奥出雲町議会 > 2020-07-15 >
令和 2年第2回臨時会(第1日 7月15日)

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  1. 奥出雲町議会 2020-07-15
    令和 2年第2回臨時会(第1日 7月15日)


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    最終取得日: 2023-04-28
    令和 2年第2回臨時会(第1日 7月15日) 奥出雲町告示第136号  令和2年第2回奥出雲町議会臨時会を次のとおり招集する。    令和2年7月15日                        奥出雲町長 勝 田 康 則                  記 1.期  日  令和2年7月29日 2.場  所  奥出雲町議会議場 3.付議事件  (1)専決処分の承認を求めることについて(令和2年度奥出雲町一般会計補正予算(第3号))  (2)令和2年度奥出雲町一般会計補正予算(第4号)提出について   ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員      田 食 道 弘君         糸 原 壽 之君      景 山 利 則君         土 屋 武 雄君      内 田 雅 人君         石 原 武 志君      藤 原 和 範君         川 西 明 徳君      内 田 精 彦君         村 尾 明 利君      大 垣 照 子君         岩 田 明 人君      藤 原 充 博君   ───────────────────────────────
    〇応招しなかった議員      内 田   勇君   ───────────────────────────────   ──────────────────────────────────── 令和2年 第2回(臨時)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第1日)                        令和2年7月29日(水曜日) ────────────────────────────────────             議事日程(第1号)                    令和2年7月29日 午前9時30分開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 承認第16号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度奥出雲町一般会計補正予算(第3号))  日程第4 議案第48号 令和2年度奥出雲町一般会計補正予算(第4号)提出について   ───────────────────────────────            本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 承認第16号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度奥出雲町一般会計補正予算(第3号))  日程第4 議案第48号 令和2年度奥出雲町一般会計補正予算(第4号)提出について  追加日程第1 発議第1号 奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について   ───────────────────────────────              出席議員(13名)     1番 田 食 道 弘君     2番 糸 原 壽 之君     3番 景 山 利 則君     4番 土 屋 武 雄君     5番 内 田 雅 人君     6番 石 原 武 志君     7番 藤 原 和 範君     8番 川 西 明 徳君     10番 内 田 精 彦君     11番 村 尾 明 利君     12番 大 垣 照 子君     13番 岩 田 明 人君     14番 藤 原 充 博君   ───────────────────────────────              欠席議員(1名)     9番 内 田   勇君   ───────────────────────────────              欠  員(なし)   ───────────────────────────────             事務局出席職員職氏名 局 長───── 石 原 重 夫君  局長補佐 ─── 安 部 陽 子君 企画員 ──── 石 原 達 也君   ───────────────────────────────           説明のため出席した者の職氏名 町長 ───── 勝 田 康 則君  副町長 ──── 藤 原   努君 総務課長 ─── 森 長 洋 二君  企画財政課長 ─ 江 角   啓君 町民課長 ─── 堀 谷 智 樹君  税務課長 ─── 石 原 啓 子君 商工観光課長 ─ 本 山 宏 人君  健康福祉課長 ─ 杠   康 彦君 農業振興課長 ─ 荒 川 佳 史君  水道課長 ─── 千 原 明 浩君 地域づくり推進課長 ───────────────── 高 尾 昭 浩君 福祉事務所長 ─ 末 森 利江子君  教育魅力課長 ─ 永 瀬 克 己君 農林土木課長 ─ 秋 田 和 浩君 結婚・子育て応援課長 ──────────────── 吉 川 明 広君 会計管理者 ── 森 田 近 子君  病院事務長 ── 中 西 修 一君 建設課長 ─── 松 原 三 美君   ───────────────────────────────            午前10時20分開会 ○議長(藤原 充博君) おはようございます。  JR米子支社によりますと、新型コロナウイルス感染症の影響で4月10日から運行を休止していたトロッコ列車奥出雲おろち号」の再開が8月21日に決定したとのことでございます。  今臨時会におきましては、奥出雲町の木次線活性化促進議員連盟の要請を受け、木次線の存続と利用促進を町内外へ広くPRすることを目的に、木次線ポロシャツを着用しての本会議といたしました。議員各位並びに執行部におかれましては、趣旨を御理解の上、多数の皆様に御協力いただき心より感謝申し上げます。これを機に、我々もより一層木次線利用を心がけたいと思います。  また、引き続きコロナウイルス感染症拡大防止対策の一環として議員席、傍聴席の間隔の確保、小まめな休憩や議場の換気をしながらの議案審議、予算審議を滞りなく進めてまいりますので、御協力をお願い申し上げます。  ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年第2回奥出雲町議会臨時会を開会いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  監査委員から、令和元年5月分及び令和2年5月分の例月現金出納検査の結果について別紙のとおり報告がありました。  以上で諸般の報告を終わります。  これより議事に入ります。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(藤原 充博君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によりまして、4番、土屋武雄議員、5番、内田雅人議員の両名を指名いたします。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第2 会期の決定 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第2、会期の決定についてお諮りをいたします。  本臨時会の会期は、本日1日間とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日1日間とすることに決しました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第3 承認第16号 ○議長(藤原 充博君) 日程第3、承認第16号、専決処分の承認を求めることについて(令和2年度奥出雲町一般会計補正予算(第3号))を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  承認第16号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度奥出雲町一般会計補正予算(第3号))   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより承認第16号に対する質疑を行います。質疑はございますか。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 今回の補正予算独り親世帯に対する生活支援のための臨時特別給付金ということで、国のほうから補助金として774万円が来ておりますけれども、奥出雲町の実態としてこの独り親家庭生活状況がどういうことにあるのか、ちょっとお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 末森福祉事務所長。 ○福祉事務所長末森利江子君) ただいまの大垣議員さんの御質問にお答えしたいと思います。  独り親世帯生活実態ということでちょっと漠然とした御質問ですので、ちょっと的確にお答えできるかどうか分かりませんけれども、このたびの補正につきましては特に児童扶養手当を受給していらっしゃる方が対象ということになっておりますけれども、奥出雲町の場合、児童扶養手当を受給していらっしゃる世帯につきましては、今のところ55世帯が児童扶養手当を受給していらっしゃいます。  このたびの補正につきましては、6月にこの児童扶養手当を受給していらっしゃる方が対象ですけれども、その上に今までは公的年金等を受給していらっしゃる方は児童扶養手当が支給してもらえないというふうなことが法律の上で決まっております。ですけれども、このたびの補正につきましてはそういった方も対象にして支給するということです。なおかつ、コロナの関係で生活の家計が急変した人に対しても、この給付金を支給するということが国のほうで決まっております。  生活全体の独り親世帯生活実態ということになりますと、現在この補正でそういったコロナですごく生活が困窮したりとかそういった方がないかということを今ちょうど現況届の調べのときですので、1対1の面接をしております。また、電話等でコロナで急変されましたかというふうな話も聞きますけれども、今のところすごく大きく生活実態が急変したという方はあまりいらっしゃらないなというのが実態ではあります。  ただ、町全体で独り親の世帯がどれだけいらっしゃるかというのはこちらのほうでは把握しづらくて、あくまでも本当に児童扶養手当の対象の人しかちょっと福祉のほうとか町全体で把握はできません。中には一人、こちらに子供さんだけ置いて単身赴任の方も住基等で見てみますと独り親に上がってくるので、なかなか実態が把握できないということが実態ではありますけれども、この児童扶養手当を受給していらっしゃる方は一人一人面接をしますので、生活状況が把握できます。ですけれども、その中では特にこの児扶手の対象の受給者の率が奥出雲町は高いとかといった状況ではないのは実態ではございます。以上でよろしいでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
                  〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、承認第16号についての討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第3、承認第16号、専決処分の承認を求めることについて(令和2年度奥出雲町一般会計補正予算(第3号))を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり承認されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第4 議案第48号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第4、議案第48号、令和2年度奥出雲町一般会計補正予算(第4号)提出についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第48号 令和2年度奥出雲町一般会計補正予算(第4号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより議案第48号に対する質疑を行います。質疑はございますか。  7番、藤原議員。 ○議員(7番 藤原 和範君) 7番。私は、概要書によりちょっと質問をしたいんですけど、商業、サービス業における消費喚起として約7,000万円が予算計上されておりますが、現時点での考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 先ほどの商業関係の事業についての御質問にお答えをいたします。  まず、全部で今回補正として上げておりますのが4点ございます。  まず、1点目でございます。飲食店のクーポン券発行事業ということでございます。現時点での考えを述べさせていただきます。町民1人当たり2,000円の飲食クーポン券を、郵送によって配るということにしております。額面は500円を4枚つづりということで考えております。使用可能な店舗につきましては、現在島根県のほうで行っておりますしまねプレミアム飲食券が利用可能な店舗ということで考えております。大体今ネット上で見ますと、町内四十数店舗登録をされているようでございます。こちらのほうで調べますと、あと10店舗余りがまだ登録をされていないという状況でございますので、まだの店舗につきましてはこちらのほうから、あるいは商工会を通じて加入、登録をしていただくように促していきたいというふうに考えております。したがいまして、しまねプレミアム飲食券との併用が可能ということで考えております。できるだけ早い時期でこの事業を始めたいと考えております。  それから、2点目、宿泊観光券発行事業でございます。これは以前、平成27年のときに1回やったことがございました。町内の宿泊施設あるいは刀剣館とか刀剣関係の博物館がありますけども、そういったところで使える利用券でございます。これは一般的に欲しい方が購入するということにしております。3,000円分で5,000円の利用券が購入可能、2,000円のプレミアがついているということでございます。これも本事業に参加される方を説明会を開きまして、登録をしていただくということで考えております。施設で利用される経費につきましては、宿泊あるいは飲食も含めまして利用が可能ということにしております。  それから、3点目でございます。プレミアム商品券発行事業。これも今までやっておる事業でございます。商工会のほうへ委託をしてこれまでもやっておりますが、昨年までは10%のプレミアムをつけて実施をいたしました。今年度は、いろいろ事業の内容を検討するという意味で当初予算には上げておりませんでしたが、こういうコロナで非常に消費喚起が落ちているという状況の中で、今回につきましては20%のプレミアムをつけて実施しようということにしております。したがいまして、1セット6,000円分の商品券を5,000円で購入することができるということでございます。今回、予算を上げさせていただいておりますが、大体町民全員が購入できる予算を上程をさせていただいております。これもできるだけ早い時期に実施をしたいというふうに考えております。  それから、最後4点目でございます。コロナの対策実施店PR支援事業ということで、これは既にテレビ等でも報道もされておりますけども、都会のほうでは消費者の皆さんが安心して店舗に入れるように入り口のほうへステッカーを貼って、新型コロナ感染予防対策に対して取り組んでいる店舗ですよというチラシといいますかポスターといいますかペナントといいますか、そういったものを作ってそういう取組をしていらっしゃる店舗につきましては、そのステッカーを貼っていただくというようなことを考えております。  現時点でこういうことを考えておりますが、具体的にはまた関係と細かいところの調整をしながら実施をしてまいりたいと思っております。  先ほどの2点目に御説明いたしました宿泊観光券発行事業につきましては、今、報道で盛んに全国的に感染者が増えている状況の中で、実施時期につきましては慎重に考えてまいりたいと思います。といいますのは、町外はもとより県外から入ってくるお客さんも買える仕組みにしようと思っておりますので、当初は中国5県のみで実施しようと考えておりましたが、最近ここの数日間で中国5県でもかなり感染者が増えている状況でございますので、その辺りをちょっと慎重に考えながら実施をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  2番、糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) 先ほどの質問の関連になりますけども、6月議会のときに私、質問させていただきました中で、町長答弁の中で観光券発行事業も考えているという答弁がありましたが、これがそのプレミアム宿泊観光券発行事業に当たりますでしょうか。確認のような形で質問いたします。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 御質問にお答えいたします。  御指摘のとおり今回臨時会で観光券ということで、6月議会で若干触れさせていただいたことを上げさせていただいております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございますか。  3番、景山議員。 ○議員(3番 景山 利則君) やはり関連ですけれども、先ほどの商業、サービス業における消費喚起ということで、宿泊観光券についてはこの実施時期は検討するということですが、そのほかの事業については利用できる期間はいつからいつまでを考えておるのか。  それと、発行枚数はどのくらいなのか。そして購入制限、一人何枚とか金額とか購入制限があるのかないのか。その辺をお聞かせください。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 御質問にお答えをいたします。  まず、期間でございますが、飲食券のクーポン券発行につきましては、使用期限を現在のところの考えでございますけども11月末、これは島根県の飲食券と同じ期間ということで考えております。発行枚数は、これ大体2,000枚程度を考えております。  それから、観光券につきましては、大体これも使用期限につきましてはまだいつまでかこれは考えておりませんけども、購入の枚数につきましては不特定多数の人がこれ購入してくると思いますが、この予算をのせておりますが2,000円分のプレミアムをつけておりますので、大体これにつけても予算、ちょっと今手元に資料ございませんが、予算今回上程をさせていただいておるところから事務経費を引いて、2,000円で割っていただくと大体の枚数が出てくると思いますけど、そういったところで今回積算をさせていただいております。  先ほどの宿泊観光券でございますけども、大体6,400セットを考えております。  それから、飲食券でございますけども、これ1万2,350人掛けるの2,000円ということで今回予算を上げさせていただいております。残りの部分につきましては、事務費、郵送料等を考えております。  それから、プレミアム商品券につきましては、大体これは2万セットを考えております。プレミアム商品券につきましては、利用期間を具体的にはこれから決めてまいりたいと思いますが、大体9月から12月いっぱいということで考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 3番、景山議員。 ○議員(3番 景山 利則君) 購入制限はありますか。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 御質問にお答えをいたします。  購入制限は設ける考えはございますけども、これから具体的には検討をしてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございますか。  1番、田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 概要書に出ております畜産農家等支援事業とそれから産直出荷助成事業地元農畜産物の販売促進、生産者支援ということで、合わせて3,800万円ばかし予算がついております。特に畜産関連については、子牛価格が暴落した等情報は我々も入っておるところですけども、具体的に今回どういった支援をされるのか。また、産直についても関係者にどういった支援をされるのか、現在の状況と併せて支援の内容を聞かせていただきたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 荒川農業振興課長。 ○農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  最初に、概要書の2ページの6.1.3、農業振興費の産直出荷助成金ということでございまして、産直につきましては5月の連休のときにはコロナの関係で産直を休業していただいたということもございまして、非常に生産者の皆さん方は不安をいただいておるところでございます。こういったことにつきまして、今後8月から10月、まだコロナの状況については不透明なところもございますけども、出荷をしていただく皆様方に対しまして1人当たり2万円。現在、出荷をいただいている皆様方が450名ぐらいいらっしゃいますので、1戸2万円ということで900万円を現在その予定をさせていただいておるところでございます。出荷をされます皆様方のコロナ対策であったり、次の作付のことに活用していただくようにお願いをさせていただければと思っておるところでございます。  続きまして、6.1.4の畜産業費でございます。畜産農家等支援事業につきましては、まず子牛の競りの状況を申し上げますと、奥出雲町の出荷者についての比較を申し上げますと、昨年、平成31年の1月から令和元年の7月までの平均が約78万円でございました。それに対しまして、本年、令和2年1月から7月までの子牛の平均、雌、ヌキ合わせまして68万3,000円ということで、約10万円平均で下がっております。  また、月別に比較をいたしますと、去勢につきましては昨年の12月から今年の6月までは毎月前月を下回っておるという平均の状況でございます。雌につきましては若干回復した月もございますけども、特に今年の3月と4月を比較しますと雌では月平均では10万2,000円減っておりますし、去勢につきましては7万2,000円減っております。そしてまた5月6月の比較をしまして、雌では8万5,000円、それから去勢では2万3,000円減っております。昨年の12月から今年の6月までの平均を取りますと、大体2万9,000円ぐらい毎月減っているという状況でございまして、奥出雲町といたしましてはこういった畜産農家に対しまして支援を行うということで、成牛でございますけども1頭当たり3万円を支援をしてまいりたい。ただし、これは町のほかの事業でございますけども、事業継続支援給付金というのは上限50万円がございますので、この畜産農家につきましても上限を50万とさせていただければと思っております。16頭までは48万円で50万円になりますけども、17頭以上の畜産農家につきましては50万円とさせていただきたいと思っております。  そしてまた、肥育につきましては国の肉用牛肥育経営安定交付金制度というものがございます。通称牛マルキンというのでございますけども、これが昨年の12月から発動されておりまして、今年の2月では11万5,000円、それから3月では15万9,000円、4月では23万7,000円、端下は切っていますけどもおおむねのところで申し上げますと、今年の5月では21万4,000円発動されております。こういった形で高い値で素畜を導入されて、そして肥育をされて出荷されるときに安くなったということで、非常に肥育農家にとりましては大打撃がございます。奥出雲町におきましては、農家で1戸、それから事業体で1つ、それからJAさんが1つということで、肥育農家は3件ございます。これらにつきましてはその1頭3万円ということにはせず、100頭以下のところについては100万円、それからそれ以上のところについては1,000頭以上であれば500万円ということで、一つの農家、一つの事業体について支援をしてまいりたいというふうに思っております。  それから、同じく酪農関係につきましてでございますけども、3月、4月と学校が休みになった関係で生乳が加工乳のほうへ回るということで、生乳単価も若干減ったという状況もございます。現在は回復してきておりますけども、これらにつきましても単価につきましては1頭3万円。これも17頭以上になりますと、50万円を上限という形でさせていただければと思っております。  それから、あともう一つ、採卵がございますので、採卵農家がいらっしゃいまして、これにつきましても町の持続化給付金、支援金と同じ上限の50万円を経費としてさせていただくということで、このものについては合計が繁殖牛、肥育牛、酪農家、それから養鶏、合わせまして2,729万円。  それと、今年はコロナの関係で畜産の共進会というのが開催をされておりません。今後も中央子牛共進会、当然町の子牛共進会も種牛共進会も中止とさせていただいておりますけども、県の種畜共進会も出されておりません。開催を控えるということでございます。  こういった中にありまして、町では優良牛の繁殖基礎雌牛の保留対策を行っておりますけども、その要綱の中に共進会の上位入賞牛については15万円の支援をするということですけども、本年度につきましては各種共進会の中止によりましてその機会がございません。しかしながら、こういう競りの値段のとこも続くわけでございますけども、やはりいい牛の子は残す。そういうことで次へつなげるということで、県内導入牛それから地元保留牛、それから県外導入牛、そしてまた育種の系統10系統ございますけども、そこでも特別に優良の雌牛を残すということで、これについての導入・保留支援金を総額180万円を23頭分計上させていただいております。合計で2,909万円という予算を計上させていただいておるところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  1番、田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 学生生活支援臨時給付金2,000万円が予算計上されています。町外の大学生等に在学中の学生に対する生活支援の給付金ということでありますけども、これも町内の親御さんに聞いてみますとオンラインの授業で学校に通えないとか、あるいはアルバイトができなくて大変生活に困窮しておられるとかというようなこと。あるいは親元のほうが仕送りのほうがなかなかままならないというようなことを聞いておりまして、今回は第一弾という考え方で私は捉えておりますけども、この具体的に生活支援給付金、どういう計算根拠になっているのか、それを聞かせていただきたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 森長総務課長。 ○総務課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  この予算の計算根拠でございますけれども、要綱については他の自治体の事例を参考に今詰めておるところでございますが、基本的に大学生等につきまして1人当たり5万円で、平成14年4月1日以前に生まれた大学生等が対象になろうかというふうに思っています。  その出生状況を見ますと、大体約三百数十人というのがおられます。横田高校の進学率とかそういったものも含めながら、そのうちこのぐらいは現在学生として生活をしていらっしゃるんじゃないかという想定の中で、やや予備費も含めまして400人程度今考えておりまして、その400人に5万円という根拠の下で今2,000万円という予算を計上させていただいております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございますか。  1番、田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) やはり私、第1次だろうというふうに申し上げましたけども、なかなか一人5万円といいますと多分1か月のアルバイト代に満たないぐらいじゃないかと思いますので、こうやって何か月も長期化しておりますので、また第2次、第3次と国の補正予算の関係もございますけども、今後とも引き続き支援を検討していただきたいと思います。  それから、ランチルーム、小・中学校の空調設備の整備ということで、合わせて7,017万8,000円今回予算計上しておられますけども、これはランチルームの整備していない全ての学校を整備するということだろうと思いますけども、具体的にどの学校とどの学校かということを説明をお願いします。 ○議長(藤原 充博君) 永瀬教育魅力課長。 ○教育魅力課長(永瀬 克己君) ただいまの御質問についてお答えをさせていただきます。  ランチルームの空調設備につきましては、小学校が4校、中学校が1校でございます。小学校につきましては阿井小学校、横田小学校、馬木小学校、三成小学校、中学校につきましては仁多中学校が対象となっています。この学校については、ランチルームに空調がついておりません。現在、コロナ関連でランチルームを学習の場として活用していただいている部分がございますので、今後もコロナの影響が継続してあるというふうに考えておりますので、このたび学習の場の環境整備ということで空調整備を行うことといたしました。現在は臨時的な空調で対応させていただいております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  2番、糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) 1点お伺いします。概要書でございますが、学校保健特別対策事業ということで感染対策を考慮した教材備品の整備等ですが、どういうようなものか二、三例をお聞かせください。 ○議長(藤原 充博君) 永瀬教育魅力課長。 ○教育魅力課長(永瀬 克己君) ただいまの御質問にお答えいたします。  学校保健特別事業による感染対策を考慮した教材備品の整備につきましては、小学校の部分と中学校の部分で両方の管理費の中に計上させていただいております。これの概要につきましては、段階的に学校再開に際しまして感染対策を徹底しながら児童生徒の学習を保障するための新たな取組を実施するに当たり、校長の判断で迅速かつ柔軟に対応できるよう、活動を再開する支援の経費ということで国の要綱が示されております。  具体的には、学校における感染対策支援また子供たちの学習保障の支援という項目として上げられておりまして、例えば消耗品等につきましては消毒液ですとか衛生用の消耗品等を計上されております。また、施設の修繕費につきましては、水道の蛇口を感染対策用のものに変更するですとか、換気をするための網戸の設置等の修繕等も含まれております。あと庁用の備品につきましては、学習の機会の空き教室を活用して分散的な授業を行うに当たって、そこで使用する教務用の器材等が計上されているというところでございます。その他たくさんいろいろございますけど、主なものとしてはそういうものが上げられております。  また、実施に当たっては、学校側とまた要綱等に適正なものかどうかを判断しながら執行していきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 概要書で見てみますと、さきの教育費の中の教育指導費のところで学習情報機器利用促進事業、インターネット加入負担金を助成ということで70万余りですけれども、本町の学校においてこのコロナの中で学校が休みだった期間もございました。そういった中において、本町でのいわゆる学習にネット授業をなされたのか。その点について聞きたいのと、それからこれの70万余りというのはインターネット加入負担金を助成というふうになっていますが、これは学校には全部入っているんじゃないかと思うんですけれども、各ついてないところに、入れてないところのそのネットに加入された家庭への補助金なのか。ちょっとそこの辺り聞かせてください。 ○議長(藤原 充博君) 永瀬教育魅力課長。 ○教育魅力課長(永瀬 克己君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  まず、学校が休業中の学習の部分についてですけれども、今、町のほうではGIGAスクール構想ということで進めている最中でございまして、実際には先般の臨時休業時の学習については学校のほうで教材等を作成をされて、出校日というか保護者の方に来ていただく日を定める、または教員の方が出向いてその資料をお渡しして授業をしていただくというところで、実際にそのインターネットを活用して授業というところは、そこまではちょっと至っていなかったというふうに思っております。  今回のインターネット加入負担金の助成につきましては、今、GIGAスクール構想の中でICT機器を活用した今後家庭学習を行うということが想定をされておりますけれども、これについては各家庭でのインターネットの環境が整備されないと活用が難しいというふうに考えております。現在、GIGAスクール構想ではLTE方式ということで、携帯の電波等を活用した通信方法で検討しておりまして、ですのでこの部分に対象になる方というのは携帯の電波が不感な地域、また御家庭でインターネットの接続の環境がない方ということで、非常に数としては少ないかなというふうには思っておりますが、もしそういう環境であった場合には御家庭で児童生徒の方がその端末を活用した学習ができないということですので、その部分につきましては町のインターネットの加入負担金、これ1万420円となりますけれども、この部分の加入負担金相当部分について助成をさせていただくというふうに考えております。  インターネットの加入については、当然有線とかCATVの加入が前提となっておりますが、多くの家庭ではもう既に入っていらっしゃるというふうに思っておりますし、この部分については対象外とさせていただきますし、月額の使用料についてもこの対象から外させていただく今考えでおります。以上でございます。
    ○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はございませんか。  8番、川西議員。 ○議員(8番 川西 明徳君) 7款商工費、10款教育費、議長、関連しますので関連させながら質疑をしたいと思います。  そもそもコロナ対策が必要になったのは、もちろんコロナに感染したからということでございますが、この中で国はどういう政策、対策を取ったかといいますと外出を自粛してごせということで、それで田舎も全国も世界も大変な事態になっております。一番今困っていることは、自粛はいいけども財政的な問題どうするかということで、そういった国民の要求によって今回のこの予算が提出できるような事態になっております。  もともとコロナは、例えばです、コロナ発症する地域によっていろいろございます。ですから国も何を言ったかというと、地域に合ったコロナ対策をしてくれということであります。したがいまして、一番の問題になったのはインバウンド。これでひどい目に日本は遭っております。完全にこの政策が破綻したという証明でございますけども、悲しいことではありますが、そういった中でこの予算が組み立てられておりますが、不足しておるものがございます。先ほども言いましたように地域で独自に工夫して、例えば理美容院どうですか。行く人も受ける人も顔面直接に対処せないけんという、そういう苦労をしながらやっております。国が事業を継続するために助成、補助はしておりますが、果たして実態はそういうことで、来年も頭をやってもらえる人が事業として残れるんでしょうか。  そういったことを含めまして、観光券発行を否定するものではございませんが、それからクーポン、商品券否定するものではございませんが、もっと奥出雲町に合った事業を継続させるための予算付けが、臨時議会とはいえ度重なる対策本部を開かれております。そういったところで、工夫が必要ではないかと考えます。  同じく教育費、時間がございませんので端的に手短にお願いをしたいですが、例えば今コロナが起きて教育関係で開いたところは学童クラブであります。学童クラブは情報が少ない中で、支援員、指導員、懸命に対処しました。このことに対しての奥出雲町教育行政の中での手だてがあったでしょうか。例えば彼ら、彼女らは大変低額な労働条件、劣悪な労働条件の中で、プラスこれだけのプレッシャーを感じながら子供と一緒に生活をしております。こういったことが提案されてないというのは、私は非常に今回の対策本部は何をやってたという思いでございます。ぜひとも今度9月議会にはそういった今住民が何で困っているのか、何で悩んでいるのか、どうやって仕事を続けていこうか。こういったところにもう少し踏み込んだ提案ができないでしょうか。以上であります。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  川西議員さんから厳しい御指摘をいただいたところでございますが、やはり現状では執行部一丸となってコロナ対策を検討した結果でございます。地域に合ったコロナ対策が必要ではないかということでございますが、町民が何を望んでいるか、悩んでいるかということをしっかりとまた見計らって、今の段階、コロナはこれで終息するわけではございません。まだまだ長引くと思います。まずは今回の臨時議会では町執行部、このような関係でしっかり議員さんのほうに本日御説明をさせていただいたところでございます。  様々な御質問もいただきました。そこらはまた関係部署、あるいは商工会等とも連携を密にして、できるだけ早く議員の皆さん方にもしっかりとした要綱等を御提示できるように頑張ってまいりたいというふうに思いますので、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにありませんか。  5番、内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 概要書の総務費ですが、一番上の税申告の会場の感染対策費でございます。738万2,000円ということですが、RPAシステムの導入ということで、この感染対策費としてのこの予算化ということですけども、RPAのシステム、ロボット化ということですが、やっぱりこれは人を少なくして感染対策という形にするのか、ちょっとこの内容を教えていただきたいと思います。  そして、総務費のその下、2の1の7ですけども、テレビ会議システムの導入費、これはどこでどうやっていくのかということ。リモート会議を増やしていくということだと思いますけども、こちらについても説明をしていただきたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 石原税務課長。 ○税務課長(石原 啓子君) 内田議員の質問にお答えいたします。  まず、申告相談会場の感染症対策ということですが、公共空間での感染機会を削減するということで、これまで申告会場のほうは1会場、前半を仁多庁舎、後半、横田のコミセンで実施しておりましたが、これを全日2会場、全期間2会場で実施し、三つの密を防いでいくということが目的でございます。  まず、高齢者の方の相談も多く、自宅からの電子申告を勧めにくいという現状も奥出雲町のほうではございます。また、申告相談会場での感染予防としては、2会場であればもしも万が一1会場で感染者が出た場合には、もう1会場で対応できるということもございます。また、RPAの導入などで電子機器を利用することで待ち時間と対面時間を短縮する。そして、感染のリスクを避けるということとしております。  RPAの導入でございますが、当初予算のほうでRPAソフトのほうは導入しておりますが、このたびAI、OCR、手書きの文字を読み取ってRPAで基幹系に取り込むことによって対面時間を短縮させる。職員が入力していた時間が平均10分、15分が短縮できるということになります。この対象としては、農業収支内訳書のほうを読み取りをする予定にいたしております。  あとは2会場にするために消耗品ですとかパソコン、カードリーダー、プリンターなど1会場だったものを2会場分用意するということ。あとは基幹系と情報系の無線化をするということで、これまでラインで基幹系パソコンをつないでおりましたけども、Wi−Fiを利用いたしましてWi−Fiルーターとレシーバーを購入いたしまして無線化をして、もしも何か非常時にはすぐに撤収したり、また設営がすぐできるような形を取りたいと思っております。その経費として、738万2,000円を計上いたしております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 森長総務課長。 ○総務課長(森長 洋二君) ただいま御質問をいただきました総務費の情報通信費の備品購入313万7,000円ばかりの内容でございます。  これの内容につきましては、タブレットでありますとかプロジェクター、マイク、スピーカー、カメラ等のいわゆる備品を購入いたします。目的としましては防災面の対応、それからあとああしてオンラインでいろいろな会議等、また研修等も行われるようになって対面というのがなくなったところでございます。遠方からの講師による研修でありますとか庁舎間の通信、そういったものに活用するということもございます。また定住相談、そういったものも遠方から通信をして相談を受けるというような仕組みを業務上の中で活用するというための備品をそろえたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 5番、内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 分かりました。  民生費で障害者福祉費の障害者福祉施設の整備事業、これも今回の交付金を使ってのものですけども、この整備、事業所の増設費ということですけど、生活介護支援事業所。具体的にちょっと内容を教えていただきたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 末森福祉事務所長。 ○福祉事務所長末森利江子君) ただいまの内田雅人議員さんの御質問にお答えしたいと思います。  障害者の福祉施設整備事業、生活介護支援事業所の設備増設に対する補助ということですけれども、生活介護支援事業所というのがNPOふきのとうさんが経営されますあすなろの施設でございます。ここは大変狭くて、ここのとこ利用者も増えてなかなか三密を回避することが難しい状況の環境になっております。その上に、この生活介護事業所というところは障害支援区分3以上でちょっとどちらかといえば重度な方が利用される施設でして、生活支援とか創作活動等の機会を提供されるわけですけれども、なかなか発達障害の方の利用も増えたりし、多動傾向だったりなかなかパニック状態になる方もだんだん増えてこられて感染防止ができない環境になっているということで、この補助金を利用させていただきまして改修費の2分の1の補助をするというものです。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  5番、内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 分かりました。  最後1点、教育費で教育指導費の中で修学旅行の追加バス代金増ということですけども、今のところ修学旅行に行かれるという予定だと思いますが、追加バス代金増ということで378万4,000円。これは密を避けるために台数を増やしていくとか、生徒、学生のそういうことで増になるのか。そこら辺をお聞きしたいと思います。  それから、小学校は9月の予定でしたけど、中学校が2年生が3年生の春になったんですかね、何かそこら辺のちょっと予定も聞きたいと思います。  教育費でもう1点、ちょっと2ページ目の最初ですけども、獣害侵入防護柵の設置で仁多中学校裏ということですけども、これは一般財源で設置されるということですが、先日、仁多中学校の付近で熊が出たということで、そのちょっと非常に子供たちも心配するところだなと思いますが、どのようにこの対処されるのか。この防護柵で大丈夫なのかというところをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 永瀬教育魅力課長。 ○教育魅力課長(永瀬 克己君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  まず、小・中学校の交付金の中で修学旅行における追加バス代増額のためというところで378万4,000円を計上しておりますけれども、この中身としては2つございます。一つは修学旅行のバスの追加賃借料ということで、先ほど議員が御質問されたとおり小・中学校の修学旅行に伴い、移動時の三密を回避するために一つの列に1人ということをしていきますと、バスがそれぞれ1台増便というふうになります。これが小学校が仁多地域、横田地域でございますので、そこで2台と、あと中学校が来春、修学旅行を今予定をされておりますので、その仁多地域、横田地域で2台ということで4台分を計上しております。  修学旅行については、小学校は9月の頭のところで今計画をされておりますが、現在コロナの影響が拡大傾向というところで、修学旅行先の企業さんもいろいろ休業ですとかいろんなところがあって、修学旅行の受入れが難しいというような話も出てきているとこでございまして、最終的な判断は8月に入ったところで実施か中止かというところは判断するというふうに学校側との協議の中で進めております。  中学校につきましては、現在日にち的なことはまだ伺っておりませんけれども、来年に入って春のところで実施をされる予定というふうに聞いております。  次に、先ほどの中に含まれるものにもう1点としては修学旅行のキャンセル料の保護者負担についての助成という部分を計上しておりまして、これが224万4,000円となっております。これはもし直前になって中止にした場合に、旅行代金のキャンセル等が発生するわけですけれども、現在コロナの影響でなかなか保護者の方も収入等で御苦労されてる部分もあるところを感じておりますので、その発生したキャンセル料の2分の1相当部分についての助成というところで、上限を1人当たり1万2,000円までというところで考えております。  次に、害獣侵入防護柵のところですけれども、これについては仁多中学校の裏の山林から校内の敷地のほうへイノシシですけれどもこれが侵入し、敷地内を荒らしていたというところで、この部分について今後非常に裏側広範囲のところを荒らしているというところがございますので、生徒の方の安全等を確保するために敷地の山手側のほうに約280メートル程度の延長で高さ1.2メートル程度の通常のイノシシの防護柵を設置する予定にしております。  熊の部分につきましては、先般滝の上のところで熊が発生したというところで、なかなか熊を侵入防護するというところまでは難しいかと思いますが、発生した段階につきましては学校等と連絡させていただきながら、場合によっては保護者の方に迎えに来ていただくなどの先般は処置をさせていただいておりまして、今後もそのような対応をさせていただければなというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第48号について、討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第4、議案第48号、令和2年度奥出雲町一般会計補正予算(第4号)提出についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  ここでしばらく休憩といたします。12時50分に再開いたします。            午前11時35分休憩   ───────────────────────────────            午後 0時55分再開 ○議長(藤原 充博君) それでは再開します。  ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続いて会議を開きます。   ─────────────・───・─────────────  ◎追加日程第1 発議第1号 ○議長(藤原 充博君) ただいま村尾明利議員外2名から発議第1号、奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についてが提出されました。  お諮りします。発議第1号は緊急を要する事件と認め、日程に追加し、追加日程第1として審議することにしたいと思います。御異議はありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、発議第1号は緊急を要する事件と認め、日程に追加し、追加日程第1として審議することに決定いたしました。  ここで議案配付をいたします。               〔議案配付〕 ○議長(藤原 充博君) 追加日程第1、発議第1号、奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  村尾明利議員。 ○議員(11番 村尾 明利君) それでは、発議第1号について。   ───────────────────────────────  発議第1号     奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を     改正する条例制定について  奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例(平成17年奥出雲町条例第46号)の一部を改正する条例を別紙のとおり提出する。    令和2年7月29日提出                  提出者                   奥出雲町議会議員  村 尾 明 利                  賛成者                   奥出雲町議会議員  石 原 武 志                   奥出雲町議会議員  糸 原 壽 之  提案理由   奥出雲町議会議員議員報酬について、報酬月額を減額して支給するため。   ───────────────────────────────  おはぐりいただきまして、その内容についてお示しをしたいと思います。  奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例。奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例(平成17年奥出雲町条例第46号)の一部を次のように改正する。附則に次の1項を加える。  令和2年8月から令和2年12月までに支給する議員報酬月額の特例であります。  奥出雲町議会議員の令和2年8月1日から令和2年12月31日までの議員報酬月額は、第2条の規定にかかわらず議長にあっては別表に掲げる議員報酬月額から2万9,000円を減じた額。副議長にあっては、別表に掲げる議員報酬月額から2万4,000円を減じた額。常任委員会の委員長及び議会運営委員会の委員長にあっては、別表に掲げる議員報酬月額から2万1,000円を減じた額。議員にあっては、別表に掲げる議員報酬月額から2万円を減じた額とする。ただし、手当の額の算出の基礎となる議員報酬の月額は同表に定める額とする。  附則は、この条例は令和2年8月1日から施行する。  1枚はぐっていただきますと、この議員報酬及び費用弁償支給条例の新旧対照表が載っております。改正案が左のほうに載せてありますけども、ただいまお話しといいますか、説明を申し上げました内容そのものでございます。したがってちょっと読み上げはいたしませんが、こうした内容を発議として上程するものであります。  そこで、発議第1号の奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、提案理由について、いま少し提案者として申し述べたく存じます。  現在、新型コロナウイルス感染症は全世界で猛威を振るい、感染者数が26日現在、米国の417万人を筆頭に世界では累計1,600万人を超えたとされています。国内においても、7月27日現在、東京の1万1,000人以上の発症者数など累計感染者数3万人を超え、死者も999人と報道されております。この新型コロナウイルス感染症は、中国の武漢を発生源とされ、日本での新型コロナの感染が初めて報告されたのは1月半ばに遡りますが、4月半ばには1万人、さらに7月初旬に2万人、現在3万人と急拡大をしています。  先般は、隣の雲南役所においても島根県で26人目の感染者が発生。その後2人の感染者が出ており、また出雲でも1人確認され、県内でも合計29人が発症しており、奥出雲町においてもよそごとではなく、まさに切迫した状況下にあると考えます。  当初から新型コロナウイルス感染症の急拡大が懸念され、国は4月7日に東京をはじめ7都道府県に緊急事態宣言を発し、その後4月16日には宣言を全国に拡大しました。三密の回避など予防対策に伴い、経済活動が停滞、人の往来自粛が進み、奥出雲町でも小・中学校の休校をはじめ町内飲食・宿泊などの観光事業関連を中心に休業が相次ぐなど、経済活動が大きく停滞。町内有力企業においても休業日数を増やすなど、これまで経験したことがない経済不況が進行してきております。こうした事態は農畜産業にも徐々に及んできており、大変憂慮すべき状況です。
     こうした中、国においては特別定額給付金の10万円の給付をはじめ様々な救済対策が打ち出される一方、町でも独自対策を打ち出し緊急事態を乗り越えようと模索してきております。我々奥出雲町議会においても、これまで経験したことがない新型コロナウイルス感染症拡大に伴う町内飲食業者をはじめとする町内事業所の窮状を鑑み、議員としてなすことがありはしないかと検討してまいりました。  まず初めに、こうした状況下の中、これまで行われてきた議員の出張や県外視察などは年内極力自粛、また受入先困難が予測され、予算を減額補正し必要な対策に回すよう図りました。さらには、今春の各学校の卒業式、入学式の簡素化や町行事としての様々なイベントや催し等が中止または延期され、議会議員としての出席の機会が減少。町の新型コロナウイルス感染症に伴う業務対応などを考慮して、6月定例議会も会期短縮などを行い、実質議会議員は公式な議会活動は大幅に減りました。  一方、国の特別定額給付金の10万円の給付は、国に返上することなく町内での消費拡大に少しでも寄与すべきとの考えで受け取り、そのように活用することになりますが、今春から今日までの議員活動を振り返ったとき、私個人として深く考えますと、この特別定額給付金の受け取りははばかられるじくじたる思いもいたしております。6月の定例議会には、町三役において6月期末手当を町長は全額返上、副町長は50%、教育長は20%の削減が提案され、議決されました。町内の飲食・宿泊業者をはじめ町内経済活動を行う様々な住民の窮状に思いを寄せての発露と私は受け止めております。  今回の議員報酬の削減提案については、議員それぞれ考え方に濃淡があり、きれいにまとめ切れませんでしたので、一部議員の発議という形で上程させていただきました。この議員報酬削減については、これまで平成23年3月11日に発生した東日本大震災の折、基本月額の7%を12か月削減した事例のほか、町合併以後3%から7%まで幾度かこうしたことを行っております。議員報酬の削減については、議員個々人がそれぞれ申し出て行うことはできません。議員報酬、費用弁償の支給条例を改正することで全員がそろってこれを行うことができます。こうした議員報酬を削減する行為は、町民から町職員についても給料の一部返上の声につながりはしないかといった意見もありました。このたびの議員発議の行為については、議会の中にも濃淡があることを申し述べましたが、その一つでもあります。私は、こうした意見は全く当たらないと考えます。コロナ対策によって町の行政事務を休業することなく、むしろこれまで経験したことがない感染予防対策に配慮しつつ、今まで以上に神経を使い、業務の遅れがないよう執行に当たられている町三役をはじめ町職員の方々に対し、こうした発想はあり得ないと考えております。今抱えている様々な町内事業者の住民の窮状には議員は少しでも寄り添い、共に町の活性、活力に貢献できるよう絆を深めることが今一番大切なことではないでしょうか。  この条例改正が整いますと、総額では147万5,000円の予算報酬が減額となり、町予算から見ると誠に少額ではありますが、議員の現況の思いの発露としてコロナ対策の一部に活用いただけたらと考えております。  大変長くなりましたけども、時間を取りましたことをおわび申し上げます。  以上で発議第1号、奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についての説明を終わります。議員の皆様の心からの御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。質疑はございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論はございますか。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 私は、発議第1号、奥出雲町議会議員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について、次の理由により反対討論を行います。  先ほど提案説明の中にございましたけれども、この発議は議員報酬を本年8月から12月の間、毎月約10%カットするもので、トータルで150万円ばかりです。このカットに賛成できない問題点は、カットする金額の使途が明らかにされていませんでした。今朝になって本会議場のコロナ対策費に使うというふうな説明がございましたけれども、こういう発議をする前にこれまで議会運営委員会、そして全員協議会の中でも随分と議論を重ねてきましたが、この段階で使途について聞きましたけれども、はっきりとした説明、お答えはございませんでした。  また、このカットを決める手段があまりにも性急であり、強引であるということです。今まだこのカットについては全体会の中での話合いの途上でありながら、先頃、突然総務経済常任委員会を開催。出席者は僅か4人の議員。この中で報酬カットを決め、20日の全員協議会の中で全体会の中で異論がある中で賛否も取らず、今回の発議を決定されました。そもそも議員全員に関わることなのに6人中僅か4人の出席の中で、しかもなぜ総務経済常任委員会の中でこのようなことをしなければならないのか。私は、言語道断で理解ができません。  また、全ての議員の合意が得られていない中で、強引に発議をされたことは今後の円滑な議会運営に水を指すことになり、決してよい選択とは思えません。  私は、議員報酬のカットについては様々な整理や調整、県内他の町議会の状況等を踏まえた上で全議員の理解と合意を得、全員賛成の中で行うべきであり、賛成多数で議会議決をするべきではないと考えます。なぜならば、議員報酬には議員個々の財産権が発生しており、賛成多数での議決はこのことを無視し人の財産を他人が勝手に奪い取るというものであり、世間一般の常識では考えられません。したがって、なぜ全議員の賛同が得られ合意形成が図られるまで話合いができないのか。僅か14人の議員しかいないのに残念です。それでも強引に賛成多数とするならば、賛成の議員のみの報酬カットについては何ら口を挟むものではないことを明言しておきます。  私は、議員が、議会が人の意見を尊重せずこのような強引なやり方をすることは議会制民主主義の危機であり、その先は崩壊につながらねばと危惧をいたします。  さきにも申し述べましたが、議員全体でのカット総額は約150万円です。本町議会では、既にさきの6月議会で行政視察費を約140万円をカットしてゼロ補正といたしました。我々議員の本来の仕事は行政のチェック機関として、また住民福祉の向上を目途に機能することですが、現状はそうなっているのでしょうか。  私は、昨年12月議会の討論の中でも指摘をしましたが、本町は平成30年にはリハビリ学院の大学化に向け……。 ○議長(藤原 充博君) 大垣議員さん、それはちょっと今回の議案と違います。 ○議員(12番 大垣 照子君) いや、ちょっと言わせてください。関連があります。 ○議長(藤原 充博君) いや、言わせてもらうということと要旨が適してるかどうかです。 ○議員(12番 大垣 照子君) 関連があってるから言ってます。基金造成のために5,000万円を学院へ拠出しましたが、結果は2回にわたる大学化への申請取下げで……。 ○議長(藤原 充博君) 大垣議員、その質問は一般質問でしてください。 ○議員(12番 大垣 照子君) いや、質問じゃなくて……。 ○議長(藤原 充博君) 提言でもいいです。 ○議員(12番 大垣 照子君) 質問じゃなくて、関連があるから言ってるんです、このことに。 ○議長(藤原 充博君) 関連ないと思います。 ○議員(12番 大垣 照子君) 関連があります。(発言する者あり)いや、関連があるから言ってます、このことについての。これを言わなきゃ意味がないから。 ○議長(藤原 充博君) それはあなたの自己満足じゃないですか。 ○議員(12番 大垣 照子君) いや議長、ちょっとあなたね、人が大体討論してるのにそれをあなたは妨害するんですか。 ○議長(藤原 充博君) いや、それは今内容が違うでしょということです。 ○議員(12番 大垣 照子君) 内容が違いませんよ。(「議長休憩」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原 充博君) 少し休憩をいたします。再開は1時30分。             午後1時19分休憩   ───────────────────────────────             午後1時29分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続いて会議を開きます。  先ほど、休憩のとこでちょっと今の奥出雲町議会会議規則というのを確認いたしました。その中で、発言内容の制限というのがございます。54条、発言は全て簡明にするものとし、議題外にわたり、またはその範囲を超えてはならない。2、議長は、発言が前項の規定に反すると認めるときは注意し、なお従わない場合は発言を禁止することができる。議員は、質疑に当たっては自分の意見を述べることはできない。これはちょっと今回の分とは違います。  というふうな会議規則もございますので、その辺をよく考慮されて大垣議員さんの発言を許します。  大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 私は、財政的な問題、そしてこの議員の報酬も一般会計の中で整理をされておるものでございます。したがって、そういう関係の中で私は討論を行っております。ですので、もうあと僅かですから言わせていただきますが、その大学化に向けた5,000万円、これも目的達成ができておらず、また小学校再編に向けた設計費も2,100万円……。 ○議長(藤原 充博君) 大垣議員さん、先ほども言いました。議題外にわたり、またその範囲を超えてはならないというふうに会議規則で決まっております。御注意ください。  13番。 ○議員(13番 岩田 明人君) 議事進行。 ○議長(藤原 充博君) 議事進行ですよ。(発言する者あり)  13番、岩田議員。 ○議員(13番 岩田 明人君) 議事進行と言って私が申し上げたときには、議長は休憩取って協議せないけんですよ。今の発言について。そんなことが分からんでどうのこうの言ったことあらへんがな。議事進行とは何だか、ちょっと見てみなさい。 ○議長(藤原 充博君) ちょっとお待ちください。勉強不足ですので。議事進行というのは、僕は続けてやってくださいというふうに理解していましたけども。(発言する者あり)  すみません、私の勉強不足で。もう5分間だけ休憩いたします。             午後1時32分休憩   ───────────────────────────────             午後1時41分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  先ほど、岩田議員のほうから議事進行という発言がございました。事務局のほうへいろいろ問い合わせて聞きましたら、それは議事を進めなさいという意味だろうということでしたので、引き続き大垣議員の発言を許します。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) この金額については予算に関係あることでございますので、その中での議員報酬カットということでございますので、私が申し上げたいと思っております。  それでまた昨年末、玉峰山の山林取得2,700万円という高額で取得をしながら、いまだに何も手がつけられておりません。合計金額は約1億円という大金が支出をされておりますが、これが町民の皆さんの暮らしにどのように役立ったのか検証もされておりません。そして、このようなことで本当に町のお金のないという中でこういう行財政の在り方が本当にいいものかどうか。このことについても、誰も責任を取っている者はございません。そのような中で行われようとしている議員報酬カットでございます。  私たちは町民の皆さんからの負託を受けてこの場に立たせていただいており、責任を負っております。そのことにしっかり応え得る議員活動を行い、議会議員としての権能を十分発揮し、町民の皆さんにその成果を返していく責務がございます。最近、特に議会や行政に対して町民の皆さんの目が厳しくなっています。私は、このような強引なやり方を認めることはできず、もう少し時間を持ちながら、誰もが気持ちよく賛成をしてこういうことができるところまでなぜ運べなかったのかと。そういう意味において議会の危機と考え、賛成できません。各位の賢明なる御判断を求め、反対討論といたします。 ○議長(藤原 充博君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。  6番、石原議員。 ○議員(6番 石原 武志君) 6番、石原でございます。私は、この発議第1号に賛成する立場で討論を行います。  もちろんこの提案者の提案に対して、賛成者の中の1名ということで名を連ねております。賛成理由は、基本的には提案者の説明によるところでほとんどでございますが、補足という形で取らせていただければ、議論がなかなかできていないという御意見も中にはあるようでございます。なかなかいろいろ持っていらっしゃるお気持ちをそれぞれ交互する中で、かみ合わないところ等あっているというのは事実であります。ただ、6月議会以降いろいろと何回か議論を重ねる中、議論は私的には尽くされているのではないか。あとは、この提案に対してどのように対応するかというのが問われているというように思います。  一つ、私はこのコロナ問題、今回もたくさんの予算が国から助成という形で出てきておるわけであります。ただ、本当に非常に多い感染者あるいは広範囲にわたる被災者と言っていいか分かりませんが、そういう方々の置かれている立場、そうしたことを思う中で、事業を進める中に事業というのは必ずリスクが伴うものでありまして、人の理由によってということはなかなか言えず、事業をする者の一つの責任として全うしていくものだと思いますが……。 ○議長(藤原 充博君) 簡明に。 ○議員(6番 石原 武志君) このような大きなコロナというものに対してはやはり国がこうして一生懸命、全世界の国々も、また小さくは日本の国のそれぞれの県全てが悩み、本当に毎日、昨日もああして感染者が増えているという状況の中で何が一体できるのか。我々は、リスクに対する補償補填ばかりではなくて、やはりその被災をする皆さんの気持ちと一緒になって事に当たる、考えていくということが必要ではないか。そういう観点から、議会として議員が一緒になってそれを行動で表すことはできないのか。もちろんそれぞれ……。 ○議長(藤原 充博君) 簡潔に願います。 ○議員(6番 石原 武志君) 議会活動があると思います。どうかそういう思いを一つにするそういう気持ちになって、つらさを共有するという観点から、私は本議案に賛成をするわけであります。皆さんの御賛同を御期待申し上げます。 ○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。  10番、内田精彦議員。(発言する者あり)  いや、順番としては反対です。 ○議員(10番 内田 精彦君) 発議第1号に対する反対討論を行います。  議案によりますと、議員報酬を今年の8月から12月までの5か月間において約10%カットする内容でありますが、私は次の理由により反対をいたします。  県下810町1村の計19市町村において、現在議員報酬のコロナ感染等関連により報酬カット実施市町村は隠岐の海士町だけでございます。海士町におかれましては、6月定例議会において7月から来年の3月までの9か月間、10%カットされております。それ以外の県下市町村におかれましては、何も今のとこございません。  奥出雲町議会においても、これまで平成17年7月から18年の3月まで9か月間3%カット、平成18年4月から平成19年3月までの1年間5%カット、平成19年4月から12月までの9か月間5%カット、平成20年1月から21年3月までの15か月間7%カット、平成21年4月から平成21年4月の1か月間7%カット、平成21年6月から22年の3月までの10か月間7%カット、平成22年4月から24年の3月までの24か月間7%カットそれぞれ行っております。これらについては、その都度議員全員の同意、賛成により可決し実施されております。  今回の審議につきましては、これら全員の同意がなされない状況であります。病気で欠席議員もおります。賛成多数により可決となれば、不同意の議員の議員報酬もカットとなります。このことについては、どう考えても私は納得ができません。あくまでも議員全員の賛成によって実施するのが筋ではないかと思います。  また、議員報酬は一般財源でございます。カット金額は何に使うのか分からない状況であります。せっかくのカット金額が、コロナ関連の町民のために確かに使う予算が必要と考えます。  私は、基本的には報酬カットについて理解はいたしておりますが、今回の議案については不同意であります。全員賛成にするなら、もう少し時間をかけて議員間の討議を十分に重ねる必要があります。奥出雲町の町長、副町長、教育長におかれましては、既に6月の期末手当にてそれぞれカットされ実施されております。議員においてもカットするならば今後十分な討議を行い、例えば12月の期末手当をカットする、これには9月議会あるいは臨時議会等において審議するのがいいじゃないかというふうに思っております。今議会での審議案件には全員の同意がなされていない状況でありますので、納得はできません。  したがって、発議第1号に反対するものであります。各議員の良識ある判断をお願いし、討論を終わります。 ○議長(藤原 充博君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。  2番、糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) 2番、糸原でございます。私は、この発議第1号、議員報酬のカットについて賛成の立場から討論をいたします。  御承知のように中国から始まり、今、世界中をコロナ禍としておりますこのウイルスに、私もマスクをしております。世界中がマスクで闘っております。それにつれまして世界中が厳しい経済状況となっていることは誰もが体験し、承知しているところでございます。  町内におきましても、商業、農業、あらゆる面で経済の打撃を受けておるとこでございます。そこで、私たちも町民の皆様の代表として横田町政を動かしていく者ならば、頂いている報酬でその経済的打撃を皆様と一緒に感じ体験し、この悔しさ、残念さ、被害をばねにして次の時代を、新しい次のステップを踏んでいかなければなりませんし、必ずやそこに脱してこぎ出さなければならないと思っております。そのために1割近くのカットは体験し、やむなくしっかりとこれを受け止め、新しい時代を切り開く必要があろうかと思います。どうか賛成の皆さんはもちろん、反対された皆様もこの悔しさを本当に体験し、新しい時代をこのばねを基にして開けていこうではありませんか。討論の後は全員賛成になろうかと思います。どうかよくよくお考えいただきたいと思います。  以上で発議第1号の賛成の討論を終わります。 ○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。  13番、岩田議員。 ○議員(13番 岩田 明人君) 私のほうは、反対討論ということで申し上げてきたいというふうに思います。  まず、その前に、民主主義ということについて議員の皆さん御承知ですか。民主主義というのは、中身はどういう状況かちょっとまず知っといていただきたいと。それは少数意見を尊重するということが中に入ってるわけですね。何か今日のお話を聞くと、少数意見を述べる人は駄目なような話だ。ましてや現在、奥出雲町議会は力に物が押さえ込まれてしまってる。今日の反対、賛成の意見いろいろ聞くんだけども、どうも上から押さえつけてしまってる、こういう状況ですね。  なぜ私は反対するかちゅうこと、お金の10%とか、あるいは視察研修費とか、これはトータルで20万ほどですね、一人が。そのものでどうなるのかちゅうこと。議員がコロナによって何か悪いことをしましたか。私は、どちらかというともう生活がなりませんよ。19万5,000円という金額、報酬をもらってますね。そこから2万円を引く。どうなるんですか。そして税金を引く。それから保険を払う。11万や12万では駄目ですよ、そんなもん。こんなことをやっとって議会というのはどうなるんですか。年齢的にもほとんど70歳だ。次、新しい人はどうしますか。私も議員立候補したときに19万円、上がってませんよ。それで生活は難儀しとったんですよ。だったら議員が20%、20万も出す、視察研修費もやめて出すと。こういうことだったら逆に町長をはじめとしてそれぞれの課長さん方、五、六十万給料もらっとられますよ。町長がやっぱり指名をしながら、どうですかということで本当に奥出雲町は駄目だったらそこまでやらないかんわけだ。にもかかわらずどうのこうのって。  私はこんなこと言いたくないけども、先般も全協のところで勝田町長、それから副町長、それから教育長、こんだけコロナによって出しますよとこうおっしゃった。大したもんだなというふうに思っとった。ところが、議会はどうされますかちゅって後で発言があったわけだな。町長に指示されて議員が出します出しませんという、そんなむちゃな話もないし変な話ないんですよ。  そんなことを思いながら私はこのたびの反対意見を述べるとこですけども、議会運営委員会、それから全員協議会、そして総務経済委員会、ここでは結論何にも出てないんですよね。だから10万とか20万じゃなくて、やっぱり全員が参加せないけない。そんで説明をしながら納得をして、議会というのは合議体ですよ。14人が合議してできた議会ですよ。そのことを全然やらんこに、賛成多数で人の給料を取るんですよ。反対した人にも金取るんですよ。そんなことが世の中であったらどうされますか。おかしいじゃないですか。私の給料、私は反対だったと。ところが、賛成が多かったからおまえの給料10万円ほど取るよ。そんな話があるんですか。悪い言い方ですれば、盗人言われても仕方のないような状況ということですで。そんなことをやって、議会いいですか。  先ほどもお話があったけども、よその町村はどこもやってないんですよ。海士町だけだ。あと確認をしてみますと、松江の市議会とかそれから邑南町とか私も心安かったもんだから電話して、おい、こういうことが発生しとるよと。そら何ですかと。それはもう議会じゃないですって。自治会長に任せなさいちゅうやな話。ほんなおまえさん、言ってくれやって。ところが、そんなことが言えるかや。ですからそういうことを皆さん方よく考えながら、賛否のときにはどげかいということですね。  まだまだ言いたいですけど、そのぐらいに私はしておきたいと思いますけども、その辺をひとつ考え合わせてやっていただきたいというふうに思います。以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原 充博君) 討論ですか。(「いや、意見です。発言させてください」と呼ぶ者あり)  どういう討論ですか。 ○議員(8番 川西 明徳君) ただいまの中で、不適切な発言がありましたので、訂正していただきたいと思います。
    ○議長(藤原 充博君) 内容はどうです。 ○議員(8番 川西 明徳君) 内容は、私は今回の提案については基本的に消極的ですけど賛成の立場です。賛成した者を盗人呼ばわりされた。訂正をお願いします。 ○議長(藤原 充博君) 岩田議員さん、どうされますか。 ○議員(13番 岩田 明人君) 多少私もちゅうちょいたしました。それから申し上げたところでございますが、私は訂正する考えはございません。 ○議長(藤原 充博君) 8番、川西委員。 ○議員(8番 川西 明徳君) 今の発言者は、この間まで議長をしておりました。その責任は重たいですよ。そんな言い逃れは許せません。議長として厳重に注意を求めます。 ○議長(藤原 充博君) 後ほどお話をします。  ほかに討論はありませんか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、発議第1号、奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についてを採決したいと思いますが、この採決については村尾明利議員外1名から記名投票にされたいとの要求と、岩田明人議員外1名から無記名投票にされたいとの要求が同時にあります。  したがって、いずれの方法によるかを会議規則第82条第2項の規定によって無記名投票で行います。  念のため申し上げます。記名投票に賛成する方は賛成、反対する方は反対と記載願います。  準備をいたしますので、しばらくお待ちください。  それでは、議場を閉鎖いたします。               〔議場閉鎖〕 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は13名であります。  次に、立会人を指名します。  会議規則第32条第2項の規定により、立会人に6番、石原武志議員、7番、藤原和範議員を指名します。  投票箱を点検いたします。               〔投票箱点検〕 ○議員(11番 村尾 明利君) 議長、再確認ですけど、記名投票にするのか無記名にするのかということですね。 ○議長(藤原 充博君) その内容は、記名投票に賛成する方は賛成、反対する方は反対と書いていただきます。まず記名投票をどういうふうにするか、それを決めます、最初に。このいわゆる表決じゃございません。どういうやり方でやるかということを最初に決定いたします。 ○議員(11番 村尾 明利君) 記名を賛成とする者は賛成と書くんですか。 ○議長(藤原 充博君) そうです。反対とする方は反対と書いていただきます。その後、本採決があります。(発言する者あり)  無記名投票の方は反対と書いていただきます。記名投票の方は賛成と書いていただければいいです。(発言する者あり)そうです。  では、投票用紙を配付いたします。              〔投票用紙配付〕 ○議長(藤原 充博君) もう一度念のために申し上げます。  記名投票に賛成の方は賛成、記名投票に反対の方は反対と記載願います。賛否が分からない分については、投票は否というふうにみなします。  投票用紙の配付漏れはありませんか。ありますか、皆さん。  配付漏れなしと認めます。  ただいまから投票を行います。1番議員から順番に投票願います。(発言する者あり)  立会人は開票のときです。でしょう。いいか。(発言する者あり)じゃ出てください。いいです。  投票は1番からやってもらいます。まだ投票はしないでください。そこで立会人としてお座りください。  1番、田食議員、2番、糸原議員、3番、景山議員、4番、土屋議員、5番、内田議員、6番、石原武志議員、7番、藤原和範議員、8番、川西議員、10番、内田精彦議員、11番、村尾議員、12番、大垣議員、13番、岩田議員。  投票漏れはありませんか。  投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。  直ちに開票をお願いいたします。  立会人の石原武志議員及び藤原和範議員は開票の立会いをお願いいたします。               〔開  票〕 ○議長(藤原 充博君) 投票の結果を報告いたします。  投票総数12票、有効投票12票、無効投票ゼロです。  有効投票のうち、賛成8票、反対4票。  以上のとおり、賛成が多数であります。したがって、追加日程第1、発議第1号、奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についての採決方法は、記名投票で行うことに決しました。  立会人は議席へお帰りください。  議場の閉鎖を解きます。               〔議場開鎖〕 ○議長(藤原 充博君) これより追加日程第1、発議第1号、奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  この採決は記名投票で行います。  議場を閉鎖します。               〔議場閉鎖〕 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は13名であります。  次に、立会人を指名します。  会議規則第32条第2項の規定により、立会人に8番、川西明徳議員、10番、内田精彦議員を指名します。  投票箱を点検いたします。               〔投票箱点検〕 ○議長(藤原 充博君) 異状なしと認めます。  では、投票用紙を配付いたします。              〔投票用紙配付〕 ○議長(藤原 充博君) 念のために申し上げます。今回は記名式であります。本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載し、自己の氏名も併せて記載願います。  なお、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は否とみなします。  投票用紙の配付漏れはありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 配付漏れなしと認めます。  ただいまから投票を行います。1番議員から順番に投票願います。  1番、田食議員、2番、糸原議員、3番、景山議員、4番、土屋議員、5番、内田雅人議員、6番、石原議員、7番、藤原和範議員、8番、川西議員、10番、内田精彦議員、11番、村尾議員、12番、大垣議員、13番、岩田議員。  投票漏れはありませんか。  投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。  直ちに開票を行います。  立会人の川西明徳議員及び内田精彦議員は開票の立会いをお願いいたします。               〔開  票〕 ○議長(藤原 充博君) 投票の結果を報告いたします。  投票総数12票、有効投票12票、無効投票ゼロ票です。  有効投票のうち、賛成9票、反対3票。以上のとおり、賛成が多数であります。  したがって、追加日程第1、発議第1号、奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。  立会人は自席へお帰りください。  議場の閉鎖を解きます。               〔議場開鎖〕 ○議長(藤原 充博君) 議会から執行部へ提言をいたします。  6月定例会で可決した一般会計補正予算(第2号)による議会行政視察費77万円、会議中止による費用弁償等61万円の計138万円の予算減額に加え、議員報酬147万円の減額が今決定いたしました。合計285万円については、議場のコロナ対策を含め新型コロナウイルス感染症対策等に係る費用の一部として有効に活用いただきますとともに、またどのような対策、対応に活用されたかを御報告いただきますよう申し添えます。   ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 充博君) 以上をもちまして本臨時会に付議されました議案の審議は全て終了いたしました。  これにて令和2年第2回奥出雲町議会臨時会を閉会とします。御苦労さまでした。             午後2時22分閉会   ───────────────────────────────...