和3年度奥出雲一般会計補正予算(第2号)提出について。議案第54号、令和3年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第号)提出について。議案第55号、令和3年度奥出雲介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第号)提出について。  出席委員数、6月4日、3人、6月2日、3人。  審議経過。当委員会では、去る6月4日に執行部課長出席の下、全体質疑を行い、その後、各小委員会へ審査を付託しました。6月2日に再度委員会を開催し、各小委員会委員長より分割審査の結果報告を受け、全体での審議を行った後、予算決算特別委員会として3議案について採決を行いました。  審査の内容、概要であります。  議案第53号、令和3年度奥出雲一般会計補正予算(第2号)提出について。  本議案の一般会計補正予算額は2億4,749万7,000円であり、補正後の予算総額38億356万5,000円となっております。  主な補正内容について。今回の補正予算は、歳入では公共土木施設災害復旧費負担金(過年災害)4,366万4,000円の減、地方創生臨時交付金億4,43万円、新型コロナウイルス感染症セーフティーネット強化交付金45万4,000円、社会資本整備総合交付金2,46万円の減等について、また、歳出ではふるさと応援宅配便事業2,235万円、子育て世帯生活支援特別給付金(その他世帯分)45万4,000円、新型コロナウイルス感染症検査委託費PCR検査等699万6,000円、成人式出席者を対象とした抗原定量検査288万6,000円、産直市消費拡大応援事業2,52万円、プレミアム付商品券発行事業4,67万7,000円、プレミアム付宿泊飲食等利用券発行事業4,300万円、布勢小学校代替校舎整備事業2,200万円等が計上されております。  6月4日の全体質疑においては、歳入は一括して、歳出は款別に質疑を行いました。  各委員からは、歳入では総務費国庫補助金地方創生臨時交付金億4,43万円が該当している事業の確認について、公共土木施設災害復旧事業債2,万円の減額内容確認について、詳細な質疑が行われました。  歳出については、次のとおりです。  総務費では、横田庁舎トイレ等感染対策のための改修事業9万円、ふるさと応援宅配便事業2,235万円、コミュニティ助成事業万円の内容確認について。  民生費では、子育て世帯生活支援特別給付金45万4,000円、放課後児童クラブ施設修繕費28万5,000円、健康管理アドバイザー報償費23万6,000円、生活保護扶助費65万6,000円の内容確認について。  衛生費では、新型コロナウイルス感染症PCR検査等委託費699万6,000円の委託先、対象要件拡充の意味合い、PCR検査申込方法等内容確認について。  農林水産業費では、カルチャープラザ管理費喫茶室製氷機更新45万7,000円、農業振興施設管理費雪害等による施設修繕費594万9,000円、産直市消費拡大応援事業2,52万円、農家民泊等支援事業105万円の内容確認について。  商工費では、プレミアム付商品券発行事業4,67万7,000円、プレミアム付宿泊飲食等利用券発行事業4,300万円のプレミアム率等の確認、販売促進・新事業展開支援事業00万円の内容確認について。  土木費では、橋梁長寿命化修繕事業55万2,000円の減についての進捗状況の確認、雪害による住宅修繕費3,万5,000円の内容と財源確認について。  消防費では、工事請負費から業務委託料への組替え999万9,000円の内容確認について。  教育費では、学校保健特別対策事業(小学校)万円、(中学校)55万円、小学校施設管理費875万円、中学校施設管理費85万6,000円、布勢小学校代替校舎整備事業2,200万円の内容確認について詳細な質疑が行われました。そのほか、未耐震化布勢小学校耐震化による代替仮設校舎ならば、同じ未耐震化三成小学校も同時にすべきではないかということについて質疑応答がありました。  給与費明細書補正地方債に関する調書、歳入歳出予算の総計表及び純計表については、特に質疑はありませんでした。  6月2日に招集した予算決算特別委員会では、各小委員会委員長より審査報告がありました。  総務経済予算決算小委員会からは、歳入においては特に質疑はなかったこと。  歳出においては、総務費では、行政手続における押印等見直し支援業務委託費48万5,000円については、行政手続の中には条例、規則、要綱、要領があり、その中で押印見直しの対象となる手続の洗い出しをするための委託であることを確認。  ふるさと応援宅配便事業2,235万円については、前回、全戸配布を前提にしたため、事業所公的施設等へ案内状が行くなど多少問題が生じたが、今回の配布においては注意喚起をしていることを確認。また、宣伝、広報についてさらに工夫が欲しいとの意見には、町民からの高評価を得ているので、期間延長利用枚数の増、チルド品の扱いを開始し、コマーシャルも積極的に行うことを確認したこと。  農林水産業費では、水田園芸拠点づくり事業11万4,000円については、高収益作物は県指定が6品目あるが、単町では目標が達成しにくいことから、雲南地域雲南農業振興協議会として水田転作の品目を推進し、今回は認定農業者での白ネギ栽培が対象となり、3分のの助成であることを確認。  産直市消費拡大応援事業2,52万円については、買ってもらわなければ作っても売れないことから、地元飲食店介護施設等町内事業所購入依頼を行い、購入いただいたものはレシートで確認し、一月5万円を上限に5か月間助成することで生産者支援を行うことを確認。  また、臨時交付金事業での農業・畜産振興費が昨年に比べ不十分ではという意見に対し、畜産では去勢が5月から競り市場価格が軒並み下がっている状況であり、今後の動向を見て、9月、12月補正で検討すること。全共対策では、地域内保留に対し支援を考えていること。また、米作も6月から9月の動向、買入れ価格や作況指数を見ながら検討することを確認。  農道整備事業については、大仁農道の改修内容について確認したこと。  商工費では、プレミアム付商品券発行事業4,67万7,000円、プレミアム付宿泊飲食等利用券発行事業4,300万円の上限と発行事業については、時期や人当たりの枚数は今後商工会と詰めていく。時期については、県実施のGoToEatが終わるタイミングで速やかに実行できるように考えていることを確認。また、タクシー利用の確認や国、県の事業予算が余ることのないよう利用率を上げ、全額執行するよう工夫すべきであるということについて確認したこと。  土木費では、除雪車格納庫管理費73万7,000円については、雪害による修理内容を確認。  道路ストック改良事業94万円については、地元要望の多い舗装修繕事業であることを確認。  道路整備事業3,342万000円の減については、道路整備交付金減による事業の進捗に対する影響があるのかどうかについて確認。  河川浄化対策事業200万円については、河川名の確認と場所は河川地番で確認したこと。  消防費では、消防ポンプ車修繕112万2,000円については、修繕内容を確認。  防災行政デジタル無線整備事業の予算組替えについては、戸別受信機の設置や機種選定に再検討するためであることを確認。  避難所用備品整備事業58万5,000円については、避難所見直しによる整備内容と財源がふるさと基金であることを確認したことなど、詳細な審議の結果が報告されました。  教育福祉予算決算小委員会からは、歳入においては特に質疑がなかったこと。  歳出においては、総務費では、コミュニティセンター管理費8万4,000円については、施設老朽化によりしょっちゅう修繕費が出ているがということに対し、大規模な修繕は考えておらず、その都度必要な対応をしていくことを確認したこと。  民生費では、介護老人保健施設事業特別会計繰出金102万000円はどういう形で執行されるかについては、一般会計から介護老人保健施設事業特別会計に繰り出し、仁多福祉会に運営交付金と一緒にして支出する。修繕内容は、冷温水発生器の修繕、屋内消火栓の配管修繕であることを確認。  生活支援体制整備事業による歳出予算49万円の委託料を減額して補助金に組み替えすることについては、小さな拠点づくりで地域の福祉の向上という活動支援、支援体制の整備に、地域の特性、実態に合った地域独自の生活支援に自由性を持たせるためであることを確認したこと。  衛生費では、PCR検査等委託費699万6,000円は、コロナだけでなく、他の感染症に対する検査も含まれているかについては、新型コロナウイルスの感染症に特化していること。また、検査は全町民が対象だが、町の出身者で県外の学校、県内へ就職希望があり就職活動で帰省されるときにも利用できること。当初は回であったが、要綱改正で、実態に合わせ、何回でも利用できるようにしたことを確認。  コロナ封じ込め対策としてのPCR検査、抗原検査の特性と効果並びに検査料については、PCR検査は一般的には一番正確で精度が高いこと。抗原検査の定量検査は、PCR検査のほぼ9割前後の的中率と言われていること。PCR検査料は万9,723円で、個人負担が万円、残りの9,723円が町負担。抗原定量検査料は7円で、個人負担が5,000円、残りの6,47円が町負担であることを確認したこと。  土木費では、普通住宅修繕費3,万5,000円については、毎年空き部屋があるが、現在の状況は、通常町営住宅と言われる公営住宅が5月2日時点で、入居率は9%、空き部屋は3室。定住住宅の入居率は8%、空き部屋は6室。公営住宅の入居率は92%、空き部屋は25室という状況を確認したこと。  教育費では、布勢小学校代替校舎整備事業2,200万円、設計料で代替校舎建設費を逆算すると、短期間のリースだが、リース料が高過ぎないかということについては、代替校舎はユニット型の耐震機能を有するリース品に加え、電気の設備工事、給水設備工事、機械設備工事などの附帯的な設備全てを含めたものであり、概算工事費から割り出して算出したものが委託料になっているということを確認。  三成小学校の仮設校舎を建てる場所は、建設予定地が決まらないと決定できない訳については、町は現地での建て替えを提案しているが、校区別協議会でも検討されることになる。建設位置がどこになるのか、最終的な確定を待って仮設校舎の具体的な計画を立てることを確認したこと。  代替校舎整備事業は、予算審議より、予算から派生する内容が延々と続いたこと。教育問題で議会と執行部で真剣に話したことはあまりなかったこと。議会と執行部、殊に教育委員会が議員ともう少しリラックスをして話ができるような場をつくることについて提案があったことなど、詳細な審議の結果が報告されました。  議案第54号、令和3年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第号)提出について。  6月4日の全体質疑では、保険給付費等交付金5,105万3,000円の減額内容確認について詳細な質疑が行われました。  教育福祉予算決算小委員会委員長から、小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第55号、令和3年度奥出雲介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第号)提出について。  教育福祉予算決算小委員会委員長から、小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  審査結果について。  議案第53号は、賛成多数で原案可決。  議案第54号、議案第55号は、いずれも全会一致原案可決としました。  以上、今期予算決算特別委員会に付託されました3議案の審査概要と審査結果を述べ、報告といたします。 ○議長(藤原 充博君) 以上で委員長報告を終わります。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  初めに、議案第53号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕
    ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第54号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第55号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより討論を行います。  初めに、議案第53号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第53号について討論を終わります。  次に、議案第54号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第54号について討論を終わります。  次に、議案第55号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第55号について、討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第4、議案第53号、令和3年度奥出雲一般会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第53号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第5、議案第54号、令和3年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第号)提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第54号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第6、議案第55号、令和3年度奥出雲介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第号)提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第55号は、委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────・───・───────────── ◎ 日程第7 議案第58号 ○議長(藤原 充博君) 日程第7、議案第58号、公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  堀谷総務課長。              〔総務課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第58号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより議案第58号について質疑を行います。質疑はございますか。  3番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 地域医療連携推進法人設立ということで条例制定するということでございますが、これの、ここの法人で働く職員さん、全体で何人、そして、奥出雲町からは何人派遣するのかお聞かせください。 ○議長(藤原 充博君) 中西病院事務長。 ○病院事務長(中西 修一君) 議員の御質問にお答えをいたします。  連携推進法人でございますが、奥出雲町、それと雲南市、両方からの人員を派遣するという形になっております。申し訳ございませんが、雲南市のほうはまだはっきり何名というのは承知をいたしておりません。奥出雲町につきましては、病院のほうから、私を含め3名、奥出雲町のほうから、健康福祉課から名の4人が派遣になるというふうに考えております。申し訳ございません、雲南病院、雲南市につきましては、病院、奥出雲町、奥出雲病院と同等か、若干多めになるものと思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにありませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第58号について討論を終わります。  これより採決をいたします。  日程第7、議案第58号、公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。   ─────────────・───・───────────── ◎ 日程第8 議案第59号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第8、議案第59号、財産の取得について(小型動力ポンプ付積載車)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  堀谷総務課長。              〔総務課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第59号 財産の取得について(小型動力ポンプ付積載車)   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより議案第59号について質疑を行います。質疑はございますか。  9番、内田議員。 ○議員(9番 内田 雅人君) すみません、点確認をしたいと思いますけども、小型動力ポンプ付積載車の財産取得ですけど、4台。今回、4台ともオートマチックのほうということで、これまではミッションのマニュアル車も多かったわけですけども、今後、先ほど随時更新する予定ということで課長おっしゃいましたが、今後もオートマチックのほうで更新される予定なのかいう点です。やっぱりなかなかマニュアルに慣れない方も増えてきてるとは思いますので、普通車もそういう形でするのかということ。あと、車としての馬力とか、動力関係、そんなに差はないのかというところでお聞きしたいと。以上です。 ○議長(藤原 充博君) 堀谷総務課長。 ○総務課長(堀谷 智樹君) 御質問のほうにお答えをさせていただきます。  最初の御質問でございます車の変速機につきましては、今後もオートマチックなのかというところでございます。御案内のように、最近の入団者のほう、限定免許というふうなこともありまして、なかなかマニュアル車に慣れてないということもありますし、御自分の所有の車も、最近はオートマチックがほとんどではないかと思っております。というふうなことからして、今後の整備に関しましては、議員御指摘のとおり、オートマチックの車を導入していけたらというふうに考えております。  それから、馬力等につきましては、変速機の別により遜色はないというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  2番、内田精彦議員。 ○議員(12番 内田 精彦君) 先ほど86.3%の入札率いうことでしたですが、これは予定価格は公表されておる入札なのかどうか、ちょっと教えてください。 ○議長(藤原 充博君) 堀谷総務課長。 ○総務課長(堀谷 智樹君) 御質問にお答えいたします。  予定価格の公表制度につきまして御質問いただきました。奥出雲町におきましては、予定価格の公表につきましては現在行っておりませんので、そのように御理解いただければと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  堀谷総務課長。 ○総務課長(堀谷 智樹君) 失礼いたします。先ほどの答弁、ちょっと修正をさせていただきたいと思います。工事につきましては公表しておりまして、今回の財産取得につきましては、公表してないということでございます。以上でございます。失礼いたしました。 ○議長(藤原 充博君) そういうことでよろしいですか。  ほかにはございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第59号について討論を終わります。
     これより採決をいたします。  日程第8、議案第59号、財産の取得について(小型動力ポンプ付積載車)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。   ─────────────・───・───────────── ◎ 日程第9 発議第号 ○議長(藤原 充博君) 日程第9、発議第号、新型コロナ禍による米危機の改善を求める意見書(案)提出についてを議題といたします。  要旨の説明を求めます。  6番、田食道弘議員。 ○議員(6番 田食 道弘君)   ───────────────────────────────  発議第号      新型コロナ禍による米危機の改善を求める      意見書(案)提出について  新型コロナ禍による米危機の改善を求める意見書(案)を会議規則4条第2項の規定により、別紙のとおり提出する。     令和3年6月24日提出                提出者 奥出雲町議会議員 田 食 道 弘                賛成者 奥出雲町議会議員 川 西 明 徳                賛成者 奥出雲町議会議員 大 垣 照 子  提案理由  コロナ禍による米需要の消失で不可避となった米価暴落により、米農家は経営危機に陥りつつあります。  この事態をかんがみ、国に対し当議会から意見書を提出するため。   ───────────────────────────────  ページをおはぐりください。  新型コロナ禍による米危機の改善を求める意見書(案)でございます。  コロナ禍における米の需要消失は、令和元年産米の過大な在庫を生み、令和2年産米の市場価格は大暴落し、年末年始における感染者拡大と自粛要請、さらに緊急事態宣言の再発令により、需要減少に歯止めがかからず、令和2年産米の販売不振と米価下落は底なしの状態になっています。  今年の10月末には古米在庫が6万トンにも及ぶと試算され、36万トンの減産が実行されても、効果自体が消散しかねない水準です。このままでは令和3年産米の大暴落はもとより、来年の6月末在庫が25万トン規模となり、2年連続の米価下落にとどまらず、令和4年産米価格も上昇することはかなわず、3年連続の米価暴落となれば、零細経営はもとより、大規模経営に至るまで、多くの米農家が米づくりを撤退することにつながりかねません。  コロナにより消滅した需要減少分は国が責任を持って過剰在庫を市場隔離すべきであって、その責任を生産者、流通業者に押しつけることは許されません。政府による特別な隔離対策が絶対に必要です。  コロナ禍の中、各地で取り組まれているフードバンクには、食料などを求めて多くの方が参加されています。かつてない危機的事態の中で苦しむ国民と農家への支援のために、従来の政策的枠組みにとらわれない対策が緊急に求められます。  以上の趣旨から、下記事項を速やかに実行されるよう強く求める。  1つ、政府はコロナ禍で生まれた市場に滞留する在庫を買い取るなどして市場から隔離し、需給環境を改善するとともに、米価下落に歯止めをかけること。  2つ、政府はコロナ禍などによる生活困難者、学生などへの食料支援制度を欧米並みに創設すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和3年6月24日。島根県仁多郡奥出雲町議会。提出先、内閣総理大臣、菅義偉様、農林水産大臣、野上浩太郎様。以上であります。 ○議長(藤原 充博君) 以上で要旨の説明を終わります。  これより発議第号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。  10番、石原議員。 ○議員(10番 石原 武志君) 10番、石原でございます。発議第号、新型コロナ禍による米危機の改善を求める意見書提出について、反対の立場で討論を行います。  本議案は、新型コロナに起因し、米需要が激変し、販売不振と米価下落が底なし状態と訴えています。対策として、需要減少による米の過剰在庫分を市場対策すべきとしています。  確かに米の需要は年々減少しています。しかし、原因はコロナでしょうか。私は、米需要の減少する原因は人口減少と食の多様化によるものが大きいと考えております。  奥出雲仁多米の販売状況では、飲食業者からの受注は減少していますが、個人需給は増大し、総じて売上げは向上しているとのことでございました。コロナ禍での外食減少分は、自宅の消費に変動しているのでしょう。  本案に反対する理由は2点あります。  点は、私ごとですが、私は8反弱の生産農家でございます。自分で起耕し、施肥、田植、水管理をしながら、いわゆるおいしい仁多米生産に努めております。課題は、たんぱく分をポイント減らすこと、そして、食味値のスコアを82以上を維持することであります。つまり、数値によりおいしさを確保し、消費者理解を求め、購入していただくことであります。円でも高く売ることよりも、粒でも多く消費者の皆さんに購入していただくことを目標としております。このことが仁多米の評価維持、ブランド維持に貢献できると信じております。  今すべきことは、生産者として、生産者と流通販売業者がタッグ、連携をし、消費拡大に向け尽力することではないでしょうか。このことこそ肝要と思います。政府買上げ米は、現在、備蓄米のみであります。年過ぎれば市場に放出され、当然影響は繰り返します。  2つ目の理由は、本町が日本農業遺産の認定を受け、さらに世界農業遺産の本審査を目前にしている状況であります。努力をしていらっしゃいます。国の米政策に注文をつける時期ではないと考えております。  したがって、本議案、発議第号に反対をいたします。  以上、反対討論といたします。 ○議長(藤原 充博君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。  11番、川西議員。 ○議員(11番 川西 明徳君) 11番、川西明徳です。新型コロナ禍による米危機の改善を求める意見書案に賛成の立場で討論を行います。  奥出雲町経済に占める仁多米の販売額は少ないものではありません。地域経済への貢献度は多であります。しかしながら、昨今の販売額は最盛期の半分であります。減反による生産減と、半世紀にも及ぶ政権党の低米価政策によるものであります。家族的農家経営では再生産費も賄えないのが実情であります。また、翻りますと、先般実施されました奥出雲町議会議員選挙のほとんどの立候補者の選挙公約の一つは、農業振興でありました。であるとするならば、公約を果たすためにも、米価下落に歯止めをかけるよう、政府に求めるべきではないでしょうか。  以上、賛成討論を終わります。 ○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。反対討論です。  2番、北村議員。 ○議員(2番 北村 千寿君) 2番、北村千寿です。新型コロナ禍による米危機の改善を求める意見書の提出について、反対する立場から討論を行いたいと思います。少し長くなるかもしれませんが、御容赦願います。  米の消費は、一般質問のときも述べましたように、毎年8万トンずつ減少しております。8万トンという数字は、島根県で生産される量が8万トン余りです。つまり、毎年島根県で生産される量が毎年毎年減少しております。また、TPP、環太平洋パートナーシップ、日本を除く11か国、具体的に言いますと、アメリカ、カナダ、メキシコ、チリ、ペルー、オーストラリア、ニュージーランド、ブルネイ、シンガポール、マレーシア、ベトナムの11か国ですが、この11か国から日本へ米を輸出しようとする動きがあります。そうした米の需給緩和が進む外圧が強まる中、国は平成3年、あえて生産調整を撤廃しました。その意図は、消費者の要望に応じた生産を地域ごとに行うこと、そして、それぞれが切磋琢磨して国際競争に打ち勝つ生産を目指すという意図があったからと言われています。  こうした状況の中、奥出雲町では仁多米というブランド米で打って出ています。資料にありますように、全国的には確かに価格は下がっていますが、仁多米ではありませんが、島根米ということで記載されていますけど、全国の下げ幅よりも少ないです。ということは、総体的にいうと、島根米は優位に展開しております。その中でも、仁多米は、奥出雲株式会社からの報告ありましたように、順調に販売されております。また、消費が減少する中、仁多米に対する需要というのは高まってきております。こうして国が生産調整を撤廃して、消費者の要望に応じた生産を地域ごとに求めた方向性というのは、現在、奥出雲町はその方向に向かっている状況にあると思います。そういう状況の中で、政府が余った米を買い上げて、需給調整し、そして、価格の低下を防ぐといったこの発議は、果たしてこの奥出雲町のためになるでしょうか。政府が目指す方向に向かっている奥出雲町にとっては、むしろマイナスになると思っております。  加えて、WTO、世界貿易機関ですけど、これは農業施策を貿易に与える影響という観点から施策を分類しております。当初は3つに分類されました。信号機の色になぞらえられ、赤の施策、黄色の施策、緑の施策といって、3つありました。赤の施策は、やってはいけない施策です。具体的には、輸出そのものに対する補助です。これを行っていた国は直ちにやめました。残った黄色と緑の施策の間に青の施策が新たにできて、現在3つの施策に分類されます。緑の施策は、貿易に影響を与えない施策で、具体的には圃場整備であったり、あるいは学級給食への補助が該当します。今回の発議の2番目の学生への食料支援は、この緑の施策に該当するものではないかと思っております。青の施策は、貿易に多少影響する施策として位置づけられており、具体的には稲作の経営安定対策が該当します。黄色の施策は、貿易に大いに影響を与える施策で、国際的に縮減の対象となっている施策であります。具体的には、生産数量に伴う補助金であったりとか、あるいは流通価格に影響を与える施策がこれに該当します。今回、政府が米を買い上げて、需給調整し、そして価格を下げないといった内容は、まさにこの黄色の施策で、国際的には縮減の対象となっとる施策であります。  私は以前の職場で、施策を立案することもありました。その際に言われたのは、自由経済の中にあって、税金を使って価格を操作、いわゆる価格に影響する施策を立案しては駄目だというふうに言われてきました。この奥出雲町議会でも、施策を立案する立場にあります。そうした機関から国際的に縮減の対象となるような施策を提言することは適切でないというふうに私は思います。よって、この発議に対しては反対いたします。以上です。 ○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。  7番、糸原議員。 ○議員(7番 糸原 壽之君) 7番、糸原でございます。私は発議第号、新型コロナ禍による米危機の改善を求める意見書の提出について、反対の立場で討論を行います。しかし、対案を示しての反対討論といたします。  確かに今、コロナ禍により、外食産業は、政府、また自治体の政策や、それに伴う個人個人の考えにより、いろいろな面で制約や外出などの控えで低迷を余儀なくされている現状であります。したがって、日本人の主食である米の消費も大変落ち込んでいます。そして、生産量が変わらなければ、在庫は増え、当然それは需要と供給のバランス、経済維持、発展の上から、最終的に価格に跳ね返ってくるのは当然であります。つまり、農家の懐が寂しくなります。しかし今、世界がコロナ禍で苦しみ、出口を一生懸命探しているとき、特にその国の政治家の力量まで問われる状況の中、この難局を何とかして乗り切る必要があります。その国の主食、食物を確保し、国民を守るのは国家の責任であります。そして、その生産者である農家を守るのは当然であり、不可欠なことであります。かかるこの時期に何かの対策を講じることは当然であります。  発議号でありました中で、御提案ではございますが、在庫が在庫を呼び、それが悪循環となり、いよいよは捨て金にならないように、お米が無駄なことにならないようにと思うところであります。  そこで私は、この事態に当たって、発議に対案する形として、今、奥出雲町は世界農業遺産の認定の地を目指す、その中ではありますが、コロナ禍によってたまっている状態の米は、国際貢献として恒常的に食糧難の地へ送り、支援米とすることを対案としたいと思います。仁多米を先頭に、国際支援の米を日本から送ったら、このコロナに対する世界中の危機の中、地球上がうまく回るような気がいたします。価格維持を乗り越えて、そうした貢献に尽くしてはいかがでしょうか。  以上、対案をお示しし、在庫を抱えるだけではなし、その先も考えた対案を持ち、反対討論とさせていただきます。 ○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、発議第号について討論を終わります。  これより採決をいたします。  発議第号、新型コロナ禍による米危機の改善を求める意見書(案)提出についてを採決いたします。  発議第号は、原案のとおりに意見書を提出することに賛成の方は起立を願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 充博君) 起立少数と認めます。よって、本案は、否決されました。   ─────────────・───・───────────── ◎ 日程第10 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第10、閉会中の継続審査及び継続調査の申し出についてを議題といたします。  お諮りをいたします。会議規則第75条の規定により、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続審査及び継続調査の申出があっております。  申出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査とすることに御異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査とすることに決しました。   ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で本定例会に付議されました議案の審議は全て終了いたしました。  これにて令和3年奥出雲町議会6月定例会を閉会といたします。御苦労さまでした。            午前10時5分閉会   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