令和 2年第4回定例会(第3日12月 9日)
────────────────────────────────────
令和2年 12月(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第3日)
令和2年12月9日(水曜日)
────────────────────────────────────
議事日程(第3号)
令和2年12月9日 午前9時30分開議
日程第1 一般質問
───────────────────────────────
本日の会議に付した事件
日程第1 一般質問
───────────────────────────────
出席議員(12名)
1番 田 食 道 弘君 2番 糸 原 壽 之君
3番 景 山 利 則君 4番 土 屋 武 雄君
5番 内 田 雅 人君 6番 石 原 武 志君
7番 藤 原 和 範君 8番 川 西 明 徳君
10番 内 田 精 彦君 11番 村 尾 明 利君
12番 大 垣 照 子君 14番 藤 原 充 博君
───────────────────────────────
欠席議員(2名)
9番 内 田 勇君 13番 岩 田 明 人君
───────────────────────────────
欠 員(なし)
───────────────────────────────
事務局出席職員職氏名
局長 ───── 石 原 重 夫君 企画員 ──── 石 原 達 也君
───────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
町長 ───── 勝 田 康 則君 副町長 ──── 藤 原 努君
教育長 ──── 松 田 武 彦君 総務課長 ─── 森 長 洋 二君
企画財政課長 ─ 江 角 啓君 町民課長 ─── 堀 谷 智 樹君
税務課長 ─── 石 原 啓 子君 商工観光課長 ─ 本 山 宏 人君
健康福祉課長 ─ 杠 康 彦君
農業振興課長 ─ 荒 川 佳 史君
水道課長 ─── 千 原 明 浩君
地域づくり推進課長 ───────────────── 高 尾 昭 浩君
福祉事務所長 ─ 末 森 利江子君 教育魅力課長 ─ 永 瀬 克 己君
農林土木課長 ─ 秋 田 和 浩君
結婚・
子育て応援課長 ──────────────── 吉 川 明 広君
会計管理者 ── 森 田 近 子君 病院事務長 ── 中 西 修 一君
建設課長 ─── 松 原 三 美君
───────────────────────────────
午前9時29分開議
○議長(藤原 充博君) おはようございます。
ただいまの出席議員数は12名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
日程に入る前に、議案第72号、令和2年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)提出について、
杠健康福祉課長から議案の一部訂正の申出がありましたので、これを許します。
杠健康福祉課長。
○
健康福祉課長(杠 康彦君) 貴重なお時間を頂戴いたしまして、議案の訂正をさせていただきます。お手元の正誤表を御覧ください。議案第72号、令和2年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、予算書に誤りがございましたので御説明をさせていただきたいと思います。お手元の正誤表のとおり、予算書5ページ、予算説明の欄でございますが、歳入と歳出の説明がございます。その中の下段でございます歳出欄の見出しに「3、歳出」という見出しが抜けておりました。訂正をして、おわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
以上で説明を終わります。
○議長(藤原 充博君) これより日程に入ります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第1 一般質問
○議長(藤原 充博君) 日程第1、一般質問を行います。
10番、
内田精彦議員。
○議員(10番 内田 精彦君) おはようございます。本日の
トップバッターということで、一般質問に入らせていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。
まず、木次線存続と
奥出雲おろち号の運行についてということでございます。
11月21日土曜日の山陰中央新報の記事によれば、
JR西日本米子支社の牧原支社長の20日の会見の内容が報道されておりました。内容は、JR木次線の
トロッコ列車「
奥出雲おろち号」について、2021年までは運行できると考えているが、その後は未定、2022年度以降の運行は検討中と、明言を避けたとしてあります。また、島根県や沿線自治体が廃線の危機感を募らせている。同線の現状には
平均通過人員、1日1キロ当たりの利用者数が190人の利用しかなく大変憂慮していると述べ、路線維持に向け、沿線自治体の住民と連携した利用促進強化の必要を強調したとあるが、この記事についての町長の感想、そして今後の取り組む姿勢などがあればお答えください。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。
トロッコ列車「
奥出雲おろち号」の運行継続につきましては、平成29年に客車の車検が到来したときにも運行継続が危ぶまれたところでございます。このときも沿線自治体で運行継続の要望活動を強く行ったところでございます。車検を通していただき、運行継続が実施されましたが、今回は約50年を迎える機関車の車検が令和3年度に到来することから懸念をされているところでございます。
このことについては、これまでも、平成31年1月29日でございましたが、
石井国土交通大臣、当時でございますけど、要望活動を行ったところでございます。
細田衆議院議員をはじめ、国会議員の皆様には陳情活動を行っております。
また、毎年、複数回にわたり継続的に
JR西日本米子支社と協議、要望を重ねており、近いところでは、先ほど議員申されましたように、本年10月26日に
JR米子支社長と島根県の
地域振興部長、そして雲南市長、私との4者で協議を行い、運行継続を強く要望したところ、検討していただける運びとなったところでございます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 内田議員。
○議員(10番 内田 精彦君) いろいろ答弁いただきました。いろいろと協議していただいておるということのようでございますが、山陰中央新報社、11月29日に、またこの木次線のことにつきまして論説が載っておりましたので、少しちょっと紹介させていただきたいと思います。
見出しは「岐路に立つJR木次線」ということでございまして、真ん中のとこに大きな太い字で「
マイレール意識醸成を」と、見ておられると思いますが、こういうものでございます。いろいろ書いてございますが、この中の文章を少し紹介させていただきますと、1998年に運行開始したおろち号について、JR西は22年度以降の運行について明言しなかった、先ほどもお話ししましたが、おろち号で使用する車両の老朽化が進んでいることも影響しているだろう。仮に運行がなくなれば、路線維持に影を落とすのは必至だということでございます。
木次線の利用実績は下降線が止まらない。JR西が誕生した1987年度に663人、
平均通過人員でございますが、の利用者数が2019年度には190人まで減少したということでございます。これも先ほどのとおりでございますが、松江市、雲南市、島根県奥出雲町、広島県庄原市の沿線4市町、島根県などが18年3月に
木次線利活用推進協議会を発足、JR広島駅新幹線口をバスで出発し、途中で木次線に乗り換えて、雲南市や奥出雲町のグルメや観光地を楽しんでもらうツアーなどを行った。それでも数字は下降線をたどったままで、大変憂慮しているとの認識を示しておられます。
関係者が危惧するのが、18年3月末で廃止された三江線の二の舞だろう。沿線市町や県、住民団体が活性化協議会を立ち上げ、11年度から利用促進などの活性化事業を展開した。にもかかわらず、利用低迷に歯止めをかけることはできず、16年度の
平均通過人員はJR西管内では最少の83人だったというふうにも書いてございます。
JR西が掲げた廃止理由は、沿線人口の減少に伴う利用者減と2度の水害に踏まえた災害リスクの高さだったが、活性化の機運が地元に広がらなかったのも一因である。当時、JR西幹部から、利用者を増やそうという気概が地元から伝わってこないという苦言も聞いた。
三江線を参考にすると、おろち号の先行きが不透明な状況下で、木次線沿線で取り組むべき課題は、まずは地元住民の利用促進を図ることだろう。自分たちで乗って路線を守るという
マイレール意識の醸成が欠かせないと、こういう新聞記事であります。
町長、読んでおられると思いますが、このことを書いてございますが、このことについてと、昨日の朝ですか、
地域づくり推進課のほうから「木次線応援の日!
通勤チャレンジデー」、こういうのが、12月11日、
木次線全線開通日ということで、木次線に乗りましょうというふうなことでございますが、このことも含めましてですが、町長をはじめ、役場の職員さんでは、これに対してどういう、何か対応でもしておられるのかどうか。木次線に乗って通勤しましょうとかいうふうなことがございましたら、ちょっとお答え願いたいと思います。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。
このたびの
内田精彦議員からの一般質問の通告には「木次線存続と
奥出雲おろち号の運行について」ということのタイトルで、あくまでも私としては11月20日の
JR西日本米子支社長の会見、
奥出雲おろち号の運行について、2022年度以降は検討中止との発言で、先ほどお答えしたとおりでございますが、様々な11月29日の新聞等の木次線の存続の問題、ここらについては、後の一般質問で糸原壽之さんのほうから詳しくその質問が出ておりますので、そこでしっかりとお答えをさせていただきたいというふうに思っているところでございます。ああして、12月11日の木次線の
トロッコ列車、これに乗車することは、私も、一昨日ですか、議会の初日に執行部のほうに、しっかりと職員に乗車するように指示をいたしたところでございます。このようなことで、糸原議員様からは様々な御質問をいただいておりますので、そこでしっかりお答えをさせていただきたいと思います。
私もどうするかいうことは、本当にもう
トロッコ列車だけではなく、木次線の存続に係る行政もしっかり前向きにやっていきたいというふうに思っております。場合によっては、私も1年間の、一、二度、あるいは数回乗ることもございますが、定期券の通勤券を買ってでも木次線を一日でも延命するようなことも、やはり地域住民にも訴え続けていくことも必要ではないかというふうな危機感は持っております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 内田議員。
○議員(10番 内田 精彦君) 先ほどは通告外というふうなことでございましたので、同じようなことを同僚議員が後でまた質問があるということでございますので、そこのところで、じゃあ、詳細にまた答弁をいただきたいというふうに思います。
続きまして、
国営農地開発の利用についてということで、これも通告しておりますが、
横田地区国営農地開発事業につきましては、旧横田町時代に昭和51年度から平成8年度にかけて、総事業費約307億円、造成面積375ヘクタール、53団地、開発農家数が589戸、畑地面積291ヘクタール、そしてかんがい施設として坂根ダム79万トン、パイプライン149キロメートル、揚水機場4か所、
ファームポンド3か所、
稲原地区かんがい排水75ヘクタール等が完成しております。開発可能な山林原野を対象に、農業所得の増大と農業経営の合理化を図ることを目的として事業実施されましたが、21年間の歳月を要し、今日、農業、農村を取り巻く情勢が、過疎、高齢化、担い手の減少、生産性、収益等により、畑地の耕作確保に苦慮している現状でございます。
そこで、まず伺いますが、近年の
開発農地利用、作付状況について、どのような状況なのかお答えをお願いします。
○議長(藤原 充博君)
荒川農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。先ほどの御質問の近年の開発農地の利用状況ということでございまして、3年間分、取りあえず御報告をさせていただければと思っております。
主要な作物の作付の面積の多い順に、トータルの面積で申し上げます。まず最初でございますけども、飼料作物でございまして、平成30年度約93ヘクタール、令和元年度、約99ヘクタール、令和2年度、本年度でございますけども、約94ヘクタールでございます。次に多いのがソバでございまして、平成30年度は約54ヘクタール、令和元年度は約57ヘクタール、令和2年度では約54ヘクタールとなっております。続きまして、露地野菜でございますけども、平成30年度では約25ヘクタール、令和元年度で約27ヘクタール、令和2年度で約24ヘクタールとなっております。
このように、主要な作物の栽培面積が令和2年度は前年度対比でそれぞれ減少いたしておりまして、これに伴いまして、作付休閑でございますとか遊休農地、そういった要活用農地が、平成30年度、令和元年度におきましては約42ヘクタール、令和2年度におきましては約50ヘクタールと、令和2年度は増加をしているということでございます。
そういう状況になっておりますので、御報告をさせていただきます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 内田議員。
○議員(10番 内田 精彦君) 先ほど課長が、ここ3年間の1位、2位、3位の作物の面積の多い順からちょっとお話を、御報告していただきました。
私もちょっと利用状況の表をいただいております。分かればでございますが、この中で、これまでいろいろ、エゴマ、奥出雲町はエゴマで島根県で作付面積が一番多い時期もあったというふうに聞いておりますが、それが、この表でいきますと、平成27年度に25.5、約26ヘクタールであったようでございますが、その後ずっと減っておりまして、令和元年度は5.4ヘクタールぐらいだというふうなことになっておるようでございます。
今年はどうか分かりませんが、せっかく25.5ヘクタール、平成27年度ですが、まで多く、島根県でも一番多い面積を作付したというふうなことでしたが、これが急激に減ってきておるということでございますが、何か原因いいますか、いうことが分かっておれば、ちょっとお聞きしたいというふうに思います。
○議長(藤原 充博君)
荒川農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
エゴマにつきましての作付面積について御質問いただいたところでございますけども、議員御指摘のとおり、平成27年度におきまして25.5ヘクタールのエゴマがございましたけども、28年は17.7ヘクタール、29年は8.9ヘクタール、令和2年度に至りましては4.5ヘクタールと減少いたしておるところでございます。これにつきましては、エゴマを振興する際に町内の企業参入の方に先進的にまず取り組んでいただきまして、それで農家の方を一緒に巻き込んでいただいて一緒に取り組んできたというとこがございまして、エゴマが売れるようになりまして、今度は加工、販売のほうに力を入れていらっしゃいまして、そちらのほうへ企業参入されたところが力を入れるということで、あとの作付については農家の人に任せるという形で、その企業参入されたところが若干減らされてきているというのが状況でございます。
また、当初は作付日本一ということで取り組んでおりましたけども、やはり反収を上げるということが農家所得の向上につながるということでございまして、作付面積よりは、いかに効率よく反収を上げていくかというところにシフトしているというのも、この面積の減少といいましょうか、落ち着いてきたというところにあるのかとは思っております。
また、あと、病害虫の発生のこともございまして、輪作を避けるということもございますので、そういったことで休ませるとか、そういったところも影響しているというふうに考えられるところでございます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 内田議員。
○議員(10番 内田 精彦君) 様々な問題があるようでございます。輪作の問題もどうも出ておるというような話も聞いております。企業参入でたくさん作っていただいたけれども、最近は加工のほうへ回っておるというふうなことで面積が少なくなったというふうな御説明が今あったところでございますが、ちょっとそれと関係するかどうか分かりませんが、次に、県公社の、
農地中間管理機構からの委託を受けて、町の農業公社が
農地利用集積円滑化団体として平成22年度から令和2年、今年の3月まで、農地の出し手と受け手の間に入り、仲買役いいますか、をされておりましたが、その面積とかその受け手、事業所数について、分かればお答えください。
○議長(藤原 充博君)
荒川農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) 奥出雲町農業公社が旧
農地利用集積円滑化団体として取り扱いました人数と面積についてお答えをさせていただきます。面積につきましては、
ヘクタール単位で申し上げます。近年の状況ということで御理解を賜ればと思います。
まず、水田につきましてでございますけども、平成27年度については34人で面積は約23ヘクタール、それから平成28年度でございますけども、人数は6人で面積は約3ヘクタール、平成29年度につきましては人数は9人で面積は約6ヘクタール、平成30年度は人数は66人で面積は約45ヘクタール、令和元年度につきましては1人で面積は約0.6ヘクタールとなっております。
続きまして、畑でございますけども、主に開発畑でございます。平成27年度につきましては9人で面積は約6ヘクタール、平成28年度につきましては14人で面積約16ヘクタール、平成29年度につきましては3人で面積約14ヘクタール、平成30年度は19人で面積は約12ヘクタール、令和元年度につきましては1人で面積は約0.2ヘクタールの実績という形になっております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 内田議員。
○議員(10番 内田 精彦君) 年によっていろいろ人数また面積の変動があるようでございますが、先ほど令和2年の3月までがそういうことでございまして、令和2年3月で町公社での取扱いが法律の改正によりましてできなくなったというふうなことを聞いておるわけでございますが、そのことについて、その次はどのようになるのか。今まで農業公社が取り扱っていたのを取扱いができなくなったということでございますので、それじゃあ、その後どうなるのかいうことをお答え願いたいと思います。
○議長(藤原 充博君)
荒川農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
令和2年4月1日から、これまでの旧
農地利用集積円滑化団体というのは終わっておりますので、それ以降につきましては農業公社は集積を行っておりません。ただ、法改正によりまして、しまね
農業振興公社というのが
農地中間管理事業を行うとなっておりますので、それの補助といたしまして、いろいろな調整を行っておりますので、その令和2年4月からの取扱いについて御説明を申し上げます。
これまで奥出雲町農業公社は
農地利用集積円滑化団体として円滑化事業を行ってまいりましたが、令和2年4月1日以降は、制度の改正に伴い、しまね
農業振興公社を
農地中間管理機構と位置づけまして、農地の出し手と受け手の仲介を行う
農地中間管理事業に移行をいたしておるところでございます。
御質問いただきました4月1日以降の取扱いですけれども、新たな契約は農業公社では行っておりません。これまでの契約で4月1日以降も契約期間が残っております契約が、水田では395人で面積約265ヘクタール、畑につきましては73人で面積約48ヘクタール残っております。今後、この契約が随時期間を迎えましたら満了をしてまいりますので、農業者の皆様方がスムーズにこのしまね
農業振興公社、
農地中間管理機構の事業に移行できますよう、町、そしてまた農業委員会、そして農業公社が一体となって農家の皆様方に御説明を申し上げて、スムーズに移行ができるよう支援を行ってまいりたいというふうに思っておるところでございます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 内田議員。
○議員(10番 内田 精彦君) 4月1日から農業公社が対応することができなくなって、しまね
農業振興公社が
農地中間管理機構ということで対応するということでございます。
しまね
農業振興公社の中に農地集積相談員いうのがおられるようでございますが、奥出雲町、何か聞きますと、飯南町と奥出雲町が一つの、どげいいますか、相談員さんが担当するというふうなことを聞いておるわけでございますが、以前は同じようなものがございまして、奥出雲町にも役場のOBの方がおられたと思います。どうもその方が替わられたようでございますが、今後その農地集積相談員いうのは、どういう人が、どこに事務所を備えて対応されるのかお聞きしたいと思います。
○議長(藤原 充博君)
荒川農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
令和2年4月1日から
農地中間管理機構というのが県一本化されましたので、各地域ごとに、先ほど御質問いただきました
農地集積推進員という者を配置をいたしまして、スムーズに賃貸借が行われる推進を県公社のほうで行っていらっしゃいます。
御質問いただきましたように、当初、奥出雲町出身の方が農業振興課のほうに籍を置かれて、奥出雲町、そして飯南町の農地集積について、現場のほうを歩いて相談員として活動していらっしゃいましたけども、退職に伴いまして、現在は飯南町出身の方が飯南町の役場のほうへ籍を置かれまして、飯南町と奥出雲町の農地集積について活動をしていらっしゃいます。当然、飯南町出身の方でございますので、奥出雲町においては不慣れな点もございますけども、それにつきましては、農業公社が
農地中間管理機構の受託も行っておりますので、そことの連携を密にしまして、毎月関係機関と協議を行っております
地域農業再生協議会の会議にも出席されますし、それから農業委員会の総会にも御出席されて情報収集なり活動を行っていらっしゃいますので、それを町や農業公社、農業委員会は補助する形で活動の手助けをしながら、円滑に農地集積がなるように取組を行っているという状況でございます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 内田議員。
○議員(10番 内田 精彦君) 先ほどお答えいただきましたが、要するに飯南町と奥出雲町でございますので、今までの奥出雲町の出身の相談員さんではなくなったということでございまして、これは一番、事業所さんといいますか、借手さん、貸手さんが危惧するのは、今までは農業公社で、身近なとこでいろいろ御相談させていただいて非常によかったと。それが今度、農業公社の対応ができなくなったということで、先ほどの話で、飯南町と奥出雲町でございます。事務所がどうも飯南町のほうにあるようでございますが、課長さんの説明では、定期的にいろいろな会合を持って対応するということでございますが、どうしても今までとは違ってくるだろうというふうなことを大変危惧しておられます。
先ほどのお話で報告していただきましたが、契約の件数とか面積が急激に減っておるということでございまして、このことが影響しておるのかなというふうに実は思ったところなんですが、それは関係なしにいうことでようございますかね。ちょっとその辺のことをもう一遍お願いしたいと思います。
○議長(藤原 充博君)
荒川農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
先ほどちょっと、今回御質問をいただきました、この学習拠点施設を今後どのように活用するかというところでございますが、この件につきましては、今後どのようなことにしたらいいかということは、今後しっかり検討してまいりたいというふうに思っております。取りあえず管理の方向がどうかというところでターゲットを絞って御質問にお答えをさせていただきました。以上です。
○議長(藤原 充博君) 糸原議員。
○議員(2番 糸原 壽之君) 管理を指定管理ということでございますけども、指定管理といえば、運営内容も含めての指定管理が指定管理制度だと思いますので、そこら辺のところを、やっぱり設置目的、地元自治体、また受けられる方が十分に気持ちを通じ合わせながらやっていただくのが肝腎かなと思いますので、その指定管理募集要項ですかね、そういうのができ次第、すぐに見せていただいたり公表していただければ、町民の皆様もこのような施設ができるんだと、こういうような運営をしようと、そうすれば、やはり高校生の町外からも増えるし、また地域での学習もよくなるということが分かって、地域全体が応援団になろうかと思いますので、そこら辺のところをよろしくお願いいたします。
それでは、2点目の木次線存続と
トロッコ列車の運行継続をもっと主体的にという質問をさせていただきます。先ほど同僚議員の質問のときにも町長からありました。また後ほどの質問の中に答えさせていただくということでございまして、責任重大かなと思いますけども、一応、通告どおりに質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、去る10月22日、島根県知事と広島県知事が木次線と芸備線を走る列車に一緒に乗り、対談されていますが、沿線に住む我々は、地域住民の生活や地域の活性化、観光振興のため、行政区域の異なる背中合わせのこの地域の連携を県のトップで話し合われた重要なものであったと受け止めています。地元は両県知事がこの地においでになったことを歓迎し、大変喜ばしく思っているところであります。
そこで、地元自治体の町長に伺います。1項目めです。当然、地元自治体としてこれの実施には多大な関与や事前の準備があったと認識していますが、事の起こり、目指すところ等について伺います。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。
10月22日の丸山知事の
トロッコ列車への乗車につきましては、去る8月25日に実施しました島根県への重点要望の一つとしてJR木次線の利用促進対策及び
トロッコ列車運行継続に対する支援を上げておりました。丸山知事との面談の折、まずは
トロッコ列車、
奥出雲おろち号へ乗車していただき、県内外へのJR木次線利用促進に向けたトップセールスをお願いしたところ、即座に快諾され、御乗車いただいたのが事の起こりでございます。当日は木次駅から三井野原駅まで乗車いただき、木次線の醍醐味であるスイッチバックなど車窓からの美しい景観を御覧をいただいたところでございます。その後、鉄の彫刻美術館において、おろちループ橋と秋の紅葉をめでながらの本町自慢の新米の仁多米おむすび、そして新ソバの横田小そばを御堪能いただき、現在目指しております世界農業遺産の説明及び支援をお願いをいたしました。また、坂根のマイタケ直売所を御案内し、たたら製鉄が生んだ優れた農産品に恵まれた奥出雲町であることを御理解をいただいたところでございます。
このたびの丸山知事の御乗車により、
トロッコ列車の運行継続はもとより、木次線の存続の重要性、さらには世界農業遺産へ向けての県の強力なバックアップにつながったものと認識をいたしております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 糸原議員。
○議員(2番 糸原 壽之君) 分かりました。
第2項目でございますけども、対談で話し合われました内容、そしてその対談の中から示されました今後の方向性についてお伺いいたします。新聞にはいろいろと載っておりましたけども、町長の口からこのことについて改めてお伺いするものでございます。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。
先ほどお答えいたしましたマイタケ直売所の御視察後は、三井野原駅から湯崎広島県知事が待たれる油木駅へ向かわれ、お見送りをいたしました。両知事の対談については、本町、
木次線利活用推進協議会とも直接関与しておりませんので、対談の詳細は承知しておりませんが、木次線と同様に芸備線も乗車人数が減少しており、存続が心配されていることから、両県が連携して利用促進をしていくことを確認するための対談であったと聞いております。これを受け、JRなどの事業者による一方的な届出、路線廃止できる現行の鉄道法の改正を求める陳情活動を11月4日、丸山知事が国及び国会議員にも実施されたというふうにお聞きをいたしております。
今後の方向性としましては、木次線、芸備線をはじめ、ローカル鉄道の存続のため、両県及び沿線自治体がスクラムを組んで活動をさらに推進する方向であるというふうに認識をいたしております。私としても木次線存続のためには、
トロッコ列車に限らず、やはり日々、行政だけではなく、地域住民の方々に少しでも多くの木次線に乗車いただくことを今後はしっかりとお願いをしてまいりたいというふうに思っております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 糸原議員。
○議員(2番 糸原 壽之君) 木次線の利用につきましては、奥出雲町をはじめ、雲南市あたりと協議会を設立されまして、今度の12月の11日でございますか、利用促進のイベントといいますか、計画を打ったりしていただいておりまして、我々もぜひそれに乗り、利用促進に資したいと思っておるとこでございます。
次に、
トロッコ列車のことについてでございますけども、11月21日付の山陰中央新報社のトップ紙面には20日の
JR西日本米子支社長の定例会見では、
奥出雲おろち号については2021年度までは運行できると考えているが、その後は未定とし、検討中である、それ以降の運行については明言を避けていますと載っていました。さらに、路線維持に向けては沿線自治体、住民と連携した利用促進強化の必要性を強調されたと報道されました。
そこで、町長に伺います。1点目、報道内容は私が述べたとおりであるかどうか伺います。紙面とその内容がいうことでございます。本当であるとすれば、関係する自治体はどこまで承知しているか併せて伺います。そして、どのように対応をされますか、併せて伺います。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。
内田精彦議員の答弁のとおり、本年10月26日に
JR米子支社長と島根県の
地域振興部長、雲南市長、そして私の4者協議を行い、運行継続を強力に要請しましたところ、検討していただける運びとなっております。今後、どのように対応するかでございますが、
トロッコ列車の運行継続の方法をはじめ、路線の維持に向けた沿線自治体、住民と連携した利用促進強化について、引き続き協議することをJR米子支社と確認しておりますので、島根県、沿線自治体と連携を図りながら、継続的に今後も進めてまいりたいというふうに思っております。
再三申し上げておりますが、皆様におかれましても、積極的に木次線を御利用いただければと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 糸原議員。
○議員(2番 糸原 壽之君) ダブる点もあるかと思いますが、次のことについてお伺いいたします。端的に木次線の存続、
トロッコ列車の継続運行を強く望むものであります。町の考え方をお伺いいたします。
○議長(藤原 充博君) 飛んだんじゃないのか、2のとこが。今3番をおっしゃいましたが、2番が抜けたような気がしますが。
○議員(2番 糸原 壽之君) 2番飛んでる。いや、あの、直します。
では、2項目めお願いします。路線維持に向けては沿線自治体、住民と連携した利用促進強化の必要性を支社長は強調されています。奥出雲町としてはこのことについてはどのように思い、具体的にはどのようなことをお考えか伺います。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。沿線自治体、住民と連携した利用促進強化についてはどのように考えているかでございますが、取りあえず12月11日に行います木次線
通勤チャレンジデーの実施や遠足助成、沿線で行われる住民イベントなど、沿線自治体、住民が連携した利用促進がさらに活発化するよう、これまでの事業を着実に継続していきたいと思います。また、来年度には木次線の普通列車を利用した新たな観光商品の造成による誘客や、大人の遠足など沿線住民などが木次線を利用した近隣周遊企画事業ができないか、島根県と連携強化を図り、鋭意調整を進めているところでございます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 糸原議員。
○議員(2番 糸原 壽之君) 失礼いたしました。これから3番目をお願いいたします。木次線の存続、
トロッコ列車の継続運行を強く望みます。町の考え方をお伺いいたします。車検が2021年で切れるというその先の重大な局面かと思いますけども、質問のタイトルもありましたように、主体的にというふうなことを考えておりますので、ここら辺のところをしっかりとお答えをいただきたいと思います。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。木次線の存続、
トロッコ列車の継続運行につきましては、当然のことながら、本町はもとより、沿線自治体、島根県も重要視しております。先ほども申し上げましたとおり、
JR西日本米子支社は
トロッコ列車の運行継続の方法をはじめ、路線維持に向けた沿線自治体、住民と連携した利用促進強化について協議することを確認しておりますので、引き続き、島根県、沿線自治体と連携を図りながら進めてまいりたいと思っております。
また、このことにつきましては、地域住民の皆様が公共交通として、また、観光、地域活性化などに木次線を必要としているかどうか、どれだけ利用されるかに今後はかかってまいります。私も内田議員様のとき、私も場合によっては1年間乗らなくても通勤の定期券、これを買ってでも強力に進めていかなければならない、先頭に立ってやっていかないとという危機感を持っております。このようなことで、再三申し上げまして申し訳ございませんが、繰り返しになりますけれど、沿線自治体だけではなく、地域住民の皆様にも積極的に木次線に乗車をいただき、木次線を生かした地域活性化など、愛着を持って利用していただきますよう、切にお願いをするところでございます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 糸原議員。
○議員(2番 糸原 壽之君) 町長おっしゃいますように、やはりこれからは地域の人がいかにこの
トロッコ列車や、普通列車ですけども木次線を利用するかにかかっていると思います。
トロッコ列車もスタートは1998年ということでございましたけども、その当時は、走り始めはあまり乗客はなかったようでございますけども、3年、4年するとやはり地域の所得も上がったり、余暇に対する考え方や時間もできてきて、やはりそこら辺りから乗客が増えてきました。やはり歴史経過が大事なかなと思っております、観光は。運行経費はスタート時点でなかなかなくて、県に働きかけたりということもございました。また、JR西日本の主催で平成11年には大阪で地域路線の活性化というシンポジウムがありまして、この地域を代表して、町長がパネラーとして出席され、大きな反響、支持、応援をいただいたような経過もあっております。ぜひ
トロッコ列車は運行をしたいものでございます。
それでは、次、4番目、一つの提案でございますけども、今は出雲市駅、または木次駅発の
トロッコ列車で主に山陰からのお客を乗せていますが、これを広島駅、または三次駅発で県境付近の渓谷とスイッチバック体験を主とした折り返しの列車を運行したらいかがでしょうか。山陽方面からの観光客を誘致することができ、需要はもっと広がり、大きいはずです。そして、一部ループ橋区間はバス乗車を挟み、ループ橋体験と鉄の美術館を見学するコースを入れるなど工夫すれば、また、例えば横田駅折り返しにし、十分な停車時間でも取れば、駅前などは大いににぎわい、都市計画街路事業の効果もここでいよいよ発揮できることが期待できますし、人が集まればそこで起業することも期待できます。うれしい悲鳴が聞こえることは間違いないでしょう。おそばのお客様、また、稲田神社参拝、そうした方々が町の中心市街地をにぎわせる。また、三成駅を折り返しにして、相当の時間を取れば、例えば鬼の舌震への二次交通、アクセス交通を準備すれば、つり橋、また、愛宕祭に合わせれば、三成愛宕祭のにぎわいは一層高まると思います。町なかは食事、散策でにぎわい、そのうちまた都市計画街路事業でも思いつかなければならないような状況が感じられます。
中心市街地が活性化すれば、やはり周辺がにぎやかになります。周辺がにぎやかになって、真ん中が活性化することはあまりないです。やはり人が少なくなる中、まずは中心市街地をにぎやかにすることが施策として、段取りとして、戦略として大事だと思います。そうしたことを、やはり
トロッコ列車を活用すればと思います。
先ほど山陽方面からのお客と言いましたけども、広島県民は279万3,000人、島根県は67万、鳥取県を合わせても100万ちょっとでございます。そうしたところへ観光のターゲットを持つのは当然のことと思います。せんだっては普通列車でスイッチバック体験とマイタケツアーということで、三次あたりからバスと
トロッコ列車を利用してマイタケへ来られた方もいらっしゃいます。また、少ないですが、普通列車で備後落合まで来て、そこから
トロッコ列車に乗り、横田の駅まで来られまして、横田の駅でそばを食べて、稲田神社へタクシーで参拝して帰ったというようなお客様もいらっしゃいました。将来のためにこうした布石を打っておくべきかと思います。そこでは、同じJR西日本でも木次鉄道部と三次鉄道部で管轄が異なりますが、そこはせんだって、両県知事同士が意思を確認し、観光利用の話も出ております。地域の将来のことを考えれば、できないことはないと思います。いかがでしょう。これは
トロッコ列車に限らず、普通列車で観光の運行としても、昨今の鉄道マニアの利用、
トロッコ列車の人気ある乗車を見れば、十分利用はあると考えます。
トロッコ列車もスタート時点は寂しかったですが、今は押しも押されぬ観光の目玉、まちづくりの柱となっています。関係方面へ働きかけて、今、実現の道筋をつけていただきたいと思います。お考えをお伺いいたします。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。糸原議員、様々な御提案をいただいたところでございますが、私のお答えをさせていただきます。
先ほど述べましたように、10月には
JR米子支社長に対しまして、現雲南市、奥出雲町で運行継続の要請をいたしたところでございます。今後もこのような会議を定期的に開催をし、場合によっては斐伊川サミットの事務局であります出雲市にも加わっていただきますよう、具体的な継続内容を示していただくよう、今後、交渉を行ってまいります。また、沿線市町としては、
トロッコ列車の運行だけではなく、木次線全体の利用促進の対策も含めて、今後、JR側と協議を進める考えでございます。
先ほど議員から様々な御提案をいただきましたが、
トロッコ列車や普通列車を活用した観光商品の開発などもJR側と協議を進め、運行継続だけではなく、木次線の利用促進、沿線市町を中心として、
木次線利活用推進協議会、さらには斐伊川サミットとも連携して取り組む考えでございます。
糸原議員はさらにこの
トロッコ列車を広島県まで走らせると、とてつもない御質問もいただいたところでございますが、今、ああして、JR米子支社でさえ、これだけ厳しい状況、今回、コロナの影響で大変な売上げが減少しておるというふうな中、果たして今さらこの
トロッコ列車を鉄道部2つ、あるいは3つ、広島、岡山も含むかもしれません、そこらで果たして可能かどうか分かりませんが、そこらに対してはまた時期を見て、JR米子支社様にこういう考えはいかがというふうなことは、ちょっとお話をしてみようかなと。せっかくの御提案をいただきましたので、少しハードルは非常に高いというふうに感じたところでございますが、それは手招いてはおりませんので、しっかり話合いをしてみたいというふうに思います。
様々な貴重な御提案をいただいたところでございます。しっかり対応してまいりますので、よろしくお願いします。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 糸原議員。
○議員(2番 糸原 壽之君) 大きなことを申し上げましたけども、どこかでやはり話を出していただけますれば、案外それが末広がりになるかも分かりませんので、ぜひお願いいたします。
最後でございます。こうしまして、横田高校の30人3クラスの件、そして木次線の
トロッコ列車運行継続のことについて、これは新聞報道を基にしての私の質問になったり、横田高校にしましても、奥出雲町は所在市町村ではありますが、県の決定というようなところで、町長の答弁も歯がゆい面もあったかと思いますが、この一般質問の機会を利用して、町民の皆様と課題、問題、方向性を共有しながらしっかりと進めていくことが肝腎なことではなかろうかと思います。
JRのことにつきまして、三次、広島あたりからの提案をいたしましたが、横田高校の生徒確保、活性化について、簡単ではございますが、一つ提案させていただきたいと存じます。例えば、横田高校生で模擬協議会をつくり、この議場で執行部と議員とで意見を闘わせる中で、地域への愛着と関心を持ってもらうようなことの象徴として取り組めないかと思います。そして、そこで高校生の模擬町議会で話し合われたことの一つは、町は責任を持って実現をしてやれば、いい話合いもできるかと思います。これはもし町長からの回答があればいただきたいですが、全体では今後の進め方についてということでお伺いしたいと存じます。
○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。高校生による模擬町議会というふうなことにつきましては、前向きに検討してまいりたいというふうに思います。やはり、議員の皆様方にもそのような結果になれば、御理解を賜りたいと思います。以上です。
○議長(藤原 充博君) 糸原議員。
○議員(2番 糸原 壽之君) ありがとうございました。検討していただければと思います。将来、町長になりたい子がその中から出るかも分かりませんし、私は福祉を研究してみたい、私は行政改革を担当してみたい、私は総務課長でもやってみたいというような子供ができ、この町に定着すれば、この上ないものだと思います。検討いただきますことをお願いをいたしまして、私の質問を終わりたいと存じます。
コロナ、まだ第三波というような厳しい状況ではございますが、このことが早く終息しますことを願い、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
─────────────・───・─────────────
○議長(藤原 充博君) 以上をもちまして本日の会議日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでした。
午後0時39分散会
───────────────────────────────...