○
議長(
藤原 充博君)
永瀬教育魅力課長。
○
教育魅力課長(
永瀬 克己君) ただいまの御
質問に
お答えいたします。
屋根の構造につきましては、平ぶきの
屋根というふうに考えております。
あと今回の
建設の予定をしております土地につきましては、
議員の御指摘のとおり県の
所有地ということになっておりまして、県のほうと
協議をさせていただいておりますが、そちらの土地を借地させていただく予定にしております。詳細のところにつきましては、現在
協議を進めているところでございます。
利用につきましては、借地という形で今考えております。
○
議長(
藤原 充博君) ほかにございませんか。
5番、
内田雅人議員。
○
議員(5番
内田 雅
人君) 今回の
契約の金額が1億6,038万円ということですが、当初
予算の
工事費で聞いたときは2億3,500万の当初
予算の
工事費だったと思います。
設計が2,700万円と聞きました。この
工事費の差、7,400万ぐらいの差があると思いますが、この差についてちょっと
説明を求めたいと思います。
○
議長(
藤原 充博君)
永瀬教育魅力課長。
○
教育魅力課長(
永瀬 克己君) ただいまの御
質問に
お答えをいたします。
今回、
建築工事につきましては、
議案のとおり1億6,038万円ということで
提案をさせていただいておりますが、このほかに
電気設備工事、それから
機械設備工事を別途発注をしております。
電気設備工事につきましては
請負金額が2,970万円、
受注者は
大原電気さん、
機械設備工事につきましては4,180万円、アクアシステムさんのほうで受注をしていただいておりまして、
工事費の合計につきましては今の入札の段階では2億3,188万円となっております。このほか、全体の
事業費の中では
設計また監理の委託料も含むことになりますので、全体の
事業費としましては現在のところ2億5,256万円となっております。以上でございます。
○
議長(
藤原 充博君) ほかにございませんか。
12番、
大垣議員。
○
議員(12番
大垣 照子君) ちょっと何点かお聞きをしたいと思います。
このいわゆる学生さんたち、生徒さんたちが使っていただける
施設でございますけれども、来年4月から使えるという
状況でございますね。それで
一つはこの
図面を見ますと、男子の
トイレ、
女子トイレということになっておりまして、これは
両方とも
男性も
女性用も
両方で使うのか、それともどちらか、
女性なら
女性だけとか
男性なら
男性とかそういうふうにするのか。今の
紫雲寮の使い方はどのようにするのか。
そこら辺のところをちょっと聞かせていただきたいと思います。
それと、今こうして
新型コロナウイルスの
感染症が蔓延しております。県内の
高校でも
クラスターが発生をいたして、ちょっと大変な
状況があったようでございますけれども、こういった
対策、この
図面からは全くその
感染症対策についての施策が見えませんけれども、これ一
部屋4人とすると
クラスターが発生すると大変なことになりますが、ここら辺の
対策をどのように考えていらっしゃるのか。この
コロナウイルスもまだまだ3年4年は続くんじゃないかと言われておりますので、そういう
対策はしっかりしておかないといけないと思いますが、どういうふうな
考え方で進められていますでしょうか。
○
議長(
藤原 充博君)
永瀬教育魅力課長。
○
教育魅力課長(
永瀬 克己君) ただいまの御
質問に
お答えいたします。
今回の
整備する
施設につきましては
社会教育施設ということで、
地域との連携により
県外等の方等と
交流、また
地域の課題について
学習するという
目的で
整備するものでございます。
紫雲寮との関わりですけれども、
紫雲寮につきましては寮ということでございますけれども、この
施設につきましては
目的としては
地域学習の
拠点施設という
目的で
整備をさせていただいて、
県内外の方と
横田高校とが
地域課題に向けて
一緒に勉強していく
拠点施設という意味合いで
建設をさせていただくということに考えております。
コロナ対策の
部分ですけれども、実際今お示しした
滞在型の
施設につきましては4名が
最大滞在できるというような形で
整備をしておりますが、今
コロナの問題ございますので、
滞在していただく分につきましては
そこらのところを十分に
配慮した形で
滞在をしていただきたいと思いますし、当然消毒ですとか三
密回避というような
部分では、
利用に当たってはその
対策を行いながら
利用していくというふうに考えております。
男子トイレと
女子トイレという
部分がございますが、これは
拠点施設ということですので、
男性の方も
女性の方も
地域との活動には来ていただくことがございますので、
両方の機能の
トイレを
整備させていただくということにしております。以上でございます。
○
議長(
藤原 充博君)
大垣議員。
○
議員(12番
大垣 照子君) 今の
答弁をお聞きしていますと32人が使えるような
施設になっておりますが、一応
ベッド数は32人用ということでございますが、さっきの
答弁ですと
最大4人が
滞在ですか。そういうふうにしかちょっと聞こえませんでしたが、だったらなぜその32人ものこのようなことになるのか。
それから、今おっしゃったように
社会教育施設として
交流目的で造るものだということでございますけれども、実際にこれだけのものを造ったのであれば、
男性、
女性、例えばこの
部屋の中で宿泊をして
利用するということになると、ちょっと私は
一つの
建物の中でこれだけ接近して、
廊下一つ挟んで両
サイドに
部屋があるという形になっておりますので、ちょっと私の中でイメージが湧かないんですよね。やはり
男性用、
女性用という
部分はもう少しきちんと分ける必要があるんじゃないかなと。
私は当初、これ
予算が出たときに思いましたのは、寮という名前ではないけれども、実質寮的な扱いもされるのではないかなというふうに思っておりましたので、今の
答弁だとちょっとよく理解ができないんですけれども、お願いします。
○
議長(
藤原 充博君)
永瀬教育魅力課長。
○
教育魅力課長(
永瀬 克己君) ただいまの御
質問に
お答えをさせていただきます。
1室の
最大が4人まで入れるということですので、8
部屋ございますので32人が
最大ということでございます。ですので4人使うということではなくて、1室の
利用が4人までがということでございますので、御理解いただきたいと思います。
それから、
利用に際して
男性と
女性が
一緒にという
部分につきましては、現実的には
横田高校でも現在
高校と
地域の
協働体制という中で
地域課題解決の
学習の推進ですとか、
あと地域住民との協働による
まちづくりというような形で
地域連携の授業をしていただいておりますので、その中で
県外の方との活動の中で
滞在型の
拠点施設ということで
整備をさせていただいておりまして、いろんな方が来られますけれども、
男性の方がメインの場合、また
女性の方がということでありますので、男女が
一緒にという想定はなかなか活用の中ではそういう
部分については
配慮が必要かなというふうに思っております。以上でございます。
○
議長(
藤原 充博君) 12番、
大垣議員。
○
議員(12番
大垣 照子君) なかなか寮という言い方はできないかもしれませんが、ただ頭の中には寮的な活用の仕方になるんじゃないかなというふうに私は思います。
今の
紫雲寮ですね、
男性と
女性用とはちょっと真ん中の
玄関を境にして両
サイドに
男性、
女性と分けるようにして寮に入っていただくという形になってるようでございますけれども、男女がこうして同じ
建物の中で、まして
廊下一つですよね、間に。多分使うとすれば
廊下を挟んで
男性用、
女性用でするのだろうとは思いますけれども、そうなってくるとしっかりここには
管理人室が描いてあるので
管理人も置かれるとは思うんですけれども、
そこら辺りのちょっと
設計的にこの
設計でいいのかなという思いがありますが、
そこら辺もうちょっと分かりやすく明確に答えていただけませんでしょうか。
○
議長(
藤原 充博君)
勝田町長。
○
町長(勝田 康則君)
大垣議員の御
質問に
お答えをいたしますが、先ほど
永瀬課長のほうから御
説明をいたしましたが、私のほうからはああして今回の
新築する
地域学習拠点施設、これについては今のところ
廊下を挟んで4つ、4つの
部屋ができるわけでございますが、ここらについては
高校としっかり
協議をいたしまして新しい
地域学習拠点施設、場合によっては
女性が入る寮と申しますか。従来の
紫雲寮については
男性が入るとか、
そこらは今後しっかり
協議をして、また
議員の
皆さん方にも御
説明をさせていただきたいというふうに思っております。
廊下を挟んで
男女一緒に
寮生活をするということはやはりあまり芳しくございませんので、
そこらはしっかり今後
担当課と、あるいは
高校等とも
協議をしてまいりたいというふうに思います。以上でございます。
○
議長(
藤原 充博君) 12番、
大垣議員。
○
議員(12番
大垣 照子君) 今、
町長の
答弁で私の頭の中のもやもやが少し解消しましたけれども、これ最初
予算化されたときに現場を見に行きました、この
テニスコート地を。ここに建てるということで見に行きました。そのときに当時の
課長に
いろいろ話をしましたところ、
紫雲寮、どっちがどうなるか分かりませんが、
紫雲寮は
紫雲寮で例えば
男性なら
男性、新しく建てるものについては
女性なら
女性というふうなお話がちょっとあったものですから、この
図面を見てるとそれが分かりませんでしたのでちょっと詳しく聞きたかったということです。
今の
社会教育施設ということなので、
交流目的ということでございますので、この
多目的ホールというのは恐らく食堂も兼ねたものじゃないかなと。この
図面からいきますと。それと
研修室というのが隣にありますので、ここらは十分に寮生であろうと
一緒に使ってもらっても何にも差し支えあるものじゃないと思いますが、
そこら辺りのところはやはり若い生徒ですから、
男性と
女性とやっぱり
廊下一つというのは混合するということは私はあまりよくないと思いますので、プライバシーの問題も含めて、そこのところはしっかりと対応していただきたいということを申し上げておきます。
○
議長(
藤原 充博君) ほかにございませんか。
1番、
田食議員。
○
議員(1番
田食 道弘君) 2点伺います。
まず、1点はこの
図面だとちょっと分かりにくいんですが、こういう現在の時代の中ではやはり障害のある方とか高齢の方への
配慮が必要だと思います。特に
地域学習拠点施設ということで、
地域の方等いろいろな方と
交流する機会、あるいは
高校生自体もいろいろな
高校生に入学していただくということも必要があると思います。そういった点で
バリアフリーといいますか、例えば
入り口付近の
スロープの設置とか、あるいは
トイレは
男子便所、
女子便所になっておりますが、最近ですと
多目的トイレというようなものがあちこち設置されておりますが、その
辺りの
考え方についてはどうなっているのか、まず1点お聞きしたいと思います。
○
議長(
藤原 充博君)
永瀬教育魅力課長。
○
教育魅力課長(
永瀬 克己君) ただいまの御
質問に
お答えをいたします。
建物の
バリアフリーにつきましては昨今の要請もございますので、
玄関のところにつきましては
スロープで
玄関までの
入り口のところを
スロープ状にさせていただいて、
車椅子等でも入れる
状況にさせていただいております。障害をお持ちの方に
配慮した形での
整備というふうに考えております。
また、
トイレにつきましても、
玄関ホールの横のとこに
多目的トイレも
整備をさせていただいておりますので、そちらのほうを
利用していただきたいということで、そういう
配慮もさせていただいているというところでございます。以上でございます。
○
議長(
藤原 充博君) 1番、
田食議員。
○
議員(1番
田食 道弘君)
多目的トイレにつきまして、私ちょっと
図面をよく見ておりませんで大変失礼なことを申しました。確かに
玄関口付近のところに
多目的トイレがあります。
スロープについては、先ほど
答弁ありましたようにどうも
玄関のところにあるということで確認させていただきました。
それともう1点ですけども、
地元のほう、
地域住民への
説明というのはどうなっているかという点であります。特にこの
県外から来られている
高校生の
皆さんと特に
地元の
自治会、頑張って
交流を意識的にといいますか精力的にされておるのを承知しておりますし、また
地域の
地元の
自治会の方だけでなくいろいろな形で関わっておられる方もたくさんおられるわけでして、特に稲田
自治会とか
地元の周辺の
皆さんには一体どんな
考え方でこういった
施設を造るのか、大体どういったスケジュールなのかといったあたりをまず
説明を
建設にかかる前に早いうちにする必要があると思いますが、その
辺りはどういう予定になっておるかお聞かせください。
○
議長(
藤原 充博君)
永瀬教育魅力課長。
○
教育魅力課長(
永瀬 克己君) ただいまの御
質問に
お答えをいたします。
今回
地域学習拠点ということで、
目的としても
地域の方と協働してというところで、これまでも
高校のほうではいろいろな活動の中で
地域の方と
一緒にしていただいているというところで、その活動拠点ということでこの
施設を活用していただければなというふうに思っております。
議員の御指摘の
地元との
協議につきましては、今回
契約等を御承認いただければ早急にその
辺りのところをお話ししながら進めていきたいというふうに思っております。以上でございます。
○
議長(
藤原 充博君) 1番、
田食議員。
○
議員(1番
田食 道弘君) どうもこの件については
地元に
説明をするという予定にされているようですけども、最近町の関連
施設のほうを
建設されるものが続いておる中で、
地元の方あるいは
地元だけに限らずその周辺の
地域の方から何も町からは聞いておらんが何が建つんだろうというようなことをよく聞いておりますし、
地元の方がそういった
施設であればもっと意見を言いたかったとか、過去の経過があってそういうことであればもう少し町に聞いてほしかったというようなことをよく耳にしておりますので、必ず
地元の
皆さんに
説明お願いしたいということとともに広報等で町内の
皆さんにも、せっかくいい
施設を造るわけですのでしっかりと事前
説明を心がけていただきたいと思います。以上です。
○
議長(
藤原 充博君) ほかに質疑はございますか。
12番、
大垣議員。
○
議員(12番
大垣 照子君) 先ほどの
内田精彦議員の
質問に県の
所有地であって借地として借りてやるということでございましたが、これは借地料が発生するのか、それとも県の土地なので無料で貸していただけるのか。一回
建物を建てると1年や2年で壊すわけにはいかないと思いますので、
そこら辺りの
考え方を聞かせていただけませんでしょうか。借地料が発生するということになると、また永代、何年かこうやってやっぱり払っていかないといけないということも出てくると思いますが、
そこら辺りはどのようにお考えでしょうか。
○
議長(
藤原 充博君)
永瀬教育魅力課長。
○
教育魅力課長(
永瀬 克己君) ただいまの御
質問に
お答えをいたします。
現在は県有地ということで、借地という形で今考えておりますけれども、県等にも要望に出かける際には購入も含めて今後のところは
協議をさせていただきたいというところでお話をしております。ただいまのところは、一応借地という形で進めさせていただいてるという
状況でございます。借地の場合は、賃借料が発生するというふうに認識はしております。
利用に当たっては、賃借料については県のほうからも減免等の
部分も今
協議をさせていただいている
状況でございます。減免についても、通常の借地料よりも少し減免をしていただくような形での話合いもさせていただいているというところでございます。
○
議長(
藤原 充博君) ほかにございませんか。
12番、
大垣議員。
○
議員(12番
大垣 照子君) 今の借地料の件ですけれども、減免もお願いをするということでございますけれども、もともと
横田高校の敷地ですよね。要するに県の敷地なので、そこで学ぶ生徒さん、
地域の方も
利用されるでしょうけれども、そういったことであればできるだけ借地料は減免というよりも本当に無料かあるいはほんの僅かというぐらいのところで県のほうに話をつけていただきたいと思いますが、いかがでしょう。
○
議長(
藤原 充博君)
永瀬教育魅力課長。
○
教育魅力課長(
永瀬 克己君) ただいまの御
質問に
お答えをいたします。
賃借料の値段につきましては、再度県のほうには要望させていただきますけれども、できる限りのお願いをする考えでおります。
○
議長(
藤原 充博君)
勝田町長。
○
町長(勝田 康則君) 私のほうから1点お話をさせていただきますが、明日25日、島根県の知事要望を計画をいたしております。知事要望の中には、この
高校の
地域学習拠点施設、これらについては要望事項はございませんが、新田教育長のところにつきましては
横田高校の3クラス120人の募集は現状のままお願いしたいという要望を今するところでございます。明日につきましては、絲原県会
議員そして
藤原議長さんも同席をいただくわけでございますが、しっかりこの件につきましては
高校の
地域学習拠点施設、本当は県のほうで
予算化をしていただきたいのがやまやまでございましたが、今までも数々要望してまいりました。しかしながらそれがかなわず、町のほうでここの寮を建てるということになったところでございます。
そこらについては、私も明日しっかり今日
臨時議会の中で無料化を
議員さんのほうからお話もあったということは篤とお話をして帰りたいというふうに思っております。以上でございます。
○
議長(
藤原 充博君) ほかにございませんか。
〔質疑なし〕
○
議長(
藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○
議長(
藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第49号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第3、
議案第49号、
社会教育施設整備事業奥出雲町
地域学習拠点施設(
仮称)
新築(
建築主体)
工事請負契約締結についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○
議長(
藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
○
議長(
藤原 充博君) 以上をもちまして本
臨時会に付議されました
議案の審議は全て終了いたしました。
これにて
令和2年第3回
奥出雲町議会臨時会を閉会といたします。御苦労さまでした。
午後1時56分閉会
───────────────────────────────...