奥出雲町議会 2021-06-24
令和 3年第2回定例会(第4日 6月24日)
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第54号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第55号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、
委員長報告に対する質疑を終わります。
これより討論を行います。
初めに、議案第53号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第53号について討論を終わります。
次に、議案第54号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第54号について討論を終わります。
次に、議案第55号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第55号について、討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第4、議案第53号、令和3年度
奥出雲町
一般会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、議案第53号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第5、議案第54号、令和3年度
奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第
1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、議案第54号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第6、議案第55号、令和3年度
奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第
1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、議案第55号は、
委員長報告のとおり可決されました。
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◎ 日程第7 議案第58号
○議長(藤原 充博君) 日程第7、議案第58号、
公益的法人等への職員の
派遣等に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
堀谷
総務課長。
〔
総務課長説明〕
───────────────────────────────
議案第58号
公益的法人等への職員の
派遣等に関する条例の一部を改正する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより議案第58号について質疑を行います。質疑はございますか。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 地域医療連携推進法人設立ということで
条例制定するということでございますが、これの、ここの法人で働く職員さん、全体で何人、そして、
奥出雲町からは何人派遣するのかお聞かせください。
○議長(藤原 充博君) 中西
病院事務長。
○
病院事務長(中西 修一君) 議員の御質問にお答えをいたします。
連携推進法人でございますが、
奥出雲町、それと雲南市、両方からの人員を派遣するという形になっております。申し訳ございませんが、雲南市のほうはまだはっきり何名というのは承知をいたしておりません。
奥出雲町につきましては、病院のほうから、私を含め3名、
奥出雲町のほうから、健康福祉課から
1名の4人が派遣になるというふうに考えております。申し訳ございません、雲南病院、雲南市につきましては、病院、
奥出雲町、
奥出雲病院と同等か、若干多めになるものと思っております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
これより討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第58号について討論を終わります。
これより採決をいたします。
日程第7、議案第58号、
公益的法人等への職員の
派遣等に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎ 日程第8 議案第59号
○議長(藤原 充博君) 次に、日程第8、議案第59号、財産の取得について(
小型動力ポンプ付軽
積載車)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
堀谷
総務課長。
〔
総務課長説明〕
───────────────────────────────
議案第59号 財産の取得について(
小型動力ポンプ付軽
積載車)
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより議案第59号について質疑を行います。質疑はございますか。
9番、内田議員。
○議員(9番 内田 雅人君) すみません、
1点確認をしたいと思いますけども、
小型動力ポンプ付軽
積載車の財産取得ですけど、4台。今回、4台ともオートマチックのほうということで、これまではミッションのマニュアル車も多かったわけですけども、今後、先ほど随時更新する予定ということで課長おっしゃいましたが、今後もオートマチックのほうで更新される予定なのかいう点です。やっぱりなかなかマニュアルに慣れない方も増えてきてるとは思いますので、普通車もそういう形でするのかということ。あと、車としての馬力とか、動力関係、そんなに差はないのかというところでお聞きしたいと。以上です。
○議長(藤原 充博君) 堀谷
総務課長。
○
総務課長(堀谷 智樹君) 御質問のほうにお答えをさせていただきます。
最初の御質問でございます車の変速機につきましては、今後もオートマチックなのかというところでございます。御案内のように、最近の入団者のほう、限定免許というふうなこともありまして、なかなかマニュアル車に慣れてないということもありますし、御自分の所有の車も、最近はオートマチックがほとんどではないかと思っております。というふうなことからして、今後の整備に関しましては、議員御指摘のとおり、オートマチックの車を導入していけたらというふうに考えております。
それから、馬力等につきましては、変速機の別により遜色はないというふうに考えております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
12番、内田精彦議員。
○議員(12番 内田 精彦君) 先ほど86.3%の入札率いうことでしたですが、これは予定価格は公表されておる入札なのかどうか、ちょっと教えてください。
○議長(藤原 充博君) 堀谷
総務課長。
○
総務課長(堀谷 智樹君) 御質問にお答えいたします。
予定価格の公表制度につきまして御質問いただきました。
奥出雲町におきましては、予定価格の公表につきましては現在行っておりませんので、そのように御理解いただければと思います。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
堀谷
総務課長。
○
総務課長(堀谷 智樹君) 失礼いたします。先ほどの答弁、ちょっと修正をさせていただきたいと思います。工事につきましては公表しておりまして、今回の財産取得につきましては、公表してないということでございます。以上でございます。失礼いたしました。
○議長(藤原 充博君) そういうことでよろしいですか。
ほかにはございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
これより討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第59号について討論を終わります。
これより採決をいたします。
日程第8、議案第59号、財産の取得について(
小型動力ポンプ付軽
積載車)を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎ 日程第9 発議第
1号
○議長(藤原 充博君) 日程第9、発議第
1号、
新型コロナ禍による
米危機の改善を求める
意見書(案)提出についてを議題といたします。
要旨の説明を求めます。
6番、田食道弘議員。
○議員(6番 田食 道弘君)
───────────────────────────────
発議第
1号
新型コロナ禍による
米危機の改善を求める
意見書(案)提出について
新型コロナ禍による
米危機の改善を求める
意見書(案)を
会議規則第
14条第2項の規定により、別紙のとおり提出する。
令和3年6月24日提出
提出者
奥出雲町議会議員 田 食 道 弘
賛成者
奥出雲町議会議員 川 西 明 徳
賛成者
奥出雲町議会議員 大 垣 照 子
提案理由
コロナ禍による米需要の消失で不可避となった米価暴落により、米農家は経営危機に陥りつつあります。
この事態をかんがみ、国に対し当議会から
意見書を提出するため。
───────────────────────────────
ページをおはぐりください。
新型コロナ禍による
米危機の改善を求める
意見書(案)でございます。
コロナ禍における米の需要消失は、令和元年産米の過大な在庫を生み、令和2年産米の市場価格は大暴落し、年末年始における感染者拡大と自粛要請、さらに緊急事態宣言の再発令により、需要減少に歯止めがかからず、令和2年産米の販売不振と米価下落は底なしの状態になっています。
今年の10月末には古米在庫が6
0万トンにも及ぶと試算され、36万トンの減産が実行されても、効果自体が消散しかねない水準です。このままでは令和3年産米の大暴落はもとより、来年の6月末在庫が25
0万トン規模となり、2年連続の米価下落にとどまらず、令和4年産米価格も上昇することはかなわず、3年連続の米価暴落となれば、零細経営はもとより、大規模経営に至るまで、多くの米農家が米づくりを撤退することにつながりかねません。
コロナにより消滅した需要減少分は国が責任を持って過剰在庫を市場隔離すべきであって、その責任を生産者、流通業者に押しつけることは許されません。政府による特別な隔離対策が絶対に必要です。
コロナ禍の中、各地で取り組まれているフードバンクには、食料などを求めて多くの方が参加されています。かつてない危機的事態の中で苦しむ国民と農家への支援のために、従来の政策的枠組みにとらわれない対策が緊急に求められます。
以上の趣旨から、下記事項を速やかに実行されるよう強く求める。
1つ、政府はコロナ禍で生まれた市場に滞留する在庫を買い取るなどして市場から隔離し、需給環境を改善するとともに、米価下落に歯止めをかけること。
2つ、政府はコロナ禍などによる生活困難者、学生などへの食料支援制度を欧米並みに創設すること。
以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
令和3年6月24日。島根県仁多郡
奥出雲町議会。提出先、内閣総理大臣、菅義偉様、農林水産大臣、野上浩太郎様。以上であります。
○議長(藤原 充博君) 以上で要旨の説明を終わります。
これより発議第
1号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
これより討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。
10番、石原議員。
○議員(10番 石原 武志君)
10番、石原でございます。発議第
1号、
新型コロナ禍による
米危機の改善を求める
意見書提出について、反対の立場で討論を行います。
本議案は、新型コロナに起因し、米需要が激変し、販売不振と米価下落が底なし状態と訴えています。対策として、需要減少による米の過剰在庫分を市場対策すべきとしています。
確かに米の需要は年々減少しています。しかし、原因はコロナでしょうか。私は、米需要の減少する原因は人口減少と食の多様化によるものが大きいと考えております。
奥出雲仁多米の販売状況では、飲食業者からの受注は減少していますが、個人需給は増大し、総じて売上げは向上しているとのことでございました。コロナ禍での外食減少分は、自宅の消費に変動しているのでしょう。
本案に反対する理由は2点あります。
1点は、私ごとですが、私は8反弱の生産農家でございます。自分で起耕し、施肥、田植、水管理をしながら、いわゆるおいしい仁多米生産に努めております。課題は、たんぱく分を
1ポイント減らすこと、そして、食味値のスコアを82以上を維持することであります。つまり、数値によりおいしさを確保し、消費者理解を求め、購入していただくことであります。
1円でも高く売ることよりも、
1粒でも多く消費者の皆さんに購入していただくことを目標としております。このことが仁多米の評価維持、ブランド維持に貢献できると信じております。
今すべきことは、生産者として、生産者と流通販売業者がタッグ、連携をし、消費拡大に向け尽力することではないでしょうか。このことこそ肝要と思います。政府買上げ米は、現在、備蓄米のみであります。
1年過ぎれば市場に放出され、当然影響は繰り返します。
2つ目の理由は、本町が日本農業遺産の認定を受け、さらに世界農業遺産の本審査を目前にしている状況であります。努力をしていらっしゃいます。国の米政策に注文をつける時期ではないと考えております。
したがって、本議案、発議第
1号に反対をいたします。
以上、反対討論といたします。
○議長(藤原 充博君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。
11番、川西議員。
○議員(11番 川西 明徳君)
11番、
川西明徳です。
新型コロナ禍による
米危機の改善を求める
意見書案に賛成の立場で討論を行います。
奥出雲町経済に占める仁多米の販売額は少ないものではありません。地域経済への貢献度は多であります。しかしながら、昨今の販売額は最盛期の半分であります。減反による生産減と、半世紀にも及ぶ政権党の低米価政策によるものであります。家族的農家経営では再生産費も賄えないのが実情であります。また、翻りますと、先般実施されました
奥出雲町議会議員選挙のほとんどの立候補者の選挙公約の一つは、農業振興でありました。であるとするならば、公約を果たすためにも、米価下落に歯止めをかけるよう、政府に求めるべきではないでしょうか。
以上、賛成討論を終わります。
○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。反対討論です。
2番、北村議員。
○議員(2番 北村 千寿君) 2番、北村千寿です。
新型コロナ禍による
米危機の改善を求める
意見書の提出について、反対する立場から討論を行いたいと思います。少し長くなるかもしれませんが、御容赦願います。
米の消費は、一般質問のときも述べましたように、毎年8万トンずつ減少しております。8万トンという数字は、島根県で生産される量が8万トン余りです。つまり、毎年島根県で生産される量が毎年毎年減少しております。また、TPP、環太平洋パートナーシップ、日本を除く
11か国、具体的に言いますと、アメリカ、カナダ、メキシコ、チリ、ペルー、オーストラリア、ニュージーランド、ブルネイ、シンガポール、マレーシア、ベトナムの
11か国ですが、この
11か国から日本へ米を輸出しようとする動きがあります。そうした米の需給緩和が進む外圧が強まる中、国は平成3
0年、あえて生産調整を撤廃しました。その意図は、消費者の要望に応じた生産を地域ごとに行うこと、そして、それぞれが切磋琢磨して国際競争に打ち勝つ生産を目指すという意図があったからと言われています。
こうした状況の中、
奥出雲町では仁多米というブランド米で打って出ています。資料にありますように、全国的には確かに価格は下がっていますが、仁多米ではありませんが、島根米ということで記載されていますけど、全国の下げ幅よりも少ないです。ということは、総体的にいうと、島根米は優位に展開しております。その中でも、仁多米は、
奥出雲株式会社からの報告ありましたように、順調に販売されております。また、消費が減少する中、仁多米に対する需要というのは高まってきております。こうして国が生産調整を撤廃して、消費者の要望に応じた生産を地域ごとに求めた方向性というのは、現在、
奥出雲町はその方向に向かっている状況にあると思います。そういう状況の中で、政府が余った米を買い上げて、需給調整し、そして、価格の低下を防ぐといったこの発議は、果たしてこの
奥出雲町のためになるでしょうか。政府が目指す方向に向かっている
奥出雲町にとっては、むしろマイナスになると思っております。
加えて、WTO、世界貿易機関ですけど、これは農業施策を貿易に与える影響という観点から施策を分類しております。当初は3つに分類されました。信号機の色になぞらえられ、赤の施策、黄色の施策、緑の施策といって、3つありました。赤の施策は、やってはいけない施策です。具体的には、輸出そのものに対する補助です。これを行っていた国は直ちにやめました。残った黄色と緑の施策の間に青の施策が新たにできて、現在3つの施策に分類されます。緑の施策は、貿易に影響を与えない施策で、具体的には圃場整備であったり、あるいは学級給食への補助が該当します。今回の発議の2番目の学生への食料支援は、この緑の施策に該当するものではないかと思っております。青の施策は、貿易に多少影響する施策として位置づけられており、具体的には稲作の経営安定対策が該当します。黄色の施策は、貿易に大いに影響を与える施策で、国際的に縮減の対象となっている施策であります。具体的には、生産数量に伴う補助金であったりとか、あるいは流通価格に影響を与える施策がこれに該当します。今回、政府が米を買い上げて、需給調整し、そして価格を下げないといった内容は、まさにこの黄色の施策で、国際的には縮減の対象となっとる施策であります。
私は以前の職場で、施策を立案することもありました。その際に言われたのは、自由経済の中にあって、税金を使って価格を操作、いわゆる価格に影響する施策を立案しては駄目だというふうに言われてきました。この
奥出雲町議会でも、施策を立案する立場にあります。そうした機関から国際的に縮減の対象となるような施策を提言することは適切でないというふうに私は思います。よって、この発議に対しては反対いたします。以上です。
○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。
7番、糸原議員。
○議員(7番 糸原 壽之君) 7番、糸原でございます。私は発議第
1号、
新型コロナ禍による
米危機の改善を求める
意見書の提出について、反対の立場で討論を行います。しかし、対案を示しての反対討論といたします。
確かに今、コロナ禍により、外食産業は、政府、また自治体の政策や、それに伴う個人個人の考えにより、いろいろな面で制約や外出などの控えで低迷を余儀なくされている現状であります。したがって、日本人の主食である米の消費も大変落ち込んでいます。そして、生産量が変わらなければ、在庫は増え、当然それは需要と供給のバランス、経済維持、発展の上から、最終的に価格に跳ね返ってくるのは当然であります。つまり、農家の懐が寂しくなります。しかし今、世界がコロナ禍で苦しみ、出口を一生懸命探しているとき、特にその国の政治家の力量まで問われる状況の中、この難局を何とかして乗り切る必要があります。その国の主食、食物を確保し、国民を守るのは国家の責任であります。そして、その生産者である農家を守るのは当然であり、不可欠なことであります。かかるこの時期に何かの対策を講じることは当然であります。
発議
1号でありました中で、御提案ではございますが、在庫が在庫を呼び、それが悪循環となり、いよいよは捨て金にならないように、お米が無駄なことにならないようにと思うところであります。
そこで私は、この事態に当たって、発議に対案する形として、今、
奥出雲町は世界農業遺産の認定の地を目指す、その中ではありますが、コロナ禍によってたまっている状態の米は、国際貢献として恒常的に食糧難の地へ送り、支援米とすることを対案としたいと思います。仁多米を先頭に、国際支援の米を日本から送ったら、このコロナに対する世界中の危機の中、地球上がうまく回るような気がいたします。価格維持を乗り越えて、そうした貢献に尽くしてはいかがでしょうか。
以上、対案をお示しし、在庫を抱えるだけではなし、その先も考えた対案を持ち、反対討論とさせていただきます。
○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、発議第
1号について討論を終わります。
これより採決をいたします。
発議第
1号、
新型コロナ禍による
米危機の改善を求める
意見書(案)提出についてを採決いたします。
発議第
1号は、原案のとおりに
意見書を提出することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(藤原 充博君) 起立少数と認めます。よって、本案は、否決されました。
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◎ 日程第
10 閉会中の
継続審査及び
継続調査の申し出について
○議長(藤原 充博君) 次に、日程第
10、閉会中の
継続審査及び
継続調査の申し出についてを議題といたします。
お諮りをいたします。
会議規則第75条の規定により、お手元に配付しましたとおり、閉会中の
継続審査及び
継続調査の申出があっております。
申出のとおり、閉会中の
継続審査及び
継続調査とすることに御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、各
委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続審査及び
継続調査とすることに決しました。
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○議長(藤原 充博君) 以上で本
定例会に付議されました議案の審議は全て終了いたしました。
これにて令和3年
奥出雲町議会6月
定例会を閉会といたします。御苦労さまでした。
午前
10時5
1分閉会
───────────────────────────────...