奥出雲町議会 2020-12-18
令和 2年第4回定例会(第4日12月18日)
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、陳情第2号は、
委員長報告のとおり採択されました。
次に、日程第2、陳情第5号、「
最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、採択であります。
委員長報告のとおり採択することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、陳情第5号は、
委員長報告のとおり採択とされました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第3 議案第69号 から 日程第5 陳情第4号
○議長(藤原 充博君) 日程第3、議案第69号、奥出雲町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する
条例制定について、日程第4、陳情第3号、「少
人数学級制度の拡充を求める意見書」を国に提出することを求める陳情書、日程第5、陳情第4号、「現行少
人数学級制度縮小計画の凍結を求める意見書」を県に提出することを求める陳情、以上の3議案等につきましては、
会議規則第37条の規定により一括して議題といたします。
本案につきましては、去る12月7日の本会議におきまして、
教育福祉常任委員会へ付託をしております。その審査結果について、
会議規則第77条、第94条第1項及び第95条の規定により委員長から報告を求めます。
5番、
内田雅人教育福祉常任委員会委員長。
○
教育福祉常任委員会委員長(内田 雅人君) それでは、報告をいたします。
令和2年12月18日、令和2年
奥出雲町議会12月定例会、
教育福祉常任委員会委員長報告。
奥出雲町議会議長、
藤原充博様。
教育福祉常任委員会委員長、
内田雅人。
令和2年
奥出雲町議会12月定例会12月7日の本会議において、当委員会に付託されました
下記議案について、
会議規則第77条、第94条第1項及び第95条の規定により報告いたします。
記。
常任委員会開催日、令和2年12月11日、金曜日。
出席委員6名。
説明出席者、教育長、
町民課長、
健康福祉課長、
福祉事務所長、
教育魅力課長、結婚・
子育て応援課長、
病院事務長。
審査案件及び
審査概要と審査結果。議案第69号、奥出雲町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する
条例制定について。
審査概要。地方税法の一部改正に伴い、延滞金を算出する際に用いる割合の名称、基礎となる割合などを改正するもの。質疑はありませんでした。
審査結果、
全会一致、
原案可決です。
陳情第3号、「少
人数学級制度の拡充を求める意見書」を国に提出することを求める陳情書。
審査概要。委員の意見。国の基準は40人学級であり、もう何年も続いている。文科省は30人
学級編制を要望しており、この陳情は市町村の議会からも後押しをという趣旨だろう。少
人数学級の拡充は国がやらないと自治体が独自に予算をつけてやるのは難しい。これからの教育の在り方を考え、趣旨に賛同する。新
学習要領に基づいた教育を進めていくには、今の国の基準の1クラス40人は多いのではないか。奥出雲町は少人数のクラスが多く、学校訪問で授業を見ても、少
人数学級のよさはあると感じる。
審査結果、
全会一致、採択です。
陳情第4号、「現行少
人数学級制度縮小計画の凍結を求める意見書」を県に提出することを求める陳情書。
審査概要。委員の意見。国が
学級制度の見直しを検討しているのに、島根県は
学級人数を来年度から増やすことを決めている。県は国の動向を待ったほうがいいじゃないか。せめてコロナ禍が収まるまで計画の凍結をというのが趣旨のようだ。島根県は来年度から1クラス35人から38人に移行するが、これにより奥出雲町でも中学校で影響が出る。1クラス減り、先生も減ることになる。これも趣旨に賛同する。要望書は
コロナウイルス感染症対策が大きな理由になっているように感じるが、本来の思いは、よりよい教育のために少
人数学級制度の維持を望むのではないか。現場は既に、来年度から1クラス38人の体制で動いていて、もう12月半ばだが、また変更となれば現場の混乱は懸念される。もっと早く提出されるべきだったと思う。島根県でも
コロナウイルス感染者が広がってきたので、この時期の
陳情提出になったとも考えられる。
審査結果、
全会一致、採択です。
結果については、今申し述べたとおりですが、これ以外に請願第1号が提出されております。透析患者への
通院支援を要望する請願書、これについて若干、
継続審査となりましたので、この報告書には載せられませんでしたけども経過を口頭にて報告……。
○議長(藤原 充博君) 委員長さん、
継続審査なら
継続審査で結構です。今はその理由を述べられなくても、次また継続して審査してもらうわけですから。
○
教育福祉常任委員会委員長(内田 雅人君) 口頭では言えない。
○議長(藤原 充博君) はい。
○
教育福祉常任委員会委員長(内田 雅人君) 分かりました。
今回の委員会の中で、学校再編の状況、それから今後のスケジュールについて、教育長から説明を受けました。また、
高齢者生活交通サポート事業について委員から質問があり、
福祉事務所長から説明も受けました。また、現地視察を2か所行いました。
室内型子供の遊び場、そして
地域学習拠点施設に行ってまいりました。
以上、
教育福祉常任委員会の
議案審査の報告を終わります。
○議長(藤原 充博君) 以上で
委員長報告を終わります。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。
初めに、議案第69号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、陳情第3号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございます。
次に、陳情第4号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、
委員長報告に対する質疑は終わります。
これより討論を行います。
初めに、議案第69号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第69号について討論を終わります。
次に、陳情第3号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、陳情第3号について討論を終わります。
次に、陳情第4号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、陳情第4号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第3、議案第69号、奥出雲町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、議案第69号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第4、陳情第3号、「少
人数学級制度の拡充を求める意見書」を国に提出することを求める陳情書を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、採択であります。
委員長報告のとおり採択することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、陳情第3号は、
委員長報告のとおり採択されました。
次に、日程第5、陳情第4号、「現行少
人数学級制度縮小計画の凍結を求める意見書」を県に提出することを求める陳情を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、採択であります。
委員長報告のとおり採択することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、陳情第4号は、
委員長報告のとおり採択されました。
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◎日程第6 議案第70号 から 日程第10 議案第74号
○議長(藤原 充博君) 日程第6、議案第70号、令和2年度奥出雲町
一般会計補正予算(第6号)提出について、日程第7、議案第71号、令和2年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について、日程第8、議案第72号、令和2年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第9、議案第73号、令和2年度奥出雲町
介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第10、議案第74号、令和2年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第2号)提出について、以上の5議案につきましては、
会議規則第37条の規定により一括して議題といたします。
本案につきましては、去る12月7日の本会議におきまして、
予算特別委員会へ付託をしております。その審査結果につき、
会議規則第77条の規定により委員長から報告を求めます。
10番、
内田精彦予算特別委員会委員長。
○
予算特別委員会委員長(内田 精彦君) それでは、
委員長報告を行います。
令和2年12月18日、令和2年
奥出雲町議会12月定例会、
予算特別委員会委員長報告。
奥出雲町議会議長、
藤原充博様。
予算特別委員会委員長、
内田精彦。
令和2年
奥出雲町議会12月定例会12月7日の本会議において、
予算特別委員会に付託されました
下記議案の
審議経過及び審査の結果について、
会議規則第77条の規定により報告いたします。
記。開催日、令和2年12月10日、15日。
審査付託議案、5議案。議案第70号、令和2年度奥出雲町
一般会計補正予算(第6号)提出について、議案第71号、令和2年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について、議案第72号、令和2年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)提出について、議案第73号、令和2年度奥出雲町
介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)提出について、議案第74号、令和2年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第2号)提出について。
出席委員数、12月10日、11人、12月15日、11人。
1、
審議経過。当委員会では、去る12月10日に
執行部全課かい長を出席の下、全体質疑を行い、その後、小委員会へ審査を付託いたしました。12月15日に再度委員会を開催し、各小
委員会委員長より
分割審査の結果報告を受け、全体での審議を行った後、
予算特別委員会として5議案について採決を行いました。
2、審査の内容。議案第70号、令和2年度奥出雲町
一般会計補正予算(第6号)提出について、本議案の
一般会計補正予算額は7,378万円であり、補正後の
予算総額は163億3,883万円となっております。
主な
補正内容について、12月10日の全体質疑においては、歳入では、
対象事業費の増による
地方創生臨時交付金2,200万1,000円、
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業実施のための
感染症予防事業費等補助金313万4,000円、
ホシザキ株式会社からの寄附金による
教育振興寄附金1,000万円について、また歳出では、
特定地域づくり事業協同組合設立費500万円、
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業313万4,000円、
有害鳥獣捕獲対策事業779万8,000円、
観光施設等感染症対策費1,037万9,000円等について、歳入は一括して、歳出は款別に質疑を行いました。
各委員からは、歳入では
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金850万円の減額について、入湯税800万円減額について、
教育振興寄附金1,000万円について、歳出については、特定地域づくり事業協同組合設立について、農業振興費の報償費779万8,000円について、水田農業経営安定推進緊急対策事業、高収益作物への転換支援343万円について、再生エネルギーの利用推進基金積立金400万円について、などについて詳細な質疑がなされました。
12月15日に招集した
予算特別委員会では、各小
委員会委員長より審査報告がありました。
総務経済小委員会からは、歳出について、総務費、
特定地域づくり事業協同組合設立費、新規設立に対する支援500万円について、地区単位で事業ができる。県内であれば認可するのは島根県で、県境をまたぐことはできないが広域でもできる。奥出雲町の場合は、奥出雲町全域がエリア地域で実施する。新規設立の支援金500万円については、200万円が組合を設立する準備の資金で、県から10分の10の定額補助がある。出資金に当たる300万円については、特別交付金で1回限りの支援がある。また、十分な仕事があるかということについては、ニーズ的には福祉サイドの福祉事業所は非常に人手不足感を感じておられるということ、そういうところに将来的に派遣できるのではないか。事業効果としては、人が十分な働きができるについては、ヒアリングをしている範囲では農業公社とか堆肥センター等の事業所は人手が欲しいとしており、十分な効果があると理解している。
役員体制については、理事になられる方はその会社の代表取締役でなくても役員であればよいなど、現状と制度の確認をいたしました。
町議会選挙費、ポスター掲示場作成費等505万円について。今回のような町議選とか町長選挙であったり、独自の特別な経費があった場合には、その特別交付税の算定の基礎数値の一つとしての報告は行う。ただし、この額の幾らかが特別交付税に反映しているかは明示されていないなど、交付税算入対応の確認をいたしました。
農林水産業費、水田総合利用費、水田農業経営安定推進緊急対策事業、米価下落に伴う高収益作物への転換支援343万円について、奥出雲町はソバとかエゴマとか、産直野菜、飼料作物、ソバ、大豆、そういうものを高収益作物としている。奥出雲町でも今後は、町も上乗せして転作品目を絞り、重点的な支援を行っていくような形も今後検討するなど確認いたしました。育苗センター設備等修繕、ハウス修繕及び育苗箱供給制御盤改善、346万5,000円について、電子制御盤故障により急遽更新するものの確認。
土木費、橋梁長寿化点検事業、事業間調整に伴う増300万円について、今年の10月に公表されたデータでは、修繕が必要な橋に対する着手率は55%で公表を行っており、今年度実施で年度末にはおよそ71%の着手となるなど確認。
教育福祉小委員会からは、歳出について、総務費、横田コミュニティセンター施設修繕費56万8,000円について、大ホールの76基ある照明のうち、高所にある21基は職員では交換できないための電球交換費用が53万4,000円、ホワイエ入り口の照明の交換が3万4,000円であるなど確認。
民生費、医療・介護職人材確保事業25万円について、人材確保の奨励金で今年度100万円を予算化しているが、介護職のIターン者1名、50万円、Uターン者3名、75万円、計125万円となり、25万円を補正するなど確認。
衛生費、
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業313万4,000円について、健康福祉課の健康管理システムで予防接種の履歴や検診の記録などのデータを管理し、予防接種のクーポン発行など行っている。今回の改修は、このシステムに新型コロナウイルスの項目を追加して、今後のワクチン接種の際のクーポン発行や接種記録を残すためのものであるなどの確認。
農林水産業費、あいコミュニティセンター設備修繕費について、馬木コミュニティセンター設備修繕について。あいコミュニティセンターは、研修室のエアコンでポンプとスイッチ基板の故障で、基板の機器等の交換、馬木コミュニティセンターは、和室のエアコンでポンプの故障で水漏れがあり、その修繕であるなど確認。
土木費、若者定住向き賃貸住宅負担金557万7,000円について、空き室が当初予算時点の見込みより増えたことによる補正。今年度当初は12戸ぐらいの空き室を見込んでいたが、現在は30戸程度に増えているなどの確認。公社佐山団地火災修繕費73万2,000円について、二階建ての建物の1階部分で、調理用電熱器での調理中、高温により油が発火した。修繕は台所と洋室の壁と天井の全面的な張り替え、フローリングなどに必要なクリーニングを行った。天井をはぐって確認したが、2階には影響がなかったなどの確認。
教育費、特別支援学級開設費534万円について、布勢小学校と亀嵩小学校、改修に373万5,000円、残りは備品購入に要する費用の確認。複式学級開設費289万5,000円について、馬木小学校の改修はイングリッシュルームを複式学級にする必要があり、カーペットの張り替えやエアコン設置の工事費。来年度3年生、4年生が13人で複式になる。1年生と中学年では複式になる基準が違うが、今現在の子供の数から順次複式が増えていくと想定しているなどの確認。小学校施設修繕費、77万8,000円について、横田小学校のトイレブースの建てつけが壊れたための修繕。費用は11万8,000円の確認。小学校教育振興費、中学校教育振興費について、教師用教科書、指導書購入費、小学校が106万円、中学校400万7,000円。今回は道徳と英語の改訂が大きい。4年に1回ぐらいで改訂されるなどの確認。三成公園プール管理費340万4,000円の減額について、監視業務委託費の減と監視カメラ設置費の増とあるが、その内容はということにつきましては、監視カメラが増えたのではなく、当初予算では機械器具費で計上していたが、設置工事費が増となり、組み替えたなどの確認。
議案第71号、令和2年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について、業務委託料53万9,000円、被保険者の課税情報を雲南広域連合とのやり取りの中で保険料情報に追加する改正があったので、それに対応するシステム改修の確認。
議案第72号、令和2年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)提出について、交付金340万円、慰労金の対象職員は事業所に勤務し、利用者と接する職員で、直接、間接的に関わる者、事務職も含むなどの確認。
議案第73号、令和2年度奥出雲町
介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)提出について、居宅介護サービス事業費交付金60万円、施設介護サービス事業費交付金330万円について内容の確認。
議案第74号、令和2年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第2号)提出について、発電事業の円滑な執行を図るための経費の補正で歳出の発電事業費、目内の費用の組替えによるものの確認。
3、審査結果。議案第70号、賛成多数、議案第71号、議案第72号、議案第73号、議案第74号はいずれも
全会一致で
原案可決といたしました。
以上、今期
予算特別委員会に付託されました5議案の
審査概要と審査結果を述べ、報告といたします。
○議長(藤原 充博君) 以上で
委員長報告を終わります。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。
初めに、議案第70号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第71号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第72号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第73号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第74号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、
委員長報告に対する質疑を終わります。
これより討論を行います。
初めに、議案第70号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論はございますか。
1番、田食議員。
○議員(1番 田食 道弘君) 日本共産党、奥出雲町議員団の田食道弘です。私は、議案第70号、
一般会計補正予算(第6号)に計上された
特定地域づくり事業協同組合設立費に反対し、反対の討論を行います。
予算特別委員会委員長の報告は
原案可決であります。全国どこでも人口減少地域にとって、地域社会を維持し、
地域経済を活性化することは緊急で死活的な課題でありますが、国が定める特定地域づくり事業協同組合制度による本町での特定地域づくり事業協同組合の設立は、人口減少や高齢化に伴う労働力の不足を派遣労働によって補うことが事業の中心にあることは明らかであります。このことは、地域に新たな事業を起こすものでは決してなく、既存の事業の人手不足を補うことを目的としています。全国や島根県内で先駆けて、この協同組合を急いで設立する必要はありません。地域の主要産業である第一次産業を抜本的に再生する国の政策がなければ、地域の人口減、高齢化に歯止めはかからず、労働者派遣事業の必要性そのものが失われ、労働条件の低下や事業協同組合の解散による失業の可能性も少なくないと言わなければなりません。相次ぐ農林水産物の輸入拡大で、地方の基幹産業だった農林業を衰退させるとともに、上からの市町村合併の押しつけ、自治体職員の削減などによって、地域の人口減少や、地域社会を維持する機能の低下に拍車をかけてきた歴代政権の責任は重大であること、こうした地方切捨て政策の根本的転換が求められていることを指摘して、反対討論を終わります。
○議長(藤原 充博君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。ありませんか。
6番、石原議員。
○議員(6番 石原 武志君) 6番、石原であります。私は、議案第70号、
一般会計補正予算(第6号)に提出議案に賛成の立場で討論を行います。
本議案中、異論があるのは総務費の地域振興費、特定地域づくり事業協同組合設立に対する支出と考えます。この制度はもともと本県選出の衆議院議員の提案による議員立法で、人口が激減している地域の人材確保のためと聞いてます。事業者の人手不足と、その解消に合わせ、若者の多様なる就職支援先として広く人材を求めるため創造されたものと理解をしております。協同組合において安定した所得と雇用期間を保証し、安心して就業できる制度と考えます。この地域で働き、この地域で勤め、安定した収入を得られる、そんな制度と理解しております。
このたびの本町の三セクを中心とした協同組合設立に対する支援策、これが成功いたしますと、その成功事例により一般の事業者への波及も期待できるものであるというように考えるところであり、ぜひとも取り組んでいただきたい事業であると考えます。
その他の補正案も賛成すべき内容であり、全体として
一般会計補正予算(第6号)に賛成をいたします。以上、賛成討論といたします。
○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) ないようですので、議案第70号について討論を終わります。
次に、議案第71号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第71号について討論を終わります。
次に、議案第72号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第72号について討論を終わります。
次に、議案第73号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第73号について討論を終わります。
次に、議案第74号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第74号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第6、議案第70号、令和2年度奥出雲町
一般会計補正予算(第6号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(藤原 充博君) 起立多数と認めます。よって、議案第70号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第7、議案第71号、令和2年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおりに決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、議案第71号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第8、議案第72号、令和2年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、議案第72号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第9、議案第73号、令和2年度奥出雲町
介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、議案第73号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第10、議案第74号、令和2年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、議案第74号は、
委員長報告のとおり可決されました。
ここでしばらく休憩といたします。10時40分に再開いたします。
午前10時27分休憩
───────────────────────────────
午前10時39分再開
○議長(藤原 充博君) ただいまの
出席議員数は12名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
─────────────・───・─────────────
◎日程第11 議案第75号
○議長(藤原 充博君) 日程第11、議案第75号、奥出雲町
地域学習拠点施設の設置及び管理に関する
条例制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
永瀬
教育魅力課長。
〔
教育魅力課長説明〕
───────────────────────────────
議案第75号 奥出雲町
地域学習拠点施設の設置及び管理に関する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより議案第75号に対する質疑を行います。質疑はございますか。
12番、大垣議員。
○議員(12番 大垣 照子君) ちょっとお尋ねをいたします。この建物の居室が、取りあえず全部入れば32人入れるように造ってありますが、1か月単位の宿泊室の利用料金になっておりますけれども、例えば夏休みに1泊とか2泊で研修、よそから研修に来られた人たちが満室でなかった場合、この部屋を利用して研修を行うと、そういうふうな考え方で空き室を使うというようなことはあるんでしょうか、ないんでしょうか。
○議長(藤原 充博君) 永瀬
教育魅力課長。
○
教育魅力課長(永瀬 克己君) ただいまの御質問にお答えいたします。
この施設につきましては、地域学習拠点の施設ということで、町外の方から滞在型という形で一定の期間をというもので活用していただくという考えでおりますので、1泊2日というような形での利用というのは現在考えておりません。
多目的ホールの活用については、施設の利用の目的に沿った形であれば、1日2日という形での利用も可能かというふうに思っておりますけれども、宿泊については、ある程度の目的に沿って長期での滞在をしていただくという考えでおりますので、1泊2日での宿泊というのは考えておりません。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 12番、大垣議員。
○議員(12番 大垣 照子君) それで、
地域学習拠点施設という名称になってますので、ここを、例えば夏休みとかに利用されている方が自宅に帰られるといった場合、ここの施設はずっとオープンで開けておられるのか、夏休みも自由に使えるっていうふうになってるのか、今の多目的ホール、そこら辺についてお考えをお聞かせください。
○議長(藤原 充博君) 永瀬
教育魅力課長。
○
教育魅力課長(永瀬 克己君) ただいまの質問にお答えします。
この施設は地域学習を行うための拠点施設ということでございますので、夏休み中もその目的に沿った学習をされるということであれば、それに沿ってその施設を活用していただけるというふうに考えております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。ほかに質疑はございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
続いて、討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第75号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第11、議案第75号、奥出雲町
地域学習拠点施設の設置及び管理に関する
条例制定についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第12 議案第76号
○議長(藤原 充博君) 日程第12、議案第76号、令和2年度奥出雲町
一般会計補正予算(第7号)提出についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
江角
企画財政課長。
〔
企画財政課長説明〕
───────────────────────────────
議案第76号 令和2年度奥出雲町
一般会計補正予算(第7号)提出について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 以上で、提案理由の説明を終わります。
これより議案第76号に対する質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
続いて、討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第76号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第12、議案第76号、令和2年度奥出雲町
一般会計補正予算(第7号)提出についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第13 発委第5号
○議長(藤原 充博君) 日程第13、発委第5号、
最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める意見書(案)提出についてを議題といたします。
要旨の説明を求めます。
11番、
村尾明利総務経済常任委員会委員長。
○
総務経済常任委員会委員長(村尾 明利君)
───────────────────────────────
発委第5号
最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める意見書(案)
提出について
最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める意見書(案)を
会議規則第14条第3項の規定により、別紙のとおり提出する。
令和2年12月18日提出
奥出雲町議会
総務経済常任委員会委員長 村 尾 明 利
提案理由
国に対し、当議会から意見書を提出するため。
───────────────────────────────
はぐっていただきまして、
最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める意見書(案)です。
新型コロナウイルス感染症は
日本経済に深刻な影響を及ぼしている。経済の停滞により、
最低賃金近傍で働いている非
正規雇用労働者、フリーランスで働く労働者や
中小企業の多くが
経済的ダメージを受けている。
また、2020年の
地域別最低賃金は、最も高い東京では時給1,013円、島根県を含む最も低い7県は792円である。このような
地域間格差があるがゆえに、若い労働者が都市部へ流出し、地域の労働力不足を招いている。こうした状況を踏まえると、労働者の生活と労働力の質、消費購買力を確保しつつ、
地域経済と
中小企業を支える
循環型地域経済を確立することが必要である。
そのためには、
最低賃金の引上げ、
地域間格差の是正、併せて国として大胆な財政出動を行い、
中小企業が使いやすい支援策を拡充することは有効な施策であると考えられる。
以上の趣旨により、下記の項目の早期実現を求め、意見書を提出する。
記。1つ、政府は、労働者の生活を支えるため、
最低賃金1,500円以上を目指すこと。2つ、政府は、
最低賃金法を全国一律
最低賃金制度に改正すること。3つ、政府は、
最低賃金の引上げができ、経営が継続できるように、
中小企業への支援策を最大限拡充すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年12月18日、島根県仁多郡
奥出雲町議会。提出先として、内閣総理大臣、菅義偉様、厚生労働大臣、田村憲久様、中央
最低賃金審議会会長、藤村博之様、以上であります。
○議長(藤原 充博君) 7番、藤原議員。
○議員(7番 藤原 和範君)
地域間格差の「かん」の漢字が「聞」になっちょう、「聞く」いう字になっちょう。「間格差」が「間」ではなくて、「聞く」という字になってます、漢字が。下から4行目。
最低賃金の引上げ、
地域間格差のとこが。
○
総務経済常任委員会委員長(村尾 明利君) 失礼しました。
○議員(7番 藤原 和範君) 文字の違いだけです。
○
総務経済常任委員会委員長(村尾 明利君) 下のほうの欄の、「そのためには
最低賃金の引上げ、
地域間格差の是正」、この「かん」は新聞の「聞」になっております。「間」というふうに訂正をして提出させていただきます。
○議長(藤原 充博君) 以上で要旨説明を終わります。
これより発委第5号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、発委第5号について討論は終わります。
これより採決をいたします。
日程第13、発委第5号、
最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める意見書(案)提出についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第14 発委第6号
○議長(藤原 充博君) 日程第14、発委第6号、少
人数学級制度の拡充を求める意見書(案)提出についてを議題といたします。
要旨の説明を求めます。
5番、
内田雅人教育福祉常任委員会委員長。
○
教育福祉常任委員会委員長(内田 雅人君)
───────────────────────────────
発委第6号
少
人数学級制度の拡充を求める意見書(案)提出について
少
人数学級制度の拡充を求める意見書(案)を
会議規則第14条第3項の規定により、別紙のとおり提出する。
令和2年12月18日提出
奥出雲町議会
教育福祉常任委員会委員長 内 田 雅 人
提案理由
国に対し、当議会から意見書を提出するため。
───────────────────────────────
少
人数学級制度の拡充を求める意見書(案)です。
島根県内の全ての学校で、1学期の間に新型コロナウイルス感染拡大による一斉休校を経て、学校が再開された。臨時休業期間中には、大規模校を中心に分散登校で教室に入る子供の数を減らす対応が取られ、学校現場からは、子供の様子がよく分かる、丁寧に関わることができるなど、少
人数学級のよさが明らかになっている。
文部科学省の
新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドラインには感染拡大リスクが高い3つの密を徹底的に避けるためにも、身体的距離の確保(ソーシャルディスタンスあるいはフィジカルディスタンス)といった新しい生活様式に、学校を含めた社会全体が移行することが不可欠であると記載されている。また、全国知事会会長・全国市長会会長・全国町村会会長は連名で、今後予想される感染症の再拡大時にあっても、必要な教育活動を継続して子供たちの学びを保障するためには、少人数により児童・生徒間の十分な距離を保つことができるよう、教員の確保がぜひとも必要であるとし、少人数編制を可能とする教員の確保を国に対して強く要望している。
島根県内では、県をはじめ市町村の努力により、独自で、全国でもトップクラスの少
人数学級制度や、各種サポート教職員の配置等を行っているが、本来は国の責任で少
人数学級や教職員の配置を進めるべきものである。
よって、
奥出雲町議会は国会及び政府に対し、次の事項を実現するよう強く要望する。
1、国の責任で少
人数学級制度を拡充すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年12月18日、島根県仁多郡
奥出雲町議会。提出先。衆議院議長、大島理森様、参議院議長、山東昭子様、内閣総理大臣、菅義偉様、文部科学大臣、萩生田光一様、財務大臣、麻生太郎様、総務大臣、武田良太様。
○議長(藤原 充博君) 以上で、要旨説明を終わります。
これより発委第6号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑は終わります。
これより討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論がございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、発委第6号について討論を終わります。
これより採決をいたします。
日程第14、発委第6号、少
人数学級制度の拡充を求める意見書(案)提出についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第15 発委第7号
○議長(藤原 充博君) 日程第15、発委第7号、現行少
人数学級制度縮小計画の凍結を求める意見書(案)提出についてを議題といたします。
要旨の説明を求めます。
5番、
内田雅人教育福祉常任委員会委員長。
○
教育福祉常任委員会委員長(内田 雅人君)
───────────────────────────────
発委第7号
現行少
人数学級制度縮小計画の凍結を求める意見書(案)
提出について
現行少
人数学級制度縮小計画の凍結を求める意見書(案)を
会議規則第14条第3項の規定により、別紙のとおり提出する。
令和2年12月18日提出
奥出雲町議会
教育福祉常任委員会委員長 内 田 雅 人
提案理由
県に対し、当議会から意見書を提出するため。
───────────────────────────────
意見書案です。現行少
人数学級制度縮小計画の凍結を求める意見書(案)。
島根県では島根創生計画を推進するための様々な施策が取り組まれ始めており、その中の一つに、国の基準を超えて島根県が独自に行ってきた少
人数学級編制事業を来年度より縮小する計画が含まれている。この計画は、学校関係者、
PTAなど、県民の反対もあった中ではあるが、最終的に県議会で決定されたことである。しかし、この計画が決まったのは、島根県で新型コロナウイルス感染が発生する前である。現在、島根県でも新型コロナウイルス感染が拡大している状況の中、学校では臨時休業や分散登校、3つの密回避、マスク着用、手洗い、うがいの励行、消毒など、児童生徒の安全を守るために最大限努力がなされている。
しかし、教室の現状は新型
コロナウイルス感染症対策専門会議が提言した新しい生活様式の「人との間隔はできるだけ2メートル(最低1メートル)空ける」からは程遠い状況である。また、全国の感染状況やワクチン・治療薬の開発状況などを見ても、この新型コロナウイルス危機が来年4月までに終息する確証はない。
このような状況の中で、今よりも教室を密にする施策は実施するべきでないと考える。
これらのことから、島根県が来年度から実施を予定している現行少
人数学級制度縮小計画を凍結することを強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年12月18日、島根県仁多郡
奥出雲町議会。提出先。島根県議会議長、中村芳信様、島根県知事、丸山達也様、島根県教育長、新田英夫様。
○議長(藤原 充博君) 以上で要旨説明を終わります。
これより発委第7号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑は終わります。
これより討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、発委第7号について討論を終わります。
これより採決をいたします。
日程第15、発委第7号、現行少
人数学級制度縮小計画の凍結を求める意見書(案)提出についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第16 閉会中の
継続審査及び
継続調査の申し出について
○議長(藤原 充博君) 日程第16、閉会中の
継続審査及び
継続調査の申し出についてを議題といたします。
お諮りをいたします。
会議規則第75条の規定により、お手元に配付しましたとおり閉会中の
継続審査及び
継続調査の申出があっております。申出のとおり、閉会中の
継続審査及び
継続調査とすることに御異議がございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり閉会中の
継続審査及び
継続調査とすることに決しました。
─────────────・───・─────────────
○議長(藤原 充博君) 以上で本定例会に付議されました議案の審議は全て終了いたしました。
これにて、令和2年
奥出雲町議会12月定例会を閉会とします。
新型コロナ、インフルエンザに気をつけられ、希望あふれる新年をお迎えください。御苦労さまでした。
午前11時13分閉会
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