奥出雲町議会 > 2020-06-15 >
令和 2年第2回定例会(第1日 6月15日)

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  1. 奥出雲町議会 2020-06-15
    令和 2年第2回定例会(第1日 6月15日)


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    最終取得日: 2023-04-28
    令和 2年第2回定例会(第1日 6月15日) 奥出雲町告示第115号  令和2年奥出雲町議会6月定例会を次のとおり招集する。    令和2年6月1日                        奥出雲町長 勝 田 康 則                  記 1.期 日  令和2年6月15日 2.場 所  奥出雲町議会議場   ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員      田 食 道 弘君         糸 原 壽 之君      景 山 利 則君         土 屋 武 雄君      内 田 雅 人君         石 原 武 志君      藤 原 和 範君         川 西 明 徳君      内 田 精 彦君         村 尾 明 利君      大 垣 照 子君         岩 田 明 人君      藤 原 充 博君   ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員      内 田   勇君   ───────────────────────────────
      ──────────────────────────────────── 令和2年 6月(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第1日)                          令和2年6月15日(月曜日) ────────────────────────────────────             議事日程(第1号)                    令和2年6月15日 午前9時30分開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 町長提出議案提案理由の説明  日程第4 議案第36号 奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第5 議案第37号 奥出雲町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について  日程第6 議案第38号 奥出雲町手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 議案第39号 奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について  日程第8 報告第1号 令和元年度奥出雲繰越明許費繰越計算書について  日程第9 議案第40号 令和2年度奥出雲一般会計補正予算(第2号)提出について  日程第10 議案第41号 令和2年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第11 議案第42号 令和2年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第12 議案第43号 令和2年度奥出雲仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第13 議案第44号 令和2年度奥出雲水道事業会計補正予算(第1号)提出について  日程第14 議案第45号 財産の取得について(除雪ドーザ)  日程第15 同意第26号 布勢財産管理委員の選任について  日程第16 同意第27号 三沢財産管理委員の選任について  日程第17 報告第2号 令和元年度株式会社奥出雲振興事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  日程第18 報告第3号 令和元年度奥出雲仁多米株式会社事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  日程第19 報告第4号 令和元年度株式会社仁多堆肥センター事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  日程第20 報告第5号 令和元年度一般社団法人奥出雲農業公社事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  日程第21 報告第6号 令和元年度有限会社奥出雲椎茸事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  日程第22 報告第7号 令和元年度株式会社舞茸奥出雲事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  日程第23 報告第8号 令和元年度奥出雲土地開発公社事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について    ───────────────────────────────            本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 町長提出議案提案理由の説明  日程第4 議案第36号 奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第5 議案第37号 奥出雲町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について  日程第6 議案第38号 奥出雲町手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 議案第39号 奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について  日程第8 報告第1号 令和元年度奥出雲繰越明許費繰越計算書について  日程第9 議案第40号 令和2年度奥出雲一般会計補正予算(第2号)提出について  日程第10 議案第41号 令和2年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第11 議案第42号 令和2年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第12 議案第43号 令和2年度奥出雲仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第13 議案第44号 令和2年度奥出雲水道事業会計補正予算(第1号)提出について  日程第14 議案第45号 財産の取得について(除雪ドーザ)  日程第15 同意第26号 布勢財産管理委員の選任について  日程第16 同意第27号 三沢財産管理委員の選任について  日程第17 報告第2号 令和元年度株式会社奥出雲振興事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  日程第18 報告第3号 令和元年度奥出雲仁多米株式会社事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  日程第19 報告第4号 令和元年度株式会社仁多堆肥センター事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  日程第20 報告第5号 令和元年度一般社団法人奥出雲農業公社事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  日程第21 報告第6号 令和元年度有限会社奥出雲椎茸事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  日程第22 報告第7号 令和元年度株式会社舞茸奥出雲事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  日程第23 報告第8号 令和元年度奥出雲土地開発公社事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について   ───────────────────────────────              出席議員(13名)     1番 田 食 道 弘君     2番 糸 原 壽 之君     3番 景 山 利 則君     4番 土 屋 武 雄君     5番 内 田 雅 人君     6番 石 原 武 志君     7番 藤 原 和 範君     8番 川 西 明 徳君     10番 内 田 精 彦君     11番 村 尾 明 利君     12番 大 垣 照 子君     13番 岩 田 明 人君     14番 藤 原 充 博君   ───────────────────────────────              欠席議員(1名)     9番 内 田   勇君   ───────────────────────────────              欠  員(なし)   ───────────────────────────────             事務局出席職員職氏名 局長 ───── 石 原 重 夫君  企画員 ──── 石 原 達 也君   ───────────────────────────────           説明のため出席した者の職氏名 町長 ───── 勝 田 康 則君  副町長 ──── 藤 原   努君 総務課長 ─── 森 長 洋 二君  企画財政課長 ─ 江 角   啓君 町民課長 ─── 堀 谷 智 樹君  商工観光課長 ─ 本 山 宏 人君 健康福祉課長 ─ 杠   康 彦君  農業振興課長 ─ 荒 川 佳 史君 水道課長 ─── 千 原 明 浩君 地域づくり推進課長 ───────────────── 高 尾 昭 浩君 教育魅力課長 ─ 永 瀬 克 己君  農林土木課長 ─ 秋 田 和 浩君 結婚・子育て応援課長 ──────────────── 吉 川 明 広君 建設課長 ─── 松 原 三 美君   ───────────────────────────────             午前9時34分開会 ○議長(藤原 充博君) おはようございます。  先月末、新型コロナウイルス流行に伴う緊急事態宣言が約1か月半ぶりに全面解除されました。しかしながら、感染リスクがゼロになったということではありません。町民の皆様には、引き続き感染予防に努めていただきたいと思います。  議会といたしましても、先月開催の第1回臨時会と同様に、議案審議予算審議を滞りなく進めていくための新型コロナウイルス感染症対策として、三密を避けるために議員間の間隔をできる限り広く取り、行政側には町長、副町長をはじめ議案に関する部門につき出席を求めることとしております。  また、議員の皆様には、行政当局が給付金などのコロナ対応を万全に取り組めるようにと配慮され、当初予定していました議員の特権である一般質問を自粛されたことについて深く感謝を申し上げます。町民の皆様の傍聴につきましても、通常の傍聴席30席を20席に減らして間隔を空けるようにするとともに、仁多庁舎、横田庁舎の町民室にて議会を生中継し、町民の皆様の便宜を図っております。  各議事の間にできる限り休息時間を取り、議場の換気などを行います。通常の議場の雰囲気と議事の進行が異なってはおりますが、議員各位行政当局の御協力をお願いいたします。  それでは、早速入ります。  ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年奥出雲町議会6月定例会を開会いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  監査委員から、令和元年度4月分及び令和2年度4月分の例月現金出納検査の結果について、別紙のとおり報告がありました。  以上で諸般の報告を終わります。  これより議事に入ります。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第1 会議録署名議員の指名
    ○議長(藤原 充博君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によりまして、2番、糸原壽之議員、3番、景山利則議員の両名を指名いたします。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第2 会期の決定 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第2、会期の決定についてお諮りをいたします。  今期定例会の会期は、本日6月15日から6月24日までの10日間とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から6月24日までの10日間とすることに決しました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第3 町長提出議案提案理由の説明 ○議長(藤原 充博君) 日程第3、町長提出議案提案理由の説明について、町長より、提出議案提案理由の説明などについて申し述べたい旨申出がありますので、これを許します。  勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 令和2年6月定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ちまして、町行政の最近の動向について説明し、併せて所信の一端を申し上げ、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  初めに、6月議会開会に当たり、新型コロナウイルス感染症対策として、議会におかれましては、議会日程を大幅に縮減いただき、一般質問の取りやめ、議場における三密を回避されるなどの議会運営、また、予算におきましても、行政視察の見合わせなど一般財源の捻出に御配慮を賜り、お礼を申し上げます。  新型コロナウイルス感染症につきましては、緊急事態宣言の解除を受け、島根県ではこれまでと同様、三つの密の回避など、基本的な感染症対策の徹底を行いつつ、今月1日からは外出自粛要請の一部解除、イベントなどの開催可否の目安など段階的な緩和が行われました。本町といたしましても、県の方針に沿って観光施設などの施設開放を行ったところです。現在、東京都、福岡県などにおいては第二波が懸念されておりますので、引き続き緊張感を持ちつつ、経済活動へも力を傾注してまいります。  また、このたび奥出雲町出身で広島にお住まいの若槻一夫様より、新型コロナウイルス感染症対策に使ってほしいと1,000万円の御寄附の申出をいただきました。先週8日に、広島で若槻様にお会いし、御寄附を頂戴したところでございます。この場をお借りしてお礼を申し上げますとともに、有効に活用させていただきたいと考えております。  次に、特別定額給付金についてであります。  本町は4月末に特別定額給付金対策室を設置し、オンラインによる申請受付を5月1日から、郵送申請受付を5月15日から開始いたしました。申請受付は6月11日時点で4,667世帯、96.6%、給付については、6月18日支払い予定分まで4,642世帯、96.1%となっており、迅速な給付に努めているところであります。引き続き申請されていない御家庭への働きかけなどを行い、できるだけ早期に全世帯へ給付できるよう努めてまいります。なお、給付されました10万円につきましては、ぜひ町内での消費喚起に御協力くださいますようお願いいたします。  次に、町三役の賞与の削減についてであります。  町内の地域経済の減退を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の影響を受けていらっしゃる町民の皆様とともにつらい状況を乗り切る覚悟を示し、こうした皆様への支援策に少しでも寄与できるよう、町三役として6月分の期末手当を削減することとし、今議会に条例改正案を提出しております。詳細につきましては、議案説明の際に行わせていただければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、商工業支援についてであります。  町内の事業者の皆様を対象とした緊急支援として、事業継続支援給付金飲食業等新型コロナウイルス対策事業を創設し、6月11日時点で事業継続支援給付金で51件、飲食業等新型コロナウイルス対策事業費で13件の交付を行いました。引き続き、国、県の制度も活用しながら、町内事業者の皆様が事業継続いただけるよう積極的な支援を行ってまいります。  次に、子育て支援についてであります。  国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、子育て世帯への臨時特別給付金が支給されます。令和2年3月31日現在、中学3年生以下の子供を養育する児童手当の受給者に対し、8月上旬に対象児童1人当たり1万円を給付する予定としております。  次に、奥出雲町の教育についてであります。  まず、新型コロナ感染症への対策につきましては、集団感染リスクを避けるため、各学校へ非接触型体温計など保健衛生用品を整備することとしております。また、今後も感染症や自然災害などによる臨時休業などの緊急時に家庭での学習が円滑に行えるよう、ICT機器の整備を行う考えであり、今般の補正予算に計上させていただいております。  次に、小・中学校の臨時休業につきましては、県内の感染状況などを踏まえ、5月18日から授業を再開したところでございますが、臨時休業により減少した授業時間の確保について、行事の見直しや夏休み期間の短縮などにより対応することとしており、学習の機会をしっかり確保してまいります。  次に、学校再編につきましては、3月の再編方針の一部を修正し、議会の中で御報告させていただきました。3月末から各校区別協議会を立ち上げ、議論を進める計画でありましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、いまだ機会が持てず、保護者の皆様、各地域の皆様には不安に思われていることと存じます。緊急事態宣言も解除されたことから、感染防止対策に努めながら、8月から9月を目途に全校区にて協議会を立ち上げさせていただきますので、御理解と御協力をお願いいたします。  なお、教育長の選任につきましては、現在人選を行っているところであり、町民の皆様には、いましばらくお時間をいただきますようお願いをいたします。  次に、町立奥出雲病院についてであります。  新型コロナウイルス感染症の島根県内での発生を受け、病院別棟に帰国者・接触者外来を設置し、発熱や症状など感染症の疑いのある方は一般外来と分けて診察を行っております。また、感染者の受入れも視野に、人工呼吸器2台を増設したところであります。現在、来院者の皆様全てに検温と問診を実施させていただいており、御不便、お手数をおかけしますが、御理解と御協力をお願いいたします。なお、入院患者様との面会を原則禁止としておりますが、現在パソコンなどを使ったオンライン面会が可能となりましたので、御利用ください。  次に、医師確保につきましては、島根大学の御支援により、7月から新たに1名の常勤医師にお勤めいただくことになりました。引き続き島根大学や島根県との関係強化、地域枠出身医師とのつながりを深めながら、医師確保に努めてまいります。  次に、病棟再編につきましては、3月議会で鈴木院長から説明がありましたとおり、奥出雲町の将来にわたって持続可能な医療と介護の充実は必要である一方で、介護療養病床についての廃止期限が迫っております。昨年度開催された奥出雲介護老人保健施設在り方検討会議においても、本町における介護サービスの中でこれまで老人保健施設が果たしてきた役割を再確認するとともに、在宅復帰が困難な要介護者が増加傾向にあることから、より医療の度合いが高い介護医療院の必要性を確認したところでございます。これらの議論を受け、院内において今後の病院の在り方を検討された結果、在宅復帰を目指したリハビリの提供及び長期療養生活、みとりまで幅広く対応するため、4階病棟を介護医療院に転換することが最も有効的であると結論づけられたことから、今後、年内を目途に転換に向けた準備を進めてまいります。なお、奥出雲介護老人保健施設の今後につきましては、引き続き、仁多福祉会をはじめ関係者とあらゆる方向から検討し、協議を進めてまいりたいと考えております。  次に、中山間地域等直接支払制度の棚田加算への取組についてであります。  昨年、棚田地域振興法が制定され、中山間地域等直接支払い交付金棚田地域振興活動加算が設けられました。この加算制度を活用することで、本町においては交付金が約1億円増加する見込みであることから、農家の皆様の所得を確保するため指定申請を行い、5月の20日に、島根県では初となる指定棚田地域に旧町村単位で9地区が認定をされました。今後は、地区ごとの指定棚田地域振興活動計画を作成し、集落協定の皆様が棚田地域振興活動加算に取り組んでいただけるよう進めてまいります。  次に、世界農業遺産への取組についてであります。  世界農業遺産への認定申請に係る承認申請につきましては、国の受付期間が7月29日まで延長となり、現在、申請書の内容に関し、世界的な重要性、農業システムの特異性を整理し、編集作業を行っております。申請のタイトルを「たたら製鉄が生んだ奥出雲の資源循環型農業」として、1次審査を通過できるよう、前回の審査の際に御指摘をいただきましたエビデンスや内容を精査し、世界的な重要性を御理解いただけるよう取り組んでまいります。  次に、消防防災についてであります。  本年も梅雨のシーズンを迎えましたが、町では、引き続き地震や風水害などの災害に備え、町民の皆様の安心・安全確保に努めてまいります。また、避難所における新型コロナウイルス感染症感染リスクが懸念されております。補正予算で、避難所における感染拡大防止のための室内用間仕切り、消毒液、非接触型体温計などの資材を整備するための経費も計上させていただいております。  本年度の島根県消防操法大会につきましては、新型コロナウイルス感染症感染拡大予防のため中止されることとなりました。大会出場に向け訓練を重ねていただいた亀嵩分団、横田分団のこれまでの取組に対し、敬意と感謝を申し上げます。  次に、長年、奥出雲町消防団長をお務めいただいておりました安部正教様には、令和2年の春の叙勲において瑞宝双光章の栄に浴されました。安部様には、40年以上にわたり消防団員として活躍され、平成19年4月から11年9か月、団長として消防の使命遂行に尽瘁されました。心よりお喜びを申し上げます。  3月に決算を迎えました第三セクターの決算状況についてであります。  後ほど担当課長から報告をさせますが、株式会社奥出雲振興は、経費を見直し、前期と比較しますと大幅な改善になりましたが、最終利益では、新型コロナ感染症の影響などもあり、残念ながら赤字決算となりました。また、有限会社奥出雲椎茸も、市場価格の低迷という外的要因に加え、冬場の需要期において収量が落ち込んだことで赤字決算となりました。今後は、3月に策定した経営改善計画を着実に実行してまいります。他の5社が黒字決算ではありますが、引き続き第三セクターの健全経営を促すとともに、雇用の確保と地域経済発展のため、可能な支援を行ってまいります。  それでは、今回提出いたしました一般会計補正予算案の概要について御説明を申し上げます。  今回の補正予算案の内容は、新型コロナウイルス感染症への対応のほか、森林環境譲与税関連事業7,151万3,000円などにより、歳入歳出総額を約1億7,400万円増額しております。その結果、補正後の一般会計の予算は150億9,400万円、前年度同期比105.8%となりました。このほか条例案4件、予算案4件、一般事件案11件を提出しております。  これらの提出議案の詳細につきましては、この後、担当課長から説明させますので、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げ、私の説明を終わります。 ○議長(藤原 充博君) 以上で町長提出議案提案理由の説明を終わります。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第4 議案第36号 から 日程第7 議案第39号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第4、議案第36号、奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第5、議案第37号、奥出雲町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について、日程第6、議案第38号、奥出雲町手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について、日程第7、議案第39号、奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、以上の4議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  初めに、森長総務課長。              〔総務課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第36号 奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について  議案第37号 奥出雲町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、堀谷町民課長。              〔町民課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第38号 奥出雲町手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、吉川結婚・子育て応援課長。           〔結婚・子育て応援課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第39号 奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより、ただいまの4議案に対する質疑を行います。  初めに、議案第36号について質疑を行います。質疑はございますか。  5番、内田議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 議案第36号、町長の6月の期末手当を全額136万円をと聞いております。それから副町長が50%、そして教育長が20%をカットするという議案を提出されております。思いを持っての議案提出だと思います。先ほど提案理由の説明で、町長も触れられておりますけども、後で示すということですが、どれだけの思いを持ってこの議案を提出されるのか、町長、副町長、十分この本会議場で思いを語っていただきたい、それをお聞きしたいと思います。  それから、これの分で具体的な使い道等はっきりしていらっしゃればお聞きしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  先ほど提案理由の説明の中で申し上げたつもりでございますが、やはり今回、私が夏の期末手当100%削減をさせていただきました。これについては、非常にかつてない新型コロナウイルス感染症が大きな地域経済に影響があるということで、どういう方面に活用するかというところでございますが、これは山陰中央新報では、やはりリハビリテーション学院の生徒対策というのが記事に載ったと思います。ある程度様々な分野に、私をはじめ、副町長そして教育長に対するカット分については、有効に活用させて痛みを分かち合えるというふうな思いでございます。ぜひとも御承認いただいて、このコロナウイルス対策をしっかりやってまいりたいというふうに思っております。  私自身のほうから申し上げますと、副町長、教育長に対しましては、他の町村もまだ正式な報道、一部はありますけれど、あまり大きく報道されておりません。私は副町長、教育長に対しては、一緒にじゃなくて、今回は見合わせたいというふうな思いで副町長、教育長と話をしましたら、やはり副町長、教育長も自ら、3人思いは同じだということで、率は若干違いましたけれども、いろいろな思いでカットしたところでございます。使途関係については、詳細は今のところでは申し上げられませんが、しっかりとコロナウイルス対策に活用させていただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 藤原副町長。 ○副町長(藤原 努君) ただいまの質問、覚悟のほどはというお尋ねでございます。町長の先ほどの答弁、あるいは提案要旨にもございましたように、この国難とも言うべきコロナの拡大防止、あるいはその影響を受けた皆様方と痛みを分かち合うという、そういう考えで町長から話があったときに、ぜひとも私もカットということで申し上げさせていただいたところでございます。  この対策につきましては、精いっぱい対応していくという覚悟でございます。また、使途につきましては、先ほど町長が申し上げられたとおりでございます。リハビリ学院をはじめとする町内の学生の支援、あるいは飲食業等を中心とする皆様方の支援ということに主に使われるものというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第37号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第38号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第39号について質疑を行います。質疑はございますか。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 先ほど提案前に訂正をいただきましたが、先ほどの説明の中での訂正された中核市の長というふうに申されましたが、改正案のほうには中核都市になっております。これは中核市という形で改正条例になるのでございましょうか、お聞きします。 ○議長(藤原 充博君) 吉川結婚・子育て応援課長。 ○結婚・子育て応援課長(吉川 明広君) ただいまの質問にお答えをいたします。  中核市で改正をさせていただきます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
                  〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの議案第36号から議案第39号の4議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号、議案第37号は総務経済常任委員会、また、議案第38号、議案第39号につきましては教育福祉常任委員会へ付託することに決しました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第8 報告第1号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第8、報告第1号、令和元年度奥出雲繰越明許費繰越計算書についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第1号 令和元年度奥出雲繰越明許費繰越計算書について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより、報告第1号について質疑を行います。質疑はございますか。  1番、田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 繰越計算書の一覧が議案についておりますけども、明らかにコロナ関連のことがあっての繰越明許なのかなということが類推されるものもありますけども、例えば農林水産業費の農業費にあります担い手確保・経営強化支援事業は2,814万4,000円、あるいはその下のところの農業水路等長寿命化・防災減災事業494万2,000円、農業基盤整備促進事業740万9,000円、それからちょっと下のほうへ行きますけども、商工費のほうで土砂災害ハザードマップ更新事業585万1,000円と、この辺りのものはどういった理由があって繰越しになるのか、その辺を説明してもらいたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 荒川農業振興課長。 ○農業振興課長(荒川 佳史君) ただいま御質問いただきました繰越明許費の農林水産業費のうち、農業費の中の担い手確保・経営強化支援事業につきまして御説明を申し上げます。  この事業につきましては、令和元年度の国の補正予算で成立をいたしました事業でございます。事業名は担い手確保・経営強化支援事業の補助金でございまして、先進的な農業経営の確立を意欲的に目指して、地域の担い手として農業機械ですとか施設の導入を目指す方に対する助成でございます。このたびの本町で取り組まれる方につきましては認定農業者の方でございまして、米穀乾燥調製施設、いわゆるミニライスセンターを1棟建設されまして、その中に乾燥調製施設を整備されるものでございます。これにつきましては、国の補正予算成立後に、町におきましては3月補正を計上させていただきまして、国の補正予算成立後に内示を受けまして、事業につきましては、繰越しを行って令和2年度に着手をするというものでございまして、現在は事業計画の妥当性審査の申請を行って、承認を受け次第実施を行っていく予定となっておるものでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 森長総務課長。 ○総務課長(森長 洋二君) ただいま御質問をいただいた、商工費の土砂災害ハザードマップの更新事業でございます。  この事業につきましては、昨年の12月の補正予算でお認めをいただきまして着手しておりますけれども、昨年示されました危険地域が新たにレッドゾーンになって、そういったものを載せて新たにハザードマップを活用するという事業でございますけれども、これの、いわゆる以前のハザードマップは航空写真の上に載せていましたけれども、これについては見えにくいとか分かりづらいとかいういろいろな議論がございまして、これの元となる製図、元図を何にするかという、航空写真であるのか、または住宅地図がいいじゃないかとかいろいろな中で、最終的に国土地理院の地図を利用したら、最新の地図を利用したらということで、今進めておりますが、これに関する使用許可とかそういったものの協議日数に要したために繰越しをさせていただいたところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 秋田農林土木課長。 ○農林土木課長(秋田 和浩君) 御質問いただきましたうち農業費の農業水路等長寿命化・防災減災事業、それから農業基盤整備促進事業、この2点についてお答えをいたします。  まず、農業水路等長寿命化・防災減災事業でありますが、事業の中身といたしましては、阿井地区川東水路の流路調査並びに設備設計業務、業務委託でございます。これにつきましては、財源といたしまして国の補正予算を一部用いております。その関係で、事業着手自体が遅くなったということがまず1点ございます。  それから、川東水路は阿井発電所の関係で一部水を使わせていただいております。かんがい期と非かんがい期におきまして流量が異なっております。もともと年2回の計測を予定しておりましたが、さらに、もう1回、回数を増やして対応することといたしたため、工期を延長して対応することといたしたものでございます。  それから、もう1点、農業基盤整備促進事業についてでございます。この工種、いろいろございまして、圃場の区画整理、それから水路の改修等を行うものでございますけれども、今回予定しておりましたものの中で、圃場の区画整理を予定しておりましたものがございます。そこで湧水が発生をしたということでございまして、これによりまして、工種の内容でございますが、切り盛り工を予定しておりましたものを盛土工に変更するというような修正を、変更をいたしております。そういったことの事業調整のために工事期間が延長されたことによる繰越しでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  以上で報告第1号を終わります。  ここで、しばらく休憩といたします。10時40分に再開。            午前10時35分休憩   ───────────────────────────────            午前10時41分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第9 議案第40号 から 日程第13 議案第44号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第9、議案第40号、令和2年度奥出雲一般会計補正予算(第2号)提出について、日程第10、議案第41号、令和2年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第11、議案第42号、令和2年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第12、議案第43号、令和2年度奥出雲仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第13、議案第44号、令和2年度奥出雲水道事業会計補正予算(第1号)提出について、以上の5議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  最初にお断りをいたします。議案第40号から議案第44号につきましては、予算特別委員会の付託案件とする予定ですので、提案理由の説明並びに議員各位の質疑は総括的なものにとどめられ、細部については全て予算特別委員会において説明と質疑を願います。  それでは、提案理由の説明を求めます。  最初に、江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第40号 令和2年度奥出雲一般会計補正予算(第2号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、杠健康福祉課長。             〔健康福祉課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第41号 令和2年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  議案第42号 令和2年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、秋田農林土木課長。             〔農林土木課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第43号 令和2年度奥出雲仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、千原水道課長。              〔水道課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第44号 令和2年度奥出雲水道事業会計補正予算(第1号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。  最初に、議案第40号について質疑を行います。質疑はございますか。  13番、岩田議員。 ○議員(13番 岩田 明人君) ちょっとお尋ねをしますけども、歳出の関係で、12ページ、いわゆる議会の分で赤が入っておるんですけど、これ、視察研修費があると思うんですけど、これ、どげなに足して金額幾らになるかちょっと確認したいと思います。 ○議長(藤原 充博君) どこが答えられますか、議会のほうですか、事務局。議会費だから事務局が答えるだか、企画財政か。  ほんなら、江角企画財政課長。 ○企画財政課長(江角 啓君) 御質問にお答えをいたします。  12ページの議会費の中の行政視察の金額ということでございますけれども、町長の施政方針のほうでも述べましたとおり、議会におかれましては一般財源の確保ということで、研修につきまして今回は見合わせるという方針を固められたところでございます。詳細につきましては、旅費がございますけども、この中の特別旅費の中に含まれておりますし、それから賃借料、これのものも含まれたものでございます。総額で100万ばかしを減額ということになっております。以上でございます。(「トータルで幾らになる」と呼ぶ者あり)トータルで118万5,000円でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございますか。  13番、岩田議員。 ○議員(13番 岩田 明人君) 118万5,000円ということになるんですが、これ、たしか議会の予算ということで、3月にもらってる、即もう6月には赤をということになると思うんだけど、結局、視察研修費というのは来年の3月までが一応計画ということになると思うんだけど、3月にやったやつ、何でもう6月できりっと切り替えてしまわないけんかということなんですけど、たまたま私は休んでおった関係で、議会のほうがどげな形だったかその辺よく分かりませんけど、一月間、いわゆる2か月ばかりでもうすぐ赤ですとしてしまうということは、まだ来年の3月までが一応予算計画になると思うんだけども、そう素早くそこへ切り替えていくということはちょっとおかしいんじゃねえかなという感じがしてるんです。  と同時に、他町村の関係でいきますと、この視察研修費というものを、このたびのコロナの関係で出しましょうというようなところも結構あるわけですけども、うちはもうそれを6月に切ってしまうということなんだけども、その辺の状況ちゅうのはどうですかいね。 ○議長(藤原 充博君) 執行部のほうよりも私のほうから御説明いたしますと、一応議員会等で、これは皆さんから内諾を得てやったことでございます。そして、皆様のほうには、一応どれだけの経費が議会費のほうへどういう内容のものが要ってるかという書類もお渡しをしております。その中から、こういうものをどうしましょうかというふうな、皆さんに御相談をかけて行ったものでございます。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 今、予算書と、それからこの概要書と、私大分比べて計算をいたしましたが、この概要書のほうに、町民の声を聞く会の開催が中止になったので19万1,000円の減額と、それから今言われた視察研修費の中止による減額ということで118万5,000円、これを足しますと137万6,000になるんですよ。ところが、こっちの予算書のほうで計算してみると、議会費の上のほうは給料とか一般職の関係の費用なんですけれども、この旅費とか需用費とか委託料、使用料及び賃借料の中から計算してみますと、この137万6,000円っていう金額にならないんですよね。どこからどういうふうにしてこの137万6,000円っていうのが出たのかちょっと説明をいただきたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 分かりました。今手元に資料ございませんので、もう一度きちんと予算委員会で話したいと思います。それでよろしいですか、申し訳ございません。  ほかにございませんか。  1番、田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 概要書のほうで書いてあります学校情報機器整備事業に関連して、総括的な質問をしたいと思います。  学校情報機器の整備事業については、小・中合わせて7,396万8,000円の今回補正がついております。先ほどの繰越明許でも学校のICT関連ありまして、非常に大きな金額を使って、国の政策の流れもありますし、またコロナの問題もありますので結構なことだとは思っておりますが、片方で、現在奥出雲町で展開されている情報奥出雲といいますか、情報通信網、この中で、情報奥出雲でインターネットサービスをやってもらっておりますけども、こちらのほう非常に不便だという話をかねがね聞いてもおりますし、一般質問等でも私に限らずほかの方もこれまで指摘をしてまいっておりますし、町としても毎年、今1億円ぐらいですかね、機器の小口端末とか、あるいは情報通信協会にあります機器の更新とかやっておられるということではありますが、ここに来てコロナ対策で、例えばテレワークとか、それからオンライン学習とか、あるいはインターネット会議、ウェブ会議、これは仕事に限らずいろいろな会議もあろうかと思います。さらにまた、非常に需要が高まっておりまして、通信速度のほうも、契約した例えば30メガbpsというのが、A、B、Cプランの真ん中でありますけども、その30メガbps、必ずしも保障はされないという条件ではあるにしても、プランAの8メガbpsにも至らないような通信速度にも落ちてしまうことも非常に多いということでありまして、この辺りで奥出雲町の情報通信協会のホームページ開いてみますと、動画などを多用したインターネットコンテンツもストレスなく楽しんでいただけるようになりましたというふうになっておりますけども、現在ちょっとそういうふうになってない状況に陥っているんじゃないかと思います。今回の補正の中には入っておりませんけども、今後の展開として早急にそのインターネット環境を整備していかないと大変大きな問題になります。例えば具体的に言えば情報通信料、インターネットの通信料を今のままでいいのかというようなこともあろうかと思います。  その辺りの考え方と、それから、学校において個別通信方式ということで補正予算の概要のところには書かれておりますけども、これはその情報通信協会のネットを使わないという意味合いなのか、その説明をお願いしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 江角企画財政課長。 ○企画財政課長(江角 啓君) それでは、私のほうからは、今回の補正に計上しております小・中学校のICTの整備事業についてお話をさせていただきたいと思います。  議員からお話がありましたとおり、繰越明許費の中にある予算、それから新たに補正2号でつけた予算、両方あるがということだったかと思います。まず、繰越明許費のほうの事業でございますけれども、これは議員おっしゃりますように奥出雲町のまさにインターネットを活用して、それぞれの小学校に無線のシステムを整備して、それを使用しての、どういいましょうか、ICTを活用した学習ができるようにということで当初計画したものでございます。その後、こういったコロナウイルス感染症が発生をいたしまして拡大をいたしました。学校等も臨時休業になったということから、家庭での学習でこういったICTを活用しようというふうなことにもなったわけでございます。その中で、国の補正予算として今度また新たに、前回の分はLANを使ったシステムだったわけですけども、今度はそれを介さないシステムも可能だというふうな補正予算の内容で出たわけでございます。  奥出雲町につきましては、先ほどおっしゃいましたように、LANにつきましてはある程度の容量が限られていてなかなか使い勝手が悪いというふうなお声もいただいております。そういったところで、今回は小学校の外を出て家庭での学習をする際にもストレスなく使えるようにということ、端末機が使えるようにということで個別の対応方式、言ってみれば携帯と同じような形で使用ができるようにWi−Fiの設備、LANの設備がなくても使用できるようにということで今回補正を計上させていただいたものでございます。  繰越明許費につきましては、一部は使用させていただきますけども、小・中学校へのLAN整備につきましては取りやめる方向で現在動いております。その代わりにLTEという方式、個別方式ですけども、これを使った整備を行っていこうということで新たに補正を計上させていただいたということでございますので、そのように御理解いただければと思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかに。  森長総務課長。 ○総務課長(森長 洋二君) ただいまの御質問お答えをいたします。  このたび、先ほど財政課長のほうから説明がありました学校関係については、携帯電話等の電波を活用されるというふうに聞いております。  また、いわゆるインターネットの容量につきましてでございます。御指摘がございましたように、一部やはり御利用の方からは遅いではないかという御意見もございます。実は、昨年を1とすれば1.3倍に、今年度から、予算をお認めいただきまして容量大きくをさせていただきました。ただ、御指摘のように、コロナの関係でオンライン会議であるとかテレワークとかいろいろな多様な生活様式が出てまいりました。これに今後対応しなければならないだろうというような、内部では考えがございますが、容量、利用の中身を見ますと、時間帯的に申し上げますと、午後9時あたりからはかなり容量がでかくなってまいりますが、昼間のいわゆる通信容量というのは、非常に空いている部分が多うございます。仕事であるとか学校であるとかそういった部分について、今後どのような、どのくらいの容量が見込まれるのか、現在の昼間の空いている容量で対応できるのか、果たして、また、夜いろいろな形でお使いになられる容量がどのくらいかというのを今後見込みながら、先ほど議員のほうから利用料金のことも、利用形態のこともございます。料金プランとかございました。こういったものも今後のいろいろな新しい生活様式を踏まえながら検討してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
    ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第41号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第42号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第43号について質疑を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第44号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの議案第40号から第44号までの5議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、予算特別委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第40号から第44号までの5議案につきましては、予算特別委員会へ付託することに決しました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第14 議案第45号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第14、議案第45号、財産の取得について(除雪ドーザ)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  松原建設課長。              〔建設課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第45号 財産の取得について(除雪ドーザ)   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。質疑はございますか。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) すみません、先ほど説明いただきましたが、11トンの分がどちらのほうへ配備されるのか、もう一度お答え願います。 ○議長(藤原 充博君) 松原課長。 ○建設課長(松原 三美君) 質問にお答えします。  8トン級については阿井地区、11トン級の機種については横田地区でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  10番、内田議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 説明いただきましたが、昨年と全く同じあれだと思います。昨年も、5月23日ですか、入札されたと思います。今年は11万円ほどどうも安くなっておるというふうなことでございますが、さっき話がございましたが、11トンと8トン車ですか、ということで、このカタログ見ますと、去年と同じカタログなんですが、要するにコマツ製いうことなんですかね、この図面とか、この書いてあるとこを見ますと。これはコマツ製を指定されて入札、見積りいいますか入札されたものなのかどうか、その辺のことについて伺います。 ○議長(藤原 充博君) 松原建設課長。 ○建設課長(松原 三美君) 質問にお答えします。  まず、入札については、4社のほうから設計に基づく元の参考見積りを徴しておりまして、コマツに限ったというわけではございません。仕様とかそこら辺を示しまして、それに基づく見積りを徴しております。  あと、金額についてでございますが、諸経費とかそこら辺について変更が出ておりますので、同じ機種で求めましてもちょっと若干違うと、あと、仕様についても若干変わっておるということでございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようですので、質疑を終わります。  続いて、討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第45号について、討論を終わります。  これより採決をいたします。  日程第14、議案第45号、財産の取得について(除雪ドーザ)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第15 同意第26号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第15、同意第26号、布勢財産管理委員の選任についてを議題といたします。  13番、岩田明人議員に申し上げます。岩田議員におかれては、本同意議案について、地方自治法第117条の規定による除斥に該当いたしますので、その旨、御了承願います。  ここで岩田議員の退場を求めます。            〔13番 岩田明人君退場〕 ○議長(藤原 充博君) 同意第26号、布勢財産管理委員の選任について、提案理由の説明を求めます。  森長総務課長。              〔総務課長説明〕   ───────────────────────────────  同意第26号 布勢財産管理委員の選任について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  これより、討論を行います。  同意第26号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、同意第26号について、討論を終わります。  これより採決を行います。  なお、本議案には委員候補7名が列記されておりますが、同意議案でありますので、1名ずつの採決が原則になります。ただし、御異議がなければ一括して簡易採決を行いたく思います。  お諮りをいたします。委員の同意につきましては、7名一括して簡易採決することに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議ございませんので、一括して簡易採決いたします。  日程第15、同意第26号、布勢財産管理委員の選任について採決を行います。  委員7名の選任について、原案のとおり同意することに御異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 異議なしと認めます。よって、7名は、原案のとおり同意されました。  ここで、岩田議員の復席を認めます。  岩田議員、お帰りください。            〔13番 岩田明人君入場〕 ○議長(藤原 充博君) 岩田議員に申し上げます。布勢財産管理委員の選任については、原案のとおり同意されましたので、御報告いたします。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第16 同意第27号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第16、同意第27号、三沢財産管理委員の選任についてを議題といたします。  3番、景山利則議員に申し上げます。景山議員におかれましては、本同意議案について、地方自治法第117条の規定による除斥に該当いたしますので、その旨、御了承願います。  ここで、景山議員の退場を求めます。            〔3番 景山利則君退場〕 ○議長(藤原 充博君) 同意第27号、三沢財産管理委員の選任について、提案理由の説明を求めます。  森長総務課長。              〔総務課長説明〕   ───────────────────────────────  同意第27号 三沢財産管理委員の選任について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。
     これより質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  同意第27号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、同意27号について、討論を終わります。  これより採決を行います。  なお、本議案につきましても、同意第26号と同様に一括して簡易採決を行いたく思います。  お諮りをいたします。委員の同意につきましては、7名一括して簡易採決することに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議ございませんので、一括して簡易採決いたします。  日程第16、同意第27号、三沢財産管理委員の選任について採決を行います。  委員7名の選任について、原案のとおり同意することに御異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 異議なしと認めます。よって、7名は、原案のとおり同意されました。  ここで、景山議員の復席を認めます。  景山議員、お帰りください。            〔3番 景山利則君入場〕 ○議長(藤原 充博君) 景山議員に申し上げます。三沢財産管理委員の選任については、原案のとおり同意されましたので御報告申し上げます。  ここで、しばらく休憩といたします。1時ちょうど、13時00分に再開いたします。            午前11時36分休憩   ───────────────────────────────            午後 0時59分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第17 報告第2号 から 日程第23 報告第8号 ○議長(藤原 充博君) 日程第17、報告第2号、令和元年度株式会社奥出雲振興事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について、日程第18、報告第3号、令和元年度奥出雲仁多米株式会社事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について、日程第19、報告第4号、令和元年度株式会社仁多堆肥センター事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について、日程第20、報告第5号、令和元年度一般社団法人奥出雲農業公社事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について、日程第21、報告第6号、令和元年度有限会社奥出雲椎茸事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について、日程第22、報告第7号、令和元年度株式会社舞茸奥出雲事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について、日程第23、報告第8号、令和元年度奥出雲土地開発公社事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について、以上の7議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  本議案につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、地方自治法第221条第3項の奥出雲町の出資法人より、政令で定めるその経営状況を説明する書類が本定例会に提出されております。  報告第2号から報告第8号までを、順を追って担当課別に提出書類の説明を願います。  なお、議員各位におかれましては、申合せのとおり簡潔明瞭な質疑に御配慮願います。また、課題のある法人に関しては、詳細な質疑を後日別の機会を設けて審議いたしたいと思いますので御了承願います。  最初に、報告第2号について説明を求めます。  本山商工観光課長。             〔商工観光課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第2号 令和元年度株式会社奥出雲振興事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、報告第3号、報告第4号、報告第5号について説明を求めます。  荒川農業振興課長。             〔農業振興課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第3号 令和元年度奥出雲仁多米株式会社事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  報告第4号 令和元年度株式会社仁多堆肥センター事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  報告第5号 令和元年度一般社団法人奥出雲農業公社事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、報告第6号、報告第7号について説明を求めます。  秋田農林土木課長。             〔農林土木課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第6号 令和元年度有限会社奥出雲椎茸事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について  報告第7号 令和元年度株式会社舞茸奥出雲事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続いて、報告第8号について説明を求めます。  松原建設課長。              〔建設課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第8号 令和元年度奥出雲土地開発公社事業報告並びに収支決算及び令和2年度事業計画並びに収支予算について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提出書類の説明を終わります。  ここでしばらく休憩といたします。14時40分開始で行います。             午後2時28分休憩   ───────────────────────────────             午後2時41分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  先ほどの報告書についての質疑を行います。  なお、質疑は提出書類から読み取れる範囲とされ、個々の勘定科目内容など詳細な質疑は、後日、担当課に直接お尋ねください。  最初に、報告第2号について質疑を行います。質疑はございますか。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 二、三点ちょっと聞きたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) ちょっと1点ずつにしていただけますか。 ○議員(12番 大垣 照子君) はい。1ページですけれども、各施設報告のところ、玉峰山荘のところ、一番下に書いてありますが、去年の決算報告を見ますと、30年度と29年度の入館者数、それから30年度のこれは日帰り人数になってますが、昨年前期の報告書では入場者数、入湯者になっておりますが、そこの人数がちょっと違う。それから宿泊人数も29年度の人数が今回書かれた決算書とちょっと違いますけれども、これはどういうことなんでしょうか。30年度が入館者数が10万6,528人、これが30年度の決算書を見ますと11万3,611人になってまして、29年度の場合は今回の決算書が10万5,480人、それが29年度は11万1,062人なってまして、5,000人から7,000人の違いがありますので、これがちょっとどういうことなのかっていうことと、それから日帰り人数のところの30年度分につきましては、9万5,753人が30年度、前期の報告書では9万7,398人、これも1,600人ぐらい違いが出てます。それと宿泊人数のところの29年度の分が、今回の報告は1万1,417人ですけれど、30年度の決算書を見ますと1万1,916人で500人弱ぐらいちょっと違っておりますけれども、これはどういうことなのかお聞きいたします。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 先ほどの御質問にお答えをいたします。  ちょっと会社のほうへ確認を取りまして、後日御報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 充博君) 続いて、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) それと、2ページのところの文章で書かれた部分のところなんですけれども、コストの管理を徹底したということで、人件費のところ、調理、清掃の外部委託費含むというふうになっておりますが、これの総売上げに対して41.2%だったものを、34.1%まで改善することができたというふうに報告されております。このことについて、人件費で厨房関係も入ってるということでございますが、人件費がマイナス7.1%というふうになっておりますけれども、これは人員削減をしたのか、それとも個々の賃金を下げるなんてことはないと思いますけれども、それはどういうふうなことになってるのか、お伺いをいたします。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 先ほどの人件費の御質問にお答えをいたします。  人件費につきましては、人員を削減をしたということではございませんで、例えば昨年度までは調理の関係、厨房の関係でございますね、これを業務委託をしておりました。この関係を改善をさせていただいて直営でやっておりますが、その関連で人件費が減った、あるいはその前年度よりも減って改善をしたということでございます。特に人員的に人数が減ったということではございません。平成29年度の人数は、パート社員、嘱託を含めまして70名弱の人数がおります。平成30年も約70名の人数でやっております。今期、元年度につきましても71名だったと思いますけども、全体的には人数を減らした形での運営はしておりません。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) ちょっと今の答弁でもう一回聞きたいんですけれども、平成29年度にパートとか嘱託などで70人ということで、30年度も70人、令和元年度が71人ということで1人増えてるということですが、29年度の70人っていうのは、パート、嘱託さんだけ、正社員の方はここへ入ってないんでしょうか、入って70人なんでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 先ほどの御質問でございます。  手元に資料を準備しておりまして、先ほど申し上げました70人というのは、パート、バイトのみでございました。改めて申し上げますと、平成29年の4月1日につきましては、従業員数が108名でございます。そのうち社員が21名、嘱託員17名、パート、アルバイトが70名、これが内訳でございます。平成30年4月1日でございますが、同じく108名でございます。社員が21名、嘱託員が13名、パート、バイトが若干増えておりまして74名でございます。元年度でございますが、従業員102名で若干減っております。社員17名、これは29年度当時と同じ人数でございます。それから嘱託員12名、減っております。パート、バイトについては73名で1名の減でございます。若干御指摘のように減っておりますが、コンサルタントのほうへ業務委託をした関係で、総支配人、それから料理長等につきましては、業務委託のほうでその予算が計上してあります。そういった関係で人件費部分という会計処理の関係で、その辺りについては減ったということの報告になろうかと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) そうしますと、今、支配人とコンサルの方は嘱託費で出してるということでございますが、嘱託費が400万ぐらい、30年度と比較すると上がってますが、これがいわゆるコンサル料になるわけでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 先ほどの御質問にお答えをいたします。  嘱託費といいますか、業務委託費のほうでございますが、そちらのほうに計上がしてあります。本日の資料でいきますと6ページ目でございます。この業務委託費というのは、経営改善をする中で、いろいろなくなった部分あるいはプラスになった部分、いろいろ要因がございまして、例えば先ほど御指摘のようにコンサルタントへの業務委託費もあれば、昨年まで厨房のほうを業務委託をしておりました、昨年の10月から厨房の業務委託を直営でやるようになりましたので、その約半年部分の業務委託費がここへ入っておったり、あと経営改善の中で、掃除の関係を今まで業務委託で掃除をやっていたものを直営でやったりしております。そういった新たに追加になった業務委託、途中で取りやめた業務委託、そういったものをプラス・マイナスした結果がここに出ております3,300万円ばかりの数字を計上しております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございますか。  5番、内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 5番。1点、事業計画についてお聞きします。売上計画です、11ページですけども。先ほど課長のほうに御説明いただきましたが、総括の下のほうにありますけども、今年度、通常の経営、一番下にありますが、経営改善策に基づいた目標数値を事業計画としたということで、そのままの数字になっておりますが、これが果たしてどうかなというふうに思います。今年度については、こちらありますけども、4月、5月大きく売上げ減と。明らかに新型コロナウイルスの影響が出るっていうことが今の時点で分かっておりまして、6月にしても7月にしてもなかなか難しい状況ではないかという中で、実態とかなり離れた計画になるんじゃないかなと、そういう売上計画で果たしていいのだろうかと思いますが、現場のほうではちゃんと目標、現状に合わせて立てられてるのかもしれませんけども、そういうのが本当に必要なんではないか、人件費とかそういうとこもちょっと変わってくると思いますので、秋以降、一気にまた盛り返したいとか、月別でいろいろ目標設定とか細かくされてると思うんですが、そこら辺が必要ではないかという質問です。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 令和2年度の事業計画の御質問でございます。  議員御指摘のように、現在、当初の3年間の経営的な計画を今回載せております。御指摘のように、現場では毎月1回、我々と一緒になって経営改善会議をしております。それは社長も一緒でございますが。そういった中で、今後この計画を、状況、コロナウイルスの出口がまだはっきりと分かりませんが、いつ完全に終息するかも分からない中で、月最低1回、経営改善会議を役場のほうで行っております。その中で、今後実態に合ったもの、あるいは利益を出せるような形で、その都度その都度検討をして実践をしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解のほどをよろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  1番、田食議員。
    ○議員(1番 田食 道弘君) 先ほどの内田議員さんの質問に関連しますが、事業報告の中で、総括にあります特産市を含めた4事業所全体の3月単月の売上げは、前年に対して831万2,000円の減、あるいは事業計画のほうの総括で、新型コロナウイルスによる影響で、既に4、5月で大きく売上げ減というふうになっておりますけども、具体的にはコロナ関係でいいます5割減とか2割減とか、どれぐらいの減になったかというものが示していただいたら。仮に5割減ということであれば、持続化給付金の対象になるのかどうなのかという、その辺りを説明をお願いします。 ○議長(藤原 充博君) いいですか、どっちですか。  本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 御質問にお答えいたします。  具体的な減のコロナに関連する4月、5月の状況でございますが、今、手元にございますのが玉峰山荘の資料がございます。これでいきますと、4月でいきますと、宿泊、レストラン、宴会、温泉、売店等全部含めますと、2019年の4月の売上げが約3,200万ございます。それが今年度の4月は600万ばかりというふうな状況でございます。5月に参りますと、昨年の5月が約3,500万あります。それが今年の5月は200万弱というような数字でございます。  議員御指摘のように、5割以上の減はそういう状況になっておりますが、これは国の交付金を申請したり、現場のほうではそういったことをやっております。今後、国の施策のほうで、どういった施策が出るか分かりませんが、そういった国や県の、県でももしあればですが、そういった事業を活用して、できるだけ収入のほうの数字を増やしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございますか。  田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 質問しておりましたので、3月はどうでしたでしょうか。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 失礼いたしました。3月につきましては、昨年の3月、3,500万ばかりでございますが、今年の3月につきましては2,300万でございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  10番、内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) ちょっと確認させてください。13ページ、すみません。13ページの真ん中の辺のとこの斐乃上荘のとこですが、pH9.8の高アルカリ性って書いてございますが、今まで私の認識では、斐乃上荘については9.9ということで、一番濃度の高いアルカリ性いうことで認識をしておったんですが、これ9.8に間違いございませんか。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 先ほどの御質問にお答えをいたします。  私の記憶では9.8というふうに思っておりますが、現場の斐乃上荘のほうに泉質が掲げてありますので、確認をさせていただきまして、また後日、御報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 充博君) 10番、内田議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) また確認していただきたいと思いますが、私もちょっと調べたところ、船通山、あの辺りには2か所、泉源、温泉の検査いいますか、調査しておられると思います。その中で9.9と9.8の数字が出ておったと思います。9.8いうたら佐白の温泉もたしか9.8だというふうに思います。確認してまた教えてください。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続いて、報告第3号について質疑を行います。質疑はございますか。  8番、川西議員。 ○議員(8番 川西 明徳君) 昨年度の実績には寄附がなされたということで、今年も計画に対して期待をするところでありますが、私一つ、気になる数字でございますが、いわゆる販売単価の加重平均で498円ということで高くなってます。今、米の価格情勢はどうかといいますと、コロナが先ほど来、話題になってますが、外食を中心に消費が減ってるそうなんです。  もう一つ気になるのは、この騒動が起きる前から、今年の米の値段ですが、簡単に言いますが、先物の値段が出ないという情勢であります。ですから、今回この取組に当たって事業を実施されるときに特に気をつけてほしいのは、高めの設定で金、いわゆる使う金が決められております。したがって、せめて四半期ごとに修正かけれるような金の使い方を求めたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 分かりますか。  荒川農業振興課長。 ○農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  令和2年度の販売単価につきまして、昨年よりも高めの設定をいたしておりまして、これについて大丈夫かということでございまして、御質問いただきましたように、現在、お米については飽和状態にございますし、全国の米の作付面積も前年とほぼ変わりません。あまり昨年よりも少なめられたところは少のうございます。また、当雲南管内におきましても、当初作付面積の中の酒米の面積が約33ヘクタール、うるち米のほうに替わっておりまして、今後、お米の値段がどうなるかというところはございます。したがいまして、御質問に対しましてですけども、毎月、仁多米販売会社におきましては、今の期末の月ごとの棚卸しと次の月の販売計画、それらについて、それから販売促進の会議を行っておりますので、そういうところで状況を見ながら、御指摘のように調整が可能になるような形での推進を図ってまいりたいというふうに思っておるところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第4号について質疑を行います。質疑はございますか。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 堆肥センターのストックヤードの件ですけれども、今回、明日、予算委員会ありますけれども、500万円のストックヤード整備費が減額されておりますが、これを見ますと、毎年毎年、散布面積が広がっております。ということは、それなりに堆肥もつくってストックヤードの中へ入れとかないといけないと思いますが、そこら辺は大丈夫なんでしょうか。そのストックヤードの整備は早急に必要じゃないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 荒川農業振興課長。 ○農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  議員御指摘のとおり、堆肥の散布の需要は特に多くなってきております。特に畜産農家も年々少しずつ減ってきておりまして、そういった方々も堆肥散布というのはお願いをされる状況でございます。町といたしましてもストックヤードを整備をいたしまして、水稲作付期間にある程度ストックを多くすることによって、秋散布、春散布ということを支障がなくできるように考えとるところでございます。ただし、これにつきましては非常に場所のことと、それから大きな事業費を伴いますので、当然中期計画にものせておりますけども、国庫補助事業または県単補助事業を活用しなければなかなか難しい状況でございます。  こういった中にございまして、元年度におきまして、3月補正でも後送りという形で減額もさせていただきました。これは国の補助事業の事業要件に乗らなかったと、事業実施主体要件がクラスター事業で乗らなかったということで、現在は県の新しい事業、産地創生事業での計画を畜産を主といたしました地域循環型農業の中で堆肥センターの整備をして、安心して皆様方に散布をいただくという計画を当初いたしておりましたですけども、事業計画を進める際におきまして、これもまた事業実施主体要件と、それから畜産振興をするに当たって、堆肥センターの強化というのは、どちらかといいますと仁多米の振興に近いということでございまして、それで補正予算のほうでもちょっと計上させていただいとるとこでございまして、何かいい補助事業を早急に見つけまして、ストックヤードにつきましては体制を整備をしていかなければならないと思っております。  また、マニュアスプレッダー等の散布機につきましても検討をいたすとこでございますし、それから今後のことでございますけども、併せまして堆肥のペレット化についても検討を行いまして、ブロードキャスター等で散布が、法人であったり個人の方でもできやすいような形も現在検討するような方向で進めているとこでございまして、非常に大きな問題であるということは認識をさせていただいとるところでございます。  今後、なるべく早く農業者の皆様方が安心して堆肥散布していただきますよう、申込みをしていただきますよう、取組を進めてまいりたいというふうに思っとるところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第5号について質疑を行います。質疑はございますか。農業公社関係です。ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第6号について質疑を行います。質疑はございませんか。シイタケ関係です。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第7号について質疑を行います。質疑はございますか。マイタケです。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第8号について質疑を行います。質疑はございますか。開発公社です。  13番、岩田議員。 ○議員(13番 岩田 明人君) ちょっと確認ですけども、開発公社の関係で、例の鳥上の運動公園、これはページ数は10ページですね。それから伝統会館の関係、これだけが当初の5億4,000万の中の残額になるんですかいね、どげですかいね。当初、開発公社の借金ということであったんだけど。もうこれだけですか。ちょっと確認します。 ○議長(藤原 充博君) 松原建設課長。 ○建設課長(松原 三美君) 御質問にお答えいたします。  今年度、1,000万の債務のほうをいただきますと、残り5,000万、これが資料の9ページ、一番上にございますが、期首残高、ナンバー1の右端になります5,083万6,000円、これが残高となります。合併以来、7,000万円の……(発言する者あり)はい、していただいておりまして、30年度以降は1,000万ということで、今年度、伝統産業会館で残部分を買わせていただくと、伝統産業会館の用地は終了いたします。残りますのが鳥上の道路用地ということになります。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、以上で報告第2号から第8号までを終わります。   ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 充博君) 以上をもちまして本日の会議日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでした。             午後3時14分散会   ───────────────────────────────...