奥出雲町議会 > 2019-12-10 >
令和元年第4回定例会(第3日12月10日)

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  1. 奥出雲町議会 2019-12-10
    令和元年第4回定例会(第3日12月10日)


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    最終取得日: 2020-09-23
    令和元年第4回定例会(第3日12月10日)   ──────────────────────────────────── 令和元年 12月(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第3日)                        令和元年12月10日(火曜日) ────────────────────────────────────             議事日程(第3号)                    令和元年12月10日 午前9時30分開議  日程第1 一般質問   ───────────────────────────────            本日の会議に付した事件  日程第1 一般質問   ───────────────────────────────              出席議員(14名)     1番 田 食 道 弘君     2番 糸 原 壽 之君     3番 景 山 利 則君     4番 土 屋 武 雄君     5番 内 田 雅 人君     6番 石 原 武 志君     7番 藤 原 和 範君     8番 川 西 明 徳君     9番 内 田   勇君     10番 内 田 精 彦君     11番 村 尾 明 利君     12番 大 垣 照 子君     13番 岩 田 明 人君     14番 藤 原 充 博君
      ───────────────────────────────              欠席議員(なし)   ───────────────────────────────              欠  員(なし)   ───────────────────────────────             事務局出席職員職氏名 局長 ───── 石 原 重 夫君  局長補佐 ─── 安 部 陽 子君   ───────────────────────────────           説明のため出席した者の職氏名 町長 ───── 勝 田 康 則君  副町長 ──── 奥 原   徹君 教育長 ──── 塔 村 俊 介君  総務課長 ─── 藤 原   努君 企画財政課長 ─ 江 角   啓君  教育魅力課長 ─ 堀 谷 智 樹君 税務課長 ─── 石 原 啓 子君  建設課長 ─── 舟 木   長君 病院事務長 ── 森 長 洋 二君  町民課長 ─── 若 月 勝 久君 商工観光課長 ─ 本 山 宏 人君  健康福祉課長 ─ 杠   康 彦君 農業振興課長 ─ 荒 川 佳 史君 地域づくり推進課長 ───────────────── 高 尾 昭 浩君 福祉事務所長 ─ 末 森 利江子君 結婚・子育て応援課長 ──────────────── 永 瀬 克 己君 農林土木課長 ─ 秋 田 和 浩君  水道課長 ─── 千 原 明 浩君 会計管理者 ── 森 田 近 子君  総務課長補佐── 岸 本 義 弘君   ───────────────────────────────             午前9時30分開議 ○議長(藤原 充博君) おはようございます。  ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  これより日程に入ります。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第1 一般質問 ○議長(藤原 充博君) 日程第1、一般質問を行います。  最初に、2番、糸原壽之議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) おはようございます。2番、糸原でございます。一般質問の機会をいただきましたので、質問をさせていただきます。  今回、私は、1点、御承知の別格本山岩屋寺の山門仁王像買い戻しと寺復興・保存活用について質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  なお、質問に入らさせていただく前に、二、三お願いやら説明をさせていただきたいと思います。  政教分離といいますか、宗教がかった部分もあろうかと思います。行政だけで対応できるものではございませんけども、町の課題、これからの文化を守る、発展させるという見地からお伺いしますし、また、文化財に指定という質問もさせていただきますので、そこはもう行政だけしか対応できないと思いますので、質問をさせていただきます。  それから、もう一つは、御承知のように、この仁王像につきましては、既にオランダ人の芸術家の方と町の皆様が交流をなさっていますが、質問、答弁の中でそのことに触れたりすることもありますが、この交流を否定したりするものではございませんので、その点、前もってお願いやら説明をさせていただきます。  また、最後のお願いでございますが、この質問につきましてヤフーの別格本山岩屋寺を検索しましたところ、この質問が載っておりました。調べてみますと、やはり別格本山岩屋寺というところがヒットしたといいますか、多分載ったと思います。ということは、これが世界中に行き渡っておるかなと思いますので、この多分質問、答弁も載る可能性もあろうかと思いますので、私の質問の趣旨が仁王像の買い戻しでございます。それの答弁につきまして町のほうから御対応いただく場合に、これで終わったなというふうに相手国のほうにとられるのもいささか本意ではございませんので、そこら辺のところもあろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。以上3点、質問に移る前にお願いやらをさせていただきたいと思います。  それでは、質問でございます。この質問の勉強といたしまして、先ごろ岩屋寺まで上がりましたら、参道といいますか、町道に認定してあるところがきれいに整備をされておりまして、やはり関心を持っていただいてしっかりと整備していただいておるなと思ったところでございまして、非常に楽に楽しく上れました。ありがとうございました。  そういたしますと、前置きが長くなりましたけども、質問させていただきます。  御承知のように、別格本山岩屋寺は、島根県でいえば出雲市の鰐淵寺、安来市の清水寺と並ぶ古刹であり、当時は僧兵を大勢抱え、一大勢力を振るっていました。しかし、長い時代の中で、幾多の災害や戦いにより今では誰しも知る姿になっているのが現状であります。また、本堂の建物や内部には、文化財的芸術美術品的に高度なものが多く存在していましたが、それも今では建物以外は現存していません。しかし、幸い文化財の代表格である山門にあった仁王像は、海外へ流出していましたが、今はオランダのアムステルダム国立美術館に展示されていることが判明しました。  昨年から、オランダ人芸術家イエッケ・ファン・ローンさんがタイルにその仁王像を描き、実物大で本町で再現されました。それによりまして、やはり岩屋寺復活・保存、仁王像呼び戻しに対する関心が地元の人を中心に町民の中に一気に高まっています。その当時、小学生の遠足といえば岩屋寺へと町民誰もが一度はお参りした経験があり、なじみ深いものです。以前から復興・保存し、生かすことは、町内の人はもとより、遠足を思い出に持つ人や全国の岩屋寺を知る人々の強い願いでありました。この際、ぜひ復活し、本町の新たな観光イメージ、また、奥出雲町のこれからの地方創生ベースの核として地方創生を推進してもいいではないでしょうかと思うものでございます。  そこで、町長に次の点についてお伺いします。正式には出雲高野山別格本山岩屋寺でございますが、この復興・保存、そして活用する意義について町長の所感を伺います。この岩屋寺は、御承知のように、行基上人、行基菩薩が792年にあの地に開山したものであります。行基上人といえば、聖武天皇から菩薩の称号を得られ、全国に治水やら架橋をし、全国の人々を救い、回った人であります。その師匠は、「西遊記」で有名な三蔵法師、これに師事をされた道昭という方が師匠でございます。こうした偉大な方のなされましたものを保存・復活することは重要かと思います。町長の所感をお伺いいたします。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  文化財の指定状況につきましては、近くの岩屋寺の切開が昭和7年に風化と侵食に関する現象として国の天然記念物に指定されているところでございますが、岩屋寺の建造物などについては指定は受けておりません。文化財の保護は、その所有者御自身が善良なる管理者として管理されていることが前提であり、行政としては、所有者がその文化財としての価値を将来に向かって保っていかれることを支援していくものと捉えております。  天平勝宝8年創建の寺伝につきましては、ただいま議員御説明いただいたとおりでございますが、岩屋寺そのものについては個人所有の宗教施設でございます。また、政教分離の観点から、町そのものが復興・保存の主体となることは当然ながらできないと考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) ありがとうございました。今、岩屋寺は、新聞とかで見ますと、廃寺となったと、また、無住ということで表現されたり、説明があっております。残念ではございますが、まだ宗教上の建物ということで、行政の政教分離を守られるということは当然かと思います。しかし、こうした大変なものがあるということは町民誰もが認識して、一人一人が思いを持ちながら保存の方向をこれからも持ち続けることが大切ではないかと思います。  それでは、続きまして、2番目の質問をさせていただきます。  調べてみますと、実は町が平成25年1月に岩屋寺周辺整備事業として土地を取得されておりますけども、その取得場所、取得金額、取得目的は何か、そして現在の取り組み状況をお伺いいたしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  岩屋寺周辺整備事業として取得した土地は、岩屋寺周辺の山林で19万9,000平米弱、取得金額は660万円弱でございます。所有の目的は、岩屋寺周辺に所在する地蔵や墓標など歴史的石造物などの保存措置を講ずるためでございます。なお、今年度、先ほど議員御説明ございましたように、岩屋寺に至る道路整備を行ったところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) 関連でございますけども、岩屋寺周辺といいますと、いわゆる本堂ですか、あれの周辺の19町ばかりの土地を取得されたと。ですね。 ○議長(藤原 充博君) 質問ですか。 ○議員(2番 糸原 壽之君) 場所的に質問をさせていただいております。 ○議長(藤原 充博君) 誰が答えられますか。  堀谷教育魅力課長。 ○教育魅力課長(堀谷 智樹君) 質問にお答えをいたします。  先ほど、その当時の買収は周辺かということでございます。議員御質問のとおり、岩屋寺を取り囲む山林を取得をしてるということでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) わかりました。いわゆる本殿を囲む19ヘクタールばかりの土地でございますね。本殿を。 ○議長(藤原 充博君) 堀谷教育魅力課長。 ○教育魅力課長(堀谷 智樹君) 当時買収をしておりますのは、本殿を取り囲む山林ということでございますので、岩屋寺のある敷地部分は除いた周り、周辺の山林ということでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) いわゆる本殿、それから蔵王堂とかありますけど、それの平らの周辺ということですね。大体言葉で言っていただければイメージ、わかっておりますので。  では、次、お聞きしたいのは、それをどのような具体的な活用を考えていらっしゃいますでしょうか。そういう計画をお持ちならばお聞きしたいです。土地を取得して、そこへ入る道を行政が確保しておくとかいうような感じでしょうか、それとも木を切ったり刈ったり、草をしたり看板を立てたりというようなことでもお考えでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。町長さん、敷地なのか、山林なのかをはっきりされたがいいです。道路なのか、道路の周辺なのか。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  今のちょっと資料を持っておりませんが、岩屋寺本殿の一角、あそこをはねた周りの周辺の土地だというふうに理解していただければいいと思いますが、今ここに図面を持ってきておりませんので、今この周辺というものがまだ地籍調査が入っておりません。私も先般この岩屋寺へ参りまして周辺を見た限り、境内に入る石段がございますが、町道から岩屋寺の石段のところまで竹が生い茂って相当道を塞いでおります。そこらの一帯というものが今の私の考えでは町の所有地じゃないというところでございます。  ここらについては、また図面等でしっかりとこの議会中にお示しをさせていただきますけれど、やはり平成25年に土地購入時には、岩屋寺周辺を緩衝部としての取得と捉えていたというふうに理解をしておりますので、今後どのような手を加えていくかということは当時も想定はしておりません。このようなことで、町道までは今現在きちっと整備をいたしましたので、それ以降につきましては、町の所有土地じゃないということは御理解いただいとると思いますけれど、またそこは議会中にしっかり説明をしてまいりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 充博君) 塔村教育長。 ○教育長(塔村 俊介君) 土地の取得状況につきましては、町長が申し上げましたとおり、当時の議会資料にもなっておりますので、図面で提供をいたします。  なお、御質問のその購入した土地をどのように使うかという観点につきましては、先ほど町長が申し上げましたとおり、岩屋寺周辺に所在する地蔵や墓標などの歴史的建造物、石造物などの保存措置を講ずるために購入したところでございます。もちろん岩屋寺の跡ということもありますが、そもそも国の天然記念物になっている岩屋寺の切開というものがございますので、そこに至るルートということも含めて本年度町道として整備をしているという状況でございます。 ○議長(藤原 充博君) 糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) 場所的には大体わかりました。大分荒れておりますけど、そうしたところに町の土地があったり、今の教育長がおっしゃいます天然記念物、そうしたもんがあれば、やはり町民の方も上がってみたりするいうことができるし、気持ちがいいかなと思いますので、ぜひ下に置かずに、予算の許す範囲でも整備をしていただければ、価値あるものがだんだんに付加価値ができてると思いますので、しっかり整備をお願いします。  続きまして、3点目でございます。寺の中には多くの重要文化財がありましたが、今ではその大半が所在が定かではないです。しかし、このたび判明しましたオランダにある山門の仁王像は所在が公表されました。所在が判明した以上、生誕の地こことしては、これほど重要なものはないわけでして、地元の町としては、生まれ故郷、生誕の地へ戻っていただくために連れ戻し、または買い戻して文化財に指定し、国宝級ではなかろうかと思います、保存すべきではないでしょうか。  ああしまして、玉峰山荘のこないだ取得した土地を話に出すわけではございませんが、実は皆様も御承知でしょうけども、玉峰山は出雲風土記にも名前が出て、そうした神話に近い、いい場所でございます。あの取得は、そうした意味も含めますと、価値ある取得ではなかったかと思います。その玉峰山荘と岩屋寺は背中合わせの位置にございます。そうしたとこの取得もされれば、この際ぜひ仁王像を買い戻しなり、連れ戻しをお考えいただきたいものでございます。  実は、ああしましてタイルで仁王像を復元されてコミュニティセンターに展示してございますけども、これは先ほどから話しますオランダからの芸術家の方がされたとこでございますけども、先ほどから話しておりますアムステルダム国立美術館は、今所有をしているわけですけども、この美術館が改築から新装オープンするまでの記録を映画にとどめております。  その映画の中で学芸員の方がおっしゃってる言葉がございます。そのまま忠実に話をしてみますと、この美術館で展示している仁王像は14世紀ごろのもので、かつては奥出雲町の岩屋寺を守っていました。寺は既に廃寺になっており、像はアートディーラーから購入したものです。この像が置かれていた場所を見るために私は岩屋寺を訪れましたが、そこで目にしたのは、門番のいない朽ちた寺門でした。仁王像の小屋の側壁には、像を取り出すためにあけられた大きな穴がそのまま口を広げていました。この光景を見たとき、私は何とも言えないメランコリーを感じました。我が美術館にある仁王像は、かつてはここがすみかだったのだ。芸術品としては本当にすばらしい。しかし、作品はいかにいいものでも、みずから身を守るすべは持っていないのだと改めて認識しました。作者がわからないけれども、やはり生まれたところが一番いいのではないか、本来あるべきところに一番幸せがあるのだろうというふうに映画の中での学芸員の方がおっしゃっています。10年前はこの館長さんもこの仁王像のある場所を確認に来られて、地元の人々と話をされたと聞いております。  この仁王像は、御承知の運慶、快慶作で鎌倉でつくられて、寄木づくりですから、これを崩して馬に乗せてここに運んで、ここで組み立てて山門を守ったというふうに言い伝えがあるようでございます。学芸員の方もおっしゃいますように、生まれたところに一番幸せがあるのではないかと感じた、その言葉を見たときにやはり地元の者としては、幾らかの努力も必要で、連れ戻しがだめなら買い戻し、買い戻しがだめなら借りる、借りることが無理ならば、一時里帰りというようなこともあろうかなと思います。そこら辺のところのお考えをお聞きしたいと思います。連れ戻し、文化財に指定し、これを核にすることも可能ではなかろうかと思います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  ただいま議員御説明いただいたとおり、仁王像はオランダの国立美術館に収蔵されておりますことから、合法的な手続を経て現地において収蔵されているものと認識をいたしております。美術館に収蔵されている仁王像は、日本文化を知っていただくことに貢献し、首脳会議を美術館の仁王像前でしたいと言われた話や、死ぬ間際には仁王像を見たいと言われているそうで、現地でも現在は大変愛されている状況でございますので、オランダ国立美術館が今後仁王像を売却される可能性は極めて低いと考えております。今後も、日蘭友好のかけ橋としてオランダで大事に保存、活用いただくことを願っているところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) 町長さんの最後のお言葉、オランダでという言葉でございましたけども、やはり私が思いますのに、あの仏像の木は日本でできたヒノキでございます。オランダの気候とはかなり違います。そうしますと、100年もつものが案外20年でその木が朽ちてしまうということも考えられます。やはり我が家も誰もですが、家を建てるときには、やっぱり半径大体10キロぐらいでとれた木を使いますと、家はしっかりと長もちするということがございます。この仁王像も日本でとれた木でつくったものでございます。幾らか空調設備はあろうかと思いますけども、寿命が短いがなあというふうにこの質問を考えるときに思っております。  そうしたこともあろうかと思いますので、オランダでという、昔から日本は鎖国時代もオランダとは出島を通じてただ1国交流があって大変仲のよい国ではあろうかと思いますけど、この仁王像の文化財にとりましては、やはり私はこの奥出雲の中村の地が一番よいのではないかなと思うところでございます。そうしたことも頭の中に入れておいていただければ、また新しい展開もあろうかと思いますので、行政のほうでも対応のほどを承知をしておいていただければと思います。  先ほど町長のオランダでという言葉を聞きまして、次の質問もどうかとは思いますが、4番目の質問でございます。  仁王像を町に戻して文化財に指定し、それを核に別格本山岩屋寺の復興・保存を町民の支持を得、県の協力も得、そして国の支援も受ける手だてを考え、総力を挙げて行うべきではないかと思います。そしてその推進組織を例えば観光協会を中心にするとかいうようなことではできないかなと思うところでございますが、お考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  これまでお答えした理由により、仁王像を連れ戻すことや、町が岩屋寺そのものを復興するということは物理的にも法的にも困難であると考えます。しかしながら、このたびイエッケさんを初めとして仁王像を縁としてさまざまな交流を得て、また、たくさんの町民の皆様にかかわっていただいたことは大切なことでございます。今後も交流を続けていければと願っておるところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) そういたしますと、最後の質問になりますが、こうした文化財を買い戻すということになれば、やはり当然多額なお金が必要かと思います。そうした場合に、財政を考える面からと思いましてこういうふうな質問を考えてみました。  海外散逸日本重要文化財の連れ戻し助成事業の創設などを国に働きかけていただいて、その事業により財源措置をしということも考えられますので提案をしたいと思いますが、これを考えておるときにいろいろ調べましたら、どうも国にはそうした助成事業があるようでございます。昭和25年にできました国宝重要文化財等買上げ事業ということで、法律第214号でございます。国内外にあるこうした重要文化財、国宝重要美術品、それらの価値があるが指定はしてないこうしたものも国の事業により買い戻すということがございますので、先ほど言いましたけども、例えば一番いいのは連れ戻し、次は買い戻し、借りる、一時の里帰りというようなところへこうした制度事業が既にありますので、適用していただきまして財政的にはしっかり背景を持ちながら進めたらと思うところでございますが、お考えを。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。
     議員御提案の海外散逸日本重要文化財の連れ戻し助成事業創設の働きかけなどについては、これまで申し上げたとおり、現状では買い戻しができる前提条件がなく、よって、その状況にはないというふうに考えております。御理解をいただきたいと存じます。以上です。 ○議長(藤原 充博君) 糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) ありがとうございました。今のこの国宝重要文化財等買上げ事業というのは、国が10%持ちまして全て財政措置するということで全部お金を出してくれますので、もし思いつけばお金の心配は要らないわけでございますけども、思いつきがなければ必要ないわけですが、やはり国としてはそういうふうな重要な意義も考えられてのこの立法だったようでございますので、全国には、各地にそういうふうなことでこの制度事業を使われて買い戻しをされたとこが過去たくさんあるようでございます。それも国宝重要文化財、重要美術品に指定されないものが半分以上にありますので、この美術品がまだ指定されなくても適用の可能性は多分にありますのでということで考えたつもりでございますけども、そのお考えがなければ使う必要はございませんけども、この仁王像連れ戻し、岩屋寺復興につきましては、やはり今回急に言われてきた話じゃなくして、もう何十年も前、1975年にこの仁王像がお寺から出たそうです。これはお寺の方が処分されたんじゃないそうでございます。  2007年にアムステルダム美術館が購入しております。50年たっておりますけども、50年間やはりこうした思いはあちこちにありまして、本堂も町内の方が買われたり、本堂の敷地も町内の方が購入されたりして幾らかの尽力や努力もされておるとこでございます。しかし、なかなか日の目を見なかったわけですけども、いつかはやはりこうしたことが実りがあるようにと思うわけでございます。大事なものでございますので、ぜひオランダとの交流もしっかりしながら、忘れることなくこの事業ができてくることを願うものでございます。  以上で私の質問を終わります。 ○町長(勝田 康則君) 質問ですか、それとも御意見ですか。 ○議員(2番 糸原 壽之君) 最後に。 ○町長(勝田 康則君) じゃあ、塔村教育長。 ○教育長(塔村 俊介君) 議員のほうから御指摘いただきました国宝重要文化財等の買い上げについて、町長の説明も含めたところで御説明を申し上げます。  町長のほうから、そういう前提条件にないということを端的に申し上げましたが、まず、この事業については、御指摘のように、国宝重要文化財級のものの散逸を防ぐ、どこに行ったかわからないように防ぐということと、保存状態が好ましくない状態で個人等に保存されるのを防ぐというのが趣旨でございます。実施主体は国が行っているものでございます。  方法としては、そういうものを持ってる方が売りたいというときに、国に申請をする中で、国のほうがそのような価値があるのか、あるいは買い取り価格を幾らにするのかという中で検討するものでございます。町長のほうから前提条件にないと申し上げたのは、今オランダの国立美術館のアジア館のほうで温度、湿度等も適正に処理されている、このことについては、アジア館の館長であるメノー館長が今回も奥出雲のほうにいらっしゃって、十分な状態で保存されてるよということをおっしゃっておりました。ということでございますので、その国事業に当たらないということもございますので、その事業を使っての連れ戻しあるいは買い戻しということは前提条件にないということを追加で御報告申し上げます。 ○議長(藤原 充博君) 糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) そうしたところを研究していただければ、思いつかれれば何かの道も開かれると思いますので、頑張っていただきたいと思います。  それじゃあ、以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 次に、11番、村尾明利議員。 ○議員(11番 村尾 明利君) 一般質問の機会をいただきましたので、私は2項目について質問をいたします。1つ目は、地域維持特措法案に対する見解について、2つ目が、業務のIT・ICT活用について伺います。  初めに、地域維持特措法案に対する見解でございます。  人口減少が顕著な中山間地域での地域社会維持に向けた特別措置法が11月21日に衆議院本会議で可決し、参議院に送られ成立するとの見通しと報道されましたが、昨日閉会いたしました第200回の臨時国会においては法案成立とはならなかったように見受けをいたしました。国会審議の混乱によるものかわかりませんが、法案提出の撤回とされ、甚だ残念な思いでありますが、改めて審議が行われるものと期待をいたしております。  さて、この特別措置法案は、人口の一極集中の抑止、都市から地方への移動の受け皿として早くから自民党の細田博之衆議院議員が中心となって法案成立を目指したもので、人口流出、過疎化に悩む地方自治体にとって切り札、光明になるか、注目をされている法案でございます。人口減少が進む地方では、事業者単独で安定した生活を維持できる仕事を提供し切れない現状があります。安定した収入と社会保険を保障し、着実な定住と地域維持につなげるのが狙いとしております。法案の中身については、まだ詳細不明とされますが、現状、確認されることについてお答えをいただきたいと思います。  初めに、現時点で把握している仕組み、内容についてお答えできればお願いいたします。 ○議長(藤原 充博君) 高尾地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(高尾 昭浩君) 御質問の中山間地域の維持に向けた特別措置法である地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律に伴う事業内容につきまして、国から提供を受けた概要で読み取れる範囲での御説明でございますけども、御説明をさせていただきたいと思います。  奥出雲町はもとより、中山間地域では人口の急減に直面しており、一定の地域社会の維持が著しく困難になりつつあります。このような中、1次産業の農業や林業、2次産業の製造業や食品加工業など、3次産業の介護福祉業、運送業など、さらに、観光協会や森林組合など幅広い地域内の事業者が少額の出資により特定地域づくり事業協同組合を設立し、この組合で採用した職員を各事業所に対して人材派遣するものです。そして現在のところ、これに係る人件費の3分の1を公費負担することによって協同組合の安定運営と職員は将来にわたって生活を維持できる所得が得られ、定住にもつなげようとするものでございます。  わかりやすく説明いたしますと、地元のスーパーマーケットでは、個々の商店が出資して協同組合を設立して運営をされております。ここで働く従業員は、個々の商店で個別に採用した方ではなく、協同組合で採用し、個々の商店へ出向する形になっております。そしてこの人件費は個々の商店が負担金として協同組合に支払い、そして従業員は協同組合から給料が支払われています。このため、加盟店が事情により従業員が不要になった場合は、解雇されることなく、本人と相談の上でほかの組合加盟の商店に勤務してもらうことになります。つまり繁忙期と閑散期に人材を融通することもできますし、従業員は雇用が守られることになります。  このような形態を国、地方公共団体が財政を支援する特定地域づくり事業協同組合が運営を担い、雇用と地域づくり、ひいては定住につなげようとするものです。ただ、冒頭で述べましたように、概要版での資料で読み取れる範囲の説明でございますので、今後、正式に事業施行される制度内容とそごが生じるかもしれませんので、その点については御承知いただければと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 村尾議員。 ○議員(11番 村尾 明利君) 大変わかりやすい説明をいただきました。  この制度については、今お話がありましたように、特定地域づくり事業協同組合、この設置が求められてるということでございますが、現実、人口減少が進む地域では、地域内の事業者あるいは企業等の団体等、大変弱体化が進んでおります。組合の設置がうまく進むかは、これは未知数というふうなことも言われております。また、継続的な運営のほか、この事業者が求める専門的な人材を一種の期間限定、こういった労働で確保できるか、また、育成できるかなどの課題も多いとされております。しかし、内容的には、非常にこの過疎地域においては画期的な制度ではないかというふうに私は高く評価するものでございますが、この法案に対する町長の所感を伺いたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  まず、冒頭に議員さんからお話がございました衆議院は11月21日に可決しております。参議院は流れたというふうなことをおっしゃったと思いますが、11月の26日に参議院は可決したじゃないかなと。私もちょうど26、27日、全国町村会の大会に行きまして細田法案が可決したということを頭の中にインプットしておりましたので、それに基づいて今から御説明をさせていただきます。  この法律は、人口減少の著しく進む中山間地域の厳しい実情をよく御存じの地元選出でございます細田博之衆議院議員が中心となり議員立法され、成立をしたものでございます。  期待される効果としては、深刻な人口急減地域に自助努力を前提に財政支援の強化により安定した雇用の機会をもたらし、長期的に住みよい地方への人口回帰を推し進める制度として認識をいたしております。このため、本町のような人口減少に悩む中山間地域にとって重要な役割を担うものと評価をいたしておりますし、しっかりと事業推進に向けて検討してまいりたいというふうに思います。細田博之先生からも、奥出雲町しっかりやれというふうな激励もいただいておりますので、前向きに取り組んでまいりたいと思っております。以上です。 ○議長(藤原 充博君) 村尾議員。 ○議員(11番 村尾 明利君) 冒頭でちょっと私がお話をいたしましたが、今、町長の説明の中では、衆議院までの成立は私も確認しておりましたが、参議院については、何かネットによってはまだ撤回というようなことも出ておりましたのでちょっと残念だなというような思いもしましたが、町長の説明では、どうも通過して法案成立ができたのではないかと、こういうお話でございました。  大変うれしい中身ではなかったかなというふうに思っておりますが、今、町長の所感を伺ったところでございますこのことについては、町としての対応あるいは期待度も一緒に今お話をしていただきました。こうした町長のまたお考え、町の対応、期待度というふうなものについて伺いますと、まずこの法案の成立ができたということについて、いち早く手を挙げてモデル的な先進事業として本町も取り組んでいってほしいなというふうに思うところでございます。さまざまな人、仕事、いわゆるIターン、Uターンの取り組みも本町は随分進んできておるとこでございます。こうした現状の中で、ぜひこの法案をモデル的な先進事業として取り組まれる考えはないか、伺いたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 村尾議員さん、今の分は3番と4番が一緒ということですね。 ○議員(11番 村尾 明利君) はい。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  まず、町としての対応、期待度はということでございます。  現在、町としましては、特定地域づくり事業協同組合の設立に向け前向きに取り組むべく、役場関係課と商工会が連携し、事業内容の詳細と運営のあり方などについて情報収集など事務調査を進めておるところでございます。例えば奥出雲町出身者や地域おこし協力隊などがU・Iターンして定住したいと考える場合、給与水準が家庭を維持するのに十分か、また、長期的な生活安定が得られるか、失業のおそれがないか、十分な年金など将来にわたって保障を得ることができるかなど、乗り越えなければならない心配事やハードルが多くあると認識をいたしております。  このため、Uターンしたいと思ってなかなか踏み切れない方、希望を持ってIターンしたけど、生活ができず、やむなく転出されるケースもあったものと思いますので、この特定地域づくり事業協同組合が受け皿の一つとしての機能と役割を果たすものと考えております。これにより、地域でさまざまな事業を営む担い手になり、地域産業に貢献することは、雇用と地域づくり、ひいては定住につながるものと大いに期待をいたしているところでございます。  そして次に、いち早くモデル的な先進事業として取り組む考えはないかということでございます。  この法律は、11月27日に可決成立し、12月4日から公布されます。そして公布から6カ月後に施行されることになっておりますので、来年の6月ごろに事業の要綱が正式に施行となるものと推察されます。先ほどの答弁でもお答えしたとおり、速やかに事業推進ができるよう、役場関係課と商工会が連携し、特定地域づくり事業協同組合の設立に向けて情報収集など事務調査を進めており、事業の枠組みや事業推進構想を策定したいと考えております。  このためには、国からの詳細な事業スキームや、組合に加入を希望する事業所のニーズなどを把握する必要がございます。また、大々的に人材募集をしたとしても、予定する人材が確保できる保障もございませんので、来年度は、まず小さく産んで大きく育てる事業として、特定地域づくり事業協同組合が町内事業所の要請に応え、意義あるものとなるよう進めてまいりたいと現在考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 村尾議員。 ○議員(11番 村尾 明利君) これをいち早くというふうなことを申し上げましたけども、現実的にはなかなかさまざまな段取りや準備が必要と、こういうことのようでございますが、本県市町村の中でぜひ先進的に進めていただきたいなというふうに思います。  本町のような人口減少が進む地域においては、働く場の確保として、これまでは盛んに中小の都会からの企業誘致、こういったものもあった時代もございましたが、昨日もそうした働く場の確保、企業誘致というような質問もございましたが、私は、今日の社会構造や、あるいはグローバル社会においては、これは極めて厳しい状況、環境下にあるなというふうに思っております。むしろ今やこの中山間地域の産業振興というのは、これまであったもの、あるいは今あるもの、こうしたものを生かす、また、育てる、こういうことが理にかない必要であるというふうに中山間地域の研究者の多くの方が語っておられます。こうした言葉に耳を傾けて、ぜひ地場の産業振興、これに役立つようなこの特定地域づくり事業協同組合、こういったものを通していち早く産業振興ができてほしいというふうに私は大いなる期待を持っておるところでございます。ぜひこの進展についてよろしくお願いしたいと思います。  続いて、2つ目の業務のIT・ICT活用について伺います。  今日、自治体業務においても、IT、いわゆるインフォメーションテクノロジーなんですが、この情報技術、あるいは今ITというよりも、むしろICTというふうな言い方が主流のようでございますけども、インフォメーション、アンド、コミュニケーションテクノロジーというふうなことで、情報通信技術の活用が盛んに取り組まれております。身近では、個人の識別を完全化するマイナンバー制度、こういったものもその一環というふうに私は認識しとりますけども、このIT・ICTの効果、効能というものがどんどん進められてきております。  そうした中で、本町役場のIT・ICT活用の進度は、とてもおくれているというふうに私は感じているところでございます。特に指摘したいのは、IT・ICT活用による業務の改善、顕著にはペーパーレス化、これは既に多くの自治体では、スマートフォンやタブレットなどによる資料の閲覧、資料送付あるいは事務連絡通知など、さまざまにこの活用によって業務の改善、コスト削減、このペーパーレス化もその一つですが、なされてきております。また、私ども議会のほうの身近では議会業務においては、AI人工知能を活用した音声認識機能による議事録作成、こうしたことなども著しく進歩を遂げております。こうした実態について、IT・ICT化に対する現状認識について伺いたいというふうに思います。  御承知のように、総務省は、2020年、来年度ですが、過疎地域への情報通信技術、このICT導入を後押しすることをする事業を始めるということでございます。特に過疎地域では、ドローンを使った買い物支援とかスマートフォンを使った遠隔医療、こうしたことに取り組むとして、JAを中心に地元の企業などに補助金を出して過疎化の歯どめとして過疎地域の住民に必要なサービスを提供する、そうした事業に最大200万円を交付するというふうなことも打ち出しております。まさに民間企業・事業体においても、このICT活用が大幅に推進する方向に今あるとこでございます。  また、御承知のように、先ごろ小・中学校のタブレット端末を配付してICT授業を盛んにする方針も示されております。私は、5年前、総務文教常任委員会で邑智郡美郷町の議会活用のタブレット端末導入の実態を視察いたしました。美郷町は、先んじて当時、役場業務のIT化を宣言されて、中でも議会にかかわる議案書を初めとしたあらゆる資料を電子データ化してペーパーレス化によるコスト削減や利便性の向上、これを図ることを目的にタブレット端末の導入を平成26年3月議会から始めておられました。それまでは、さまざまに先進地の視察等も取り組まれて、見事にそれを完成されておられました。今日の県下の市町村ではこうしたIT・ICT化が進んでおりますけども、最近では隣の雲南市においても活用をされてるというふうに聞いております。事ほどさように本町は美郷町などと比較しますと、ちょっと周回おくれというふうに言わざるを得ません。そこでお伺いをいたしますが、本町において他の市町村のIT・ICT活用の実態をどのように把握されてるのか、伺いたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  総務省では、平成27年度から地方行政サービス改革の推進として、国及び地方公共団体に対して行政改革の推進を促しております。その中では、業務のICT化も含まれており、モデル事業として先駆的に取り組んでいる自治体もございます。議員御指摘のIT・ICTを活用したペーパーレス化では、私が承知しておりますのは、県内町村では美郷町と隠岐の島町が取り組んでおられます。  例えば美郷町では、議会と町執行部が連携し、事務の効率化とペーパーレス化を目的としてタブレット端末を導入し、議会本議会などに活用しておられます。タブレット端末を導入された平成26年3月定例会では紙媒体と併用されていたそうですが、次の6月定例会からはタブレット端末のみを使用しておられるということを承知をいたしております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 村尾議員。 ○議員(11番 村尾 明利君) そうした状況の中で、本町の現状について町長はどのように認識をされてるのか、伺いたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  本町におけるIT・ICTの活用による業務の改善やコスト削減につきましては、これまでも各事業の電算化による業務の効率化を進めてきております。全国の他の自治体と比較した場合、テレビ電話を活用した高齢者の見守り事業のほか特別先駆的な取り組みは行っておりませんが、昨年度実施しました基幹系システムの更新に当たりクラウド化するなど、費用対効果を検証しながら限られた財源の中で優先順位をつけ、できることから取り組んでいるところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 村尾議員。 ○議員(11番 村尾 明利君) 町長とされましては、具体的にはそれぞれ業務の改善、IT・ICT化を進めてるということでございますが、さらに業務改善、コスト削減、具体的には、例えば議会においてのタブレット導入とか音声認識機能の活用とか、今お話ありましたように、ウエブサイトからクラウドというふうな方向にどんどん進んでいる状況にございます。そうしたお考えはないか、町長に伺いたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  業務の改善、コストの削減については、積極的に進めていかなければいけないことでございます。私も各課課長を初め職員に対し、常日ごろから事務事業のスクラップ・アンド・ビルドによる効率化を心がけるよう申し伝えてきているところでございます。  タブレット端末導入につきましては、平成28年にも同様の御提案をいただいております。そのときには、ペーパーレス化による環境負荷の軽減や資料作成の省力化、さらには、経費の削減やタブレット端末導入及び維持管理経費など、十分に検討してまいるという答弁をいたしました。また、議員が以前委員長を務められました議会活性化特別委員会では、タブレット端末の導入について引き続き検討を進めていきたいと委員長報告をされておりますので、少し時間を要するとは思いますが、議会活性化特別委員会と連携し、導入の可能性については引き続き検討を進めたいと考えております。  そのほか、音声認識機能の活用につきましては、効率的に業務を進めていくには有効な手段であると思いますので、費用対効果を検証しながら検討してまいりたいと考えでおります。さらに、テレビ電話会議システムについては、庁舎が仁多、横田と分かれていることから、現在導入を検討しているところでございます。いずれにしましても、行政事務におけるIT・ICT化による事務の効率化などは時代の要請でございます。必要な取り組みであると考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 村尾明利議員。 ○議員(11番 村尾 明利君) 大変前向きなお話をいただきました。今、議会では議会活性化特別委員会を設置をいたしておりまして、こうした議会の活性化、ひいては議員のなり手不足、こうした解消策なども論議を重ねてきておりますが、こうした議会活性化のツールとしても、このタブレット端末などICT活用は大変重要なものだというふうに認識をしております。  御承知のように、今やAIを使った自動車の自動運転、こういったものも進んできておりますし、皆さん大多数使っておられますが、スマートフォン、今4G、ジェネレーションといいますか、4世代から5G、5世代の方向で全く新たな超高速といいますか、高性能なスマートフォン等もこれから生み出されようとしておるとこでございます。こうした情報通信技術は、これからの高度な社会のインフラに欠かせないものというふうになってきております。ぜひ自治体もこれらを率先して活用して、また、運用しながら住民にその普及を図ることも行政の果たす大きな役割であるというふうにも思うわけでございます。ぜひこうしたIT・ICT化を前進させていただきますようにお願いいたしまして、私の一般質問を終わります。   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) ここで、しばらく休憩といたします。10時55分に再開いたします。            午前10時45分休憩   ───────────────────────────────            午前10時56分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  次に、10番、内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) それでは、一般質問をさせていただきます。  5点について伺いたいと思います。  まず、広報紙奥出雲の充実についてということで質問をいたします。  毎月発行されております広報紙奥出雲について、行政からの町民の皆様へのお知らせ事項、そして町内の出来事などをお知らせする重要な広報紙と考えております。町民の皆様も期待し、毎回楽しみにしておられる方も多いと思っておりますが、最近少し苦情、要望などが聞こえております。  まず、毎月の広報紙を手にとって感じるのは、軽い、薄いと感じます。これでは楽しみにして読んでみようという気が薄れていきます。したがって、広報としての意味がなくなってまいります。期待し楽しみにして町民の皆様に読んでいただくような広報紙にしていただきたいと考え、質問をいたします。  まず、ページ数についてでございます。ことしの6月号から11月号までの6カ月間の奥出雲町、飯南町、雲南市の広報紙を調べさせていただきました。6カ月の平均ページ数は、奥出雲町が12.7ページ、飯南町16ページ、雲南市33ページでありました。飯南町につきましては、担当者からのお話では、読者から16ページがちょうどいいというふうな意見もいただいたというふうなお話を聞いております。また、雲南市につきましては、毎月の広報紙のページ数は固定しているようでございます。雲南市については、市でありますので、まともには比較はできないかとは思いますが、この調査結果についてどのように感じておられるのか、また、今後多くする考えがあるのかどうか、お答えください。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  本町の広報は、町の出来事や役場からのお知らせなど、掲載する内容に応じて紙割りを行い、ページ数を決めております。本町では、ページ数は月により異なりますが、大体12ページから16ページとなります。他の町村と比較すれば若干少ないページ数ではございますが、必要なことはお知らせできていると考えております。  近隣の雲南市における広報の平均ページ数は、先ほど内田議員おっしゃられた33ページでございますが、内容を見てみますと、本町では掲載していないケーブルテレビの番組表が載せてあるほか、出来事やお知らせについて、雲南市合併前の旧6町村単位でバランスよく掲載されているなどの理由から紙面が多くなっていると思われます。その面で考えれば、2町が合併した本町におきましては、現在の紙面でうまくおさまっていると考えております。今後も、月ごとに掲載する情報の量に応じ内容の充実に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 先ほど町長から答弁いただきましたが、少し反論させていただきます。  雲南市のお話が出ました。33ページでございますが、中身については、いろいろおっしゃいましたが、情報の番組表、これはページ数に入っておりません。入らなくて33ページになっておりますので、お間違えのないようにひとつよろしくお願いします。  次に、中の文章ですが、色彩といいますか、カラー色の使い方について、特に高齢者からの苦情といいますか、読みにくいというふうな声が上がっております。改善する考えについてお答えをいただきたいというふうに思います。  参考までに申し上げますと、奥出雲町は、字が黒なんですね、黄緑と黒、飯南町におきましては緑と黒、青と黒、だいだい色と黒、大体3カ月ごとに色を変えておられます。雲南市は、多くの色を使用しておられますが、また、カラー写真を多く取り入れておられるなど、いろいろな工夫をされております。他の町村を参考にされて改善し、町民の皆様から読んでいただくような色彩いいますか、カラーを取り組んでいただきたいというふうに思います。このことについてお答えを願います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  合併後の広報は、表と裏の表面を除き、中ほどの紙面は黒一色での印刷でございましたが、平成21年7月から町のカラーである緑を取り入れ、緑と黒の2色を紙面に使用するようにしたところでございます。また、これまでも見やすさを重視するため、絵やロゴなどを取り入れながら発行に努めております。  なお、特に高齢者の方から読みにくいとの苦情があるとの御指摘については、これまで役場にそういった声は一切届いておりませんが、色の濃いさやバランスなどに注意し、読みやすい広報の発行に努めてまいりたいと考えております。以上です。
    ○議長(藤原 充博君) 内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 町長から答弁いただきました。町のほうへはそういう声は届いていないという答弁でございました。私はなぜこういう質問をいたしますかということは、ある事業所で当然奥出雲の広報紙は来ます。飯南町の広報紙もそこの事業所は来ます。どうしてもそれと比較するわけですね。その中での御意見が私のとこまで届いたということでございますので、直接勝田町長に言うのはなかなか大変勇気が要ることだと思いますので、そういう声があるということだけは認識していただいて、改善ができるものは改善していただきたいというふうにお願いをしておきたいと思います。  次に、この広報紙内への広告等の登載についてでございます。  先ほどの雲南市さんの広報を拝見いたしました。各事業所あるいは会社等の広告が登載されております。その広告の下には、私たちは雲南市のまちづくりを応援していますと記載されております。奥出雲町でも、広告を登載する要綱が必要だと思いますが、要綱等を制定する考えはないのか、伺いたいと思います。雲南市さんは1枠が1万2,570円というふうなことでございます。町長、見られたかどうかわかりませんが、これ雲南市さんの広報紙でございまして、ここにちゃんと商店の広告いいますか、載せてございます。こういうことを奥出雲町の広報紙にも考えられないのかいうことでございます。答弁ください。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをします。  最初の御質問でお答えしたとおり、広報は、町の出来事や役場からのお知らせなど、町から町民の皆様にお伝えする媒体として発行をいたしております。議員御指摘の諸団体、諸会社等の広告を掲載することについては、他団体での取り組み事例があることは私も承知をいたしております。本町では、現在、企業広告等は有線放送やケーブルテレビの文字放送で行っていただいており、現時点では広報への掲載は考えておりませんが、今後、広報に限らず、例えば町のホームページの利用を含めた広告掲載について商工会などの御意見をお聞きするなど、調査、検討をしてまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 参考まででございますが、今の広報に広告を載せるということにつきまして、日本広報協会というのがあるようでございまして、平成27年に行った広報・広聴活動調査というのがあるようでございます。によりますと、全国の市区町村の約60%が広報紙に有料広告を掲載しているという結果のようでございます。その目的としては、自主財源の確保、地域経済の活性化、生活関連情報の提供などであるというふうになっております。  また、参考までに申し上げますと、議会だよりにも掲載されており、全国で10カ町村が掲載しておるというふうな結果も出ておるわけでございます。私も、雲南市さんの広告が出ておりましたので、こんなことができるのかなと思っていろいろ調べてみましたが、これは広告をしてもいいというふうな結果が出ておるようでございます。ただし、その市町村によっての判断によるというふうなことでございますので、できれば広告等も載せていただくことを検討していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、次に、文書の内容等、先ほどとちょっと重なりますが、多くすることについてでございます。  このことについても、奥出雲町、飯南町、雲南市はちょっと市でございますので、比較はなかなかできないと思いますが、拝見をさせていただきました。奥出雲町広報との違い、奥出雲町にないものについて調べましたが、なかなか先ほど町長が答弁されましたものでございますが、飯南町の広報につきましては、先ほどもお話がございました情報の番組表、これもページ数には載っておりません。  このことにつきましても、担当者に聞きましたら、広報紙と情報の番組表を印刷する会社が同じのようでございまして、サービスいいますか、サービスで広報に入れていただいとるというふうなお話もしていただきました。この情報の番組表につきましては、以前から広報紙と一緒に配っていただきたいというふうな要望が出ておりますけれども、自治会長さん等の負担が大変だというふうなことから、各公民館、各事業所等に置いてあるのでそれを利用してくださいというふうな答弁でございましたが、このことは雲南市さんも同じでございます。情報の番組表はちゃんと広報紙に差し入れいいますか、入っておるようなことになっておりますので、ぜひ考えていただきたいと思います。  それから、飯南町さんにつきましては、飯南病院だよりというふうなものがずっと掲載してございます。毎回掲載してあります。また、俳句と短歌、こういうものもずっと掲載してございます。  それから、雲南市の広報さんは、市でございますが、ちょっと大きいですが、これは先ほど言いましたが、情報の番組表は地域の福祉としてというふうな別なつづりになっておりまして、その中に番組表も入っておりまして、それを広報紙の中に入れてございます。それからふるさと納税者名、これがずっと名前が載っております。奥出雲町につきましては、たしか以前プライバシーというだか、個人情報というふうなことで載せられないというふうなことがあったんではないかと思っておりますが、雲南市さんにつきましては、ふるさと納税者の名前、また、「木次線に乗ってみよう」いうシリーズがございまして、12月号でもう18回目を迎えた記事が載っております。それから雲南市さんも同じで、雲南病院だよりというものをずっと載せてございます。日本一短い感謝の手紙、今月で満1歳児の写真、また、先ほどお話ししましたが、広告、例えばサマージャンボ、各商店、加茂遊学クラブ、ATM休止などの広告欄が載っております。  奥出雲町広報もこのような町村の広報紙を参考にされて、もう少し記事について多くし、町民の皆様から読んでいただくような広報にしていただきたいというふうに思うわけでございます。一番最初に話しましたが、毎月広報紙が来ます。見る前に、さわっても薄い軽いというふうなことをお話ししたと思いますが、もうそれだけでやっぱりイメージ的にダウンするということでございますので、中身を充実してもう少し文章等も多くしていただきたいというふうに思うわけでございますが、もう一度同じようなことを質問しますが、お願いします。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  現在、町の出来事や役場からのお知らせを中心に広報を作成しておりますが、これに加えて本町では、横田高校や島根リハビリテーション学院のコーナー、そして地域おこし協力隊の紹介や各地域の小さな拠点づくりの紹介など、さまざまな話題を掲載はいたしております。議員御提案の具体的な内容というものがちょっと最初はわかりづらかったですけれど、先ほど病院あるいはふるさと寄附の名簿あるいは木次線関係のさまざまな内容というものを御報告いただきましたので、他の市町村の紙面などを今後参考にして内容の充実に努めたいというふうに考えております。しかしながら、ページ数をふやすばかりが能ではございません。本当に町民の皆様にお知らせする大切なものを提供するのが広報だというふうに認識をいたしておりますので、余りページ数にはこだわらないこともやっぱり必要ではないかなというふうに思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 今、町長答弁ございました。ページ数だけふやかせばいいというふうなことでなくて中身の問題だということをおっしゃいましたが、実は私も、雲南市の33ページでございますが、ちょっと多いなと思って、こんなことまでこの雲南市の広報に載っておるのかというふうな中身もございました。その辺のことも加味してひとつ考えていただきたいというふうに思っております。  次ですが、町各封筒に広告等の登載についてということで質問をいたします。  最近、他市町村において、封筒の裏の面に民間の会社等の広告を登載されているのを見かけることがございます。奥出雲町でも登載する考えがないのか、伺いたいと思います。  これ議会事務局のほうへ来た分をちょっと私が、こんなのがあるわというふうなことで見させていただきました。これは庄原市さん、こういう民間の、それから安芸高田市はこういうの、それから里庄町ですか、ここもこういう宣伝いいますか、広告が載っております。奥出雲町でもこういう広告を登載することの考えがあるのかないか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  近年、公用封筒の裏面に民間企業等の広告を載せる自治体がございます。島根県内では、8つの市において一般の発送用封筒のほかに特定の業務用封筒に広告入りのものを使用されております。一方、町村では広告入りの封筒の導入はなされていない状況でございます。市で使用される広告入りの封筒は、民間代理店業者が企業から広告を集めて自治体用の封筒を作成し無償で提供をされるもので、自治体としては封筒の作製経費が抑えられるメリットがあります。このため、広告入りの封筒の導入自治体が近年ふえつつある状況と聞いております。しかし、発送用封筒の広告掲載については、特定業者を町が奨励しているような印象を与えはしないか、掲載の内容に問題はないかなど、さまざまな懸念もございます。したがって、掲載については十分に注意し審査が必要となるなど、掲載基準の厳格化が求められております。  奥出雲町におきましては、来年1月から町民課窓口で、来庁者用のお持ち帰り封筒でございますが、この広告入りの封筒を使用してまいります。これに対する町民の皆様の声や反応等を踏まえて、共通で使用する発送用封筒への広告の掲載については今後考えていきたいというふうに思っているところでございます。以上です。 ○議長(藤原 充博君) 内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 答弁いただきました。雲南市さんもございます。今、雲南市さんの封筒はございませんでしたが、ただし、雲南市さんは、こういう大きな封筒ではなくて、特定の、この半分ぐらいですか、税金の関係だ言われましたが、に広告は載っておりました。それはどういう方が載っておったかというと、たしか土地調査士さんですか、そういう方だったと思います。そういう方の広告を載せておられまして、要綱等も載せて、審査会みたいなものも開いて、ちゃんとさっき町長が言われたようなことも審査して登載されておるというふうな状況でございます。  町についてはあんまり今ないようなことをちょっと言われましたが、これは広島県ですか、島根県じゃない……(「県内で」と呼ぶ者あり)県内だからこれは県外で申しわけないですが、ございます。先ほどもお話がございましたが、この封筒は広告主の協賛により寄贈されたものであるというふうに書いてございます。そういう形での封筒でございます。先ほど町長に答弁いただきましたので、そのようにひとつよろしくお願いしたいと思います。  それから、次、町の各封筒に奥出雲町のアピールいいますか、PR等の件について伺いたいと思います。  広報5月号に、日本農業遺産決定の記事がございました。本年2月15日にたたら製鉄に由来する奥出雲資源循環型農業日本農業遺産に決定されたというふうなものでございます。日本農業遺産の認定を受けて、農産物のブランド化や交流人口の拡大を目指し、奥出雲の食と農の魅力、たたら製鉄の歴史、文化をさらに情報発信してまいりますと書いてございます。また、令和元年11月18日の山陰中央新報に横田高校生による農業遺産シールでPR、関連産品に張り効果検証、高校生たちから奥出雲町農業遺産推進協議会にシールを利用した町産農産品のPRを提案されて、同協議会は奥出雲と日本農業遺産の文字、仁多米の稲穂をデザインした直径5センチの金色と青色のシールを製作し、農業遺産にかかわる仁多米と奥出雲和牛、シイタケ、そばの4品目に金色のシール100枚を試験的に張ったとあります。このような農業遺産認定などを町の封筒に記載、また、シールを張って全国に発信する考えはないのかどうか、伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  現在使用している発送用封筒につきましては、約10年前のデザインであり、キャッチフレーズなどの奥出雲町の特色をあらわす記載はございません。先ほどいろいろ内田議員御説明された日本農業遺産の認定など、奥出雲町の特色をあらわす事例が非常に多くございます。さまざまな媒体を活用し、町内外へアピールすることは大変重要なことであると私も認識をいたしております。このことから、今後の公用封筒の印刷にあわせ奥出雲町の特色をアピールできるデザインの変更についても考えていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 考えていくということでございますので、ひとつ考えていただきたいと思います。  先ほどお話しした新聞の記事はこれでございます。よく御存じだと思います。せっかくのこういうものができましたので、どんどん利用していただきたいというふうに思います。  またほかのとこを申し上げて申しわけないですが、奥出雲町の封筒、他の封筒につきましては、これはよその分で申しわけないですが、里庄町なんかは「町民と創る住みやすさ、やさしさが実感できるまち里庄」、また、安芸高田市にいきますと「人がつながる田園都市 安芸高田」、庄原市「美しく輝く里山共生都市〜みんなが“好き”と実感できる“しょうばら”〜」というふうなキャッチフレーズいいますか、が入っております。また、里庄町におきましては、上に料金後納郵便というふうな欄がございますが、日本の原子物理学の父、仁科芳雄博士誕生の地というふうなことも書いてございます。このことにつきましては、奥出雲町の封筒にも料金後納の欄に仁多米と稲穂の図柄が描いてありますのでここだけはいいですが、もっと奥出雲町役場のとこへちゃんと何か考えて入れていただき、例えば日本農業遺産とか、そういうものを考えていただきたいというふうな意味で質問をさせていただきました。  次に行きますが、本年度の広報紙奥出雲の印刷費の予算は幾らなのか、他の類似町村に比べてどうなのか、伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  今年度の本町の広報発行に係る予算は298万1,000円を計上いたしております。発行部数やページ数の違いがございますが、単純な比較にはなりませんが、近隣の町や人口規模の近い町の予算が240万円から280万円と聞いておりますので、予算に大きな差はないと考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 先ほどちょっと封筒のとこへPRというふうな話ししましたが、せっかくでございますので紹介させていただきますが、これ飯南町の封筒なんですね。これいただきました。封筒に入れてこないだ広報紙をもらいに行きましたときに、何が書いてあったか初めわからなかったです。後でよく読ませていただきましたら、「日本一の大しめ縄の里 飯南町」と書いてございます。これはたしか印刷してあると思いますが、奥出雲町でも、さっき町長は前からのあれでいっておるのでこういうことをしてないというふうなことでございましたが、日本農業遺産認定、そういうものをゴム印でも何でもいいですので、張って出せば幾らでもできると思います。また検討していただきたいというふうに思います。  それでは、今お話しいただきました予算のことでございますが、これも飯南町と奥出雲町、また、雲南市さんでございますけども、雲南市さんは市でございまして少し規模が大きいということで比較にならないということでございますが、飯南町さんにちょっとお話を聞かせていただきました。飯南町さんは、平均2,050世帯で2,300から2,500部作成されるようでございます。何か月によって違うというふうなことでございまして、約24万円、月かかるということで、この計算で12カ月いきますと288万円かかる、予算が必要だということでございます。奥出雲町につきましては、約4,800世帯で5,200部印刷するようでございまして、月が24万5,000円、294万円余りというふうなことになるわけでございます。  この予算額だけで比較はできないと思いますけども、飯南町2,050世帯、奥出雲町4,800世帯で、間々同じ予算でございます。何が違うかいうと、やっぱりページ数になるじゃないかと思っております。単純にページ数だけでは言いわけですが、ページ数が多くなるいうことは記事が多くなるということになろうかと思います。それだけ町民の皆様も喜んで読んでいただけるんではないかというふうに思っておりますので、その辺のことにつきましても御検討をしていただきたいというふうに思っております。  次に、庁舎玄関に職員配置図の看板を設置していただけないかということでございます。  現在、各庁舎の玄関に各課の配置図の看板はございます。仁多庁舎、横田庁舎ともありますが、非常に見にくい配置図であると思っております。看板がありますが、職員の配置図はないわけでございます。職員の配置図の看板の設置ができないかということでございますが、仁多庁舎、横田庁舎とも合併15年を迎え、職員の名前、顔、配属先など非常にわかりにくいなどなどの苦情が町民の方たちから出ております。私には苦情が出てきておらないという答弁がまた町長からあるとは思いますが、私には届いておるところでございます。庁舎玄関口に職員のわかりやすい配置看板があれば来庁者の方たちに非常に喜ばれると思いますが、設置する考えはないのかどうか、伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  職員の配置につきましては、毎年4月と5月の町広報に掲載をいたしているところであります。また、役場庁舎では、各課、階のカウンターに座席表を設置しておりますので、庁舎玄関へ職員配置図を設置することにつきましては現時点で実施する考えはありません。庁舎に来庁された際には、玄関近くの町民課や税務課の職員や最寄りの職員にお声かけをいただき、御用件の課、階へ御案内をさせていただければと考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 現時点では考えておらないと、中へ入って聞いてくれというふうな答弁だったと思いますが、また、飯南町のお話をして申しわけございませんが、飯南町におかれましては、玄関入り口横に各課の配置図、そして同時に職員の顔写真、今、課長さんが名札のとこへ写真が入っておりますが、それよりかも大きい写真でございますが、顔写真つきの配置図が置かれております。これにより一目で職員の名前、写真、配属先がわかります。来庁者には大変喜ばれていると聞き及んでおりますが、奥出雲町でもぜひ実施してはどうかと思うわけでございます。そうすれば、名札着用と配置図設置により、職員も緊張感の中での責任を持って執務に対応できるのではないかというふうに考えております。  この写真つきの配置図を飯南町の担当者に聞きました。どっかから文句は出ませんでしたかというお話を聞きました。むしろ職員のほうからこういうものっちゅうことがあったようでございまして、非常に和やかな関係でどうもあそこにはしてあるようでございます。これ本当にいいじゃないかというふうに私も、これちょっと写真の写りが悪いですが、町長見られたことがあろうかと思いますが、言っちゃあれですが、ちょっと飯南町さんは奥出雲町と比べてちょっと小さいですので、職員の数も少ないというふうなこともあろうかと思いますが、こういうものを少し設置していただけないかというふうに思っております。もう一度、少しお願いしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  私どもも飯南町のほうに経過をお聞きいたしたところ、飯南町さんも、ああして分かれていた庁舎を1つにした際、庁舎内の部署や職員が多くてわかりにくかったということで、そのような顔写真入りの配置図ですか、そのようなものを配置したということをお聞きしたところでございます。しかしながら、私、これは個人情報に当たる重大な問題でもあるじゃないかなと。行政は個人情報ということを余り気にしないような感じでございますが、正面玄関に顔写真の個人名を出すようなことが果たしていいのかどうか。民間では全くだめだと思います。そこらをやはり十分議論を私もしてまいりたいと。本当に多くの町民の皆様方からそういう声が多くあれば、私も正面玄関にも大々的にやります。ただ、やはり心配なのは、個人情報等が一番大きなネックになるではないかなという危惧をしております。そこらは今後しっかり検討してまいりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上です。 ○議長(藤原 充博君) 内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 個人情報等いろいろあろうかと思いますが、その辺のことは、クリアができればそういう考え方にも持っていっていただきたいということでございます。なぜこういうことを言うかいうと、町民の皆様から見れば、役場の職員の顔は何とかわかっても名前がわからない、どこにおられる方かわからないというふうなことがもとでございますので、できれば設置していただければ喜ばれるじゃないかというふうに思っております。  職員の名前がわからない件についてちょっと質問いいますか、お話しさせていただきますが、先般、同僚議員からのお話でございましたが、役場の中で役場の職員さんに会ったけど、会釈をするでもなし声をかけるでもなし、知らん顔して通り過ぎたというふうに非常に憤慨しておられました。それは議員としてじゃないと思います、ある個人として。そういう状況でございますので、町民の皆様がそういう目に遭われれば、役場の職員はどうかというふうな話になろうかというふうに思っておりますので、そういうことでもあれば、少しは緊張感を持って職員さんも執務に当たっていただけるのではないかというふうな意味もございます。  そしてもう一つ苦情が出ております。これも私にだけでございますので、町長にはございませんが、ある女性が5時前に庁舎へ来られたようです。少し時間がかかりますので、椅子に座って待っておられた。そしたら5時過ぎてからですか、掃除されるのは5時過ぎですか、5時15分から掃除かわかりませんが、掃除に回られたそうです。そしたらその女性が座っておられたので、どういういきさつでそういうことになったかわかりませんが、足を上げてその下をほうきで掃いたということで、非常に憤慨されておりました。掃除しなければならないということはわかりますが、例えば何か言って少し動いてもらうとか、あるいはそこだけ除いてほうきで掃けばそれで済むことじゃないかというふうに私は思っております。  その女性から直接聞いたわけじゃございませんが、内田議員に言うといてごせと、こういうお話であったようでございますので紹介させていただきますが、時間が参りましたが、昨年でしたか、接遇の研修があったと思います。その接遇の件について私は一般質問させていただきましたが、接遇の研修があった後で副町長に効果はどうですかというふうなお話をしたら、まだこないだ受けたばっかりで実績はわからないというふうな答弁でございましたが、今のお話を聞いて、接遇でちゃんと頭に入れて、これは改善しなければならないというふうなことがわかっておれば、そういうことはないと思います。ちょっとその辺のことについて、副町長、どうですか。(「通告がない」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原 充博君) 通告がないということですので……(発言する者あり)  じゃあ、副町長。 ○副町長(奥原 徹君) 内田議員から、接遇の研修、その後の効果はどういうものかということで、先ほどのお話、先般の課長会議のほうでも接遇の関係でお話もしまして、日々繰り返し繰り返し、そういった話は今後ともしていこうと思ってますし、たまたまあした職員研修をやる予定にしておりまして、そこでも、民間の方のお話もあるんですけども、都度都度そういった接遇については町民の皆さんに対しての周知をしていければと思っています。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 大変通告なしの質問をして申しわけございませんでしたが、答弁いただきましたので、ありがとうございました。  以上をもちまして私の質問は終わります。   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) ここでしばらく休憩といたします。13時00分、1時ちょうどに再開いたします。            午前11時40分休憩   ───────────────────────────────            午後 1時00分再開 ○議長(藤原 充博君) それでは、再開いたします。  ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  5番、内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 内田雅人でございます。通告に従いまして一般質問を行います。  今回は、主に、これからの奥出雲町がどう進むべきか、目指す方向性についての提案です。持続可能な社会の実現が叫ばれていますが、その手段についてです。  まず初めに、まちの未来を変えていくAI活用による効率化について。  AIとは、人工知能の意味です。今、世界は第4次産業革命の中にあり、創造社会、ソサエティー5.0と言われますが、あと10年もすると自動運転の車がばんばん走るようになり、スマートフォンでいろんなものを遠隔操作するのが当たり前になると言われております。11月30日には、秋田県の上小阿仁村ですか、自動運転のサービスが本格運行したというニュースもありました。自動化、遠隔化、リアルタイム化がこの数年で一気に進むということです。デジタルの革新と人間の創造力によって課題を解決していく、デジタルの力で現実を変えていく社会が到来します。好むか好まざるかにかかわらずです。これをどう捉えるか。実は地域と自治体の最大のチャンスだというふうにも言われております。  シンガポールは国土を丸ごと3D化したバーチャル・シンガポールという取り組みが進んでいるようで、土地や建物を全て3D表示して、車の流れや工事の状況までリアルタイムに見れ、渋滞緩和や防災といった都市の問題の対策にまで活用が構想されています。3年後の2022年には自動運転のまちをつくるとしています。北欧のエストニアは、行政サービスを効率化するためにデジタル化に取り組んで、教育、医療、防犯、選挙までほとんどの行政サービスインターネット上で完結できるまでに進化させています。世界各国が行政サービスのデジタル化を熱心に進める中で日本はおくれているわけですけども、必死に今追いつこうとしているということです。  持続可能な社会の実現が言われていますけども、多様な地域で多様な暮らしを持続可能にするには、国も地方自治体も行政からのデジタルトランスフォーメーション、デジタル化による生産性革命ということですけども、その追求にしか答えはないと言われております。効率化を突き詰めるということです。民間では、インターネットとつながったあらゆるものがあたかも知能を持ったかのように情報収集と連携で最適を判断していくIoTが進みつつあります。  このIoTによって公共サービスも、施設の運営、インフラ、防災、上下水道、教育、介護まで人的負担とコストの低減が可能となります。今回横文字が多くてちょっとわかりづらいと思いますけども、なるべく、略しやすいので言ってしまいますけど、わかりやすく伝えたいと思います、訳を入れて。IoT、インターネット・オブ・シングスということですけど、先ほど言ったように、物のつながりで最適を判断していくということです。自治体こそ、IT、人工知能やIoTなどの最先端技術を活用して単純な事務処理に時間をとられない効率化が必要です。それによって職員の労力や時間をもっと付加価値の高い業務へ転換できて、それが住民サービスの向上に必ずつながっていきます。人手不足が解消される、そういった状況が生み出せるということです。  先行する自治体では、RPA、これはロボティクス・プロセス・オートメーションということですけど、コンピューター内にあるロボットですが、そのRPAによって業務自動化ができて、うちでいえば町民課ですけども、異動届の受理の業務の時間が6分の1に減ったと、入力ミスもほとんどなくなったということで、効果が出ています。税務や財務、また、健康福祉などの面でも毎年定例的に行われる業務へ導入する自治体がふえています。うちのように小さな町村単位でも導入が出てきていると。この第4次産業革命の創造社会の到来を地域と自治体のチャンスと捉えるか、今はまだ様子を見てと今までどおりか、他市町村の状況も踏まえながらというのがよく答弁でありますけど、そうではなくて、積極的に動くかというところで町の未来は大きく変わるのではないかというふうに思っております。奥出雲町の職員は、事務処理から企画やマネジメントへ、住民対応から住民との対話へ、委託から参加と協働へ、それが可能となります。デジタル化による生産性革命、それを追求して本当に時間をかけるべき業務、それに職員が力を注げるように進めなければならないと考えております。町長の考えを伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  内田議員からわかりやすく質問の説明をいただきました自治体におけるAI、人工知能やRPA、ロボティック・プロセス・オートメーション、ロボットにおける業務自動化の導入については、国の研究によりスマート自治体への転換として提言され、AIやRPAを導入した際の事務上の課題を整理されているところでございます。AIやRPAを業務に活用することは、議員御指摘のとおり、単純な事務処理の効率化が図られ、そのマンパワーをその他の業務に振り分けることが期待できます。  本町におきましても、平成30年度にRPAに関する勉強会に参加するなど情報収集に努めているところでございますが、定型的かつ膨大な作業量が発生する業務については、先ほど御説明がありましたように、優位性があり、規模の大きな自治体でより多く導入されているようでございます。今後の業務の効率化と導入に関する経費など検証を進めながら、令和2年度、少しでも実施に向けてできるように進めてまいりたいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) ぜひ取り入れていただきたいと思います。まずはそれを目指すかどうかだと思いますので、目指していただきたいと思います。  RPAの研修もされていると、平成30年ですか、ということですけども、国は、先ほど町長もおっしゃいましたが、スマート行政、行政スマートプロジェクトとして、自治体におけるAIやRPA、ロボティクスの導入プロジェクトを開始しておりまして、今年度RPAの導入補助事業の募集が行われております。中国地方で採択されたのは6団体、島根県は県と出雲市です。8月から事業着手されているようです。全国的に町村単位でも2つ町が採択されております。島根県のほうで県庁でRPAが導入されるように進めているということは、非常に大きなチャンスではないかなと思います。導入が各自治体で広がっていけば、AI、人工知能の精度が向上していくということもあるようですし、ぜひ早期に奥出雲町も県と連携して効率化を目指すべきではないかと思っております。その島根県での導入について何か情報はつかんでおられますでしょうか。副町長、どうですか。ないですか。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたしますが、何か情報をつかんでおるかということでございますが、まだ私のほうにはそういう情報は伝わっておりません。ただ、先ほど申し上げましたように、来年度は、多額な費用ではございませんが、幾分か税務課のほうで今導入の実施に向けて検討しているという報告は受けております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) わかりました。税務課のほうで検討を奥出雲町の税務課ということですね、検討されているということで、どうもRPAのほうは税務のほうがかなり一番取り入れやすいといいますか、作業効率っていいますか、時間削減が進めやすいという分野だということに聞いております。また、民間サービスも行われておりますので、自治体向けのサービス、さまざまな申請書類の入力を自動化することが可能のようです。これもこれまでと違うのは、システムの構築やソフトウエアのインストールというのが不要ということで、課題だった初期費用が桁違いに安くなっていると。今46自治体が利用しているようです。ぜひこのチャンスを捉えて積極的にAI活用して、職員の力をやはり本当に大事な業務に向けて住民サービス向上につなげていただきたいと思います。  次の質問ですが、関連してまいりますけども、新たな総合計画に、まちの未来を変えていく新たなグランドデザインを描いてほしいと思っております。先ほど申し上げました最先端技術と自然、文化、伝統が共存する魅力あるまちを目指す計画にしてほしいと思います。世の中には、やはり変えていくべきものがあり、また、変えてはいけないもの、なくしてはいけないものもあると思っております。どちらかに偏っては魅力あるまちにならないと思っております。共存をさせていく魅力ある総合計画であってほしいと思いますが、町長の考えをお聞きします。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。
     来年度から5カ年間における国の地方創生の基本的な方向性をまとめた新総合戦略の骨子が、先ごろ報道等で取り上げられたところでございます。その中で、議員御提案のAI、ロボット、ドローンなどの最先端技術を活用した自治体数を国は新たに目標値として設定するなど、労働力不足の解消や生活の利便性向上による地方の人口減少対策が盛り込まれているところでございます。  本町といたしましても、次期総合計画、総合戦略につきましては令和2年度において策定を行うこととしておりますが、最先端技術の活用についてどのような分野で活用していけるのか、十分検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 次期総合計画に最先端技術の活用を検討しているということです。最先端技術を取り入れたまちづくりを総合計画で示していただきたいと思います。  具体的なところで申し上げますけども、今、横田庁舎、仁多庁舎と分庁になっております。2つ目の質問になりますけど、私、書いておりますが、2庁舎方式をやめて、小さな拠点ベースで公共サービスの提供をICTの活用によって実現させる、ICT、通信技術を活用したコミュニケーション、それによっていろんなサービスができるわけですけども、ICTの活用によって小さな拠点ベースで公共サービスの提供ができないかと、それによって暮らしやすいまちづくりを計画していただきたいと思っております。逆に、庁舎に行かなくても身近で行政サービスが受けられると、どうしても庁舎がなくなると不便になるというイメージがありますけども、身近で行政サービスが受けられるっていうまちを目指していただきたいと思います。この点について町長の考えをお聞きします。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  現在の2庁舎方式につきましては、平成31年1月28日に奥出雲町行政改革審議会からの答申の中で、2021年度末を目途に町民の皆様にその方向性をお示しするよう御提言を頂戴しております。しかしながら、庁舎の活用、窓口対応など、さまざまな課題が出てくるものと考えられますので、課題解決に向け検証をしてまいります。  また、御提案のICTの活用につきましては、これまでもテレビ電話を活用した見守り事業を実施してきておりますが、先ほどもお答えをいたしましたように、今後、本町においてどのような分野で活用していけるのか、検討を行ってまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 町長おっしゃいますように、行政改革の答申が2021年の末までに方向性をその分庁舎方式、2庁舎の方式について示すという提言がなされております。これについては検討をするということですが、新しい総合計画にこういったことは盛り込まれないということでしょうか。それは確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  この件につきましては、今後十分検討して、またお示しをしたいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 盛り込むか盛り込まないかも含めて検討することでしょうか。はっきりしたほうがいいかなというふうには思います。方向性を示していただきたいと思います。庁舎も2つある状況で、2町合併なわけですから、奥出雲町、横田か仁多かということで、そういう話になると、やっぱりどちらかから反対が多くなるということが間々ありますけども、中学校の再編を考えたときもそうなんですけど、やはり反対を恐れていたら方針は出せないと思いますので、町としてこれは示すべきではないかと思います。それがなくなって不便になるということを、やはりそうではなくて、逆に身近に便利にしていくという方向性が出さればいいのかなと思います。  私は、奥出雲町の10年を例えば思い描いたときに、自然が変わらない状態であってほしいと思っておりますし、のどかな田園風景が広がって、受け継がれてきた伝統があって人とのつながりがあって心安らぐ土地でありながら、自動化によって農業にしても、いろんな分野で人手不足の解消とか運転手も含めてですけど、あと、移動手段の確保、自動運転によってそういうことがなされて、また、遠隔化、リアルタイム化によって最新の医療や教育がこういった僻地、田舎と言われるところでも受けることができる、自然に囲まれていい環境でありながら便利で住みよいまち、非常にそういうまちであれば魅力があると思っております。私は、そういったまちの映像を思い浮かべております。ぜひ明るい将来像がその総合計画で見えるように、そういう総合計画であっていただきたいと思います。町長が描かれるグランドデザインがあればお聞きしたいと思います。そういうちょっと映像にできるようなイメージがあれば、お聞きしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  将来的にわたって描かれるグランドデザイン、大規模な計画というようなことは、今ここで皆様方議員さんにお示しすることはできかねますが、長期間にわたって本当に遂行されるような壮大な図案や設計関係だというふうに思っております。今の仁多庁舎、この1庁舎に統合した場合に、もう入り切れない状況もございます。そこらもしっかり検討しながら、次期総合戦略に織り込むかどうかということは検討してまいりたいというふうに思っております。期間も残り少ないわけでございますが、しっかり議論して示したいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 町長と議員がこの本会議の場で、10年とか20年先のまちの将来像を示して議論し合うということは、私は大切なことではないかなと思いますし、理想でいいと思いますので、そういう絵があればまた示していただきたいと思います。  次、3番の予算配分のことですけども、総合計画に沿いましためり張りのある予算配分が必要だと思います。予算配分というと、住民もそうですし、各課もそうでしょうけども、引っ張り合いなところがありますが、予算、住民から反対が出るとわかっていても予算削減する分野があると思います。行政改革の答申では、公共施設の選択と集中が提言されております。  私は、それに加えて、道路や橋梁などのインフラもそれが必要ではないかなというふうにも思います。住民要望が多いわけですけど、我慢をお願いするところがあって、だけど、その分こっちを充実させますよというものがはっきり示せればいいと思いますが、それが何なのか、教育なのか、福祉なのか、防災なのか、どこにこの奥出雲町は予算配分、ぬきんでた部分をつくるのかということが真の総合計画だと私は思います。そのまちのカラーを出すということです。これについて町長の考えをお聞きします。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  予算編成につきましては、近年、地方創生を核として総合戦略に計上された事業に積極的な予算配分を行ってきたところでございます。特に子育て支援の充実や教育環境の充実は、少子化や人口減少に直結する施策として、また、他の自治体との競争に少しでも優位に立つための施策として実施した経過がございます。しかしながら、子育て世代などへの経済的負担の軽減は、各自治体が競い合って行ってきたことで自治体の財政状況を圧迫してきたことは否めず、本町においても例外ではございません。  本年開催をいたしましたタウンミーティングにおいても、町民ができること、そして役場ができること、一緒になってできることについて意見交換をさせていただきました。また、小さな拠点づくりにおきましても、自助、公助、共助の考え方に基づき、行政が一緒になって取り組むことが大切であります。将来を担う子供たちに負担を残さないよう、住み続けたいと思えるまち、住みたいと思うまちを目指し、議員御指摘のめり張りのある予算編成を行ってまいります。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 満遍なくやってどれも中途半端になるっていうのは私はあんまりよくないと思っておりますし、それであれば誰でもできるのかなというふうに思います。きのう一般質問の中で、明石市の子育て支援、非常に子育て世代が明石市に行きたがると、転居したがるということで、子育て支援の充実が注目されているということですが、そういったことだと思います。まちのカラーを出すということが非常に大事なのかなというふうに感じております。今、来年度の当初予算とか策定が進んでると思いますが、これまでも含めて今後も含めて予算配分にどうでしょうか、町長のカラーは十分出せておると思われますでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  カラーが出ているかということでございますが、今、若者世代、特に20代から30代が住んで子育てをしていただくような希望の持てるまちづくりにするために、しっかりと予算をつけるように指示はいたしているところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) わかりました。20代、30代という、特に女性ということを前回、前々回の議会ぐらいから町長よくおっしゃるようになったと思います。そこを手厚くしたいと、そういう方々をふやしたいという思いをぜひ総合計画にあらわしていただきたいと思います。  計画は立てるわけですけども、先ほどタウンミーティングという話もありましたが、みんなこのまちをよくしたいと思っていろいろ考えて動くわけですけども、要は頑張って努力をするんですけど、その努力の方向性が合っているかどうかということが非常に大事だと思いますので、合ってないことを一生懸命やってもあんまりやはり効果がないということです。その努力の方向性が合ってるかどうかというのは常にやっぱり見ていかないといけないと思います。先ほど町長のグランドデザインをお聞きしましたけども、理想とするまちの将来像というのをまずしっかり描いていただきたいと思います。それが見える総合計画にしていただきたいと思います。  それでは、最後の質問に移ります。  この秋の行楽シーズン、紅葉のシーズン、多くの方の来町がありました。観光スポットには他県ナンバーの車やバイクも多く見かけました。その中の一つに亀嵩駅があります。駅そばとして有名ですし、そのそばのおいしさにリピーターも多く、また、鉄道ファンや小説「砂の器」のファンが訪れる場所でもあります。奥出雲町の人気スポットだと思っております。しかし、この今の亀嵩駅の駅舎は非常に古くて、何年前に建てられたのかわかりませんけども、建物自体にひび割れが発生しておりまして、半分建物がずれたような感じになっておりますし、改札の床や柵もちょっとひどい状態です。ホーム付近の柱も根元が腐れている状況にあります。また、古いだけではなくて、私は、あの駅舎自体に趣がないと思っておりまして、特にトタン屋根を残念に思うんですけども、多くの観光客の目に触れるこの駅がこの状態かと前を通るたびに胸を痛めるわけですけども、ぜひ奥出雲ファンをふやすため、亀嵩駅の改築を問うものです。  以前、坂根駅と三井野原駅は改築されましたけども、9月の一般質問で私はJRの木次線存続のための施策強化として、新たな観光車両の導入、そして車窓景観をよくするための木の伐採を提案いたしました。廃線の話が出る前から存続へ向けてを打っていくことが必要だと申し上げました。その後、10月21日に行いました木次線活性化議員連盟の雲南市との合同研修会において、三江線の廃止に至るまでを見てこられたNPO法人江の川鉄道の森田一平さんを講師にお招きして、木次線存続に向けての活動に対して助言をいただいたところです。  その中でありましたのは、相手は民間企業で収益も考えなくてはいけませんから、幾ら社会性があるとはいえ、三江線のような決断も出てくるでしょう、だから存続のお願いだけではだめなんです、具体的な地元の熱意が存続につながるんですというお話でした。具体的な地元の熱意って何でしょうというふうに思いましたけど、やはり労力とお金をかけるということだそうです。目に見える形でということで、亀嵩駅の改装というのは、森田さんがおっしゃるこの具体的な地元の熱意に十分当てはまるというふうに思っております。JRへの大きなアピールになると思います。存続への熱意をJRに示して、さらなる奥出雲ファン獲得も狙って、ぜひ田舎の駅らしく趣のある、本当に近代的にすることは間違ってると思いますが、趣のある愛される駅舎に改装していただきたいなと思いますが、町長の考えをお聞きします。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えいたします。  亀嵩駅の駅舎は、昭和9年に建築され、旧国鉄の時代に合理化の一環で出雲八代駅などとともに昭和46年10月に町へ移管されたところでございます。その後、改築することなく修繕を重ねながら維持管理をしてきております。この亀嵩駅は、御承知のとおり、かつて映画「砂の器」の登場駅として知られ、今年3月にもテレビドラマ、リメークされた「砂の器」のロケ先としてテレビに登場しました。また、駅そばとして有名になっており、来訪者が多くございます。  御提案の駅舎の改築でございますが、鑑賞資源として活用する場合、観光は物語の消費と言われるように、「砂の器」のイメージを持って来訪される方とにとって改築されることは、これまで歴史を深めてきた亀嵩駅の持つ価値をなくすことにもなります。このため慎重な検討が必要と考えており、現時点では改築することは考えておりませんが、今後も木次線の利用者の安全確保には十分に留意し、しっかりと維持管理をしてまいりますので、御理解をいただければと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 亀嵩駅、細かいところで非常にいい味わいがあり、風情があると思います。ほとんど駅長の頑張りだと思っておりますが、駅の横にある郵便ポストも今や珍しい丸型のポストですけども、あと、屋根から突き出るまきストーブの煙突、亀嵩駅と右から書いてある駅の名前、ボードも、旧字体ですけど、すごいいい雰囲気だと思います。そういうのを失わないで、ただ、建物全体が古いっていうのもありますし、私は、あの屋根のトタンがちょっと残念で仕方ないんですけど、何かいい方法がないかなと思っております。もし大きな地震とかあると、ちょっと本当に危ないなというところもありますので、慎重にという言葉がありましたけども、ぜひこれは直さないといけないもんではないかなと思っております。  公共施設の管理計画に他の駅も含めて改築の個別計画はあるのか、ちょうど岸本室長おられますけども、お聞きしますが、特に老朽化が進んでいるのが八代駅、亀嵩駅、八川駅です。これについてお聞きします。 ○議長(藤原 充博君) 誰がやられますか。 ○議員(5番 内田 雅人君) いいですよ、どちらでも。 ○議長(藤原 充博君) じゃあ、岸本総務課長補佐。 ○議員(5番 内田 雅人君) いや、どちらでもいいです。 ○議長(藤原 充博君) どっちですか。町長ですか、どっちですか。  それじゃあ、勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  御質問の公共施設等総合管理計画は、公共施設の総合的な維持管理などの基本計画が述べられているもので、個別の公共施設の改築計画については記されておりません。したがいまして、他の出雲八代駅、八川駅の改築の計画も現在ございませんが、これまでも必要に応じて修繕により維持管理をしてきております。  ただ、一般論として、駅舎で切符販売の必要性も薄れ、無人駅の南宍道駅、幡屋駅、雲南市でございます、油木駅、庄原市などはバス停と同様の待合所が設置されているのみで、非常に寂しい限りでございます。このようなことにならないためにも、地域の住民の皆様には十分JR木次線の利用促進とともに、駅を拠点とした活動にも積極的に取り組んでいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 議員も駅を拠点とした活動に積極的にかかわっていきたいと思っております。出雲横田駅以外は町の所有ということで聞いております。またこういうのも必要になってくるかなと思います。  最後に、先ほど町長もおっしゃいますけども、亀嵩という地は「砂の器」ファンが訪れる場所だと思います。映画化も何度もされてファンも多いわけですが、亀嵩駅のシーンもありますし、好きな方には本当に聖地だと。ファンの方には聖地巡礼ということになるんでしょうけど、もうちょっとわくわくするようなファンを取り込む仕掛け、「砂の器」を利用した仕掛けができないかなと思っております。  道の駅酒蔵のトイレ側の入り口に「砂の器」コーナーといいますか、スペースといいますか、置いてあるだけという感じですけども、余り有効に使われてないと思うんですけども、例えば道の駅でもてあますなら亀嵩駅のほうでスペースをつくるとか、もうちょっと有効活用が考えられないでしょうか、これについてお聞きします。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  平成16年に撮影された「砂の器」のロケで使用された駐在所や小道具については、撮影後から平成19年までは玉峰山荘で、その後は酒蔵奥出雲交流館の道の駅で展示をいたしております。近年の交流館の年間入り込み客数は、平成29年度は11万7,000人で30年度は12万3,000人となり増加傾向が見受けられ、国道432号線の立ち寄りスポットとなっております。奥出雲酒造では、収益拡大を目指す中で販売商品も年々増加をいたしております。店内が非常に手狭になっている状況でございます。  このようなことから、撮影のセットを他の場所へ移動させ、議員から御提案をいただいておりますように、集客のために活用してはと考えます。「砂の器」は亀嵩地区の観光誘客のため大切な素材でございます。地域の皆様の思い入れもございますので、具体的な場所につきましては、亀嵩観光協会とも相談をさせていただきながら今後選定をさせていただきたいと思います。何かどっかそういうスペースがあれば、また議員の皆様から御提案をいただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。以上です。 ○議長(藤原 充博君) 内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) あの今の状態がちょっともったいないですので、酒蔵さんも客数がふえている中で、あそこのスペースが「砂の器」のスペースじゃなくて、もっと有効活用できる可能性があると町長の今お話だったと思いますが、ぜひ「砂の器」、貴重な亀嵩の観光資源だということですので、それも亀嵩駅だけではなくて、いろいろなことを検討していただいて有効活用に結びつけていただきたいと思います。  以上で私の一般質問を終わります。   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 次に、1番、田食道弘議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 1番、日本共産党の田食道弘です。私は、大きく分けて5つの項目について一問一答方式により質問をいたします。12月議会の一般質問は私で最後になりました。しかも、ことし最後の一般質問であります。新年につながる明快な答弁を期待しております。  まず第1に、非核平和のまちづくりについてであります。  旧横田町では昭和59年に、旧仁多町では昭和60年にそれぞれ議員発議によって非核平和宣言がなされています。旧両町の宣言を引き継ぎ、平成18年3月、奥出雲町議会に当時の岩田町長より上程され可決となり、同年3月31日付にて合併1周年を記念して非核平和の町を高らかに宣言しています。核兵器使用禁止が人類の存在にとって極めて重大な課題になっている今、その宣言を町民が再認識し、平和実現のための行動を起こすことがますます大切になっています。  改めて朗読いたします。非核平和の町宣言。世界の恒久平和は、人類共通の願いです。今、世界では、とうとい命や人権を脅かす紛争やテロなどの行為が繰り返され、また、核兵器をめぐる緊迫する情勢は世界の平和と安全に重大な脅威と危機を与えています。我が国は、世界唯一の核被爆国として、広島、長崎の惨禍を繰り返すことのないよう、核兵器の廃絶と恒久平和を全世界に訴えていかねばなりません。奥出雲町は、平和憲法の精神にのっとり、非核三原則を将来ともに遵守し、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶を全世界に強く訴えるとともに、次代を担う子供たちに戦争の悲惨さと平和の大切さを語り伝え、世界平和実現のために努力することを誓い、非核平和の町を宣言します。平成18年3月31日、奥出雲町となっております。  この非核宣言は、全国の地方自治体のうち、ことし3月末現在で92.1%にも上る1,647もの自治体が宣言しています。島根県内では、同じくことし3月までに14市町、通告書では町村と記載しておりますが、14市町の間違いでございます。14市町、県と合わせ15自治体、県内の75%の自治体が宣言しています。しかし、宣言はしたものの具体的な行動が伴わない自治体が多く、奥出雲町もその一つではないでしょうか。先月11月にはローマ教皇が来日され、被爆地、長崎、広島を訪問され、平和の大切さ、核兵器廃絶を強く訴えられ、日本中の人々がその挙動に注目し、感動を呼び起こしました。町長を初め全ての奥出雲町民が非核平和の町を改めて自覚し、核廃絶と世界平和実現のために具体的な行動をとるべきです。  旧町時代には、それぞれ看板などの掲示がなされていましたが、非核平和の町を宣言した13年半前より現在に至るまで何ら掲示されていません。まずは役場の庁舎か、国道沿線に大きな看板を設置し、町のホームページにもこの宣言をしていることをしっかりと掲載するなど、改めて奥出雲町の宣言を町の内外に公告するべきです。町長の所見を伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  本町では、平成18年3月31日に非核平和の町を宣言し、18年の広報4月号にて町民の皆様に周知しておりますが、その後、特段の広報は行っておりません。このたび議員からの御指摘を受け、早速、町のホームページ、12月2日でございます、宣言文を掲載をいたしました。  なお、看板設置については、近隣市町の設置状況などを含めた調査研究を行ってまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 私もホームページのほう先日拝見させていただきました。非核平和の町宣言、確かに掲載されておりますけども、ネット検索をしてもなかなかたどり着きませんでした。そういう点では、もっとホームページを改善してといいますか、ぱっと見れば奥出雲町はこの宣言をしてるんだという、大切な宣言ですので、そういう改善を求めたいと思います。町長の所見を伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  ホームページ等でもう少しわかりやすくということでございますが、しっかりまた担当と協議を進めてまいります。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 2つ目でございますが、日本非核宣言自治体協議会、こういう団体があります。これに加入すべきであります。全国では、ことし3月末現在で341の地方自治体が加入され、日本全国で、また、世界各国に向けてアピールの共同発信、会員自治体の人材育成や平和活動支援に取り組まれています。島根県内では、永井隆博士にゆかりの深い地である雲南市が加入されています。この組織は、全国の非核宣言自治体が互いに手を結び合い、この地球上から核兵器が姿を消す日まで核兵器の廃絶と恒久平和の実現を世界の自治体に呼びかけ、その輪を広げるために努力することを趣旨に設立されました。事務局は長崎原爆資料館に置かれています。町長の所見を伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  日本非核宣言自治体協議会には全国で342の自治体が加入され、先ほど議員御説明された県内では雲南市が加入をされております。当協議会からは毎年加入の案内がありますが、県内で唯一加入されている雲南市へ状況を確認したところ、これも先ほど議員御説明なされた永井隆博士が長崎市と御縁があり、加入された経過があるようでございますが、近年、当協議会が行う各種事業への参加もない状況であると伺っております。このことから、加入する具体的なメリットや必要性は低いと判断し、加盟を見送っておるのが現状でございます。今後も、戦没者追悼式などの平和に対する取り組みを継続するとともに、協議会への加入については県内の動向を見守ってまいりたいと考えます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) ヒバクシャ国際署名に賛同し、協力すべきであります。こういった署名が今全国的、国際的に出ております。3年前の2016年4月に国内外の被爆者により始められた署名であります。速やかな核廃絶を願い、核兵器を廃止し、廃絶する条約を結ぶことを世界の全ての国に求めるものであります。集まった署名は核兵器禁止条約が今議論されている国連総会へ、来年2020年まで毎年届けられております。日本非核宣言自治体協議会に加盟する全国の自治体では、この署名に賛同し、さまざまな形で協力されています。雲南市もホームページに掲載をされております。町長の所見を伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  本町では、平成29年6月にヒバクシャ国際署名に賛同し、署名を提出しております。これは、核兵器廃絶を願う広島市長、長崎市長からの呼びかけに対し、趣旨を理解し、賛同したものでございます。なお、私自身が平成29年6月に署名しておりますので、改めての署名は現在考えておりません。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) さて、雲南市は世界平和を訴え続けられた永井隆博士のゆかりの深い地として、「『平和を』の都市宣言」を奥出雲町より少し前の平成17年11月に行っています。永井隆平和賞設立核兵器禁止条約の早期実現を目指す市民署名活動、ヒバクシャ国際署名について市民への紹介など、さすがに積極的な取り組みが展開されています。先ほど町長からありましたけども、決して消極的な形ではない、積極的な取り組みをされていると評価するものであります。来年は被爆75周年という大きな節目であります。また、国際的なスポーツの祭典が日本で開かれ、世界から日本が注目される記念すべき年であります。この際、町長、町当局におかれましては、非核平和宣言の町を自覚し、奥出雲町の平和に対する創意あふれる取り組みをさらに進めていただきたいと思います。  第2の質問に移ります。第2の質問は、子供と学校について住民ぐるみの協議開始についてであります。  人口減少、とりわけ子供たちの減少によって学校教育についてもあり方が問われることとなり、町当局は学校再編計画を公表し、住民に説明を行い、住民からは非常に多くの意見が噴出しました。予期せぬ事態から住民協議は現在中断していますが、今回の一連の事態は、子供たちの教育のあり方を改めて問い、小学校を統廃合するか、存続するか、学校が地域の機能維持、地域経済再生、衰退、人口減少に果たす役割はあるかなど、学校の存在そのものが住民にとって極めて重大な存在であることを改めて気づかせてくれました。  学校再編は、各地区にとって、また、町全体にとっても極めて重大な問題であります。これは教育分野にのみとどまるものでもありません。これは既に統廃合を進めている他の全国の自治体の状況を見ても明らかであります。学校、家庭、地域が一体となり子供たちを育む体制をつくる必要があります。小学校の再編方針では、現在中断してるものの、今後は地区ごと、小学校の校区ごとに協議会を設立し、それぞれの地域で廃校を認めるか、存続するかの結論を出すよう方向づけられています。地域性や地域の事情は当然あるので各地域での協議は必要でありますが、町や教育委員会が奥出雲町全域、全町民に呼びかけタウンミーティングの教育版に取り組み、町を挙げて意見交換や提案を交え合わす住民ぐるみの協議を開始することを提案いたします。町長の所見を伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。
    ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  議員から御指摘のありました学校、家庭、地域が一体となり子供たちを育む体制をつくることは、論をまたないところであると認識をいたしております。今年開催をいたしましたタウンミーティングにおいても、教育は関心をお寄せいただいたテーマであり、教育版タウンミーティングにつきましては、テーマや開催方法などを考慮に入れながら検討をしてまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 日本一の子育て村を目指している邑南町では、地域とともにある学校づくりを進める教育委員会が、学校と家庭、地域が一体になって子供たちを育む体制をつくろうと300人委員会を企画し、10月19日に第1回を開催しています。会合には、各学校や公民館が声がけした470人のうち、高校生など10代から80代までの町民約200人が参加して熱心に語り合ったと聞いております。第2回はおととい行われたようでございますけども、大勢の町民が参加してさらに突っ込んだ議論が行われたようであります。同様に、奥出雲町でもぜひ取り組むべきだと思います。改めまして再度町長の所見を伺いたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  やはり教育に関しましてしっかりと話し合いの場をつくるために、学校、家庭あるいは地域が一体となって取り組んでまいりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 第3の質問です。安心・安全な学校給食、幼児園給食についてであります。  現在、町内の小・中学校の給食には、米飯には仁多米の減農薬米、エコロジー米が使われ、また、仁多地域では週1回、横田地域では週2回のパン食では、全量が国産小麦、うち2割は県内産小麦を原料としています。牛乳は地元で搾乳された生乳を供給している雲南市の業者の低温殺菌牛乳、パスチャライズ牛乳であります。野菜類については、地元の食材使用の課題が多く、まだ不十分ではありますが、学校給食全般で安心・安全なふるさとの食材を生かし、地域内自給を意識した取り組みを行われております。このすばらしい取り組みを子供たちや保護者に理解してもらうよう、また、食農教育の一環として啓発に取り組むべきではありませんか。宣伝が足りないと思います。副読本の作成など啓蒙が必要です。町長の所見を伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  来年度から実施される10年に1度の小学校の学習指導要領の改訂を踏まえ、地域のことを学ぶ小学校3年、4年生の社会科副読本の編集作業を現在行っているところでございます。この中で、3年生の「奥出雲町の仕事とはたらく人」の単元では、児童の生活に身近な学校給食への関心をきっかけに、奥出雲町でつくられているもの、その中でも、地域を代表する産業として米づくり農家の仕事を取り上げ、米づくりカレンダーや農家仕事、おいしい仁多米にするための工夫や農家の人の話など、子供たちは地域が誇る仁多米のことを学んでいくことを検討をいたしております。議員御指摘のあった安全・安心な学校給食を通して、食育・食農教育の一環にかなうものであると考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 副読本の作成を準備されてるということで、その中で仁多米について述べられるということでありますけども、私が質問しましたことについては、学校給食の中でそういったものを実際に提供して食べてもらっている、あるいは牛乳も地元産のものが含まれてるもの、低温殺菌のすばらしい牛乳を飲んでると、そういうこともできればちょっと触れていただくといいなと思います。  さて、幼児園では、昼食については、主食は米飯がほとんどであるようであります。通告書の中には白米は各家庭より持ち込みとしておりましたけども、若干違っておったようでございます。訂正させていただきますが、白米は地元産のものを使っておられるようであります。時折あるパン食については、輸入小麦を材料とする市販のパンを利用されているようであります。子供たちの健康を支えるために、より安全な国内産の小麦を原料とするパンへの切りかえが必要だと思います。町長の所見を伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  食事は児童の成長の根幹となることから、安全で良質な食品を提供することは大変重要なことと認識をしております。幼児園の主食については米飯が基本となっており、これまでの経過から園によって異なりますが、家庭から御飯を持参する園や主食費で地元産の米を購入し自園において炊飯されている園がございます。また、月に1回から2回程度パン食の日を設けられております。  パン食材の購入につきましては、5園が本町の学校給食に提供実績のある店舗や自社でパン製造をされている店舗から購入されており、原料の小麦粉は国産を使用されております。他の2園は原料の小麦粉を購入され自園において調理を行い、1園は市販のパン食材を購入されております。各幼児園に対しましては、より安全な食品の提供のため、御指摘をいただいた点を含め情報提供をしてまいります。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 島根県内の小・中学校における給食用パンの小麦粉は、15年前の平成16年度より、それまでの外国産から国産小麦に切りかえられています。当時の県の資料によりますと、できるだけ安全で安心できる材料を使用した給食提供を行う一環として、国産小麦に島根県内産小麦2割をまぜ提供すると改善をされております。アメリカやカナダでは、小麦の収穫直前に刈り取り作業を効率化するために、ラウンドアップなどのグリホサート系除草剤を小麦の茎や葉、麦の穂に直接散布されています。日本では、この使用方法は農薬の登録上認められておりません。最近になって農薬残留成分の分析結果をもとに、輸入小麦を材料とするパンには、基準範囲ではあるものの健康被害を生じる可能性のある物質が残留している場合が多いと指摘されています。国内産の小麦粉を材料とする給食パンは、全国的にはまだまだ少ない状況にあります。島根県の取り組みは、外国産小麦の危険性が具体的に明らかになる以前より行われており、先見的で特筆すべきものであります。  同様に、学校給食や幼児園の食材について、食の安全性確保の視点から点検、指導し、改善していくべきであります。つまり小麦の問題だけでなく、そういう安全性確保ということで点検、指導、改善をどんどんやっていくべきではないかということで、町長の所見を伺いたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) どうですか、通告にないですけども。(「ちょっと休憩」と呼ぶ者あり)  じゃあ、しばらく休憩いたします。             午後2時16分休憩   ───────────────────────────────             午後2時17分再開 ○議長(藤原 充博君) 再開いたします。  勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  各幼児園等につきましては、より安全な食品の提供のため、御指摘をいただいた点を含め情報提供を今後してまいりたいというふうに思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 第4の質問に移ります。補聴器購入時の医療費控除についてであります。  我が国全体が超高齢社会を迎え、加齢によって難聴になり、生活に支障を来すため補聴器が必要な方がふえています。70デシベル未満の極めて低い聴力であれば、身体障害者の認定を受け、補聴器購入費の助成金を受け取ることができます。しかし、中程度から軽度の加齢性難聴者の補聴器購入には助成金がなく、より性能の高い補聴器購入のために少しでも負担を軽くしたいという声が高まり、昨年度から補聴器の税制上の優遇制度が新しくなりました。一般社団法人耳鼻咽喉科学会の認定する補聴器相談医が補聴器適合に関する診療情報提供書により、補聴器が診療等のために直接必要である旨を証明していれば、一般的な支出水準を著しく超えない金額を医療費控除の対象にすることができるようになりました。  実は、これまでも医師等による診療や治療を受けるために直接必要なものであることを前提に補聴器の購入費は医療費控除の対象になっていましたが、より手続が簡単になりました。補聴器の性能は目まぐるしく進化しているものの非常に高価なため、その購入と利用をちゅうちょされることが多いのが実態であります。また、せっかく改善されたこの制度を知っている方、利用する方はまだまだ少ないようであります。本町でも高齢者などの日常生活支援や認知症予防の支援のために、この制度を大いに活用して補聴器の購入と利用を積極的に支援していくべきです。町の広報や税務相談などの機会を捉え、この新しい制度の周知を積極的に行うべきであります。町長の所見を伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  補聴器の購入費用は、医師などによる診療や治療のために直接必要なものであれば医療費控除の対象となります。医療費控除の制度に変更はありませんが、これまでは医師などによる診療に必要かどうかの判断をするための資料として、医師の診断書や意見書などがありました。平成30年度に一般社団法人耳鼻咽喉科学会補聴器相談医が診療などに直接必要である旨の証明をした補聴器適合に関する診療情報提供書が資料として定められ、厚生労働省などから承認されております。これまでの診断書なども引き続き使用できますが、補聴器相談医が証明する診療情報提供書も資料として活用できます。  補聴器等の医療費控除については、これまでと同様に、医療費控除のお知らせの全戸配布や確定申告前の「申告の手引き」に仁多、横田両庁舎への配置による情報提供を行いながら、電話や窓口、申告相談で気軽に御相談いただけるよう今後も取り組んでまいります。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 例えば医療費控除の説明書類、これはインターネットでとった分ですけども、これよりちょっと大きい判だと思うんですけども、税務相談のときとか、あるいは大東税務署のほうに置いてあるチラシであります。「医療費控除を受けられる方へ」というチラシを毎年つくられております。これ読んでみますと、非常に難解な表現がされております。補聴器購入費も控除対象になるよう記されてはおるんですけども、この本当の意味が理解されない、なかなか読んでいて意味がとりにくいというふうに私は見えます。より親切でわかりやすい説明文章の作成や相談時の対応を行うよう、先ほど町長からの答弁にもございましたけども、そういったように税務担当者への指導とか、あわせて国税庁のほうに向けて要請も行うことが必要ではないかと思います。提言をさせていただきます。  町立病院には、この制度利用に欠かせない、こういった分ですけども、補聴器適合に関する診療情報提供書という4ページに及ぶものですけども、そういう書類があります。これを記入できる補聴器の相談医が在籍をされています。認定補聴器技能者が在籍する認定補聴器専門店と連携をして、住民の医療費控除に該当する補聴器購入を支援するべきではないかと思います。身体障害者に認定される難聴の方への配慮、これは今までも行われてきましたけども、中程度までの難聴者への補聴器購入支援も大切です。所見を伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  奥出雲病院の耳鼻咽喉科の外来診療は、他の医療機関などから派遣していただいています3名の非常勤医師が診療に当たり、うち2名が島根県の補聴器相談医として登録をされております。また、補聴器についての外来については、木曜日に認定補聴器専門店の技能者が病院で医師と直接情報交換や指示を受けながら患者への対応を行っております。  御質問の医療費控除の対象であることを証明する文書に当たる補聴器適合に関する診療情報提供書については、記載する内容が多いため、医師の事務作業量も考慮しながら独自の様式を検討して、税務署と協議してまいりたいと考えております。さらに、補聴器外来を担当される補聴器業者に相談を受ける際に、医療費控除についても説明していただくよう依頼をしてまいります。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 認知症の予防の有効な手段として、加齢性難聴者の補聴器使用が注目されています。国においても、国立研究開発法人日本医療研究開発機構による聴覚障害の補正による認知機能低下の予防効果を検証するための研究事業も始まっています。全国では、障害者手帳を持たない高齢者の補聴器購入の助成や補聴器の現物支給に取り組む自治体が東日本を中心に広がりつつあります。一例を紹介しますと、東京都江東区では、区内8カ所の耳鼻咽喉科で補聴器を受け取るための無料検診を実施し、補聴器が必要と判断された際には、その場で補聴器現物を無料で支給しています。区が支給した補聴器の調整は、毎週1回、区役所で認定技能者が無料で実施しています。  奥出雲町においても多くの加齢性難聴者がおられます。西日本の先陣を切って高齢化社会を安心して過ごすために、補聴器の購入費助成や現物支給に取り組むべきではないでしょうか。これは通告はしておりませんけども、もし意見がございましたら町長のお考えをお聞かせください。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  通告外で勉強しておりませんが、しっかり病院等と連携をとりながら対応策を検討してみたいというふうに考えます。以上です。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 5番目、最後の質問であります。老健の過重労働解消と今後の施設展開についてであります。  介護職員、看護職員は全国どこでも不足し、過重労働が常態化しています。安倍首相は、処遇改善加算の創設など待遇改善により介護職員の人手不足や過重労働を解消するよう新たな手だてを打ち出したとしていますが、現場では、書類作成や仕事のかけ持ち、兼務がふえるなど、改善に踏み出せない状況にあります。通称老健、すなわち介護老人保健施設介護保険制度において明確に位置づけをされています。本来は介護施設の中では中間施設として位置づけられていますが、介護度の高い方や長期間利用者も多く、本町の重要な介護施設として機能しています。しかし、特に最近では、施設に勤務する職員の離職、転職が多く、残った職員の受け持つ利用者数や労働時間はふえる一方です。このままだと健康を害する職員や離職者がさらにふえ、施設内のトラブルがふえる可能性をも否定できません。  そこで、お聞きしたいと思います。老健などの介護施設職員の過重労働の実態は把握されていますでしょうか。続けて、老健の人員基準は満たしているでしょうか。待遇改善と人員補充の実効策は立ててありますか。そして施設老朽化による老健の存続、移転新築など今後の計画策定が急務でありますが、決定していますか、町長の所見を伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  まず、1点目の老健などの介護施設職員の過重労働の実態を把握しているかについてお答えをいたします。  いずれの介護施設においても、人員基準を初めとして介護保険制度の基準に沿って運営しておられます。介護職員の離職者が多く、また、採用が予定どおりにできないため、介護人材の不足により人員に余裕のない事業所が多いことは承知をしておりますが、労働環境実態の把握も含めて、今後、介護サービス事業者の皆様と意見交換の場を持ちたいと考えております。その中で、事業者と町が一体となり、介護職の皆様が生き生きとやりがいを持って働ける魅力ある職場づくりにつながる取り組みを検討してまいりたいと考えております。  次に、老健の人員基準は満たしているか、待遇改善と人員補充の実効策は立てているかの御質問にお答えをいたします。  奥出雲介護老人保健施設につきましては、人員基準は満たしております。しかしながら、年休の取得が十分でないというふうな報告は受けております。処遇改善につきましては、本年10月から始まった特定処遇改善加算を12月から加算するための届け出を行っており、待遇改善につながると考えております。  人員確保につきましては、今年度、若手職員を採用されておりますし、来年度も新規採用予定者があると聞いております。町といたしましては、他の事業所も含めまして奥出雲町介護人材確保対策奨励金制度を設け、U・Iターンの介護事業所への就業を支援しております。また、現在、地域包括ケアシステム医療介護連携部会において、人材確保の分科会を定期的に開催し、町内介護サービス事業者の皆様と本町の介護人材確保策について協議、意見交換をしております。今後も、実効性のある人材確保策を町全体で取り組んでまいりたいと考えております。  ちなみに、奨励金のU・Iターン者の推移でございますが、平成28年度はIターンで1名、29年はIターンで1名、Uターンで2名、計3名、平成30年度Iターンで1名、Uターンで2名、計3名、令和元年度ただいま現在でございますが、Iターン4名、Uターン1名、計5名の人材確保がなされております。  そして最後の御質問でございます。施設の老朽化による老健の存続、移転新築など今後の計画策定が急務だが、決定しているかとのことでございます。これにお答えをさせていただきます。  現在の奥出雲老健の一部は、旧仁多病院施設を改修して運用しているため、耐震基準に適合していない部分がある上、老朽化が著しく、毎年修繕費を計上している状況でございます。改修が急務となっているところでございます。  今年度から、仁多・よこた両福祉会、奥出雲病院、そしてリハビリ学院、町による奥出雲介護老人保健施設在り方検討会議を開催し、これまでに計5回の会議、2回の先進地視察を実施してまいりました。老健がこれまでに果たしてきた役割を検証するとともに、介護を取り巻く情勢を分析し、今後求められる施設機能などについて協議、意見交換を重ねてまいりました。近日中に会議の検討結果をまとめ、議員の皆様を初め各方面の方々の御意見をお聞きした上で、これを踏まえて整備方針を決定したいと現在考えておるところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) いずれにしましても、介護現場を中心にして非常に厳しい状況でございます。国の働き方改革もございますけども、せめて有給休暇も、5日以上という数字のようですけども、これぐらいは必ずとれるように改善をしていただきたいと思います。  質問は以上でありますが、町長と執行部には、住民の切実な思いや願いを大切にしていただき、住民本位の町政の実現のためになお一層努力され、ともに新たな時代を切り開くことを強く求めまして、私の一般質問を終わりたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員に一言申し上げます。先ほど通告では一問一答方式となっておりました。しかし、まとめて質問されました。できるだけ自分の時間配分を考えられて、できる限り一問一答方式を貫いてください。以上であります。 ○議員(1番 田食 道弘君) はい。失礼いたしました。   ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 充博君) 以上をもちまして本日の会議日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでした。             午後2時39分散会   ───────────────────────────────...