奥出雲町議会 2021-06-09
令和 3年第2回定例会(第1日 6月 9日)
令和 3年第2回定例会(第1日 6月 9日) 奥出雲町告示第114号
令和3年
奥出雲町議会6月定例会を次のとおり招集する。
令和3年5月27日
奥出雲町長 勝 田 康 則
記
1.期 日 令和3年6月9日
2.場 所
奥出雲町議会議場
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〇開会日に応招した議員
高 橋 恵美子君 北 村 千 寿君
糸 原 文 昭君 内 田 裕 紀君
小田川 謙 一君 田 食 道 弘君
糸 原 壽 之君 景 山 利 則君
内 田 雅 人君 石 原 武 志君
川 西 明 徳君 内 田 精 彦君
大 垣 照 子君 藤 原 充 博君
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〇応招しなかった議員
な し
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◎ 日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(藤原 充博君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によりまして、3番、
糸原文昭議員、4番、
内田裕紀議員の両名を指名いたします。
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◎ 日程第2 会期の決定
○議長(藤原 充博君) 次に、日程第2、会期の決定についてお諮りをいたします。
今期定例会の会期は、本日6月9日から6月24日までの16日間とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から6月24日までの16日間とすることに決しました。
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◎ 日程第3
町長提出議案提案理由の説明
○議長(藤原 充博君) 日程第3、
町長提出議案提案理由の説明について、町長より
提出議案提案理由の説明などについて申し述べたい旨、申出がありますので、これを許します。
勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 令和3年第2回定例議会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ちまして、町行政の最近の動向について御説明し、あわせて、所信の一端を申し上げ、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。
まずは、本日御出席の議員の皆様におかれましては、去る4月18日に執行された
奥出雲町議会議員一般選挙の結果、めでたく御当選なされた方々であります。改めて御当選のお祝いを申し上げますとともに、町議会と町執行部が共に町政発展のために邁進できますよう、議員の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
また、さきの臨時議会において再任された
藤原充博議長様、新たに就任された景山利則副議長には、改めて御就任のお喜びを申し上げますとともに、円滑な
町議会運営に努めていただきますようお願い申し上げます。
さらに、先般の選挙に際し御勇退になられました岩田明人様、村尾明利様、内田勇様、藤原和範様、土屋武雄様には、住民福祉の向上と町政発展に多大なる御尽力を賜りましたことに対し、この場をお借りして衷心より敬意と感謝を申し上げます。今後も引き続き町政にお力添えを賜りたいと存じます。
さて、
新型コロナウイルス感染症についてであります。
感染症の状況につきましては、連日
マスコミ報道がなされておりますが、全国で
緊急事態宣言区域が拡大、延長され、県内でも感染者の増加、また、
クラスター事案も発生するなど、今後の感染拡大が懸念されるところです。
本町では、3月末に2名の患者が確認されて以降は、町民の皆様お一人お一人の真摯な
感染予防に向けての取組により、新たな発生は確認されてない状況です。町といたしましても、島根県との連携を密にし、町民の皆様への情報提供と適切な対応に努めてまいりますので、引き続き
感染予防の取組に御理解と御協力をお願い申し上げます。
繰り返しになりますが、
新型コロナウイルス感染症は誰もが感染する可能性があり、引き続き、職場や家庭での感染を防ぐため、また、大切な家族や友人を守るためにも、感染防止の基本である3つの密の回避、人と人との距離の確保、マスクの着用、手洗いなどの
手指衛生等感染対策に取り組んでいただきますようお願いを申し上げます。
ワクチン接種につきましては、5月24日から接種を開始いたしましたが、大きな混乱もなく、順調に接種が進んでおり、現在、町内の65歳以上の高齢者の方に1回目の接種を行っているところでございます。集団接種、個別接種により7月末には高齢者の皆様の接種が完了するよう御協力をお願いいたします。
なお、当日急なキャンセルなどによりワクチンに余剰が出た場合、ワクチンを無駄にしないために、
集団接種会場で事務に従事する民間の方、役場職員及び町三役など、即時対応可能な方へ接種する方針といたしておりますので、どうか御理解を賜りますようお願い申し上げます。
次に、
新型コロナウイルス禍に対応するための
地方創生臨時交付金活用事業についてであります。
この交付金を活用した事業につきましては、このたびの
補正予算に計上させていただいております。主要な事業について御説明いたします。
ふるさと応援宅配便事業につきましては、
地域包括連携協定を結んでおります
日本郵便株式会社様の協力をいただきながら、昨年暮れに実施し、大変御好評をいただきました。現在もまだ安心して帰郷、訪問いただける状況にないことから、地元産品をお贈りすることで絆を深めていただきたいと考えております。今回は8月末から来年1月末までを取扱期間として、チルド品も扱うことといたしましたので、ぜひ御利用ください。
PCR検査助成事業につきましては、5月に岡山、広島の近隣両県が
緊急事態宣言地域に追加されたこと、5月の連休明けから島根県内におきましても感染者が増加する傾向にあったことから、就職活動をされる学生の皆様、お仕事などで県をまたいだ移動を余儀なくされている皆様の感染への不安を解消するため、
奥出雲病院での
PCR検査等の費用に対し、町が費用の半額程度を助成することといたしました。対象者は、1つに、町民の方、2つに、町外の方で町内の事業所にお勤め、また学校に在学されている方、3つに、町外の学校などに在学する方で保護者が町内に住所を有する方です。詳細な内容がお知りになりたい方、お申込方法につきましては、
町立奥出雲病院へお尋ねください。
また、
次期開催予定の
成人式出席者の皆様には、安心して成人式に御出席いただけるよう、あらかじめ
抗原定量検査を受けていただくことを予定をしており、所要の検査費用を
補正予算に計上しております。なお、開催時期につきましては、現在の感染状況などから、8月の開催を延期し、年明け1月に開催する考えであります。
農業振興策につきましては、町内の飲食店、旅館、加工所、介護施設などの食事を提供する施設、店舗に対し、産直市で購入した地元の野菜、米、加工品などの食材費について、上限月5万円を補助する産直市
消費拡大応援事業を実施し、
地元農産物の消費拡大と販売促進による
生産者支援を図ってまいります。
商工業の振興につきましては、全国的に観光業、
飲食サービス業を中心に経営状況が著しく悪化しており、本町におきましても大きな影響が続いております。このような状況を踏まえ、売上げを下支えするため、
プレミアム付き宿泊飲食等利用券発行事業を創設します。これは、昨年度実施しました
プレミアム付宿泊観光券事業を拡充し、対象を飲食店や
タクシー利用にも拡大いたします。
また、幅広い業種への支援を行うために、
プレミアム付商品券発行事業を昨年に引き続き実施をいたします。
さらに、販売促進・新
事業展開支援事業を新規に創設します。具体的には、事業者において販売促進のための経費や
新規事業参入への取組、
サービス展開などの経費に対して支援を行うよう計画をいたしております。
なお、島根県においては
GoToEatキャンペーンが実施されており、販売期間、使用期間がそれぞれ延長されました。奥出雲町内では商工会において
チケット販売が行われておりますので、ぜひともお買い求めいただき、
町内飲食店での御利用をお願いいたします。
次に、
子育て世帯生活支援特別給付金についてであります。
新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、低所得の
子育て世帯に対して
子育て世帯生活支援特別給付金が支給されます。対象は、
児童扶養手当、児童手当、
特別児童扶養手当の受給者と16歳から18歳未満の
児童養育者のうち、令和3年度
住民税均等割が非課税の方、
新型コロナウイルス感染症の影響を受け家計が急変した方が対象となり、児童1人当たり5万円が支給されます。
独り親世帯分については、既に5月から支給を開始しており、その他世帯分については、10月から支給を予定しております。
次に、
国民健康保険税の減免についてであります。
国民健康保険税につきましては、これまで3年間にわたり、保険税率、税額の引下げを実施してまいりました。その結果、本町の保険税はおおむね県内の市町村の平均的な水準となったところです。先般、
国保運営協議会を開催いただき、税率、税額の改定について諮問し、現在の状況を説明申し上げ、御審議いただきました。その結果、今年度分については据置きとの決定をいただきましたので、税率、税額の改定は行わないことといたしました。
しかしながら、
新型コロナウイルス感染症の拡大により、
国民健康保険に加入される方が多い飲食業や観光関連の業種などでの
経済的閉塞感は否めず、こうした事業者の方々の状況に鑑み、本町独自の施策として、今年度に
限り保険税を被保険者お一人につき1万5,000円を減額することとし、関係条例の改正を本議会に提出させていただいております。一日も早く
新型コロナ禍が収束し、人の往来が以前に戻り、事業者の皆様の業績が回復することを切に願うものであります。
次に、
JR木次線の利用促進についてであります。
木次線につきましては、本年2月の
JR西日本の会見において、直接的に木次線を名指ししたものではありませんでしたが、かなりの路線が問題との発言に強い危機感を持ち、4月には
赤羽国土交通大臣をはじめ、地元選出の国会議員の皆様に対し、陳情活動を実施したところです。
また、
利用促進対策として、木次線をグループで利用した旅行を対象に最大10万円の助成や、1か月定期または回数券を利用してお試し通勤や通院に利用していただくモニターの方の運賃を全額負担する取組などを始めました。町職員に対しても、木次線での通勤を推進するため、運行時刻に合わせた
フレックスタイム制の試行を始めるなど、危機感を持って取り組んでおります。町民の皆様、また議員の皆様方にも、ぜひ助成制度を活用し、積極的に木次線を御利用いただきますようお願いいたします。
トロッコ列車「
奥出雲おろち号」につきましては、5月27日の新聞報道で町民の皆様には大変御心配をおかけいたしました。本町へも島根県を通じて報道前日の夕刻に連絡があり、直ちにJRに対し事実確認を行ったところであります。改めて6月3日に
JR西日本の会見もありましたが、
トロッコ列車「
奥出雲おろち号」は、毎年1万3,000人余りの観光客が利用する人気列車であり、観光振興に重要な役割を果たしております。早速、
丸山島根県知事をはじめ、
木次線利用促進協議会と出雲の國・
斐伊川サミットで
JR米子支社へ出かけ、要望書を提出させていただきました。
今後も引き続き、島根県、
沿線自治体と共にJRへ運行継続を強く要望してまいります。
次に、
小学校再編、未耐震校舎への対応についてであります。
小学校再編につきましては、5月に
総合教育会議を開催し、
仁多地域統合後の
小学校建設候補地と未耐震校舎の対応について御議論いただきました。
仁多地域統合後の
小学校建設候補地については、当初お示しした新
小学校整備における課題への対応や再編後の学校施設に不可欠な要素を踏まえて協議した結果、現
三成小学校敷地での新設を
仁多地域の皆様へ提案することといたしました。会議の中では、学びの環境の確保、必要な用地の確保など様々な御意見も頂戴いたしました。今後、再編協議を進める中で検討してまいりたいと考えております。
なお、横田地域の再編後の
統合小学校については、必要な改修を行い、現
横田小学校舎へ統合することを提案してまいります。
未耐震校舎の対応につきましては、児童、教職員の安全・安心の確保が不可欠であり、早急に対応することを
総合教育会議の総意として確認しました。
これらの考え方について、
校区別協議会代表者会議でお示しをさせていただきましたので、今後、各校区での御意見を伺いながら、御理解いただけるよう取り組んでまいります。
具体的には、
布勢小学校は、今年度リースによる代替校舎を整備し、来年から代替校舎と現体育館で学校運営を行う考えでございます。今回の
補正予算において
設計業務委託費用を計上させていただいております。
三成小学校は、統合後の
仁多地域の
小学校建設地の決定を踏まえて対応してまいります。
次に、
地域医療連携法人についてであります。
これまで
町立奥出雲病院と
雲南市立病院との間で準備を進めておりました
地域医療連携法人につきましては、6月に設立することになりました。これにより、両病院での機能分担を進めるなど、町民の皆様により質の高い医療の提供ができるよう取り組んでまいります。
世界農業遺産への申請状況についてであります。
申請につきましては、今年2月に国から
世界農業遺産への認定申請に係る承認を受けたところであり、古文書や絵図などの歴史史料、鉄穴流し関連耕地の地図などを裏づけるエビデンスなどを追加して説明を行ってまいりました。
今後、本町の農業遺産の価値を評価いただけるよう、専門家の助言もいただきながら
認定申請書をまとめ、英訳を行った上で、今年の秋頃を目途に国を通じて
国連食糧農業機関へ申請書を提出する予定でございます。
次に、消防・防災についてであります。
本年は例年より早く梅雨のシーズンを迎えましたが、町では引き続き地震や風水害などの災害に備え、町民の皆様の安心・安全確保に努めてまいります。
また、このたびの
災害対策基本法の改定により、これまでの避難勧告と避難指示が避難指示に一本化されましたので、災害時の円滑で迅速な避難の確保に向け、ジョーホーの文字放送や全戸配布のチラシなどにより周知を図ってまいります。
なお、本年6月以降の出水期より、指定避難所のうち13か所を大雨警報等の発表と同時に開設することとしました。
引き続き、町民の皆様には余裕を持った避難行動をお願いいたします。
次に、第三セクターなどの決算状況等についてであります。
詳細につきましては、後ほど担当課長から報告をさせますが、令和3年3月期決算におきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、奥出雲仁多米株式会社、株式会社舞茸奥出雲、奥出雲町土地開発公社は黒字決算となりましたが、株式会社奥出雲振興、株式会社仁多堆肥センター、
一般社団法人奥出雲町農業公社、有限会社奥出雲椎茸は赤字決算となり、厳しい経営状況が続いております。
また、有限会社奥出雲椎茸におきまして、これまで決算報告において事実と異なった報告がなされていることが判明しました。結果として、議会に対しても誤った報告をしておりましたことに対し、議会はもとより、町民の皆様に心よりおわび申し上げます。この上は、経理管理の徹底と一層の経営改善に努めるよう指導をしてまいります。
それでは、今回提出いたしました
一般会計補正予算案の概要について御説明申し上げます。
今回の
補正予算案の内容は、先ほど一部触れましたが、
新型コロナウイルス感染症に伴います国の地方創生臨時交付金を活用した事業を中心に計上しております。そのほか、町が管理する住宅の雪害による改修費など、歳出総額を約2億4,700万円増額しております。この結果、補正後の一般会計の予算は約138億1,400万円となりました。
このほか、条例案2件、予算案2件、一般事件案10件を提出しております。
これら提出議案の詳細につきましては、この後、担当課長から説明させますので、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
さて、7月からは東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されております。奥出雲町でも5月の16日に聖火リレーが行われました。大会開催の可否が話題となっておりますが、開催の折には横田高校ホッケー部出身の選手の皆さん、事前合宿の誘致を目指したインドホッケーチームの皆さんを、遠く奥出雲町の地からではございますが、応援してまいりたいと思います。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 以上で
町長提出議案提案理由の説明を終わります。
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◎ 日程第4 奥出雲町
選挙管理委員の選挙
○議長(藤原 充博君) 次に、日程第4、奥出雲町
選挙管理委員の選挙を行います。
奥出雲町
選挙管理委員の選挙については、地方自治法第182条第1項の規定により、奥出雲町
選挙管理委員を4名選挙するものです。
お諮りをいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項により、指名推選にしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選で行うことに決定いたしました。
お諮りをいたします。被選挙人の指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
奥出雲町
選挙管理委員に、響芳秋さん、立石典夫さん、安部誠さん、青木陽一さん、以上の4名の方を指名いたします。
お諮りをいたします。ただいま指名いたしました方を奥出雲町
選挙管理委員の当選人と定めることに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました響芳秋さん、立石典夫さん、安部誠さん、青木陽一さんの4名が奥出雲町
選挙管理委員に当選されました。
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◎ 日程第5 奥出雲町
選挙管理委員補充員の選挙
○議長(藤原 充博君) 次に、日程第5、奥出雲町
選挙管理委員補充員の選挙を行います。
奥出雲町
選挙管理委員補充員の選挙については、地方自治法第182条第2項の規定により、奥出雲町
選挙管理委員補充員を4名選挙するものであります。
お諮りをいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項により、指名推選にしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選で行うことに決しました。
お諮りをいたします。被選挙人の指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
奥出雲町
選挙管理委員補充員に、松浦正敏さん、若槻進さん、藤原正樹さん、内田功さん、以上の4名の方を指名いたします。
お諮りをいたします。ただいま指名しました方を奥出雲町
選挙管理委員補充員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました松浦正敏さん、若槻進さん、藤原正樹さん、内田功さんの4名が奥出雲町
選挙管理委員補充員に当選されました。
次に、補充の順番についてお諮りをいたします。補充の順番は、ただいま議長が指名しました順序にいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。したがって、補充の順序は、ただいま議長が指名した順序に決定いたしました。
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◎ 日程第6 発委第2号
○議長(藤原 充博君) 次に、日程第6、発委第2号、
特別委員会の設置についてを議題といたします。
要旨の説明を求めます。
9番、内田雅人議会運営委員会委員長。
○議会運営委員会委員長(内田 雅人君) それでは、説明をいたします。
───────────────────────────────
発委第2号
特別委員会の設置について
奥出雲町議会委員会条例第5条の規定により、次のとおり
特別委員会を設置する。
記
1 名 称 予算決算
特別委員会
2 目 的 奥出雲町各会計歳入歳出予算、決算等に関する審査
3 委員の定数 13名以内
4 設置期間 本日から審査終了まで
5 閉会中の継続審査 地方自治法第109条第8項の規定により、目的が完了するまで閉会中も審査することができる
令和3年6月9日提出
奥出雲町議会
議会運営委員会委員長 内 田 雅 人
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提案理由は、奥出雲町各会計歳入歳出予算、決算等の審査を
特別委員会において実施するためでございます。
以上で説明を終わります。
○議長(藤原 充博君) 以上で要旨の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、発委第2号について、討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第6、発委第2号、
特別委員会の設置についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、発委第2号は、原案のとおり可決されました。
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◎ 日程第7 発委第3号
○議長(藤原 充博君) 次に、日程第7、発委第3号、
奥出雲町議会委員会条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
要旨の説明を求めます。
9番、内田雅人議会運営委員会委員長。
○議会運営委員会委員長(内田 雅人君) それでは、説明をいたします。
───────────────────────────────
発委第3号
奥出雲町議会委員会条例の一部を改正する
条例制定について
奥出雲町議会委員会条例(平成17年奥出雲町条例第261号)の一部を改正する条例を
奥出雲町議会会議規則第14条第3項の規定により別紙のとおり提出する。
令和3年6月9日提出
奥出雲町議会
議会運営委員会委員長 内 田 雅 人
───────────────────────────────
提案理由は、常任委員会の所管を変更するためでございます。
2枚おはぐりいただきまして、新旧対照表を御覧ください。現行の
奥出雲町議会委員会条例第2条の1、総務経済常任委員会の「、上水道及び下水道」という文言を削除し、同じく第2条の2、教育福祉常任委員会に「、上水道及び下水道」を加えるものでございます。これによりまして、水道課の事業は教育福祉常任委員会の所管となります。
1枚お戻りいただきまして、附則、この条例は、公布の日から施行する。
以上で説明を終わります。
○議長(藤原 充博君) 以上で要旨の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、発委第3号について、討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第7、発委第3号、
奥出雲町議会委員会条例の一部を改正する
条例制定についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、発委第3号は、原案のとおり可決されました。
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◎ 日程第8 議案第51号 及び 日程第9 議案第52号
○議長(藤原 充博君) 次に、日程第8、議案第51号、奥出雲町
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定について、日程第9、議案第52号、奥出雲町
訪問看護ステーション事業基金条例の一部を改正する
条例制定について、以上の2議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
それでは、提案理由の説明を求めます。
杠
健康福祉課長。
〔
健康福祉課長説明〕
───────────────────────────────
議案第51号 奥出雲町
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
初めに……。
そうか。52号も。ごめんなさい。
じゃあ、
病院事務長、よろしくお願いします。
〔
病院事務長説明〕
───────────────────────────────
議案第52号 奥出雲町
訪問看護ステーション事業基金条例の一部を改正する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
初めに、議案第51号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第52号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
お諮りをいたします。ただいまの議案第51号、議案第52号の2議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号、議案第52号につきましては、教育福祉常任委員会へ付託することに決しました。
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◎ 日程第10 報告第3号
○議長(藤原 充博君) 次に、日程第10、報告第3号、令和2年度奥出雲町
繰越明許費繰越計算書についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
江角
企画財政課長。
〔
企画財政課長説明〕
───────────────────────────────
報告第3号 令和2年度奥出雲町
繰越明許費繰越計算書について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより報告第3号について質疑を行います。質疑はございますか。
12番、内田議員。
○議員(12番 内田 精彦君) 繰越計算書をいただきました。それぞれ理由があって繰り越しされるというふうに思っておりますが、1つだけ質問させていただきます。
農林水産業費の農業費の中で、堆肥散布車導入事業660万ばかりがありますが、この事業につきましては、堆肥散布でございますので、早く購入して、例えば秋とか春とかに散布するための散布車じゃないかと思っておりますが、繰り越しするいうことになると、今年の秋でないと使えないということになるわけですが、どのような理由で繰越しになったのか、お聞きしたいと思います。
○議長(藤原 充博君) 荒川
農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいま御質問をいただきました堆肥散布車につきましての繰越理由でございますけども、これにつきましては、エンジンを外国製に依存をしておりまして、このメーカーが、
合併によりましてラインに不具合を生じたということで、本体につきましては全て完成はいたしておりますけども、エンジンの納入ができないということの繰越しをお願いしたものでございます。納入の時期につきましては、現在、向こうからの回答を待っているところでございまして、はっきりと秋までというふうなことは現時点ではまだ定まっておりません。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
以上で報告第3号を終わります。
ここでしばらく休憩といたします。10時50分に再開いたします。
午前10時44分休憩
───────────────────────────────
午前10時52分再開
○議長(藤原 充博君) ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
─────────────・───・─────────────
◎ 日程第11 議案第53号 から 日程第13 議案第55号
○議長(藤原 充博君) 日程第11、議案第53号、令和3年度奥出雲町
一般会計補正予算(第2号)提出について、日程第12、議案第54号、令和3年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第13、議案第55号、令和3年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)提出について、以上の3議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
最初にお断りをいたします。議案第53号から第55号につきましては、予算決算
特別委員会への付託案件とする予定ですので、提案理由の説明並びに議員各位の質疑は総括的なものにとどめられ、細部については全て予算決算
特別委員会において説明と質疑を願います。
それでは、提案理由の説明を求めます。
最初に、江角
企画財政課長。
〔
企画財政課長説明〕
───────────────────────────────
議案第53号 令和3年度奥出雲町
一般会計補正予算(第2号)提出について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 続きまして、杠
健康福祉課長。
〔
健康福祉課長説明〕
───────────────────────────────
議案第54号 令和3年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について
議案第55号 令和3年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
最初に、議案第53号について質疑を行います。質疑はございますか。
12番、内田議員。
○議員(12番 内田 精彦君) 概要書で、すみません、3ページ、7の商工費の3の観光費、観光施設管理費、稲田姫神社参道公衆トイレ修繕のため110万円と上げてあります。稲田姫神社はどこにありますか。お聞きします。
○議長(藤原 充博君) 本山
商工観光課長。
○
商工観光課長(本山 宏人君) 先ほどの御質問にお答えをいたします。
稲田姫神社の手前のところに、町道沿い、すぐ橋の手前の左側にトイレがございます。そこの老朽化が進んでおりまして、タイル等が剥がれ落ちておりますので、今回計上させていただいておりますのは、その壁の修繕ということで計上させていただいております。橋の手前のところのトイレでございます。
○議長(藤原 充博君) 課長さん、違う、違う。神社の名前がということでしょう。
○
商工観光課長(本山 宏人君) 稲田姫神社というのは、先ほど申し上げました稲田の、どういいますか、おそば屋さんがありますけど、あそこのことでございます。
○議長(藤原 充博君) 課長さん、あそこの神社の正式名称はどうかということ。
○
商工観光課長(本山 宏人君) 正式名称。稲田神社で、ちょっと私のほう、稲田姫神社というふうに認識しておりましたが、稲田神社であれば、訂正をさせていただきたいと思います。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) よろしいですか。
12番、内田議員。
○議員(12番 内田 精彦君) 認識しておったいうて言われましたが、これは、町長、よく御存じだと思いますが、稲田神社に間違いありませんね。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。
稲田神社であるというふうに思っております。
○議長(藤原 充博君) よろしいですか。
正しい名前で呼んでくださいということです。
ほかにございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) それでは、ないようでございますので、次に、議案第54号について質疑を行います。質疑はございますか。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) それでは、ないようでございますので、次に、議案第55号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
お諮りをいたします。ただいまの議案第53号から55号までの3議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、予算決算
特別委員会への付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号から第55号までの3議案につきましては、予算決算
特別委員会へ付託することに決しました。
─────────────・───・─────────────
◎ 日程第14 議案第56号
○議長(藤原 充博君) 次に、日程第14、議案第56号、財産の取得について(
最終処分場バックホウ)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
石原町民課長。
〔町民課長説明〕
───────────────────────────────
議案第56号 財産の取得について(
最終処分場バックホウ)
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようですので、質疑を終わります。
続いて、討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第56号について、討論を終わります。
これより採決をいたします。
日程第14、議案第56号、財産の取得について(
最終処分場バックホウ)を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎ 日程第15 議案第57号
○議長(藤原 充博君) 次に、日程第15、議案第57号、
除雪車格納庫(奥出雲工区)
増築工事請負契約締結についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
松原建設課長。
〔建設課長説明〕
───────────────────────────────
議案第57号
除雪車格納庫(奥出雲工区)
増築工事請負契約締結について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようですので、質疑を終わります。
続いて、討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第57号について、討論を終わります。
これより採決をいたします。
日程第15、議案第57号、
除雪車格納庫(奥出雲工区)
増築工事請負契約締結についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎ 日程第16 報告第4号 から 日程第22 報告第10号
○議長(藤原 充博君) 次に、日程第16、報告第4号、令和2年度
株式会社奥出雲振興事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について、日程第17、報告第5号、令和2年度
奥出雲仁多米株式会社事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について、日程第18、報告第6号、令和2年度
株式会社仁多堆肥センター事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について、日程第19、報告第7号、令和2年度
一般社団法人奥出雲町
農業公社事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について、日程第20、報告第8号、令和2年度
有限会社奥出雲椎茸事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について、日程第21、報告第9号、令和2年度
株式会社舞茸奥出雲事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について、日程第22、報告第10号、令和2年度奥出雲町
土地開発公社事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について、以上の7議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
本議案につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、地方自治法第221条第3項の奥出雲町の出資法人より政令で定めるその経営状況を説明する書類が本定例会に提出されております。
報告第4号から報告第10号まで、順を追って担当課別に書類提出の説明を願います。
なお、議員各位におかれましては、申合せのとおり、簡潔明瞭な質疑に御配慮願います。
また、課題のある法人に関しては、詳細な質疑を後日、別の機会を設けて審議いたしたいと思いますので、御承知お願いします。
最初に、報告第4号について説明を求めます。
本山
商工観光課長。
〔
商工観光課長説明〕
───────────────────────────────
報告第4号 令和2年度
株式会社奥出雲振興事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 続きまして、報告第5号、報告第6号、報告第7号について説明を求めます。
荒川
農業振興課長。
〔
農業振興課長説明〕
───────────────────────────────
報告第5号 令和2年度
奥出雲仁多米株式会社事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について
報告第6号 令和2年度
株式会社仁多堆肥センター事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 課長さん、時間です。7号は午後からにしてください。
ここでしばらく休憩といたします。13時00分、1時ちょうどに再開いたします。
午後0時03分休憩
───────────────────────────────
午後1時00分再開
○議長(藤原 充博君) ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続いて会議を開きます。
それでは、報告第7号についてを説明を求めます。
荒川
農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) 報告第7号に入ります前に、先ほど御説明をしました報告第5号で訂正をお願いしたいところがございますので、すみません、時間を取りますけども、お願いをしたいと思います。
すみません。報告第5号の仁多米株式会社の最後から2ページ目でございまして、奥出雲仁多米株式会社の決算書の過去3年間の比較表を載せさせていただいとりますけども、その一番上のところ、21期、22期、23期とございますけども、23期の下の始期のほうがR4.1となっておりますけども、2が抜けておりまして、R2年の4月1日というふうに2を追記していただきますようよろしくお願いを申し上げます。
それでは、報告第7号につきまして御報告をさせていただきます。報告第7号……。
○議長(藤原 充博君) 課長さん、どっこもじゃない、それは23期のとこは。1ページ目もそうだし、2ページもそうだし、3ページもそうだし、4ページもそうじゃないですか。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) 大変すみません。1ページから4ページ、全てでございます。大変申し訳ございません。2のほうの御記入をいただければと思っとります。よろしくお願い申し上げます。
〔
農業振興課長説明〕
───────────────────────────────
報告第7号 令和2年度
一般社団法人奥出雲町
農業公社事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 続きまして、報告第8号について説明を求めます。
秋田
農林土木課長。
〔
農林土木課長説明〕
───────────────────────────────
報告第8号 令和2年度
有限会社奥出雲椎茸事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) ここで、町長より報告第8号について、申し述べたい旨、申出がありますので、これを許します。
勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 有限会社奥出雲椎茸の決算内容については、先ほど担当課長から説明させたとおりでございます。
決算については、こうして毎年度議会に報告をさせていただいておりますが、町といたしましても会社からの決算報告に虚偽の内容が含まれていたことを見抜けず、結果として誤った内容を議会に対しても報告を続けていたところでございます。
公金の出資により設立された会社でこのような不適切な事案が発生したことについて、社長である私自身責任を痛感しており、議会をはじめ町民の皆様に深くおわびを申し上げます。大変申し訳ありませんでした。
今回の件により直ちに金融機関から融資の引揚げが行われたり、町から追加の資金調達が必要となるなどの影響は一切ございません。これらについては金融機関、そして会計事務所、その他関係団体と既に調整済みでございます。
しかし、今回の事案は、単なるミスだけではなく、意図的に行われた不正行為であり、民法、商法、会社法等に基づく法的責任が問われる可能性もあります。関係者の処分を行うことは当然でございますので、弁護士等専門家に相談の上、しっかりと判断したいと考えております。
最終的な処分等が決定いたしましたら改めて議会も報告をいたしますが、事実関係以外にもこうした事案が発生した背景や再発防止対策等様々な問題をさらに深く調査をし、検討する必要がございますので、いましばらくお時間をいただきますようお願いを申し上げます。
有限会社奥出雲椎茸の経営については、今回の不適切事案だけでなく、累積債務、そして損失補償額の増大については議会をはじめ町民の皆様から会社経営が極めて不安定であるとの声を伺っており、町としても重く受け止めております。
これまで様々な対策を行っており、ようやく先ほど課長が申し上げましたように損益ベースでは赤字の発生を何とか最小限に食い止め、ようやく苦境から抜け出し、利益を出せるための光明が見えてきたところでございますが、こうした矢先に発生した今回の事案は私としても非常にショックでございました。
課題が山積している奥出雲椎茸の経営改善への道のりでございますが、シイタケ生産農家の皆さんや約150名の社員の生活がございます。容易に途中で投げ出すことは私はできないと考えております。今回のこうした問題が発生したことは大変申し訳ないことでございますが、町としてもこうしたことを隠すことなく透明性を持って臨むことこそが肝要と考えております。その他の課題につきましても改めるべきは改めることによって、何としても早期に会社経営を立て直し、そして全国有数のシイタケ産地としての再生を図ってまいりたいと考えております。
議会からは、さきの3月議会でも提言書をいただいております。そうした内容をしっかり受け止め、取り組んでまいりますので、今後の奥出雲椎茸の事業運営に対しまして御理解、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。大変失礼をいたしました。
○議長(藤原 充博君) 以上で報告第8号の説明を終わります。
続きまして、報告第9号について説明を求めます。
秋田
農林土木課長。
〔
農林土木課長説明〕
───────────────────────────────
報告第9号 令和2年度
株式会社舞茸奥出雲事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 続きまして、報告第10号について説明を求めます。
松原建設課長。
〔建設課長説明〕
───────────────────────────────
報告第10号 令和2年度奥出雲町
土地開発公社事業報告並びに
収支決算及び令和3年度
事業計画並びに
収支予算について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 以上で提出書類の説明を終わります。
ここでしばらく休憩といたします。2時10分、14時10分に再開いたします。
午後2時00分休憩
───────────────────────────────
午後2時12分再開
○議長(藤原 充博君) ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
これより、先ほどの報告書について質疑を行います。
なお、質疑は提出書類から読み取れる範囲とされ、個々の勘定科目内容など詳細な質疑は、後日、各担当課に直接お尋ねください。
最初に、報告第4号について質疑を行います。質疑はございますか。奥出雲振興ですね。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 決算書の8ページですが、参考資料1のところで、これコロナの関係ですが、雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金申請状況ということで、この下に4月から3月まで集計決定分ということで記載をされております。256万8,000円ばかしですが、これはこの決算の集計表、貸借対照表の中では、こちらのほうではなくて雑収入に入ってるということでしたが、11ページの雑収入のところの3,400万の中にカウントされているんでしょうか、お聞きをいたします。
○議長(藤原 充博君) 本山
商工観光課長。
○
商工観光課長(本山 宏人君) 先ほどの大垣議員の御質問にお答えをいたします。
雇用調整助成金、緊急雇用安定助成金等の入っている、会計上処理をされている場所でございますが、議員御指摘のとおり、11ページの雑収入のところに入っております。そこで処理をさせていただいております。
なお、全額ここに入って、この金額が入っておりませんで、まだ9ページの貸借対照表の中の流動資産の中で未収金というのが1,370万ばかりありますけども、1月から3月分に申請をさせていただいたものはまだ入ってきておりませんので、これは両方とも入ってきておりませんので、金額的にいいますと800万ばかりがここに入っております。まだ入ってきていないお金がです。(発言する者あり)そうでございます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 9ページの貸借対照表の中でございますけれども、先ほどちょっと話もありましたが、未収金が前年度比でちょっと約3倍ぐらいになっておりますが、これのちょっと内容、こんだけ増えてるということはどういうものがあるのか、お聞きをいたします。一個ずつですね。
○議長(藤原 充博君) はい。
本山
商工観光課長。
○
商工観光課長(本山 宏人君) 未収入金の内訳についての御質問でございます。先ほど申し上げました雇用調整助成金が約800万円、それから緊急雇用安定助成金というのがございますが、これが約200万、それから税務署からの消費税還付金が約100万、あとは奥出雲振興が取り組みましたWi-Fi等を新しくしておりますが、県の観光関係の補助金を使ってやっておりますので、その辺りが20万、それから出雲三成駅、横田駅の業務の委託料がございますが、あとはそのものが主な未収金の内容となっております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 同じく貸借対照表の負債のところでございますけれども、流動負債、短期借入金が1億1,000万、それから固定負債のところで長期借入金が1億4,000万というふうになっておりますが、去年はちょっと長期借入金は決算書に載っておりませんし、短期借入金も前年度は6,000万となっておりますが、これはどうしてこういうふうな大きな金額になってるのか、お聞きをいたします。
○議長(藤原 充博君) 本山
商工観光課長。
○
商工観光課長(本山 宏人君) 9ページの貸借対照表の中の短期、長期の借入金の御質問にお答えをいたします。
短期借入金1億1,000万円、これは銀行のほうから借り入れております。昨年は少し多くはなかったと思いますが、これは運転資金のために借入れをさせていただいております。
それから固定負債の中の長期借入金1億4,000万円でございますけども、これはコロナにおいて売上げが減少する中で運転資金、維持管理コストもかかるということから、これも運転資金ということで借入れをさせていただいております。
ただし、この1億4,000万につきましては、国のほうから出ましたコロナに対する資金、無利子無担保の資金がございます。国が6,000万円、県が8,000万円だったと思っておりますけども、その資金を借りさせていただいた関係で1億4,000万円ということでございます。これは5年間の据置きであると思います。それで6年後から支払いが始まるというふうに聞いております。それまではその間には奥出雲振興といたしましても売上げの回復、経営改善をしていくという、6年目から返済が始まるというような資金でございます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 今答弁をいただきましたが、長期借入金は、おっしゃるように単年度で返すというようなことではございません。何年かかけて返せばいいというもので、これも国、県からの助成金を当てにして後々返すということだようですが、短期借入金というのはそんなに長く置いとけないものだと思うんですけれども、この1億1,000万という結構大きな金額ですが、これが早い段階で返せるようにお考えでしょうか。
○議長(藤原 充博君) 本山
商工観光課長。
○
商工観光課長(本山 宏人君) 短期の1億1,000万円の返済の件でございますけども、これにつきましては現在コロナがどういう状況になるかが分からないわけではございますけども、この中で例えばいろんな資金を使わせていただくこともあるかも分かりませんが、売上回復を目指したところで計画的に返済をしていくということを考えております。場合によってはこの辺りの対策も考えなくてはいけないかも分かりませんけども、現在のところ、先日も会計事務所を含め、奥出雲振興の幹部とも会議をやりましたけども、何とか経営改善、それからコロナに対する売上回復を目指して返していくということで現時点は考えております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにありませんか。
9番、内田議員。
○議員(9番 内田 雅人君) 今年度の
事業計画で1点お聞きしたいと思いますが、18ページの斐乃上荘です。ここにありますように、今期、今後の斐乃上荘の在り方を検証していきたいと、一番下にも書いてあります、今後の斐乃上荘の在り方を多方面から検討していきたいということです。今年度にその在り方を検討して、方向性を示されるのかということです。
ここにありますように、現状の施設、非常に費用対効果が悪いと。宿泊定員が28人、それから浴場が狭いと、レストランの動線が悪い、遠いということも書かれております。日本三大美肌の湯、せっかくの泉質を誇っている、本当にすばらしい資源がありますけど、生かし切れてないかなと思って、もったいないと思っております。
あと老朽化もありますけども、耐震基準満たしてない施設で避難所になっているということで、地元からの改築の要望もあるわけですけども、そういった中で早くにそういった方向性を出していただきたいとは思いますが、今年度何らかの方向性が出るのかということお聞きしたいと思います。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長、この案件については町長のほうから答えられたほうがいいと思います。
勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 内田議員の御質問にお答えをさせていただきます。
ああして昨年もこの斐乃上荘の在り方については協議をいたしました。なかなか日本三大美肌の湯で泉源は非常にすばらしいものがあるというふうなことでございますけれど、ああして人口減少の続く中、やはり宿泊施設を兼ね備えた施設にするべきじゃないとか、様々な議論が今の在り方検討委員会の中で出かけております。
本年度、コロナ禍の中ではございますが、そこらをしっかり協議をいたしまして、できるだけ今年度中には宿泊施設を兼ね備えた施設がベストかいうことはしっかりやっていきたい。ここらについては在り方検討委員会の中には商工会の会長も委員として名前を連ねておりますので、しっかり方針を決めてまいりたいというふうに思っとります。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
7番、糸原議員。
○議員(7番 糸原 壽之君) 糸原です。同じところの質問でございます。同じく18ページの斐乃上荘というところで、今、内田議員の質問、また町長のそれに対して答弁がございましたが、③の斐乃上荘の在り方について、今後の斐乃上荘の在り方を多方面から検討していきたいという方針ということでございますが、ああしまして日本でも類を見ない、ここだけという三大美肌の湯ということで大切な温泉かと思いますので、この在り方についてやはりしっかりと検討していただきまして、できるだけ縮小、そうしたことのないように、奥出雲町の中でだけの斐乃上荘ではなく、やはり中国地方、日本での存在感もあろうかと思いますので、しっかりと検討をしていただきたいと思います。要望でございます。
○議長(藤原 充博君) 2番、北村議員。
○議員(2番 北村 千寿君) 2番、北村です。今年度在り方検討、方向性出すとおっしゃいましたけど、現在、
世界農業遺産申請中であります。これが認定されれば、多くの観光客が来町されることが予想されます。そういったことも踏まえて検討委員会の結論を出していただきたい。認定されれば相当数の数は来られます。そういった対応する施設というもん必要だと思いますんで、ぜひそういうことも含めて検討していただきたいというふうに思ってます。
○議長(藤原 充博君) 回答が要りますか。町長、何か。
○議員(2番 北村 千寿君) お願いしたいです。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 糸原議員、そして北村議員の御質問にお答えをさせていただきます。
今年度コロナ禍では、先ほど申し上げましたように大変でございますが、しっかり方向づけを決めて、やはり日本三大美肌の湯、これは糸原議員さんが名づけの親だということも聞いております。また、北村議員さんはお膝元から代表と議員に選出されたところでございますので、そこらはしっかり議論をしてまいりたいというふうに思っております。場合によってはまた御意見をお尋ねすることもあろうと思いますが、よろしくお願いします。以上です。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) この斐乃上荘につきましては、大変老朽化が激しくなってるということで、これまでも何度も何度も改築とかいうことも言われてきましたが、いまだにこのままの状態。
それでこれまでのところで冬場お客さんが少ないということで閉館をしたりされましたけれども、そういうことをこれからもやられるのか。ここに書いてあるのは繁忙期を除き日帰り入浴に特化したいというふうになっておりますので、閉館をする期間がないというふうには私は思っておりますけれども、一旦そういうことしてしまうとお客さんが来ても、ああ、閉まってたわということでこれから来なくなるということが間々あります。そういう考え方は、一時期閉館するというような考え方は持たれているのか、持たれてないのか、お聞かせください。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。
斐乃上温泉につきましては、やはり日帰り温泉に特化したほうがベストではないかなというふうな話合いは検討委員会の中でも相当出かけております。先ほど北村議員さんからの御提案もございましたように、
世界農業遺産に認定されれば、やはり入り込み客も非常に来られるじゃないかなというふうに思っております。そこらも含めて、ただ、今
トロッコ列車も大変なときにかかっております。こういうことを全てを吟味してやはりやっていかないとなかなか厳しいじゃないかなというところでございますので、いましばらくお時間をいただいて、話の中では、日帰り温泉に特化したような施設というふうなことも話合いの場では相当出かけておるということは私のほうから御報告をさせていただきます。以上です。(「閉館の考えなんかない」と呼ぶ者あり)
そこらはもうしばらく御検討いただいて、今ここで閉館をしないと言って、途中で閉館せざるを得ないというふうなことになると困りますので、しっかり議論をしてまいりたいと思います。以上です。
○議長(藤原 充博君) 今、検討委員会ができて、検討してるというふうな状況でございますので、またそこからの意見が出た時点で皆さん方からの御質問を受けたいというふうに思います。
これ報告第4号についてほかにございませんか。
6番、田食議員。
○議員(6番 田食 道弘君) 私は、16ページの一番下の、今度はサイクリングターミナルについてです。ここにありますように、9月からの大規模改修工事という年となるというのは出ておりますけども、先ほど来出ておりますように非常に現在の情勢、厳しい情勢でありまして、特にコロナ禍の下でこれからいわゆる新しい生活ということで、こういった旅行、人の行き来も大分これが変わっていくと思うんですね。そういう意味でいうと、9月からの大規模改修工事ですけども、大規模に改修するに長い目で、長いスパンで見てこれからサイクリングターミナル、どういうふうにやっていくかということになると思うので、慎重にコロナ禍の中でのどういう対応していくか、レイアウトから、それぞれの業務の運営の仕方から検討をしていくべきだと思います。当然斐乃上荘も同じだと思うんですけども、その辺りの考え方が今ありましたら説明お願いしたいと思います。
○議長(藤原 充博君) 本山
商工観光課長。
○
商工観光課長(本山 宏人君) サイクリングターミナルの今後の運営の仕方といいますか、どういうふうに考えているかという御質問でございます。
サイクリングターミナルにつきましては、3月の議会でも御承認をいただきましたとおり、今年度、大規模改修の予算を承認していただいておりますが、図面を、3月でございましたが、現段階での、その段階での図面を出させていただいております。
大きくいえば現在のサイクリングターミナルは、2人部屋、4人部屋がございます。定員的にも少なく、あまり泊まれない状況の中で、今これからの観光形態といいますのは団体による旅行から個人による旅行は増えております。それに合わせて、サイクリングターミナルという名前もついておりますので、スポーツ振興についてもサイクリングターミナルを使っていただければというふうなことを思っております。その関係で個人の部屋をつくろう、改修しようというふうなことで思っておりますし、それからスポーツ振興だけではなくて、どちらかというとビジネスで御利用されるお客さんも多いですので、部屋の改修を個人でも泊まれるような形で今考えております。スポーツ振興に対応できる、スポーツ合宿に対応できる形のもの、それから個人客に対応ができる施設というふうなことで現在計画を進めております。
9月議会において契約案件で上程をさせていただくことになると思いますけども、改修の計画といたしましては、できるだけ、全館閉館をするような形になると思いますけど、お客さんの少ない時期、冬場だと思っておりますけど、その時期に一気に部屋の辺りは改修していくような計画をしております。これについてはこれから詰めていかなければいけませんけど、現段階ではそういう計画を持っております。食堂の辺りもできるだけオープンをさせて、お客さんを入れていく、必要最低限のところだけ休館をさせていただいて改修をしていくというようなことで思っております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第5号について質疑を行います。質疑はございますか。仁多米株式会社でございます。ありませんか。
6番、田食議員。
○議員(6番 田食 道弘君) 仁多米の
事業計画のほうですけども、極めていいんですけども、楽観的というか、これまでの流れの中で有利販売を行っていくということで、これはこれで
事業計画はいいとは思うんですが、非常に現在の米市場の流れを見るとブランド米の、例えば新潟の魚沼とか、新潟県産コシヒカリ、非常にもうだぶついてきておるというような状況が実際にあります。島根米とか仁多米についてもかなり実際の米卸業者のほうでは在庫を抱えてるというような話も聞いております。
そういった点で考えると、この奥出雲仁多米の販売のほうもなかなかこのコロナ禍の中で、巣籠もり需要とかはあるにしても、外食、中食のほうが非常に低迷をし続けているということで、この販売の価格的な面、あるいは価格的な面が下がってくるとすれば、町のほうから出しております利用促進金の単価の問題とか出てくると思いますけども、その辺りの現在手元にある情報とか、あるいは見通し、対策、そういったことありましたら説明をお願いしたいと思います。
○議長(藤原 充博君) 荒川
農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
議員おっしゃいましたように全国的に米の余る傾向でございまして、全国で約6万7,000ヘクタールの生産調整が必要であると言われておりまして、現時点、4月末時点でまだやっと3万7,000ヘクタールぐらいの飼料用米のほうに移行がされるという状況もございます。
また、奥出雲町におきましても1,393ヘクタール余りの作付面積の現在状況でございまして、昨年よりも5反ぐらいちょっと増えております。これは加工用米をされておられましたのが、加工用米から普通の作付に変えられたということで、国なり県なりが思っておられます飼料用米のほうには行ってないのが現状でございます。
そういった状況の中、当然出来秋の作況がどのようになるか、今年のですね、が一番生産量に大きく影響するわけでございますけども、現時点では仁多米としても今までの顧客の方に、先ほど申しましたけども、安定して高品質なものをお送りするということでございまして、その中には日本農業遺産に認定された地域ということで、一つのそれのキーワードもございますし、それから堆肥施用米ということで他とは違うんだというすみ分けもしてはおります。
ただ、本来であれば、例えば特別栽培米でありますとか、エコ米、それから有機米といったようなところもあるわけでございますけども、消費者の皆様が全てそういったものを求めていらっしゃるということはございませんので、やはり消費者の皆様方の動向も探りつつも、奥出雲の仁多米のいいところをPRをしていくということが必要ではないかと思っとります。全体的に精米のところで売ってまいりますので、玄米出荷とは違っとりますので、そういったところで売っていけばと。
ただ、あとはブランド加算金について、昨年度は2,500万、町のほうへ寄附金をいただいておりますけども、これが少なくなる部分でも農家の皆様方、秋の生産者米価の状況によりましてはブランド加算金をそちらのほうへ重点的に配分をいただいて、町への寄附が少し少なくなる分でも農業者の皆さんが再生産ができるような支援を行っていただくようなことは、農協も含めて、今後作況も含めまして、動向を見守りながら適切に対応できるように取り組んでまいりたいというふうに思っとるとこでございます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第6号について質疑を行います。質疑はございますか。仁多堆肥センターですね。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 前期の決算期のときに堆肥のいわゆるストックヤードの施設整備、この件について国と県の補助事業の要件が合わなくて昨年は断念したというふうな報告があっております。
今年度での整備の可能性が考えられてるのかどうか。まだちょっと予算的なものは出てないと思いますけれども、これをどうにかして国や県の補助事業をうまく利用して、クリアして堆肥施用米がたくさん作れるような、今、堆肥も反当800キロになってまして、昔は仁多だけのときは1トン入れてたんですけど、今堆肥が足らないということで800キロになってますよね。これをやっぱり、ここにも書いてありますが、せめて900キロに戻せるような格好にするためには、やっぱりストックヤードがちゃんとしたものがないと、堆肥だけ作っても置場がないというようなことでもこれも困るんで、こういったことの考え方は今年はされないのかどうなのか、ちょっとお聞きをいたします。
○議長(藤原 充博君) 荒川
農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
議員御質問いただきましたように、頭数から計算をいたしますと理論上は年間8,000トンと言っておりますけど、まだまだ生産はできます。
ただ、今の需要となりますのが作付が終わって、それから刈取りが、収穫が終わった9月以降に集中的に、今から7月にかけて今年、3年度の堆肥散布の予約を取りますけども、9月以降11月中旬、天候によりますけども、散布で、間に合わないところは3月、4月の農作業前に散布をさせていただく場合もございますけども、今堆肥センターには非常に多く、5,000トン近いものがストックしてございます。それは当然今、作付で稲は植わっとりますので、散布はございませんので、これが秋になりますとあっという間になくなります。
おっしゃいますように、ストックヤードを拡充することによりまして、この今の作付期間中にもう少しストックができれば年内需要、そしてまた多くの皆様方、現在でも一部の法人の皆様方、約10ヘクタール分ぐらいですか、400トン余りはまだお断りをしてる状況はございますけども、そういったことを国の畜産クラスター事業で予定を当初させていただいとりますけども、事業主体の要件、そういったものもございまして昨年度は断念をしたとこでございます。
現在、町長のほうからも指示をいただいとりまして、もう既に農協さん、それから今広域のことも考えておりまして、いろいろ検討しとるとこでございまして、来年度の当初予算、もしくはうまくいけば畜産クラスター事業が大体補正が出ますので、その補正にのせるということも、今後の状況によってはそういうこともあります。
現在は、場所がなかなかございませんけども、昔の堆肥製造施設が今ありますので、そこを改造してという部分もございます。そういったようなことで皆様の期待に応えられるよう、あとチップじゃなしに何だったかいな。
○議長(藤原 充博君) ペレット。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) そうそう。すみません。ペレット化も、うちでなるのか、それともよそのほうへ委託するのか、様々なそういったことも可能になれば大きな法人ですとか個人でも袋を買ってブロードキャスターで散布できるという場合もできますので、そういったことも堆肥ストックヤードの増設といいましょうか、建設に合わせまして今検討は行ってるとこでございますので、結論が出ますまでもうしばらくお待ちをいただければと思っとります。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第7号について質疑を行います。これは農業公社ですね。質疑はございますか。
6番、田食議員。
○議員(6番 田食 道弘君)
事業計画、13ページですけども、2の(2)ですね、農業施設の保全管理事業ということで、新規就農者等の新たな担い手への研修事業を行うための奥出雲町農業施設等(総合農場施設等)の施設管理運営業務を行いますとあります。これまでもやっておられたかなと思いつつですが、非常に今重要なことだと思いますけども、具体的に新たな担い手への研修事業というのは新たな研修事業なのかどうなのか、ちょっとその辺りの説明をお願いしたいと思います。
○議長(藤原 充博君) 荒川課長、いいですか。どちらが。
荒川
農業振興課長。資料がありますか。大丈夫ですか。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
新たな担い手ということでございまして、国のパッケージ事業ということで、新規就農者のですね、奥出雲町のほうでは米を中心に野菜、それからお米と、それからシイタケ、それからお米と畜産、そういった通年でなかなか農業がお米だけというわけになりませんので、そういうほかのものも含めたパッケージ化をしまして新規就農の募集を行って、研修を行えばというふうなことを計画いたしておりまして、特に畜産関係では大きな農家の方もございますけども、農業公社のほうに繁殖育成牧場がございますので、そういったところでの研修も新たに行うと。技術者を養成することによって、受精卵の採取、そしてまた農家への出張での移植、当然免許が要りますけども、そういったことも行うことで今まで以上にちょっと畜産農家の高齢化が進んでおりますので、そういう公社としてできること、今の研修農場も野呂山のほうにございますので、飼料作物を作るとか、そういったことも含めまして新たな取組を行っていただきたいと。
それで地域づくり推進課と、それから商工観光課さんと連携を取りまして、農業の体験というものも進めるということで、チラシを作って、ホームページのほうにも掲げて募集を行う。先般、山陽方面の産経新聞のほうにも日本農業遺産のPR広告を出しましたけども、そこにも新たに奥出雲町で農業チャレンジしてみませんか、取り組んでみませんかということでの広告を出しまして、愛媛のほうの方から興味があるということでお電話いただいて、資料も送った経緯もございますので、いろんなところでのそういう広報活動は展開して、よりきめ細やかな、丁寧な対応で新規就農者の皆さんにつなげることができるよう取組を進めてまいりたいというふうに思っとるとこでございます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) ここにも書かれておりますが、農地中間管理機構、これの関係ですね、要するに農地の利用するほうと受託するほうと、うまくその関係が調整ができているんでしょうか。だんだんと高齢化してきて、農業ができないという人たちの代わりに代わってやっていただける、そういう中間管理機構でのお世話焼きがうまくスムーズにいってるんでしょうか。
○議長(藤原 充博君) 荒川
農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
今までは町の農業公社のほうが、そこに1ページの事業報告にも書いてございますけども、旧農用地利用集積円滑化団体ということで、農業者の皆様方から委託を受けたものを今度新たな担い手の方に賃貸借をする。そしてそれができない間は自分とこで管理、耕作を行って、なるべく多くの農地を集積した状態で新たな担い手にお渡しをするというのをやっておりましたけども、現在は島根県の農業振興公社のほうが島根県一本での中間管理機構ということで取組をなされておりまして、ただ、そうではあっても、やはり農業者の皆様方の新たな担い手を探すときに県の農業振興公社のほうまでは行かれませんので、当然推進員の皆さん方もおられますけども、今までも農業公社もそういった中間保有管理を行っとりましたので、立場的には農業公社として間には、形といいましょうか、実質は立って、その仲介をしていくと。基本的には集落の中で集落営農していただく。その前段では機械の共同利用、そしてまた集落営農進んで、できれば法人化をしていただければ、その新たな法人のほうへ出すと、まとめてお出しをすると。
そしてまた、どうしても飛び地での賃貸借で、その法人であったり、会社であったり、皆様方も取組が非効率的な部分もございますので、将来的にはそういったところをきれいに一定地域は一定地域という形でそういう調整も図りながら皆様方が効率的な農地の管理ができるよう、できれば1集落1法人、もしくは家族経営型、または認定農業者として1人でやりたいという方がそれぞれ取り組みやすい地域の担い手となっていただけるような形での支援を農業公社、町も農業委員会も含めて取組を一層進めてまいりたいと。ですので、その農地、誰が作ってごすだらあかというところがないようなことにはしてまいりたいというふうに思っとりますので、また何かあれば御相談をいただければと思っとりますので、よろしくお願いを申し上げます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) それでは、ここでしばらく休憩といたします。3時10分から開始します。
午後2時56分休憩
───────────────────────────────
午後3時09分再開
○議長(藤原 充博君) ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
それでは、報告第8号について質疑を行います。質疑はございますか。ありますか。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 先日来、奥出雲椎茸の決算につきましては、町長のほうからも説明をいただき、今日もまた説明をいただきました。
まず私が申し上げたいのは、こうして毎年毎年決算報告をしていただいて、出されたものは私は、きちんと正しい決算をして出されたものと、全ての会社がですね、そうずっと思ってきましたし、それが当たり前のことだと思います。
ただ、今日、町長のお話の中にもございましたが、意図的にいわゆる在庫を多く残っているような形で計上してたということは、会社経営がとっても大変で、少しでも赤字額を少ないように見せたいという、そういう思いがあったからこういうことをされたんじゃないかと私は推測しておりますけれども、ただ、こういうふうな意図的にこういうことをやるという、こういう決算をつくって、社長である町長も分からなかったと。だから議会にもそのままのものを報告して、今まで私たちはそれを議論してきたわけですよね。それで承認もしてきたと。承認というか、報告なので、そういうふうに思ってきたと。こういう決算のやり方をされると、もう本当に不信感ですよ。
町長、今日おっしゃるように、こういうことをやった者についての処分は、今後いろいろ弁護士さんとも含めて考えるということでございますが、町長も知らなかった、社長が知らなかったなんていうことが私はあっていいものじゃないと思っておりますが、社長として、町長としての責任はどのように感じておられますでしょうか。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 大垣議員の御質問にお答えをいたします。
不適切な決算であったということを報告をして、深くおわびをいたしたところでございますが、この責任関係につきましては、先ほどお話をいたしましたように弁護士の先生等としっかり話合いをして、また議員の皆様方に御報告を申し上げたいというふうに思います。本日この場での説明はお控えをさせていただきたいと存じます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) すみません。貸借対照表の中からちょっとお尋ねいたしますけれども、ああやって未収入金というのが1億3,000万円近くございますが、前回の説明のときにお聞きいたしましたのは、農家支援が必要であるということでこれだけのものをいわゆる会社が立替払いをしてるというふうなお話だったと思いますが、農家の方がこれだけ多くの要するに赤字だから会社が立て替えて支払ってると。実際問題として本当に経営が成り立っているというふうには思えないんですけれども、今の雲太1号とかなんとかの基金の問題もあるかもしれませんが、そこら辺ちょっともう少し説明していただけませんでしょうか、どんな状態なのか。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 大垣議員の御質問にお答えをさせていただきます。
ああしてこのたびの様々な件につきまして、私も議員会で御説明をさせていただいたところでございます。ああして生産農家の方、売掛金とか、未収金、かれこれ、これだけの数字でも2億円有余の負債を抱えております。そしてまた、そのほかにああした金融機関での直接ほだ木を仕入れるがためのカードローンの残高も抱えております。このようなことでここ10年以上前から生産農家の方は非常に大変であったであろうというふうに私は思っているところでございます。そのようなことでしっかり今までのビジネスモデル、固定価格買取り制度とか、様々なことも副町長の時代にも含めて、町長に就任してからもしっかりそこらは生産農家の方とも話合いをいたしたところでございますが、やはりここらについては当初、約束が違うというふうなこと、はっきりと生産農家の方がおっしゃいました。相当額応募されて、多くの方がUターン、Iターンでお越しなされたというふうに伺っております。
このようなことで将来先行きどうなるかなということは、もう数年前からこのようなことは予想されたじゃないかなと私は今思うわけですが、やはり様々なことで今までシイタケ生産農家の方と、あるいは奥出雲椎茸、連携を組みながら一体となって取り組んできたところでございます。冒頭でもお話をいたしましたように、従業員もさることながら、その生産農家の方、また家族の方も多くおいででございます。何とか引き続いて私も支援をして、農家もよくなる、会社もよくなるというふうなことをしっかり話合いをして今日を迎えたところでございますが、今のところ私がこの場でお話をすることは若干、今年度ある程度未収金、未払い金がまた多く増えたわけでございますが、その代わり会社のほうで生産農家の方の立替払いを多額にしております。
ただ、そういうようなことをやっても若干ともやはり営業利益が730万余今回出たということは、一つの明るい材料じゃないかなというふうに思っております。
しかしながら、まだまだこの損益計算書というものは、単年度のPLでございます。再三申し上げておりますBSの貸借対照表につきましては、資産と負債、見れば一目瞭然で分かります。非常に厳しいというのは、私、議員の皆さん方も見てお分かりであろうと思いますが、やはりもう少し時間をかけてしっかり農家の皆さん方がもうけて一緒になってやっていけるようなところを目指して頑張っていきたいというふうに思っております。以上で、回答になったかどうか分かりませんが、私の考え方なりを申し述べさせていただきました。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) この報告第8号については、非常にいろいろ論議されてるとこでございますので、弁護士等と話合いを持って、また解決をする、あるいはその結果をきちんと議会のほうに報告していただきたいというふうに思っとります。
それでは、ほかに質問はございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第9号について質疑を行います。質疑はございますか。これは舞茸ですね。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第10号について質疑を行います。質疑はございますか。開発公社の関係です。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、以上で報告第4号から10号までを終わります。
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○議長(藤原 充博君) 次に、
今期定例会までに受理いたしました請願・陳情は、お手元に配付しました請願・陳情等文書表のとおりであります。会議規則第92条第1項の規定によりまして、所管の常任委員会へ付託いたしますので、慎重なる御審議をお願いいたします。
─────────────・───・─────────────
○議長(藤原 充博君) 以上をもちまして本日の会議日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでした。
午後3時19分散会
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